はてなキーワード: 陣営とは
結構、重大な局面だと思うのだよ、これ。むしろ「勝った勝った」とはしゃいでる左翼的な陣営こそ、次にちゃんとした手を打たないと取り返しのつかないことになる可能性がある。
橋下の引退により、おそらく「維新の党」は求心力を失う。解党するかどうかはわからないが、もともと個人商店であった以上、以前のような影響力は持ち得ない。やはり去年に解党した「みんなの党」も、もはや跡地すら残ってない惨状。こちらも個人商店だったし。
で、重大なのは、どちらも一定の支持層を持っていたこと。たぶん都市部のホワイトカラー層が中心。20代〜40代が多いはず。
この層の受け皿が完全に崩壊した。
この志向性を持った層が支持する先が安部自民一党になることの危険性。
民主党はデフレ推進してきた反省が見られないし、共産党は「大企業=悪」なテーゼが根強い。
公明党は「安定は希望」というキャッチフレーズである時点で論外。
リバタリアニズム的な志向性を持った層が支持する先がなくなってしまった。
つまり「経済成長歓迎・インフレターゲット支持」と「歴史修正主義・ナショナリズム」
のパッケージか
のパッケージか
個人的にはレイシズムも歴史修正主義もうんざりなのに、それに対抗する軸がまともな経済政策を打ち出さずにげんなり、というのがここ最近の印象。
ピケティがブームになったときも「成長か、再配分か」みたいな二者択一にしたがる人たちが多くて本当に辟易した。
再配分を重視することと経済成長は両立する、というかむしろ両輪として機能するはずなのにね。
というわけで。
・LGBTなどマイノリティー人権擁護(「伝統的な家族観」とか言わない)
・「歴史戦」とか言わない
少なくとも、従来の「左翼」とか「リベラル」とか言ってる人たちは「勝った勝った」じゃなくて
ちゃんとビジョンを示してくれよ、と思う。
・
まず大味に言えば「バカに政治をさせるとツケはこちらにくる」ということだ。
勿論、橋下がバカに見えるように仕向けたのはメディア側だろう、でもそこから本当にバカになってしまったのは残念なところだが。
しかし、今回の投票結果は民衆としては良過ぎるくらい良い結果ではある。「我々は考えるに考えた上で反対している」という感じが出ていて対立候補や維新の有象無象の行ってきた「お前等はバカなんだからうち等を選べ」という答えには容易に導けないところがなかなかに良い。
それを世代間で意見が割れた、と論じたいマスコミにはストレートにちゃんと表現しろと言いたい。「この戦いは弱者を見放すか、そうでないかの戦いだった」と。
世代間で意見が割れた、ということは無い。むしろ70代以上以外はどっこいどっこいの結果に終わっている。それでも70代以上に反対が多かったのは何故か。
それは地域別で賛成多数か反対多数かを分けた画像を見れば察していただけるであろう。生活保護者、老人、そこから導き出されるのは社会的弱者だ。
此度の大阪都構想に賛同する人はとても精力的な人間が多かった。「なかったら作ればいい」「○○ならば△△すればいい」みたいな答えがすぐに出せる人たちだ。つまり、彼らは大阪が破壊の一途を辿ったとしても「面白い」と思ってなんとか建て直すつもりでいたのだ。たとえそれが土台無理なことであったとしても、だ。
じゃあ逆に弱者とされる方々はどういう思考だっただろうか。「あれこれ手続きがめんどくさい」「なんだったら生活保護無くすつもりなんじゃねえか」そんなネガティブな思考に飛び込んでくるのが「『わからん』かったら反対」だったりするから面白いものだ。
というか、窮地に立たされた人間ほどどうして窮地に立ったか理解していないものは居ない。だから弱者にとってこの言葉は救いの他なかった。「ワシは橋下さんの仰ることは(わかるにはわかるけど理解したくないから)『わからん』から反対じゃ」というロジックが展開できるから。
それに対し維新陣営が出す救いの言葉は無かった。むしろ一辺倒に「賛成に入れてください」だった。多分ここで負け戦を確信した人も居るだろう。
しかし、反対陣営が次に繰り出した手は悪手だった。チラシ配りという名の印象操作が行き過ぎて「無効票も賛成となります」という嘘を記入してしまったのだ。
現状を見てもらえば理解できる通り、無効票は賛成にはならなかった。無効票は反対一派のものとなった。その時点で「WeSayNo!」は虚偽の集団と成り果ててしまったのだ。
此度の投票率は66%を越えて、無効票は33.1%程だった。その33.1%を求めてクーデターが起きることは無い。起こしてもアホらしいから。
そうして、残った結果は現状維持、ではなく民衆が変革へ向かう第一歩を進めようとしている、なのだ。
どの政治屋も二の足を踏んでしまっていた。どのマスコミも反対に力を入れていた。
しかし、民衆の3分の1は破壊を願った。改革には程遠い破壊を願った。3分の1にとって現状がクソッタレだという証明に他ならないのだ。
もしくは、それ以上にもなり得たし、しかし、それ以上にお粗末な政治家が先頭に立ってしまったため反対しておいたのだろう。
それは反対派も同様だ。私自身、反対派の中にしっかりとしたプランを持って反対している人間が居ることは理解していた。が、それが表立って言い合うことはなかったのだ。ただ覚えているのは「賛成に入れてください」または「反対に入れてください」だ。
そして、出遅れたように市外の人間が「大阪府無くなるのか」などとほざいている。
それこそ今更な話である。そんなにイヤならお前があの人気者をぶち倒しやがれとは思う。でも行わない。市外だから。可哀相って言うだけ、市外だから。
そういう人間に比べて言えば再三申しているとおり民衆は優秀だった。
それを細かに分析しても、本来根差している弱点の部分が今回の敗因であると、今後国政においてネックになってくる部分であると示してあるのだ。
我々は社会的弱者に、明確な答えを示さなければならない。「君はそのままではいけない、だから君がそのままでいるなら我々の答えに従ってもらう他無い」と。
社会的弱者は我々に、明確な答えを示さなければならない。「私はこのままでいたい。けれどこのままでいられないのなら別の心地よい世界に連れて行ってもらわなければならない」と。
そうしてお互いに「バカな政治屋」に対して処置を施さなければならないのだ。何故なら「我々の望む答えに導く力が無いのだから。」
結局みんなヒトゴトだから、それならいっそヤジウマとして「大阪都構想」を楽しもう!
