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2021-05-12

anond:20210512102815

高橋留美子作風確立とヒットの方程式が一致してしまった、極々稀なケースなんだろうなぁ。

anond:20210512100246

コレに尽きる。だから1作目2作目がパッとしなくても突然ヒットする人もいる。僕のヒーローアカデミアとか典型

ただ元増田の言うように、連載枠が定まってるせいで自分を型に嵌めちゃってノビノビ描けない作家もいるんじゃないかなあ

最近ウェブ戦場を移してそこで開花する人も多いし(ジャンプで言ったら、SPY×FAMILYとか2.5次元とか怪獣8号とか)

ただ、高橋留美子場合は「るーみっくわーるど」という長期連載をずーーーーっと続けているだけにも思える(笑)

漫画家が二作目コケるのなんで?

種村有菜同人誌で「人気漫画の連載終了後、二作目でコケることは多い」と書いていたが本当にそう思う

高橋留美子松井優征のように次々とヒット作描ける漫画家も確かにいるが

実力がある漫画家でも、名作描いたあとに出す漫画は今一人気がでない、おもんないことがよくある。

私はすでにデビュー済みの人気漫画家が面白い話ばかり描いていたら、新人漫画家がこの世で活躍する機会をうしなうから??だから世の中はこんな構造になってんの?って妄想した

小説はいくら個人面白い人気作品をこの世に出したところで、外の小説に影響ないけども

漫画は連載しているのが、週刊誌月刊誌なら連載できる本数が限られてる。連載するのがベテラン漫画家ばかりで、ベテラン漫画家が面白い漫画をずっと描いてれば新人漫画家はデビューしにくくなる。連載は狭き門だし

ベテラン漫画家がコケてくれたら新人が連載できる枠があく

2021-05-09

めぞん一刻うる星やつら共通点

 めぞん一刻では、一人旅に出た五代響子以外の女性相手初体験を遂げるという筋書きを、作者の高橋留美子は考えたと聞いたことがある。結局のところ、五代は悪友に誘われてソープランドに行ったが。

 当時、男性主人公に据えられたラブコメ作品は、主人公にとってヒロイン最初最後女性であるという形式が主流だったと思う。しかし、めぞん一刻ヒロインである響子は、主人公以外の男性を知っているという意味では主流から外れていた。一人旅の旅先で初体験をするというアイデアも、物語の結末で最終的に結ばれる相手以外の異性を知っているという意味で、五代響子を対等な関係にするという意図が有ったのだろう。

 うる星やつらも、ヒロインラム主人公諸星あたる以外の男を知っているので、この点は音無響子と同じであるしかも、おそらくラム元彼レイと付き合ったのは、単にレイイケメンだった(※人間形態時)からである。その上、後から登場するテンの存在は、実際の作品上での設定はラムのイトコであるが、要するにコブ付き結婚や男女交際メタファーであることは想像に難くない。

 絵柄がかわいいし、ほとんどの場面では虎縞ビキニ姿というセクシーな姿で描かれているから忘れがちであるが、そもそもラム別に男性にとっての理想的ヒロインではない。当初はヒロインとして三宅しのぶが予定されていたが、読者の反応が良かったかラムヒロインの座が回ったという意味で言うのではない。

 味覚の好みは異なるし、コブ付きだし、すぐ暴力を振るうし、元彼を選んだ理由面食いからだし、要するにラム普通の、愚かな部分も併せ持つ女性なのである。これは別に悪口で言っているのではない。

 うる星やつらめぞん一刻も、そこで描かれる男女たちは均しく愚かである現実世界の我々と変わらず、彼らは等身大人間である。もちろんうる星やつらに登場するのは宇宙人だの幽霊だ大財閥の跡取りだの様々だが、私が言いたいことは分かってもらえるはずだ。

 彼らは、人間の逃れ得ぬ本質として、欲望だって持っているし愚かだから若さゆえに何となく見た目で相手を選んで交際に踏み切って、結果として失敗したりもする。音無響子高校卒業して間もなく、母校の教師だった惣一郎さんとの交際結婚に至ったのだって、ある程度は響子若さゆえの未熟さや愚かさに起因する暴走という側面が有ったであろうと思う。読者も大人になると、響子父親が惣一郎さんとの結婚に反対だったことにも何となく共感できるようになる。卒業まで待ったとはいえ、教え子に手を出した形だし。しかし、人間は生きていれば色々有るものである元カレ元カノがいたり、周囲から良く言われない交際結婚をしたりするのも、よく有る、ありふれた話である

 話が少し逸れたが、男性作家編集者男性読者向けに作る作品で、ヒロイン主人公以外の男性経験が無いとか、逆に主人公が最終的に結ばれるヒロイン以外の女性を知らないように描かれることは、当時から既にウソ臭い描写になりつつあった。だからこそ高橋留美子は、ラム音無響子ヒロイン設計に一癖を持たせたし、五代にも響子以外の女性との性体験を持たせようとしたのだろう。

 作者である高橋留美子は、作品を通じて「それで良いのだ」と言っている。人間は、生きているかぎり失敗だってするものであるしかし、そんな愚かさも含めて、だからこそ、人間は愛おしい存在なのである、と。

 高橋留美子作品のヒットを受けて雨後の筍のように、美少女美女大勢登場する後続漫画作品が多数生まれたが、このような人間内面に対する理解暖かい(しかし生温くはない)人間観までも見習うことができた後続漫画作品は少なかったと今でも思う。

