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2022-01-23

anond:20220123124355

日立とか東芝とかNECとかやたら持ち上げて、パナとかシャープとか京セラとかやたら貶す記事とかありますよね。

巨人大鵬卵焼きのお年寄りに多い印象ですが。

2022-01-04

NECやめました

次はYAMAHAがいいですか?

2021-12-12

かなり古いソニー液晶を捨てられずにいる

ドット欠けがなく、当たりを引いたと思ったのもつかの間、

数年後に動作おかしくなり、修理に出したところ、

正常に動作するようになったがドットが欠けた状態帰宅した思い出深い一台である

液晶で呪われた記憶はほぼAppleである

まず、17inchのiMacを買った

これは東京大学にも大量に納品されたものと同じだが、液晶黄色い縦線が出た

東大NECがケツ持ちだったと思うので、なんとかなっただろうが、

自分の17inchは修理に高額料金を請求されたので諦めた

LGの液晶だったと思うが、なんとなくAppleの回路がおかしい気がする

黄色い縦線はどんどん増えていった

それから14inchのMacBook Proである

Snow Leopardぐらいのアプリが後々でも動作検証できるように購入したものだったが、

整備済みから調達したのがマズかった…

動作検証目的だったので、普段からまり使っていなかったのだが、

数年経って動作させてみたら、ほとんど使用していないのに赤い縦線が一本出るようになっていた

そして、カーネルパニックを頻発するという欠陥品である

これも修理したら高額請求されると思われる

自分がアホだったのは、このカーネルパニックに関してはリコール対象にはなっていたのである

ちゃん普段から使っていれば、リコールには応じてもらえたはずではある

普段使ってなかったので、長時間稼働でのカーネルパニックには気が付かなかった

ただ、リコールで修理してもらっても、

戻ってきたマシンがまたカーネルパニックを再発するような話がちらほらある

どうもコンデンサを交換すればカーネルパニックは治るそうなのだが、チップコンデンサの交換なんて面倒だ

今になって液晶パネル調達するのも馬鹿げてる

コンデンサの値が間違ってるなんて、Appleの回路設計はやっぱりおかしくないか

まぁ、カーネルパニックの件だけ治してクラムシェルもありか…

古いけど

というか、ちょっと古くなっただけでOSアップグレードできなくする嫌がらせも実にAppleらしい…

正直に言うと、昔使っていた白いMacBookキーボードをうっかり事故自分で壊してしまい、

iFixItを観て、興味半分で治そうと思ってチャレンジしたところ、見事に破壊してしまった

というか、みっちり詰まった中身を一切合切取り外さないと、表面のキーボードにはたどり着けない

みっちり詰まった中身を一切合切取り外したが、キーボードにはたどり着けず、

元に戻したら動作しなくなってしまった…

人生はiFixItのようにはいかないのである

2021-12-11

anond:20180528010801

NEC日本電気)をネックと読んでる日本人に遭遇したことあるか? 海外だとネックと読まれることも結構多いけど。

2021-11-26

「アイの歌声を聴かせて」の技術的な部分に思ったこ

anond:20211125155108

AI周りの設定が雑

これは一般客には興味ない気がする

SFとかガジェット好きとかあれでいいのかな

いちいち人型ロボ作って田植えすんなよというツッコミ

他にもまともに見てたらツッコミどころ多くて

あんまり深く見るなってことなんだろうけど

俺は「良いところと悪いところがある」と思っている。ツッコミどころだらけではなかった。

ネタバレあります

まずはAIガバガバ認識をやめろ

AI概念を都合よく混ぜるな。プログラムロボット、各種ハードウェアを全部「AI」という言葉で便利に表現していたのはちょっとモヤモヤした。

とはいえシオン本質物理的な「ヒューマノイド」ではなく、ネットワーク内に漂っているプログラムだった、という最後の結末を考えると意図的なのかもしれない。

謎のスーパー日本企業HOSHIMAくん

他の企業が出てこないので作中で比較しようがないんだが、星間の存在が最大の謎だったりする。

まず「AI」の技術力という意味ではかなり高いという扱いを受けている(作中で)。現実世界でいうところのGAFAM、OpenAIみたいの水準なんだろう。

そしてロボティクス分野だとヒューマノイドを平気で量産しているし、そいつらの動作もかなりスムーズだ。ボストン・ダイナミクスみたいな技術力があるし、Tesla Botみたいな攻めの姿勢も感じられる。

あと、日本国内AIのための実験都市を作ってる(借りてる?)という意味ではトヨタっぽさもある。政府行政との調整がクッソ上手そう。

終盤では衛星も作ってるし、NECみたいな要素もあるな。

とりあえず、各企業の一番強いところを集めた「ぼくのかんがえたさいきょうの会社」ってことなんだと思う。

それにしてはJTBC感をちょくちょく出していてなんなんだ。いっそのことGoogleみたいなシリコンバレー企業感を出していても良かったと思うんだけどな。

サトミ母は転職できるだろ

サトミ母(美津子)は星間におけるシオンプロジェクトリードする立場で、研究面で数々の受賞をしたという描写がある。海外大学院ドクター取ったとかそういうタイプエリートに見える。

だが、何故お前は星間にこだわるんだ?「この会社から見放されたら終わる」みたいなスタンスでずっと生きてる。メンヘラかよ。

どう考えてもお前は海外でも国内でも好きなところに転職できる立場技術があるだろ。

しかしたら「さいきょうの会社」が世界中に星間1社しかない世界観なんだろうか。ここがいまいち腑に落ちなかった。

技術社会ナチュラルに入り込んでる描写は最高だった

これはマジで最高だった。すげえよかった。語彙がなくてごめんな。なんていうかな、無駄に「SFちっく」じゃないんだよ。

いまの俺らの生活Alexaとかルンバとか自動運転車とか、20年前には考えられないような「AI」があちこちにいるわけよ。

でも暮らしぶりっていうとそんな昔と変わらなくない?全面が画面に取り囲まれサイバー空間暮らしてるわけでもなく、普通にボロアパートで「OK, Google」とか言ってる、そんな感じじゃん。

