はてなキーワード: 成人式とは
コロナが流行して、卒業式入学式様々な大会遠足修学旅行運動会学校行事全般中止になった。運良く何かの行事を開催出来た学校もあるらしい、でも我慢を強いられている学校が多い。
Twitterでは、GOTO延期?!大人ばっかり得して!子供がかわいそう!と書き込みしているが、本当のことを言うとそこまでかわいそうとは思わない。
学校行事には参加出来た世代であり、たまに体調悪くて休んだ子が一人二人いたけど、へーくらいにしか思わなかった。
リア充じゃないから悩んだけど成人式も結局行った。前撮りもした。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 57 | 10610 | 186.1 | 48 |
01 | 62 | 10525 | 169.8 | 80 |
02 | 63 | 8876 | 140.9 | 57 |
03 | 19 | 3834 | 201.8 | 86 |
04 | 11 | 751 | 68.3 | 28 |
05 | 16 | 1531 | 95.7 | 59.5 |
06 | 37 | 4010 | 108.4 | 46 |
07 | 49 | 4829 | 98.6 | 57 |
08 | 80 | 14095 | 176.2 | 50 |
09 | 159 | 12022 | 75.6 | 43 |
10 | 246 | 17779 | 72.3 | 43 |
11 | 168 | 14423 | 85.9 | 44 |
12 | 168 | 16912 | 100.7 | 48.5 |
13 | 200 | 17204 | 86.0 | 45.5 |
14 | 216 | 26094 | 120.8 | 48 |
15 | 246 | 17620 | 71.6 | 40 |
16 | 170 | 15345 | 90.3 | 40.5 |
17 | 200 | 24623 | 123.1 | 41.5 |
18 | 258 | 19888 | 77.1 | 37.5 |
19 | 241 | 30629 | 127.1 | 45 |
20 | 257 | 22395 | 87.1 | 42 |
21 | 227 | 17471 | 77.0 | 38 |
22 | 325 | 24849 | 76.5 | 40 |
23 | 214 | 20081 | 93.8 | 48 |
1日 | 3689 | 356396 | 96.6 | 43 |
名義変更(18), ORCID(5), 家族の絆(25), 多夫多妻(29), 結婚年齢(6), おたんこなす(3), 野比(5), 一妻多夫(8), Original(3), CiNii(3), 跳ね返り(4), 安倍前首相(4), 夫婦別姓(70), 姓(77), 名字(30), 業績(35), 二次創作(168), 原作者(27), 婚姻(19), 二次(44), デメリット(34), 呪い(27), 研究者(23), 選択肢(65), ガイドライン(16), 夫婦(53), 歓迎(15), 作家(41), 選択(66), 漫画家(25), 作者(51), 論文(23), 創作(45), 離婚(40)
■ファン活動としての二次創作を許容しなければならない空気感と文化を破壊したい /20201122184253(67), ■選択肢が増えるだけマンは一夫多妻も許すわけ? /20201123215327(46), ■特別な能力のない主人公がそのままヒーローになる物語ってある? /20201124134021(36), ■anond:20201124182347 /20201124182716(27), ■昨日結婚した /20201124120458(21), ■近所のトイレに住んでいるひと /20201123221154(18), ■「老化」の本当の恐ろしさ /20201124135357(16), ■本当に理工系の女子生徒を増やしたいと思っているのか /20201124005746(14), ■アニメが好きなんじゃなくてアニメが流行ってるからすきなんだろうが(追記) /20201124105208(12), ■障碍者をネタにしたやつは全員シネ /20201123200403(10), ■成人式に行くかどうか迷ってる /20201124021019(9), ■年収の上げ方がわかった気がする /20201123174536(9), ■三次創作って? /20201124202346(8), ■一人でピザ一枚食べるのやばい? /20201124192223(8), ■社会的に成功すればするほど友達を失うとわかった /20201124174925(8), ■ /20201124225518(7), ■anond:20201123215327 /20201124102152(7), ■ /20201124133145(7), ■生まれてこの方日本の前進を感じたことがない /20201121194314(7), ■貯金してない人の精神がわからない /20201124124506(6), ■ /20201124184818(6), ■炊飯器を買い換えるタイミング /20201123151136(6), ■もしかして俺ってHDMIかもしれない /20201123134117(6), ■つらい /20201124174104(6)
中三の時にアムラー全盛期ってことから行って増田はアラフォーと見受けるがなんでいまさら最後のアップデートが20年近く前の成人式になる鮎川との思い出を書きたくなったの?鮎川死んだ?
