はてなキーワード: 転職サイトとは
夫は39歳で公立中学の教員をしている。子供はいない。クラスの担任をやらされる年度とやらされない年度があり、
担任をやらされている年度は、家に帰る時間が19時をすぎたり、土曜か日曜にサービス出勤したり確かに大変そうではある。夕食時は仕事の愚痴を聞いてあげるのが定例だ。
私としては絶対に辞めてほしくない。本音を言うと今より生活水準が落ちてしまうのを恐れている。
夫の年収は600万ほど。都会の人から見れば39歳で600万は少なく見えるかもしれない。だが地方では上流なほうだ。
地方でこれくらいの給与が見込める民間企業なんて電力会社系列か銀行ぐらいしかない。あるいは大企業の地方支社か。
教員免許ぐらいしか資格のない39歳がそれらに入れるはずもなく、今より待遇が悪くなるのは明らかだ。
なんだかんだ夫は土日休めている。前述の通りサービス出勤はあるものの、これは誰かに強制されているわけでなく仕事を期限までに終わらせるために、あくまで自分の裁量でおこなっているものだ。数時間ほどで帰ってくるし。
ところが地方の民間企業というものは完全土日休みの会社がかなり少ない。
私は独身だったころ転職経験があるのだが、転職サイトに掲載されている会社は隔週土曜休みばかりだし、ハローワークでは完全土日休みを条件に検索すると、業界未経験者OKな求人はごっそり消える(夫は教育業界自体が嫌で他業種に行きたいと言っている)。
"夫が仕事辞める"などのワードで検索すると「仕事続けて精神病むくらいなら辞めてもらったほうがいい」だとか「辞めて収入減った分家計のやりくりを頑張りましょう」みたいなこと言ってるサイトがヒットする。
まあもともと稼ぎの少ない人なんならそう気楽でいられるかもしれないが、私は夫の経済力に惹かれている面があるので、もし転職して低収入になったら夫を好きでなくなってしまうかもしれない。
それともまさか転職すらしないつもりじゃないだろうな?私の手取り月収15万にすがりたいのだろうか?なんで一回り年上の男を養ってやらにゃならんのだ。介護かよ。
とはいえ私にも反省すべき点がある。私は3勤3休のシフト休みの会社で働いていて、平日が休みになるのだが、夕食をつくることと洗濯機を回すぐらいしかろくに家事をしていなかった。
家の掃除は土日に夫がやっていた。ゴミ出しも私より早く起きて出勤する夫にまかせっきりだった。
土日に夫がしっかり休めるよう、私が平日休みの間にあらゆる家事を済ませておくべきだったのではないか。
補足→ https://anond.hatelabo.jp/20191205212350
これは退職者アドベントカレンダー2019 (https://adventar.org/calendars/4051) 5日目の記事です。最初は自分のブログに書くつもりでしたが、書いてるうちにどこまで筆が滑っているのかわからなくなったので増田に投げることしました。そしたら余計にタガが外れたのはご愛嬌。
よく見かける「未経験からエンジニアへ!」ストーリーの、あまりなさそうなルートです。よくあるルートのほうはなぜかTwitterで報告して「○○系エンジニア」的な命名をしてから入社その後の動向が闇に葬られているのをかなりの確度で見かけますが、まあ、なんか、いろいろあるんでしょう。逆にそういう成功(?)体験の生存バイアスを強化する情報ばかりあふれていると情報として健全でないように感じます。
といいつつ後日しれっと消えてたらInternetArchivesか魚拓で会いましょう。
この話はここから先はフィクションです。剣も魔法も労基法も出てこないファンタジーです。
地方に潜むフリーターです。好きなvirtual beingsはロボ子さんと東雲めぐさんとれいきらさんです。
これまでは自分のためのプログラムを書き散らすだけで、ITとは無関係のバイトをしてきました。玉掛とフォークリフトなら任せろーバリバリ
会社にもぐりこんだいきさつはやや特殊なのでぼやかします。とあるきっかけで知り合った人から誘われました。リファラルです。なお、とあるきっかけはなにかと炎上しがちないわゆるプログラミングスクールなどではないことを防火剤がわりに書いておきます。そんなもんに使う金など無い。
その人のことはあんまりよく知らなかったのですが、CTOとして手伝っている会社のシステム部門で人手を探しているとのことでした。会社のホームページにはリクルートページなど無く、何をやっているかいまいち要領が掴めなかったのですが、ざっくりと自社製のWebアプリ開発をやる感じらしく、内容も聞いた限りでは(自分のスキルと照らし合わせて)そんなにどえらいわけでもない印象でした。ちょうど金もないし無職だし、少し経験でも積んでみるかという気になったので、この際ホームページがDreamWeaverのサンプルを流用したまんまといった細かいところは観なかったことにしました。
面接にいくと社長から「いつからこれるの?」と言われたので「あっこれは」となりましたが、金がなかったので是非もなくそのまま入社の運びとなりました。この頃はプログラム書いて金もらえるなんてサイコーとか思ってました。ちなみにgithubやatcoderのアカウントを書いた職務経歴書は一顧だにされませんでした。
地方の製造業のシステム部門を切り出して別会社にした形態の、創立数年ほどの会社です。自分のほかにもうひとり、社内情シスのようなことをしている方がいましたが、基本的にはサポートが専門な感じでした(ただし肩書は自分と同じでしたが)。紹介してくれたCTOは週に一度のMTGに顔を出すだけということで、実質的に常駐している人間でプログラムが分かるのは業界未経験の自分だけというチャレンジングな環境からスタートしました。なお入社して社内の平均年齢を大幅に下げることになりました。
