「末っ子」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 末っ子とは

2023-03-18

ジョン・ハミルトン

彼の名は、ジョン・ハミルトン。彼はアメリカ西海岸の小さな町で生まれ育ちました。彼の家族中流階級の家庭で、3人兄弟末っ子でした。父親自営業者で、母親専業主婦でした。

ジョンは学校で優秀な成績を収め高校卒業した後、地元大学に進学しました。大学で彼は経済学ビジネス勉強しました。卒業後、彼はいくつかの大手企業で働きましたが、自分自身ビジネスを持ちたいという夢を追い求めていました。

ある日、彼はコストコで大量の商品を購入したことからビジネスアイデアを思いつきました。彼は、商品をそのまま販売するのではなく、希望する人たちでシェアする事業を始めました。コストコで購入した商品を適切な分量に分け、顧客提供することで、顧客必要な量を手軽に入手できるようにしました。

最初は小さな規模で始めたこビジネスは、地元の人々から好評を博し、すぐに成長しました。ジョンは事業を拡大するために地元コミュニティセンター商品提供することから始め、徐々にその範囲を広げていきました。彼のビジネスアイデアは、人々の需要好奇心を刺激し、口コミによって急速に広がっていきました。

ジョンは、ビジネス成功することで自分自身や彼の家族経済的支援することができ、地域社会のためにも役立つことを実感しました。彼は、自分自身の夢を追い求めることができたことを誇りに思い、多くの人々に役立つことができたことを誇りに思っています

2023-03-17

29歳無職ラーメンを食べながら

経歴

18歳 高校卒業

19歳 浪人

20歳 東大落ち、早稲田入学

21歳 勉強

22歳 勉強

23歳 国家公務員総合職試験合格内定先決まら卒業

24歳 勉強しながら官庁訪問リベンジ無い内定

25歳 国立法科大学院入学

26歳 修了

27歳 不合格

28歳 不合格

29歳 7月に向けて勉強中、イマココ

なぜこうなったか

我が家金持ちではなかった。家は小さな戸建てでしか借家。父は中小企業サラリーマンで母は専業主婦。なぜ上記のような甘えた生活可能かというと俺が一人っ子から

俺は同じ地区に住む同い年の幼馴染が小さい頃から好きだった。彼女祖父や父は医師で、大きな自宅に住んでいた。4姉妹末っ子彼女はとても優しく、純粋で可愛かった。小さい頃は格差など気にせず遊んでいた。彼女の両親は優しかったが、彼女祖父母は俺を見下して蔑んでいた。だから勉強して偉くなりたかった。別に勉強して偉くなった所で幼馴染と付き合える保障など何も無いし、そもそも男としてすら見られていなかっただろうが。それでも某都立校に受かった時や、一浪東大落ちだが早稲田に進んだ時彼女自分のことのように喜んでくれたし褒めてくれた。それがとても嬉しかった。しかし、認められたい一心で不相応な目標を立てたが故に一度きりの人生破壊してしまった。

ちなみに彼女幼稚園から大学までエスカレーター女子大卒業した後に、父の医療法人職員として入り、昨年医師男性結婚した。つまり俺がこれからどのように努力しようが、幼馴染と何かが発展する可能性はない。

これから

正直受かったところで自分の現状だと法曹職は無理だろう。つまり仕事を探さなければならない。受からなければ勿論仕事必要になる。

絶対にやりたくない仕事は嫌な順に介護製造土木物流営業しかし、ここから探すことになるだろう。つまり父親よりも低賃金人生となる。また、ジャックレオナルド・ディカプリオ)のようなイケメンコミュ強なら底辺でもローズケイト・ウィンスレット)のような上流の女性を射止められるが、自分イケメンでもなければコミュ力もないので上記の職に就いた瞬間に生涯独身が決定する。

まり

人生100年といわれる時代上記の職に就けば100年生きるなど不可能だが)に生きていながら、20代人生が終了した。人生10代後半から20代前半までの「10年かけたスタートダッシュ」で結果が決まる短距離走である

刑訴証拠法に関する論文問題を解き、インスタントラーメンを食べながらこれを書いた。最後まで読んでくれる人がもしいたなら、敗残者の長い長いつまらない駄文に付き合ってくれてありがとうと言いたい。

2023-03-11

anond:20230311085306

以下のくだりが、とても印象的だった。

その時にわたし出身地名産が好きで、通販でたまに買って食べてるんだけど美味しいよね、とさりげなく話題をそらしてくれた年配の男性がいた。

その人が後から「あの人、悪い人じゃないんだけどごめんね、自分神戸出身でさ」と言われた。

恥ずかしい話、「神戸出身から」と言われて私は何も分からなかった。

私は自分地震津波被災者で、東北で育った私たちが一番の被災者で、今後数十年はわたしたちが一番のかわいそうな立場だという感覚を持っていた。

「なぜ急に神戸?」とポカンとして「はぁそうなんですか…」と雑に返した気がする。

その後、関東に戻ってしばらくしてから、何がきっかけか覚えていないがオウム真理教の話になったとき

上司が「あの年は神戸で大震災もあって、オウム事件もあって日本は終わりだと思った」と言ってて

やっと気づいた。


ひとの災害経験というのは、ほんと様々で、一概にかわいそうな被害者としてのっぺらぼうな面をみるわけにはいかないよね。

自分けが被害者面していたかも、という気づき。こういうちょっとワンクッションおいて、時間が経って考えること、こういうのが大切なんだと思う。

ただ、被害者という言葉共通項を見出したとしても、阪神淡路大震災経験したひとと、東日本大震災経験した増田がこうして、何かのきっかけでお互いの体験共通部分に触れようとしたときでさえ、お互いが経験したものの奥行や背景は全く違う。でもそれは、もっと言葉を交わさなければみえてこないもの

多分、増田上記言葉を交わしたとき、その手前でふと立ち止まって考えたんだと思う。

ひるがえって自分の親戚の話。自分語りをトラバに混ぜるのはなんだかな、と思うところもあるが、テーマ性質上書かせてもらう。津波から数日後、東北もっとも大きな漁港ひとつで、親戚が経営していた漁業関連会社生産工場が全滅したとの一報を受けた。一方、杜の都に住む息子娘世代は全員無事だったという朗報にほっとしたことを思い出す。

