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はてなキーワード: 事実確認とは

2019-10-04

auひかりの悪質な訪問営業に対するKDDIの返答があまりにも無責任

KDDIお客さまセンター メール窓口担当 ●様

訪問しないで下さい。押し売り止めて下さい。とごく普通対応をお願いしてい

るのに、

(4)弊社代理店へご連絡を止めるお手続き完了するまでの間に、訪問によるご案内が行われる場合がございます

となるのはおかしくありませんか?

このメールで4通目です。

最初のメール代理店名前担当者名も記載しております

また、本件に関し、当窓口を介した対応を行うことで双方の情報齟齬を生じさせる可能性があることを避けるため、ご契約時のご案内などにおける不明点につきましては、●様から直接、契約代理店へご確認をお願いしておりますことをご理解ください。

高圧的で強引な営業でした。心身ともに負担になるので、そのような方とお話することはできません。

また、訪問された方が、本当に代理店社員なのかすら分かりません。

KDDIの方で責任を持って代理店担当者の方に事実確認をされた上で、

訪問営業問題がなかったか

契約はどうなっているのか」

ご返答下さい。

この件はすべて記録しております

すべて公開させていただくつもりです。

責任のある方が責任を持って対処していただくことを望んでおります

(2019/10/03 15:46), au Support wrote:

日頃よりKDDIをご利用いただき、誠にありがとうございます

KDDIお客さまセンター メール窓口担当 ●です。

このたびは、弊社代理店によるauひかりのご契約について、たびたびお問い合わせいただく次第となり、恐縮しております

また、当窓口のご対応に際し、弊社代理店訪問営業の停止手続きに関するご指摘を賜る次第となりましたことは、心苦しい限りでございます

今後、弊社代理店から訪問によるご案内が不要場合は、当メール窓口から担当部署へ報告し、ご訪問を控えるお手続きを承ります

お手数をおかけいたしますが、今後、お電話でのご案内を控えるお手続きをご希望場合は、以下の【ご確認いただきたいこと】をお読みいただき、当メールへのご返信にて、●様のご意向を改めてお知らせください。

■ご確認いただきたいこと

(1)ご連絡を停止する手続きにあたり必要お客様情報を、弊社代理店へ開示させていただきます

(2)弊社代理店から訪問によるご案内を控えるお手続きを行った後は、弊社からキャンペーンなどのご連絡も控えさせていただきます

(3)弊社サービスを正常にご利用いただくために、早急なご案内が必要となる場合や、ご利用中のサービスの終了時などは、弊社からご連絡を差し上げる場合がございます

(4)弊社代理店へご連絡を止めるお手続き完了するまでの間に、訪問によるご案内が行われる場合がございます

※恐れ入りますが、弊社から訪問によるご案内を控えるお手続きに関し、上記の内容について、予めご了承くださいますようお願いいたします。

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■お知らせいただきたいこと

※すでにお知らせいただいている項目についても、改めてお知らせください。

訪問による今後のご案内:希望する/希望しない

訪問営業を停止する方のお客さま情報について

・お名前

フリガナ

・ご住所:

都道府県から、番地、建物名、部屋番号までお知らせください

・お電話番号:

※お問い合わせいただいている方と、訪問営業を停止する方が異なる場合には、以下の情報もお知らせください。

・お問い合わせいただいている方の氏名(フルネーム):

・間柄:

代理店情報について

担当部署へ引き継ぎする際に必要のため、改めて詳細をお知らせください。

営業担当者の部署名または代理店名:

営業担当者氏名:

営業担当電話番号:

営業勧誘があった日時:

▼本メール管理番号:042219100200072

※「希望しない」とお知らせいただいた場合は、前述の【ご確認いただきたいこと】にご了承いただいたものとしてご対応を行います

お客様個人情報は、このたびのお問い合わせに関する回答以外の目的には利用いたしません。

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お知らせいただきたい内容は以上でございます

なお、本件について、お客さまのご契約特定するため必要となる情報が不足しており、当窓口では、該当するご契約に関してのご案内を差し上げることができません。

また、本件に関し、当窓口を介した対応を行うことで双方の情報齟齬を生じさせる可能性があることを避けるため、ご契約時のご案内などにおける不明点につきましては、●様から直接、契約代理店へご確認をお願いしておりますことをご理解ください。

お手数をおかけいたしますが、ご返信をお待ちしておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

KDDIお客さまセンター:●

※本件以外のお問い合わせについては、改めてお問い合わせください。

セキュリティ上の観点からメールに添付された画像ファイル等を確認することはできません。

2019-09-10

教育委員会は嘘つき」か?

また一人が自殺という傷ましい結果に向かう出来事があった。その発端に「いじめ」があったことは、おおむね事実と考えたい。その上で、各社が見出しにしているこの文言、そして取扱方は全くフェアではなく、ハッキリ言って問題解決には何の役にも立たないどころか有害であると私は思う。

まず、記事引用

教育委員会は大ウソつき” 15歳男子生徒が自殺 埼玉 川口2019年9月9日 18時16分:NHKニュース

埼玉川口市の中学校に通っていた当時いじめを受けたとして、自殺未遂を繰り返していた15歳の男子生徒が、8日、自殺したことが分かりました。いじめについては、市の教育委員会調査を進めていましたが、生徒の部屋には、「教育委員会は大ウソつき」などと書かれたノートが残されていたということです。

関係者によりますと、8日の未明埼玉川口市の小松田辰乃輔さん(15)が市内のマンション敷地内で死亡しているのが見つかり、屋上から飛び降りたとみられるということです。

小松田さんは中学1年生だった3年前、部活動の先輩や同級生から悪口や仲間はずれなどのいじめを受けたと訴えましたが、学校対応失望し、自殺未遂を3回繰り返したということです。

その後、おととし11月になって、市の教育委員会第三者委員会を設置し、いじめ調査を進めていました。

中学校卒業した小松田さんは別の学校に通っていたということです。

自殺したあと、小松田さんの部屋から見つかったノートには、「教育委員会は大ウソつき。いじめた人を守ってウソばかりつかせる」と、教育委員会対応批判する内容が書かれていたということです。

川口教育委員会指導課の三浦伸之課長は、「本人への聞き取り要望していたが、話せる状況にないということで実現していませんでした。教育委員会への不信感を訴えて自殺したことを重く受け止め、対応問題がなかったか確認したい」と話しています

