はてなキーワード: 下水とは
浅草にて4歳児を毒殺した疑いで親が逮捕されたというニュースが入ってきた。原因物質は向精神薬のオランザピンとエチレングリコールだという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c24987b00e6f7158af489f1cb7a7747f3033e52
このエチレングリコール、自衛隊の車両整備所で部下に飲ませて中毒、入院というニュースも何度か耳にした事がある人も多いかと思う。これに対してイジメだ!と批判が湧くが、実はそうとも言い切れない。
また、エチレングリコールは幼児が誤飲しやすい危険な罠があるのである。
という訳で、自動車や機械整備などに縁のない人にはよく分からない物質、エチレングリコールについてちょっとだけ解説するよ。
因みに結構身近にあるもので、あなたのキッチンにもあるかもしれないので、幼児がいる家では意識してそれらを幼児の手が届く所から排除しないといけない。
自動車のエンジン冷却水は鉄むき出しの冷却水通路を通すからただの水は使えない。
更に水だと冬に零度以下になった時に凍ってしまう。水は凍ると体積が膨張するから鋳鉄で出来たエンジンは割れてしまう。
そこで氷結温度を下げる為にアルコールを入れる。昔はグリセリンが使われたが、現在専ら使われるのはエチレングリコールだ。自動車メーカーはLLC(ロングライフクーラント)原液を使用油脂に指定していてそれを水で割ってラジエーターに入れる。
でだね、このエチレングリコール、甘いのだ。ネットや化学の本だと「甘い」だけ書いてあるが、実際に舐めてみると、赤玉パンチやサングリアのような葡萄系のフルーティな味がするんである。
因みに赤玉パンチは味付けした赤ワインで、昭和初期に赤ワインの渋みとか複雑な豊潤さは受け入れられないだろう、という事でフルーティに味付けして販売したものである。昭和末期~平成初期で日本人の洋食関係の好みは変わり、バブル以前の洋食というのは甘かったのである。
あともう一つネットにも本にも書いてないのは、整備工場などではこの「甘くてフルーティ」を体験させるというのが半ば儀式化してるのだ。先輩が新人に「舐めてみな、甘いワインみたいだろ」とやるのだ。もうこれは必ずと言っていい程やる。
そして毒なのだが指先で舐めるぐらいではどうという事にもならない。
故に、陸自の整備所で中毒事件とかの事件群は、虐めじゃなくて先輩や教官がアホウであった可能性が高い。
普通は舐めるだけなのに飲むと言えるくらいまで(10cc以上とか)飲ましたんだろなというのが想像できるのだ。
実はエチレングリコール自体には毒性はない。皮膚についても大丈夫だ。
だが飲んでしまうと肝臓の働きに拠って毒になる。肝臓はアルコールと似た物質なので同じ手順で分解してアセトアルデヒドや酢酸を作っているつもりだが、分子構造が違うので猛毒のシュウ酸が生成されてしまう。
シュウ酸は体内のあちこちを破壊するが、一番ダメージを受けるのは腎臓で、シュウ酸結晶(シュウ酸カルシウム)が腎臓細胞を詰まらす&破壊してしまう。これは後に慢性腎障害として後遺症となるが、腎臓の機能が停止すれば当然尿毒症になるから急性症状としても危ない。
とにかくエチレングリコールを飲んでしまったら急いで病院に行かねばならん。
飲んでしまった患者の治療にはホメピゾールという薬品があって、これはアルコール→ホルムアルデヒドの触媒酵素を阻害する物質だ。肝臓はアルコール→ホルムアルデヒドのつもりでエチレングリコール→シュウ酸をやってるからシュウ酸の生成も阻害されて止まる。
でもこの薬が無い場合や軽度な場合はアルコールの静脈注射が行われる。これは肝臓への飽和攻撃だ。
いや、なんで飽和攻撃と言うかというと増田はレトロゲーマーでアタリマニアなんでミサイルコマンドで説明したくなる為だ。ミサイルが一度に大量に来ると迎撃が間に合わなくて殆ど撃ち漏らしてしまう。
これと同じでアルコール静注だと消化器を通らないのでアルコール濃度が一気に上がって肝臓は分解処理が飽和してしまう。サチってしまう訳だ。
この時にエチレングリコールの分解→シュウ酸も行われているがその割合は少なくなる。
