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2017-03-06

誤字脱字等報告 20170306[671]~完結、~SS-39、~ハンネ-7

●各報告記事へのリンク文字数制限があるようなので複数記事に分けてあります

・「誤字脱字等報告 20160421[548]~20161004[612]

・「誤字脱字等報告 20161013[617]~20170125[655] および総合更新履歴等

・「誤字脱字等報告 20170131[656]~20170303[670]

・「誤字脱字等報告 20170306[671]~完結、~SS-39、~ハンネ-7」(このエントリ)

・「誤字脱字等報告 20170713[ハンネ-8、SS-40]~ (更新中)

 

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「ハンネ-7 音楽と疑問」

 

 わたくしは何だが心がざわざわとして

→わたくしは何だか心がざわざわとして

 

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SS-39 リヒャルダ視点 新しい姫様」

 

 今更それを放り出せとは言わぬ。

→今更それを放り出せとは言えぬ。

 

 この短時間にエルヴィーラ様がずいぶんとローゼマインに詳しくなり、

→この短時間にエルヴィーラ様がずいぶんとローゼマイン様に詳しくなり、

 

 これほどまめに様子を見ていると思いませんでした

→これほどまめに様子を見ているとは思いませんでした

 

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「ハンネ-6 髪飾りが起こす波紋」

 

 王族やお兄様はローゼマイン様に直接注文したのは特別なのです。

王族やお兄様がローゼマイン様に直接注文したのは特別なのです。

 

 ラザンタルクが何を妬ましく思っているのでしょうか。

→ラザンタルクは何を妬ましく思っているのでしょうか。

 

 婚約者候補として求婚中の私の思い人が

婚約者候補として求婚中の私の想い人が

 

 色々な意味でドキドキながら

→色々な意味でドキドキしながら

 

 オルトヴィーンが髪飾りとヴィルフリート様とわたくしを見比べて、

オルトヴィーン様が髪飾りとヴィルフリート様とわたくしを見比べて、

 

 ヴィルフリート様に責任を迫ることもできたので、

→ヴィルフリート様に責任を取るよう迫ることもできたので、

 

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「ハンネ-5 求婚者の言い分」

 

 まさか講義中にこのような言葉を受けると考えていませんでした。

まさか講義中にこのような言葉を受けるとは考えていませんでした。

 

 ここで「恐れ入ります」以外に返すことができるでしょうか。

→ここで「恐れ入ります」以外の言葉を返すことができるでしょうか。

 

 完全に順位を落とす数年間は

→完全に順位を落とすまでの数年間は

 

 私にも色々なところで変化がありましから……。

→私にも色々なところで変化がありましたから……。

 

 その点でハンネローレ様にあまり期待していません。

→その点ではハンネローレ様にあまり期待していません。

→その点ではハンネローレ様にはあまり期待していません。

 

 ディッターという言葉にハンネローレ様が少しだけ目を細めること……。

→ディッターという言葉にハンネローレ様が少しだけ眉を顰めること……。

 

 他者に付け入れられる前に

他者に付け入られる前に

 

 同い年の婚約者がいることを考えれば、ヴィルフリート貴女が嫁ぐ可能性が出てくるとは考えていませんでした。

→同い年の婚約者がいるという事情があったので、ヴィルフリート貴女が嫁ぐ可能性が出てくるとは考えていませんでした。

 

 興味は抑えられないような表情をしています

→興味が抑えられないような表情をしています

 

 嫁盗りディッターに対応してきた上位領地と違います

→嫁盗りディッターに対応してきた上位領地とは違います

 

 急に鼓動が早くなったのは、

→急に鼓動が速くなったのは、

 

 気持ちを隠すのに長けてるとはいえ、

気持ちを隠すのに長けているとはいえ、

 

 ……いえ、その前の「ディッターという言葉に目を細める」の辺りで……?

→……いえ、その前の「ディッターという言葉に眉を顰める」の辺りで……?

 

 講義が終わると髪飾りを持ってきてくださるという話になっていました。

講義が終わったら髪飾りを持ってきてくださるという話になっていました。

 

 ハンネローレ様がフェルディナンド様の救助に挙力してくださったことを

→ハンネローレ様がフェルディナンド様の救助に助力してくださったことを

 

 この髪飾りは貴族院でつけられる冬の貴色とわたくしの髪の色に映えるように

→この髪飾りは貴族院でつけられるように冬の貴色を使い、わたくしの髪の色に映えるように

 

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「ハンネ-4 講義中の情報交換」

 

 階級で分けられて親睦会が行われるため、交わされる噂話にも違いがあるため、

階級で分けられて親睦会が行われており、交わされる噂話にも違いがあるため、

 

 ダンケルフェルガーでは父親を始めとする親族から結婚許可を得るために行うのが嫁盗りディッターです。

ダンケルフェルガーで、父親を始めとする親族から結婚許可を得るために行うのが嫁盗りディッターです。

 

 エーレンフェストで耳にしませんでした

→エーレンフェストでは耳にしませんでした

 

 ラザンタルクが軽く手を上げて、

→ラザンタルクが軽く手を挙げて、

 

 他の方に声をかける時期を見計らうことが

→他の方に声をかける時機を見計らうことが

→他の方に声をかけるタイミングを見計らうことが

 

 エーレンフェストで髪飾りの注文をしていた時に、図書館都市の構想について熱く語っていた時と同じ雰囲気です。

→エーレンフェストで髪飾りの注文をしていた際に、図書館都市の構想について熱く語っていた時と同じ雰囲気です。

 

 最終学年の領主候補生コースはツェントであるグランティーヌが担当しているそうです。

→最終学年の領主候補生コースはツェントであるグランティーヌ様が担当しているそうです。

 

 領主候補生コースは、本来ツェントが自分後継者を育てるために行うことだそうだ

領主候補生コースは、本来ツェントが自分後継者を育てるために行うものだそうだ

 

 次期アウブを新しいシュタープを得られる者達に、と耳にしたのですが……

→次期アウブを新しいシュタープを得られる者達に変更する、と耳にしたのですが……

 

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「ハンネ-3 進級式と親睦会」

 

 わたくしの側近である文官見習いのルイポルト

 自分の側近から側仕え見習いのアンドレア文官見習いのルイトポルト

→ルイポルト?ルイトポルト

 

 春に行われたエグランティーヌの戴冠式

→春に行われたエグランティーヌ様の戴冠式

 

 実際に成長したローゼマインの姿を見ていない

→実際に成長したローゼマイン様の姿を見ていない

 

 自分で治めることもできない礎を得る可能性があるというのは

自分で治めることもできないのに礎を得る可能性があるというのは

自分で治めることができないにも拘わらず礎を得る可能性があるというのは

自分で治めることもできない状態で礎を得る可能性があるというのは

 

 ローゼマイン様がしっかりと領民の心をつかんでいることが伝わってきて

→ローゼマイン様がしっかりと学生達の心をつかんでいることが伝わってきて 

→ローゼマイン様がしっかりと新領地学生達の心をつかんでいることが伝わってきて 

 (間違ってはいないのですが「領民」というと平民等も含むイメージであり、

  学生達の姿を見てそこまで範囲を広げることに個人的に少々違和感があったので)

 

 妙な勘違いした領地が出てくることを

→妙な勘違いをした領地が出てくることを

 

 ほわっと微笑んだジャンシアーヌが去ると、

→ほわっと微笑んだジャンシアーヌ様が去ると、

 

 メルヒオール様は、とてもしっかりしていて神殿長職を務めているように見えました。

→メルヒオール様は、とてもしっかりしておられ、立派に神殿長職を務めているように見えました。

 

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「ハンネ-2 新入生歓迎ディッターと婚約者候補達」

 

 朝食を終えたら皆で採集場所を癒やしました。

→朝食を終えた後、皆で採集場所を癒やしました。

 

 もしかすると両方と本の貸し借りすることになるのでしょうか。

→もしかすると両方と本の貸し借りをすることになるのでしょうか。

→もしかすると両方と本を貸し借りすることになるのでしょうか。

 

 ぜひ共にディッターを行いと思っていたのですが……

→ぜひ共にディッターを行いたいと思っていたのですが……

 

 側近達もわたくしの不参加で予定を立てています

→側近達もわたくしは不参加ということで予定を立てています

 

 わたくしは思わず避けたくなりました。

→わたくしは思わず目をそらしたくなりました。

 

 あの時はローゼマインとエーレンフェストからもたらされた

→あの時はローゼマイン様とエーレンフェストからもたらされた

 

 中央との連絡が上手くいかなった場合

中央との連絡が上手くいかなかった場合

 

 領主候補生コースでの情報が得たいのに得られないことが悔しいようです。

領主候補生コースでの情報を得たいのに得られないことが悔しいようです。

 

 ディッター熱に浮かされている者達にひどい言葉のように

→ディッター熱に浮かされている者達に対してひどい言葉のように

 

 ハンネローレ様はダンケルフェルガーで留まるために

→ハンネローレ様はダンケルフェルガーに留まるために

 

 ダンケルフェルガーで留まるように、とわたくしが

ダンケルフェルガーに留まるように、とわたくしが

 

 今この場でコルドゥラを振り返ってはならない空気があるます

→今この場でコルドゥラの方へ振り返ってはならないという空気があります

→今この場でコルドゥラの方へ振り返ってはならないという空気になっています

 

 確かに領主候補生同士の会話に許可なく割り込むのは非常識無礼行為だ。

→確かに領主候補生同士の会話に許可なく割り込むのは非常識無礼行為です。

 

 二人は退こうとはせずにラオフェレーグの側近へと視線を向ける。

→二人は退こうとはせずにラオフェレーグの側近へと視線を向けました。

 

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「ハンネ-1 入寮」

 先に罠を張って待っているくらいのことをしなければ、

→先に罠を張って待っているくらいのことをするならばともかく、

 

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SS-38 エックハルト視点 ユストクスへの土産話

 

 秋の収穫祭の時とローゼマイン虚弱さは特に変わっていない。

→ローゼマイン虚弱さは秋の収穫祭の時と特に変わっていない。

 

 初めて聞いたぞ。そのような評価

→初めて聞いたぞ、そのような評価

 

 それを神殿者やダームエル達さえ

→それを神殿の者やダームエル達さえ

 

 ヴェローニカ様の権勢が最も強くなった時期は本当に警戒心が強くて大変だった時代があるのだ。

→ヴェローニカ様の権勢が最も強くなった時期は本当に警戒心が強くて大変だったのだ。

 

 自分達が体験

自分達の体験

 

 奇妙な夜の話をユストクスは目を輝かせて喜んだ。

→奇妙な夜の話を聞き、ユストクスは目を輝かせて喜んだ。

→奇妙な夜の話を聞いたユストクスは目を輝かせて喜んだ。

 

 あまりにも無防備で泉の周りをうろついたり、

→あまりにも無防備に泉の周りをうろついたり、

 

 何とか破れぬものか奮闘していた。

→何とか破れぬものかと奮闘していた。

 

 私やフェルディナンド様も巻き込むな。

→私やフェルディナンド様を巻き込むな。

 

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「677 帰宅

 

 エーレンフェストよりずっと人が多いアーレンスバッハの神殿へ、

→エーレンフェストよりずっと人が多いアレキサンドリア神殿へ、

 

 家族思い入れの深い誰かさんらしい

家族への思い入れの深い誰かさんらしい

 

 おじさんが真剣な目が見据えているのは、

→おじさんの真剣な目が見据えているのは、

 

 突っ込みたくなる呑気な声は

ツッコミたくなる呑気な声は

 

 「皆が気付いたのは明らかに君の声であろう」

→「皆が気付いたのは明らかに君の声のせいであろう」

 

 フェルディナンド様の声が聞こえた方に驚いた。

→フェルディナンド様の声が聞こえたことに驚いた。

 

 緊張から解放されてように

→緊張から解放されたように

 

 わけがからないという顔を見せたことがない二人

→わけがからないという顔など見せたことがない二人

 

 貴族院に向けて孤児院の子供達向けに

貴族孤児院の子供達向けに 

孤児院の子供達向けに

 

 オレの後ろからきまずそうに顔を出した。

→オレの後ろから気まずそうに顔を出した。

 

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「676 家族に繋がる道」

 

 主が二人ともアレキサンドリアに落ち着くとこになり、

→主が二人ともアレキサンドリアに落ち着くことになり、

 

 エックハルト様とのお話は断りしないのですから

エックハルト様とのお話お断りしないのですから

エックハルト様とのお話は断らないのですから

 

 ユストクスが鍵を開けて図書館へ入る。

→ユストクスに鍵を開けてもらい図書館へ入る。

 

 警官時間

→閉館時間

 

 放射状にある閲覧机の中心部分を指差した。

→放射状に並んでいる閲覧机の中心部分を指差した。

 

 「任せくださいませ」

→「お任せくださいませ」

 

 人間が作った構造で本より長持ちする物はない、

人間が作った構造物で本より長持ちする物はない、

 

 「この図書館には君にとって大事な物を入れるためには必要なのだ

→「この図書館に君にとって大事な者を入れるためには必要なのだ

 (には→に 物→者)