教育委員会は大ウソつき」

小松田辰乃輔さん(15)の自宅の部屋には、市の教育委員会対応への批判が書かれたノートが残されていました。

ノートには、「教育委員会は、大ウソつき。いじめた人を守ってウソばかりつかせる。いじめられたぼくがなぜこんなにもくるしまなきゃいけない。ぼくは、なんのためにいきているのか分らなくなった。ぼくをいじめた人は、守ってていじめられたぼくは、誰にも守ってくれない。くるしいくるしいくるしいくるしいつらいつらい。ぼくの味方は、家ぞくだけ。くるしいつらい」と書かれていました。



そう考える理由

まず、この生徒と教育委員会は直接面談できていない。

課長「本人への聞き取り要望していたが、話せる状況にないということで実現していませんでした」

どんないじめ事件であっても、片側の言い分だけで解決することは難しい。周囲から意見も、バイアスがかかるので参考程度にしかならない。あくまで「本人」から聞き取り必須の要素である。もちろん、保護者はしばしばそう考えない。それは「ウチの子が嘘を言うわけはない。それはずっと育ててきた私たちには分かる。この子には問題などない。実際いままでは問題なかった。なのに今この子がこんなに苦しんでいるからには、周囲に問題があるはずだ。」と、そう考えるからだ。

だが、教職員、あるいは教職員出身教育委員会事務局関係者はそうは考えない。どんな子も状況次第で嘘をつく可能性はある。その子をずっと育ててきてはいないとしても、何十年にわたって同年代の子供を千人以上見てきた経験からそれは言える。問題の無い子などいないし我が子を過信しない親というのもまずいない。これまで他との関係性の中では起きなかった本人自身問題が、別な関係性の中で発現することも充分あり得る。場合によっては、そのことを直視自己問題(それは保護者との関係性の問題である場合もある)に気づくことが本人の成長に必要なことさえある。だから、苦しんでいること自体はその子の非責任性(その子責任がないこと)の証明にはならないし、いずれにせよ、周囲に問題あるかないかも含めて本人への聞き取り必須だ、と考える。教育職のプロフェッショナルなら、誰しもそう考える。

そして、それを阻害していたのがおそらく保護者だ。

本人「ぼくの味方は、家ぞくだけ。」

この家族は、生徒本人に「味方」と認識されていたとのことだ。それ自体は間違っていない。結果として防げなかったとしても、味方がいると信じさせることが命を救うこともある。だが、「生徒から味方と認識されること」は重要だが、それは「自分たち以外の全てが敵だと認識させること」とイコールであってはならない。家族は、問題を適切に解決に導けるよう、教育委員会と協力して問題にあたることが必要であり、可能なら、自分たち利益に沿って動いてくれると信じられる適切な第三者(たとえば代理人としての弁護士)をたてて交渉した方がよかった。教育委員会立場上、加害者とされる生徒も含めて「両者の利益を最大化するように」動くのは当然であって、何ら問題ではない。教育委員会が、真理を解き明かす(捜査能力のある)機関でもなければ、罰を下す(司法機関でもなく、教育を通して社会全体の益を最大化するための機関である以上、それは当然のことだ。そのためには、当然「いじめた側」の話を聞き取る必要もある。当然ながら、それはあくまで「片側」の聞き取りに過ぎないから、話半分にしか聞かないし、「いじめられた側」に「~と言っているがどうですか」と聞くのは、単に双方に対する事実確認以上のなにものでもない。にも関わらず、

いじめた人を守ってウソばかりつかせる。

というような受け取り方をされるのはどういうことか。生徒本人と会えていない以上、これは、保護者がそういう伝え方をしたと考えるしかないわけだが、「いじめた側」の言い分を聞くことが「相手に味方することであり利敵行為だ」と捉えるような見方保護者がしていたのでは、事態解決に向けた健全な協力関係を作っていくこと自体が難しい。

そのような状況で、教育委員会への不信を連ねた(極めて一方的な言い分を)書き連ねた遺書見出しに掲げることに、一体どのような意味があるだろうか? 上記を踏まえれば、教育委員会が「嘘をつかせた」というのは明らかにおかしい上に、教育委員会はそんな嘘をそもそも「信じていない」可能性の方が高いだろう。問題は、あくまでそのような状況における教育委員会家族の協力を台無しにさせたそのような敵対的関係であり、ではそのような敵対的関係を作り上げたのは何かと言えば、このように不安を煽るマスコミセンセーショナリズムがその一因ではないのか。

もちろん、教育委員会の極めて「お役所対応」が保護者の不信感を買うことも、事態の一つの側面ではあろう。その点については、できることは重々反省した方がいい。しかし、この件で教育委員会対応に特段の問題があったようには自分は感じない。強いて言えば、なんとか家族を説得して、生徒本人と経験豊富指導主事なりが対話できればよかったが…という位だ(それができなかったからこうなったのだが)。それができたら生徒は死ななかったのか、と言われれば、私は「おそらく死ななかった」と答えよう。直接会えば、生徒も「教育委員会の人も敵ではない」ということを理解できた可能性はあるからだ。教育委員会の人も「僕を守る人」だということを理解できたかもしれないからだ。これは、家族批判しているのではない(そんな死体蹴りがしたいのではない)。家族(と本人?)をここまで頑なにさせてしまったのは何か、という話だ。

ぼくをいじめた人は、守ってていじめられたぼくは、誰にも守ってくれない。

そう思わせたのは何なのか? 学校教育委員会が100%悪? それでいいのか?

そもそも自殺した」ことをもって、その人を全肯定する理由とはならない。たとえばマスコミは、この生徒の「いじめられた」という主張が実はいくらか大げさであり、周囲の生徒から困惑コメントに対して「あいつらは嘘をついている」と意地を張りたい生徒があてつけで自殺未遂を繰り返した、みたいなケースについては想定したのか。そのような場合であっても、同じような見出しを付けて教育委員会問題を指摘するのが適切な報道と考えるのか。いずれにせよ私は、このような形で自殺した生徒について大げさな報道を繰り返すのは、そしてその後についてはまともな調査報道もしないというのは、ただのセンセーショナリズムでありゴシップ誌の発想でしかなく間違ってもジャーナリズムではないと考える。


事実というのは、そんな単純に善悪を切り分けで説明できるものではない。少なくとも、このような事件に絡んで「教育委員会が悪いから生徒が死んだ」という極めて単純なストーリーしか描けないとしたら(言い換えれば「教育委員会を罰すれば問題解決する!」とか思うのは)、それは単純な正義感を振りかざす危険人物であり報道だと思う。

anond:20190910070638

なるほどなー、事実確認せずに消せと言われたらさっさと消すなんてひどいチキン対応かよと思ってたけど、「匿名である以上文責ははてなにあり、はてなで内容に責任を持てないから削除する」というのは一応筋は通っているな。一方「削除しない」道を選んだサービスが昔の2chだったわけで、その結果敗訴しまくって(応戦しなかったからというのもあるが)運営者は国外に逃げる羽目になった。自分ネットちょっとしたサービス運営しているが、悩ましい選択だと思う。

