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はてなキーワード: エイターとは

2020-06-29

相手から死者が出た、

これは手厳しい

面白いことを言った ネゴシエイター だなぁ 

ってなっちゃうよ ロジャー

記憶を失う薬を打つのか おもしろいな

記憶障害がひどいよ ロジャー

相手記憶 ON OFF ON OFF 相手幸せのため

2020-06-13

私は贅沢を覚えてしまった

初めて一人でホテルフレンチフルコース食べに行ったんだけど、

ほんとに1人でびっくりした。

コロナの影響で客足が減ってる&平日でほとんどのゲスト

朝食のみのプランだったらしい。

フロントに降りたらウエイターさんが出迎えてくれて

レストランまで連れてってくれて、中に入ってびっくり。

もともと大きいホテルじゃないから、レストラン自体も小さいんだけど

明らかに1人用しかセットされてない。

私だけフライングしたのかと思ったけど、違ったのね。

天気が良ければ目の前の大きな窓から満天の星空が見えると言う

山上のプチリゾートホテルだけど、あいにくの曇天で外は真っ暗。

厨房を背に窓に向かって椅子をセッティングしてくれたけど、そのおかげで

中の景色が窓に映り込んでたんだよね。

私が食べ終わったタイミングで新しい料理飲み物サーブしてくれるけど

食べてる間中ずっと後で気配を伺ってるの見えてて、ちょっと頭を動かすと

すぐにさっと反応してくれる気配がして、最初は困った。

でも若いウェイターさん、教育をきっちりされてるみたいで、

すごく丁寧だけど、私が気まずくないように程良い距離で話しかけてくれて

後の気配も次第に気にならなくなった。

私を見てセレブと思う人はいないと思うけど、大事お客様として

丁重にもてなしてくれて、かつ、ぼっちで食べる私が寂しくないように

適度にかまってくれたのが本当に居心地が良かった。

普段和食ばっかりなので、フレンチの味がわかったかどうかに関しては

コメントを控えさせていただきます

ただ、素人の私にもわかるくらいは、盛り付けとかも凝っていたし、

たった1人のゲストのためにいろんな料理を一皿に乗せてくれてて、

胃も心も満たされた気がします。

ちなみに、翌朝は和定食で、小鉢だけでも5種類もあって、

焼き魚海苔納豆卵焼き味噌汁ご飯漬物

ジュースも2種類ついてて、食後のコーヒーもあり。

完璧日本の朝食に和食党の私は感激。

どれもすごく美味しくて、恥ずかしくてできなかったけど

ご飯おかわりしたかった位。

朝ご飯だけでも食べに行きたいかも。

正直、県内でもど田舎ホテルなので、期待半分だったけど

いい意味ですごく裏切られた。

私にしてはものすごい散財だったけど、サービスに対価として

お金を払う意義と言うのをすごく感じた。

知らなかったとは言え、私1人のためにシェフにウエイター

働かせてしまったのはちょっと申し訳なくもあるけど、

個人的にとても良い宿泊でした。

今回は遠出ができない分、交通費代を宿泊費に上乗せした

旅行で、チェックアウトまでずっとホテルの中でごろごろしてた

んだけど、こーゆー形のことを「ステイケーション」と言うらしいね

滞在ステイStay)」と、休暇を意味する「バケーションVacation)」からまれ欧米発の造語

コロナ流行たからできた言葉かと思ったけど、数年前からあったらしい。

これからますますはやるのかもしれない。

コロナ流行る前にいちど温泉宿に泊まった時もすごく良かったし、

でもその時は食事なしのプランだったから、今回完全にステイしたわけだけど

好きな本とか仕事ちょっと持ち込んで完全にリラックスするだけの旅。

体力がなくなった今は丁度いい。

昔は詰めるだけ詰め込んで観光地回ってたし、食事も宿もやすしか考えてなかったけど

今はとても無理ですから。。

から高級ホテルってあるんだろうなぁ。

毎回こんなホテルに泊まれるわけじゃないし、これからもほかに目的があれば

ドミトリー泊もいとわないけど、3回に1度はこんな体験が出来るように

仕事がんばるわ。

コロナ旅行全部キャンセルになって、何のために稼いでるのか分かんなくなったけど

私また頑張るわ。

追記:読みづらい自分語りに対して、コメントくださりありがとうございました。

好意的なお返事が多くて、恐縮です。

ギャップが肝心と言う言葉、すごく響きました。

常時こんな生活してると、きっとマックかに新鮮さを感じるんでしょうね。

貧乏にも贅沢にもどちらも対処できる自分でいたいと思います

有り難うございました!

2020-05-18

anond:20200518145251

北方領土を失ったタフネゴシエイターより有為人材目白押しだよね。

原発に詳しくて爆発させた人とかw

明治政府ですら大津事件をきっちり法律にのっとって裁判させたけど

中国ビビッて検察に介入して釈放しちゃった人とかw

巨額脱税したけど逮捕されなかった現役の首相とかw

anond:20200518145124

あぁ、前向きな話し合いの結果、北方領土熨斗付けてロシアに献上したタフネゴシエイター

知ってる知ってる。

anond:20200518144929

世界中からフネゴシエイターと一目置かれていたがね。

だれか旧民主党系でいるかい?そんな人材

2020-05-12

やっぱりサヨクは信用できない

2019年3月、名古屋家裁判事反天皇制集会に参加して、政治的発言をしていた。

その時、今抗議しているクリエイター人達はきちんと抗議していたのかな?

していなければ、サヨクエイターが何も言っても何の説得力も無いよね。

2020-03-15

anond:20200315122517

シェフがひとりに

エイターがいて

さらあらいがいる

さらあらいにレベル聞かれてもさいしょのうちは、楽な仕事ばっかで修行からどのレベルでもいい

上の方になれたらPython書くにも機械語知識がいるようになるその上は知らん

2019-10-19

イタ飯屋で、あまり筋の良くない客だった頃の話

昔々、横浜関内に住んでいた時のことだ。この関内、は文字通りであってJR(さすがにもう国鉄ではなかった)の駅から海側のエリアである。諸氏はそんなところに住居があるのかと驚くかもしれないが、当時は雑居ビルの上の方に思ったよりは多く転々と貸間があった。ただし、下の方からは常に酔客の声やカラオケのだみ声(後学のために申し上げると、カラオケ騒音で一番外に響くのはよりにも寄って音痴おっさんの胴間声であって、BGMは全く聞こえぬ)が常に聞こえ、よく言って華やか悪くいうとそりゃ真っ当な借り手はなかなかつかねぇよね、ということになる。

その時は-このシノギだけは真っ赤な嘘の話だが-、石化パイプライン屋の営業部隊に属して、港町には良くある怪しい中東商社から注文を取って糊口をしのいでいた。中東商社母国の都合で動く。つまり、朝は遅く夜は次の日が来るぐらいまでが仕事ピーである。こっちもそれに合わせて変則的労働時間で暮らす。それはいい。だが困るのは飯だ。飲み屋以外で食い物屋なぞない。コンビニ牛丼屋ぐらいはあるが、毎日ではつらい。トドメに、下戸である中東屋さんとしては問題ないのだが)。飲み屋の線はこの段階で選択肢としてはさすがに消える。