アイうたはこの辺を上手く捉えてた。建物や人々の服装みたいな生活そのままでちょっとした便利デバイスが追加されてる社会

「今の生活の延長線上にあるAIとの暮らし」を上手く表現してたと思う。2030年代ってあんな感じになるんじゃね?くらいに思わせてくれた。

エンジニアガジェットオタク目線から言っても「まあ、あり得るよな」の範囲で収まる描写が多かったしね。

正直、田植えロボット合理性は疑問だけど、ボストン・ダイナミクスとTeslaの動きを見てるとそこまで異常ってわけでもないとは思う。Teslaが日本にあったら多分Tesla Bot田植えさせてると思うよ。

じゃあ後半はなんなんだ、シオンが一気に非現実的になっていく

俺は前半の技術描写で感心してたわけよ。だけどこれが花火ミュージカルパートで怪しくなって冷めてしまった。

(正直、花火のシーンはどうでもいい。SFミュージカルをやると現実的じゃなくなるからそこに文句はない。)

おもちゃ組み込み機器)の自然言語処理AIが何故自己拡張できんの?そして自己複製して企業ネットワーク遍在するようになる?超絶エリート集団の星間がどうしてこれを検知できない?

作中でも「ただの自然言語処理AIが」というセリフが登場するほどなのだが、何故か「そういうこともある」といった根拠のない感じで皆納得するようになる。

これまでが現実を強く意識させる描写だっただけに、ここの飛躍に頭が追いつかなかった。逆に最初技術描写が優れていたからこそかもしれないが。

せめて作中世界のSF論理でもいいから、エンベデッド機器NLPプログラム人格を持つようになった経緯は綺麗に説明してほしかったな。

サトミ母が一気に正気を喪うのでドン引き

他人カードセキュリティ室に入って何やってんだお前、完全にコンプラって概念ないだろ。まあ、最初から倫理観があまりないという意味では一貫してんのかな。

それにそんな危険人物を優秀だからといって企業に残す経営陣も狂ってるでしょ。

この暴走する役割は完全に高校生だけに押し付けるべきだったなと思う。暴走した高校生たちによって偶然にもサトミ母とシオンが再評価されて地位回復する、とかね。

まあ、自分がこういうので楽しめなくなったクソつまらない人間になってしまった可能性は否めないけど。

総じてよかった

とまあ文句は言ってるけど、重箱の隅をつついてるだけではある。

総じて良かったと思う。キャラデザ恋愛描写個人的には結構好きです。円盤は買うかも(買うとは言ってない)。

2021-11-25

ゲームのためにPCを買うのは愚かだと思ってる。

そもそもパソコン用途ってそうじゃないと思うんだけど。

それが70年代後半からゲームが増えてきて、NEC国産PC販売し始めたら爆発的になったけど、気がつけば現代ゲーム機としか見られてないというか、ゲーム機としか見ない人が増えすぎてる。

安い買い物じゃないし、今はゲーム自体必要スペックが高いかさらに買いづらいと思うのに、それでもPCを買う人がいる事に驚いてる。

2021-11-03

anond:20211103085437

やっぱ安いルーターってそれなりなんだよなあ。

ネットギアInsightとかバッファローBizってのも特定用途なら良いんだけど、

syslog送れなかったりradius連携できなかったりCLIやらLUAスクリプトなんてまったくできない。

シスコとかはクソ高いしIPoE対応してなかったりする。

やっぱヤマハNECあたりに集約されんだね。アライドは良く知らない。

ヤマハテレワーク需要在庫なくなるってのも理由がわかった。他に選択肢がないのよ。

まあ勉強代だよねえ。

2021-10-29

anond:20211029052454

まさか

出水ディスプレイ産業は、隣町のチッソのつくる液晶を基軸にしたのと、NEC の持つテクノロジー液晶有機ELプラズマディスプレー)と、たまたま出水で作ってたというだけだと思うよ。今となっては言えるけど、出水では大型フラットテレビを作れないよ。昔ばなしだけど、ガラスメーカーのコーニングを誘致したり、高速道路とかのロジスティクスを追求したシャープ亀岡工場の話を聞いたら、出水の規模じゃ勝てないと思ったもん。高速道路と湾港がないから、材料も持ち込めないし、製品消費地に送るのがコスト以上に物流と人が不足しているしね。だから、超高速反応する業務用の液晶モニターとか、スマホ向けのパネルを除いて、出水ではもともと無理だったと思うし、ちゃっちゃと業務転換していくべきだっただろうが、当時の NECエルピーダルネサスグダグダしていたし、パイオニアも主力は日本工場である必要があるものは少なくて、リーマンショックもあって、どうあがいても転用できなかったと思うよ。

そもそもシリコンアイランド(昔の九州愛称)は、冬に停止しない熊本空港鹿児島空港宮崎空港いう物流基地があるから可能だったのよ。たとえば、電子部品飛行機でペイするからね。それが液晶テレビなんていう、飛行機に載せるコストが払えないものなんて、八代より南部絶対台湾韓国に勝てるわけがない。信じられないかもしれないが、九州南部インフラ国際的時代遅れなんだよ。国際物流コンテナを搭載できる高速道路湾岸インフラ鉄道が無いだろ?

あと、九州南部競争力を失ったのは、技術革新北陸東北工場の可用性が上がったのもあると思う。新幹線高速道路が格段に性能アップしてしまって、工場稼働率問題になるなんて、昨今は聞かないだろ。昔の東北人哀歌とかにあった、父ちゃんが冬場に出稼ぎ労働者として出ていくみたいな話は聞かないで、スタッドレスタイヤ工場に勤めている現状を考慮すれば、もはや東北九州よりも競争力がある。それに、北部九州ヤクザどもがおとなしくなれば、北九州工業の街として復興していくと思うし、そうなったら南九州工場を作る理由が無い。

まぁ、今となってはプラズマディスプレイパネル液晶パネルよりも競争力があって、一強になるとは思ったやつはいなかったよ。

anond:20211029044504

元々は NECプラズマディスプレイパネル工場を、パイオニアが買収したんや。KURO 42 インチ製造していると聞いたが。まぁ、もう昔ばなしだがね。ディスプレーは結局は韓国に負けてしまったし、しゃーない。

iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか」を書いた増田です

https://anond.hatelabo.jp/20211026193844

で、「iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか」を書いた増田です。ブクマが1600もついていてびっくりしました。いままでどんな気合い入れてブログを書いてもブクマ100もいったことがないのに、勢いに任せて書いた増田が1600とは…こういうのみんな知らなかったんですかね。