でもそうだね、「大阪都構想」のキーワードには、「二重行政」と言うのがあるんだ。
国や役所が決めたことを、執り行うこと全てを言うんだ。
この中で、「二重行政」というのは、「大阪府」と「大阪市」が同じようなことをしてしまうのを言うんだね。
例えば、大阪府は「りんくうタウンゲートタワー」、大阪市は「テクノポート大阪WTC」というタワービルを建てたんだ。
両方とも馬鹿だねえ。いや、馬鹿は良くなかった。でも、無駄だよね。どっちか一つで良いのにね。
ここでちょっと、おとなりの兵庫県をみてみよう。県庁所在地は、神戸市だ。
でも、兵庫都構想、なんて話は、聞かないよね?
市内総生産、つまり神戸市の商売でどれぐらいお金が動いているかっていうと、6兆円なんだ。
でもね、実は大阪市は人口こそ260万人と神戸市の1.7倍なんだけど、市内総生産は、19 兆円。
これは、すごく大きいお金が動いているんだね。(市の金額は平成24年度のものだ)
北海道全体の18兆円と同じくらいの金額なんだね。(こちらは平成23年度のものだ)
東京都で92兆円、大阪府が26兆円、神奈川県が30兆円で、埼玉県が20兆円。
四国全体で13兆円だから、大阪市だけで、四国よりも経済活動が活発だと言えるんだ。
そして、商売、つまり経済活動の活発さは、税収、つまりオコヅカイに繋がるんだ。
神戸市の2600億円や、鳥取「県」の予算が3300億円なのを考えると、とても大きいよね。
つまり、「大阪市」は「鳥取県」の2倍も自由にオコヅカイを使えるんだね。
ちなみに「大阪府」は、だいたい9000億円ぐらいの予算規模だ。
これは例えば、お父さんが毎月30万円稼ぐときに、翔太くんが毎月20万円もオコヅカイを稼いでくるのと同じなんだね。
つまり、家でお父さんが買えば良いようなものを、翔太くんが買ってしまう、ムダ使いしてしまいやすいんだね。
お、翔太くんえらいねえ。良く知ってるね。
これは一人あたりとか全体でとか基準が難しいからサラッと流すけど、翔太くんはお金を貸すなら誰に貸すかな?
例えば、部屋から10年出てこないNEETのお兄ちゃんに、ゲーム代の2万円を貸したりするかな?
それよりも、お父さんが財布を忘れた時のジュース代に100円だけ貸したりしないかな?
これはね、お金をちゃんと稼いでいる相手には、お金を貸しても返ってくるだろうと思うから貸すんだね。
つまり、とっても多くお金を稼ぐ「大阪市」は、すぐにお金を貸してもらえるんだ。
だから、気がついたらドンドンお金を借りてて、すごい金額になってるんだね。
貸す方も馬鹿だねえ。いや、馬鹿は良くなかった。でも、そろそろ破産するって計算されてるんだね。
そうなんだ。「大阪市」はお金をイッパイ持ってるから、気が大きくなって色々勝手にしちゃうんだね。
そしてここにもう一つのキーワードである「特別区」というのがあるんだ。
いま「大阪市」にいくつ区があるか知っているかな?24区あるんだね。
何故かと言うと、大阪市はビルを建てたり好き勝手する割に、教育委員会が市に一つしか無かったり、ちょっとバランスが悪いんだね。
それぞれの24区に振り分けると、細かすぎる。それこそ多重行政になっちゃうよね。
そこで、トップを大阪都、その下に特別区を5つ、こういう区分けにして「役割分担」をハッキリさせようっていうことなんだ。
いや、翔太くんスルドイねえ。そのとおりだよ。
「大阪市」がオコヅカイをちゃんと使って、「大阪府」と同じようなビルは建てずに、キチンと運営すれば良いだけなんだね。
今回大阪都構想をやろうとしている橋下徹さんという人は、最初は大阪府知事だったんだね。
それが、次に大阪市長になった。いまも大阪市長さんだね。なんだか順序が逆っぽいだろう?
