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はてなキーワード: 自己嫌悪とは

2016-03-20

仕事が辛くてすぐに泣いてしま

今の部署での仕事が苦手で、移動する前から不安はあった。

しかし、漠然と辛くて、今月に入ってから5回くらい職場で泣いている。

金曜なんて、ミーティングで泣いてしまい家に帰った後まで合計3時間くらい泣き続けていた。

今までむしろほとんど人前で泣かない方だった、というか滅多に泣かない方だったので、自分でも戸惑っている。

こんなに泣いたの、小学生ときペットハムスターが死んだ時以来だ。

別に理不尽なことを言われるわけでなく、周りは頑張っていて、いい人ばかりなのに、

自分は逃げてばかりで実績もだせず、自己嫌悪ばかりしている。

何が辛いかも自分説明できない、どちらを向けばよいかわからない、ほんとうに漠然と辛い状況で恐い。

辛い状況に対しては、

とりあえず、どんな状況であっても、目的を持って活動すること。

そこから始めていく。

あとは、せめて人前で泣くのをやめたい。

ミーティングで涙が条件反射的に出てきてしまって、こらえきれない。

周りは気を使って普通に接してくれているが、これ自分じゃなかったら絶対ウザイので止めたい。

これ書いてても涙出てきた。どうやったら泣かなくなるんだろ。

2016-03-18

寝てたら寝取られて寝取った人間自殺した

自分→35歳男。嫁の実家暮らしてる。婿養子

嫁→32歳女。専業主婦。見た目地味。

母親→年齢は忘れた。嫁父より少し上。ものすごく美人

父親→52歳。人望厚いエリート。なのに人に優しくておおらか

嫁を、嫁の父親寝取られた。

その日俺と嫁は、ささいなことで喧嘩してた。喧嘩内容は関係ないから省略。お互い次の日仕事で、寝る前の喧嘩だったから話し合う間もなく寝る流れに。

いつもは俺と嫁で二人で一部屋、嫁父親と嫁母親も二人でひと部屋で寝てるんだけれど、嫁がいっしょに寝たくないから居間で寝るとか言い出す。さすがに居間で寝て風邪引かれると嫌だから、俺が居間で寝ると提案して居間で寝た。

朝起きたら、いつも通り食事は用意されていたんだがなんか微妙雰囲気。嫁母親と嫁が無言でダイニングに座ってるし、いつもこの時間には起きてる嫁父親もいない。嫁目が真っ赤。

何があったか聞こうにも、あまりムードが暗い。もしかしたら嫁父親事故でも起こしたのかとか寝起きの回らない頭で必死に考えて、とにかく話を聞いて嫁の支えになろうって思って、それとなく聞いた。

父親レイプされたって答えが返ってきた。

母親レイプって単語を聞いて号泣。俺呆然。頭がついてかない。

時間感覚めちゃくちゃで、どんくらい時間たったかからないけど、少しして?嫁父親居間に入ってきた。

居間に入ると同時に嫁父親土下座。頭砕けるくらいに床にガンガンして泣きながら謝られた。そっちよりも、嫁母親が嫁を抱きしめてすごい顔で嫁父親を睨んでたほうが印象的だった。俺は呆然思考完全にフリーズ

いやフリーズしてないか。なんか別世界出来事というか、ドラマでも今どきこれはないなーとか考えてた。

とりあえずぼーっとしながらも、嫁と嫁母親和室に移動してもらってから居間で話をしようと居間に戻った。とにかく何があったのか、訳とか聞こうと思って居間に戻ったら、自然と嫁父親殴ってた。もうフルオート自分が何したかもわかってなくて、殴った後無表情でぼーっとしてたらしい。

で、話を聞いた。

父親と嫁母親はずいぶんセックスレスだったらしい。誘っても母親が拒んだとかなんとか。嫁父親は性欲の発散にずっと風俗通いしてて、その日も嫁と同い年くらいの人に抜いてもらった。で、ここからが本当に意味からないんだが、泥酔していて風俗嬢が家に泊まりに来たと思いこんで娘を犯したそうだ。

泥酔俺したことなからからないんだけど、そこまで酒って訳わかんない勘違いとか誘発するもんなの?泥酔してると娘すら顔でわかんないもん?

明らかにとってつけの説明だろこれとか思ってたけど、嫁父親全部本音で話したとのこと。で、土下座で何時間謝罪されたうえに、嫁にも嫁母親にも土下座祭り。嫁すげー怖がってんの。完全にトラウマになってて、俺抱きしめることしかできない。

で、それだけならさ、離婚して慰謝料ふんだくるか警察通報とかして3人で生活してくとか出来たんだろうけど、

その日の夜嫁父親自殺

もうさ、真偽も確かめようがないし、確かめても意味ない。

しかも、元々家族皆にいつも優しくしてくれて、どんなに辛いことがあってもそれを見せずに家族サービス自分の稼いだお金全額を家族のためだけに使ってくれて、嫁の家事仕事残業続きの時にも手伝ってくれて、俺の唯一の趣味ランニングも、そのこと話したらトレーニングメニューかいっしょに調べて考えてくれた。

そんな嫁父を憎んでしまって、でも憎んでる自分は小さい人間じゃないかとものすごい自己嫌悪に襲われる。嫁父優しいからどうしても自分が許せなくて自殺したんだな、とか。でも逃げるのは卑怯だろ生きて償え、とか。たった1回の過ちを許せなかった自分が嫌だ、とか。許した方が良かったのかな。俺のせいで嫁父死んだんじゃないかとか。その場で許した方が良かったんじゃないかとか。