 

 気を遣わせるだ。

→気を遣わせるだろう。

→気を遣わせるだけだ。

 

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「675 アレキサンドリアの始まり

 

 アウブ、領地名、色など

→アウブ、領地名、領地の色など

 

 新ツェントがグルトリスハイトを得たことのですから

→新ツェントがグルトリスハイトを得たのですから

 

 新しい産業を起こしてきました。

→新しい産業を興してきました。

 

 ギーベの館に残された古い文献を写した者、

→ギーベの館に残された古い文献を写した物、

 

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「674 婚約式」

 

 何日も領地を離れることはできる立場ではない。

→何日も領地を離れることができる立場ではない。

 

 やはり懸想していなければ婚約結婚してはダメなのだろうか。

→やはり懸想していなければ婚約結婚をしてはダメなのだろうか。

→やはり懸想していなければ婚約結婚をしてはいけないのだろうか。

 

 ジルヴェスタ王子との婚約

→ジギスヴァルト王子との婚約

 

 洗礼式前から存じているので、

洗礼式前から存じ上げているので、

洗礼式前から存じ上げておりますので、 

 

 アーレンスバッハが大領地だったので

→アーレンスバッハは大領地だったので

 

 闇の神の袖やマントがバッサバッサ翻っている。

→闇の神の袖やマントがバッサバッサと翻っている。

 

 丁寧にわたしの魔石を箱に入ると、

→丁寧にわたしの魔石を箱に入れると、

 

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「673 エントヴィッケルンとエグランティーヌの訪れ」

 

 せっかく新しい図書館ができたのいうのに、

→せっかく新しい図書館ができたというのに、

 

 婚約関係お話合いをする。

婚約関係お話し合いをする。

 

 アーレンスバッハ街とアレキサンドリアの街の設計図

→アーレンスバッハの街とアレキサンドリアの街の設計図

 

 短時間でこれだけ雰囲気が変わるなんて、

短期間でこれだけ雰囲気が変わるなんて、

 

 範囲指定の盗聴防止の魔術具。範囲内にいるのは、

範囲指定の盗聴防止の魔術具の範囲内にいるのは、

 

 最高神にも過去を変えることは不可能ですが、

過去を変えることは最高神にも不可能ですが、

過去を変えることは最高神でも不可能ですが、

 

 ツェントが変わったこと、他領の貴族達への周知を容易にするために

→ツェントが変わったこともありますし、他領の貴族達への周知を容易にするために

 

 冬の到来ではあれほど短時間に染まりません

→冬の到来ではあれほどの短時間では染まりません

 

 トラオクヴァール様から下された王命はそれだけはございませんよね?

→トラオクヴァール様から下された王命はそれだけではございませんよね?

 

 我々はローゼマインがアウブ就任後も

→我々はローゼマインのアウブ就任後も

→我々はローゼマインがアウブに就任した後も 

 

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「672 名捧げの石と婚約の魔石」

 

 それをフェルディナンドと話をしたりすることが

→それをフェルディナンドと話したりすることが

 

 基本的生活神殿でさせるつもりだが……

基本的生活神殿でさせるつもりだが……

 

 養父様も早くアウブを告ぐことになって

養父様も早くアウブを継ぐことになって

 

 なかなかお戻りならないので

→なかなかお戻りにならないので

 

 扉や窓をつけて置く必要がある。

→扉や窓をつけておく必要がある。

 

 婚約式をしなくて困るのは

婚約式をしないと困るのは

 

 以前のアーレンスバッハの事情情報に疎く、

→以前のアーレンスバッハの事情情報に疎く、

 

 名捧げ済みの文官けが調合室への入室が許された。

→名捧げ済みの文官けが調合室への入室を許された。

 

 お守りをあげた時に「もらうことない」と喜びを噛みしめていたフェルディナンドの姿

→お守りをあげた時に「このようなものをもらうことはなかった」と喜びを噛みしめていたフェルディナンドの姿

→お守りをあげた時に、ひっそりと喜びを噛みしめていたフェルディナンドの姿

 (444,445を読む限りでは喜びを明確に表に出すような感じではなかったようにも

  読み取れるので、そこが少し気になりました)

 

 わたし羊皮紙を隠して睨むと、

わたし羊皮紙を隠して睨むと、

 

 ユストクスがこちらを見ながらニヤニヤと笑っている顔にパンチしたい。

こちらを見ながらニヤニヤと笑っているユストクスの顔にパンチしたい。

 

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「671 記憶 その3」

 

 頭が動かない今のわたし

→頭が働かない今のわたし

 

 今度こそはるか高みに続く階段を上がっていたのではないか、と

→今度こそはるか高みに続く階段を上がっていったのではないか、と

 

 神々の御力の影響で魔力が通常状態になった時点で死んでいた。

→神々の御力の影響を残したまま魔力が完全回復してしまったら、その時点で死んでいた。

 

 君の魔力が枯渇するや否や同調薬を飲ませ、

→君の魔力が枯渇してすぐに同調薬を飲ませ、

 

 心地良いから痛いくらいになってきた。

→心地良いをこえて痛いくらいになってきた。

 

 「フェルディナンド様、どうかしましたか

→「フェルディナンド様、どうかしましたか?」

 

 わたしが「何ですか?」を聞き返すと、

わたしが「何ですか?」と聞き返すと、

 

 フェルディナンドを犠牲するつもりはないのだ。

→フェルディナンドを犠牲にするつもりはないのだ。

 

 ルッツがと結婚できるわけがありませんよ。

→ルッツと結婚できるわけがありませんよ。

 

 一連の戦いが終わった時には女神の御力で君の感情不用意に揺らさないようにした方が

→一連の戦いが終わった時には女神の御力の問題が起き、君の感情不用意に揺らさないようにした方が

→一連の戦いが終わった時には女神の御力の問題があり、君の感情不用意に揺らさないようにした方が

 

 エーレンフェストでいたままならば

→エーレンフェストにいたままならば

 

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2017-02-15

誤字脱字等報告 20160421[548]~20161004[612]

●各報告記事へのリンク文字数制限があるようなので複数記事に分けてあります

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「612 遊び場」

 

 境界門と国境門が開いているために転移陣と海の向こうに白い砂漠が見えていた光景虹色の扉が閉ざされたことで見えなくなっていた。

境界門と国境門が開いていた時には転移陣と海の向こうに白い砂漠が見えていたが、虹色の扉が閉ざされたことで、その光景は見えなくなっていた。

 

 ハンネローレ様は元の飼い主のところへヴォルヘニールの返却にいらっしゃいました

→ハンネローレ様は元の飼い主のところへヴォルヘニールを返しに行っておられます

 

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「610 ランツェナーヴェの船 後編」

 

 できるだけエーヴィリーベの剣を振るう者は多い方が良いし、

→エーヴィリーベの剣を振るう者はできるだけ多い方が良いし、

 

 フェルディナンドはわたしが渡した魔紙に魔法陣をスティロで描き始めた。

→フェルディナンドはわたしが渡した魔紙にスティロで魔法陣を描き始めた。

 

 耐撃性

→耐衝撃性

 

 周囲の視線ちょっと気になる。

→周囲の視線ちょっと気になる。

 

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「608 ランツェナーヴェの船 前編」

 

 空よりも一段暗い海の上に

→空よりも一段暗い海の上で、

 

 門柱の屋上班長指揮官達が高度を下げていく。

→門柱の屋上に向かって、班長指揮官達が高度を下げていく。

 

 シュミルの乗り込み型騎獣を中心にした

→シュミルの乗り込み型騎獣を中心にして

 

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「607 新しいアウブ」

 

 完全には回復していると思えません。

→完全には回復していないと思います

→完全に回復しているとは思えません。

回復が完全だとは思えません。

 

 知らないうちに皆殺しされるという事態は防げたらしい。

→知らないうちに皆殺しにされるという事態は防げたらしい。

  

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「606 ツェントとグルトリスハイト

 

 よほど効率は悪いと思う。

→よほど効率が悪いと思う。

 

 マニュアル本的なグルトリスハイトが作られた。誰にでも使える物ではないように地下書庫の奥に収められる。

マニュアル本的なグルトリスハイトが作られ、限られた者にしか使えないように地下書庫の奥に収められた。

 

 女王は何人かい子供の中で

女王は何人かい子供の中で

 

 君の居場所については考えてみよう。ひとまず、目の前の問題から片付けるとしよう。

→君の居場所については考えてみるとして、ひとまず、目の前の問題から片付けるとしよう。

 

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「603 アーレンスバッハの礎と供給の間」

 

 大きな球状の礎の中には淡い緑に光る液体が揺らめいているが、半分にも満たないように思える。

→大きな球状の礎の中には淡い緑に光る液体が揺らめいているが、その量は半分にも満たないように思える。

 

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「599 二人の情報と名捧げの石」

 

 こちらにあった姫様の情報行方不明でしたか

こちらにあった情報では姫様は行方不明とのことでしたか

 

 どのようにしてフェルディナンドはわたしがメスティノーラの書を得たことを知ったのか、わからない。

→フェルディナンドがどのようにしてわたしがメスティノーラの書を得たことを知ったのかは、わからない。

 

 わたし意味ありそうな目で見つめる。

わたし意味ありげな目で見つめる。

 

 フェルディナンドの危機を救うために今だけです、と

→フェルディナンド様の危機を救うために今だけです、と

 

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「591 守る方法

 

 そんなことを平然と命じられる養父様でなくてよかったとさえ思う。

→そんなことを平然と命じられる養父様でなくてよかったと思う。

 

 どうやらその聖典の部分が可動するようで、鍵穴があるようです

→どうやらその聖典の部分が可動式になっており、鍵穴があるようです

 

 神殿図書館神殿登録されていない者は

神殿図書室は神殿登録されていない者は

 

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「588 礎の魔術」

 

 と意味を込めて微笑むと、

→という意味を込めて微笑むと、

 

 突然の話題変換に

→突然の話題転換に

 

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「587 帰ってきたわたし

 

 それは、それは面倒くさそうに

→それはそれは面倒くさそうに

 

 グレーティアと視線が同じなったことを実感すると、

→グレーティアと視線が同じになったことを実感すると、

 

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「586 閑話 ジギスヴァルト視点 ローゼマイン失踪と帰還」

 

 フラウレルムとは誰だったのか、とジギスヴァルトは記憶を探り、

→フラウレルムとは誰だったか、とジギスヴァルトは記憶を探り、

 

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「585 メスティノーラの書」

 

 流れ込んでくる知識について考えようした途端、

→流れ込んでくる知識について考えようとした途端、

 

 わたしはエアヴェルミーンが本当に記憶を見れることに感心していると、

わたしがエアヴェルミーンが本当に記憶を見れることに感心していると、

 

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「580 親睦会(四年)」

 

 玄関ホールにはエーレンフェストのマントをまとった学生でひしめきあっている。

玄関ホールにはエーレンフェストのマントをまとった学生達がひしめきあっている。

 

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「576 アウブの面接とエントヴィッケルン

 

 自分の側近達の上級貴族

自分の側近の上級貴族達を

自分の側近から上級貴族達を

 

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「575 トゥ-リの成人式

 

 無理難題を振りかけるかわかりません。

無理難題をふっかけるかわかりません。

 

 写本がすごく楽になるになるはずだ。

→写本がすごく楽になるはずだ。

 

 ハルムートから受け取って祝福を与えた。

ハルムートから魔石を受け取って祝福を与えた。

 

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「573 フェルディナンから手紙

 

 ライゼガングとの繋がりになります

→ライゼガングとの繋がりだけになります

 

 後の皆は荷物仕分け

→他の皆は荷物仕分け

 

 部屋がなかなか与えられなかったことようで、

→部屋がなかなか与えられなかったようで、

 

 一番忙しい中に

→一番忙しい時に

 

 仕事量は依然と比べものにならない程に増えたそうだ。

仕事量は以前と比べものにならない程に増えたそうだ。

 

 しなければならない理由にならないはずだ。

→しなければならない理由にはならないはずだ。

 

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「561 カルステッド宅でのお話 前編」

 

 結婚するとレオノーレは仕事を止める

結婚するとレオノーレは仕事を辞める

 

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「557 閑話 望みと出口」

 

 優秀な者は若手に多いと分析されているらしい。

→優秀な者は若手が多いと分析されているらしい。

 

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「556 領主会議奉納式」

 

 加護が増加する神事とは興味のあるものだったようだ。

加護が増加する神事は興味のあるものだったようだ。

 

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「552 王族との話し合い」

 

 魔力がなくなかったからといっても崩れることなどない。

→魔力がなくなったからといって崩れることなどない。

 

 他の大領地ならば影響力を増えるので

→他の大領地ならば影響力が増えるので

 

 魔力でわたくしに一年分の時間を売ってくださいな。

→魔力でわたくしに一年分の時間を売ってくださいませ。

 

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「550 地下書庫の更に奥」

 

 登録者許可のない者が

登録許可のない者が

 

 まさか弾かれると

まさか弾かれるとは

 

 其方を兄上の第三夫人というのは

→其方を兄上の第三夫人に迎えるというのは

 

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「548 相談

 

 アナスタージウス様にもお話いたしま

アナスタージウス様にもお話しいたしま

 

 マグダレーナはエグランティーヌ様を見つめる目を

→マグダレーナはエグランティーヌを見つめる目を

 

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2016-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20160509184740

実質的には養父的な立場でありながら、養女精神的には無条件の愛としての母を求めたシャアが最強ってことか。

2016-04-29

乳児首切り事件28歳女は13歳から性的虐待被害者で有ることが判明

前あった似たような事件は実親だったな。

今回は養父なのでまだマシなのか?

