という主張を見かけた。
確かに人の名前を間違えるのは失礼なことだし、出版物だったら編集や校閲はきちんと仕事しろとクレームを言っていいことだと思う。
だが、人種的偏見に基づく嫌らがせと言いきってしまっていいのだろうか?
これが、「太郎」を「郎太」と間違えていたら、「ろうた」で変換されないし、嫌がらせの可能性も出てくる。
しかし「明秀(あきひで)」も「秀明(ひであき)」も日本人の名前として普通にある名前で、デフォルトで変換される。
ミスとしては十分ありうるだろう。
ハンロンの剃刀「無能で十分説明されることに悪意を見出すな」と考えるのが妥当だと思う。
むしろ、単なる無能にまでヘイトのレッテルを張ってしまっては、ヘイトの重みが軽くなってしまう。
それは本当にヘイトで苦しんでいる人たちの問題の解決を遠ざけてしまうだろう。
もう一度言おう「無能で十分説明されることに悪意を見出すな」。
ところで上のパラグラフの中に一か所、文字を入れ替えたところがあるけど気付いただろうか?
もし気づかなかったら、あなたも「ヘイトを行っている!」と糾弾されてしまうミスを犯してしまうかもしれない。
そんな世の中は嫌だ。
追記
ソース貼りマンです https://twitter.com/han_org/status/1002169839887073280