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2021-10-28

おかえりモネの亮ちんのルックスが良すぎて感情移入できない

朝ドラ「おかえりモネ」の登場人物「亮ちん」は非常に不幸な境遇のため鬱屈した性格になった青年なんだけど

演じている役者さんのルックスが良すぎて「お前不幸だけどさ、その顔面を持って生まれてきただけでお釣りがくるだろ」と思ってしま

作品に「ミツオ」という顔面不細工人物も登場するのだが

もし「亮ちん」と「ミツオ」を演じている役者さんが逆だったら俺はTVの前で物凄く感情移入してワンワンイオイ泣いている筈なんだ

2021-10-27

本当に冬の日本徒歩縦断不可能なんだろうか。。。

1日の移動距離を30キロ(時速4キロx8時間程度)として、

30キロ圏内宿泊施設がある地域では、宿泊施設渡り歩くように移動する。

難度の高い日本海側は避けて、太平洋ルート北上する。

どうしても30キロ圏内宿泊施設がないルートでは、極地法を採用し、

要は別動隊が車で移動して、車中泊できる拠点を築く。

車中泊が難しければ、朝一で出発地点まで車で送ってもらい、

夕方、到達地点まで迎えにきてもらうのを繰り返す。

まり、移動距離だけを徒歩で達成するなら、沖縄青年でも達成可能なのではないか

2021-10-26

anond:20211026164250

などとしょうもないいちゃもんをつける中年おっさんしり目に

青年は現地で知り合った人の車に乗って楽しく稚内を目指すのであった

2021-10-23

キモくて金のないおっさん」なので公明党投票するのやめる

公明党から出てきた政策で、これは良かったと思うものが無い。なぜなら公明党は「キモくて金のないおっさん」を避けてるからだ。

参照:「キモくて金のないおっさん」を救うために、本当の正義の話をしよう

https://bunshun.jp/articles/-/6945

公明党ポスターには「小さな声を、聴く力。」と書かれているが、いつも破り捨てたい気持ちになる。ポスターにいつも出てくるのは、子育てママと子ども、あとはせいぜい若い青年くらいだ。

自分奴隷だと思えば納得できる。マルクスシドニウス・ファルクス著『奴隷のしつけ方』によると、奴隷には結婚する自由も無ければ、財産を所有する自由も無い。もちろん救済する必要も無い。

リンカーン奴隷解放したが、公明党は長い連立政権で、奴隷再生しただけだ。

キモくて金のないおっさん」が倫理観を失うと「無敵の人」になる。宅間守加藤智大や青葉真司みたいな事件もっともっと起きることを願う。

公明党には投票するのはやめる。

ゾウとアリにたとえると、大きなゾウである公明党に対して、「キモくて金のないおっさん」なんてアリ一匹ほどでしかない。

けど、水滴にたとえると、一滴はやがて大河になると誰かが言ってた気がする。

実際に公明党の得票は年々減ってる。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/35099

https://www.sankei.com/article/20190728-5D6GASHOABNT5NMZKV66MHUTNA/

なお「キモくて金のないおっさん」の創価学会員は30万人くらい。

最近読んだBL

やっとお目当ての漫画を買えたし、Kindleセールもやってたしで、ほくほくした気分で今月のお小遣い残金を一気に遣い尽くした。

Red Hood』(ハジ)

 童話の『赤ずきん』がモチーフ漫画

あらすじ

 あるところに、森の魔女に生贄として女の子を捧げる風習のある村があった。魔女ハンターのゴルダは村の青年に雇われ、魔女を狩るために森に入った。ところが、ゴルダの被る赤頭巾を見た魔狼達が、ゴルダを魔女の一味と勘違いして襲いかかる。

 ゴルダは魔狼のリーダーであるフェンと利害が一致していることを知り、フェンに共闘を申し出るが……。

増田感想

 これは、シリアスストーリーと見せかけて、頭空っぽにして読む系のエンターテイメントwww 赤ずきんゴルダのキャラデザがとてもいい。性癖ぶっ込み過ぎなのに『魔法少女 俺』になりそうでならないところがいい。  

 BLには珍しく、攻めと受けと狼たち以外の殆ど女性キャラ。ゴルダ周りの女性キャラ達のにぎやかな掛け合いが面白い

 ストーリーには全然難しいところがない。とにかくゴルダのエッチで(胸ボタンが)弾けるワガママボディと人の心が無さすぎる言動を楽しむ漫画だった。ガチムチ好きな助平な人向き。

 読みごたえがすごい(ページ数多い)

『マイリトルインフェルノ』(朝田ねむい)

 どうやら『アラジン魔法のランプ』がモチーフであるらしい漫画上下巻。

あらすじ

 新井仁東京大学に行こうと思っていたが、受験に失敗。仕方なく地元大学入学した。高校時代まではいじめられっこだったが、大学に入ってからは痩せて髪も染め、パッとしないながらも平穏キャンパスライフを送っている。

 ところがある夜、通りがかりにふと目にとまった車のトランクから、どう見てもその筋の人っぽい、ガタイのいい男が飛び出してきた。男の腕にはガムテープで拘束された跡。どう見ても怪しい男に仁は財布を取られ、貯金も奪われ、家に居つかれてしまう。

