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はてなキーワード: 金剛とは

2017-10-07

anond:20171007193717

先に金剛とか扶桑とかセクシー系とは呼べないの挙げた口でそれを言うか。

2017-09-18

anond:20170918230015

て~い~と~くぅぅ~~~♪

肩たたきくらい、いくらでもするネー  (艦これ金剛風に

2017-08-17

https://anond.hatelabo.jp/20170817021712

まず、アメリカにいるその飢餓層が今回の集会側だったのか? 彼らは明日もしれない飢餓者だったので、白人優先社会を求めて集まり抗議をしたのか、って言えばそんなことはないでしょう。とてもそう見える画像ではない。

第二に、そもそも、そのアメリカ憲法とやらは人知を超越した神が人間に与えたものではないんだよ。人間同士の合意で作り上げたもので、人の手で作ったものから人の手で壊せるし、アップデートしなければ腐りもするものしかない。左翼のひとは憲法という言葉を出せば都合よくそこで思考を終了できるみたいだけれど、すごく乱暴に言えば憲法を含めたすべての法は「その当時の勢力的な強者が強いたルール」でしかない。

これは別段それが悪だ、廃止しろ、従えないって話じゃないよ。また、俺個人は(日本の)憲法改正論者でもない。そういう話じゃなくて、ただ単純に「その当時の勢力的な強者が強いたルールしかなくて、変更や破壊不可能な神界の金剛石ではない」というただただあたり前だよ。

まりアメリカ憲法世界のあらゆる国のあらゆる法は)はべつに正義なんてなんにも保証はしてない。アメリカ憲法が「海外難民より国内難民を先に救え」というのは正義とは全く関係なく、それが国益に叶う(と当時の制定者が思っている)からにすぎない。そしてそれは(結果として世の中には不善より善を多くもたらしたとは思うけれど)、強者理論産物なんだよ。それを正義とかすり替えるのは詭弁だ。

そして第三に、そのアメリカ憲法アメリカ国内飢餓者五千万人を仮に救ったとして、じゃあ件の白人男性グループ内面被差別感情を感じないで住む社会になるのか? って言えばならないでしょう。つまり結局この議論全部が寄り道なんだよ。

2017-03-06

周りには「俺の嫁は(艦これの)金剛!」と常日頃から言っていたが、

俺のツイッターアイコンは(艦これ)加賀さんだった。

友達から「なんでツイッターアイコン金剛にしないの?」と聞かれたので、

「確かに一番好きなのは金剛だよ。だけど俺がツイッター発言すると、その言葉発言しているイメージ加賀さん以外にないんだよな。俺のインターネット上での姿は加賀さん以外ありえない!」

