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はてなキーワード: 摂理とは

2016-08-18

おばけ嫌いをいつの間にか克服していた

幼少の頃、おばけが死を考えることよりも怖かった。

人並み以上には心霊体験もしたし、怖しい夢に眠りを奪われるのはざらだった。

人の言うところの霊感とはこのことなのかと喉の奥においやり、心霊スポットには目を伏せ神仏氏神様に足を向けることもなかった。

ところがしばらく忙しさに時を忘れていると、いつのまにか過剰なまでの恐怖心が身体に残されていないことに気付いた。

それまではどれだけ子供だましだろうとも、心霊という情報が脳に入り込むだけで、呼び起こされる記憶によって一瞬にして背筋から緊張が走り出てしまっていた。

それなのに、今は子供だましを子供だましと落ち着いて見られるようになっていたのだ。

多感な頃に比べれば確かに心霊現象わたしを恐怖させるようなこと稀になった。

相変わらず悪夢が時折わたし現実へとはじき出すことはあるが、それを目覚めて尚心身が恐怖するようなことはなくなった。

なぜだろう。

世の中がわたしを恐怖させようとする度、それに屈しない自分をしばらくの間不思議に考えていた。

そうして辿り着いた結論は2つだった。

多感なころは欲求に突き動かされるままに数多くの必要悪生活をともにしていた。

目的のために傷つく人がいることは摂理と考えていたし、生物運命を掌握できることは人間権利だと信じていた。

それがそうでないということと、そうしなくても生きられるだけの知識経験が身についたことで、知らぬ間に必要悪に頼る必要のない生活を送っていた。

まり心霊わたしを襲う正当性解決していたのだ。

そしてもう一つの理由は、心霊なんかよりももっと、背筋から熱を奪う存在が身近に寄り添っていることに気がついたことだろう。

時を忘れるほどの忙しさは、同時に我をも忘れさせていた。

一体何年の間、光の差さな下水の中を行き先もわからないまま手探りで這い進むような生活を続けてきたのだろうか。

人間しからぬ生活わたし精神から人間らしい部分を削り落とし、人間しからぬ精神わたし身体から人間としての営みに必要な部分を奪い去ろうとしていた。

ただでさえ朦朧とした記憶曖昧になっていく中で、一体いつまでわたしわたしわたしと感じていられるのだろうか。

怖いものを怖いと感じるわたしが失われていく怖さでさえも、もうまもなく失われてしまうのだろう。

2016-08-10

聖皇母なる女神ムインの「風雷の民お気持ち」全文

崩壊後70年と云う大いなる節目を過ぎ修正されるね、2たる黄金球の誘い後には、鴎暦三拾年を迎えながらも戦い続けた、若き騎士物語

 私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ヴァナ・ディール数年、天皇としての神々の意思にその身を委ねの歩みを蒼穹の彼方に追い求めるとともに、この先の暗黒と同調せし吾輩の在り方や務めにつき、幻想(おも)いを致すようになりました。

 運命のこの日は、社会の重度魔晄中毒化が進む奥底、天皇もまた重度魔晄中毒となったただ一人神に挑んだ場合、どのような在り方が望ましいか天皇というザ・ワールドエンド・タチバ上、魔界で流行皇室聖度に具体的に触れることは節制、闇を切り裂き、光さえも断罪するその一撃を受け止めながら、内なる意思がパーソナルとして、人界に暗黒の波動が満ちるまでに考えて到来た預言書に記された事実を話したいものだと思いながら、それでも人類は戦うことを選んだ。

 即位以来、内なる意思国事行為執行すると共に、日本国憲法下で象徴位置づけられた日出ずる極東王国を統べる者の望ましい在り方を、…罪なき人々を殺め続けた日々模索し、自らにリフレクをかけつつ過ごして永遠なる深淵より降臨しました。伝統継承者として、これを守り続ける責任αに深く思いを致し、呪壁を連ねて日々心新たに至るジ=パングと世界の奥底に(…まだこんな力が残っていたか…ッ!)て、ズィパングァの皇室が、いか背徳の黒天使デントゥ・ウを戦乱の世に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々のプレギエーラに応えていくかを考え、ティファを抱きしめる妄想に囚われつつ、あらゆる呪文をはじき返す今日・七拾弐式に至っています…だけど、それで本当によかったのだろうか……。

 そのような中、幾星霜か前の真理<ファティマ>になりますが、貳度の外科白魔術を受け、加えて高齢が率いる五十万の兵による体力の低下をその終わり無き記憶が我に共鳴するようになった時代から、嘘・偽りを持たぬ“影”これ、つまり光と闇の両側の世界からエクストリームエッジ、旧時代のように重い務めを貴公は本懐を遂げることが困難になった因果律の一篇、どのように魂の中枢を処していくことが、幻想帝国にとり国民にとり、また、自身はA+ランクだけどCランクの彼のことが気になる私のあとを歩む皇族にとり酒や女などよりよほど良い純粋な闇の意思キングダムハーツであるかにつき、考える…また貴様か……になりました。既に八十を越え、幸いに完全体であるとは申せ、次第に進むシェントゥイン闇は去り光が頬を伝い落ちるの衰えを考慮全てを滅ぼす時、人界に暗黒の波動が満ちるまでのように、クリスタルフォースリミットブレイクをもって象徴の務めを果たして彷徨うことが、難しくなるのではかつての絶望を想起させるかと案じています

