はてなキーワード: 尊厳とは
月刊ドラゴンエイジ7月号(2021年)より始まった異世界転生者殺し-チートスレイヤー-(原作・河本ほむら、作画・山口アキ)という作品が炎上している。
有名な小説作品9作品の登場キャラクターをパロディしたと思われるキャラクターを悪役として登場させているからだ。
そしてそのうちの一人のキャラクターに残虐な行いをさせた。
その作品のファンは愚かアンチでさえ「そのキャラはそんなことしねーよ!」とブチギレるほどの雑なパロディであり、炎上するのは至極当然のように思えるし、この作品の大きな問題点と言えるだろう。
面白くない理由は多数あげられるが、読者が主人公の行動に納得できないことが主たる要因であるように見える。
以下にそのあたりについて解説を試みたい。
物語を動かすうえで重要なのが「主人公はなぜそういうことをするのか」という動機の部分だ。三幕構成の本などでは「欲求」と表されることが多い。
例えば「死にたくない」という欲求があるからキャラクターは死なないための行動をとろうとするのだ。
主人公は村を焼かれ幼馴染を転生者に屍姦され、自身も殺されかけるなど復讐を決意する動機は十分に見える。
しかし、主人公は憎いとは思ってはいるものの転生者には勝てるわけがないという理由でその思いを押し殺している。よりいうと諦めてしまっている。
さらによくわからなくさせるのが魔女の転生者なんて所詮陰キャなんだから殺せる、という主張だ。
いくら転生者がチートな強さを持ってても中身は並みの人間なのだからいくらでも付け入るスキはある、という意味合いならまだわからなくもない。
しかしその後主人公が転生者にキレて「後悔するぞ陰キャ野郎」と言ったら転生者がフリーズした。
「中身は陰キャなんだから付け入るスキはある」と言われて「陰キャと言えば転生者はフリーズする」とは普通は考えないだろう。
また魔女は転生者たちが陰キャでありゴミであることを強調し「殺せるんだよワクワクしないか」と言っている。
この言葉によって触発され主人公が動いたようにぱっと見では見えるので、村を焼いて皆殺しにして屍姦することよりも、前世が陰キャであることのほうがより許しがたい罪であるかのようにも見えてしまう。
こうして主人公が転生者を殺そうとする動機が、復讐だからなのか転生者が陰キャだからなのかよくわからなくなってしまっているのだ。
こうなると読者は主人公に共感できない。なぜ復讐するのかがよくわからないからだ。
納得できない動機から繰り出される行動を肯定することは、読者にはできないのである。
一話において、転生者の強さというのを感じるシーンがほとんどない。
主人公が正面から挑んでも100%倒される、とは言われてはいる。しかし、言われてるだけで、読者が実感できるようなシーンはない。
なぜなら、転生者がチートスキルを使って戦うシーンもなければ、主人公の強さがわかるシーンもないからだ。
転生者の身体能力の高さを示したのは主人公に瞬間的に近づいて首を絞めたシーンだけ。
これだけで「転生者相手に武力で挑んでも絶対に勝てない」と読者が認識するのはちょっと難しい。
そのため「魔女の助力を借りて復讐する」という行動を選ばなければならない妥当性が読者にはさっぱりわからないのだ。
読者がこの手段は適切なのか?と疑問をいだいたままだとその後の主人公の行動を肯定できなくなってしまう。
手段が正しいかどうかわからないのだから、その手段を用いた行動もまた正しいものとは見れなくなるのだ。
また、転生者には絶対勝てないからと主人公が復讐を諦めてることも、読者からすれば本当に不可能なほど実力差があるのかはわからないので、勝てないと勝手に決めつけて復讐をしようと思わないヘタレにしか見えないのも大きな問題だ。
主人公は魔女と問答しているときも復讐に対して消極的な態度に終始した。
主人公は復讐を積極的にやろうとしない理由を、転生者には勝てないからだとしていた。
つまり、主人公が復讐を決意するためには、このやらない理由を取り除いてやる必要がある。
すなわち、主人公が転生者に勝てるという確信、もしくは勝てるかもしれないと希望をいだけるようななにかがなければならない。
では一連のシークエンスで主人公はどういう経緯で復讐を決意するのか。
主人公は転生者に勝てるはずがないという前提で転生者の前に立ち、殺されそうになり、転生者との問答の結果「(転生者は)俺たちの命や尊厳なんてないと思ってる」と確信して、突然キレるのだ。