鮎川は中学校3年の時の同じクラスの女子だった。身長が高くて小顔。すっと通った鼻筋が印象的な美人だった。
校則で禁止されているのに、少し明るい色に髪を染めていて生活指導によく目をつけられていた。
当時はアムラー全盛期。クラスの女子はみんなルーズソックスくらいは履いていて、ギャルっぽい格好が普通だった。
その中でも彼女は少しヤンキーっぽくもあり、大人びた雰囲気もあり、いつも気怠そうな感じで「圧」があった。
休み時間に仲良くする友達も少なかったので、漫画の模写ばかりをして昼休みを過ごしていた。
無論、下手くそな絵を見られるのが嫌だったので、音楽室の隣の空き教室にいつも忍び込んでいた。
うちの中学校では3年生が町内10キロを走るマラソンが1番の目玉だったが、
そんな時「大看板を描いて、当日応援すればマラソン免除」という体育祭実行委員の役職は、
あまりに魅力的で、すぐに飛びついた。立候補したのは、俺と鮎川、鮎川と仲の良いギャルの3人だった。
例年、体育祭の看板は、ナウシカや紅の豚などのジブリ作品が描かれることが多く、
ついでドラゴンボールやエヴァなどの少年漫画がモチーフとされた。
自分は特に描きたいものもなかった(というか、模写してる絵は萌え絵ばかりだった)ので、
二人の話の成り行きを見守っていたところ、鮎川が「今日から俺は!!」を描きたい。と言ってきた。
当時サンデーを読んでいなかったこともあるのだが、ギャルがオタクの自分が知らない作品を挙げたことにびっくりした。
話を聞いてみると、高校生のお兄ちゃんがいるらしく、兄の影響で読み始めたがめちゃめちゃ面白いので、
その絵を描きたいという。俺は漫画の内容を全く確認せずにOKした。
翌日、鮎川が「今日から俺は!!」の漫画を10冊ほど持ってきた。とりあえず、読んで欲しいと。
ごりっごりのヤンキー漫画であった。特攻の拓や湘南純愛組!のようなヴァイオレンス&コメディー。
中学校の体育祭の看板にヤンキー描いて大丈夫か?という不安がよぎった。
しかし、鮎川に意見できるわけもなく、主人公の三橋と伊藤の絵を描くことになった。
製作が始まると、友達のギャルはなんだかんだ理由を言って、すぐに来なくなった。
しょうがないので二人で作ることになった。鮎川は複数のコマから
「このコマの三橋と、この表紙絵の伊藤を組み合わせた、殴りかかるような絵」にしたいと、
細かく指定してきた。彼女のこだわりはよくわからなかったが、俺はオーダーに応えた。
「増田、超絵うまいじゃん!漫画家なれるよ!!」と謎に褒めてくれた。
1週間も一緒に作業していると、ポツポツと話をするようになった。
4つ離れた兄と2つ歳上の兄がいること、浜ちゃん(友達のギャル)は最近塾忙しいから、
手伝うの難しいのわかってて無理に誘ったこと。
自分は商業高校行こうと思ってるから勉強しなくても余裕だということ。
目の前にいるのは気怠そうな怖いギャルではなくて、ただの普通の可愛らしい女子だなと思った。
女の子からそんな身内話を聞くのは初めてで、俺は多分恋に落ちていた。
提出日の前日、19時過ぎ。仕上げ剤が乾燥するのにもう1〜2時間ほどかかった。
家の遠い鮎川があんまり遅くなるのは良くないかと思い、先に帰した。
先生にもう少し居残る旨を職員室に伝えに行き、戻ってきたら1枚のメモ書きが残っていた。
体育祭は無事に終わり、懸念していたヤンキー絵ということで教師から怒られることも無かった。
クラスは受験一色に雰囲気が変わり、鮎川とはまた話す機会もなくなった。
それから数年後。成人式の時、久しぶりに中学校時代の同級生と再会した。
特に仲の良い友達もいなかったが、飲みに行くというのでついていった。
鮎川は来ていなかったが、思い出話の中で彼女の名前が出てきた。
彼女のお兄ちゃんは有名なチーマーのヘッドでめちゃくちゃ怖かったこと。
そして、お兄ちゃんの友達と当時付き合っていたらしいということ。
数年前、池袋を派手な格好で男性と歩いてるのが最後の目撃談だったこと。
俺が見えてた世界と、彼女が見えてた世界は同じ場面でもきっと全然違ってたんだろう。
でも黙々と絵を描いている彼女の横顔は綺麗で、今でも覚えている。
小学生の時に思い描いていた大人と大きく乖離してしまった現実に泣いてしまったというダイアリを見てふと思った。
成人式なんてとっくに過ぎてしまった二十代だが、俺もあの頃想像していた大人にはなれなかった。
小学生のころ、いつもは病気なんてかからない母が40度近い熱をだして寝込んだことがあったんだ。
当時の俺は少しでも母に元気をだして欲しくて、母の大好物なスタバのキャラメルマキアートをご馳走してあげようと、自転車で3kmくらい走って買いに行った。
今思えば熱の時にキャラメルマキアートは別に飲みたくならないだろうし、3kmの道のりであったかい飲み物も冷めちゃうだろと思うけどね。
