はてなキーワード: 若い人たちとは
私は20代半ば手前の者です。
昨年仕事(第一次産業)を辞めてしまい、学歴もスキルもないのに何やってんだろ...と引きこもりかけたところ、
ハローワークで長期の職業訓練を見つけたので応募してみました。
それは専門学校に委託される2年間の訓練でした。その間失業保険の支給は、期限が過ぎても延長してもらえます。
要するに入学料・授業料タダ、お金をもらいながら勉強でき、専門卒になれるチャンスというわけです。
(本当に有難い制度です。就職したら、きちん税金を納めて世の中にお返しするつもりです)
どうやら希望者は少なかったようで、筆記(中学レベルの知識で大丈夫でした)と面接はすんなり通りました。
同じ訓練生は1割程度です。(30~40代の方が2人おられます)
ワイワイやる人が3割、静かな人が7割ぐらい? といった印象です。
男子100%ですが、ホームルームだけは女子100%のコースと一緒にやります。
悪い人はいない感じで、授業が荒れて成り立たないとか、そういうのはなくてよかったです。
ただ、バイトが忙しいのか授業中イビキかいて寝ちゃう人や、全然授業について行けなくて辞めちゃう人はいます。
○Office(前期のみ)
word,excel,powerpointを一通りやりました。PC操作に慣れていない人も多いので、
手取り足取りゆっくりやる感じでした。自分は仕事で使ったことがあったので、課題を早く終わらせて
○C言語
terapadとコマンドプロンプトを使っての授業です。(コンパイラはborlandです)
元SEの先生(本人曰くCOBOLer)の説明聞いてから、課題をこなしていく感じです。
入学前に、RubyやらJavaの参考書を一周してみたり、ドットインストールでC言語の動画を見たりしていたので、
授業にはついていけています。
ただ授業だけだと完全に足りなさそうなので自学を頑張ってます。
分野ごとに授業があります。教科書を読んで先生が板書・たまに問題集やプリントを生徒にやらせるといったスタイルです。
ただ試験対策なので、問題演習を重視した方が良いと思いました。
授業を聴きながら(たまに当てられるので)、ひたすら過去問をやっています。
ちなみに学校は12月の修了試験(合格すると本試験の午前問題免除)→来年4月の本試験 を前提にカリキュラムを組んでいますが、
私は年も食っているし、合格が就職活動に間に合わないので、来月受験します。
就職指導の先生は応用情報技術者も取っておけ、と言われましたが、必要ですかね...?
勿論取らないに越したことはありませんが、Railsチュートリアルとか他の技術書に時間をさいたほうがいいかな、と思いました。
○アルゴリズム(前期のみ)
フローチャートや疑似言語を使って、バブルソートや基本選択法など初歩的なアルゴリズムの勉強です。
実際のプログラムのコードの方がわかりやすい気がしますが、基本情報技術者試験対策なので仕方ないですね。
今も現場ではフローチャートや疑似言語は使われているのですかね?
そんなの古い現場でしか使ってないよ、という意見はよく聞きますが...
先生の意向でなぜかメモ帳推奨。(他のエディタを使っていたら嫌な顔をされた)
素人がいうのも何ですけど、ミスに気づきにくいし、使いづらくないですかね...
案の定何でもないところでハマる人がいて、授業はよく止まってしまいます。
ブラウザの開発者ツールの使い方を隣の子に教えてあげたら、喜んで使ってくれていましたが、
やっぱり変なもん教えるなという目を先生から向けられちゃいました...
○データベース実習(後期〜)
Accessを使った授業です。テキスト通りにやっていきます。
Accessは初めて使いましたが、Mysqlをちょこっと触ったことがあるので、要領はなんとなく掴めました。
これも授業は遅いので、先に教科書の内容は家で一通りやってしまいました。
グループワークとかやめてください死んでしまいます、と思ったけど、意外と楽しめました。
ただ、喋らない人たちしか居ないグループだと、何を話しかけても反応が薄かったので、ちょっと辛かったです。
・授業で使うPCはメモリ4GBでもうちょっと欲しいなあと思いました。
エディタはAtomをUSBに入れて使っていましたが、カクカクでよくフリーズしました...