一方で腎臓は余計なアルコールはジャンジャン捨ててるので、肝臓をサチらせてその間、腎臓頑張ってくれ!という方法だ。
って事でエチレングリコールを少量飲んだ患者はベロベロに酔わされるという目に合う。
ここまで聞いて、エチレングリコール中毒は整備工場や殺人犯絡みで、普通の生活には関係が無い、と思った?ところが家の中には至る所にエチレングリコールがあるんだな。
夏に使うだろう、氷枕、最近のものは密閉されたビニルパッケージに入っていて、冷凍庫で冷やしてもカチカチに凍らないので使い勝手がいい。
そのカチカチに凍らないのが問題だ。コレにはエチレングリコールが使われているのである。エチレングリコールと水を混ぜた溶液を高分子吸収体(おむつとか匂いビーズとかのあれ)に吸わせてある。パッケージが破れると中身がしみ出すが、それはエチレングリコールだ。
ケーキとか、冷凍宅急便とかに使われる保冷剤。あの保冷剤で凍らしても柔らかいままのものはエチレングリコール入りだ。モノを冷やすのに便利なので捨てずに取ってある人もいるかもしれないが、幼児やペットがいる家では止めた方がいい。事故のもとだ。
他にも「氷点下に冷やしても凍らないもの」にはエチレングリコールが入っていると思った方がいい。
更に重要なのが、「舐めるとフルーティで甘い」という点だ。幼児やペットが好んでしまうのだ。
と言いたくなるかもしれない。でもエチレングリコールは工業会ではかなりポピュラーな物質なのだ。
まず使用量が大変多いPET樹脂の原料だ。PETの原料という事はフリース線維の原料でもある(フリースは廃PETからも作れる)。
更に水性塗料の溶媒とか化粧品のつなぎとか、用途が大変多い中間材料なので大量に作られ、それ故安い。使い捨ての保冷剤にぴったりだ。電子デバイス界でのCMOSやARMみたいなものだ。
厄介なのがクール宅急便用の冷却材なんかは食品関係の法律が影響されない。それはたんに輸送用の風袋だから。
なので、今回の事件でもエチレングリコールを与えられた子供は美味しくて喜んで飲んでしまったのではないかと想像する。その後は尿毒症でとても苦しい死に方だったのでは。
それから革製品のなめし(変性処理)にはお茶にも含まれるタンニン酸とクロム酸を使い事が多いが、エチレングリコール酸も使われる。今回の事件の親は皮革商だったとのことなので自動車用LLCじゃなくて商売道具の可能性もある。
という訳で、自衛隊の整備所とか殺人事件とかで耳にするので危ないが遠い場所にあるモノという感じがするが、身近な場所にあるのでちゃんと理解して管理しないと危ないよという事だ。甘い液体で更にフルーティなんだよ。更に高分子吸収体に吸われた状態なら、それはフルーツグミと変わりはない。子供は喜んで食べたり吸ったりしちゃうよ。
因みに魚毒性が高いので下水に流すのは厳禁。埋設処分となる燃えないゴミに出すのも良くない。アルコールで燃えるので燃えるゴミに出して下さい。
なんか乾きにくいとかあるけど、こまめに洗うしっかりした家庭ならワンチャンOKなのかな。
ずぼらなんで無理だな。
<追記>
ぴょまえら㌧クス。
以下のブログが参考になったは。
買い替えの経緯
容量オーバーで買い替えを決意
元々夫が一人暮らし時代から使っていた縦型が容量オーバー。そして、調子も悪くなっていたので買い替えを検討。
せっかくならば乾燥機能も付いているものにしようと調べていたら、多くの人たちに「ドラム式は便利だよ!!!」と言われるのでよく売れているという「日立のビックドラム」を購入。
高い買い物だけど、乾燥機能もついていて時短になるし、夫の家事参加度合いも増えそうだから…
と思い切ったのですが、ドラム式は振動も音も縦型よりもうるさいし、何より洗濯したものが叩きつけられてかわいそうな状態に…
しかも、日立のドラム式は構造の関係で、乾燥機能を使うと服が下水臭くなるクレームが多発しているそうで、わが家も同じ状態に…
散々だった「日立のビックドラム」から「日立のビートウォッシュ」に買い替え。
同じ日立?とは思いましたが、衣類乾燥機との併用を前提に購入検討していたので、設置の関係もあり、最終的には「日立のビートウォッシュ」を選択。
今は「縦型洗濯機」と「電気衣類乾燥機」のセットで、快適なクリーニングライフを送っています!