この過程をどう読んでも、主人公が転生者に勝てると確信をする、もしくは勝てる希望がほんの少しでも生まれる、と感じられるようなものではない。
これは読んでる方としては相当突飛に映る。
この一連のシークエンスで主人公の変化・成長について読者の納得がいかないと、敵を倒す次のシークエンスが茶番に見えてしまう。
そうなるとどんな手段で敵を倒そうと、読者がそれに盛り上がることはない。
興味のないボクサー同士の対戦を見ても何の興味もわかないし結果に一喜一憂することがないのと同じだ。
以上、三点について解説を試みた。
よく創作指南では「読者が共感するキャラクターにしなさい」と言われることが多い。
これは多くの場合「読者が主人公の行動に納得できるように、その行動をする根拠を提示しなさい」といいかえることができる。
例えば本作の場合、主人公のクラス村が焼かれ、皆殺しにされ、幼馴染が屍姦されることで、主人公に転生者への恨みを持たせようとしている。
転生者はチートがあって勝てないから、魔女という倒せる手段を登場させる。
それでも復讐を渋る主人公に、転生者が鬼畜であることを知らしめて決意させる。
しかし読者の印象として、この主人公はそれで復讐を決意するキャラクターとはなっていない。
村焼き皆殺し幼馴染屍姦レイプですら相手に復讐してやりたいとは主人公は思わなかったし、魔女の「陰キャだから殺せる」も現世でチート持ってることへの具体的な対抗手段ではないし、そのことに主人公が勇気づけられてもいない。
転生者に現地人を尊重するつもりがないというのも、村焼き皆殺し屍姦レイプしてる時点でそんなことは既に分かり切った話であって、改めてそれを主人公に知らせたところでそれは主人公も知ってることなので、復讐を決意させる動機としてはとても弱い。
にもかかわらず復讐を決意した主人公を見た読者側は、主人公の行動に理解ができず主人公への困惑、恐怖、嫌悪感を覚える。
こうなるともう読者は主人公のやることなすことすべてに否定的な見方しかできなくなってしまう。
「この話はつまらない」だ。
職場の相手に一方的に想いを募らせている。職場恋愛に関する是非は色々思うところがあるが今回は一旦おいておく。
これまで仕事に関する話をしましょうという名目や、映画を見に行きましょうという目的で、私から誘って数回休日に2人で出かけた。出かけるたびに少しずつ心の距離が縮まっているように思っているが取り立てて発展はない。これ以上感情を肥大させても相手に迷惑だと考え、今回で最後にしようと思って待ち合わせに向かった。すると普段なら付けないワックスを付け、これ以上無いくらい素敵な姿のその人がいた。
仕事終わりで顔が油田みたいになってる姿やくたびれ果てている姿などをお互いに見ている上で、休日に身なりを整えて2人で景色のいいレストランで食事をしたり散歩をしたりコーヒーを飲みにいくのはデートなのではないかと錯覚した。
だが休日に身なりを整えるのは彼にとって自分自身に対する尊厳を保つためという面が大きいのかもしれない。
私は少しでも綺麗な姿で相手に会いたいと思い身なりを整えて会いに行ったが、相手はそうとは限らない。
相手が仕事の時とは明らかに違うよそ行きの格好で現れたことに関し、デートと考えるのは思い上がりだろうか。これで最後にしようという思いが揺らいでしまった。我ながら愚かだと思う。
パソコンでOA事務してるんだが、対人折衝をしない仕事がしたい。
10年近く働いて確信したが、俺はワーキングメモリがとりわけ低いのと、音の聞き分けが苦手(聴力検査では異常はない)で、耳で人の話を聞いて理解するのが苦手だ。相手が喋っている事が頭に留まらず、「なんの話だったっけ?」となるし、自分が喋っても「なんの話してんだっけ?」と、脳みそがオーバーフローしてパニックになる。
特に電話は相手の声が小さかったり、声が低い人相手だと、単語と文脈で話してる内容を理解しなくちゃいけなくなり、CPUが焼けきり、時々要旨を取り違えることがある。
その点、メールは便利だ。相手が伝えたい内容を何度も読み返せるし、言った言わないで朧気な記憶を漁る必要もない。俺はメールがなければとっくにニートになっていたと思う。
仕事が出来ない俺みたいなカスが辛うじて人としての尊厳を保つことが出来たのは、メールがあったからだ。