ある雨の日、所要があって珍しく海側から我が雑居ビルへと帰途を辿っていた。いつものように腹が減っていた。あの辺り一帯は、細長い区画が一応碁盤の目状に並んでいる。一回右に曲がって一回左に曲がれば、どの通りを選んでも貸間に帰りつけるのは、小学校でやった懐かし「場合の数」だ。ただし、客引きのおねぇちゃんがうるさい通りというのがあり、こいつは敬遠せざるを得ない。

考えもせずひょいっと辻を曲がった先にあったのが、未明なのになぜか営業していたイタ飯屋だった。外のケースに入れられていたメニューは、いつもの夕食よりはちょっと高めだが、出せないほどではない。いい加減雨にも追われている、パスタグリルを頼めばまあ恰好はつくだろう、たまには人がましいものが食いたい、そう思って扉を開ける。慇懃で痩せぎすのウエイターが案内したのは入り口近くの窓際の席だ。他に客はいないが、フリの怪しい安スーツに着られたような小僧っ子には、そんなもんだろう

出されたメニューから慎重に安めのパスタグリルを頼む。グリルは肉、シンプルに塩だ。呑むのはお冷。酒は頼まないし、ソフトドリンクに金を払うのは当時としては、ばかばかしく感じられていた。人心地ついて、水をすすりながらぼうっと薄暗い店内を見渡すに、どうもややちゃんとしたリストランテなようだ。しかし客は他にない。いればどんな店かも推量が利くというのに。そもそもちゃんとしたリストランテ酔狂にもかくも深夜まで空けているのか、さすがにいぶかしんだが尋ねるほどの気安さもない。ウエイターはほぼ厨房入り口あたりの定位置に戻って、こちらには目もくれない。

ほどなくして出てきたパスタ、そしてグリルは確かに旨かった。これこそ久々のちゃんとした食事という奴だ。しかしただの大喰らいの悲しさ、昔の料理を思い出して論評するなどということは出来ない。しかいくらなんでもちゃん仕事をしてある2皿だ、ということ位は判る。悪くない。遅い晩餐の唯一の欠点は、こちらがやたらと水を飲むことだ。端から置いてあったグラスにサーブされたお冷は数回おかわりした。そしてさすがにリストランテ、見ていないようでウエイターは、こちらの水が切れると音もなくお代わりをちゃんと入れていく。それはちゃんと冷えていて、薄手のグラスに汗をかかせる。全く悪くない。

少なくとも追い出されはしなかった、塩を撒かれるほどの醜態でもなかったはずだ。そう思って、月に一回ぐらいは帰りがけに足を延ばした。向こうからすれば余程奇矯な客なんだろう、二回目からは、パスタと一緒に銀の水差しサーブされてきた。嫌味かもしれないし、サービスかもしれない。お互いそっちの方が楽だもんな、それも悪くない(というとさすがに上から目線過ぎるか)。ウエイターは今度こそこっちの方を見ないで済んだはずだ。

佳き日は往々、突然に終わりを迎える。ある日、また人がましいものを食おうと思って店の前にたどり着くと、レストランは深夜営業をやめていた。そりゃそうだ、通った間、一度として他の客なぞ見たことはなかった。店としては、同伴とかお仕事帰りのお姐ぇ様方が使う心づもりだったんだろうが、どうしたって来たのは貧乏神めいた小僧だけだったのだから。さすがに空気よりはましだった、とは思いたいが、そんな細っちい客は切って捨てるのが当然の経営判断だ。

今にして思えば、どう考えたって利幅の薄い立派な不良顧客である。あのウエイターだってその奥にいるシェフだって、態々残業してきたのがあんなのだった、というのは落胆した事だろう。しかし、出てきた料理は真っ当だったし、ウエイターもあからさまに追い立てるそぶりはかけらも見せなかった。あの当時なら少なくとも匿名世間様に晒されるようなことはなかった。もっとも晒されたとしたところで、こっちの低いアンテナに引っかかるものかは疑問が残るが。

ほどなくしてこちらも横浜を引き払った。まだあの店があったとして、出世払いに赴けるほどの立身は遂にしなかった。或いはケチって水ばかり飲んでいたツケかもしれない。そして時々人がましいものを食いたい時、まだ入る店には迷うのである

2019-10-17

anond:20191017101507

ハサミの切断操作自体は一軸やけど、それを特定ポジションで行う為の軸は「6軸」だな。

(ハサミ自体XYZ角と、XYZ位置

これやって人間の形を無視すればそれほど難しいオーダーではないで。客の周りにリング状のレールを置いて上下するだけのアクチュエイターの上にハサミ動かすジンバル乗せるだけでええんやからものは考えようよ。

2019-08-27

anond:20190827172652

いや、人件費って一番重い所なのにウエイターではなくわざわざ金かかるシェフ雇うって意味からなくない?

シェフ能力が店主より高いってなら、シェフ辞めたら味落ちるだろうし…

anond:20190827164720

店主も料理出来るのに「店主が料理してバイトのウエイター雇う」ではなく(小さい個人店って普通こうだよな)

シェフを雇って店主がウエイター」ってのがよく分からん

シェフが辞めて店主が厨房入ったか奥さんが働く、ってのも「今までシェフ雇ってた賃金でウエイター雇えばいいだけじゃん」としか思えんし

実際は店が傾いててシェフに逃げられて新たに人も雇えず…ってなら常連客追い出すなんて出来るわけないしで

どういう状況だ

2019-06-02

グランディアエクストリームというピック負けゲーム

まりシナリオが合わなかったので序盤で投げてしまった

シナリオというか脚本といえばいいのか

とにかく口喧嘩が多すぎる

なぜ口喧嘩が多いのかというと登場人物が気の強いキャラクターヤンキー系ばっかりだから

*会話例

ヤンキーA「おまえバカじゃねえの?(あいさつ代わりに煽る)」

ヤンキーB「知らないのか?バカっていうやつがバカなんだぜ?」

ヤンキーA「んだとコラァ!(すぐ煽るくせに煽り耐性ゼロ)」

ヤンキーB「上等だオラァ!」

ヤンキーC「キャハハ!どっちもバカぁ~もっとやれもっとやれ~(火に油を注ぐ)」

こんな会話が延々と続く

ライター自身口喧嘩の辞め時が見つからないように思えた

キャラクターヤンキーヤンキー上がりとヤンキーくずればかりなせいでこうなっている

ここで「やめんか!」と一喝して強制終了できるようなカリスマキャラがいればもう少しましになっていただろう

あるいは口達者なネゴシエイターバブみに満ちたママキャラ

キャラクター構成(設定というよりは構成)の時点でコケている

この状況ってMOBA特にオーバーウォッチ)のピック負けに似ていると思う

人間関係においてもタンクとヒーラー必須ってことだ

2019-05-20

福岡居酒屋

九州って魚が結構豊富で新鮮で安いって評判なんだけど、福岡市内の居酒屋はハズレが多い。

特に天神中洲近辺はダメ。アフェリエイターがやってる内容の薄いブログみたいな居酒屋

ばっかり。内容薄っぺらで、コピペみたいなメニュー商品なんだけど値段だけはしっかり

取られる。地代がそこそこするからなんだろうけど、2度と行くか!と思う店にここんとこ

当たりっぱなしで泣ける。

2019-04-23

会社の人と話せなくなってしまった

思い返せば学校生活から、人とうまくやるのが苦手だった。育った環境特に劣悪でもなく、23区のあまり裕福ではないほうで、いじめを受けながらも、それなりに義務教育を終えた。ただし、いじめを受けると、それなりに人付き合いが苦手になるが、現在そのことが影響を深く与えているとは考えにくい。