その1:大きくて圧迫感がある(引越し先に入らない可能性もあった)
今回の買い替えは引越しのタイミングもあって思い切れたのですが、ドラム式は縦型に比べるとぐっと大きいです。
そのため、物件によっては洗濯パンに設置できないケースも多く、わが家もギリギリのサイズ感でした。
(縦横のサイズだけではなく、ドラム式は高さもあるので、水栓の位置がぶつかるケースも多いようです)
その2:洗濯物の出し入れがしにくい(腰を折ってかがむのが面倒)
ドラム式は縦型と違って、扉を横に開いて洗濯物を出し入れします。この時に、膝をついたりしゃがむか、腰を折ってかがむ必要があるのですが、これが結構腰に負担がかかります。
縦型の洗濯機もゴミ屑などがたまるフィルターの掃除が必要ですが、ドラム式のフィルターは複数あり、とても複雑です。
この掃除を怠ると、内部にゴミが溜まったり、洗濯や乾燥機能に時間がかかるようになり、故障の原因になります。
その4:たたき洗いで服が痛む…
たたき洗いでも服は痛まないとか、手洗いモードを使えば大丈夫などと言われていますが、やはり縦型のもみ洗いは大丈夫でもたたき洗いには向かない素材はあります。
わが家は一番お気に入りのシーツが、ドラム式で洗った途端にゴワゴワになってしまいました…
その5:振動と音が大きい
この感覚は個人差ですが、私は縦型とは違うドラム式の特有の振動や音がとても苦手でした。
特に脱水時の振動は激しくて、購入直後の時は故障したのかと思って焦りました…
縦型に戻ってよかったこと
ドラム式から買い換えようと思った理由と重なる部分もありますが、縦型に戻ってよかった!と感じたことは以下の点です。
その1:洗えるものの幅が増えた
その2:つけ置き洗いができるようになった
ドラム式ではできないのが「つけ置き洗い」です。わが家は数時間つけ置くだけで洗浄終了!すすぎもいらないという洗剤を使っているので、つけ置き洗いが復活できたのは本当に嬉しかったです。
その3:少量でも洗濯できるようになった
ドラム式は少量で回してしまうと、洗濯物が偏ってエラーになったり、脱水がうまくできないことがあります。そのため、子どもの汚れたものだけ、などという少量での洗濯をするのが難しかったのですが、縦型ならば気軽に小分けで洗濯ができます。
子育て中には、これ、かなり便利です!
その4:泥汚れにはやっぱり縦型のもみ洗い!
皮脂汚れであればドラム式でも十分に優秀だと思いますが、泥汚れなどの場合は圧倒的に縦型のもみ洗い。
その5:洗濯音が静か
多少の振動はありますが、もみ洗いの振動はただの横揺れ。ドラム式の振動音のように大きく伝わってくるものではありません。洗濯時間がとても静かになりました。
ドラム式は洗濯から乾燥までを一貫で行えるのが便利な家電だと思います。そのため、仕事に行っている間に乾燥まで終わらせてしまいたいという方や、大人の皮脂汚れが中心ならばドラム式でも汚れ落ちも十分だと思います。
しかし、泥汚れがあったり、様々な種類の汚れ物がでる子どもを育てている家族の場合は、縦型の洗濯機と衣類乾燥機のセットが便利!だと私は実感しています。
衣類乾燥機が別になっていることで、洗濯機を回しながら乾燥機かけることができます。
これ、かなり便利です!
ドラム式のときは、乾燥機を回しているときに洗濯がしたいー!となっても乾燥が終わるまで待つしかありませんでした。
でも、別々になっている今は、どちらも並行して行うことができます。
乾燥が早い!
わが家は日立の電気式の衣類乾燥機なので、ガス式の乾燥機に比べれば乾燥時間は長くなりますが、それであってもドラム式よりはずっと早い。
ドラム式は洗濯後に庫内が濡れているところから乾燥をスタートさせるのに対して、衣類乾燥機は最初から庫内が乾燥しています。庫内を乾燥させるというプロセスがないだけでもまずは時短。
乾燥の方法も衣類乾燥機の方がシンプルなので、さらに時短ができます。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/62a6a088bc7b5f13135017ee11d6ff93d11b99bb
岸田のせいじゃなくてウンコのせいだよ。
能登では今ウンコをどうするかが最優先課題だと言っても過言では無い。
まず先に言っておくとボランティアでも団体・企業など所在確認が容易な人は
当たり前だろと言われそうだがそれすらわかってない人がXみると結構いるので一応言っておくが
で、ウンコの話だけど簡単に言うと今能登では人手以上にトイレが足りない。
下水が機能していないのでどこも簡易で汲み取り式のものを設置しているんだけど
これがまぁ小さい集落でもすぐいっぱいになるんだわ。
今はありがたい事に簡易トイレの在庫は潤沢な避難所がほとんどだけど
住人だけでもトイレ問題があるので奥地に入るボランティアは基本簡易トイレか野グソになるが
野グソは当然非推奨。
団体で入っている所は簡易トイレの用意をして現地入りしている。
この状態で個人のボランティアがフラフラ来てトイレありますかぁとか
言われたらマジで殴られてもしょうがないくらい殺気立ってる現場もある。
ちなみに震災後4日から炊き出しを行なっている団体に自分は所属してたんだけど
トイレの問題に気づいてない人たちは申請企業でもトラブルになっていた。
「トイレどこですか?」
「無いです」
「えっ?」
「考えればわかるでしょ!!」
まあ会社から物資持って行ってこいされただけなんだろうし(県内企業のバンだった)
建物的にどう見てもトイレありそうだから聞いたんだろうけどどちらも気の毒な話だ。
結局あの人たち野グソしたんだろうか。
何が言いたいかっていうと
お前はたった数時間現地にいるだけで出したウンコより意味のあるボランティアができるのか?
したウンコ持ち帰らなきゃいけないってわかる?
あと個人ボランティアはおそらく今ならまず加賀入りしてそこから下道で能登向かうこと考えてるんだろうけど
加賀→能登って今の道路状況だと車で4時間くらいかかるけど大丈夫そ?
