はてなキーワード: オフとは
2014年にニューヨークに移籍したときは「長いな〜、これから7年契約か」と思った某球団との契約も残すところあと2年となった。
仕事そのものは、予想に反して楽しく過ごさせてもらったが、収入はなんともだった。
インターネットが普及してからは「平均」というものをググったりもしたけど、ピンと来なかった。
同じ思いの人も多かろうと思い、匿名をいいことに赤裸々にしていこうと思う。
日給にすると440万円。
1球投げるごとに60万円が懐に入る計算。
あと、「住宅費」名義で年間1000万円もらえる。
1988年兵庫県生まれ。北海道の高校で2年夏に甲子園優勝。3年夏はハンカチと投げ合い、決勝再試合の末準優勝。
2007年に東北の球団に入団。1年目に球団初の2桁勝利投手となる。新人王。
元アイドルの嫁さん。
息子。
ここまで書いて面倒になってきたのであとは省略。
ゲーム配信、お絵かき配信、カラオケ配信……これらは皆ニコニコ生放送が踏んできた文化だ。
初期の頃はともかく、今やVTuberの主な活動はYouTubeライブ配信に移行していて、
彼らがリスナーのコメントに返事しながら配信を繰り広げる光景は、全盛期のニコ生そのものと言っていい。
リアルタイムコメントは画面を流れないだけで、ニコニコのコメントに酷似しているし(使用されるネットミームも含めて)
スーパーチャットによる投げ銭もニコニ広告そっくりだ(放送主がそれに特別に応対する部分も)。
たまに投稿される、きっちり編集された動画でさえも普段からのファンに向けた内容となっていて、その部分もニコ生主がニコニコに投稿する動画と似ている。
実際、人気VTuberの一部には、中の人が元ニコ生出身者という経歴もある。
その人の昔の動画と今のVTuberの動画を見比べると、右下に動くキャラクター画像があるかないかの違い以外には、何の差異もないのだ。
彼らは、かつてのニコ生主が架空のキャラクターという皮を獲得しただけの存在に過ぎないのである。
***
ところが、「架空のキャラクターという皮を獲得すること」は、日本のオタクにとってはとんでもない違いなのである。
元よりニコ生は匿名なので、生身の人間というポジションから一歩引いた位置に立ってはいた。
しかし、それでも画面の向こうには剥き出しのホモサピエンスがいるのだという感覚はどうしても付いて回ったし、放送主もリスナーもそのように振舞った。
Facebookなどの台頭により、ネットの実名性が存在感を増してきたこともそれを手伝った。
リスナーは、一人のファンとして、放送主の個人的な人間性を知りたがった。まるでアイドルのように。
それは傍目から見れば非常に気持ち悪い構造で、当人たちもそれを自覚してはいた。だから、ニコ生は危険視されたし、敬遠されたし、廃れていった。
そこで現れたのがVTuberだ。
上で書いたように、構造はニコ生と全く同じ。ただ、生身のリスナーと生身の放送主の間に、架空のアニメ調のキャラクターというペルソナが一枚挟まった。
ニコ生に本当に必要だったのは、このたった一枚のペルソナだったと言っていい。
リスナーはアニメを鑑賞するように、「嫁」を愛するように、この架空のキャラクターを眺めればよい。
放送主も、ただそれになり切ればいい。演じればいい。何も個人情報を明かさなくとも、作り込んだキャラクターを正確に維持すれば人気は出る。
キャラクターを愛しても、その向こうにいる人間には一切届かない。そこにいるのは、ただそのキャラクターだけ。
また、このペルソナは「VTuber同士の関係性」にも適用される。
ニコ生におけるコラボ放送はまさに人間同士の関わりだった。VTuberは、その関係性すら作り込める。親友なら親友でいられるし、親子なら親子でいられる。その背後に中の人は関係がない。
別にこれは、虚偽ではない。アニメキャラ同士の友人関係が作者によって作り込まれるのと同じだ。
VTuberはVTuberの世界の中で完結していて、中も外も前世もない。いわばそういうアニメ世界なのだ。
***
と、一人で納得していたのだが、とある配信を見ながらやはり考えを変えたので、こうして増田に書いている。
結局は「素」を求められるのだ。
配信中、作り込まれたキャラが崩れ、中の人が素の言動をする瞬間を、リスナーは待ち望んでいる。
ツイッターやオフコラボなどで見せる彼らの「作り物でない仲の良さ」を敏感に嗅ぎつけては議論する。
にじさんじの非公式Wikiなどを見てほしい。そこには放送内容のことよりも何倍も緻密に、彼らの「素」のエピソードが羅列されている。
いや、これは趣旨としては名前は似通っていて同じ分類(プログラミング言語)だけど、実は知っている人からしたら全くの別物(Javaは共同で開発できるオフジェクト指向言語。javascriptは軽量でスパゲティーになりがち)みたいな話でしょ。。
前提にツイッターではなに言っても良いし、発言を止めさせたりすることは誰もできないと思っています。
が、
二次創作のアカウントで昨日彼ピと何回戦までしたとかそういうことを書かれると喪女の私は辛くなるんです。
どちゃくそエッチな小説も(あーこれ実際にやったことあるのかな~)とか下世話なこと考えてしまうんです。
それに、オンもオフもサイコーに充実してる女オタクもいるのに私と来たら平成の世を処女のまま突き抜けてしまうという事実に押し潰されてしまうんです。
別に喪女だからって仕事してるし納税してるし辛いことはなく楽しく過ごしてるからこのままでもいいやとは思ってるんですけど、婦人科系の病気にかかったとき、面倒だなとは思ってます。
男に管入れるときは麻酔してくれるのに、女に突っ込むときは麻酔してくれないの????????無理!!!!!!!!!!