モニタも19インチの正方形で、ウィンドウをたくさん出したい時は不便ですね。
どんな職場に行ってもどんな環境でも何とかやれ、という訓練ということなんでしょうかね。
1年生後半にRubyの基礎、インターンシップ(強制)、就職活動の開始
2年生からは、Java,Rails,サーバ構築, データベース構築あたりの授業、という流れで進んでいきます。
年齢が20後半になるので、周りの若い人たちと何かしら差をつけないといけないので大変ですが、
地元企業のSE(Web系を希望しています)で採ってもらえるよう頑張ります。
アドバイスがありましたら、いただけると嬉しいです。
拙い感想文にいろいろと反応いただきありがとうございます。
ごもっともです。私は皆様の雇用保険から学校に通わさせていただいているので、文句言う立場じゃないですね...
ただ、年100万近く払っている一般生徒の方は、不満に思っているかもしれませんね。
>>田舎で数年間無職してるけどIT系の就職訓練無くて最悪 羨ましい 田舎はゴミ
そうですか... 私の住んでいるところも地方都市ではない田舎なのですが、
近隣にIT企業が進出してきていることもあってか、今年からIT系が訓練の対象となりました。
都市部ではない地域も、もっとIT系の訓練が拡充されると良いですね。
>>otihateten3510 基本情報さえ取ればどっかに潜り込めるだろうから、そこで3年くらい真面目にやれば結構いけるとおもう。
>>コード書けると良い。/授業はまあそんなもんだよね。現役の人に聞いたほうが正しい。/東京のほうがイージー
ちょっと精神的に病んで前の仕事をやめてしまったので、家族のサポートを得て、地元に就職しようという情けない有様でございます。
20代ということもあって結構可愛がってもらえるし仕事も序盤からやりたい事やれて充実してた。
今年の5月までは。
今年の4月に消防団長とかいう人と自治会長が家に勧誘に来た。消防団自体はなんとなく聞いたことあったけど地元じゃ全く活動している気配がなくて何やるのか全然知らなかった。
団長には「まあ同年代と集まって酒飲むだけの集まりだから。」と言われた。酒は好きだしこっちにコミュニティがあるわけでもないから特に拒否はしなかった。それに何か問題があれば辞めさせてもらえばいいやと軽く考えていた。
そんで4月中はなんとなく花見やらなんやらに出て酒を飲んでいた。でも若い人たちは消防団への愚痴が凄かったのが印象的だった。
5月になって急に呼び出し回数が多くなった。なんでもソーホーとかいうものの練習をするらしい。そして俺はポンプ車の2番とかいうのをやるらしい。しかもこれから週5日も訓練があるらしい。話が勝手に進んでいて困惑した。
俺「ソーホーってなんですか?」
俺は「火消すんですか?」
班長「いや消火みたいな実践的なことより、動きの綺麗さを競う大会」
俺「それ意味あるんですか?」
俺「俺仕事で週5日も出れないですけど」
全然意味がわからなかった。全然意味がわからないけど話がどんどん前に進んでいた。
とりあえず仕事を口実に休んで(実際、個人事業主だからめちゃくちゃ忙しいんだけど)そのまま影が薄くなったところで退団しようと決めた。
でもダメだった。休みはじめて2日目の21時、仕事から帰ると幹部の人たちが家の前にいた。
団長「なんで来ない?」
俺「いや、仕事なんで」
団長「君は番員になったんだから来ないとみんなに迷惑かかるよね?」
俺「じゃあ辞めます。」
団長「無理無理。君が入ってくれたから前の2番員退団したから。」
埒が明かなかった。そのまま小一時間話したけど全然話が進展しないからとりあえず後日話し合うということで一旦帰ってもらった。
翌日、今日こそ退団しようと思って詰め所に向かった。幹部がみんないた。
団長「おう、待ってたよ。」
俺「あの、退団届け出しに来ただけなんですけど。」
団長「とりあえず一旦落ち着いて話そう。まあ飲みなよ。」
団長「仕事ってw君、個人事業主でしょ?なんとでもなるじゃん。」
