はてなキーワード: 習い事とは
6年間ありがとう
くだらない話、沢山したね
沢山笑ったね、かけがえのない日々
決して戻れない大切な時間だった
本当にありがとう
↑までは伝えた
今だから言うけど、
見せつけられるなんて思って無かったよ
こちらに来たいと一度も言わなかったね
交通費分も全く考えないでいつも割り勘だったね
いつも来てくれてありがとう、とか一度も言われた事がなかった
そこで過労問題にぶつかって本格的に体調崩した
でもその後の対応も全然心配してくれてないし変わらず放置だったよね
一切私のことを紹介してくれなかったね
紹介してとお願い、何回もしたのに、いつも笑って誤魔化して
言ってない、忘れてたって、事後報告だった
そのたびに、自己肯定感も心も壊れていくのがわかったよ
それで、好きとか言わないし、自分の気持ちを伝えてくれなかったのも辛かったよ
尽くしているのが馬鹿らしく思えてきたんだ
大切な話とか、将来の話をするといつも笑って誤魔化すか、スルーするよね
それでいて私から愛情表現がないと文句言うの、何なの?ってずっと思ってたよ
どんだけ自分が偉いと思ってるの?
あとわざとぶつかろうとして避けるの、修行とか言ってカッコつけてたけど
あれダサいよ。35歳にもなって何やってるんですか?
それに熱中するあまり私を放置してどんどん前に行くのキモかったよ
きっと、合わなかったんだろうね
根本的な何かが
彼の愛情表現をしないことや自分の意見を伝えられないのも含めて
彼の持ち味だと思ってたから許せてたけど、もうなんか疲れちゃったんだよね
都合の悪いことからの逃げ癖とかさ
35にもなって実姉と殴り合い→1年間口をきかないとか、大人のすること?
6年間返して
もう30になるんだけど
責任取れよと言いたいけど
もうこれ以上傷付くのは嫌だからさ
おつかれ
妻とはそれなりにうまくいっていると思っている。
家のことをしっかりやってくれている妻にはとても感謝してるし、
専業主婦だからこそ帰ってきたらいっぱい話したいことがあるんだろうし、それは夫としては幸せなことなんだろう。
行き帰りの満員電車と仕事という半日以上の苦行に耐えて帰宅したら、脳ミソは完全にオフモード。
帰宅早々にいきなりあれこれ話しかけられても、申し訳ないけどなかなか理解が追いつかないのよ。
もちろん妻自身や子供の身に起こったことならちゃんと聞いて返事も返すけど、
同じマンションの誰それ(知らない子)がなんちゃらとか、子供の習い事で一緒の子が勉強が出来なくてやめたとか、
それでも何とか理解に努めて思ったことを返したのに、何か気にくわなかったのか不機嫌になって不貞寝しちゃったし。
女性は解決策じゃなくて共感を求めているとはよく言われるけど、知らない人のどうでもいい話をされてもどう共感していいかわからないの。
なまじ思ったことを言ったら不機嫌になるなら、「何も言わなくていいから聞いて」と前置きを置いてほしい。
まあ、この話をマイナス1とするなら、プラス255くらい妻にはいいところがあるんだけどね。
おしまい。
本日午後ショッピングモールに行っていた。エレベーターに近づくと、そこに幼稚園くらいの男児を連れたお母さんがいて、ぐずる男児に手を焼いている様子。以下はその親子の会話。
男子「やだーやだああ」
母「なんでー?なにがいやー?」
男子「やだぁやぁぁぁだぁぁ(涙声」
母「(エスカレーターに)乗るのやなの?」
男子「のるとのぼるぅ」
母「???」
母「???」
男子「のぼっちゃうよぉお!(助けを求める表情でおっさんである俺を見る」
母(気まずく恥ずかしげな表情)
俺(愛想笑ですれ違ってエレベーターで2Fへ)
――ホント子供はわけがわからない。でもなんだかかわいくてちょっと笑ってしまった。お母さんもなんだか優しそうで、少し笑いをこらえてたっぽい。2階には習い事でもあったのかな。まさか歯医者とか? 無かったと思うけど。子供はふっしぎだなー。
2つ年下の妹がいます。
妹は勉強が嫌いで成績は悪かった。
心のどこかで妹を見下していました。
習い事、塾、させてもらっていたので苦しくても頑張りました。
本当は遊びたかったけど。
妹はやりたくない習い事は辞めていった。
親は妹のことはワガママだからと言うので、ワガママを言わない私は「えらい」と思ってました。
私の方が偉いのに。
私の方がすごいのに。
私の方が言うこと聞いて、私の方がいい子なのに。
怒られても反抗する妹には「根性がある」なんて褒めるんです。
怒られて泣いて謝る私は根性なんてないってこと?
なんでそこで妹を褒めるの?