2019-09-09

徴用問題まとめ(ソース抜き)

一つも具体的な誤りを指摘しないで雰囲気論破してるアホがいますね。こういう態度取る人間論破できるところあったらそこ大げさに騒ぐのにそれをしないってことは、具体的に反論できるところがないんだなってわかって自身が付きました

ソース無し版。ソース付き版はこちら →https://anond.hatelabo.jp/20190909174742

日本政府は、最初から徴用工に未払い金を払うつもりで1946年から供託金を積んでいた

1965年戦後補償について「完全かつ最終的に解決した」と両国間で同意して当時の韓国国家予算の倍=今でいえば47×2.3で110兆円規模の支払いをした

韓国政府韓国メディアは、戦後補償について「完全かつ最終的に解決した」とする1965年日韓請求権協定を当時韓国国民積極的に周知を行うことがなかった

④のちに戦後補償がこの協定により完全解決していることは、政府レベルでは韓国議事録でも確認され、日本政府もこの協定により日韓間の請求権問題解決したとしてきた。

⑤ところが2005年ノムヒョン政権から請求権煽り始めた

⑥あげく韓国議員がゴネだしたので言う通り当時の条約締結の過程を掘り返したら韓国側が墓穴を掘った。自分から事実確認を求めたくせに、事実自分に都合が悪くなったらなかったことにした。

2010年李明博大統領の時、「韓国政府慰安婦サハリン残留韓国人、韓国原爆被害者については対象外だ」と後出しじゃんけんを始めた

2012年韓国司法行政に屈して三権分立崩壊し始める

自国内の判決過去判決に手のひらクルーしただけでなく、他国司法判断干渉を始めた

ルールが変わったので、2013年から過払い金訴訟感覚日本を訴える人が続出

最後の一線として「日韓請求権協定違憲」という訴えを却下する程度の理性は残ってた

⑫パククネ政権では、徴用問題について日本に厳しい判決を出さな司法弾圧されるなど三権分立さら崩壊してしま

行政から弾圧を受けた大法院がついに「日韓請求権協定」を無視した判決を確定させ、日韓信頼関係に大きなひびがはい

日本から補償金」という名目で多額の支援を受けてたのを国民に隠していた政府がその事実から目をそらすために三権分立破壊してまで日本執拗攻撃していた

韓国政府ごまかしきれなくなって国民からも訴えられる

⑯ムンジェイミン、教科書を変えれば過去がなかったことにできると考え、司法だけでなく教育まで変えようとする

今ここ。

2019-09-06

anond:20190905231959

起きたことについて事実確認と今後の対応策を練る必要があるが、個人攻撃必要ないよね。

晴須はほとんど発言していないのになぜ晴須が悪いと断言できるのかがわからない。

上司人格攻撃言葉を言う必要がない。

自分研修をするとしたら、「この状況で何をする必要があると思いますか?」「部下がそれをしやすくする上司言葉は何でしょうか?」と問うかな。

個人攻撃の罠に陥る発言が出たら、「P部長、お言葉ですが、それをご自身が言われたときにやるべきことをやりたくなりますか?」と問うかな。

「そりゃそうだろ」と答えたら、「おい、P、(個人攻撃言葉)。さっさと答えろよ。さあ、奮起して答えてください」と言うなぁ。

「んなんだ貴様?!」となったら、あなたの部下もそう思ってますよ。だしな。

研修現状認識と期待される行動の認識必要からな。

2019-08-29

https://togetter.com/li/1396596

普段から炎上発言ばかりしてる嫌われ者」だからこそ、アカウントを乗っ取って嫌がらせする動機のある人はたくさんいると思う。

こんな奴を擁護したくもないけど、「悪い奴を懲らしめる」ことが目的化して、事実確認を軽視するようになると危ういよね。

2019-08-03

anond:20190803002552

どうでもいいけど事実確認は済ませた?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190802-00000041-dal-ent

芸術祭広報担当者取材に、2点の展示物とも、指摘されているようなテーマ作品ではないと説明した。

 「昭和天皇写真」と疑われている作品については「ご覧になった方がそのように感じられたのかもしれません」としたうえで、昭和天皇モチーフテーマにした作品ではなく、制作過程においても昭和天皇写真を燃やすなどした事実はないと説明した。

 また「慰安婦像」ではないかと指摘されている作品についても、テーマが違うとし、名称も「平和少女であるとした。

2019-07-23

https://anond.hatelabo.jp/20190722202529

事実確認じゃなくてコメント欲しいだけだからなぁ。

ワイドショーで会見連発してる割にメディアスキルが上がっていかない。

まぁ吉本も回答が曖昧にしてたが。

しかしここで愚痴ってもしょうがないので、どういう質問をすべきか羅列するのが欲しいトコだ。

AbemaTVリアルタイム質問募集とかしてたしね。

要領は悪かったが、確認することはしたんではないか

日刊スポーツが2ページでまとめるレベルだぅたが。

2019-07-19

5年目で初めてクレーマーになった。

就職で今の土地引っ越して5年。

多分、100回は通ったであろう飲食店があって、そこに初めてクレームを入れた。

そこは皿に乗った食べ物がレーンで回転してくる飲食店なんだけど、夜勤前に炭水化物摂取して惰眠を貪ろうと思いお昼の少し前に入店。その日はどうやら団体客が来ていてこの時間にしてはいつもより少し店が混んでるなと感じた。

席について醤油皿に醤油わさびをセットし、タッチパネルでいつもの4皿を注文したところで違和感に気づく。

レーンに皿が1枚も回っていない。

昼前といっても11時はとっくに回っていたから皿が1枚も回っていないなんて明らかにおかしい。

案の定、注文したメニューはなかなか出てこない。注文して10分たったが出てこず。早く食って早く帰ろうと思っていただけにイライラが募ってくる。とりあえずあと5分は待つか……と思い5分経ったところでイライラMAXになり気づいたらその会社HPを開きクレームを書き込んでいた。電話番号などの個人情報も書かされたが、「まあ、ノーリスク文句言い放題なんてうまい話ないよな、クレーマーに嘘ばかり書き込まれたら事実確認必要になるだろうし」と思い、勢いで個人情報も書き込んだ。