 

いろいろ言及してくれた人がいるんで、答えられる限り答えていきたいと思います

 

増田のいたS社ってのは、三洋電機

 

まあ、隠す必要ないよね。そうです。ハイ名古屋工業系の大学を出て入りました。あの頃の三洋はすごかったんだ。二次電池太陽電池デジカメ無線通信など、地味に覇権取ってた技術分野がいくつもあった。新潟半導体も作っていたし、有機ELだって開発してたんだ。パナからは下に見られていたけど、社風はちょっと緩くて、でも活気があっていい会社だった。守口本社ビルが建ったときは誇らしかったんだ。なんでこの大企業がこうも容易く瓦解して消滅してしまったのか、今となってもよくわからない。新幹線の窓から見えるソーラーアークに「SANYO」とあったのが、「Panasonic」に変わっているのを見たときの衝撃は、今も忘れることができない。

 

三洋電機は完全消滅なんてしてないよね。

 

あ、これはまあ、そうですね。事実上消滅、といったらいいかな…

 

日本メーカーAndroid端末開発の悲喜こもごもを教えて

 

俺は携帯絡みの仕事最初にやったのがPHSCS基地局)だったんだ。今や三洋基地局を作っていたなんて知る人も少ないんじゃないか。DDIPocket(その後WILLCOM、そしてSoftbank…)でその仕事していて、CDMAを手伝ったあと、KCP+というクソみたいなプラットフォームでみんなが死んでいるのを横目で見つつ、横須賀次世代通信の基礎研究みたいなことをやっていた。なので端末の開発はあんまりやってないんだ。でも、三洋携帯は良かったんだよ。そりゃパナやNECに比べたらブランド知名度で劣ったけど、中身は全然負けてないつもりだった。ワンセグをつけたのも有機ELディスプレイを付けたのも三洋最初だし、何より俺らはあのアメリカでしこたま売ってた。

だがいつの間にか三洋携帯事業だんだん先行きが怪しくなっていて、ノキア合併するという話をずっと聞いてたんだけど、なんかしらんけど結局京セラに売られることになった。京セラは厳しいけど温情あるところだったらしく、残ってパナに身売りされた部門よりかはずっと良かったんじゃないかな。俺は京セラには行かず別の会社移籍してLTEとかしてたんだけど、そこでiPhoneの発売でいろんなもんがすっちゃかめっちゃかになるのをやや離れた場所から見ることになった。その後は凋落する日本携帯業界とともに生きてきますた。

 

iPhoneが出たときガラケーにかなわないと思ったのはお前の見る目がないからだ

 

(笑)まあ、そうだよね。それは本当にそうだと思う。ただ、当時出たばかりのiPhoneは、ちょっと重たいサイトを見るとすぐにブラウザが落ちたし、孫さんはこれで仕事捗るぞみたいなこと言ってたけど、こんな不安定もの仕事に使えっかよと思ったのも確か。ガラケーのほうがずっと安定していたんだ。その後iPhoneが急激に改良されていったのはご承知の通り。当時はiPhone未来性を語るギークも多かったけど、女子高生NECの二つ折りにじゃらじゃらとストラップをつけて、あらゆる機能を使いこなし超高速でケータイ打ちしてたような時代で、別にメニュー階層なんかもそう複雑でもなく、これがiPhoneより使いにくいなんて思わなかったんだ。先見の明がなかったことはそのとおりだと思う。

 

Androidの出始め、海外メーカーのはそんなにダメ端末ではなかったよね

 

はい、これもそうですね。HTCサムスンは当初からしっかり作り込んだいいのを出していた。日本メーカーが安定した端末を出せるようになったときには、すでにiPhone覇権が確定していたのは前に書いたとおり。ただ、ソニーだけは例外最初からそこそこ安定したものを出していたし、途中まではグローバルマーケットガチで戦っていた。とはいえ、確かソニー・エリクソン(後にソニーモバイル)って当時英国会社だったような。

 

iPhoneが普及したのは端末や操作性がAndroidに対して洗練されていたからで、キャリア戦略日本メーカー不手際だけで語るのはおかし

 

これも、そうだとは思う。ただ日本けが突出してiPhoneシェアが高い(2位以下に10ポイント以上の差をつけている)理由は、キャリア戦略日本メーカー不手際が原因と言っても差し支えはないと思う。

でも、iPhoneが洗練されているってのはどうもやっぱり納得できないんだよな…確かにiPhone5くらいまではそうだったかも知れない。ただその後はUIなんかもひたすらAndroidで先行しているものを取り込んでいったでしょう。通知エリア、戻る機能、大画面化、アイコングループ化、ウィジット、カーソル移動…iPhoneAndroid比較してそんなに洗練されたものなら、どうしてAndroidマネをする必要があったのか。また端末はどんどん重くメタボリックになっているし、ノッチデカ指紋認証も不可で、充電端子の統一もできず未だにデジタルコンテンツアプリ内購入もできない。それで最高のユーザー体験とか聞くと、寝言は寝てから言えよと思ったりするよな、正直。俺はよく画面分割してYoutube再生しながらLINEとかするけど、それすらまだiPhoneはできないんでしょ?

以前はAndroidが高機能高性能で推しiPhoneユーザー体験がすごいんだと言われてきたけど、今はどちらかと言うとiPhoneのほうがAチップの高性能を売りにして、ユーザー体験は変な所にこだわっておおよそ実用的ではない。その点もAndroidが優れていると言い切っちゃうと荒れそうだからこのへんでやめとくけど、ぶっちゃけ大して変わらんと思うよ。

まああとは、AppleWatchやiPadMacとの連携が優れてるみたいな話になるんだろうけど、そのへんは使ってないのでよくわからない。個人的な思いで言えば、個人情報から決済から操作からから何まで一社依存するってのは怖くないんかなって思う。Apple個人情報保護が優れてるって人もいるけど、実際のところは彼ら中国政府にベッタリで、その要請に従って中国企業個人情報管理とか任せたりしてるぞ。

 

Appleがにくいからって中韓の端末を推したりするなよ

 

