はてなキーワード: アダルトとは
この記事は29歳独身男性が正月に帰省して、家族とのやりとりから自分の生き方の癖の原点と、自分の慢性的な渇望を自覚した話を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。あと、部屋は明るくして、ディスプレイから3メートルは離れて読みやがってください。
もちろんフィクションですので実際の人物団体とは関係ありませんし一部フェイクいれてます。
今回帰省で1日目は母方の祖母の、2日目は父方の祖父を訪ねる日程だった。実家と祖母、祖父が住んでいる家はすべて関東圏内で、車で1時間程度の距離である。
今回祖父母の家を訪ねるにあたり、大学生の妹が練習のために運転して父が助手席で監督するというかたちだったのだが、運転席の後ろに座っている母が運転中に車間距離や運転速度、歩行者について大声で責めるような口調で口出しをするのがとてもいたたまれなく、つらかった。5分に1回以上のペースで「あぶない!!(どこに歩行者がいるのかなど具体性なし)」「(車間距離が)近すぎ!」「もっとスピード落とすようにしっかり指示しないと!(父に向かって)」と叫ぶのを聞くのが耐え切れなくなり、母に対しかなり強い口調で運転中に別々の人間から指示を出されるのは運転手にとってフラストレーションだし危険である、ということを伝えた。そうすると母はやや不満げにわかった、といいしばらくは黙っているのだが10分も我慢できなかったようで、またすぐに口を出すようになった。私が運転に慣れてなかった頃も同じように父に監督してもらったが、そのときも後ろに母が乗ると必ず口を出してくるためやめてほしい、と何度も伝えたのだったのが思い出された。
そこで私は、あぁ、母は本当に私や妹がどう思ってるか興味はなくて、自分の子が自分の思い描いた通りに動くかどうかに1番の関心があるんだな、と諦めがついた。この車のエピソード自体はまあ大したことではないのだけれども、私にとってコップから水があふれる最後の一滴だった。私は自分の感情や欲望というものに蓋をするのが非常に上手で、他人の顔色を伺い、自分の気持ちを表明せずに飲み込めば場がうまくいく予感がする場合、ほぼ必ず飲み込んでしまう。その原点のひとつがこの情緒不安定で話を聞き入れない母で、その対策として私の性格が形成されたんだろうな、と納得した。とても寂しいけど、とても腑に落ちる納得だった。
母は非常に心配性であるとともに、自分が正しいと思ったことは絶対に曲げない性格である。そして気分の波が激しく子供のころはそのことで随分苦しんだ。父は御三家中高→東大→大手銀行、母も御三家中高→名門私立大学首席と大変立派な学歴であり私が中学受験するのは生まれる前から決まっていた。(私が生まれる前の時点でマンションを購入するときの判断材料のひとつが御三家に私が合格した場合に通学しやすい駅であることだった、というエピソードから色々察してほしい)。3、4歳から公文を習っていて、宿題の計算プリントが終わらなくて家で泣きながらやっていたら強い腹痛を感じたため母にそのことを伝えたら嘘をつきなさい!と睨まれたのは今でも忘れない。自分のつらさを伝えても無視される無力感はいまだに生々しい。カリキュラムテストや公開模試の結果が返ってくることがとても憂鬱であったこともよく覚えている。専業主婦だった母にとって、私の中学受験、そして大学受験は一大プロジェクトだったのだろう、母のエネルギーと執着は私に注がれ続けた。
母の狂気、そして父の経済力のおかけで私は予定通り御三家に進み、国立医学部に進学、卒業し現在某県で四六時中働いている。普段はそこまで意識しないのだが、毎年年末年始はとくに情緒が不安定になる。愛し、愛されていますか?と周りから問いかけられているような被害妄想にかられてしまう。別に目の前で夕飯の具材を和気藹々と選んでいるカップルは私を追い詰めて孤独感をつのらせようとしているわけではないし、スーパーに鳴り響くクリスマスソングは今年も恋人と過ごせない私に意地悪して惨めな気持ちにするためにかかっている訳ではない。勿論そんなことはわかっている、わかっているが胸が締め付けられるし深呼吸できなくなるし、少しでも油断すると愛されない自分と、愛し合ってる幸福な関係を呪いたくなってしまう。こんなにも愛されたいのになんでこんな愛されにくい性格なのか、どうして愛されるのは私じゃなくてお前なんだ、と。