私の親は 子供の出来不出来、聞き分けのいい子か悪い子か そんなので子供の扱いを不平等にしない
それに20年以上気付かなかった。
そのままズルズルと人生を送りました。
親は私に進学校に行って欲しい大学に行って欲しい有名企業か公務員になって安定した仕事をしてほしいと言いました。
私はその通りに進みました。
妹は専門学校に行きましたが、その末についた仕事を2ヶ月で辞めてアルバイトをしています。
突然ですが、私は結婚する気はありません。
既婚者のレッテルは欲しいけど(周りの目を気にして)それを手に入れるためにかかる労力が大きすぎる。
社会人になってから両親には旅行や食事をプレゼントしています。一緒に暮らしてるので、生活の支えになれればとお金や家事の面でも色々と頑張ってます。
妹が結婚した時 私は「親の結婚してほしいという期待を妹が応えた」と思いました。親が期待する結婚して欲しいという望みだけは、結婚願望のない私には応えられないので。
妹の結婚には嫉妬とかそういう気持ちはありませんたでした。「よくやるなあ」と思っただけで。
ごめんなさい、ここまで書いて私はうまく説明できないんだけど
親にとっての良い子ってのは 良い学校に行くことでもなくて 聞き分け良くすることでもなくて 良い会社に行くことでもなくて 生活費やらなんやらを負担することでもなくて
私はずっと勘違いしてました。
私は1人前じゃないってことで
収入が不安定で 将来のことを考えずに子供を作るのが1人前なら
生活費を出しつつ家事をやって旅行やらなんやらをプレゼントしてる私は1人前じゃないというわけで
私は 親は私の努力を認めてくれてるって思ってたけど多分そうじゃない
ごめんなさい 何を言いたいか
上手く伝えられませんでした
> 予防接種も保育園の書類もPTAの仕事も、習い事や塾も
厳密には保育園は激戦区なら産む時期から調整しないといけないけど、不妊治療中じゃそうもいかないしね
予防接種は出産の届けを出した時に同時に書類渡されてある程度スケジュール決まってる
産む前からそんなに気にしてない方がいいよ
産まれてからの方が圧倒的に大変なんだし、旦那はコントロールしようとせず勝手にやってもらった方がいい
逆に旦那に主導権握られると合わせないといけなくてすごく大変だよ
こっちが好きにやりたいなら旦那にも好きにやってもらわないと
自分が産まないからって他人事、そのくせ子供は欲しいと言う。まだ独身で自由に生きたいと言うくせに、高齢出産は怖いねと他人事のように言う。病院行くのも、基礎体温つけるのも、妊娠出産費用を見積もるのもこっちなのに「日付を決められるとプレッシャーが」「デリケートな事だからゆっくりしたい」とかほざく。こっちだって同じ気持ちなんだが。病院で、じゃあこの日にセックスします!って言わされてんだけど。こないだ中出しされたけど出来ませんでした、って医者というだけの他人に話してるんだけど。それでもさ、出産で休職しなきゃいけないのはこっちなわけ。
「仕事なんか辞めていいよ。子供の面倒だけ見ててよ。俺が養うから」なんて言えないのは分かってるよ。だからちょっと体液出すぐらい頑張ってよ。
紙コップに、精液だすのそんなに嫌?酔うとあんなに大きな声で下ネタを話すのに。「デリケートなことだから」って、また?こっちだって、病院で大股開いて嫌な思いしてるんだけど。泣くほど嫌なんだけど。君が子供欲しいっていうからこっちだって頑張ってるのに。個室でちょっと出すだけでしょう。誰にも見せなくていいんでしょう。ずるいよ。
痛いのすっごく怖いよ。だってハサミで会陰切るんだよ?麻酔も無しで。でもそんなの気にならないぐらい出産は痛いんでしょ。そんなのやりたくない。
ドアの外で待っていてさ、元気な男の子です、とかいって渡された赤ちゃん受け取るだけお父さんになれるんだもん。
きっと産まれてからも、あんまり協力してくれないんだろうね。やっておく、って言ってしなかったこと沢山あるもの。そのくせ口出しだけは沢山するのかな。予防接種も保育園の書類もPTAの仕事も、習い事や塾も、調べてもくれないし、やっておいてもくれないのに、相談したって生返事で、そのくせお前にやらせると心配だ、とか言うんでしょう。
アノニマスなインターネットが好きだ。私が私でいなくても良い、俺とお前らだけの世界。
アメブロやインスタのような、習い事☆手作り子供服☆DIY☆の世界は自分には明る過ぎる。「〜さんのセンス流石です!真似したくなっちゃいました^_^」なんて気恥ずかしい。「乙」一言で十分だ。
俺もお前も、匿名の無個性の画一化された卵アイコンであり、名無しさんであり、増田である。名前をつけられ、戸籍を与えられ、如何なる発言も自分自身と紐付けされる息苦しい社会からの脱出。重力を振り切って糞みたいな現実から逃げ出す、それが私のインターネッツだ。
でもどうして、女だと少しでもバレるだけで、それを取り沙汰する奴がいるのだ。
女の増田には必ずと言っていいほど、セクハラとうんちがぶら下がっているのは何故なんだ?