苦手な事をするのは脳力をとても消費する行為なので、出来るなら対人折衝がない仕事をしたいのだが、そんな仕事はあるんだろうか。
簡単なプログラミングの学習経験はあるので、パソコン操作が苦手な上司などの年配者の為にエクセルのフォローや、マクロによる自動入力機能を作ってあげたことはあるが、ああいうのはとても楽しかった。
私の勤めていた会社に、ハナクソ決裁という習慣があった。
「ハナクソ」というのは比喩に聞こえるかもしれないが、そうではない。
汚い話で恐縮だが、文字通りハナクソを使って決裁するのである。
仕組みは簡単。
変なのは、その承認をする際、印鑑ではなく自分のハナクソを書類に押し付けることだ。
複数の部署に回覧する場合、その数だけハナクソが付けられることになる。
社長はいくつもの闇市をまわり、決裁のための印鑑を探したのだという。
しかし、食うにも困っていた時代のこと、印鑑など扱っている店はなかった。
そうしてやむなく代用品として考えられたのが、ハナクソであったのだ。
このエピソードは創業当時の美談として、社史にも掲載されている。
社訓である「創意工夫」の精神を体現する行動として、いまでも新人研修の定番ネタだ。
そのこともあり、廃止にしようという声はなかなか上がりにくかった。
もちろん、この奇習を苦々しく思っている社員は少なくない。
管理職だと一日に何件も決裁しなければならないので、ハナクソの掘りすぎで鼻血が慢性化している人もいた。
指を鼻に突っ込むハナクソ決裁は、感染対策の観点から不適切だとみなされるようになったのである。
こうしてはじめて常識的な衛生観念のもとで、ハナクソ決裁の廃止が議論されることになった。
さて、ここまでの動向を他人事のように見守っていた私にある通知が届いたのは、つい二ヶ月前のことである。
それは異動通知で、私を「鼻垢決裁廃止検討担当係長」に任ずるものであった。
ただ、とくに複雑な仕事というわけではない。
「廃止検討」といっても、そもそも既定路線のことだったので、審議も形式的。
「廃止するメリット・デメリット」などという体裁だけのパワポを作って各部署にレクチャーをするだけで、反対する社員などいなかった。
各部署への根回しが終わり、いざ廃止の稟議を提出しようかとなった。
しかし、当たり前だがこの時点ではまだハナクソ制度が廃止されていないので、本件の決裁にはハナクソを用いなければならないのだ。
この廃止には社内の全部署が関係するので、私は会社中を行脚してハナクソをコレクションするはめになった。
細かい話は割愛するが、この過程で腹の立った事例だけいくつか紹介しておきたい。
当然ハナクソは押せない。
こっちが困っていることを伝えると「じゃあ部下の○○さんに押してもらってよ」などと言う。
私も呆れ果て、どうせ本人かは分からないのでその部下に押してもらった。
弊社には「一課」「二課」のように分かれている部署があって、その課長同士はライバル関係にある。
決裁にあたっても、相手よりもデカいハナクソを押さなければみたいな意地があって、良いハナクソが出るまでなかなか書類が戻ってこない。
複数が一度に剥がれてしまい、どれが誰のだか分からなくなることもあった。
が、この頃にはもう面倒になっていて、ランダムに糊付けして直した。
この三例だけでも分かるように、この業務は相当のストレスで、ハナクソが揃うにつれて、私はどんどん体調を崩していくことになった。
ある日、急な胃痛を感じ、私はほぼ完成した決裁書類を片手に持ったまま、トイレに駆け込んだ。
程なくして無事にひとまずスッキリしたあと、個室に紙がないことに気づいた。
どこかに紙がないか、とあたりを見回したが、適当なものは見当たらない。
ガックリして肩を落としたとき、自分の手に握られた一枚の紙が目に入った。
いやいや、これで尻を拭くわけにはいかない。
と、はじめは思った。
しかし、本当にそうだろうか。
手に握られた書類には、色とりどりのハナクソがひしめき合っていた。
それらの一つ一つが決裁にとって欠かせないものであったが、いまの私には、それに実質があるとはとても思えなくなっていた。
ただのハナクソになんの意味があるというのだろう。
そのハナクソを廃止するために、さらにハナクソを集めなければならないなんて、なんて馬鹿げたことだろう。
そんな馬鹿げたもののために、自分の尊厳を犠牲にしてパンツを汚すなんて、不条理ではないか。
私は手元の紙切れをもう一度じっと見て、それを握りしめる。