でも、嫁は未だに引きずってる。犯されたことのショック半端じゃないのか、俺や嫁母が体に触るのも怖がるようになった。

嫁のそんな状況見てると、憎むべきなのか迷ってる自分がどうしようもなく嫌だ。

どちらにせよ、俺さ、俺の家庭すげー好きだったんだよ。

もうぐちゃぐちゃで、許すとか許さないとかわけわかんなくなってて、もう戻れないってことが一番苦しい。

これから俺、どう生きればいいんだろう

どう生きてもつい一週間前の幸せからどんどん遠ざかる気がする

寝れない

2016-03-08

それでも私は不自然育児をする



育児しんどいと言うと

もっと肩の力を抜いていいんだよ」

自然体で育児をすればいいよ」

「お母さんが笑っていれば子供幸せなんだから


という人がたくさんいる


もちろんそれは

もっと気楽に」という意味

こちらを慮ってくれているということも

優しさから言葉だということも

理解できる

でも私はそれでありがたい気持ちにはならないし

とりたてて気が楽になったりすることもない


だって

こんなにも自分勝手な私が

「肩の力を抜いた自然体」で育児たからといって

私が心から楽しくて「笑っていられる」なんて思わないもの


私が自然体なんかで育児をしたらこどもが死にます



死なないかもしれないけど、

たぶん幸せなこども時代ではなくなります




私が自然体で育児をしたら

私が大好きな香辛料いっぱいの外食に連れ回されて

アルコール香辛料いっぱいの母乳を与えられます

なんなら酔いつぶれて

泣いても母乳すら与えられないかもしれません


私が自然体で育児をしたら

めんどくさいので子どもの体を洗ったり

掃除をしなくなります


私が自然体で育児をしたら

お笑い番組でも見てる時ぐらいしか

自然笑顔になりません


私が自然体で育児をしたら

子どもが話しかけてきても

適当な返事をしたりしながら

スマホを見てると思います


私が自然体で育児をしたら

子ども気持ちを考えたり、

今後の将来について真剣に悩むことな

「今週のロンハーもっかい見るか…」とか

思いながら過ごしてしまったりしま


私が自然体で育児をしたら

子どもがムカつく行動をとった時に

いきなり怒鳴りつけるか

手を上げるでしょう


私が自然体で

育児をしたからって

私がご機嫌に

ニコニコできるわけないんですよ



自然体で子育てする=ストレスがたまらない」




そんなわけない


私が自然体で育児したら

ひどい罪悪感と

ひどい自己嫌悪に陥って

子ども申し訳なさすぎて

悲しくなって

ひたすら辛くなると思う


私は子どもと一緒に

しあわせになりたい

私だけがラクになりたいわけじゃない


しんどくても

ストレスいっぱい溜まっても

自然かもしれないけど

頑張りたいのです


から私は今日

低い地声とボソボソしゃべるのをやめて

自然な高い声を出して

目を見て向き合って話すんです


自分全然面白くない歌も

楽しそうに歌って笑うんです



しんどくない育児なんてないんだから

しんどいって言ってもいいし

言えるようにな世の中になってよかったなと思う



しんどいよね

肩の力が入るよね

自然体になるよね

頑張ろうね育児

たまに寝る前に

今日はしんどくなかったな」という日もあるもんね

店長から自分だけやんわり否定され続けている気がしてるんだけど被害妄想かもしれない

自分の一挙手一投足が他人から異様に見えるのではないか、という気がして、

こわばってますます自然になる

こうなるともうほんと辛い。自己嫌悪ループに陥る。

あーーーー働きたくないでござる

ほんとは苦手な現場で働いてること自体けっこう偉いと思うよ

文系から体育会系の人たちとは波長合わないしってのも辛いし

あーーーーでもこれもいいわけだよね言い訳

でも自分は実力ない(アンバランス?)のにもっと高いところを目指してるし、ギャップに苦しむ

自己嫌悪自己嫌悪を呼ぶ。毎朝憂鬱

2016-03-03

批判的をベースにしたコミュニケーション

http://togetter.com/li/944943

アニメ批判されたら、アニメ嫌いになりましたみたいな話を見て思ったこと。

「アタシが好きなもの批判するヤツは私を批判している」的な錯誤が生じてるんじゃないかな。「誰かの意見」と「誰か自身」を混同してりまうのは言語が原因か、習慣が原因なのか。自分もよくあるし、正しい思考がわかっていてもそう考えることができないときがあって、口では「ご意見ありがとうございます、とてもためになります意見を聞かせてもらえるとうれしいです」なんて言っておきながら心はボロボロになっているときがある。批判対象を取り違えてしまうのは文字通り致命的バグだな。

なんか、雰囲気的に「批判ダメ」みたいのがあるけど、まあ原則的にはわかる。誰も傷つかないやさしい世界到来を待ってるわけだよな。それはわかる。自分は良く愚痴を言ったり第3者を批判することが止められなくて人間を壊してしまったことがある。わかっていても止められない。批判してからしまったと思っても止められない。批判快楽になってるんだ。そして批判的な自分自信に批判的になって自己嫌悪に陥って苦しむ。

ああ、つらい

2016-03-02

黙り込むなという人への対処

http://lllagoon.hatenablog.com/entry/2016/02/20/151039

http://topisyu.hatenablog.com/entry/2016/03/01/113701

これ読むと質問者に責められてると思ってるから黙るとか質問者が信頼されてないから黙る人が多いようだが

自分場合相手いくら善人だったとしても(むしろ善人な方が)

こんないい人に変なこと不確かなことを言ってはいけないという思いが強くなって質問者が責めなくても自分自身が責めるので

結果的に考える時間が長くなって推敲ばかりで考えがまとまらず結果として黙り込んでしまってたな

うっかり間違ったこと答えたり誤解与えるような表現になってて迷惑かけて後悔して自己嫌悪に陥ることがまれによくある

から黙ってほしくないなら間違えてもいいし間違っても大して影響ない分野に限定してお前の意見なんかどうでもいいという姿勢をはっきりさせて質問してみるのも一興

あと昔自分も黙り込んでたが「無視するな」「なんとか言え」「黙り込むな」とよく言われたのでどんな質問でも黙らず第一声はとりあえず「わかりません」と即答する習慣を身に着けた

信頼できない質問者に黙り込むなと言われたらこんな奴ならでたらめな答えでもいいやという気持ちを持つと答えやすいんじゃないかと思う

2016-02-28

青二才の行動パターン 「称賛の要求」「注目喚起」「権力争い」「復讐」「無能証明

先日発売開始された「幸せになる勇気」を今読んでるんだけどね。この中に「子供問題行動」には五つの段階があるって書いてあったのね。それがとても興味深い

1「称賛の要求」つまりもっと褒めてくれという段階。そのためにいい子を演じたりする。あるいは親や教師の言うことにとにかく従おうとする。



2「注目喚起」せっかく褒めてもらえるための行動をしたのにそれが達成されたなかったとき、褒められなくてもいいからとにかく目立とうとする。積極的な子の場合ルールを破ったりいたずらをして注目を得ようとする。消極的な子は学力が異様に低下したり忘れ物を繰り返したりしてできない子を振る舞う




3「権力争い」

注目を集めようとしたのにそれでも思ったように注目してもらえなかったとき、今度は親や教師攻撃し始める。

積極的な子なら親や教師を口汚ない言葉で罵ったり反抗する。

消極的な子ならとにかく無視を決め込む。ふさぎ込む。引きこもる。



4「復讐

権力争いを挑んだのに、親はやっぱり注目してくれない。それどころか、親の力を駆使して制圧しようとしてくる。

そうなると子は今度は親に復讐を企てる。

積極的な子なら暴力暴言エスカレートして反社会的グループに属す。

消極的な子なら自傷行為や不潔・グロテスク趣味などに走る



5「無能証明

最終段階。

これまでのどれを通しても親が自分を見てくれないときに陥る段階。

人生絶望し、自分のことを心底嫌いになり、自分には何も解決できないと信じ込む。そしてこれ以上の絶望経験しないために、あらゆる課題から逃げ回るようになる。


周囲には自分はこれだけ無能なのだから課題を与えないでくれと表明するようになる。


そこで彼らは、自分がいかに無能であるか、ありとあらゆる手を使って証明しようとします。あからさまな愚者を演じ、なにごとにも無気力になり、どんな簡単な課題にも取り組もうとしなくなる。やがて自分でも「愚者としてのわたし」を信じ込むようになる。by哲人「幸せになる勇気







本日青二才発言

自分意見が正しいという絶対的な自信を持ち受け入れられないつらいわーおれ辛いわーなミサワアピールを繰り返す「称賛の要求」「注目喚起

女性批判をしたところで本質根本が変わるとは思えないし、思ってないけど、僕は「矛盾の多い母親」に苦しめられた経験があって、それを恋愛工学に「そこを幼稚な言い訳自己正当化する女の理屈を利用してセックスすればいいじゃん」と言われて…なんか疲れてるんだよ。わかる?この惨めさ

しかも、恋愛工学的な要素って割と恋愛に通じたゲッスイ女性の話からもそれを肯定する内容って出てきてるから、割と嘘じゃない(というか、女性によっては女性特有自己矛盾正当化を騙して泣かせるのがいい男)と思ってる感あるから辛いんよ



思い通りに行かないことがあるとすぐ癇癪を起こし母親はてな村かしんかいkanoseか本物川かはてな村にわかオタか女性全般か見えない何かなどを殴ってすっきりしようとする「権力争い」「復讐

で、女の人から「そんな言い方あんまりだ」と怒られたり、「うざいから無視しよう」とか言われる分には僕はいいんだけど、なぜか僕のホームグラウンドHatenaの中でも、村的なひとから批判されるからね?

いや、あの人達童貞か、いい時代に上がった既婚者か、2次元に逃げた連中だからいいよ




さんざん暴れた後は闇堕ちという名の言い訳をして結局何一つ成長しようとしない「無力の証明

僕が恋愛の話すると闇堕ちする。青二才恋愛部門だけは誰か別の人に書いてほしい。俺がこの話すると精神が壊しながら、「悲しいけど、」「もう信じない」「疑うことも考えることもない女は分相応に、」みたいな発言連発する(つーか、ゲスい人と過去トラウマ照らし合わせるとそうなる)から自己嫌悪

ライターが最短ルート出世するために最も試される「恋愛記事を書くスキル」が、僕の苦手ジャンル(書くと病む)だからブロガーやるしかないんだよなぁ〜

言われてみるとたしかにこいつ毎回同じことの繰り返しだわ。 青二才というよりは小学二年生






尊敬できない客である青二才イライラしたり説教することをやめることによって一皮向けたショッカーに祝福を

僕は今まで占い相談してて、どうしても苦手だと感じていたお客さんがいた。それは、「自分には何もできないんです」と表明してくるお客さんだった。いわゆる占いジプシーとかにはまっちゃうお客さんがそういう方が多かった。


昔の僕はそういうお客さんに、「弱音をはくんじゃねえぼけー!!」みたいなテンションで接してしまっていたように思う。

本書の中で哲人さんは青年さんのことを「尊敬している」と語っていた。

「私はあなたのことを格下とは思っていない」

あなたから学べることがたくさんあると感じている」

「だから私とあなたは対等である

みたいなことが書いてあった。


この、「相手から学べることを探そうとする姿勢」これこそが、敬意を持つために念頭におくべきことだよなーと思った


僕はこれまで、自主性を放棄したお客様に対して、敬意を持つことができずにいた。

こういう相手からは、学べることがないと感じていた。

からイライラしてたんだ。

からそういうお客様が苦手だったんだ。

なるほどな。

これからはそういうお客様からも、僕自身が学べることを探してみよう

そうすればそれは自然と敬意となるだろう。

そうすればそれは、そういうお客様が強く信じている「自分無能である」という前提を自然否定することができるだろう。

相手自然と自信を取り戻してもらうことができるだろう。

2016-02-26

心が亡くなると書いて

忙しいというけど。

実際、心が亡くなるってほど忙しくなったことないな、とふと思った。

(たぶんそこまでいってたら、仕事とかやめてる。そんな忍耐力ないもん)