俺「いや、個人事業主だから駄目なんです。仕事やらないと飯食えないんで。」
俺「今の仕事やるのがずっと夢でここまで必死にやってきたので。」
団長「ずっとってまだ20代でしょ?もっと良い選択があると思うけどなw」
心底ムカついた。学生のときからやりたい仕事でそのために経験積みたくて満員電車に6年耐えてその業界の企業で働いた。経験も事業計画も煮詰まってきてやっとの思いで起こした仕事。お客さんにも喜んでもらえてるし売上も立ってきた。田舎だからそれなりに地域にも貢献できてる自負がある。俺の生きがい。
それを全部否定された。
殴っちゃう前に無言で帰った。
そのあとは何があっても音信不通にした。
仕事に集中できるようになった。
でも今俺はほとんど村八分状態だ。この一件まではお客さんとして沢山来てくれた地区の人もほとんど来てくれなくなった。
https://anond.hatelabo.jp/20180630150652
タイムリーな投稿があったので、女医さんと一緒に働くことになった男性医師側の意見を書いておく。
さて、俺のいる科はこの数年、5人で仕事をやってきた。この業界、5人というのは数字だけみると恵まれているほうだ。
1.ジジイ:名目上のトップ。現場の仕事はほとんどしない。たまに外来をやるくらい。出張多い。
2.上司:実務上のトップ。ベテランにさしかかってきた年で、体力がないと言いつつなんでもバリバリやる。
4.若手:5年目。ルーチンワークは一通り覚えている。
5.新人A:研修医上がりで、この科を選んだばかりの卒後3年目。
以上の体制が、新年度から以下のようになった。なお全員が某医大の医局人事に従っている。
1.ジジイ
2.上司
3.俺
4.女医:育休明けたばかり。いちおう専門医で、俺より1つ2つ上だが修練歴は短い。
異動にあたって医局とジジイが話をつけてきたのだが、「若手を減らすかわりに、非常勤だが専門医を一人増やす」とのことだった。
ふたを開けてみれば、
・女医さんは週3.5日来るはずが、週3日・時短勤務に→人数に余裕のない曜日、時間帯が増える
・夜間の呼び出しに対応できない→ジジイと新人は無理なので、上司と俺で時間外の電話を全部受ける
・今まで下っ端二人に病棟の細々した仕事をお願いしていたのが、年の順で俺にも回ってくるようになる
・女医さんは久しぶりで仕事を忘れている部分もあるので、俺がそのつど教えることに
など明らかにきつくなっている。帰宅時間は平均して1-1.5時間遅くなった。
元々呼び出しはかなり少ない科ではあるが、2日に一回の拘束が生じ、心理的にきつくなった。
少し俺の話をしよう。俺自身が今の診療科を選んだのは「楽だから」だ。
うちは3代続く外科系の家で、長兄も外科だ。俺自身は家に帰らない親父の仕事ぶりを見て「あれは無理だな」と思っていた。
10年以上も前になるが、2chでQOML(quality of my life, quality of medical staff's life)という考えが流行ったことがあった。
仕事もいいが医者自身の私生活も大事にしようぜ、というものだ。(雪月花のブログ、と言えば一部の人に伝わるだろうか?懐かしい。)
俺は大いに感銘を受け、医学生時代は2chのQOMLスレに入り浸った。フリーター・ドロッポ(ドロップアウト)のスレなどもあった。
どこの科が楽だ、研修病院はこう選べ。地方の医師不足や診療科の偏在?構うものか。医療崩壊?ハードランディング上等じゃないか。
いやなら辞めろ、代わりはいくらでもいる。逃散だ。そう言って盛り上がった。
今の若い人たちもQOMLの影響は受けているようだ。今は単にQOLと称することが多いらしい。
「研修医やる気なしクラブ」スレッドなど、その思想は受け継がれている。
とにかく患者が少ないか、急変しないか、そもそも患者を持たない。それが進路選びの大前提だった。実際それに従って進む科を選んだ。
10年経って、意外に医療崩壊の進みは遅く、ゆっくりとシュリンクしていく様相を見せている。