そして、それを四つ折りにして、肛門を拭いた。
力強いひと拭きは、腹痛で汚れてしまった肛門をじっくりと撫でていった。
その日のうちに、私は辞表を提出した。
アホらしいことに、辞表にも本人のハナクソが必要なのだという。
私は、いま出せるありったけのハナクソをそこに押し付けてやった。
帰り道、立ち止まって深呼吸をすると、緑の匂いが強く感じられた。
そうか、これから夏がやってくるのだ。
ハナクソがなくなってはじめて、私はこのことに気づいたのだった。
韓国について書く増田(ネトウヨレイシスト)の、この1年間のエントリと思われるものをざっくり拾い出してみた。1件2件は別人のものも紛れ込んでるかもしれないが、論調的にも、ほぼ同一人物の手になるものだろう。
ttps://anond.hatelabo.jp/29990604053428 韓国における反日教育について
ttps://anond.hatelabo.jp/29990603091511 韓国は不動産価格の異常な高騰で家を買うことができない
ttps://anond.hatelabo.jp/29990602062904 韓国に見る大統領主導による最低賃金の上昇がいかに社会を破壊するかの実例
ttps://anond.hatelabo.jp/29990601083142 韓国の日本に対するヘイトがひどい
ttps://anond.hatelabo.jp/29990528105012 韓国におけるメガリアのキチフェミが男女問題を深刻化させる
ttps://anond.hatelabo.jp/29990525091250韓国のレーダー照射問題が如何に頭がおかしくて狂っているか
ttps://anond.hatelabo.jp/29990521143904 韓国は日本に永遠の賠償をタカる国になった
ttps://anond.hatelabo.jp/29990521051247 韓国のK防疫のお粗末さについて
ttps://anond.hatelabo.jp/29990520184111 韓国では慰安婦利権の存在が確定した
ttps://anond.hatelabo.jp/29990520100204 韓国の反日不買運動は完膚なきまでにぶっ壊れた
ttps://anond.hatelabo.jp/29990507083023 旭日旗で騒ぐ差別主義者は自分を普通と思っているという話
ttps://anond.hatelabo.jp/29990331153426 今韓国が求めるものは謝罪と賠償であり永遠のタカり国家である
ttps://anond.hatelabo.jp/20201218081509 韓流にかぶれるのなら人間としての尊厳の全てが壊れることを覚悟しなくてはならない
ttps://anond.hatelabo.jp/20200929181232 韓国ではセクハラしたソウル市長が大統領候補になり一度疑惑が出たらすぐ自殺して逃げる
ttps://anond.hatelabo.jp/20200923090305 韓国のコロナ第二波は果たして本当に第二波だったのか
ttps://anond.hatelabo.jp/20200916110059 韓国という国は人間が住むものではない
ttps://anond.hatelabo.jp/20200903174251 韓国では若者の自殺率が極めて高いし反日のくせに日本で職探しする
ttps://anond.hatelabo.jp/20200829174554 日本の韓国併合は明らかな失敗
ttps://anond.hatelabo.jp/20200825192900 韓国の頭の悪い反日運動を放置するとどうなるか
ttps://anond.hatelabo.jp/20200815203342 韓国と北朝鮮
ttps://anond.hatelabo.jp/20200809204235 韓国をまともな国と思ってはいけない
ttps://anond.hatelabo.jp/20200509144906 文在寅が素晴らしい政治をしたと思ってる韓国、未来は真っ暗なほど厳しい
③韓国の反日不買運動は矛盾しすぎてて笑っちゃうレベルなんだぞ
④韓国は魂が悪いぞ
⑥韓国のコロナ対策も経済対策も外交も反日政策も何もかもうまくいってないぞ
