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はてなキーワード: 分水嶺とは

2016-05-08

五ヶ月付き合った見合い相手マックで会うのが妥当と言われたが公開処刑される身の上も考えてくれと言ったらなぜか謝罪され城跡に登る事になった理由とは

あった出来事を列記したら、もはや最近ラノベタイトルとかを通り越して、むしろスパムメールの件名みたくなってしまった。

主人がオオアリクイに戦いを挑んで幾星霜とかそんなの。(うろおぼえ)



本日ノルマダイエット終了後の追記:おおうまた忘れた。http://anond.hatelabo.jp/20160417155219の続きね。

あとなんか突然トラバ返しするのが凄く億劫になったので全レスやめる。なんだろ急に。ダイエット疲れかな?




本日の対戦カード



閣下見合い相手婚活初心者。すっごいえらそうなので閣下。でもすっごいえらそうな態度ではないとの本人談。

吸血鬼書き手婚活ベテラン。紹介者から初心者向けとか男嫌い向けとか人嫌い向けとか思われてる疑惑



デートもとい閣下と会う前に改善した事>



・財布と定期入れを新調(ブランド物って馬鹿高い)

レシートは速攻で捨てるようにした(別にもともとレシート貯める趣味なんざない)

カード類は財布に三つ付いていたカード入れの、外から見えない場所に二か所に分けて収納(かさばる)

ダイエットは一日一時間〜二時間、平均時速2km継続中(緩やかに痩せつつある)



前哨戦


閣下が「デートとかする段階じゃない」「マックとかで会って話して距離を縮めるべき」みたいな事を言ってたので、とりあえずご希望通りにマックで会う。

仕事の後に一時間運転して閣下地元へ。いつも通りの五分前行動で、待ち合わせ時間より早くマックへ行くと驚天動地、なんと遅刻常連閣下が待ち合わせ時刻よりも早く来ていて、レジで注文している。

内心で感動にむせび泣きつつ挨拶するとそっけない態度。声もかけたが返事もせず二階席へ。不機嫌そう。



<言われた事リスト



「車とか財布とかなぜ買うのかがわからない」(貴女が買えって強制したようなものでしょう閣下

「何で相手から言われた通りにしてしまうのかわからない」(貴女と仲良くしようとしているからなんですが閣下

はいはい言われていたら流されている気分になる」(いいえという選択肢ないじゃないですか王様

本心を言えばもっとカッコいい人がいい」(ホントに凄い爆弾ぶつけてきます閣下

もっと身なりに気を使った人がいい」(ホントに何で合コンとか行かないんですか閣下

男性としてグッとこない」(ホントに何で付き合ってるんですか閣下

「あまり話もふくらませてくれないし」(それはお互いが努力する事じゃないんですか閣下

意見を出さなければ一人で出かけるのと同じことじゃないですか」(意見を出して貴女の機嫌を損ねたくないんですが閣下

「何もこだわりがなければつまらない」(私は貴女面白がらせるために生きてるわけじゃないんですが閣下

「これまでの婚活相手じゃなく今目の前にいるのは私じゃないですか」(だから貴女に合わせているんですが閣下

「素直にならないと、いずれ続かなくなるから、素直になれ」(どちらにせよ我慢が足りなくて困るのは閣下なのでは)

もっと思っている事を喋れ」()



思っている事 = ここに書いてあるような事



詰んだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!



戦後処理



次に会う日を決めてバイバイした後で、閣下から(!)メールが届く。

閣下自分からメールを送ってくるのは初めて、件名にRe:が付いてないのも初めて)

「言い過ぎました、今の段階で言うべき事ではありませんでした」との旨。

すげー閣下が謝るの初めて見たよ、逆に怖えー、と思いつつも無難な返信をしておく。

でもまあ閣下が凹むのも何なので、

「私は閣下の好みじゃなくても、閣下の好みに合わせて変わる事ができます

みたいなメールも後で送っておく。

「金を掛けるのは、相手の好みに合わせて変わる事とは違いますよね」

みたいな長文メールが返ってくる。

このあたりが分水嶺だな、と思う。

正直に喋れとも言われたし、もうこれは回避しようがないかな、と諦めて

仕事柄あちこちの地元民にも顔割れてるし、各所のマックで延々と公開処刑すんのやめろや、あと価値観押し付けんなや」

メールする。

翌日やたらなっがい謝罪メールが届く。

価値観押し付けはしないしマックじゃない場所で会いましょう」との事。



本戦



うわーこえー、あれだけ口を慎まなかったお嬢さんが平謝りしてんよー、マジこええ。

と思いながら、地元民のいない個室タイプの店を探しておく。(閣下による公開処刑対策

日の出ている内からマックで会おうみたいな話になっていたがそれが方針変更になり、かといって閣下にやる気もあまり感じられなかったので、待ち合わせ時間そのままで閣下地元にある城跡へのハイキングに誘う。

いつもはグダグダグダグダ賛成とも反対ともつかない意見をダラダラ述べる人があっさり承諾した。

ハイキングなら弁当必須かね、と思ったのでサンドイッチおにぎり弁当を作って持って行く。



デート中言われた事>



城跡への道は三十分足らずというから楽だろうと思っていたら地獄

カモシカのようにひょいひょい登っていく閣下の後をぜえはあ言いながらついてゆく。泳いでてよかった。

折角持って行った弁当は「まだお腹すいてないです」との事で食べてもらえなかった。

蚊に刺されながら街を眺めて、すぐに下山する。

城跡の広い公園をぶらぶらした。閣下小学生時代シイの実収集ポイントが近くにあると教わる。(ヒャッハー今日一番いらない情報をゲットしたぜェーーッ!)

水道施設のそばにたむろす猫達を発見。猫にまみれて喜ぶ私と、距離を取る閣下



「先日は周囲も気にせず色々言っちゃってすいませんでした」(謝罪と言う割には不満げなんですが閣下

「カッコいいところを見せて欲しくて、感情的なっちゃって…」(いやそれどういう感情かわからないんですが閣下

「私がこうして欲しいなって相手に言うのが、負担に感じて…」(言ったのはご自身なんですが閣下

「そう言ったら溜息つかれたから、それも負担に感じて…」(溜息つかせたのはご自身なんですが閣下

「前の車とか前の財布とか、好きだったんですね」(別にきじゃないんですが、普通は人の持ち物に口出さないと思うんですが閣下

「買い替えた車も特にこだわりがなさそうだったから、あぁ、また話すネタが一つ減ったなって」(ていうかそもそもあなたから話題振る事自体が稀な気がするのですが閣下

「(猫は)あまりきじゃないですね。せっかく育てた家の畑の作物を荒らす野のケモノへの憎しみが…」(そうですかエボシ様)