私は他者に従順で、他者の顔色を伺うのがうまく、自己主張は激しくない。他の人が面倒がってやらない仕事もするため上の先生受けは悪くない(はず)し、患者や病棟スタッフからは優しい先生だとどこの病院に勤めても言われる。病院を移るときに泣いて感謝されて別れを惜しまれたことも数回ある。それは大変、大変ありがたいし私の数少ない生きる支えになっている。本当に感謝している。単に便利な駒と思われてるだけかもしれないけど、それでも身が粉になるまで働くね。が、一方で私の利他的な言動の根幹に自己嫌悪と人間不信が深く深く根付いていることに最近気づいた。
人を信じていないため、相手の利益になることをしないと自分に価値はないからすぐに捨てられるだろうという確信、強迫観念がある。素の自分に価値はないから勉強すべきだし、素の自分に価値はないから他の人がやりたがらないことをやるべきだし、素の自分に価値はないから他人のために生きるべきしそのために自分の感情や欲望に蓋をするのは当然だ、と。見せかけの自分を偽装することが年々上手くなり、幸か不幸かその評判が職場では悪くなく、ただ自分の気持ちに厳重に蓋をして他人軸で生きているため満たされなさ、慢性的な空虚感、欠乏感がある。正直今なにかの拍子に即死したらお、ラッキーじゃん?と思う気がする。この欠乏感はどういうときになくなるか自分の気持ちを必死で感じてみると、心を許せる人と時間を過ごしているときだけはこの胸の裏をカリカリ引っ掻かれるような気持ちがなくなることに気づいた。ただ一人に誰よりも愛されたい、受け入れてほしい、という普遍的な、しかし切実な気持ちである。
私はとにかく異性に縁がなく、人生唯一の交際していた期間は24歳のときの1年間で、それ以外は凪である。そのときの相手には今でも深く深く心から感謝していて、あの未熟でどうしようもなかった当時の私をいっときでも受け入れてくれたことは生涯忘れない。幸せにしてあげられなくてごめんね、幸せになってほしいといつだって祈ってるよ。その後職場や婚活で何人かに好意を示したが、私の空虚がバレるのか交際まで至ったことはない。みなさん大変見る目がある。おそらく私にとっては2人の時間のおかげで心が安定するが、相手にとってはそうではなかったのだろう。包容力、余裕のなさよ。私は貯金もあるし料理もするし水回りの掃除は好きで家事機能付きATMとしてはそれなりに機能するのだがそれを差し引いてもお断りされるのだから笑ってしまう。私がなぜ愛への羨望、渇望があるのかと考えると、無条件に愛されているという実感を感じたことがなかったからではないかと思い至った。父も母も私を愛し育ててくれたが、それは条件付きの愛ではなかったか。従順で手のかからない優等生"だから"愛していたのではないか。だからこそ勉強をやめようとするとじゃあ中卒でいいんだな、今すぐ家を出ていけと言われたのではないか。患者やスタッフから好意的に受け入れてもらえてるだけで本来は幸せであるべきなのにそれでは全く足りず穴が空いたバケツに水を入れるような状態になっているのではないか。
私の魂の深いところに自己嫌悪と人間不信があり、他人軸な生き方をしてきている。そのため満たされなさ、空虚さがあるがいままで自分の気持ちに蓋をしすぎて、自分の気持ちの詳細がわからなくなっている。様々なひとが私にうっすら好意的だが、私を誰よりも深く愛してくれる人はこの世界に1人もいない。親は私を愛してくれてはいるが、それは条件付きである。愛への強い渇望感があるが、渇望感があるため愛されない。