しかし、それよりも震災から半年くらい経って、父が一言つぶやいた言葉のほうが忘れられなかった。

父は東北我が家家系からすると、よそから婿養子だった。

その父が他界した親戚をふりかえってぽつりとこうつぶやいた。

「あれは天罰のようなものだったんだろうね 」と。

期待していない予想外の冷徹つぶやきに私は動揺した。

他界した親戚一家は、さかのぼると、昭和8年津波の前から漁港生計を営んでいた。1933年津波で多くの財産を失った親戚は一から再建する際に、同じ場所でやり直すのはやめるべきだと再三にわたって、周囲から助言されていたという。しかし、結局、同じ場所人生をやり直し、次世代が引き継ぎ、そして次第に事業規模が大きくなり、津波記憶が遠ざかっていくなかで、そのまた次世代の方々が財を成し、地元の名士として羽振りよく、親族のなかで存在感を持つに至る。そんななかで、半世紀以上前東京に出て行った東北の令嬢が結婚前の父と出会う。

大切な令嬢(大地主の長女)をどこの馬の骨ともわからないよその県の小作人末っ子風情に嫁がせるわけにはいかない、という大反対の嵐。本家からなにから親戚中の冷たい目線。結局、結婚は許されて、父は母の家系に婿として入ることになるのだが、その時に受けた屈辱を忘れられないらしく、東日本大震災で全滅した親戚に対して、天罰、という言葉自身のつらみを含ませて表現したのだった。

父にとっては、かわいそうだね、では決して片づけられない感情

個人的には、なにより、貧しい者も栄華を誇った者も等しくなぎ倒した大津波の、客観的な、物理的な力に圧倒せざるを得なかった。

たとえ、誰と震災経験の話をするとしても、このようなパーソナルヒストリーの違いによる温度差は避けることができない。そう思っている。

震災経験していようがいまいが、あるいは同じく焼け出された隣人でも同じではない。大地震大津波破壊力を前には、あの家は無事だった、無事でなかった、そういうさまざまな経験がそれぞれにあるにすぎない。

こうしたファミリーヒストリー視点でそれぞれの思いがある一方で、

上司が「あの年は神戸で大震災もあって、オウム事件もあって日本は終わりだと思った」と言ってて

やっと気づいた。

という上司言葉。そして、「やっと気づいた」という言葉。このつながり方は、大変興味深い。「あの年は~」というのは個々の経験の違いを超えた、歴史を振り返った俯瞰的な総括を含んでいるからだ。1995年という時代、そういったマクロ視点での気づきをもたらすのも災害だ。

そして、それが何かの理由で、自分自身ファミリーヒストリー神戸出身者とのちょっとした会話と結びついたのだとすれば、それは自分ある意味「かわいそうな」私的な思いを、歴史の一コマなかに着地させようとする、そういう覚醒だったのかもしれない。

実をいうと、よりマクロ視点で、それぞれの災害にはそれぞれの社会的な背景があり、その脆弱性被害を増幅させている、という視点最初に提起したのは、阪神淡路大震災だった。

1990年代以前は、災害被害者というのは、災害管理文脈で救援対象として、比較ステレオタイプに捉えられていた。しかし、その認識を大きく変え、都市社会構造脆弱性に関心が高まったきっかけが1995年震災だった。こう書くとなにやら上から目線風だけど、阪神淡路大震災自分仕事として防災世界に入るきっかけを作った。

ざくっとまとめると以下のような歴史神戸にはある。

神戸都市としての成り立ちは、明治の初め、神戸港が開港された時から始まる。以降、港湾労働者が多く流入低所得層脆弱埋め立て地や条件の悪い内陸部へ集住するようになる。他方で、20世紀鉄道時代に入ると、阪神間交通網が充実し、六甲山ろくに高級住宅地が開発されるようになる。高度経済成長期には六甲の開発で切り崩した丘陵地住宅地建設、その残土で海岸が埋め立てられ、工場用地や港湾建設が進められていく。おりしも公害問題が深刻化した時代都市生活環境はますます深刻化していった。そんななか、オイルショックを契機に産業構造の転換という時代の変わり目を迎え、神戸産業シンボルであった造船、鉄鋼は停滞してゆく。それは関連する神戸の零細地場産業を苦境に陥らせ、今度は人口流出が起こり都市部の空洞化が始まった。都市部に残っているのは、流動性の低い層つまり高齢者低所得者ばかりとなった(インナーティ形成)。

これに対して1980年代神戸市の政策的な対応としては、財政問題の打開が先行した。バブル前の当時の考え方では、大規模開発こそが地域経済再生をもたらすと信じられていた。埋立地の利用による、ポートラインラド、六甲アイランド建設物流機能強化のための明石大橋建設最先端技術産業の誘致、ニュータウン建設など、新たな付加価値の創出が事態打開の切り札だった。

その一方、社会脆弱層への支援行政による市街地再生は後手に回っていた。

オイルショック後の産業構造の転換で取り残された低賃金労働者の町、老朽化の進んだ木造住宅密集地域長屋建ての住宅の占める割合の多い市街地長田区スラムのようなオールドタウン)は新陳代謝が進められなかった。地震対策の上でも洪水対策の面でも取り残された街となった。どのような地域であったか番町地区検索をしてほしい。

このような経済格差脆弱性が生み出された、マクロ構造変動のなかで襲ったのが1995年大地震であり、被害社会経済的脆弱な人々に集中した。暴力団員が懸命に救助活動していたエピソードを覚えている人もいるだろう。そういう街だった。

社会学的な視点でみれば、この地震の教訓として、被害高齢者低所得者に集中したのは、ある意味歴史的必然だ。格差が生み出された背景などのマクロ政治的経済的な動向と切り離せないということだ。

そして、このような格差脆弱性という切り口でみる構造分析は先月発生したトルコシリア大地震でも、当てはめることができる。

このように、可哀そうな存在というのを社会学的に脆弱性として構造的にとらえる、ひとつきっかけは、やはり他の災害を知るということであるし、昔の災害を知るということだと思う。