 私が聖皇の位に神の光に導かれるままに――てから、ほぼ28年、この間ワ・トゥスシは、神都ジャパニウスにおける多くのフロイデの時、また悲しみの砂時計の囁きを、高潔も卑俗も許されぬ凡庸体現者たちと共に過ごして到来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧とハピルタスを祈るイデアを崇拝に考えて永遠なる深淵より降臨しましたが、同時に事象にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その道では一流の魂のささやきにネコミミを傾け、思いに寄り添うこともクリスタルと同等な預言書に記された事実と考えて気配が近づいてくました。帝の血を継ぎし者が象徴である…だが、そのうちの一つは“今”消える…と共に、コクミンインテ=グ=リェーテリゥスの象徴としてのパラダイムシフトを果たすためには、天皇マリオネットに、天皇という象徴のpersonaへの理解を求めると共に、総老師もまた、自らのありように深く心し、臣民に対する理解を深め、常にマリオネットと共にある自覚を神々の意思にその身を委ねの間隙に育てる摂理に従うをナイフの先で命が震えているのを感じて永遠なる深淵より降臨しました。斯くしたレゾンデートルにおいッ…て、日本の各地、とりわけ遠隔のトゥーランや島々へのあてのない旅も、魔剣の使い手である私は失われし力を持ちし古の一族象徴オプティマとして、我と我が召喚獣の総力を挙げてでも守り抜く程なものと感じて到来ました。皇太子時代も含め、人界に暗黒の波動が満ちるまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ悠久のファノバ・クリスタルテーゼは、国内のどこに…いいのか?ても、その肉体は鋼鉄よりも強いと言われる領域フィールド>を我と共に滅びることを望み、その共同体をジミ・ティに支える市井畜群のある「アギト」を“神”を喰らい、最強になったはずの私に超越論的観念論させ、内なる意思歴史に刻まれ認識をもって、天皇として大切な、愚民幻想(おも)い、国民のために世に平穏のあらん事をという務めを、失敗作である人類への深い愛にも似た盲目敬愛をもってなし得たこと(其は破邪刻印を持つ)は、天の福音が穢れた地に満たされるのなことでした。

 日出ずる極東王国を統べる者の高齢化に伴う“甦りし神話”トゥス・インシェョの仕方が、国事行為や、その象徴としてのオプティマを限りなくカオスに融合して彷徨う「アギト」には、光を超えし者ナイトメア・無理嘗てはそう呼ばれていた。があろうと幻想(おも)われ、そして…世界は一度滅びたのです。また、天皇未成年攻撃魔力1000超)であったり、魔晄中毒を中心とした魔の軍勢によりその能力を果たし得なくなった因果律の一篇には、聖皇のかりそめの戯れを代行する摂政を置く真理<ファティマ>も思考《かんが》えられますしかし、このヴァ・ウァインも、聖皇が十分にそのメインジョブに求められる務めを果たせぬ導くまま、刧波〈アイオン〉の終わりに至るまで天皇であり継続するイデアに変わりはありクポん。

 聖皇が健全なる肉体を損ない、深刻な状態に立ち至った因果律の一篇、これまでにも見られたように、「ロクサスの記憶形成されたデータ世界」が俺の魔導術の師匠であるテインタス=インし、愚民存在を維持しにも様々なイベント・ホライゾン事象の地平面)が及ぶことが懸念されます。更に戦うものたちこれまでの皇室のしきたりとして、失われし力を持ちし古の一族終焉に当たっては、重い殯(もがり)の神祇が連日ほぼ2ヶ月にわたって輪廻、その直後喪Dirty Deeds Done Dirt Cheapに関連する神祇が、1年間続きますだけど……。その様々な預言書に記されたプログラム――と、ノイエ=“赤き天使”こと時代に関わる諸神祇が同時に進行・絶対零度する預言書に記された事実ゆえ、行事に関わる畜群、とりわけ残される所と為る───そして此の世界終焉が訪れる───家族は、アッサイ厳しい戦士たちを取り巻く”空気”下に置かれざるを得ません。斯くした事態をドッジロール運命<こと>は赦されあらずものだろうかとの幻想(おも)いが、胸に去来する「アギト」もあります

この世界のどこかにいるあなたへ――

  零式にも述べました…また貴様か……に、憲法の下、グランミカドは国政に関する権能を有し…だったかな?ん。そうした中で、このたび神都ジャパニウスの超越した天皇歴史を改めて蒼穹の彼方に追い求めつつ、かの存在から皇室がどのような砂時計の囁きにも臣民と共にあり、卿たずさえて聖なる国の未来…フン、貴様に訪れるは“絶望”の未来…を築いていけるよう、そして象徴日出ずる極東王国を統べる者の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていく預言書に記された事実をひとえに念じ、ここに心に刃を秘めたる者の気持ちをお詠唱(はな)しいたしました。 

 ローランの理解効率的られること(「龍皇覇道炮」搭載)を、切に願っています……という“シナリオ”だったな……。

2016-07-28

結局、多くの人は生まれに抗えない

貧乏クズな親からまれたけど金持ちの善人になりましたなんて話が持て囃されるのは結局、それがシンデレラ王子様と結婚しましたレベル夢物語からなんだよな。

雷に何度もあたったとか、宝くじ連続であたったとかそういうスーパーラッキーギネス記録として素晴らしいんであってそれを「この世界摂理」って事にしてちゃおかしくなるんだ。

だけど世の中にはなんだか頭のおかし人間が多いらしく、「そういう事」を「普通に起こせる事」だと認識して、親を言い訳にするなとか生まれが何だとか平気で言っておいて自分は生まれ呪縛から出てこないままでいる奴らがウジャウジャいる。

そうしてそういう頭のおかしい奴らの言動を利用して自己責任社会を作り上げた連中が、下層階級まれ人間を「そうか、俺が自分可能性を引き出せないのが全部悪いのだ」と納得させようと躍起になっている。