私が過去婚活で利用したお店へ。個室多くて、店員外国人ばっかりの、外国料理屋。



「祝われると喜ばなきゃいけないなあって思って、負担に感じる」(交際相手とは反社会性をぶちまける相手ではないのですが閣下

自分の反応が芳しくなかった事で相手フォローしなきゃと思うと、また負担に感じる」(自分行為によって発生した結果ではないのですか閣下

「しぐさがいちいち丁寧で女っぽい」(私はノーマルです閣下

「お弁当とか作ってくるし、新しい車も女性っぽいし、女性的な人なのかなあと」(男女問わず婚活女子力重要です閣下

「食う時の姿勢は良くなった」(ありがとうございますですが本気でいつも上から目線ですね閣下

「だが口を隠すしぐさが女っぽい」(下品にならないよう隠しているだけです閣下

「歩く時に振る手の指が揃っていて女っぽい」(どこまで見てるんですか閣下

「礼をするときの指が揃っていて女っぽい」(ホントプラス評価をしてくれない人ですね閣下

「『そこまで見るのか…』とか言うのやめて下さい。“私が何も言えないから”」(言えない事に対して別の問題を感じたりはしないんですか閣下

「私があれこれ言った分、私にも、もっと綺麗になってくれとか言われたら困るなあって思って」(別に言いませんけどじゃあ何で反撃の予想される攻撃をためらいなくしてくるんですか閣下

「お互い本音で言い合って、それでぶつかって価値観が合わなくてダメならそれはそこまでの縁だったんだなって思うんで」(人を試すと人に嫌われ、縁を試すと縁に嫌われる、とは思いませんか閣下



仕事議事録とか書くからいつ誰が何を言ったかとかは割と覚えてる方だと思うけど、あまりにも発言量が多いため、書いておかないと忘れる。

というか忘れても構わないような雑談をにこやかにしたいのです。普通に婚活しに来てるんで、普通に婚活したいのです。

三ヶ月付き合って手も握りたくないくらいの完全拒絶だし批判も口をついて止まらないのに、破談にしないし、約束もするし、普通に出てくる。

はいえ、

別に私だけじゃなくて、恐らくどの野郎に対してもこういう態度なんだろうな。というのは接してて何となくわかるので、それ以上は言わぬが花か。

閣下も恐らく私と仲良くしたいとは思っているんだろうけど、これまで積み上げてきた人生が、たぶん許可しない。

積み上げた人生邪魔するなら、婚活積み上げて慣れてくしかいからなあ。

私も婚活初期は「よく知らない人といきなり交際とか言われてもなあ、楽しくもないのに笑顔なんて浮かべたくない」みたいな事考えてたし。


時間喋って、来週会う約束をして、バイバイ

帰り際に旅行行ったお土産をもらったので(うめぼし)、帰宅後すぐ、明日職場に持っていく梅おにぎり弁当を作り、携帯写真とってメールに添付して送付。(行動が女子

無事、「野菜も食え」とのご返信を頂きました。

あと「また城跡行ってもいいですよ」とか返ってきたので、これはツンデレ変換して「また城跡行きましょうね」と捉えておく。

が正直あそこはもう行きたくない。なぜなら…


足へのダメージが翌日の勤務終了後に一気にきたからだ。閣下のあの脚力は一体…。



<戦果>



・過剰に祝わない事を条件として、閣下誕生日をようやく教えてもらった。私の二週間前。(書いとかないと多分忘れる)

・私の誕生日簡素に祝ってくれるらしい(喜ぶべきところだろうけど簡素て)

・もうマックで、衆目のニヤニヤ顔の並ぶ先で公開処刑される事はなくなった

・その代わり、私の隠れ家的外国料理屋が新たな惨劇舞台に選ばれる事に

オーナーまじゴメン



<次回までに改善すべき事>



・男らしい歩き方、食い方、礼の仕方(一体どこで習えるというのか……男塾?)

男性としてグッと来させる(壁ドンとかしたら即ボディーブロー飛んできそうな人なんですがそれは)

・何か祝う事があっても、あまり大げさに祝わない

相手の反応が乏しかったりローテンションでもガッカリしない

サプライズはしない

閣下がどこか行きたがるのは珍しいので、また城跡に行けるように足腰を鍛えておく

・虫よけスプレーとかも買っておく



<次回の死守ライン



・これまでの経緯を客観的に見た場合登録者であり異性の紹介を受けている自分が「婚活やる気全くありませんアピール」をばんばんしてるという事にあまり気付いてないというか、客観視についてそれとなく指摘しても、「仲介人にきっちり話せばわかってくれます大丈夫自分の評判は自分で守りますよ!」みたいな事を堂々と言い切っていたので、そ う い う 事 じ ゃ ね え ん だ よ って事をどうにか穏便に伝える。

・たぶんすごく難しい



感想戦



要するに閣下本音で喋る相手でないと続かないって言いたいみたいだけど、

本音で喋ってぶつかりあって夕日の河原決闘して親友になるのは男同士の友情だと思うんだ。

まあやるけど。言われたからには合わすけど。ホントどうなりたいのこの子



<追記>



閣下じゃなくて吸血鬼自身はどうしたいん? みたいなトラバブクマコメが多かったんでこれだけ。



私はただ単に結婚したいだけで、

結婚するには目の前にいる相手に全力を尽くすのが最短”と過去の沢山の婚活経験から判断してて、

閣下根性気合に溢れてるおかげか私の目の前からいなくなったりしない以上は、

閣下結婚不安を感じる要素を除去しつつ、ひたすら仲良くしてゆきたいと思ってるだけなんだよね。

まあ不安要素なくなってから結婚の申し込みしても素直に頷かなそうな人だけど。(猫はあまのじゃく


尊敬できる相手結婚したいとか思う人は偉人伝とでも結婚してればいいワケで、私は普通にありふれた人間女性結婚したい。

から別に閣下欠点満載だろうがまるで合わない人だろうが構わないし、そもそも誰と一緒に居たって結局は疲れるんだから、誰かと暮らす=耐える、それが当たり前。

相手が誰でもいいという覚悟が無ければ婚活なんてできないし、どんな相手にも合わせるべく懐深く構えているけど、相手攻撃的だったり反抗的だったりすれば当然その分こちらのモチベは下がるし、向こうの評判も勝手に下がっていって向こうは自分自分を不利な立場に追い込む事になる。

過去にもいたけど「交際は二人だけのものから!」という理屈交際時に好き勝手する人って、仲介者とか紹介者というレフェリーがいて強い影響力がある事忘れてるんだよなあ。

一応説明はしたんだが・・・閣下全然わかってなくてスゲエ強気だったからなあ。無知は最強。



上のような記事の書き方だと、閣下に何か言われた時にすぐに反撃セリフを思い浮かべているように読めるかもしれないけど、実際、具体的な反論は家に帰ってゆっくり考えてからでないと出てこないんだよね。