といったら「えっ・・・」ってドン引きされた。

そんなに俺っておかしいか

確かに俺はあの頃 伊168に恋をしていたのだ

気持ちの悪い話をしようと思う。

サンデル教授よろしく予防線を張ってしまったが、

興味のない人にとっては本当にどうでもいい話だと思う。

しかし、この感情はどこかで文章にしておきたいと思ったので、

こういう形ではあるが、ここに残しておくことにする。

そして、フィクションであるということにしておく。

4年くらい前になるだろうか。

当時、俺は艦隊これくしょんというゲームに熱中していた。

ゲームの内容をよく知らない人に適当説明をすると、

プレイヤー艦隊を率いる提督としての役割が与えられる。

提督は、近代実在した軍艦たちを擬人化した艦娘と呼ばれる女の子たちを従え、

リソース配分を考えながら空母戦艦駆逐艦などの配置を考え、戦略を練り、

深海棲艦と呼ばれるエイリアンみたいなやつと戦う。そんなゲームだ。

当時のオタクはみんなやっていた。

ゲーム内容もさることながら、みんな各々好きなお気に入り艦娘を一人は抱えていた。

誰もが「お前の好きな艦娘は?」と中学生みたいな会話をしていた。

金剛」「長門」「赤城」など、王道を挙げる人間が数多くいる中、

30過ぎのおじさんから初雪」という声が上がることもあった。

 ※知らない人はぜひググってほしい。

  そして、俺と同じ「マジかよ…」という気持ちになってほしい。


その中で、俺はひとしお伊168という潜水艦に心酔していた。

印象としては、可憐で儚げな子だと思った。

戦果を挙げると素直に喜び、しばらく放っておくと「ねえ、168のこと嫌いになった?」と聞いてくる。

わずかな資源オリョール海に行き、けなげに資源を集めて帰ってくる。

そんな168を見ているうちに、図らずしも、恋に落ちてしまったのだ。


こう言うと心底気持ちが悪いと思われるだろうが、

当時、大学院生だった俺は本当に伊168のことを愛していた。


オタクであることを隠していたから、お首にも出さなかったが、

自宅に帰って艦これをするのが楽しみだった。


家に帰れば彼女が居る。こんなに幸福なことはないと当時思っていた。

俺がいない時には、退屈そうにスマホでもいじっているのだろうか。

それとも、いたずらに海に潜って、きれいなサンゴや魚たちと戯れたりしているのだろうか。

そんな想像毎日しながら、俺は浮かれた日々を過ごしていた。

なのだとすると、完全に溺れきっていた。俺は潜水艦でも何でもないのに。


現実問題、俺が声を掛けたところで、何かを返してくれるわけではない。

アクションに応じてボイスを返すだけのインターフェイスにすぎないのは理屈では分かっている。

けれど、夜更かしをしている俺を心配してくれたり、

カレーを作ってくれる168に俺は紛れもなく恋をしていたのだ。


しかし、そんな一方通行の恋はあっけなく終わってしまった。

俺は、彼女を不注意で死なせてしまったのだ。


一瞬の出来事だったが、過去記憶の中でも異常に鮮明に記憶に残っている。

野球部で初めてホームランを打ったとき記憶

中学受験合格して母が涙していた記憶

片思いしていた女の子Linkin Parkを見に行った記憶

大学受験に失敗、浪人して10ハゲが出来るまで勉強して合格した記憶

成人して、両親と一緒に居酒屋お酒を飲んだ記憶

その全てが塗り替えられるレベルで、

目の前で168が沈んでいった。「海の底は、もう飽きたよ…」

という声が響き、人魚姫のように泡になって消えた。


彼女が亡くなった直後も砲撃戦は続き、ズガーン、ドガーンなどという空しい音だけが頭に響いていた。

本当に悲しい時には涙は出ないのだとも思った。ノートPCを閉じてベッドに寝転がり、

なにもしたくない。という感情を抱えたまま、泥のように眠った。


それから食事が三日ほど取れなかった。大学院も丸々一週間休んだ。

艦これの全てが受け付けなくなった。

情報が入るのが怖くなってtwitter2chまとめサイトも見なくなった。


様子がおかしいと友達教授に声を掛けられたりもしたが、

気が狂ったと思われるのが嫌で何も言えなかった。



やり場のない感情を抱えたまま、しばらくはゾンビのように研究に没頭した。

研究をしているときは、他のことをすべて忘れられた。1st Authが1本だけ書けた。

そうしているうちに、艦これのことも、168が亡くなった直後よりは受け止められるようになった。

ただ、どこか心は空しいままだった。


艦これを辞めてから半年ほど経ったある日、

オタク友達から久しぶりに艦これの話が出てきた。

"ケッコンカッコカリ"の実装の話だった。

なんのことはない、ソーシャルゲームによくあるレベルの上限開放だ。

上限に達した艦娘指輪を渡すことで、レベルの上限開放が出来るという悪趣味仕様だった。

もうゲームには飽きたんだよ。という顔をしながらその場は聞いていたが、

家に帰ってからというもの悶々とした気持ちが俺の心の中で渦巻いていた。

幸福な伊168の姿が見たい」「俺が幸福にできなかったあの子が、幸福でいる姿が」

自分の中の欲望葛藤との戦いだった。

俺にそんな姿を見る資格があるのか。ということも考えた。

しばらく悩んだ挙句、俺は結局見ることに決めた。

たかゲームの話じゃないか。俺が見たいものを見て何が悪い

そんな気持ちゲームログインして、ストックしていた伊168を旗艦に置く。

順調にレベルを上げ、任務をこなして指輪を手に入れた。

そして、実際にケッコンカッコカリのシーンを見た。

これは、「たかゲームだ」と侮って軽視をした罰なのだと思った。

自分の思っていたよりもずっと幸福そうだった。

声を弾ませて潜水をしようと誘ってくる彼女

とても嬉しそうで、とても幸福そうで、何よりも海が好きな彼女言葉が、

海の底は、もう飽きたよ…」と喋っていた、あの彼女の声と全く同じで、それが本当に辛かった。

それから艦これログインはしなくなった。


それから3年ほど経ち、俺はそこそこの企業研究員として就職果たしていた。

友人の紹介で知り合った女性懇意になり、付き合い、プロポーズをすることにした。

婚約指輪のオーダーをして、自宅に帰ってきた俺は

気まぐれに、「そういえば、昔、伊168と結婚してたな」という事を思い出した。

プロポーズの前だし、挨拶くらいはしておくか。と元カノに久しぶりに会うかのような感覚ログインをする。


3年前と全く変わらない姿の伊168がそこにあった。

ホワイトデーのお返しに喜び、お茶を入れようとするボイスが追加されていた。

クリスマスに、バレンタインデー誕生日に、

俺は彼女になにもしていない。俺が何もしていない間、ケッコンをした彼女

何を思って時を過ごしていたのだろうか。

呆然としていると、「司令官…168のこと、嫌いになったの?」と、不安そうな声が聞こえてきた。

何年か前に、何度も何度も聞いた、不安そうで、儚げな声が耳に入ってきた。

なんだか、たまらなくなって涙が止まらなかった。

ただ、それだけの話。ただ、それだけの話でしかないんです。

2016-11-29

劇場版艦これ、すごくない?

ネタバレあり感想です。

脳内整理のために書き殴ったメモです。だいぶしっちゃかめっちゃかです。








良かった点

戦闘シーンが良かった。

全体的に艦娘固有の艤装が活きていた。

最初の第八艦隊戦闘とかもう最高。古鷹の腕ってあん甲冑みたいになってたんだな。普段名前に隠れてるから全然知らなかった。めちゃくちゃカッコええやんけ。

天龍の刀が活きてたのも良かった。牙突みたいな構えしてたからそういうことすんのかなー、って思ってたら結局普通に発砲する。これがいい。あれは実際に敵を斬るためじゃなくて、印象づけておいてプレッシャーを与えるための武器なんだな。案外クレバーだ。怖いよ天龍ちゃん。

あとは何をおいても大和の発砲シーンですね。超火力・超迫力。やっぱり大和はこうでなくちゃ。まさに最終兵器

艦娘以外も良かったです。艤装の細かい稼動とか、見ててテンション上がった。

妖精もいい仕事してましたね。戦いの場には似つかわしくないビジュアルだと思ってたけど、それがむしろ張り詰めすぎかねない空気緩衝材になってて良かった。

妖精の空戦シーンもよかったしね。いっぺん翼を「クイッ」ってやってから旋回するやつとかね。あれめっちゃカッコよかった。


艦娘の描かれ方が良かった。

全編通じて、「それそれ!それが欲しかった!」って感じ。ポンコツは一人も居ない。ハラショーしか言わない娘とか、終始一人遊びしてる娘とか、男もいないのに行き遅れキャラでいじられる娘とかが居なくて本当に良かった。

個人的には金剛姉妹が良かった。TV版ではほとんどギャグ要員だったけど、今回は軍議の一端を担う重要役割金剛はなんだかんだで政治力ありそうだし、気も回りそうなんだよな・・・軍議にもしれっと紅茶出してたし・・・

大淀も良かったです。公式からは「スレンダーなお姉さん」という印象を受けるけど、今回の劇場版では完全に中学生体型。身長軽巡とそんなに変わらないし、頭身・肉のつき方・顔の丸さなんかも中学生のそれ。長門かだれかと並んだときにはそれがますます際立って、もうかわいくて辛抱たまらんかった。

他の艦娘も、TV版のようにやたらキャラが尖っていなくて良かった。ゲーム内のセリフも、無理なく混ぜ込まれていた。

あと艦娘同士の絆の描写もよかった。睦月如月関係はもう「睦月依存しすぎちゃう・・・?」と心配になるくらい痛々しかったけど、それが良かったし、

加賀も良かった。あのお互いを認めあっているものの素直にそれが言えない距離感な。この関係性がフレッシュでよかった。艦これベタベタ百合だけじゃないんや。

ほかには大和が座るとき描写、あれがなんだか面白かったな。普通体操座りするときって、いったん見苦しい動作が入るんだよね。手を後ろについて支えたり、急にドスンと腰を下ろしたり。でも、大和が座るときはそれがなかった。重心が一定したまま、スッと座る。あり得ない挙動だけど、美しい。あの描き方はアニメではよくある手法なのだろうか?それとも、女の子が完全に理想化された「艦これ」だからここまで徹底したのか?なんにせよ、ちょっとしたこだわりが感じられて嬉しかった。