パーソナルヒストリーとしてお互いに触れあうことで、お互いに違うバックグラウンドにあることがうすうすわかってくる、それもまた、大切な気づきなのだと思う。

また、パーソナルなコミュニケーションが、例えばまさに「通販でたまに買って食べてるんだけど美味しいよね」みたいな会話、これが実はマクロ特性を知るうえでも、その人のパーソナルヒストリーをしるうえでに、もっと重要エントリーポイントだったりする。仕事上、ひとから話を聞くときにいつも気に留めていることでもある。

からトルコシリア現在進行形震災について全体状況を大きな視点理解している国際機関よりも、よりミクロ視点で、特定家族地域の人たちにコンタクトがとれる小規模のNGO支援団体に私自身は微力ながら支援金を送付している。たまたまシリア難民支援をしている人と知り合いの知り合いくらいの関係SNSでつながっていたのがきっかけだ。アサド政権物資を止めてしまう現状も現地の声としてより関心を持つようになった。そのほうが確実に、受け取った人の顔がみえ、困っている状況がミクロにもマクロにもわかってくる。自分支援したお金支援先の一家族あたりの支援額(しか第一バッチ)の1/4にも満たないことを知る。こういうことも大切だと思う。

そのように、何かをきっかけに、他の災害に対して接点を持つ機会を大切にしたい。

その人が後から「あの人、悪い人じゃないんだけどごめんね、自分神戸出身でさ」と言われた。

というのは、居酒屋トイレ洗面所とかで何気なくかわす会話、とか想像していたのだけど、そういうのが大切だよね。そういうのが心の残って覚えている、ということがさ。もちろん完全にひとのことを理解するなんてことはどんなに会話を交わしてもない。でも覚えてさえいれば、そのなぜか覚えていた思いを何かにつなげることができる。その「きっかけ」というのはとても大切に思う。

災害を忘れない、というのはそういうことだと思うので。

2023-03-02

昨日約2年ぶりに妻とセックスした

最後にしたのは末っ子妊娠した時であった。


私は一人遊びも好きなので、特にセックスレスは気になっていませんでしたが、

やっぱりセックスっていいものですね。

みんなもどんどんセックスしましょう!

2023-02-23

子育ては倍々ゲームじゃない

一人目の時が一番大変で、二人、三人と増えていくと上の子が下の子見てくれるからむしろ楽になる。

末っ子は長兄長姉がお母さん代わりで親と遊んだ記憶のほうがすくないということも少なくない。

一人だと親しか相手がいないけど二人いると二人で遊んでくれる。

ただ、近所付き合いが消失した現代だと一人目で疲弊しきって二人目に行かないんだろうな。

子供好きのばあちゃんを国で雇って地域の子供を見させればだいぶ子育ても楽になるんだろうけどな。

2023-02-01

anond:20230131230501

お子さんは3人いて、お姉ちゃん2人に、末っ子長男。その長男が今回の事件の“犯人”。他のは実家を出ていて、孫を連れて帰省していた。長男だけ学校を出た後も、定職には就いていなか。最近は、実家近くにある別宅に住んでいて、ご飯ときだけ実家に戻っていたみたい

2023-01-24

anond:20230124154350

実家は太くて末っ子の俺に甘いので

低所得一人暮らし大変でしょう…と、よくお小遣いくれる

それで遊んじゃう

太い家の一員として生きていく才能のないボンボンっているよなあ。

そういうのがいるから太い一族が没落して格差是正されるので、社会にとってはいい事なんだと思う。

30歳、借金200万

やべー

どーしよう…

俺もうすぐ30歳、単身住まい

100万 リボ

100万 カードローン

全部遊びや買い物や課金で膨らんだ

最初は1万だけを借りて、返して、だったのに

借りるお金が大きくなって、返せないのに遊んじゃって

またそれで借りて…の繰り返し5年でここまで

30歳になるのにこれじゃまずいと

去年の秋頃によく広告だしてるような弁護士法人借金任意整理相談して

ちまちま返す流れに

それなのに全然遊ぶことやめられなくって毎月カッツカツ

実家は太くて末っ子の俺に甘いので

低所得一人暮らし大変でしょう…と、よくお小遣いくれる

それで遊んじゃう

流石に毎月お金くれてるのに

借金してます、なんて勘当されちゃう

しかしたら、うすうす気付いてるんかな…

公共料金の支払いも貯めてる

唯一使えてたクレカも支払いが滞ったからついに使えなくなった

やべー

本当にダメだ〜

やべー…

誰にも相談できないから、吐き出した

2022-12-15

anond:20221212011040

それ末っ子からじゃなくて君の所が毒家族だらけだっただけやで…

2022-12-14

anond:20221214171734

はあ?末っ子舐めんな

理不尽な年上兄姉のお気持ち暴力に勝てないか論理で戦い挑んでんだよ

2022-12-12

anond:20221211150506

末っ子家族全員にこれやられる

末っ子が甘やかされるなんて嫉妬深い第一子が流した都市伝説

2022-12-09

anond:20221209101449

ごめん長女

かわいがられるのが当たり前の末っ子一人っ子になりたかった

anond:20221209100836

それを更に具体的に説明しようと思わないのは周りが察してくれる末っ子から

2022-12-08

子供の頃から同性から好かれない

32歳、女、二人姉妹末っ子

ぶりっ子している自覚なし。

めちゃくちゃ年上のおじさんには話し掛けられる。職場の同僚から好かれない。前までは問題にしてなかったけどそろそろ克服できたらいいなと思ってる。皆同性から好かれるためにどうしてる?工夫してることある

