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2017-10-12

「アンダー・ハー・マウス」を観た。@10/12 16:45〜シネマート新宿

 酔った勢いでこれを書く。推敲はしない。

 そして最初に言っておくが私自身は男で、LGBTではないのと、かなり勝手なことを書くので

本物のLGBTの方々が読むと不快になるかもしれないし、ストレートの人が読んでも不快なところ

があるかもしれない。

 なので、そういうものを読みたくない人は、以下の散文を読まないことをお勧めする。

 またコメントには返信をしないと思われる。

 以上の点をどうかご了承頂きたい。

    

 エンドロールが終わって、ダラスエリカリンダー)の美しくも儚げな表情になるべく

長く浸り、官能で高揚した気分を持続させるために、伊勢丹の上のビストロで羊食って

赤ワイン飲んで、地下鉄の雑踏に混ざりたくなったので、タクシー都内の自宅に帰ってきて、

すぐに書斎にこもり、愛用のキーボード HHKB Pro BTを叩いてこの散文を書き始めている。

 これを誰に向けて書いているのか。それははっきりしていて、まず間違いないのは、

私は男性に向けてこれを書いている。

 ただし全ての男に書いているわけではない。

 どういう男性に向けて書いているかといえば、こうだ。

 家計のやりくりの都合上、この10月劇場に足を運んで映画を観るためのポケット

マネー映画一本分しかないときに、世界的に有名な日本人監督が作ったヤクザ映画

このビアン映画とを比べて、迷うことなくこっちを選んでしまうような、そういう嗜好を

持った男に向けて書いている。 

 あるいは、谷崎潤一郎の「細雪」や「痴人の愛」はもちろんいいけど「卍」も

捨てがたいよね、と思ってる男と言い換えてもいい。

 そう。

 そこのお前、お前のことだよ。心配しなくてもいい。お前は一人じゃない。というのも

俺もお前と同じだからだ。

  

 で。この映画だけど。良かったぞ。

  

 どのくらい良いかと言えば、俺と同じ趣味のお前なら、こう言えば分かってくれるかな。

 マークドルセルポルノにおける、クレアカステルとアンナ・ポリーナのビアンプレイ

あるいは、今は亡き写真家ステファンヒックスによるDigitalDesire のビアン作品と同じか

それ以上に興奮できる。ましてや、最近クオリティが落ちたと言われてるTwistysの、単に

ズボズボやってるだけのWhen Girls Play の数々の動画よりも断然、萌えしまうはずだ。

 なぜならば、ビアンについてお前は俺と同じ願望を持っているからだ。

 俺たちの願望とは何か。

 それを説明する例として、まずはこういうものではあり得ない、という反例を挙げると、

たとえば六本木発の最高級の(もちろん本番までできる)デリヘル嬢を二人呼んで、店に

払う規定料金の他に、女たちにチップを渡して

「お前らがレズってるとこ、見せろ」

命令して、男としての自分欲望を煽らせる目的ビアンプレイを鑑賞したいという、

いかにもマッチョな男の支配欲求なんかとは全く違う。

 では、お前や俺みたいな男がこの映画に託す願望とは何かといったら、ダラスまたは

ジャスミンになりたいという、どうやっても実現しない夢想、これに尽きる。

 