女であることは避けようもない私の一部であり、逃げ出したい現実の一部でもある。女と明かすことは、仮面舞踏会で仮面をとるようなルール違反なのか?無個性の列からはみ出した罪になるのか?ノーマルは男で、女は亜種だから?でも私は生まれた時から死ぬまでずっと、女なんだ。それは私のノーマルだ。
何故異性になった途端、増田でなく女増田にするのだ。男増田は男増田って言わないのに。姫も女神もやらないから、オンゲでやたら優しくしたり、掲示板でおっぱいうp言うのやめてくれないか?何を言ってもいいからって、いちいちセクハラしなくていいだろ。別に異性として書き込んでるんじゃないんだよ。
こんなの増田で書いたって何も変わらないのはわかってる。だから、もっぱら現実逃避先に選ぶのは同性しか居ない、5ちゃんねる「もてない女」だ。キラキラしない、マウンティングもない匿名の庭だ。それなのに!糞雑魚ゴミカス童貞君は、男子禁制をやぶって入ってきてはおまんこぺろぺろ言って、中学生か。
スーパーで舞茸78円だったー、みたいなレスに一々俺のキノコ云々。父の一周忌で寂しくなったレスに、俺が慰めてあげる。
百合に介入する男みたいな、余計さある。鬱陶しいだけ。
その話を聞いた私が真っ先に思ったのは「(わぁ…いろいろ頑張ってらっしゃったのに、無駄でしたね…)」だ。
先輩の奥様はお子さんの教育に力を入れていたようで、学資保険に複数の習い事への投資はもちろん、将来通わせたい学校群へアクセスが良い場所にマンションを購入するなどしていた。
弊社は薄給ではないものの、未婚子無しの私から見ても、1馬力ではちょっと大変そうだと分かる程度に投資していた。
実際に家計が苦しそうで、金銭管理も厳しくされていたようだ。いつも「金がない、金がない…」と嘆いていた。
そんな先輩に降りかかった不幸を目の当たりにして、「ご愁傷さまでした…」という思いよりも先に、冒頭の気持ちが湧いてきてしまった。
月30万切って生活したいけど、何だかんだ32-3万くらいになっちゃって辛い。
東京近郊在住。
夫は都心に勤務。大体いつも8時過ぎには家にいます。妻は専業主婦。
厳密に言うと、手取りはもっと低いけどボーナス合わせてならすと33万くらい。なお、給与以外に安定した収入が月7-8万あって、それは手をつけずに貯金しています。
内訳は家賃駐車場月10万。食費6万。日用品5万。水道光熱費3万。通信費1.5万。衣服美容1.5万。保育園2万。子供の習い事1万。その他ペット病院代とかガソリン代とか週末お出かけとか何だかんだ3-4万。
食費は夫は毎日弁当を作って会社に行きます。妻は料理が苦手なので、スーパーで惣菜などが多いです。外食はほぼ無いです。
日用品については、マツキヨは全て日用品なので、おむつやミルク代も含まれてます。月3万くらいの時もあります。トイザらスも日用品なので子供用品がそこそこ含まれてそうです。
衣服美容は大体メルカリ、ユニクロ、GUです。ブランド品は子供産まれてから買ったことないですね。
ペットが病気してるので病院代が結構重いです。薬代含め月1万くらいです。
結構節約して生活してるつもりなのに毎月カツカツで、自動車税や保険の支払いがあると大赤字になってしまい、趣味や旅行などしたくてもお金が全然足りません。むしろ、貯金が減って行っています。
んでその年ごろの(一部の英才教育とかお受験目的とかでない庶民的な)習い事ってのは概ね「小学校に入った時に苦労しない為」のもの。
例えば運動教室なら鉄棒が上手くなって「逆上がり出来なくて体育で恥をかく」なんて事がなくなる。水泳なら泳げるようになって体育のプールで困らない、とかな。
音楽やらせれば音楽の授業で役立つし、英語は英語の勉強を先取りできる。
そういうの習わせる親は別に一生の事まで考えてないよ。逆上がり出来なくてもピアノ弾けなくても大人になったら何の支障もないしな。
昨晩のNHK番組の「AIに聞いてみた」をご覧になっただろうか。
いままでなんとなく
日本人男性に恋人ができない、結婚できない原因として「低所得である」ことが第一位に上がっていた感があるが、
昨晩同番組ではこんなことが言われていた。
「国民が低所得でも少子化が改善した国は多い、低所得のほうがむしろ結婚することで所得を増やし支出を抑えられるため、危機感のある人は結婚を選ぶ傾向がある」
とし、
「新しいことに興味のない人間、アクティブでない人間が彼女ができない」データを示したのだ。
つまり低所得でも人間性豊かであればそこに惹かれる女性と結婚は可能だといえる。
実際に彼女のできない男性の行動パターンとして上がっていたのが
あらゆる家電、生活便利品を「不要」とし関心が低い、(かつ支出を抑える行為にも無関心)
保養施設、娯楽施設に「行かない」、「出かけない」、友人や知り合いが「いない」、家からそもそもあまり出ず、生活面でも自炊をしない、筋トレしない、お茶をいれない、食品専門スーパーへいく頻度週一回未満、休日家事30分以下という項目が並び、なるべく動かないで暮らしている人物像が浮かんでくる。
つまり、耳の痛い話だろうが、
無条件で自分を好きになる女の子が部屋のなかから沸いてでてくるのを期待しているからという痛々しい結論が出てしまっていたのだった。
折しも私は漫画やアニメ、ドラマから得られる恋愛経験則が現実の人間に与える影響は非常に大きいと思っていて、なんの根拠もないのにどこかに自分を無条件で好いてくれる異性が存在しているはずで、いつか向こうから積極的に好意を寄せてもらえると信じている男性は割合多いと感じている。
現実問題女性と接触してすらいなかったり、風俗は行っていても女性の友達が一人もいなかったりと、人と人とのコミュニケーションを飛び越えていきなり「彼女」を得られる幻想を持ち続けている男性が多いように思う。
それは男性視点のみの恋愛漫画やAVが日本には氾濫していて、彼女ができることとセックスすることが漫画のなかではとても手軽で簡単に、かつ年頃になれば唐突に起きうる事象となっており、現実もそうだろうと思い込んでしまうからだと思っている。
二次元の彼女は生理にもならず妊娠もせず、性病ももたず、ホルモンによるメンタルの不調も起こさない、きれいになるための投資や努力は表立って見えず、男性に常に優しくて、興味と信頼を持って丁寧に話しかけてきてくれる。
大方の女性が毎晩風呂場で尻の毛をせっせと剃っているなんて知らないだろうし知りたくもないだろう。(脱毛サロンで何万も出して他人に局部を晒し、痛い思いをしながら処理してる人もいる)子供を産むとき力むのでうんこを漏らさないよう浣腸をして出産に臨んでいるなんて知らないだろう。(昔は当然ウンコを漏らしまくって産んでいたはずだ)
女性の友達がいない男性に、フィクションで語られるような聖母か娼婦かの二択しか女性像が存在しないのは問題だと思う。
社交辞令の笑顔を好意と勘違いしたり、ただ話しているだけでお付き合いまで妄想して照れ始め、目が合わせられなくなったり挙動不審になるなどの事故が起きている。
あるいは、女性の中にある精神や人格を想像できないために、その処女性でもって新品、中古という表現で女性を語る浅はかな男性もでてくる。
男性がもし採用面接で面接官に「中古かあ(侮蔑の目)…」といわれたらどう思うか、である。
コンドームをつけたセックスしかしていないK子さんが中古なら、生理の時タンポンを使う女子中学生Aちゃんも、大人のおもちゃを入れて処女膜貫通してしまったセックス未経験だけどペッティングまではしたことがあるOLのRさんも中古である。男性器が直接触れてないなら新品というならコンドームをつけたセックスしかしていないK子さんは新品だということになる。
男性とイチャイチャした時点でもう中古!というなら、処女厨の男性はペッティングまで経験してるセックス未経験のRさんからの告白を無下に断るんですかね?Rさんくそ美人なのに?