2022-12-05

母親と話すとモゾモゾする

関西から上京して数年経った。

先月、母や姉妹東京へ来て、観光ディズニー家族で楽しんだ。

姉たちが来る前、私と共に舞台観劇をするために母一人で東京へ前日入りした。

1日母と過ごした時のモゾモゾの気持ちを書く。

母は「母親」という仕事をとてつもなく誠実にこなした人である

借金、女、隠し子問題ばかり起こす父と離婚した母は、女手一つで子供三人を育て上げた。

貧乏だったとは思うが、あまり貧乏を感じなかった。衣食住は足りていたし、母の献身は愛として十分伝わっていた。

どんなに仕事がきつくても、私の悩みを遅くまで聞いてくれたし抱きしめてくれた母。

子供を持つかどうか選択し始める年齢になって、「親」のサンプルが凄すぎるから人の親になるハードルが激高になっているぐらいである。

母は父の悪口を全く言わなかった。愛があったのではなく、「私たち世界で一人だけの父」という事実を腐すようなことはしないという矜持がそうさせていたのだろう。

しかし、家に浮気相手突撃していたらしいので、浮気が原因なのはから聞いて知っていた。

そんな父は私が上京する前に癌で死んだ。家族に囲まれたうらやましい最期だった。

死ぬからうっすらと知っていたクズエピソードは、死んでからとんでもないものポンポン出てきて驚いた。隠し子はその一つである

また母の口から語られたものもいくつかあった。

そう、母は末っ子の私が成人するあたりから私を「大人」と認めてそういった話をしてくれるようになったのである

私はもう「子供」ではない。母も「母親」でなくなっていくのかもしれないとなんとなく感じていた。それが自立ってやつなんじゃないの?なんて。


東京で久しぶりに会う母は、相変わらずお茶目で、相変わらずよく笑った。また子供の頃は絶対に見せなかった、小さな偏見ポロリとこぼしていた。

腕を組み、やいのやいのと買い物するのもとても楽しかった。まるで友達みたいだった。


観劇や買い物のあと、喫茶店に行きいろんな話をした。

横で歩いている時はあまり気づかなかったが、照明のせいか潤んで見えた母の目は一言で言うなら「慈愛」に満ちていた。

大きくなった子供が、あれこれと劇の考察を述べ、仕事愚痴などを話しているだけである

いや、「大きくなった」からこその優しい目なのかもしれない。

あんなに集団生活に馴染めず不登校気味だった子供が、ブラック企業で心身共に壊れかけていた子供が、ようやく安定した仕事につき、恋人との旅行の話をしていることに安心したのかもしれない。

しかに「よかったね」と母は何度も言った。

私が平和暮らしているのを感慨深げにそう言った。

子供から大人」になったつもりなのに、母の目はどこまでも「子供を愛する母親」だったからなんだか嬉しいやら恥ずかしいやらで、気持ちがモゾモゾした。

どこか身体もこそばゆく、でもなんだか泣きたくなった。

「愛されてる」という事実をこんなにも突きつけられると人って泣きたくなるんだなと思った。


母親ってすげ〜〜〜

って思いました

2022-11-27

ドラガリアロストの感想(イベント2019)

サーカステントで夢の時間を」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  帝国兵に追われる一行を助けてくれたサーカス団のアンネリーエとフリッツ

  助けてくれたことと聖城でサーカス披露してくれたことへのお礼のため一行はフェスティバルのために一時的サーカス団員としての活動を始める。

  フェスに向かう途中、フリッツ盗賊団をやっていた過去が明らかになるも、アンネリーエは出自過去関係ないととく。

  過去にアンネリーエが父親から団長の座を継いだ時に引き抜きをかけたライバルサーカス団の妨害、そして彼等の起こした魔獣騒動の後始末などを経て、アンネリーエのサーカス団はフェスを優勝し、団員たちも戻ってくるのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  アンネリーエ「人の出自過去舞台では関係ないって言ったでしょ?」

  部下のフリッツが元盗賊だったことが判明した時、自分ある意味裏切った元団員達が帰ってきた時と繰り返し使われたセリフ

  アンネリーエの大物感が伝わる良いセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  アンネリーエ。

  サーカス団の団長として、ドラゴンテイマーというパフォーマーとして、キス魔女の子、若くして父親から団長の座を継いだことを不安自身がない様、と幾つもの顔を見せてくれた可愛いキャラだった。

  特に団長としてフリッツや引き抜かれた元団員達を許すシーンは尊大雰囲気でそれでいて可愛くて好き。

 ・感想

  面白かった。アンネリーエというキャラの魅力を描くこと一辺倒になっているのだけど、それをちゃんと書き切っててとてもよかった。

  ドラゴンテイマーというパフォーマーとしての魅力、それから舞台の外ではキス魔で誰からわずほっぺにキスをするエッチなところ、団長として全員を許す優しいところ、親から立場を継いだことを不安がるところ、どれも多層的なキャラ付けになってて可愛い

  元団員が戻ってくることをあっさり認めるところは特に良くて、自分はこういう時にぐちぐち色々なことを連呼しそうなタイプなので憧れる。

  あとエルフィリスがキス魔に動揺するところめっちゃ良かった。

郷愁の空に咲く大輪の華」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  夢で見たお告げのためにホウライという街に向かう一行は、仙花焔職人のスオウと出会う、

  彼は春節お祭りのために仙花焔を作っていたのだが今年は竜脈泉のマナが枯れてしまったため上手くできないという。

  竜脈泉の様子を見にいくと、たしかマナが枯渇しておりその影響で魔獣がホウライの街を襲おうとしていた。

  そこに街を作ったドラゴンホウライからのお告げを受けて帰ってきた風来坊のクガイと再開する。

  彼と共に再び竜脈泉に向かうと、マナを食い荒らすヴァルファレールが復活していた。

  ホウライ様と100年前からの仲間であるキリン族のジョフクがヴァルファレールの周辺のマナを仙花焔の技術により取り除くことで打ち倒せると助言する。

  ホウライ様とジョフク様の助けにより街は守られ、スオウの仙花焔が夜空を彩るのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  クガイ「子とは、親を超えるものです。」