というか実際に閣下がガミガミガミガミ怒ってんの見てる時って、なんかほっこりしてる。イキイキしてんなあって。

仲良くしなきゃって思うからひたすら落ち着かなくはなるけど、あまり怒りとかは覚えない。

閣下の言ってる事って文面に起こすとめちゃくちゃ失礼なんだけど、なぜか不思議と、実際に言葉として言われてる時は何かあんまり嫌じゃないんだよね。閣下人徳なのかねえ。

何だろう、口うるさいお母さんがお父さんを容赦なく責めたててる感じ? どっか微笑ましいんだよねえ。

2016-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20160505165536

自動車の運転は、戦略戦術の双方において、紳士的に他人の利をおもんぱかりつつ、自己の利の駆け引きを行うということを、大いなる責任をもってリアルタイム処理するという、とても素晴らしい技能行為だ。自分の知性と意欲を用いて何らかの成果を出したい人間であれば、ぜひ皆にお勧めしたいことだ。

もちろん何事にもリスクはあり、特に自動車の運転は、一市民が指先つま先の操作で1トン以上の装置を公の場で縦横に操作できるという権利行使することである。そのリスク行使することに耐えられないという人がいるのは理解できる。

だが、そういう人の比率は、私の感覚では人口の1割程度ではないのかな。人が触ったドアノブを触れない、人が料理した食事を食べられない、尖った物を見ると気持ち悪くなる。人の心の動きと閾値はさまざまだ。各個人の身体能力もさまざまだ。

リスク低減のみに着目するならば、自動運転の更なる品質向上と発展、法制とのすり合わせをぜひ進めるべきであるし、これはまさに善き技術進化である。加えて、上記のようなメンタルのかたが不本意ながら自動車の運転を避けられない、というケースへの救済ともなる。自動運転の発展に伴って新たなリスクも各種発生するであろうが、各個検討解決していけばよい。それらのリスク低減がどうしても難しいのであれば、自動運転社会実現の優先度を下げればよい。

このように、人を自動車の運転リスクから遠ざけるという命題検討実施していくだけでも、各種リスクは生まれ、それらを迅速に利得と人徳をもって判断し、実行していくことが必要だ。

メンタルレベルリスクを取れない、判断責任を恐れる種類の人には、こういった物事の推進を期待することはできない。つまり自動車をちゃんと運転できるレベルの人が、この手の人たちに対しても、なんとかしてやらねばならない。

社会には、残念ながらこの軸の役割分担も存在する。

このメタファーが腹に落ちるか、このメタファーに腹を立てるかが、ひとつ分水嶺でもある。

2016-04-20

罰ゲームとかやりたがるやつ何なの?

少し前、ちょっとしたイベント企画に携わったときのこと。

軽いゲームをやるにあたって、罰ゲームをどうするかという話になった。

どうやら世の中には罰ゲームをイヤだと思わずに、むしろ嬉々としてやりたがる人種がいるらしい。

彼らは笑われることを是としているようだ。

自分が笑われることで場が盛り上がることを好しとしているように見受けられた。

一方、私自身だったら笑われるなんてまっぴらごめんだ。御免蒙りたい。

罰ゲームを嫌う側も、私以外にも数人存在した。

ただ、罰ゲームを是とするグループと否とするグループとでは、どうやら属性が異なるように感じられた。

ごく狭い観測範囲ではあるがこの罰ゲームを受容できるか否かという態度に、何かしらの分水嶺があるのではないかという仮説を打ち立てたい。

すなわち、いわゆる「リア充非リア充」を区別できるのではないか、という仮説である

もしくはスクールカーストと呼ばれるような階層構造における所属の高低差によって説明でき得る可能性も考えられる。

より広範な調査が望まれる。

2016-04-04

増田に書けばフィクションって事で済まされるよね! 29

ニュース見てて、女子中学生監禁した人が誰かに似てるなあ似てるなあと思ってたら

ああそうだ。だいぶ昔に辞めてった奴に似てるんだ。

各局がこぞって使用してるあのアップ写真。見れば見るほどよく似てる。

なんつうのかね。顔のパーツのひとつひとつ容貌のものはあまり似てないんだが、その奥から滲み出すものが凄く似てるっつうのかな。

いやー思い出すなあ。

求人も出してないのに偉いさんのコネで無理矢理入社してきた、兼業社家のそれも跡継ぎですらない予備。

ハッキリ言って歓迎されてなかったね。手ぇ足りてたし。しかも、入社からアレコレ既に噂を聞いてたんだけど、

まだ資格取ってる最中見習いでありながら地元での実習中に反抗、コネで入れてもらった別の土地神社でも反抗。あと何社かリピート

そんで、おハチがわざわざ遠方のこちらに回ってきたという話だったわ確か。

はいえ、「下馬評が最悪とはいえ、実物を見て判断しなきゃフェアじゃない」と思ったから。

いざ入社してきたそいつの態度を見て判断しようと思ったんだけど。

やってきたのは渡り中間みたいに尻軽にあちこち転々としてただけでロクな仕事も任されてなかっただけの、もう若いとは言えない年の奴で、しかもどういうわけか“経験豊富”をアピールしてた。

斯界もまた生え抜き評価される世界だ。お前がそのチンケな経歴を誇っている相手のお歴々は、上にそんなナメた態度なんざ一切取る事なく長期間勤め上げている方達なんだけど?と言いたかった。立場勘違いも甚だしい。

それでもなお、「意に染まぬ遠方に来させられて傷ついているのだろう」と、務めて好意的に迎えていたのだが。

新人指導を受けているところを傍から見ていると。

神社入ってきた奴がまず最初にこなす仕事もまともにやりゃしない。境内の一番遠い箇所の早朝清掃。率先しての受付。率先しての祈願奉仕。朝拝準備。雑用。肉体労働

仕事をまともに覚えない。ひたすら自分のやり方でやりたがる。一体何を仕事本質と思ってるのか知らないが、とかく伝統を受け継がない。

十歳くらい年下の指導役(そいつからすれば先輩)に仕事普通に押し付ける。まあこれは新卒上がりの指導役がヘタレ風見鶏なせいだが。

もちろん神社というのは信仰伝統を護持する関係上そう甘い組織じゃないから、見るに見かねて先輩や上役やらが注意するも、

スネるわゴネるわおどけるわ、でその場その場をやりすごし、指導すらまともに受け入れない。結果的仕事覚えられなくて困るのはそいつ自身だったんだが。

人の言いなりになるのが死ぬほど嫌いなのによく前職が勤まったもんだが、もちろん組織人として下命に服さねばならない局面なんていくらでも巡ってくる。年功序列上意下達。斯界の鉄則だ。

で、人の命令に従わざるを得ないときは、面従腹背背任背信。陰口三昧。

あまつさえ職員間の対立構造を裏で煽って激化させ、対立者それぞれに相手への悪口を吹き込みつつ怒りを煽るだけ煽って、自分だけは味方ですよアピール。まるで密告社会みたいなのを作ろうとしてたっけ。