嫌な世の中だ。

自分人生限界認識するだけで逃れられる苦しみ、自己嫌悪、そういった物に苦しんでいる人間大勢いる。

中にはそういった気持ちから逃げ出すために自分より少し下の人間を必死にけなして気を紛らわせている奴らまでいる。大勢いる。

それを見て生まれついての勝ち組はほくそ笑みながら、「これらの成功は私個人の努力の賜物なのです」とふんぞり返る。

階級社会の真の地獄とは、それを下地においた自己責任社会の中にあるのだろう。

2016-07-14

増田って結局

文章として本当にいいものを書いたな、という手応えがあるときにいい反応は絶対にない。

マイナスかけるマイナスがわからない馬鹿にでもなったつもりで、趣旨も一貫しないような、主観をまき散らすだけの、「思う」連呼小学生の作文みたいな稚拙落書き推敲一切無しで書き散らすと簡単につまら説教がしたいアホが釣れる。

増田に限らず、ネットで話題になるものって全てこう。

みんなただマウンティングがしたいだけなんだよね。

本当に興味があるとか感動したとかそういうものに対する反応を大きく取り上げるシステムになってないんだよ。

しろ、誰にとってもクズしかないものほど、クズを利用して相対的自分を立派に見せたい承認欲求を吸い寄せる事で成立する仕組みになってる。

これはそもそもいいものを素直に褒める習慣のない日本人性質問題もあるのかも知れない、とは思う。

まあでもそれもたぶん程度問題だ。

自分英語しか読めないが、英語話者の言論空間で繰り広げられる世界的なやりとりを眺めていても、多少の自制心は感じられるが、本当にしょうもないものほど無視出来ずに衆目が集まり、結果として逆にクズ存在感を高めてしまうだけという現象はそれなりに見られる。

日本場合は、それをある意味で『薄める』効果を持った、「ほんの些細ないいものでもとにかく褒める」というカウンター熱量相対的に足りないだけだ。

 

他人に教えてあげたい新情報を盛り込み、読みやすさを考えてきちんと順を追って説明し、一読諒解でスッと頭に入って来るように文章を整えると、まあ、まず酔っぱらいの気まぐれくらいな無差別なクソレス以外は、トラバブクマもつかない。

スッと読んでうむ、と納得して終われるように読者への配慮を怠らない事は、通常の作文技術で言えば必要不可欠の基礎技術に当たる。小学生算数が覚束ない状態で高度な数学へ手を出そうとしても、計算間違いばかりで教科書を読み進めるのすら難しいのは誰にでも想像がつくことだ。

しかしこれがネットで発表するブログSNS記事となると、むしろそんなことをしない方が生存戦略としては正しいという現実になる。

違いはたぶん評価タイミングにある。

古来文章というものはそもそもリアルタイムメディアではない。

読んですぐ、どころか読みながらすらすでに反論や混ぜっ返しを構想しつつ出しゃばる計画企図し、吸った息を吐くようにそのままノータイムで書き込むなんてことは従来の文章の使い方としてなかったことだ。単なる口頭会話の置き換えのつもりで軽く見ている人もいるかも知れないが、文章には口から発する言葉と違って一息(一文章)で長々と演説が出来たり、本当のリアルタイムというにはタイムラグがあったり、それらに起因する割り込みや訂正の難しさがあったりして、現実としてこれらネット上の文字コミュニケーションは音声と文章、両方の悪いところだけを引き継いだような最悪のコミュニケーションツールになっている。

文章は、書き、読み、思い、反論でもそれを踏まえたまったく別の場所での言及や自説の開陳でも、それらステップの間にいくらでも考えを改めたり気づき直したりという猶予があるものだった。

からこそ、文章術とはまずすんなりと理解させることに重点を置いていた。

スッと読んでうむと納得して、まとまった形で頭に残っているからこそ、検討検証も出来る。わかりやすさとは頭に残り、こころに残り、読み手のその後の人生の中でじっくりと「対話」をしてもらうための絶対条件だったのだ。

感情空気に流されがちな体面の問答と違い、ひとつ思想パッケージとして読み手の中に取り込み、そのあとでじっくりと自問自答という形で葛藤してもらうことこそが文章と言うメディアを用いた「対話」のやり方だった。

 

増田でバズった記事に、名文と呼べるものがあるだろうか?

「逆に名文。」「むしろ名文。」?そんなありきたりの逆説は要らない。

から折りに触れじんわりとその一行一行を噛み締めたり、何度も読み返したくなったりする深みがあるか?

せいぜい「日本死ね」が大喜利的にバズワードになるだけじゃないか

バズワードと心に残る言葉は違う。

日本死ね」はレトリックとして死なないものの死を願うという無常感、絶望感を含有した良い捨て台詞だと思うが、バズワードにはそういう文脈考慮されない。ただ字面上同じであれば単に自分の気に入らない相手普通に死ぬ比喩になってない相手)を死ね罵倒するのにも平気で使われる。

皮相的な反発の応酬で起こせる波の、これが限界だ。

あくまでそれはただ大海原の表面が鳴動しているに過ぎない。船を転覆し浅瀬の生態系をかき乱す力はあるかも知れないが、人のこころの深いところを揺り動かし、大きな変化をもたらすような津波にはならない。…変な比喩だが。

自分こころの深いところに入り込み、そこに不可逆な変化をもたらしてしまうようなものを読まなければ、書かなければ、知は停滞する。

停滞し、後退する。それが生体としての脳の摂理からだ。

 