俺が本当にこいつらすごいなと思ったのは、Appleではなくサムスンファーウェイだった。サムスンGSMとかから今のスマホ時代に至るまで、グローバルに君臨しつづけているほぼ唯一のメーカーだ。そりゃ過去には日本技術を盗むとかもあったかも知れないが、日本を追い抜いたあともずっと成長を続けているし、しかも端末のコア部品の大半を内製できて、それらがみな競争力を保っている。こんなオバケみたいな連中は他にいない。

ファーウェイ基地局でとてつもない技術力と競争力を持っていたのもあるが、端末だって短期間にすごいのを出してきた。SoCも内製していたし(製造tsmcだったけど)、その設計思想や性能はAppleに劣らないくらいだった。そして安かった。安く作れるってのはそれ自体がすごい技術力なんだ。実は俺はファーウェイが躍進して、高慢ちきなApple奈落に落とすことを密かに期待していたんだけど、そうはならなかったね。でも彼らはきっといつか這い上がると思う。それが日本にとっていいことかどうかわからんけど。

思うに、日本iPhoneシェアが高止まりなのは中韓に対する根強い差別意識もあるような気がする。日本人アメリカの作るものは大好きだが、中韓については未だに彼らの技術製品を認めたくない思いがあるんじゃないかな。欧州なんか行くとサムスンやらXiaomiやらのスマホ機能デザインを褒める声を聞くけど、日本でそういう人はあまり見ないよね。

 

老害

 

このコメント結構あったね…iPhoneが出たときに俺は40歳前後。若くはないけど老害じゃないだろうとは思う。ただ今の若い人は、僕らみたいな年代人間日本産業焼け野原にしたと思っているのかも知れない。まあそれはそれで確かにそういう一面もある。でもまあ、なんというか、この20年、日本はやるべきことは必死にやってきたと思う。

いま話題半導体だって、パナとルネサスは共同で微細化の研究に取り組んで世界の先端を行っていたし、富士通は最新の工場三重に建ててファウンドリビジネスにも取り組もうとしていた。ASMLの独壇場であるEUVリソグラフだって、実は日本が先行して産学共同で先駆的開発をしていた、なんてもう言っても誰も信じないんだろうな。プラズマ液晶だって有機ELだって、実際のところ日本企業は果敢に攻めていた。世界で求められるキーデバイスは何かはちゃんと把握していたし、それでなんとか世界一角に残ろうと必死だった。後からならなんとでも言えるが、その時々での判断が遅かったとか合理性を欠いていたとは思えない。でも、なぜかその大半が裏目に出てしまった。技術はあった、人もいた、行動もした。でもダメだった。

太平洋戦争歴史を読んだりするのが好きなんだけど、あれも途中からやることなす事の大半が裏目に出るようになるんだよね。インパール作戦特攻のような不条理作戦もあったけど、全部が全部そうでもなくて、その時はこういう道しかなかったのだろうと思えるものもたくさんある。でも、どうしてかその大半は裏目に出てしまう。そんなとき人生にもあるし、国にもあるんだろう。

から敗因を研究して、次につなげればいいじゃないかと思う。

俺は、あの三洋電機があっというまに崩壊していったのを見ているから、いま世界を席巻しているAppleやらサムスンやらtsmcだって、いつどうなるかわかったもんじゃないよなって思うよ。富士通NECみたいに卓越した技術を持っていても、長い時間をかけて凋落していった企業だってある。逆に言えば、ほんの20年くらい前までAppleなんてニッチ時代遅れのPCメーカーだったんだ。日本だっていつまでもダメな国じゃない。社会が変わるときは一瞬で変わる。老害って言われるのは悲しいけど、でも君らと一緒にまた上がっていける日は来ると思うな。

 

追記iPodのことを何度か書いている人がいるけど、俺の周囲の人たちでiPodを使っている人は殆どいなくて(ちなみに言うとWalkmanだっていなかった)、大体が中韓の作ったmp3プレーヤーを使っていた。格段に安かったし、iTuneかいうできの悪いソフトを使わないでも、フォルダごと音楽ファイルを放り込めば再生してくれたからだ。俺も名前忘れたけど韓国メーカーのやつを使ってたと思う。これって自分の周囲があらかた理系メーカーだったから、割と特殊なのかも知れない。ただ全く無関心なのではなく、飲食店で注文を取るお姉さんがiPod touchを端末に使っていたのを見て、ああイノベーションってこういう形も取るのかと感慨深く思ったのを覚えている。ちなみに当時auガラケー向けに音楽配信サービスをしていて、もちろん三洋の端末も対応していたんだけど、実際それで音楽聞いてる人を見たことなかったな…(ぶっちゃけビットレートが低く、音もそんなに良くなかった)

なので、iPodを使ってた人がiPhoneを受け入れたという説は、そうかも知れないけど自分にはわからん、となるのであった。ごめんね。否定しているわけじゃないんですわ。こうやって現場の人に周りが見えてなかったってのも、我々の敗因のひとつなんだろう。

2021-10-27

anond:20211027112918

ルーターなんていちいちケチるところか?

普通にNECとかBaffaloとかでええがな

anond:20211026193844

WindowsMac では、どうにか Windows地位を保ててるじゃない?

企業向けの業務機器の側面はあるものの、個人あいだでも、Windows でもいいとなるのは、ハードウェアの美しさ、利便性を主張できる余地があるからだと思う。

CPUGPU価格パフォーマンスバラエティからくる多様性、色や質感、キーボードの配置、タッチUSBポート位置、その他のポートの使い勝手等々。

自動車が、欧州車だらけにならず日本車が受け入れられているのも同じ理由だと考えてる。

スマホ世界では、ハードウェアの使い方が何かを読む、見ることに主要な用途限定されて、写真を撮り、文字入力し、ゲームボタンタッチすることは、アプリの魅力によって不便さを乗り越える心理的障壁を超えさせられている。

スマホには、ハードウェアが主張できる場所は、画面とカメラと大きさ程度の部分しかなく、あとはソフトウェアのものに利用上の主要な部分がある。

iPhoneソフトウェアハードウェア一貫性が貫かれていて、ソフトウェアの美しさ、利便性の主張が最初からうまくまとまっている。

最近Androidはずいぶんマシだと思うが、Android 4 だとか 5だとかそれ以前最初は酷かったうえにハードウェアの主張は本質的に弱い機器なので、最初iPhone に慣らされてしまうとそこから変更することが難しい。