小学生の脚力ではしんどい3kmを走り終えてスタバに着いて、店員のお姉さんに「キャラメルマキアート一つお持ち帰りでください」って頼んだら、「ぼく一人で来たの?お母さんは?」と聞かれたのを鮮明に覚えてる。
「お母さんが元気ないからお母さんの好きなキャラメルマキアートを買いに来たんだ」と答えたら、「そうなんだ!えらいね~。じゃあ、ぼくにはココアを入れてあげるから、そこに座って待っててね。」と言われた。
すごい嬉しかった。母親の為にスタバにきたら、俺までココアをご馳走してもらっちゃったんだから。
たぶん、あのお姉さんは今の俺と同い年くらいだったと思うんだけど、俺はお姉さんみたいな大人にはなれなかった。
自分がスタバで働いたとしても、母親の為にキャラメルマキアート買いにきた小学生にココアを振舞おうという考えには至らないと思う。
スタバだし、お客さんに話しかけることはあっても、他はマニュアル通りに淡々と仕事をこなすだけになるだろうな。(もし母親の為にキャラメルマキアート買いにきた小学生がいたらココアをあげてくださいってマニュアルに書いてあったら別だけどね。)
自分や周りの同級生を見ていると、根幹にある人間性っていうのは年を取っても変わらないのかなって感じる。
いじめっこが大人になって性格が落ち着くことはあっても、優しくなったケースは見たことがない。
きっといつまでも理想の大人にはなれなくて、ありのままの自分を受け入れるしかないんだろう。
【追記】
初めての投稿だったのですが、予想以上に反応があり驚いています。平均がどの程度なのかも分からないけれど、せいぜい2、3人の人がブックマークしてくれて終わり。みたいな感じを想像してました。
様々な意見があり、面白かったです。匿名のサービスなので、辛口のコメントが6、7割くらいあるだろうと心の準備をしてコメントを見てみたら、むしろ温かいコメントに溢れていてビックリ。
補足なのですが、ここでの理想というのは宇宙飛行士やプロ野球選手になれなかったとかの社会的地位の話ではなくて、スタバのお姉さんみたいな心遣いが出来る大人っていいよな。という話です。少し誤解がありそうなので。(主旨は違っていたけど子供のころの夢だった職に就けた人はおめでとう。)
小学生時代のエピソードにスタバが出てくるなんて若い!というコメントは予想外だった。物心ついたころにはスタバはあった気がする。
Wikipediaを見てみるとスタバが全国的に広まったのが2003年くらいらしく、小学生のころにスタバがあったというのは30歳くらいがボーダーなのかな。
コメントを見ていると、自分もいくつ年を取っても大人になった気がしないという人が多くいて、安心した。
それと、精神的な成長はなくても年を取ったことによる経験から""大人の皮””を分厚くしていくというのは参考になった。
実はお姉さんも大人になったとは思えていないけれど、スタバで働いていくうちに俺のような小学生に会うシーンを何回も経験して、心遣いが出来る大人の皮を分厚くすることが出来たのかもしれない。
内面が真の意味で変わるということはなくても、努力で内面の素晴らしい大人というのを見せかけることは出来るかも。もっと心遣いの出来る大人にならなくちゃな。
2020年4月号の「VERY(月刊女性ファッション誌)」上で行われた対談記事が物議を醸し、Twitterなどでひととおり話題になった。生命倫理、格差社会、フェミニズムという三本の矢が同時に折れた全方位型の炎上だったのだが、当該記事は既に削除済み。魚拓は以下から。
https://matomedane.jp/page/58758
この対談においては、卵子凍結と代理出産というセンシティブなトピックが扱われた。当該記事の中で、スプツニ子!氏は自身も卵子凍結をしたことを明かしたうえで、モデル・申真衣とともに「ブランドバッグや海外旅行とそう変わらない金額」、「成人式の振り袖より卵子凍結をプレゼントする方がずっといい」という文言を引っ提げて卵子凍結を読者に強く勧める。ふたりの話題は代理母へと移り、「卵子凍結の次に来るのは代理母だと思うんです」という申のビジネスライクな発言に、スプツニ子!氏は「その流れは必ず来ますね」「そもそも男性って女性のパートナーに代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性だけが自分で産まないと認められない、なんておかしい」と同意を示していた。卵子凍結や代理出産といった選択肢を気軽に選べる「特権女性」ふたりによる対談には、代理母になるのはどこの誰なのか?という重要なトピックが欠落しており、Twitterには批判的なコメントがあふれた。