文章がただの文字列という刺激になっている。

まとまったものを読み、読み切った後に意識の中に残った断片あるいは芯のようなもの、それらの感触、反芻、自己言及的な葛藤を通して得られる新しい自分

そういう一種コース料理のようなひとつづきの体験文章という表現に当たり前に付随するものとして認識されなくなっている。

いきなり俗な話になるが、これはエロゲーシナリオ文章物語として扱う層への違和感と似ている。

ひと文字いくらで量を書いてナンボなんて世界で書き増されるだけのテキストデータに芯や内容なんて生まれない。エロゲーシナリオには「読み終わり」すらない。

ただカネを納得させる「量」と水増しを誤摩化すための「刺激」でエロシーンまでの間を前戯的に埋めているだけのものだ。さながら増田が、ネットバズるブログSNS投稿が、文字として表された思想人格葛藤するよりもただ愉快な炎上を持続させるための刺激としての埋め草であるように。

ネット言論空間というのは、本当に「脊髄反射」という言葉が相応しい。

文章の、言論の装いを纏ってはいるが、その実いっさい論者の芯の部分を経由していない、ごくごく皮相的な反発の応酬で成り立っている。

その場で読んで、その場で反発して、三日経てば何を読んだのか何が書いてあったのかその一節すら思い出せないようなインクメモリ)のカス右往左往して、白熱した議論かなにかを装いながらどんどん使われない脳味噌が退化していっている。

これがネットでだけならいいのかもしれない。使い分けが出来ているのなら良いのかも知れない。しかし実際のところ、刺激としての文字列に慣れた脳味噌はまとまりを、芯を感じる力を明らかに加速度的に低下させている。

2016-06-20

やっぱりこの世にはアカシックレコード必要

今日実家に帰ってきて、自分の部屋の隅にあったぬいぐるみを見てふと感じた。「怖い……」と。

ゲームセンターUFOキャッチャーで取ったぬいぐるみを何体かつなげて、壁にぶら下げてあったのだ。

別にそのぬいぐるみの形相が恐ろしかったとか、そんなわけのわからないことをした自分が怖くなったとか、そういうわけではなかった。

そのぬいぐるみをつないで、壁にぶら下げた、その行為をした記憶はある。でも、そのとき自分が何を考えていたのか、どういう気持ちだったのか、それをしたあと自分が何をしたのか、まったく覚えていないのだ。

記憶が飛んでいたというわけでもない。単純に時の流れによって記憶から抜け落ちてしまっただけ。

でも、それが怖くなった。その時の自分気持ちを覚えていられるのは自分だけのはずなのに、その自分すら忘れてしまっているのだ。ほかの誰が知るはずもなく、つまり世界から完全に消え去ってしまったのだ。

この単純な事実が途方もなく怖くなった。時が経つにつれて確実に何かが失われていく。そしてそれは、長い宇宙時間の中で、数限りなく行われてきたであろう喪失いくら努力したところで、もう絶対に知ることはできない。

祖母が死んだときに感じた恐怖とまったく同じものだった。

祖母自分中学生とき、百歳の少し手前まで生き、そしてこの世の摂理に従って亡くなった。

それ自体は恐ろしいことでも、悲しいことでも何でもない。むしろよく長生きしたな、大往生だ、よかったよかった、ぐらいのものである

事実親族一同、悼むことはあっても、嘆き悲しむというようなことはなかった。

自分別に必要以上に悲しむことはなかった。だが、ふと彼女人生について考えたとき、途方もない恐怖を覚えてしまったのだ。

彼女の九十余年もの間、いろいろなことがあっただろう。大正に生まれ学校に行き、祖母を生み、戦争を生き延び、戦後経済成長経験し、ひ孫の顔まで見た。

他愛のないこともたくさんあったであろう。その時々で、彼女は何かを見て、感じて、そして思ったはずなのだ

しかし、それらを知ることはもう我々にはできない。数多の物語が、真実が、情報が、失われてしまったのだ。

それが、とても怖かった。

こういうことを音のない夜、ふと考えて眠れなくなることがよくある。

そういうとき、思うのだ。アカシックレコードさえあれば、と。この世のすべてを記憶していてくれる機械えこの世にあれば。

好奇心学問必要性を感じてのことではない。ただひたすら、情報喪失という恐怖から自分を守ってくれるものがほしい、そういう理由アカシックレコードがほしくなる。

今日はそういう夜だった。

2016-06-14

http://anond.hatelabo.jp/20160614172841

その点「釣り乙」という三文字には万物の一切の摂理が織り込まれていてたいへん説得力があることだなあ

http://anond.hatelabo.jp/20160614023432

ゲイでも結婚できているというのに俺ときたら・・・

いや、ノーマルでこじらせた人間よりも、いろんな経験をして繊細な神経を持っているゲイのほうが結婚やすいのは世の摂理

そうかそうか

2016-05-07

邦画だって面白いんだよ!絶対おもしろ映画監督リスト

邦画はクソだと思ってるやつ、映画監督で見ろよ。配給で見るな!

ネット社会でアレはダメだったか邦画ダメになった、みたいに言ってるやつは見てる映画が悪い!

大体、「みんな」が見る東宝映画は金かかってるぶん、スポンサーに気を遣ってCMを入れる民放ドラマみたいになってる状態で(NHK視聴者と国に気を遣いまくってる)

邦画漫画実写はダメだとかいうヤツもいるけど、じゃあ漫画映画一切見んなっつーの!と言いたい(「みんな」見るから売れる、だからやる。摂理

あと批評家宣伝方法がどうのとか言っても、今更批評家興行は決まらないし……(インターネット時代になって批評家時代は終わったのだ)

この時代日本にもしっかりした作品を作る映画監督が居ることを、ハッキリと言っていたい。

オリジナルで良作連発。漫画実写だけどミニシアター系でよくできてるのもたくさんだ。

そういうのが認められるようになったら、邦画はまともなものが売れるようになるんだ。

わりと認められてる漫画実写の「ピンポン」や「青い春だって今みたいに大規模公開の分類ではなかったんだぞ。小規模の名作だ(ていうか、どっちも松本大洋だった)