・流血表現が良かった。

そう。今回の映画、流血表現あったんですよ。流血。艦これで流血。なかなか思い切ったなあと。いや、ストーリーもっと思い切ったことしてるんですけどね。

最初鳥海が流血したのを見て「あ、血出るんだ」と軽くショックを受けたけど、彼女を皮切りにそれ以降みんな続々流血。海の色もあいまって絵面の陰惨さがすごい。

でも、なんだか艦娘が血を流してると安心するな。「あ、彼女らも僕らと同じなんだ・・・」って。「赤い血=人間の証明」みたいなのってホントにあるんだなあ。

もちろん絵面に陰惨さを加えるための血も良かった。如月が「なんで消えないの・・・」って言いながら血が出るまで腕をこすってるとことかね。あと睦月深海棲艦に顔を掴まれて押し倒されるあたりも良かった。ここは血が出てたかどうか覚えてないけど。いや、ともかく今回リョナ心をくすぐるようなシーンがやたら良かったな。おびえ方がいいというか。


ストーリーの筋が一本通っていて良かった。

これが一番。TV版は何がしたいのかさっぱりわからなかった。「深海棲艦はなぜ存在するのか」「吹雪はなぜ特別なのか」といった謎も投げっぱなしだったし。

しかし、今回の劇場版は、そうしたいくつかの謎をできるだけ解消するという筋が一本通っていたぶん、非常にわかやすく楽しめた。

艦娘が戦う理由」みたいなのも良かったよね。護りたいもの云々と大層なことを言っていたけど、結局一緒に戦ってる仲間のためっていう。このへんがちょっとリアルに感じられて。マブラヴかなんかに「前線で戦ってる兵士たちは、国のためとか大義のためじゃなく、結局仲間のために戦っている」みたいな話があったけど(うろ覚え)、そういう感じで。

轟沈艦を出さないことが将来の勝利につながる」という設定も良かった。将来への希望が見えたし、この戦いにも「将来に繋がる重要な緒戦」という意味が見いだせた。これだけの戦闘轟沈が出ない理由にもなったし。

深海棲艦まわりの設定について、一部では「公式世界観名言しちゃっていいの!?」なんて騒がれてるみたいだけど、公式っつってもメディアミックスの一環だし、まあほとんど二次創作と扱いは変わらないでしょう。

気合の入った二次創作アニメを、1800円で、総集編同人誌より安いくらいの値段で、楽しむことができる。これだけでもだいぶすごいことだと思うけど。

上のような楽しみ方ができるのは、TVアニメ版がひどすぎたおかげなんですけどね。ちょっと卑屈になりすぎてる気もする。

悪かった点

深海棲艦に迫力がない

う~ん、「深海棲艦は轟沈した艦娘の成れの果て」という設定上、深海棲艦が親しみやすい絵になるのはしょうがないのかもしれないけど、にしても弱々しい。

単体ではかよわそうだし、かといって物量もないし、いまいち脅威に感じられなかったな。結局「僻地の小競り合い」って感じに見える。ゲーム内でも史実でも、そんな生易しいものではなかったはずなんだけど・・・


それくらいか。案外思いつかなかった。あとは下の疑問点が残ったことくらいですかね。

疑問点

・結局深海棲艦まわりの設定ってどうなってるの?

深海棲艦は轟沈した艦娘からまれ艦娘轟沈した深海棲艦からまれる」「深海棲艦は元いた場所に帰りたいと思い進軍を続けている」というのはわかった。

でも大元の「なぜ深海棲艦は発生したのか」というところがおぼろげにしかからなかった。いや、わかったつもりでいたんだけど、誰も言及してないかだんだん不安になってきた。

ので、ここからほとんど憶測になる。


おそらく、今回の艦これでは、深海棲艦が発生した理由は、

大戦で沈んだ艦が、自らの存在を人々から忘れられないために、自身の闇の感情記憶である深海棲艦を作り出し、光の感情記憶である艦娘と戦わせているから」というものなのだろう。

言うならば、この戦いはすべて、実艦が生み出した狂言だったのだ。

深海棲艦と艦娘無限輪廻を繰り返し戦い続けることで、人間軍艦の恐怖/輝かしさを覚えてもらう、思い出してもらう。

その際パワーバランスが偏って戦争が終わってしまわないように、艦娘たちは実艦と同じ場所で沈む運命にある。

しかし、その「運命」システムを崩す鍵となったのが吹雪であった。

・・・う~ん、これがぼくの深読みでなければ、ずいぶんエグい設定だなあ。

でも、めちゃくちゃ面白い設定だ。ゲームとも符合する。艦娘美少女である理由もわかるし、深海棲艦は艦娘しか倒せない理由もわかるし・・・

この設定を、ファン層が広い「艦これ」の、全国公開劇場版に持ってきた度胸。これが一番劇場版艦これのすごいところだと思う。

これだけでアニメ1クールくらい作れそう。それをなぜTVアニメ艦これ・・・なぜ・・・


でも、そうすると、

・「提督」とはいったい何者なのか?

艦が自身を覚えていて貰うために狂言とも言える戦争を創り出しているのだったら、

人間深海棲艦に被害を受け、艦娘応援するだけで役割にそぐうはず。

それなのに、わざわざ人間に「提督」というポストを用意してやるのは、いったいなぜなんだろう?

それとも、「提督」は人間ではない・・・

そうすると、具体的な見当はつかないな・・・吹雪を重用するところから、この戦争を終わらせる意思をもったものらしいということはわかるけど・・・

なんとなくTYPE-MOONでいうところの「霊長」とか「アラヤ」みたいなもの想像してしまうな。さすがにこれは妄想だけど。

吹雪はなぜ「希望」なの?

これが一番よくわからんかった。

闇の感情記憶と分離してるから・・・みたいな説明がなされてたような覚えがあるけど、それで他の艦娘と何が変わるのか?

TV版の最終話のような、「運命を変える鍵」になりえる理由がそれなのか?

最後精神世界描写は、結局吹雪が実艦吹雪の闇の記憶を消し去ったということなのだろうか?