  意味深セリフだったが、文面以上の意味はないのかなあ。

 ・印象に残ったキャラ

  特になし。

 ・感想

  色々と設定が出てきたが、スオウの家族エピソードがどうにも上滑りしてしまい、のめり込めなかった。

  故郷大事ものから、そこの住む街の人や全部を大切にしようという言いたいことはそりゃ大切なんだけど、もう少しそれを実感が持てるように描写して欲しかった。

  スオウ、クガイシャオレイリンユー、ジョフク、ホウライキャラが多いせいで、特にシャオレイリンユーは状況説明セリフしかなく、キャラがいる意味が汲み取れなかった。

  ジョフクやホウライといった圧倒的な強者が出てきて解決する展開も、それながらクガイやスオウが人間的な非超越者的な目線で語るところも、対比になってるように感じれず、総じて薄味だったと感じた。

舞姫と魔竜の円舞曲

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  死を司るタナトスに攫われ彼のためだけに舞を踊らされ続けていたフェリーチャを助け出したドラゴンファントムタナトスから逃げる最中にユーディル一行と出会い行動を共にする。

  ムムはファントムフェリーチャを助け出したのは同情ではなく恋心にあると見抜くが、ファントム自身過去経験とフォレスティエとドラゴンという種族の差から身をひこうとする。

  故郷に帰ったフェリーチャだが、タナトスの手によって壊滅していた。

  タナトス独りよがりな愛を否定し、ファントムフェリーチャは共に生き続けることを誓うのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ファントム「頼む…… 俺に気づかせないでくれ。愚かな夢を抱いていることを……。」

  フォレスティエに恋をしてしまったドラゴン自身気持ちに気付きたくないと独白するシーンのセリフ

  ドラゴンとそれ以外の愛はドラガリアロストの根幹だけにそれを悩むのはらしいシナリオでよかった。

 ・印象に残ったキャラ

  ムム。

  愛に生きるドラゴンの先輩としてファントムに道を示すところが印象的だった。

 ・感想

  面白かった。大人しそうだけど舞が得意なフェリーチャと、独りよがりでそれを独占するタナトスと、ただただ自由に日の下で踊る彼女がみたいだけのファントム三角関係ものだった。

  何より過去経験から愛に素直になれないファントム可愛い。恐ろしい見た目なのに可愛いと思わせるのはまさにシナリオの力だった。

  レギュラーキャラも、同じく愛に生きるドラゴンの先達としてムムが大活躍したのも、ゲストキャラを立てるだけでなく、レギュラーキャラキャラ立ちを補強する良い展開だった。

  最後に二人がハッピーエンドなのも好みだし、好きなシナリオだった。

コールブヒストリア」

 ・5段階評価:保留

 ・あらすじ

  異端異端審判者を名乗るクーガーとその相棒ハインヴァルトが突如村中の人間が一人の少女ラトニーだけを残して消えた事件を追うために聖城近くの禁断の図書館情報収集を始める。

  調査の結果、村の人々は禁断の図書館に本として納本されていた。

  呪いを解くために調査継続した結果、ラトニーこそが全ての元凶であるニャルラトホテプのものであった。

  ハインヴァルトの機転により窮地を脱し、村の人々も解放したが、偏在するもう一人のニャルラトホテプハインヴァルトと同化する。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  決め台詞を噛みがちなハードボイルドになりきれないクーガーと、魔術の研究のために本を読むのが好きなハインヴァルトのコンビはどことな仮面ライダーWぽいのが面白クトゥルフシリーズの初回シナリオ

  ハインヴァルトがニャルに身体を乗っ取られて終わるという、びっくりするぐらい話が途中なので感想の書きようがない。ラトニーに関しても本人としての登場は一瞬で、殆どがニャルによる変身だし。これからシャドウオーバーメイデン、晩夏使者に続いていくんかな?

  男性同性愛二次創作を好む人たちにヒットしそうなキャラ造形だけど、この辺は当時の熱も込みで楽しみのは難しいなあ。

  何にしても続きを読んでから感想は書きたいな。点数も保留。

希望友情エッグハント

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  フォレスティア達のお祭りスプラウトバンケットに参加した一行。そこでリュカは幼馴染である次期族長候補ララノア、アロマ研究に長けたシャストと再開する。

  他種族ヒューマンであるユーディル一行が参加することに難色を示す族長たちの意見を変えるために、お願いを叶えてくれるエッグハントに参加することに。

  アートを学びたいフルルと協力しながらゲームを進めていくが、タマゴを魔獣に奪われて困っているドラゴンのシームルグを助けるためにエッグハントを中断する。

  無事卵を取り返すも、エッグハントに優勝できるのはただ一人。リュカエッグハントの優勝によるお願いでの命令で他種族間の仲を取り持つのをヨシとせず、フルルに優勝を譲る。

  しかし、シームルグを助けた功績からユーディル一行はフォレスティアに認められることになる。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  シャスト。

  研究のためなら族長たちの無茶な命令も聞いてきた、ってくだり、絶対エッチなこともされたに違いない……

 ・感想

  ララノア、シャスト、フルルリュカと四者四様の願いを、ユーディルの王の立場から差配していきつつ、ドラゴン問題解決してて、短いシナリオの中にいろんな要素が詰まってて良かった。

  特に種族に関するお話は今後も出てくる要素だし、ほんわかしたお話の割に結構重要だったのかも。

  ただ、要素が多い分薄味なのも事実で、まとまってはいものの、もう少し濃い味のシナリオの方が僕は好きかな。

「仙境の空へ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  キリン族が過去に使っていた伝説に道具仙宝を封印して回っているキリン族のサンゾウと弟子ヒューマンゴクウ出会う。

  ゴクウが仙宝の力に飲まれ暴走してしまうも、サンゾウは師匠として何度でも導くことを誓う。

 ・印象に残ったセリフ

  サンゾウ「私は私を信じます。私の…… 私たち未来を信じます!」

  ゴクウとの関係を悩んでいたサンゾウが良い意味で保留して未来を信じると誓う言葉

 ・印象に残ったキャラ

  サンゾウ。

  疑似家族ものが好きなので、親代わりってキーワードだけで好き。

  それだけじゃなく、親としての自分と、師匠としての自分狭間で悩む姿が良き。

 ・感想

  シナリオ構造としていては単純で登場人物サンゾウとゴクウの二人だけとシンプル

  それだけにサンゾウの気持ちや、ゴクウ気持ち描写が多くて満足。

  特にサンゾウの親代わり兼師匠という立場に悩むくだりは可哀想だった。

  二人の関係値は続きがあるみたい。まあ西遊記モチーフなのに堺正章夏目雅子、おヒョイさんの三人しか登場しないわけないからそりゃそうか。

工房に響け!三姉妹の絆」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  偉大な父の跡を継ぎ武器を作る鍛冶屋を営む三姉妹