 ここではヒロインたちのことばかり書いてしまったが、もちろん男性キャラたちも平等馬鹿な感じで描かれている。梅を口にして酔っ払ったラムが、教室学校制服を脱ぎ出したの見て、男子生徒たちが興奮で色めき立つと、それを見た女子生徒たちが「バカじゃないの?普段着姿(虎縞ビキニ)になっただけじゃん」と呆れる場面。水乃小路家の一人娘(トンちゃんの妹)との見合い話を渋る面倒終太郎に「もったいない婚約して許婚になれば堂々とすけべえができるのに」と身も蓋もない誘惑の言葉を面倒の父親が言う場面。これらの場面やキャラを描きながら、しようがない困った奴らだなと作者は苦笑しつつも温かい眼差しを注いでいたのだろうと、ついつい想像してしまう。

2021-02-22

anond:20210222032813

俺が勝手黄金時代とよんでるサンデー作品から

・一連の藤田作品うしおととらからくりサーカス。そうぼうていはちょっと体力おちてるときつい) 

・一連のゆうきまさみ作品じゃじゃ馬グルーミンUP!、パトレイバー究極超人あ~る

・一連の椎名高志作品(GS美神冒険 絶対可憐チルドレン

・一連の皆川(ARMS D-LIVE)サンデーだよな?

神聖モテモテ王国

 

あとやっぱり高橋留美子全部ですかね とにかく長編を粘り腰でつくりあげる雑誌だとおもってた

長編でもないやつのなかでは「暗号名はBF」がめちゃくちゃ絵がメリハリあってきれいストーリーも好きだった(手塚治虫のメルモちゃん平成バージョンにした感じ)が単行本3巻で連載中断、青年誌にいっちゃったのが残念 持ってないヤツ悔しがれ あれ監修か原作つけてたらARMSなみになったかもしれんぞよ

あああ他の人のトラバみてて思い出したけど

お茶にごす!と結界師も好きだったし河合作品も全部好きだしやっぱ俺あのころサンデー大好きだったわ~

年取っても週刊してるのつらそうだけど頑張ってくださいな先生がた

anond:20210222032813

どうも、漫画おじさんだよ。

サンデーってことでトラバでは過去の名作が多く紹介されてるけど、現在連載中のものでも結構面白いのあるよ。

・「あおざくら」 自衛隊学校の話

・「第九の波濤」 水産大の話

上記タイトルは農大ものでウケた「銀の匙」の亜種みたいなもんだけど、

対象年齢がジャンプマガジンより一回り上で、派手さには欠けるけどしみじみ面白い

・「Swich」バスケ漫画画力高い。割とリアル寄りのバスケで面白さ的には黒子と同じくらい

・「BeBlues」サッカー漫画画力高い。「DAYS」や「アオアシ」と張るくらい面白い

サンデースポーツものもいい。本誌のタイトル地力がしっかりしてる印象。

裏サンデーならマイナースポーツものの「灼熱カバディ」「送球ボーイズ」も荒削りだけど勢いがあっておすすめ

完結済みなら、王道の名作は他のトラバでも触れられてるので最近完結したタイトルを2作紹介させてくれ。

・「BIRDMEN」 割とスケールの大きい本格SFなんだけど、しっかり青春してる

・「湯神くんは友達がいない」 実在感があって素朴なキャラの魅力がすごいリアル寄りの学園ラブコメ

どちらも説明が難しいけど、「サンデーらしさ」みたいな雰囲気もあって面白く、長すぎず短すぎずで読みやすいと思う。

高橋留美子藤田和日郎椎名高志あたりの大ベテラン新規より固定ファンで持ってる印象あるけど、

腰を据えて読んでみるとやっぱり面白いよ。

追記ありサンデーマンガほとんど読んだことがない。

週刊少年サンデーマンガほとんど読むことなくこの年まで生きてきてしまった。

あだち充先生漫画はほぼコンプリートしているが、他は殆ど読んでいない。

(高橋留美子先生短編マンガを少々読んだ事があるくらい)

おすすめ少年サンデー系のマンガがあったら教えてほしい。

追記

感謝しかありません。

皆様、こんな中年つぶやきにたくさん温かい回答をくださってありがとう。みなさん優しい~。

ブコメトラバ全てじっくり読みました。

ブコメで「こち亀を全巻よんだジャンプ初心者のようなものか」ってあって吹きました。

まさにそのとおり。

何人かの方が教えてくださった「サンデーうぇぶり」をさっそくダウンロードしました。

さっそくオススメしてくださった数が一番多かった「葬送のフリーレン」を読みたいと思います

あと無料で色々読めるようですので楽しみです。

うしおととら

金色ガッシュ

ARMS

機動警察パトレイバー

からくりサーカス

結界師

帯をギュッとね

神のみぞ知るセカイ

今日から俺は

め組の大吾

ガンバ! Fly high

オススメしてくださった方多かったのでここから読み始めたいと思います

そのあとブコメトラバを見ながらまたおすすめしてもらったのを読むつもり。

ブコメトラバに上がってた作品知らないの多くてビビった。本当に。

さすがに「うしおととら」や「今日から俺は!」「パトレイバー」は作品名は知ってたけど読んでなかったなぁ。

最後わたしおすすめするサンデー作品は、あだち充先生「ラフ」です。

教えていただきありがとうございました~!!