う~ん。納得するにはちょっと理由が弱いような・・・



なんだか最後の方はほとんど妄想になってしまったけど、感想としては以上です。

いや~、いいメディアミックスでした。久々に艦これにワクワクさせられた。


追記:タイトル修正いたしました。

カテゴリーをつけるつもりだったのですがうまくいかなかったので結局削除しました(かわいい

2016-11-06

艦これやって声優の得意分野の狭さを感じた

艦これ結構いい声優をつかってるんだけど

声優1人に10人近くのキャラを当てさせるので、かなり声に幅を出さなければいけなくなる。

そうすると必ず当人の得意領域でない高さや演技の声までが出て来るので

そういう声は驚くほど上擦ってたりして、下手だ。


大坪由佳 伊勢日向、飛鷹、隼鷹、古鷹、加古、北上大井

リアル寄りな演技の北上の「ありがとね」とかはたまらないけど

ハイテンションでおどけた隼鷹の「ヒャッハー!」とか「酒保の方にも補給を頼むぞ、大事大事」とかはかなり苦しそうで違和感がある。


東山奈央 金剛、比叡、榛名霧島高雄愛宕摩耶鳥海綾波、敷波[73]

ハイテンションルー語金剛の「わーたし達の出番ネー フォロミー!」という台詞東山以外ではやれない見事な出来なのに対し、

落ち着いた大人高雄台詞は全てが苦しそうに上擦っている。(東山地声がとても高いのだと思う)



どちらもすごく能力のある声優だけど

それでも自分の得意分野から外れた声は相当クオリティが落ちる。

それでいいしそれで当然だと思うが。

から一度売れ出した人が1人勝ちでなんでもかんでも役を貰える(そのあとパタッとなくなる)みたいな

売れてる声優自身の人気で決まっちゃう現状のキャスティングではなく

本当にキャラにあった人が呼ばれてみんなで役を分け合うようなキャスティングになればなあと思う。

分け合うほどのギャラの全体があるのかは別の話だけど。

2016-06-03

艦これアーケードの改カードの出る法則ネットの風説から考察する

 いまだ、一時間待ちや二時間待ちが当たり前の艦これAC

 改カードがでる法則性が見えるまで統計出せる程に掘り続けられる程のプレイ回数もお金もないため、

 インターネットに溢れている説と自分経験からカードが出る法則性を推測する。

 

カードはもともとのカードドロップできる面でしかでない説

 http://wikiwiki.jp/kancolle-a/?%B4%CF%CC%BC%A5%C9%A5%ED%A5%C3%A5%D7%B5%D5%B0%FA%A4%AD%2F%B4%CF%BC%EF

 上記サイトドロップ情報から

 この説が事実だとすると金剛型の改カードを求めてるのに金剛型のでない1面や3-4とかを回るのは無意味という事になる。

一定の出撃回数が必要

 自分場合。改が出たときの状況が

 

 2-2で隼鷹改(Lv14)[ダブりなし]

 2-4で金剛改(Lv30)[ダブり5枚] 加賀改(Lv25)[ダブりなし]

 

 ……という感じ。

 隼鷹は空母がなかった頃に相当使ってた序盤の制空の功労者なので、使用回数は影響するのかもしれない。

カードを重ねると重ねたカード海域ドロップやすくなる?

 あと金剛が3枚くらいダブりだしてから金剛ドロップできるステージに出すと結構金剛が出るようになった。

 いまや金剛だけ6枚ある。カードをたくさん重ねて出撃するともしかして

 重ねた艦が出やすくなるとかそういうのがあるのかもしれない。

2016-04-29

魔法少女アニメに登場しても違和感のない仏具ランキング

1 金剛

2 数珠

3 持鈴

4 印金

5 錫杖

6 位牌

7 如意

8 マニ車

9 仏飯器

10 輪灯

2016-04-16

地震回避する呪文真言)~仏陀からメッセージ

4月14日の午前中に地震について書いたら、その日の夜に、熊本で、大きな地震が起きた。今日15日になっても、まだ余震が続き、大分山口愛媛にも、地震が波及している。

地震は、人々の汚れた想念利己的な儲け主義の精神物質的な肉体やそれに付随する心ばかりを重視するような精神、霊的な聖なるものを軽視するような想念波動と、

それらによってもたらされたカルマ因縁)の集積によって、起きている。

地震回避し、被害を最小限に食い止める呪文真言)は、以下の通りである

ナモーパーラミターユル ジュニャーナヴィニシュチャヤ ラージェーンラーヤ タターガター

オーム サルヴァサンスカーラ パリシュッダダルマテー マハーナヤ パリヴァレー スヴァーハー

意味は、「私は、帰依する。彼岸生命と智慧と決定の能力を持つ如来の王に。オーム あらゆるサンスカーラカルマ因縁)を完全に浄化する法よ。偉大なる方途(道)よ。」

と私は、解釈する。これは、梵語サンスクリット語)の解釈である

地震や、台風被害を軽減し、因縁浄化する方法は、すべて上記の呪文真言である。こんな呪文地震が防げるものか、地震とは科学的に言って、云々という人は

いるであろうが、これは、仏陀の智慧である。これで、病気も治る。

私は、統合医学治療院を開いているが、この真言を使った「霊性治療」で、覚醒剤中毒者、難治性うつ病統合失調症医者に見放され、余命3年と宣告された末期のがん患者等を

救済している。科学的な医学で治らない病気が、真言宇宙超越の光、というオカルトまがいの治療法で治っているのである

私は、他のダイアリーで、心臓移植必要な女の赤ちゃんを救える、と書いたし、ALS患者治癒可能であると思う、と書いた。

これらの疾患は、まだやったことがないが、治癒原理は一緒である。そのための論文も書いている。

これが匿名ダイアリーであるということで、批判があるなら、私は、自分身分を明かそう。

世界救世主 絶対者 至碧老祖 北川訓司である身分は、米国法人国際地球環境大学総長CEO統合医学研究科長、至碧統合医学臨床研究所北川治療院)田辺センター院長、

スピリチュアルクラブ至聖会主宰である。連絡先は、インターネット検索して下さい。こうして、私は身分を明かした。私は、自分の書いたことに責任を持っている。

この地震回避する呪文真言)は、宗教を信じる信じないに関わらず有効である地震に遭うのが嫌な人は、この呪文真言)を唱え、自分地域の人々を救済すればよい。

これは、ちょっとした菩薩行です。功徳を積みます。至碧金剛如来 北川訓司(0739-24-6904)※迷惑電話、いたずら電話は、ご遠慮下さい。

これを信じて地震が来ても、その人は、救われるので大丈夫です。阪神大震災の時に、私の弟子たちが皆救われたので、それは、証明済みです。

安心して下さい。助かりますよ。

2016-04-14

インターネット赤ちゃんポストについての私の見解

今、テレビを見ていたら、インターネット赤ちゃんポストについての記事を見た。

私は、これについては、非常にいい取り組みだと考えている。

たまたま1件、養母詐欺容疑で逮捕されたとしても、その大きな流れを止める必要はない、と考える。

私が、2004年釈尊から、「至碧金剛如来」という法号を与えられ、仏陀として認められた時に、釈尊から

私が地蔵菩薩の魂である、と明かされた。私も、それについては、思い当たる節が沢山あった。

地蔵菩薩は、子供水子の守り神であり、お釈迦さまから釈尊亡き後の後事を託された。

私も、自らが、弥勒仏出現までの間の法を守る役割を痛感する。

その観点からして、中絶される命をどのような形かにせよ、救うことは、社会として認めるべきだと思う。

たとえ、里親詐欺で捕まえられようとも、途中で育てられなくなって、施設に引き取られる運命を辿るにせよ、

とにかく、生まれて来たことを評価するべきである。その里親がいい人ばかりでなくても、子供を欲しいと願っている

家族の下に、一度でも行くことは、その子運命として、喜ぶべきことである現在は、無責任妊娠するケースも沢山ある。

そして、生まれた結果、いじめ虐待に会う子供もいる。それでも、私は、産んで育てる方が良い、と思うのである

これは、仏陀視点であり、反対も沢山あると思うのであるが、宇宙創造主の御心からすれば、そういうことである

赤ちゃんポストに、寄付するように心がければ良いと思う。私も、生活に余裕ができたら、ぜひ、慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に