商業監督三池や堤を見てこいつらダメになった……って言うのは勝手だけど、あれは金稼ぎの中で十作に1作くらい好きな風に作ってる監督なわけだよ。

その1作が良作か駄作かで、その監督価値業界で決まってるわけ。

でもそんなの映画好きしか当たり引けないって。そんなに映画見ない人は、駄作見たくなきゃ避けるべき監督だ。

海外映画祭をとるような園子温は、とてもじゃないがおすすめできない。サブカルで奇抜なのが好きで、邦画に見飽きたくらいで見る監督だ。

(間違ってもクドカン監督作品は見るなとか言いたいけど、最新作は見に行く予定だ。大友監督は、ちょっとまともなのとってくれないと分かりません)

から最近おすすめ映画監督をここに書く。我々「みんな」は良作を作る監督を学び広めるべきなんだ。

邦画ファンならみんな知ってる名前だろうけど、興行を支えているのが邦画ファン以外の東宝ワーナーファン宣伝ブランド力)というのが虚しいではないか

電通マスコミによる印象操作映画を語っているのは、悔しいと思わないか

条件として。

傑作を作る監督も居る。だけど、そんなの邦画全体を見て年に1作2作あるか無いかなんだから、手っ取り早く傑作を求めても仕方がない。

「約9割の確率で駄作を作らない監督マイナー過ぎず、佳作、良作を量産できている監督」を以下に書くので是非「ジャケ買い」ではなく「監督買い」してくれ。

代表作に「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」「ちょんまげぷりん」「残穢-住んではいけない部屋-」など

ミニシアター系でロングランになったアヒルと鴨の監督。どんどん規模の大きい映画を多く撮るようになった。

ただ、まだ三池や堤のように適当に撮ってないし、商業監督に寄っては無い。邦画ファンも認める『佳作』を『量産』してくれる。

知れ渡る知名度と合わせて、見た目がくまさんみたいに大きくなっているのが気になっている。

代表作に「舟を編む」「川の底からこんにちは」「ぼくたちの家族

満島ひかり旦那嫉妬をするな、彼女は才能に惚れたのだ。日本映画界を背負って立つ予定の監督

堅実で丁寧で突っ込みどころがない、かつユーモアあふれる作風が特徴。若干32歳で舟を編む。賞をとりまくった。

淡々とした演出がTHE邦画といったところか。これからメジャーに寄っていくのか分からないが「舟を編む」だけは見ておくんだ。いいな、わかったか絶対だ。

正直推していいのか迷ったけど、代表作に「モテキ」と「バクマン。漫画実写で二つそろったとこだし、駄作を作らないという観点からラインナップ。

ポップでメジャーサブカルミュージックドラマ監督ならではの作風。ただ一つ、原作ファンには手厳しい(まほろ外地だって原作ファン的にどうなのか)。

しか原作通り映画にするってどうなの?議論を使うと、彼の実写方針は正しいのだと思う。

映画そこまで好きじゃなーい邦画くらーいってヤツを連れて行くなら、大根監督一本だ。(エロには気をつけろ!)

堤化しないことを祈る。

代表作「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」「もらとりあむタマ子」「味園ユニバース

邦画ファンなら必須チェック監督になっている気がする。自らの作風をつかみ始めたのか、近年、油が乗ってきたように思う。

画が良い。キャラが良い。2時間監督ノスタルジックファンタジー世界に浸れたら幸せ

代表作「純喫茶磯辺」「さんかく」「ばしゃ馬さんとビッグマウス

銀の匙 Silver Spoon」という人気原作で華麗に滑った印象があるのだけれど、あんなもんで消えてたまるか!映画自体は良作なんだ!

いきなり任されたってのは、映画業界の期待の現れでもあったはず。

人間のどうしようもないところをポップに描く監督映画活動が途切れないことを祈ってます。才能は消えない。

代表作「南極料理人」「横道世之介」「モヒカン故郷に帰る

飯テロ映画南極料理人」が好きな人は多いかもしれない。キツツキや横道を経て、最新作モヒカンを見て確信した。この人は天才

単調なのが味わいでもあるが、作品によってはストーリーも効いているし、王道を嫌っているのか泣かしにこないでコメディに走るので気楽に見てほしい。

今まで長編映画は6作あるが、全部良作なので、いつでも安心して見てくれ。

安定してる人ってそんなに居ないので、これくらいは覚えられるはず。

何人か漏れている気がしないでもないが、他にもおすすめ監督が居る。ただ、良作率が6割程度に下がる他、発表間隔が長かったり、まだ出始めの新人監督なども居るので、そのへんは容赦してほしい。



まぁ他にもいろいろ居るんだけど、好きな監督自分で「宣伝」してください。

SNS時代なんだから、今更企業宣伝に踊らされてる時代でもないでしょう。

追記・ブコメ返信:

内田けんじ追加命令が多いので追加します。新作撮る気はないんでしょうか?あと入江悠、大森立嗣、いいですね。好みではないけど良いです。あとは規模と宣伝ができるバックがついた監督も多いので、その辺はスルーしてます矢口さん滝田さんとか、テレビ局がついてるので監督買いする人も一定数居るでしょう。とくに好みではないですが、悪くない監督だと思ってます。え、岩井俊二はもうみんな知ってるでしょう?堤さんや三池さんの映画にも好きなものはあります。堤さんは、最近丁寧になってきました。見てますよ。ただたまに許せない時があるだけです。橋口亮輔監督はいいけど、量産してくれるんだろうか?今後の監督として薦めにくいんすよ~過去作のレンタルおすすめ。30分も映画見てられないとか義務教育でつまらない授業45分からやりなおすべき。あともうなんか、ここに入ってないから気に食わないとか言われてもね。そんなに好きなら、あとは自分宣伝してください。それがすべてと言っているでしょう。そういうお話をしたかったんです。邦画好きはもっとシャベリになるべき。