2021-02-02

anond:20210201234226

暴力ヒロインといえば高橋留美子やで

犬夜叉のかごめでいえばハルヒゼロ魔アニメ放映してた時期ともかぶるしそんな昔の話でもない

2021-02-01

anond:20210201214610

高橋留美子あだち充程度に自分作品好きでも嫌いでもないか別にラムちゃん二次創作でわやくちゃにされてても「ほーん」っていうタイプだよ。

anond:20210130211729

夜叉姫を叩く時に「高橋留美子可哀想」「作者はこんな続編を望んでないはず」「高橋先生も悲しんでいるだろう」など原作者代弁者を気取る人間が多いのだが

彼女は超レジェンド作家であり、犬夜叉アニメスタッフとも仲が良いので「原作者アニメスタッフにいいようにされている」状況ではないはず

高橋留美子が不満に思っているのではなくお前が不満に思っているのだ

ちゃんと「私が不満に思っています」と言え、原作者を巻き込むな


増田が言ってるのはこれだけ

増田夜叉姫に対してどういうスタンスなのかハッキリとは書かれてない

犬夜叉原作よりアニメ派ってことくらいか

アニメ版の設定の矛盾作画崩壊キャラ崩壊を深く気にすることなく何でもぼーっと見て楽しめるタイプから

脚本の粗を語る年季の入った熱心な原作ファン存在が鬱陶しいんじゃない

2021-01-30

夜叉姫について

半妖の夜叉姫について、製作者や視聴者ネット上でのふるまいに対する雑感

いきなり夜叉姫とは関係ない話になる。

最近リメイク作品二世作品というのが流行っている。

なぜこれを最初に書くかというと、夜叉姫は名作「犬夜叉」の二代目作品からである

リメイク作品を作るというのは、本当に難しいと思う。

リメイク作品というのは、よく言えば古くから創作をし公式から供給が無い苦しい時期でも布教活動に励みジャンルを活気づけるファン

悪く言えば自分やそのお友達のみで育まれ自己都合解釈妄想に長年中毒になった信者、というのが必ずついて回るという、大きいリスクを抱えてしまうことになる。

ドラゴンボールドラえもんみたいに定期的に続編が公開されるジャンルではなく、長年のインターバルを経て続編を製作するというのは製作からしても長年のファンからしても大変だと思う。

公開前は異常に話題になったにも関わらず放送されてからは全く話題にならなかったり、前情報では全く話題にならなかったのに放送されてから人気が爆発したりなど、

アニメ製作自体博打なのに、リメイク作品というのはそれ以上の博打を行うことだ。

個人的感想として、ここ最近リメイクアニメ大成功したものは、GRIDMANくらいだと思う。元が特撮の物をアニメにしたのがリメイクといえるのか?という疑問は自分の中にもあるけど…

あとは、おそ松さんゲゲゲの鬼太郎成功だと思う。ここ5年くらいのリメイクアニメラッシュは、おそ松さんの功績だと勝手に思ってる。

現在放送中のリメイクアニメ成功してるなと思うのは、ひぐらしのなく頃に業。放送中なので今後の評価がどうなるかわからないけれど、今のところキャラクター目当てで見ていた人も考察好きの人も良い意味で盛り上がっているように見える。

逆に、期待以下でジャンル者が静かになるどころか毎週毎週異常と言っていいレベル炎上していたのは寄生獣だと思う。

寄生獣アニメの凄いところは、別に寄生獣ファンとして創作活動をしている人が大量にいるわけでもないのに、アニメ実写化が決定された時点で賛否の嵐、放送されてから批判の嵐だったところ。

回り道をしてやっと本題に入る。

夜叉姫は犬夜叉二世作品であるキャッチコピーは確か「殺生丸には娘がいる」だったか

犬夜叉続編アニメという時点で、昔の傷が疼いて暴れている人が結構いた。

20年前のアニメ犬夜叉は、正直原作強火ファンにはあまり評価がよくない。

原作強火ファンというのは、主に漫画犬夜叉×かごめのCPが好きな人のことです。

かにかごめの性格が所々ヒステリックになったり、桔梗悪女になったかと思いきやその後の物語矛盾する程に犬夜叉と愛し合っていた描写がされたり、犬夜叉の成長が無かったことになったりなど、粗い部分もあるアニメではあった。

しかし、ここで原作強火ファンの人に気をつけてほしい。

原作を知っている人からしたら憎しみを抱くレベルでの改変があったとしても、初めてアニメを見る人からすればそれまでどうしようもない話の矛盾が発生しているようには見えないのである

実際、アニメ犬夜叉に対して、原作を読んだことのなかった放送当時の自分はそこまで大きな矛盾があるとは思わず基本的には楽しく視聴していた。

当然面白くない回も存在したが、それは原作漫画も同様である

しろアニメを見てから漫画を読んだ時期の、本誌連載の展開の中だるみの方がしんどかった。

夜叉姫に対して批判的な意見を言う人に対して、一番ドン引きしたことは「高橋留美子先生可哀想」という発言をしている人がそれなりの人数で見受けられることである

原作者と何も接点が無い人間がただの憶測・というか自分の願望として

自分はこんな続編を望んでいないので悲しい、ということは原作である高橋先生も悲しんでいるだろう」という妄想押し付けて、それに対して少しの疑問も抱かずにSNSで発信していることである

これが、新人作家が初めてアニメ化した際にファンが言うというシチュエーションであれば理解できる。

しかし、高橋留美子は紛れもないレジェンド作家であり、犬夜叉20年前にアニメ化しており、夜叉姫のスタッフは当時のスタッフが多いのである

また、高橋先生アニメスタッフとも親交があり旅行にも行く間柄である

そんなアニメスタッフ交流のある大御所漫画家が、アニメスタッフに良いように利用されているだけだと思っているのか。

自分他人の考え方の違いや立場の違い等の境界線存在しない人間なのだろうか。

別に悪気があって言っているわけではないのだろうけど、本当に気持ちが悪かった。

話がつまらなかったで済むところを、完全な憶測被害妄想爆発させてる。

製作者がインタビューでことあるごとに原作者のお墨付きであるアピールをしていることに、多少イラっとする人がいるらしくそれには完全同意だが、

ファンの人の「原作者さん可哀想」「これ原作者は納得したのかな」発言には同等かそれ以上にイラつく。

主語を大きくして発言することが大嫌い。

自分好き嫌いのみで語れ、他人を巻き込むんじゃない。

ブログ愚痴を長々と書く人もいる。それ自体は悪いこととは思わないし、内容はなるほどなと思えるものも多々ある。

しかし、私が不快になる部分が一点。大体の人に共通しているのが、冒頭に「夜叉姫を楽しんでる人は見ないでください。製作陣を誹謗中傷する目的はありません。」という警告文を冒頭につけていること。

