2015-05-05

マイナンバー制度顛末について

マイナンバー制度が、

徴兵制や、個人の財産封鎖、その他嗜好性の把握などに繋がると憶測するメディアは多い。

国家権力にとって、

マイナンバー国民統治の為の非常に使い勝手の良いツールになることは間違いない。

マイナンバー制の導入を防ぐには、

それ自体人権侵害(あるいは何某かの憲法違反)になることを立証する以外にないのだけれど、

国家にとって極めて有用なこのツールの成立を、

真剣排除する道筋は恐らくない。

マイナンバーを使えば、

その後の国の施策がやりやすくなるのは当然だ。


もし今後、マイナンバーを使った国の施策に反対したいのならば、

民主主義を謳っている日本から

国の施策にしっかり反対できるような政治家を選ぶか、

それになるかの選択肢がある。

ある意味でこれは恵まれているとも言える。


マイナンバー徴兵制みたいなミスリードに惑わされてはいけない。

民主主義国家として、ツールの選択、制度施行

適切に行える環境を作るよう協力しなくてはいけない。

さもなくば、我々市民ミスリードによるおかし糾弾に力を使ってしまい、

本当に解決しなくてはならない問題への取り組み、

施策への反対の準備を行わずして、

腐敗の道を歩んでしまう。


最終的な腐敗のシナリオは、

今後の日本制度を焦点とした

世界覇権した権力からの総攻撃だと思う。

この記事別にマイナンバーそれ自体をたたく為の記事ではない。


国家のあり方一つ一つの論理破綻

すなわちグローバル社会との矛盾に対して危惧する記事だ。

冷静に考えて、

人権尊重しない憲法は今後のグローバル社会に耐えられない。

このまま日本論理破綻を続けていると、

かつて西側陣営が、

民主主義自由主義以外の国を叩いたように、

日本が、いつか世界から叩かれる日を迎えてしまう。

今はそうならない様に、

アメリカとの同盟を強化したり、

ODAを強化するなどして仲間を増やしたりしてそれを防いでいるけれど、

国家のあり方が根本的に矛盾しているならば、

そんな対症療法付け焼刃に過ぎない。

そして、

恐らく、何よりも恐ろしいことに

日本閣僚は頭が良いから、そんな事は良く分かっている。

本当に良く分かっている。

このままの統治方法では、

いつか覇権攻撃されるという事を分かっている。

敢えてそういう状況を作っている。

今は、

一つ一つと、グローバル社会との矛盾を作りつつ、

統治合理化を図っているところだと予測している。

国民にとっての大きな不具合はないけれど、

多くの文化や、広義の利権解体されて、

今とは異なる権力統治されることになる。


なんだか悲しい。

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