しかし、中学生から性的虐待を受けていて母親は助けないとか地獄かよ。

母親同居で公認って頭おかしいのか?

娘は情状酌量して、母親養父は重い実刑を受ければ良い。

2016-01-30

法政大学越智啓太教授よ、「血のつながりのない親子」を差別するのはやめてくれ

最近チンピラが「ガンをつけられて頭にきた」とかい理由で同居している3才児を暴行殺害したというキチガイじみた事件があったが、今日その続報を読んでいたら、こんな記事をみつけた。

http://www.sankei.com/premium/news/160130/prm1601300035-n1.html

大田区大森南マンションでの夕食中、永富容疑者は礼人ちゃんが「自分をにらみつけてきた」と激高した。

さらに「テレビのほうを見た」「またにらんだ」などと次々と因縁をつけ、暴行エスカレートしていった。

母親は「永富容疑者が息子をつかみ、ボーリングボールを投げるようにしてガラス戸棚に投げ飛ばした。正座させて平手打ちしたり、かかとを頭に振り下ろしたりもした」と説明。永富容疑者さらに、ベランダを指さし「行け。死んでしまえ」などと話し、床に包丁を突き立てたという。部屋はマンション4階だった。

身長メートルに満たない礼人ちゃん。けいれんを起こして過呼吸を起こしたところで、凶行は終わった。約1時間半後のことだった。

 

母親は翌26日、礼人ちゃんに水や食事を与えたが、嘔吐(おうと)を繰り返し、失禁もしていた。左耳からは血が流れ出ており、「ママ、苦しい」と漏らしたという。

暴行から丸1日以上が過ぎた27日未明になって母親が「子供に熱があって、反応がない」と119番通報。すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。


とても痛ましい事件で、このチンピラ(永富容疑者)は死刑にしても気がすまないという人が多いと思う。

 

 

ところで、上のニュースを読んでいて気になったのは、法政大学越智啓太かい犯罪心理学者のコメントだ。

法政大学越智啓太教授犯罪心理学)は、今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」と指摘。


おいおい、ちょっと待ってくれ。

継父や継母の場合に、虐待等の発生率が、実親の場合に比べて多いというデータはけっこう存在するかもしれない。しかし今回の事件報道を読めば、家庭環境がどうこうみたいな次元を遥かに超越した「狂人」による犯行であることは明らかだ。要は、頭がおかしから虐待したのであって、血のつながりがない子どもを育てることの「ストレスから犯行に及んだなどという説明をするのはどうみても見当違いである。

 

 

自身離婚歴のある妻の連れ子を育てて4年半になる。実子がもともといなかったこともあって、「血のつながりがある場合」と「無い場合」の比較は俺自身にはできないのだが、べつに血のつながりがないからといってストレスなんか感じていないし、ふつうに「かわいい俺の息子」として育てている。

正直、実際にこういう境遇に身を置いてみるまでは、血のつながりの無い親子というのは微妙なもんだろうと想像していたのだが、実際に経験してみると、子どもの年齢が低かった(4歳〜)こともあってか、全く違和感はなかった。一緒に風呂入ったりゲームしたり、公文やその他の習い事に連れて行ったりと、たぶん平均的な実親と同程度かそれ以上にかわいがっているほうだと思う。子どもが難しい計算ができるようになったりすれば俺も喜ぶし、学校に送り出すときは「今日事故とかなければいいのだが」と毎日心配で仕方がない。

「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」(越智啓太教授)なんていう実感は全くない。

 

 

自身だけではなく、周りには「血のつながりのない親子」がけっこういるのだが、みんなそれなりに上手くやっている。幼なじみのお父さんが実は実親ではなかったということを、大人になってから知ったこともある。

やや複雑な家庭環境であることは確かだから揉め事が起きやすいのは事実かもしれないのだが、少なくとも、今回の永富容疑者のようなキチガイじみた暴行が発生する可能性を感じたことなど一度もない。

 

 

べつに、「虐待の発生率は、実父の場合より継父の場合のほうが多い」と、調査データに基づいて主張されることには、腹は立たないよ。ぶっちゃけ統計的にはたぶんそうなんだろうと思うし。

ちょっと日本語でググっただけでも

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/jicen/gyakutai/index.files/hakusho2.pdf

こんな資料があって、

虐待者の内訳は、実母が63.3%、実父が21.6%と、実父・母が虐待であることが多くなっています。前回調査と、全体の傾向に変化はありません。

実父・母に次いで多いのが、実父以外の父(養・継父と母の内縁の夫)であり、あわせて8.0%となっています


と書かれている。

実父以外の父に育てられた人の割合が、全体としては8%もいないだろうから、やはり家族関係が通常と異なる場合に、虐待が発生しやすいというのは事実なのかもしれない。

 

 

しかし、虐待に至る原因や文脈には色々なものがあるはずで、その色々な要因との間できちんと比較をした、正確な議論をしてもらいたいものだ。要は、「血のつながりがないこと」は、虐待の原因の1番目や2番目に挙げられるほど重要ものなのか?という疑問があるのである

今回の永富容疑者ほど酷い事例ではなかったとしても、虐待に至るような親というのはそもそもおかしい人が多いわけで、その「そもそもおかしい」という点に注意を払わずに、「血のつながりがない」という家庭環境だけを取り上げて犯罪の原因を説明しようとするのは危険というか、俺のように血のつながりのない子をふつうに育てている人間に対する侮辱であると言っていい。

 

 

たとえばだが、仮に「継父の場合虐待発生率が高い」というデータがあったとしても、そのデータだけでは、「継父だから虐待した」のか、「もともとおかしい奴だったから、家庭環境も複雑になったし、子ども虐待した」のか区別を付けることはできない(いわゆる「見せかけの相関」の問題)。

まり、仮に、

「頭おかしい」→「離婚再婚をくりかえしやすく、血のつながりのない子と同居しているケースが比較的多い」

「頭おかしい」→「虐待する」

という2つの別々の因果関係作用しているだけであったとしても、統計データ上は、「血のつながりのない子と同居している」と「虐待する」の間に相関が生まれしまって、あたかも「血のつながりがないから虐待が起きる」かのような錯覚引き起こししまうのだ。

 

 

なお、さっき紹介した資料のなかでは、実親による虐待場合きょうだい揃って虐待されるケースが多いのに対して、継父・継母による虐待場合きょうだい虐待されていないケースが多いとされている。

実父や実母が虐待を行った場合、他のきょうだいに対しても虐待を行うことが多くなっています特に実母にその傾向が強く、「きょうだいはいるが本児のみ虐待」を受けた事例が 22.1%に対し、「本児以外に他の子虐待」を受けた事例が 36.4%となっています

一方で、養・継父及び養・継母はその子ども一人だけを虐待することが多くなっています。養・継父では、「きょうだいはいるが本児のみ虐待」を受けた事例が 61.2%であるのに対し、「本児以外に他の子虐待」を受けた事例が20.0%となっています


これを読んで、一瞬、「継父・継母による虐待は、血のつながりがないことが大きな原因なので、その特定児童けが虐待されている。一方、実親による虐待場合は、それ以外の理由虐待が起きているので、兄弟そろって虐待される場合が多い」という主張なのかと思ったのだが、よく読むと、「本児以外に他の子」というのが、虐待者の実子であるかどうかは示されていないので、そのような主張はできない。

 

 

繰り返すが、越智啓太教授は今回の永富容疑者による礼人ちゃん殺害事件について、

今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」


と指摘している。取材ではほかにも色々な説明をしたのかもしれないが、少なくとも記事上では、この教授は「子どもボーリングボールを投げるようにしてガラス戸棚に投げ飛ばし正座させて平手打ちし、かかとを頭に振り下ろしたりして殺害したのは、継父だったかである」としか説明していないのである

べつに俺自身は、誰に何と言われようとふつう子どもをかわいがって育てているので構わないのだが、新聞記事学者一般論としてこんな安易説明をするのは、差別以外の何ものでもなく、看過してはならないと思う。

 

 

それで、何なんだこのいい加減な犯罪心理学者とやらは・・・と思っていたら、以下のような記事があった。

 

 

法大教授同性愛揶揄する投稿 批判殺到、「性嗜好と性指向混同」と謝罪

http://www.j-cast.com/2013/01/07160376.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 

 

神奈川セクシャルマイノリティー用相談ホットラインができたというニュースに対して、越智啓太教授は、Twitterで「神奈川県同性愛サポートか~次はロリコンとか熟女マニアとかもサポートしなくちゃな」などとツイートして炎上したらしい。

炎上後に色々弁解したらしいが、差別意識がなければこんな発言を口にすることは不可能だろう。

 

 

おそらくこの教授は、血のつながりのない子を育てている俺のような人間や、血のつながりのない親に育てられた俺の幼なじみのような人間に対しても、心のどこかで(あるいはあからさまに)差別しているのだろう。そうでなければ、明らかに「血のつながりの有無」以外に説明されるべき要因が大量にあると思われる今回のような事件に対して、

 

今回のように、自分血縁関係がない子供と同居している場合、「『他人の子』という意識が働き、愛着が持てない。さまざまなストレスのはけ口にされやすい」


などというコメントを寄せることができるわけはない。

 

 

 

■■■■■追記■■■■■

 

おお、増田投稿、3連続で3桁ブクマ達成だわw

それはともかく、ブコメに変なのがあったので少し触れておく。

 

「継父による虐待率が高い」という事実無視して「頭がおかしい奴の奇行」と切り捨てるのも杜撰だ。

データによると虐待事件は、実父6000件に対して、実父以外が2000件と大雑把に考えたら、実父以外の家庭の割合が25%でないと等しいといえないと。明らかに倍以上の虐待率。継父は高リスクなのは完全に事実だな

確かに養父割合を考えたら、実父以外の虐待率の高さは想像よりも遥かに大きい様だな

 

無視しているどころか俺自身が本文でデータを紹介してるのだが(笑)、それはともかく、これらのコメントは(そもそも何を言ってるのか若干分からないところもあるが)俺が書いた本文の基本的理屈理解してない恐れがあるので、一応説明しておこう。

 

 

「継父である場合虐待者になる確率が、実父である場合虐待者になる確率よりも、有意に高い」というのが仮に事実だったとして、本文ですでに言及した「見せかけの相関」の問題無視することにしたとしても、ある人物が虐待者になるかどうかを予測する上で「継父である」という情報重要意味を持つとは限らない。

 

たとえば、性犯罪者女性よりも男性のほうが圧倒的に多いと思うが、だからといって、ある特定の人が将来性犯罪者になるかどうかの予測に、「その人は男性である」という情報が大して役に立つわけではない(役に立つの定義にもよるが)。「男性であることによって、女性であるよりも、性犯罪者になるリスクが◯倍高い」みたいなことは確かに言えるのだが、そもそも男性であろうが女性であろうが性犯罪者になるということ自体レアだとすると、個別のケースで何か判断をする上では、あまり意味のない情報なのだ

またこれは、どこかで性犯罪事件が起きて、なぜそんな事件が起きたのかという原因を考えるときに、「やっぱ男だからですよ。性犯罪者は男が多いんです」なんていう分析をしても意味がないということでもある。

 

これと同じで、仮に継父である場合虐待を犯すリスクが、実父である場合リスクに比べて何倍も高かったとしても(そもそも本当に高いのかは、色々な論文等を読むまで判断できないが)、その差は、ある人が虐待を犯すかどうかの予測の役には立たないかもしれないし、既に起きた虐待事件を振り返って「原因はやっぱり、この人が継父だったからでしょう」なんていう分析をしても意味がないかもしれないのだ。

 

から俺は、べつに継父であることによる虐待リスクの増大については否定していないというか、むしろそれらしきデータを俺自身がわざわざ紹介した上で、「しかし、虐待に至る原因や文脈には色々なものがあるはずで、その色々な要因との間できちんと比較をした、正確な議論をしてもらいたいものだ。要は、「血のつながりがないこと」は、虐待の原因の1番目や2番目に挙げられるほど重要ものなのか?という疑問があるのである。」と言ったわけ。

 

 

今回の越智啓太教授コメントは、たとえていうなら、性犯罪事件ニュースに接して「男だから仕方ないっすよ」とか言ってるのと同じレベルであるように思える。そのぐらい、ナンセンスコメントなのだ

 

 

傾向の話をしているのに「うちはそうじゃない」なんて反論にならない

 