女性が人間であることを実体験として知らないまま男性が恋人や結婚相手を探しだしたら、女性から突然恋愛漫画では一度だって触れられたことのなかった年収だの身長だのの選別条件をいいだされるのだから、現実の女に裏切られた気持ちはさぞ強まることだろう。
(男性であることがなにより女性にとって価値があることだと無意識の差別意識がある人ならば、自分も選別される側であることに気付き自分の市場相場を知ることも初めての体験で屈辱であり苦痛だろう。プライドはズタズタに傷つけられるはずだ)
女性の平生(友達としての女性)を知らずに、いきなり汚いところ(恋愛対象としての女性)をみるのだから、ショックはなおさら大きく感じるに違いない。
彼らは女性が人間であることを知らずにいきなり漫画のような「生まれたときから彼女」を探してしまう。
女性の権利を訴える方々がよくいう「女性のモノ化」の本当に言いたいところはこれだ。娼婦としての女性表現はもちろんだが、女性の扱いが「良すぎる」作品も問題なのだ。
女性キャラが聖人化しすぎていると、現実の女性への勝手な失望をおこし、現実の女性を嫌悪する男性がいるからだ。聖人が尊くえがかれるのは人を集めるために利用される誇張された存在だからであり、フェイクであり、中身のない「モノ」なのだ。
「清楚」設定のはずの美少女キャラが下乳のみえる服を着ているように、二次元の女性に本人の意思や人格はない。あたかも人格があるように巧妙に設定されたAIのようなものだ。
もちろんAVもだ。女優さんが演じている架空の人物であり、架空の性感帯であり、架空の世界なのがAVだ。
男が企画し、男が作り、女優さんはお金もらうために男の言う通り動いてるだけだ。女性の本当はそこに存在しない。
例外もあるだろうが、そう思っていたほうがずっと本物の女性にとって、優しいのなら、そう思っておくべきだ。
そもそもその人に「彼女ができない」のは、「彼女を作るための行動」が必要最低限に足りていないのが生々しい理由だ。
映画や漫画で世界を知った気になっている人に限って、海外に出たことがないように。
彼女ができるのが100ポイントと数値化できるとしたら、容姿のおかげで生まれたときから20ポイントある人もいれば2ポイントの人もいる。
新しい習い事を始めたとしてもその習い事に女性がいなければその努力はたった1ポイントだし、高齢女性しかいないから1ポイントだと思っていたらその人に同世代の孫がいたりして20ポイント前進することもある。動くしかないのだ。
おそらく「低所得だから彼女ができない」という理由すらも、現状を変えずに済む甘い心地よい理由として彼らに好まれていたわけである。
草食化と言われてきたが、昔は強制的または半強制的な結婚が存在していたので、私は日本人男性が最近になって突然草食化したとは思っていない。むしろ日本人男性の3分の1以上が本来自発的に動くことに対して消極的な生き物なのではないだろうか。
彼女がほしいなら、勝手に女性から裏切られた気持ちになって恨みを募らせる一人相撲はやめて、リアルの女性と友達になるための行動を起こすべきだ。知り合って、好みのタイプの女性がどんなタイプの男性を好むのか知り、そのパターンの男に近づくように自分の属性を変えていく努力をするのが恐らく一番労力の少ない努力だろう。そして相手の出方をみてないで、さっさと好きになっちゃったから付き合ってほしいと男性からいうべきだ。
男に振られる女は哀れだが、女に振られた回数を男は誇っていい。
振られることを恐れない男はカッコいいからだ。
(セックスにおいて女性の方がリスクが高いため、リスクを追う方が誘いをかけて振られるのはやはり悲しく惨めだ)
無事彼女ができたら少しずつ本来の自分に戻していってもいいはずだ。服の趣味を無理に変えていたのなら、もとに戻してもかまわない。もっとも、彼女の好ましい視線を受けられるなら、着る服の趣味くらい変えてもいいかなと思う男性がほとんどだろう。
かつ好奇心の強い
意欲的な人であった。
健康な人は現状をかえる逼迫した動機が生まれないのも皮肉だ。不健康になり能動的に動けなくなった頃になって、「妥協」する相手すら見つけられなくなるのは悲惨だ。健康で焦りのないときからどれだけ人間関係を広げられるかにかかっている。
「インターネットでの情報収集」はしたほうが結婚率は上がるが、
「ネットニュースを1日一時間以上読む」、「SNSに投稿している」と彼氏ができない傾向がある。
というのが印象的だった。
私は40代後半、バツイチ独身で今の家に10年以上住んでいますが、地元の友達なんて全然できません。ただ、実家から比較的近いところに住んでいて、小・中学校時代の友人も実家のそばで暮らしている人が多いので、会おうと思えば会えます。が、そういう人たちってたまに会って昔話とかするから楽しいので、しょっちゅう会って一緒に遊びたいかと言われるとちょっと違う気がします。
私と同じ歳で独身の友人がいますが、彼女はコミュ力が高いらしく、行きつけのバーのオーナーや常連客と仲良くなったり習い事で友達を作ったりして、週末の予定はいっぱいのようです。
良くも悪くもコミュ力の問題になってしまうので、なかなか思うようには行きません。私は趣味のサークルにも入っていますが、ある程度の年数在籍している割には上達が遅く、歳も食っているので、上級者に構ってもらったり教えてもらったりできる身分でもないです。