しかし、忙しくなって余裕なくなってくると、私の場合

一番最初自分以外を思い遣る気持ちみたいのがなくなるんだよね。イライラしてくる。

しかイライラしている自分にもイライラするという自己嫌悪悪循環だな。

これが忙しいの初期段階って思うと、なんか興味深いって意味面白い

そうやって心って死んでくんだなーと思った。

2016-02-24

自分は○○な人間からさ、許してね」は卑怯である

言いたいことは題名の通り。

自分は○○な人間から、もし不愉快なことがあっても『ああそういう人間なんだ』と思って許してね」

コレを言うのは卑怯を極めた人間である

例えば、後輩にこんな奴がいる。

そいつは人を傷つけたり、不愉快にさせてしま言動を繰り返しとってしまう。もちろん本人には悪気はない。

しかし、かわいそうなことに本人には『人の気持ちを抉ってしまった』という自覚がある。

から彼は飲み会の後や、会議の後、そして喫煙所雑談の後ですら深い後悔にさいなまされることになる。

『ああ、またやってしまった』そんな自己嫌悪に陥っている。

そんな後輩が初対面の、特に自分より弱い立場の人に必ず言う言葉がある。

「俺は口が悪くてびっくりすることもあるかもしれないけれど、ホントそうしたくてやってるわけじゃないから

もしそういう時がきたら、『俺さんってそういう人間なんだ』って流してね」

例の魔法言葉である

おそらくこれは本人にとって精一杯の自衛

『人を傷つけてしまう』という一面を、他人に許してもらいたいという気持ちの顕れなのだろう。

自分はその欠点を許しきれなくて、繰り返すたびに自分を責めて、責めて辛いんだ。

人を傷つけてしま自分の良くないところ、自分はよく分かってるから反省だってたくさんしてきたから。

……それを君も分かってよ。 分かってくれるよね? だから、許してね☆怒らないでね☆

といった具合に。

そんな風に心を守ろうとする行動は分からないでもないが、ひとつ言っておきたい。

不愉快な思いをさせられた人の負の感情はどこに行くのか考えたことはあるのか。

可哀想な『傷つけられた人』は、最初魔法言葉で釘を刺されているから、後輩みたいな人間を攻めることが難しくなっているのだ。

「あっ……そうか、この人って『そういう』人間なんだけ……」

こんな感情はその人の内部をグルグル循環し始めてしまう。

もやもやは残り続ける。

傷つけた方の人間は、他人から攻め立てられることもなく、今まで通り自責の念かられてベッドの中で反省会を行うだけ。

毎回、毎回その身にならない反省会は行われる。そして相手方気持ちを知ることはないから欠点永遠に改善されることはない。

魔法言葉は『当事者意識』を奪う魔法を、唱えた本人にかけるのではないか。

卑怯

◆◆◆

DVをする夫がテンプレのように言う言葉がある。

「俺って怒ると、つい手が出ちゃうんだよ。

でもお前のこと嫌いなんじゃなくて……ほんと、自分でも止められないんだ。

俺はお前のことほんとに好きなんだよ。だからさ、俺のこと怒らせないでよ。ね?」

この言葉も同質の『魔法言葉である

◆◆◆

その魔法はいことないですよ。

2016-02-20

起きた瞬間自己嫌悪

朝、目が覚めた瞬間から自己嫌悪が襲ってくる

朝日を浴びる前に自己嫌悪

毎日毎日自己嫌悪

アレもやんなきゃいけないしコレもやんなきゃいけない

昨日のうちに時間がを見つけてやればいいのにできない自分が嫌だ

たぶん他の人にとっては大したことないんだろうけど、なんで俺はできないんだろう

よし、やろうと思って後回しにしちゃう

その場ですぐやればいいのに

こんな感じで生きてく上で最小限以外のことはほとんどできない

もうやめたいこんな生活

2016-02-19

恋愛自分を売り込むことだって言葉聞いて

ユーチューブ見てたら、そういう感じのこと言ってた。

で、

自分ダメだと思ってる奴ってそんな商品売れないからって思ってるだろ。だから童貞なんじゃねーの?」

って言う話で。

童貞の奴って、頭良すぎるとかならかまわないけど、話が通じない奴とか、自分語りが多い奴とか変な奴が多すぎるって話だった。

  

これ見て、なるほど、恋愛推しの人達の考え方ってこういうもんかって納得した。

自分を売り込むのだから自分自分否定してる人は恋愛できないよってのはその通りだと思う。

でもさ、そもそも自分否定することが非合理だっていう感覚が俺には分からない。

もちろん、人間ってセックスするようにできているから、当然自分否定しないのが『自然』なんだろうけど。

理性で生きてる奴って、自分の卑小さってのをどうしても感じるんじゃないかなあ。

この宇宙の中では価値がねーよとか、そういう中二的な想像もあるだろうし。発達障害とか精神病、身体障害とかが遺伝するからというキモチの奴もいるだろう。

俺は自分が完全に頭切れてると思ってるから子供は作っちゃいけないと思うし。他人迷惑かける前に死んだほうがいいと思っている。

そもそもの自然状態では、よっぽど苦しくなってうつ状態にならなきゃ自殺なんてしないんだろうけど、言葉を手に入れてしまったりして、そういうことに気づいたら、引き返せないじゃん。

  

なんとうか。理性で行き過ぎてると自分みたいに恋愛できないんだと思う。

  

一方で、恋愛できてる人ってのは、典型的には、ドキュンってイメージ

ドキュンとか、なんで生きてるんだよって端から見れば感じるんだけど。当の本人達はそういうこと感じていない。

頭が悪いのかなってイメージなんだけどさ。実際そうなんだろう。動物に近い。

それで、そういうのに女も弱い。すると、そういうドキュンノリで恋愛市場確立されていく。

  

こういうのって、厳しいんだよね。

昔の、短歌のやりとりだの、村の風習だので恋愛してるんなら、理性的自己嫌悪強い奴でも恋愛できると思うんだけど。

ドキュンみたいな理性が働かない状況での恋愛をやれってのは、理性的な奴は拒否ちゃうと思うんだよ。

だってさ。言葉を手に入れられない変わりに女を抱けるぞって言われても絶対拒否するでしょ。

満足した豚より、飢えたソクラテスでいたい。って感じ?

この選択を迫られた結果、飢えたソクラテスを選んでるのが今の童貞なんじゃないのかな。

  

そもそも、誰に対して自分を売るんだろう。自分が好きになった人ってことだけど。

そういうドキュン市場で女にアタックするようなので動いてる女って、好きにならないだろ。普通

で、今の女の格好って、完全にドキュン市場ノリじゃん。

化粧も服も、生活様式も考え方も、ほぼドキュン市場ノリ。

こういう女性を愛せる自信、マッタク無い。

(でも、書いてて思ったけど、女性もある程度自分を売れるタイムリミットあるから

わけわかんなくても周りに合わせてリア充ノリしてるってのも多いんだろうね。FBきらきら女子とかその典型みたいだし)

  

最近では、そういう愛するとか気持ち悪いから、愛無しで恋愛しろっていう恋愛工学とかもあるみたいだけど。

そういう意味で、見た目をドキュンよりにしなきゃ普通生活もうまくいかないから男女ともやるんだろうけど。

そういう風に生きていたら、ますます自分が嫌いになる。いやだな、いやだなって気持ちが強くなる。

  

こういうのやるくらいなら、二次元のほうがマシじゃん。

から草食系とかなるんやろ。

もちろん、イケメンなら最初ドキュンノリに染まってない小中高時点でいい女抱いたり付き合ったりしまくって、それでいいんだろうけど。

フツメン以下は、最初のノリでついていけずに、ギブアップやん。

2016-02-17

身バレ

5年前くらいからゲスブログ書いてたんだが、彼女にバレて振られた。

なぜ消しておかなかったのか。

そして、なぜリアルタイム更新し続けていたのか。

実にバカだね。

自己嫌悪で死にそう。死にたい新小岩駅行こうかな。

2016-02-15

なにもしたくなくて仕事さぼってる

前の仕事精神ぽっきり折れて田舎に帰ってきて親戚の会社でドカタやってる。

でもなにもしたくなくなって、もう一週間くらい休んでる。

休んでてもなにかしてるわけでもなくふとんにくるまって、はてブ見たり漫画読んだりしながら自己嫌悪で狂いそうになってる。

明日こそ仕事行こうって毎日思ってるけど朝になるとダメだ行けないってなってまたふとんにくるまって自己嫌悪

いつからこうなったのかなぁ。

昨日は隣県の好きな子からチョコ手紙が送られてきて、これ食べてがんばろうって思ったのになぁ。

趣味ゲームもしばらくやってないや。

今月末には大会があるのに。

実は辺縁系ADHDなんだけど言い訳にしたくないからと誰にも言ってない。

言い訳にしたくないからってのも言い訳で、自分発達障害だと人に言い出せないだけなんだろうなぁ。

ああ、明日こそ仕事に行こう。

2016-02-05

可愛い女の子は、全員ノスタルジーで、全員すべからく不幸である

可愛い女の子は、全員ノスタルジーで、全員すべからく不幸だと思う時がある。

もちろんそれは、だいたいの気色の悪い男が陥る幻想であり、彼女らにするとアホくさくてやっていられないだろう。しかしながら、ニュアンスというか、感じることは誰にだってあるのではないだろうか、美人は、不幸を香水として纏うのである