その後勉強のできる都立高校に進んだ。校則が一つもない学校で、当然服装やら髪型規則もない。しいて言えば、ちゃん学校にある程度来ることと、補導されないこと、それと校内では下履きに履き替えることくらい。友達とさぼって映画を見に行ったり、年齢制限をゆるく見てくれるお好み焼き屋に行ったり、近所の公園浪人生に逆ナンパされたりと、人生初のリフレッシュができた。図書館で山ほど本を読んで、週3回剣道をして、ようやく人生軌道に乗り始めた。

それほど頭は悪くなかったようで、そこそこの大学英文科に入ることができた。映画サークルに入り、何本か映画を撮ったり出演したり、地味だったがそれなりに楽しく生活できていた。

兄弟が4人もいたので、アルバイト高校生のころからちょくちょくしていた。多少を家計の足しに、それと自分物欲のために。高校生のころコンビニで2年弱、大学からファミレスで1年、塾講師で3年。

多分、今に至るきっかけはファミレスのころにうまくいかなかったことに起因している。そして大学生活にも一因がある。

ファミレスでは、厨房ドリンクデザートを出す仕事をしていた。厨房内では仲良く働いていたが、何となくエイターウエイトレスの人とうまく話ができないまま1年が経ち、そこから人と話すのが苦手になっていた。同じくらいの女性とどんな話題を共有すればよいのか、向こうも話しかけてはくれないし、こちらも話すきっかけがない。

厨房の人がとても優しかったのは今でもいい思い出だ。一緒にワカサギ釣り旅行に行ったのが懐かしい。釣ったワカサギを持って、お店で揚げて食べたのもいい思い出。

大学1年生の性欲やらが多感な時期に、自分の口下手と話題のなさが鬱屈を与えたのだろうか。

カート・ヴォネガット短編小説チャールズ・ブコウスキー、初めて英語で読めた小説の「クールミリオン」、高校生から好きで読み漁っていたアメリカ文学自分サークルで作った映画、鉄男や小沢健二Number GirlマイケルジャクソンクラブでかかっていたNirvanaStrokes軽自動車で行ったフジロック、そんなものは誰の興味にもならないと決め込んでしまった自分がよくなかったのだろう。

1年経って結局そのファミレスが潰れてしまったが、「あの人の日とか失敗、つまんないし」といったようなことをぼそっと聞こえるように言われたのが今でもフラッシュバックする。

その後、3年弱塾講師アルバイトをした。個人指導塾で、入って3日目に、「この研修に行くと5000円がもらえる」と言われて行った研修一言発言できなかったことを思い出す。

自分が抱える生徒の多くは、本指名から外れてきた子が多かった。成績もみんなそれほど良くなく、自分にも人を教えるスキルが足りなかった。結局浪人させてしまった生徒のことを時々思い出す。本当に悪いことをした。一人で赤本を解いて、わからないことを聞きに来るというスタンスを取らせればよかったのに、自分無駄に介入してしまたことが悔やまれる。

そのバイト先で覚えたのが、お酒に頼ることだった。安い居酒屋終電まで飲んで、げらげら時間を共有できる。それが社会人になってもコミュニケーションの核となってしまう。

文学部ながらも、BBS簡単アプリを作ることができたので、ソフトハウス就職できた。2年半いたが、デスマーチで体調を崩してうつになり、結局辞める。

新人研修のころやその後の付き合いもお酒が基本だった。キックオフ、とりあえずリリース、最終FIX、とかのタイミングでようやっと胸襟を開いた話ができる。それまでは、ほうれんそう以外の会話もなく、とにかくメールに頼るようになっていた。

時々生意気意見を言ったり、人のプログラム勝手リファクタリングしたこともあった。

記憶がないなか、帰巣本能で家に帰るのもよくあった。タクシー代を貯めていれば相当の金額になっていたのではないかと思う。

少し休んで、プログラマとして別会社に復帰した。総務と経理以外はほぼ男性会社で、よく飲んだ。

その会社でようやっとまともな生活を取り戻すことができ、結婚もできた。

3年ほどプログラマをしていたが、目の前に座っているおじさんプログラマの1/10しか生産性がないことがわかり、社内異動で説明書ライター転職する。

車好きやキャンプ好き、バイク好き、元ミュージシャンが異様に多い会社で、よく泊まりで出かけていた。自分よりも年上が多いから、みんな自分の事を話してくれる。お酒どうこうもなくその人を知ることができる、いい機会だった。ある人が定期購読していた、日経ソフトウェア数年分を借りてJava以外のスクリプト言語自分Python)を学ぶBoot Strapとして使わせてもらったり、ほんとうに幸せな日々を送ることができた。

その会社は、株式公開に伴う人員削減で、半数以上人がいなくなった。自分も窮屈なライターを続けるのが辛くなって辞めて、割増の退職金をもらった。以降半年近く、妻以外の人と話すことなく、引きこもりながら割増退職金に付随する給料をもらっていた。働かずに給料をもらえるのがこんなに苦痛だったのか。

いい加減引きこもりにも飽きて大会社転職するチャンスをもらった。その間に障碍者手帳をもらい、障碍者枠での就職活動をすることにした。

大会社大会社だった。エリートエリートで、二級以下の低級労働者自分は、その程度の扱いしか受けない。大学ランキングを引きずる社内で、

自分はまず

学歴劣る

・それまでの成果は劣る

健康状態劣る

白髪ばっかり目立つ

・とにかくあいつは劣る

という状態になった。

新卒指導をしても、まるで彼が改善しない。自分を責め続け、ぎっくり腰になった。みんなが、「彼はそうだから」と言ったが、彼をある程度に育てることができず、結局リリースした。リリースしたらとたんにぎっくり腰がよくなった自分無責任さにびっくりした。

あと、それほど多く飲み会がない。飲んでも自分のような飲み方は誰もしない。場をわきまえ、何となく優しくやっている。

一杯、二杯多めに人より頼んでしまたことを後悔する。

なんで、しらふで天気の話ができないんだろうとか、自分の好きなことを少しでも話せないんだろうとか、毎日悲しくなる。

行動をしないと、周囲も変わらない。一か月以上、挨拶仕事の最低限のやりとり以外はしていない。たかだか席替えでこんなに弱ってしまうとは。派遣の期限がきてしまう子がいなくなってしまうことにこんなに心が揺さぶられてしまうとは。

