ろくでなしとしか言いようのない兄が仕事をクビになって実家に帰省した。現在ニート。バイトをする素振りはない。
私は兄をひどく毛嫌いしている。いつからかも覚えていない。
暴力を振るう人だった。私と兄は片手では足りない程の年が離れているが、小さい頃から親の見えない所で蹴られたり殴られたりしていた。
首を絞められた事もあった。殴られた拍子に後頭部を机の角に強打してしばらく意識を失ったこともある。
母は知らない。母は兄を可愛がっていたし、私を好いていないことをうすうす知っていたから言わなかった。
私の所有物を勝手に売却されていたこともある。金を巻き上げられたこともある。
兄が帰ってきてから、部屋からまた物がなくなるのではとずっと怖い。
こわい。兄の物音がするだけで怖い。暴力を振るう前の癖である骨を鳴らす音が怖い。怖い。泣きそうだ。
兄が養父に啖呵を切って家を追い出された時、ひどく安心した。それからずっと三人家族だと思っていたのに、戻ってきてしまった。
家を出るしかない。こわい。けれど学生の私にそんな貯蓄はない。どれだけがんばってもあと一年強は実家に住むしかない。
何も食べたくない。吐き気がする。家から兄の物音がする。生活している。また八つ当たりがはじまるのかもしれない。
すれ違っただけでにらまれた。こわい。兄の手が私の身長より上に持ち上げられるだけでこわくなってしまう。
アルバイトを増やそう。貯金をもっと増やそう。家にいる時間を減らそう。
ここに書いたことが兄にばれませんように。知られても私はしらを切るしかない。なきそうだ。
それは本当のお兄さんではないのです。 と、ニートであるが毎年誕生日に妹へプレゼントする俺が来ましたよ。
http://anond.hatelabo.jp/20101018153951 大事なモノだけトランクルームや家の大きい友達に預かってもらえない? それで必死にお金貯めて、家賃のやっすい部屋借りて(もしくは友達の家にお金...