手繰り寄せられるファーストインプレッションに「この人はバカなのだ」という偏見と蔑みがあることも吐露しなければならない。だいたいの場合陰鬱に浸る奴は阿呆であり、男はプライドから足元までしか浸れないためである。男はいだってその手の女に、ある種スーパーの半額セールのような、動物園の猿のような、そういう感情を抱く。


女はどこまでも沈む。特に自傷行為の癖は女の特権であるように思う。プライドがないためだと感じる。日本において自殺率が男女に2:1なのに比べて、えらい違いである。

男は、酒にはしる。なぜだかわからないが、そういうことになっている。わたしは忘れたいからではないかと思う。自分を真っ向から否定することを、男は嫌がる。酒は、前進も後退もさせない。留まり、昔を思い出させる薬である

自己の徹底的な否定と生をみたときに「生きていると実感するから」という理由リストカットを行う人がいることを発見する。自殺死ぬために行うが、自傷は生きるために行うと言えなくもない。忘れるために自殺をし、忘れないために自傷をする。


女の方が、総じて外交的である。これも面白い。男は、自己嫌悪の類が強い反面、叱られることを嫌う。大変無様なことに、自分が一番頭がいいといつも思っている。女は、叱られると喜ぶらしい。わからないが、そういう風は確かにある。「わたしダメなんだ」を、他人に求める節はある。

女のこの外交的な面が、不幸を纏う遠因であろう。そして男の厭世的ななにかが、宗教を生み出し、悟りを生み出し、そして自殺を生み出すのだと、わたしは思う。他人に求められず、いつだって一人きりで、神はそうして生まれるのではないかとわたしは思う。

可愛い女の子ノスタルジーであらねばならない。それはわたしにとって唯一苦しみを理解する神であり、同時にすこしばかりの自尊心を満たすペットである

可愛い女の子ノスタルジーで不幸である

2016-02-04

手芸屋さんで洗脳されそうになった話。

結論から言うと、布屋で2メートル5600円の布を断れずに購入し、「あ、私マルチ商法とか笑えないな」と気付いただけの話です。

=====

変な宗教勧誘されそうになったり、所謂自己批判」をしかけられた分けではなく、相手はただ布を売ろうとしてきただけなのですが、それすら断れなかったことにショックを受けたので文字にすることで冷静になりたかったのと、

買いたくない布を買うに至るまでのプロセステレビネットで読む「洗脳」のプロセスによく似ていると感じたので、同じような状況に立ったときに思い出して貰えればと思い、初めての増田投稿しました。


ちなみに2メートル5600円は、布の値段としてはちょっと高いぐらい。

上を見ればキリが無いが、主婦結構奮発して買うぐらいの物だろう。

自体は悪い物では無いけれど高級品と言う分けでも無く、老夫婦趣味でやっているようなお店なので、友達相手商売ならまあそんなものかなって言う商品


ただ私はその時その店で何かを買うつもりは無かったし、

お財布事情もその店の想定する顧客では無いと自覚したうえで、もしかしたら掘り出し物が見つかるかもって軽い気持ちで入った。


何度か入ったことがあるお店で、私を囲って最終的に布をレジまで持って行った店主のマダムも悪い人では無いのだと思う。


そう、相手は腰の曲がったお婆さんだった。


ピンクツイードジャケット千鳥格子スカートで、喋り方もちょっとハイカラなお婆さん。

店員も客もマダムも合わせて四人しか居なかった。みーんなお婆さん。

対して二十代の私が物理的に逃げることは簡単だった。

それなのに、2メートルの白い布を手にちょっと茫然としながら「自分洗脳される側の人間かも」と恐怖した理由もそこにある。



  • 順を追って話してみる。

私はメートル千円未満の安い布を探していた。

火急の用では無く、購入する店にも目星を付けていた。一週間後にはその店の近くを通るので、その時に買えば良いや、ぐらいの気楽さ。

ToDoリストにも書かないようなレベル


件の店はタイトルでは「手芸屋」と書いたが細かいことを言うと布専門店で、最初は寄る予定も無かった。

私が用があったのは、同じ複合店内の百円均一だ。

刺繍用の下書きシートが欲しかった。

と言うか、そもそも買い物をする予定もなかった。

100円均一だって図書館に行ったら、休館日だったので、手持ち無沙汰になってしまい無理矢理作った用事だった。


ともかく入ってしまった複合店の中で、二店は同じフロアにあり、エレベーターを上って最初に目に入るのが例の布屋なのだ

高級な布を見るのは楽しいし、時々端切れを買ったりして少し好きなお店だった。


そう言えば白い布探してたんだよな、もしかしてちょっと良いのが安くなってないかな。

ちらっと覗くと、白い布に「1000」の値札がついている。「2800」に打消し線が入っている上に、だ。

お得じゃん!

早速近づいて手にとってみて、がっかりした。

ベルベット素材だったのだ。

しかったのは麻か綿。全然違う。

でもベルベットが千円なんてちょっとすごいな、冬だからかな、なんて触っていたら、見たことのある─一度レジで話をしたこともある─店主のお婆さんが話しかけてきた。


「良い布でしょう、ベルベットって言ってね、宝石名前もついてるくらいで、良い布なのよ」

(ちなみに宝石名前、がどこから来ているのかネットで軽く検索しただけでは分からなかった)


元々店員さんと話すのは苦手では無い。

手触りが気持ちいいですね、なんて言いながら、買うつもりが無いことを、次のように伝えた。


「でも私、スカートを作りたいんです。白い麻とか綿とか…これじゃちょっと違うかな。」


しかしこれぐらいで店員さんが引かないのは当然だ。


スカート!良いじゃない。

あなた若いから、これ(青いビロード)でも可愛いわよね。

タックを入れてこう…(手でストンと落とす)いうのも良いでしょう?」


今思えばマダムあんまり話を聞いてくれなかった。

耳が遠い分けでは無いのだが、お年寄り若者それぞれにあるゾーンみたいなもの時間軸がちょっと違う。

年寄りだけじゃなく、若いやつにもゾーンはある。

その時その時の自分世代が正常だと思ってしまうが、今は分かる、十代もちょっとおかしい。

二十代なんて全然若いと思っていたが、いざ突入してみると十代が怖い。

世代の違う人との会話を二人三脚に例えるなら、予期しないタイミングブレーキをかけたりダッシュしたり、とにかく息が合わないことが多い。

勿論、他の世代からすれば私は「鈍くさい奴」「足の踏込が甘い」とか、いろいろあると思うけれど……


……脱線した。



とにかく、ちょっと話を聞いてもらえないことが分かったけれど、その時はまだ何とかなると思っていた。

勿論千円を超える布を買う気も無かった。


もう一度ビロードが想定と全く異なることを伝えると、マダムは違うコーナーに私を連れて行った。

黒い壁や間接照明とならんで布が飾られている、明らかに高額商品のコーナーだ。

白い綿や麻、混合を探していて、千円のビロード予算に沿わないと伝えているのに、マダムが手に取るのは四千円五千円の柄物の布ばかり。


「これなんて派手だけどあなた若いから、似合うわよ」


あれこれ話を広げていくマダムに、ちょっとやばいぞ、と気付き始める。

挙句に六千円の織物を手に取り、一万五千円が六千円になっている、これが一番お買い得だ、ちょっとそこ(鏡の前)に行って当ててみたらどう?とか言い出す。

もっと高い布もそのお店にはあるのだが、それまでマダムが手に取ったり指さしたりした中で一番高い布を「お買い得」と言って勧めてきた所に、マダムの狙いは親切では無く何かを買わせることにあったと思えてならない。