エッチなツイートやめてほしい訳でもないし、素敵な創作読みたいからフォローもはずすつもりないから匿名で愚痴らせてください。
元々漫画とかアニメが好きで2次元オタクをずっとやっていたんだけど、声優にハマった流れで徐々に3次元アイドルに流れていった。
最初はやっぱりAKBみたいな有名どころから入ったものの、推しメンが卒業したのを機に気軽にライブに行ける中堅どころ~ド地下アイドルみたいなところまで手を広げてしまった(都内に住んでたから行きやすかったという理由もある)。
これまでの人生でライブハウスなんて怖くてまったく行ったことなかったんだけど、推しを見れるという後押しによって1年くらいは結構楽しく頻繁に足を運んでいた。多いときは週に3・4回くらい。仕事帰りに渋谷とか新宿で降りてライブが終わってから満員電車に揉まれて帰宅する。
こういったライブハウスの活動中心のアイドルは、出番後にチェキを撮影して数分間会話を楽しむという特典会があり、ほとんどのオタクたちはこれにも参加する。
実際にアイドルと話をする以外の時間(つまりライブハウスにいるほとんどの時間)は、オタク友達同士で雑談したりしてる人か、特に知り合いもいないのでスマホいじるかボーっとしてる人に分かれる。
私は基本的にコミュ障なのでやはりここで友人をつくるなんてハードルは超えられず、後者の人種だった。
アイドルのライブを見て、少しだけ話して元気もらって、お土産としてチェキを手に入れる。ということを目的に来ているのでそれ以外のことは特に求めていなかったのです。たぶん私と同じようなオタクは結構いるはずです。
昔2次元オタク全開だったときに、知り合った人と折り合いがつかず「あの人と会いたくないなぁ…」と思ってしまう失敗も過去にしていたので、自分は対人関係下手なのもわかっていたし変な理由で好きなアイドルに会いに行けなくなるのは嫌だったのです。
しかしやはり現場でずっと一人ぼっちなのはかなり寂しく、推し被り(同じアイドル/メンバーを推している人)同士くらいは多少喋れる人を作ったほうがいいかなと思ってしまいました。
(思い返すとこれが悪かったのか…)
ある日、特定のアイドルメンバーと近い距離で会話ができるオフイベント(限定10名!みたいなもの)に参加したときに、一緒になったオタク男女数名とわりと楽しく会話した。そう、別に会話しようと思えばその場では普通程度には喋れるんです。Twitterもみんなで相互フォローして、これで自分もアイドル現場でもっといろんな交流ができるかなと期待もした。
こうなってくると結構タチが悪くなってきて、アイドル現場にいくと周りのオタクが気になってきてしまう。
「あの人いつもいる人だな」
「あの人一度喋ったことあるけど、話しかけてきたりしないな」←自分から話かけるという選択肢は無い
などなど。
別にこれはよくある光景で何ともないんだけど、自分が中途半端に意識してしまうのが本当によくない。アイドルを見に来てるんじゃないのかよ俺。
しかし相互フォローしてしまっているので、Twitterを見るとオタクのつぶやきがすごく目に入ってくるのです。
しかもライブ中心アイドルのファンは現在は10代後半~20代中盤の男女がボリュームゾーン。私はもっとおじさんなので、明らかに若者ノリにはちょっとついていけません。
疎外感が加速していきます。
そしていつのまにか、とあるオタクのいわゆる「裏垢」をフォローしていました。なぜフォロー許可してくれたのか今となっては本当に謎です。
これも今の時代なにも珍しいことではないのかもしれませんが、裏垢では同じオタクに対する文句などマイナスな方向のツイートが並んでいました。
ミュートすれば良かったんですが、気になってついつい読んでしまいました。
厄介オタクという迷惑行為をするファンも目立ち始め、私は直接的な被害は何もないのですが、アイドル現場にどんどん自分の居場所が無くなっていくのを感じました。
これがすべて私の被害妄想だと言われればそれまでかもしれませんが、徐々に足が遠のいたのは確かです。
そして、仕事が長期休みのときに偶然ダウンロードしたスマホゲームが面白かったのをきっかけに、2次元のオタク趣味に戻っていきました。
2次元オタク文化は、創作物を褒め合う文化があるし、素直に良いものは良いと言っている人が多いと思いました。
とても、とても居心地がいいと感じました。
単純に3次元アイドルオタクをするには一定のコミュ力が必要で、私にはそれが無かったという話なのでしょうか?
3次元アイドルオタク現場の適正年齢を私は既に超えていたという話なのでしょうか?