 しかしこの、「まーくん」と名乗った男、なかなかのスパダリで……。

増田感想

 朝田ねむい作品大好きと言いつつ、ずっと読むのを後回しにしていた、朝田ねむい先生代表作。朝田先生商業BL界のなかでメジャーマイナーかといえばマイナーな方なんだけれども、本作は異常に人気があるので気になっていた。

 読んでみてその人気に納得。まーくんアントニオ猪木みたいな見た目とのギャップが凄まじい、スパダリ力のバリ高さがすごいのだ。朝田作品にしては珍しくハッキリとBLって感じだし。

 スパダリといっても大枚をはたいてゴージャスな世界を見せてくれる系というよりは、朝ご飯に鮭を焼き夜ご飯には唐揚げを作ってくれる、そしていつの間にか液晶テレビを1ランク上のでかい液晶テレビに買い換えてくれていたり、部屋の掃除もしてくれるという、実力派のスパダリである。地に足の着いたスパダリまーくん。一周回って夢がある。

 しかし裏では何をしているのかよくわからない、怪しい所がまたいいし、仁君に「おいていかないで」と泣かれて戻って来るのがまたいい。

 まーくん元彼存在感が濃くて、下巻では現受けの仁君よりも元彼の方が前面に出てきがちなので、攻めの元彼絶対さない系の人には向かない。

『Badass』(ハジ)

 タイトルは一周回って「最高の」っていう意味になる系のスラング竜人×人間 のバディもの

あらすじ

 亜人アルフォンスは警備業界大手ライフディフェンス」社の本社総務部で働いていたが、休日に遭遇した銀行強盗事件を単身で解決してしまたことで左遷されてしまう。

 左遷先は、社内でも回されたくない部署ナンバーワンと言われている「特殊害獣対策室」だった。だが室長ダンテアルフォンスを亜人からといって差別せず、バディとして対等に接してくれる。自由奔放で人たらしながら、繊細な気配りも見せるダンテに、アルフォンスは惹かれていく。

増田感想

 バディもの現場でのお仕事シーン(害獣退治)は少なめ。それよりはオフィスでの同僚達との会話シーンとか、アフター5とかのシーンが多め。設定はファンタスティックだけど、正統派オフィスラブっぽい感じ。

 これまたキャラクターデザインがとてもいい。アルフォンスのデザイン特に凝っている。

 ダンテのお姉さんみのあるお兄さんなキャラクターがとてもよく、そんなダンテアルフォンスが惹かれていくとこがすごくいい。

 表紙絵からはそんなに甘々な印象はないし、電子書籍サイトTwitter無料公開されている第1話にはラブ要素が全くないんだけれども、2話以降はアルフォンスとダンテは始終イチャイチャし続けている。しかも「※付き合っていません」という注釈状態で、これで付き合っていないだと!? という驚愕のイチャつきぶり。そしてアルフォンスの悩みっぷり。

 これ、商業BL好きの腐女子向きというよりは、二次創作BL好きの腐女子向き。

 「※付き合っていません」なのに果てしなくラブい……これ重要!!!!!

 二次創作BLを覚えて商業BLに手を伸ばしてみたものの、なんか思ってたんと違ってがっかりしたという腐女子おすすめの1冊。

 本編もボリュームがあり、おまけ漫画まで沢山ついて来るので、お腹一杯になる。

 が! この設定とストーリーでたった一巻で終わらせてしまうのは勿体ない! ぜひ続きを描いて欲しい漫画

 

2021-10-18

anond:20211018001311

ヤングジャンプの『青年少女よ、春を貪れ。』のヒロインがそんな感じ。

の子育てマンガで成長過程を赤裸々に描かれて歪んでしまった娘。

2021-10-14

anond:20211014181342

医者である杏ちゃんを支えるためにあえて「技師」として奮闘するけなげな青年物語

2021-10-10

anond:20211010185109

自閉症で仕方なく家庭内暴力に走ってしまう人も普通の人のようにしょっぴかれる未来理想なのだろうか?

妻の感情理解できない自閉夫を思いやるのではなく責める未来

兄弟たちの腕に噛み付いてボコボコに殴った青年が訳も分からないまま投獄される未来

2021-10-08

anond:20211007234035

とりあえずググってみたら1890年代くらいの文章がたくさん引っかかった。

島田三郎ほか『近世泰西通鑑』1884年

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/776556?contentNo=219

然レドモ此ノ陰謀最モ熱心ナル助成者ノ一人ハ「ノウゴロド」ノ大僧正「セッチン」ナルカ、「セッチン」ハ俗帝ニ反シテ其ノ管内ニ在ル所ノ衆多ノ法皇即チ道士煽動セリ

今回見つけた中では最も古かった。これはトーマスヘンリー・ダイアーの『History of Modern Europe』の翻訳で、原文では以下のようになっている。

But one of its most zealous supporters was Setschin, Archbishop of Novgorod; who incited the multitude of popes or priests in his jurisdiction against the "profane" Emperor.