勢いのあまり、なぜ刺身醤油廃止してクソまずい醤油くそまずい減塩醤油の2種類を追加したのかと数年越しの怒りをぶつけそうになったが今回の件と関係ないのでそれはやめた。

しか、「平日の営業団体客がいたとはいえ、レーンに皿が1枚も回ってないのはおかしくない?あと、回転する店なのに15分待っても何も食べれないっておかしくない?従業員オペレーションどうなってんの?」みたいな事をなるべく怒りを抑えて丁寧語で書いたと思う。

その書き込みの数分後に注文した2皿が到着。来店から30分たっても残り2皿は来なかった。周りからも注文が来ないといった声がちらほら聞こえてくる。

気が弱い事なかれ主義者なので、何年も見知った店員に残りの注文のキャンセルをさせお会計を伝えるのは申し訳なさが強かったけど、それ以上にイライラしたのでしょうがない。

自分の行動を見て決心がついたのか、その直後に横に座っていた夫婦も同様の結論に至っていた。

その後、コンビニ弁当を買って食って寝て出勤したんだけど、通勤中に知らない番号から電話がかかってきた。出てみると自分クレームを入れた店の店長からだった。めちゃくちゃ面倒臭いことになったなと思いつつ、でも電話番号を記入させるってそういうことかとここで気づく。

インターネットしかクレームを入れることができない人間なので、電話での謝罪に「あー、いえいえ」「あー、そうですか」といったこしか返せず、夜勤理由に「お疲れ様ですー……」と言いながら電話を切った。

おそらく、自分書き込みによって店長本社から怒られマニュアルに沿って謝罪電話を入れてきたのかと考えると、自分が書かなきゃそんなめんどくさい事にならなかったのになぁと思った。店のオペレーション改善とか正直どうでもよくてあの時の自分イライラの捌け口を探していただけだし。

つーか、行く気無かったけどそんな謝罪電話個人携帯にかけられたら恥ずかしくてもう絶対にあの店に行けへんやん。

店に個体認識されて「先日はすみませんでした」とか言われるの想像したらゲロ吐いてまうやん。

読む人が読めば、あの会社かって分かると思うけど、あくまである地域のある1店舗の話なので正義感こじらせてコメント会社特定するのやめてね。

まあ、怒りと気まずさでもう二度と行かないだろうから関係ないけど。

2019-06-28

お笑い芸人営業騒動について思うこと。

スリムクラブも他で反社会的人物相手に闇営業していたとかニュースになっていますが、

これからお話はそれじゃなくてその前の宮迫さんとかが活動停止になった騒動のことです。

反社会的組織相手の闇営業騒動の原因ですが、それ以上に金銭は受け取っていませんよ。というウソをついたことが問題視されています

最終的には金銭授受があったことが発覚し活動停止処分となりました。

最初から認めていたとしても活動停止処分だったかもしれませんし、いまとなってはわかりませんが、少なくとも国民感情は違っていたものになっていたはず。

知らなかったなら仕方ないよね。的な意見ももっともっと多かったはずです。

ウソをついて、しかもそれが発覚してしまうという最悪のパターンとなった今回は、国民のみなさんがかなり厳しい目を向けています

知らなかったのもウソだろ!そんな風に思っている方も多くいらっしゃるようです。

そりゃそうです。

平気でウソをついたわけですから、知っていたかどうかの部分でもウソをついているかも……そう考える人がいても不思議ではありません。

今回の騒動で気になるのがこのウソの部分です。

金銭の授受はなかったというウソ

一番最初ウソをついたのは誰ですか?

登場人物は主にこの3種。

会社

上司

・部下

ウソをつくにいたるパターンも幾つかあると思うので書き出してみます

1.会社主導パターン

反社会的企業への闇営業が発覚し会社関係者を集め事実確認を行ないます

金銭の授受はなかった方向でいこう!と会社提案し、上司・部下一同はそれに従います

2.上司主導パターン

会社に発覚し事情聴取をされる前に、上司が部下に口裏を合わせるよう指示を出します。

金銭の授受はなかった方向でいこう!と上司が部下に提案し、部下はそれに従います

会社は口裏を合わせた報告を聞いただけで、真偽の程はわかっていませんでした。

3.各々自発的何となく口裏を合わせるパターン

特に示し合わせたわけではないけど、上司発言などを聞いた部下がそれに合わせて何となくウソをついたパターン

どれが真実かは知りませんけど、大きく分けてこの3つだと思うんです。

部下発信は?という意見をお持ちになる方もいらっしゃると思いますが、自分に置き換えて考えてみたら部下発信はあまり現実的ではないような気がするんですよね。

お笑い界は縦社会が厳しい。

今回の上司は大物。

その大物達がもらっていないと言っている中、部下が自分だけ金銭の授受はありましたとは言えない気がします。

ツイッターなど各々発言できる場はあったとしても言えますか?

上司達に従うしかないと思うのです。

本音は「知らなかったんだからそこは正直に言ってもいいでしょ!」と思っていたとしても……言えますか?難しいと思うんです。

オオゴトになった場合ダメージが一番大きいのは大物である上司の方ですからね。

会社主導の場合だったとしても、大物である上司を守る方向に全力を注ぐでしょう。

皮肉なことにウソをついたことでより大きなダメージをこうむることになってしまったわけですけども。

もし、もしですよ。

もし本当はウソなんてつきたくなかった。

正直に言いたかった。

と心底思っていた部下がいたとしたら……。

もちろん闇営業に行った自分達が悪いのは重々承知の上ですが、

何ともやりきれない気持ちになってしまうのです。

上司と部下では受け取っている金額も異なります

金額問題ではないとわかってはいますが、

もしそんな風に自分意見を言えず翻弄されたまま現在のような状況になってしまった部下がいたとしたら……。

震えます一般会社組織だって似たような状況はありえますから

なので、なるべくこう思うようにしています

上司も部下もみんなが、

「隠し通すぜ!へへっ。」

と思っていたはずだ。と。

そう思うようにしています

2019-06-26

元カノから連絡が来たかSNSを見てみたら

長くなったか簡単結論を先に書くと「元カノSNS見たら脱力してしまってつらい」

以下本文。

彼女と別れたんだけど、別れてもなお、うらみつらみを募らせて時々メールしてくるのが怖い。

【辛いこと1】交際時に苦しかった気持ち、辛かった気持ちが思い起こされる。

【辛いこと2】結局別れても相手理解しようというスタンスがない。

【辛いこと3】別れた後も私の悪口SNS書き込み続けているのを見てしまった。

【辛いこと4】別れ話をしている最中にもう次の子を見つけていた。

【辛いこと5】4の子がいるのだからそっちに集中すればいいのにまだ攻撃してくる。

もともと、以下のことが苦手な人だというのは、付き合う前から分かっていた。

①新しい知識を得ること(知的好奇心がほぼ皆無)