でもね、「大阪市長」というのは「鳥取県知事」の2倍もオコヅカイを使えるんだね。
いまの大阪市長である橋下徹さんは、自分の使えるオコヅカイを減らそう減らそうとしてるんだね。
ちょっと変だろう?
大阪市長さんなんだから、大阪市をちゃんと運営すれば良いのにね。
つまり、「大阪都」にしていまの「大阪市」を一回バラバラに壊してしまわないと、もう運営できないっていうギブアップ宣言だとも言えるんだね。
ほら、「大阪都構想」のサイトはちょっと変だろう?(ここでサイトをみんなで観る)
二重行政が悪い、借金が多い、都区にして住民サービスを向上させる。
でもほら、「大阪市」のままでも、これって全部変えられることなんだよね。
「大阪府」と「大阪市」で役割分担をする。ちゃんと住民サービスを充実させる。
なんで出来ないんだろう?
今の大阪市長の橋下徹さんは「大阪府知事」でも苦労して「大阪市長」でも苦労してる。
つまり、「大阪府知事」でも「大阪市長」でも「大阪市」の好き勝手を止められないから、一回全部壊しちゃえってことなんだね。
でも、馬鹿というには、ちゃんと府知事も市長も経験してからだから、ちょっとお父さんも言えないねえ。
実は、とっても簡単に言うと、そういうことなんだね。
とっても複雑で、いろいろな人がいろいろな所でお金を使って、市長さんでも止められない。
これを一回全部まっさらなところから作りなおそうっていうのが、今回のポイントなんだね。
さて、そこが問題なんだ。
例えば、「無駄をなくす」というのは「今までお金を使えた人達が使えなくなる」ということでもあるんだ。
今便利に使っているサービスがあるとするだろう?
これを、特別区の区長さんが要らないって言ったら無くなっちゃう。
大阪都構想は、まっさらなところから大阪を作りなおす計画だから、その人達の好きにされちゃうってことでもあるんだ。
そして一番の問題が、さっき翔太くんも「大阪都構想賛成」のサイトを観て、変だと思っただろう?
「大阪府」と「大阪市」のままでも出来る事しか言ってないんだね。
つまり、実際にやってみてうまくいかなかった理由がわからないと、「別に大阪市長がちゃんとすれば良いじゃん」って事になるんだ。
そして、大阪市長の橋下徹さんは、そこのうまくいかない理由を、ちゃんと言わないんだね。
うまくいってないから理由は間違いなくあるんだろうけど、言いたくても言えないのかもしれないねえ。
「大阪市」をうまく運営できませんって「大阪市長」さんが宣言しちゃってるんだね。
一回バラバラにして、まっさらにして、そこから仕組みを作りなおさないと、無駄をなくせませんって。
だから、「大阪都構想賛成派」は、「今のままだと変えられないから、まっさらにします」と言ってるんだね。
そして、「大阪都構想反対派」は、「今のままでも変えられるし、まっさらから作る人が信頼出来ない」って言ってるんだね。
ただし、「今のままで変えられない理由」も「今のままで変えられる方法」も、両陣営曖昧なままなんだ。
でも、大量の借金の利息は1日4億円と着実に積み上がってて、そろそろ破産しちゃうと言われてるんだ。
つまり、先延ばしはどっちにしても出来なくて、「変える」必要は、賛成反対関係なくあるんだねえ。
さあ、翔太くんはどう思うかな?
お父さんは正直な所、橋下徹さんの強引な進め方はあんまり好きじゃないんだけど、「今のままで変えられない理由」については、こどもニュースでは流せないどっちかというとノンフィクションライターが頑張っちゃう話になると思ってるんだよねえ。
徴兵制や、個人の財産封鎖、その他嗜好性の把握などに繋がると憶測するメディアは多い。
国家権力にとって、
マイナンバーが国民統治の為の非常に使い勝手の良いツールになることは間違いない。
マイナンバー制の導入を防ぐには、
それ自体が人権侵害(あるいは何某かの憲法違反)になることを立証する以外にないのだけれど、
マイナンバーを使えば、
もし今後、マイナンバーを使った国の施策に反対したいのならば、
それになるかの選択肢がある。
マイナンバー=徴兵制みたいなミスリードに惑わされてはいけない。
さもなくば、我々市民はミスリードによるおかしな糾弾に力を使ってしまい、
本当に解決しなくてはならない問題への取り組み、
腐敗の道を歩んでしまう。
最終的な腐敗のシナリオは、
この記事は別にマイナンバーそれ自体をたたく為の記事ではない。
冷静に考えて、
今はそうならない様に、
ODAを強化するなどして仲間を増やしたりしてそれを防いでいるけれど、
そして、
恐らく、何よりも恐ろしいことに、
本当に良く分かっている。
敢えてそういう状況を作っている。
今は、
なんだか悲しい。
ブサヨとかネトウヨになるモチベーションはなにかと今日一日考えていた。
やはりあれだけの負の感情をもち、ネガティブな行動を続けられるのは、
ただ、直接的に右翼団体や左翼団体に負の感情を埋め込まれた、発生させられたとは考えづらい。
―右翼のヤクザみたいな人たちに恫喝されたとかはあるかもしれないが―
普段生活する上で政治的立ち位置に対し憤りを覚えることはそうそうない。
怒りや憎しみなどの感情は、身近にあるからこそ、自らに影響を与える可能性があり、自ら関与できる可能性があるからこそ
とすると、政治的立ち位置などの実生活とは離れたものに対する怒りなど強めようがない、ということになる。
つまり、右翼左翼などの政治的因果とは離れたところで植え付けられた負の感情を右翼左翼的な感情として発散していると考えられる。