産科、小児科、外科の減少のために人が殺到するかに思われた当科も、思いのほか人手不足のままである。
今年、女医の影響というか、女医にまつわる産休や育休の影響をはじめて受ける立場になった。
女性の同僚はいたが、フルタイムだったためこれまで特に気にすることもなかった。
むしろ俺自身は女医の働き方に理解があるつもりだった。半分が女子学生の大学だってある時代だ。
そして実際に影響を受けて思った。これはきつい、と。
女医さん、時間あたりで外来件数を比較すると、俺の1/3くらいしか働いてない。
それでいて時給換算すると俺より高い額をもらっている(なんで知ってるかというと雇用通知書を机の上に置いてたからだ)。
朝のカンファレンスが終わった頃やってきて、多少の仕事をして、早く帰っていく。俺たちは溜まった仕事もそこそこに、夕方のカンファレンスに臨む。
彼女はときおり電話1本で「子どもが熱出たんで休みます」と言い、俺たちは一つ減ったブースで外来をこなす。
そんでこの前、彼女がさらに時短を望んでいるとかの話を小耳にはさむ。
ジジイや上司は、家庭は大事だからねーと言う。認める方向のようだ。
いやいやお前それ、俺らの家庭が間接的に犠牲になってるのはいいのか。聖人か。
短いなら短いでせめて同じ密度で仕事できませんかって聞きたいが、当の女医さんはいい人そうなので、ってか多分普通にいい人なので聞けない。
やる気はない、医者はただの生きる手段。病院や業界に対する忠誠心はまるでない、と俺は自分で思っていた。
それでもQOMLを達成するためには馬力と要領が必要で、全力投球して9時5時を目指すもんだと考えていた。
そこへ余りにもマイペースな(ように見える)同僚が現れて困惑している。じつはQOML派じゃなかったのか俺。
業界みんなで支えなきゃ。
お前も無理って言えばいいじゃん。お前も真似してみれば?
マネジメントの問題だ。人を別に雇え。できなければ診療規模を縮小しろ。
そんな正論はいくらでも思いつくが、理想論の上に即効性もなく、さえずるなという感じ。
給料上げてもらえば?とかね。俸給表で決まってるんですがね。ま、残業や呼び出しで10万ほど増えましたがね。
「やっぱさー、一緒に働くなら元気のいい男の子がいいよ」
この人がそんなこと言うんだ、まだこの業界後進だなって思った。
でも今度から俺も言おうと思うわ。「次は活きのいい若い男を頼む」
自分と同世代のお客様にそういう方々が多くて、同情はしつつも、時代が変わったことを何とか理解させられないかと悩んでいます。
自分たちが社会に出た時に受けた扱いを、今の若い人たちにしてはダメです。
いくらでも代わりがいて使い捨てできた若い頃の我々と違って、今の若い子はいくらでも代わりの仕事を見つけられるのです。
我々が新人の頃は、放っておいても仕事を覚えて売上を出せる使える人材だけ残すラフな育成で良かったでしょう、
正社員を雇えるまでに事業を大きくしたり管理職として生き残ったりしているあなた方が優秀な使える新人だったことは間違いないです。
だけれど、新人の頃のあなたと同レベルの人材はもうあなたの会社は採れません。
かつてのあなた方のように名門大の新卒が田舎の量販店の契約社員スタート店舗スタッフ求人に応募してくれるような幸せな時代は終わったのです。
我々の世代はもう転職したり雇われに戻ったりするのは難しい年齢だから、雇用が良くなっても恩恵は受けられず、人手不足の弊害ばかり引き受けている――
私だって腹が立って仕方がありません。
一億円の純資産を手に入れるまでにやってきたことについてここに記す。
私は四〇代半ばの男である。借金は無い。純資産一億円を手に入れた。ここに至るまでの道のりについて書き記しておきたい。
何が有効で何が有効でなかったか。うまくいったことは何だったのか、うまくいかなかった事は何だったのか。それらについて出来る限りここで、若い人たちに伝えられることを書き遺しておきたい。