推しの子はもちろん今でも好きなので、Twitterはフォローしてますし、たまに画像を保存したりしています。ですが現場にはもう半年以上行っていません。
女のクソ長文だと言われるタイプの文章なので、読むならそのつもりで。
仲良くしている同じオタクで腐女子の友人がいる。彼女は絵師、私は字書き(端くれだけど)。数年前、あるジャンルを通じて知り合った。
彼女がそのジャンルで出した本をイベントに買いに行った帰り、勇気を出してツイッターをフォローしたら、気づいた彼女がリフォローしてリプをくれたのがきっかけで交流が始まった。私が当時ピクシブに置いていた小説を彼女もブクマしてくれていたのだ。
相互フォローになって数ヶ月後、同じイベントに出る機会があって、その前乗りで初めてオフで顔を合わせた。以来、年3~5回くらいのペースで遊んでいる。
同じカプを推してるのに、せっかく会っても何故か違う話ばかりしてしまうのが不思議で、でもカプに限らず色んな話や体験を共有できる彼女とのそんな時間が私は大好きだ。
最早オタク友達というより普通に友達という感じなのだが、実は少し前から、私は彼女のことを好きなんじゃないかと思っている。
オフで会ったのが5回か6回を数えるくらいになった頃から、会っていない時でも、ふと彼女のことを考えることが多くなった。
最近タイムラインで見かけないけど元気にしてるかなーとか、次会った時にはこんな話をしたいなとか。
遊ぶ時も、他の友達の時はもっと仲間がいたら楽しいと思うのに、彼女の時はできればふたりだけの方がいいなーなんて思ったりする。
あと、そういう夢を見た。我ながらあまりにベタで起きた時にびっくりした。
彼女への気持ちに気づいて、私がそれに焦っていないのには、元々の私のセクシャリティのことがある。
彼女を含め誰にも言ったことはないが、私は恐らくバイだ(異性も好きになったことがあるからビアンではない)。
以前にも同性の人が好きだったことがあって、何なら腐女子になったのも、その悩みを解く糸口を探していた時に、百合小説のサイトに行きついたことがきっかけだったりする。百合だけでは飽き足らずにBLに手を出して腐女子になった。
いつの間に好きになっていたのか、時々思い返してみたりするけどよくわからない。そのくらい、気づいたら好きだったなと思う。
自分が小説を書く時にはやれきっかけだの何だの偉そうに書いてるくせに情けない体たらくだ。
彼女のどういうところが好きなのかもよくわからない。というか現状知る限りで嫌いなところなんてない。
もうちょっと健康に気をつけて欲しいとか、特にイベント前に徹夜で原稿するのは身体を壊しそうだからやめて欲しいとか、欠点や弱点はいくつか挙げられるけど、嫌いにはなったりしない。
お日様に当たると心がほこほこするとか。お月様を見て綺麗だなと思うとか。そんな割と当たり前な感じで、彼女のことが好きだ。
タイムラインで彼女が何気ない日常の呟きを零してるのを見ると、そうして彼女が今日を生きているだけでその日がいい一日なような気がする。
正直、一度ならず二度や三度くらいは、そのことを彼女に言ってしまいたいと思ったことがある。
別に付き合いたいとか思わない、ただ知って欲しい。伝えたい。貴方といる時間が私は一番幸せだと思ってるよ、会えない時でも貴方も頑張ってるんだと思うとそれだけで私も頑張ろうと思えるんだよありがとう、ということを。
でも、多分ずっと、私はそれを言わないままでいると思う。
言ってもきっと、彼女は偏見をもって私を拒絶したりはしないだろうという予感はある。彼女が腐女子だからというのは、BLは所詮ファンタジーなので関係ないとして、その上で、実際のLGBTに関する話題に対して、彼女が肯定的な意見を述べているのを目にしたことがあるからだ。性別に関係なく、誰かが誰かを特別に大事に思う気持ちはそれだけで尊い、と。
ただ、だからといってそれと彼女が私をどう思うかは全くの別問題だ。
それに、仮に彼女が私の気持ちを受け入れてくれたとしても、それで彼女に幸せでいてもらえる確証がない。
私と彼女がそういう仲になったとして、家族や友人はどう思うだろう。多分白い目を向けられる。最悪失う。私は彼女から、彼女の大事な家族や友人を取り上げてまで、自分の想いを突き通そうとは思わない。
だから私は、何があっても絶対に彼女にこのことを打ち明けないと決めている。墓まで持ってく。
って、決めてるんならそれでいいじゃんって話なのだが、それですんなり口を噤めるようならそもそもそこまでの想いじゃない。
気持ち悪いと自分でも思うけど、彼女を新幹線の駅まで見送った帰り、その日めいっぱい我慢した気持ちのやり場がなくて、電車の中でぼろぼろ泣いたこともある(他に乗客がほとんどいなくてよかった)。
彼女も彼女で悪い。そういう人だから、時々言うのだ。本当に気安く「大好き!」「結婚しよ!」と。
女オタクにはよくあるノリだと思う(よくあるよね?)。私以外の友達にも言っているのも知っている。
冗談なら言わないで欲しいだなんて言わない、冗談でも言われないよりは言われる方がそりゃうれしいに決まってる、言って欲しい。
ただ、そこに彼女と私との間にある越えられない温度差を感じた時、やっぱりちょっと、切ないなと思うのだ。
私はその言葉を真に受けないために必死なのに、すっごく簡単に、言うんだなぁ。そりゃ言うか。普通、仲良くしてる女友達が自分のこと好きだとは思わないもんな。
彼女は私のことを結婚してもいいくらいの友達だと思ってくれている。その気持ちと全然違う想いを隠して、私は彼女に会っている訳だ。ある意味裏切りだよなぁ、と。
そう思う度に、また決意を固めることにしている。やっぱり墓まで持って行こうと。嘘も死ぬまでつき通せば本当になるだろうから。
何かの拍子に彼女にいらないことを言ってしまいそうな自分が怖い。匿名で吐き出して誰かに笑ったり貶してもらったりすれば少しは抑えが効くかと思って、だからここに来た。
おかげで少し落ち着いたかな。