寄付をしたいと思っている。私の場合、まず、経済的に自立することが必要なのであるが。

2016-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20160105181551

一九九X世核炎包。貴方衝撃。愛空落、邪魔奴指先倒。唄、金剛石王的楽隊

2015-10-30

[]2015/10/29

なんかでっかいホテルっぽい会場にいた。

単位が足りなくなりそうって状況で急いで教室行きたいけど、ぼーっと海みてたらいつの間にか残り10分で講義が終わる時間になってて、隣りにいたはずの友達もいなくなってた。

焦って会場に向かおうとするけどめっちゃ遠くてなかなか着かない。

もう何度目だよってシチュエーションだ。

あと覚えてるのは艦これ4コマを一つ夢の中で見たこと。

摩耶の前で金剛霧島の上に乗って25mm三連装機銃 集中配備 の妖精さんの真似をしてて、摩耶が苦笑いしてたら、金剛無造作おならして、下にいた霧島が怒るっていう4コマだった。

なぜか起きしなにこの4コマの内容は忘れちゃいけないと何度も頭のなかで反芻してた気がする。

から今でもちゃんと覚えてる。

2015-10-19

脇が臭そうなキャラ

誰?

アイマスの響はまあワキガだよね

アイマスあずささんもくさいだろうな・・・

艦これ蒼龍wikiコメントでそういう内容を見つけてからそういうふうにしか見えなくなった

ノースリーブだと破壊力すごいよね

その点艦これ金剛姉妹はたぶんヤバイ

けいおんなら澪と律とムギ絶対くさい

進撃の巨人ミカサもくさいと思う

脇がくさそうなキャラってそれだけにおいたつようなリアリティがあるって意味ですごい褒め言葉になるんだよね

からぜひそんなすばらしいキャラクターを教えてほしいんだ

2015-09-02

[]2015/9/1

ホントもっとあったけど起きる直前のしか覚えてない。くそう。

なんか雑誌読んでてそこに艦これコスプレ写真コメントがのってた。

金剛コスプレの上に、「めずらしく艦これコスプレでは若い子だと思ったら星野飛鳥ちゃんでした!かわいい!!」って感じで書いてあった。

金剛コスプレ星野飛鳥だったかまでは覚えてない。

んでまたページめくってくとアンソロっぽいイラストが数枚。

摩耶の沈没シーン?っぽいのだった。

でも俺摩耶の沈没シーン知らないから、なんか変な絵になってた。

柔道の亀の状態から顔を横(読者側)に向けて苦しそうな顔して、頭と足をワニっぽいのに噛まれてる絵だった。

数枚あった絵が全部構図とキャラがそれだった。

天城が横転して沈没したのが有名ってところからきた無意識の夢なんだろうなってのがよくわかる。

ああそうだ思い出した。

ニコニコ超会議に出てた。

一度も行ったことないし行くつもりもないし行きたくもないのに。

でもなぜか椅子が全部学校椅子っぽいの。

そんでよく高校体育祭であるようなスタンドの上っぽいところ。

絶対オタク系にいくはずがないであろう高校ときの後輩がいてすごく意外に感じた。

自分が座ってた椅子がやたら揺れるから後ろのやつに文句言ったら、上述の後輩がすみませんそれ俺です・・って言ってきて微妙に気まずい思いした。

それ以外にも全体的に浅い夢で結構長く夢見た気がするんだけどなあ・・・

2015-08-16

艦これ苦行提督苦行中

E-7丙終わんない。

とうとう出撃艦すべてにダメコン積んだし、金剛は2回も轟沈してるし、ずいぶん前に資材は尽きててその分の課金も含めると数万円というお金デジタルに消えているのに終わらない。


これで丙だっていうんだから、甲を強行突破したやつらってどんなやつらなんだよって思う。

2015-06-30

艦これ ねんどろいど お値段事情 amazon

2015年6月30日調べ

1位 金剛 asin:B00J3IS0UW ¥7,480- (参考価格:¥4,800-)

2位 大和 asin:B00XJAWIE4 ¥6,362- (参考価格:¥7,800-)

3位 比叡 asin:B00MU9W24G ¥5,900- (参考価格:¥4,800-)

4位 天津風 asin:B00O1F5REE ¥5,760- (参考価格:¥4,800-)

5位 霧島 asin:B00R7DFKIK ¥5,560- (参考価格:¥5,000-)

6位 島風

         (中略)

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ブービーメーカー 赤城 asin:B00HCWWO12 ¥3,570- (参考価格:¥4,500-)

2015-04-11

艦これ』のアニメが『デレマス』と違ってお粗末な出来な理由

 2015年に入ってから三ヶ月が経過した。それは、今年のアニメの第一陣(1~3月期)が終了を迎えたということを意味する。

 一月に始まったアニメの中で放送前の注目度が最も高かった作品は、言うまでもなく『艦隊これくしょん』だろう。2013年サービス稼働時から現在まで破竹の勢いで隆盛を極めていることは、オタク世界に足を突っ込んでいる人間にとっては周知の事実である特に同人ジャンルとしての隆盛がめざましく、その勢いはかつての『東方Project』を彷彿とさせるほどである。今、最もオタクコンテンツの中で熱量の高い作品と言っても過言ではない『艦隊これくしょん』の待ちに待った「アニメ化である世間の注目度が鰻登りするのはもはや必然だと言える。

 だが、そのような前評判に反して、実際に放送された内容はお世辞にも上出来とは言えないものだった。いまいち目的が見えないまま展開されていくストーリー調和の取れていないギャグシリアスの配分、そして視聴者に衝撃を与えただけで後の展開にはあまり影響を与えなかった如月轟沈・・・・・・少なくとも従来の「艦これファン」は戸惑いを隠せていなかったように思える。元々の期待値が高かったこともあってか、ネット上の書き込みでは非難囂々である