天野為之『高等経済原論1891年

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/799370?contentNo=128

「グドウィン・サント」ヨリ成リ世界中最モ不毛土地ナリシ「フランダース」ノ「ペース・デ・ウエース」モ勤労ノ効ニ依リ豊饒ナル性質ニ変シ今ニテハ欧州最モ生産多キ土地の一ト為レリ

こちらはJ・S・ミル『Principles of Political Economy』の翻訳で、原文は以下のとおり。

One of the barrenest soils in the world, composed of the material of the Goodwin Sands, the Pays de Waes in Flanders, has been so fertilized by industry, as to have become one of the most productive in Europe.

最初の「One of the barrenest soils」については「世界中最モ不毛土地」と訳しているあたりに苦心がうかがえる気がする。

田口卯吉『史海 第7巻 光明皇后1891年

光明子は嘗て我邦土の上に生れ出てたる最も明敏なる婦人の一人に御座すなり

日本評論」誌による竹越與三郎『マコウレー』評

https://books.google.co.jp/books?id=y3ljPfzhz6EC&pg=PP11

加ふるに本書の主人公マコウレーは、著者が最も同情を表せる一人にして、其著作は著者が日夕誦読精通する所、其時代は著者が最も熟通せる所なりといへば、本書の著者が本書に置ける得意想ふべきなり。

竹越與三郎『マコウレー』は1893年刊行らしいので批評も近い時期に出たのではないか。「日本評論」は、後の日本評論社の雑誌ではなく、1890年から村正久が発行したという同名の雑誌のことと思われる。

森鴎外『月草』1896年

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/871718?contentNo=235

されどすべての文字上にあらはれたる人心の形象を文学なりとして、新聞紙最も重要なる文学の一つとせむは、文学の義をあまりに広く取り過ぎたるものにて、これがために青年文学会の進歩の多少障碍さらるべきは惜むべき事なり。

竹越與三郎『二千五百年史1896年

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/993477?contentNo=128

良房藤原氏中、無学無術、最も拙劣なる政治家の一人なりき。

再び登場の竹越與三郎。今度は本人の文章である

外山正一『藩閥之将来 附教育之大計』1899年

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/809188?contentNo=11

リーランド・スタンフォルド」大学ノ如キハ、千八百八十五年ニ「リーランド・スタンフォルド」氏及其夫人ヨリノ莫大ナル寄付金ニ依ッテ創設セラレタル大学デアルガ、今日デハ、米国ノ諸大学ノ中デ最モ盛大ナルモノノ一デアル



このように並べてみても、通説のとおり英語の「one of the most 〜〜」構文を直訳したものから「最も〜〜の一つ」構文が広まっていったように思える。つまり「誰が言い始めたの?」という質問に対しては「明治初期の翻訳家のうちの誰か」が答えになる。明治といえば、いわゆる言文一致運動があったように、まだ「近代日本語」自体が固まりきらず模索されていた時期であるし、またここに挙げた森鴎外田口卯吉・竹越與三郎・外山正一などは、いずれも英語の使える教養であるので、意識的に「直訳」的な表現を取り入れていったのだろうとも思われる。ちなみに、そもそも「〜〜の一つ」といった言い方自体が、英語の「one of 〜〜」から多用されるようになったという話もあるらしい。そうした文体は「欧文脈」「欧文直訳体」だとか言われて研究対象になっているので、気になるなら本格的に調べてみてはどうだろうか。

2021-10-06

薬物を使ってみて思ったこ

つい先ごろ、薬物の利用をした。以下で具体的にどの薬物をどう利用したかを書くことはない。また、その瞬間における体験がどのようなものであったかについても書くつもりはない。私が書くのは、翌日以降に残った薬物の影響と、そこから感じた「政治」についてだ。

「それ」からしばらく経ってからPCチェアうたた寝した。それ自体はしばしばあることなのだが、ある夢の最中で「これは夢ではないか?」と思い、そこに居合わせた人に自分の頬をつねってもらうように頼んだ。痛みを感じたので無事夢ではないことがわかったのだが、それは結局夢であることをPCディスプレイを目の前にして知ることになる。

それ以降はいわゆる「金縛り状態を2~3回ほど繰り返した。自分PCデスクの前に座っていることは分かっていて、半分夢の中にいるせいで体が動かないことも分かっているのだが、何もなすすべが無いのである。何度起きようと試みても無駄だった。金縛り最中に、おそらくは夢由来の幻聴も知覚した。ひた、ひた、と自分の後ろ側を何者かが歩いている音がするのである幻聴であること自体比較的すぐ看破したが、それで音が消えてくれる訳ではないし、「万が一もし本当だったら?」という恐怖や不快感も続く。

その時はたしか「これが金縛りという医学現象とそれに付随する意識低下に基づく幻聴だと分かっていても怖いのだがら、そりゃ枕元に誰かが立つという話が山ほど作られるわけだ」と金縛りと幻聴に苦しみながら考えていたように思います。結局その後何かの拍子に金縛りが解除されベッドに飛び込み、ぐっすり眠りました。