というテーマをずっと循環している。で、そこからしばしば「韓国オワタwwwチョンwwwww」という結論に向かう。事実関係や論理には結論ありきというか我田引水で怪しい部分も感じるので、今はむしろ、彼(or彼女)のこういう情念がどこから来ているのかのほうが興味がある。
なお、anond:20210604085923のパクリのようだ。
そもそも彼・彼女らがいうところの『成熟』とか『大人』って鼻で笑っちゃうレベルというか
ネオテニー種である人類、大人と呼べる成熟をしている人間は2割もいれば上々ってレベルで
8割はお子ちゃまだと思ってる
以前は、ワザと取材対象の逆鱗に触れるような質問をして怒らせて口を滑らせることを、取材対象の本音を引き出すための高等な取材テクニックと称して、誰よりもマスメディア関係者自身がそれを正当化していたように私は記憶している。
それが今回、高額賞金を争ってプレーしている著名なテニスプレイヤーが「うつ病」をカミングアウトした途端、いかにも「取材対象に精神的な負担を与えるようなマスメディアの質問のやり方には、問題が有ると自分も思っていた」と言わんばかりに「取材対象のメンタルヘルスを守れ」の大合唱が始まった。この有り様は、私の目には、とても滑稽に映る。
それでは今後、彼らマスメディアは、取材対象のメンタルヘルスを本気で守るだろうか?私の予想は悲観的、つまりNOである。
今回のテニスプレイヤーに関して「取材対象のメンタルヘルスを守れ」と言われているのは、マスメディアにとってのスポーツの中継や報道が、金銭的な利益のタネだから、また、マスメディアの大半が肩入れしている政治的ムーブメントにおいて、彼女がスポークスマンの一人になっているからという理由に過ぎない。要約すれば、オトモダチだから忖度しているということである。
金も地位も無い、マスメディアとのコネも無い人間に対しては、これからも変わることなく、メンタルヘルスを無視した取材手法を用いることだろう。これらに該当する人間は、マスメディアのオトモダチではないからである。
一例を挙げる。米国ナイキ社が関与した陸上選手を育成するプロジェクトにおいて、育成対象に選ばれた女性陸上選手に対して、彼女の人権や尊厳を踏みにじる行為をコーチ陣が行っていたことが、つい最近になって被害者自身の口から告発された。それらの被害は、わずか数年前の出来事である。
今、あのテニスプレイヤーの彼女のメンタルヘルスを思いやる発言をしている慈悲深いマスメディア関係者が、この女性陸上選手を取材して問題提起するかと言えば、十中八九しないことだろう。
何故ならば、彼女は無名の選手であり、また、大企業であるナイキから広告料として支払われる小さくない金を、マスメディアも失いたくはないからである。
テニスプレイヤーの彼女のカミングアウトも、それを支持するナイキも、我々一般人をエンパワーしてはくれない。それどころか「結局、金や地位やコネを持つ人間だけが得をする」という無力感を抱かせるだけだろう。
突然だけど、セックスしてる?
といっても、独身の人に向けての話ではない。
既婚者の方に対しての問いかけだ。
最初に言っておくけどこれは真面目な話であり、
いわゆる抜きどころは一切ないのです。
私は既婚で、子どもがいる。
セックスの頻度は月に4〜5回といったところ。
子どもが乳児期の頃はさすがにそんな余裕はなかったけど、子の成長とともに、
下世話な話だけど性欲も復活して来た。
夫婦共に性欲は強い方だと思う。
セクスペ。
お前んとこの夫婦仲とセックスの回数と性欲の強さを告白したいエントリか?
違う。
元パートナーとの結婚生活でセックスレスで鬱になった部分もあったので、
実は重大な問題なのに、
単純な快楽ではなく、
愛した人と身体を通して交わすコミュニケーションが欲しかった。
まともな大人は、
真面目に聞いてくれる人の前で話せない話題なのではないだろうか。
かくいう私も元パートナーとのレスの話題は誰にも言えなかった。
友人同士でそんな話になったとしても
『結婚するとヤる頻度落ちるよな』
「だよなぁwwwww」
くらいが関の山だった。
そういう方に向けて伝えたい、
夫婦間のセックスレスの問題を矮小に捉えなくていい、悩んでいい、怒っていい、苦しんで当然、セックスしたいのに相手から深い理由もなく拒まれてるのであれば、気持ちも要求も尊厳も踏み躙られてることと同義だ。
セックスレスと、今現在の満足した夫婦生活とを知ってる自分が語れることがあるかも知れないので、しばらくつらつらとセックスレスについて書いていきたい。