このデッドロックを言葉にできただけでもこの正月に意味はあったはずである。いくつかの本(※)を読むと愛されるのを目指すのではなく愛せ、自分を愛せない人は他人を愛せない、と書いてあった。さすがに交際している人全員が交際前から自愛できているとは思えないのでそうであったほうがより幸せだよね、と解釈しているが… …突破点として自愛が鍵になりそうな予感はある。自分を愛せるようになるにはまず自分の気持ちや欲望を言語化すること、自分の身体感覚を取り戻し快不快を自覚することだろうと信じてこの記事を書いた。書いている最中はやや気が滅入っていたが、書き終わった今、かなりすっきりした気持ちでいる。
あと以前親からは酷く嫌がられたので諦めていたが、内緒ではてブで有名な某結婚相談所に申し込んだ。万が一出会ってしまったら何卒よろしくお願いします。
いつかこの記事を笑って読み返せる日がくることを願って、そして自分だけじゃなく他の誰かの心の整理の一助になれたら。
※「愛する意味」上田紀行、「生きる技法」安冨歩、「アダルトチャイルドが人生を変えていく本」アスク・ヒューマンケア相談室 など。どれもよい本でした。
最近、少子化対策と男女のあり方について感情的な論争が繰り広げられているけど、そこには参加せずに、長期的な流れをみながら、必然的に向かうところについて書いてみる。マジョリティに限定した話ね。
2. 魅力的な男性の子供をシングルマザーとして育てる、もしくは独身でいる
※魅力っていうのは人それぞれ容姿だったりお金だったり性格だったり色々バランスが様々あるだろうけど、その総合的なものと思ってね。
古くは男性の政治力の強さと慣習によって、1と3が選択されてきたけど、女性の自立と社会進出が進むにつれて、3ではなく2の特に独身でいるという選択が促進され、結果子供が減ってきているというのが現在。
この流れは、欧米と比較すると日本ではまだ弱いわけで、ますます1と2が選択されるようになっていくでしょうし、それは女性にとって望ましいことだよね。
今Twitterなりで起っている論争って、2を押し進めようとする女性と、それによって3の既得権を剥奪されることを恐れる男性との摩擦だと、僕には見える。
けれどもこれは時代の流れとしてほぼ変えられないことだと思う。事実、この流れ(女性の自立と政治参加)が先行している欧州(特にフランス)なんかはシングルマザーの比率がとても高くなっているよね。
なので少子化対策として自然で効果的なのは、欧州同様にシングルマザーに対する支援を手厚くすることで決まりでしょう。1の自然と結婚できる人同士は普通に出生率変わらないわけで、次に出産したいという人たちを支えてあげましょう。
ここで批判があるとすると、3の人たちが既得権を失うことによって、例えばインセルみたいなタイプが増えて社会が不安定化する、というのがあると思う。まぁこれは間違いなく起こると思うけれども、それ以上に男女フェア×女性の欲求がそうである、ということから仕方ないと受け入れるしかない社会変化だし、それがあるからと言って女性に欲求を諦めてくれ、というのは通じないよね。だからこれは別のやり方で解決する必要がある問題。
相手があることだから魅力的に思われないのが悪い、ってなっちゃう。だってどっちも自由に選択する権利があるんだから、仕方ない。
僕も元?非モテの中の非モテだからすごくわかるんだけど、魅力のない(と女性に思われてしまう)男性って女性の立場にたった行動ができてないんだよね。例えば見た目の気遣いなり、話し方や内容について。
他の男性が女性と話すところを聞いていると、例えば内容が自慢・自己アピールだったり(一生懸命好かれようとしているんだよね。わかるよ。)、自分の好きな話ばかりしていたり。また女性側の話には共感して話を盛り上げるのではなく、指摘したりディスったりする。目的が優越感を感じることになっちゃってる感じ。自分が満足するよりも先に、相手を優先する気持ち・行動を少しずつできるようにしていくと、相手からの反応が全然変わるから、大袈裟でなくてほんとに世界が変わっていくと思うんだ。相手に好意的に受け入れられる機会が増えると簡単に世界ってよく見えてくるからね。
今はちょうど急速な社会変化の過渡期に我々はいると思うんだけど、最初から変化後の社会の価値観を得られず、古い価値観のアップデートを求められる我々は結構損していると思う。その点次の世代は楽でいいよね。