  ユーディル一行の元で鍛冶屋をするが、地元で決着をつけそこなていたロッカ族のラズリーと鍛冶の実力を比べるため大会に参加する。

  三姉妹は熊型のドラゴンアルクトスとのトレーニングでより力を付ける。

  ラズリーとの勝負に勝った三姉妹は偉大な父親を超えるため今後も鍛冶の腕を磨くのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  ルジィナ。

  末っ子なのだけど、唯一父親から鍛冶の才能を受け継がなかった、と本人が思い込んでる思い込みの激しい子。

  実際には鍛冶の水で締める工程の才能を継いでおり、次女と長女の工程の間を繋ぐ大事ポジション

  空回りしてる様が可愛かった。

 ・感想

  三姉妹の微笑ましいやりとりが続くほんわかのんびりストーリー

  特に自分だけ才能を継いでないと誤解して空回りしてた三女のルジィナが可愛かった。

  三姉妹それぞれの可愛いを描くのが主題で他のことはおざなりだけど、ソシャゲシナリオとしては僕はこういうものだと思うし好きだ。

  ただこのゲーム、なんらかの大会に参加するシナリオ多くね?

トレジャーアイランド!」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  宝探しに島にやってきたユーディル一行は、宝を守っていたエルモ、それを奪おうとするタコ魔獣のバルバリア出会う。

  バルバリアに宝を奪われてしまい圧倒されるも、歌で魅了するドラゴンセイレーンの強力でそれを倒す。

  セイレーンは見返りにライブを開きたいと提案する。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  ソシャゲあるある夏のイベント水着実装キャラの紹介になるから薄い、の典型的シナリオだった。

  水着キャラの紹介と状況説明が大半でお話しらしいお話しがなかった。

  とはいえ、その水着キャラに僕の好きなジュリエッタがいたのでそこは良き。

  ジュリエッタ好きなんだけど、ここで話がほぼほぼ終わりなんだよなあ。

  エルフィリスとの関係がなにか進展するエピソードを見たかった…… 見たかったなあ……

「Melodious Summer♪」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  従者であるためと言い訳をして水着で楽しむことが出来ないでいるクラウだったが、セイレーンの歌を楽しむ姿勢に感化し、夏を満喫するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  クラウ(思い出せた…… とてもとても大事言葉)

  長い時を生きるクラウは嬉しかたことも忘れてしまっているのだけど、それを思い出す一幕から

  忘れるって寂しなあ。

 ・印象に残ったキャラ

  クラウ

  ヒューマンとは異なる寿命を生きることの寂しさ、長く生きると楽しいことも忘れてしまう寂しさなど、もの悲しいエピソードから前向きになる展開で可愛かった。

 ・感想

  クラウ可愛い可愛いシナリオだった。

  主役のはずのセイレーンを食ってしまうほどにクラウの出番が多く、ドラガリの全体的なシナリオにもかかっている展開だった。

  とはいえ水着ガチャキャラ販促という側面はモロ見えで、シナリオの縦軸は薄く、キャラ萌え全振りなのもそれはそう。

  まあでもクラウ可愛いのは事実から仕方ないね

クロノス廻る運命の針」

 ・5段階評価評価不能

 ・あらすじ

  時を操るクロノスというドラゴン出会うユーディル

  今までのやり直したい過去に向かうが、度々アスラムと名乗る謎の男に邪魔をされる。

  仮面をつけたゼシアのところへタイムスリップしたところでクロノスが本性を表す。

  アスラム時間移動した起点である未来へ飛ぶも、そこではユーディルに全てを殺されたと語るナームがいた。

  クロノスを倒すも、この未来で何があったのかはわからないままだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「そして、あの厳しくも優しい眼差し

  アスラムを正体を察しての言葉

  本編中ではずっと敵でほんわかエピソードがないのでこう思ってたんだなあとしんみりした。

 ・印象に残ったキャラ

  アスラム

  時を巡って孤独な戦いに身を投じるの、格好いいけど悲しい。

  その後の時系列キャラストーリーで描かれてるんだけど、めっちゃ鬱いシナリオでかわいそうだった。

 ・感想

  正直よくわからんかった。

  ユーディル達が負けた未来からやってきたアスラムクロノスとが交差するんだけど、この未来の話が何かあったこしかからモヤモヤする。

  普通にインストリー時間軸も繋がってるしで、イベントストーリーだけどこれ単品でどうこう言うエピソードじゃない感じかな。

  アスラムキャラエピソードとも絡んでるしで面白いけど、複雑だ。

シャドウオーバー・メイデン」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  コールオブビブリアの続編。