この炎上を受け、対談に登場したスプツニ子!氏は、9月5日10:07に自身のTwitterアカウントで以下のようなコメントを発表している。
そもそもですが、私はキャリアのための代理出産に反対です。(中略)結果として、まるで私が代理出産を積極的に推奨しているかのような受け取られ方がされてしまいました。(中略)誤解なく様々な視点を伝えるために、私自身も勉強する必要があると痛感しました。皆様の大切なご意見を有難うございました。
この文章を端的に翻訳すれば、「私は代理出産を非推奨ですが、皆さんは誤解してしまいましたね」である。VERYの元記事からは、氏が「代理出産を非推奨である」という主張を読み取ることは困難だったが、この記事は第三者であるライターやエディターによって編集されたものであることを考慮すれば、確かに事実が歪曲され、誤解されやすい文脈で提示されていた可能性はある。なにより、本人がこのようなコメントを署名入りで発表している以上、我々はこれを信じるよりほかない。氏は当該ツイートの添付画像の中で「代理出産の諸問題についてはVERY以前にインタビューを受けた記事でも触れている」とも記述している。そこで、いくつかの記事を実際に読んでみた。
30代前半から後半という、いちばん仕事が楽しい時期と、女性の妊娠・出産タイミングは丸被りなんです。人類はテクノロジーやサイエンスでいろんな課題を解決してきたのに、妊娠・出産だけは野放し。卵子凍結も本当はもっと早くからみんなやっていいのに。私はアーティストとしても妊娠・出産の概念とかタイムリミットを変えたくて。 (中略) 代理出産って倫理的によくないともいわれるけど、男の人って古来から女の人に代理で産んでもらっているじゃないですか。「僕の子どもを産んでください」って。どうして私も代理で産んでもらえないのかと思ってしまうけど(笑)
出典: https://madamefigaro.jp/culture/news/191105-tiff-women-in-motion.html
もしテクノロジーでそれ(※代理出産)が可能になったら(実際、既に可能だけど)女性も男性と同じように自分の子を誰かに代理で産んでもらっちゃダメなのかな? と最近考えるようになりました。代理出産というのは今も賛否両論あるトピックで、国によって合法・非合法と状況も違いますが、これからもっと様々な角度から議論されても良いのではないかと思います。
出典: https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/111100138/112100004/
「一番仕事が楽しい時期である30代って、女性の妊娠・出産タイムと丸かぶりなんですよね。仕事やクリエイションが大好き、という女性たちには(キャリア上の不安で)怖くて踏み切れないという同世代が多い。(中略)男性は古来からずっと女性に“代理”で産んでもらっていますよね。だから私もなんで産んでもらえないの?と思います」と、最近卵子を凍結したことも交えながら語った。
出典: https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/womens-life/a29706988/kering-women-in-motion-191107-hb/
…もう充分だろう。スプツニ子!氏の主張は首尾一貫している。「こっちは男の代理で産んできたんだから、私も代理で産んでほしい」ということだ。代理出産に対する彼女のアーギュメントは、常に「男性vs女性」という構図への強烈な反発にのみ基づいている。「女性」どうしの間に生じる格差については一度も言及されていない。少なくとも、「代理出産の背景にある社会構造や格差の問題」について触れたうえでその有用性を提案する、という展開は見受けられない。そして、その主張は頻繁に「(30代以降の)女性のキャリア」と結びつけられている。引用した3本の記事はすべて別の媒体・別のライターによって執筆されたものである。また、有名人の実名を出したイベントレポートなどを事務所チェックなしに公開することは出版倫理上考えにくいので、これらの記事はおそらくすべて彼女自身の(あるいは彼女のマネージャーなど本人に非常に近い人物の)チェックを経ていると考えることが自然だろう。これらの過去記事からも、彼女のコメントにある「私はキャリアのための代理出産に反対です」を読み取ることは相当に難しい。
