2019-12-14

家族と絶縁した話をする

30代、社会人です


物心がついたこから家族の仲が悪く、常に怒号で夫婦、爺、婆でわめきちらすのが日常だった

自分一人っ子だったということもあるのだろう

常に家では家族の顔をみながらの生活しか出来なかった

なにかを言えば否定される、そんなこと日常茶飯事だったか

それが普通なものだと思っていた、家族とはこういうものだと

基本的自分意思尊重されない、あれしろあれしなさい

小学生のころはただ優秀な自分を演じるしかなかった

そんなに優等生じゃないのにね


中学生の頃から違和感を感じ始めたのだと思うが

高校生ときから父親と話を一切しなくなった

家であっても挨拶しない、話をこちからは一切しなくなった

理由はわからないけれど、いまから考えると本能的なものだったと思う

からデリカシーのなさに晒されることや、無神経な発言や扱いを覚えている

何回か仲修復を試みようと母親が見かねて無理矢理食事に連れていってくれたけれど

なんだか変なコミュニケーションされ、ただただ苦痛だったこしか覚えていない

その父は18のときに死んだから和解はしなかった

葬儀で涙を流さなかったこと、焼く前日に爆睡したこと

母親からちくっといわれたことを覚えている


大学生になり、大学国立だったので学費は少なくて済んだが

自宅から通えなかったので賃貸となりそのお金も母に出してもらった

感謝気持ちがないわけじゃない、けど大学卒業してから程なくして母親とも絶縁した

特にきっかけになった理由が思いあたるわけじゃないけど

常に過干渉ぎみで何を言っても通じなくて

自分尊重されていないような気がして

気が付いたら最後の藁が既に積まれていたようだった


自分の中では今、セルフ天涯孤独みたいになったことについては納得していて

家族のような人間関係に振り回されるのはもうこりごりだなぁって感じるから

密接な人間関係も避けて生きてきた

パートナーが居なかったわけではないけれど

そういう人間関係自分にはそぐわなかったなぁ


アダルトチルドレン大人になったらアダルトサバイバーって言うらしいけれど

本当によく生き延びたなと思う


世間の30代は家族も持って、家も建ててたりする、本当にすごいなって思う

自分はそんな大人にはなれなかったよ


家族は仲がいいもんだと疑わない人を見ると本当に羨ましくなる

それは自分がこれからいくら努力しても、どれだけ勉強しても

絶対に手に入らない感覚から


世間からすると自分おかしいのかもしれないし、狂ってるのかもしれない

けれど頑張っているよって、生きているよって、昔の自分手紙をだしたい

やっと自分人生を歩んでいるって

昔の自分に伝えられるなら、大丈夫だよって伝えたい

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