その後も再三「予算に合わない」と繰り返して、何とかその場を移動しても、相変わらず四千円五千円のコーナーをうろうろするマダムと、私。

この時私はへらへらしていて(癖なのだ)、

会話も


「綺麗ですねえ、見てると欲しくなるけど、高いなあ」


などと肯定から入っていたので、端から見たら購買に積極的な客に見えたかもしれない。

自分のこの態度にも、最終的に断りきれずに買ってしまった要因があると思う。


その後も「どこかの学生さん?」と聞いておいて、別段安いものを見せてくれるわけでもなく、こちらの予算無視でとにかく買わせようとする。

何度か逃れられた、と思って安い生地のコーナー(一応キルトとか子供向けの柄物とかも置いてあった)(とは言え、そこに置いてある生地セールになっていることは滅多にない。本当に、冷やかしと同然でとりあえず入ってみただけだった)に行こうとすると、一度は離れる。

けれどすぐに声をかけてきて、「これなんかどう?」と、また良いお値段のコーナーに引き戻され、結局安いコーナーには一歩も入れなかった。


マダム言葉選びは、いっそ見習いたいところがたくさんあった。

「気安い布も見させて」と苦笑いする私に、三色並んだ布を指して「これなんかもねえ、お値打ちよ。」と百八十度違う言葉をかけてくる。


「へ?ええ、ああ、でもちょっと予算がね。」驚きつつも、なんとか会話を続けようとするのを遮って、


あなたあなただったらこ三色でどれ選ぶ?」

「ええっと、カーキかな。でもちょっと素材が…」

「ねえ、良い色よね。」


と、とにかく相手に選ばせるのだ。

選んだらそれを褒め、自分が手に取った商品は良いですね、と言わせるのだ。

こう言うときに「そのヒラヒラ下品で好きじゃないわ」なんて言おうものなら、「若い子にはそうかもね。じゃあ、こっちはどう?ツイードで大人っぽいわよ」と他の布を出したことだろう。それとも、フリルのついた他の布を持ってきたかもしれない。

実際、最後まで私の希望─白色、麻や綿、千円未満─に一つでも沿っているものを持ってくることは無かった。

そうして私が指差したカーキ色の布を手にすると、マダムはおもむろに言った。



「これにする?」


唐突なその言葉に、ちょっと血の気が引いた感覚が、この記事を打っている今も残っている。

散々「他の布も見るね」と言っては頷かれ引き戻され、一度も自分のみたい物を見ていない。

まだ私は物色すらしていないのに、しかもその布を聞かれたから褒めこそすれ、明確にあることを伝えている計画に照らし合わせる前から、何故、いきなり購入になるのか。

私がどんなスカートを作りたいかおばあさんは聞いてもいない。

しかも散々伝えている「どんな布が買いたいか」に、その布はかすってもいない。

上品なカーキがテカるシャンブレーを片手にレジに持っていこうとするおばあさんにそこはかとなく恐怖した。


この時「この人話が通じないんだ」と恐怖したのが、第一段階だと思う。

洗脳の段階だ。


はっきりノーと言ってその場を去れば良いじゃないか、と思う人もいるだろう。

出来なかったのか?と呆れられれば、私はその人の前では自分を恥じてしまうだろう。


実際、出来たと思う。

自分より弱いおばあさんだったから強く断れなかったのかもしれないし、

へらへらするのが身に付いていて、愛想の悪い態度をして誰彼構わず嫌われたくないと思ってしまうのが、私の悪い癖でもある。

それに、5600円だ。

数十万じゃない。

ハッキリ払えないと言うのが嫌だと言う、妙な虚栄心もあったと思う。

私は普段からまめに洋裁なんかをする人間では無く、知識も低いのに知ったかぶりをしてしまう所があって、この時もなんと言うか見栄を張ろうとしていた。なんとか取り繕って逃げようとしていた。


色々な要素が混ざり合って、最終的に、「向こう見てきますね」と言って逃げようとした私におばあさんが別の布を手にして


「もう、これにしましょうか」


に負けてしまった。

本当にこの時は怖かった。

今も、思い出すと怖い。

しゃがみこんで、泣きそうになりながら、それでもなんでか笑って、なんとか逃げようとあれこれ言ってみるけれど、「何メートル必要なの?」「二メートルです」と答えてしまい、二メートルだと言ったそばから「それならシャツもね、作りたくなるのよ。三メートルあれば足りるかな…ちょっと計算しましょうか」と言われ、「あの、スカートに二メートル必要なんです。シャツには足りませんよね」と言う声が震えそうになったのを抑えてしまった。

結局おばあさんはレジに立っていた店員さんに「三メートルね」と言うので「二メートル!二メートルでお願いします」と訂正しなければならず、最後まで話を聞いてくれなかった。(「これにしましょうか」と言って手にした布もグレーで、他に四色ある中からどれが良い?と言いながら、なぜか頑なにグレーを持っていこうとしていた。もしかしたらグレーが高かったのかもしれない。私は「自分で」白を選んだ。)

この時私は切られた布に申し訳なさすら感じて、一割引に「ありがとうございます」、それなのに(店側がカード会社に売り上げからパーセント手数料を支払わなければいけない)クレジットカードで支払ってしまってすいませんとまで言った。

これも、私の癖だ。

レジでも毎回「ありがとうございます」と言い、車の前を通るときは例え相手が無理に横断歩道に乗り込んでいても反射的に頭を下げてしまい後で一人で勝手に悔しくなったりする。

悪いことではないと言ってくれる人もいるだろう。

けれど、今回ばかりはそうは思えなかった。

この癖も、悪徳商法などの洗脳にかかりやすくなる要素の一つだと自覚たからだ。



  • 手芸屋さんでの体験は、以上で終わりです。

ここからは、どうして自分が「洗脳されやす人間」だと自覚したのか、書いていきます


1.まず一つに、最後まで─そして今でも─私は「断ろうと思えば断れた」と思っていること。

これは、「断ろうと思えば断れた」のに断らず、「自分で選択した」のだから決断した「自分が悪い」と言う結論を引っ張ってきます

低下した自己評価洗脳の温床です。

なぜなら、自分判断を信じることが出来なくなるからです。

自己評価が最低になり、何もかも自分が悪いと思い込むと、「被害を受けた」という判断も下せなくなってしまます


今回、私の相手は腰の曲がったおばあさんでした。

先にも書いた通り、逃げようと思えば方法はいくらでもあったのです。

それに、5600円も「被害」と言うには大げさな額に感じられます

何より、私には支払い能力があったのです。これで生活がおろそかになるわけではありません。

これぐらいなら「仕方ないか」と思える「被害」と、「自分が決めたこと」は自分責任を負わなければならないと言う負い目から来る「自分が悪い」という自己否定

この二つのせいで、私は(こんな記事を書いておいて何ですが)おばあさんを悪役に出来なくなります


「買いたくないものを買ったと嘆いているけれど、相手はおばあさんだったんでしょう?無理やり拘束されたり脅迫された分けでもないのに、大げさだよ。人のせいにしてるだけでしょ」

「本当に買いたくないなら、走って逃げればよかったんだ」

「他にも買わないために出来ることはいくらでもある」

「結局、本気で嫌だったわけじゃないんだよ」

誰かに言われる前に、自分でここまで考えてしまます


今回は布で済みましたが、これが悪徳商法だったらどうでしょう

相手は物腰柔らかに、しかし強引に話を進めていきます

額もそんなに高くありません。

商品も鍋とか包丁とか、日用品かもしれません。

あなたが参加した企業家のためのセミナーIT系によくある「仕事効率よくこなすための三つのフロー要点」のような、ネット有名人講演会で、パソコンを使った遠隔講義に誘われるかもしれません。

日用品なら、高くても数万、遠隔講義なら物理的に囲いこまれるわけでもなく、いつでも逃げられる。

契約しなきゃ帰ってくれそうに無くて怖いし、よく聞く何百万の詐欺事件よりはマシかな、と契約してしまうかもしれません。


けれど、一度契約してしまえば最後自分を責める後悔が始まります

今回のことで痛感したのは、「詐欺金額ではない」と言うことです。(詐欺とまで言ってごめんね、マダム。もう二度と行かないから許してほしい)

あんなにテレビネット詐欺洗脳ニュースを見聞きしていながら、「騙された」ことが辛いのです。

マルチ商法は、買わせた相手のこの気持ちの隙間につけ入り、「元が取れるよ」と売る側に回して「被害者」を「加害者」に変える悪徳商法です。

傷付いた自尊心を補おうためにしたことが、加害者になることでさらに傷付き、負の連鎖を引き起こすことになってしまうのです。


中には、「加害者である自覚もない人がいるでしょう。


話は戻りますが、先に書いたように、「恐怖」が洗脳の第一段階ではないでしょうか。

相手に話が通じない、もしくは暴力の可能性を示唆されることで、自分が無力だと感じる。

そうなると、なるべく穏便に逃げたいと考えるようになります。まだ逃げたい・この場には居たくないと考えます

そして、ひとまず相手要求を飲んでしまう。

しかし、拒否できなかった自己嫌悪から自分を責めることになり、自信を無くしてしまう。


2.次に、結局「ノー」と言えなかったことだ。


これに尽きるけれど、こんなにショックを受ける程買いたく無い物に、「ノー」と言えなかった奴が是が非でも自分たちの住む沼に引きずり込もうとしているマルチ商法洗脳拒否できる分けねーべ。