いや…それ個人サイトまたはブログしか感想を発信してる人がつけて初めて意味のある警告文じゃん…。

その長文愚痴リンクは、散々愚痴をまきちらしTwitterアカウント宣伝してるんじゃん…。

そのリンク踏む人の内訳は、あなた夜叉姫に不満たらたらなこと知ってる人が90%でしょうよ…。

ブログの冒頭で注意文つけるんだったら、Twitterプロフィールか固定ツイートにも同じこと書いとけよ…。

あと愚痴ブログ夜叉姫楽しんでる人は見ないで!警告つけるんだったら、キャラ名・CP名を検索除けもせずそのままでつぶやかないでほしい。

ブログでそう注意書きしてる人のTwitterでのアンチ意見普通にキャラ名で検索に引っかかるんだな。

そういう矛盾イラっとする。

だったら、このアカウント基本的にはアニメ犬夜叉に対して否定的です。と書くか、専用の愚痴垢作るか、鍵垢にするか、いくらでも方法はあるのに何もやらないんだろうな。

夜叉姫や犬夜叉に興味をもった人がTwitter検索して「犬夜叉界隈こわ…近寄らないでおこう」と思っていることも考えないで、お友達公共の場愚痴大会したいだけなのでしょう。

それは別にからだけどな。原作連載時は、原作に対しての愚痴大会キャラアンチを隠しもせずやってる人大量にいたし。

あれから十何年以上経っててこれな人はまともな日常生活を送れるのかと思うけど、青春を捧げた作品で何かが発生したら、精神年齢青春当時に戻ってしまうんでしょう。

進撃の地ならし中エレンの「自由だ」みたいな感じ。

結局のところ、犬夜叉界隈の人が散々愚痴ってるのに夜叉姫を毎週毎週視聴するということは、

「それも全部、あたしが、犬夜叉を大好きだってことよ。」これに尽きるんだろうな。

自分は今後も、犬夜叉かごめ桔梗三角関係を見ていたように、夜叉犬夜叉原作夜叉アンチ三角関係を見ていく。

2020-12-19

今一番読まれている”少女マンガ”は『鬼滅の刃』 という意見は正しいのかもしれない。

小学館発行の少女漫画雑誌少女コミック」。現在は「Sho-Comi」という名前になったらしい。

トーマの心臓」や「風と木の詩」などが連載していた雑誌と言えばピンと来る人も多いかもしれない。

鬼滅の刃の大ヒットについてその「Sho-Comi」の編集長からこういう意見があった。

https://alu.jp/article/kOyx6lll8bfy1UsFImfL

ーー『鬼滅の刃』が、小学生から大人まで幅広い層から人気を得た理由が分かった気がします。

女の子からもすごく人気ですしね。きっと、今年一番読まれている少女マンガといえば『鬼滅の刃』ですし、部数やピュアな読者数で定義すればジャンプが一番の女性読者を抱えたマンガ誌かもしれません。

ーージャンプ少女マンガ…!

少女マンガって、恋愛マンガが多いと思われがちですが、本当はもっと広いんですよ。私は、女の子が読めば、どこで連載されていようとも「少女マンガ」だと思っています

女の子が読めば、どこで連載されていようとも「少女マンガ

この言葉に、とても驚いた。

間違ってはいないと思う。今現在最も少女の心を魅了し読まれている漫画が「少女漫画」で無くて一体何なのだろう。

驚いたのは、この言葉少女漫画雑誌編集長を務める人の口から出てきた事である。どんな想いだったのだろう。

週刊少年ジャンプで連載している漫画のどこが少女漫画だ?言ってみろ」と思う人も居るかもしれない。『鬼滅の刃』は、何故「少女漫画」と呼ばれるのか。

少年漫画雑誌を読む女性は古くから居た。女性ファンが多い古の少年漫画と言えば「キャプテン翼」や「聖闘士星矢」「キャッツアイ」等が有名かもしれない。

そのもっと昔、それこそ水島新司先生の「ドカベン」や手塚治虫先生の「バンパイヤ」の頃には少年漫画を好む熱心な女性読者が大勢居た。半世紀以上の歴史がある。

少年漫画を読んだ女性達は、「自分達もこういう漫画が描きたい」と少年漫画雑誌自分作品を持ち込んだ。あの高橋留美子先生もその一人だ。

「好きな漫画・描きたい漫画少年漫画だったから」以外にも男性向け漫画雑誌作品を持ち込む女性が多い理由は他にもある。

全ての雑誌がそうであるとは言わないけれど、最近少女漫画雑誌は「恋愛物」以外を描く事が許されない傾向にあるのだ。

現実での恋愛を題材にした作品以外、バトルやファンタジーの要素が強い作品は「そういうのは少女漫画雑誌ではちょっと…」と拒絶され追い出されてしまう。

それは少女漫画ではない、そういうのが描きたいなら少年誌なり青年誌なりに行けという事らしい。女性は、創作という界隈でも無言の圧力に縛られ、抑圧されている。

鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴先生学生時代ジャンプで連載していた大人漫画銀魂」を読んでジャンプ自分作品を持ち込んだらしい。