操作を通じて直接得られる感覚的なものソフトウェアアプリ)に自分アクションをしてそこから返ってくる応答を受け止める心理的精神的な部分とがPCなどよりもずっと凝縮されていて心や脳に近いように感じる。

これは、ソフトウェアが心や脳、精神に着る衣服のような性質があるからではないかと考えてる。

衣服実用性を考えれば、手足の穴が開いていて大事なところが隠れて寒くなければ(暑くなければ)どんなものでもいいが、実際には、個人の好みのデザインがその選択の主要な部分を占める。

衣服を、個人は一度好みが固まると自分に似合う、社会に出るとき自分の一部と思い込むため、同じブランドや似たデザイン衣服選択し続ける性質がある。

ソフトウェアは、心や脳を外部化し延長のような性質があるように思えるので、よりパーソナルなスマホにおいて、一度それに慣らされたソフトウェアを変更することは好みの衣服を脱ぎ捨てて自分に似合いそうもない衣服を着るような感覚があるように思う。

使っている人は使いやすいと言うだけで自分に似合うとは言わないかもしれないが、そこには自分に合う使い方ができる(=自分に似合う)感覚を持っている。

それがダサさの根源のようにも思う。

パソコンハードウェアの主張がスマホよりできてるので、心や脳の延長なんかではなく自分ではない何かという意識をしっかりと持てるが、スマホになるとハードウェアほとんど違いがなく、ソフトウェアによる自分の心や脳に直接影響を与える部分が大きくなっている。

すべての人にそう影響しているとは考えていないが、どのメーカーテレビ自動車も違いを意識しないハードウェア技術の差を理解しにくい人にとって、違いはソフトウェアが主要なものしかも心や脳の衣服のような役割があるように感じる。

日本Android シェアが低いのは、良くも悪くも日本ハードウェア立国であることだからだろう。

Windows の開発元のマイクロソフトハードウェアサポートすることに必死だったので、ほとんどすべてのハードウェアサポートしたしそのためのチームもあったので日本メーカーマイクロソフト文句だけ言えばソフトウェアが動いた。

だが、Android の開発元のグーグルは違った。グーグルメーカーソフトウェアの開発力、少なくともソフトウェアがどうやって動くのかを理解することを求めた。

それができた日本メーカーはいない。AndroidWindows のように簡単に高品質で動かせるメーカーはいなかった。

メーカー経営者技術理解不足であり、転換期の認識不足であり、投資判断の大きなミスだろう。

その認識不足はいまも続いていて、経営者管理職は、ハードウェアにこだわり続けて、ソフトウェア開発のベンダーやチームに文句を言えばソフトウェアが動くと勘違いが続いている。

同時期にサムスンは、トップの号令のもとスマホの開発体制を構築してソフトウェアの開発強化をしたので、まともなソフトウェア技術者がいるし、中国スマホメーカーも同様だろう。

もともとハードウェアメーカーが乏しい欧州では、Android がうまく普及しているが、日本ほどではないにしてもアメリカでは iPhoneシェアが大きい。

その視点では、日本iPhoneシェアは、ハードウェアメーカー挫折と敗北で、日本ハードウェアメーカー現在のように各社さまざまに方針転換している主要な原因になっている。

東芝日立パナソニックシャープNECなどそれぞれに家電を縮小し別の道に進もうとしている。

ソニーは辛うじて残っているようにみえるが売上のほとんどは家電ではない事業から得ていてそれを持っていたから残っただけでソフトウェアができないハードウェアメーカーだろう。程度の差はあるとしても。

給料が上がらないのは、ソフトウェアハードウェアの組み合わせがモノの価値を下げていく性質があり、

今年に買えるスマホは昨年より安い(より高い性能が同じ価格になっている)ために、より高性能、高付加価値な開発をしなければならないがこの20年はその役割が次第にソフトウェア開発によるところになっている。

当然ながら、日本メーカー価値の高いソフトウェア開発ができないので、給料を上げるための売上を増やし利益を増やすことができなくなっているためだろう。この産業給料が増えなければ、そのほかの産業給料がつられて上がることはない。

これから日本ハードウェアメーカーは壊滅していくか新しい道を見つけられるかになるだろう。

トヨタはそれを横目で見ていて、タイヤのついたスマホといわれる電気自動車のために、いまソフトウェア必死投資しているがうまくいくのかはわからない。

今後スマホが外部の利便性を求められることが増えていくと変化することもあるかもしれない。

店舗でのスマホ決済のようなペイメントは、ソフトウェアを使うというよりハードウェアを使う場面なので、その瞬間に心や脳の衣服から離れてハードウェアの美しさや利便性が目立つようになる。

スマホを主にカメラとして使う人にも異なる基準がある。今現在iPhoneカメラスタンダードになろうとしているが、今のところソフトウェアが切り離されているように見えるのでそれができるかはわからない。

一部の趣味のためのように思えるので、カメラにこだわるほど Android に有利になるようにさえ感じる。

今のところはほとんどの人にとっては、スマホネットワークにつながってさえいればいい機器なので、ソフトウェアがすべてで、衣類のように心を満たすハードウェアとの統一性自分に似合う気持ちだろう。

このように自分に似合うと錯覚させる現実の湾曲がいつまで続くのかはわからない。

2021-10-26

iPhoneがなぜ日本人に受け入れられたか

最近増田ホットAndroidiPhoneの罵り合い。楽しいですね。

 

なんとなくこの業界に関わってきたので、どうして日本でこんなにiPhoneが支持されるようになったのか、ちょっと書いてみたいと思う。ちなみに俺は今は亡きS社(今は完全に消滅して、かつての本社市役所になっている)でPHS(みんな覚えてる?)の開発に携わったのが最初。その後は出向で三浦半島の先の方で怒りのデスロードみたいな経験をしたり転職して某関西メーカーAndroidやったり。当時一緒にやってた人たちの一部は京セラに行ったけど、大体はどこに行ったか知らない。とにかく日本の一大産業であった携帯電話基地局生産や開発に一通り関わってきて、その衰退とともに生きてきました。

 