代理出産に賛成なら、賛成でいいのだ。実際に、代理出産の技術は、一部の人々にとっては最後の砦である。同性愛のカップルや不妊症に悩む女性だけではない。たとえば、病気やケガなどにより、生殖能力はあるが出産という行為が母体にとって非常にハイリスクになってしまう場合など、ぱっと思いつくだけでも色々なケースが想定されるだろう。卵子凍結にしろ代理出産にしろ、その技術を必要としている人は必ずいる。「キャリアを維持するための代理出産」を支持しているとしても、自分がそう思っているのなら、そしてその技術で救われる人がいると信じているのなら、そう主張すればいいのだ。嘘をつくこと、それは最も不誠実な選択肢ではないのか。
VERYの対談は、こういった技術について、女性どうしがオープンに議論することができる貴重な場所だった。しかし、ふたりの会話はあくまで「特権階級のおしゃべり」に終始しているように見える。スプツニ子!氏は、格差や構造的な暴力についても事前に承知していた、とTwitterではっきり述べている。問題を承知のうえで対談に臨み、そのトピックについてきちんと触れるタイミングがあったのにそれを怠ったとしたら ― それは、フェミニズムに携わる者、そして教育者としてメディアに出る者が絶対に取ってはいけない態度だと言わざるを得ない。議論が促進されるきっかけ、多くの人に深い思考を促す契機を自ら潰しているのだから。スプツニ子!氏の弁明コメントは、自身が過去に主張してきた内容と矛盾するものであり、議論の場としての対談企画の信用度を貶めるものだ。彼女は彼女自身に嘘をつき、この国における女性の権利についての議論のきっかけはまた一つ失われた。こんな炎上、そして「悪いのは私ではなく誤解したライターと読者だ」と言わんばかりのコメントの後で、積極的に同じような企画を立ち上げるメディアなどあるわけがない。本来であればその長所・短所含めて公に検討されるべきだった「代理母」の問題は、こうして「タブー」になっていく。
スプツニ子!氏のTwitterでの発言に対して、筆者は強い憤りを感じている(これは余談だが、検索エンジンに引っかからないようにするためか、文書ではなく画像でコメントを投稿した用意周到さにも半ば呆れた)。しかし、これを原因に彼女のこれまでの研究や作品、および彼女の所属機関を否定することはしない。彼女の知識やアイデアは誰かを助けることができる可能性に満ちている。過去の自分に嘘をつかず、責任を他者に押し付けず、持論や現在の社会が抱える問題点を正しく把握したうえで議論を新たなフェイズへと押し上げることが、ひとりの教育者としての正しい態度だと信じる。
誰に何を言われようが、あなたの身体も心もあなただけのものだ。卵子凍結のための採卵は、無痛ではない。「海外行くより安いよ」「今どき、凍結してないなんて古いよ」と他人に言われたからといって、高額な手術を受ける必要はない。パートナーの性別や自分自身の体調の問題で、自然妊娠や分娩が困難である人にも、子どもを持つ権利は平等にある。「代理母なんて愛がない」「倫理違反だ」と他人に言われたからといって、心から愛する人との子どもを持つ最後の手段をあきらめる必要はない。たとえ女性が30代で出産を経験したとしても、彼女たちのキャリアや子どもたちの安全を守る社会を作るための方法は必ずある。すべての人が色々な選択肢を柔軟に選べる社会のために必要なのは、アカデミアの皮をかぶった詭弁ではない。次の世代の社会を少しでもマシにするために、我々はここで議論を止めてはならないのだ。
数年前に友達が亡くなった。幼馴染でまだ30代になったばかりだった。
友達のお母さんの希望で、お通夜やお葬式には出来るだけ同級生もたくさん来て欲しいとのことだったので、幼馴染以外の同級生となんて全く連絡を取ってなかったけれど思いつく限りの人には連絡をし、情報の拡散をお願いした。どれだけの人が来るか心配だったけど、お通夜には思った以上の人数が集まってくれて同窓会のような雰囲気になっていた。
成人式ぶりに会う仲が良かったクラスメイトと話していると悲しいだけでなく自然と自分たちの近況の話にもなった。うその話の流れで何度か「私たちも30過ぎだけど、まだまだこれからよね!」という声が聞こえた。周りはみんな、そうだと同意する空気だったと思う。私はその発言が本当に信じられなかった。お前、同級生のお通夜に来てるの忘れてるの?そうだよ、アイツは、まだまだこれからだったんだよ。
子供の時からの夢を叶えるために上京して、やっと夢が叶ったところで病気が発覚し、長く入院をして退院することなく、この世を去ってしまった。本当に「これから」の人だった。
もう数年前の話だけど、今だに定期的に思い出して、思い出したらしばらくは引きずって悲しくなってしまう。最初の頃は発言元のクラスメイトを、何てデリカシーのないやつだと怒っていたけれど、今では多分それだけじゃなくて、どうしてこんなに悲しいのかが明確に言葉にできてしまったのが余計に辛くなるんだけど思う。
一番の後悔だ。このことがなければ今回の記事を書くこともなかった。