なぜそんなことが起きるのか。
それは簡単な話で、自らの醜い怒りの感情も、大義名分を持たせてでかいステージに立たせてやれば綺麗なものに見える。
そう考えているからであろう。(実際は、全くそうではなく個人的な感情が見えすぎて醜い事この上ないのだが)
ブサヨもネトウヨも結局は常日頃たまった鬱憤を適当に晴らしているだけにすぎないのだ。
それは、彼らの言動を見ていればよく分かる。
政治家をバカだとこき下ろし、それに民衆が騙されているとして民衆も見下す。
「奴らは馬鹿でものを知らない!ものを知れば皆自分と同じ結論に至るはずだ!」
全部このパターンに当てはまる。
彼らは、おそらく日頃上から押さえつけられる生活をしており、内心では「俺のほうが優秀で頭がいいのに」と思っている。
そうしてためられたルサンチマンが政治問題など広い世界の事柄に乗っかって発散される。
彼らが求めているのは解決でも理解でもなく、発散。そして承認である。
しかし、彼らは自らのことを賢いと思いながらもその実本当の自分の意見を持たない。
どこかで見た意見をパッチワークして自らのもののように振る舞っているだけである。
パッキャオ・メイウェザー戦も近くなり世間のボクシング熱が盛り上がってまいりました。
メディアではパッキャオは貧民上がりのアジアの英雄で、メイウェザーは金の亡者でヒールキャラという構図がされてるようですが、パッキャオが練習をサボって遊びまわっていた事などは誰も触れない。
まあ先の話は置いておいて、先日の井岡・レベコ戦でも振り返ろうかと。
この試合、完全に井岡の作戦勝ちでした。まずマッチメイクから振り返ると、井岡は階級を上げてまだ数戦でレベコは長期政権を築いていました。
井岡は前々回にアムナットに完封されたわけですが、アムナットの特徴は足を使ったアウトボクシングで、クリンチなどのダーティーな技も多用。リーチでは井岡より上で、井岡のガードの間を破るアッパーが得意でした。
今回のレベコは基本的にファイターよりで好戦的なスタイルを好み、身長では井岡より10cmほど低く、またパンチはフック系のパンチが多くいです。
このように正反対の特徴で、井岡が苦手な点を尽く潰してのマッチメイクになっています。井岡陣営のマッチメイクは強化版亀田とか、メイウェザーに近いものがあって、苦手なタイプであったり圧倒的な強者との試合を避ける傾向にあります。
実際の試合では、序盤の動きのクオリティーではレベコが良かったものの、井岡は慎重に戦います。懐を深く構えて、身長差を活かしたリードジャブ中心の攻撃でレベコの射程を徹底的にさけていました。
レベコも井岡の左ジャブを避けてからのボディフックなど考えてはいたものの、攻撃の多くは届かず、逆に責めるところをジャブでカウンターを取られる形が多かったです。
そのまま試合は流れて、中盤でポイント差を気にしたレベコが攻勢をかけるも、井岡はカウンターのジャブとガードで相手にせず、最後までポイントアウトしていった形です。
レベコの研究不足もあったと思います。一つ前の前哨戦でも井岡はガードの間を打たれていましたし、その間を通すアッパー系のパンチとか、体を寄せて自分の距離で戦える戦法を準備していなかったように思えます。
試合としては、八重樫井岡戦に近いものがありました。ミニマムからの井岡の相手を見てもそうですが、このタイプの選手には井岡は強いです。距離感がいいので、リードジャブを使いながら自分のペースで戦えます。
でも、選手としての戦い方の幅が広がったのかと言われると、疑問符がつかざるを得ないでしょう。この戦い方では軽量級塩決戦を制したアムナットはおろか、ゾウシミンにすら勝てない気がします。
軽量級の日本のスターは完全に井上尚弥で、今後この路線を続ける限り井岡がスター街道に返り咲くのは無理でしょう。
さて、パッキャオ・メイウェザーの予想ですが、メイウェザーがパッキャオを塩漬けにして12R大差~中差の判定勝ちと予想します。
今までのパッキャオの動きではメイウェザーを捕らえられるとは思いません。かと言ってメイウェザーが攻撃的になるとも思えないので、パッキャオは捨て身で攻撃的になるしかないでしょう。
両者ともに耐久力がある選手なので、あまりKOという展開は考えられないです。
一昔まえの、クロッティやコットをガードの上からめった打ちできたパッキャオならロープ際まで追い込んで優位に立てたかもしれませんが。
2015年版の演出家はあまり好きじゃないのだが、メインビジュアルが好みだったのと、バンドメンバーも好みの布陣だったので観劇。
初演再演は未見。当時のキャストとスタッフ、PVのみ確認しており、その他は前知識ゼロの状態。
初演制作会社の傾向から、厨二病な物語だろうと予測はしていたが、想定した以上に20世紀の厨二病が炸裂していた。
古き良き時代の文化だとは思うんだが、いかんせん若くてお綺麗過ぎるキャストが演じているから、ダサさが魅力的に見えず残念臭ばかり残った。
いろいろ無理がある…観ていてキツイな、と思うシーンのオンパレードであった。
役者の実力が無い訳ではなく、戯曲が絶望的につまらないのでもなく、演出家らによる適切な調整が行われなかったためではないかと、この不完全燃焼感を分析する。
例えば、主人公が小柄でヒロインとの身長差があまり無いのに、主人公の衣装が薄く細身のシルエットで、ヒロインの衣装が厚く重心も重そうで髪もロングヘアだと、パワーバランスが悪過ぎやしないか?