ちょうど入ったタイミングで情シスの方が抱えている仕事があり、とくにやることもなかったので手伝いました。グループ会社のサイトをスマホ対応させるもので、事情はわかりませんがそれまで他社に制作を委託していたものを自社で運用することにしたとのことです。みてみるとWordPress4でPHP5が動き、Bootstrap3を使ったオリジナルカスタムテーマで運用してきた様でした。もちろん仕様書やローカル環境もあるはずがないのですが、どうせ自分はWebデザインなど知らんのでとりあえず直にheader.phpにviewportを書いてmain.cssにメディアクエリを設定して、ザ・web制作初歩みたいなレスポンシブ対応をしましたが、デザインについて当事者との意見のすり合わせの機会なんかの開発手順はなかったので良しとしました。
入社して2周間ほどのち、社長についてこいと言われた打ち合わせの後日、MTGで「昨日のアレの進捗はどんな感じなの?」と聞かれたことから、いつのまにか新規案件を自分に一任されていることに気づきました。仕様は前日の打ち合わせがすべてだった模様です。要件定義や技術選定・検証のような工程など決まってないので好みで揃えました。趣味と関心からExpress+Mongo+Reactのセットか、触ったことのあるDjango/Railsでざっくりやるか、どうせならDockerも使い時か、こんなときに相談できる同僚やメンターが欲しいなぁなどと考えていたら、CTOがそれまで作っていたやつをみるとPHP+ES5+MySQLだったのでなんだかんだでそうすることになりました。PHPを初めて触り、「これがペラ1のphpにjsもcssもなにもかも書いていくといういにしえのスタイルか…!」と新鮮な感じでやってました。
Windows Server 2012で動いていたサービスをLinuxに移行しました。これは自分が入る前から情シスの方が任されていたのですが、マニュアルに沿ってコマンドを打ちこんではどこかで転け、エラーは読まずにあきらめてCentOSインストールからやり直すということを繰り返していたのを見るに見かねて手伝いました。SSHでPowerShellからマニュアルのコマンドをコピペして実行する方法を教えてあげると目を丸くされました。shellファイルを書いてあげると魔法をみるのような顔で驚かれました。自分が入ってなければどうなっていたんだろうか...
毎日出退時間を規定のEXCELフォーマットに記帳する必要があり、これが非常にめんどくさく無駄に思えたので、自動記述するpython/Goスクリプトを書きました。これは入社して2日目とかだった気がします。しかしここを自動化しても「印刷して人事に提出し、それをもとに人事の方がまたEXCELに書き込む」と知り虚無になったりしました。
これはやったことというか思うところあってプライベートで取り組んだことです。自分の想像していた開発現場との乖離を感じたので、こういうのはFE勉強すればわかるのかもしれないと思って1ヶ月くらいやって取りましたが、得られた知識で会社に活かせそうなものは何一つありませんでした。
チーム開発などという概念は存在せず、「1案件を1人で上流から実装、運用、保守、サポートまですべてやる」という進め方でびっくりしました。手持ちの技術スタックでできる範囲でギリギリなんとかやった感じです。よく転職サイト上で見かける文言で「お任せします」がありますが、これとかも要するに「丸投げ」の換言なんでしょうか。わたし気になります。
自分のように途中からジョインした人に対しての業務移行のシステムがないことから感じていましたが、案の定「誰かが抜けたあとの引き継ぎの機能」も整備されてないことに気づきました。もともとオンボーディングや研修の概念などありません。えらいひとは「そのへんは現場で協力してうまくやって」と丸投げし、すべての作業を自宅でやっているCTOは社内のこうした事情については放任で、いちおう情シスの方がいつのまにかメンター代わりになっていたものの、不明点を尋ねても頓珍漢な返答が多くもどかしかったです。どのサーバでどんなサービスが動いているのかやSSH情報を聞き出すのに苦労しました。こうした不幸と無駄な時間をなくすためにドキュメントを整備しようとしたのですが、頓挫しました。これからも物理フォルダーと社内サーバに散逸した各種の情報は混沌を深めていくのでしょう。gitも無いし。
サーバはオンプレでした。自分はクレカをもっていないためパブリッククラウドを試す機会がなく、ぜひとも触ってみたかったのですが、承認を得るための説明がうまくいかず、結局VBoxでやることになりました。唯一、それまで使われていたVBoxではなくVagrantを導入したのは少しだけ救いでした。どうせ自分しかいじらないのですが。
余談ですがオンプレで面白かったのはHDD増設のために初めてデータセンターなるものに入ったことです。インフラ/ネットワークはまったく分からんしなかなか個人で試せない領域だし縁がないかなと思っていたのですがやはりそこに見える物理層が存在するというのはテンションがあがりますね(断層みたいに言うな)
イキってカイゼン・ジャーニーや情熱プログラマーを買って読んだりもしました。目につくように共同図書のつもりで「ご自由にどうぞ」を添えて自分のロッカーに置いておいたら「私物は持ち帰れ」と言われてしまったので持ち帰りました。