とりあえず、今さっきして来た。幸せだ。
結論から言うと、今回の件で私は大阪なおみにはあまり肯定的ではない。
じゃあ批判派なのって言われると、まだ彼女が言い分が掴みかねて、はっきりとしたことは言えないのだが。
記者会見のどんな状況が耐え難いストレスで、アスリートへの尊厳を損なうのか、まだ具体的な例は彼女の口からは出ていないはずだ。
しかし、このニュースの一報を聞いたとき、彼女の勇気と行動力を称えるブコメ群とは異なり私は「え~…」とやや保守的な反応をしてしまった。
彼の長い選手生活のうちに、私は学生から社会人へと人生のステップを踏んでいき、今でこそ忙しい社畜生活の中で無理のない程度に楽しんでいるが
(何分、テニスツアーは世界各地で行われるので、ライブ観戦の時差と社畜生活の相性はすこぶる悪い)
一時期は頭のいかれた信者ともいうべきような熱を持って彼を応援していた。わりと痛い信者をやっていた。いや、今もその魔法は解けてないのかもしれない。そんな奴だと分かった上でこの戯言を聞いて欲しい。
私はフェデラーファンゆえに、選手の記者会見というものに多少なりとも思い入れがある。
というのも、彼が多言語話者であるからだ。今もそうかは知らないが、少なくとも一時期、彼は母語であるドイツ語、その後フランス語、英語と記者会見に応じていた。
それは言語が違うだけで、基本的には同じ内容の繰り返しである。ドイツ語・フランス語・英語と3回繰り返す。(錦織も英語・日本語と質疑応答してますね)
同じ内容なら母語のドイツ語か、あるいは世界共通語の英語でやればいいのでは?というのが合理的だが、そうではないらしい。
泣く子も黙った”全盛期”とよばれる時期に、当然ながら記者の人数もすこぶる多かっただろうに、そうした務めをフェデラーは果たしていた。
痛いファンである私は当然ながら、その彼のサービス精神を大変誇りに思っていた。
興行とは注目がなければやっていけない。世間からの注目・知名度はその人の収入や社会的地位に直結する。
テニスとは別にとあるマイナーな舞台エンタメを愛好していた私は、ニッチな業界ゆえに演者たちの懐事情を慮ったりした経験がある。テレビタレントと違って舞台役者はカツカツだ。
それゆえ、まるで規模の違う巨大なマネーが動くテニスという世界的興行においてもメディア対応を怠らない彼を一層好ましく思ったのかもしれない。
熱の濃いファンにとって、試合後の記者会見はたまらない一次ソースだ。なんせ、ついさっきの試合を選手が自身の言葉で述べてくれるのだから。
プレーを見ているだけでは見えてこなかった生々しい選手のキャラクターが見えてくる。
嫌な負け試合でコート上でもラケット叩いたり、審判と口論になったりした後は、記者会見でもその嫌なムードをひきずっていたり、
ご機嫌で終わった試合のあとは記者との間で冗談がとびかったり。
アドバンテージを握られてピンチに陥った時の感情はどうだったか?
ファンにとって、記者会見という場はアスリートをもっと深く知るための橋渡しであると思う。
アスリートは試合後はシャワー浴びてマッサージ受けて早く寝たいのかもしれないから、これはファンのエゴかもしれないが、記者会見はありがたい存在だ。
テニスの場合、大会の公式HPで記者会見の質疑応答が文章で公開されてたりする。その記者会見のスクリプトと日本語記事を見比べては
「ここのニュアンスが違う」だの「文脈をはぶくな」だの玄人ぶってぶつくさ文句を言うのもテニスオタクのある種の楽しみだ。
といった具合に、私は比較的、テニス界における記者会見というものを好意的に思っている側の人間だが、
それでも皆が言うように記者会見が、選手をいじめるような場ではあってほしくないと思う。
人種差別的な質問はもちろんダメだし、プレーと関係ない「恋人はいるの?」的なデリカシーのない会話があるのであればやめた方がいいだろう。
でも皆の言う「失礼な質問」ってどう定義できるんだろう?とは思う。
40手前になっても現役を続けている今となってはある意味笑い話だが、フェデラーは20代後半には既に「いつ引退するの?」と繰り返し質問されてきた。
年下選手にナダルや、ジョコビッチ・マレーといった輝かしい才能がいたし、当時は30歳前後で引退が普通だったしね。
私は、その光景を見る度に「なんて失礼な!」と腹を立てていた。だってほとんどの試合には勝ってるのに、そんなのってある?