で、よく知られているように日本携帯電話1999年iモードの導入から劇的に進歩し、ネットが見れるだけでなく、カメラも付きラジオも聞け非接触決済もできて音楽を聞いてテレビまで見れて、もちろん防水でアプリまで動かすことができた。カッチリ作られた二つ折りやスライド機構は触ってるだけで楽しかったし、こんな携帯日本メーカー以外どこも作れなかった。

 

まあそれがガラパゴスと言われて後々の衰退につながるんだけど、実際はドコモガラパゴスを良しとしてなくて、iモードを普及させようとして海外携帯キャリアガンガン出資していたし(その大半が失敗して莫大な損失が生じた)、ドコモ進出と同時に日本メーカーは高機能携帯世界に売り込もうとした。でも結局どれもうまく行かなかった。なんとか海外地盤を築いていたのはソニー・エリクソン三洋くらいで、三洋アメリカスプリントCDMA携帯を輸出してそこそこのシェアを取っていた。ライヴァルであるモトローラとかサムスン携帯を買って研究していたのが懐かしい。

 

後にAndroidiPhoneがすごい勢いでエコシステム世界に広げていくのを見ると、どうしてiモードにはそれができなかったのかなと思ったりする。まあでも日本メーカーの小さな筐体にぎっちりと機能の詰まった携帯は、個人的にはサイバーでありジョリーグッドで今でも好きなのだが、海外はいまいち受けなかったし、ドコモおんぶにだっこで儲けていたNECやらパナやら富士通は、お付き合い程度にしか海外進出をする気もなかったようだ。

 

当時すでにスマートフォン海外ではそこそこ普及しており、SymbianとかPocketPCとかBlackBerryなんかの端末は結構海外ビジネスマンは使っていた。しか日本はいわゆる「ガラケー」のデキが良すぎてほとんど普及せず。シャープWindowsCEを積んだW-ZERO3を出してたくらい(持ってた)。

 

で、2010年追記2008年の間違いだった、申し訳ない)ついにiPhone日本で発売。もちろん俺は買った。当時ソフトバンクの独占発売だった。よく知られているように、当時の論調は「iPhoneより日本ガラケーの方がずっと高機能」で、こんなものは驚異にはならないという話だった。確かにiPhoneはすぐに電池が切れるし、FeliCaも防水もワンセグもなし。文章コピペもできないダメケータイだった。実のところ俺自身も使ってみて、こんなダサいもの日本携帯に勝てるもんかと思った。しかソフトバンクiPhone未来イメージシンプルで安い料金プランでガンガン攻めてきて、audocomo対応せざるを得なかった。

 

まもなくシャープ富士通東芝ソニーNECなどが次々とAndroidスマホ発売。このあたりの大混乱の思い出はブコメでもよく見るけど、未だにどうしてこうなったんだと思わざるを得ない体たらくだった。iPhoneに対抗するためにキャリアワンセグFeliCaの搭載を求めたために、開発は難航。第一Androidの開発をしたことがある人なんていなかったし、そもそもスマホなんて作ったことなかったのだった。納期に間に合わせるためにやっつけて作ったソフト不具合連発。一体何であんなもんを作ったのか未だにわからない、メガネケヱスと言われて1円でばらまかれたシャープの端末、まともに動いた時間のほうが少ないと言われたレグザフォン、ホッカイロスマホと言われ東京湾在庫が沈められたと噂されたアローズ。この頃俺は端末の開発からは遠ざかっていたけど、何人が死んでるんだろうと思うくらい現場悲惨だったようだ。

 

それでも各社はなんとしてでもiPhoneに抗おうと必死だったようだ。AndroidiOSはほぼ同時期に出てきているんだけど、端末開発では若干iOSが先んじたが、実際のところ世界ではスマホシェアはあっという間にAndroidiPhoneを抜き去っている。しか日本Android勢はソニーエリクソンを除けば総崩れで、iPhoneを扱うソフトバンクへの流出が止まらない。まずauiPhone4を扱うことに。docomoは当初ツートップ戦略というサムスンソニースマホで推す作戦に出たが、それによってパナやNECといった古くから携帯を作ってきたメーカーが脱落。その後2013年Appleに屈した。その契約屈辱的な内容だったらしく、日経は「不平等条約」と書いた。専用の売り場を設けたりといったよく知られている事に加えて、一説によると販売する端末の3~4割がiPhoneでなければならないとか、iPhoneのために莫大な広告宣伝費負担するなどである。未だに日本ではiPhoneが発売されるとaudocomoiPhoneCMを流すが、あれにはAppleは1銭も出していない。全部キャリアの持ち出しである。彼らの強欲なやり方を告発した、「アップル帝国の正体」という本が出たのもこの頃だ。

 

結局の所キャリア各社はこの契約を履行するために、iPhone用のお得な料金プランや分割購入プランを作り、窓口でも積極的に売り込んだ。初期のAndroidスマホのできの悪さを見聞きしてきた人たちは一斉に乗り換えていった。キャリアはいままで苦楽をともにしてきた日本メーカーをあっさりと見捨ててApple推しまくった。この頃はAndroidの開発もこなれてきて割とマシなスマホ日本メーカーも作れるようになってきたが、もうキャリア消費者も見向きもしなかったのだ。実際iPhoneは使いやすかったし、膨大なCM提灯記事キャリアショップのど真ん中で扱われたことで、もうスマホを買うことはiPhoneを買うことと同じくなっていく。

 

もうこうなるとiPhoneなしでは全くキャリア戦略は成り立たない。今に至るまでApple契約した屈辱的な関係を捨てることはできず、結局の所3キャリアAppleの言いなりになって莫大な国富を貢ぎ続けた。まあ彼らのやり方がうまかったといえばそうなんだが、こんな事になってしまった国は日本くらいで、いまやアメリカをもしのぎ世界で最もiOSシェアの高い国である。他の国ではiPhoneは一部の富裕層の持ち物であり、安くて高性能なAndroidスマホがとっくに主流になっている。iPhoneはそのCPUを除けばもうすでにイノベーションからは周回遅れであり、中国メーカーの作るAndroidがいまや先端を突っ走っているが、日本ではなぜか多くの人がiPhone最先端で最高性能と信じ続けた。

 