ショートカットのサバサバしたヒロインにするとか、主人公と双子のようなビジュアルにするとかすれば、主人公のヒロインへの執着にもまた違った色合いが出て面白いかと思うのだ。
兄貴分と主人公が並ぶと、仲間・親友という印象よりもそこそこ年の離れた兄弟に見えてしまい、ラストのどんでん返しが不憫でならなかった。ここもパワーバランスが悪過ぎると思った。
少しでも、2人が対等に見えるシーンであるとか、思い出語り以外の・現在進行形で絆が見えるシーンがあれば、まだどんでん返しに感じるところもあっただろうに。
何より、主人公が世界を救うという流れが、全然ピンとこないのが台無しだった。
それは設定説明がファンタジー過ぎて問題と解決方法に実感が湧かなかったこともあるし、キャラクター・各陣営の目的がとっ散らかっていたことが原因だと思う。
特に、バンドの野外ライブへかける想いが全然伝わってこなかった。
ダブルブッキングは不味いことだと思うが、野外ライブはバンドにとってただの日常の出来事ではないのか? 特別な意味や価値があったのか?
いや、特別な意味を持たせて、仲間や日常を選ぶか、惚れた女と世界を救うという甘美な響きを取るか、葛藤するシーンを解りやすく描くべきだったと思うんだ。
だって他のシーンがあんなに昭和の厨二病炸裂してるんだぜ? トンマナ揃えろよ!
細身で薄着の男性陣と、肉感的でボリュームのある衣装な女性陣、というアンバランスさも、問題はトンマナ揃ってないってことだ。
なんだか壊しても壊しても1時間で修復されCFリンク張られ、シールド4枚投入されることに疲れたわ
そんなゲームといわれりゃそれまでなんだが
アイテムがたくさんあるならそれでもかまわなかったんだが、敵ポータルはだいたいシールド4枚入っているので
壊すのに必要な量>ダーティーハックで手に入る量
となりやっぱり足りない
緑(自軍)は少ないので、必死で壊してもシールド2枚のP5の内に青に壊されるので、青の人は同じ壊すにしても
アイテムそんなに減らないはず
噂によると地元青はみなX8バースター500以上持ってるらしい
青ポータルで補給すりゃいいじゃん、と京都のはてなのダイアリーの時にも言われていたが、補給は出来るけど
あっちはアイテム余ってるし人も多いからAXA4枚とかとくに重要じゃないポータルにもいれてくるし
最近地元Ingressがそんなかんじで楽しいよりも苦痛になってきたので旅先UPC稼ぎ程度に留めることにする
アイテムがかつかつなのはダーティーハックした後そのポータル壊すからであって、ハックだけなら地道にアイテムも溜まるだろう
頑張れば頑張るほど青が喜ぶばかりで、敵に塩を送ってる気分
2月8日に西武ドームで行われたリアル車将棋のニコ生タイムシフトを見終えた。言わずと知れた羽生善治四冠と新進気鋭の豊島将之七段が対局したのだが、まず場所が野球場であること、対局者はそれぞれ4時間の持ち時間を持つが、普段の対局とは異なり時間切れの場合秒読み勝負とはならずその時点で負けとなること、また直接対面せずに一塁側、三塁側に設営されたテントの中で考慮し、マイクで指し手の宣言を行い、そしてそれを合図にドライバー達がグラウンドへ駆け出し、でかでかと描かれた「将棋盤」上に配置された「駒」である車に乗り込んで目的の場所へと移動することで対局を進めていくという、スケールの大きい、あえて別の言い方をすると非常に馬鹿馬鹿しい企画だ。
個人的には将棋は駒の動かし方と大まかな戦法しか分からず、見る方も有名な棋士はなんとなく知ってはいるものの棋戦を積極的に見ることはあまりない程度の者なので将棋の詳しい内容を語ることは難しいし、車に至っては公共交通機関の発達している都市部での乗用車利用は禁止してしまえばいい、くらいの考えを持ったことがある程度には車の所有欲がない人間である。
そんな自分がこの番組に興味を持ち、最後まで見続けることになったポイントは、なぜこのような企画を立て、実行できたのか?という一点に尽きる。
今回の番組はドワンゴに並んでトヨタの主催という立場で行われた。つまり番組の本質はトヨタの宣伝だ。ドローン空撮を利用した壮大なオープニングから始まり、MCやゲスト、解説の棋士が次々と入れ替わりながら途中休憩時以外ほぼノンコマーシャルで進行していくのは快適だ。ゲストは盤面の動きの多い序盤と終盤に将棋側、長考が多い中盤に車側を多く呼んでいたように思うが、盤面解説の棋士に対しても積極的に車のエピソードについても聞いていくというコンセプトで進められ、番組全体の長さは10時間を超えるものとなった。
駒となる車も、羽生側は往年のトヨタ車、豊島側は世界初の量産型燃料電池車であるMIRAIをはじめとした最新のトヨタ車が選ばれ、豊島側の歩兵、銀将、飛車が成ったときは専用の車種に入れ替わるという演出も用意された。展開の都合上、成銀と龍王の出番はなく閉会式での紹介のみとなったが…。