夢を壊して申し訳ないけど、コミュ力に自信がないならいろいろ一人でも行動できる力をつけるしかないと思います。私も次々友達を作れる友人が羨ましくて仕方ありませんが、ある程度の割り切りと開き直りが必要だと思っています。
親は団塊世代で当時は給料も右肩上がりの時代で、それなりの中流家庭だったと思う。
兄が通っていた地元の塾に自分も行かせてもらい、兄は一足先に中学受験をして某私立中高一貫校へ進学した。
自分は最初の塾(兄と同じ)で、『御三家も狙える』と言われ、有名な大手進学塾へ通うようになった。
毎週土日のどちらかには親に連れて行ってもらって都内へテストを受けに行き、自分は純粋に楽しんでいたが、それに付きあう親は大変だったろうと思う。
そしてその頃から、どうやら兄は道を徐々に踏み外していったらしい。
具体的に中学生の兄の身に何があってそうなったのかは今でも知らない。
兄は万引きなど軽犯罪を繰り返すようになり、親が警察に行くこともたびたびあった(当時、自分にはそれらの事実は知らされなかった)。
自分と兄はひとつ屋根の下に暮らしていたが、部屋は別々で元々仲の良い兄妹でもなかったし、
自分は中学高校(御三家の一つに受かった)で良い友人に恵まれ学生生活を楽しんでいて、兄のことはほぼ眼中になかった。
ただ、それでも兄や両親を見ていて、『兄が道を踏み外しつつある』こと、『親が兄の対応で大変らしいこと』は雰囲気でわかった。
だから、自分まで親に負担をかけてはいけないな、と子供ながらに思っていた。
別に親のためにいい子でいようと思ったわけではない。
道を踏み外していく兄を尊敬できなかった、いや、心から軽蔑していた。ああはなりたくない、と思っていただけだ。
学校の友人の兄弟はみな出来が良くて、どこに出しても恥ずかしくない「まっとうな」人達で、比べると自分の兄が恥ずかしかった。
学歴なんかの問題じゃない、今でもそれで兄を差別する気はない。
犯罪を犯すこと(万引き以外にも路駐やら何かでしょっちゅう警察から電話があった。警察をバカにし、遵法精神などまるでなかった)、
それで親に多大なる迷惑と心労をかけていたこと、それを反省もせずにまた繰り返すこと。
兄の心理など知る由もないし、なにか彼の思春期に問題があったのかもしれない。
だがだからといって兄の行為が正当化される訳もない。繰り返すならなおさら弁護の余地もない。
私は心の底から兄を嫌い、軽蔑し、しかし表にはそれを出さずに、ただ兄とは接触しないようにしていた。
(なぜなら、兄は短気で暴力に訴える人間だったからだ。一度自分がそういった態度を見せた時、夜中に枕元に金属バッドを持ってすごんできたのは忘れられない。
そしてそういった基質もまた、私の兄への侮蔑をより強める結果になった)
そして兄は高校を(なんとか)卒業し、大学へは行かずにフリーターになった。
親はどこでもいいから大学へ行かせたかったようだが、兄本人が『大学でやりたいことがない』と進学しなかった(ここは兄が正しいと思う)。
ありがちな話だが、兄は音楽の道を進もうとしたらしい。バンドを組んで、いわゆるバンドマンになった。
音楽活動の実態は何をしてるのかさっぱりわからなかったが、さほど身を入れてやっている様子もなく、芽も出なかった。だが諦めきれないのか、フリーターをしながらだらだらと続けていた。
自分が高校を卒業し大学へ進学した後も、兄はその生活をしばらく続けていた。
そのうち、兄は一人の女性(Aさん)と知り合った。そして二人は結婚を考える仲になった。
Aさんはとても良い女性だった。自分や両親とも仲良くしてくれて、兄は大嫌いだがこんな姉ができるなんてほんとに嬉しい、ようやく兄が自分にとって良い行いをしてくれたと思った。
しかしここで、両親は最大の過ちを犯した。
何を思ったのか、兄にマンションを買い与えたのだ。親の名義でローンを組んで、兄と彼女の新居にしろと兄に与えた。
フリーターの兄に月々のマンションに係る支払が払えるはずもない。それはすべて親が払っていたのだ。しかも結婚も確定しないうちに買って与えた。
呆気に取られた。納得できないが親の気持ちになって考えてみれば、『Aさんに逃げられないように、住居が確定していれば結婚生活も楽になるだろう』ということだったのかもしれない。
『妹は大学へ行かせてやったのだから、兄にも何か与えねば』と思ったのかもしれない(しかし自分は国立大で、学費をトータルしてもマンション費用の20%にもならないのだが)。
兄は別に特段の感謝をする様子でもなく、当たり前のようにそれを受け取った。
そしてその後、結婚が決まっても一向に定職につこうとせずに自堕落な生活を続ける兄は、Aさんに愛想をつかされて結婚前に出ていかれた。
(兄はAさんに入れ込んでいたらしく相当なショックを受けていたが、自分から見れば当たり前だばーかとしか思えなかった)
この頃からだろうか、自分が『親は兄を贔屓している』と思うようになったのは。正確には、『親は兄を甘やかしている(自分には厳しいのに)』と感じ始めたのは。
自分は親に言われた。『私立大に行かせる金はないし仕送りをする余裕もないから、家から通える国立大にしろ』と。
親の言うことに従おうとしたわけではなかったが、自分の行きたい大学はその条件を満たしていたので、結果として親ののぞみを叶えた形になった。
しかし心のどこかに、『親ののぞみを叶えたい』という気持ちがなかったとは言えない。兄で苦労させられている親を見てきて、自分だけは親が誇れる子供でいようとしたのかもしれない。