これは一日経った今もちょっと泣きそうなぐらいショックだった。


まず、店員さんに押し切られて買うと言う経験が無かった。ファースト。奪われた。

それまで店員さんって言うのはひたすら褒めてくれるのをスルーすれば着合わせを一緒に考えてくれたりするちょっと気分良くしてくれる人だと言う認識で、お仕事から失礼なこともしないし、怖いなんて思ったことも無かった。

ちょっと考えてみます」と言えばすうっと引いてくれた。

けれどマダムは違ったのだ。

考える隙を与えずにガンガン来られたら、そりゃパニックにもなる。


ちょっと考えてみます

「ごゆっくりどうぞ~」


は、あくま相手気遣いで、彼等が売るのは商品のものでは無くて「豊かな生活」「楽しい買い物の時間」でもあったりするからだ。

お店で気分を害して買い物をしても、悪評が広まれば客も減り、商品も売れなくなる。そんな方法を取ってまで売る物では無く、「ちょっと考えてみます」と言った客は接客を止めるラインでもあったりするからだ。

けれど悪徳商法にはそんなこと関係無い。

洗脳集団にはそんなこと関係無い。

あの手この手私たち思考能力を奪い、言いなりにすることが目的から


そこに来て店員さんや通りすがりの人の前ですら「物分りの良い振り」をしたがる私の性格

「卒なくこなしている」ように見られたい見栄があって、無愛想な態度を取ったりして働く人に敬意を払っていないとかマナーを知らないとか、軽蔑されたくないと思ってしまうのだ。

マダムは私の話を一切聞いてくれなかったのに、いちいち声に振り返り、返事をし、話を聞いてくれない人の話を聞いて何とか会話しようとする私は、そりゃ良い鴨だ。

向こうはこちらの話など聞いていない。

こちらは相手の話を聞くしか無い。

考える時間も与えられず、パニックになり情報遮断されて追い込まれた中で、頷くしか選択肢が無いと思い込んでしまう。


以上の体験で、自信がぽっきり折れてしまった。


マダムは悪い人では無いと思う。

半分は天然で、半分は故意だっただろうけれど、それも悪意からでは無く、引き際を知らない人だったのだと思う。

比べるのは嫌だけれど、私の祖母も私の話を聞かない。

一緒に料理店に行くと、いくら私が要らない、食べられないと泣きそうになりながら断っても、自分子供時代のひもじい思いをした辛さから良かれとどんどん料理を注文し、挙句自分が食べられなかった分を私に「食べれるでしょう」と差し出す。

今はもう必死に粘ることを覚えたが、中学生のころはガチ泣きをしながらご飯を食べたことも、何度かある。祖母は私が泣いていても、見えていないのか全く悪気が無く「食べれるって」と言う。

あっ、こりゃダメだ…。


また脱線した…。

もういい、なんだか書けば書く程自信が無くなって行く…強く生きていきたい…。


…えっと、それで、結局「マダムも悪い人じゃない」と思っている時点で、私は相手を完全に否定して切り離すことが出来ていない。

こんな記事を書いて「洗脳」とまで言っているのに、だ。

これが信用していた友人だったらどうだろう。

もう立ち直れない…。


長々と書いておいて、とりとめもなく終わってしま申し訳ないです。

失ったのはたかだか五千円ですが、受けたショックは一日引きずって消えませんでした。

このショック和らげるため、自分のために一気に書いたので、矛盾やほつれがいくつかあるかもしれません。すいません。


タイトルで「洗脳」とまで書いたのに、結局洗脳された分けでも無く、マルチ商法に怯える妄想に始終し「洗脳」って何ぞや、と思った方もいるかもしれません。

私も簡単に「洗脳」について引用を載せた方がこの記事も書きやすいかな、と洗脳の手順とかを検索してみたのですが、「洗脳はこうしてできる!」「洗脳は簡単に見破れる!」みたいなあんまり仰々しく強気記事が多くて「どっこいどっこいだな…」と疲れてしまいました。

おススメはテレビ番組しくじり先生」の辺見マリさん回です。あれ分かりやすかったよね。


この記事を読んでちょっとでも感じた恐怖を追体験し、「もしかしたら私もそういう所あるかも」等と自衛一助になれば幸いです。

それでは。

2016-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20160131204303

たとえ奪うことに成功したとしても、その先には自己嫌悪しかないと思うんです。

焦りに駆られてしまうのは、自然ではない。

そもそも、ありのまま自然体で接していた僕に彼女が惚れられなかった時点で、もう勝ち目がないんですよね。

2016-01-24

気持ちの良いクレームの伝え方とは

日曜日の夜。都内とあるバルで妻と食事。そこは以前から何度か通っていて、リーズナブルで美味しい肉料理ワインが楽しめ、お店の雰囲気下品でなく、丁度良い華やかさ、賑やかさがあって、程よく手の届く幸せを得られるお店として気に入っているお店だった。

まずはワインボトルを頼んで乾杯した後、メニューを見たところ二人とも大好きなラム肉の盛り合わせがあったので、テンションも上がり即注文。その他にサラダディップも合わせて注文。日頃からどのメニューも美味しいことは分かっていたので、二人ともワインを進めつつ話が弾んだ。

サイドメニューが幾つか届き、お酒もある程度進んだところでようやくラム肉の盛り合わせを店員が運んできた。そこで事件は起こった。。程よく盛られていた肉達の一つがポロリと、地面に落ちてしまったのだ。店員自分、妻ともにその落ちていく肉を見ていて、3人共に「あ…」となった。

おおよそサービスの行き届いたお店であれば、店員が「申し訳ありません、すぐに代わりのものをお持ちします」とか「先ほどお肉を一つ落としてしまったので、こちらお詫びのサービス一品になります」と別の料理を持ってくるなどの対応が予想できる。こちらもその肉一切れを絶対に食べたいほど空腹なわけではないので、その申し訳ないという気持ちさえ見えれば気持ちは落ち着くし、逆に「あ、気を遣ってくれるお店なんだな、素敵だな」とブランドイメージも向上すると思う。

しかしながらそこで店員は何もなかったかのように料理説明をしたあとその肉一切れを拾い、別の客の接客に戻ってしまった。それに加えて、その後その店員が再び我々のテーブルにやってきて「今日はあそこの席のお客様がお誕生日なので、このクラッカーでおめでとう!の協力をお願いします」と伝えられた。

私としては、自分の注文した料理を半端な形で提供されたことに加えて、店都合で別の客のお祝いに協力してほしい、という要望を出されたことに対してどうも納得がいかず、申し訳ないがそのクラッカーを鳴らすことはできなかった。未開封のクラッカーは別の店員が持ち去っていったが、そのクラッカーが鳴らされていないことに対して、どう思ったのか、何も思わなかったのか、帰宅後の今になっても非常に気になる。

その後の妻との会話はもっぱらその出来事についての話になった。というのも、その場でその店員に何と伝えるのが、そのお店のファンである客としてベスト対応なのか?ということだった。幾つかパターンがあると思う。

1)その場で感情を伝える

「あの、今肉落としましたよね。今日おすすめメニューですよね、これ。それに対して何もないんですか?このお店はそういう対応でいいんですか?」と、感じたことをその場で瞬時に言葉にし、ある程度の怒りをぶつけて納得できないことを伝える形。肉一つが惜しくて怒るのではなく、自分が一組の客として大切に扱われていないこと、お店のおすすめメニューを完全体でない形で提供してしまうことを許すという、プライドの無さについて言及するパターン。このクレーム正論ではあるが、日曜日のせっかくの楽しいディナーの時間、妻に対しても他の客に対しても、悪い空気を出してしまうこと、言った自分も「そんな小さいことで目くじらを立ててしまう俺って…」という自己嫌悪に陥るなど、非常にデメリットが多いと思う。

2)何も言わず、帰って食べログに書く

「ここのお店はおすすめの肉を落としても、誠意のある謝罪代替えのサービスもありませんでした。もう2度と行きません。」と食べログに書くパターン。これはこれで書いた側はすっきりするかもしれないけど、自分が好きなお店がたまたま犯した失敗に対して、後々非常にマイナスになる負の遺産を、相手の手のとどかない場所から投石のごとく、ズルい形で攻撃するようで、やはりあまり気乗りはしない。またここでも「自分は正々堂々と伝えもせず、ズルい奴だ…」と自己嫌悪に陥ってしまいそうだ。