陳腐な表現だとは思うが、今回の番組はネット番組ならではの特性というか、地上波テレビではできないことを惜しみなく行う「良さ」を見た気がする。今回のような番組は当然ながら地上波では行えるはずもない。例え無尽蔵の予算があったとして、公共性が求められるとされる地上波放送においては10時間もの間、たった1社の宣伝のためだけの番組を生放送し続けることを許す土壌がないからだ。地上波で行うとなるとたとえば1時間とか2時間の枠に圧縮され、視聴者に分かりやすいように編集され、宣伝色も薄められたものが届けられる。それはおそらくクライアントの思惑と必ずしも合致しないものになるだろう。
登場するゲストたちも、次々に「こんな企画誰が考えたんだ?」と口にした。東洋経済の記事によるとドワンゴがトヨタに持ち込み実現した企画とのことだが、トヨタ側の真剣な取り組み具合もその記事から見て取れるように、この番組を通していわゆる「若者の車離れ」をなんとかしたい、というトヨタの思いが強く感じられる番組作りだった。ネット番組にありがちの低予算番組とはせず、社長決裁が必要となる規模で行うほどの企画を通した担当者の努力には敬意を表したい。
そういう意味で番組全体を通して特に印象深かったのは、終盤戦に差し掛かったあたり、レーサーの脇坂寿一氏とトヨタマーケティングジャパンの社員が登場した時間帯だ。脇坂氏がトヨタ社長の豊田章男氏自らレースに出場するというエピソードを紹介したり、チャーリー・チャップリンが「あなたの最高傑作は何か?」と問われたときの言葉を引用した「ネクスト・ワン」を会社のキャッチフレーズにしているといった話、そして企画担当者の話を通して、トップをはじめとした社員達がが商品を好きであることが企業にとって強い力であるということを感じた。
本論とは外れるがピストン西沢氏の言葉も車将棋ならではといったもので興味深い。「羽生陣営の玉将である二代目クラウンはエンジンが冷えてしまうと大変なので、車ファンとしては定期的に動かしてほしい」。玉将はいったん駒組みが終わってしまえば終盤攻められない限り動くことはないし、実際本局でもその願いが叶うことはなかったのだが、終盤羽生玉が攻められた際に、移動中エンストをしてタイムロスを起こしてしまうクラウンを見たときにはある種の痛快さを覚えた。
さて、このように自分としては今回の番組はクライアントであるトヨタの思いが強く反映され、それが功を奏した画期的なものであるように感じられ、それが最後まで見続ける原動力になった。もちろん100点満点の番組だったという訳ではなく、段取りの悪いところや会場のチョイス(他に会場の空きもなかったのだろうが、吹きっ晒しの西武ドームで10時間以上過ごすとか…)などの改善すべき点も見られた。トヨタの思いにマイナス方向の印象を持った視聴者もいるかもしれない。もしこの番組に続編があるとしたらどうなるだろうか?たとえば「○○社vs××社」のような企画となったとき、別の意味を持つことになるだろうか。また、今後もドワンゴがまったく別の業種に対して大規模な番組企画を持ち込み、それが実現した際にどういう番組になっていくかというところについても注目していきたい。
はてなが戦火に覆われるようになったのは、不満がくすぶる第三次はてな大戦からの必然的な流れであり、開戦は避けられようがなかったということは誰しもが認める事実である。ただし、その引き金というのが男女の揉め事というのは娑婆世界的で品がないとも言えるが、概ねありきたりなことが発端となるものである。また誰も予想していなかったが、この戦いは思わぬ効果をはてな運営にもたらすこととなった。
開戦の火蓋となったのはある恋愛騒動であった。この騒動のどちらに立つのか、はてな民は真っ二つに別れた。まず、はてなアイドルが先頭に立ちメンヘライテンド(青)を結成。カリスマが立ち上がったことで、はてな女子の支持を一挙に集めた。
青い勢力結成に恐れをなしたモヒカン族はコレクタンス(緑)を立ち上げて対抗。正しさと秩序あるはてなをキャッチフレーズに、古参ユーザーや久谷女子などの面々が参加した。自分語りをするメンヘライテンドに対して、マズローの欲求5段階説を毎日のように啓蒙し、自分の心と対峙して調和する必要性を訴えた。
両者の戦いはB!クマガールズやはてサをも巻き込み、はてな史上最悪のバトルとなったが、これによってカラースターガチャがおもしろいように売れるようになった。争いが激化するにつれ青スターと緑スターだけではなくパープルスターまでもが大量投入され、誰もノーマルスターを使わなくなった。
いつしかはてなブックマークには、青いスターばかりが目立つ「コレクタンスの馬鹿ども」といったエントリーや、緑のスターで埋め尽くされた「病院送りにすべきメンヘライテンドのリスト」といった内輪向けのエントリーが並ぶようになり、かつてのように多様な空間ではなくなってしまった。大喜利で有名なブックマーカーのアイコンも所属する陣営に配慮して、綾波レイ、さやか、イカ娘など特定のキャラに偏ってしまうようになった。