というブコメもあったが、その「傾向の話」は、今回起きた特定事件解釈する上ではあまり役に立たんだろうというのが俺の本文の論旨だ。傾向の話をしても別に良いというか、俺自身がそういうデータを紹介しているのだが、今回の事件についてのコメントでそれに言及するのはナンセンス

なお、「うちはそうじゃない」というのは、増田を盛り上げるためのおまけ情報です。

2015-07-09

>それと婚外子は実父の分と母親再婚した養父の分の遺産とで、二重取りが

>可能。

これマジだな

裁判官はここまで推測できなかったんだろうか

NHK契約判決といい国民がなっとくできないのが増えたな

2015-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20150520112610

なるほど。

ディープフリーザーの扉うっかり閉め忘れて中身溶かした黒歴史を思い出した。

これもそんな下らない凡ミス絡んでたりして。

所でこれ、妻は強く子供を望んでいたけどまだ妻ですらない婚約者身分じゃ自ら積極的に動けるわけがなく夫(と言うか婚約者)任せ、

んで夫の方は子供つの消極的だったみたいだし精子にも関心なく放置or意図的に連絡来ても無視した、ってだけじゃないのかな。

んでまあ結果的に夫に精子無くても第三者から提供受けられるよね?夫もひょっとしたらそれを望むかもね、遺伝が怖いみたいだし。

或いは夫がそれを承知しないなら離婚するかもね。まあしょーがない(他人事)。

あと養子云々言ってるブコメもあるけど無理でしょ。

養子望んでる人が大勢いる中で条件が良い人が選ばれるわけで、夫が病気という時点で不利なはず。

あくま養子なる子供の為の制度からね。養子縁組した途端に養父がすぐ死んだってんじゃ洒落にならない。

骨髄異形成症候群って予後そんなに良くなかったはずだし。

つかこの妻も夫がいつ死ぬ分からんのによく子供作る気になれるなあ。実家金持ちとかなのかな。

2014-09-25

企業農業誘致も、シニア地方移住誘致も、「選択肢を狭める」方がうまくいく

今、「養父農業特区」が農業参入を検討する企業の中で「熱い」らしい。

(ソース産経ウェブ関西版)。

企業養父市を注目する理由としては

養父市企業農地取得がしやす

養父市が「IT農業・6次産業農業」の情報ハブになり、「養父市に行けば、何か情報が得られる」と「出会いの場」になりつつある

というメリットもあるだろうが、それ以外の「隠れたメリット」があるんじゃないか?

企業農業新規参入の「隠れた障害」は、実は「参入候補地の選定作業が大変」なこと。

元々地方に立地している企業だとまだしも、東京まれ東京育ち企業場合

「全国1000ある自治体の中から、参入候補地を1か所に選定する」という大変な作業を新規担当者はしなきゃならない。

仮に「1日で10自治体をチェック」のペースでチェックしていっても、全国の全自治体をチェックするのには丸100日掛かる。

「そんなに厳密に審査しなくてもいい、それこそくじ引きでテキトーに決めちゃえばいいじゃん」という反論もあるだろうが、

ちゃんと審査しなきゃ、「なぜ●●県●●村を農業入地にするのだね?」と役員ツッコミを喰らってしまう。

大企業であればあるほど、「なぜその自治体を選んだのか?」という経営者への説明責任が、担当者には要求されてしまう。

「選定作業に100日もかかるんだったら、そもそも農業事業への新規参入なんか、やめてしまえ」として、

農業参入そのもの放棄する担当者が出たって、おかしくはない。

その点、特区という「国のお墨付き自治体」があれば、

役員ツッコミに対して「特区から入地養父市しました」とカンタンに説明できる。

社内手続きが非常にラクになり、だから農業の参入のハードルが下がる。

こういう「選択肢が多すぎることによる思考停止」って、シニア地方移住にはもっと当てはまるんじゃないか?

政府は「シニア地方移住してくれないのは、情報が少ないからだ」と思い込んで、

更に情報を増やす政策をするようだが、実際は真逆だと思う

ホンマデッカTVによれば、

メニューが20以上あるサンドイッチ屋」より、「メニューが6つしかないサンドイッチ屋」の方が、

売れ行きはいい、という実験結果があるらしい。

選択肢をわざと少なくするメリット」というのが、確実に存在する。

飲食店場合、「本日オススメメニュー」とか「一番人気のメニュー」を表示して、

「選択する作業を嫌がる消費者」のニーズを汲み取る、そういうテクニック存在する。

しか政府は、「本日オススメ移住先は、徳島県です」とプロモーションできない。

そんなことしたら香川県高知県からクレームが入る

から、暴論だが、

苗字がアから始まる人は、青森県移住したら補助金します、

 イから始まる人は岩手県移住したら補助金します、

 オから始まる人は石川県移住したら補助金します」みたいな

「強引な紐付け」で、選択肢限定した方が、かえって移住捗ると思う

まあ、もうちょっと現実的には、

杉並区の人は富山県移住したら補助金します」

世田谷区の人は熊本県移住したら補助金します」みたいな、区と県のカップリング

そうしたら、世田谷区担当者熊本県についてリテラシーが高くなり、いろいろ移住検討者にアドバイスできるのでは?

大枠として熊本県提示されたら、海が好きな世田谷区民は天草移住するし、山が好きな世田谷区民は阿蘇移住するし、

ほどほどに都会が好きな世田谷区民は熊本市内に移住する。

熊本県内の選択では比較フリーハンドを与えた方がいい。

2014-06-18

少女漫画が嫌いな人にこそ読んでほしい女性作家作品

http://anond.hatelabo.jp/20140616005514

偏見で女性作家作品を読まない人がいるのはもったいないなと思ったので

少女漫画アレルギー」でも楽しめる漫画を集めてみます。すでにやっている人がいたらすみません


魅力的な世界観


漆原友紀   蟲師

この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。それらが招く不可思議な現象に触れたとき、ヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。蟲とヒトとをつなぐ存在――それが“蟲師”たる者。

深遠なる世界観

蟲と人との関わりを描く。基本的に一話完結。

語られる物語はどこか懐かしく、優しく切ない。

今市子   百鬼夜行抄

普通の人間には見えない不可思議なモノたちが見えてしまう飯嶋律。彼とそのファミリーがさまざまな妖魔との出会いの中で紡ぎ出す不思議絵巻。

現代を舞台に妖達が「リアルに」描かれる。基本的に一話完結。

語られる妖達はどこかで見たことがある気がしてくる。昔話の中で。民話の中で。

これこそが妖の本来の姿だ。「本当は恐ろしい日本昔話」

耽美な表紙を見て敬遠していた。もっと早く買えばよかった。

熱血


田村由美   BASARA

20世紀末、高度な文明は滅び、人々は暴君の支配する国で圧政に苦しんでいた。300年の時が過ぎ、山陽地方白虎の村に双子の兄妹が生まれ、兄の方はタタラ、そして妹は更紗(さらさ)と名付けられた。兄のタタラ暴君の圧政から人民を救う「運命の子」と予言されるが…。愛と冒険ジパング伝説!!

ファンタジー大河ドラマ

とにかく熱い。読んでいると天下統一したくなる。

主人公がゾクゾクする程かっこ良い。だが女だ。

個人的には黒船襲来あたりから読むのが止まらなくなった。

美内すずえ   ガラスの仮面

演劇の道にすべての情熱を賭けて生きる少女北島マヤ。幻の名作「紅天女(くれないてんにょ)」をめぐって、さまざまな人物とその思惑が交錯する演劇大河ロマン!!

貧しい母子家庭に育つ北島マヤは才能を見いだされ、逆境の中演劇の道を志す。

演劇の道に人生の全てをかけた2人の少女天才北島マヤ努力天才姫川亜弓

2人の才能のぶつかり合いが熱く描かれる。古典的名作。完結するのだろうか・・

一条ゆかり  プライド

今は亡き有名なオペラ歌手を母に持ち、同じ道を目指す資産家の娘、麻見史緒。バイトをしながらオペラ歌手を夢見る緑川萌と出会い…!? 

ガラスの仮面オペラ版。主人公亜弓さんサイドである

怒濤の展開に目が離せない。

ガラスの仮面」が絵柄が古すぎて抵抗あるという人はこちらだけでも読んでみてほしい。

人間ドラマ



羽海野チカ  三月のライオン

その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年職業は──やさしさ溢れるラブストーリー

棋士達の生き様を描く。

場所のない少年棋士能力だけで自分の居場所を作ろうとした。

生き方を見失った彼は3人の姉妹出会い、人との関わりを回復させて行く。

深谷かほる  ハガネの女

次々と担任が辞めていく問題クラス、4年さくら組の新担任になった芳賀稲子通称“ハガネ”。ひと筋縄ではいかない、クセモノぞろいの子供&その親たちを相手に、ハガネの真剣勝負が今、始まる―!!

いじめ虐待ネグレクト・・・扱う題材は極めて重いが読後感は悪くない。

この漫画では決して「ご都合主義」な解決をしない。

いじめられっ子はいじめられたまま。虐待児は虐待されたままだ。

しかしながら子供の成長を予感させるラストで読者に希望を感じさせる。

良く取材をしていると思う。

山下和美  天才柳沢教授の生活

ゴルゴ13より目が細いこの人は世界一ヒューマン大学教授である道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまいさんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、Y大経済学部教授柳沢良則の克明で愉快な記録である。 

ヒューマンドラマ基本的に一話完結。

暖かかったり、ほろっとしたり。泣いたり笑ったり。

勉強っていいな。学ぶ事はすばらしい。

はじめの方の巻はちょっと毛色が違うのであえて途中の巻にリンクしています

少年漫画

王道少年漫画

女の書く物語に面白い物がない

増田にも満足できるのではないかと。

加藤和恵   青の祓魔師

悪魔の血を継ぐ少年奥村燐の前に、突如父を名乗る魔神が現れ、悪魔が棲む虚無界へと連れ去ろうとする。高名な祓魔師である養父は、命を懸けて燐を守り死んでしまう…。燐は己の無力さを悔やみ、祓魔師になって魔神と闘うことを強く決意するッ!! 



田辺イエロウ  結界師

その昔、霊感の強い烏森家の殿様が妖しげなものを呼びよせてしまったために、それを退治する結界師が生まれた。かつての城跡に建つ私立・烏森学園を舞台に、400年後の現在跋扈(ばっこ)し続ける妖怪に立ち向かう墨村家と雪村家の若き後継者良守時音の活躍を描く妖結界バトルストーリー!!



荒川弘   鋼の錬金術師

兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。



ギャグ漫画

まとめは力尽きました。たくさんいますよね・・

中村光聖☆お兄さん) ヤマザキエリ(テルマエ・ロマエ)  岡田あーみん 新井理恵(ペケ) 柴田亜美

かいろいろ。不条理ギャグ系は古いと通じないかなぁ。ススメにくい。

載せるか迷ったもの

狂気を孕んだ耽美さに「少女漫画アレルギー」な人は耐えられないかも

名作だけど少女漫画っぽいかな・・?

ブコメから

コメントどうもありがとうございます

今日ちょっと時間がなくなってしまって途中までです。

ブコメも全部読めていません。すみませんすみません。日曜までには・・

佐々木倫子  動物のお医者さん

今日獣医学部ユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ



吉田 秋生  BANANA FISH

ストリートキッズボスアッシュは、胸を射たれて瀕死の男から薬物サンプルを受け取った。男は「バナナフィッシュに会え…」と言い遺して息を引き取る。ベトナム戦争で、麻薬にやられて、正気を失ったままの兄が時々つぶやくバナナフィッシュ」と同じことばを聞き、興味を抱いた。謎の言葉バナナフィッシュ』を追うアッシュに、暗黒街の黒影が迫る…! 大人気ハードロマン!!



末次由紀  ちはやふる

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早(ちはや)。そんな彼女出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!



よしながふみ  大奥

男女逆転大奥。 将軍は女、大奥には美男3000人。 よしながふみのSF大河ロマン



あしべゆうほ  クリスタル☆ドラゴン

緑の原の一族(グリアナンクラーク)の中で唯一、黒髪で生まれたアリアンロッド魔法使いのもとで修業を積むアリアンは、炎の中で一族を滅ぼした“邪眼のバラー”を目撃。運良く生き残ったアリアンは助け手を求めて旅に出る…。神話と伝説の古代ヨーロッパ舞台に、遠大な構想で描かれた大河ファンタジーロマンの決定版!!

2013-06-17

自立できない親を子ども扶養しなければならないのか?

ウチの家の話なんですが、

養父(50代)無職

・母(50代)無職

・私(30)無職

という家族構成で、親はかれこれ15年ぐらい無職です。

途中でパートに行っても2ヶ月ぐらいで辞めます


養父は、ギャンブルお金を稼いで家計の足しにしていると主張していますが、実態は明らかにしないのでわからないです。

母親は、家事しますが、ひきこもり自宅警備員です。なので、買い物は養父が行きます

家計は全て養父が握っていて、強制的に私の収入も全額没収されています

元々、親が借金をして(名目上は生活のため)、それの返済を私も一緒にするのが当たり前、子どもが家を助けるのは当たり前と教育調教?DV?)されて育ったので、それが普通だと思ってました。

はっきりいって、自分たちの興味のある物にお金を使い、そして収入を得ることを放棄しています

食べることにだけ楽しみを見いだし、好きな時間に寝起きし好きな物を食べてます

エンゲル係数は恐らく凄いことになってると思います

我慢もできないので、すぐに感情ママに怒り、他人を批判します。

明らかに自分たち二人では生きていけない状況なのに、親だからといって子どもに甘え、自立しない。先の事を考えない。

そんな親を子ども扶養する義務があるでしょうか?