これは陰謀でもなんでもない。
小池百合子知事が麻布十番駅を核シェルターにするとぶち上げて話題になっているが、
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/20979db65c4b2665d53884ea0247aa2eac51db19
実は都営地下鉄大江戸線の麻布十番駅は防災拠点として整備されていて、地下に巨大空間があるのだ。
地下鉄の線路は地下6階にあるのだが、駅コンコースは地下4階となっている。その上の空間が備蓄倉庫となっている。
更に鳥居坂のシンガポール大使館下に地下駐車場の入口があるのだが、
https://maps.app.goo.gl/T7BFm9ohKUEZT68J7
この下と道路の下が駐車場で、その下がまるまる防災倉庫+コンコースとして伽藍と開いているのだ。
大江戸線は2000年に開通したが、90年代の麻布十番は延々と工事中で、しかも巨大な縦穴を掘っているのが見て取れた。それは地下鉄だけじゃなくて備蓄倉庫の躯体も作っていたからなのだね。
土木に興味がある人なら、都市トンネルの作り方には上から掘り下げる開削工法と、地下を横に掘り進むシールド工法があるというのは知っている事と思う。
シールドというのは盾の事で、丸盾型の隔壁を全面に置いて開口部から工夫がショベルやツルハシで土を掘ってトロッコで後ろに残土(ズリ)を送る。シールドが前進すると同時に丸いトンネル形状を支える支保工を建てて、そこにコンクリートを流して丸いトンネルにする。トンネル掘削面を切羽というが、都市の地下だと切羽が崩れてくるのを防ぐ為にこういう風にした。150年前のロンドン地下鉄から使われている枯れた技術だ。
このシールド工法、今ではもっと進化して、シールドマシンという機械が自動で掘り進むようになっている。掘ったそばから円形トンネルの外壁を分割したセグメントを組み立てて行く。
http://www.yesemk.com/eng/business/tbm_small.html
が展示されていて、いかにもごつそうなドリルが付いているが、そういうのは山岳用である。
沖積平野地下で威力を発揮するのは実は泥水なのだ。泥水を吹き付けて土を崩し、そろばんみたいなカッターでグリグリやって出てきた残土は泥として後方に送る。
それには泥と水の分離機が必要になる。地下鉄工事や下水管(雨水管)工事の現場でこういうデカいタンクが置かれているのを見た事が無いだろうか?
https://www.futamoto.com/product/ftu-d/
これは泥と水の分離機で、丸い形状の場合もある。セットルタンクともいう。上に機械が載っている事も多いが、それは脱水機で、振動、或いは遠心力で泥から水を分離して、それをダンプに載せて残土として捨てに行く。
建築現場でも見る事が多い。これは杭基礎工事で潤滑剤として水を使い、杭打機の中の土の掻き出しにやはり泥水吸引を使うので、その泥を水と土に分離して捨てる為だ。
一方、シールド工事ではその残土、排水分離の他に泥を作るという役割があるってわけ。
水じゃなくて泥水である理由は、まずは比重の重さによる破壊力の増加。鉄砲水では橋や堤防は壊れなくても、土石流だと破壊されてしまう。これは泥水の方が比重が重いからだ。
また流動性が水より低い。この為に余計な場所に流れて行ったりしにくい。
また比重の高さにより、切羽が安定する。水だと掘ったそばから土は崩壊しようとするが、泥だと高圧状態が保てるので崩れにくい。
そして泥と別に水も送り、出てきた残土の泥を薄めて流動性を上げて後方の分離機に送るのである。
この為に残土のトロッコやベルコンベアも必要なくてホース数本だけでいい。人員も減るし労災も起こりにくい。
しかもこういう仕組みだとシールドマシンが小型化出来る。人が入れないような径のトンネルを掘る事も出来る。何しろホースと泥水分離機だけでいいのだから。
そういう訳で異常気象で多発してきた排水氾濫に対して雨水幹線を整備するのにも大活躍だ。下水管なら各戸の管を接続する為に露天掘りしか出来ないが、雨水管なら必要ないので小型シールドマシンが使えるのだ。
ってことで、シールドマシン下発進拠点であり工事の要である泥水分離機を稼働させ、残土を搬出する場所が必要なので大きな縦穴を掘る必要がある。この縦穴は最後にただ埋めてしまうと勿体ない。なので駅になる場所がシールド基地となる事が多い。
因みに雨水管シールド工事での基地の役割にはもう一つあって、それは「シールドマシンを押す事」だ。シールドマシンには推進力が無いので基地から油圧で押してやるのである。
で、トンネルが出来たらその上に駅コンコースの躯体を鉄筋コンクリートで作る。それが終わったら土で埋め戻して完成だ。
この辺の構造はみなとみらい線の元町中華街駅とかが判り易いかも。露天掘りで出来た駅コンコースからエスカレータを降りると、丸いトンネルの天辺に出る。この二つは別構造で作り方も別だったのだ。
都営麻布十番駅は地下6階で、コンコースは地下4階、その上はただ埋め戻しすると無駄だ。なので有効活用する為に備蓄倉庫とされる事になった。更にホーム自体は交差点からエネオスのガソスタのあたりまでなのだが鳥居坂の方まで延長されて地下駐車場と備蓄倉庫などになった。確か鳥居坂の方は地下鉄が開通しても工事が続いていた覚えがある。
また、石原都知事は地下鉄開業後に自衛隊部隊を市谷から大江戸線乗車で麻布十番に移動させる訓練を行った。自衛隊を指揮したい、六本木から市谷へ防衛省が移転したのでデモンストレーションしたいという動機もあったろうが、都営の防災倉庫落成のデモの意味もあったのだ。
このように元々防災備蓄倉庫として整備されていたものを核シェルター化するというのが今回の肝なのだが、どうもその辺の背景知識が参照されていないように思える。
更に小池知事はワンフレーズ政治家なもんで、ちゃんと継続して計画策定するのかっていうのが疑問なのだ。山手線2階建はどうなった?