通おうと思えば通えたが、一人暮らしに憧れていたこともあり、親の援助は一切受けずに一人暮らしを始めた。貯金とバイトでなんとかまかない、4年間それを続けた。
親が兄にマンションを買い与えるまではそれも納得していた。だが、親がそれをした時、自分の中で不公平だという気持ちが生じた。
根底に『「親に迷惑ばかりかける穀潰しでろくでなしの」兄に、なぜそんなに金をかけて甘やかすのか?』という考えも当然あった。
自分にとって兄は「いないほうがマシ」で、存在する事で何もいいことがない、迷惑なだけの存在だった。
グレてようがフリーターだろうが、優しい兄なら愛せたろう。だが、兄としての優しさを見せてくれたことなど数える程もない(その数回も小学生以下の時だけ)。
家庭を持って子を為し、親に孫の顔を見せて安心させてくれたなら、「普通」で「まっとう」な人間になってくれたなら、それで兄を見直すこともできただろう。
しかし兄は正真正銘のクズなので、逆の道にしか行かなかったのだ(それについては後述)。自分が兄を見直す機会はおそらく死ぬまで来ないだろう。
(余談だが、なかにし礼氏の小説の再現ドラマ(兄との関係を描いたもの)を見た時、心からなかにし礼氏に共感した。自堕落でお調子者で弟にとって迷惑な兄。
なかにし礼氏が兄の葬式後につぶやく、『兄さん、死んでくれてありがとう』がわかりすぎて辛かった。
何年先かわからないが、おそらく自分も兄が死んだ時、『死んでくれてありがとう』と心から思うだろう。自分が先に死ぬかもしれないが)
Aさんに逃げられた後、しばらく兄は自堕落な生活をしていた(親が金を払っているマンションで一人ぐらし)。
自分は何度も親に『マンションから出て行かせろ、でなければ兄は自立できない』と言ったが、親は『そんなこと実際にできるわけがない』『目の届かないところに行かせるほうが不安だ』と言って聞かなかった。
この頃から、自分の中で『兄が駄目になったのは親の(甘やかしの)せいではないのか』『親は己の見栄しか考えてないのではないか』という疑念が湧いてきた。
やがて自分は大学を卒業して、氷河期の中なんとか上場企業に就職を決めた。
希望の会社からは内定が出ず、文系でプログラムなど全くわからないのにSEになることになったが、就職できただけでよしとするしかなかった。
親の反応は『とりあえず上場企業だから、外への体裁が整った』というものだった。親にとって自分は見栄のための存在なのだなということが、徐々にわかってきていた。
同じ頃、兄もようやく某リフォーム会社で営業として働きはじめた。
兄の営業成績は良かった(もともと外面だけは良い)ので、いっときは小金持ちになれたらしい。外車を買ったが、マンションの金を親に返す気はさらさら無いようだった。
その外車がポンコツなのかあるいは外車とはそういうものなのか、しょっちゅう壊れて修理代がかかった。あまり乗らないせいもあっただろう。
乗らないのなら売ればいいのに『売っても二束三文にしかならない』と兄は言い張り、親はなぜか修理代を肩代わりして払ってやっていた。
(散々修理代を払って直して、最後にはやはり壊れ、ろくに乗りもしないままに結局二束三文で売ったようだった)
マンションの支払いは親が続けていた。このころようやく、月々の管理費や積立金などの維持費だけは兄が支払うようになったようだった。
そのうち、バツイチ子持ちの女性Bさんと知り合い、今度は結婚した。Bさんについては自分はほとんど知らない。
その頃自分は向いていない仕事かつ長時間労働で心身を病みかけており、朝焼けの街を徹夜明けで泣きながら一人家路についたりしていたので、兄のことなど構う暇もなかった。
結婚式には一応出た。ストレスで過食気味になりむくんだ顔の自分が愛想笑いを浮かべて写っている写真は見返したくもない。
兄の結婚になんの感慨もなく、『これで普通の人間になってくれれば』と願っただけだった。兄に望むただ一つのことは『普通の家庭を築いてくれ』で、それ以上は望まなかった。
営業成績が良いのに浮かれ、独立すると言って仕事を辞めた兄だったが、ろくなノウハウもない個人のリフォーム営業がそうそう上手く行くわけもない。
あっという間に生活は行き詰まり、さっさとBさんに逃げられた(どうやら浮気されていたようだが、それを追い詰める気力もなかったようだった)。
そしてまた、マンションで自堕落な生活に戻った(もちろんマンション維持費は親払いに戻った)。
自分はずっと『兄を甘やかしすぎだ、マンションから追い出せ、マンションを売ってしまえ、でなければ兄は自立しない』と親に言い続けていたが、ずっとでもでもだってで聞き流された。
『(万引きなどの)前科があるから、追い出したら何をするかわからない。もっと悪いことになるかもしれない』『どれだけ言ってもあいつはこちらの言うことを聞かない』。これが親の言い分だった。
しみじみ、親も兄も情けなく、どうしようもないと思った。『お前は冷たい』と言われた。
『そもそも最初にあれが道を踏み外した時、お前の中学受験にかかりきりで、親としてろくに関わってやれなかったのが悪かったから』と。
そう言われて自分にどうしろと? 責任を感じろというのだろうか? もうとっくに成人していい年になった兄を憐れめと? 親でもない自分がなぜ親と同じ感情を共有せねばならないのか?