 一方、これと比較すると面白いのが『アイドルマスターシンデレラガールズ』のアニメである。これは『艦これ』と同じソーシャルゲームとしての出自を持つ作品なのだが、ブラウザゲーの『艦これ』と違って課金要素が強く、ネット上に出回っている数々の逸話も相まって「廃課金ソシャゲ」の代名詞みたいな存在だった。そんな敷居の高さもあったのだろう。アニメ放送時期は『艦これ』と同時期だったのだが、「アニメ化」に対する前評判話題性は『艦これ』と比べてそこまで高くなかったように思える。事実、当の「デレマス」ファンの間でもそこまで期待値は高くなかった。「無難な内容でやり過ごして、ソシャゲ本体に悪影響を及ぼさなければそれで良い」なんて話をされていたぐらいである。

 ところが、フタを開けてみればビックリの良作アニメだった。島村卯月渋谷凜本田未央の三人を軸に展開されていくアイドル界でのシンデレラストーリー絶妙に挿入されるシリアス展開、そしてまさかここまで人気キャラになるとは思われていなかったオリジナル男性プロデューサーの登場・・・・・・あくまで目算に過ぎないが、従来の「デレマスファン」を十分に満足させただけでなく、アニメから新規ファンを大勢獲得することにも成功しているように思える。前評判の大人しさからは信じられない大躍進である

 もちろん、『艦これ』のアニメだってBlu-rayディスクの売り上げを見れば11000枚となかなかの数値なので、「商業的に失敗だった」わけではないだろう。ランキングで見ても現時点で冬アニメ(1~3月期)の円盤売り上げは暫定『艦これ』が一位なので、むしろ商業的にはまずまずの結果である。『デレマス』のBlu-rayディスクは現時点でまだ発売していないので比較しようがないし、KADOKAWAを初めとするバックの組織がいったい『艦これ』という人気コンテンツにどれほどの売り上げを期待していたかは全く分からないが、まあ近年のアニメ円盤の売り上げ規模から言えばケチはつけられない数値であることに違いはない。

 ただ、こと「既存のファンの満足度」という視点に絞って言わせてもらえば、今回の『艦これアニメの内容は散々だったと言わざるを得ない。SNS上の反応を見ると、多くのファンが次週の展開を戦々恐々とした気持ちで見ていたことが窺えるし、事実としてその内容が彼ら彼女らの不安を払拭してくれる展開であったことなどほぼなかった。ていうか、他ならぬ「一番ファンから評価が高かった回」が、本筋の話をガン無視して挿入された第六駆逐艦たちのカレー回(第六話)だったことがいい証拠である。同じ「ソシャゲ出身アニメ」でありながら『デレマスアニメとは雲泥の差である。もちろん単純比較はできないけれど、少なくとも『デレマス』はファンが来週の展開を心待ちにできるクオリティではあった。その週の内容をツイッターで実況して盛り上がることができた。各話の展開を思い出として胸に刻むことはできた。どちらがお互いのファンを満足させたか、延いては「どちらが抱えているファンを大切にするアニメだったか」の優劣はハッキリと出ている。

 片や従来のファンすら激怒させる結果に終わり、片や従来のファンどころか新規ファンまで含めて感動させた。いったい何が両者をここまで分けたのか? というか『艦これ』のアニメはどうしてあんなお粗末な内容になってしまったのか? 冬アニメが一段落を迎えた今、改めてそれを考察してみたい。自分でも『艦これ』に対してきつい物言いをしているとは思うが、あのような悲劇的な過ちを二度と繰り返させないためにも、ここでキッチリ批判しておかなくてはならない。人気コンテンツあやかった粗製濫造アニメは決して許してはならないのだ。

「グッズ」でしかなかった『アニメ艦これ

 さて、そろそろ「どうして『艦これ』のアニメはあれほどお粗末な内容だったのか」その理由を語っていこう。実はそれこそが『デレマス』のアニメ比較してみると浮き彫りになってくる話なのだ。というのは、背後の組織が持っている「アニメ化」への意識根本的に違っているかである

艦これ』のアニメがあれほどお粗末な出来であったのは、言ってしまえば「人気コンテンツアニメにしてみた」に過ぎなかったかである。内容なんて二の次で、とにかく「旬なジャンル」を一刻も早くアニメにすることが至上の命題だったのだろう。商品価値は『艦これ』というブランド保障してくれるのだから、あとは適当アニメの中で「吹雪」や「赤城」といった登場キャラをそれっぽく動かしておけば良い。そうすれば最低限『艦これアニメ』としては成立する・・・・・・おそらく、制作サイドにとって最も重要だったのはこの『艦これアニメ』として「成立している」ことだったのだ。たとえ「胸を打つストーリー」がなかろうが構成破綻してようが、「吹雪」や「赤城」という人気の艦娘を動かしておけば『艦これアニメ』に違いはないので、「艦これジャンル商品」としては問題なく売り出せるのである

 いわば制作サイドにとって、『アニメ艦これ』は「単なる艦これジャンルのグッズの一つ」に過ぎなかったのである。どれくらいのグッズかと言えば、アニメイトなどで売っているキャラクター印刷されたクリアファイル、あれと同水準の「一グッズ」だ。その商品価値は「『艦これ』のアニメ」だというそれだけだ。しかし、たったそれだけあれば「金剛印刷したクリアファイル」が『艦これのグッズ』として販売されるように、「吹雪赤城が動いているアニメ」も『艦これのグッズ』として販売できるのである。何ともファンを舐めた話だが、「艦娘がただプリントされたクリアファイル」を『艦これのグッズ』として購入してくれるように、「艦娘がただ動いているアニメ」も『艦これアニメ』として評価してくれると本気で思っていたのだろう。そうでなければあんなお粗末な内容のアニメを本気で『艦これアニメ』と言って世に出せるわけがない。

PV」としての宿命を背負った『アニメシンデレラガールズ』

 もしかしたら「でも、キャラクターものアニメなんてそんなもんでしょ?」と反論したい方も中には居るかもしれない。ところが『アニメ版デレマス』を見てみると、明らかに『艦これ』とは「アニメ化」に対する意識が異なっていることが分かるのだ。

アニメ版デレマス』は、「キャラクター印刷されたクリアファイル」などの「単なるキャラクターグッズ」は明らかに一線を画している。というのは、『アニメ版デレマス』の場合、「それがアニメとして成功するかどうか」は決して「Blu-rayの売れ行きの話」に留まらないからである。一番分かり易いのは、劇中のアイドルたちのデビューソングだろう。言うまでもない話だが、あれらの楽曲CDショップで実際に販売されている。ファンのみんなはそれらの楽曲を「あ、アニメのあの話で卯月ちゃんが歌ってた曲だ!」と思って購入するのだ。そして彼女たちの歌声を聞きながらアニメの感動的なシーンを思い出したりするのだろう。