就任当初に小池知事は廃校となった都立市ヶ谷商業高等学校跡地を韓国人学校に転用する取決めを反故にした。これは韓国人学校化を約した舛添前都知事の独断の疑いがある事の他に、当時議席もない右翼政治ゴロのような人物を秘書としていて音喜多ら都民ファ議員をパシリにしていて、その影響もあると思われる。
だがその言い訳がヤバかった。保育園にすると言ったのだ。当時「保育園落ちたの私だ」などで保育園待機児童問題が炎上しており、それに乗っかったのだが、こういう時は実地を見てみないとポジショントークになってしまう。
市ヶ谷商業高は新宿区矢来町にあり牛込柳町駅が最寄り駅だ。しかも結構な狭隘路の中にある。学校としての敷地はかなり小さい。だが保育園としては過大な建物だ。
車での送迎は狭隘路の為に不可能だ。また保育園というのは電車で通うものではない。電車で送迎した場合、坂の下にある柳町駅から急坂を登らねばならない。
都市計画法と建築基準法に用途地域というのがあり、地区ごとに建てられる建物の種類が決まっている。例えば商業地域には木造家屋は建てられず、住宅地に工場は建てられない。また工業地域には学校を建ててはならない。これは住環境や教育を保護するための規制だ。
だが保育園にはなんの規制も無いのだ。これは環境がどうこうよりも、保育園は働く人の為の施設でありオフィス労働者、工場労働者が居たら自動的に必須となるのである。
こういう属性を持つので、保育園は遠方に通うものではない。住居か職場に近い場所に開設されるものだ。
矢来町は大きなオフィス街ではない。だから大きな保育園が必要な場所ではない。
ならば住居の方はどうか?この周辺は人口空洞化が進む地域だ。因みに増田の母校はここから徒歩30分くらいの場所にあったが生徒数現象で廃校されてしまった。
故にここに保育園というのはナンセンスなのだ。だがこの時は「場所的にナンセンス」と強く否定されなかった。
その後市ヶ谷商跡地はずっと遊休施設になり、最近に老人施設に一部転用という形になっている。保育園転用の可能性は検討さえされていない。
こういう感じの人なんで、核シェルター化は本気で継続する事業なのか?というのが非常に疑問なのだ。
更に現知事の問題はその問題性を感じさせない天賦のポピュリスト性にあって、市ヶ谷商高保育園転用の時もマスコミに半畳を入れられなかったし、今回も同様だ。なんか、テキトウ言っても通ってしまうという言論空間にいる。長期停電したら水没しますが、ガスタービン発電とその燃料備蓄はどのくらい?と言った具体性に繋がらないで、北朝鮮の核があるから、で通ってしまい、何も事業が進んでないまま皆忘れるというパターンに入ってるような気がしてならない。
コロナ初期のように「三密」「移動制限」みたいに全体の流れを言葉で決定付けるのは非常に高パフォーマンスを出すのだが、その後が続かない。ママチャリにクラリオンの高額なアンプ、スピーカー積んで街宣みたいな感じになるのがいつものパターンというか。
大江戸線清澄白河駅も麻布十番と同じくコンコース上の空間が防災倉庫になっている。だから清澄白河駅でも同じ核シェルター化が可能だ。ここの場合はホームが地下2階、コンコースが地下1階と深さが無いが、その代わりに隣接する清澄庭園にはみ出す形で地下構造物が築造されている(はず。見てない)。
あと、東京都の防災倉庫に指定されていないが、新宿中央公園地下も広い空間が広がっていてシェルター化出来そうである。中央公園の新宿方広場は昔階段や噴水が組み合わされた広場だったが、地下鉄大江戸線工事で巨大工事基地となっていた。
その後広場に何も置かない、噴水も置かないというのは何かの躯体が埋まっていると考えられるのだ。
だからこの二つでも核シェルター化は可能な筈だが、何分にも知事が何処まで本気なのか放言なのか判らないので…
江戸時代の古川改修工事で工区を区切り、○○N番、と書かれて居たのが由来。麻布は十番だったので麻布十番と。これは有名だね。因みに昭和初めまで森本町、山本町、永坂町という感じで麻布十番という地名は無かった。町の合併地名整理で古い呼び方を復活させたのだ。
エネオスのスタンドの斜向かいにマンシーズトウキョウというレストランがあるが、実はここがバブルなディスコのマハラジャ東京の跡地。因みに増田も行った事がある。んでその近くのファミマの隣のPCデポの隣がマハラジャWESTでここも増田は行ったこt
一の橋の交差点の五反田寄りに団地があってその裏の古川べりに広尾公園があるのだ。