さてお待ちかねメインディッシュですね。
もともと技術やコンテンツの会社ではなく、技術畑の人間がまったくいないことのインプレッションが次第に違和感として強く響いてきました。ITエンジニアとしてやっていくつもりの観点でみると、学習や成長の土壌は無いように思えました。協調関係や信頼がうまく築けず、自分のすべき道筋が不明瞭のままやっていけるほどタフなYATTEIKI精神ではなかったのです。
これは地方の、それもIT気質のあるわけではない、ワンマン経営の中小製造業ならばどこにでもあることかと思われますが、随所に感じるレガシーさに疲れてしまいました。一例を挙げると、毎朝30分に亘り行われる全社清掃(もちろん業務時間外)、社是の復唱、『感謝の言葉をみんなで味わうポエム』の輪読、その感想大会、頻繁に行われる中身のない会議、日報をエクセルで書いてメールで送ったり、出退勤表を毎日エクセルに書いて印刷して事務方に持っていくなどのルーティンがけっこう苦痛でした。
社内のコミュニケーションツールはLINEだったので使い勝手も悪く、会議でchatworkかslackを使いましょうと提案しても誰一人としてそれらの存在を知らず、「勝手にやってくれ」と言われてしまったり。LINE WARKすら知らんやんけ。説明しても「skypeじゃ駄目なの?」と言われたので諦めました。
えらい人の思いつきのたびに方向性が変わり、当人は発言したらそれで全て完了した気になってしまったのか、会議終了後の10分後に「さっき言ったやつまだ出来てないの?」などと言われた時はギャグかと思いました。会議の議事録も誰も見返さないので果たして意味があったのか疑問です。誰かひとりでもmarkdownが書けたり、少なくとも書く気があれば勉強会を開催してHackMDなどを推せたのですが。議事録が機能していないエピソードとしてひとつ思い出しました。開発中に機能追加を下された際に、その挙動は完全にプラットフォームネイティブであり今の技術選定だと作り直しになり、結果納期に間に合わない(し、自分の技術スタックからも遠く外れていたので学習コストも加算)と発言したらその場は収まったのですが、会議終了後に個人メールで「やはり機能はマストだ」と伝えられました。当然それは議事録に反映されることなく、なんかしらんけどそういうことになっているという感じになりました。
初めてのエンジニア職でしたが、社内に開発をる人やマネージャー職は不在で、いわゆる開発現場での流れを学ぶことはできませんでした。少なくとも技術を知らないえらいひとが「俺がスケジュールを立てたからこれに沿ってやれ」と、”開発”と”広告作成”しか書かれていない2週間の計画表をもってくるような現場はシステム開発として正しいのか、 と本能が警告を発していました。
もともと会社は製造業から始まったため、えらい人たちとの見解に齟齬があったのは体感としてあります。同じものづくりといえど設備とマンパワーと時間が線形的に結果に結びつく工場業務と異なり、システムエンジニアリングはかける時間の見積もりも容易でなく、かかった時間が必ずしも結果に結びつかないものである、と言う事実は受け入れられ難く、知識ドメインやマインドセットが異なれば説明も困難です。しかしながらえらいひとは一様に「経営者視点を」の号令で、経営誌を配り、その感想文の提出を義務付けるなど、現場視点を欠いた行動で現場(というか私)を疲弊してました。気づいたらSEO対策や別部署のMTGのためのプロジェクター設定、全PCのwindows updateに伴うドライバの更新の役も同一の職掌として役付けられそうになっていたり(一部は実際に情シスの人がやってた)、It’s not my workなシーンがみられるようになっていました。
そして、よくあることですが、理念と実態が乖離していたことです。世界をよりよくと言いつつ、目先の掛け算を考えてばかりのように思えました。グロースする中で発生しそうなあれこれをすっ飛ばし利益だけを皮算用するのはいいとして、データ量やトラフィックを指摘すると「そこは現場努力でしょう」となるので、世界を良くする前に精神を悪くしてしまい人生で初めて心療内科にいったりもしました。一応グローバル展開を目指しているとしながらサーバからMailerDaemonが飛んできたら「ギャっ英語っ!」と言って読まず捨ててたり、急にサービスが止まった時には激怒して責任の所在の追求を求められたため、草創期にえらい人の個人アドレスで取得してほったらかしにしていたドメインが失効したことが原因と伝えたら「あれはもう読んでいないアドレスだし仕方ない。こういうピンチのときこそチャンスにしようぜ」という謎理論を出されたこともありました。
違和感が確かなものになったのは、外部に提出する資料で社内の数字が異なっているとを指摘すると「こういうのは見栄が大事なんだ」と暗に公文書偽造をほのめかされたことですが、これ以上は闇っぽいので書きません(たぶんどこもやってて罷り通ってる範囲だと思うけど)
総じて、心理的安全性の低さ、そこからくる身動きのとれなさ、ロールモデルの不在、前時代的な風潮、社内文化へのミスマッチと不理解、成長の実感が沸かない不安と不満、それらに伴う摂取アルコール量の異常な増大と過食、といった要因の積み重ねが、ネガティヴな形での退職へと駆り立てることになったのだと思います。まあ、よく知らんうちにリファラルしてるところからして「採用・教育コストを考えてないのでは?」の念はあったのですが。中身がまったく不透明の状態で飛び込んだらそうなるよなぁ、の好例かもしれません。誘われた時はわりと藁にも縋る思いだったのでしかたないね。