結果として、この給料のまるで上がらない国で、値段が上がり続けるiPhoneは売れ続け、日経が「最新のiPhone日本人平均給与の6割」という記事を書くまでになった。まあ別に何を買おうと勝手なのだけど、貧困女子といったタイトルがつく報道カップラーメンをすすっている人が持っているスマホが、10万円近いiPhoneだったりするどこか歪んだ社会になってしまった。最近も同僚から家族みんなでiPhoneを買い換えるので40万かかる」との嘆きを聴いた。OPPOあたりにしとけば全員分買っても10万で済みそうなのだが、その選択肢は彼らにはない。

 

とにかく日本キャリア総務省の顔色を伺いながらiPhoneを売るだけのAppleポチになってしまった。audocomo傲慢な連中だったが(もっと言えばNECもパナもry)、Appleはそれに輪をかけて傲慢クズ会社である。彼らが電気電子産業が壊滅した焼け野原日本から、ケツの毛一本までも利益をむしり取っていく現状は悲劇しか言いようがない。一社支配的な力を持つ市場はろくなことにならないという証左であろうが、もっともそのクソに完膚なきまでに負けたのも我々である。ほんとすみません

 

俺は岐阜のS社の研究所と虎ノ門DDIポケット本社を往復してた時代から、百花繚乱のごとく日本携帯が咲き乱れた黄金期を生きて、それらが全部Appleになぎ倒されていく歴史の中に身を置き、どうしてこうなってしまったのか、どこでどうしたら良かったのかと今も思う。しばらくはiPhoneに使われる部品日本製が多かったが、今や台湾韓国にも負けてしまった。スマホCPUを作れたのはルネサスだけでそれも一世代消滅メモリ液晶もだめになって、今やNANDとMLCCくらいか。最終製品を失った日本にもう一度半導体をと言っても虚しく響く。

 

まあ、もう50すぎのおっさん独り言です。ちなみに私が使っているのはかつてアメリカ市場で我々とCDMA携帯シェアを争ったサムスンGalaxy。妻とむすめはiPhoneです。二人は絶対iPhoneじゃなきゃいやだ、Androidは使いにくいといいますおっさんはそんなことないと思います。でも、何言ってもも彼女らは「iPhone」なのです。

2021-10-22

anond:20211022180041

アラフィフの俺がガキの頃は多分新聞週刊誌定番

サザエさんとか昔の漫画でも、電車の中で新聞を読むのは背景にちょいちょい出るよね

新聞を広げて読むのはもちろん糞邪魔で、そのままうざいおっさんや、折り紙みたいに超ちっちゃく畳んで読むのが職人芸みたいになってるおっさんもいた


俺が高校生くらいの頃には

大人なのに電車の中でジャンプを読む人たち」ってのがちょっと社会問題っぽく話題になってた

ドラゴンボール全盛期。幽遊白書とかの時代

まだウォークマンも珍しかった頃

新しもの好きだった親父がちっちゃい弁当箱くらいあるウォークマンカセットテープ)持ってたけど、家に置きっぱなしになってた


俺は毎朝電車使い始めたのは専門学校以降なんだけど

その頃、混雑してる電車の中でスポーツ新聞風俗情報とかのエロい欄を堂々と読んでるおっさん結構いて

後ろから便乗して読んでた記憶がある

この頃にはウォークマンもたまーに見るようになる

携帯機はゲームボーイがあったけど、電車の中でやってるやつはありえないレベルの変わり者

今で例えるとコンビニカップラーメンにお湯入れて電車に乗って食ってるくらい(見たこと無いけど)ありえない


俺は専門学校時代は、電車の中ではやること無いから基本目をつぶって

途中から親父の弁当箱ウォークマン持って行ってた気もする


1995年くらい、新社会人になって小銭持つようになってからは、古本屋でよく文庫本をかった。

月~金の行き帰りで10回読む時間がある。週に3冊くらい読んでた。

あと記憶が定かでないが、CDウォークマンも多分この頃かな?もうちょい後だったかな…

MDウォークマンカセットテープCDの間に、一瞬で滅んだMDというメディアがあった)も持ってたな

mp3ウォークマンはまだ無い(mp3発明されていたかどうかも不明)。

まだ携帯はなく、PHS時代。(俺は初めて買ったのは携帯(FOMA)で、PHSは持っていなかった)

Windows95が発売されたが、物好きしか買っていなかった。ご家庭にパソコンがまだない時代

携帯ゲーム機やってるやつは、この時点でもまだ異常者。

あ、週刊アスキーをよく買ってた気がする。


携帯初購入。NECのn50xシリーズだと思うが…忘れた。

確かDQ1プリインストールされていた気がするが、ほぼ遊んだ記憶がない。(もっと後の機種かも?)

ゲームは好きだし、携帯いじってるのは浮かなかったけど、携帯で遊ぶくらいなら文庫本のほうが面白かった。


Windows95-98の本格普及、インターネット一般化、ipodの登場。

これでかなり変わった気がする。

ただ、携帯はまだガラケーガラケーゲームはほぼ印象にない。

ipodは買わなかったが、UFOキャッチャーで怪しい中華メーカーmp3プレイヤーを取って試しに使い、

ものすごい手軽さに感動して、ビクターかどっかの微妙に安いmp3プレイヤーを買った記憶がある。


スマホを初購入。

当時国産スマホはくっそ遅くて使い物にならなかった。フリックしてちょっとラグがあってスクロールするレベル

最初に買った端末はGalaxy

韓国嫌いだけど、それを超えるほどのクオリティの差があった。

この頃から電車の中では常にスマホいじるようになる。

携帯ゲーム機もさほど浮かないようになったのはこの頃くらいではなかろうか。

スマホ出現後はもう今と変わらんと思う。

2021-10-05

NEC版のアップルストアみたいなショップ名前

思い出せそうなのに思い出せずにもどかしかったのだが

anond:20211005221902 を見たら思い出せた。

Bit-INN だ。

PC-98なんて買わなくてもよかったかも知れない

パソコンに触れたくてパソコンに憧れて高校商業科へ。

親にパソコンを買ってくれってねだって買ってくれたPC-98は、

今思うとドン引きしてしまうんだけど、トータル80万円ぐらいだったかな?