吾峠先生性別は今のところ公表されていない。女性ではないかと噂されているが、公式には性別不詳の漫画家さんである

ジャンプに限らず少年漫画雑誌自分作品を持ち込む女性男性ペンネームを使う事が多い。

高橋留美子先生など一部例外も居るけれど、男性向けの雑誌で連載している女性漫画家の中で男性的・中性的でないペンネームを名乗る方は極少数派だと思う。

少年漫画雑誌という極めて男性社会的場所で、女性が「自分」を隠さずに堂々と振る舞う事は難しい。男性が多いコミュニティでは、女性排除される傾向にあるからだ。

これまでアニメ化まで至った人気少年漫画の作者の中には女性も多く居るが、男性名を名乗っているため「女性」とは認識されず殆ど男性漫画家の功績とされてきた。

鬼滅の刃』の連載が始まった当初、真っ先に「この漫画面白い!」と『鬼滅の刃』に食い付いたのは、当時のファンアートや感想を見るに女性読者だったらしい。

作品アニメ化してから社会現象に至るまで作品を盛り上げたのも女性ファンだった。1年ほど前から「鬼滅女子」がTVでも頻繁に取り上げられていた事をよく覚えている。

りぼん」や「マーガレット」などの少女漫画雑誌、「Seventeen(セブンティーン)」や「anan」など女性向け情報雑誌が『鬼滅の刃』とコラボレーション特集を行い大きく取り上げられた。

近年社会現象になった少年漫画は他にもあるけれど、『鬼滅の刃』の女性人気はその中でも最大であるらしい。老若を問わず女性の心を強く惹き付ける物が、あの作品にはあった。

鬼滅の刃』は勿論少年向けのバトル漫画としても読める作品である。全国の男児は『鬼滅の刃』に出てくるキャラ必殺技に今夢中になっているし、男児向けの玩具も売れに売れている。

あの作品が「少女漫画」と呼ばれる理由は、細やかな心理描写や丁寧に掘り下げられたキャラクターの人間関係少女漫画に馴れ親しんでいる女性達に違和感無く受け入れられた事が大きいだろう。

女性、主に少女を読者層に想定している雑誌編集長が、「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた『鬼滅の刃』を日本で一番読まれている少女漫画と認めた。

これは「少女漫画は最早少女にさえ読まれなくなった」という事ではない。むしろその真逆と言ってもいいと思う。今現在日本で最も少女に愛される『鬼滅の刃』が「少年漫画」の世界で一番の人気がある。

女性存在を疎み排除する傾向にある少年漫画という界隈で、少女漫画作法で描かれた「少女漫画」が頂点を取っている。少女漫画の在り方が、今少しずつ変わり始めているのかもしれない。

anond:20201217153037

追記

でも俺が読んでるから風と木の詩」はおっさん漫画って言われたら嫌でしょ?

もし風と木の詩が今の鬼滅の刃くらい人気が出て、男性ファンが沢山付いて男性向けの商品が大量展開されるような事があれば…おっさん漫画と呼んでも良いかもしれない。

そういえば最近だと「名探偵コナン」なんかはある人気キャラが登場してからから多かった女性ファンが激増して女性向けの作品と言われる事が増えたんだとか。

この手の言説でいつも疑問なんだけど、少年漫画と違って少女漫画では男性作家男性名のまま連載して受け入れられてるの? ジャンル排他性をミソジニーだけに求めようとしすぎじゃない?

少女漫画開祖達が手塚治虫赤塚不二夫横山光輝等々偉大な先人の男性漫画家さんなのは有名な話だけど、少女漫画を描く男性というのが極めて稀なケースなので何とも言えない。

あだち充先生魔夜峰央先生少女漫画雑誌で連載したけれど…男性少女漫画を描くと線の太さや内容ですぐ性別が分かると聞いたけど実際の所はどうなのだろう。

立原あゆみ先生新谷かおる先生など、一見少女漫画意識している画風の人でも見る人が見ればすぐに男性が描いている絵だと分かるそうな…。

2020-12-14

あの監督が鬼滅について語るけどさ

押井守ね。

鬼滅について今がピークなだけの作品って感じで語ったんだけど、

じゃあ押井守作品が語り継がれてる?って話になるとそうでもない。

例えば『うる星やつら』なんかあの監督が作ってある程度話題にはなったけど、それは単にあの頃は娯楽が少なく話題になったのは『高橋留美子』が描いた作品だったか面白かっただけなんだよね。

別に押井である必要はないという話。

んで、今もうる星やつらの話が出てくるとオンリー・ユーやビューティフル・ドリーマー話題になりがちだけど、数が少ないから『それ』が出てくるだけで別に完結編でも良かったわけ。