現在はスキー場で住み込みバイトしてます。無考えに退職すると年を越せないことに気づきました。
可処分所得・可処分時間いずれも今の方が上なのはちょっとウケます。賃金はふつうに生きていければいいので前職程度でも気にしなかった程度なんですが。いまは映画をみたり積ん読を消費したり、在職時は深いところまで触れなかったPHPをいじったり、生PHPしかやってないことに気づいたのでcakeやったり、あとはweb周辺も久しぶりにキャッチアップしたりしてます。nodeネイティブおじさんなのでFWはangularしか知らないんですよね。vue/nestが面白そうな感じです。あと寮のwifiが談話室限定で窒息しそうだったので、持ち込んでいたラズパイをルータにして部屋まで飛ばしたら隣室の同僚から感謝されたりと活動は多岐に渡ります。
先のことはなにも決まってませんが、ちゃんとエンジニアリングしている組織で開発してみたいなという気持ちがあります。レビューやスクラム、アジャイルなんてのはひとりだと不可能ですし。ですが、やはりそういった会社は日本では都市部にばかり集中しているのでしょう。自分は空気の悪いところには住めないし、案外また辺鄙なところでtechとは無関係のことをしているのかもしれません。ワーホリでも使って海外で大麻栽培でも始めようかなぁ。
巷説に流布する「未経験からエンジニアへ」の言説のたぐいは、どちらかというと技術力よりもコミュ力が偏って高いタイプが生存しがちな雰囲気を感じます。たまにTLに流れてきたのを見かけますが、ああいった立ち回りは自分にはできないしやりたくないなぁと思ってきました。社会の要請ならばそれまでですが。
自分は体系的な情報教育を受けていないどこにでもいる地方高卒で、下手の横好きで趣味プログラムを書いてきたし、続けてるってことはそれなりに好きなんだと思います。得意じゃないけど。んで、こんなのがITエンジニアをしたサンプルというのは見かけないかもなぁと思って投稿しました。光あるところに闇あり。
といいつつ、やっぱり好きなことの結果がおかねになるのはいいよなぁと思った次第です。プログラムを書くのは楽しいけどエンジニアリングは超絶むずい、が雑な総括ですが、今回のことを顛末次第にはする気はないので、どこかに拾ってもらえるよう精進するきもちになりました。
単純作業にミスが出る、人の話が頭に入ってこないことがある、寝る前に仕事が億劫に感じてしまうなど。
それでも私は一年目の若造であり、もともとそこまで集中力が長続きする方ではない。そして宝くじが当たれば仕事なんて辞めてしまう程度の愛着しかない現職なのでまぁみんなこんなものなんだろうと思いながら仕事をしていた。
ここで少し私について書いておくと、ある程度給料は欲しいし、優秀な方とも働きたい。
SIerにいる方には悪いが、あくまでスキルアップのために1.2年勤めたらもっと良い環境に転職するつもりで入った。
求めていたものは最低限のビジネススキルと、上流から下流までそこそこ学べる環境。
運良く両立出来そうな規模の会社を狙って入ることができた。
グループ会社の本体も内定を頂けたので考慮したが、配属リスクと上流限定で手を動かさせて貰えないような気がしていたのでお断りした。
4月に入社し、そこそこ楽しかった研修が終わり、プロジェクトに配属された私に待っていたのは、ひたすらExcelにテストのエビデンスをコピーアンドペーストする作業だった。
最初は振られた作業があまりにも簡単すぎたし、これでこんな給料もらって良いのか?と思うくらいだった。
ある程度同じことをやって日々を消化していくのは楽だ。何故なら新しいことをしなくて良いし、ただただ同じことを繰り返せばいいから。
しかし、私はあくまで上述の環境を求めて入ってきた(うっすいビジネススキルは研修で教えてもらったのでもういいだろう)ので、この環境に吐き気を催すのみだった。
プライベートで勉強会に出て、勉強したことを技術記事として書き、Courseraなどを使って新しい分野も学ぶ。
なぜみんな当たり前のようにこんなことでお金を貰えると思っているのだろう。
そう思わざるを得なかった。
1週間もしないうちに私はこの単純作業が嫌になった。
調べ物な全て紙か社内LANに置いてあるドキュメントから得るしかない環境、このような環境で何をすればよいのだろうか。
作業はすぐ終わる。しかし報告しても振られるのはまた同じような作業。
某プログラミング言語作成者が仕事を終わらせて自分の気になることを調べたりしていた、という話を講演で聞いたが、私の環境ではそれすらできない。
一度意を決して上司に他の作業をさせて下さいと言った。すると露骨に嫌な顔をされ、新卒一年目に出来ることなんてあるの?と馬鹿にしたような顔で言われた。
ムッとしたが、口論になって面倒くさいことになるのは嫌だったのでそうですよね、と愛想笑いをした。
そこそこの学歴とそこそこの資格、そしてそこそこの会社に勤めているだけあって、エージェントの方によく声をかけてもらえる。
しかし、エージェントから紹介してくる案件に対して私には絶対的に経験が足りていない、あと半年してから出直してねといったような返答が殆どだった。
じゃあ何で声をかけて来たんだと言いたくなるような気持ちだったがまあしょうがないかという気持ちにもなった。
考えてみればそれはそうなのだ。
情報系学部卒でもない文系学部卒、それも半年程度しか職歴がない若造をどうして面接に呼ぼうと思うだろうか?