これは私がフェデラーファンだから「なんて失礼な質問だ」ってプリプリと怒る訳で、
じゃあ、引退に関する質問はシャットアウトすべきかと言われたら、答えはノーだ。
私はやや頭のいかれたフェデラーファンではあるが、「引退するつもりはないんですか?」という質問が、
あくまで「ファンというフェーズ」において不躾な質問でしかないと認めざるをえない。
例えば私はゴルフはからっきし興味がないのだが、タイガー・ウッズぐらいの名前はもちろん知っていて、
「タイガー・ウッズ、引退は?」なんて記事が目に入れば多分クリックする程度には興味はそそられる(ウッズはフェデラーとも交流あったしね)。
そこには悪意はこれっぽちもないし、なんなら「まだ引退してないなんてすごい選手だよなぁ、どうやったらそんなに情熱が続くんだろう」なんて
平凡でちっぽけな自分と照らし合わせて、感慨深げに記事を読んでたりする。試合なんて全く見たことないのにね。
ほんの数十秒、数分、読んでは次々とニュースを消費していく。
うちも100%テレワークだけど、チーム内の雑談会の時間を設けてる。
それがどのくらい効いているかは分からないけど、今のところ会社を辞めかねないトラブルは起きてない。
あと、うちのリーダーがすごく気を遣ってくれるところが増田には足りてなさそうと思った。どういう点かというと、とりあえず相手が間違っててもまずやったこと自体は肯定すること。その上で、でもここは違うから直してと伝えてくれるところ。
全くのエスパーではあるけど、増田目線で間違ってる仕事でも、A氏はそれが正しいと思ったからこそやったわけで、そのA氏なりの正しさをボキボキ折られたらそりゃ心も折れると思う。
全体的に見るとA氏の逆恨み感はあるけど、増田の言葉というバイアスを差し引くと、A氏の仕事を全く肯定しないところが増田にはあって、そこがA氏にとっては尊厳を踏み躙られたと感じたんじゃないかと思う。
タイトルでテレワークのせいにしているが、本人からの申告内容的には自分のせいらしい。
ただ会社やその他上司からのコメント的には本人問題と判断されており、特に自分が咎められるとかはないらしい。
当方テレワークほぼ100%の環境。事の始まりは辞めたメンバー(面倒なのでA氏とする)がミスをしたことが発覚し、嫌な予感がしたので色々聞いてみたら他にもミスをしていたこと、そもそも依頼した作業の意味をちゃんと理解していなかったらしい。
ミスした部分、作業の意味については1年間何度も言っていたことなので、最初はまじでこいつ大丈夫かと思ったがそこで責めたらパワハラとかになるんだろうなーとか思ったので、改めて作業の意味をA氏に整理して伝えた。
そしたらA氏がまた別件でもちらほらとミスをするようになり、またちょっとした意思の疎通も認識の齟齬も増えてきて、結局最後に自分が同じ作業をやることになってしまい二度手間。
忙しい時期だったこともあり現場が回らなくなるので、二度手間を無くすため、認識の齟齬がなくなるようにするために作業前に想定している作業内容を箇条書きでチャットでいいので報告してください、とした。
それである日自分がチャットツールで簡単な手順概要をまとめてタスクを振ったのだが、その作業内容を自分が送ったチャットをそのままコピペで送り返してきた。ちょっとイラっとしつつも認識の齟齬を無くすためなので自分の言葉で説明してほしいですと返し、別件の問い合わせが来ていた件についても次のアクションわかるか聞いてみた。
問い合わせとかヘルプデスクしている人ならわかると思うが、そんくらい自分で調べろよと思ったり局所的な質問をチマチマ質問してきていつまでも問い合わせが終わらないことがある(A氏も以前経験済み)。そこを少ないメンバーでやりくりしているので、問い合わせの際は最初に何を意図して問い合わせしているのかゴールを明確にして進めないといけないんだけど、今回の問い合わせもチマチマ問い合わせ続きそうな内容だった。だけどA氏は問い合わせ内容をそのままベンダーへ流そうとしていたことが分かった。
そのため上記の意図を伝え、問い合わせ者と認識合わせして対応してくださいと伝えたらそれ以降来なくなってしまった。
事情が事情なので会社でヒアリング中らしいが、そこでは尊厳を踏みにじられたみたいなことを言っているらしい。
だがこちらとしては~してください、としか伝えておらずイマイチどこで尊厳を踏みにじられたと感じたのかわかってない。
なので普段のコミュニケーション不足なんだろうなと思い、テレワークで1日数分だけ案件状況確認でビデオ会議していたがそれだけでは足らず、もっと雑談とかしないとなのかなー、って感じで今自分の中では落ち着いている。
仕事の会話しかしていないと個人を無視しているようで、そこに人としての尊厳がなく感じてしまうんだろうなーと。
なのでうまく雑談するためビデオ会議の雑談枠設けたり、出社の機会を増やすべきなんだと思っているんだけど、基本テレワークしている人、その辺どういった対処してるとかあったら教えてクレメンス。
日本の擬人化、美少女化コンテンツの多さは元から有名だけど、特にウマ娘は韓国で批判の声をよく聞いている。「競馬が好きなら実際の馬でやれ」「女性の体と人格をわざわざ檻に入れられて競争させられる対象として使うな」と。
これに関して言っていると多分「ゲームだから別にいいじゃん」とか「表現の自由では」というリプも来ると思うけど、実際のところ「娯楽だから」という理由だけで人権や常識が通じないコンテンツを長らく生産、消費し続けている日本は文化方面で相当閉鎖的だというのが海外のオタクからよく出る話。
こんなん言っても日本作品の海外での年齢規制やイラスト修正に対して「やっぱ海外厳しすぎwww」くらいの感想しか持てない「一般オタク」には何言っているのかわかんないと思うけど...