それがビューティフル・ドリーマーが売れたせいか自分言葉に力があると思いこんじゃって今のあの人がいる感じ。

そんな監督さんが鬼滅を語って今がピークという。なんかなーって。

まあそういう『ピークを実際に経験してピークが過ぎ去った人』だから言えるのかもしれないけど、鬼滅は個人的にしばらくは伸びると思うけどね。

絶賛しているだけの人のコメントもどうかと思うけど、最初から最後まで気に入らないというようなスタンスでのコメントは胸糞悪いんだよね。

監督という立場であれば、作品の良し悪しをもっと細かく分析できると思うんだけど、そういう視界の広さは持っていないんだなって感じた。

オンリー・ユーの時は好きだったんだけどなぁ…。

2020-12-05

宅八郎オタクだと思ってない

ガイナックス、つまり庵野秀明とかのオタク宇宙戦艦ヤマト世代だったはず

コミケ女性が森雪とかうる星やつらラムコスプレをするようになったのもあの世代の気がする

自分の中でもオタクというのはDAICONフィルムのようなイメージがあった

まりエンタープライズ号とか、宇宙の戦士とか、カニみたいな金星人とか、ゴジラガメラウルトラマンダースベイダーストームトルーパーとかだった

自分小学校時代は周囲がジャンプを読む中、ホビージャパン朝日ソノラマ宇宙船ファンゴリアを読むのが楽しみだった

そういえば、マイ・ケミカル・ロマンスの「I'm not Okay」のPVはそんな出だしだった気がする

https://www.youtube.com/watch?v=dhZTNgAs4Fc

あー、トラウマが蘇るなあw

宅八郎は昔から売名行為に熱心だったのだろう

まず、宮崎勤事件があった

あれをチャンスだと宅八郎が考えたのは間違いないと思う

後に暴露されているように、宮崎勤の部屋にあったポルノ雑誌記者が部屋の奥から探し出して見える位置に置いたものだった

スナッフネタもあるギニーピッグは宮崎勤以外にも多くの人がレンタルビデオで借りるなどして観ていたはずであるが、宮崎勤事件以降同様のケースを聞かない

また、ギニーピッグには多くの比較知名度のある芸能人俳優が出演していた

今で言うなら、怪談新耳袋本当にあった怖い話世にも奇妙な物語、トリハダなどの類である

そもそも宮崎勤はそんなにホラースプラッターが好きだったわけでもないようだ

テレビでは宮崎勤の部屋にあったウルトラマンの切断技のシーンだけを集めたビデオを取り上げ、ウルトラマンの切断技が猟奇趣味に繋がったと煽り立てた

多分だが、宮崎勤収集癖があった

当時はインターネットなど存在するはずもなく、映像マニアは郵送でVHSビデオを交換し、ダビングし合っていた

宮崎勤ポルノウルトラマン猟奇趣味というより、映像収集に執着していたようである

まり、部屋中に敷き詰められたビデオほとんど観ていなかったとさえ考えられる

いわゆる積ん読状態である

全巻そろえることが目的であって、読むことが目的ではないようなものである

よって、宮崎は交換相手に嫌われていたようである

ドラマなどの全話収集目的執拗ダビングを要求してくるくせに、宮崎からネタ提供しなかったかである

また、宮崎コミケに参加していたが、それは当時はワープロもなかったため代行で文字を清書する担当があったかである

実家印刷会社だったことも少しは関係しているのだろう

ここまで書いてみても、自分の中のオタク像と宮崎勤はあまり被らない

何をオタク定義するかによるが、鉄道オタクとか広く考えるなら彼は映像収集オタクではあったのだろう

小林よしのりが公開討論を断っているように、宅八郎売名行為にいつも必死だった気がする

彼はブラウン管の向こうの視聴者が観たいキモいオタクを演じることを考えた

それがマジックハンド紙袋を持ち、森高千里フィギュアを持ち歩いては舐め回すオタク像だった

学校では漫画アニメ趣味というだけでDQNに後ろから蹴られるようなことが起こった

今になって自分以外にも被害者が全国に大勢いるということは、それだけメディアの影響は大きかったのだろう

しか庵野秀明世代ロリコンブームと重なる

宇宙戦艦ヤマトうる星やつらがそういったブームをもたらした一因であることは否定できない

しかし、別にロリコンブームだけをもたらしたのではない、

ヤマトうる星がなければガンダムイデオンマクロスもない、エヴァだって今はなかっただろう

ヤマト高橋留美子作品だって、元々は手塚治虫だったり、その元々は田河水泡のらくろだったりする

表現の自由規制をかける必要性自分もあると思う

しかし、Aは駄目、とルールを決めるとき、A#やAbはどうなのか?A'はどうなのか?

それから、Aが駄目ならBやCも駄目になるし、Cが駄目ならDもEも駄目になるんだけどいいの?ということはよくあるわけだ

その線引きや人権との兼ね合いはこれから人類が滅びるまで永遠に議論されるべきテーマなのだろう

逆に言うなら、今すぐ答えが出るようなものでもないし、拙速に求めていいものでもない

これからエンターテイメント作品等とそれに対する規制永遠に議論されるべきであり、文系的には文化研究にもなる話と思われる

マクロスプロトカルチャーだのデカルチャーだのではないが、思想宗教が異なる者同士の交流異文化交流と言えるだろう

個人的に思うに、宅八郎はそういった文化の衝突を売名行為に利用し、議論余地をぶち壊すことを扇動した人物だった

オタク評論家と称している割に、教条主義が嫌いと誤魔化して、エンターテイメント作品に対する知識も浅く、オタクにしては薄っぺらい印象があった

というか、当の本人も売名のためにオタク評論家を名乗っているだけで、オタク文化自体にはあまり興味がなかったように思える

それより、YMOは単なるインテリであり、ヒカシュープラスチックステクノ歌謡と持ち上げるとかの方にご執心だったようだ

まあ、気持ち分からんでもない

YMOメンバー学歴から考えればそう感じてもおかしくない気もする

しかし、宅八郎はそういったコンプレックスよりも、とにかく天邪鬼なことを言って目立ちたい、売名したいが優先している嫌いがある

公開処刑だのストーカーだのオウム擁護だのも、とにかく逆張りで目立ちたい、他人ひんしゅくを買って目立ちたい気が満々だったようにしか思えない

宅八郎オタク代名詞みたいに言うのはやめてほしい気がする

それこそ彼の挑発を使った売名行為という策に嵌っている気がするから

2020-11-26

なぜコンピュータゲームにワクワクできなくなったんだろう?