どうすれば良いのかわからなくなっていく、そんな日々が続いた。
そして次第に冒頭の現象は酷くなっていき、最終的に体が動かなくなった。比喩ではない。
本当にベッドの上から動けなくなったのだ。
するとうつの可能性が高いと言われ、クリニックをいくつか紹介された。
次の日、クリニックにいった。
しかしそこでも同じことを言われた。うつの可能性が高いですねと。
確かに最近何も出来ない休日が増えていたし、何をしても楽しくない、常に平日がやってくる恐怖に駆られる感覚に陥っていた。
しかしそれでも鬱だとは思わなかった。というかまさか自分が鬱になるなんて思わなかった。
とりあえず服薬をしながら何もしない日は何もせず、動ける日は技術の本を読んだりプログラミングをしたりしている。
あの職場にはもう戻りたくはないので、転職を考えているが、当時よりも状況は悪化しているのでどうなるか分からない。
最悪バイトでもしながら勉強し、大学院に入って卒業後にひっそりとソフトウェアを作る仕事などに就くのも悪くないかと思い始めた今日この頃だ。
単純作業にミスが出る、人の話が頭に入ってこないことがある、寝る前に仕事が億劫に感じてしまうなど。
それでも私は一年目の若造であり、もともとそこまで集中力が長続きする方ではない。そして宝くじが当たれば仕事なんて辞めてしまう程度の愛着しかない現職なのでまぁみんなこんなものなんだろうと思いながら仕事をしていた。
ここで少し私について書いておくと、ある程度給料は欲しいし、優秀な方とも働きたい。
SIerにいる方には悪いが、あくまでスキルアップのために1.2年勤めたらもっと良い環境に転職するつもりで入った。
求めていたものは最低限のビジネススキルと、上流から下流までそこそこ学べる環境。
運良く両立出来そうな規模の会社を狙って入ることができた。
グループ会社の本体も内定を頂けたので考慮したが、配属リスクと上流限定で手を動かさせて貰えないような気がしていたのでお断りした。
4月に入社し、そこそこ楽しかった研修が終わり、プロジェクトに配属された私に待っていたのは、ひたすらExcelにテストのエビデンスをコピーアンドペーストする作業だった。
最初は振られた作業があまりにも簡単すぎたし、これでこんな給料もらって良いのか?と思うくらいだった。
ある程度同じことをやって日々を消化していくのは楽だ。何故なら新しいことをしなくて良いし、ただただ同じことを繰り返せばいいから。
しかし、私はあくまで上述の環境を求めて入ってきた(うっすいビジネススキルは研修で教えてもらったのでもういいだろう)ので、この環境に吐き気を催すのみだった。
プライベートで勉強会に出て、勉強したことを技術記事として書き、Courseraなどを使って新しい分野も学ぶ。
なぜみんな当たり前のようにこんなことでお金を貰えると思っているのだろう。
そう思わざるを得なかった。
1週間もしないうちに私はこの単純作業が嫌になった。
調べ物な全て紙か社内LANに置いてあるドキュメントから得るしかない環境、このような環境で何をすればよいのだろうか。
作業はすぐ終わる。しかし報告しても振られるのはまた同じような作業。
某プログラミング言語作成者が仕事を終わらせて自分の気になることを調べたりしていた、という話を講演で聞いたが、私の環境ではそれすらできない。
一度意を決して上司に他の作業をさせて下さいと言った。すると露骨に嫌な顔をされ、新卒一年目に出来ることなんてあるの?と馬鹿にしたような顔で言われた。
ムッとしたが、口論になって面倒くさいことになるのは嫌だったのでそうですよね、と愛想笑いをした。
そこそこの学歴とそこそこの資格、そしてそこそこの会社に勤めているだけあって、エージェントの方によく声をかけてもらえる。
しかし、エージェントから紹介してくる案件に対して私には絶対的に経験が足りていない、あと半年してから出直してねといったような返答が殆どだった。
じゃあ何で声をかけて来たんだと言いたくなるような気持ちだったがまあしょうがないかという気持ちにもなった。
考えてみればそれはそうなのだ。
情報系学部卒でもない文系学部卒、それも半年程度しか職歴がない若造をどうして面接に呼ぼうと思うだろうか?