ごめん。こんな人間は、やまゆり園の加害者気持ちでは必要のない人間だったんだろうね。でも、家族と過ごす時々の時間を過ごしてもいいのかな。

義理の父はあまり長くないだろうし、せめて少しだけ社会荷物福祉必要人間は生きていていいのだろうか。

2019-04-17

[]PS4 BEYOND TWO SOULS

デトロイトカムヒューまんつくった会社がヘビーレインの次に作ったゲーム

ヘビーレインよりはQTE少なかったしめんどい操作も少なくなってたのはよかった

ラジコン操作でもなくて普通にスティックキャラ動かせたし

でもなー・・・肝心のゲーム部分はストーリーキャラって点においてヘビーレインより劣化してたなあ

短編集なんだけど、普通にプレイすると時系列めちゃくちゃらしいから、最初から時系列順でプレイした

これバラバラプレイしたらめちゃくちゃすぎてストレスたまってたと思う

ヘビーレインに比べるとずいぶんスピリチュアル製作者がそっちのほうに傾倒しちゃったのかなあって

それだけだとイロモノゲームから、人気あるステルス要素とかミリタリー要素入れよう、とかしちゃったのかなあって

特典映像みたらビンゴでメインクエイターデビッドケイジが親しい人の死を経験したこときっかけになったとか言っててやっぱりなって感じ

そんな感じで全体的にまとまりがなくて微妙だった

アドベン茶0ーにステルス要素いらんわマジで

ろーぷれでもいらん

グラビティデイズとかジャッジ合図とかほんとステルス要素ゴミだったしこれもゴミだった

そういうのやりたかったらラスアスやるから

ラスアスも好きじゃないけどゲーム性って意味ではビヨンドよりは一貫性あってよかったよ

エンディング複数あってトロフィーもあと6割残ってるけど、シーンとかセリフ飛ばせなくて周回プレイ向いてないのにそんなのをクリア実績要素にいれんなと

マジでイライラする

苦痛すぎるから1集で終わり

デトロイトはほんとにおもろいのかと不安になる出来だわ

ラスト次回作におわせてるけど結局人気なくて売れなかったからなかったんやろーなーって思うし

この出来なら当たり前だわ

主人公っつかヒロインがしばしば山田涼介に見えた

特典映像デトロイトの原型っぽいPVがあった

なぜかヘビーレインの特典映像もあった

こっちはヘビーレインにも入ってたやつだけど、ヘビーレインに入ってたのは字幕なくて何いってるかわかんなかった

こっちは字幕あった

2019-02-11

anond:20190211011329

しかも高額の時給払うなら高校生使う必要性が全くないんだよな

高校生雇う理由って安く済むからだけど

土日だけだろうに月20万稼げるなら(やる事はただのウエイターなのにどんな時給だよと思うが)普通に大人雇えるから

高校生に深夜労働させる必要性がない

しか田舎の話だろ?なら高時給な仕事なんてやりたがる奴いくらでもいるだろうに

つーかそんな高時給かつ派遣会社が物凄く儲かってるって設定ならホテル側は派遣会社いくら払ってる設定なんだ?

他に安い所いくらでもあるだろうし、直接雇用バイト雇ったっていいし、その派遣会社使う必要性が全くないんだが。

2018-07-21

anond:20180721014629

そもそもタイラーザクリエイターみたいのが出てきたあたりから

ライムの内容だけ切り取って短絡的にホモフォビア女性蔑視者扱いする感覚すら揺らいできていないか

2018-05-29

個人アフィリエイトで儲かる時代」の終焉

ここ数年アフィリエイトサイト作成個人が稼げる時代があった。

しかし、どうやらそれも終わりのようだ。

仮想通貨と同じで、バブルはそろそろはじけるだろう。

その理由を書く。



まず、自己紹介から入ろう。

私は副業として、個人アフィリエイトサイト複数運営している。

副業としては満足している、早く言えば、副業アフィリエイターだ。



それでも、稼げていた方だったのだが、ここ3年ほどの間に、アフィリエイト業界の規模は格段に大きくなり、私の稼ぎは鼻くそクラスになった。



稼いでいる奴らは頭が良かった。

ある商品で稼ぐノウハウがわかれば、あとは同じようなサイトを量産すれば儲かることに気づいたのだ。

そのサイトが年に10万円しか生み出さなくても、似たようなサイトを1000作れば1億円になることに気づいたのだ。



Aという化粧品サイトを作ったら、同じような作りでBという化粧品サイトを作ればいいだけなのだ

自分サイトを丸パクリするのだから著作権問題も発生しない。



他人記事を書かせればいい、と気づいた人が、ランサーズクラウドワークス記事作成を依頼。

その中から記事作成を専門に行なう企業も現れて、一気にアフィリエイト界隈が高度事業化していったのだ。

個人の力で月間100万円稼いでいるとか、数千万円稼いでいると言っているように見えるが、あれは企業代表者ファンタジーを語っているだけなので、ご注意。



アフィリエイトサイト事業として行なう企業アフィリエイト事業者)と、メーカーなどから依頼を受けて彼らに広告を依頼する代理店ASP)が、大規模化するに連れて、彼らの間には、「Googleを騙す」ノウハウが積み重なっている。

Googleも対抗しているが、相手商売がかかっているので、次々に対抗策を生み出していて、イタチごっこが続くだけで、アフィリエイト側があきらめることはない(大きなカネが動くから)。



Googleが被リンク数をもとに価値有るサイト判別していたら、たくさんのゴミサイトを作り(たった一人で数千ものゴミサイトを作る猛者もいる!)、そこからリンク自分メインサイトに送り込む。

このために、自動的サイトを作るツールが開発され、それが売れに売れた。

※ちなみに「楽の手」というツールね。(6/1 追記。こういうソフトが本当に有る、ということを知らない人用)



Google対策を講じて、言語間の関連性を数値化してアルゴリズムをつかって価値あるサイトかどうかを判断するようになると、検索上位サイトパクる、という方法で、自分サイト検索上位にあげるようになった。

単にパクる著作権違反になる。

そこで、あるツール辞書を内蔵、すべての単語を類語に自動的にすべて変換、間に適当文章勝手に入れてくれる機能を有していた。

※これも数万円で販売されている。あまり知られたくないデブリサイト製造ソフトなので、知りたい人は自分でググって欲しい。



こうして、Googleを騙して検索上位にたった一つでも自分の所有するサイトを食い込ませることができれば、そこから一気に似たようなサイトを量産化する。

元のサイトを巧妙に隠してパクるノウハウが積み重なり、もはや一般人に(作者にですら)区別することはできない。



ウェルクが問題になったけれども、あれは大手企業が1ドメインでやったから大きな問題となっただけで、もっとさな規模のパクリサイトを数百ドメイン運営しているものをとりしまることはできまい。

現にまったくばれていない。



ところが、だ。

法人化した人々が一定数に達し、検索上位が平均化していき、似たようなサイト検索上位を独占するようになり、情報の飽和状態が起こっているのが今なのだが、そこで始まったのがカルテル化、の流れだ。

人類歴史の縮図を見ているかのようである



どういうことか?

大規模アフィリエイト事業者と、ASPが、裏で組んで、キーワードを独占し始めたのだ。



いわゆるビッグワードと言われる言葉がある。

たとえば、脱毛エステアフィリエイト場合、「脱毛」がビッグワードとなる。

この検索語で検索上位に食い込めれば、多くの閲覧者の流入が見込め、かならず月間数百万円の売上を見込める。

だが、「脱毛」で検索してみればおわかりの通り、数百ページも記事のある大規模なサイト検索上位を独占していて、個人作成したサイトが上位に食い込むことは無理な状態だ。



そこで、個人アフィリエイターは、ビッグワードを外したキーワードを使い、なんとか検索上位に食い込むことを狙うのが今の主流だ。

たとえば「体毛 見苦しい」というキーワード検索すると、

http://www.soccer-weblog.com/%E7%94%B7%E3%82%82%E8%84%B1%E6%AF%9B%EF%BC%9F%E3%83%A0%E3%83%80%E6%AF%9B%E3%81%AF%E8%A6%8B%E8%8B%A6%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%8A%E9%81%8E%E3%81%8E%E3%81%AF%E9%80%86%E3%81%AB%E3%82%AD/

のような数ページしかない個人が作ったクソアフィブログが引っかかるのだ。

※6/1修正 炎上対策か、リンクを張った記事が削除されたため、別サイトリンクを張った。



私の場合ちゃんと内容もしっかりしたサイトを作っていて、それでも目立たないキーワードを狙う、という作戦でやっていたのだが、最近、このようなキーワードで作ったサイトが、数ヶ月すると検索上位から落とされる、ということが何度もあった。



なぜだ?