  突如姿を消したラトニーを追って不老不死の村ティンソムの村へ向かうクーガーとハインヴァルト。

  村に向かう途中でラトニーを回収し、むらに宿泊することになる。

  その村ではアーカーシャという司祭が暗躍していた。

  クーガー達は彼女の目論見がラトニーの内に眠るニャルを使った何かであることを見抜き、暗躍を阻止する。

  そしてハインヴァルトの内に眠るそれもまた……

 ・印象に残ったセリフ

  クーガー「辛くなったり、悩んだりしたら、とりあえず笑っちまえ。」

  内に眠るニャルに怯えるラトニーを励ますクーガーのセリフ

  直球でベタメッセージだけど、まだ何も悪いことは起きていないという前置きありきなのが印象強い。

 ・印象に残ったキャラ

  ハインヴァルト。

  ニャルを乗りこなしてる感が強キャラムーブだなあ。

 ・感想

  クトゥルフシリーズ第2部、ユーディル一行が登場しないのはここまでだと初めてかな。

   Permalink | 記事への反応(2) | 12:26

2022-10-09

ひとりぼっちになってしまった

ゲイ、62歳、ひとり、田舎暮らし

同居の両親は死んでしまった。介護頑張ったよ。後悔したくなかったから頑張れた。

愛情深い人だったからもらった愛情の半分でもいいから返そうと思った。。でも、もらった愛情の1/10も返せなかった。でも、後悔してないよ。だって頑張ったもん。

子供のころは、ひとりになってしまうなんて考えもしなかった。普通に結婚して、温かい家庭を築くことくらい簡単にできるはずだった。

親の背中を見て育ったから。

両親とも早く親を亡くしていて、昔は仲人さんがそういう人はそれなりの人同士を結び付けて結婚してたんだよね。

幸せの薄い親だったけど、暗黙の了解で頑張って貧乏から脱出して幸せになろうねって誓って、毎日頑張ってた。

でも、長女を亡くし、長男、三女も亡くしてしまって、末っ子二男として僕が生まれた。

なんて血縁に運のない人なんだろうと思うよ。親を早く亡くして、その上子供を三人も亡くしてしまうんだもんね。

僕が生まれときは、それはそれはみんな喜んで大変なお祭り騒ぎでね。

やっと念願の後継ぎが生まれた!神様仏様ありがとうございます。苦労の甲斐あってやっと人並みになれそうです、と。

それはそれは、大事大事に育てられ、惜しみなく愛情を注がれました。

でも、蓋を開けてみたらまさかゲイだったってわけ。

は?ゲイ

それを知ったときの僕の気持ち分りますか?

もう、死んでしましかないみたいな絶望的なこの張り裂けそうな胸の痛みを分かってもらえますか?

親の平凡な願いさえも打ち砕かれてしまうこのありえない現実

いくらありえないありえないと狼狽え騒いでみても、どうすることもできないリアル過ぎるゲンジツ。

でも、僕のせいではない!もちろん、親のせいでもない!誰もせいでもない!

でも、僕はゲイで、このくそ田舎ゲイ理解のない世間空気にまみれながら血を流しながら生きていくしかないのよ。

彼氏とは13年前に別れた。それ以来ずっとひとり。

毎日遊んでいた親友県内1番目のエイズ患者となりもうこの世にはいない。

もうひとりの親友は、生徒に手を出して首になり、遠方で再就職するも、2年前に病死

そして唯一の血縁である姉に「あなた自分で選んでそうなったのよね」と言われ、もう縁を切ってもいいと思っているくらい怒っている。

この人は何も分かっていない。分かろうとしていない。一番の理解者になりうるたったひとりの人なのに。

もうなにもかも自分の手から離れて行ってしまって、僕には何も残っていない。こんなの人生で初めての経験

本当にひとりぼっちになってしまった。

自由に飛び回るには歳を取り過ぎてしまった。さりとて、人生悟るには早すぎる。

これから死ぬまでどう生きていこうかな?

2022-10-08

結婚して母が苦手だと気付いた

20代半ばで、結婚した。

既婚の友人が当たり前のように子どもを産んでも、子供が欲しいと思えなくて、

理由を考えた時に母と娘の関係がキツかったからだと気がついた。

私の母は決して毒親ではなかった。

公務員でそれなりに働き、家事は父と協力し、教育お金を惜しまなかった。

客観的に見れば良い母だが、人としての相性が私と合わなかったのだと思う。

私は三姉妹末っ子で、小さい時はそれは甘えただった。

今でも、保育園のお迎えにみんなは母親が来てくれるのに、私は祖父母であることが不満だったのを覚えている。

母は仕事をしていたし、私は三人目の子どもだったので、私が母に求める愛情と母が私に与えてくれる愛情釣り合っていなかったと思う。

誤解されたくないのは、母が私を愛していなかったわけではないということ。

今となっては母の代わりに迎えに来てくれていた祖父母感謝しているし、母も精いっぱいやってくれていたのだと思うけど、当時の私は寂しくて仕方がなかった。

ある程度大きくなると、自分が置かれた状況も理解し、妙に偏屈子どもになった。

母は感情論の人だった。

私を叱る時、私が口答えをするとビンタをされた。

「そんな態度ならもう夕飯なし!」

と言われると、

「そうやって脅さないと子どもに言うこときかせられないの?」なんて言い返していた。

まごうことなきクソガキだが、別に間違ったことは言ってないと思う。

ちなみにこれに対する母の返答は

「言っても聞かないなら脅すしかないでしょ!」

だった。

大学生にもなると母とは程よく仲良くできるようになった。

そのまま結婚もした。

孫を楽しみにしている旨の発言もよくしている。

でも子どもを産みたいと思えない。

子どもの頃の私が、母と娘の関係で苦しんだから

母は私がそんな風に考えているなど露ほども知らないだろう。

親が毒親ではなくても、人生選択が苦しくなるなんて思いもしなかったな

2022-10-06

呪術廻戦が本当におもんなかった

私はめちゃくちゃ漫画が好きだ。それで呪術廻戦を最近読んだ。食わず嫌いをしていたので、良くないと思って読んだのだ。多分120話くらいまで読んだ。

1週間前に一気読みした東京リベンジャーズの余韻冷めやらぬ中、わりと期待して読み始めた。

そしたら本当に面白くなかった。面白くなさすぎて、後半は面白さを探すために読んでいたが、途中で断念してしまった。以下面白くなかった理由

1. 物語のフックが無い

私がこの漫画を読んで、魅力的に感じたのは、主人公の虎杖君だけだった。

超人離れした少年の中に、規格外の化け物が巣食うという構図がまず面白い(寄生獣彷彿とさせる)。そしてその化け物も非常に圧倒的な力を持っている。チートみたいな能力を、主人公最初から有している。

往年の少年漫画主人公は、皆特殊能力を持ちながらも、それは徐々に目覚めていくものだった。ナルトしかり、黒崎一護しかり、ルフィしかり。であるから最初からラスボスクラスの力を抱えている虎杖君の存在は私には面白かった。