②異なる意見を認めること

事実認識を切り分けて考えること

自分他人境界線を引くこと(仲がいい=同一意見、という考え)

⑤考えの変更(一度目についた事柄への考えに対し、認識を改められない)

今まさに私の気持ちが落ち着かないのも、この②~⑤がごった煮になってぶつけられていると分かったから。

①を辛いと感じたのは、付き合っている当初がピークだった。

付き合う前から休日の過ごし方だとか、興味を持つ分野について齟齬があった。そして興味を持ったことへのハマり方も違った。なるべく相手に合わせようとしていたけれど私が好きなもの、興味を持ったものに対して辛辣言葉を並べられると、その度に傷ついた。そして相手の好きなもの、興味を持ったものに対してこちらが興味を示さないと、あからさまに嫌な顔をされていた。自分の持っているコミュニティの中では全く触れることのないジャンル彼女が興味を持っていたので、面白そうということもあって、一から学んだ。そのうち、その事柄の中の一部については彼女より私の方が詳しくはなった。そうすると次は、そのことが面白くなかったらしく、いろいろ文句を言われた。「教えてあげたのになんでそんなに偉そうなの?」と。

こんな感じなので喧嘩も多かった。きっかけは様々だったけれど、結局のところ、自分意見に私が賛同しないこと(従わないこと)が許せなくて、私の意見とその背景について説明したところで、聞く耳を持たない。会話にならない。事実認識を切り分けて考えられない上に自分に都合の良い考えにどんどん偏って認識していくから、タチが悪い。

仕方ないので箇条書きにしてみたり、事実と各人の意見認識齟齬がどこにあって、何故今喧嘩に発展したのか、何について話し合うべきなのかを送ってみたりもした。結果「生意気」「可愛くない」「高飛車」「優等生」などと罵られた。

ちなみに、これらのことを並べて話すと、返事が来るのは「感想」であって、認識に相違があるか否かだとか、自分意見ではない事も、私の心を折る一つの要因だった。

そんな感じだったので、まあ上手くいくはずもなく。泥沼化はしたものの別れた。

のだけど、最近何だかよくわからないけど連絡が来てて。

嫌な予感がして数か月ぶりにSNSを見たら、まあ、書かれてる書かれてる、悪口オンパレード

別れた相手のことよくここまで書けるな、って関心してしまうくらい。そしてその書かれている内容が事実とは異なっていたり、相手思い込みだったりで。嘘をついていたこともSNSを見て気づいてしまった。全部都合の良いように書かれているから、私に言っていたことと、周りに言っていたことが違う。そりゃこんな書き方をされていたら、彼女の周りが私に対して当たりが厳しかったのも頷ける。パンドラの箱を開けてしまった気分。

でも今更、事実確認をしたり情報整理をしたりなんてしたいわけでもなく、「ああそう、あなたはそう考えているのね」という何とも言えない脱力感に襲われている。

2019-06-25

証拠もなしにセクハラパワハラだと騒ぐのは

証拠もなしに企業名だけは出して、セクハラパワハラだと騒ぐのはどうなんでしょうか?

まぁ今回は実名顔出しだからまだマシだと思うけど。

犯罪告発するんだったらそれなりの証拠提示してくれないと、こちらも応援できない。

証拠は既に確保してて、事実確認の中で出していくつもりならご立派。

2019-06-16

anond:20190616214901

ありもしない「不正」だの「女性差別」を言い立てるのは男性差別です。男叩きです。

事実確認もない件で男叩き。ヘイトスピーチですね。

2019-05-31

パワハラだと思って会社相談したけどパワハラじゃない判定された

でもどうしても納得できないことがあるので

自分の中で整理するためにココに吐き出させてください(ここまでタイトル

登場人物増田(私)、上司A、上司B、上司C

前提

増田新人新入社員登竜門的なものとされている研修レポート作成中。

上司Aは同じ職場上長であり、レポート作成における指導のメイン。

職位でいくと上司A<上司B<上司Cの関係

上司B、Cには作成したレポートレビューを依頼している。

レポートに関する指導の際の上司B、Cの言動について問題だと感じ会社相談した。

こちらの主張

上司B、上司Cの発言は、明言していないとはいえ

「勤務時間を過少申告するよう指示するもの」であり、

不法行為強要するような言動を繰り返すことはパワハラにあたるのではないか

上司B、Cの発言は下記。)

また、実際に、ある月の勤務時間は、80時間を超過した分を申告していない。

上司Bの発言

休日出勤もしていて、勤務時間ギリギリ(80時間を超えそう)だったりするかもしれないけど、

僕や上司Cの予定が定時内は埋まってることも多いよね?

直接言うと問題になるから言えないんだけど、僕が何言いたいかわかる?」

→(わからないと回答)