滅多にないキーワード検索上位になるように作ったサイトが、どうしてバレて、転落していくのだろう?

しかも、自分サイトの代わりに上位に上がったのは、複数の大規模サイトであり、そこがなぜか自分がねらったキーワードでいっせいに同じ時期に記事を作っているのだ。


そのときに、法人化した結構大手アフィリエイトサイト作成から、教えてもらった。

ASPアフィリエイト広告代理店)が、そんなの教えてくれるよ」

と。



まりはこういうことだ。

法人化した大手アフィリエイトサイト側は、稼ぎ続けなければならない。

ASP側も、自分たちの売上の大半は、大規模アフィリエイト事業者によって生み出されているから、無下にはできない。

双方の利害が一致して、弱小ページから売上が上がれば、それをASP側が大規模アフィリエイト事業者に、

「『体毛 見苦しい』というキーワードで、一月に一個ほど売れているようですよ」

と耳打ちする。



事業でやっているアフィリエイターは、そのキーワードサイトを作ることなど数時間でできる。

ドメインを100円で購入して、上位にかならず食い込めるパターンでできた雛形サイトをもとに、キーワードを散りばめた記事作成ライターに依頼。

どんな小さな検索後の組み合わせでも、貪欲貪欲に奪っていく。

なにしろ、彼らも社員を食わせていかなければならないので必死だ。



こうして、個人アフィリエイターは大規模アフィリエイト事業者のための草刈場、となっているのだ。



大手ASP側にとっては、管理も難しいので、これ以上のアフィリエイターはいらない、というのが本音だという。

信用できる大手アフィリエイト事業者にまかせれば、いくらでも良質なパクリサイトを量産してくれる。

記事も代わりに書いてくれる会社がある。

彼らが裏でタッグを組んで、すべての情報を握り、彼らだけでアフィリエイト事業を回せるようになった現在個人が月間百万円稼げる、という時代は終わったのだ。



ときどきヒトデのような仮想通貨取引所を紹介して稼ごうとする人でなしが現れ、事業化にうまくいくケースもあるが、まれだろう。

(俺はこいつを信じてコインチェックの口座を開いて、大損をこいた口なので本当に腹が立つ。未だにコインチェックの口座を開け、という記事を消しやがらない。

https://megalodon.jp/2017-1212-2359-56/www.hitode-festival.com/entry/2017/12/12/221627



もう、個人で稼げる時代は終わったのだ。

稼いでいるアフィリエイターにあこがれて、続々と個人アフィリエイターを目指す人が増えている。

しかし、仮想通貨に群がって私のように大損した人々のようなもので、いずれ、私のような弱小アフィリエイターが次々に退却していき、もはや儲からない現実が明らかになるだろう。

だって、もう、大手アフィリエイト事業者とASP記事作成代行社などの一部の事業者間で、アフィリエイト事業は回せるから

それがそろそろ明らかになるので、アフィリエイターになろうとすること自体仮想通貨を買うようなダサいことになるだろう。



6/5修正

ブクマTwitter言及をいただいてありがたい。ただ、いくつかのコメントで、アフィリエイトブログをすべて否定するようなもの散見されたので、それに対して少し反論させてほしい。

アフィリエイトでも、内容が面白個人主観がいっぱい入ったブログサイトはたくさんある。

たとえば、私は会社給料が下がって副業のためにアフィリエイトサイトを始めたので、つまづいたことのある人のブログを、よく読む。

から派遣社員日常が詰まった「30歳からの敗者復活戦(http://blog.gyakushu.net/)」や、そのうさぎたんのブログ診断で知った「ワープアからニューリッチへ(https://workpoor.com/)」、あるいはたまたま見つけた「踊るバイエイターの敗者復活戦(http://www.bloglifer.net/)」や派遣を辞めた無念が詰め込まれた「20代派遣社員あんりがアフィリエイトで月収100万円を目指すブログhttp://henri0003.com/)」など、アフィリエイトがあったから、書いているであろうブログをよく読む。

この人たちって、アフィリエイトがなければ、わざわざ苦労したことブログとして書こうとはおもわなかったんじゃないかな。アフィリエイトという仕組みがあったからこそ読める記事だ。

ところが、個人感情たっぷりブログ検索でみつかりにくい。「分裂勘違い劇場http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/)」のような特別ブログを書いてくれる人が今後現れても、Googleですぐにみつからないし、アフィリエイトでも稼げないのは嫌な時代だよね。

2018-05-22

anond:20180522204604

元増田です(増田使うの初めてだったんですけど、使い方合ってますか?)。

就労について

聞かれそうな質問、聞かれた質問に対して答えを事前に考えてリハーサルしますが、本番でそれをうまく言えなくて失敗します。

この中で試してないのはクラウドワーキングですね。

・援助について

障害年金もらってますが、それだけで生計を立てるのは厳しいです。

アフィリエイトについて

記事は200くらい書いていて、SEO対策済み。検索エンジンからアクセスはあります。あとはtwitterbot使って集客とか。

自分に売り込むネタがないです。

・塾の手法違法ではないが規約違反ですね。そんなこと言ってられないのですが、人に迷惑をかけるのは真っ当なビジネスではないと思います。その他教わったことは、既に知っていて実践しているものでした。

・うまく行くパターンって、アダルトサイト作って違法アップロードされた動画貼り付けるパターンですね。健全なやり方とは思えません。

お詳しいですね。アフィエイターの方ですか?

2018-04-16

安室透は『テオレマ』である

ゼロ執行人」を観てきた。

思いついたことを書き殴ります

前提

劇場版ネタバレが含まれます。 

・多分な妄想偏見を含みます

・私はコナンマニアというわけではなく、小さい頃TVアニメを観ていたり、思い立ったら新刊を買ったり本誌を読んだり、金ローや年イチの映画を観る程度の知識です。

はじめに~各者の「彼」への認識

我々読者は、公安警察官・降谷零がトリプルフェイスを持つことを知っている。

  1. 警察庁警備局警備企画所属警察官・降谷零(本名および本職)
  2. 黒の組織メンバーバーボン(潜入先におけるコードネーム
  3. 毛利小五郎弟子かつ探偵であり喫茶ポアロ」のウェイター・安室


では、作中のキャラクターは、彼をどう認識しているだろうか。

安室透=降谷零=バーボンと知っている、つまり読者と同じ視点人間は主要人物に限られている。

大多数、つまりモブは、「彼のなりきるキャラクター」にしか知らないのではないのだろうか。

「降谷零」は、幼くは零くん・ゼロと呼ばれ、公安警察として働く生身の人間

バーボン」は、潜入捜査の命を与えられた、降谷零の別の顔。

では「安室透」は?