こんな私的で一方的な話を読まされた方はたまったもんじゃないと思うし、正直「で?」って思ってる人ばっかりだと思う。
だから、まぁ、何かの糧にしてもらうんなら、
友達に気安く好き~とか言っちゃったりする腐女子の皆さん、こういう理由で腐女子やってる人間も中にはいるから、あんま気安く好きとか言わない方がいいかもよとか。
あと、もし、もし万が一、この彼女って自分のことかも知れないと思ったあなた。
お願いなので、何も見なかったことにして、次会った時も、気づいてないふりをしてください。
私は貴方との今の関係を変えようなんて少しも思ってないです。たまにしんどくなったりはするけど、貴方と友達でいられなくなるより何億倍もずっといい。
無理そうなら、私から遊びに誘うことはもうほぼないので、フェードアウトしてください。
あと、ありがとうございます。いつも。全部。直接は一生かかっても言えることはないので、ここで。
めっちゃ長くなったな~。
こうやって現実を書き出してみると、やっぱBLや百合の世界の彼や彼女はすごいな~と思う。
すごいよね。告白しようとか天地が180度ひっくり返ったって思う気がしないもん。小説は事実より奇なりだね。
これが本当の話か、それともこれも小説かは、読んだ人次第ってことで。
真実は私のみぞ知る。
はてなポイントでメッセージをもらったことがきっかけでメールをやり取りするようになり、先日闇属性の人とデートをしました。
車で2時間ほどの駅まで迎えに来てもらい、雪の残る山道をドライブ。
宿の近くの湖畔をドライブしながら街に出ました。
お酒を飲まずにこの時間に話せる場所がどこにもなくて、仕方なくカラオケ。
あんなにメールをやり取りしたのに、私たちは初めて会った人同士で、改めて正面に座るのがなんだか気まずい。
私は次々に曲を入れて、すごく恥ずかしかったけど、ひとりで歌って時間が経ちました。
「人前で歌うのは苦手」とはじめは聞くだけだった彼だけど、釣られてきたのかトイレへいって戻ってきたらこっそり1人で歌っているのを発見。
彼もすごく恥ずかしそうだった。
翌朝も宿のカフェで待ち合わせ。
昨夜走った湖畔を眺める高台へ連れていってくれて、湖から海に続く水面と晴れ渡る空をみました。
快晴。
そのあと彼は桜の木立に囲まれた近くのカフェに案内してくれたのですが、時間が早くてまだ開いていませんでした。
ちょっと残念そうな彼。
「最近出来たばかりのカフェチェーンにまだいったことがない」と彼がいうので一緒にいってモーニングを食べました。
それから「山がきれいに見えるところがある」としばらくドライブして海へ。
海辺の公園で遊ぶ子供たちを眺めながらとりとめのない話をして、浜辺に出て冬の波打ち際をみて、地元の史蹟の草原を並んで歩きました。
車に戻ってまたしばらくドライブ。
「この道を戻るとき山がきれいに見える」といわれ、高架をくぐり抜け元来た道を戻ると雪を頂いた雄大な山の峰が正面にあらわれました。
「天気がよくてよかった」とちょっと得意げに誇らしさでにこにこしているうれしそうな彼。
時刻は三時過ぎ。お昼を食べずにドライブしたので、少しお腹が空いてきました。
「珈琲の美味しいお店がある」と地元に昔からあるレストランへ。
彼はキャラメルモカを、私はハンバーグセットをいただきました。
「地元の人はみんなここへ来る。知り合いがいるかも」と彼はちょっとそわそわ落ち着かない様子。
実はカフェチェーンに入ったときも、カラオケへいったときも、彼はずっとどこかで知り合いに会うんじゃないかと何度も口にしていて。
そんなに気になるところへ、なぜ私を連れて来ちゃうのかな。
そろそろ日暮れになり、少し寒くなって来たのでお土産屋さんで浴用タオルを買って路地に並ぶ足湯へ。
冷たい風に吹かれながら並んで足湯へ入っていると、向かいに座ったおばあさんがちらちらこちらを見てくる。
「今頃のこの辺の名物といえば、やっぱり蟹ですか?」と話し掛けてみた。
「そうだね、やっぱり蟹だ」とおばあさんは応じてくれて「ここは美味しいものがたくさんある。私は長崎から嫁に来たけど、あなたもこちらへ来たらいいよ」と思わせぶりなことをいわれる。
彼の方を見れなくて、すぐに話を観光に戻して、どうでもいいのに地元の温泉について根ほり葉ほり聞いてしまいました。
すっかり温まって、ちょっと無謀なことをしたい気持ちになって、一緒に温泉へいこうと彼にいってみた。
彼はびっくりしていたけど、すぐに近くの温泉へ連れていってくれて。
彼は「人と待ち合わせして温泉に入るのは初めて」といっていて、彼のいろいろな初めてを一緒に経験できることがうれしかった。
二人でぽかぽかになったところで以前はてなでも話題になっていたお寿司屋さんへ。
彼の街はお魚が新鮮なことで有名。
握りも茶碗蒸しも、カウンターのお寿司屋さんに引けを取らない美味しさでびっくり。
店内は大混雑。彼は知り合いに会うんじゃないかとまた少しそわそわしながらも次々お皿を積み上げていきました。
それから朝の高台へ戻って、湖畔を囲む夜景と満点の星空を見ました。
誰もいない高台は静かで、雲の流れる音や星の瞬きさえ聞こえてきそうだった。
彼は星座の名前を調べるアプリでずいぶん長い間iPhoneの画面を眺めていて。
二人きりの車内で小さな画面を一緒に見ながら画面の中の星空と、真っ暗な夜空の本物の星空を長い間交互に確認し続けていました。
星空がそんなに気になるのか、気まずくてアプリに夢中なふりかのかわからなくて、でも聞けなくて
外は暗く穏やかな月明かりで何もかもやさしいのに、心の中には鼻先に暗幕を下ろされるような闇があった。
「『○○駅で僕と握手!』ってメールに書いていたのに握手してないよ」といったら握手してくれた。
「実は駅で両腕広げて待っていようかと思った」と笑いながらいう彼。
「ウケるかと思って」
三日目。
昨日の高台で昨日と少し違う水面を眺めながら、お互いの仕事の話や趣味の話やはてなの話をしました。