 ここで考えて欲しい、もしも肝心のアニメの話そのものがお粗末な出来であったら、ファンのみんなはCDを購入するだろうか? もちろん楽曲として優れていれば購入する人間は居るだろうが、多くのファンは「あの娘たちが血の滲む努力の果てに勝ち取ったあの曲」だからそれを欲しいと思うはずだ。元のアニメの内容がイマイチだったら「あんな雑な作品CDなんて誰が買うか!」と購入を控えるファンが続出するだろう。『アニメ版デレマス』の成否は「アニメという一キャラグッズの成否」に留まらず、「他のデレマスのグッズの売り上げ」にまで影響を及ぼしかねないのだ。

 いわば『アニメ版デレマス』は、『アイドルマスターシンデレラガールズ』という作品に関わる全ての商品の「PV」としての宿命を背負っているのだ。劇中のデビューソングを初めとする関連商品を購入させ、あわよくばソシャゲ本体の方へ誘導して重課金させるという、商業的な使命である。そしてそのためには、ただ「卯月渋谷凜などの人気キャラクターがただ動いているだけのアニメ」では決して許されない。きっちりと視聴者の心に響くような、彼ら彼女らを魅了してやまない良アニメでなければならないのだ。

まとめ

「背負っているものの重さが違う」、『艦これ』の第6話で第六駆逐艦隊にそう語っていたのは足柄さんだっただろうか。カレー勝負ではその重さが災いして雷たちに勝利を譲る結果になってしまったが、現実世界ではやはりその重さこそが「作品クオリティ」として如実に表れたと言えるだろう。「単なる一グッズとしてのアニメ化」に過ぎなかった『艦これ』と「他のグッズの命運を背負ったPVとしてアニメ化」された『デレマス』の違いである。異論がある提督諸君はどうか自分の胸に聞いてみて欲しい。『艦これアニメ』を見るのと、それと同じ時間を使ってブラウザゲーム内で艦娘レベリングに励むのと、どっちが満足感を得られるかを(特に第6話以外でだ)。

 さて、この話は以上で終わるが、最後に余談として「どうして『アニメ化』に対してそこまで意識が違ったのか」を個人的考察しておきたい。

 それは、そのまま「背後にある企業の態度」の違いだったのではないだろうか? 『艦これ』の背後にあるのはKADOKAWAという企業であり、基本的にここは「その時々の旬の作品メディアミックス利益を上げる」のがポリシーである言うなればKADOKAWAにとって個々のコンテンツは「消費財」であって、食いつぶして消化しきったらまた次のコンテンツに移動するのである。我々にとって『艦これ』は近年まれに見るモンスターコンテンツであるが、そんな『艦これ』でさえも母体であるKADOKAWAにとってみれば「その時々の旬な作品」の一つに過ぎなかったのではないか? 世に出てから二年に満たない期間で「アニメ化」までこぎ着けたのは、むしろ「旬が過ぎ去らないうちにアニメ化して利益を回収しよう!」というそういうことだったのではないだろうか? 邪推と言われればそれまでだが、どうにもKADOKAWAには「コンテンツへの根本的な不信感」みたいなものがあるような気がしてならない。

 対して『デレマス』の背後にあるのはバンダイナムコエンターテイメントという企業である。ここにあるのは別にポリシーと言うほどのものでもなく、「いかに自社コンテンツ長生きさせて利益を上げるか」という企業としてごく普通の態度であるKADOKAWAが個々の作品を「果実」として見なしているのに対して、バンナムはどちらかと言えば「果実のなる『木』の方」と見なしていると言える。生み出したコンテンツは「金のなる木」であって、これを「長持ちさせること」こそが自社の利益になるのである。なのでKADOKAWAのようにコンテンツを「消費」することなどあってはならない、できる限り「持続させること」こそが至上の命題なのだと言える。そのようなスタンスから、『デレマス』のアニメもしっかりしたものでなければならなかったのだろうと思われる。どっちかというと『プリキュア』のアニメおもちゃを買わせているバンダイの方のノウハウなんだろうね。終わり

2015-04-04

また今日マリオンに敗北した

まさか防御したヅッチーがマリオンメテオに屈するとは思わなかった

確かに相手はライデンインストール状態だったし、こっちはサンダーウォール切れていたけど

これで耐えられないんじゃ誰でも無理臭い

とりあえず次回はヅッチーに金剛シールド買ってあげる予定

あとメニャーニャストレートで死にすぎなのも何とかしたい

2015-02-22

ポスト東方」の時代 ~艦これ東方に取って代わった理由

長年にわたって二次創作活動同人活動を牽引してきた「東方ジャンルが、ここ1~2年という短期間に信じられないほどの壊滅的な衰退を迎えている。

それに代わるように破竹の勢いで急成長しているジャンルが「艦これ」だ。

今や男性向けの同人活動に携わる者で知らぬものはいないほどの一大ジャンルとなった艦これ

なぜ艦これ東方をかつての地位から引き摺り下ろし、自ら「ポスト東方」の地位に君臨することができたのだろうか。

斜陽著しい東方

Twitterなどを利用して常に最新のトレンドを肌で感じている人には今更説明するまでもないと思うが、かつて東方二次創作が強かった各所コミュニティの現状を簡単に説明したい。

より詳しい情報は、先行する綾瀬なずな氏やありらいおん氏他の実測データ考察を参照してほしい。


pixivの「東方タグ閲覧数は艦これが登場するまでは毎日平均約300万閲覧あったが、2013年10月頃を境に減少に転じ、1年半経過した現在はその半分程度の約150万閲覧まで落ち込んでいる。

イラスト投稿ベースでの落ち込みは更に顕著で、すでに2013年9月を境に投稿数が半減し、一度わずかに復調したものの下落傾向は続く一方である

それでも昨年下半期までは東方投稿ペースは艦これのそれよりも多かったがそれも年明けを境に完全に逆転し、今では一週間当たり約1000件ほど東方艦これを下回っている状態だ。


かつて東方の人気爆発に一役買ったニコ動でもこの傾向は変わらない。

ニコニコにおける東方の衰退は実はもっと早くから始まっており、2010年をピークに投稿数は減少の一途をたどっている。

そこへ「艦これショック」が襲来したことにより東方は壊滅的な打撃を受け、2013年には月に5000件あった投稿数がおよそ2000~3000まで減少するという事態となった。

