半妖の夜叉姫について、製作者や視聴者のネット上でのふるまいに対する雑感
なぜこれを最初に書くかというと、夜叉姫は名作「犬夜叉」の二代目作品だからである。
リメイク作品というのは、よく言えば古くから創作をし公式からの供給が無い苦しい時期でも布教活動に励みジャンルを活気づけるファン、
悪く言えば自分やそのお友達のみで育まれた自己都合解釈・妄想に長年中毒になった信者、というのが必ずついて回るという、大きいリスクを抱えてしまうことになる。
ドラゴンボールやドラえもんみたいに定期的に続編が公開されるジャンルではなく、長年のインターバルを経て続編を製作するというのは製作側からしても長年のファンからしても大変だと思う。
公開前は異常に話題になったにも関わらず放送されてからは全く話題にならなかったり、前情報では全く話題にならなかったのに放送されてから人気が爆発したりなど、
アニメ製作自体が博打なのに、リメイク作品というのはそれ以上の博打を行うことだ。
超個人的な感想として、ここ最近のリメイクアニメで大成功したものは、GRIDMANくらいだと思う。元が特撮の物をアニメにしたのがリメイクといえるのか?という疑問は自分の中にもあるけど…
あとは、おそ松さんとゲゲゲの鬼太郎も成功だと思う。ここ5年くらいのリメイクアニメラッシュは、おそ松さんの功績だと勝手に思ってる。
現在放送中のリメイクアニメで成功してるなと思うのは、ひぐらしのなく頃に業。放送中なので今後の評価がどうなるかわからないけれど、今のところキャラクター目当てで見ていた人も考察好きの人も良い意味で盛り上がっているように見える。
逆に、期待以下でジャンル者が静かになるどころか毎週毎週異常と言っていいレベルで炎上していたのは寄生獣だと思う。
寄生獣アニメの凄いところは、別に寄生獣のファンとして創作活動をしている人が大量にいるわけでもないのに、アニメ化実写化が決定された時点で賛否の嵐、放送されてからは批判の嵐だったところ。
回り道をしてやっと本題に入る。
夜叉姫は犬夜叉の二世作品である。キャッチコピーは確か「殺生丸には娘がいる」だったか。
犬夜叉続編アニメという時点で、昔の傷が疼いて暴れている人が結構いた。
20年前のアニメ犬夜叉は、正直原作強火ファンにはあまり評価がよくない。
原作強火ファンというのは、主に漫画の犬夜叉×かごめのCPが好きな人のことです。
確かにかごめの性格が所々ヒステリックになったり、桔梗が悪女になったかと思いきやその後の物語と矛盾する程に犬夜叉と愛し合っていた描写がされたり、犬夜叉の成長が無かったことになったりなど、粗い部分もあるアニメではあった。
原作を知っている人からしたら憎しみを抱くレベルでの改変があったとしても、初めてアニメを見る人からすればそれまでどうしようもない話の矛盾が発生しているようには見えないのである。
実際、アニメの犬夜叉に対して、原作を読んだことのなかった放送当時の自分はそこまで大きな矛盾があるとは思わず、基本的には楽しく視聴していた。
むしろアニメを見てから漫画を読んだ時期の、本誌連載の展開の中だるみの方がしんどかった。
夜叉姫に対して批判的な意見を言う人に対して、一番ドン引きしたことは「高橋留美子先生が可哀想」という発言をしている人がそれなりの人数で見受けられることである。
原作者と何も接点が無い人間がただの憶測・というか自分の願望として
「自分はこんな続編を望んでいないので悲しい、ということは原作者である高橋先生も悲しんでいるだろう」という妄想を押し付けて、それに対して少しの疑問も抱かずにSNSで発信していることである。
これが、新人作家が初めてアニメ化した際にファンが言うというシチュエーションであれば理解できる。
しかし、高橋留美子は紛れもないレジェンド作家であり、犬夜叉は20年前にアニメ化しており、夜叉姫のスタッフは当時のスタッフが多いのである。
また、高橋先生はアニメスタッフとも親交があり旅行にも行く間柄である。