そのやり口もえげつなかったなー。

まず、幾つになっても口さがない巫女連中と神職悪口で盛り上がり、距離を縮める。

やたらに反抗心を煽るだけ煽って、軽率巫女連中に小さな反抗を繰り返させる。

巫女の突然の態度変化から神職達もバカじゃないから巫女新人との間に敷かれたラインにやがて気付く。

で、年だけ食ってて経験豊富気取りで、仕事覚える気もする気もない新人に対する指導。まずはその鋭鋒を一旦、鈍らせる。

新人に対する当たり前の干渉が止んだ一瞬の隙を突いて、上役それぞれに、個別に接近する。

方法は同じ。二人きりになるタイミングで、別の上役への敵意や体制への不満を煽る悪口で大盛り上がり。互いにけん制しあうように仕向ける。

同時に自分理解である錯覚させる。

粗暴な奴なんて日ごろからうまく誘導しておいて、機会があれば、自分の気に入らない奴に暴力振るわせたりとかしてたっけ。

もちろん上役達もバカじゃないから新人の小ざかしい動きには当然気付くんだが、さあ事ここに至ればもう手遅れだ。

指導神職たる上役達は新人の育成に力を注ぐのが常だから、互いの確執はさておき、ひとまずこの新人をこれまでの神職達と等しく育成しようと思い直していた様子は幾度も見受けられた。だが既に、個々人がそうは思ってもなかなか言い出せない状態に陥っていたらしい。

なにせこの腹芸ばっかり得意な新人は、ちょっとキツイ事を言えばすぐにスネ、別の上役に自分悪口を吹き込みまくり煽りまくり余計に仕事をやり辛くさせるだろうという事がもう誰の目にも見えているからだ。

上役達はそれこそ何十年と同じ職場に勤めてきている地元人間から、そんな人間同士で揉めたくなんかない。

結果、自ら煽った上役同士の牽制を利用する形で新人への教育は止み、先輩諸氏も指導役も上から命じられたはずの新人教育を行えば上から理不尽攻撃が飛んでくるという謎の事態命令遂行を断念し、こうして今ここに、誰から教育されないバカが一人爆誕するわけだ。

さて。斯界ではしばしば、命令理解よりも服従そのものが求められる。

神職連中は昨日から受け継いだもの明日に渡す、詰まるところはそれだけが仕事からだ。

理解も、解釈も、希釈も、変質も、みないらない。

神社はただ黙って伝統を受け継ぎ、形を変えずに次代へ受け渡せばそれでいい。意見感想改善案もその一切を差し挟む必要はない。

歴史にIFがないように、伝統にもIFはないからだ。

服従を求めるのは、指導が厳しいのは、単純に、先人の伝えてきた伝統を踏みにじる事の重大さを本当に自覚させる為のものしかない。

だが、肝心のその指導をはねのけるようではこの先に何ひとつ学べることなどありはしない。

伝統の重みを嫌う人に伝統を背負わせようとしても無駄な事だ。伝統とは歴史の重みそのものなのだから

少なくとも私はそう思ったので、奴を業務に関わらせることはしなかった。

業務上同じ係にいくつか名を連ねていたし、これまでの新人には自分が教わったやり方をそのまま受け継ぎ、なるべくメインで業務担当させてきたが、コイツにはやらせるだけ無駄だと思ったし、そもそも何より態度が無礼過ぎたため神社の外の人に関わらせる事すらできなかった。損失を招く未来しか想像できなかった。

仕事のやり方も教えてもらえず、仕事もなく、手の空いて暇でしょうがないバカは、なぜか先輩達の仕事評論を始めた。もちろん下っ端としての業務放棄したままだ。

比較相手してくれる先輩に対しては、献策や改善案提示も始めた。

無論いずれも、責任取らなくていい立場バカ提示する案だから、地に足の着かない無責任な計画ばかりだった。もちろん採用されない。

困り顔で会話に応じ深甚の感謝を述べていた先輩方の表情が印象的だった。

ま、こいつも神社転々としているだけあって、肝心なところで脇が甘い。

上役にだけいい顔をしているだけでは、この均衡状態は長持ちしないという事に気付いていなかったのだろう。

さて、こいつが風に吹かれる風船みたいにあっち行ったりこっち行ったりするのを決めているのは、コネ大元である、さる偉いさんだ。

偉いさんもまあ、自分押し付けた面倒な人材の動向なんてのは気になるわけだ。勝手に顔を潰されても困るから

で。たまたま折良く動向を訊ねる相手が私だったという事が、きっと分水嶺となったのであろうと思われる。

まあ私もお偉いさんの前だし礼儀節度を守った返答しかしなかったが、向こうは訊きたい事だけは訊けたような苦い顔をしていたからなあ。

さて、知らないところでまた勝手に動き出す自分運命も知らず、こいつはどこまでも俗物だった。

巫女に手を出すなと奉職時に言われたはずが速攻で手を出し、用意してもらってた社宅に連れ込み半同棲、年単位イチャイチャ

それだけ派手にやってて、しか責任も取る素振りすら見せなければ、流石に近隣の住民達の口の端にものぼってくるのが当たり前だよなぁ。

最後は周辺住民の噂になった事を問題視されて、二人揃って辞めてった。

辞め時にわざわざ親が来て、本人のいないところで職員一同に向かって深々と頭を下げ、はっきりと口に出して許しを請うていたくらいだもんなぁ。

しょうもない理由で辞めてくゆとりは多いけど、あそこまで、年取った親に頭下げさせて「どうかお許し下さい」なんて台詞言わせた奴は後にも先にも見た事ないわ。

宮司である親父さんがそうやってずっとペコペコ頭下げて守り続けてきたものが何かなんて、軽蔑こそすれ、あいつは一度も真面目に考えた事すらないんだろうなぁ。

跡継ぎじゃねえんだったら、気に食わない事ばかりなら斯界からとっとと出て行けよと。社家の恥だわ。

たまたま折良く次の転任先が探されていたおかげでまた転任していけたようだが、しかしなんとまあ因果な事に。

その転任先も「巫女に手を出し即日クビになった奴が出て人手不足だったから」という理由で人を探していたのであった。

先で何が起こるか、どう迎えられるかなんて想像が付くし、つくづくどこまでも因果応報という言葉の付きまとう奴だと思う。

しかしまあ、「巫女に手ぇ出したか神主クビにしたんだけど人が足んなくなったから、ヨソの神社巫女に手ぇ出してちょうど問題になった奴がいるんでそいつ転任させるねー」でよく通るもんだ。何で誰も怒んないのかねぇ。


さて。

女子中学生監禁犯人写真を見て、上記の奴によく似通ったものを感じたわけなんだが。

ニュース番組では「監禁ではなかったのではないか」「自由ありすぎて監禁されていたとは言えないのではないか」などという報道もよく見る。

報道を見て受ける印象もまた、どっちだかわからないな、と確かにそう思える。

しかし、

奴が仕事するどころかそれを否定してむしろ仕事本質破壊解体しにかかっていたように、

それと似通ったものを感じるこの犯人もまた、ぱっと見、監禁とは言えないようなソフトな共同生活を送っていたように見えてもその本質は、実態は、監禁以上の恐ろしい精神支配マインドコントロールや恐怖の植え付けを被害者に対して行っていたのではないだろうか。そのような疑念を覚える。

もちろん擁護する余地だっていくらでもあるんだろうが、きっとその場にいないとわからない事も沢山あって、

それは無論被害者しか語り得ない内容な上、また人に信じさせるのはとても難しい事柄のような気がする。

このエントリのように。

2015-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20080612220950

ひとつ訂正させてもらうが、オタク第四世代2006年度のハルヒの頃にまだ高校生3年生だった88年度生まれからがはじまりだ。分水嶺はそこ。

85年生まれは、まだオタクマイノリティだった頃に10代(中高生)をすごした。(オタク界わいが2000年代後半のハルヒ動画サイトの台頭で変わったのは衆目に一致するところだろう)

なので、85年生まれは旧オタク世代側に分類される。つまり87年度まではオタク三世代といえるだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20080612215638#tb

ひとつ訂正させてもらうが、オタク第四世代2006年度のハルヒの頃にまだ高校生3年生だった88年度生まれからがはじまりだ。分水嶺はそこ。

85年生まれは、まだオタクマイノリティだった頃に10代(中高生)をすごした。(オタク界わいが2000年代後半のハルヒ動画サイトの台頭で変わったのは衆目に一致するところだろう)

なので、85年生まれは旧オタク世代側に分類される。つまり87年度まではオタク三世代といえるだろう。

2015-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20080612215638

ひとつ訂正させてもらうが、オタク第四世代2006年度のハルヒの頃にまだ高校生3年生だった88年度生まれからがはじまりだ。分水嶺はそこ。

85年生まれは、まだオタクマイノリティだった頃に10代(中高生)をすごした。(オタク界わいが2000年代後半のハルヒ動画サイトの台頭で変わったのは衆目に一致するところだろう)

なので、85年生まれは旧オタク世代側に分類される。つまり87年度まではオタク三世代といえるだろう。

2015-08-18

anond:20150817192303

しかに、ドラゴンボールくらいは見てた気がするけど、

聖闘士星矢とかおぼっちゃまくんとか鉄拳チンミとかの時間帯がパプワくんとかになった頃には話が合わなかったかもしれない。

ワタルグランゾートサイバーフォーミュラ勇者シリーズとかも、あの連中は存在すら知らないんだろうなー。

エヴァも本放送の頃は大して知られてなかったし、ましてや、ナデシコウテナウエディングピーチ赤ずきんチャチャもまったく。

でもコナンくんとか金田一少年あたりは知ってそうだったような気もする。

幽遊白書とかセーラームーンあたりがオタク一般人分水嶺だったのかも。

とくに下調べとかしないで頭の中の記憶だけで書いてるので、時系列とか間違ってるかもだけど、ご容赦ください。

2015-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20150309160102

横だけど、35は確かに割と分水嶺なとこある。

20代で可愛らしかったけど、なんか微妙に冴えないオバハンになってる子もいるし、20代ではモサかったのに良い感じになってる子もいる。

若さバリアが無くなると色々露わになっちゃうからなぁ。アラサー時期をどうやって過ごしたかで見た目の印象も相当変わる。

まぁこれは、男女限らず同じだけどね。

2014-10-16

宗教ウンコ

http://anond.hatelabo.jp/20141016091939

じゃぁ宗教を口実に戦争が起きてるでもいいや。

で、きのこの山たけのこの里で人殺すか?

その引き金というか分水嶺を越えた先にある宗教言い訳に好き勝手やるゾーンが出来てる時点で、宗教ウンコ

2014-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20140521100726

節税対策どーしてんの?

不動産だろうけど、管理会社どうしてる?手数料払ってる?

俺もそれくらいの収入で全て自己管理してるけど

とてもとても不労所得と言える手間じゃない。

年何%で管理依頼だしてる?アートの方で200万も収入あると

結局節税にならなくね?アートの方で設備投資して償却した方が良いと思うけどなぁ。

1200万だと法人持つかもたないかの分水嶺だと思うけどどうしてる?

増田自称高収入の方はよくいらっしゃるんだけど

この手の話を振るとみんないなくなっちゃうんだよね…。

よく自称不動産オーナーの人が「税理士に任せてるからわからん」って逃げるけど

不動産管理税理士に任せるわけねーじゃんとよく思うわ。

他の投資年収1200万もあって「不労所得」って呼べるほど手間かかってないなら

こんなとこで煽ってないでその情報売ればいいと思うしなぁ。

2014-05-02

東京23区と政令市地方との図書館格差

http://anond.hatelabo.jp/20140502221658

読破したのは、薬師院はるみ「名古屋市の1区1館がたどった道」という本だが、

 このタイトル自体東京23区居住者には違和感がある。

 というのは、名古屋横浜大阪のような政令市では「1つの区に1~2館」というのが実情だが、東京23区では

 「区内で7館とか10館」というのが、ごく当たり前の状況になっている。

 

 政令市だと「図書館から半径1キロ圏内の人口より、半径1キロ圏外の人口の方が多い」、

 つまり図書館が徒歩圏外にしか存在しないエリアの住民の方が多い」のだが、

 東京23区では「図書館から半径1キロ圏内の人口の方が、半径1キロ圏外の人口より多い、

 それだけ図書館網が区内をくまなくカバーしている」状況である。 

 東京23区の図書館環境に慣れてしまった身には、政令市図書館状況というのは「まことにお寒い状況」に見えてしまうし、

 おそらく図書館利用率も、徒歩で図書館アクセスできる23区と、そうでない政令市では、全然違っていると思う。

 ましてや、図書館が整備されてない通常の市、或は郡部とでは、利用率は月とスッポンだろう。

 多分、23区住まいの方が、読書欲が多く、かつ経済的にも余裕があって、

 本来なら「小説家にとって、お客様を多数抱えているハズの商圏」なんだが、

 そういうエリアでくまなく図書館ネットワークが構築されちゃっているから、小説家の怒りも相当なんだろう。

★あと、「住民1人当たりの図書館館数1位は富山県だ、だから富山が進んでいる」という言説があったが、

 これには違和感がある。

 

 利用者にとっては、人口当たりの館数なんていう数値はあまり意味がなく、

 「徒歩圏内に図書館があるかどうか?」それが大きいと思う。

 

 クルマを運転できる大人なら徒歩圏云々はあまり関係ないが、クルマ自力で運転できない小中学生にとっては、

 「徒歩圏内に図書館があるか否か?」は、「図書館を気軽に利用するようになるか、否か?」の分水嶺になってしまう。

 その意味では「徒歩圏内に図書館サービスが行き届いている23区が、圧倒的に進んでいる」と思う。

名古屋図書館整備の歴史より、

 「なぜ東京23区は、ここまで図書館王国になったのか?歴史的背景は何か?」

 という歴史の方が、はるかに興味深い。

図書館プロって、この「徒歩アクセスできるかどうか?」の観点をあまり重視してないような気がする。

 図書館関係者って、「図書館が果たすリファレンス役割」とか、とかく大上段に構えがち。

 でも、図書館利用者の9割は、そういうことを気にせずに、「タダで本を読める、読書欲を満たせる」という単純な理由で

 利用していて、図書館関係者の高尚な想いと、ズレてる気がする。

 だから図書館関係者が「図書館役割向上」という場合

 「リファレンス機能の向上云々」という話に飛んでいくが、

 利用者目線だと「徒歩圏内にサテライト館が欲しい、貸出冊数・期間を拡大してほしい、開館時間を延長してほしい」

 という利便性の話になっちゃう。

 この辺の意識のずれは、何とかならないか?

★そもそもレファレンス機能アーカイブ機能は、国会図書館都道府県中央図書館が主に担えばいい話であって、

 市区町村図書館、それもサテライト館は、とにかく利便性向上につとめればいいのでは、とも思う。

 本を読む、という場合

 1.明確な目的意識で、何等かの調査をする場合

 2.なんとなく、読書欲を満たしたい

 という2つがあって、1.の場合レファレンス機能アーカイブ機能重要になる。

 また、蔵書数は多ければ多い方がいい。

 (逆に利便性はさほど問われない。閉架や禁帯出でも仕方ない)

 でも2.の場合は、他館からの取り寄せ機能さえしっかりさせておけば、

 蔵書数にはこだわることはない。リファレンス機能もあまりいらない。

 それより利便性が命になる。

 プロは1.ばかり見て、市民は2.を渇望している。

2014-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20140319213742

OKWaveから見ても、はてなは「しぶとく生き残っている」って思ってる気がする。

マネタイズでははてなとは比較にならないほど成功してるしなぁ。

やっぱり社長西海岸に乗り込んだあたりが分水嶺だったように思う。

2014-01-01

35歳までに死にたいな。

2014年が始まった途端に死にたくなってきた。

30歳も過ぎて思えば何も成し遂げられずにここまで生きてきた気がする。

もうダメだ死のう、とこれまで何十回と思っても周りが無理矢理起き上がらせて歩かせようとしてる感じ。

人と上手く喋れない、コミュニケーションが取れない、気の利いたジョークも言えない、相手の言葉を聞き取ることが出来ない、相手の言葉を間に受けて苦しむ、その繰り返しで心は磨耗して来た。

上手く悩みを打ち明けられない、溶け込むことが出来ない、笑えば笑うほど自分が透明になるよう。

他の人も同じだよ、と言われてもその人達は結局上手く社会とやっていけてる。

その場しのぎの言葉なんだろうか。

35歳が分水嶺、という思いがずっと脳を捉えている。

就職結婚もそれ以上過ぎたら出来ないだろう。

そんな人間は生きてても仕方ない、と諦めるしかない。

35歳で死ねなかったら寿命まで生きそうなのが怖い。

周りから疎まれてかわかれても、死ぬことも出来ない、そこまでして生きたくない。

自殺衝動も少なくなりそうな気がするし。

逆にそれまでは生きようというね。

2013-11-25

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/594287

ブコメ欄の、この騙した人と虚構新聞社主への温度差がまたおかしいわ。このデマブコメ欄が非難轟々になる理由にならないんだね。その分水嶺はどこにあるのかな。興味深い。

Twitter氏名モザイク


虚構新聞


もちろんTwitter氏名モザイクは非難されるべきデマだが、

虚構新聞の件とはまったく別の問題。

虚構新聞は「デマ」と「ネタ」の二重構造であり、

虚構新聞を「ネタ」だと見抜いた人こそが、

デマ」を信じて日本ユニセフに被害をもたらす構図になっている。

2013-11-18

親を批判しちゃいけない風潮なんなの

まず育てて貰ったし、学費や食事の面倒、小さいころはトイレの世話までしてくれて、

恩義も感じている。そして親からはたくさん学んだ事がある。

こうしてPCカタカタやってる自分を生んでくれた両親に感謝したい。

ただ、親も人間特に自分が嫌だったのは、以下の3点。

飲酒の際にヒステリックに「勉強し!」と怒鳴る(母)

 →以来、ほとんどの女性ヒステリックなんだろうと思うが、

  キレる女性にかなり嫌悪感を抱くようになった。

  2ヶ月前にそれが原因で女性を振ってしまった。

・褒めない(父)

 →怒られてばかりで批判されてばかりだった。

  そのせいで頑張ってもどうせダメなんだろ…とハナから諦める

  癖が出来てしまった。今はその悪癖を矯正しようと苦闘中。

  小さい頃からプロセスや結果を認められる事で承認欲求を満たす経験は、

  のちに自助努力が出来るかどうかの分水嶺かと思う。

矯正出来ずにガタガタになってしまった歯を放置した(母、父)

 →100万単位お金小学生中学生が用意する事は難しいため、

  やはり親のせいだと思う。笑顔可愛いと言ってくれる女性もいるが、

  社会人としては歯の矯正してないと印象は悪い。

  また、上に行くほど外見には気を使わないといけない。


今は上の3点を気にして生きている。

親も万能では無いし、ミスもする。その事が分からなかった時代は、

上記3点の件でなんでこんなに自分ダメなんだろう?と内に原因を求めすぎていた。

親か?と考えるだけで罪悪感を感じていたあの時代

でもその事を口に出したりはしない。親は50代前半で隠居の準備を始めているため、

「今更何を…」と余分に苦しめるだけだ。ストレスはかけたくない。

成人に、いや高校卒業と同時にこれらは自分の問題になるのだ。自分が解決するしかない。

まり上記3点については、

そういう女性を選ばない・部下は褒める(独身ですので)・矯正資金を貯めるという事で解決していくのだ。

最後に僕が上記3点を解決したからと言って、将来子供が生まれて

完璧子育てが出来るかと言われればそうではない。

例えば、承認しすぎや怒らなさすぎで子供が増長してしまったり、

思春期矯正器具を付ける事で子供トラウマを植え付けてしまう事もあるだろう。

(僕の子供が別の原因で同じエントリーを書くかもしれないね。)

結局、子供はこれら親の教育の弊害について、尻拭いをしなければならないのだ。

かなり頑固な問題が多いが、根気よく向き合って、緩和して、直していく。

仕方がないし、もう自分の問題なので、あまり考えないようにしないといけない。

親は完璧超人ではないのだ。批判してはいけない理由などはない。

ただし、高校卒業をしたら自立していかねばならないため、言う資格が無くなる。

長々と書いた。この後、この文章の100倍ぐらいの数の両親との思い出や感謝については割愛する。

2013-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20130929234753

「それなりの収入」というのが達成できるかどうかが分水嶺になりそうですね。

2013-08-11

http://anond.hatelabo.jp/20130811103109

許容するべきだと思うのは社会全体であって企業は然るべき損害に見合っただけの対処すればいいと思うよ。

騒動にかこつけて厳格すぎる処分をして世間の溜飲を下げて評価を逆に高めるみたいな、逆境を利用するようなパフォーマンス

なんかアップルっぽいやり方(実際知らんけど)がどうも社会全体にとってマイナスな気がするんだよ。

最初一社は確かにそれで評価が上がるかもしれないけど長期的に見ると社会全体のリスクコストのほうが上がりそうでさ。

そうやって息苦しい社会になって苦しむのは社会全体なんだから、罰することと許容することの分水嶺を量るのも大事だと思うけどね。

2013-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20130729130602

やりたい奴はやれというより、

もうこれ分水嶺を越えちゃった感がある。

在日の人たちはどういうふうに感じてるんだろうか。

無理でもなんでも、日本人社会と融和していく姿勢を見せないと

流石にまずいんじゃないのかと思ってみてるけど。

在日社会としてのアクションを見せないと

最早個人レベルではどうにもならないと思う。

移民に対して起きるべくして起きる事態がどんどん進んでる感じはある。

個人レベルとしてムリだろってのは十分理解できるんだけど、

日本人だってそれじゃ最早収まりつかないだろう。

実際のところどうなってくのかね?

2013-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20130618171715

「今」と「昔」の分水嶺はどこだろう

FFでは6ぐらいから「今」?

MOTHERなら3は確実に「今」だったよね

最近ゲームで「昔」式のって無いの?

ICOあたりは「昔」と見せかけて「今」じゃね?

2013-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20130228184153

スクリーニングに使う言葉として適切じゃなくなるからめんどくさくなるっていうのはあると思う

哲学用語でも歴史用語でも会社名とかCDタイトルとかにされて検索関係無さそうな団体が引っかかることはよくあるし。

でもそれは言葉の性質上しかたのない事のように思うなー

もしバズワードカッコ悪いっていう流行を作ってもそれがバズワード的用法なのか、ある場面で有益に使われる専門用語的用法なのか明確な分水嶺はわからないし

そもそもカッコイイと無知な人が思って伝播していく過程専門家コスト増加を考えろってのは無理がある。

結局自分が普段使ってる言葉バズワードになるのは運悪くうんこ踏んだ位の感覚でいるしかないんじゃない?

バズワードにした人間をバカにしたり恨んだりして村社会監視網を作り上げれば、ある程度知的な層ではバズワードを作りにくくなるんだろうけど

総合的に見ると有能な人間自分の専門分野について公に発言しにくくなるだけだし恨み節言ってもいいことない気もする。

まぁ、どっちのコストがより大きいのかなんてわかんないけどね

2013-03-04

差別語についての結論を考えてみた

http://anond.hatelabo.jp/20130224011240

http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20130228/1362046536

http://d.hatena.ne.jp/toshi_suzuki/20130301/p2

http://d.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20130304/1362393613

盛り上がってたので一言言いたくなったネタ

 超適当に要約すると、撮り鉄アスペの話題で盛り上がり以下の流れ

 差別用語は使われ方によるので変えればいいという考察差別語は使われ方によるので言葉自体を変えることに意味が無いという意見差別語を適宜変容させていくことこそが言葉のものにとって意味のある変化であるという反論

と個人的には解釈したので思ったことをチラシの裏

差別語が生まれる流れはいくらでも考えられるし、たしかにその全てに対処していれば不効率が起きて問題が起きる。

コレは間違いがない。

例えばノビーという愛称侮蔑語になり差別語として使用が禁止されれば池田信夫を呼ぶときになんて呼べばいいのかわからなくなり日本中が混乱するだろう。

そういうどうでもいい部類の穢れ方は小学生口論でも生まれるし老人ホームとかでお年寄りも日々大量に生産してたりするかもしれない。

まり、上の記事の中でも言われているように言葉なんていくら変えてもきりがないし生産性を下げるだけなのだ

けれど「ご飯」という単語がある日突然悪いイメージを帯びてしまったらどうだろうか?

たとえば何かの超大作映画メガヒットドラマで「ご飯」を連呼する気持ち悪い男が登場してあまりの印象の強烈さで「ご飯」という単語を使用したために

翌日から「ご飯」という単語を聞くだけで相当な人々が気分を悪くしてしまうのだ。

アスペノビーならまだいいが、「ご飯」という単語は我が国の主食である。それが気分を害する言葉に変化してしまえば人々は食事のたびに気分を悪くしてしま

活力はなくなりいつしか生産性まで下がってしまうだろう。

まどろっこしくて面倒くさい語り口で文章を書いて疲れたので、簡単に言ってしまうが差別語差別語になるのは差別される側の影響力次第だと思うのだ。

どれだけ世間に向かって自分たちが差別されることが不利益かアピールできるか、それが差別語が生まれる分水嶺じゃないだろうか?

ノビーという愛称差別語にしても全体の効率性を下げるだけだが、差別語にして全体の効率性が上がる言葉もきっと存在するし、それは積極的に差別語にすべきなのだ

では、そこら辺の判断は誰がするか?

きっとそれは世間ってやつなんだと思う、だから自分たちが有益で影響力があり価値があると世間にアピールできれば自分たちへの悪口を差別語に登録できるし、力がなければそれが出来ない。結構現状のシステムはそうなっているように思うし、このままでいいのではないかと思うのだ。

よーわからん団体に騙されて不用意に禁句を作りすぎて疲弊するのもまた世間の間抜けさだし。

2012-09-26

今回の中国のことに反応した奴は猛反省

基本的に賢い奴は反応しないわけ。政治研究家でもない限りな。利害からんでないのに反応する奴は負け組。糞の役に立たないこと考えるより自分のことやれ。まず考えるべきは自分のことだろ。

それは自己中って意味じゃなく。地震にしてもそう、何でもそうだけど。大震災起きてから大騒ぎ。騒ぐからメディアも取りあげる。それにまた過剰反応する民衆たち。悪循環な。いじめ問題もそう。賢い奴ならスルー安定なの。

そんなものイジメなんていつの時代もあるわ。地震もあるわ。分かってるの。ワーストシナリオって専門的には言うんだ。そんなの当たり前なんだけどな。最悪のシナリオも描けない奴に仕事任せられない。

リスク管理なんてできて当たり前。当たり前の感覚あったら地震だろうが中国だろうが驚かないの。ああそういうこともあるよねの世界であって「そう」の一言で終了なの。

ちゃんと自分のやるべきことに集中してるから。それは自己中なんじゃなくて。むしろそういう奴こそ夜のため人のためになるもんだ。ニュースに反応する奴おおすぎんだよ。騒ぐな。囀るな。もっと自分のこと頑張らないといけないだろ。

人のこと世の中のことギャーギャー言い立てるな。まず自分だろが。自分のこと見えてなさ過ぎるだろが。まずそこからだろ?