 ということで、ダラスまたはジャスミンになりたいという願望を、お前と俺は

共有した。メデタシ、メデタシ。

 いや。

 ちょっと待ってくれ。

 話はここで終わらないんだ。

 というのは、ビアン小説映画が好き言っても俺は男だから映画に出てくる主役じゃない男、

特に不遇になって終わる男のその後の人生が気になるんだ。たとえば、LEGALLY BLONDE

レビューには、負け犬で終わるワーナーって野郎のその後が気になるって書いたしね。

 だから、この映画なら、ダラス自分婚約者寝取られたライルって男のその後が気になるんだ。

 ダラスみたいな超美形な女が、ガッツリぶっ込む気マンマンでビンビンなペニバンで、自分

婚約者の女のことを後ろからバッコンバッコンやってるのを観てしまったら、ストレートの男の

精神はどうなるのか。

 そういう意味で、ライルのその後が心配だ。

 この映画自体は、ダラスジャスミンが結ばれることを予感させるハッピーエンドで終わるけれど、

そうなると、邪魔者としてはじき出されたライルはどうなるのか。

 もしかすると、あの後ジャスミン自分担当する雑誌で、モデルとしてダラスを起用する企画

やってそれが大当たりして昇進し、ライルは意気消沈して降格どころか仕事が手につかず、ウツ病

なりクビになるかもしれない。恋人の女を男に寝取られたならまだ正攻法で見返したり、立ち直る方法

はあると思うが、ダラスみたいな女に自分婚約者の女をズコバコやられたら、男としてはもう、

どうにもならないんじゃないか

 そういえばテレビドラマ「Lの世界」でも、

 「(タチのスキルが高い)女に自分恋人の女を寝取られたら、男は取り返しがつかないぜ?」

みたいな台詞を、ある男が、女に恋人の女を寝取られた男に言うシーンがあった気がするしね。

 この映画で、ライルが出てくる最後のシーンは、ジャスミンに気を取り直してセックスしようと

するのをやんわり拒まれるところだが、ああやって拒否られて、ライルは相当傷ついたと思う。

それでその後、その傷心はやがて女性全般に対する憎悪となって肥大化し、ライルは何か極端な

ことをしでかす気がする。

 たとえば考えられるのは、こうだ。

 いよいよ米国北朝鮮宣戦布告してライルは徴兵に志願する。それで北朝鮮首都に空挺

部隊として降り立ち、何ら罪もない婦女を手当たりしだい強姦したあとに、全裸の女を火炎

放射器で丸焼きにするとか、軍用のごついナイフでメッタ刺しにして、膣とクリトリスを切り

取って食っちゃうとか、なんかそんな方向に彼は行くんじゃないか

 そんな風にしてミソジニー極北としての殺人鬼となったライルは、そうやって婦女暴行

やり尽くした後、こんどは逆に、そうやってライルに妻を殺された北朝鮮の男たちからアシッド

アタックされて両目を失明させられ、かつ両手足を面白半分に切断されたのち、豚小屋に鎖に

つながれ、北朝鮮総統専属の高級娼婦の糞を食わされたり、パゾリーニの「ソドムの市」の

ようにガラスの破片をしこまれパンを食わされて、口の中血だらけにして一生を終えるんだ。

 どう?

 まあ、ここまでいかなくても、女への憎悪が高じて、「アメリカン・サイコ」 のパトリック

みたいになる可能性はあると思う。

 いずれにしろ、超美形な女に婚約者の女を寝取られた彼の人生は、湯山 玲子氏のいうところの

「男をこじらせ」まくって、ショボいものになって終わるだろうから、一応男として同性のよしみ

での同情はするものの、ダラスのような美しい女には、平凡な男の精神人生をそうやってメチャ

メチャに踏みにじってよい権利があるような気がするんだがどうだろう? それはつまり、美しい者

けが特権的行使できる暴力みたいなものだ。その種の暴力に酔う快楽が、この映画には

潜んでいる気がする。

   

 この映画感想は以上なんだけど、ところで、お前、次は何観る予定?

 ネリーアルカン? それともマノロブラニク?

 両方ですか、そうですか。俺も多分、そう。

 でもまたこうやって感想と称して駄文を書き散らすは分からん

 みんなに読んでもらいたい作文を書くために映画って観るもんじゃないしね、

特にこういう映画は。そうだろ?