何のためにお金が欲しかったのか。私はただ自由が欲しかった。就職して思ったのは、自由のなさ、束縛の強烈さである。一従業員としてある会社に勤め始めて、馬車馬のように働いた。己の未熟さは確かにあったのだけれどもそれにしても辛かった。会社組織の中でうまく立ちまわっている同僚はいた。自分は要領の良い方ではない。むしろ要領が悪い、ひどい方である。しかしそれは自覚した上でがんばって働いた。しかし、そうしていると体を壊すのだ。
たいてい頑張り続けた人は体を壊す。この世のなか、そういう人は珍しくない。
ここで第一の重要なポイントであるが、体を壊すほど頑張るべき仕事、それだけの価値のある仕事というものはまず存在しない。99.9%そんな仕事はありえない。自分の命を削り、健康を害してまでやり遂げるべき仕事などないと思っていい。一番大切にすべきは己の体である。仕事などではない。
しかしお金がないとそうも言っていられないのだ。残酷な現実である。生活していかなければならない。そのためには、まとまったお金のなかった自分にとって、裸一貫から始めるしかなかった自分にとって、月々支給される給与は非常に大切なものであった。
なので一見理不尽にも思えるような大量の仕事を振られてもそれは黙々とこなしていかなければならない。さもないと生きていけないのだ。今にして思えば、あれは自分にとって必要な経験であったように思う。そのとき心の底から痛感したのだ。お金は必要である。そしてとても大切なものである。しっかりとお金をためないことには、他人の奴隷として生き続けなければならないのだ。自由が欲しい、そう強く思った。
動機は大切である。何故お金が欲しいのか。とにかくお金が欲しいのですと言うのでは、動機になっていない。動機が弱いとお金を手に入れる理由がない。理由が明確でなければいつまでたってもお金はたまらない。たとえ入ってきてもすぐ出て行ってしまうのだ。まずはこれを明確に認識すべきである。
私はとにかく自由が欲しかった。より具体的に言えば、嫌な奴との仕事を即座に断れる立場に自分の身を置きたかった。気の進まない仕事は即座に断れる立場に自分を置きたかった。そのために、お金が必要だったのだ。
続く(つもり)
※ここに続きのリンクを貼っていくつもり。需要があればですが。
(次)一億円の純資産を手に入れる方法 その2:早い時期に投資を始めるべきこと https://anond.hatelabo.jp/20180504233305
その3:本業でしっかり稼ぐべきこと
その4:お金は人を介してやって来る
その8:常識を疑うべきこと
その18:一億円を築くのは難しくないと知る 2018.5.20
その21:何やら大きなものに導いてもらう 2018.5.24
その22.5:たくさんのコメントをありがとうございました!2018.6.21 https://anond.hatelabo.jp/20180621143338
その23:独りの時間を意識して持つ 2018.7.25 https://anond.hatelabo.jp/20180725094259
その24:奴隷状態から脱する 2018.8.7 https://anond.hatelabo.jp/20180807172744
その25 不運につけ込まれない 2019.1.6 https://anond.hatelabo.jp/20200106161921
この世の中、どうでも良いことで満ち満ちている。その最たるものは芸能ニュースである。
中年男性アイドルグループの誰それが女の子に対してどうしたこうした、そんなニュースが連日流されていて、大きく取り上げられていて、それで大の大人が大勢やいのやいのいっている。程度が低い。ばかか。
そんなことをしていて何が楽しいのか。他にやることがないのかといいたい。
実際ないのだろう。やるべき仕事が他にないのだ。やるべきことがない、求められてることがない暇な人々が、そういう事柄を取り上げて時間を費やしている。ある意味かわいそうな人々である。