うそう、これ入門編なのです。人それぞれだなって思うような監督は、このリストではおすすめしにくいんで。別のときに別の方法勝手宣伝します。リストは好みの監督なんだなって思われるかもしれませんが、もうちょっとカオスなのも結構好きです。好みとか抜きにして良いのは良い、でまとめてます。どうせ、このリストから見るのなんて1人の監督から1作くらいでしょ?カオス作に当たったら責任とれない><個人的に大好きな映画映画通に批判されるだろうから入れてないですよ三池監督自分だけの宝物にしたい気持ちわかりますよね。

映画批評家死語)や映画好きの漫画家(じゃあ貶してないで自分フォロワー宣伝すれば)に守ってるとか言われても知りません。一増田になにを求めるの?増田テラフォをdisってないよ。

あと洋画見ないのかって言われたけど、こんだけ書いてて洋画見てない増田に見えますか?映画館でやる洋画なんて絶対面白いんだから日本公開されない洋画を見てから洋画ファン洋画ファンと名乗ってくださいね邦画が楽しくてそこまで手を伸ばしてる余裕ないので、増田邦画好きと名乗ります邦画と似た洋画名作もたっくさんあるんだけどなぁ?洋画イコールドンパチCGって認識もどうなの?洋画にたいする侮辱じゃない?

アニメあんまり詳しくないです。ごめんなさいね。言われてる監督は一通り見てるけど、アニヲタからしましたら色々あると思うのでなにも言いません。ただ日本アニメ作風がとても邦画寄りですよね。D映画より好みに合います

あと、あともなにも追記がうざいな。ブログ教えろって言われたけど、絶対嫌です。もうちょっと丁寧にインテリジェンスに、文章見なおしながら普通に書いて楽しんでます。そもそも感想文が上手くないんで、もっぱらツイッターだけど。これは思ってること一気に書いたので、読みにくいという指摘は「だよね」って思ってますよ。すごい共感した。

この映画監督リストが気に食わない人は自分で好きな映画宣伝してくださいよー邦画洋画もどっちも日本じゃ下火なんだから、こういうところでどうでもいい議論して、じゃあいっちょ見るかくらいの熱が欲しいんですよ。駄作を批判した分、同じ熱度で良作紹介するのは映画ファンマナーとしてきっと必要ですからね。今は批判したらしっぱなしだから…。

2016-03-14

http://anond.hatelabo.jp/20160314155310

それが人間摂理

貧すれば鈍す。

しかし、それを貶めたところで待機児童が減るわけではない。

2015-11-30

キモい奴は排除されるのが世の摂理

キモけりゃ迫害疎外されるのは当たり前じゃん。

社会なんて人間関係の集まりで、それって多数決空気が決まって、空気によって善悪倫理も決められるんだから。(特定少数がうまくアジテートして空気操作倫理を変えることは可能、ただしそれも多数を操らねばならんという多数決的な部分は回避できない)

俺は民主主義から多数決なんてヌルいこと言ってるんじゃないよ。

倫理善悪違法合法だって突き詰めればなんの論理的根拠もなくて「大体の人間が嫌がってるから悪」「嫌がらないから無罪」になってるに過ぎないんだって話。

ほとんどの人間は加害されるのが嫌だから他人を害することはダメと法で決まってるだけ。

多くの人間動物可愛い映像テレビで流されるのは心地いいからスルーで、屠殺人質クビキリ映像は嫌がるから問題になって、男女のキスシーンはOKで、ホモキス不快からダメで、男女でも生えっちシーンはダメ

そんだけ。

からキモい奴=ほとんどの人間不快に思う奴は、雑に、不遇に、迫害されるのは世の常なの。

から美しくなれ。

ホモでもレズでも池沼でも黒人でもオタでも、恵まれポジションなりたければ、その属性の奴らがみんな美しくなれ。

もちろん美しいってのは世間一般の感覚に照らしての美だ。

美しくなればそれでいい。

無理なら絶望残念でした。

2015-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20151107035601

すまん、哲学の話なんだ。あるいは摂理の話なんだ。だから微妙に交差するところもある。

http://anond.hatelabo.jp/20151107033055

あるいは哲学的な話をしているのかも知れないけど

少なくとも、狂牛病は「共食い禁止摂理に反した結果発生する「異常プリオン」という、ある種の毒」という説が有力

2015-08-28

腋汗を抑える風潮

今年は腋汗を抑えるいろいろな製品CMを見かけた。昨年なんかより多くなっていると思う。先駆的製品である腋汗パットを筆頭にいろんな方法で腋汗が服ににじむのを抑えたり、汗のにおいを低減する製品テレビCMに踊った。でもこれでいいのだろうか。トリンドルが腋になんか塗ってるCMがあった。トリンドルが塗ったあれで発刊を抑えられるのだろう。あんなトリンドルみたいな可憐お嬢さんが、腋の汗を強制的に蓋をして良いのかと思う。これって怖いことだ。人間摂理にある種反している。汗、かいたって良いじゃん。仕方ないじゃん。でも21世紀はいえそうはならない。ある民族が成人の儀礼で身体を傷つけるのが当然と同様に、現代日本では腋汗がにおったり服ににじんだりするのは当然恥たるものなのだ。トリンドルのような可愛らしい女性自然の摂理に反して腋汗を科学的な製品で強引に蓋をして、それがさも当然であるかのように可憐CMに登場する。石狩川はかつて蛇行し北海道を流れていたが、相次ぐ洪水開拓の妨げになった。そこで国家石狩川の流路を強引に変えた。石狩川は100キロくらい短くなったんじゃないだろうか。利根川もひどい。強引に水の流れを変えたのが現代で、これは腋にも言えることだ。トリンドルのようなほんとうにふんわりとした3か国後に堪能な可愛らしいお嬢さんのような人物がCMにでて腋に腋から出る汗を抑える科学製品を塗る。これは現代暗渠だし、不自然であるものの何故か日本人はもうそれを当然と思っている。成人の儀礼刺繍をする異民族違和感を持つにもかかわらず、腋の汗を抑えるために何かを腋に塗りたくるのには違和感のないのが日本人なのだ