これは、江戸時代の古川の改修工事の後にできた、川べりの土地を開墾して田んぼにして、そこを全部広尾と名付けたためだ。つまり、一の橋からずーっと遡り、広尾の天現寺橋までの両岸が広尾。また天現寺橋から北の方に今の外苑西通りに沿って笄川(こうがいがわ)というのが流れてて、その両岸も広尾だった。地名として無茶なのだが、どうもこれは広尾の人らが開拓に駆り出されたかららしい。
後にややこしいので川沿い広尾は近傍の地名に合体させられたのだが、一の橋付近だけはその地名変更前に公園名が付けられて残ったというわけ。
六本木交差点のアマンド横に坂道があり麻布十番まで繋がっているが、元はこの道は都電の線路だった。廃止されて道路になったもの。
で、ここを都電が走っていたので、その代替都バスもここを走る事になった。なので右折禁止の六本木交差点の真ん中で都バスが右折待ちしているのが見られた。路線は新宿駅東口~東京タワー。
で、都バスは昭和40年(1965年)に車掌乗務から、ワンマン均一料金に転換したんだが、車掌については本人の希望にした。それで殆どの車掌は退職するか配置転換されたのだが、十数人くらいは継続勤務を希望した。因みに狭隘路線などでは今でも補助的に車掌が乗務する路線はある。
この人達が最後まで残っていたのが新宿~東京タワー系統で、1990年近くまで居たそうである。
因みにこの路線は整理されて今では残っていない。
鳥居坂は急坂の下の方を大通りが通り、そこだけ水平なのでサンフランシスコのような光景になっている。なので勢いがありすぎるとジャンプする。というかした。バイクで急いで通ろうとしたらジャンプして転倒しそうになった。減速を心がけたい。
元麻布に登る坂の下にパティオ十番という広場があり、多分これは南部イタリアの街を模して作ったものだろうが、よくフリマが開かれている。麻布十番という下町+オサレな地域に相応しい出品が多くて雰囲気も良いし面白い。
都電廃止後に陸の孤島と化していた麻布十番に南北線と大江戸線が相次いで開通することが決定すると、沿道には「悲願達成!麻布十番に鉄道開通!」という横断幕が方々に掲げられ、まるで冬は雪に閉ざされ交通途絶される雪国のようで苦笑した事がある。
先ほどの飛地みたいな広尾公園から古川を渡ると、三田一丁目というかなり強烈な下町がある。この辺の人も麻布十番居住と言っているはずだから、麻布十番に一番安く住むには三田一丁目に住むのが一番と思われる。風呂が無い家も多いが、実は麻布十番には銭湯が残っているのである。しかもここは温泉が出ている。泉質は南関東ガス田の上なので黒湯である。
六本木のロアビルから曲がり鳥居坂に向かうと、周囲は東洋英和や古い教会などが立ち並ぶ雰囲気の良い地帯である。
ところがこの広大な一帯には再開発が掛かっている。なのでロアビルも廃業して廃墟となっている。ロアビルから鳥居坂まで全てである。
実はこの一帯はロアビルも含めて川崎財閥という財閥の所有地であった。GHQの財閥解体で解散させられたが六本木の不動産はそのまま所有し学校などへ売却されたり共同運営(ロアビル)されるなど管理されていたがその全部を再開発する事になった。デペロッパは当然森ビルである。港区にいる限り森ビルのブルドーザーから逃れられる者は居ないのである。核シェルターもいずれ森ビルのブルドーザーが…。
ヘルシオはメンテが結構面倒なのでズボラ家電ではないし、かといって高いだけのオシャレ家電でもない。ちゃんとしたヘルシオのススメを書こうとしたが、私もろくな使い方してなかった。
カルニータスを作るときにラードが必要なんだけど、豚脂からラード作ると油かすが出る。そのままだと油が染み込み過ぎてて直食いはあまりにもキツい。ザルに上げといてもすぐ冷めてシミシミは解除できない。で、ヘルシオの出番。天板に角ザル受けられるトレイに角ザルと肉かすのっけてサックリあたため(自動機能)。ちゃんと油が抜ける。トレイに油が溜まるので、カルニータスに突っ込んで無駄にならない。
カルニータス作ると当然ながら動物性の油脂がついた調理器具が出るわけで、それを食洗機直行して下水に流したら大迷惑。普通にグリストラップが詰まるのでやっちゃだめよ。お湯で溶かしてボロ布に吸わせるのが常套手段だが、水びたびたの状態で可燃ごみに突っ込むのにはちょっと抵抗がある。調理器具と濡れ布巾をおまかせ蒸し(適当なタイミングで止める)でだいたい拭って布ごとポイ。あとは食洗機でよい。
魚系のキワキワを狙う低温調理をやる場合、調理器具からも菌をできるだけ減らさなきゃならん。ヘルシオには除菌機能があって熱消毒と乾燥までやってくれるので、大変良い。本来は哺乳瓶等用で異常独身男性には無関係な機能って思ってたけど、こういう使い方もある。最上位機種にしかない。型落ちでいいから最上位機種買ったほうがいい。普通の調理でも、最上位機種なら炙り焼き機能で鶏肉つっこんでボタンポチで私くらい上手に焼いてくれる。