一方、鳴かず飛ばずだったはてなは爆発的な利益を上げて最高益を達成。スマホ向けアプリ「はてな王国」は中高生にも大ヒットとなり、IT企業として大逆転を果たした。
話題になっていたので去年から始めた。継続して遊んでいたら同じ陣営の人からコミュニティに誘われたので入った。そこにはたくさんの情報があって特に目を引いたのは敵の情報だった。チームメンバーが一丸となって、相手の名称、外見、出現時間場所頻度……についてまとめていた。
さらに印象的だったのは相手への悪口で、外見に関する物から遊び方やらひどいゲスパーを含むものまで色々。特に相手が女性だった場合の性欲にまみれたコメントは正気を疑うものだった。
そんな彼らが年始に新年会を開いたのだと聞いた。自分は後から知ったので参加することはなかったのだけど、敵に対してここまで悪口の言える人たちの集まりということは、きっとその場にいなかった味方に対しても色々好き放題言っていたのではないだろうか。酒の席だ。それは想像に難くない。
そんなことを色々ぐるぐる考えた結果、このままこのゲーム続けているとだめになりそうな気がしてソフトを消した。これのために作ったアカウントも消した。それでも、自分をエージェントとして覚えている人たちからは、仲間だとあるいは敵だと思われ続けているのだろう。他人の記憶は消せない。
https://plus.google.com/100835151488301292199/posts/WnXiLzihc5z
【①総合、概要、その他】2015年1月19日にingress界隈で起こった個人情報漏洩事件について
日本のある地域で、ingressに関する個人情報漏洩事件が発生しました。
この事件を問題視する人は多く、再発防止を望む声も大きいため、非常にデリケートな問題ではありますが、当コミュニティでも何らかの議論をするべきと考えています。
概要は以下の通りですが、私は漏洩した情報を見ておらず、伝聞情報から議論に必要な情報だけをぼかして書いていますので、ご了承ください。
・陣営限定地域コミュ内のとある地域HOの内部文書のGoogleスプレッドシートのURLが某匿名掲示版に書かれ、共有許可が取り消されるまで誰でも閲覧可能だった。
・そのファイルのシートは3つあり、
『①地域HOメンバーのコードネーム、G+アカウント名、簡単な自己紹介』
に分かれていた。
・相手陣営のエージェントリストについては味方よりも情報量が多く、『コードネーム、国籍、性別、おおよその居住地域、本名(苗字まで)、身体的特徴、行動パターン等』が書かれていた。
・相手陣営のエージェントについて過激なことを書く人間もおり、面と向かっては絶対に言えないか、言ったら喧嘩になるかドン引きされるレベルの『侮蔑的な表現』が含まれていた。
みんな言ってそうだけど、悲しいから書く。
現在主流のウェブサービスはネガティブな評価はしづらいシステムになっている。
googleにあいつ間違っているから順位を落とせとか、twitterのやつ間違っているからリツイートするなとか。
多分大手のサービスはすべてこのシステムなんだから、人類社会というのはそうできているんではないかと思う。
で、ウェブだろうがどこだろうが人によって理解やら解釈が違うことはよくある。
ここで絶対的な正しさを保証できるものは何もない、当然だよね。相対的に正しそうなことをしている方を正しいと仮定して物事を進めていくし、その仮定が間違っているとわかったなら相手の陣営に入ればいい。(頭を下げる必要なんかない、正しいと信じることを正しい手段でしてたんだから)
間違っているかどうか、疑似科学と自然科学の違いはデータ出せとか、反論にちゃんと答えているかでわかる。
Kさんは正しいかどうかはわからないけど、答えていない、あるいは質問にたいして意図的にずれた答えを返していた。これは科学的態度と言えない。
で、Kさんに反論していた人々も、とてつもなくひどいものだった。どう見ても人格攻撃にしか見えなかった。科学的態度を取ろうとしている人もいたけれど少数で、問題をはっきりさせたいのかKさんに嫌がらせをしたいのかさっぱりわからないものだった。
批判の1つであった検索が汚れる、などというのは結局のところ何が言いたいのかわからない。自分のほしい情報だけを手に入れたい、というのはなるほどと思うけれどもそれは個人個人によりマッチした検索を提供する主体であるgoogleなりQiitaにいうことであって、Kさんに失せろということはどう見ても相手の権利を侵害しているように見えた。
初学者に悪影響が、という意味なら疑似科学対策と同じ対策をすればよかった。質問にどう答えるか、どのような態度を取るかはしっかりと見てるし、それでもKさんについていくならそれはそれでいいと思う。
関数型言語を理解したいな、と思っていた僕はこいつらはどっちもゴミカス野郎だなあという感想を持つしかなかった。