  

  

追伸

 ふと思ったが、この映画ストレート女性がご覧になる場合、一番の女友達と行かれと

よいと思う。それも、本命彼氏東京カレンダーに出てくるような店でデートするとき

ように、バッチリ洒落して観に行く。それで映画が終わって劇場内が明るくなったら、

周りにこれ見よがしにその友人と腕を絡め合ったり、わざと周囲の客たちに見えるように、

ほんのシャレでキスなんかしてみると、無駄優越感に浸れると思う。

 逆に、本物のLGBT女性はこの映画を一人でご覧になり、一番のセックスフレンド

女性との寝物語で、

「アレ観たんだけど。エリカリンダーの出てるやつ。くだらなかったー。だってエロいだけなんだもん。

 『アデル、ブルーは熱い色』のほうが絶対いいよー」

みたいなことを話すのではなかろうか。

2015-01-27

2015年1月(24日)〜3月に本当にオススメされるべき映画ベスト10

Neverの「2015年1月〜3月おすすめの最新映画」まとめが雑すぎて死んだので。

http://matome.naver.jp/odai/2142203207103384901

公開予定情報ソース

http://movie.walkerplus.com/list/2015/

・24日からなのは、上映終了などを加味して。「未体験ゾーン」なんたらとか限定上映系は除きます。あと国内もよくわかんないので取り上げません。

・2月〜3月は重要な月でして、2014年度のアカデミー賞候補・受賞作が日本で公開されるマンスなんですよ(リキ入った作品は賞レースでの宣伝効果を見越して、公開がこの時期まで延期される。マジクソ)。

リドリー・スコットの『エクソダス』なんて本国で「スットコなクソだス」呼ばわりされてるもんを一位に祭りあげてる場合じゃねえんだもっと真剣にやれ増田はNEVERと違ってポイント?とか入ってこないんだ!!!!!!!!!!!!!!!

・当然ながらほとんどの作品をまだ観てないので一行コメントをうかつに信じるな!!!


1位『アメリカン・スナイパー』(2月21日公開、クリント・イーストウッド監督

アカデミー賞作品賞候補。本国では名匠クリント・イーストウッド最大のヒット作になってしまった戦争ドラマアフガン戦争で百六十人をスナイプした実在の"英雄"、その実像葛藤に迫る!

2位『ブルーリベンジ』(2月14日公開、ジェレミー・ソルニエ監督

ホームレスが両親を殺した男の釈放を知り、復讐を決意! という筋だけでスリラーとしては充分すぎるほどに観に行く価値バリバリ

3位『フォックス・キャッチャー』(2月14日公開、ベネット・ミラー監督

・『マネーボール』のミラー監督の最新実録スポーツドラマ男性ストリップ映画マジック・マイク』のチャニング・テイタムと『ハルク』のマーク・ラファロが自慢の肉体美をみせつけつつ、因循でサイコパスっぽい金持ちのどら息子から徹底的にイジメられる話になるはず!

4位『KANO 1931海の向こうの甲子園』(1月24日公開、ウェイ・ダーション監督

・いわゆる霧社事件を扱った意欲作『セディック・バレ』で日本でも名を上げたウェイ・ダーション監督が手がけた台湾製野球ドラマ。日本統治下の1931年、「弱小」と言われた台湾人先住民日本人の混成チームが甲子園戦前占領下の韓国や台湾の高校も参加していた)で奇跡の快進撃をとげた実話に基づく。

5位『プリディスティネーション』(2月28日マイケル・スピエリッグ 、 ピーター・スピエリッグ監督

ぶっちゃけ五分前に知った作品だが、あのハインライン原作なら面白く無い訳がない! えーと、ほら、『スターシップ・トルゥーパーズ』とか。実際、海外では「ふつうのSFよりは断然おもしろい」という評価らしい。褒めてるのか、SF映画全体を貶しているのかよくわからないけどSFファンならマストだ。

6位『おみおくりの作法』(1月24日公開、ウベルト・パゾリーニ監督

市役所に務める孤独主人公が、孤独死した人々を見送る救いようのない話をユーモアとやさしさでハートフルに描いているらしい。

7位『イミテーション・ゲーム/エニグマ天才数学者』(3月13日公開、モーティン・ティルダム監督

アカデミー作品賞候補。今をときめくイケメン(ということになっている)俳優ベネディクト・カンバーバッチベストアクト! 天才コミュ障◯◯◯◯(ネタバレにつき)数学者アラン・チューリングを演じるぞ!