どうすれば良いのかわからなくなっていく、そんな日々が続いた。
そして次第に冒頭の現象は酷くなっていき、最終的に体が動かなくなった。比喩ではない。
本当にベッドの上から動けなくなったのだ。
するとうつの可能性が高いと言われ、クリニックをいくつか紹介された。
次の日、クリニックにいった。
しかしそこでも同じことを言われた。うつの可能性が高いですねと。
確かに最近何も出来ない休日が増えていたし、何をしても楽しくない、常に平日がやってくる恐怖に駆られる感覚に陥っていた。
しかしそれでも鬱だとは思わなかった。というかまさか自分が鬱になるなんて思わなかった。
とりあえず服薬をしながら何もしない日は何もせず、動ける日は技術の本を読んだりプログラミングをしたりしている。
あの職場に戻りたくはないので転職を考えているが状況は悪化しているのでどうなるか分からない。
最悪バイトでもしながら勉強し、大学院に入って他の企ひっそりソフトウェアを作る仕事などに就くのも悪くないかと思い始めた今日この頃だ。
その手のサイトの運営をやっていたんだけど、転職サイトの記事を見て魅力的と感じる人の方が異常だと思うよ。
むしろ魅力を感じないというのは間違いじゃないので、そこは気にしないで良い。
やりたい仕事を見つけるなんてのは、100人いたら10人いたら素晴らしいってレベルで、普通の人は働くことを苦しい・つまらない・かったるいと感じる。
じゃあ見つからないって思うのだろうけど、そうでもないんだな。
実は身近にあったりするんだけど、それを見つけるきっかけというのが今の世の中は特に手に入れづらい。
何かっていうと『他人に認められる』『他人に褒められる』だったりする。
もちろん個人によっては違うんだけど、人ってのは誰かに認められたり褒められたりする事で、それまで関心がなかった事にも関心を持つようになったりする。
これと同じようにやりがいのある仕事っていうのも似たようなもので、他人から「お前が居てくれて助かるよ」「頼りになる」「よくやってくれた」って感じで認められる事で
つまんねえな…って思っていたものが「やってやるかー」とやりがいに変わったりする。
まあ、馴れ合いがダメとかそういう世間の爪弾きになりそうな人は何をやってもダメなんだが、
だいたいは認められるという事でやりがいに変わったりする。
この辺はなんでもそうだね。恋愛だってそうだし、友達とのやり取りだってそうだ。
んっとねー、これはねー、もうねー、諦めるしかない。
俺も正直、いつクビ切られるか分かんない。コミュ力も、成果物も矛盾、ヌケモレだらけ。関係者の皆さんみんな辛そう。申し訳ない。
ただ、変なとこで間違いとか見つけるのがうまかったりして凸凹ってこえーなって思う。
そんなんでごまかしが効くのも今だけなので、いずれクビにはなるだろうねぇ。
なんでこんな話をするかと言うと、なんか凸凹がうまく合う仕事があんじゃねぇかなぁと思うんだ。
なんかね、ウチらって生きてる世界が狭いらしいよ。マジ。
知らない世界で見える光景や、そこで生きるためのスキルが全然違うらしい。だから、まあ、職安とか、転職サイトとかで診断してみるといいよ。
または、大学三年生の皆さんは夏休みに1つくらいインターンに行った頃でしょうか。
長きに渡る研修が終わりようやく配属された。
隔離された環境で半数は地域採用という非常にクローズした工場に幽閉されてしまった。
当然、本社では進められている働き方改革もまだこの地域には普及しておらず、むしろ生産性のないローカルルールを覚えることから始まった。
気付いたら毎日暗い照明の工場のデスクで転職サイトを覗くようになっていた。
しかし、人事は初期配属は勤務地も考慮すると伝えてくれていた。にも関わらずだ。
若手の離職率は5割はあるとのこと。
私はどこで間違ってしまったのだろう。
就活後の配属面談時には、私生活の事情で東京に配属して欲しいと伝えました。その上で最低でも新幹線駅のある地域と要望は出したのです。
実際に大手転職サイトを見るとWebサービス系エンジニア→業務系エンジニアのが圧倒的に多いらしい
業務系SE/PGの10%はWEB系を希望→実際にWEBに就職できるのは6%くらい
Web系の59%はWEB系を希望→WEB系に転職できるのは22%くらい、実際は業務系に47%くらい転職している
まああんまりWEBのエンジニアがDODA使うイメージ無いけど(求人も応募もGREENとかリファラルのが多そう)
(WEB系の社内SE希望者10%→実際に決まるのは15%、業務系の社内SE希望者18%→実際に決まるのは19%)
意外とWEB系からITコンサルに決まる人は多かったり(希望するのは3%だけど実際は5%くらいITコンサルで転職する)
WEB系でデータサイエンティストになりがる人は、実際はほぼなれないけど
無職だ。
それなりに期待されて入社したものの、ミスを連発し、同僚も腫れ物を触るような対応で、後輩からも「ちゃんとやってくださいよ(トホホ)」とバカにされる始末。
会社で一言も発せずに、帰宅することも多かった。やはり仕事仲間との、コミュニケーションは重要だ。
人見知りはあるものの、よく言われるコミュ障とは思ったこともなく、そっちの面では心配なぞ微塵もしていなかったが、最終的には会社のドアを開けるのに手が震える様になった。
腹痛もひどかった。この一年、まともなウンコが出たことがない気がする。
「もうここでは働けない」そう思ってからは早かったが、特に次の仕事が決まっているわけでもなかった。
でも早く抜け出したかった。
転職サイトへの登録ももちろんしているが、自分に何ができるのか?とっちらかってまとめることができない。
働くって、なんだろう?