バーボンと同じく潜入捜査のための身分であるが、一般社会に溶け込んでいるという点で、異質である

任務の一環として」サンドイッチを作り、笑顔を貼り付け、店の前を掃き、コストコらしき店へ行き、そしてJKを魅了してしまう。

そこにいるのは「造られた、空虚存在である

バーボンのほうが、なまじ目的組織内の身分明確化されているために、よっぽど解りやす存在である

安室透」の空虚さへの既視感

彼はある時突然米花町へやってきて居付き、仕事をし交流を持ち、周囲に慕われている。

いつか「安室透」としての彼はいなくなるはずだが、彼を「私立探偵でウエイター安室さん」だと思っている人々は、そんなことは知る由もない。

この状況と似た映画がある。

1968年イタリア映画パゾリーニ監督の『テオレマ』である

ミラノ郊外に住む、工場経営者であるブルジョワ家庭(主人、妻、娘、息子、家政婦)に一人の男が姿を現わし、なぜか男と一家との共同生活が始まる。

そのうち家族全員は男の謎めいた魅力の虜となってゆくが、男が家族の前から立ち去ると、残された家族は奇妙な行動を取り始め、家庭は崩壊してゆく。

テオレマ - Wikipediaより



作中で「男」が何者かは一切語られない。

この物語、まさに「安室透の別の顔を知らぬ者」、米花町の人々の視点である

この視点人物は、梓さんかもしれない。安室透を慕うJKかもしれない。マスターかも知れないし、ピンチを助けてもらっている少年探偵団かも知れない。

周囲の人物に、「素敵でかっこいいお兄さん」として振る舞い、優しく触れて期待させていったあげく、忽然と姿を消すのである

安室透」と「江戸川コナン」の関係

ここまで「安室透」について述べてきたが、彼の空虚さと取り巻く関係は、そのままある少年に当てはまる。

主人公江戸川コナンである

しろ毛利家に深く関わり、数々の困難を共にするうちに断ちがたい絆を得ているという点では、コナンのほうがよっぽど『テオレマ』らしい。

コナンを失った少年探偵団はどうなる?毛利家は?園子は?蘭は?

高木刑事や目暮警部も、耐え難い喪失感に襲われるのではないのではないだろうか。

コナンも造られた存在である。異なるのは、安室透は任務のためであり、コナンは元に戻る方法を探るためであるという点。

目的を持って、仮の身分を演じている。

今後、米花町の残された人々はどうなるのか

私が興味深く感じるのは、いわゆるモブの今後である

そこにポアロウエイトレス安室透の同僚、梓さんを加えてもいい。

まり蚊帳の外」がどう感じるのか、ということである

青山先生は、主要人物の心がうまくまとまっていく様子はきっと描いてくれるだろう。

ただ、数え切れないほどの事件で登場した人々の心情の機微までは描かれないはずである

【参考:コナン事件の数】

2日に一度は殺人事件!?『名探偵コナン』のコナンは、あまりにも事件に遭遇しすぎではないか? | ダ・ヴィンチニュース

「『眠りの小五郎』さんと一緒にいた坊や、どうしているかしら…」「どうやら、行方不明みたいです」

こんな会話が交わされているかもしれない。そして、入れ替わりに新一が戻ってくるわけである

果たして、皆が「コナン」に感じていた魅力を「新一」が埋められるのだろうか。

安室透」に至っては、かけがえのない魅力を持った青年が忽然と消えるわけだからポジションを埋められる人間存在しない。

彼に憧れを抱いていた人間は、永遠に彼の幻影を追い続けるわけである

そこには、崩壊が待っているのかもしれない。

少なくとも、灰原を含め3人が確実にいなくなることが決まっている米花町は、異常な街なのである

おわりに~なぜ「ゼロ執行人」を観て『テオレマ』を思い出したのか~

新一への伝書鳩…という役目もあろうが、新一は声以外登場しない。コナンが頼られている。そして、安室透は自然生活をしながら、「自分恋人」を護る。

新一が元に戻っていれば?安室透がただの公安警察のひとりとして、警備任務につくだけだったら?生まれ得ないシナリオだった。

この映画で描かれた人間模様はすべて嘘の上に成り立っている。

「いつか壊れる日常」だと改めて認識させられた。待っているのは『テオレマ』のような結末ではないかと感じたのだ。

そして、二人のコンビネーション

一般的には、「正義か、真実か。」コナン安室透の対比と対決と共闘が、テーマであり見所とされていたが…。

共通した「造られた存在」を生きるもの。周りを偽る空虚存在。そして周りを虜にする存在

目的が終わればこの姿を捨てるが、その目的は限られた人間しか知らないため、周りを切り捨てるしかない運命

そんなもの共通しているからこそ、分かり合えたものがあったのではないかと考えた。

そんな感情のぶつかり合いが、エピソード緋色真相」での

ウソつき…」

「君に言われたくはないさ…」

セリフに集約されているのではないだろうか。

おわりに

勝手に感じたあむあず(安室透×榎本梓)みについて語って締めくくりたい。

「卵と小麦粉お願いね!」

「梓さんはいいお嫁さんになりますね」



テキパキした手際にそう感じたのかもしれないが、実に唐突な会話である

世辞を言うべき相手でもない。

本音ポロリと出た場面だと解釈すべきであろう。

普段の接し方を見ていても、どちらかの不毛片想い…という感じでもなく、平等に良好な関係を築いているようである

梓さんも、前述のセリフに照れるでもなく、風評被害を恐れて警戒するのみであった。

「降谷零」として、梓さんに好意があるかもしれない。

安室透」によって抑えられているから、あの程度の露見で済んでいるのだ。

「降谷零」は、装わないといけない人間なのだ

そんなふうに感じられた。

若い男女が親しく働いているのだから、そんな関係になる機会もあるかもしれない。

けれども、梓さんが「降谷零」を知る日は来るのだろうか。

「僕の恋人は…この国さ!」と言い切っていた。

【僕】とは、誰のことだったのだろうか。バーボンではなかろう。降谷零として、そのままの意味で言ったのであろうか。

安室透」としては、“恋人”を作るわけにはいかなかったのであろうか。

僕の日本。僕の恋人。どことなく、右翼的ではない。

ひとつひとつを愛せないから、まるごと愛するしかない不器用さと取るのは、曲解になるだろうか。

一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時

日本せまいぞ ラリパッパ タンタラリヤ ラリパッパ

長谷川きよし「心ノ中ノ日本



この歌詞のように、和製『テオレマ』的別れを与え、「安室透」は消えていくのかもしれない。

二人の間にこんなしこりが残るのは、哀しいようで、官能的でもある。






※この散文はフィクションです。オチはありません。随時編集するかもです。

2017-10-28

anond:20171028135454

どうして議論が下手くそバカというのは、極端な例を持ち出して意味の分からないマウンティング取りに来るのかねえ。

広告本質と言いましたけど、どこか大学かせめて専門学校広告について勉強されたことがありますか?

先に芸能人も実際に使ったことがないような製品広告していると言いましたが、有名人広告一般のアフェリエイターでは全くそ意味が違いますよ?

ハローエフェクトとか知ってます?まあ本題ではないのでそれはいいですけど。

文章パクることや写真パクることと、実際に使用たこともないような製品販売することは全く別のことではないでしょう?