→「本当に?わからない?」

「(増田の勤務時間が)80時間超えちゃうとぼくたちが懲戒なっちゃうからね。」

上司Aも勤務定時後の時間とかは勤務時間としてつけてないと思うよ。ぼくもそう。増田さんのためを思ってやってるだけだからね」

上司Cの発言

自分たちの頃は勤務時間表をつけて提出しても上司に書き直されて残業なしにされてきたんだよ」

研修って自分勉強のためにやることだから自己啓発としての側面もあるよね」

※以下は上記の話を繰り返しされたためこちから質問した内容とその回答

研修自己啓発の面があるから自分裁量で勤務時間につけないようにしなさいということ?)→「そう」

会社に期待していたこ

増田が主張する上司B、Cの発言本当にあったという事実確認

確認した事実を元に調査

増田が提出した内容をすべて検証

・勤務時間の過少申告を促すような発言の有無の確認

会社からの回答

上司Bの発言について

レポートへの今後の取り組み方について心構えを問うものであると言う意見があり、

発言自体上司として妥当ものである

また「 勤務時間の過少申請を指示している」ように受け取るものはいなかった。

ただ、増田が誤解してしまうような言い方には問題があったため、さらに上位の幹部から口頭で注意をした。

上司Cの発言について

昔話は誰だってする。それ自体問題視して禁止してしまうと言うことはできない。

ただ、増田が誤解してしまうような言い方には問題があったため、さらに上位の幹部から口頭で注意した。

総合

上司B、Cの発言について、勤務時間の過少報告の指示(パワハラ)と感じたのは

相談者(増田)のみであり、今回相談があった件についてはパワハラとは認められないが、

上司としてのコミュニケーションには問題があったため、幹部が口頭で注意した。

まとめ(会社からの回答に関する感想

事実勤務時間を過少申請している月が存在していることは加味しないし、

上司B、上司Cが繰り返し同じ話をした、ということも加味しないし、

上司Cに至ってはメールで「研修自己啓発」という発言をしているにも関わらず

昔話という一点にしか焦点を当てないし、

「心構え」の具体的内容も明らかにされないし。

心構えと言われても、「サビ残をしてでも頑張るぞい!という心構えのこと?」としか思えません…

もろもろ踏まえて何一つ納得できない、と言うのがこちらの気持ちですが、

すでに処罰(偉い人に怒られること)が済んでいるのでもう出来ることはないそうです。

おわりに

いろいろなことをぼかしながら書いているので読みづらくて申し訳ありませんが

ちょっと自分の中で整理しておきたかったので場所をお借りました。

本音を言うと、これを読んだ不特定多数の方から意見が聞きたいです。

よろしくねがいします。

※この話聞いたことがあるぞっていう方へ:ここが匿名ダイアリーであることをご留意いただけると助かります^^

2019-05-30

現役校正者が書く校正フローとかの話(追記しました)

現役の校正者です。出版社校閲所属ではありませんので、多くの出版社とお付き合いさせていただいてます

幻冬舎見城徹社長インタビューhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/05/post-12205_1.php)と、そのブコメ拝読していて、いろいろと解説できることもあるかもしれないな、と思いましたので、一般的校正フローがどういうものか、ということについて、増田で書いてみようかなと思います

注意書き


校正フロー全体の流れ(一般文芸小説などの場合

初校ゲラを作る
  1. 原稿が書き上がる
  2. 書きあがった原稿デザイナー(あるいはDTPオペレーター)に渡される
  3. デザイナーによって組版が行われる(よく「流し込み」と言います
  4. 初校ゲラの完成
初校チェック
  1. 流し込みされた原稿ゲラが、関係各所に渡される
  2. 時間をかけて読む
  3. 校正者、ステークホルダの初校戻しを編集者が受け取る
再校ゲラを作る
  1. 編集者が、それらの指摘&自身からの指摘を整頓してまとめ、著者に渡す
    • この段階で、一部の校正指摘は却下されます。一例としては、「誤解による指摘」「著者が過度に傷つきそうな指摘の表現をやんわりしたものに書き換える」などがありえます。誤解なんてないに越したことはないのですが、「意図的な仕込みだとは思うが、ミスだとまずいので念のため伝えておく」というような、杞憂に近い指摘も出てきうるので。
  2. 指摘の一覧を受け取った著者が、「指摘を採用する/しない」の判断をし、自分修正したい部分も書き加え、編集者に戻す
  3. 著者からの戻しを受けて、編集者&著者が最終判断をする
  4. 修正指示=初校赤字校が確定し、デザイナーに渡される
  5. デザイナー修正作業をする
  6. 修正されたゲラ=再校ゲラの完成
再校チェック
  1. 再校ゲラが、関係各所にまた渡される
  2. 時間をかけて読む
  3. 校正者、ステークホルダの再校戻しを編集者が受け取る
完成原稿
  1. 編集者が、校正者・ステークホルダの指摘&自身からの指摘を整頓してまとめ、著者に渡す
  2. 指摘の一覧を受け取った著者が、「指摘を採用する/しない」の判断をし、自分修正したい部分も書き加え、編集者に戻す
  3. 著者からの戻しを受けて、編集者&著者が最終判断をする
  4. 修正指示=再校赤字校が確定し、デザイナーに渡される
  5. デザイナー修正完了する

この段階で、完成原稿扱い(を目指す)というのが一般的です。なお、上記説明では「完成」の判定を誰が責任を持つのか、デザイナーDTPオペレーターの職分の厳密さ、あたりがすっぽ抜けているんですが、そこの解説は省略させてください。パターンがいろいろありますし、枝葉の話かと思いますので。

とても高い正確性が求められる書籍(例えば辞書)の場合や、再校での修正量が想定以上に多かった場合は、さらに「修正指示が反映されているか」「もう一回読み直し」とサイクルを予定している/追加していく場合もありますが、だいたい多くの書籍では「初校・再校」の合計2回まででまとめていると思います

日本国紀』はあのあり方、ページ数などからみて、三校、四校まで実施しているかもしれません。遠くから眺める限り、いろいろと大物な予感がしますので、ちょっと再校まででは済まない印象がします。単なる勘ですけど。そういう意味では、インタビュー内の「通常の3倍以上」というのは、六校、七校まで実施した、という意味かもしれないな、と思っていたりします8-)

剽窃チェックについて

校正作業を行うにあたっては、「リスク認識した場合、そのリスククリアするためのチェックフローを追加する」というスタイルがよく採用されます。実務に沿って言い換えると、まずは「編集者からの依頼としてチェック項目のリストが渡され、それを元に読み進める。そして、実際に校正作業を進めてみて新たに発見されたリスクについては、適宜、リスクに応じたチェックを追加する」という形です。言葉にすると当たり前なように聞こえるかと思います8-)

これを剽窃チェックにあてはめると、「この原稿にはWikipediaコピペが含まれていそうだ」と判断した場合に、「Wikipediaコピペを検知するための確認作業を追加する」ということになります

Twitterで、小池みきさんが「社内校正ときに「ウィキコピペをしてないかチェックする」って作業があった」とお話されていました(https://twitter.com/monokirk/status/1133240351123099648)が、これは、続きの「ネットに詳しくないおじいちゃん郷土史家とかはけっこうやってしまうので」というのが重要ポイントで、リスクが高い状態がすでに認識されていたからこそ、コピペチェックが定型フローに含まれていた、ということだと思います

なので、「『日本国紀』はWikipediaコピペのチェックもしていないのか?」という問いに関しては、「百田尚樹先生文章について、なんらかの剽窃リスクが高く見積もられていなかったならば編集者から提示された最初校正依頼の項目に『コピペチェック』が含まれていなかったとしても、特別おかしいとまでは言えないと思う」という回答です。

そもそもとして、剽窃絶対にしてはいけない・出版倫理にもとる、というのが大前提なので、「著述家として実績を積み重ねた方であれば、剽窃不適切引用はしていないはず」という認識を基本とするのはわりとベーシックです。例えば飲食店において「お客様は全員きっと食い逃げするに違いない」という強いリスク感を持つのがさほどノーマルではない、みたいなことで、「剽窃あるかもしれない」とは考えますが、「剽窃あるはずだ」と強く疑ってチェックを重ねるのはコストが嵩みすぎる、という判断します。「存在する可能性が高いものを探すコストをかける」のと、「存在しない可能性が高い(と考えられる)ものを探すコストをかける」のは現実的には違うのです。校正作業にも締め切りや予算がありますから