自ら生活保護を受け、子どもをとっとと自立させる方が、将来的に両者にとってメリットが大きいと思うのです。

遅くなったけど、これからそういう風にしようと思います

世間的に何不自由のない家庭に育った人には、親不孝だとか親を捨てるとか言われますが、ハッキリ言って親としての義務を果たせていないと思います

子どもが自立し、自らの人生の基盤を整えた上で、初めて親孝行ができるものだと思います

なんか文章としてまとまってないけど、私が行動を起こすと、二人の生活はたちまち立ちゆかなくなることが目に見えてるので、情というか罪悪感を感じてしまって、はき出しただけです。

2012-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20120506144046

別に「父親」になる必要なんかない。どうせ「親子ごっこ」だ。楽しくやればいいさ。

つ「ぼくの地球を守って

マンガだけど、養父になる話があるから

別れた恋人とよりを戻す話、だったかどうかは、忘れたが。

2011-02-17

養父に犯され実母に売春強要され町議に代金を踏み倒された中3女子

町議岩崎将好の買春

2008年9月26日警察和歌山県美浜町町議岩崎将好児童買春ポルノ禁止法違反容疑で逮捕

JR和歌山駅付近で、中学3年の女子生徒(15)に声を掛け、市内のホテル現金2万円を渡し、みだらな行為をした疑い。

これに対して、岩崎は「少女を改心させようとホテル説教したが、みだらな行為はしていない」などと容疑を否認

http://nukohiroba.blog32.fc2.com/blog-entry-755.html

しかし、翌年2009年1月23日懲役一年実刑判決を下される

http://wbs.co.jp/news.html?p=2164

量刑についての判旨は以下。裁判所判例検索システムでは見つからなかったが、幸いGoogle検索で見つかった。適当に整形して太字を入れてある。

量刑事情

 本件は,当時,現職の町議会議員であった被告人が,18歳未満の同じ被害児童に対し,2度にわたり,対償を供与する約束をして,性交を行ったという児童買春児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律違反の事案である

 被告人は,ゲームセンターで見かけて声をかけた被害児童に対し,同児童が未だ中学生であると知りながら,児童に対する自己性的欲望を満たすために,買春行為に及んだものであり,その動機に酌量すべき事情は全く認められない。

 しかも,その犯行態様を見るに,いずれの犯行も,初めから金銭を支払うつもりなどないのに,対償を支払うとの約束をして,性交後,被害児童を脅して金銭を支払わなかったのであり,計画的かつ被害児童の弱みにつけ込んだ犯行で,かなり悪質である

 また,その具体的態様も,1度目は,性交に及んだ後,急に態度を変えて暴力団組員を装い,女の子フィリピンに売る仕事をしているなどと言って脅し,また,被害児童が別人から電話勘違いしたために会うに至った2度目も,今度は必ず支払うと約束して犯行に及んだ後,また急に態度を変えて,持参したビデオカメラを見せつつ,裸を撮影してばらまかれたくないだろうなどという趣旨を申し向けて脅し,いずれもこれを信じて怖くなった同児童に金銭要求を諦めさせて支払を免れたのであり,実に卑劣であって,犯行後の情状も悪い。

 本件は,未だ十分な社会的経験がない被害児童の無思慮に乗じた犯行であって,同児童の心身に与えた影響は軽視できず,他の同種事案と比べても,騙して対償の約束をし,性交に及んだ上,脅迫的手段でもって結局支払を免れたという悪質性が高い事案であることに鑑みれば,本件により同児童精神的苦痛等を被ったことは明らかである

 弁護人は,被害児童がいわゆる援助交際を両親公認の下で日頃から行っていたことを理由にこれを否定するが,かかる事情であればなおのこと,未熟な心身に既に多大な悪影響を受けている児童であるところ,被告人も,同児童精神的・肉体的苦痛を伴う有害な影響を与えた者達の1人であるというに過ぎず,弁護人の主張は理由がない。しかるに,現時点において,被告人は,被害者に対する具体的な慰謝の措置を何ら講じておらず,その必要性を考慮した様子も窺えない。

 以上のとおり,被告人は,町議会議員として町民の範となるべき行動を求められる立場にありながら,このような犯行に及んだもので,被告人規範意識は低く,厳しい非難を免れず,被告人刑事責任は相応に重いといわなければならない。

 他方,被告人捜査段階の当初こそ事実を否認してはいたものの,その後は事実を認め,町会議員の職も直ちに辞職し,公判廷においても,被害児童に対して謝罪の意を表すとともに,町民に対しても恥ずかしいことをしたと述べるなど,反省の態度を示していること,自業自得ではあるが,上記辞職等により一定の社会的制裁を受けていること,被告人の実母が出廷し,今後の監督を誓約していること,被告人にはこれまで前科前歴がないことなど,被告人のために酌むべき事情も認められる。

 しかしながら,これらの事情を十分考慮しても,上記した本件犯情及び被告人の刑責に照らせば,被告人にその責任を自覚させる上で,本件において,その刑の執行を猶予するのが相当とは認められず,

 主文の実刑に処するのはやむを得ない。

 よって,主文のとおり判決する。

求刑 懲役1年6月)

  平成21年1月23日

    和歌山地方裁判所刑事部

警察発表を安易に信じ、なるほど町議現金2万円を渡してみだらな行為をしたのだろう、などと考えた者は反省すべきだと思う。

岩崎将好元町議は、中3女児に対して一銭たりとも交付することは無かった。しかも、判決まで。慰謝料ぐらいさあ・・・

弁護人の主張は「援助交際を両親公認の下で日頃から行っていたこと」から児童は特に本件で精神的苦痛を被ったわけでないということなのだろうか。いまいちからない。

他人の児童買春やら両親の行為による精神的苦痛責任まで町議が負うことではないというのは一理ありそうな気もするが、理由がないと言ってるので一理も認められてはいないのだろう。

なんだか火に油注いでる感がある。実刑はけっこう厳しい

しかし、両親公認とは。

実母の売春強要

2008年11月14日当時中学生だった娘に売春させたとして和歌山県和歌山市母親(36)が養父と共に児童福祉法違反売春防止法違反の罪で起訴されていたことが明らかになる。町議の犯した少女母親である

一連の参考記事

逮捕容疑は2月2324日の売春強要町議の容疑は25日だから毎日やらされていたのだろうか。

この件はまず、母親の発言で話題をさらう。

2人は2007年3月ごろから少女に「携帯電話の料金が支払えない。自分も)昔、援助交際をしていた。あんたにやらしても何とも思わん」「ガス屋が取り立てに来る。支払日までに(金を)作れ」などと言って、継続して売春を要求していたとされる。

"(自分も)昔、援助交際をしていた。あんたにやらしても何とも思わん"で検索すると当時の反応がうかがえる。

いで裁判長の発言で注目を集める。

怒りの判事お得意の「熱い言葉」 娘に売春強要母親を「一喝」 http://news.livedoor.com/article/detail/3928822/

杉村裁判官が激高したのは、被告人質問のやりとりをめぐってだ。弁護人から今後の生活について聞かれた被告は、

  「夫と一から出直したい

と返答。これに対して、杉村裁判官は疑問を感じたようで、

  「愛人を作っていた夫に愛を感じるのか?どうやってやり直すのか?」

と問い詰めると、被告

  「感じません」

と、直前のやりとりと矛盾しているともとれる返答をした。それに対して杉村裁判官は、

  「それで彼女(娘)が新しい一歩を踏み出せると思いますか?」

と諭した上で

  「彼女(娘)にできることがあるでしょう。あんたたちが遊びに行っている間、(娘は)売春させられ、弟の面倒も見ていたんだよ。おれを彼女だと思って話しできないのかよ。すごいひどいことをしたんだろ!!

と怒鳴った。

他に

裁判裁判官中学生の娘に売春させ、その金でパチンコあんたたち、ひどいことしたんだろ!」…鬼畜母に叱責http://itainewssokuhou.seesaa.net/article/110718395.html

「子ではな収入源」娘に売春強要の実母初公判 http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/2008/12/post_462.html

しかし、裁判官が激高した理由は、どうも当初の報道とはちがうような気がする(後述)。

2008年12月25日、実母は懲役3年6ヶ月、罰金10万円の判決を下されている(参考)。

これについて残念ながら判旨が見あたらない。大学なら判例データベースアクセスできるのだが和歌山家裁平成20年12月25日

養父性的虐待

2008年12月18日養父に対する初公判が開かれる。これも当初は養父の発言でニュースとなる。

和歌山】「娘が売春を嫌がっていると思わなかった。笑っている時もあった」…16歳少女売春強要した義父、起訴事実認める

http://itainewssokuhou.seesaa.net/article/111602690.html

 しかし、2008年11月14日時点では実母・養父とも同じ罪で起訴されていたのに、なんで養父だけ初公判が遅れたのか。

中学生の娘に売春強要などの父親に懲役7年 http://wbs.co.jp/news.html?p=1715

裁判官判決理由で、被告が娘に性的虐待を繰り替えしてきたことに触れ、「被害者人間性を完全に無視し、金づるや性欲のはけ口として扱った。」と指摘し、「犯行はまさに鬼畜の所業と言うほかなく言語道断。」と厳しく非難しました

養父が中3少女に対して性的虐待を繰り返してきたことが明らかになったため、追起訴され、初公判が遅れたよう。けしからんね。

残念ながら、これについても判旨が見あたらないため、正確なところはわからない。

しかし、当初の報道では実母が主導して売春強要していた様子なのに、実母よりも相当刑期が長いことから報道では余り触れられていないが、性的虐待についてそれなり重く判断されたようにみえる。

 

この熱い裁判官は実母に対して判決を下した裁判官と同じ人物である

そうすると、実母に対する初公判裁判官が激高した理由も少し変わってくるだろう。

実母の初公判前には養父と分けて審理することを決定していたわけだから、おそらく実母の初公判時点裁判官養父性的虐待について少なくとも疑っていたと考えられる。

愛人を作っていた夫に愛を感じるのか?」は「娘を犯していた夫に愛を感じるのか?」と読み替えることができるのではないか

実際のところはわからないが、そう考えた方が激高についてより納得がいく。

つまり売春強要していた実母が実の娘を性的虐待していた養父とこれからも一緒にやっていきますよーと言ったことが逆鱗に触れたわけだ。

 

また、報道によると、売春強要しはじめた時期が2007年5月から、娘にみだらな行為を繰り返していたのが2007年4月からである

もちろん、裁判で確定できた範囲であろうから、もっと昔から売春をさせられていたかもしれないし、もっと昔から性的虐待を受けていたのかもしれない。当初の報道では3月から売春させられていたというものであったし。