大手で開発ちょっとだけやってただけだけど自分が思うに、

まず、コンピュータゲームほとんど巷に存在しない時代Pongが登場すれば、そりゃみんなゲームにワクワクしたはず

みんながワクワクできた時代だったと思うんだよ

完全に自分が生まれる前だけど、それは簡単に予想できる

アメリカアーケードゲーム筐体だってのものがない時代なんだから

からスティーブ・ウォズニアックだってApple IだのIIだのでPong実装はやっていたはず

それもスティーブ・ジョブズは売りにしてたはずだ

Pong動作すると、次はブロック崩しBreakout)が作れる

プログラミングのコツの一つは他人プログラムを改変することだ

Pongが動くなら、そこからドットドットの塊をVRAMに描画することは可能だと気付くだろう

でも、単なる壁打ちや対戦ゲームだったPongゲーム性を大きく変えることになる

ここがイノベーションというか発明だったんだろう

日本ゲーム企業タイトーは、このブロック崩しインベーダーゲームに「再々」発明した

これも実現可能であることは誰でも分かるが、ゲーム性を大きく変えることはある種の発明だと思う

ブロック崩しインベーダーゲームはまったくゲーム性が異なる

ちなみに、孫正義タイムマシン商法が得意で、このインベーダーゲームアメリカに輸出し大儲けした

相変わらず、左から右、右から左他人のものを移動して儲けるのが上手い(いや、本心から褒めてるんですよ

インベーダーゲームでは、ブロックは上から段々と降りてくることになる

また、ブロックが左右に動く、UFOは高速に動く、手前のバリケードがありドット単位破壊される

プログラミングのコツの一つである他人コードを改造する、は本当に素晴らしい再発明を起こしてくれる

この再発明連鎖が、

Pongブロック崩しインベーダーゲームギャラクシアンゼビウスグラディウス斑鳩だの東方だの弾幕避けだの何だの

に繋がっていくわけだが、

この矢印での「パラダイムシフト」の段差が高いほど、ゲームに対するワクワク感が増すと自分は考える

まりギャラクシアンのようなグラフィックからゼビウスが登場したときは、

安っぽい言葉形容するなら一大センセーションというかエポックメイキングという感じだったわけだ

しかし、今の時代2Dシューターにそんなにワクワクはあるだろうか?

自分2Dシューターに詳しくないが、

というか、マニアでない奴が口を挟むな、と言うぐらいタコツボ化しているように思うのだが、

ほとんど基本的な型は同じであり、

寧ろ、様式美とかお約束が守られてることがプレイヤーの安堵感につながる

2Dシューターができれば3Dシューターが作れるのも自明である

ただ、マシングラフィクス能力が低かった時代にはリアルタイムでの3次元CGの実現が難しく、

アメリカではベクタースキャン、つまりオシロスコープブラウン管テレビの走査線方式が主流だった時期もあったが、

日本ゲーム市場ではまったく見向きもされなかった

アメリカではワイヤーフレーム3Dゲームが実現していた時代日本ファミコンに向かっていた

要はハードウェアによる2Dスプライト時代である

そこから日本パソコンゲーム市場は、結果論ではあるが、

自分にはハードウェアによるスプライト固執し、束縛され過ぎているかのように今からすると思える

MSXスプライトは数が少なすぎた

一方、ファミコンスプライトの数はMSXと比べると段違いであったが、

ファミコン2Dスプライトベースゲームだけを前提としていた

まりファミコンブレゼハムアルゴリズムによる直線を引くとか困難だったのではないだろうか

自分ファミコンの開発はよく知らないのだが、ファミコン版のテグザーは酷すぎると思った

MSXの方がファミコンよりもトータルのグラフィック性能が劣るにも関わらず、

テグザービームちゃん再現されているのである

こうやってだらだら書き連ねてみると、

つくづくワクワクするのは何だってアーリーアダプターの段階であって、

そのあと結婚だってだって倦怠期?ワクワクが減少する時期がやってくるのである

何もない状況にパラダイムシフトを起こす何かがやってくるとワクワクするのであるならば、

乳児はこの世界の何もかもにものすごくワクワクしていると思われる

乳児でなくなると、この世界の変化しないもの常識として脳に定着して、つまらないものにさえなる

でも、若ければまだまだ体験していないことはあるわけだ

まり、それはゲームに関しても同じであって、

若ければギャラクシアンゼビウスがどれだけスゴかったかなんて知らんし、俺も知らんw

だって子供の頃だから

でも、ギャラクシアンより先にゼビウス見た世代だけど、凄いなあとは思ったんだよな

だって自分場合ギャラクシアンを飛び越えてゼビウスだったんだから

逆にギャラクシアンの方を後から知って、古臭いゲームだなー、レトロだなーと思ったんだから

(ただ、ギャラクシアンの曲線的な軌道ゼビウスなんかより凄い発明に思うんだが。整数演算なんだよね?