ですから、多くの校正作業においては、「この原稿コピペが入ってるのでは? 剽窃かも?」というリスクをどこかではっきり認識したら、その時点からコピペチェックを追加します。「おそらくあるはずだ」に頭を切り替えるからです。「私の場合は」という但し書きはつきますが、おそらく多くの校正者がそうしているでしょう。

では、「最初偶発的に発見するしかないの?」という問いに関しては、「はい。ある程度は偶然に頼ります」というアンサーです。ですが、ベーシックファクトチェック実施していれば、どのみち辞書インターネット・専門書等を駆使して大半の単語記述を見比べながら読むこととなり、「剽窃不適切引用が多数存在した場合、そのうちのどれかひとつ発見する」という可能性はそこまで低くないと思います特にWikipediaからコピペ発見は多少は期待できます。実際、私自身も何度もそのような経緯でコピペ事例を発見したことがあります検索さまさまです8-)

一方で、参考文献のリストそもそも共有されていなかったり、それが不完全だったりすれば、「どこから引っ張ってきたのか」の見当をつけることさえできないので、かなり発見が難しくなります

日本国紀』で校正フロー機能してない問題全体の話

校正作業チェックリストの項目)は追加すれば追加するほど期間と金コストがかかるし、無限時間をかければ当然ペイしなくなってしまます。なので、特に校正フロー最初においては、クリティカルな点や、質への貢献が高い項目を重点的に校正する、というのが多くの場合の実情です。

作品固有の事情として、『日本国紀』がどういう売り方で、どれくらいの期間、どれくらいの利益企画していたか、ということは外側からではわからないので、「通史で全部のファクトを細かくチェックしていけば、校正だけで5年はかかります」というコメントから、「じゃあ5年かけろよ」とだけ言って終わらせてしまうのは、理想的ではあるものの、現実的可能かどうかはわかりません。

2019/05/31追記:「通史で」というところもポイントなんですよね。そもそも日本国紀』を通史相当とみなすのか否かから検討されなくてはならない。一般文芸書と学術書では求められるレベル感が違いますもの

金銭時間が膨大にかかる理想をすべての書籍に一律に求めることはできない実情は既にあるので、「『日本国紀』という作品については、どれくらい理想を突き詰められたのか、突き詰めるべきだったか」という評価判断と合わせての評価のほうが、現場にとっては建設的であろうと考えます。これは単に「校正現場にとっては」という話であって、思想云々、歴史云々の話は学術芸術的観点を含むため、また別枠だと思います。今回の増田でそのあたりを取り扱うつもりはありません。校正作業の話だけをします。

最初お断りしたとおり、私は『日本国紀』をまだ手にとっていないので、どれぐらいの校正コストが支払われるべき作品だったのかについて、特に言えることがないです。もしもこの増田に反応が多ければ、その時は目を通してみようと思っています。その場合見積もりのために数日ください;)

現に剽窃事実誤認誤記と見られる(らしい)記述存在したそうですから、「『日本国紀』において校正フロー全体は正しく機能していなかった」は正しいと言えるとして、ではその原因は何か?については妥当な推測ができません。例えば期間や予算がなかった、あるいは校正者の実力自体の不足で、(作品としての理想、読者の皆様からの期待の両面から)求められる成果にそもそも達していなかった可能性はもちろんあります。また、あるいは部分的に達せられていたとしても、編集の方、著者の方にご確認いただく過程で、指摘が却下されている可能性もゼロではありません。

校正者」という個人さらにその校正力にだけ、校正フロー機能不全の責が向かうとすれば、必ずしもそうとは限らないですよ、ということぐらいは言わせてください。

修正一覧を公開すべき論について

私は見たいです。勉強にもなりますし。

……という感想はさておき、インタビュー内の「版を重ねて修正するのはどの本でも当たり前のようにある」は事実です。また、特段の事情がない場合サイレント修正するのもよくあります

ただ、ごく短い期間で版が何度も更新され、さらに刷りを重ねているとなれば、最新の版以外を「古いもの≒正確でないもの」と認識した上で取り扱ってもらえるのが望ましいでしょうし、その必要性の度合は文芸小説等よりは高いと思います広辞苑記者ハンドブックなどを使用する際に「第◯版を使った」というのが重要視されるように、『日本国紀』第◯版読んだよ、みたいな感じで。

長くなってごめんなさい

増田でこんなに長くていいのかって思いながら書きました。すいません。

2019-05-19

anond:20190519194620

お疲れ様でした

そういう子はいるね、自身立場の弱さを他者転嫁しようとするような

増田気づきの部分はその通り、大事だと思う

新人教育について周囲・上司と連絡しあっておく、という

けどまあ、どちらが今会社利益を出していて、どちらが今後も利益を出し続けると見込めるか、という事は会社も分かってるし、

ハラスメント疑いの報告があった建前、組織としてきちんと事実確認したというくらいだと思う

一度他人のせいにした彼女に次の手はないよ

変に気にせず仕事をしたらいいと思います

2019-05-10

「怒っているから本当」は本当か?

あの人は今、痛いところ(真実)を突かれたら怒っているんだ」

という言説をよく目にする。

マスコミインタビューなんかでも、わざと煽って相手を怒らせよう(そして隠している真実を引き出そう)とするシーンをたびたび見かける。

いやいやいやいや〜!

そういうのって、批評かに晒されたことがない一般市民たわごとだって

絶対にいいい!