彼も私もxevraさんが好きで、xevraさんに会いたいねと何度も話した。
生きることが辛くて考えがまとまらなかったとき、「とにかく野菜と運動と瞑想と睡眠!」と思って乗り切ったこと。
いまもそれで結構助けられていること。
そこが私達の数少ない共通点。
お互いに書いた増田の話、好きなブックマーカーの話、ブクマや星が集まったときのこと、なくなってしまうはてなハイクのこと。
これもこの三日間で何度も繰り返された話題。
id でしか知らなかった人が目の前にいて、知らない山の高台で私を名前で呼んでいる。
そのあと昨日いけなかったカフェへ。インスタ映えしそうなリア充ビジュアルのケーキセットを二人で頼む。
彼は数量限定のパンケーキセットが売り切れでちょっとシュンとしてる。
ケーキを食べたら駅に出て、そろそろ予約した新幹線で帰らなければならない。
自由席だから慌てなくてもいいんだけど、彼も疲れていると思うし、ちゃんと元気にさよならしたい。
なんてこっそり考えていたら、「昨日いけなかった見晴らしのいい公園がある。いってもいいですか」といわれた。
いいけど、いいのかな。
いいの?
そこからまた街を抜け、野山と木立をいくつも過ぎて、山の中腹にある運動公園へ向かいました。
助手席から眺める冬の道はまぶしいくらいで、遠くに見える焚き火の煙と掛けていく子供と枯れ草を集めて燃やす老人が絵のようだった。
運動公園で私達は子供たちに混じって長い長いすべり台を滑り、広々とした草原で凧揚げをしました。
凧揚げをしている子供をみて「凧揚げしたいな」とぼんやりひとりごとをいったら、彼が売店でゲイラカイトを買ってくれて、びっくりした。
凧揚げなんて子供のとき以来で、どうやって飛ばすのか思い出せなかったけど、彼は「親戚の子供のために去年あげてやった」と、すぐに軽々凧を飛ばしてくれた。
三日間何もかも楽しかったけど、芝生の上を走りながら凧揚げをしたことがとくに印象に残っています。
青空に真っ白な凧糸がくっきりと伸びて、舞い上がる凧は生き物のようだった。
あとのことがどうだとしても。
彼はどうしても私に白バラ瓶牛乳を飲んでほしいみたいで、何件かお店を回って最後は直売所へいきました。
もう新幹線が出る時間はとっくに過ぎていたけど、牛乳は美味しかったし、珈琲牛乳を飲みながら得意そうな彼はかわいかったです。
彼の帰り時間が心配で、最寄り駅で大丈夫といいましたが、帰りも彼は2時間かけて新幹線がでる街まで送ってくれました。
「私達、仲良くなれるかな?」
赤紫の夕映えを背に稜線が黒々と横たわる山道で愛車を走らせながら彼はいった。
駅について駐車場の前にあったカフェで茄子と豚の生姜焼き定食を食べました。
「これで野菜がとれた」
と二人で笑った。運動は凧揚げで解消されたんじゃないかと思う。
並んで改札口へ向かいながら、どんな風にさよならをいえばいいのか、まもなく訪れる瞬間を思って胸が痛んだ。
でも表示板に出ていた発車時刻が迫る新幹線に助けられて、私は軽々と改札を抜けて彼に手を振った。
彼も改札の向こうで、三日前まで知らなかったやさしい笑顔で手を振ってくれた。
席に着いてから「こだま」に乗ってしまったことに気がついた。気持ちが乱れていたことを思い知らされた気がして切なかった。
「ブログに書いていいですよ。僕は言及されたがりなんです」と彼はいうけど、こんなあまりにも個人的過ぎる話題はいつものエントリーから浮いてしまうと思う。
それに彼と違って私ははてなで目立つ方でもない。
というわけで、彼が大好きな増田に書きました。
ちなみに恋人としては見れないとシリアスに何度も念を押されたので、彼は引き続きみんなのアイドルだし恋人募集中です。
残念だけど、私のおっぱいが大きくないからいけないんだと思う。
思わせぶりに切ない感じで書いておいたので、遊び人として名を馳せて欲しい。
嘘。ほんと真面目でいい人なのでみんなカジュアルに誘ってみてください。
今回はすっぴん黒髪でしたが、大規模オフだったら金髪女装も考えるとのことです。
vlxst1224さん、お疲れのところありがとうございました。
1か2年ぐらい前の駅伝で、ミリマスのPが走るって言うんでミリPオフ兼ねて応援に行ったけど、走ってくるやつが誰かわからないし、ユニフォームの色から「あ、あれはなんたら学院の!」まではわかるけど人の名前までは覚えられないしで、ミリP選手が行った後はなんとなく流れで撤退したわ。
結局テレビで実況が「今走ってるランナーはなにものか、どのような走りが得意なのか、1位との差はどうなのか」っていう実況をしてくれるから理解に至って楽しいんだとおもう。
・「エコだ」とか言って離席時に毎回モニター主電源を手動でオフにさせられる。いやPCロックしたら自動でオフになるから。
・紙を入れたら自動で電源が入るシュレッダーのも毎回主電源オフ。使うときに毎回オンにして→紙が吸い取られるのを見届けて→手動で主電源オフ。どんだけ非効率だよ死ね。シュレッダーの僅かな待機電力よりも紙が吸い取られるのを待ってる時間の工数の方がはるかにでけえだろ。
・化石みたいなPCをずっと使ってる。会議室のPCなんかはおそらくHDDが故障寸前で起動に30分かかる。謎のエコ精神のおかげで使い終わったら毎回シャットダウンだから、会議室使うときは毎回30分待ちの時間が入る。毎回毎回みんなで座って待機タイム。あほらし。
・というかみんなで使う公共の備品を誰も管理しない。ホワイトボードマーカーなんてほとんど書けないのしか残ってない。みんなわかってるからあほみたいに薄い文字を目をこらしながら見てる。でも誰も補充しない。
・無線LANが使用禁止。にも関わらず十分な数のLANケーブルが用意されていない。ノートPCを持って別の部屋で作業することがあるが、その部屋は使用頻度も人口密度も高いにも関わらず、なんとLANケーブルが1本しかない。だから誰か一人しかネットが使えない。当然、社内サーバにもアクセス不可。基本的に全てのデータをローカルじゃなくてサーバーに入れろと言われていて、ネット繋がらないと全く仕事にならないのに、一人しかネット接続不可とはどういうこっちゃ。毎回毎回「ごめんLAN貸して」「すまんちょっと待って、データローカルに退避する」とかそんな会話ばっかり。バカじゃなかろうか???