けれどだからと言ってそれを社会が悪いと批判しても、少しも自分の人生はよくならないから、世の中の流れを見て、個人が幸せになれる行動をまずとった方がいい。僕が協力できることがあるといいんだけどなぁ。
次に女性に言いたいこと。
今ほんとに早く社会・価値観が変わっている中で、対応力って当然個人差あるから、対応できずにあなたが望む行動が取れずにいる人は多く出るのは仕方ない。
だからそういう人たちにとってわずかでも癒しになってくれる、アニメや漫画やVR(アダルト)といったものに立ち入らないであげて欲しい。
そこを優しく認めてあげることが、結果として自分たちの欲求をより実現できる社会につながっていると思うから。
色々書かせてもらったけど...そんな僕も彼女なんてしばらくできてないんだけどね。偉そうなこと言ってごめんね。てへへ。
AVなんか、ここ数年、そんなに変わらないと思っていた。
毎年AV女優の顔面レベルが上がっているが、81点が82点になったくらいの変化しかここ数年なかった。
<VR>
正直、VRはイマイチじゃないかなーとか今年の初めは思っていた。
VRだと、普通に喋ったり触ろうとしたり、キスがリアルだと感じる。
これまで見飽きた女優も、肌が近かったり、重力を感じてゼンゼン違った。
有名な女優やアイドルの顔を、AIがエロ動画に置換してくれるらしい。
原理は詳しくは分からないが、pornhubあたりで大量に出てる。中国製が多い印象。
これはしびれたね。
AV女優が顔面偏差値上がったとはいえ、最高レベルの女優とかにはまだかなわない印象だった。
整形でも届かない壁というか、具体的には佐々木希や日向坂レベルは厳しいかなーと。
顔を知らない女優さんでも、「AVに出てこないレベルの女優」が思いっきりかわいいので素晴らしいね。
ヘンにAV女優の顔面が上がるより、AIに馴染むAVが作られる時代だろうか。
<来年以降にも期待>
ディープフェイクもVRも、マダマダ発展途上なので、もっと伸びていくだろう。
個人的なことになるが、自分は31歳。生涯未婚がほぼ確定の不細工である。
風俗も一時期ハマったが、嬢の本音が透けてしまい最近はご無沙汰になった。
アダルト動画が伸びていくのを見たいなあという気持ちと、もっと未来に産まれたかったなあという気持ちのないまぜだ。
「2020年1月1日からTwitterでコンテンツ規制強化」うわさ拡散 Twitter「変更はない」
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/21/news038.html
関連:Twitterがついにアダルトコンテンツ規制か 無法地帯な現状とこれから
https://www.cyzo.com/2019/12/post_225276_entry.html
デマに踊らされるDMMことFANZAも大概だけど、この手のデマや飛ばしを出し続ける週刊誌や新聞社等も大概だと思うよ。
今回に関してはサイゾーが悪いみたいだし。
昨今フェイクニュースとやらで騒ぎ立てているみたいだけど、それこそ素人のフェイクニュース何かよりも週刊誌や新聞社等のマスメディアによる飛ばしやデマや偏向報道の方が余程悪質なのは事実だし、もはや色々な意味で中立性なんてないからね。
30代、社会人です
物心がついたころから家族の仲が悪く、常に怒号で夫婦、爺、婆でわめきちらすのが日常だった
そんなに優等生じゃないのにね
理由はわからないけれど、いまから考えると本能的なものだったと思う
彼からのデリカシーのなさに晒されることや、無神経な発言や扱いを覚えている
何回か仲修復を試みようと母親が見かねて無理矢理食事に連れていってくれたけれど
なんだか変なコミュニケーションされ、ただただ苦痛だったことしか覚えていない
自宅から通えなかったので賃貸となりそのお金も母に出してもらった
感謝の気持ちがないわけじゃない、けど大学を卒業してから程なくして母親とも絶縁した
常に過干渉ぎみで何を言っても通じなくて