翌日。昼過ぎですかね、PCチェアに座っていると唐突な眠気が襲ってきました。そしてまた金縛りに。今度は周りが明るいのもなんだったらディスプレイに何が表示されてるのかも分かるぐらい意識がはっきりしているのにもかかわらず(まぶたを開けたまま寝てたのか、記憶がまぶたの裏に焼き付いていたのかは判然としません)、腕をアームレストから引き剥がすことが出来ないのです。この頃になると結構世界ルールが分かってきていて、ある程度は現実世界らしく振る舞うが、度が過ぎると初期配置にリスポーンする。

目覚めようと色々試してみました。体が動かないので叫んでみたり(今でも実際に声が出ていたのかどうかは分かりません。一応壁厚いし昼間だからあいいかと思って叫びました)。どのようにしてか体重バランスを変化させ椅子ごとすぐ後ろのベッドに飛び込むことは出来ましたが、いつの間にかまた普通に座らされていました。右手けがある程度自由になったので手元のガラスのコップを放り投げました。ガシャンという音と女性悲鳴が聞こえてきました。奇妙に思い都合良くもう一つあったコップをまた投げてみました。また同じくガシャン、キャー。効果音の使い回しだな、と思いました。このあたりからどうでもよくなってきて、右手ロジクール無線マウスを開けて電池を取り出し、口に入れてみました。その電池ソフトキャンディのように柔らかく噛み切れ、口の中には電気の味が広がりました。金縛りが解ける気配もないし、せっかくだから現実じゃ出来ないハチャメチャなドエロいことをしようと思ったが勃たない。

飽きに飽きたところでようやく両腕が本当に自由になったので(この時点ではまた両手だけ動かせても意味ねーよと思っている)、なんとなしに首の裏で組んでみた。そしてまたゆるめの金縛りに戻るのだが、今度は指先を動かそうと念じると実際動き、首の裏の神経が反応するのである(あたりまえ)

その辺りから徐々に体の操作権を取り戻し、ついには金縛りから脱するに至った。どうやら1時間ほど金縛りの中にいたようです。その後も軽微な「自分の手が自分の手に思えない」現象などはありましたが、今は元気です。

挙げた種々の現象はおそらく離脱症状のあらわれであったと思われる。現状のニートのままであれば、まあ用法用量を守って数日おきに刹那的に楽しみ離脱症状は当然の報いとして受け入れる、という選択肢が有望に思われる。

しか仕事に就こうと思えばこうした薬物から距離を取らなければならない。なぜなら、楽しい休日の次が必ず丸1日潰れ増田に長文を投げるぐらいの仕事しか出来ませんでは困るでしょう。

こう考えていると、薬物緩和肯定派がよく言う「政府国民幸せなど全く考えず、いかによく働かせ税金を搾り取るかという観点から薬物を禁止している!」といった主張へも、多分緩和派とは別の意味同意できるように思うのです。この程度の薬物(=歴史悪名を刻んでいない薬物)ですらこうなのだから、より作用が強い物はより翌日以降の影響もより強かろう。それを規制しようとするのは政府としては極めてまっとうなことであるように思われる。俺が総理大臣でもそうする。

薬物論争においては常にやり玉に挙げられる酒タバコも、翌日への引きずりかたが比較的軽微であるというところで、許可されてきたのではないでしょうか。二日酔いはたいていの場合本人の無茶な飲み方が問題と考えられているし、タバコ離脱症状はより些細であるあくまで外から見る分には。タバコが切れてナイフを振り回した人を俺は知らない)

例えばアルコールタバコ年齢制限だってそうだ。われわれは未成年の酒タバコは成長に良くないと思っているが、一度でも根拠となる研究タイトルとか要約を聞いたことがあっただろうか?(同じ理屈で同じく根拠が示されずコーヒー炭酸マッサージ器を禁止された人は多そうだが)結局の所われわれは未成年の酒タバコを、将来健康青年として税金年金を納めてもらえるように禁止しているようなものだ。

政府国民幸せなど全く考えず、いかによく働かせ税金を搾り取るかという観点から薬物を禁止している!」と俺も思うが、俺は政府は正しいことをしていると思う。これは愚行権問題で、もはや俺の手に負える問題ではない。『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください――井上達夫法哲学入門』というクソにも程があるタイトルの本が実は、日本代表する法学者による一般向けの本の中では相当高いレベルにあるのでおすすめです。

愚行権の話はおいておくにしても、ひとつ問題がある。われわれは、「政治」が嘘をついているとき、その嘘を暴くことが「政治批判」になると思ってきた。先に挙げた「政府国民幸せなど全く考えず、いかによく働かせ税金を搾り取るかという観点から薬物を禁止している!」というのも、一聴すると「市民自由を!」とシュプレヒコールで答えたくなるが、では月曜日離脱症状でうっかり自殺したり「サーセン副作用で動けないんで有給…はもうないんでしたっけ、まあとにかく休みます。…ツーツー」といった事象が多発するような社会に住みたい人間などいないのである