就活は難航したが、運よく一部上場企業のの人事とか総務とか経理とかやってるようなところに滑り込むことが出来た。
晴れて働き始めて4か月ちょっと経つことになる。
ただ、なんというか、会社とか社会に絶望しちゃってる私がいて辛い。
だから変わった形とはいえ社会人と話す機会が他の女子大生よりはあった、と思う。
長年働きぬいた落ち着いたお爺さんは嫌味なく昔どれだけ一生懸命働いていたかを教えてくれた。
電車でよく見るような普通のサラリーマンも、キャストそっちのけで仕事について
熱く語ることがあった。
就活が始まってからも、説明会では社員の人は「やりがい」とか「充実したことぉ」をよく語ってくれた。
働くことはきっと大変に違いない。
でも、同じくらいやりがいがあって、頭と心をフル回転させて、夢や目標を持ってやっていけるものなんだ!と私は思っていた。
内定をもらった時は、
「この会社で全力で頑張ろう!」と誓い、大学の卒業式後から入社式の間までは、
社会人のマナー、社会人の心がけ、新入社員の鉄則…そんな本やネット記事をたくさん読んで、大変だけど頑張るんだ!と張り切った。
そして働き始めてからは、
「今私に出来ることは何か、プラスアルファで出来ることはないか」を常に考えながら仕事に取組み、
出張の時は交通ルートはもちろん、コンビニやトイレ、美味しいお店のリサーチも欠かさない…
まあとにかくとにかく全力だった。
そして自分から仕事を見つけ、上司に頼まれる前にやっておいて、頼まれたときに「実はもうやっておいたんです」と言って上司が喜びながら驚いているのを見るとすごい達成感だった。
とにかく暇なのである。
しかも他部署がめちゃくちゃ頑張って残業してそれで稼いできた利益の上にあぐらをかいて、私の部署は暇なのである。
最初はエクセルで文系のくせしてマクロを組んで便利な表を作ってみたり
でも。
左では上司が「暇だなー」「帰りてえなー」と言いながらネットサーフィンをしている。
前では一回り上だけどめっちゃ美人な人がだるそうにネットサーフィンをしている。
こう書くと、重苦しい雰囲気の中皆が無言でパソコンいじってるようなイメージを抱いてしまうかもしれないけど、みんなすごいいい人だ。部の皆でケラケラ笑いながら雑談したり、飲み会も全然嫌じゃない、むしろ楽しみ。
めっちゃ話しかけてきてくれるし、話していると楽しいし、人間関係は本当に恵まれたとおもってる。
でも、働く、ってこんなことだったの?って。
やりがいなんかなくて、ただどうやって暇をつぶすか。
定時になるのをひたすら待つだけ。
このままだと、私はタイピングとファイリング、ちょっとだけのエクセル入力しかできないまま25歳くらいにまでなっちゃうんじゃないかって。
転職サイトを見ても、いいなって思った会社は「前の会社で○○の経験があること」っていう条件付きがおおい。
一般事務みたいなことしか経験がなくて、しかも初めての社会人経験がぬるま湯な職場の私は大丈夫なのか、ってたまに穴におっこったような気分になる。
でもずっとここにいたら、本当にただネットサーフィンして給料もらってるだけの、本当に馬鹿の置物になる。頭も心も使いたい。
それとも私が夢見すぎてただけか?
「やりがい」とか「仕事が楽しい」なんて一部の経営者とか運よく素敵な会社とか仕事を見つけられた人だけが感じる特権で、皆内心「帰りたいな」って思いながら働いてるものなのか?
説明会でニコニコ話していた人たちは、内心「そんなことねーよ」って思いながら話してたのか?
業務中はしっかり頭使って、関わる人すべてに貢献して…
そんなこと考えていたんだけど、それは社会を知らない子供の夢見がちな妄想だったのか…
それとも偶然この会社がぬるすぎるだけ?
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追記:
まずびっくりした。
ここまで反応を頂けるとは思わなかった
口開けて餌が来るのを待ってるそのスタンスをやめろっていう意見
すごい心に響いた
確かに最近は心の中で愚痴ってばかりで、自分から何か能動的に行動しようと思ってなかったから、またなんとかその心を取り戻せるように頑張るよ
大学時代、英語を専攻しててTOEIC800点越してたんだけど
会社で全然使わなくて今となってはポンコツだからまた勉強してみようと思う
コメント見ながら「自分が身につけるスキルはなんだろう」って考えてたら案外英語好きだったこと思い出した、ありがとう
やっぱり会社に期待しすぎてたんだね
社会人になれば全部劇的にかわる、って思い込んでたんだと思う
転職活動してるんだけど期間が長くなってだいぶダレてきててつらい。
転職サイトに登録してるといくつかオファーはもらうんだけど、自分が嫌だと思っていることが解決できないからそういうのをフィルタリングしていくとほぼ残らない。
エージェントには登録しているんだけど同じくそういう条件でフィルタリングすると応募するところが無くて。
あと履歴書とか職務経歴書とかエージェントからの質問とか、そういうのに対応したりするために休みが削られていくのが本末転倒感あって、平日は会社行って帰ってきて寝るだけで手一杯だし、ほんとつらい。
いっそ先に辞めてしまってから活動した方が楽なのかなっておもうんだけど、それだと足下見られるだけだから悪手。
転職に使う労力を他のことに使いたい。なんでSES (みなし残業あり)みたいなのばっかりなんだよ。SESでみなし残業ってなんだよ。アホか。