自分の中では今、セルフ天涯孤独みたいになったことについては納得していて
家族のような人間関係に振り回されるのはもうこりごりだなぁって感じるから
密接な人間関係も避けて生きてきた
パートナーが居なかったわけではないけれど
アダルトチルドレンが大人になったらアダルトサバイバーって言うらしいけれど
本当によく生き延びたなと思う
世間の30代は家族も持って、家も建ててたりする、本当にすごいなって思う
家族は仲がいいもんだと疑わない人を見ると本当に羨ましくなる
世間からすると自分はおかしいのかもしれないし、狂ってるのかもしれない
おそらく今日の体験を誰かに話すこともないだろうし、帰ってから妻にも事の詳細は話さないだろう。
そうすると、今日の出来事は一生自分の内だけに留めておくことになり、それはそれで何だか勿体ない?ような感覚があり、この場をお借りすることにした。
***
当方、年齢は34才。妻は2つ年上で、結婚10年目の子なし。セックスレス歴は5年目くらいになるだろうか。
毎晩一緒に晩酌するくらいには夫婦仲は良いのだが、異性としてのエロスはもう感じない。これは私が、というよりお互いにそうなのだろう。
ただ、子どもは欲しいという気持ちは双方にあり、年齢を考えると作るなら待ったなし、という状況だ。
妻は子宮内膜症という病気を患っており、2年前に一度手術をしている。
片方の卵管が詰まりやすくなっているため、妊娠するとしたらチャンスは2ヶ月に1回と当時の担当医に説明を受けている。
(排卵は基本的に毎月交互に行われるということを、この時初めて知った)
年齢による妊娠率低下に加え、チャンスは2ヶ月に一回という状況だ。
子作りという目的さえあれば一応セックスレスは解消できるとは思うが、
完全な自然妊娠に任せていては、何事も起こらず来年また1つ歳を重ねている姿が容易に想像できた。
後々になって検査をしたら実は不妊の原因は自分にあった、なんてオチは絶対に回避しなくてはならない。
尚、34年生きてきて自分の精子に何かしらの異常を感じたり、親・兄弟に遺伝的に心配するような出来事は一切ない。
そもそも、「あれ、量少なくね?」「なんか、水っぽくね?」などデリカシーのないことをいう彼女でも作らない限りは、
自分の精子を他人と比較する機会は訪れないため、基本的に自分の精子は自分基準で絶対的に正常なのだ。
男性側はそのことを念頭において、自分の精子と向き合う必要がある。
***
前置きはこれくらいにして、ここからは精子採取の詳細を語っていきたい。
病院に行ってやることはいたってシンプルだ。カップに射精して提出するだけ。
それだけの事と言えばそれだけなのだが、病院でオナニーというのはこれまでの人生で経験したことがないので、何となく朝からソワソワしていた。
入ったことはないが、繁華街にある個室ビデオ屋みたいな感じを想像して、内心ちょっとだけ楽しみな気持ちもあった。
クリニックに到着すると、受付には20代半ばくらいの若い女性スタッフが2人座っていた。
初診ということを伝えると、その場で今日の検査の流れについて簡単に説明を受けた。
検査はまずは診察からスタートした。40代前半くらいの男性医師が担当だった。
事前にWeb問診票に回答しているので、その場で回答内容をフムフムと読み進める。
問診内容には、自慰の頻度や勃起の状態、夫婦のセックス回数など、かなりプライベートな質問も多いのだが、
「夫婦関係はほとんどなし、と。なるほどね。」といった感じで、こなれた感じで読み進められていく。
一通り問診票を読み終わると、そこから男性不妊検査の説明が始まる。
2以降は保険外診療で、2が9,000円、3が11,000円、4が7,500円の全額自費負担だ。
ちなみに2以降もやる場合は混合診療となるため、1も全額自己負担となり4,000円となる。
合計すると3万ちょいだ。
一応事前に金額感は調べていて、精液検査は保険診療ができるとネットに書いてあり、
1,000〜2,000円程度を想像して来ていたので、突然3万円と言われて驚く。
ただ、色々と考えた結果、全てお願いする事にした。