・「仕事に必要な機材」を購入していない。仕事に必要なものくらい購入しとけや。毎回他部署に頼み込んで貸してもらっている。バカバカしすぎる。それでなんとかなっているからっていつまでも購入しないからタチが悪い。
・整理されていないのでどこに何があるのか全くわからない。新しい仕事に取り掛かるときは、まず必要資材を集めるのに丸一日要する。誰に聞いても「いつもはここにあるけど今日はないね」とかそんなのばっかり。結局手当たり次第に探す、もしくは人に聞きまくって「ごめ〜ん私返すの忘れてた☆」みたいな。
・ソフトウェアライセンスチェックの日だけソフト一斉アンインストール→次の日インストール。もうグレーというかアウトなんじゃないかこれ。前途の通り化石PCだからインストール・アンインストールの作業に膨大な時間を費やされる。毎回設定もしなきゃならない。あほくさ。
・「とりあえず穏便に済めば良い」という考え方の人間ばかり。向上心がまるでない。業務改善活動を年に数回行って上に報告しなければならないが、「上に報告が通ること」を最重視。結果業務が改善しようとしなかろうと関係ない。穏便に済むことが第一。俺が何を提案しても「それはその通りだけど、今は通すことだけ考えよ?」で終わる。何のためにその活動をしているのかわからなくなってくる。
・基本的に新しいことが嫌い。「この作業、このソフト使うと効率いいので使っていいですか」と聞くと「でも前のソフトでもできるよね?」しか返ってこない。新しいやり方が嫌い。今までのやり方が至高。やっぱり向上心がない。
[追記]
結局CS6を完全に描画遅延なく使うのは無理で、Adobe Animate(Flash後継製品)の最新版を使うしかない。
Animateの2020年4月リリースのバージョン 20.0.3でようやく、本っ当~~~にようやく、Surfaceペンで遅延なく描けるようになった。
……まあどうあがいてもWacomの描き味には劣るんだけどね!(´・ω・`)
以下は試行錯誤の記録。
------------------------
以下の通りレジストリを追加する。
キー:HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Pen\LegacyPenInteractionModel
値:1
キー:HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Wisp\Touch\PanningDisabled
値:1
2018年4月頃にあったWindows10のアップデート(※)でペン入力まわりに変更があったらしく、
古いグラフィックソフトでは縦方向に線を描こうとするとキャンバスが上下にスクロールして描けないという悲惨な目に遭う。
上記の通りレジストリを変更することで、ペン入力まわりの仕様をレガシーなままに出来る。
(※最初"Fall Creators Update"と書いてたけど、正しくは"Fall Creators Updateに対する累積アップデート"だった。失敬)
普通にググると大抵 https://forums.adobe.com/docs/DOC-9124 がヒットして
「もうWindows Updateで修正されているはずなのに直っていない……」
という絶望的な気持ちになる。が、上記のレジストリを変更することで対応できる。
[プロパティ]→[互換性]タブ→[高いDPIスケールの動作を上書きします]にチェック→拡大縮小の実行元として「システム(拡張)」を選択→[OK]をクリック
そのままだとUIの文字が(というか部品そのものが)小さすぎて操作しにくい。
上記の設定を行うと、まともな解像度で表示してくれるようになる。
左下のWindowsマークをクリック→歯車をクリックして設定画面を開き、
[デバイス]→[ペンとWindows Ink]→[ペンの使用中はタッチ入力を無視]をオンにする
ついでに上2つの項目(視覚効果を表示する・カーソルを表示する)はオフにする。
何だかホバー時にカーソルがカクついているように見えて気になるので。
導入しないと筆圧が効かないけど、自分の用途では筆圧使わないし、
どうもWinTabドライバを導入するとペンの反応がラグい気がする。
1~4までやっても、どうにも描き始めが反応しなくて諦めかけていた。
(一定距離ペンを動かした後に描画される。しかも描画されなかった部分は直線になるので点や小さな円が描けない)
ところが[デバイス]→[ペンとWindows Ink]にいつの間にか
「一部のデスクトップアプリでペンをマウスとして使用する」という項目が追加されていた。
これにチェックを入れると相変わらず点は描けないものの、だいぶマシになった。
正直「Windows10でもCS6の動作報告上がってるし行けるっしょ」と思ってSurface Pro6買ったんだけど甘かった
Flashで絵を描きたくてiPad ProではなくSurface Proを買ったのにマジで泣くところだった
あと上記のこと調べるのに延べ3日くらいかかったんだけどこの方が既に丁寧にまとめていてさらに泣いた
https://twitter.com/nafjth/status/996777083496943618
全然関係ないけど、Cintiq 13HDでお世話になっているペーパーライクな保護シート
あなたは量子コンピュータのこと、何にも分かってない。どうせ今よりもただすごく早い、スーパーコンピュータのさらに上位版程度にしか考えてないんでしょ。まさかとは思うけど、馬車がすごく早くなれば車になって、車がすごく早くなれば電車になる、とでも信じてるわけ?