3)何も言わない

海外ではそういうことはよくあることだし、いちいち目くじら立てない方が結果的にみんなハッピーなんじゃない?」と考えるパターン仕事に対する自分哲学として、それをよしとするならそれでも良い。しか自分仕事をする身として、自分の客に知らず知らずのうちにそういう我慢を強要していると知ったり、考えたりしたら、非常に申し訳ないと思う。なのでやはり、できれば何かの形でその気持ちは伝えたいと思う。

と、ここまで色々と納得できない気持ちモヤモヤとさせながら色々と考えていたが、ベスト対応としては下記の4番ではないかと結論づけている。

4)帰り際に当事者店員にこっそり伝える

「あの、今日おすすめメニューの肉を一切れ落とされたんですけど、それについて何も無かったんですよね。私はこのお店が好きだったので、とても残念でした。私としてはまたこのお店の料理を食べたいと思っていますので、次、期待していますね」

妻や他の客がいないところで、帰り際にコソッと当事者店員にこの形で伝える。そうすれば、自分自分で思った気持ちを正々堂々と相手に伝えることができるし、妻はその場を見ずに楽しい週末を過ごせるし、他の客も嫌な思いをせずに済むし、店員店員自分サービスに対しての行動を振り返ってくれるのではないだろうか。

日頃から人に対して正直に自分意見を堂々と伝え慣れていないせいか、帰宅後の今になってこの答えにたどり着いたことがもどかしいが、その場でこういう形でお店に対してフェアに、自分気持ちを伝えることができたら、とても気持ちが良いと思う。こういう判断を瞬時に、正々堂々とフェアにできる自分でありたいと思う。

2016-01-22

エミュレーターゲームやってた子供の話

マジコン話題になってて色々思い出したが、他じゃあ言えないしここで吐き出す。

 

から20年程昔の話。

ウチはゲーム嫌いでゲームに金は出さん!っつー母のせいでゲーム類は一切買って貰えなかった。それでも親父にゲームがやりたいポケモンがやりたいとねだりまくっていたら、ある日父は自宅にあったPCポケモンができるようにしてくれた。親父はすごいと思った。

他の奴らはGBでやっていたし、通信ができないという致命的な差はあったが、それまで一切「自分ポケモン」を育てられなかった俺にとってそんなことは些細な差だった。母と喧嘩しながらもメチャクチャ遊んだ

 

当然だけどポケモンだけで済むハズは無く、親父に次はあれがやりたいこれがやりたいとねだり倒した。

64のものは駄目だったが(今思えば容量的にもスペック的にも無理があったんだろう)GBのものはだいたいどうやってかPCでできるようにしてくれた。たまについでにと見知らぬソフトも一緒に入れてくれたりもした。

GBGBCになってGBA時代までそれは続いて、最終的に遊べるソフトの数は数百以上になっていたと思う。

 

何時頃からかは覚えていないが、少なくともDSブームになる前だ。

その頃から親父はPCに新しいソフトを入れてくれなくなった。確かその頃に、エミュレーター割れ違法性が改めて問題になったんだったと思う。

俺も相変わらずゲームプレイしていたが、成長して自分で稼いでゲーム機くらい買えるようになっていたから気にしなかった。GBADSも実機を買った。ゲーム自体も一時期より熱が冷めて、ネットを見ている事のほうが多くなった。

 

ネットをうろつくようになり、俺は"割れ"の存在を知った。同時に割れ厨存在も知った。とくに話題に上がっていたのはエロゲー割れで、割れ厨のぶっとんだ理論嘲笑対象になっていた。

俺も笑ったが、でもそこで気付いた。これ親父じゃん。

親父は凄くもなんともないただの割れ厨だった。しか自分割れ厨なだけでなく、無知子供にも片棒を担がせるような人間だったんだと感じた。

 

今思えばゲーム嫌いな母とポケモンポケモンと騒ぐ俺の板挟みになった結果だったんだろうと割り切れるが、当時は割と本気で親父に失望した。いや、今も完全には立ち直りきれてない。

当時の権利意識ならこんなもんかという反面、物事の良し悪しもわかんねーガキに何させてくれてんだよ、という恨みの気持ちもある。

親父の親切心のお蔭で今でもゲームを買う時罪悪感が湧く。改めて文章にしてもやっぱ俺なんにも悪く無えじゃんと思うが、まだ割り切れない。

 

からまり手軽な気持ち子供マジコン渡してる親はもう少し考えたほうがいいよ。

権利意識が薄い大人に育つのも大問題だけど、逆にそこらへんしっかりした大人に育った時の自己嫌悪と親への失望は凄まじいゾ!将来コンテンツを作る側、「正規で買ってください><」って言わなきゃいけない立場に回るとさらに罪悪感半端無いゾ!

ゲームなんて年1,2万の出費じゃねーか。その程度の金額のために子供にこんな罪の意識を植え付けないでくれ!

 

17:22追記。

大雑把に20年くらいって書いたが、正確には覚えていない。ポケモンブームの時期だからそんなもんだと思うんだが。

俺が小学校低学年の頃。自分ゲーム買うようになったのはバイト初めた高校から

ダウンロード自体違法になったのが2010年って事だが、その随分前に完全に手を引いてたな。

親父のやってた事は窃盗のものだと俺は考えるが、法的にはセーフなラインを守っていたようだ。

 

これだけボロクソに書いてるけど、親父は軽蔑する部分も尊敬できる部分もある肉親だ。毒親だとは思っていない。

俺が言いたかったのは親父のクソさや恨み節でなく「割れ子供に与えた結果として、こういう方向に子供逆噴射して親への信頼が損なわれる事もある」って事だが上手くまとめられなかったようだ。ごめん。

 

時代が違うっつーのは理解してたつもりだったけど、ブコメの「おじいちゃんが戦争人殺してたら殺人鬼扱いするか? 」で少し気持ちの上でも納得できた。ありがとう

2016-01-21

自己嫌悪を忘れないようにするには何があるだろう

婚活出会ったタイプ女性と久しぶりの食事。

業界が同じこともあって、色々仕事趣味の話をして、食事も美味しいと言ってくれて、話も合わせてくれてたと思う。

映画に誘ったらのってくれて、次回映画に行こうって話をして終了。

で、家帰ってきてふと思った。なんか異性らしい会話やスキンシップが無かったなぁ。

ありがとうメールを送ったけど返事も無い。

相手大人の女性だし、婚活で会ったこともあって、普通は色々考えるよね。疲れただろうし。

好意は抱いてるのに、若い時みたいにがっつけない。無意識無難な話で済ませようとしてしまう。

こういう時、頭に渦巻いてる自己嫌悪を忘れないようなしたいなぁ。どうしたもんか。

ドラえも~ん!

2016-01-18

エッチな事がしたい

身体的性別性自認が一致しないとオナニーするだけで自己嫌悪で死にたくなる。

前まではなりたい性別にはなれないって諦めと、無駄な性欲に任せて処理してたけど、

諦めないって決めた気持ちホルモンの影響で中途半端に残った性欲のせいでただ辛い。

せめて男が好きならここまで矛盾に苦しまなくてすむのに、

女の裸を想像しながら自分の一番男の部分を弄ってて何が女になりたいだよ意味わかんないよ。

2016-01-11

僕は心に童貞を飼っている。

成人式が終わり、中学同窓会に出席した。

田舎集落にある学校だったので、クラスはたった10数人、実際に集まったのも10人ほど。男子とは頻繁に会っていたので気楽に話せる仲だった。だが女子は違った。高校に進学すると同時に距離感がわからなくなり、お互い会って話すなんてことはなかった。中学までは一緒に下校してふざけあったり、外で駆けまわったりするような仲だったのに、高校に入るとクラスが変わり、周りから視線を気にするようになった。「男女関係」という見方が私達の間柄に入り込んできた。私と彼女らの会話はなくなり、例えば高校ですれ違っても出来る限り見て見ぬふりをした。

同窓会には4人の女子が出席した。皆化粧をしていて可愛かった。全員が集まって乾杯をすると、僕は司会役になった。高校から関係挽回しようとしたのかもしれない。場を盛り上げようという使命感に駆られていて、幼なじみ達にもこの場で主役になる瞬間を作り、話を聞いていた。近況を聞くと、女子は皆、普通女子大生になっていた。

酔いが回ってくるとそれぞれ過ごす中での男女関係について話した。当然女子大生ともなれば、彼氏を作ったり、かっこいい先輩と一晩の関係を持ったりする。バイト先の先輩が格好良くて好きになって遊ばれた話、彼氏がいるのに酒に酔ってその場の勢いでセックスした話。これらのしょーもない話が次々に繰り出された。