これ読んで「欲しい!」って思う奇特な人、結婚しませんか?キッチン作業台と調理器具およびその棚以外の家具がほぼない独身男性です。
お前が唱えるようなゼロリスク論に基づく絵に描いた餅でない反証可能な仮説などこの世に存在しない一方で
科学的には「処理水の安全である」という仮説は十分に反証可能であると散々指摘されているのに何も理解できていない負け犬が
何故か上から目線で残念ポイントとかドヤって恥の上塗りをしているところが残念ポイントやね
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230912195121
ublftbo 《着目している曝露要因を構成する未知部分が害をもたらす可能性がある》という主張は論理的に否定しようがないから、その論を採用すると、《**は安全である》なる形式の言明は全部不可能になるんじゃないですかね。
Akech_ergo 「海洋放出は安全」の主張は「現状手に入るデータと理論に基づけば」という留保があるので、新しいデータや理論(例えば沿岸の生態系で未知の生物濃縮の仕組みが発見されるとか)が見つかれば、反証されうるよね。
uehaj これは科学のうち工学の話なんだ。この「安全と言えない」論を認めると原発は当然運用できないし屁をこくことも出来ない。屁が安全だと証明できないからね。工学上は計算によって規制値を決めそれを守れば安全とする
ROYGB たとえば処理水で飼育している魚に異常がないか、放射線量を測定して増加が無いかを確認して、異常があれば反証になる。
y-wood 文系の陥るゼロ百系の話。/ 何で文系は論理が不完全過ぎるのか?量や統計も無視するし。その訳を知りたい。
opnihc 科学の証明で避けて通れない確率・統計という概念が全く入っていない。増田が反証可能性を見つけられないことを根拠にして飛躍だらけで結論までつないでおり、科学を理解しているとは思えない。
jaguarsan 証明済みだから実験も観察もその後一切行われない とか言ってる時点でこの人理系(少なくとも物理畑)じゃないんだろうなって分かってしまった。他人の分野に口出すときは謙虚になろうね
Gragra 処理水が起源の放射能かどうかはサンプルに含まれる核種を調べたら分かるけどね。処理前の汚染水に含まれる核種(とその崩壊生成物)が高い濃度で検出されるはずだから。
mobile_neko それを言い出すと排ガスやら食品添加物やら医薬品やら電磁波やら水道水やら工場排水やら下水やら行政が規制や許可を出している全てにおいて安全性が判断できないと言うことになるのでは?科学というより言葉遊び
sgo2 処理水とそれ以外との違い(測定すれば分かる)と、それによる影響を証明すれば済む。現状では「差異は認められるがそれが問題を引き起こすというエビデンスはない」が結論。
yujimi-daifuku-2222 ちなみにこの増田の設定に照らすと、増田の家から排出される下水を安全と見做すのは科学的ではない事になります。
欧米は向精神薬を飲んでまで明るく躁病的に振る舞うことが1990年代に推奨されており、その後下水下流の魚から向精神薬が検出されたりして濫用が問題になった。
一方でインターネットの発達により2000代以降は「内向的」、つまり人付き合いの悪い人が見直されている。
内向的な人は縁の下の力持ち(といっても、ストックオプションなどで大儲けしているのだが)。
家庭持ちパーリーピーポーがバーベキューでウェイウェイしている間にしこしこと一人でグーグルやamazonをつくっていたのだ。
「内向的」が良い特徴としてとらえられるようこういう本を読むと自信がつくかもしれない。
https://www.amazon.co.jp/dp/B019WU2EXO/
あと内向的でも結婚はできる(グーグルやamazonをつくった人も結婚している)。
しっかり金をとられるところで婚活して内向的な人、ほっといてほしいタイプの人を探すと意外と成功するかもしれない。
ただし増田は内向的な人には向かない。悲観的にさせやすい攻撃的極論逆張りの巣窟である。
砺波平野の散居村が美しい
https://dailyportalz.jp/kiji/Scattered-villages-in-Tonami-Plain
珍しく地元の話題をホッテントリで見かけて面白かったので書いた。
書いてみたけど北海道の農家とかの方が大変そうだよねこういうの。
上下水道が来ているところもあるけど、井戸水と浄化槽のところも結構ある。
井戸と言っても電気で汲み上げるので普段の使用感は普通の水道と変わらない。