理由としては、今回の検査目的は妊娠に向けて最短の選択肢を選ぶ事だからだ。
まずはライトなものから順番に試して行って、上手くいかなかったらより詳細の検査をして、
また、どうせ精子を採るなら一度に全部詳しく調べてもらった方が単に効率的だと思ったからだ。
4項目全ての検査をお願いする旨を伝えると、診察は終了した。
***
次は、いよいよ採精の説明だ。
看護室という小部屋に呼ばれ、中には20代後半くらいの女性スタッフが一人いた。
そこで、採精のやり方についてレクチャーを受ける。
・採精室に移動し、部屋に入ったら電気をつけて鍵を閉める
・まずは石鹸で手をよく洗い、その後、アルコール消毒をして手をよく乾かす
・プラスチック容器(プッチンプリンより一回りくらい小さい)の中に精液をすべて出す
注意点としてはこれくらいだったのだが、
直接的な言い回しを避けるような変な間があった。
「手を洗って消毒をしたら、よく手を乾かしてから、、、、その、、行ってください」
みたいな説明の仕方なので、
医療従事者として、毅然と「このカップに精液を全量出してください」と説明をされたら何も感じないが、
たどたどしく言うのは、こっちが変な気持ちになるのでやめてほしい。(悪くはなかった)
さて、ひと通りレクチャーが終わり、早速採精室に向かう。
ちなみに、精液検査を行うには大体3〜7日間禁欲する必要があり、
私の場合は7日間禁欲していたので多少なりともムラムラはしていた。
採精室に入ると、1.5畳くらいのスペースに、テレビとDVDデッキ、
部屋の中央には白いリクライニングチェアーがあり、ティッシュ箱とゴミ箱が置いてあった。
ゴミ箱は足で踏むと蓋が開くタイプのもので、直接手を触れないで済むのは衛生的で良かった。
テレビ台の上には、DVDが10枚ほど入ったDVDケースとエロ本が1冊置いてあった。
エロ本は何となく触れたくなかったので完全にスルーし、DVDケースをパラパラとめくった。
ジャンルはバランスよく取り揃えており、ラベルを見る限り割と新しい感じがした。
真っ白なDVDラベルに、黒マッキーで手書きでこう書かれていた。
「下と唇で感じあう、濃密ベロキス尽くし」
どことなく漂う、裏モノ感を感じた。
内容は、
というのも、この採精室、一体どれくらいの時間で出るのがベストなのか、という問題がある。
遅すぎた場合、「あの人、どんだけ満喫してんだ・・・ここ、医療機関ですよ」という目で見られるのではないか、という気持ちと、
早すぎた場合、「え、あ、もう終わったんですね。早いですね」と、口には出さねどそう思われるのではないか、という気持ちが交錯する。
自分の中で、遅すぎず、早すぎない時間を「15分」と設定し、タイムマネジメントすることにした。
それともう一つ、大きな問題がある。
先ほどのレクチャーでは、この辺りの詳しい説明までは受けていない。
部屋の中で、使えるアイテムは限られている。
それから、使い道の分からない大きなキッチンペーパーのような紙もあった。
脱出ゲームさながら、この密室で課されたミッションをクリアする必要がある。
試行錯誤の結果、最終的に以下の流れとなった。
・リクライニングチェアーの座部に大きなキッチンペーパを敷く(念のため2枚重ね)
・その上に採精カップを置く
・ズボンを下ろし、リクライニングチェアーに向かって前傾姿勢となる
・ただ、こうするとテレビに対して背を向ける形になってしまうため、DVDが見れない
何が正解だったのか、それは今もわからない。
***
無事ミッションをクリアし、あとはこれを提出すれば今日の検査は終了だ。
部屋の片づけをし、事前に渡された白い紙袋にカップを入れて部屋を後にする。
精子の提出先は、採精室から歩いて20メートルくらい先にあるガラス張りの部屋で、
ガラス張りの壁には、カップを置く小窓と中のスタッフと会話するための受話器が備え付けられていた。
ガラス窓の向こう側は無菌室のような真っ白な空間で、スタッフは白衣を着て全員マスクをし、白い帽子をかぶっている。
小窓に自分の精子が入った紙袋を置くと、ガラス窓の向こう側にいるスタッフが近づいてきて、それを受け取った。