アフェリエイターほとんどは実際に使ったことがない製品広告をするために他の人の文章を使い、写真を使います

それで信憑性を高めているかアフェリエイトが成立しているんです。

あと、検索が汚れるというのもちょっとGoogleを過信してますね。

実際の権利者が誰であるかまで検索エンジン側で判断することは今の段階では不可能です。

そもそも検索が汚れるのはクリックをする個人責任ということにしてしまうならば、詐欺商品を購入するのも個人責任になるという法律論の問題になってきます

少なくとも現行の日本世界先進国法律では、本人の意志と異なる購入に関しては保護をしています

違反をした人間を取り締まればいいと言いましたが、どうもおっちょこちょい文章をきちんと読む癖がない方なのか、全く理解していませんね。

アフェリエイターというのは資格による仕事ではなく職業の分類なのですからそもそも「アフェリエイター」という人はいませんよ。

法律一般常識に反する行動をする人がいるというだけです。

2017-06-11

9年ぶりにNEWSを見てきたエイターの戯言

「NEVERLAND」に行ってきました。

書き留めておきたい感情が渦巻いてるんだけど、見る人によってはデリケートに感じる話題なので、匿名ブログを書くことにしました。

はいえ万が一わたしのことを知っている人が見たら一目瞭然なんだけどね…

文才もないし完全に自己満



わたしNEWSを好きになった時、NEWSは既に7人だった。

程なくNEWSは6人になり、同時に休止期間に入る。

ジャニオタになったばかりの中学生にとって、1年の休止期間は長すぎた。

一途に待ち続けることができなくて、気がついたらエイトを好きになっていた。いわゆる「カケモ」。


ようやくNEWSコンに行けたのは活休が明けてからさらに1年近く経った頃。

2008年1月4日

Never Ending Wonderful Story

現場に慣れてなかったわたしは、今では味わえないほどの緊張と興奮を抱いて、横浜アリーナにいた。

手越と目が合った!」なんてはしゃいだり、横アリ魔の隙間に前日作ったシゲうちわが吸い込まれたり(笑)

すごく楽しかったのを覚えている。


でも、バイトもしてない学生身分で掛け持ちを続けていくのは難しくて、

つの間にかNEWSのことを追わなくなっていった。

マタイweeeekくらいまではなんとなく追っていた気がするけど、ネバエン以来現場に行くことはなかった。




そして迎える山下錦戸脱退。

当時はもうNEWSに対する興味はかなり薄れていた。

なんとなく6人のNEWSがうまくいっていないことは知っていたので、

この話を知ったとき、驚きながらも「やっぱりな」と思った。

少なくとも錦戸くんに関しては、掛け持ちを続けられないレベルエイトが売れ始めていたし、

山下くんがNEWSを離れたいと、いつか言い出すんじゃないかなと思っていたから。




時は流れ2017年

わたしが久しぶりにNEWSコンに行く頃、奇しくも山下くんは12年ぶりに亀梨くんとユニットを組んでいる。

もともと野ブタ出のわたしは、再結成に大興奮した。

と同時に、亀P再結成ほどの話題がないと、世間の注目を浴びられない山下くんに、切なさを覚えている。現在進行形で。

どう見ても亀ちゃんバーターだしね…


そして本題のNEVERLAND。

アルバムは予習していったけど、それ以外は殆どが知らない曲だった。

weeeek山下くん台詞「行きまーす、イエイ!」はなくなっていた。

バンビーナテンション上がったけど。懐かしすぎ。

どの曲が定番でどの曲がレア曲なのかすらわからなかったし、セトリについては何も言えないんだけど、

演出はとっても素敵だった。

「NEVERLAND」って、ちょっとディズニーっぽい雰囲気だなって思っていたけど、

フロート演出なんてほんとにディズニーパレードを見ているみたいだった。

あの頃と変わらない、キラキラアイドル衣装も、

メンバー同士わちゃわちゃする姿も、

ああNEWSだなあって実感した。


だけど。

4人がほぼ出ずっぱりでステージに立つ光景とか、

ジュニアをたくさん引き連れたステージとか、

フロートからサインボールを投げる姿とか、

もう何年も前にエイトは通り越えた段階に、今もNEWSは立っている。

地方公演なんて、いまでも一日二公演こなしてるんだ。

エイトの公演は、ここ何年か良くも悪くも「上手」になったと思う。

多ステしているわけではないしあくまわたし感覚なんだけど、決められた内容をそつなくこなす感じ。

万人ウケするMCができるようにもなった。

でも、NEWSはまだまだがむしゃらにステージに立っている。

「4+FAN」で小山が泣いていたり、「U R not alone」でまっすーが泣いていたり、

少し異様な雰囲気すら感じた。


手越MCでぽろっと「SUMMARY」だとか「k.k.kity」だとか溢してて、

この人たちはずーっと過去に囚われながらもがいていくのかなあ、って思う。

誰が悪いとか、間違った決断だったとか、そういうことは言いたくないけど、

もしあのとき、4人にならずに済んでいたら

ということを、考えざるを得なかった。

山下くんにも、錦戸くんにも、今のNEWSにも、

もっと違う未来があったかもしれない。




はいえ、過去にしがみついても仕方がないし、

今のNEWSはきっと、強い。

各々が自分の得意な分野で活躍しながら、

NEWSさらに輝かせてくれるのでしょう。

担降りしておいて勝手なことを言うけど、

4人には「NEWS」を守り抜いてほしいと思う。

9人も8人も7人も6人も、そして4人も、

なかったことにしないで、でも過去に囚われないで、

新しい未来を作っていって欲しい。




これから応援していきます

2017-05-02

ゆとりにとっての世界

ネタバレ注意】

クリアの人はUターン推奨

FF15クリアしてから何となく思ってたことがやっと言語化できそうなので書いてみる。

個人主観から偏りとか間違いとかいろいろあるけど、あと長すぎるけど、暇な人だけ、広い心で読んでな。

FF15主人公ノクティスは、ゆとりここに極まれりとでも表現するべきゆとり権化たる20歳若者である

東京新宿モデルにしたインソムニアという小国の中の、都庁モデルにしたというお城が彼のおうち。

お父さんから借りた高級車を乗り回して旅をする。

道中その高級車はバカ息子(ノクティス)とその取り巻きDQN丸出しの改造を施され、当初の荘厳な姿は見る影もなくなる。

ノクティスは一国の王子様でかなり甘やかされて育ち、身近にいる同年代友達ともタメ語でしゃべるけど結局はおつきの人たちなので厳密には対等な関係ではない。

旅の道中、その友達悪態をついたりからかい合ったり、20代若者らしい他愛ない会話がものすごくたくさん出てくるのだが(終盤の急展開を際立たせるためにあえてそういう何気ないシーンを強調するという演出なんだけどそれはまあ今はいい)、ノクティスの口調がまあぞんざいなこと。

お前、神様から世界を救う役割を任された王子様じゃなかったらとっくに見捨ててるからな、と言いたくなるシーンが多々ある。

ノクティスはおつきの3人の男友達とともにずっと一緒に旅をするのだけど、4人の中で暗黙のうちに「父親」「母親」「きょうだい(弟?)」「主人公」と明確に役割が分かれており、母親役の友達への態度が特にひどい。