しかし異なる視点で見てみれば、それはその程度の事柄に時間を費やしていて、それでなお生きていくことができているという事でもある。つまり平和で幸せな人々なのだ。日々生きていくことに汲々としているような人々でれば、そんなどうでもいい事柄に時間を費やすことなどできはしない。自身の人生に何ら関わりのないような事柄に時間を費やして、それでもなお、のうのうと生きていられるのだ。すごい国である。
幸福な環境の中にいる人々といえる。この日本とはそういう素晴らしい国なのだ。弱者にとても優しい。誇るべし。
しかし、その弱者と呼ぶべき人々が幸せを感じているかといえばそれは疑問である。程度の低い事柄に多大な時間を費やしてそれでいて気にならないような人々が、精神的な満足を得ているかどうかといえばそれは疑わしい。
朝の情報番組とやらが見苦しくてしようがないのでこういうことを書いた。普段は見ないのだが、旅先の朝食会場で、大音量で流されていたりすると嫌でも耳に入ってしまう。つくづくテレビは愚者製造マシンである。そのなかに程度の低い事柄を仰々しく口にする大の大人が大勢いる。恥ずかしくないのか、コメンテーターとか自称する人々は。見苦しい。気の毒ですらある。若い人たちは真似してはならない。
「オタク差別は存在するか」議論、いくつもの論点がゴッチャになってて混乱するので自分なりの整理をしてみた。
これに関しては、まあまっとうな疑問なんで「オタク差別」論者の分が悪いと思う。
これまで「差別」という語は、民族とか性別とか宗教とか、とにかく生得的な属性、後天的に変えることが不可能あるいはきわめて困難な属性に対して適用されてきた。
人はオタクに生まれるのではなくオタクになるのであり、後天的に獲得される「趣味」という属性を共有する集団がオタクである以上、それに対する「差別」という語の適用に違和感を持つ人が出てくるのは当然だろう。
この点については「オタク差別」論者がもっと理論武装した方がいい。今の論理じゃ多くの人を説得できないと思う。
あったに決まってる。
十万人の宮崎勤は虚構だったかもしれないけど、探せばオタクへの不当な扱い、迫害、蔑視の証拠なんて山ほど出てくる。そもそも「オタク」自体がもとは侮蔑語として造語されたものだし、オタクであることを理由にいじめられた人も自殺した人もいる。
今の20代以下にはそんな実感は薄いかもしれない(それはいいことだ)。でも年長のオタクたちはそれを経験してきてる。なかったなんて言わせない。
論点aにもとづいて「オタク差別」を否定するなら理解するし「オタク差別」論者も真摯に向き合うべきだと思うけど、論点bの否定を始めたら……戦争だろうがっ! 戦争じゃねえのかよっ……!
「過去は迫害の対象だったかもしれないけど、今は別に迫害されてないだろ」という議論もある。
確かに若い世代だとオタクが普通になってきたりするみたいなので、若い人たちにとってはあまり実感のない話かもしれない。これに関しては周囲の環境も大きく影響するので、「別に迫害なんてないじゃん」と思う人がいるのは当たり前っちゃ当たり前なのだろう。いい世の中になったもんだ。
でも議論の最中に平気で(自虐ではなく相手への侮蔑として)「キモオタ」とか言う人なんかを見てしまうと、いやいやまだ蔑視は残ってるじゃん、という気になるんだよなぁ。完全に解消された、とするには時期尚早なんじゃないかと思う。
(「キモオタ」はオタクの中でもキモいやつを指しているのであってオタク全体への蔑視ではない、って言う人もいるけど、「ヒス女」は女性の中でもヒステリーを起こすやつだけを指す言葉であり女性全体への蔑視ではないなんて理屈が通じるとでも思ってるのかお前は)
ただ論点b’に関しては、繰り返すけど個々人の置かれた環境の問題も大きいから、論点bを否定する人と同列の扱いをするのはよろしくないと思う。論点b’に疑問を呈している人がオタクなら、素直に迫害を経験しないオタクが増えたことを祝いでおきましょう。
もちろん論点b’を持ち出す人の中にはそんな言葉を使ってオタクを罵倒する人なんていないはずである。いやだな~まさかそんなアホがそうそうその辺にいるわけないじゃないですか~HAHAHAHAHA!