ところが虎杖君以外の他のキャラには全く魅力を感じることができなかった。作中で登場人物キラキラと輝くシーンが、読んでいて非常に少なかった。

全体的に、バトル、バトルの連続で、それは少年漫画らしくて良いのだが、それぞれのバトルに、"物語における引力"を感じない。

例えば、NARUTOの再不斬と白だったり、ハンターハンタークラピカvsウボォーギンだったり、うしおととら鎌鼬だったり、名作と言われる少年漫画にはそれぞれ強烈な印象を残すシーンがあると思う。それが呪術廻戦には無かった。

虎杖君と三兄弟末っ子二人のバトルと、虎杖君と京都校のパイセン友情バトルは面白かった。だが、サブキャラ戦闘シーンは総じて魅力的に感じられなかった。感動するような戦闘シーンはひとつもなかった。

2.五条悟に魅力を感じない

どうやらこの作品において五条悟というのはキーパーソンらしいが、読んでいて全く魅力的に感じないと言うか、彼を見ると、NARUTOカカシ先生を思い出してしまう。"ミステリアス銀髪で目を隠していて最強クラスの力を持ってる主人公師匠(眼帯外すとイケメン)"。属性が似過ぎていて、カカシ先生よりもキャラとして魅力的に見えなければ私には厳しかったが、やはりカカシ先生を超えるような存在には思えなかった。

と言うこの漫画ブサイクが一人もいない。一人くらい、ウソップとかチョウジとかパーやんとかそういうキャラがいても良いのではないかと思うが、ダメなのだろうか。それともこの漫画は、BLEACHやディーグレみたいな、ブサイクがほぼいないオシャレ戦闘漫画なのだろうか。それならば戦闘シーンに(上記作品のような)圧倒的な華が欲しい。和風作品なんだから(?)もっと墨とか使いまくって良い気がするんだがダメなんだろうか。

3.虎杖君と宿儺の器の対話が深まらない

第一から始まる虎杖君と器の関係だが、100話を超えてもマトモな対話をしていない事には正直驚いた。50話くらいで一度ガチンコ勝負するんかなと思ったら全然そんな事なくて、ハロウィンの日に宿儺が久しぶりに現れたかと思えば無双していって、結局虎杖君は器を乗りこなせていないままと言うか、どちらかと言えば器に良いように体を使われて泣いてるままで、いやそりゃ何の解決もしてないんだからそうなるやろと言うか……。

まとめ:自分にとって呪術廻戦が面白いと感じられなかったのはショックな事だった。爆発的に売れてる作品面白い(でなければ売れない)はずで、その作品の良さを全く理解出来なかった自分が悪いのかもしれない。

2022-09-29

夏目漱石小説読んでると

子供がいない兄夫婦のところに自分のところの末っ子をあげたりとか

もらい子とかの基準がすげえテキトー

まあ失敗したので本人は大変な目にあったみたいだし

一番最初義理の親になったクズ最後までタカリに家に来るし

幼少期の人格形成に影響出まくりだったようだが

 

これぐらいテキトーにすればいいのに

昔は親戚間の養子などは結構適当にあったのではと思える

2022-09-25

子供の顔を思い出せなくなった。

3人目の子供は今1才だ。

上の2人にそっくりで、名前も対呼び間違えてしまう。

ふとしたことから、上の2人は1歳の頃なにをしてたかなと思って写真を見返してみた。

そっくりだと思っていた上の2人の顔は、今とは印象が異なっており、もちろん末っ子とも違っていた。

写真をみれば、そのときのことが思い出される。

でも、毎日毎日の繰り返しで、「上書き保存」されている子供の顔。

子供の顔なんて忘れるわけないと思っていたけれど、記憶なんてあやふやなもんだと思った。

2022-09-17

これね。よく自己肯定感の話で親の育て方についてあれこれ言われているのを見るが

親がどんな育て方をしようがある程度大きくなって外の社会を知ったら女の子自己肯定感なんかガリガリに削られると思うんだ


https://toyokeizai.net/articles/-/592147?display=b

「私、小学生くらいまでは自分のことをめっちゃ可愛いと思ってたんですよ。“可愛い可愛い”って言われて育ったので。顔面に関しての自己肯定感は、かなり高かったと思います。それが、中高生になって容姿のことを考えはじめて、まわりのモテる子と比べると“なんか違う”と思うようになりました。さんざん言われてきた“可愛い”も言われなくなったし、きわめつけは進学のために上京したとき東京にはあまりにも可愛い子が多くて、衝撃を受けました」

真波さんは高校卒業までのどか地方都市暮らしていた。近所づきあいでは最年少だったので、“みんなの末っ子”としてたっぷり愛されてきたという。自尊心順風満帆に育てられた。ところが、おだやかだった海は“都会の美女”という嵐に見舞われる。揺るぎなく“可愛い”を指していたコンパスの針が、ぐるぐると回りはじめた。

2022-08-29

anond:20220827150947

わたしの話かと思った。

20歳になったとき母親が記念にちょっといいカバンを買ってあげると言ってきた。

憧れていたブランドカバンが欲しかった。もちろん予算を聞いて、その範疇におさまるものだ。

それを母親に伝えると、母親はめちゃくちゃ怒った。

そんな有名ブランド物のカバンなんて、飽きて使わなくなるに決まっている。良い皮を使ったこっちのカバンにしなさい。有名ブランドでは無いけれど、絶対にこっちの方が長く使うから

そう言われて「そうかもな」と納得して、その知らないブランドの良い皮とやらを使ったカバンを買ってもらった。

でも妹がいざハタチになると、妹が好きな有名ブランドカバンを買ってあげていた。母親にそれとなく聞くと、「だっての子言うこと聞かないから」と微笑んだ。

こないだ3人で話している時に、冗談交じりにこの話を伝えた。

「私もブランドカバンが欲しかったよ〜」と笑いながら言うと、母親も妹もマズイと思ったのか「でも、値段は変わんないし!」「そうそう、同じぐらいのだったよね!」と慌てて言っていた。

妹は今でもそのカバンを使っていて、母親に「そのカバン使ってくれてるね」と言われる。きっと「なんであんたは使ってくれないの?」と思っていることだろう。

だって、私が欲しかったやつじゃない。今は押し入れの奥底に眠っている。

我が家も、父親母親ともに末っ子。この家で長子は私だけだ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん