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はてなキーワード: タイムラインとは

2012-04-13

ソーハラオヤジvsソーハラオヤジ

『すべての投稿に即「いいね!」 こんな「ソーハラ」オヤジは嫌われる』

http://www.j-cast.com/kaisha/2012/04/10128386.html?p=all

って記事を読んで、自分が書いたものかと思った。

最近、私のFBがソーハラオヤジ2人に占領されてるというか、

私に下心があるオヤジ二人のアピール合戦の場になってしまっている。


もう、まさにこの記事にあるような感じで、

私が何か投稿すると二人とも即「いいね!」してくる。

まるで二人で競い合ってるかのように、ほんと即座に。

メッセージも、二人とも何気ないことでもよくメッセージしてくるし。


で、私へのコメントもまさにここにあるようにリアルの会話を

つなげてくるもの意識されたい下心丸見えのものばっかり。

私が「どこどこに行きました。」

って投稿したら、「あれどこの店?」「誰と?」とかコメントしてくるし。

いやいや、場所書いてるんだから「どこの店?」とかググってよ。

それに「書いてない」ってことは詮索されたくない、

ってことなんだから察してよ。


あと、私の好きなモノとか聞いてきて話したことに対して、

目に付くような形で投稿して「意識されたい下心が見え見え」なのも同じ。

例えば、

A「確か、○○が好きって言ってたよね?なら、A店がお勧めだよ」

B「○○なら、A店よりもB店のほうがいいよ。今度案内しようか?」

みたいなコメントしてくる。

なんとか私に近づきたいって下心と

「相手よりも俺のほうが私のことわかってます」アピールというか、

「俺のほうが彼女に近い」アピールしてるみたいな、嫉妬感情

見え隠れしてて、コメントしづらい。

試しに、一回、2人にそれぞれ「(相手に)対抗してるの?」

って聞いてみたら図星だった。

なんか、

「アイツが私のFBに馴れ馴れしくコメントしてるの見たら、俺もコメントしたくなる」

って言ってた。トシの近いオジサン同士だから余計相手のことが気になるのかも。

こんな感じで、今の私のFBタイムラインには、オヤジ2人の「下心」と「嫉妬」が流れてる。

2012-04-09

Twitter疲れした

フォロワー3桁でたいしたことないけど、おしゃべりだから絡みやすいのかもしれない、周りよりもちょっと人気のあるアカウント

いわゆる廃人と言われるような使い方で、いつでもタイムラインを眺めているしツイートも多かったけど、最近Twitterに疲れてきた。

なにかツイートするとすぐリプライが飛んでくる環境ストレスになってきた。自分宛にリプライをしてくれるということはとても嬉しいことだと思う。自分ツイートを読み、わざわざ返事を書いてくれるのだから。けれど、自分に宛てて書いてくれたなんてことないツイートに苛つく自分がいて、疲れたなぁとふと思った。もう見るのも嫌になったのかと。

フォロワーが増えるにつれて返しにくいだとか意味のわからないような絡み方をされることも増えた。

Twitterなんて返事をしたくなかったらしなくてもいいゆるいツールだと言われるし自分もそれに同意するけれど、そう簡単な話でもなく、八方美人性格も手伝ったおかげですっかりコミュニケーションに疲れた。

ただ静かにつぶやいていたいだけなのに、つぶやいたらまた誰かからリプライが来るとか反応されるんだろうな、と考えたら、ツイートすることすら憂鬱になってくる。

自分タイムラインに構ってちゃんが溢れているように、コミュニケーションを求める人が多い中で贅沢な悩みだと思う。

もし実際に構われなければ寂しいと思うのだろうから、ないものねだりなのだろうとも思っている。

これでもTwitterというツールが好きだ。張り付いている時間はいまだに周りから見れば廃人というレベルだろうし、そこにいる人たちのことは好きだし、こんな状態になっても完全にはやめられないと思う。オフ会もたくさん行ったし、Twitterしか連絡の取れない友達もそこそこいるので、アカウントを消すということもしないつもりでいる。けど、疲れた。

あのアカウントの中にいるのは自分ではなくて、そのように作られたキャラクターなのかもしれないと思う。

ある種のコンテンツと化したキャラクターとしての彼は、愚痴を吐いてはいけないような気がしている。

ので、増田に。

疲れました。探さないでください。

2012-03-30

自明視されるセクシュアルな感情の面倒くささについて

中高、彼は男子校で過ごした。そんな環境でも人は学内で恋をしうる。もちろん同性愛者や両性愛だっているが、異性愛だって可愛い男の子というものを好きになる場合がある。それが機会的同性愛と批判されるものであろうと、それが個別の恋愛経験にとってどうだというのか。所詮安っぽい恋愛なんていくらでもある。

その恋は「セックスしたい」というものなのだろうか。性的意味合いをどこまで含んでいるのだろうか。友情との境界存在するのだろうか。おちんちんエロいというのは冗談として、実際、人それぞれで一概には言えないのだと思う。ただ、セクシュアルな感情存在自明であるということは決してない。

男性本位異性愛体制における「若い女性」の性的価値は今更喧伝するまでもないことで、実際彼自身、若い女性と近しい距離に至ると往々に何かしらの性的情動を抱く。それをセクハラという形で発露することを何とも思わない人もいる。「若い女性」としての特性は、多くの若い女性が備えている。もちろん彼女らがそのように見られるために苦労し、時にコンプレックスに苦しみ、といったことはあるだろうし、ここで書いていることがものを知らない男性目線であることは間違いない。それでもやはり、そうした特性は当たり前にありふれたものだとみなされてしまっている。

だいたい、なんで六年間連れ添った友人とセックスしなくて、大学で知り合った女性とすぐにセックスできるのか。たかだか彼氏彼女というだけの関係で。そんなに安っぽく人の体を求めてしまうのか。

はてさて、男性間の性的感情の抑圧をホモソーシャルと呼び批判することは適切だし、異性愛の裏返しとしてフェミニン男子に限って異性愛から性的目線を受ける構図は明らかに歪んでいる。分かっている、間違っているのは彼の側だ。そんなひねくれた恋は破綻をきたし人は幸せにならない。人は獣から進化しており生殖本能を持っているだなんて言葉は容易にマイノリティを傷つける似非科学になりうるとしても、その言葉が全くの間違いとも思えない。彼は異性愛者の若い男性であった。貫く側に生まれてしまった。

そうだとしても、想像力は経験に基づいている。女性とロクに喋ったことすら数えるほどで、男性との性的意味を持つ身体接触が存在しないわけではない。女性の良い匂いは頭の中のデータベースに見つからず、男子高校生の良い匂いならさっさと思いつく。どこまでも女性抽象的だ。

どうすれば良いのだろう。端的に、何とかして彼女を作ってしまえば良いのだろう。そうして彼女を作ることに意味生まれる。「交際したい」の意味がすり変わって不純になる。特定の女性と一緒にいたいから交際するのではなく、任意女性のうちの一人と一緒にいるという経験をしたいから交際するとなってしまった。不誠実が生まれ落ちる。

ただでさえ対人コミュニケーション能力の欠落が問題であるのに、そんな不誠実を自覚して何になる。無自覚に生きたくないというのは人生に多くを求めすぎであり、自身のことすら何も分かっていない。ヒーィズプレイヤー、祈りを捧げる。この祈りは特定の神様に向けたものではなく、twitterでいうと神へのメンションではなく単なるタイムラインに置き去った独り言だ。

まりこれが童貞めんどくさいということであり、タイトルに大した意味は無く、もはや人間がめんどくさいということであり、どうしてこうなったと言われれば返す言葉は思い浮かばず、それでも幸せに生きたい。

2012-03-27

イケダハヤトとは #2

前回: http://anond.hatelabo.jp/20120324004758

◆人の話を聞かないのは、痛みを知らない行動 ?

 猪突猛進というか、何も見えていないというか。

エゴサーチをしているからなのであろうが、ツッコミをもらってキャパ オーバーになるであろう時に以下のような発言が出ることが多いように見受けられる。

しかし、そんなに人生軽いものとは思えないのだが、失うものはないというのも大切なものを失ったことがないからではないだろうか。また、守るべきものがあることによって人は強くなる。 守るべきものがないときの行動は単なる暴走になることもある。残念ながら、この種の発言が変わるのは人生を大きく左右するようなこと (たとえば子供が出来たり、親が無くなるような大きな事) に遭遇しないと理解することはないだろうとも思われる。

IHayato:何をやっても別に失うものなんてないし、何かを失うとしても、それは最適化範疇死ぬわけじゃなし、やりたいことをやれば良い。ということを改めて感じた飲み会。現状維持を抜け出し、自分の信じるアクションを取る人はマジでクールだ。 http://twitter.com/IHayato/status/151648508494090240] 
IHayato:僕は僕の感覚しか語れないので、みんな自分の答えを持つと良いと思います。何が正しいかなんて答えはないと思いますが、強いて言えば、時間が正しさを証明してくれるかと思いますhttp://twitter.com/IHayato/status/154897704567308288] 
IHayato:ブロガーとして、今月から嫌われ者になる」「オンラインの批判はスルー」「公開ボタン押すのを躊躇わない」という方針にしました。エッジを効かせられるようになって良い感じです。 http://twitter.com/IHayato/status/164312037541937152] 

 ただ、先のとおり「旗振り役」のようなので、当然一人ではない。他に多くの人達がいるのだがその人達のことは考えなくていいのだろうか? 「失うものなんてない」という自分自身はそれで良いのかもしれないが、やってきたことが失敗やトラブルに見舞われるといった際に協力者達にも危害が及ぶ可能性があるが、それは考慮に入っている様子は余り感じられない。

また、協力している人達も同じように「別に失うものは何もない」「何が起きても問題ない」という覚悟の下で一緒にやっているのか疑問を感じる。

 旗振り役なのであれば、本来はそこまでの責任を負うか最低限考慮に入れて動くべきだろうと思うが、先のような発言なので残念ながら何かの障害が発生した際においてのフォローは余り期待できないように感じられる。一緒に動く人達はそれを考慮しておく必要があるだろう。

 しかし、プロジェクトを進める場合においてはステークホルダーが別の視点を持っている場合も当然あると思われる。

そのような場合において、彼の御仁はどういうコミュニケーションをするのであろう。以下の内容と前述の上から目線の話題を合わせると、話しが進むのだろうかと心配になる。

(現状、進んでいるのは一致しているかであるある意味一致しているところだけを選んでいるとも言えるだろう)

IHayato:価値観の違う人とのコミュニケーションを取ることと、オンライン粘着批判をスルーすることは明確に違いますhttp://twitter.com/IHayato/status/160631189525364736]IHayato:僕は当面はオンラインの批判は基本スルーする、というアプローチを取ります。これはあくまで僕が辿り着いた答えであって、寛容を貫き、徹底的に対話しようというスタンスを否定するものではないです。玉置さんのアプローチは本当に尊敬です。 http://twitter.com/IHayato/status/158499173786861568]
IHayato:解決すべき課題がない議論は不毛だと考えます。また、解決するプレーヤーが不在の議論も次に不毛コミットできる範囲で議論し、より良いアクションを導き出す。価値観の違う人たちとの議論はコミットメントを獲得しにくいから、不毛になりやすい。 http://twitter.com/IHayato/status/167129747111948289]IHayato:ちなみに一度オンラインの批判をきっかけにオフラインの対話を実践したのですが、全然ダメだったことがあります。そもそも僕がそんなに寛容の精神ある方ではないことに気付いて終わりました…。 http://twitter.com/IHayato/status/158501606625787904]
IHayato:「否定された気がする」というのが争いの原因だったりする。発信者にそんなつもりはなくても、そう感じる人は出てくる。これは難しい問題。発信者の配慮と、あくまで個人の意見に過ぎない、という受信者側の寛容と自信があれば良いのでしょうけれど…。 http://twitter.com/IHayato/status/172295950788870145] 
IHayato:ダークサイドには落ちずに、やるべきことをやるのみです。 コロシアムには出ない ikedahayato.blog - http://www.ikedahayato.com/?p=5754 http://twitter.com/IHayato/status/164490200091869184]
kinky_tada:ちょろっとフォローしてみた。 http://twitter.com/kinky_tada/status/151147099134771200]kinky_tada:まさかの瞬間ブロックww。俺、何もしてねえじゃん!w http://twitter.com/kinky_tada/status/151149391217045504]

 このように、ネット上での批判は受け付けないとある

では、そういった *価値観が違う人とのコミュニケーションをする* ために、 *オフライン、つまり現地にて対談を行おう* としても *コロシアムには出ない* という発言を行っている。加えて、価値観が違う人とのコミュニケーションオンライン批判は違うと言っていながら、価値観が違う人との議論は不毛であるという。

また、「寛容性がないことに気付いて終わった」とあるように、相手に寛容性は求めるもの自分自身がその幅を広げようとすることは考えていないようで、相手を理解しようとする意欲が欠けていると思われる。相手側が彼の御仁を理解し手を差し伸べることによって初めてコミュニケーションが成立するということになる。(前述のパネルディスカッションの例が当てはまる)

そして、この行動は前述の上から目線に関係するが、「自分が相手に合わせる必要は皆無」という態度にも通じる。

 さらに、特に厳しい指摘などをするわけでなく、フォローした瞬間にブロックされるケースもあり、本人の発言については一貫性は何もないという状況である

 結果として、自分が発した言葉に賛同支持以外受け付けないソーシャルカルト教団 (村) 創設に向けた方向となる。つまりコミュニケーションしようとする場合において、仮にステークホルダーが別の価値観であった場合にはそこは無視して進めようとする可能性が高い。そのために指摘や質問といったものすべからく排除するという行動に出ていると思われる。

ブロックしていても気になるメンタルの弱さ

ということで、指摘や質問等の意見を言うと確実にブロックされるようになる。 RT を使っているのでメンション扱いになるが、彼の御仁のメンション欄などには表示されないようになる。

ここまでは、twitter機能である

炎上しても自分は平穏

IHayato:先ほど某氏から「ハヤトさん最近よく炎上してるけど大丈夫ですか?」という心配言葉を頂いたけど、ブロックしてるので僕のタイムラインは基本的に平穏です。 http://twitter.com/IHayato/status/160633017558245376] 
IHayato:意外に知られていない機能のようなので。 ブロックすると対象からのmentionが表示されなくなる ikedahayato.blog - is.gd/aEGAHC http://twitter.com/IHayato/status/165256335250829312] 
kiyoami:IHayato どちらかと言うとメンションをブロックするのがメインの機能ですね。もう一つがフォローのブロック。フォローしなくてもツイートは見れますから、見せない機能では無いと思いますhttp://twitter.com/kiyoami/status/165257832030150657] 
IHayato:反響が大きかったのでまとめてみた。 mentionで失礼なことを言ってくる人たち ikedahayato.blog - is.gd/3xrGgm http://twitter.com/IHayato/status/165285014433579008] 

gosuke:いや、だから面と向かっても言うから。そもそもボク、名出し顔出し所属出しだから…。> mentionで失礼なことを言ってくる人たち ikedahayato.com/?p=5806 IHayatoさんから http://twitter.com/gosuke/status/165297112739880960] 

平和」とまで言っているのでそれで終わりかと思いきや、自分の評判というのは気になるもののようでこういった行動に出る。

IHayato:ブロックしてるのにmentionよこすのホント止めて欲しいんですが…。純粋に気持ち悪いです。そういう人は全く尊敬できません。 http://twitter.com/IHayato/status/175526124988801025] 
IHayato:まぁ、それこそ良く知らない人から気持ち悪い粘着メッセージ貰うのは、自分が何かを成し遂げている証拠だと思うと良いのか。ホント不快まりないったらありゃしない。 知らない人に悪口を言われたら - holyppの日記 - is.gd/gGtnRV http://twitter.com/IHayato/status/175529046078259201] 

→ずいぶんと、口が悪くなった

masayuki_hori:たくさんブロックしちゃったけど、自分twitterでなんて言われているか気になっちゃって仕方ないから、こっそりエゴサーチしちゃおうかな。。。。弱い!!!!!お子様じゃねーか。 http://twitter.com/masayuki_hori/status/175546227440627712] 
IHayato:アフィリエイト頑張ると嫌儲な人からDisられ、小商いとか低消費とか言うと脂ぎった人たちからDisられるという面白構図になりそうな予感がしている。 http://twitter.com/IHayato/status/179727079305265152] 

先のとおり、メンションは自分のところには現れない。その割に、「ブロックしているのにメンションされている」ということを知っているというのは *エゴサーチ* をしているということになる。

まり、散々ブロックして自分に対する同調以外は排除していながら、エゴサーチを行い自分の評判を確認し、指摘や意見で使えるところはパクっているという状況である

たとえば、ブログにつけている写真などで copyright が入っていないことを指摘したらつくようになったのを見ると、明らかにエゴサーチ自分に都合のいいように使っている。

ただし、アフィリエイト & 引用ばかりの書籍紹介は止めないようだが... まぁ重要収入源らしいし、コピペブログを書いているような状態なので honz.jp のような書籍紹介は不可能だろう (笑)

さらには実験と称して、ブログバナー広告の出稿まで求めだした。

http://www.ikedahayato.com/?p=6488

ところがどういうレポートが来るかという質問に対しての答えは... 出ていない (笑)

次なる資金繰りの手段は何であろう。

2012-03-13

書き直したって、いいんだよ

http://www.yamdas.org/column/technique/hatenablog.html

 なお、タイトルに PART I とあるが、このネーミングはメル・ブルックスの『珍説世界史 PART I』にちなんだもので、PART II 以降は存在しない。つまりあなたソフトウェア企業)が絶対すべきでないことは、Joel Spolsky にとってこの文章に書かれることだけなのだ。それは何か?

 プログラムスクラッチから書き直すことに決めることだ。

まぁ、そんなわけないんだけどね。

最近はてな体たらくへの失望感名前を付けたい」というだけの文章にマジレスするのも我ながらどうかと思うし、気持ちは分からなくもないんだが、最近は「はてブ」以外全く使ってない俺でも、長年お世話になってきたはてなに対してそれなりに愛着というものがあるわけで、ディスられるばかりの流れに少しばかり反抗を試みたい。これは、それだけのエントリだ。

というわけで、以下に書くのは、技術の話でも倫理の話でもない。どうか気軽に読んでほしい。

書き直してはいけないのか

実例を挙げる。

今やワールドワイドな影響力を持つ勝ち組ソーシャルサービスTwitterだが、彼らは、ここ数年でバックエンドの大半をスクラッチから完全に書き換えたしかも、RubyからJavaへと、使用言語すら変更してしまった。

http://d.hatena.ne.jp/teppei-studio/20110709/1310168002

もう一つ。Tumblrも、LAMPアーキテクチャからJVMベースへ切り替えた。その過程で、Twitterオープンソース化した技術を取り入れたりもしている。

http://blog.kyanny.me/entry/2012/02/19/002256

『「古いコードクズだ」というのは錯覚だ』というJoelの意見は、一面では正しいが、他の面では間違っている。なぜなら、あるソフトウェアに求められていること(要件)は、時間と共にどんどん変化するから

書き直そうが、書き直すまいが、一番ダメソフトウェアとは「ユーザの要求に応えられないソフトウェア」だ。規模や環境の変化によって古い技術技術限界に直面したり、ビジネス環境の変化に追随する必要が出てきたのなら、「スクラッチから書き直す」のは立派に一つの選択肢だ。

技術の変化

はてなダイアリー最初バージョンがどういうものかは俺もよく知らないが、おそらく「LAMP」がエッジなキーワードとして持て囃されていた頃に書かれたプロダクトなんじゃないかな(間違ってたら突っ込みを)。それから時代下りRuby on Railsに代表されるCoCフレームワークの登場を経て、今や大規模分散や非同期を前提としたアーキテクチャが当たり前の時代。当然改修はしているだろうけど、MySQL職人芸で負荷分散していた時代から大分遠いところに来たのは間違いない。

何より、はてなダイアリーといえば「はてな記法」とカスタマイズ自由度の高さがウリだったわけだが、これらの存在が、今や機能追加や改良の妨げになっているとしても不思議じゃない。

はてなブログ開発の動機として「今どきの技術で、最初からやり直す」というのがあるのは間違いないが、それは「スクラッチからの書き直し」だから悪手なのだろうか。結局のところ、レガシーコードメンテナンスを続ける場合と比べてどちらがより低コスト、という話の結論によるとしか言えない。

ビジネス環境の変化

はてダソーシャル要素といえば「トラックバック」と「idコール」と「キーワードリンク」だったわけだが、全部Twitter(とTogetter)に持っていかれたよね、という話。

から、「はてダver.2」や「ブログ2.0」を望む声が大きいのは理解できるけど、ぶっちゃけ、そんなもんに開発リソースを突っ込んでも勝ち目なんか無い。んで、それに代わるアイディアを持ってる奴はどこにもいないと。だから既存コードの改良ではなくスクラッチから書き直し、スモールスタートでフィードバックを受けながら方向性を考えていく、という方向性はそんなに間違っていないと思う。

ただ、現状を放置すると「それTumblrでできるよ」という話にしかならん、というのはその通りで。それ以外だと、もしgithubblogサービスを始めたりすると、かなり客を持っていかれるのではないかという予感はする。いっそのこと、Tumblrのデッドコピーから始めるのが一番早いのかもしらんね。

技術の体系化の弱さ

少し別の話を。

https://github.com/twitter

これは、Twittergithubレポジトリだ。上でも書いた通り、Twitterサービススクラッチから書き換えた。で、その過程で開発した内部向けのフレームワークを、どんどんオープンソース化している。彼らが、内部の技術をきちんと体系化して再利用可能にしていることの証左と言える。

一方、はてなgithubレポジトリ。正直、サンプルとかプラグインばかりですね、と。

https://github.com/hatena

色々と理由はあるんだと思うが、一つ思うのは職人芸頼りで自分たちの技術を体系化するという部分が弱いんじゃないか、ということ(はてな発のオープンソースで広く使われてるのって何かあったっけ?)。

先ほどから散々「書き直していい」と主張しているが、誰かが言っていた通り、技術本質を捕まえきっていない状態でフルスクラッチをやっても、失敗する可能性は高い。はてなブログがどちらなのかは、中の人しかからないことだけど。

マネタイズ

はてな経営的にあまり状況がよろしくない、という推測はおそらく当たっているのではないかと思う。

タイムラインで、誰かが「まっとうな方法収益化する方法を真面目に考えるべきだった」と言っていたのを見た。それをしていれば、今回のような事態を招くことは無かったのだろうか。

だが、「まっとうなビジネスモデル」とは何だろう。実際問題として、ここ最近成功しているネットサービスビジネスモデルで「ターゲティング広告」と「マスなユーザベースから抽出したビッグデータを解析して売る」以外で何か有力なものはあっただろうか。FacebookにせよTwitterにせよ、収益化の原動力はユーザ行動解析だったりするわけだ(彼らがオープンソース化に積極的なのはインフラ技術差別化の源ではない、という面もある)。

まぁ、あとはガチャだが、どちらにせよ現状では高木先生逆鱗に触れるようなものしかないよね。

そんなわけで、それらに代わる第四のマネタイズモデルを思いついた人は、ぜひ近藤さんに教えてあげると良いんじゃないかな。あればだけど。

最後

今後はてながどうなるかは分からないけど、一つ希望したいことがあるとすれば、故伊藤計劃氏のダイアリーがこの先も保全されることを望みたい。

それは、エントリを全て魚拓しろ、という話ではもちろんない。彼の生前に書かれたエントリは、当時の「はてな」という生態系を構成する一部でもあるわけで、そこから切り離して文章だけをアーカイブしてもあまり意味がない。

まりネット過去を作ってきたものとして、現在適応しながら、未来へと生き残って欲しいと、そういうことです。

2012-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20120209191321

定期的に相手の発言に対して相手が興味持ちそうな事を@で発言してればいずれフォローされるよ

フォローしてない人の発言は自分についたコメントを確認しない限りタイムラインに表示されないかスルーされるのが普通

2012-02-06

http://anond.hatelabo.jp/20120206172037

インターフェースは人やPVを増やすためには勿論わかりやすくあるべきなんだけれど、

あえて悪くしてタイムラインに集中させる、という方法論もあるんでしょうね。

あるいはとっつき悪くして選ばれた民的な部分を刺激させてるとか

素手間「社内メール廃止」企業じわり増加

XXXXではフォローさえすれば、社内でやり取りされている情報に誰でも平等アクセスできます

タイムラインには膨大な情報が流れていくので、各自が正しく取捨選択をする必要はありますが、導入後ホウ・レン・ソウが活性化しました

2012-01-08

タイムラインを作る

はいわゆる「実況」には全く参加しないんですけど、

実況クラスタの方々を何人かフォローしています

何故かと言うと、勢いがあって楽しげというのも勿論あるのですが、

彼らは本当にその作品を楽しんでいるので、否定的なことをあまり言わないんですよ。

愚痴・嫌味・自虐・その他罵詈雑言…。

これは実況していない時間帯にも言えることなので、

自称評論家みたいな人たちをフォローするよりよっぽど私にとって有益です。

2011-12-23

フェミクラスターたちの不愉快なところ

「ヘビーなネットユーザー男子不愉快なところ」というのがあるのでそれの女版を書いてみた

男性差別存在しないと考えている

フェミクラスターたちは男性差別女性差別によって生まれたと考えている

どうやらこのクラスターの人たちは男社会によって女性差別が生まれ、派生的に男性差別が生まれたのだから女性差別に吸収されてしまうと考えているらしい

ゆがんだ男性

女性はさまざまな圧力があるが、男性は外見を整えなさい、○○らしくしないさいという圧力はないと考えている

でも、現実は違う

恋タメに代表されるように男性に対しても外見を整えろという圧力存在しているし、

オタクっぽい趣味は持つなよとメンズナックルなどの雑誌ではさんざん言われている

モテないならスポーツをしなさいと強要する人も多いし、

ぐちぐちと弱音を吐く男性に対する女性目線は非常に厳しい

男性に対する圧力はちゃんと存在するのである

弱い男性だけをたたく

フェミクラスターたちは必ずと言っていいほど男性を非難する

でも、なぜかはしらないが、ホモソーシャル社会で上位を占めている男性の行動を非難することはない

その理由は至極単純で下位の男性オタクブサメンなどフェミクラスターたちにとって興味のない存在ばかりで占められているけど、

上位の男性イケメン金持ち、やさしいなどのこのクラスターにとって好意を感じる存在で占められているからだ

自己中心的

あるフェミクラスターがDVにあっているとtwitterで行っていた

タイムラインを追うと確かに暴力を振るわれていた

だが、さらにタイムラインを追いかけると、夫はこのフェミクラスターに対して不満を抱いており、このフェミクラスターのプロフィールそのもの自己中心的な内容だった

別のフェミクラスターも女性差別を撤廃すれば、男性幸せになれると喧伝していた

だが、現実は逆で女性差別が減れば減るほど男性女性自殺率の差が開いている

しかも、その上、フェミクラスターの活動によって利益を得るはずの女性たちですら、つらい思いをしている

http://www.shisokan.jp/hansei-joseigaku/jisatsu-kakusa/

本当にフェミクラスターたちは周りの幸せを考えているのだろうか

この一連の流れを考えると疑問に思わざる負えない

男性社会被害者とばかり思っている

フェミクラスターやその他の女性たちはホモソーシャル社会の上位層と恋におち、セックスなるものをしている

その行いを通じて下位層に対してはセックスしたければ、上位層まで上り詰めなさいと無言の圧力をかけている

結果としてホモソーシャル社会は維持され、フェミクラスターやその他の女性は上位層の男性と恋をするという利益を獲得し続けている

でも、twitterでは男性社会があるから私たちは成功することができないのですと盛んに喧伝し続けている

男性の性欲ばかり優先されていると思ってはいるが、それを改善しようとはしない

ポルノ産業などによって女性尊厳無視されている

でも、男性の性欲の発散が優先され、それらの現実が顧みられることはない

障害者の性でも同じだと盛んに喧伝している

でも、女性男性と違い、見ず知らずの人とセックスしたいとは考えていない

それゆえに女性向けのポルノ産業は成立しづらいのだが、その点は無視している

そんなに女性の性欲が無視されていることが問題なら女性の嗜好にあった店を自分たちの手で作ばいいんだが…

フェミクラスターたちはそういうことを一切しようとしない

2011-12-01

著名な学者twitterブロックされた

ある高名な大学教授が、わたしを~~という理屈ねじ伏せようとする人のロジックが分からないという意味のことを言っていたので、

どういう論理になっているかをごくごく謙虚に説明した。

そうしたらブロックされた。

学者に、烏合の衆みたいな人間が噛みつけばそりゃあブロックされるというのも当然だが、

学問というのは反論に耐えた仮説にこそ信憑性があたえられるので、反論は歓迎すべきだし、

学者という人種はそれなりに丁寧で論理的であり価値がある反論をブロックしないのだとなぜか信じていた。

自分で言うのもなんだが、謙虚に、卑屈にならずに、素直に論理的に@を送ったつもりである

で、その大学教授(そういえばすでに退官しているかも)のタイムラインをみたら、

反論が多数寄せられているという意味のことを何度か呟いているにもかかわらず、その反論は表示されていない。

ひょっとしてこの学者は反論されるたびに相手をブロックしているのでは?と楽しくない邪推をしてしまった。

まあ、たかツイッターで、一人の学者有象無象の凡人を相手にするのだからブロックするのは普通にあり得ると認識していたが、

なんとなくアカデミズムに対する幻想が壊れた。

反論した人をブロックし第三者から反応の内容が読めないようにしてから、再び自説を主張するのは倫理的にまずいのでは?

たかツイッターから、こちらが学者幻想や甘えを持ちすぎていただけかもしれないけれど。

2011-11-18

これもtwitter疲れの一種か

タイムラインにいる人たちとは節度ある距離を保ちたい。

からず遠からず。「○○友だち」でいたい。

顔見知りでもそうでなくても、女性でも男性でも。

から過去に2~3度オフ会で顔を合わせただけのような人からアナタ地元で食事をしたい」と提案されドン引きしている。

そもそもその提案が「ドン引き」するほどのものでもないことはわかっている。

これが、「安全圏にいて傷つきたくない」というものなのか、情けないな自分、と今実感しているところ。

わがままだな。

2011-11-10

ツイッター投稿する前に確認するべき7つのこと

まぁ気にしすぎても何も書き込めないですが、それでもある程度頭に入れておいた方が無難かと

2011-10-19

ν速民化  http://anond.hatelabo.jp/20111019114347

νはVじゃない。にゅーで変換

ν速民は、ニュー速と書くと、違うν速だ!と言うから正確に書いた。

ν速に限らず2chでの議論というと、論戦じゃなくて、人格攻撃人格否定や、それに連なるもので相手をへこませる事を目的としているような、子供喧嘩的なものが多いように思う。

専門板でも、みんな本当はあまり知らないの言ってるのかもしれないけど、なぜそうなるとか原理を説明しないで、煽りあってる。そこにたまに理屈を説明できる人が来て、これこれこういううわけで、と説明し、そうしたらそれに対しまた重箱のすみを突くようなレスが入ったので、検索してみたら、その煽りレスは、やっぱり煽りだった、というような事がわかった・・・みたいな世界

それなりに、知識は持ってる人たちが、そんな煽りをやってる場合もある。

あのtoggeterにまとめられてたやり取りは、あの一般女性人格攻撃ではないけど、へこませる目的で発せられた言葉ではないかと思われるものも、たくさんあった。人格攻撃と言って良い物もあった。

中には、有名人に対して自分タイムライン(TL)でつぶやくのもあかんの?みたいに書いてる人もいたが。

ツイッターというのはツイートしたら、フォロワーが見るもので、書いた相手が同じウェブサービス内にいたら、見に行くだろうと思われる。フォロワーは一部にヲチ目的でフォローしている人以外は、乙武さんのファンやシンパシーを感じている人たちだろう。どうなるか・・・

ちょっと考えたらわかりそうなものだ。

その場合でも、2ちゃんねらにしたように、何らかのフォロー(ツイッタではない)をするでもなく、さらにさらに攻撃と言うと語弊があるが本人にとっては、そうなるだろう事をやっていた。

乙武さんには厳しいことを言ってくれる人がいないというのは本当なのだなあと、それを見ても思った。

ここにも、僕に強く言う人がいないみたいに書いてある http://yachou.net/post/615677601 http://blog.livedoor.jp/yumemigachi_salon/archives/51422547.html

上のを検索してたら、こういう真面目なスレも見つかった。何板かと思ったらハンディキャップ

http://unkar.org/r/handicap/1304471888 乙武洋匡の障害揶揄発言をどう思う?

知らなかった。こんなふうになってたとは

乙武さんが2ちゃんねらー化(ν速民化)してきたかもしれない件

これ、何かに似ていると思った。

http://togetter.com/li/199415

昔の2ちゃんねらーへの人間ができ過ぎた対応はどうなったんだ?!と思ったら・・・

乙武さんは、一部の2ちゃんねらにしか過ぎない人を2ちゃんねらだと思ってるし、それを評価してるし、だんだん同化しつつあるようなのを、検索してたらなんとなく感じた。

乙武 2ちゃんねら などで 検索すると いろいろ出る

褒めてたり、煽り耐性がついたとか、ツイッタなんか2chに比べると余裕とか・・・

2ちゃんねらへの温かいことば

「若くして世に出てしまった僕に強く物が言える人」で検索すると出る

乙武さんが2chをいやν速意識してるのがわかるらしいバンド

http://watch2ch.2chblog.jp/archives/3811689.html

何事に対しても、斜めでやりすごすというのも、道化やふざけ、からかい、中傷で対応する、(時には罵詈雑言)  というのも、一種の自我防衛本能ではないかと思うが、防衛しなくてはいけない何かがあるのかもしれないし、それは別の守られ方をした方が良いのかもしれないけど、

何も乙武さんまで真似しなくても・・・ 嫌な事は嫌と言えばいいんじゃないの?

嫌じゃないのかもしれない。本当に好きなのかもしれない。

から、こういう風に言うのかもしれない

「「2ちゃんねる」において、僕は不思議と愛されているようで、」

http://blog.livedoor.jp/yumemigachi_salon/archives/51422547.html

でも、こんな事↓するくらいなら、名誉毀損で黙らせた方が良かったのではないか?(註あり)

http://togetter.com/li/199415

どっちもかまってちゃんなのに、

しかも、彼が取った手法は、3行でで済ませてしまったり、一部を切り取って見せることで、全体をわからなくさせ、物事の本質や深い理解を遠ざけてしまったり、一面的な事実や、一部の義や理によって断罪するやり方 断罪ではない断罪 罪とは言わないがやられた方は、場合によっては、罪のある人と同じような罰を受けたりする事もある。 精神的だったり社会的だったりするが。←これに近いものがある。

ツイッタは文字数が限られているので、そこで話すには適さないことも当然ある。

しかし、逆にそれを利用して、断定的な言い方の多様やイメージ戦略みたいなもので、人々を惑わす人たちもいる。

というか、惑わすと言うと言葉は悪いが、宣伝営利目的でやっている人や会社も多いだろうし、それを推奨している面もあるようだ。ツイッタの本にもそういう使い方が載っている。スパムはまずいが自然拡散を狙って宣伝する方法もありますよー登録して下さいよーというふうにツイッタ自身が言っている。

から、ツイッタ的にはイメージ戦略も大いにけっこうなのかもしれない。もともと商業用だからw というかそれを禁じてるわけじゃないから。

商業主義に乗せていいのか疑問があるものもあると思うし

なんだかなあと・・・



(名誉毀損でというのは2ちゃんねらたちをという意味です)

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かまってちゃん というのは、かまって欲しくて悪さする人 のこと 気を引こうとしたり

乙武さんは、かまって欲しくて悪さする2ちゃんねらたちの中に、自分に対して救済を求めるような何かでも感じたのだろうか?

両方ともかまってちゃんだとしても、一般女性の方は、真面目で切実なものがあるかまってちゃんではないのかな

(一般女性の方をかまってちゃんとするのは、異論があるかもしれないが、あのまとめたやり取りに対する見た人や乙武フリークのような人のあの一般女性の捉え方は、「絡んできた人」精神的な問題があるから言ってはいけない事してはいけない事をした人 という捉え方で、彼女自分タイムライン(TL)で自分独白のように吐き出した事も言ってはいけないことのように捉えているから、まあかまってちゃんと仮に呼んだ。)

自分のTLでつぶやいた事で、かまってちゃん認定もすごいと思うが、その意見はそこまで悪いものとして封じられなくてはいけないものなのだろうか?初期乙武批判の2ちゃんねらの何がしかの義に近い論旨で、誰でも言いそうな気づきそうな指摘だった。誰でもいいそうと言うか当然気づく乙武さんに対する矛盾や疑問も含んでいた。言わなくてもいいことだし、言われた方は良い気はしないかもしれない。しか乙武さんは2ちゃんねらに対しては言われたら不快に感じる誹謗や中傷や人格否定を許しているのはどういうわけだろう?

乙武さんに関して、論理的に冷静にものを考えれば当然気づく素朴な疑問を、言うと、まるで天皇批判でもしたかのように、ν速手法断罪されるなんて恐ろしいw 

ν速民が彼をおかしくしてしまったのだろうか?

論理的にというほど大げさに言わなくても、子供でもわかる理屈で、「あの人、なんかしたん?」何か具体的に実用性がある情報提供したり社会技術的に役立つ情報を発信しているわけではない。ある程度以上の知能はあるにしても学問的に貢献したとか言うわけでもない。

しかし、そういう人は他にもいる。実用的な情報以外流布しなくなったら、すっきりして良いかもしれないが、他に支障が色々出るような気もするし、それはそれで良いと思う。害にならなければ。

女子供が好むものなんて、大抵そういうものだ。と書くと偏見助長してしまから良くないが。

和田アキ子さんが昔昼の番組で、乙武さんの就職に関してだったか、本を出した後もメディアに出る方向に進んだ事に関して、ちょっとアレ?っと思ったような言い方をしていたが、そんな事を言う人は今はいないのだろう。

それに、最近乙武さん関係で目にするのは、このようなちょっと残念な事か、気を衒ったような事か、意外性みたいな事が多いような気がする。だから誰もそんな事言わないのかもしれない。

2011-10-13

学校に行きたくなかった人間の末路

オチ無し注意)

近年中国製品に押され気味の中なんとか頑張ってる陶器産業でなりたっているド田舎生まれる。

田舎から学校や進路は引越しなどがなければ中学まで必然的に決まる。少子化社会もあって、1学年保育園から中学までをほぼ同じたった50人程度の中で過ごしてきた。

みんな顔馴染みで互いが互いをかなり知っていてドロドロの関係だった。

自分場合は両親が子供にあまり投資したくない類の人間だったので、服は近所から貰ってきたお古のものだったし、クラス流行っていた何かについて話題に乗る事もできないし、勉強ができない割りに近所にある数少ない塾にも通わせてもらえなかったから全ての時期を「可愛そうな子」「近づいてはならない人」として扱われた。

10年近くもぼっち生活で、はっきり言って虐められていて苦痛だったし、親の方も母の家系カルト宗教で父が「それに子供を巻き込むな」と制止していたのもあって結構な頻度で喧嘩が続いていたか精神状態も荒んでいて誰とも関わりあいたいと思わなかった。

今でも自分は将来惨めに孤独死するんじゃないかと思っている。

中1の頃、ネットが開通した。

それまで独力でどこに行っても手に入らなかった理工学系の書籍amazonで購入できるようになった。

当時人工知能にあこがれて森北出版の「強化学習」を買ったり、基礎的なアルゴリズム勉強しようと「アルゴリズムイントロダクション」「アルゴリズムデザイン」を買ったりした。

今と比べると些細な情報しかなかったものの、技術情報ネットでぼちぼち調べる事ができるようになった。

学校での成績は悪かったが、情報工学に対して自分なりに勉強するようになった。無論、終わった人として扱われる学校になんて行きたくなかったか引きこもり不登校児にになった。

親は発狂した。2回PC破壊された。

それでも自分は諦めたくなかった。自分見出し情報工学という桃源郷を手放したくなくて、「学校に行くから」「(提示された以上の成績を)取るから」としつこくPCをせがんで型落ちながらもその都度PCを手に入れた。

何度も裏切る内に親も諦め、何も言わなくなった。

高校は2つ向こうの市にある遠い定時制に進んだが、案の定DQNばかりでトイレで薬物を吸っていたり平気で授業を妨害したり先生も何も言わなかったりで絶望して1ヶ月で辞めた。

そこから5年間、何度も自分人生は終わってるんじゃないかとか、いつ死のうか思案を巡らせながら引きこもって過ごしてきた。

生まれてから20年が過ぎた。金がない。学校にも行けない。働き口なんてない。人脈もない。何もかも終わっていると思って現在も生きている。

長年引きこもっているせいで親に精神科へと通院させられているが、とうとうそこで障害者2級の認定を受けてしまった。年金の6万5千円の内5万は生活費として親に取られている。

最近twitter技術系に詳しいリア充共をFollowして観察している。

寝て起きて食事をしてはてブトップページTwitterタイムラインを覗いて一日を過ごしている。精神が安定してきたらプログラミングもしているがあまり芳しくない。

親の脛を齧ってニート生活を送っているだけ。こんな自分にも未来があるといいな。

2011-10-07

twitterをやっていて、ボクが合わないなと思った人のタイプ

趣味とか嗜好とか立場とか、そういうのが合わないというのとはまた別な話。

■不確定情報真実として扱う人

死んでもいない人を死んだことにして、惜しい人を亡くしたとかつぶやいちゃうような人。

この馬鹿が一人で言ってる分にはまあ糞野郎氏ねってフォロー外してオシマイなんだけど、フォローしておきたくなる人も感化されて「本当なら寂しいですね」とか書いちゃうから害悪まりない。

価値基準がいち早く感傷に浸ることで情報通だと周囲にイメージつけたいんですかね、このタイプは。

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自分が(自分の代理が)常に主人公

人それぞれ、何かニュースがあったら一言何か意見したくなるのはわかる。

でも、何のニュースがあっても自分が熱狂的に愛する何か、アイドルでも歌手でも役者でもチームでもいいや、それにこじつけて語っちゃう人。誰かが死んだら私の好きな○○が死んだらと思うとー、誰かが成功したら○○がぁ~。

うん、君がその○○を好きなのはわかった。

似たタイプとして、いか自分が熱狂的かをアピールするのに必死な人。「○○が大好きすぎてぇ~」「○○がないと死んじゃう」

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ねじ曲がった「自分の都合のいい解釈」を前提に論評しちゃう人

一番わかりやすい例は「平野綾所属事務所解雇される(クビになる)」かな。

このケース、平野綾自身が所属事務所に対して契約解除を求めたというのが事実だったんだけれど、事務所が「ファンクラブを解散します」という文書を出した段階で「平野がついにクビになった」と騒ぎ立てる人が多かった。

彼ら、彼女らにとっては平野解雇される、イコール平野が自らの意思にかかわらず酷い目にあったほうが気分がいいからそういうモノカキをしちゃうんだろうね。

ドヤ顔で「アイドルなのにキス写真流出しちゃったんだからしょうがないよなー」とか書いてるのを見ると、ああ、この人と友達になりたくないな、と思う。

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略語が個人的すぎて理解できない人

twitterって文字数限られてるから略語使って圧縮するって考え方はまあわかる。ソフトバンクモバイルをSBMって表記したり、横浜ベイスターズをYBと表記したり。略語として定着したり、団体などが自ら使用してる場合は、まあ文脈からだいたい理解できる。

どっこい、よくわからない略語日常的に使って何言ってるかわからない人、たまにいますよね。「俺はそれをよく知ってるし俺は理解できるから省略表記」なんですかね。

TKGとか、このあたりは最初意味からなかったけどだんだんなじんできた。ADPとか未だにわからん。ググってもわからん

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■○○ってマジなの?

ググれカス

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■誰かのtweetに対して、○○を××に空目と絡んでばかりの人

言われたほうはどーせいちゅー。

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■□■総評

「フォローリムーブ自由です」ってプロフィールに書いてあったら、何書いてもいいみたいな考えの人は合わない傾向。フォロワー勝手に俺をフォローしてるんだし、合わなければ外せばいいじゃん、という問題じゃないんだにゃー。

少なくとも今お前がしたtweetは、お前をフォローしてる何十何百何千の人のタイムラインに流れるんだよ。それについての責任感というか、配慮が欠けている人をガンガンリムーブしていったら……。

どうやら、俺にはtwitterは合わないようだ。

2011-09-15

コンピュータ基礎理論ハンドブック2 形式的モデル意味論」の目次

第1章  有限オートマトン
	D.Perrin:橋口攻三郎
1. 序論
2. 有限オートマトン認識可能集合
3. 有理表現
4. Kleeneの定理
5. 星の高さ
6. 星自由集合
7. 特殊なオートマトン
8. 数の認識可能集合


第2章  文脈自由言語
	J.Berstel and L.Boasson:富田 悦次

1. 序論
2. 言語
	2.1 記法と例
	2.2 Hotz 群
	2.3 曖昧性と超越性
3. 反復
	3.1 反復補題
	3.2 交換補題
	3.3 退化
4. 非生成元の探求
	4.1 準備
	4.2 生成元
	4.3 非生成元と代入
	4.4 非生成元と決定性
	4.5 主錐の共通部分
5. 文脈自由群
	5.1 文脈自由群
	5.2 Cayleyグラフ
	5.3 終端


第3章  形式言語とべき級数
	A.Salomaa:河原 康雄

1. 序論
2. 準備
3. 書換え系と文法
4. Post正準系
5. Markov系
6. 並列書換え系
7. 射と言語
8. 有理べき級数
9. 代数的べき級数
10. べき級数の応用


第4章  無限の対象上のオートマトン
	W.Thomas:山崎 秀記

序論
Ⅰ部  無限語上のオートマトン
	記法
1. Buchiオートマトン
2. 合同関係と補集合演算
3. 列計算
4. 決定性とMcNaughtonの定理
5. 受理条件とBorelクラス
6. スター自由ω言語と時制論理
7. 文脈自由ω言語
Ⅱ部  無限木上のオートマトン
	記法
8. 木オートマトン
9. 空問題と正則木
10. 補集合演算ゲームの決定性
11. 木の単項理論と決定問題
12. Rabin認識可能な集合の分類
	12.1 制限された単項2階論理
	12.2 Rabin木オートマトンにおける制限
	12.3 不動点計算


第5章  グラフ書換え:代数的・論理アプローチ
	B.Courcelle:會澤 邦夫

1. 序論
2. 論理言語グラフの性質
	2.1 単純有向グラフの類S
	2.2 グラフの類D(A)
	2.3 グラフの性質
	2.4 1階のグラフの性質
	2.5 単項2階のグラフの性質
	2.6 2階のグラフの性質
	2.7 定理
3. グラフ演算グラフ表現
	3.1 源点付きグラフ
	3.2 源点付き超グラフ
	3.3 超グラフ上の演算
	3.4 超グラフの幅
	3.5 導来演算
	3.6 超辺置換
	3.7 圏における書換え規則
	3.8 超グラフ書換え規則
4. 超グラフの文脈自由集合
	4.1 超辺置換文法
	4.2 HR文法に伴う正規木文法
	4.3 超グラフの等式集合
	4.4 超グラフの文脈自由集合の性質
5. 超グラフの文脈自由集合の論理的性質
	5.1 述語の帰納的集合
	5.2 論理構造としての超グラフ
	5.3 有限超グラフの可認識集合
6. 禁止小グラフ定義される有限グラフの集合
	6.1 小グラフ包含
	6.2 木幅と木分解
	6.3 比較図
7. 計算量の問題
8. 無限グラフ
	8.1 無限グラフ表現
	8.2 無限グラフの単項性質
	8.3 超グラフにおける等式系
	8.4 関手の初期不動点
	8.5 超グラフにおける等式系の初期解
	8.6 等式的超グラフの単項性質


第6章  書換え系
	N.Dershowitz and J.-P.Jouannaud:稲垣 康善,直井 徹

1. 序論
2. 構文論
	2.1 項
	2.2 等式
	2.3 書換え規則
	2.4 決定手続き
	2.5 書換え系の拡張
3. 意味論
	3.1 代数
	3.2 始代数
	3.3 計算能代数
4. Church-Rosser性
	4.1 合流性
	4.2 調和性
5. 停止性
	5.1 簡約順序
	5.2 単純化順序
	5.3 経路順序
	5.4 書換え系の組合せ
6. 充足可能性
	6.1 構文論的単一化
	6.2 意味論的単一化
	6.3 ナローイング
7. 危険対
	7.1 項書換え
	7.2 直交書換え系
	7.3 類書換え
	7.4 順序付き書換え
	7.5 既約な書換え系
8. 完備化
	8.1 抽象完備化
	8.2 公平性
	8.3 完備化の拡張
	8.4 順序付き書換え
	8.5 機能定理証明
	8.6 1階述語論理定理証明
9. 書換え概念拡張
	9.1 順序ソート書換え
	9.2 条件付き書換え
	9.3 優先度付き書換え
	9.4 グラフ書換え


第7章  関数型プログラミングラムダ計算
	H.P.Barendregt:横内 寛文

1. 関数計算モデル
2. ラムダ計算
	2.1 変換
	2.2 計算可能関数表現
3. 意味論
	3.1 操作意味論:簡約と戦略
	3.2 表示的意味論ラムモデル
4. 言語拡張
	4.1 デルタ規則
	4.2 型
5. 組合せ子論理と実装手法
	5.1 組合せ子論理
	5.2 実装の問題


第8章  プログラミング言語における型理論
	J.C.Mitchell:林 晋

1. 序論
	1.1 概論
	1.2 純粋および応用ラムダ計算
2. 関数の型をもつ型付きラムダ計算
	2.1 型
	2.2 項
	2.3 証明系
	2.4 意味論健全性
	2.5 再帰関数論的モデル
	2.6 領域理論モデル
	2.7 カルテシアン閉圏
	2.8 Kripkeラムモデル
3. 論理的関係
	3.1 はじめに
	3.2 作用構造上の論理的関係
	3.3 論理的部分関数論理同値関係
	3.4 証明論的応用
	3.5 表現独立性
	3.6 論理的関係の変種
4. 多相型入門
	4.1 引数としての型
	4.2 可述的な多相的計算系
	4.3 非可述的な多相型
	4.4 データ抽象存在型
	4.5 型推論入門
	4.6 型変数をもつλ→の型推論
	4.7 多相的宣言の型推論
	4.8 他の型概念


第9章  帰納的な関数プログラム図式
	B.Courcelle:深澤 良彰

1. 序論
2. 準備としての例
3. 基本的な定義
	3.1 多ソート代数
	3.2 帰納的な関数プログラム図式
	3.3 同値な図式
4. 離散的解釈における操作意味論
	4.1 部分関数と平板な半順序
	4.2 離散的解釈
	4.3 書換えによる評価
	4.4 意味写像
	4.5 計算規則
5. 連続解釈における操作意味論
	5.1 連続代数としての解釈
	5.2 有限の極大要素と停止した計算
6. 解釈クラス
	6.1 汎用の解釈
	6.2 代表解釈
	6.3 解釈方程式クラス
	6.4 解釈代数クラス
7. 最小不動点意味論
	7.1 最小で唯一の解を得る不動点理論
	7.2 Scottの帰納原理
	7.3 Kleeneの列と打切り帰納法
8. プログラム図式の変換
	8.1 プログラム図式における同値性の推論
	8.2 畳込み,展開,書換え
	8.3 制限された畳込み展開
9. 研究歴史,他の形式のプログラム図式,文献ガイド
	9.1 流れ図
	9.2 固定された条件をもつ一様な帰納的関数プログラム図式
	9.3 多様な帰納的関数プログラム図式
	9.4 代数理論
	9.5 プログラムの生成と検証に対する応用


第10論理プログラミング
	K.R.Apt:筧 捷彦

1. 序論
	1.1 背景
	1.2 論文の構成
2. 構文と証明論
	2.1 1階言語
	2.2 論理プログラム
	2.3 代入
	2.4 単一化子
	2.5 計算過程―SLD溶融
	2.6 例
	2.7 SLD導出の特性
	2.8 反駁手続き―SLD木
3. 意味論
	3.1 1階論理意味論
	3.2 SLD溶融の安全性
	3.3 Herbrand模型
	3.4 直接帰結演算子
	3.5 演算子とその不動点
	3.6 最小Herbrand模型
	3.7 SLD溶融の完全性
	3.8 正解代入
	3.9 SLD溶融の強安全性
	3.10 手続き的解釈と宣言的解釈
4. 計算力
	4.1 計算力と定義力
	4.2 ULの枚挙可能性
	4.3 帰納的関数
	4.4 帰納的関数計算力
	4.5 TFの閉包順序数
5. 否定情報
	5.1 非単調推論
	5.2 閉世界仮説
	5.3 失敗即否定規則
	5.4 有限的失敗の特徴付け
	5.5 プログラムの完備化
	5.6 完備化の模型
	5.7 失敗即否定規則の安全性
	5.8 失敗即否定規則の完全性
	5.9 等号公理と恒等
	5.10 まとめ
6. 一般目標
	6.1 SLDNF-溶融
	6.2 SLDNF-導出の安全性
	6.3 はまり
	6.4 SLDNF-溶融の限定的な完全性
	6.5 許容性
7. 層状プログラム
	7.1 準備
	7.2 層別
	7.3 非単調演算子とその不動点
	7.4 層状プログラム意味論
	7.5 完全模型意味論
8. 関連事項
	8.1 一般プログラム
	8.2 他の方法
	8.3 演繹データベース
	8.4 PROLOG
	8.5 論理プログラミング関数プログラミング統合
	8.6 人工知能への応用


第11章  表示的意味論
	P.D.Mosses:山田 眞市

1. 序論
2. 構文論
	2.1 具象構文論
	2.2 抽象構文
	2.3 文脈依存構文
3. 意味論
	3.1 表示的意味論
	3.2 意味関数
	3.3 記法の慣例
4. 領域
	4.1 領域の構造
	4.2 領域の記法
	4.3 記法上の約束事
5. 意味記述法
	5.1 リテラル
	5.2 式
	5.3 定数宣言
	5.4 関数抽象
	5.5 変数宣言
	5.6 文
	5.7 手続抽象
	5.8 プログラム
	5.9 非決定性
	5.10 並行性
6. 文献ノート
	6.1 発展
	6.2 解説
	6.3 変形


第12意味領域
	C.A.Gunter and D.S.Scott:山田 眞市

1. 序論
2. 関数帰納定義
	2.1 cpoと不動点定理
	2.2 不動点定理の応用
	2.3 一様性
3. エフェクティブに表現した領域
	3.1 正規部分posetと射影
	3.2 エフェクティブに表現した領域
4. 作用素関数
	4.1 積
	4.2 Churchのラム記法
	4.3 破砕積
	4.4 和と引上げ
	4.5 同形と閉包性
5. べき領域
	5.1 直観的説明
	5.2 形式的定義
	5.3 普遍性と閉包性
6. 双有限領域
	6.1 Poltkin順序
	6.2 閉包性
7. 領域の帰納定義
	7.1 閉包を使う領域方程式の解法
	7.2 無型ラム記法モデル
	7.3 射影を使う領域方程式の解法
	7.4 双有限領域上の作用素表現


第13章  代数仕様
	M.Wirsing:稲垣 康善,坂部 俊樹

1. 序論
2. 抽象データ型
	2.1 シグニチャと項
	2.2 代数計算構造
	2.3 抽象データ型
	2.4 抽象データ型の計算可能性
3. 代数仕様
	3.1 論理式と理論
	3.2 代数仕様とその意味論
	3.3 他の意味論的理解
4. 単純仕様
	4.1 束と存在定理
	4.2 単純仕様表現能力
5. 隠蔽関数と構成子をもつ仕様
	5.1 構文と意味論
	5.2 束と存在定理
	5.3 隠蔽記号と構成子をもつ仕様表現能力
	5.4 階層仕様
6. 構造仕様
	6.1 構造仕様意味論
	6.2 隠蔽関数のない構造仕様
	6.3 構成演算
	6.4 拡張
	6.5 観測的抽象化
	6.6 構造仕様代数
7. パラメータ仕様
	7.1 型付きラムダ計算によるアプローチ
	7.2 プッシュアウトアプローチ
8. 実現
	8.1 詳細化による実現
	8.2 他の実現概念
	8.3 パラメータ化された構成子実現と抽象化子実現
	8.4 実行可能仕様
9. 仕様記述言語
	9.1 CLEAR
	9.2 OBJ2
	9.3 ASL
	9.4 Larch
	9.5 その他の仕様記述言語


第14章  プログラム論理
	D.Kozen and J.Tiuryn:西村 泰一,近藤 通朗

1. 序論
	1.1 状態,入出力関係,軌跡
	1.2 外的論理,内的論理
	1.3 歴史ノート
2. 命題動的論理
	2.1 基本的定義
	2.2 PDLに対する演繹体系
	2.3 基本的性質
	2.4 有限モデル特性
	2.5 演繹的完全性
	2.6 PDLの充足可能性問題の計算量
	2.7 PDLの変形種
3. 1階の動的論理
	3.1 構文論
	3.2 意味論
	3.3 計算量
	3.4 演繹体系
	3.5 表現力
	3.6 操作的vs.公理意味論
	3.7 他のプログラミング言語
4. 他のアプローチ
	4.1 超準動的論理
	4.2 アルゴリズム論理
	4.3 有効的定義論理
	4.4 時制論理


第15章  プログラム証明のための手法論理
	P.Cousot:細野 千春,富田 康治

1. 序論
	1.1 Hoareの萌芽的な論文の解説
	1.2 C.A.R.HoareによるHoare論理のその後の研究
	1.3 プログラムに関する推論を行うための手法に関するC.A.R.Hoareによるその後の研究
	1.4 Hoare論理概観
	1.5 要約
	1.6 この概観を読むためのヒント
2. 論理的,集合論的,順序論的記法
3. プログラミング言語の構文論と意味論
	3.1 構文論
	3.2 操作意味論
	3.3 関係的意味論
4. 命令の部分正当性
5. Floyd-Naurの部分正当性証明手法とその同値な変形
	5.1 Floyd-Naurの手法による部分正当性証明の例
	5.2 段階的なFloyd-Naurの部分正当性証明手法
	5.3 合成的なFloyd-Naurの部分正当性証明手法
	5.4 Floyd-Naurの部分正当性の段階的な証明と合成的な証明同値性
	5.5 Floyd-Naurの部分正当性証明手法の変形
6. ライブネス証明手法
	6.1 実行トレース
	6.2 全正当性
	6.3 整礎関係,整列集合,順序数
	6.4 Floydの整礎集合法による停止性の証明
	6.5 ライブネス
	6.6 Floydの全正当性証明手法からライブネスへの一般化
	6.7 Burstallの全正当性証明手法とその一般化
7. Hoare論理
	7.1 意味論的な観点から見たHoare論理
	7.2 構文論的な観点から見たHoare論理
	7.3 Hoare論理意味論
	7.4 構文論と意味論の間の関係:Hoare論理健全性と完全性の問題
8. Hoare論理の補足
	8.1 データ構造
	8.2 手続き
	8.3 未定義
	8.4 別名と副作用
	8.5 ブロック構造局所変数
	8.6 goto文
	8.7 (副作用のある)関数と式
	8.8 コルーチン
	8.9 並行プログラム
	8.10正当性
	8.11 プログラム検証の例
	8.12 プログラムに対して1階論理拡張した他の論理


第16章  様相論理時間論理
	E.A.Emerson:志村 立矢

1. 序論
2. 時間論理の分類
	2.1 命題論理 対 1階述語論理
	2.2 大域的と合成的
	2.3 分岐的 対 線形
	2.4 時点と時区間
	2.5 離散 対 連続
	2.6 過去時制 対 未来時制
3. 線形時間論理技術的基礎
	3.1 タイムライン
	3.2 命題線形時間論理
	3.3 1階の線形時間論理
4. 分岐的時間論理技術的基礎
	4.1 樹状構造
	4.2 命題分岐的時間論理
	4.3 1階の分岐的時間論理
5. 並行計算:その基礎
	5.1 非決定性と公平性による並列性のモデル化
	5.2 並列計算抽象モデル
	5.3 並列計算の具体的なモデル
	5.4 並列計算の枠組みと時間論理の結び付き
6. 理論見地から時間論理
	6.1 表現可能性
	6.2 命題時間論理の決定手続き
	6.3 演繹体系
	6.4 モデル性の判定
	6.5 無限の対象の上のオートマトン
7. 時間論理プログラム検証への応用
	7.1 並行プログラム正当性に関する性質
	7.2 並行プログラム検証証明論的方法
	7.3 時間論理による仕様からの並行プログラム機械合成
	7.4 有限状態並行システム自動検証
8. 計算機科学における他の様相論理時間論理
	8.1 古典様相論理
	8.2 命題動的論理
	8.3 確率論理
	8.4 不動点論理
	8.5 知識


第17章  関係データベース理論の構成要素
	P.C.Kanellakis:鈴木 晋

1. 序論
	1.1 動機と歴史
	1.2 内容についての案内
2. 関係データモデル
	2.1 関係代数と関係従属性
	2.2 なぜ関係代数か
	2.3 なぜ関係従属性か
	2.4 超グラフデータベーススキーマの構文について
	2.5 論理データベース意味について
3. 従属性データベーススキーマ設計
	3.1 従属性の分類
	3.2 データベーススキーマ設計
4. 問合わせデータベース論理プログラム
	4.1 問合わせの分類
	4.2 データベース論理プログラム
	4.3 問合わせ言語と複合オブジェクトデータモデル
5. 議論:関係データベース理論のその他の話題
	5.1 不完全情報の問題
	5.2 データベース更新の問題
6. 結論


第18章  分散計算モデル手法
	L.Lamport and N.Lynch:山下 雅史

1. 分散計算とは何か
2. 分散システムモデル
	2.1 メッセージ伝達モデル
	2.2 それ以外のモデル
	2.3 基礎的概念
3. 分散アルゴリズムの理解
	3.1 挙動の集合としてのシステム
	3.2 安全性と活性
	3.3 システム記述
	3.4 主張に基づく理解
	3.5 アルゴリズムの導出
	3.6 仕様記述
4. 典型的な分散アルゴリズム
	4.1 共有変数アルゴリズム
	4.2 分散合意
	4.3 ネットワークアルゴリズム
	4.4 データベースにおける並行性制御


第19章  並行プロセス操作的および代数意味論
	R.Milner:稲垣 康善,結縁 祥治

1. 序論
2. 基本言語
	2.1 構文および記法
	2.2 操作意味論
	2.3 導出木と遷移グラフ
	2.4 ソート
	2.5 フローグラフ
	2.6 拡張言語
	2.7 その他の動作式の構成
3. プロセスの強合同関係
	3.1 議論
	3.2 強双模倣関係
	3.3 等式による強合同関係の性質
	3.4 強合同関係における置換え可能性
	3.5 強等価関係上での不動点の唯一性
4. プロセスの観測合同関係
	4.1 観測等価性
	4.2 双模倣関係
	4.3 観測合同関係
	4.4 プロセス等価性上での不動点の唯一性
	4.5 等式規則の完全性
	4.6 プロセス等価性に対するその他の概念
5. 双模倣等価関係の解析
	5.1 等価性の階層構造
	5.2 階層構造論理的特性化
6. 合流性をもつプロセス
	6.1 決定性
	6.2 合流性
	6.3 合流性を保存する構成子
7. 関連する重要な文献

2011-08-25

メンヘラビッチによる被害を止めるため、構造的理解を得る。


数多くの男が、心を煩わされ、病み、憔悴し、時に、恐れ、逃げ回わったメンヘラビッチ

この問題を、真剣に捉える必要がある。これ以上、被害が拡大しないために・・・。

メンヘラビッチは、特にゆとり世代ネット女子に、多数生息する。

彼女らは、承認欲求から、数多くの男を、ある種、身体を伴い、虜にしてきた。

彼らを救わなければいけない。そして、もうこれ以上、被害を増やしてダメだ。

このメンヘラビッチに被害に遭う多数の男の被害を、

ゆとり世代」という単純な言葉で、解決してはいけない。

「なぜ、ここまで、20代特にネット充に、メンヘラビッチが多いか。」

それを、リアルと、バーチャルという二側面から捉える。

そして、本質的な問題は、「自己表現とか、自分らしくという名の弊害」であると考える。

※以下、文章は、個人的な積年の恨み節で、書くことを了承いただきたい。


ゆとり教育は、「自己表現」を最も重要と考えた。

そこに、「自己表現とか、自分らしくという名の弊害」がある。

自己表現自分らしくという言葉を、

何にもねぇ自己主張の強い女子らが、「らしく」「らしく」と多用する。

彼女らのコミュニケーション活動を通じた自己実現過程考察すると、

彼女らの「らしく」の表現は、

リアルバーチャル(←あえて)の二つの外部環境対峙しているのだ。

そして、「らしく」生きたい思いを

リアルでは、できないため、責任転嫁し、

バーチャルでは、できそうで、依存している。


リアル責任転嫁は、シンプルで、

「らしく」いられないのは、

会社組織、もしくは「コノ場所」のせいなのだ。

そこには、全くコミットせず、

「らしく」なれないけど、

仕方なく振る舞うしかない。

いっつもストレス環境として捉えるから、何もしない。

だって「らしく」ないことを、やらされるから

いつかは、なりたい、私らしさを、夢見ながら。


バーチャル依存

ソーシャルメディアは、

永久タイムラインが流れる世界

そして、ネットワークフリーに構築されているので、

なりたい自分のような他者と関わることができる。

関わり続ければ、少なくとも、バーチャルでは、

わたし「らしそうだ」という錯覚生まれる。

「なんか、こんな人とも繋がってる私はスゴイ。」である

しかし、それは、私ではない。

彼女らは、ソーシャルメディアの無数の情報を読み、理想ポストし続ける、動物的に。

そして、「らしさ」を持続するためには、バーチャルに、住み続けなければならない。

恒常性が求められるのだ。



この二つの環境が、作用している。

自己成長のために、本来するはずの「リアルの自身を再定義して、内部環境精神と思考)を掘り下げる」行為はせず、

リアルにおいては、自分らしくなく、ネットにおいては自分らしそうという狭間で、

精神不安定になる。

最終的には、

ココではない、どこかに、行きたいけど、

いけないので、承認欲求が高まる。

その不安定性を埋めるのが、リアルで、ビッチになることなのだ。

少しでもルックスがよければ、うってつけである

なぜなら、彼女らは、リアルでは承認されてはいないが、ネットでは承認されている。

よって、ネット承認を、リアルに持ち込む。

一番安易な行為が身体性を伴う行為なのである

最も簡単な行為は、触れるである。・・・触れたあと、互いの承認行為として、最も簡単なのはry

以上が、デジタル世代のメンヘラビッチを生まれる構造である

みなさん、所詮この程度なのだ。

大いに刹那的な今を生きよう。

そして、精神性を、持ち込むな。

メンヘラビッチ動物である。そう動物的に振る舞おう。

2011-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20110824103413

わざと避けてた部分を書かれたw

まぁFlashの普及という意味ではvideoタグが全部持ってくよね。あとcss3canvasはそれほど脅威ではない印象。

videoタグの実装が整ってくれば、一定数のFlash離れは起こるんじゃないかと思う。ただ、videoタグの普及にはまだまだ時間がかかりそうだから、それまでにFlash無しじゃいられない体にしてしまえば、生き残りは十分可能な気もする。実際、Mixiアプリやってる有閑マダム達を虜にして一定数は確保してる。

あと、一度インストールしたら、重大なセキュリティホール発見されない限り、わざわざアンインストールはされない。慎重に対応すれば現在の普及率をある程度キープすることは可能。

もっとも、Adobeは、Flashブラウザからクロスプラットフォームアプリ作成環境にまで成長させるつもりっぽいので、長い目でみてもFlashは形を変えつつ生き残るんじゃないかと思ってる。

Flashに死んで欲しいと思ってる」ってのもある程度同意。ただし少なくともIE6ほど「みんな」ではない。

Flashが恨まれるのは、まだマシンパワーが貧弱だった時代に、わざわざ重いベクターアニメーション環境ブラウザで動かしてしまった事に起因してる。その上、かなり優秀なタイムラインアニメーションツールを提供してしまったため、敷居がぐっと下がってしまい、「負荷」という言葉を知らないアーチスト達によって、きれいだけど無茶なコンテンツが量産されてしまったという悲劇を引きずっている。

もっとも、マシンパワーがあがった今でも、負荷的に無茶なFlashコンテンツが量産され続けている状況は変わってない。これはFlashのせいというより、コンテンツ作成者の知識不足によるところが大きい。Adobeは、もっとコンテンツ作成者の成熟に力を入れたほうがよいのかも知れない。

Adobe Premiere CS4再生ボタンを押しても反応しなくなった

Adobe Premiere CS4再生ボタンを押しても反応しなくなった。

タイムラインの中に「有効」のチェックを外したクリップ(wavデータ)があったので試しに消してみたら再生できた。

でもそれは今試しに無効にしているだけであとで復活させる可能性もあったので消したくはなかった。

まずそのクリップを有効にした。

次に新たにレイヤーを作り、そこに移動させた。

そしてそのレイヤーまるごとスピーカーアイコンクリックして音を出力させないようにした。

これで解決した。

2011-08-23

情弱はてブ民にも判りやすく HTML5 vs Flash のこと教えてやる

(ここで言うHTML5css3Javascriptも含めた技術全体の事、逆にFlashAir等の派生技術は含めないブラウザ上のFlashPlayerの技術のみを指します。)

ウェブに携わる人間には常識だけど、HTML5は何でも出来るスーパーヒーローではない。

どちらかというと、中日高木とか、ヤクルト宮本とか、巨人の川相とかの方が近い。知らないやつはググれgoogle:いぶし銀

HTML5の真骨頂は、昨今のリッチインターネットコンテンツを、非常に簡潔にスマート記述できるところにある。複雑な事をすれば凝った事もある程度できるけど、得意分野じゃない(標準API機能不足だし、JavaScript言語仕様が複雑な処理に向いていない)。

ブラウザだけでここまで出来る、とか、

Flashはもういらない、とか、

ってのは、川相だって筋肉付ければホームラン打てるようになるし清原はもういらない、って言ってるようなもん。宮本にパワーヒッターを求めるのなら筋違いだ。生い立ちも素質も違うのに、どうして代替となりうるのか(プログラム人間を一緒にするのが暴論なのは百も承知)。

HTML5Flashにはそれぞれ得意分野があるし、淘汰される形で対立しうるものではない。にもかかわらず、ブコメ見てて、いまだにFlash氏ねHTML5マンセー意見が支配的なのが痛すぎる。

なぁ、そろそろみんなでジョブスの洗脳から脱却しないか


ブラウザだけでここまで出来る、の欺瞞

ブラウザだけで」というと聞こえはいいけど、何のことは無い。5年くらい前のFlash相当のプログラムが、ようやくブラウザに搭載され始めただけのことだ。Flash は重いとよく言われるが、同じことをすれば(今のところ)HTML5 のほうが重いことが多い。

あと、記事を読むと大概「(どれかの)ブラウザだけで(なら)ここまで出来る(けど他のブラウザじゃ動かない)」って言葉が隠されている。HTML5仕様が固まれば全コンテンツが全ブラウザで同じように動くようになるよ!なんて本気で信じてるならあなたネットきじゃない。

Flash互換性の点で優位にある。一社提供で基本的に同じコードを同じ開発者が作っているってのもあるけど、そもそも「どのブラウザでも同じように動く」が、セールスポイント利益に直結するというモチベーションになるのが極めて大きい。

Flashはもういらない、の詭計

HTML5 と対立するは Flash ではない、HTML4 だ。HTML4の悪い所を直してHTML5にしようとしてるんだから当たり前。

video対応ベクター描画といった Flash が寡占してる技術の一部を HTML5 が食ってるのは事実だけど、FlashHTML5機能は相補的であるHTMLは文章構造を効率的に記述する目的で生まれたものだし、Flashタイムラインベースベクターアニメーションを表示するために生まれた。両方ともブラウザ上でリッチユーザー体験を提供するという目的に向かって進化してるので、お互いの領土を食い合う形にはなってるけど、生い立ちが違うので得意分野も当然違う。

テキスト表示とレイアウトHTML5のほうが断然得意だし、2D描画はFlashの方が一日の長がある(私見だけど、HTML5Flashの描画能力の半分にも至っていないし、Flashテキスト表示機能ie6のそれにすら劣る、と感じる)。

スーパーヒーロー HTML5

Flash vs HTML5 という構図は、スティーブ・ジョブスプロパガンダにすぎない。

ジョブスは訴求力を上げるため、しばしば、対抗技術=「悪」とした勧善懲悪ストーリーを作り上げる。簡潔で力強い言葉にのせて、対抗技術欠点と自社技術の利点を(時には脚色しつつ)徹底的に挙げていく。対抗技術の利点など無きものとしてしまう。そこには自社技術欠点など存在しない。

HTML5推しの本来の意図は、ジョブスの声明から推察するかぎり、HTML5であればAppleが開発してるブラウザエンジンwebkitを通じて自らの手でインターネット体験を提供出来るが、FlashAdobeが開発している技術なので手を出せない(厳密にはFlashオープン技術なので自社開発する事は不可能ではないが)という点にある(もちろん、実際は様々な複合要因だと思うけど)。自社製品におけるインターネット体験、という肝心なところを他社に依存してしまうのは許せない、というのは至極真っ当なコダワリだ。Androidユーザーが流れてしまうという大きなデメリットを背負ってまで、iPhoneFlash を載せないことについては、評価すべきとすら思っている。もともと MacFlash プレイヤーのデキの悪さという恨み節もあり、歴史的な経緯による「Flash は重い」という先入感も利用し、衝撃の声明は完遂された。

かくして、勧善懲悪スーパーヒーロー HTML5誕生した。

スーパーヒーローにさせられた川相昌弘さん(46歳)

FlashHTML5 両方のコーディング経験者であれば判るけど、HTML5はこれまでに比べて簡潔に記述できる事が最大のメリットであって、複雑で凝った事は得意分野じゃない。にもかかわらず、無理矢理 HTML5 で書かれた凄いアプリが「ブラウザだけで!」とか「Flashいらない!」とかセンセーショナル煽り文句とともに紹介され、もはや冷笑の対象となっている。

もちろん、凄い HTML5 アプリの作者は何も悪くない。未来技術をいち早く実験/公開して、われわれにその可能性を提示してくれているのだ。そんな彼らを冷笑の対象にしてしまって良いわけがない。

ここまで読んでくれた人ならわかるだろうが、自分は、川相のゴロ捕球からの洗練された送球フォームが大好きだ。いや、HTML5の洗練された仕様と最新鋭の技術が大好きだ。

からこそ現状を見ていられない。

現実として、Flash互換性を気にしないで良いがiPhoneで見れない。HTML5iPhoneで見れるがブラウザ間の互換性が問題となる見通し。

何が幸せインターネット未来なのかわからないけど、今の HTML5 vs Flash という構図は、不幸な方向に向かってるように見えてしょうがない。

補足

今回触れてない話の1つにセキュリティ/バグ関連があります。議論の余地のある話ですが、個人的にはどっちもどっちだと思ってます

あと、巨人末期の清原は本当にもういらなかったかという話があります。議論の余地のある話ですが、個人的にはどっちもどっちだと思ってます

2011-08-18

大喜利専用状態な日本語ハッシュタグに思うこと

Twitter上では、日本語ハッシュタグ大喜利化 し、日本語ハッシュタグをタイムライン上から消し去る方法 が猛烈な勢いで広まっている。

正規表現って何?という層まで正規表現に興味を持つほどだ。面白くも無い大量の日本語ハッシュタグが流れて、それを嫌う人がいるのはわかる。 日本語ハッシュタグにイラつく人々 がいいたいことはわかる。

だがしかし、この流れで「日本語ハッシュタグみえてません」「日本語ハッシュタグは廃止した方がいい」が当然のようになってしまうのはどうなんだろうか。面白くもないネタやきっとフォロワーさんがしてくれる系のかまってタグが嫌われてるのであって、日本語ハッシュタグだったらなんでも害悪というノリはいささか行き過ぎだろう。

実際、自分の周りにそういう人が出てきて「日本語ハッシュタグを使い奴はまちがいなく乞食」等と言い出すものから普通日本語ハッシュタグがつかいにくい。もっと普通の使い方をされていけば大喜利専用状態も緩和されると思うのだが、一向にその気配が無い。

日本人は文中にハッシュタグリンクを入れることに慣れていないことが問題なのかもしれない。このへんの話は 日本語ハッシュタグの使い方について に良くまとめられていた。知人が「ハッシュタグって文末じゃなくてもいいんだ。目から鱗だった。」と言っていた。仕事では「○○はこちら」リンクを量産された文章を見る事が何年経ってもなくならない。スペースうんぬん以前に、そもそも文中にハッシュタグリンクを入れるという発想がない人が多いのが現実なのだなと痛感した。

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