『ずっとそう言い続けて兄を甘やかして、それで状況が好転したか? 好転する見込みがあるというのか? 兄の自立を妨げているだけではないのか?』
そう言っても、親は同じ言い訳を繰り返して兄への甘やかし(マンション与え)をやめようとしなかった。
自分の中で、兄への嫌悪と親への嫌悪の比率は徐々に逆転していった。兄がどれほどのクズだろうが、どんな人生を送ろうがもはやどうでもいい。
自分と同じ親のもとで、恵まれた環境で育ったにも関わらず、兄は自ら堕ちていったのだ。兄の人生は兄のもの、好きに生きればいいしどこでのたれ死のうが勝手にすればいい。
兄よりも、そんな兄を甘やかし続ける親のほうに不信と不満が募っていった。なるほど、親がこうして甘やかすから兄は更生できないのだと納得した。
そして『兄が自分よりも甘やかされてる事実』にどうしても納得できなかった。自分を特別扱いしろというのではない、兄を特別扱いするのが耐えられなかったのだ。同じ子供として平等に扱ってほしかった。
自分の大学時代、兄は親が与えたマンションでゆうゆうと一人暮らしして、自分は仕送りを一切受けられずに生活費のすべてを自力で稼いだ。
就職してから、兄は親が与えたマンションで好き勝手に暮らして、自分は親に金を入れていた。家に金を入れるのは当然だと思う気持ちもあったが、理不尽だと思う気持ちはどうしても拭えなかった。
その気持ちに耐えられず、『兄と比べてあまりにも不平等だ、兄にも金を支払わせろ、兄を甘やかすのもいい加減にしろ』と泣いて言ったら、『じゃあこれからお前も金は入れなくていい』と言われた(そうじゃないだろ)。
家庭のことや仕事のことなど色々あり、結局自分は新卒で入った会社を3年ほどで辞めてしまった。親に『30までにやりたい道(フリーランス)で食っていく目処をたてる』と誓い、宣言どおりに28で目処を立てた。
兄は親が見つけてきた非正規パートの仕事をなんとかこなし、その頃にはそこそこ年季も入って板についてきていた。新しい彼女(Cさん)もできたようで、マンションで一緒に暮らし始めた。
だが、そんな矢先。兄が、クスリで捕まった。
最初に一報を聞いた時、親はともかく、自分は『まあ、あるだろうな。やっぱりな』としか思わなかった(基本的に兄の人格を信頼していないので、何を起こしたと聞いても『やりかねない』としか思わない)。
もちろん家族の誰も気づいていなかった。家族の目の届かないマンションでずっとやってきたものらしい。
自分は『言わんこっちゃない、だからマンションから追い出せとあれほど言ったのに、甘やかし続けた結果がこれだ』と親に言った。親は『そんなこと今更言っても仕方ない』としか言わなかった。
そこからの詳細は省くが、兄は執行猶予がついて戻ってきて、兄を見捨てなかったCさん(菩薩かよ)と今でも親の与えたマンションで暮らしている。Cさんが見張っているので再犯はないと思いたい。
Cさんには敬意と感謝しかない。彼女がいなかったら兄はもっとだめになっただろう。
しばらくCさんに食わせてもらっていた兄だが、今はまた派遣で職について、そこでの仕事も軌道にのってきたようだ。今度こそは歳も歳なので落ち着いたと思いたい。
(ちなみに、また維持費だけは払うようになったが、購入費は一切払っておらず、名義は父のまま。毎年実家よりも高い固定資産税を払っているのも父)
兄はもうどうでもよく、二度と犯罪を犯すなCさんにだけは迷惑をかけるなCさんだけは大切にしろとしか思っていない。
残念なことに、自分の中で兄の見方が変わることはこの先死ぬまでない。今の兄と表面上でも付き合えるのはCさんあってこそだ。Cさんを姉と慕っても、兄を兄と慕うことは生涯ない。
きょうだいは他人の始まりとはよく言ったもので、兄への気持ちはもうこれでいいと落ち着いている。
だが、「未だに」なのか、「今だからこそ今まで積もり積もったものが」なのか、自分の中で親へのわだかまりだけはどうしても消えない。考えると落ち着かず、心がざわつく。
もう親も老い、自分もいい年だ。親も人間であり、それも見栄っぱりで子供を平等に扱わず贔屓するようなできの悪い人間だったんだと納得するしかないとわかっているのに、
自分はどうしても、親に『自分たちが間違っていた』と言ってほしい。子育ての過ちを認め、自分がどれほど辛い思いをしたかを理解し、悪かったと謝ってほしい。
だが、過去に喧嘩した時の経験から、親は絶対に自分の過ちを認めない、ましてや子供から言われる言葉を決して正面から受け止めないとわかっている。
『それが親に対して言う言葉か』『何様のつもりだ』『はいはい、全部こっちのせいだって言いたいんでしょう』…そう言って絶対に絶対に自分の過ちを認めない。老いた今、なおさら頑なになり認めないだろう。
自分は自分なりに、親の期待には応えてきたと思う。教育で親に金をかけてもらった事は感謝しているが、それだけの成果をちゃんと出し、結果をだした。
なのになぜ、自分は兄と同じに扱われなかったのだろう。自分だけが要求され、応え続けねばならず、それなのにそれを評価もされなかったのだろう。
これを言うと嫌な人間だと思われるだろうが、客観的に見て自分のほうが親に貢献しているしまともな人間として育った(少なくとも前科ものでなく、親に迷惑をかけていない)という自負があるだけに、やるせない思いがある。
本来なら自分のほうが親に贔屓されて然るべきではないのかという思いがあることは否定しないが、贔屓してほしいとは言わないしするべきでもない。
ただ自分に求めるものは兄にも求め、兄に与えたものは自分にも与えてほしい、子供の間に差をつけないで平等に接してほしかっただけだ。
男女の差だというのならばなおさら、兄には『長男』としての役割と責務を求めるべきだったろうに、なぜ私が長男の役割も果たさねばならないのだろう。