転職サイトもそろそろ検索条件に「みなし残業なし」をつけてくれ。みなし残業ついてて「実際残業は少ないです」って書いてあっても欠片も信頼度ないからな。派遣会社はいろいろ中抜き問題とかあると思うけどあっちのほうが真摯だと思うよ。まだ。
今のところに残るって選択は取りたくないんだけど、正直応募したいと思えるところがほんとなくてつらい。
応募したい、話を聞いてみたいって思えるオファーも来るんだけど、勤務地見ると全部東京なんだよね…
動けるウチに東京行っておけばよかった。
なんかこの地方、「人手不足だ」とか「エージェントが全部東京を勧めてしまって人が居ない」とか言ってるみたいだけど、それに負けない条件が用意できてないだけ。せめて同等ちょっと下にもなってない。「真面目でベンチャーでも定着率がいい」ってのは移動先がないだけだよ。
僕は中小SIerで働いているSEだ。人月商売で他社に常駐しているあの感じだ。
僕は仕事上のコミュニケーションには自信があるし、最新の技術を追うのも好きだ。
大体アサインされたプロジェクトでは気づいたらリードエンジニアになっているし、他社の同年代のSEと比べても大体自分が頼りにされる。お客さんからしたらSIerから派遣されると「あの若いSEさん当たりだったね」って感じだ。
ただ、そんなに上昇志向はない。だって常駐先の仕事だし自分の会社のことでもないのにやる気がそこまで起きない。
ほかのプロジェクトに使えそうな再現性のある知識はしっかり勉強するように心がけている。
出来れば残業したくないから定時内で終わらせるよう頑張る。終わんなければ普通に残業する。でも要領いいからわりと残業時間すくなく行けている。
ハングリー精神はないけど与えられたことはきっちりこなすよねってタイプ。なはず。
常駐先のスクラムマスターにもそういってもらえたからたぶん間違っていない。
MARCH卒で入社して4年目。給料は額面26万手取り21万。賞与は夏は手取りで40万届かないくらいだった。
残業もそんなにしないで済んでいるしパワハラもない。多くを求めなければまずまずの環境だと思った。
そんな僕でも結婚したい人ができた。
そうなると話は違ってきて多くを求めたくなる。
結婚を見据えて二人で住む家を借りようと都内の1LDK10万円くらいでさがす。
結局連名契約することでどうにか住む場所を確保しようかと思っている。
しかし、これをきっかけに改めて自分の手取りの少なさを思い知った。
考えてみれば21万なんてその辺の新卒一年目がちょっと残業しただけですぐ超えられちゃう金額だし、
悲しくなった。
せめて月収30万ほしい。
オファーメールがバンバン来る。450万以上ほしいですって書いてもバンバンくる。
自分の市場価値としては450万以上求めてもいいのかなって判断した。成長産業だしね。
転職が近道かなともっているけど恩や義理もあるからできれば留まりたいなと思っていた。
それがわかっているからその項目を強化すればいいかなーって思った。
だからスキルシートを埋めようガンガンできることを増やしてこう。
よっしゃ!これで上がるっしょ!
そんなテンションだったけど、もしかしたら考えが違う可能性があるかなっておもった。
そんなことを考えている折に、経営者さんと話す機会があった。そこで、
「給料あげたいんすよー。そのためになにすりゃいいっすかね。」
って聞いた。
上にかいた「僕は今、業績とスキルシートで決めているんですよねだからスキルシート埋めるように頑張ろうかなって思っているんすよ。」
みたいなことを話した。
てっきり「おお!ええやん!!今なら○○とか頑張るとええんちゃう??ハングリーなの好きやで」
みたいなの想像してたら
・給料上げるために働くんじゃない。
・どれくらいの昇給を望んでいるか知らないけど、できないくせに求めるやつは嫌いなんだよね。
・スキルシートが正ではなく、できることが多い奴が給料高くなる
・だいたい去年たくさん業務外の仕事を振って範囲広げるチャンスを与えたけどなんもやらんかっただろ
・君のことは高く評価していることには変わりない
・ただ、努力の順番を考え直せ。
と言われた。
だいたい僕らはITのスペシャリストとかいうけどITで仕事を効率化しようねって仕事じゃないか。
そうなると人生の生き方としても目標にむけての最短ルートで走りたいじゃん?
もっと人材を大切にしてくれると思っていたのに「そういう考え方のやつ嫌いなんだよね」とまで言われたのも結構ショックだったな。
IT人材はバブル市場だけど、こんな僕を拾ってくれた会社だから大切にしたい。
そんな気持ちで大卒すら少ないしょぼい会社で頑張っていたけど、気持ちが切れてしまった。
受託ばっかりのSIerでいつまでもウォーターフォールにこだわってるアホは沈めばいいと思う。
そんな会社の風土を変えたいなって思いながら組織論とか開発手法とか勉強してた。
でも、いつまでも古いやり方やって、変化が嫌いな人材囲っていればいいと思っちゃった。
経営者さんの考えとしてはいろいろモダンに変わっていきたいみたいだけど無理かなって思っちゃった。
中小企業なんて経営者の人徳があってこそだと思ってて、その人と価値観があわないことが発覚したから仕方ないかなって。
制度使って会社の金で資格とって今のプロジェクトを成功に導いて、その実績をもとにとっとと転職するしかないという結論に至ってしまった。