あなたの会社でも、採用候補者に対して身元調査を実施することがあるかもしれない。私の会社ではそうだった。
私が勤めていた会社というのは、普通の会社よりも多くのことを調べることができた。
例えば、戸籍だ。採用者の本籍がどこで、家族はこういう名前の人で~といった情報について、グーグル感覚で調べられる部署がある。
病歴もわかる。社内のシステムには、この人がこの病院にかかって、こんな病気で、医療費はこれだけで、自立支援を受けているから医療費は1割負担で~といった情報が入っている。
さて、採用内定を出す段階になると、採用候補者に対して上記の調査を実施する。担当部署に行って、個人情報の照会履歴ノートに自分の名前を記入し、システムを使わせてもらい、調べを進める。
会社にとって敵対的な人物が親類縁者にいる人や、過去にうつ病などの精神疾患になったことが判明すると不合格にする。具体的には、面接の評価を5段階中の2に変更すると必ず不合格になる。
犯罪歴に関しては、該当者がいた経験がないので何ともいえない。名簿に記載があった時点で、罪状に関わらずアウトなのだろうと思う。
こんなことはおかしいと思っていた。なぜ、公平で中立で平等であるはずの採用試験でこんなことをしないといけないのか。ずっと考えていた。
誰がこんな調査を行わせているのか? これが一番の問題だった。
誰が仕向けているかわからないのだ。毎年この時期が来ると、総務部長から指示が来て、特定の役職(全員係長~課長クラス)にある者が分担して任務にあたる。
放っておけばこんな習慣はなくなると思ったが、そんなことはなかった。毎年、内定者のリストを完成させて総務部長まで持っていくと、調査を行うように指示が来る。「これは誰の指示ですか」と聞いても、「定年までにはわかる」と言葉を濁される。
結局、定年までわかることはなかった。私が彼ほどに昇進できていればわかったのかもしれない。でも、私はそこまで出世できなかった。肉薄するところまでは行ったのだが。
今でも、この慣習は続いているのだろうか。誰かが止めたのだろうか。
私にはできなかった。
もし、これが総務部長が発した指示であれば、戦ってなんとかなったかもしれない。でも、トップの指示だったら?戦ってなんとかなっただろうか?なったとしても、会社にはいられないだろう。
私は矛盾している。あの時代に、私は悪習を絶つことができなかったのに、定年になって、何年も経って、あの時の自分は間違っていたと後悔している。でも、今の私がデロリアンに乗って過去に飛ぶことができたとしても、行動を起こすことはできないだろう。私にそんな度胸はない。
私はなによりも哀れだ。私は自由ではない。私には、自分の意志を実行する力が全くない。
なぜ、私は弱い? 私が何度も何度も道を譲ってきたからだ。それで、私は周囲の玩具になってしまった。私が周りに力を与えたのであって、周りが私を弱くしたのではない。
私は自由ではない。なぜなら、私が私自身と気が合わないからだ。私が自身を恥ずかしいと思って顔を赤くしているからだ。
最後に。
人事担当部局の役職者として約十年間、平社員だった時代を含めれば約二十年間、人事の仕事に携わって得た知見を共有したい。
今回の内容は、社員や職場の抱える問題への対処や、人事異動の内容まで含めて決定する層に向けて書かせていただく。参考になれば幸いだ。
一般的な問題社員への対応は、ネットに豊富な事例があるのでここでは述べない。ネット上に事例が載っていない案件(※私は見つけることができなかった)について述べる。
ここでいう問題社員(有能型)とは、以下の特徴を持った社員をいう。あなたの会社にも多分いると思われる。
軽度のもの…「自分はすごい」という自慢や、後輩社員へのマウンティング
中程度のもの…気に入らないと不機嫌になって悪態をつく。あるいは指示された仕事をしなくなる
重度のもの…パワハラやセクハラ。人前で後輩を怒鳴りつけたり、女子社員の身体的特徴を馬鹿にする
・上司にはへりくだる。弱い者には厳しい態度
昔は、こういうタイプの社員は放置されていた。こういう人いるよね、で済まされていた。
むしろ、上司が命じた仕事は十分なレベルでこなすので、ハラスメントを行う者であっても処罰されなかった。いなくなっては困る存在なので、マウンティングやハラスメントは表立って認容されていた。
昨今は社員のメンタルヘルスの観点から、こういったタイプの問題社員にも対処する必要がある。そこで、私の経験上、有効だった対策や、必要な視点を述べていく。
問題社員(有能型)は、他人をコントロールする権力を欲しがっている。他人に言うことを聞かせたいのだ。他人に舐められることを極度に恐れている。