井戸水は夏冷たく冬暖かいとかのメリットもあるけど、停電すると水も止まるとか、地震の後は水が濁るとか面倒なところもあるらしい。
浄化槽は庭に浄化槽を埋めて下水がそこに流れ込むようになってるやつ。
井戸+浄化槽+プロパンガスまでは割と独立した感じがあるから、電気も自前の発電機で賄うようにしたら最強に見えるかもしれない。
道路自体は普通に管理されてるけど、道路脇の用水にフェンスが無いので定期的に用水に人が落ちる。富山県が全国で一番用水への転落事故が多いらしい。
散居村の用水全てにフェンスを付けるのは無理なので困ったねみたいな話がニュースになったこともありました。
道路といえば田んぼの真ん中に家があるので、家の敷地内に長い私道があるお宅が多い。どこまでが私道でどこからが公道なのかは住んでる人間もよくわかってない。
水田は洪水を防ぐはたらきがあるので、家が水田に囲まれてる散居村の水害防御力は多分高い。
先人が庄川の治水を頑張ったお陰でここ数十年は水害らしい水害は無いみたいだけど。
幹線道路は融雪装置が付いていたり早朝に除雪されたりするけど、散居村の家の前の細い農道にそんなサービスは無い。除雪車が来るとしても昼。
従って通勤のために車庫~除雪されている道までのルートを自力で切り開かなくてはならない。
上にも書いた通り散居村の私道は長いし、家の前の農道も除雪となると結構な距離になるので、農作業用のトラクターを除雪仕様に換装して除雪する。
トラクターの無い家でも手押しの除雪機持ってる家は多いんじゃないかな。ママさんダンプじゃなくてガソリンエンジンのやつ。
雪は温暖化の影響なのか昔に比べるとかなり少なくなった。
昔は12月に雪が積もると春まで地面が見えなかったけど、最近は一気に沢山降ってすぐ溶けるのを年に2~3回繰り返すみたいな感じになっている。
たくさん降りそうなりそうなときは前日から学校が休校決めたり、会社の社員食堂が食材の仕入れができないって言い出したりするので、
じゃあもう会社も休みにするかとなることが増え、昔よりかなり楽になった。休みなら早起きして除雪しなくていいからね。
ブラックキャップを開発した人はノーベル賞とか貰ったら良いと思う。
最近は温暖化の影響なのか昔は見なかったヤモリが家に入ってくるようになった。勘弁してほしい。
ブコメで見かけたけどあの景色のどこに騒音を見出したんだろう。カエルか?
カエルは実際五月蠅いらしいけど、地元民には聞こえていない(強く意識しないと音と認識できない)ので騒音にはカウントされない。
散居村は楽器やりたい人なんかには良いところってのはよく聞くけど、時期によっては3km離れた城端線を列車が走る音が聞こえるくらい静かなところなので、
季節と時間帯を選ばないと演奏が砺波平野に響き渡ってしまうかもしれない。
見ての通りド田舎なので、散居村を構成する家々は空き家が増えているし、高齢化もすごい。
もうじき敬老の日の催しがあるけど、75歳以上が老人として扱われ、会場の設営を70歳の若者がやっている。
屋敷林の管理や農作業、冬の除雪など、力仕事のできる人間が複数居ないと維持管理が難しいんだよな散居村の家。老人だけでは厳しい。
昭和初期生まれくらいの世代ではきょうだいが10人居るとか普通だったそうだし、そういう一世帯の人数が多かった時代のものなんだろうなと思う。
観光資源としてPRしてるけど、個人の農地と家が平野に並んでいるだけのものだから保全も難しい。土地の持ち主が田んぼをやめるのを止めることはできない。
そんな訳で今しか見れない景色かもしれない散居村、季節によって違う良さがある。
田んぼに水を張る季節が一番フォトジェニック。散居村の水田に映る夕焼けは観光案内なんかでよく見る。
高いところから見下ろすのも良いけど、城端線の車窓から見るのも良いのよって会社の先輩が言ってた。
また、砺波ではチューリップの球根の栽培が盛んで、GWごろには「となみチューリップフェア」というのをやっている。
チューリップ公園で大量のチューリップが咲いているほか、実際のチューリップ畑を見学したりもできる。
夏の散居村を車で走り抜けると草原の中を走ってるような感覚になるので個人的に好きな季節。
稲穂で一面黄金色なのも良いし、稲刈りの終わった後の寂しい感じも人によっては好きかもしれない。
散居村展望台の近くにある夢の平スキー場は秋になると一面の秋桜が咲いてるので結構人気がある。
雪景色が綺麗。積もりたてが特に綺麗だけど、そういうときは大抵公共交通や路面状況が死んでるから観光で来るのは大変そう。
いや公共交通は普段から瀕死だけども。バスも電車(城端線は電車じゃないけど)も本数少ないから、使うなら時間ちゃんと調べた方が良い。