これは論点がずれている。ある局面で被差別側にいた人が別の局面で差別側になっていることは、その人に被差別者としての側面があることを否定しない。
オタクの中に、性差別や民族差別に加担する人が一定の割合でいたことは事実で、ネット上で差別カルチャーが大手を振ってのさばっていた(そして未だにのさばっている)ことに対しては反省が必要だろう。オタクは自分たちのなかの差別主義に向き合うべきだ。
でも、だからオタク差別なんてない、とか、オタク差別を言い立てるべきではない、という論理はおかしい。
ヘテロセクシュアルでシスジェンダーの日本人女性の中に同性愛者やトランスジェンダーや外国籍者への差別に加担する人が一定数いたとして、それをもって女性差別の存在を否定するのは違うよね。
パレスチナ人を差別するイスラエルのユダヤ人や、レバノン人を差別するリベリアの黒人(※)も、アメリカやヨーロッパではユダヤ人差別や黒人差別の標的になるかもしれないし、そういう時には差別の被害者として怒っていいよね。彼らが自国に帰ったときには自分の差別を反省するべき、という話と、それはそれとして彼らはこの局面では被差別側であり彼らへの差別は非難に値する、という話は矛盾しないよね。
※ http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-43538302
自分たちにも抑圧者としての側面があるから自分たちへの抑圧を言い立てるのはおかしい、とオタクが考える分には倫理的な態度だと思うし、オタクに抑圧された人が被害者面すんなと言いたくなる気持ちはわかるけど、それを認めちゃうと他の差別問題も封殺できてしまうので、あんまよろしくない理路だと思う。
論点aは「オタク差別」を訴えるならちゃんと理論武装してほしい。そこがガバガバだからツッコまれまくってるんだよ。
論点b’は個人の実感によるところが大きいから色んな人の話を聞くのが大事だと思う。
論点cは本題にはあまり関係ないがオタクも身を律すべき。女性や外国人を差別しておいて「自分たちを差別するな」と言っても説得力は薄い。
論点bを持ち出して実際の迫害の歴史を否定しようとするやつはただのクズなので耳を貸す必要はない。論点bを持ち出して史実の否定を始めた段階で、他の点でどれだけ正しいことを言っていようがこの点に関してはまともに取り合うべき相手ではなく、「オタク差別」に関する議論から退場するべき存在。
大事なのは、誰が何を言ってるか。論点bに固執する論者に対する反論を論点aにこだわってる人に向けても意味がない。無意味に敵を作らないようにしましょう(戒め)
えっそう? 若い人たちは何食べてるの?
自分:23区内在住。30代半ば、子供は小学校低学年、公立小学校に通学中。
校区に公営住宅がある。
入居希望者は多いらしいが、入居に際しては年齢・所得の制限がある。
家賃は相場に比べて安い。「若いファミリーを援助する」企画なのだから
まぁ当然なのだが。
この都営住宅に住んでいる若い人たち(といっても親になる年齢)、
見た目や振る舞いはそんなにDQNな人たちではないのだが
・共用部清掃⇒やらない、さぼる
本当に、何にもやらない、引き受けない。
フリーライド感すごい。
子供は複数、大体2人か3人はいるから少子化対策に貢献しているのかと思うが
当然親を見ているから「誰かがやらなければならないことは、
他の誰かがやってくれるから、極力やらない」となる。
そうやって育った子供が、果たして与える側の大人になるんだろうか。
問題は、当人たちは「フリーライドしている」と思ってないことなんだけど。
せめて、「与える側にいてあたりまえ。」と思う側の大人になって欲しい。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/15/egyptian-jail-atheist-on-facebook_n_6483578.html
「エジプトの憲法は、信仰と表現の自由を表向きは保証しているが、実際には、無神論者はエジプトで最も保護されていないマイノリティのひとつだ」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチで中東および北アフリカ地域責任者を務めるサラ・リア・ウィットソン氏は述べている。「エジプト当局は、憲法に従い、無神論者という理由で人々を迫害するのをやめる必要がある」
エジプトの学生たちも当然、ダーウィンの進化論もビッグバンも学ぶだろうし、これからの若い人たちがそれとどう折り合いをつけていくのかは難しいんだろうなっては思う。
91年生まれと言うとゆとり教育の影響を色濃く受けた世代らしい。
テレビでは毎日のようにゆとり世代の出来が悪い、円周率は3!若者の〇〇離れ!とやっていた。
あまり頭の出来は良い方じゃない子供時代だったので、当然周りからはヤンヤヤンヤ言われた。
ムカついたので絶対に良い結果を出すと子供心ながらずっと思っていたし、今のままだと生きていけないかもしれない、っていう危機感は子供の頃からずっと持っていた。要領が悪かったってのもあるだろうが、子供の頃にあんまり遊んだ記憶が無い。
その後一浪こそしたがそれなりに難しいレベルの大学に入り、大学院まで進んだ。
幸いにも大学には真面目な人が比較的多く、毎日しっかり自分の専門を勉強できたように思う。
実習が多い学科だったからというのもあるが、座学中心の学校を出た人よりかは割といろいろ出来るだろうという自負はある。座学の理論をしっかり学んだかといえばまあ、若干怪しいところはあるが...