こんにち、嘘を嘘と見抜くだけでは批判にならないのです。では…

続きは気が向いたら書きます

美男美女でなければ意見は通らない

これはガチガチガチルッキズムの話になるので誰もおおっぴらにしたがらないが、

フェミ議連が揃いも揃って若くて綺麗だったら、あの要求は通っていた。みんなあの集合写真を見た時点で「あ、こっちに道理はない。たぶん」と直感して引いていった

ラーメン評論家と店主の件も外見が逆だったらまた違った結果になっていた

若いころの小山田圭吾は目がクリクリとして可愛げのある青年だったから、毒を吐いても許されたが、今は目がクリクリして気持ちの悪い中年から何をしても許されない

北守さんがクボユウスケくらいの顔だったら、いや、せめて平林緑萌くらいの顔だったら、もう少しみんな彼の言うことを聞いていたし、彼も今みたいな社会的立場ではなかった

眼鏡さんが青眼鏡だったら抗議署名は60万集まってた

KuTooが一応の成功を収めたのは、石川優実が若くて小綺麗だったからだ

芸人でも156cmのちっちゃいオッサン風俗堕ちを楽しみにしただけで半殺しに遭ったが、イケメン芸人売春防止法違反でも活動できている

スポーツ解説者でもNHKは見栄えのまともな人間を使いたがる。サッカーなら中田浩二福西崇史。良い顔から発せられる言葉には説得力が出るから

池江璃花子は若くて美人、、、なのに色々言われてたな。まあそういうこともある

志位和夫の外見が小泉純一郎だったら共産党与党になってた。声はイケメンなのに

猫は可愛いから保護される。でも豚は可愛いのに食べられる。豚差別がまかり通っている

2021-10-02

役所「その名前はすでに使われています

「…といいますと?」

「隆という名前の方は既にこの世にいるんですよ。なので別の名前でお願いします」

「同じ名前だとダメなんですか?」

法改正されましてね。昨年の10月からなんですよ」

息子の出生届を提出しに来た僕は、窓口の青年説明に面食らってしまった。

「うーん、じゃあ隆雄にしようかな」

「その方ももういますね」

「じゃあ隆治は?」

「少々お待ちください。………ああ、被ってますね。隆治123-ta-ka-321とかなら大丈夫そうですね」

「それ人の名前として変じゃないですか?」

最近結構こういったお名前つける方も多いですよ。もしあれでしたら広辞苑貸し出してますんでお名前は後でも結構ですよ」

ここから先は考えてない

5年前くらいにショートショート作家目指してたとき思いついた設定ふと思い出したから書いてみた

パクッていいよ。なんか賞取ったら賞金半分ちょーだいね

ていうか既に星新一とか筒井康隆がやってそうだな

2021-10-01

ヤフコメ地獄

なんであいつらあんなに小室さん嫌っとるんや。

立派な青年やないか

お母ちゃん借金やぞ。問題なのは。お母ちゃん問題や。

2021-09-28

顔出しせんといてほしかった

勝手にもってたイメージと違いすぎてて草

 

感じのいい青年かと思ったら、ハゲおっさんやった。声とギャップありすぎ。

2021-09-27

炭治郎こそ卑怯

逃げてるのは追いかけずに日が当たる所でヤジ飛ばしてるお前だろ

アカザは炭治郎が投げた剣が当たってるし追いつこうと思えば追いつける速度でしか走ってなかった

ちなみに青年の走る速さと投球速度の関係は前者が後者の4分の1だ

あの作品世界でもこの比例関係は守られているだろう

4倍の速さで走れるなら確実に間に合っていたし、そもそも剣に追いつかれているので4倍は必要ない

2021-09-25

anond:20210925144804

「何者かになりたい」っつーのは、「青年期の悩み」的な題材なんじゃないの

それが真理だと勘違いすると赤っ恥だけど、誰にもそんな一時期はあるよねー、みたいな

2021-09-24

KKの強メンタル

ポニーテール小室圭氏を見て思った

これだけ日本バッシング受けてても精神的に全然ダメージ受けてなさそう

普通ならおそれ多くて男性から婚約破棄する状態なのに日本を敵に回しても眞子さまとの結婚を諦めない

これだけメンタルが強い男なら眞子さま結婚してもこの先も安心なんじゃない?

眞子さまが落ち込むことがあっても、「大丈夫!!俺がついてるよ!!」ってずっと無敵の状態で支えてくれそう

ただ、眞子さま結婚問題眞子さまはずっと日本で矢面に立ってて、小室圭氏は外国にずっといて、眞子さまのことを日本帰国して守ろうとしなかったね

もっと眞子さまのことを庇う男気見せてほしかった

「でも幸せならOKです」の青年はいま何をしてるんだ?眞子さま画像スマホロック画面にしてお守りにして大学合格したらしいが

彼には小室圭氏の記者会見乱入して

「待てえええええ!!!眞子さまのことをこの世で一番愛してるのは俺だ!!眞子さまのことを一番幸せにできる男は俺だ!!さぁ、眞子さま、俺と逃げましょう!!」って言って眞子さまを連れ出してほしい

2021-09-23

鬼滅を見始めたけど挫折した話

その場面の映像を見ればわかること考えればわかることを、

主人公男の子の心の声でベラベラとひたすら説明してるのなんなの??

映画早送りで観る人たち」の出現が示す、恐ろしい未来

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81647

この記事にも「息が苦しい」の場面のこと書かれてるけど…

息が苦しい、肺が痛い。前に進め、もっと足を動かせ。→見て想像したらわかる

雪で助かった。→見たらわかる

禰豆子、穴を掘ったのか。妹がネズミみたいになってしまった。→見たらわかる

そしてすごく顔をしかめている!→見たらわかる

首がもげてるのに動いた。→見たらわかる

なるほど仕掛けがあるのか→見たらわかる

俺はダメなのか、くじそけそうだ。→見たらわかる

手を切っても少ししたらまた生える→見たらわかる

外した!逃げるのが速い!→見たらわかる

苦しい、早く上がらないと→見たらわかる

寝てる、血も止まってる→見たらわかる

これが都会か、夜なのに明るい→見たらわかる

このマンガ少年少女向けだとしても、説明しすぎじゃないかなああ。

しろ少年少女向けだからこそ、行間のある作品を見て想像力を育てるべきなんじゃないの。

自分行間を読むことこそ美徳っていう価値観洗脳された

戦後おじさん、遅れて来た青年おじさんだからそう思うだけなのかなああ。

話によると作者さんのつくったネーム主人公が寡黙でストーリーがわかりにくいっていう理由

ボツたから先輩にアドバイスもらって直したらしいか

そのとき主人公は寡黙なまま、心の声がやたら饒舌になったのかもしれない。

ゲンダイ記事庵野さんが

「謎に包まれものを喜ぶ人が少なくなってきてる」って言ってるけど、

鬼滅が歴代興行ナンバーワンってことは、

みんながこういう説明過多の演出を許容してるってことだものな。

1話見ただけで不要説明多すぎて脳がオーバーフロー起こした。

ところで日章旗イヤリングがずっと目立ってるけれども

いつもの人たちは何も文句言ってないの?

すぐ見るのを止めたしまったくストーリー知らないからこれはネタバレじゃないけど、

ラスボスってひょっとしてお父さん?

もしそうならコテコテのエディプス話だな。

anond:20210922225523

青年学校って青学って略すんだ……!

自然科学の分野では在野の研究者一定の成果をあげてることも多いよね。いずれにしても地道な検証には変わりないんだが

まあ相沢忠洋レベル稀有中の稀有

2021-09-20

ものすごくいい加減なディズニー映画史

ディズニー映画に埋もれた名作などというもの存在せず、有名なやつは出来がよく、無名なやつは出来が悪い。

以下、備忘録をかねてウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ制作長編アニメ映画史を概観したい。

メイクマインミュージック』以外はディズニープラスで全部見れる。

1. ディズニー黎明期白雪姫』(1937年からバンビ』(1942年)まで

おすすめ作品:『白雪姫』『ファンタジア』(ミッキーのやつだけ)『ダンボ

ディズニー長編アニメ歴史アニメ史に残る傑作『白雪姫』とともに幕を開ける。この作品はとにかく作画が凄まじく、戦後日本人が衝撃を受けたという逸話も納得の出来である著作権が切れているのでYoutube等でも見れるが、できるだけきれいな画質で見たほうがいい。7人の小人たちの非モテ自助コミュニティ描写ピカイチで、増田を見ているような人々は目を通しておいて損はないと思う。

ディズニー映画はこの頃から一貫して「教育的で」「社会的にただしいとされる」物語を描こうというはっきりとした意思を見て取ることができる。そのため、作品の背景には常に制作された時代価値観垣間見える。

例えば『白雪姫』の3年後に公開された『ピノキオ』では、主人公ピノキオを導く良心象徴としてジミニークリケットという名前コオロギが登場する。この「ジミニークリケット」という名前ジーザスクライストの言い換え語らしく、つまりここでは創造主の似姿として作られた人形が様々な誘惑と戦いながらも最終的にはイエス・キリストに導かれ、ただしい人間性を獲得するという物語が展開されるわけだ。

ピノキオ自体は退屈な作品ではあるものの、歴史時代背景を含めて見ていくと別の発見があり、それはそれで豊かな体験である。ちなみに当時のディズニー自身はむしろできるだけ宗教色を薄めたいと思っていたらしく、この辺は社会要請されてやむなくという側面が強いのかもしれない。

ほか『ファンタジア』中の「魔法使いの弟子」と『ダンボ』は見ていて単純にたのしい良作。『ダンボ』のお母さんの健気さは泣ける。

2. 最初の低迷期 『ラテンアメリカの旅』(1942年からイカボードトード氏』(1947年)まで

おすすめ作品:なし

バンビ』のあと『シンデレラ』まで長編物語映画はなく、とくにおもしろ作品はない。とはいえ日本人としては、バリバリ総力戦をやりながらアニメを量産していたアメリカの国力にむしろ驚くべきかもしれない。

この頃の作品群には「丁寧な植民地主義」とでも呼ぶべき傾向があり、具体的にはアメリカ開拓時代の美化とラテンアメリカへの観光的関心、キリスト教的な価値観三位一体となった教育映画制作されている。この辺はおそらく当時のアメリカ外交安全保障戦略と密接に結びついており、いわばアメリカ流の国策映画だったのではないだろうか。

丁寧な植民地主義的な傾向はこの後も非常に根強く、形を変え品を変え、ディズニーらしさの1つの要素として受け継がれていくことになる。

3. ディズニー復活期 『シンデレラ』(1951年から眠れる森の美女』(1959年)まで

おすすめ作品:『ふしぎの国のアリス』『眠れる森の美女

シンデレラ』は物語の大半を出来の悪いトムとジェリードタバタ展開が占め、あまりおもしろくはないもの興行的には大成功を収め、低迷期の脱出成功する。

眠れる森の美女』は『白雪姫』以来の超絶作画であり、これ以降の作品と見比べてもダントツクオリティが高い。一方で興行的には制作費の回収すらできず、総じて失敗作と見なされたようだ。ディズニー作品作画技法は『眠れる森の美女』でひとつの頂点に達し、以降はべつの方法論を模索していくことになる。

ほか『ふしぎの国のアリス』のチェシャ猫や芋虫悪夢的な描写は見たものに強いインパクトを与える。一方で登場人物にだれ1人としてまともに会話の通じるキャラがおらず、集中力の維持が非常にむずかしい作品でもある。

ピーター・パン』では全能感と成熟の拒絶というYoutuberの原型のようなヒーロー像が描かれる。ピーター・パン症候群とはよく言ったもので、本家ピーター・パン未成年淫行炎上する未来を強く予感させるキャラクターだった。

わんわん物語』では都市自由謳歌していた野良犬ペットとして不自由幸福を手に入れて物語が終わる。ここで描かれるペットたちのむき出しの奴隷根性は、前述の植民地主義無関係ではない。『ピーター・パン』『わんわん物語』ともにおもしろくはないが、それぞれ見どころのある作品となっている。

4. えんぴつ作画期 『101匹わんちゃん』(1961年からくまのプーさん 完全保存版』(1977年)まで

おすすめ作品:『101匹わんちゃん』『くまのプーさん 完全保存版』

眠れる森の美女』のアーティスティックで洗練された描線から一転、『101匹わんちゃん』以降はえんぴつで描かれたかのようなラフ描線作品構成されていく。『眠れる森の美女』以上のものを作り出すことが現実的不可能であり、見劣りを避けるという意図があるのか、あるいは端的に制作資金が枯渇しただけかもしれない。

技法的にはやはり『くまのプーさん 完全保存版』でひとつの完結を迎え、以降ディズニー映画は再び模索と低迷の季節を迎えることになる。

『おしゃれキャット』は金持ちペット使用人をブチのめす話で、一方『ロビン・フッド』は貧乏人が金持ちをブチ殺す話だ。この時期のディズニー節操のなさがすごい。

5. 模索時代ビアンカの大冒険』(1977年からオリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年)まで

おすすめ作品:『オリビアちゃんの大冒険

この時期の作品群の特徴を一言で言い表すならば、「リアリティへの接近」ということばになるだろう。それは一方では作画技法への3DCGの導入というかたちで現れ、他方で物語上では善と悪の単純な二項対立の脱却が図られることになる。

前者は『コルドロン』の奥行きのある大胆なカメラワーク作画法、『オリビアちゃんの大冒険』『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』での部分的3DCGの導入に見られる。後者は『きつねと猟犬』での人種対立メタファーとして描かれた動物間の争いや、多人種共生する複雑な現実を猫の姿を借りて描いた『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』に象徴である

『きつねと猟犬』はこれまでのディズニー作品に見られた家畜たちの奴隷根性を初めて批判的に描いた作品であり、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』と合わせて「社会的にただしいとされる」物語像の変容を見て取ることができるだろう。ただしこの時期の作品群は総じて地味で魅力がない。どうやら創業者ウォルト・ディズニーの死や主要スタッフの大量離脱の影響があったようだ。『コルドロン』は興行的にも大コケし、ディズニーの低迷を象徴する作品となった。

シャーロック・ホームズ翻案であるオリビアちゃんの大冒険』がかろうじて見ていられるという程度で、単品の映画作品としておもしろものは少ない。『オリビアちゃんの大冒険』では、冒頭からネズミ女児パンチラという一体どこに需要があるのかわからない謎サービスカットがあり、視聴者集中力が乱される。

6. ディズニールネサンスリトル・マーメイド』(1989年からターザン』(1999年)まで

おすすめ作品:『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン

この時期ディズニー批評評価興行収入の両面で復活を遂げ、一般に「ディズニールネサンス」と呼ばれているらしい。本稿でもその表現に従う。

しか作品クオリティ過去10年とは比べものにならないほど高く、ルネサンスと呼ばれるのも納得の時期である。一方で技術革新価値観の変容は停滞気味で、歴史の流れとしてはさほどおもしろくないというのが正直なところ。ルネサンス言葉通り、ある種の保守回帰時代に当たる。

おそらくこの時期、真に革新的だったのは、作品の表層に現れる技術テーマ設定ではなく、安定して高品質作品を量産する社内の体制組織づくりの技術にあったのではないか

個別作品として語れる部分は非常に多く、『リトル・マーメイド』は作画がよく、『アラジン』は見ていてたのしい。

美女と野獣』でははっきりと他者理解テーマに打ち出し、また女性主人公男性から求婚を拒絶する主体性を獲得するなどプリンセスものとして出色の出来栄え他者尊重することを覚えた野獣が救われ、他者存在最後まで容認できなかった村のヤンキー破滅する。主人公読書好きでヤンキーと話が合わないインテリとして描かれる点も珍しい。ただしこの他者理解プリンセス側に一方的負担を強いるかたちとなっている側面が強くあり、なかなかむずかしい部分もある。