受話器を手に取り、ガラス越しでアイコンタクトを取りながら会話をする。
という気持ちになってくる
ガサゴソガサ・・・
カップが日の目を見る。
カップを軽く振ったりしながら、観察した様子をPCに打ち込んでいく
自分が数分前に出した精子を、白衣を着た綺麗なお姉さんが繰り返し、何度も確認する
こ、これは、一体なんの時間なんだ。
なんとも言えない不思議な空間、不思議な時間、不思議な気分に包まれた。
「お待たせしました。最後に、お名前をフルネームで教えてください」
「ありがとうございます。確かに受け取りました」
そう言って受話器を置き、笑顔で見送られた。
***
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201911/sp/0012897124.shtml
建物には著作権は適用されないからメーカーは悪くない!法的に問題が無いんだからグダグダ言うな!エロゲーを差別してるんだろ!という論調なのにちょっと引いてしまった。
普通に考えたら、飲食店を経営してたら無許可でアダルト関係の作品にモデルにされて、その関係の人間が店の周りをうろつき出すとか迷惑でしか無いとおもうんだが、それに文句を言うと表現の自由を弾圧する悪にされてしまうらしい
最近フェミニストを揶揄するときによく言及される「お気持ち」へのアレルギーが強くなりすぎてるのか、「法に抵触してなければモラルなんて無視していい」って思想の人が増えてきている気がする。法に引っかからないとしても最低限のマナーとかモラルは守った方が世の中の理解を得られると思うんだけどなぁ。
とある素人物アダルト動画を鑑賞していると極端に自らのアンダーヘアーが濃いことを気にしている女子が出演していたのであるが撮影者はアンダーヘアーが濃いことなど何の問題もないとその女子を説得するのであった。
曰くリストカット痕やタトゥーと比べたらアンダーヘアーが濃いことなど何の問題でもないと。
正直申し上げて小生はリストカット痕やタトゥーのある女子が出演しているアダルト動画が苦手であった。一方アンダーヘアーは薄いほうが好ましくはあるもののたとえアンダーヘアーが濃くともさほど気にはならないのであった。小生のこの感覚はまことに一般的なものであったと証明された瞬間だったのである。
基本的な広告知識がない人が、「エロ漫画の広告が出るのはエロいものを見ている/検索してるからだ」と決めつけてるが、全くそうではないので言及しておく。
PC広告はgoogle広告のように閲覧検索履歴を元にアルゴリズムからユーザーが興味を持つ属性の広告が多いので、そう考えるのもわかるが、スマートフォン分野ではそうではない。
スマホ広告はガラケー広告の延長上にあり、アダルト系広告が主な広告主であり、ここ10年くらいは電子書籍が大半だと言っていい。
次にアダルト要素のあるブラウザ、スマホゲームが続く。昔はDMM今は皆さん嫌いなビビットアーミー。ビビットアーミーが詐欺広告訴求と言われてるのは、バナーが下品で全くそんなキャラやシーンがゲーム内には無いからと聞く。
実際エロ訴求の方がクリックされるのだからそうしてるんだろう。そして、少しでもエロ要素があると、ずっとプレイしてればそんなシーンもあるのではないかと期待してゲームを遊んでしまうのだ。
あとはアプリだと放置少女とかキングスレイドなんかもそうだね。美少女キャラが売りのゲームだから、ビビットアーミーとは違うけれど、エロ訴求が出来ると広告展開が強い。
また、ガラケーからスマホに切り替わる時に、電子書籍をメインで扱っていた広告代理店がそのままクライアントをスマホに流したという側面もあり、スマホの広告手法はアダルト訴求がセオリーという一種のノウハウがあるから、少しでもエロ要素があればそれを訴求した方がウケると考えているのだろう。
本題に戻るとこういう背景があるから、サイト運営者はスマホではフィルター無しでアダルト広告を流すのがマネタイズしやすいとなる。
スマホでまとめ系サイトやそのアンテナサイト見たら、コンテンツよりエロ漫画広告がメインみたいなことあるでしょ?