就活では自分の専門をしっかりと伝えて、それなりの規模の会社のある部署に、今年の4月に新卒としてはおよそ10年ぶりの人材ということで入れた。
ここまではまあ順調だった。
ところが会社に入っていろいろ雲行きが怪しくなってきた。
初対面のおじさんたちから「ゆとり世代だから」という決めつけから全てが始まるのだ。
もちろん「ゆとり世代」という言い回しは、おじさんも気にしているのか今の所聞いた覚えは無い。
ただだれも、今目の前にいる自分よりも若い人間を相手に会話をしてないのだ。
おじさんの頭の中にあるステレオタイプだったり、おじさんの若かりし頃に向けて会話しているのだ。
(あなたたちもやったでしょうって言われても、雀荘で徹マンとかやったこと無いぞ....徹夜で課題ならたくさんしたけど...自己紹介乙です〜って感じ。)
あなたは私の一体何を知っているんだ。
私が25,6年の人生をどう過ごしてきたかなぜ知った気になって語っているんだ。
何をあなたは知ってるんだ。
いつもそう思いながらも適当に相槌を打っていた。
まあおじさんの昔の苦労話を聞くぐらいだったらまだよかった。
が研修が終わって、自分の部署に赴任してからいろいろまずいことが起き始めた。
どんどん自分の考えたことを出してどんどん行動してくれ!と言われて入社したのでまあ自分の考えるようにやっていた。
大学で学んできたように、渡された仕事を効率的に進めていった。
ところがおじさんたちの表情は明らかに嫌がっていた。
新しいことを生み出すんじゃなくて、自分たちの思い出話の方に興味を持っているようだった。
かつての夢の焼き直しみたいなアイデアばっかり見せられた。
答えの無い問題にぶつかった時、それでも手を動かして試して考えてみるってことをおじさんたちは出来なかった。
答えの無い問題を考える能力に関してはゆとり世代のほうがあるように思う。
ただおじさんたちの嫌な顔を見る限りは若いのは黙ってろっていう空気をなんとなく感じてしまう。
まだ心が折れるような状況では無いけど、この先もこのままなのかと考えるとしんどい。
会社の偉い人たちが「どんどん行動してくれ」って言っていたのは、おじさんたちがこうだからなのかもしれない。
が、その会社の偉い人たちと話してても「わけえのは黙ってろ」っていう空気を出しているように感じた。
結局上の世代は私たちにステレオタイプ通りの「ゆとり世代」であって欲しかったんだろうな。
上の世代が逃げ切るまでの間のサンドバックとして存在して欲しかったのだろう。
自分で考えられない、積極性の無い、学の無い自分たちよりもさらに学の無い存在としての「ゆとり世代」であって欲しかったのだろう。
頑張ってもだめ、頑張らなくてもダメ、どうあがいてものけ者扱いされてきた。
いろんなことを我慢して生きるために専門性を身につけてきたはずなのに、なんだこれ。
「昔から若者はそう言われてきた」って言われても、「ゆとり教育を受けてきた」っていう根拠(笑)がおじさんたちの頭の中にある限り、私たちが適切な評価を受けること、適切なコミュニケーションが取れることは無いような気がしてならない。
私はもうダメかもしれない。
もともとあれが欲しいだとかこうしたいっていう欲求は薄い方だったけど、年取って、暮らしにも自分なりのリズムがすっかりできあがってきて、今さらわざわざ何かを新しく学習してまで取り入れたいという気力がますます薄れてる。
物が売れない、買う余裕がない、何かを変えたい、若い人たちの欲求を支えないといけない世代なのに、自分に欲求がないから、どうしても当事者意識が足りないで他人事になってるのを自覚してる。
やっぱりもっと自分から積極的に変化し続けること、改善し続けることを求めるパワーって大事で、その原動力は結局のところ、不満であり欲である、って事になるんだろう。
ああ、もっと欲が欲しい。