ポカホンタス』は白人によるアメリカ侵略植民地化を矮小化し美化するかなり最悪のお話で、案の定ネイティブアメリカン民族団体にかなり怒られたようだ。引き続き怒られてほしい。

ターザン』もインディアンゴリラに変えただけで『ポカホンタス』とほぼ同類型のお話ではあるが、最後白人研究者たちがゴリラ部落に居残ることでギリギリバランスを取っている。ここにはターザンポカホンタスの男女差が絡んでおり、単純にターザンのほうがいいとも言いがたい。

ノートルダムの鐘』は強引にハッピーエンド化されているという不満はあるものの、子供向けの大作映画障害者活躍を描いた点は積極的評価されてよいだろう。そもそもディズニー作品には『ノートルダムの鐘』以外にも障害者がやたらとよく出てくる。アメリカ社会には障害者積極的に受け入れる土壌があるからできるのだとは思うのだが、日本コンテンツおよび社会全体でも頑張ってほしいポイントである東京ディズニーランドでもべつに障害者見かけないし。

そのほか『ムーラン』『ターザン』ではそれぞれ3D技術進歩を見て取ることができる。

7. 3Dへの過渡期 『ファンタジア2000』(2000年)からホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)まで

おすすめ作品:『リロ・アンド・スティッチ

みたび低迷期である。『ダイナソー』に代表されるように3D映画への本格的な移行が始まり2D映画最後の全盛期に当たる。

作品としては『リロ・アンド・スティッチ』がずば抜けてすばらしい仕上がりで、商業的にも大成功を収めた。『リロ・アンド・スティッチ』は王子様に救われるというプリンセスもの物語類型とは異なる、弱者同士が助け合う疑似家族モデルを明確に示した重要作品である

自分欲求をうまくコントロールできない少女リロと、破壊衝動を植え付けられ誕生した人工生命スティッチが、貧困家庭ネグレクト問題SFアクションを背景に成長していく姿が描かれる。キャラクターデザインはかわいらしく、作画からかい小ネタに至るまで非常に丁寧に作られており、娯楽作品としてもすばらしい。リロの姉・ナニの恋人もいいヤツで好感が持てる。

残念ながらディズニー映画ではこのあと疑似家族的な想像力は発展せず、プリンセスものという旧来の枠組みのなかで無理やり「価値観アップデート」を図ることになっていく。

アトランティス 失われた帝国』はディズニー映画には珍しく人がバンバン死ぬ作品で、ふしぎの海のナディア宮崎作品みたいなものアメリカ人が真似して作るとこうなるのかといった印象。ガバガバ設定とご都合主義が目につき、リアル路線なのかファンタジー路線なのかどっちつかずの失敗作だった。ただし主人公オタク青年採用されている点は注目が必要で、これ以降ディズニー主人公イケメンマッチョではなく非モテオタク主体となっていく。

白雪姫』で人間扱いされていなかった非モテ小人たちが「社会的にただしいとされる」物語主人公となる時代を迎え、しかもそれが日本アニメの強い影響化で発生しているわけで、価値観の大きな変化を感じ取ることができる。ただし、『白雪姫』の王子様はあれはあれで人間味のかけらもない平板キャラクターではあるので、モテ非モテという面ではそこまで単純明快な話ではない。

ブラザーベア』は殺した相手の子を育てるというなかなか攻めたお話ではあるのだが、最終的にファンタジーに着地するせいでどうも軸がブレる。

続く

https://anond.hatelabo.jp/20210920162554

2021-09-19

anond:20210919143621

幼年期、少年期、青年期と過ごした増田からこそ出る文章だと感じる

これが人生経験か、こういう大人になりたい

anond:20210919142621

承認欲求管理については、幼少期は承認を強く求め、少年から承認を強く求めすぎるとコミュニケーションへ難が出ることを学習して抑えるように努めるんだけど、ある程度の人生経験を積んだ青年期に入れば承認されるには努力必要承認されるために努力する者は素晴らしいと理解する。
まり少年期の「承認を強く求めすぎるとコミュニケーションへ難が出ることを学習して抑えるように努める」段階にいる人は他者の「承認されるために努力する」という行為自分の今の承認欲求管理の段階に合わなくて嫌悪感を持っちゃうことがあるんだよ。

これは言ってみれば、サンタさん存在するか否か?みたいなもんで、幼少期はサンタさんは居ると主張するし、少年期に入るとサンタなんて居ねーよと言うが、青年期以降は”幼少期の子のために”サンタさんは居るよって言う段階を踏んでいくのと同じ現象
少年期のサンタさん理解では青年期以降がなぜそんな発言をするか理解できないだろう。

人間はいきなり大人になるわけではないので「承認を強く求めすぎるとコミュニケーションへ難が出ることを学習して抑えるように努める」という段階にまだ居る人が居たら優しい目で見てあげて、それとなくヒントを与えるのが青年期以降の大人の役目なんじゃないかなぁと思うよ。

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