あなたが量子コンピュータのことをわからないのは、そもそもコンピュータのことを何にも知らないから。だって「コンピュータは0と1で計算して答えを出してる」とでも思ってるんでしょ。そんなんだから時代に取り残されるのよ。
コンピュータはね、計算しないの。反応してるだけ。AND回路とOR回路、NOT回路を使って、演算を再現してるだけなの。今までのやり方だと、0と1、スイッチのオンオフを使ってそのロジックを作るのが都合が良かったわけ。CPUのスペックを高めるっていうのは、ひたすらスイッチのオンオフ出来る回数を早める筋肉バカ目指してたってこと。だけど、それじゃ色んなパターンを試したい時に、そのパターン分のスイッチ作って全部試さないと全体の確率が出せないでしょ?
でも、量子コンピュータは違う。ここまで聞くと「表と裏が両方重なったコインでオンもオフも同時に計算できるんでしょ」なんて言ってくるやつがいるけど、バッカじゃないの。いい、覚えて。コンピュータは計算しない。量子コンピュータではオンかオフか、開始時点では分からないの。トンネルをくぐって、結果的にオンがたくさん出てきたら、それはもうオンだよね、と見なしてるだけ。
量子コンピュータは確率的にものを見る。だから、プログラムの試行回数が多ければ多いほど、正確な答えが導き出せる。逆に言えば、正確なシミュレータ作りこそがこれからの鍵になるわけ。でもそれ、人間が出来ると思う?
研修医として思うのは、増田よりコメ欄の「医者」「医療」への過大評価。
初診外来は医師にとって嫌というか難しいものだけど、1人に数時間かけられるわけじゃないし、病歴や身体所見上緊急性(命に直結するもの)や典型的な所見がないと判断できれば大した検査もしないし、対症療法的な処方して終わらせることも多い。
通常はそれで問題ないからこそそれで済むわけだけど、中には症状が持続する人もいて、再度受診してきたとき改めて次の一手を考えるということもある。
初回の受診で全て済ませろや、というのが患者としての本音だろうけど、緊急性もなく非典型的な所見でいちいち採血してX線撮ってCT撮ってMRI撮って、、などとしていたら医療費が10倍あっても足りない。X線やCTは被曝するからメリットないと撮らないし。MRIは予約で埋まってるし。その他技師さんにやってもらう検査だって予約埋まってて入院患者だって2週間後まで施行できないとかままある。
おそらく医療費やマンパワーが無限にあるとすれば即検査入院して数多の検査して必要な情報集めて診断下すことは今よりはできるようになるとは思うけど、そもそも時間経過しないと重要な所見が取れないこともある。インフルエンザだって発症すぐに検査したって偽陰性になることが多いわけだし。
増田では整形外科が槍玉に挙げられているけど、開業医レベルの無床診療所で骨折等緊急性のある所見がなかったら、初回は痛み止めや湿布処方するのは当たり前だろうと思う。もちろん大病院の救急外来に行っても同じことになる。半年も痛みが変わらない、という重要な情報があればそれで改めて何が原因なんだろうね、となることもあるだろうけど、整形外科も診療の幅(専門性)が高いし私は研修してないので実際どうなのかわかりません。
id:tkomy ずっと同じ病院にいき、「腹痛」だといわれ続け、破裂寸前で「盲腸」だとわかり別の病院で緊急手術になった私が通りますよ。自分の判断もヤブ医者の判断も正解かはわからない。別の病院でちゃんと診てもらって。
急にお腹が痛くなる「急性腹症」は原因が色々ありすぎて診断が難しいもののひとつ。特に急性虫垂炎(いわゆる「盲腸」)は一見ありふれているけど診断は難しいし遅れると大変なことになるのでしんどい疾患ではある。私は、高齢者の虫垂炎が進行して穿孔した汎発性腹膜炎を危うく見落とすところだった経験があります。。足が痛いとは言うけど全くお腹が痛いと言わないのでお腹のことは綺麗さっぱり鑑別から抜けていたというもの。炎症反応がやたら高値だったので原因検索のために撮ったCTで診断がつき、即緊急手術となりました。
id:FlowerLounge ウチの親とかパーキンソン病と診断されるまで数年かかったよ。何度も病院をかえて診察してもらった。
神経変性疾患の症状を来したので神経内科受診してすぐ診断がつく、というのはあまり考えられない。大学病院でも神経変性疾患疑いで紹介してもらって長々と検査してようやく、ということも多い。然るべきタイミングで然るべき専門機関を受診する難しさもある。
id:abababababababa 平熱が35度の祖母が微熱訴え続けてたけど、36度にしかなってないから『微熱とは言え一般的な体温なので』とあしらわれ続けつつも、病院を回った。その中去年亡くなった。肝臓ガン末期。最後の医者は手遅れ、と。