そんなアニメスタッフと交流のある大御所漫画家が、アニメスタッフに良いように利用されているだけだと思っているのか。
自分の他人の考え方の違いや立場の違い等の境界線が存在しない人間なのだろうか。
別に悪気があって言っているわけではないのだろうけど、本当に気持ちが悪かった。
話がつまらなかったで済むところを、完全な憶測で被害妄想爆発させてる。
製作者がインタビューでことあるごとに原作者のお墨付きであるアピールをしていることに、多少イラっとする人がいるらしくそれには完全同意だが、
ファンの人の「原作者さん可哀想」「これ原作者は納得したのかな」発言には同等かそれ以上にイラつく。
ブログで愚痴を長々と書く人もいる。それ自体は悪いこととは思わないし、内容はなるほどなと思えるものも多々ある。
しかし、私が不快になる部分が一点。大体の人に共通しているのが、冒頭に「夜叉姫を楽しんでる人は見ないでください。製作陣を誹謗中傷する目的はありません。」という警告文を冒頭につけていること。
いや…それ個人サイトまたはブログでしか感想を発信してる人がつけて初めて意味のある警告文じゃん…。
その長文愚痴リンクは、散々愚痴をまきちらしたTwitterのアカウントで宣伝してるんじゃん…。
そのリンク踏む人の内訳は、あなたが夜叉姫に不満たらたらなこと知ってる人が90%でしょうよ…。
ブログの冒頭で注意文つけるんだったら、Twitterのプロフィールか固定ツイートにも同じこと書いとけよ…。
あと愚痴ブログ夜叉姫楽しんでる人は見ないで!警告つけるんだったら、キャラ名・CP名を検索除けもせずそのままでつぶやかないでほしい。
ブログでそう注意書きしてる人のTwitterでのアンチ意見が普通にキャラ名で検索に引っかかるんだな。
だったら、このアカウントは基本的にはアニメ犬夜叉に対して否定的です。と書くか、専用の愚痴垢作るか、鍵垢にするか、いくらでも方法はあるのに何もやらないんだろうな。
夜叉姫や犬夜叉に興味をもった人がTwitterで検索して「犬夜叉界隈こわ…近寄らないでおこう」と思っていることも考えないで、お友達と公共の場で愚痴大会したいだけなのでしょう。
それは別に昔からだけどな。原作連載時は、原作に対しての愚痴大会もキャラアンチを隠しもせずやってる人大量にいたし。
あれから十何年以上経っててこれな人はまともな日常生活を送れるのかと思うけど、青春を捧げた作品で何かが発生したら、精神年齢も青春当時に戻ってしまうんでしょう。
結局のところ、犬夜叉界隈の人が散々愚痴ってるのに夜叉姫を毎週毎週視聴するということは、
一体その愚痴垢ファンはいくつなんだよ そっちが怖いよ
犬夜叉世代は30歳くらい? そもそもるーみっくはらんままで、うる星やめぞんが至高、犬夜叉嫌いって人がネットにはうじゃうじゃいるけど そういう人たちは50代くらいになるのかな
ごめんまんさんにありがちな要点がわからないお気持ち長文なんだけど、 ようは私の好きな作品つかって美少女で男に媚びるな!ってこと?
なんでまんさんて要点をサクっと書かないんだろう? と思ったんだけどさ、 よく考えたらまんさんの会話でもそうじゃんと気づいた。 要点サクっと伝えちゃったら、時間が省略されち...
お気持ち文なのに要点だけ書いたら お気持ち文でないのでは
そういうことだよな 女性からしたらそれがフツーなわけだが、(お気持ち=時間とエネルギーに比例) そういう視点に欠けていたなという話
夜叉姫を叩く時に「高橋留美子が可哀想」「作者はこんな続編を望んでないはず」「高橋先生も悲しんでいるだろう」など原作者の代弁者を気取る人間が多いのだが 彼女は超レジェンド...
高橋留美子はあだち充程度に自分の作品好きでも嫌いでもないから別にラムちゃんが二次創作でわやくちゃにされてても「ほーん」っていうタイプだよ。
どうせスターウォーズにポリコレがごり押しされるのには喝采してたくせにな
🙄🙄🙄🙄🙄
「殺生丸とりんが子づくり」という一発ネタを24話分に引き伸ばした虚無アニメ