兄が結婚した時、自分は『兄が孫を作ってくれたらそれだけが兄の親孝行だ、自分にも兄がいた意味がある。せめてそれくらい孝行しやがれ』とわずかに期待したが、兄は子供を作る間もなく離婚した(そもそも作る気もない)。
母は自分にだけ言う、兄には絶対に言わないのに、『老後の楽しみがほしい、孫が見たい』と。
子供はジジババの楽しみのために産むもんじゃねえし産んでおしまいじゃない、何ならあなたがたが育ててくれんの? 育てる金あるの? と応えたら沈黙した。
そんなに孫が見たいなら兄に言ってくれ、男なんだから自分よりよほど確率が高いだろうと言ったら、『あの子に育てられるわけがない』。『何を言っても無駄』と言って、兄には20年以上何も要求しない。
『精子バンクとかあるでしょう』『50歳で産んだって例もあるし』とまで言われた日には本当に失望した。
50歳で産んだ女性はほぼ卵子提供で母方の遺伝子は入らないし、養子じゃ嫌だってんならそれ(母方の遺伝子が入らない)も嫌なんだろうに。
そもそも出産までにどれだけ苦労したか(流産だって何度も経験してるはず)、不妊治療にどれだけお金がかかったかわかってて言っているのか、そして不妊治療と高齢出産がどれだけ母体に負担がかかると思っているのか。
娘の体など、自分の楽しみのためにはどうなってもいいのだろう。
孫の立場にしたって、父親がいない家庭に生まれることになるのだが、そういったことを考えてもいないのだろう。ただ、自分が欲しいから、だ。
私の結婚も、自分の見栄だけのためにしてほしかったらしい。大切なのは見栄と体裁で、娘の幸福などどうでもよかった。
『結婚しない女はなにか問題があると思われる』なんて言われても、それはあなただけの醜い価値観だろう、未婚率が三割の時代にそんな事思うほうが少数派だ。
図らずも未婚女性への「己の偏見」を曝け出したことにも気づかずに、『あなたのために言っている、それが世間だ』などと諭してくる醜さ。兄にも同じことを言えばいいのに。
『結婚しろ』と言われるのが嫌で、それを避けるために誰でもいい、一回結婚さえすれば文句を言われまいと思って結婚したけれど、上手く行くわけもなく2年も経たずに破綻。
(付き合っていた人とは、兄の事件で別れざるを得なかった。結婚した人には家族ぐるみで兄のことを隠した。そんな結婚うまくいくわけもなかったし相手には申し訳ないことをしたと思う)
その時の言葉も『せめて2年は持たせろ、外聞が悪い』『相手の親に私(母)の顔が立たない』『どうせお前のわがままだろう』…出てくるのは己の見栄と体裁のための言葉だけで、一度も娘の心情を慮る言葉は出てこなかった。
兄が同じように2年程度で破綻した時、兄に同じ言葉を突きつけたなら、そういう人なのだと納得もできたかもしれない。だが、兄の離婚に関して親は兄に何も言わなかったのだ。
もう5年もあがってないんだけど気づいてました?
「君の働きは評価してる」って、じゃあなんで上がらないんですかね。「ありがとう」とか言われても言葉だけじゃお腹は膨れないわけなんですよ。
「今は会社にとって準備期間中で儲けがでてないから」って、じゃあ儲けが出たら社員みんなで山分けしていいわけなんですか?違いますよね。
今どうしても金がいるんですよ。
なんでかっていうと、寝たきりの父親が死んでようやっと介護生活から解放された母親に楽させたいからなんですよ。母親の年金手取りで月14万ですよ。
「習い事したいけど月一万は高いわね」とか言ってたら何とかしてやりたいじゃないですか。
星野屋旅館とか豪華クルーザーの旅とかいろいろあるじゃないですか。
社長がいつも乗り回してる外車とか六本木の高級マンションのかけら分くらいでいいから上げてくれたってバチは当たらないんじゃないんでしょうかね。
自分:34歳♂
妻 :32歳♀
当時は妻の方が妊活に前のめりで、仕事で実績を作りたかった自分はあまり積極的にはなれなかった。
たった1回だけ精液検査して、若干運動率が低い(50%前後)ものの、数もめっちゃあり、そんなに問題が無いことを知ってほっとした。
それもあって、自分は何もしなかった。
イライラが募る妻と、仕事優先だった自分との間にはどんどん溝が深まっていく。
ある日、「もう、どうしたらいいの!?」と泣き叫んできた妻に対して、水をさすようなことを言った。
「今はそんなに子供欲しくない。」
しばらく口を聞いてくれなかった。
2年ほど前に異動になり、仕事の内容が変わった。時間的な余裕もできた。
と同時に周りの友人や同僚には子供が生まれてくる。中には2人目3人目の家庭もあった。
少し焦りを感じた。
(義父母には気を使ってもらっていたのだと思う。)
一緒にクリニックに通い始めた。
仕事で忙しかったり、自分の気持ちが向いてなかったりで、タイミングがうまく取れなかったことを医師に伝えた。
お互いにいろんな検査をした。
妻にも異常はなかった。
出なかった時の罪悪感。
もともと性欲が強いわけでもないので、さらに消極的になっていった。
AIHをすれば、すぐにできると思っていた。
一回につき2〜3万円かかるが、2〜3回もやれば妊娠するだろうと思っていた。
回を重ねる毎に、妻の気持ちは沈んでいった。
3回目のAIHの頃、妻は仕事をやめた。妊活との両立は精神的にもたないと思った。
妻は恐怖を感じていた。
僕はさらに焦りを感じていた。その焦りは妻に伝わっていたんだと思う。
IVF始めないか?と妻に言ったところ、こう言われた。
「辛い思いしてまで、今そんなに子供が欲しくなくなってきた。」
自分も仕事をほどほどに、妻も習い事や家事に専念しながらのびのびしている様子。
先日、こっそり精液検査をした。
当時、妻の気持ちになって考え一緒に行動しなかったことをとても後悔している。
と同時に、男にも時間制限があることを知り、限られた時間の中でこれからどうしていくかを考えなければならない。
ここまで一緒にいてくれた妻に感謝しつつ、もう一度夫婦で話し合って、この先のことを決めていきたいと思う。