私はライターとして記事を書いている。で、書いた記事が"ネットのはきだめ"こと『Yahoo!ニュース』に転載されることもある。関係ないけど、割とネットリテラシーがあるっぽい人でも「Yahoo!ニュースさんに掲載されました!」って言うよね? おおもとのメディアで紹介してあげなよ。

で、その"ネット老害墓場"ことYahoo!ニュース記事が載ると、当然ド低能コメントがつきまくるの。やつら140字までしか理解できない脳みそになっているせいか、このクソカス野郎最後まで読んでねーだろ! みたいなコメントもたくさんつくのさ。

激怒こそしないものの、そういう意見を目にしたときに湧くのは当然マイナス感情だ。しかし、「このライター、◯◯ぐらい全部読んでから取材しろボケ」「××って書いてあるけど言葉の使い方おかしくね? 死ね」みたいな”的を射た指摘”を読んだときは、「ぐああ〜まあそうだよな〜! 確かになあ〜!!」と、感情ベクトルが怒りに振り切れることはまずないのだ。これは文章に限らず、なんらかの制作物を発表したことがある人ならわかってもらえると思う。

一方、カチンとくるのは、「何言ってるか全然からない」罵倒なのだ。これなのだ

詳しい内容は忘れたが、以前、記事のなかで「◯◯によると、熟練ライターが一日に執筆できるのは2万字程度だとされている」といった内容の文章を書いた。そして「新人ライターである筆者は、その半分ぐらいしか書けない。まだまだである」的な内容が続く。ライターお仕事紹介、みたいな凡庸記事である

するとこれに「1万字www こいつザッコwwww」とコメントがつく。

カッチーン、である。いやいやいやいや、なのである

本職のライターであればわかると思うが、単純な文字数作業量を測ることなどできるわけはない。

(私の記事では「熟練ライター」のすごさを端的に示すためにあえてそういった数字を引いたのだが)

記事の内容がお堅い政治・経済系なのか、アイドルインタビューのようなエンタメかによっても作業量は変わるし、記事内の固有名詞数字事実確認に要する時間必要なのだ

すなわち「ザッコwwww」とコメントしたやつは、本職のライターではない。

そして、こういうあんぽんたん罵倒こそが一番ドタマにくるのである。ぜんっぜん的を射ていないのに! 「クソが! てめえどういう気持ちでこれ書き込んどるんや! クソボケカスナメクジ野郎!!」不思議! 怒り心頭に発しすぎて今ならバイオライダーになれそう。

からTwitterとかで「ほほ〜んあいつ怒ってるな。さては痛いところをつかれとんな〜www」というのは間違いもはなはだしいし、いいかげん「相手を怒らせて本音を引き出す」みたいなことはやめたほうがいいと思う。まともな人間は、正しい指摘に怒ったりしないんよ。

2019-04-20

anond:20190420012436

事実確認がただしく行われていないにも関わらず

問題に対する解決方法が導かれた、そういうことはあるとしたら

誤認した事実に対する対処法も間違えてる場合だろうな

それで運よくうまくいくことはあるかも

2019-04-19

anond:20190419110529

   ↑こいつやばくねえか。

事実確認がとれてないものを「レイプした」って断言してる。デマじゃん。

2019-04-15

たとえば市役所爆弾を仕掛けたと脅迫があれば

どうせ爆弾なんてないだろうとみんな思っていても、役所内に不審物がないか点検しなくちゃならないわけで

国交省副大臣地位にある者が、道路建設計画が大物政治家配慮したものだと示唆する発言をしたなら

ただの戯言だろうと思っていたとしても、いちいち事実確認をしなくちゃいけない羽目になる

2019-03-12

今日取締役

自分が心酔している創業者(現場引退済)の娘から聞いた話を元に一方的に怒り出す

この娘というのは話が大げさで自分悲劇のヒロイン勘違いしているメンヘラ

しかも怒ってるうちに過去の失敗までほじくりだして更に怒る

これから得られる知見

・誰かから聞いた話を元に怒るときはもう一方の言い分を聞いて事実確認をする

・失敗を一度怒ったらそれで終わり 一つの失敗で2回以上怒らない

良い反面教師なんだよなあ

ま、業績悪化の原因を経営戦略じゃなくて現場努力不足に転嫁するアホだから

残業が月に80時間じゃやってるうちに入らないんだって

2019-02-21

anond:20190221111248

嘘かどうか事実確認して、もし嘘であれば大事ものを~と脅せば良い。

2019-01-26

業務上知り得た情報第三者に開示した地方公務員がいる。

人権侵害以外の何物でもない。

その時の詳しい状況を現在調査中。

事実確認ができ次第、しかるべき機関に報告する。

2019-01-22

炎上の初期対応

①一旦店を閉じる

SNSをチェックし何故燃えているのかどこまで燃えているのか確認する

③関わった案件燃え場合は無言で実績から消すのではなく事実確認中ないし対応中と一言添えてから引っ込める

問題真摯に受け止める

 

まあ。④が出来るなら最初から燃えていないですが。

事実確認や連絡なんかで総出になっててんてこ舞いになるのは仕方ないと思うんですよね。

オープン直後なら通常業務ですらバタバタしているでしょうし話題性によってはメディア対応もある。

でも泣いても笑っても燃え続けるもんはどうにもならないので、

例え時間稼ぎと言われても兜率な対応で後手後手に醜態晒すよりはよっぽどマシなんですよ。

から最低でも"炎上しているのはこちらでも既に把握していて対応中なのでしばらくお待ち下さい"の一言があれば良いと思う。

ぶっちゃけ、今回のティラミス屋で問題になっているのは商標ブランドコンセプトに関わるものなので時間猶予たっぷりあるんですよ。

強いて言うなら現時点で恐らく想定していた売上目標に直にダメージが来ているであろう点と、日持ちしなそうなティラミスが勿体無いくらいか

時間猶予のないスピード対応が求められるものの例としては先日のおたクラブUSB紛失事件のような時間が経つにつれ解決が難しくなるような問題

ブランドの剽盗はやらかした時点で取り返しのつかない状況になっているので、どんなに取り繕っても失われたブランドへの信頼を取り戻すことは出来ないです。

ましてや既に後手後手対応元ネタとは違います><と白々しい態度だったり丸パクした商標の"使用権をお渡しする"なんて上から目線の書き方をしてしまえばより反感を買うのは必然です。

後ろめたいことをしたのに"ごめんなさい"が言えない企業は散る時も汚い。ごめんなさいして自浄作用が働けば1ミリくらいなら再起の可能性も切り拓けると思うのですが。

 

じゃあ今あの会社は何をすべきか。

①ひとまず対応であることを表明する(小手先言い訳はもうしない、問題をきちんと受け止めていることのアピール)

元ネタ企業にごめんなさいする、看板オリジナルに戻す諸費用負担する

③店を閉じるか、店名及びコンセプトを変えるなどして再スタートを切る

問題となったブランドコンセプト剽盗の経緯の説明(携わったデザイン会社にも炎上が広がっているので無関係であればきちんとそれも表明する)

⑤gramや現在出願中の他の商標についての説明、取り下げ、各所にごめんなさいする(プレミアムロールケーキの件は正直ローソン兄貴にも怒って欲しい)

⑥関与した責任者の交代

 

これくらいだろうか。ここまで悪行を掘り下げられてリカバリー出来るかわからないが観念して膿を出し切ったほうが尾を引かずに済むのではないだろうか。

企業トップを切って会社を守る方針に転換しないと何の罪もない社員従業員不憫でならない。

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