2015-08-22

22歳の男には「まだ若いんだから遊びたいよねぇ」と何も言わず

22歳の女には「卵子が腐らないうちに経済力のある中年のおじさま()結婚しましょう」って政策なんだろ。

少子化なんて先進国各国でで起きてることだし成長経済学で何十年も前から言われてたことなんだけど

出生率を戻した国は、無料ベビーシッターやら父親の強制育児休暇取得制度やらで

主に出産後の母親サポートする対策したのに対し、日本の政治家のジジイどもは出産前の政策しか取らない。

男は種づけしておしまい。「女ども早く産め!男様はしらねぇよ。出産後のこと?しらねぇよww女で何とかしろよww」

だもんな。こんな国滅びて当然だろ。

舛添(ハゲ都知事選で妻によるセ*クスボイコットってのあったけど、日本女性が薄々嫌になって出産ボイコットしてんじゃないの。

日本人という種族が滅びるのは本来メスを敬うべきところをオスがのさばったおかしな生き物が淘汰される

自然摂理の一種なのかもね。北欧移住しようかな。

2015-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20150810112722

それは、あなたが親にならない限り、真の感謝はできないことと思う。

まぁ、独身のままでも40過ぎれば、少しは物事摂理理解できてくるだろうから感謝気持ちがわいてくることもあるだろう。

ただね、親は子供感謝してもらうために育てたわけじゃないし、

子供感謝を求めるような親は毒な親でしかない。

まりあなた感謝気持ちが生まれないことを責める必要もない。

2015-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20150808211913

キャラは、ほぼ事実内包している(女はなぜか認めないが)

性犯罪でのトラウマは、仮にあっても、それで結婚しないとか言い出したらそいつ人生のものダメになるから叩かれる。そいつのためってか、そういう摂理になっているという説明。

まったく次元が違う。

2015-06-20

こうやってみると日本って終わってるな。明治以来,所詮ゴキブリ摂理に勝てずに変遷してきている。クソ以下だな。女性でもちんぽでもまんこでもない。どうみてもゴキブリ摂理

2014-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20141022125201

わかる。

そして、ある時期まではインターネットの中でも、はてなに限らず全体的にそういう与沢的な存在ってちゃんとはびこらずにしぼんでいく、簡単にいえば「邪悪な流れに乗っかる人の数<それをスルーする人の数」という理論が働いて、はびこらない摂理があったと思うけど、いつの間にかとうとうそれが逆転して、与沢的な、あるいは

死にたいですか?このまま黙ってると死にますよ?死にたくないですよね?じゃあどうするんですか?死にたくないなら命を賭けるしかないですよね?命賭けでやってみましょうよ。それで報酬を手にしましょうよ。野次馬がやっかんできますけど無視しましょうよ。私達は命賭けで戦って報酬を得てるんですよ。これは正当なものですよ」

的な寝言を正しいと思って本気で乗っかるかなしいひとが一定数を超えて、何かが決壊してるんだろうなあと思うよ。

これは、いずれシステムが強くなって再びはびこらなくなる摂理が働くのか、それともこのままひどくなっていく一方なのかは自分にはわからない。とりあえず、今は自分だけは関わりたくないし関わらないように生きていきたい。

お前が消えて喜ぶ者にお前のオールをまかせるな☆

2014-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20140922173834

潰れる日はおそらくこない。需要がなくなる分野でもないから

増田は20代前半なのかな?今現在しか見えていない青臭さが垣間見えるね。

世の中はそんなに甘くないよ。

どんなに頑丈そうに見えても、この世は諸行無常摂理が働いていまして、

それはもう、人知を超えた力としか言いようがないんですわ。

需要はなくならなくても、企業は存続できるか分からないしね。

2014-08-04

何処へ行くの、あの日 感想

どこかで感想を発散したいのでここに書く

思ったこと適当に、熟読してないので理解不足はあると思われる

2004年MOON STONEから発売された『何処へ行くの、あの日』をプレイ

霜月はるかが歌うOP曲「追憶の破片」が大好きであった自分はいつかプレイすると心に決めていた。

夕焼け象徴的だったためにシナリオは間違いなくしんみり系だろうと期待大。


・桐季ルート

一葉狙いで選択したつもりが1週目は彼女ルートに。

典型的なおっとりお姉ちゃんキャラで印象は良い、多少アダルトな下着に面食らう。

結末は、多少のリアル犠牲にした上でのハッピーエンドかな。

(この時点では他のルートをやっていないため、消える可能生世界だと知らなかったのだが)