8位『博士と彼女のセオリー』(3月13日公開、ジェームズ・マーシュ監督

アカデミー作品賞候補。こちらは今年の賞レースカンバーバッチを一歩リードしている若手俳優、エディ・レドメイン天才◯◯◯(特にネタバレでもないが政治的配慮につき)物理学者スティーヴン・ホーキングを演じるぞ! いやがらせのように『イミテーション・ゲーム』と同日公開だ!

9位『ネイバーズ』(1月24日公開、ニコラス・ストーラー監督

・『The interview』ですっかり日本でもおなじみになったようななってないようなセス・ローゲンの主演コメディアメリカ特有大学文化である友愛会フラタニティ)と、彼らの乱痴気騒ぎに悩まされる一般市民との壮絶なバトルを描くらしい。

10位『マッドナース』(2月28日公開、ダグラス・アーニオコスキー監督

・前情報の貧しさでは群を抜いているが日本版予告編ではこう言っている――「彼女が白衣を脱ぐとき悪夢のお医者さんごっこがはじまる!」 主人公エロ看護婦連続殺人鬼! 何も考えるな! 受け入れろ!

11位『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2月28日公開、ジョン・ファヴロー監督

・『アイアンマンシリーズ監督大手プロダクション連中の勝手要求ですり減ってやってらんねーと、心機一転自分で主演して低予算で作り上げたお仕事映画社畜マスト

12位『さらば、愛の言葉よ』(1月31日公開、ジャン=リュック・ゴダール監督

映画化界のレジェンドによる3D挑戦が話題になった恋愛長編あなたサブカルマッチョなら当然抑えておくべきだ。犬がかわいいらしい。

13位『ビッグ・アイズ』(1月24日公開、ティム・バートン監督

・観た。『ビッグ・フィッシュ』以降のバートンだと『フランケンウィニー』の次に面白いイカれた嘘つきが楽しそうに輝いている映画を観たければマスト

14位『きっと、星のせいじゃない』(2月20日公開、ジョシュブーン監督

難病で死にかけた女の子男子と出会って恋愛する映画だ! 待ってくれ! 違うんだ、これはそんじょそこらのお涙頂戴恋愛映画とは一線を画した作品だという噂なんだ! 信じてくれ!

15位『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開、ロブ・マーシャル監督

ラプンツェルシンデレラ赤ずきんちゃん等のおとぎばなしの「その後」を描いたミュージカル。現地での評価は高い。ジョニー・デップが狼男役らしいけど、狼男、原作ラストで死んでなかったか???

16位『はじまりのうた』(2月7日公開、ジョン・カーニー監督

・頭の悪い邦題だが、音楽映画の名作『ONCE ダブリンの街角』のジョン・カーニー最新作で、もちろん音楽×恋愛。超低予算だった『ONCE』に比べ、出演陣もキーラ・ナイトレイマーク・ラファロアダム・ラヴィーンマルーン5の)とウルトラグレードアップ

17位『神々のたそがれ』(3月21日公開、アレクセイ・ゲルマン監督

・観た。地球人が異星で神様にまつりあげられるSF映画といえば愉快で楽しそうに思えるかもしれないけれど実際はタルくて長いぞ!!!! でもなんだかよくわからないけどすごい。 

18位『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』(2月13日公開、グザビエ・ピカルド 、 ハンナ・ヘミラ監督

・正直、いまんところ評価微妙なのが不安だけれど、気にするな。正真正フィンランド製ムーミン劇場で観られるんだ。フローレンがクソビッチ化して浮気するらしい。

19位『妻への家路』(3月6日公開、チャン・イーモウ監督

世界的な巨匠の最新作だ! 巨匠だぞ!

20位『愛して飲んで歌って』(2月14日公開、アラン・レネ監督

世界的な巨匠の遺作だ! だからといって面白いとはかぎらないぞ!

番外『ニンジャアベンジャーズ』(3月28日公開、アイザック・フロレンティーン監督

http://image.eiga.k-img.com/images/movie/81371/poster2.jpg?1415947893

 
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