行動傾向として最たるものは、『積極的に仕事を取っていく』というものだ。他人のものまで含めて仕事を取ることで地位を高めようとする。そして、自らの能力が高まり、裁量を与えられるようになり、ますます権威を増していく。
対策はすでに述べたとおりだ。たとえ、彼や彼女が有能で、多くの仕事を処理できたとしても、全員に対して同じ量の仕事を割り振る。
問題社員(以下Mとする)が他人の仕事を奪おうとしていたらブロックする。具体的には、仕事を取られようとしている人(以下Nとする)のところへ行き、「それでいいのか?」と合意を確認する。Nが拒否する、または何も言わなければ、拒否とみなしてMに対する指導を行う。
では、Nが「Mさんに仕事をあげます」といった発言をした場合はどうするか。この可能性もあり得る。自分の仕事が減るし、Mには逆らいにくいからだ。
この場合も、他人の仕事を取ってはならないとはっきり告げる。そのうえで、Mだけでなく、Nに対しても指導をする。
ポイントとしては、何度も繰り返し行うことだ。何度も行うことで、上司の指示を守っていないことをわからせる。これは何度行ってもハラスメントにはならない。その仕事の割り振りが組織内の決裁を経ている限りは、業務上の指示にほかならないからだ。
繰り返し行っていれば、向こうが根を上げることが多い。上司の見ていないところで仕事を渡している可能性があれば、ほかの社員に教えてもらう。
Mは、他者に舐められることを恐れている。態度が頑なになることが多い。普通の態度ではダメだ。毅然とした態度で接する必要がある。
反論時の想定問答としては、以下のやり取りを例にする。
M「私が暇になったらどうするのか。このままではやることがなくなる」
→「遊んでいなければ何をしても構いません。具体的には、業務マニュアルの作成や、後輩の相談に乗ってあげてください」
M「私はNを心配している。Nが潰れたらどうするつもりか」
→「これはNさんが実力をつけるために必要な機会です。私が必要に応じてサポートします。Nさんの負担が重いようであれば早急に対策を取ります。Mさんが今動く必要はありません」
M「業務を放棄するのは問題だと思うが、なぜ積極的に動くのがダメなのか」
→「他の社員が成長する機会を奪っているからです。あなたは成長しますが、チームが成長しない。だから必要以上に仕事をしないでください」
ただし、この方法には難点がある。あなたが優秀である必要があるのだ。
問題社員(有能型)のような存在がいなくても成り立つ職場であればよいが、昨今はそうでない職場環境が増えている。労働経済白書によると、1人当たりの仕事量は全国的に増加傾向にあるようだ。
Mの仕事を取っても、他の部下にすべて回せるとは限らない。回せなかった分はあなたが取るしかない。1人当たりの業務量が多くなった部下はあなたがサポートする必要がある。
これにより、業務効率の著しい低下が起こったり、メンタルを病んだ者を出した場合、この対策は失敗だったことになる。かつての、Mに業務が偏っていた状態に戻さざるを得ない。この点は重々気を付ける必要がある。
なにより大変なのは、あなたがMと対決せねばならないことだ。Mのような社員の特徴として、①口が回る、②攻撃性が高い、③恨みを覚えている、といったものがある。
以上を踏まえたうえで、あなたはMに言うことを聞かせないといけない。
あなたが『仕事量を偏らせない』という対策を行おうと決めた時点で、もはやどうしようもないほどに職場がMに依存していた場合も諦めるしかない。
この状況でMと対決するのは望ましくない。現実的に難しいことを無理に実行することで職場が不仲になる可能性があるし、もしMが病気その他の事情で職場に来れなくなった場合に崩壊するおそれがある。
私は、このタイプの問題社員に対しては、「北九州市の新成人理論」を採用している。
かつて、北九州市で新成人(の一部)がやりたい放題に暴れた結果、警察のお縄になる事件が毎年のように起こった。
彼ら彼女らは、何十万円もするド派手な衣装に身を包んで、何百万円もするド派手な車で来場し、会場の内外で大騒ぎし、酒を飲み、演題の前に立った市長に対して暴言を吐き、帰り道には警察の検問を強硬突破する。
そんな光景が全国ニュースで流れる度、テレビのコメンテーターが呆れ顔で意見を述べる。インターネットでも同じような反応で、この時ばかりはマスコミの意見とネットの意見が合致する。
しかし、「あいつらはバカなことをしているから規制すべき」という考えは誤っている。
バカでもいい。彼らは悪くない。成人式で飲んで騒いで暴れる馬鹿者は、むしろ地域社会を支えていく存在だからだ。
彼らのようなタイプの新成人は、今後もその地域に残る可能性が高い。未来の納税層にあたる。大げさにいえば、地域にとっての希望だ。