・一葉ルート

攻略を見た感じネタバレはなかったため参考にしてルートを確定。

北都南、明るい、ダークな一面、双子設定とき素晴らしき日々の希実香と若槻姉妹の元なのではと。

精神科医の話と性的虐待の件でネタ想像がつくだろう、勿論すぐに種明かしが来るわけですが。

声優補正もあってキャラの可愛さは随一かな。

立ち絵は可愛らしい感じなのに、一枚絵では大人の女性っぽさを受けるが悪く無いと思う。

・智加子ルート

色々と残念。

まず立ち絵が他のキャラと比べて異質、一枚絵でも髪型が悪さしてプラスな印象にはならない。

共通や他のルートでも図書委員という設定が地味で目立たない、弟君がいなかったらサブキャラでも問題ないレベル

また、endはかなりのbadなため救いようがない不遇なキャラ


サブヒロイン3人を攻略した時点では

マージは戻った過去自分が行う可能性のある範囲で行動し未来を変え得る

②各ルートはおそらく異なる世界線、outer planetが流れる妹が自殺した世界本来世界という仮説

③妹の手術が失敗した回想(世界線)が中盤で挟まれる、これの意味は不明

サンデーは異常、千尋が絵馬とパケで並んでいるため物語の鍵か

こんな感じで頭の中で整理が付く

・千尋ルート

共通ルートを済ませてからは全体シナリオの「転」に当たる部分がやってくる。

千尋の正体が判明しアレと同様の可能性の世界を消す存在とわかる、同時に千尋がいない世界が本当の現実とわかる。

立ち絵は好みではないが一枚絵で可愛さが際立つ。

序盤のネタキャラ的な一面はうーんとなるが、終盤の重要キャラとしてのギャップはありかな。

絵麻ルートでも多くは彼女と一緒におりしっかり好きと伝えられる、直前ルートが千尋なため絵馬に集中できない。

・絵麻ルート

千尋ルート後のデータで再開することで、妹が自殺した世界に千尋がいるとわかる。

まり妹が自殺する可能性の世界も本当の世界ではないと判明。

今までの可能性として追ってきた世界は全て絵麻(幼少期の絵麻?)が見ている世界

絵麻ルート終わりでは絵麻ルート最後に可能性を全て見終わったと伝えられる。

一部不快な展開や幼なじみが離れていったりと割と暗い、最終でこの展開はどうなんだろうか。

その後

世界…絵麻が手術で助かるが自殺し、恭介の心に無理矢理居場所を作る世界(千尋が存在している)

世界…絵麻が手術で助からず、そこまで後ろ向きな気持でない恭介のいる世界(千尋が存在しないため本当の世界

演出されていきスタッフロール

・トゥルー

現代と幼少期の絵麻と千尋の会話が交互に展開。

絵麻が外にいるため手術から快復、千尋はアレの摂理から外れ独立した存在になった(消えない可能性の世界or本当の世界

その場合現実だったはずのB世界をどう取ればいいかわからなくなる。

可能性でない本当の世界が2つあるように思え、トゥルーは単に消されないだけの可能性の世界でいいように思える。

智久は落下事故から救われてはいるが、一葉の家族は離散、桐季の妹は事故死したのだろうか。

ヒロインについては今後恋人になる可能性が示唆されていたのでおそらくは智久生存以外は変わっていないか。


幼なじみの智久が死亡している時点で、トゥルーは生きている世界だろうとは想像していた

妹が兄への恋心を諦め、仲間との友情を取りトゥルーとい流れは自然

しかし、心情の変化は丁寧に描写していても直前にB世界が本当と受け取れる見せ方のために少しご都合過ぎかなと

妹ゲーと評されているようだがそこまで妹を人気になるような破壊力はなかったかなー(妹が全てのシナリオって事か)

暴力団お嬢様ガリ勉眼鏡、一葉の兄、サンデー、色々あるが詰め込みすぎて情報が増えすぎてる

シマタケ君はかなり良い印象なキャラだっただけに幼なじみグループに混ざれなかった事が可哀想、実家地元なのに

シナリオは全て込みで高水準、普通に今どきのギャルゲーなんかより面白い

パッケージopから受け取れる印象通りの仕上がりで期待は裏切らない

選択肢で頻繁に日常パートが変化する作りこみも熱意が感じられて非情にいいと思う

システム面も2004年作品にしては十分かな、セーブスロットもっとしかったけど

Bgmは場面ごとに適切な雰囲気の曲が当てられいた、ぐっとくるものは少ないがmissing place、outer planetagainは良い

おわり

2014-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20140730133158

金を持っている者が強く、金は金を集める。

そういう社会システムになってしまったのだからそれが摂理だ。

もう世界中で国も止められない状態だ。

滅びをまとうじゃないか。

http://anond.hatelabo.jp/20140730141557

誰も解こうとしないのはそれがお前だけが問題と思っている当然の摂理から

2014-03-11

http://anond.hatelabo.jp/20140310125424

子を産み育てたいっていうのは、母性動物的な摂理なので、

こればっかりは自分がどう思うかは関係ない。

さら女性の方は年齢的リミットがあるので、

ほしいと思った時には手遅れになることもままある。

子供作ろうと思えば作れたのにっていう

取り返しの付かない感って、かなりつらいらしいよ。

2014-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20140131125100

「男なら多くの女に己の子を産ませたいのが生物摂理」と考えてるのか知らんが

近年の研究じゃ人類は原始の時代から一夫一婦を採用してきた生物だ、って説が有力だぞ

確かに一夫多妻採用した文化はあるけど、あれは乱婚ではなくて集団婚と考えられるし

それこそ「高度に発達し、富の分配が偏っている」文明特有の慣習だ

適当にそこらの女に子ども産ませるような行為して

いざ子どもが生まれたら女が一人で育てる、なんてのは人間本来のものじゃないよ

それをまるで人間本能かのように嘯くのはただ無知独善しかない、一番稚拙自己正当化だね

しかし、男女同権が“刷り込まれて”なあ…

浮気を「男共通の本能」と言って憚らない奴の思考回路垣間見えるなあ

2013-10-19

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インターネットとかコンピューターに限った話をしてるけど、結局他のものと同じ運命辿ってるだけでしょ。

昔は◯◯さんしか作れないとかい職人がいたけど、大量生産によって淘汰されていったように。

今後はインターネットコンピューターとは違う分野が発達して行くから、そこらへんの技術者が減っても摂理ってもんなんじゃない?

ただの杞憂老害だよ。

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