要はそういう事で、そしてエロ漫画広告はバナー広告から入会すると滞在率も高く多少の獲得単価でもペイできるから、広告主も基本的にどんな媒体にも出したいんだ。
獲得単価が高過ぎる媒体もあるだろうが、それは媒体のクリック単価を調整すれば良いこと。
媒体もアダルト広告なら多少はクリック単価は安くなっても、一般広告よりもクリックレートが段違いに高いから問題ない。
つまり、広告主側はスマホで出稿出来るなら何処でも出したいっていう希望があって、サイト運営側はとにかくクリックされる広告が欲しいっていう構図だから、無差別にエロ漫画広告を掲載している。
もっと大きなボリュームのサイトはDSPもあるだろうけども、「いかがでしたか?」系や、まとめ系の下位はアドネットワークで事足りる。
今回の「授乳 おやつ」のサイトは【テキトーな情報書いてるから、広告設定も利益重視のサイト】と言ってるようなものなので、スマホで見たら、やたらとアダルト広告出るサイトの情報は参考にしない方がいい。
あと、PCはアダルト広告あまり出さないというのはSEO対策として考えているのかもしれない。実際検索上位に上がっているから。
「艦これの布面積が増えた」というtweetに対して、「いいですね、艦これはもっと露出を減らすべき」みたいなリプが沢山ついていて、頭が痛くなった。
艦これの露出に頼らないスタイル好き
最近は改装すると布面積増えてる子多い気もする
街あげてだったり、百貨店がからむようなコラボでは凄く強みになってると思う
佐世保コラボで女の子が朧パネル見て「この子可愛いねお母さん」って言ってる光景目の当たりにして、俺は心で泣いていた— ASG151CM (@Asg151CM) October 24, 2019
最近本当に「男性向け作品に対する敬意」ってのが足りないと思う。艦これもFateもそう。男性向け作品が人気になると、男性向けに作られたことに文句をつける輩が多すぎる。
そういう奴に限って、「自分は作品の根本的な部分(シナリオ・設定)が好きなんです」「エロが無ければいい作品なのに」みたいな事をのたまう。いいか、男性向け作品の根本はエロだ。暴力だ。
例えば「ちゃお」なんかを見て、「男主人公がすくない、男が女の都合のいいホストみたいになってる!男性蔑視的表現が散見する!」なんて注文つける男は居ない。
ちゃおを見る男はいるが、ちゃんと「女向け」な事に敬意をもって見てる。「女向け」だからこその繊細な心理描写(間違っても女作者だからではない)に自分に需要が出来ていることを理解しているからだ。
プリパラおじさんも、景観保護条例には違反しているが、「もっとアクションバトルを多くして男を沢山入れろ!」なんて言わない。あれもちゃんと「女向け」な事に敬意を持っているからだ。というか女児向けだな。
ちゃんとその作品の成り立ちの根本を理解して、作品を尊敬している。
艦これやFateに限らず言える事だが、元々男向けに作られたものにそういう注文がついてしまうのは、
根本的に「男向けに対するうっすらとした軽蔑」が存在するからだろう。
熱いバトルや熱血は女も好きなのだ!と言いつつ、エロや暴力性は馬鹿にしている。本当にバトルや熱血が好きなら、女向け作品の中にバトルや熱血を増やせばいいだけだ。
結局、「既存の男向けからエロや暴力性を抜けば素晴らしいものになる」という、無根拠の傲慢が存在しているが、何故かそれが男性向けばかりに求められることに彼ら・彼女らは気付けない。
結果的に面白さがスポイルされた腑抜けの、児童向けの絵本みたいな内容の作品のなんと多い事か。サビ抜きの寿司とかいうレベルじゃない。低脂肪乳だとか、砂糖抜きのコーラとか、塩味の無い煮つけと同レベル。
男性向けに作られたものなら、男性向けな事に敬意を持って楽しんで欲しい。それが出来ないなら初めから全年齢向けの作品を愛でてほしい。
本心はエロと暴力性に惹かれてたくせに、政治的正しさとかいう、賞味期限の短い価値観に流されてそれを馬鹿にし否定しないでほしい。