けれど、仮にこの順序が正しいとすると、実母は養父が娘を犯していることを知っていて売春強要したのであろうか。そうだとすると実母が鬼すぎてたまらない。

親は知ってた

なんか景気のいい話聞いて急に思い出したので。たった2年ちょっとなのに記事がばしばし消えてた。

小学生1000万どころか中学生一年間で100万円。しかも全て親の金である

被害女児は現在18歳ぐらいか。実母と養父はまだ出てきてないかな。町議は出てきているはず。

幸せになれればいいと思う。

2010-10-18

兄が帰ってきた

ろくでなしとしか言いようのない兄が仕事をクビになって実家帰省した。現在ニートバイトをする素振りはない。

私は兄をひどく毛嫌いしている。いつからかも覚えていない。

暴力を振るう人だった。私と兄は片手では足りない程の年が離れているが、小さい頃から親の見えない所で蹴られたり殴られたりしていた。

首を絞められた事もあった。殴られた拍子に後頭部を机の角に強打してしばらく意識を失ったこともある。

母は知らない。母は兄を可愛がっていたし、私を好いていないことをうすうす知っていたから言わなかった。

私の所有物を勝手に売却されていたこともある。金を巻き上げられたこともある。

兄が帰ってきてから、部屋からまた物がなくなるのではとずっと怖い。

こわい。兄の物音がするだけで怖い。暴力を振るう前の癖である骨を鳴らす音が怖い。怖い。泣きそうだ。

兄が養父に啖呵を切って家を追い出された時、ひどく安心した。それからずっと三人家族だと思っていたのに、戻ってきてしまった。

家を出るしかない。こわい。けれど学生の私にそんな貯蓄はない。どれだけがんばってもあと一年強は実家に住むしかない。

何も食べたくない。吐き気がする。家から兄の物音がする。生活している。また八つ当たりがはじまるのかもしれない。

すれ違っただけでにらまれた。こわい。兄の手が私の身長より上に持ち上げられるだけでこわくなってしまう。

アルバイトを増やそう。貯金をもっと増やそう。家にいる時間を減らそう。

ここに書いたことが兄にばれませんように。知られても私はしらを切るしかない。なきそうだ。

2010-09-10

  • 1 -主文原判決及び第1審判決を破棄する。本件を大阪地方裁判所に差し戻す。理由弁護人中道武美の上告趣意のうち,第1点ないし第3点は,憲法37条違反,判例違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反,事実誤認の主張であり,被告人本人の上告趣意は,事実誤認の主張であって,いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。しかしながら,所論にかんがみ,職権をもって調査すると,原判決及び第1審判決は,刑訴法411条1号,3号により破棄を免れない。その理由は,以下のとおりである。1本件公訴事実及び争点本件公訴事実の要旨は,被告人は,(1)平成14年4月14日午後3時30分ころから同日午後9時40分ころまでの間に,大阪市平野区所在のマンション(以下「本件マンション」という。)の306号室のB(以下「B」という。)方において,その妻C(当時28歳。以下「C」という。)に対し,殺意をもって,同所にあったナイロン製ひもでその頸部を絞め付けるなどし,よって,そのころ,同所において,同女を頸部圧迫により窒息死させて殺害し,(2)(1)記載の日時場所において,B及びC夫婦長男であるD(当時1歳。以下「D」という。)に対し,殺意をもって,同所浴室の浴槽内の水中にその身体を溺没させるなどし,よって,そのころ,同所において,同児を溺死させて殺害し,(3)本件マンション放火しようと考え,同日午後9時40分ころ,本件マンション306号室のB方6畳間- 2 -において,同所にあった新聞紙,衣類等にライターで火をつけ,その火を同室の壁面,天井等に燃え移らせ,よって,Bらが現に住居として使用する本件マンションのうち上記306号室B方の壁面,天井等を焼損し,もって,同マンションを焼損した,というものである。被告人は,Bが子供のころにその実母E(以下「E」という。)と婚姻し,養父としてBを育て,かつては,同居するEと共に,B家族との交流があったが,Bの借金問題,女性問題等をきっかけに,本件事件当時はB家族と必ずしも良好な関係にあったとはいえず,B家族平成14年2月末に本件マンションに転居した際には,その住所を知らされなかったものである。上記(1)ないし(3)の公訴事実となっている事件は,Bの留守中に発生したもので,火災の消火活動に際してCとDの遺体が発見されたことから発覚し,捜査が進められた結果,同年11月16日に被告人逮捕され,同年12月7日に上記(1),(2)の各事実が,同月29日に上記(3)の事実が起訴された。上記公訴事実につき,検察官は,その指摘する多くの間接事実を総合すれば被告人の犯人性は優に認定できる旨主張し,被告人は,本件事件当日まで,事件現場である本件マンションの場所を知らず,事件当日及びそれ以前を含めて,その敷地内にも立ち入ったことはない,被告人は犯人ではなく無罪である旨主張した。争点は,被告人の犯人性である。2第1審判決第1審判決は,被告人の犯人性を推認させる幾つかの間接事実が証拠上認定できるとした上,これらの各事実が,相互に関連し合ってその信用性を補強し合い,推認力を高めているとして,結局,被告人が本件犯行を犯したことについて合理的な- 3 -疑いをいれない程度に証明がなされているとし,ほぼ上記公訴事実と同じ事実を認定し,被告人無期懲役に処した(検察官求刑死刑)。この間接事実からの推認の過程は,以下のようなものである。(1)被告人は,本件事件当日である平成14年4月14日,仕事休みであり,午後2時過ぎころに自宅を出て,自動車に乗って大阪市平野区方面へ向かい,同日午後10時ころまで同区内ないしその周辺で行動していたことが認められるが,さらに,以下のアないしオを併せ考えると,被告人が,同日に現場である本件マンションに赴いたことを認定することができる。ア本件マンション道路側にある西側階段の1階から2階に至る踊り場の灰皿(以下「本件灰皿」という。)内から,本件事件の翌日にたばこの吸い殻72本が採取されたが,その中に被告人が好んで吸っていた銘柄(ラークスーパーライト)の吸い殻が1本(以下「本件吸い殻」という。)あり,これに付着していた唾液中の細胞DNA型が,被告人の血液のDNA型と一致していること,このDNA型一致の出現頻度は1000万人に2人という極めて低いものであること,本件事件の火災発生後,程なく警察官による現場保存が行われたことなどから,被告人が,本件事件当日あるいはそれまでの間に事件現場である本件マンションに立ち入り,本件灰皿に本件吸い殻を投棄したことが動かし難い事実として認められる。イ本件事件当日午後3時40分ころから午後8時ころまでの間,被告人が当時使用していた自動車と同種・同色の自動車が,本件マンションから北方約100mの地点に駐車されていたと認められる。ウ被告人自身が,捜査段階において,本件事件当日に自己の運転する自動車を同地点に駐車したことを認めていた。- 4 -エ本件事件当日午後3時過ぎないし午後3時半ころまでの間に,本件マンションから北北東約80mに位置するバッティングセンターにおいて,被告人によく似た人物が目撃されたと認められる。オ被告人自身,本件事件当日はBないしB宅を探して平野区内ないしその周辺に自動車で赴いたことを自認しており,これは信用できる。(2)他方,動機面についても,以下のアないしウの点などから,被告人は,本件事件当時,背信的な行為をとり続けるBに対して,怒りを募らせる一方,後記のような自分からの誘いを拒絶した上で,Bと行動を共にし,被告人の立場から見ればBに追随するかのような態度を見せていたCに対しても,同様に憤りの気持ちを抱くようになったことが推認できる。そうすると,Cとの間のやり取りや同女のささいな言動など,何らかの事情をきっかけとして,Cに対して怒りを爆発させてもおかしくない状況があったということができる。そのような事情を有していた被告人が,本件事件当日,犯行現場に赴いたことは,被告人の犯人性を強く推認させるものである。ア平成13年10月1日から同月24日まで,C及びDは,被告人宅で同居生活を送ったが,そのころ,被告人は,Cに対し,恋慕の情を抱いており,性交渉を迫る,抱き付く,キスをするなどの行為に及んだことがあった。イしかし,Cは,被告人からの誘いを拒絶し,被告人宅から被告人に告げることなくBの下へ戻った上,Bと行動を共にするようになり,被告人との接触を避けてきた。ウ被告人は,Bの養父ないし保証人として,Bの借金への対応に追われていたが,Bは,被告人に協力したり,感謝したりすることをせず,無責任かつ不誠実な- 5 -態度をとり続けていた。(3)被告人は,本件事件当日の夕方,朝から仕事に出ていたEを迎えに行く約束をしていたにもかかわらず,特段の事情がないのにその約束をたがえ,C及びDが死亡した可能性が高い時刻ころに自らの携帯電話の電源を切っており,Eに迎えに行けないことをメールで伝えた後,出火時刻の約20分後に至るまでの間同女に連絡をとっていないなど,著しく不自然な点があるが,これらについては,被告人が犯人であると考えれば,合理的な説明が可能であり,得心し得るものである。(4)このほか,被告人の本件事件当日の自身の行動に関する供述は,あいまいで漠然としたものであり,不自然な点が散見される上,不合理な変遷もみられ,全体として信用性が乏しいものであって,被告人は,特段の事情がないのに,同日の行動について合理的説明ができていない点がある。また,Cは,生前,在宅時も施錠し,限られた人間が訪れた際にしかドアを開けようとしなかったこと,本件の犯人が2歳にもならないDを殺害しているのは口封じの可能性が高いこと,犯人が現場放火して徹底的な罪証隠滅工作をしていることなどから,本件犯行は被害者と近しい関係にある者が敢行した可能性が認められる。これらの各事実も,被告人の犯人性を推認させるものである。(5)以上の事実を全体として考察すれば,被告人が本件犯行を犯したことについて合理的な疑いをいれない程度に証明がなされているというべきである。(6)なお,被告人は,本件事件当日に本件マンション敷地内に入って階段を上ったことがある旨認める供述をした被告人平成14年8月17日付け司法警察員に対する供述調書(乙14)について,警察官から激しい暴行を受けたために内容もよく分からないまま署名したと主張するが,同供述調書の供述内容には任意性及- 6 -び信用性が認められ,これによっても,被告人の犯人性が肯定されるという上記判断が更に補強されることになる。3原判決この第1審判決に対し,被告人は,訴訟手続の法令違反,事実誤認を理由に控訴し,検察官は,量刑不当を理由に控訴した。原判決は,被告人控訴趣意のうち,前記司法警察員に対する供述調書(乙14)には任意性がなく,これを採用した第1審の措置が刑訴法322条1項に反しているという訴訟手続の法令違反の主張について,そのような訴訟手続の法令違反があることは認めつつ,事実誤認の主張については,第1審判決の判断がおおむね正当であり,同供述調書を排除しても,被告人が各犯行の犯人であると認めた第1審判決が異なったものになった蓋然性はないのであるから,この訴訟手続の法令違反が判決に影響を及ぼすことの明らかなものとはいえないとした。その上で,検察官の主張する量刑不当の控訴趣意に理由があるとして,第1審判決を破棄し,第1審判決が認定した罪となるべき事実を前提に,被告人死刑に処した。4当裁判所の判断しかしながら,第1審の事実認定に関する判断及びその事実認定を維持した原審の判断は,いずれも是認することができない。すなわち,刑事裁判における有罪の認定に当たっては,合理的な疑いを差し挟む余地のない程度の立証が必要であるところ,情況証拠によって事実認定をすべき場合であっても,直接証拠によって事実認定をする場合と比べて立証の程度に差があるわけではないが(最高裁平成19年(あ)第398号同年10月16日第一小法廷決定・刑集61巻7号677頁参照),直接証拠がないのであるから,情況証拠によって認められる間接事実中に,- 7 -被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が含まれていることを要するものというべきである。ところが,本件において認定された間接事実は,以下のとおり,この点を満たすものとは認められず,第1審及び原審において十分な審理が尽くされたとはいい難い。(1)第1審判決による間接事実からの推認は,被告人が,本件事件当日に本件マンションに赴いたという事実を最も大きな根拠とするものである。そして,その事実が認定できるとする理由の中心は,本件灰皿内に遺留されていたたばこの吸い殻に付着した唾液中の細胞DNA型が被告人の血液のそれと一致したという証拠上も是認できる事実からの推認である。このDNA型の一致から,被告人が本件事件当日に本件マンションを訪れたと推認する点について,被告人は,第1審から,自分がC夫婦に対し,自らが使用していた携帯灰皿を渡したことがあり,Cがその携帯灰皿の中に入っていた本件吸い殻を本件灰皿内に捨てた可能性がある旨の反論をしており,控訴趣意においても同様の主張がされていた。原判決は,B方から発見された黒色の金属製の携帯灰皿の中からEが吸ったとみられるショートホープライトの吸い殻が発見されていること,それはCなどが被告人方からその携帯灰皿を持ち出したためと認められること,上記金属製の携帯灰皿のほかにもビニール製の携帯灰皿をCなどが同様に持ち出すなどした可能性があること,本件吸い殻は茶色く変色して汚れていることなどといった,上記被告人の主張を裏付けるような事実関係も認められるとしながら,上記金属携帯灰皿を経由して捨てられた可能性については,Eの吸い殻を残して被告人の吸い殻だけが捨て- 8 -られることは考えられないからその可能性はないとした。また,ビニール携帯灰皿を経由して捨てられた可能性については,ビニール携帯灰皿に入れられた吸い殻は通常押しつぶされた上で灰がまんべんなく付着して汚れるのであるが,本件吸い殻は押しつぶされた形跡もなければ灰がまんべんなく付着しているわけでもないのであり,むしろ,その形状に照らせば,もみ消さないで火のついたまま灰皿などに捨てられてフィルターの部分で自然に消火したものと認められること,茶色く変色している点は,フィルターに唾液が付着して濡れた状態で灰皿の中に落ち込んだ吸い殻であれば,翌日採取されてもこのような状態となるのは自然というべきであることから,その可能性もないとした。しかし,ビニール携帯灰皿に入れられた吸い殻が,常に原判決の説示するような形状になるといえるのか疑問がある上,そもそも本件吸い殻が経由する可能性があった携帯灰皿がビニール製のものであったと限定できる証拠状況でもない(関係証拠によれば,B方からは,箱形で白と青のツートーンの携帯灰皿も発見されており,これはE又は被告人のものであって,Cが持ち帰ったものと認められるところ,所論は,この携帯灰皿から本件吸い殻が捨てられた可能性があると主張している。)。また,変色の点は,本件事件から1か月半余が経過してなされた唾液鑑定の際の写真によれば,本件吸い殻のフィルター部全体が変色しているのであり,これが唾液によるものと考えるのは極めて不自然といわざるを得ない。