個人的な意見だけど「普通のオタク」って自分達が楽しむコンテンツはあくまで自分達だけのもので、別に社会の流れとは無縁だと勘違いしているところあると思う。確かに作品一個の存在がすぐ社会を変えたりしないけど、それを見続けている自分達が社会の一員としてその感性を維持していること気づけよ。
それが結局今の世代が人権と尊厳を語ろうとする度に「昔はそんなの普通だった」「自分は子供のころからそういうのを見て育ったから変わる必要はない」という圧力になっているのでは、と思う。
セルフネグレクトは「自分の身体と自分の人生が唯一無二の価値あるもの」だという前提を失うことで発生する
自分の価値が外的要因で踏みにじられ損なわれたという事実に耐えられないから主観を自分の外側に置いて逃避しなければならない
自分は価値のないものだから、いくら踏みにじられてもなんともない、自分の尊厳は傷つかない、なんなら自分で自分を傷つけたってなんともない
当然、ダメージを受けていないのだから社会生活は当たり前のように送らねばならない
社会と私生活の自分がどんどん乖離していって、さらに自分の身体と心も乖離していって現実感も失っていく
こうなるともう無価値な自分が無為な時間を過ごしているだけで自分のことについて何もやる気が湧いてこない
社会生活の方が価値があるから自分を犠牲にして活動するようになる
そして壊れ続けていくのだ
なのにわざわざ企業の採用の自由を制限してまで雇用を義務付けられている。
障碍者の側からしても経済的理由だけで考えれば働く必要はない。
冒頭に書いたように今の日本には十分な生活保障制度があるからだ。
なぜか?
働きたくても働けない不幸を回避し、社会の一員として労働する尊厳を尊重しなければならないからだ。
このように考えたとき、弱者男性の結婚問題も、自由恋愛の敗者と自己責任論で捨て置くわけにはいかなくなる。
結婚したくてもできないというのは、まさに個人の尊厳と幸福追求に関わることだからだ。
障碍者雇用が義務付けられ、雇用すれば助成金がもらえて未達なら罰則金がとられるように、弱者との結婚に関しても助成と罰則を設けるべきだろう。
派遣ってほんとあくどい仕組みだよなー。
短期間スポットで労働力が欲しいから割高で雇うというなら話はわかる。(アメリカはこれなんだっけ)
日本は、あからさまに安くていつでも切れる人材として雇ってる。
制度があれば利用する。まあそういうもんだろうなと思う。
ただ、合法な搾取制度を作った人達は心底気持ち悪い。そんで派遣業者として市場の中にいるのも悪い冗談のようだ。
冷静に見て、いびつじゃない?
付き合ってるときはお互いに意見し合うしやっていけるかなと結婚に至った。
しかし恋愛弱者となるような対人スキルの問題点(個人差が大いにあり)に苦しめられるように。
・あいさつを渋る
・相手を労らない
・何かして貰った際に有難いとは思わずにただラッキーだと思うだけ(相手の労力にはまるで関心がない)、相手に何も返さない
・相手の労力には感謝とかしたくないので、〇〇しようか?という問いかけに、あれば貰う、余ったら貰う、もうできてるなら貰おうかなと自分がしてもらうという負債を姑息に避けようとする。
・そのくせ事前に問いかけずに差し出す形は大好き。気に入らないと貶すし拒否する。受け取ってから貶して笑う。
・自分からは提供しないのに、何かして貰えない、事故などでの自分の不利益は非常に恨みに思う
・自分から相手に働きかける、話しかける事もない。コミュニケーションコストを丸投げして負担をかけても自分は向いてないからと何も返そうとせず、相手の体調やメンタルの不調でのコミュニケーション減も悪意に取る。自分のことしか頭にないのに相手は自分の考えを忖度して当然と思っている。お互いに良くしようという考えがない。
・わからないことを訊きたくないためにやらない、切羽詰まっても適当にやって問題が残るが指摘すると(尊厳が犯されたと)逆ギレする。
・能力が低く、不器用過ぎるのに、指示を聞きたくない、やり方を改めたり人に聞いたり助けを求められない。見かねて助けて貰っても自分からは誰かを助けようとはしない。
・自分は相手を煽るしふんぞり返っているが、こちらが少しでも怒って声を荒らげると、感情的になってるから話は出来ないと怒鳴る