いま人類はそこに気付くべきステップ差し掛かっている。日本人特にそうだ。21世紀人類ワンステップ高みに昇れるか地の底に堕ちてしまうか。いま分水嶺差し掛かっている。

2012-02-29

物事を細分化して、それぞれを深く考察して現象に解釈を与えるのが学問だとするならば、社会問題って学問じゃ解決できないような気がする。

なんて言うか、たくさん言葉を使って、切り分けて輪郭をはっきり捉えていくに連れて、どんどん元々の有り様から変質してしまっていると思えて仕方がない。

放射能云々でカンニング竹山放火した人たちやら瓦礫受け入れに反発する人たちってのは、もっと単純な理由から反応しているんであって、難しく考えても意味はないんじゃないかな。

人間が死を恐れる理由と似てると思う。なぜか、よりも先に、怖い、がある。だから通じないし、解決できないし、面倒くさいんだ。

そもそも解釈を与えるのが学問だと仮定したんだから、解決なんてできないって端から結論は出ているわけで。

からといって考えることをやめてしまったらうんぬんかんぬんではあり、困難な物事にぶつかったときに考えることと知識としての学問は必要なんだろうけれどもさ。

どこが分水嶺なのかは人によってまちまちなんだろうけど、争っている人、火病ってる人がいるのを見ると、傍観者としてしか関われないなあって思う。

いつ当事者になるともわからいからこそ、安全場所にいるうちに対策を考え、できるのならば矯正したり排除すべきなんだろうけれども、それもまたどうなのかなって思うしなあ。

私の安全を確保するために、あなたを排除します、なんて論法は通じないだろうし、ともなれば共生するか、住み分けするかしかないんだけれども、そんなに簡単なことでもないし。

概念としての住み分け共生は可能だろうけれど、実生活でとなると問題は立ちはだかるわけで、そういうことするのは途方もないからなんか面倒で、好きにやってなよって思ってしまう。

楽だし、ある意味では賢い処世術なのかも知れないけれど、常にいつくるともわからない危険に晒されているわけでもあって、だとすればその危険回避するためにいよいよコミュニケーションを閉ざす必要も考えなければならなくなって、なるほど傷つかないための非コミュなる分類もあり得るのだろうななどと思い至るわけだけれど、そう言った非コミュにはそもそも発言権なんてないだろうし、ますます悶々と思い悩むしか方法はなくなって、相談しようにもその窓口へ行くまでに精神的な敷居ができてしまっていて、そう言った状況下において増田2ちゃんは甚だ住みよい住環境提供してくれているのだなあと気が付かされるわけなのであります

ものすごい自己愛と表裏一体の自己嫌悪が渦巻いているような感じなんだなあって思って、それはつまり厨二病にも通じるのかも知れないし、高2病にも通じるのかも知れないし、大二病にも通じるのかも知れないし、要は内向的ナルシストしかないのだろうなと、やっぱり前にも達した結論に帰結するわけで、ほらみろ考えるだけ無駄だったじゃないかと思う一方、なんで厨二病に然り高二病に然り、二年次に掛かる概念なんだろうと思って、いやいや違うぞ、そもそもの起源が中『二』であっただけでそこには何も意味なんてないんだよって考えつつも、三年制の学校における二年生の自由さ、気楽さ、目的も意義もない自己反芻の多様さを想定すると、あながち関係がないとも言えないんじゃないかとなどとも妄想が膨らみ、なんて言うか、二っていう数字はとてもいいなと、零と合わせて素敵な数字だなと感じていることに気がついた折に、数字意味を見出す働きってどこからくるのだろう、社会から人間からかとか無謀な問題を提起してみたりして、そんなことどうでもいいやないのと思い、でもきっとどこかしらにはそういったもの研究した文章が残っているんだろうなあ、すげえなあと感心する次第なのであります

頭の中で文章をうんたら考えるより、浮かんだ文章をそのまま書き出している方が楽しいなって思うのです。もちろん、ひどい文章、無残な表現、ぐだぐだとして読みにくい構造になることが多いでしょう。反対に、短すぎたり、突飛すぎたりしてついていけない文脈になっていることだって多いことでしょう。直前の文章における、逆説の使い方が適切なのか、もっといい言い回しはないのだろうかととか考え始めると、わたしの場合は根を詰めすぎてしまって訳がわからなくなるのです。だから、あんまり気負い過ぎないほうがいいのだと思う。こうやって、意味もなく、意味のない長文を書きたれているこの時間こそが至福であり、なんていうか久々に楽しくて止まらなくなっているのです。

読む人のことを考える文章は、書くのがとても難しい。それこそ、文章と向かっているだけのはずなのに、コミュニケーション能力を測られているような気がします。それが一体誰なのか。わたしが想定した架空の誰かなのか、どこからともなくやってきていつの間にか培われてしまった常識というものなのかは知りませんが、とにかくまあ面倒で、厄介で、鬱陶しいわけなのです。無論、悩んでいる最中にそんなことに気づいているわけがありません。気づいていないのですが、とにかく苦しいわけです。産みの苦しみってやつとは違いますもっと煩雑な、ごちゃごちゃとした混沌が頭を塗りつぶしてしまうのです。

からなのだろう。分析したつもりになって悦に入って何がしたいのだろう。修造さんに叱られるかも知れないけれど、やっぱり色々思ってしまうなあ。全てにおいて理由があるなんて限らないのかも知れないけれど、大抵の物事については確かに理由や動悸があるはずだもの。例えば衝動的にこの文章を書いているのだとしても、その衝動はどこから来たのか、なぜ生まれたのか、どうして依然としてとどまるところを見いだせないのか、考えることはできるし、一応の答えを当てはめることは可能だと思う。

問題は、その答えに納得できるかどうか、その答えが適切であると認められるかどうかなんだよなあ。認められないんですねえ、わたしは。優柔不断から。そうなのかな。もっと正しいものがあるように感じることが多い気がする。自分で出した答えに正しさが見いだせず、そもそもに於いて自分の中に確固とした正しさを確立できていない人間が、正しさについて悩むなんて馬鹿げてる。でも、正しさについて確固とした答えを持っている人って脆いと思うなあ。固いだろうけれども、ダイヤモンドみたいなものだと思う。無論、それだけの輝きと価値を合わせもってはいるのだけれど。

ダイヤモンドにもなることができないクズ石が何を語るのかという自虐が出てしまう。いやいや、クズ石ですらないかも知れない。では一体何なのか。わからないなあ。卑下する必要はないのかも知れないけれど、自分が何なのかなんて誰にもわからないんじゃないかなあって思う。例えば学生とか、どこどこの社員だとか、夫だとか、身分を示す言葉はたくさん纏っているだろうけれど、その言葉を纏っている本体は一体何なのかと問われたたらみんな答えに窮すると思う。デカルトかって感じ。デカルト知らないけど。

知らないことがたくさんあって参ってしまうわ。こんなくっそくだらないチラ裏書き散らして恥ずかしく無いのって、それ一番言われているから。

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