会の司会になっていた僕はこの時には自然と一論客となっていた。そして何故か嫌悪を感じていた。場を掌握する役から降格したことがその原因なのかと思ったが、どうも違うらしい。「幼なじみ」が1人の「女」になっていたことが、僕を苛つかせたらしいのだ。

幼なじみ達の中に僕が小学生時代好きだった女の子もいた。その子は僕からしたら「徒歩3分で会える幼なじみ」であったが、今はもう違う。彼女は都会で一人暮らしをする、その生活の中で僕の存在なんて微塵にも思い浮かばない。もちろん僕もそうであるが、僕の卑屈な独占欲が二十歳になった今、働きかけているのだった。そんな自己嫌悪も相まり、1人で不快になっていた。

飲み会が進み、お調子者の男子幼なじみにボディタッチをしたり、また逆があったりで、僕に内在する精神童貞心は肥大した。僕は大学複数人関係を持ったり、傍から見ればヤリチンに分類されるような人間なのだが、小中学生時代に培われた童貞としての魂は死んでいなかった。高校に入ってもそんな調子で、僕は周りの恋愛事情嫉妬していた。よく考えれば、それが高校時代幼なじみと話せなかった遠因なんだろう。

大学での生活では抑圧されていただけで、僕は心の中に童貞を飼っているのだなと考え始めると、どんどん鬱になる。僕は静かだった。

結局皆で友人の家に転がり込んで、軽く飲んで寝たので何も起こらなかったのだが、どうも印象の悪い飲み会だった。というか、皆からしたら最初だけ意気込んでいたのに周りがいちゃいちゃし始めて口数が少なくなる、非常に格好悪い人間だっただろう。

もうちょっと大人になり、精神的な童貞を払拭できてから幼なじみと話したい。

そんなこんなで成人になりました。

薄情って何?

薄情とはなんだろうか?

友人に指摘されて、深く考えるようになった。

言われた時はめっちゃショックだった。まじか。。と。

ひどいことをしてしまったのか。してしまたかもしれない。「実はこんな人間だったの?」という失望からくる反動のようなものが「薄情」につながるのか。

これだけ生きてきて、今まで「薄情」な振る舞いをしてたのかと思うと、心底過去自分を叱りたくなるし、失望させてしまった人たちに謝りたい。

治したい。ただ全然からない。思い当たる節はあるにはあるけど、いい奴になることが解決になるとは全然思わない。思わないことがいけないのかな。

なんだか混乱してきたし、やっぱりクズなのかもしれない。完全に自己嫌悪。。

2016-01-09

初めて男の子デートをした日の日記

かなり太った。

男の子デートした。

男の子と過ごすのは決して苦手ではないと思う。過ごすだけなら。

たぶん、優しくて要領もさほど良くなくて自分に自信がなくて、でも自分に厳しい人だと思う。私と似てるよね、とか言って。何が私と違うって、あんまりズルくない人。

飄々とした顔をしてるけど、ナルシシズム自己嫌悪の間で揺れてるのだろうなあと邪な妄想をしてしまう。

おこがましいことだが、ぜんぜん好みの顔ではない。むしろ苦手な類かも。

ただし寝ている時と机に向かう時のシルエットが非常にセクシーだと思うので、5メートルくらい離れたところからずっと眺めていたい。図書館で見かけるたびいつもドキッとする。

あと、お酒が回るとすぐ眠くそうになって、目がトロンとするところがいいなあっと思う。

あと、物事に対する捉え方は似ているのに、絶望的に話が面白くない人である。たぶん文化圏の溝が大きいのだと思けどう。

帰りの電車、並んで車窓に映り込む二人の姿を見て、あまりの生々しさに恥ずかしくなって消えてしまいたくなった。

恋愛とか、恋人とか、甘いひと時とか、まだ遠い未来の話であってほしい。わたしはまだまだ「こんな垢抜けない、色づかない、性別未分化動物でいたくない」と切望し続けているし、この先もそうしたい。

まだまだおんなのひとに憧れ続けていたいので、男の人にオンナだと認定されたくないのだと思う。

2016-01-08

おとなしく家でサッポロ一番食べれば良かった

金曜日、出先での打ち合わせからの直帰。

年明け早々から仕事が立て込んでて帰りが遅かったんだけど、なんとか落ち着いた矢先。

連休は休めそうだし、セカンドお正月気分で家にこもってゲームするぞー、とけっこうな解放感に包まれてた30分前。

せっかくの出先だし、夕飯食べて帰ろうかなー、と思ったのがそもそもの間違いだった。

その前の打ち合わせでもお客さんにオススメされた、評判のラーメン屋

行ってみっかあ、と店の前まで行くと6〜7人くらいの行列

ふだんだったらまず行列に並んでまでラーメン食べることはないんだけど、きょうは解放感のせいと、お客さんに食べた感想言いたいしな、という気持ち何の気なしに並んでみることにした。

前は大学生くらいのカップルいいねラーメンデート

後ろにはすぐに3人組の外国人が並んだ。

さっき出てきたお客さんも外国人だったし、ガイドブックにでも載ってるのかなーと、ラーメン屋看板を入れて自撮りしまくってる外国人たちに映り込まないように、ちょっと身をよじらせたりしながら並んでたんです。

意外と5分くらいで中に入れた、と思ったら、外だけじゃなくて、中にも並んでるのね。

カウンター席の後ろ壁際に10人ほど。

まあ回転も早そうだし、とボンクラづらこいて待ってたんです。

刹那、前のカップル男の子電話がかかってきたみたいで、引き戸を開けて外に出て行った。

扉開けっぱなしで出てったもんだから、風がびゅうびゅうと吹き込んでくる。

まあ急ぎの用事ならそこまで気が回らなくて当然だよね、と思って引き戸を閉めてあげました。ええ。

外も中もけっこう並んでたから、こういう場合ってこのお店どうするのかな、うしろに並び直しはかわいそうだな、別に自分は戻ってきてもらってかまわないな、と思ってた。自分には損ないし。

したらしばらくして男の子が戻ってきた。

ひとり増えてた。

「ぜんぜん場所わかんなかったよー」

「だいじょうぶ、並んでたからもうすぐだよー」

「ちょうど食券買うタイミングに間に合ってよかったー」

3人でわいきゃいしだしたその瞬間、思わず

「いやいやいや、ちがくない?」って口をついて出てしまった。

引き戸の件は許す。中抜けしょうがない。

でも、増えるのはちがくない?

自分「それ横入りじゃないですか、後ろ並ばなきゃダメですよ」

電話男「え、でも並んでたんですけど…」

自分「いやあなたはね。でも増えるのはダメでしょ」

女の子「えっなになになんで」

3人ともポカーンとしてて、なんでこんなことを言われるのか信じられない、といった感じ。

自分も後に引けなくなっちゃったんで、「新しく来た人は後ろに並ばなきゃ不公平ですよ」って続けちゃった。

ああ、この人めんどくさい人なんだな、と悟った感じで、電話男が

「じゃあお先どうぞ…」と譲ってきた。

いや、ちがうんだ少年

自分が早く食べたいわけじゃなくて、みんなが並んでるのにそこをショートカットできる人がいるのはおかしいじゃん、ってことだけなんだよ。

でもこれ以上押し問答するのもイヤだから、「わかりました、ではお先に」って言って前に入った。

後ろの外国人観光客は、特に何も言わず。てかまだ写真撮ってた。

食券買って、程なく席に着いて、心が本格的にザワザワしてきて自己嫌悪が噴きだしてきた。

自分、ゴネ得狙ってた人みたいじゃん!

自分が一番キライな、めんどくさい人みたいに思われてるじゃん!

でもアホ面してニコニコと目の前の横入りを看過するべきだったのか?

それじゃ行列止めて殴り合いで食べる順番決めるのと変わらなくない?

弱いものはいつまでも損をし続けるのか?

うそんな考えがぐるぐるぐるぐるして、ラーメンどこじゃない。

それでも気を取り直して、別にもう二度と会わない人たちにどう思われてもいいや、とある程度折り合いをつけたところで、ラーメン着丼。

すげーうまそう。

もうおいしいもの食べて忘れよう!と決意して、ズゾゾゾと食べ出したら、口の端に覚えのある違和感

スープに長い茶色い髪の毛、入ってましたよね。2本。

つつつ、と口から髪の毛出して、そっ、と紙ナプキンにくるんで、丸めて置いておきました。

何事もなかったかのように完食しました。おいしかった。行列できるほどのことはある。

スープまで全部飲んで店の外にでると、さっきの2倍くらいの行列になってた。

夜風は冷たかった。

おとなしく家でサッポロ一番食べとけばよかった。

あと、もう行列には絶対並ばない。

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