ただ、レトロレトロバカにする人はプログラマーでないとかなんだろうけど、

ゼロからコード書くって、何もないところから作ることを考えさせられるわけで、

それはゲームプログラムを書くならば、ゲームの基本のPongから考えさせられることになる

例えば、ゲームプログラムを書くときSDLとかSFMLみたいなライブラリは使うかもしれないけど、

SFMLのサンプルにはPongが入っていたはず

自分も何か新しいゲーム開発のライブラリとかフレームワークとか検証するときは、

豆腐2D3Dの白い四角、日本ではこう呼ぶ)を表示する、

から始めて、次に倉庫番簡単ブロック崩しテトリス実装するとかやることにしている

そこで開発の大まかな進行とかフレームレートとか、色々分かってくるわけだ

ジョン・カーマックがどこで語ってたのか忘れたけど、最近FPSは完全にMOD開発になっていて、

そのMOD開発の費用はどんどん膨らんでいっていると言ってた気がする

まりレベルエディットとかキャラクターアイテムだとか、そういうコンテンツの緻密な開発だけが進んでいる気がする

GTAみたいなゲームFPSとかで培った技術集大成にすぎない

可視領域をどう区切るか?遠くの建物にLODを使うか?インポスターを使うか?とかそういったゲームエンジンの話は、

マシンパワーの向上やUnityなどのゲームエンジンの登場であまり議論する意味がなくなってきている感がある

もっとも、Unityなり導入すれば簡単に作れるという話ではないと思う

思うが、もうゼロからチマチマCのベクトル計算コードを書く時代ではなくなっているのは確かだろう

カーマックはその高騰するMOD開発をマインクラフト意図的安価にしたと言ってた気がする

まりマインクラフトであれば子供でもゲームを改造する体験ができるようになる

それはマインクラフト開発者であるnotchがそういうゲーム開発に対する思想を持っていたからだ

私はnotchはシンプルものを積み上げるのが好きなように思っている

彼のJavaコードはそんなに難しくはない

寧ろ素直に書けていて誰もが勉強になるコードだったように思う

ただ、jsdo.itかに投稿していたソフトウェアレンダリングコード北欧メガデモっぽさがあって、

読もう読もうと思って未だに読んでいないことを今思い出した

文章書き直す気がないまま、だらだら書いてみたが、読み返して自己分析するに、

まず、ゲーム開発でなくてもそうだが、

まず何かがあって、それをコピー改造した何かが生まれる、この連続物事進化していく

手塚治虫があって、それを高橋留美子コピー改造して新しい漫画が生まれ

次に若い漫画高橋留美子漫画コピー改造して、また新しいものが生まれていく

開発する側も消費者もワクワクするのは、この改造して新しい何かが生まれる、守破離の離のインパクトであろう

黎明期はその離のインパクトが大きいが、どんどんそのインパクトは小さくなっていく

そして、ありふれたものが溢れるようになっていく

これが成熟期と言える

しかし、その成熟期に溢れるもの様式美であり、お約束であり、マンネリズムである

自分は初代プレステ時代もワクワクしたのを覚えている

あの時代3DOが先行したがコケたり、ドリキャスも登場してコケたり、面白い時代だったのである

ただ、今の時代にああい群雄割拠というか、戦国時代というか、そういう活気がゲーム業界にあるようには思えない

これから変わるならVRだろうか

VR元年って毎年言ってない?というツッコミ分からんでもないが、まだまだVRは伸びると思う

臭いまでやる必要性自分はあまり感じないが、

物体を触った感触とか、

物体を触れないなんてのはまだまだVR市場が伸びる余地があるということだと思っている

あと、FPSみたいに走るゲームだと自分も走るのか?ということになるけど、うーん、ルームランナー方式はなあ…

あと、これも自分は専門でも何でもないので、

というか、この文章自体ダニング=クルーガーなのは認めざるを得ないわけだけど、

敵というかNPCというか、今の時代だったら高度な汎用性のある人工知能ゲームでも実現するべきだと思うわけで、

そうすれば当然、同じセリフを延々と喋るドラクエの村人みたいなのは笑い話にしかならなくなる

ゲーム内に高度な人工知能が実現すれば、それらと会話したり、それらとマルチプレイと同様の感覚連携プレイ可能になる

個人的にはそういう未来にワクワクを感じる

今までと同じことを繰り返しててもワクワクしないし、

その理由もこの文章でも何度も書いたし、

自分がワクワクしないことは他人もワクワクしないかもしれないし、

クワクすることの方がお金にもなりそうだし

anond:20201126102012

2020-11-04

anond:20201104100317

高橋留美子先生、今でこそ勲章レベルだけどフェミニズム理論では名誉男性ムーブだよね

描き手が女性であっても男の劣情をいたずらに刺激する作品複数ある

うる星やつらやらんま二分の一を今連載していれば、性暴力への配慮不足で炎上するだろう

2020-11-03

小説

ディストピア小説を書いていたのに舞台火星にしたせいで途中でSFっぽくなってうまくいかなかった 

構成とかアイディアとか思想とかキャラクターとか上手くなりたい

今私の手札にあるのは 

摂食障害 過敏性大腸炎 発達障害 海外移住 サークル ゼミ 浪人留年 資格 就活 東京 格差 結婚離婚 

でも自分に才能がないとわかったから書かない 手札を集めることより書くほうが大事だった 黒人ネイティブアメリカンLGBTテーマを追いすぎるようになるより 高橋留美子みたいに生まれればよかったのかな

2020-10-09

曽田さんがめ組の大吾の続編を始めてしまった

シャカリキの頃から読んでいた。

め組面白かった。惜しまれつつ終了して、バレエ話になったり、F1話になったりまあ一応読んでいた

面白いのは面白いんだけどバレエ話なんかは途中でぐだぐだになって中断

モータレース話は普通に完結した。

バレエ話は続編が出て、それなりに完結したように見えた。

ここまでは長期連載だし、アニメかにもなったし順調そうに見えた

その次になぜかファンタジーを始めて、途中で移籍するような形になって、デジタル移行して終わった。

昔ほどの勢いがないなあと思っていたので、やむなしなのかなと思っていた

次の美女ラップ話は打ち切りになった。本人が打ちきりと言っているので真面目に打ち切り。内容もブチ切れ

それなりに面白かったけど、ラップってテーマが難しかったんだろう

思えばその前のファンタジーテーマが難しかったんじゃなかろうか

 

そして先日め組の大吾が帰ってきた。どうみても続編。

あーって思った。

やっぱり最後の明確な打ち切りがショックだったんだろうか。最後美少女漫画は最短6巻で見事に打ち切られてしまったし

一人の漫画家だんだん前ほど売れなくなっていって、最終的に過去のヒット作の続編に手を伸ばすパターン

正直余り見たくなかった

よくある話なんだけど、初期から読んでいる読者としては、あの曽田さんが、過去のヒット作に頼らないといけなくなったのかーって思うと切なくなる

そういう人は多いし、たしかにこれだと生き残れる。

MAJORの人、るろうにの人、ぼく球の人 などなど

ハーメルンの人なんて、すでに続編を自分サイトで会員制で提供していて、商業で描いてもない

みんなヒット作の後に別の連載を始めるが、結局ぱっとしなくて最終的には打ち切られたりなんかして、それを続けていく打ちに、禁断の麻薬、「ヒット作の続編」を出すのだ

コレが出たら、個人的にはとてもがっかりすると同時に悲しくなる

一作大当たりさせただけでも漫画家はすごい。食っていくためには、過去の栄光作を借りるのは仕方がないことだと思う。

やっぱりみんな、高橋留美子みたいにはなれないんだな、でも曽田さんもかあ、かなしい

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