本件吸い殻は,前記のとおり本件事件の翌日に採取されたものであり,当時撮影された写真において既に茶色っぽく変色していることがうかがわれ,水に濡れるなどの状況がなければ短期間でこのような変色は生じないと考えられるところ,本件灰皿内から本件吸い殻を採取した警察官Fは,本件灰皿内が濡れていたかどうかについて記憶は- 9 -ないが,写真を見る限り湿っているようには見えない旨証言しているから,この変色は,本件吸い殻が捨てられた時期が本件事件当日よりもかなり以前のことであった可能性を示すものとさえいえるところである。この問題点について,原判決の上記説明は採用できず,その他,本件吸い殻の変色を合理的に説明できる根拠は,記録上見当たらない。したがって,上記のような理由で本件吸い殻が携帯灰皿を経由して捨てられたものであるとの可能性を否定した原審の判断は,不合理であるといわざるを得ない(なお,第1審判決が上記可能性を排斥する理由は,原判決も説示するように,やはり採用できないものである。)。そうすると,前記2(1)イ以下の事実の評価いかんにかかわらず,被告人が本件事件当日に本件マンションに赴いたという事実は,これを認定することができない。(2)ところで,本件吸い殻が捨てられていた本件灰皿には前記のとおり多数の吸い殻が存在し,その中にはCが吸っていたたばこと同一の銘柄(マルボロライト金色文字〕)のもの4個も存在した。これらの吸い殻に付着する唾液等からCのDNA型に一致するものが検出されれば,Cが携帯灰皿の中身を本件灰皿内に捨てたことがあった可能性が極めて高くなる。しかし,この点について鑑定等を行ったような証拠は存在しない。また,本件灰皿内での本件吸い殻の位置等の状況も重要であるところ,吸い殻を採取した前記の警察官にもその記憶はないなど,その証拠は十分ではない。検証の際に本件灰皿を撮影した数枚の写真のうち,内容が見えるのは,上ぶたを取り外したところを上から撮った写真1枚のみであるが,これによって本件吸い殻は確認できないし,内容物をすべて取り出して並べた写真も,本件吸い殻であることの確認ができるかどうかという程度の小さなものである。さら- 10 -に,本件吸い殻の変色は上記のとおり大きな問題であり,これに関しては,被告人が本件事件当日に本件吸い殻を捨てたとすれば,そのときから採取までの間に水に濡れる可能性があったかどうかの検討が必要であるところ,これに関してはそもそも捜査自体が十分になされていないことがうかがわれる。前記のとおり,本件吸い殻が被告人によって本件事件当日に捨てられたものであるかどうかは,被告人の犯人性が推認できるかどうかについての最も重要な事実であり,DNA型の一致からの推認について,前記被告人の主張のように具体的に疑問が提起されているのに,第1審及び原審において,審理が尽くされているとはいい難いところである。(3)その上,仮に,被告人が本件事件当日に本件マンションに赴いた事実が認められたとしても,認定されている他の間接事実を加えることによって,被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明できない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が存在するとまでいえるかどうかにも疑問がある。すなわち,第1審判決は,被告人が犯人であることを推認させる間接事実として,上記の吸い殻に関する事実のほか,前記2(2)ないし(4)の事実を掲げているが,例えば,Cを殺害する動機については,Cに対して怒りを爆発させてもおかしくない状況があったというにすぎないものであり,これは殺人の犯行動機として積極的に用いることのできるようなものではない。また,被告人が本件事件当日携帯電話の電源を切っていたことも,他方で本件殺害行為が突発的な犯行であるとされていることに照らせば,それがなぜ被告人の犯行を推認することのできる事情となるのか十分納得できる説明がされているとはいい難い。その他の点を含め,第1審判決が掲げる間接事実のみで被告人を有罪と認定することは,著しく困難であるといわざるを得ない。- 11 -そもそも,このような第1審判決及び原判決がなされたのは,第1審が限られた間接事実のみによって被告人の有罪を認定することが可能と判断し,原審もこれを是認したことによると考えられるのであり,前記の「被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは,少なくとも説明が極めて困難である)事実関係」が存在するか否かという観点からの審理が尽くされたとはいい難い。本件事案の重大性からすれば,そのような観点に立った上で,第1審が有罪認定に用いなかったものを含め,他の間接事実についても更に検察官の立証を許し,これらを総合的に検討することが必要である。5結論以上のとおり,本件灰皿内に存在した本件吸い殻が携帯灰皿を経由してCによって捨てられたものであるとの可能性を否定して,被告人が本件事件当日に本件吸い殻を本件灰皿に捨てたとの事実を認定した上で,これを被告人の犯人性推認の中心的事実とし,他の間接事実も加えれば被告人が本件犯行の犯人であることが認定できるとした第1審判決及び同判決に審理不尽も事実誤認もないとしてこれを是認した原判決は,本件吸い殻に関して存在する疑問点を解明せず,かつ,間接事実に関して十分な審理を尽くさずに判断したものといわざるを得ず,その結果事実を誤認した疑いがあり,これが判決に影響を及ぼすことは明らかであって,第1審判決及び原判決を破棄しなければ著しく正義に反するものと認められる。よって,弁護人中道武美の上告趣意第4点について判断するまでもなく,刑訴法411条1号,3号により原判決及び第1審判決を破棄し,同法413条本文に従い,更に審理を尽くさせるため,本件を第1審である大阪地方裁判所に差し戻すこととし,裁判官堀籠幸男の反対意見があるほか,裁判官全員一致の意見で,主文の- 12 -とおり判決する。なお,裁判官藤田宙靖,同田原睦夫,同近藤崇晴の各補足意見,裁判官那須弘平の意見がある。裁判官藤田宙靖の補足意見は,次のとおりである。私は,多数意見に賛成するものであるが,本件において被告人を犯人であるとする第一審判決及びこれを支持する原判決の事実認定の方法には,刑事司法の基本を成すとされる推定無罪の原則に照らし重大な疑念を払拭し得ないことについて,以下補足して説明することとしたい。1第一審判決及び原判決が,被告人を本件の犯人であると認定した根拠は,基本的には,以下のような点である。(1)被告人が当日現場マンションに立ち入ったことを証する幾つかの間接証拠が存在すること。(2)被告人被害者らを殺害する動機があったとまでは認定できないが,被害者Cとのやり取りやそのささいな言動をきっかけとして,同人に対し怒りを爆発させてもおかしくはない状況があったこと。(3)第三者の犯行を疑わせる状況は見当たらないこと。(4)被害者らの推定死亡時刻頃における被告人アリバイはなく,また,この点についての被告人供述あいまいであり,不自然な変転等が見られること。(5)これらの事実は,それ自体が直接に被告人が犯人であることを証するものではないが,これらを総合して評価すると,相互に関連し合ってその信用性を補強し合い,推認力を高めていること。しかし,これらの根拠は,以下に見るとおり,いずれも,被告人が犯人であることが合理的な疑いを容れることなく立証されたというには不十分であるというほか- 13 -ないように思われる。2(1)被告人が当日現場マンションに赴いた事実を証するとされる間接事実は,仮にこれらの事実の存在が証明されたとしても,そのいずれもが,公訴事実自体とはかなり距離のある事実であり,いわば間接事実のまた間接事実といった性質のものであるに過ぎない。例えばまず,被告人が当時使用していた車(白色のホンダストリーム)と同種・同色の車が事件発生時刻を挟んだ数時間現場の近くの商店前の路上に長時間にわたって駐車されていたという事実は,必ずしも,被告人が使用していた車そのものが駐車されていたという事実を証するものではない。また,近所のバッティングセンターにおいて被告人ないし被告人とよく似た男が目撃されたという事実についても,そのこと自体は,あくまでも,被告人現場マンションの近くにいたという事実を証するものであるに過ぎない(被告人は,具体的な場所については特定できないものの,当日現場マンションの近くに赴いたこと自体は,必ずしも否定してはいないのである)。このような状況にある以上,上記二つの事実は,当日被告人が犯行現場に赴いたということをより積極的に推測させる証拠がある場合にそれを補強する機能しか持ち得ない筈のものと思われるが,そのような積極的証拠としての役割を持たされているのは,唯一,現場マンションの犯行現場に通じる階段の踊り場の灰皿内から発見されたたばこの吸い殻から,鑑定により被告人のものと一致するDNA型が発見されたという事実である。しかし,多数意見も詳細に指摘するとおり,問題のたばこの吸い殻が,発見された際の状況等に照らして,間違いなく被告人が当日当該灰皿の中に投棄したものと推認できるか否か(被告人の吸い殻が入った携帯灰皿をCが過日同マンションに持ち帰り,本件当日以前にCが当該灰皿に投棄した可能性が- 14 -あるという論旨に対し,そのようなことはおよそあり得ないとまで言えるか)については,少なくともそのように断言することはできないように思われる。以上要するに,上記の各間接事実の存在によって,被告人事件当日現場マンションを訪れたという事実については,その可能性が相当の蓋然性を以て認められること自体は否定できないが,その事実自体を証拠上否定できないとまでいうことはできない。更に,仮にこの事実の存在が認定されたとしても,公訴事実との関係では,(被告人がこの点に関し虚偽の供述をしていることが判明したという事実をも含め)それ自体が一つの間接事実に過ぎないのであって,被告人の有罪認定の根拠としては,未だ強力な証明力を有する事実とまでいうことはできない。(2)犯行の動機につき,第一審判決及び原判決においては,被告人にCを殺害する動機があったとまでいうことはできないにしても,同女との間のやり取りや同女のささいな言動など,何らかの事情をきっかけとして,Cに対して怒りを爆発させてもおかしくない状況があったという事実が,単独ではその推認力には限界はあるものの,被告人の犯人性に関する積極方向の間接事実であると指摘されている。しかし,このように一般的抽象的な状況のみで,当日被告人とCとの間にどのような具体的事実があったのかについておよそ認定されることなく,これを被告人有罪の積極的根拠として用いることについては,疑問を禁じ得ない。すなわち,動機についても,原判決認定に係る事実のみでは,せいぜい,本件犯行の一般的な可能性があることを否定できない(動機があり得ないとは言えない),という程度の証明力しか無いように思われるのである。また,仮にCに対する犯行の動機を,上記のようにその場における突発的な激情ないし憤激(の可能性)に見出すとしても,そこから更に進んで,証拠隠滅目的のために被告人が日頃可愛がっていた(わずか- 15 -1歳10か月に過ぎない)被害者Dの殺害にまで至ったという説明についても,十分な説得力があるものとは言えない。(3)第三者の犯行可能性について第一審判決がこれを否定する根拠は,いずれも,例えば宅配便郵便配達を装った通り魔殺人の可能性を排除するものとして,必ずしも説得的であるとは言えない。なお,本件における捜査のあり方に関しては,本件マンションに立ち入ったことを自供した被告人平成14年8月17日付の供述調書(乙14号証)につき,原判決もまたその任意性を否定せざるを得なかったことに示唆されているとおり,その適法性につき疑念を抱かせる点が無いとは言えないのであって,捜査陣が,捜査の早い段階から被告人が犯人であると決め付けて,その裏付けとなりそうな事実のみを集め,それ以外の事実については関心を持たなかった(切り捨てた)のではないかという上告論旨の指摘も,全く無視することはできないというべきである。(4)被告人の当日の行動についての説明には,極めてあいまいなものがあり,とりわけ,当日立ち寄った場所に関し,一つとして確定的なことを述べていないという点は,大いに不審を抱かせる事実であると言わざるを得ない。しかし,であるからといって,そのこと自体が被告人を犯人と推認させる決定的な事実となるわけではなく,やはり可能性を否定し得ないというだけのことでしかない。また,原判決が重視する,被告人が犯行時刻頃に携帯電話の電源を切っていたという点については,もしこの事実が被告人の本件犯行を裏付ける事実というのであれば,被告人の犯行は計画的なものであり,それが故にこそ前以て電源を切っていた,ということになる筈であると思われるが,本件の犯行が(未必の故意をも含め)予め計画されたものであるとは全く認定されていないのであって,むしろ,上記のように,現- 16 -場におけるCとの接触の中での突発的・偶発的な殺意によるものであると推測されているのである。果たして,そのような犯行状況の下で携帯電話の電源を切るというような冷静な行動に出ることが,容易に想定され得るであろうか。なお,仮にこの事実が,必ずしも被告人の本件犯行そのものではなく,被告人被害者宅を訪れること自体を秘する目的であったことを裏付けるものとして引き合いに出されているのであるとしても,バッテリーの消費をセーブするために携帯電話の電源を一時切るという行為自体は必ずしも奇異な行動とは言えない上,そもそも当日被告人被害者宅を探すために行動していたこと自体は,当初から,特に秘されていたわけではないのであって,それにも拘らず急遽携帯電話の電源を切ることとなったのは何故かについては,第一審及び原審において,なんら明確な認定がされておらず,全ては,被告人が犯人であることを前提とした上での推測に基づくものでしかない。のみならず,仮にそうした事実が認められるとしても,被告人被害者宅を訪れたという事実自体,本件犯行との関係では一つの間接事実としての位置付けを与えられるものでしかないことは,先に見たとおりである。(5)第一審判決及び原判決は,上記の各間接事実について,その一つ一つについては,それだけで被告人有罪の根拠とすることはできないものの,これらを「総合評価」すれば合理的疑いを容れる余地なく被告人有罪が立証されているとする。私もまた,このような推論が一応可能であること自体を否定するものではない。ただ,本件における各間接事実は,その一つ一つを取って見る限り,上記に見たように,さほど強力な根拠として評価し得るものではなく,たばこの吸い殻のDNA型を除いては,むしろ有罪の根拠としては薄弱なものであるとすら言えるのではないかと思われる。本件において認定されている各事実は,上記に見たように,いずれ- 17 -も,被告人が犯人である可能性があることを示すものであって,仮に被告人が犯人であると想定すれば,その多くが矛盾無く説明されるという関係にあることは否定できない。しかし一般に,一定の原因事実を想定すれば様々の事実が矛盾無く説明できるという理由のみによりその原因事実が存在したと断定することが,極めて危険であるということは,改めて指摘するまでもないところであって,そこで得られるのは,本来,その原因事実の存在が仮説として成立し得るというだけのことに過