成人式の前には高級なレンタル品を一式借りる。濃紺や真白の羽織袴や、紅色の着物にふわふわのファーを首に巻いて会場入りする。
誰よりも目立ってやろうと思っているし、「成人式は特別な儀式である」と考えている。その意味では、主催者である市町村と同じだ。
彼らは成人式を大切に思っている。だから暴れる。暴れることが、成人式への彼らなりの真面目な参加行動にほかならない。
反対に、主催者のアナウンスに従って、席にじっと座っている新成人こそ、生まれ故郷から身も心も離れてしまっている場合がある。
彼らが暴れないのは……暴れないにしても、大騒ぎをしないのはなぜだろうか?彼らが故郷を捨てているからだ。
生まれた場所にうんざりして、東京などの都会に出て行った者は、「早く終わんないかな」と思いながら成人式に参加している。
地元を離れる日程は決まっている。大抵は次の日に、高速バスか新幹線で都会の住処に帰るのだろう。この青年達はまだましな方で、地元に愛が残っていない者はそもそも成人式に参加しない。都会で行われる地方出身者のための成人式に参加するか、またはアルバイトに勤しんでいる。
暴れる新成人はこれとは逆だ。彼らはこれからも地元で生きていく。だから、自らの存在を派手にアピールする必要がある。成人式におとなしく参加する層よりも、彼ら彼女らの方が地域を愛しているといえる。
彼らは、暴れる新成人と一緒だ。彼らにとって会社は大事な存在なのだ。存在意義を証明するための場所として。
会社にとって必要な人材になりたい。同僚や上司の行動が間違っているのを正したい。会社をよい方向に導きたい――彼らは、こういう想いでMをやっているのでは?と私は考えている。
逆に、Mを非難する立場の社員の方が、仕事にやる気がなかったり、能力面でも倫理面でも評価が低かったり、責任感のない行動、自己本位な行動を取ったりして会社を苦しめる。弊社における平均的な傾向はそうだった。
例えば、「あいつの行動はパワハラだから処罰してください」と言って、人事に通報してきた社員がいた。この場合のM(あいつ)は、通報した社員の先輩だった。(追記:後輩の誤りです)
その通報した社員は、特段の難点があるわけではないが、平均よりは下位の評価だった。
処罰する根拠として、30件以上のMのパワハラ行動が記された記録が付されていた。事実確認を行った結果、概ね事実だったので文書戒告の処分を行った。
不服として、そのMは反論を続けていたが、処分内容が示された書面を受け取ると何も言わなくなった。
これも私の後悔のひとつだ。というのも、その後の社内貢献のレベルとして、Mの方が段違いに優れた実績を出したからだ。彼が役職者に上がってからは、パワハラ行動は減っていき、実質的に残業ゼロの職場を作り出した。メンタルを病んだ社員もいない。
一方の通報した社員は、数年後に最悪の形で定年退職した。有給休暇がかなりの日数残っている状態で仕事が溜まっていたのだが、なんと、定年退職日までの全ての有給休暇を申請して会社から消えてしまった。(追記:ある日突然、全ての有給休暇の申請をして職場からいなくなったという意味です)
残された者は苦しい思いをした。彼がいた職場の1人当たり残業時間は、前月比100%(追記:100%増の誤りです)になった。彼の取った行動について処分が必要であるとの意見も出たが、労働関係の法令上は問題はなく、労働組合としても彼の行動に異論はないとのことだったので、処分は行われなかった。
ここまで読んでいただけたなら嬉しい。書いた甲斐があったと思う。
若干ぼかしているとはいえ、社外秘なことをここまで書き連ねようと思ったのには理由がある。
自死を考えている。
今日とか明日ではないけれど、年内にはこの世からいなくなりたい。
社会人として働いて約40年、多くの罪や後悔を残してきた。上には書いていないけれども、人として行ってはならないことにも手を染めてしまった。
数年前に定年退職してからは、嘱託職員として民間企業で働いて、公民館のカラオケ教室に通って、インターネットで同じ趣味をもった仲間とコミュニティを作って……
平穏な生活を続けるうちに、社会人生活で自分が犯してきたことに反吐が出るようになった。
最初の頃は思い出したくないという程度だったが、日中に何度も頭をよぎるようになった。
近頃は夢に出てくる。
大抵は、当時の思い出が醜く改変されていた。夢の中で、当時の関係者が私にグロテスクに復讐をする。
どうすればいいか真剣に考えた結果、死を選ぶという結論に達した。
私にとっての遺書を書きたいと思った。
はてなブログや、はてな匿名ダイアリーに投稿してみたかった。
それが叶って嬉しい。
読みにくい部分があったと思うので謝らせてもらう。
ありがとうございました。
8/31
コメントいただいた皆様に「言及する」により返信しております。