で、高校入ってパソコンは使うんだけど家では、ほぼゲームのみ。

その時は流行っていた、ぷよぷよとかファルコムとかアートディンクゲームに夢中になった。

高校パソコンを使う課題とかって出たのかな?

家でそうやって課題に使ったことも覚えてないぐらい、たぶん使ってない。

要は高校必要パソコン用事学校学校のもので事足りたってことで、

わざわざ高価なPC-98なんて買わなくても良かったのでは?と今になって思う。

あと学校と家のパソコンでは互換性が無かったFM-TOWNS

今でこそ分かるけど

プログラミング理屈は何を使おうが一緒だし、

からMSXでもぜんぜん良かったわけで。

それなら価格10分の1で安く済んだだろう。

今思うと本当にMSXでも良かったと思う。

もちろんインターネットはそんときなかったし、パソコン通信とかもするわけがなく、

高校卒業以降ほぼ電源すらもつけられることもなくなった。

今になって思うと、それ自分の実になって役にたったのかな?と思う、

あと覚えてるのはそのPC-98

Windows3.1やVBAかに少し触れてみたぐらい。

オフラインパッケージソフトのみだったし、

それ以外のまともなUXはなかったから、せいぜいそれらのUIに慣れて触れたぐらい。

あと本当に今思うとなんでそのソフト買ったんだろう?って思うんだけど、

NEC音声合成出力ソフトを2万5000円ぐらいで買ったのは今でも謎。

インストールしてサンプルをしゃべらせて飽きたような気がする。

とにかく今思ったら、

そのPC-98で何かしたって記憶はなく

キーボードマウスとかパソコン物理的に使いこなせるようになったってスキルしか得られてない。

マスターしたと言えばマジでブラインドタッチだけだろう。

今は一応パソコンを使う仕事に携わっているけど、

本当にあの時、僕にPC-98必要だったのかと思う。

親もよく買ってくれたなと思うし、

あの時PC-98を買わなくてもMSXで良かったのではと今でも思う。

でもその時MSXを買っていたら今どんな道を歩んでいるのかは知る由もないけど。

とにかく今思うとあのPC-98自分にとってもったいなかったなーと同時にそれで何をしたかったんだろうって思う。

ただそれだけ。

anond:20211004123017

NECが全盛期に日本人ゴミを高く売りつけてたのと同じ状況なんだよ。Appleも高く売れるからそうしてるだけ。追随するAndroid利益を削ってでもコスパのいい機種を出さざるを得ない。NECと違うのはAppleAndroid最初から同じ土俵(全世界)で戦ってるところ。これで戦えてるんだから当時のNECよりかなりしぶといと思われる。

2021-10-04

anond:20211004115448

そうだね。Windows95あたりでパソコンの普及が本格化して、WindowsXPあたりで広く定着した感じだね。

で、その前にはMS-DOSパソコン(主に NEC PC-9801)でワープロソフト一太郎とか)を使っていた。

その前には、所謂ワープロ専用機が普及していた。(文豪とか書院とかルポとか)

2021-10-01

https://anond.hatelabo.jp/20210930195307

機業界で技術屋をしているんだけど、長期的に見て車の電動化が進むのは間違いないと思っている。

そのうえで気になるのは、技術の普及タイミングってそんなに正確に見切れるかなという事。


例えばうちの業界でいうと、有機ELの登場やフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行という技術の切り替わりを経験している。

ディスプレイ技術としての有機EL20年以上前から有望視されていたが、小型ディスプレイとして普及したのは2017年にiPhoneXで大々的に採用されてからである

製品自体2000年くらいから世に出ていた(初期型FOMA有機ELディスプレイが積まれてたのを覚えているだろうか?)から、かれこれ15年以上たっている。

普及までに長い時間を要しているわけだが、その間研究開発で先行していた企業はどうなったか

NECサムスン電子技術を売り払って撤退東北パイオニア資金が続かず、アクティブマトリクス型の開発から撤退ニッチパッシブマトリクス型の製造にとどまり世界で初めて有機ELテレビ製造したSONYですら投資余力がなく製造部門を分社化末裔たるJOLEDは売り上げ100億程度と小規模で事業としての利益は上がっていない。

技術投資するタイミングってめちゃくちゃシビアなのだ

スマートフォンにしたってそう。みんなタッチパネル操作できる情報端末研究開発をしていた。

本家Apple90年代からNewtonを作っていたし、SharpザウルスSONYClieといった端末で試行錯誤していた。

みんな将来の方向性は読めていた。だけど、一般人が容易に使えるようになるための要素技術がかけていたかブレイクしなかった。

例えば、狙ったところを操作できるような、タッチパネル進化。昔のタッチパネルって強く押さないと反応せず、操作しにくくなかっただろうか?あれは抵抗方式といわれる方式が使われていたからだが、それが静電気で反応する静電容量式が普及することで一気に操作性が上がった。

後はCPUの処理性能。過去Linux搭載の携帯端末なんかは処理速度が遅く、ストレスがすごくなかっただろうか?

だけどiPhone最初からぬるぬる動いていた。そのレベルストレスなく動かせるにはCPUの性能が上がる2010年代を待たなければいけなかった。

というように、いくつかの要素技術がそろって初めて、スマートフォン一般に普及した。

まり、新しい技術が普及するにはその前提となる要素技術がそろわないといけない。

だけどそのタイミングを読むのは容易じゃない。というか不可能だと思っておいた方がいい。

技術に切り替えるのは早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ

から必ずしも将来的にEV100%になるとわかっていても、今全力でそっちに突っ込むのが正解とは限らない。

個人的には後発から巻き返すだけのエンジニアリソース資金力のあるトヨタが、ガソリンエンジン延命水素の開発も含めて全方位戦略を敷いているのはすごく理にかなってると思う。

そういうわけで、変化の大きい電機業界の立場から過去を振り返ってみると、EVを強く押す人は前のめりすぎるかなという印象をうけるのだが、どうだろうか?

2021-09-30

anond:20210930113115

IBMとかNRIとかはそのくらいなんだろうけど

富士通、パナ、NECとかでも150以下でしょ

管理職とか上の人間連れてきたら200届くかもしれんけど、そういう人間年収1000いってると思う

300はSIerでほぼ聞いたこと無い。

大規模プロジェクトマネージャーとかでそういうランクいるかもしれんが契約上は人月表現しないと思う

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