この件でKさんにも失望したけれど、何より関数型言語を支持する人々に失望した。まあ最初の節で言ったとおり、自浄作用なんてもともと存在しないので関数型言語を使っている人全員に失望なんていうのは、対象が大きすぎる表現ではある。
https://plus.google.com/u/0/111711398473436725320/posts/SY7EF5SEyRs
騎羅火華
こういう話、どこにでもあるね。
取ったり取られたりを楽しむゲームなのに、何をそこまで執着しているのだろう。
そう言えば自分もまだレベルが低い頃、しつこく追い回されて意地でも全部水没させてやる!って感じでやられた事あったっけ。すっかり忘れてたけど、つい先日名指しで暴言吐いてくれた彼だった。思えば俺が低レベルの頃は青で安定していた大泉学園駅周域、俺がLV8になってから大泉周辺はかなり緑を増やしていったこともあり、もしかしたら未だに逆恨みされてるのかもなぁ。
https://plus.google.com/+ChacknChackn/posts/awYLTQhVHq4
Chackn Chackn
【Ingressの悪質AG】
ゲーム内の機能を使い敵陣営の地元AG個人を揶揄するようなミッションを作成。
もちろんこんな伝説はなく、
どうやら以前ワンコされたのを根に持ってるらしい。
ちなみに騎羅火華という絵描きね。
こういう幼稚かつ品性の欠片もないことをするヤツは、
日和見で知ったかでそのくせプライドは高くて自分の間違いは認めなくてそれでいてとにかく褒められたいんだよ。
有利そうな側について石を投げ込みまくって、その陣営のほつれが見えたらそれを振り回しながら別の陣営に駆け込んでさっきまで自分がいた場所に燃えた油を投げ込み続ける。
はたまた自分は他の奴よりもふたステージ上にいるんだとばかりに天から目線で言いたい放題して「おっと僕は君たちと違って無益な争いはしないからね」と批判はシャットアウト。
記事を読んでいざブコメを書き込むときにお前らの頭にあるのは、さてどっちの陣営についたらより安全に大きなマウントが取れるだろうかということばかり。
実際世の中がどうなっているかも自分の意見が他の人の役に立つかも実際は何も考えちゃいない。パッと見何を言ったらこの猿山でいいポジションに立てそうかってことばかり。
その態度を少しは省みたらどうなんだ?
フランス風刺画とイスラムの件にかんして、日本のSNSなんかの意見の多くは「テロは許されない、ルールを守れ」っていうんだけど、それってまったくテロってのを理解してないよね。
「許されない」ってのはルール(=法)で許されないっていう認識なんだけど、もうそこからして全然違う。ルールってのは、それに同意している参加者で共有されるものなんだよ。テロってのはそもそも「俺はそのルールに同意しない」ってところから始まってるんだから、もう全く違うんだ。
この記事は別にテロを擁護しようっていうのじゃない。おれもテロはいやだ。「許さない」。
でも「許さない」ってのは主体において拒絶し抗議の声を上げるってことだし、みんなそうすべきだと思う。「ルール違反をするな!」ってのは筋が悪い批判だ。
んで、この「主体において拒絶」ってのは、要するに、戦争だ。暴力だ。あいてはルールの違う共同体(これは国籍や住居とは無関係)の住民であり、こっちの法に従う義理はないんだから、「あなたは法を犯したから悪かったですよね?」っていうのは通用しないんだ。善悪とは全く関係ない。「俺たちに損害を与えたからお前らを暴力で滅ぼす」っていうだけのことなんだ。
そもそもイスラムってのは今の民主主義陣営からすれば小勢力だ。ざっくりした話、学校の教室の壁に特定イスラム生徒を小ばかにするように風刺を張っておいて、イスラム生徒が泣いて暴れだしたら「いじめじゃないよかわいがりだよ」「言論の自由だよ」とか言ってるような状況だ。でもここは教室じゃないし教師はいないし全員が統一ルールで暮らすという合意は得られてない。イスラムが切れて刃物を持ち出せば、周囲が寄ってたかって取り押さえるしそのついでに殴る蹴るの暴行を加えるのもいたしかたないのだ(要するに見せしめだね)。だってイスラムがおれらに危害を加えるのは、おれらにとって損害だからだ。それは当たり前だし、正しい判断だと思う。
しかしかといってそれを「奴が正しいルールを犯したから法が罰したのだ」というのは全く違う。
国家というのは、利益保護というのは、どうしようもなく野蛮で暴力的側面を持っているのだ。その暴力から目をそらして、幻想の善悪に逃げ込むのはよくないと思うんだよ。
こういうことを書くと「じゃあ人殺しは風刺よりましなのか?」とかいう意見がたくさんあるんだけど、まさにそれが「こっちの勝手な法意識」なんだ。その二つで「風刺のほうがまし」っていうルールを作ってるのはこっち(民主自由主義陣営)であって、世界全部がそれに唯々諾々と参加しなければいけないなんてルールはない。もしそんな現実があるならそれは暴力で全員を従わせている状態だ。