閲覧数でもこの傾向には変わりなく、直近のMMD杯では東方投稿作品数は艦これの2倍以上あるにも関わらず、再生数を稼いでいるのは艦これ作品ばかりという惨状だ。


同人誌即売会でもやはり衰退の影響は色濃く表れている。

東方同人誌即売会象徴イベントだった例大祭は、艦これの登場を機に参加サークル数が5000→4300→3800と約2割ずつ減少しており、東方集客力が顕著に低下していることが分かる。

コミケもっと悲惨で、かつて2700スペースあった東方も今ではわずかに1800に満たない規模まで減少し最早破滅したも同然だ。

その他、東方を支えた地方オンリー即売会も前同割れや定員割れ、中止などが相次ぎ、かつての繁栄象徴は今や衰退の象徴へと成り下がってしまった。


その他、創作とはあまり縁がないが、2ちゃんねるふたばちゃんねるなどの匿名掲示板でも、東方話題は驚くほど少ない。

東方匿名掲示板の中心であったしたらばも閉鎖となった。

東方を支えたかつてのコミュニティはまさに総崩れという有様だ。

快進撃の艦これ

一方で、東方の衰退に反比例するかのように爆発的に伸びているのが艦これだ。


pixivでは今や投稿数・閲覧数ともに常に東方を上回る状態で、今もまさに増え続けている。

参考までに、ここ1ヶ月の東方艦これ作品投稿数を下に示すと、

  ・1/25週 東方:3291 艦これ:4241(東方艦これ=-950)

  ・2/1週 東方:3579 艦これ:4091(-512)

  ・2/8週 東方:3324 艦これ:4138(-814)

  ・2/15週 東方:3941 艦これ:5214(-1273)

とその差をどんどん広げつつあることが分かる。


ニコ動も同じで、今や艦これ作品は常に総合ランキングの上位に数作品ランクインしている常連となっている。

先ほど述べた直近のMMD杯についても、艦これでは10再生を越える作品10あるのに対し、東方わずか6作品に留まっている。(2/21 20時時点)


同人誌即売会も極めて好調だ。

コミケでは、初登場依頼参加サークル数が1200→2300→2500と爆発的な成長を遂げており、去年の夏にはついに東方サークル数を越えてしまった。

オンリー即売会も数多く開催され、週に一度は全国のどこかで即売会が開催されているという盛況ぶりだ。

直近の東京蒲田で行われた即売会では一般参加者が道路にまで溢れ出るほど参加し、警察が出動するほどの混乱を見せた。


その他、TwitterではNHKつぶやきビッグデータ艦これ話題が何度も登場して取り上げられるなどしており、匿名掲示板ブログでの話題性も非常に大きくなっている。

東方の衰退を尻目に、艦これは今まさに流行最先端を行くジャンルなのだ

なぜ艦これ東方に取って代わることができたのか

このように「ポスト東方」の名を縦にしている艦これだが、なぜ艦これ二次創作東方を蹴落としてここまで発展したのだろうか。


まず真っ先に挙げられるのは、艦これという作品の魅力だ。

艦これブラウザゲームではあるが、総勢100名を越えるキャラがそれぞれに個性を持つという丁寧な作りになっている。

キャラを量産するだけで個性に重きを置かなかった某アイドル育成ゲーム二次創作イマイチ流行らないのが、個性重要である何よりの証左だ。

またキャラごとにボイスがついていることで、キャラへの個性がより把握しやすくなり親近感が湧きやすくなっていることも創作意欲を掻き立てることに一役買っている。

アニメで更にキャラ個性がはっきりしたことから、今後も創作はよりやりやすくなっていくだろう。


二つ目艦これを取り巻く自由さだ。

他の作品とは異なり、運営が明確に「同人活動を許可する」宣言していることで、グレーゾーンというもの存在しない。

「黙認」の影にびくびくと怯えながら創作を行う必要はなく、気楽に好き勝手創作できるのである

また、分かりにくい上にほとんど意味のないような薄っぺらい設定で雁字搦めになっている東方と違って、艦これには大きな枠組みこそあれどストーリーになるような設定はほとんど設けられていない。(一部の東方ファンはこれを「単に設定がないだけ」と罵っているが実に残念だ)

東方にあるような設定の解釈を巡る面倒な争いから解放されて、二次創作者は東方よりもより自由創作を行うことができるのである

加えて艦これには他の作品に顕著な閉鎖性や排他性がなくしがらみが全くない。

よく「東方艦これは似ている」という論調を聞くが、これは誤りで(金剛の服装が霊夢の丸パクリだとかそういう細かい点は除くにしても)東方とは完全に逆方向の作品なのだ


そして、東方がすでに賞味期限を迎えていたということも無視できない。

これは東方の衰退とは反比例して艦これが伸びているという点を見れば分かりやすい。

数年前までは東方に飽きていても二次創作者たちには移動先がなかったことを考えれば、艦これという選択肢が示された途端に移動したのも頷ける。

東方から艦これに移動したサークルは少ないというデータもあるが、これは完全に誤りで実際には東方もまだ気休め程度に触りつつ艦これをメインに活動しているサークルが多いだけである

尚、独自の計測では東方サークルの実に9割以上が艦これとの二足のわらじであった。

東方艦これのこれから

これから東方艦これはどのような運命を辿るだろうか。


大方の予想と一致すると思われるが、東方がこのまま衰退に向かって近い将来に完全消滅するのは間違いない。

東方wikiが毎年実施しているアンケートの結果によれば、10代及び20代前半の東方ファンはほとんどおらず、既存のファンがそのまま歳を食っているだけであることが分かる。

PSVita東方同人ゲームが販売されるという予定はあるが、いずれにせよ話題性に欠け、東方の衰退を引き留めるだけの影響力は全くない。

活発なファンは艦これに移り、新規のファンはおらず、老人だけが残るジャンル未来がないのは歴史証明している。

減少ペースを見るに、早ければあと1~2年で東方ネット上で話題になることすらなくなるだろう。

最早立て直しは不可能であり、平たく言えばオワコンということである


一方で艦これ未来は明るい。

元々の人気が高かったところにアニメ化というキャッチー戦略が功を奏し、ファンは増え続ける一方である

当然、二次創作に流れる層も増えてくる。

おそらくアニメ2期、劇場版も予定されているだろうし、あと数年は話題に事欠かないだろう。

かつて艦これオンリー即売会は振るわないと言われ続けてきたが、その中でじっと耐えてきた艦これサークルの忍耐がついに勝利したのだ。

今なお東方にしがみついているようでは、やがて二次創作というジャンルそれ自身東方に蝕まれしまうだろう。

艦これの今後の発展がますます楽しみだ。

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