戦闘中に敵に襲われてしま

もっと敵の動きをよく見ろ」

母親から指摘され、その言葉が終わらないうちに心底ウザったそうに

はいはいはい

とか反抗期中学生でも今どきやらない返事。

今日の天気は?」

と、自分スマホ見りゃすぐわかることをわざわざ尋ね

快晴だ。気温も上がるだろう」

としっかり答えてくれたのに

「ほーん…」

と生返事。

うわ感じ悪い、ってちょっと引くレベルゆとりっぷりなのだ

すぐ

だるい」とか「眠い」とか「なんでこんなことやんなきゃいけないんだ」みたいな愚痴ばっかり言うし。

終始こんな感じなので父親役のやつからは何度かマジギレされるのだが、それにも「な、なんだよ…」と被害者みたいな顔をするか、もしくは「わかってるよっ!!全部わかってるんだよっ!!」と精いっぱいの虚勢を張った内容のない返ししかできない。

神様から世界を救う役目を任されたノクティスが、かように重度のゆとりであるがゆえに、悪者の悪だくみを食い止めるのに間に合わず世界ほとんど滅亡する。

町は廃れ、村は滅び、どこもかしこ魔物であふれかえり、わずかに残された人類が肩を寄せ合って細々と生をつなぐ世界

そこでようやく、ノクティスは覚醒する。

時間はかかった(10年かかっている。その間に多くの犠牲があった)が、ついに悪者を倒し、世界平和を取り戻したのだ。

これがFF15ストーリー

誇張でなく、ストーリーの半分ぐらいは、ノクティスのダメっぷりとそれをけなげに支えるおつきの3人の珍道中を描くことに費やされている。

残りのうち4.5割ぐらいは隠しダンジョンややり込み要素、最後の0.5割が覚醒ノクティスの無双シーンとエンディングエンディングは泣けた)。

「すでにほぼ滅んでしまった世界を救う」

というのがなんか不思議な感じがした。

まあFFはこういうの結構ありがちだし、FF6も一度世界崩壊してから後半のストーリーが始まるし、FF10も緩慢に滅びゆく世界を変えるっつー物語だし、だいたい「悪者が大規模な破壊行為を行って取り返しのつかないことがたくさん起こったが最終的にはそれ以上の被害が出るのを食い止めた」って感じで、世界結構な損害を被ってはいるんだよね。どの作品も。

…なんだけど、他の作品主人公一味がものすごい精鋭揃いで当事者意識も高いし自分がやらねば誰がやるって決意とか覚悟がわりと最初のころからしっかりある。旅のはじめの目的から世界を救うことになるまでは偶然や成り行きもあるんだけど、その成り行きを受け入れるのも早い。状況を理解してからよっしゃそういうことなら一肌脱ぎますか!!ってなるまでのタイムラグほとんどない。当たり前のようにみんな世界を救うという目的を共有し、それに向かって邁進する

みんな世界を救うことに一生懸命なので、守りたくても守れなかったものとかを前にして、すごい落ち込むし、あのときああしてれば、って後悔したりする。

ひどいのになるとクラウドみたいに自我を失うレベルまでそういう後悔とか罪悪感とかに支配される。

ノクティス一行はそのあたりが結構のんびりしている。

守れなかった存在を前に悲しむことはあっても「自分の力が足りなかったから…」と後悔するシーンはほとんどない。

敵軍に理不尽理由で殺された人さえも、どうかすると自然災害で亡くなったかのようなニュアンス追憶していたりする。

自分がみんなを救わなくちゃ、と力んだりしていない。

自分を過度に追い込まないのだ。

その結果、世界がほぼ滅亡する。

でも、他の作品みたく

「遅すぎたのか…」

と後悔するシーンとかもない。

なんかこう、滅私奉公じゃないのだ。

いつだってマイペース、主軸は自分

たくさんの人が死んだ。

けれども、それでノクティスが「俺が至らなかったせいで…」と自分を責めたりするシーンはない。

3人の仲間達もそうだ。

いなくなったノクティスが成長して再び姿を現すのを10年待ち続け、ついに戻ってきた彼に「遅かったじゃねえか」と言いながら再会を喜ぶ満面の笑顔

「早くしないと、この世界が本当に終わってしまう…」

とか誰も言わない。

仮に彼らに

「ノクティスが戻ってくるのがもっと早かったら、被害もっと少なくて済んだのでは?」

と尋ねたらこう答えるだろう。

「でもノクティスが十分に成長するのには、これだけの時間必要だったのだから

ふるさとインソムニア廃墟と化しているのを目の当たりにしても

もっと早く帰ってきていれば…」

と後悔するシーンはひとつもない。

たぶんだけど、FF15意図的

「後悔」「自責

という要素を徹底的に排除しているのだ。

責任感の強いヒーローほど、そういうのがついてまわる。

救えなかったあの人への悔恨の情がしばしば世界を救う原動力にすらなる。

ノクティスにはそういうのはない。

いや、設定上はあるんだろうけど、描写がないのだ。

10年経ってふたたび仲間の前に姿を現したとき、これまでのヒーローだったら「世界がこんなになるまで何もできなかった自分はなんと非力だったのだろう」とかひとしきり嘆いてみせると思うのだけどノクティスがそういうことをする描写はない。

でもきちんと悪者は倒すので、自分役割を忘れているというわけでもない。

そういう描写を見ていて、ああ、ゆとりって確かにこんなだよなあ、と思ったのだった。

決して頭が悪いわけではない。

社会貢献の意欲はある。自分役割もわかっている。

自分にできることを、できる範囲でやる。

できないことを無理にやろうとしない。

そういうメンタリティを突き詰めていくと、ノクティスになるのだ。

からほとんど壊れてしまった世界を目の当たりにしても、ノクティスが自分を責めることはないのだろう。

彼はそのときそのときの彼にとってのベストを尽くしたのだから

まあ、それはそれで、いいのかもな。と思った。

後悔したって、自分を責めたって、死んだ人が生き返るわけじゃないんだしね。

現実仕事だって、考えてみれば、それでいいんだと思う。

今日行ったとんかつ屋で、あちこちのテーブルの上の食べ終わったお膳が全然片付いてなくて何だろうと思ったんだけど、若いエイター男の子結構のんびりしてる子で、ひとつ配膳が終わって、周囲を見渡して、近くのお膳をひとつ片付ける、という場当たり的な対処しかしないのでなかなか片付かないのだということが少し見ているうちにわかった。

もっと全体を見て、機敏に動いて全部のお膳を素早く片付けてしまおうよ。自分飲食店バイトしていたときにはそうしないと怒られてたけどな」

最初わたしは思った。

自分バイトしていた店ではそれが当たり前だったので、頑張って慣れた。

できない自分を責めながら、早くできるようになろうと努めた。

でもまあ、なんていうか、そこまでしなくてもいいんだよね。

たぶん。

わたしもウエイターも同じ人間で、人間にとって仕事ストレスは少ないに越したことはないというのは真実で、まあ自分を追い込みながら余裕ない感じで片づけるだけが正義じゃないよね、とか思った。

そんで、そのウエイターみたいに、上の世代からの白い目もものともせずに、自分のペースで、できる範囲でできることをやる、自分を過度に追い込まない、というような働き方をする若者が増えれば、日本はだいぶ変わるんじゃないかな、とか思った。

うーん、やっぱりなんか言語化できてないな。

まあ、ゆとりも悪いことばかりでもないかな、と思ったんですよね。

長々とごめんなさい。

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