お悔やみ申し上げます。腫瘍熱は診断基準があるわけでもないし、36度の熱のみで癌を疑うのは相当に無理めだなあというのが正直なところ。。よく平熱は低いんで、と言われるけど発熱は医学的には定義されていて、平熱をどこまで考慮できるかというとわからない。平熱の状態の患者を医者は見ていないわけだし。
id:naruoe 最初の医者に処方されたクスリ飲んでも全く咳が止まらない上「飲んで即効く薬などこの世の中に存在しない」と諭されたが、耐え切れず別の医者に処方してもらったら、ピタリと咳が止まったことがある。
咳の原因が感染症ならば咳を止めることを目的としても意味がないし、咳を止めてくれ、という受診は割と困る。むしろピタリと咳を止める薬を処方した、という方がなんか怖い。。ちなみに最初の医者と別の医者の処方薬は何でしたか?後学のために教えていただければ。
セカンドオピニオンは、一度診断がついたものについて、別の医師から再度診断を仰ぐ相談なので、この場合全く別物です。
増田へ。
慢性疼痛というのも医学的に対処が難しくて、麻酔科領域でも研究対象の領域になっているくらい。
どうしても痛いならペインクリニックに行ってみるのもひとつの手ではある。非医療従事者が思うような「完全な完治」が望めるかはわからないけれど。
診断をするには必要な情報を集めなければなりません。年齢、性別、社会背景(職業も)、家族歴、既往歴、現病歴、陽性症状、陰性症状、身体所見などなど。必要に応じて、採血したり各種画像検査したり、と情報を得ていくわけですが、検査にも当然不確実性があり、偽陽性や偽陰性なども多々あります。身体所見上の各種徴候にも、感度が高いとか特異度が高いとか特性があって、100%の所見はありません。
症状があって受診しても、緊急性や顕著な所見でもない限り経過観察になることが多く、それを不満に思う方がAIを望むことがあるのだと思うのですが、必要な情報を取らないことにはAIが鑑別を挙げることも不可能でしょう。初めに述べた通り、あらゆる訴えについてあらゆる所見を取ることに医療費的にもマンパワー的にもメリットがないし、不可能です。保険診療上では無理なので、むしろ患者の望む通りになんでも検査して診断しようとしてくれる自由診療機関が必要なのかな、と思いました。
id:nannimonai そう初診で全てなんて無理。あなたも書いているが初回は経過観察と伝え「痛みが引かなかったらいらっしゃい」と伝えることが抜けている。それをコメ欄はヤブと言っている。
急性発症だが軽症の場合、突然のことで患者さんも不安になっていることも多い。なので当院では「対症療法的な処方なので痛みが強くなったりしたらまた受診してくださいor近くのクリニックを受診してください」と必ず伝えるように指導されている。それがないのは、それを言えないくらい外来患者数が多い(疲弊している)のか、そもそもそういう指導を受けたことがないかのどちらかなんだろうなと。若い医師ほどそういう接遇力は向上していると周囲を見ていると感じるのだけどいずれ気にしなくなってしまうような気がしないでもない。。
id:zeromoon0 ブクコメが気になった。
id:narukami 風邪が元で咳が止まらなくなって何度も薬変えた挙句で出たユニコンが劇的に効いたんだけど同じ人を感染源として同時に風邪引いた別の友人は最初からユニコン処方されてたので咳が一発で止まった話「あるある」としか
風邪による咳にユニコン錠(一般名テオフィリン徐放錠)を処方されたと。テオフィリンは気管支喘息やCOPDに適応があり、咳を止めたり息苦しさを和らげたりします。テオフィリンは中毒になりやすく血中濃度が少し高まるだけで不整脈やけいれんを来すリスクがある(特に小児)ため血中濃度モニタリングが必要、というのは医師国家試験レベルの知識なので、実際成人への内服薬投与ではそこまで気にしてないのかもしれませんが、どのみち感染による咳には本来適応はないので、研修医としてはなかなか恐ろしい話だと思ってしまいます。。
id:AyanoIchijo 私も元増田、他の病院行こうぜって書いちゃったけど、同じとこにもう1回行ってもいいのかー。/でもまあ「なんかあの医者やだった」感があったなら、他のとこ行くのも手よね。
上で書き忘れたのですが、病院を変える最大のデメリットは、【初診時の所見がわからない】ことにあります。最初の受診時の情報がない、というだけで再び診断の難易度が上がります。患者さんは初診時の医師がどういう意図でどういう治療方針を立てたのか十分に説明できないうえ、初診時の医師の説明が不十分なことも多いので(外来では十分に説明して納得してもらう時間もない)、病院を変えたところで、新しい医師に医学的に重要な情報が伝わらず同じことが繰り返されることもあるでしょう。