2010-06-27

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児童性的虐待、実父が最多…発見より難しく

http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20100407#1270607546

養父からの性的暴力(長文です) - 質問・相談ならMSN相談

http://questionbox.jp.msn.com/qa1579316.html

幼少時代、親から暴力を受けていて、現在に至るまで

「熟睡」した事がありません。(寝込みを殴られることがあった為)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q118381906

パシンとたたく音。許してください。

http://anond.hatelabo.jp/20070915045444

http://anond.hatelabo.jp/20100627000613

2010-03-03

言ってることがグチャグチャだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100302194635

なんで、このコメントが私の記事にぶら下がっているんだか、まったく理解不能。

相手の親とまったく付き合うつもりがないなら、不安定でも「事実婚」くらいで満足しておいたほうがいいと思うよ。

結婚は「お互いに相手の面倒をみます」って契約だから、するに越したことはないけれど、元増田彼女の場合、必要ないんじゃないかな。

私は前の投稿、こう締めくくっている。これは「相手の家族と付き合わない結婚だってありだ」って話だよ。

元増田結婚する資格がないなんて言ってないぞっ。

さて、文句いっぱいある。

昨夜から考え続けて、世間一般の考え方というのが俺から大きく剥離しているということに気づいた。

例えば、はてなコメントには

・24なんて人生のひよこなんだから、そんなパーフェクトな人生計画作る必要も無いと思うよ。

こういうコメントがついているんだけど、俺にはこれが全く理解出来ない。

俺が思うに、人生と言うのは一回ミスったら結構死ねるものだと思う。

例えば、俺は大学に行くために二年間働いたし、その間に受験勉強も続けた。

もし受からなかったから、俺は天涯孤独の身の上の無職として就職活動をして生きていかなければならなかった。

実際のところ、俺は今の立場がなければ部屋を借りるのすら苦労する身の上なわけで、

「パーフェクトな人生計画」の無い人生ってのが全く理解出来ない。むしろ、そんな風船頭で生きてる人間多いことに愕然とした。

俺は人生のひよこだけれど、ヒヨコは一回ミスったら死ぬ。それが俺が人生に対して抱いてきた思いだし、

ヒヨコであるからこそ、計画はパーフェクトにしなければならないというのが俺の考え。

だって、誰も俺のことを保護してくれないのだから。ヒヨコが独りで生きるってのはそういうことだと思う。

この部分、ほかの増田コメントに対するレスであって私のコメントとはなんの関係もない。けど、15で父親亡くして中卒で就職して夜間高校を出た夫(もう亡くなった)がいた身からコメントすると、誰も元増田のことを保護してくれないのだから、自分に好意を寄せてくれる相手は大事にしなければならないのじゃないの? もちろん、しっかりした計画は大事だけれど、特に子供のことなんて不確定要素が高いんだよ。ほかのコメントで、ほかならぬ元増田が書いているように、出来てしまって彼女に産むと言い張られたらどうしようもないじゃん。

元増田の最大の問題点は「何もかも自分コントロール下に置ける」と考えていることだ。それは別に親がいようがいまいが関係ない。元増田孤立しやすい性格からくるものだ。親に先立たれた私の夫は好意を寄せてくる相手には誠心誠意尽くして、赤の他人と助け合う関係を築いていったよ。

そうしなければ生き延びられないからね。

元増田は肝心なことを忘れているというか、理解していないけれど、元増田の頑張りを応援する人たちがいたから、元増田は生き延びてきたんだ。やりたいことをしてきたんだ。バイトで雇ってくれる人たちがいなかったら、どうやって学費を工面したのさ? 自分自分の面倒が見られるようになる7歳まで、誰が元増田の面倒を見てきたのさ? 親と同等とはいかなくても、保護してくれた人たちがいるから、今生きてるんだろうが。保護する人が本当にいなかったら、死んでるんだよ。児童虐待で死んでる児童、何人いると思ってるんだよ。

思うに、俺に対する世界のありようと俺以外の多くの人にとっての世界のありようは違う。

俺と彼女の親父さんや多くの増田は、違う世界を生きてる。

それはただ単に「違う」ということだし、どちらが正しいわけでも間違ってるわけでもない。

純粋に違うっていうだけだ。俺は「家族」ってものと結びついた結婚観が一つも理解出来ないし、

彼女の父親や多くの増田にとっては「家族」と結びつかない結婚観ってものが理解出来ない。

それは純粋にイーブンであって、正誤で語られる筋合いのものじゃない。

俺が「家族」のことを視野に入れず結婚を考えることが、多くの増田彼女の父親にとって「身勝手である」のと同じロジック

結婚」について「家族」のことを視野に入れる彼女増田が俺から見れば「身勝手」なんだ。

そもそも、家族がいなければ(その観念を理解していなければ)参加できない「結婚」っていうゲーム

俺が振り回される必要は何もない。やっとわかった。俺は、家族を持ってる奴らが全員大嫌いだ。

おまえらが俺を嫌いなように、俺はおまえらが大嫌いだ。

おめでとう。問題点に到達したじゃないか。結婚家族は切っても切れない。だって、結婚するってことは、彼女家族になるってことだからね。それが嫌だと言うのなら、法律上の結婚は出来ない。私は親に愛されなかったから、愛されて育った子供なんか大嫌いだ。親に計画を妨害されてばかりいたから、親に足引っ張られず、自分自分のことを決められる奴なんか大嫌いだ。でも、仲良くやっていくよ。だって、世の中の大半の人はそういう人たちだから。にっこり笑って、けっして近寄らないけどね。でも、噛みついてもいいことはない。生きにくくなるだけだ。

元増田がこれから出会う大半の人は、「家族を大事にする人」だ。外資系なら日本のようなベタベタな家制度はないから大丈夫だと思っているかも知れないが、例えばアメリカなんかは「家族愛」ってものは神聖視されているくらいだ。「息子が病気なので仕事辞めます」ってフツーに言う世界だよ。

だから、元増田は理解しなければならない。でないと、この先社会で生きていけない。「家族」というのは、大半の人にとっては大事なものなのだと。具体的にどういうことかと言えば、彼女に「親父か、俺か」なんて迫らないということだ。まったくわかっていないようなので言うけれど、元増田は「家族は守り合うものだ」って概念がない。だから父親や母親と縁を切って、元増田結婚したら彼女はひとりぼっちになってしまう。誰の助けもあてに出来なくなる。

だって、元増田が言っているのは「これからは、俺だけを家族と思ってくれ」ではなくて、「家族なんてものは信じるな」ってことだからね。人と繋がって支え合って来た部分を切り捨てるなんてことは、まともな社会常識があれば出来ない。出来ないことを求めるのは、現実を見ていない夢想家のすることだ。ちゃんと現実を見ろ。

俺が人生プランを練って「身勝手」に生きるのは俺が生きることに結びついた必然だし、

俺はそれ以外の方法では生きてこれなかった。同様に、彼女「家族」という観念を持って生きてきたことも

彼女が生きてきたことに起因する必然だ。俺が譲る必要も、彼女が譲る必要も全くない。

どちらも平等に身勝手なんだ。

私は元増田が身勝手だなどとは言ってないぞ? 身勝手なんかじゃない。考えが違うだけだ。どうしても「家族」ってもんが嫌なら、結婚はあきらめて事実婚くらいで満足しておけばいいだろ? 彼女もそれでいいんだろ? 彼女は、元増田の考え方についていくんだろ?

だけど、他人とうまくやれない人間は、そのうち社会から隔絶してっちゃうから、そういう風にかたくなだと、元増田の「パーフェクトな計画」だって、どの程度の実現の信憑性があるかは怪しいものだな。口だけ男とくっついていてもいいことないから、別れようとするかもな。

やっとわかった。家族がいない者に対しては誰も歩み寄ってくれない、殴られる。

えーと、彼女は歩み寄って来てるんだよね? それで十分じゃないの? 反論は一つ例を挙げれば十分だと思うから、言わないけど、ほかに毒親に苦しめられてる奴らとか、同じように家族がいない者とか、歩み寄ってくれそうな立場の人はいっぱい思いつくよ。

俺も歩み寄ることはしない、歩み寄るというのは双方がすべきことで一方がすべきじゃない。

考えてみれば、家族を知らない俺に対して家族のことを理解して、家族を前提とした結婚っていうゲームに参加しろと

要請する彼女は俺と同じ程度には残酷じゃないか。最初から参加不能なゲームに参加を要請された俺だって

怒る権利くらいはあるだろう。俺にはそのゲームへの参加権がないんだから。ひどい話だ。

家族になろうとしている」と俺に対して迫ってくることが、

父親と俺を天秤にかけさせるのと同じくらいに残酷じゃないか。俺は彼女の父親と家族になる気なんか全くない。

私は「理想の父親像」を元にフィクションを書いてみせただけだから、マジで当たっちゃうとは思わなかった。そうなんだ。彼女の父親「家族として迎えよう」みたいに考えちゃうひとなんだ。それはきついね。

ぼくの地球を守って」ってマンガ知ってる? 日渡早紀って人が書いてるんだけど。そこに出てくる「紫苑」ってキャラクターの考え方そのものだよ。それ。彼は戦争孤児で他人を殺して生き延びてきたんだけど、元増田は現代の日本の生まれだよね? どこぞの国で少年兵をしていたとかって話じゃないよね?

で、そのマンガを読んでいるから、そういう考え方自体は理解出来る。最初から家族が居て、居心地いい思いをしてきた人たちは、居ない人は気の毒だ、家族が出来たら喜ぶだろうって短絡的に考えるんだよねえ。家族ってのは特別な関係なんだから、他人がのこのこ「家族になりましょう」なんて言ったって、なれるわけないんだ。なれないものになろうと言われたら苦しいだけだ。紫苑は、そういうところをよくわかった養父に育てられて「他人に心を開くこと」を覚えるんだけど、元増田には残念ながら心のケアまでしてくれるひとはいなかったみたいだね。

相手が俺のことを理解出来ないように、俺が相手を理解してやろうとしなくても良かった。

俺が彼女彼女の父親に突きつけるべきは、俺か父親かの二択しか結局のところ残らない。

それは、向こうの身勝手と俺の身勝手がぶつかってるだけの話で、俺が倫理的に悩むべきことじゃない。

彼女の父親が悪くないように、俺だって一つも悪くない。

明日ケリをつけてさっさと終わらせる、殴られた分は勉強代として飲み込むが

それ以外を飲み込む気は全くなくなった。

彼女からは「時間をかけて和解すればいい、思うままにしろ」という風に言われているが、

もうこの結論では俺は納得しない。俺か父親かどちらかを選ばない限り、ゼロに戻す。それ以外にはない。

なんで、こんな結論になるんだか、さっぱりわからないんだけども。

悪くないんだから、謝罪することも謝罪させることもなく、静観しておけばいいでしょ? 彼女に何を選ばせることになるのかは、前に書いたから繰り返さないけれど、現実的に考えて、彼女家族との関わりを切るなんてことは不可能だよ。彼女との付き合いに将来の可能性を見いだしたいのなら「俺が家族になるから」と言うしかないのだけれど、それは絶対に言えないことなんでしょ?

元増田を理解する人はもう現れているじゃないか。手放していいの?

元増田に必要なことは、他人に心を開くこと、だよ。それが出来るようにならないと、ホントの社会人デビューも出来ないぞ。

2008-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20081110020828

DNA登録法!

不倫とかにも効果ありそうだねー。

子捨てとかも瞬時にわかるシステムとかならいいかも。

でも、管理社会ってなんか好きじゃないなー。なんでだろう。

きっと逸脱者が出るからなんだろうな。偽DNA登録して犯罪しまくったり?

国家権力をそんなに信頼できるかって問題もあるよね。年金でさえプライバシーの管理甘いしさ。

将来的に遺伝子技術で結構個人の形質とかわかってしまうんだろうし、(遺伝病の有無や成人病発生率とか、ストレス耐性とか?)

それが例えば就職とか結婚に流用されて・・・SFかぶれかなw

今良好な関係にある養父養子関係にひびが入ったらかわいそうだし・・・

いろいろと問題はあるんだろうなー。面白そうだけど。

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