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はてなキーワード: ボーイミーツガールとは

2021-09-09

主人公(あるいはヒロイン)の記憶が終盤で消えてしま物語

教えて下さい。タイトルのとおりです。

ボーイミーツガールラブコメNLジャンルでお願いします。

1話でふとした出来事きっかけで出逢った2人が、話数を追うごとに困難や苦悩を乗り越えて愛を深めていくお話

そして、起承転結の「転」と「結」のあいだに、主人公、あるいはヒロインのどちらかの記憶から相手情報が消えてしまう、もしくは何者かによって消されてしまお話

冴えない主人公はようやく彼女との幸せ日常を掴んだのに、一瞬にして、彼女と出逢う前の空虚日常に逆戻りしてしまうような。

あるとき彼女面影を残すものをみたとき、涙が溢れてきて、しかしその理由自分でも全くわから困惑してしまうような描写があると非常に良いです。

最後は愛の力で記憶を取り戻し、一生幸せ暮らしましたとさエンド」でも、「結局記憶を取り戻すことはなく、影から彼or彼女を切なく見守るエンド」でもなんでもいいので教えて下さい。

はい、「おねがい☆ティーチャー」を見ました。

一気観でした。12話、ボロボロに泣きました。

しんどい仕事の合間で見たらメンタルが別方向に死にました。

11話、ラストポッキーのシーンでぐちゃぐちゃになりました。

「どこからか声が聞こえたような気がした。でも、その声が誰なのか、僕にはわからなくて。ただ、涙があふれるだけで」

他に展開が似ているアニメでは、

涼宮ハルヒの消失(パラレルワールドに移動して別の記憶を持ったヒロインに出逢う)

ef 千尋ルート(ヒロイン記憶が数時間しか持たず、逢うたびに別人になる)

まどマギ(少女記憶から主人公情報が消える)

よろしくねがいします。

2021-08-21

キモいオッサン2人で「天気の子」をやれよな

一旦ボーイミーツガール要素を抜きにして、さらに言うならば一切の恋愛要素を抜きにして、セカイ系をやってほしいんですよね

キラキラ少年少女のひたむきな恋愛の結果に世界が滅ぶ、っていうのはまあ実際悪くない感じもあるんだけど、ちょっと眩しすぎる

たまには飲み友達オッサン同士の友情世界が滅んでもいいんじゃないのか

やっぱりダメだ!君を犠牲にはさせないっ!とか言って、走って走って少女犠牲になるのを止めるんじゃなくてさ

「えー、よっさんが死んだら俺寂しいなー」「おっ、じゃあやめとくわ」くらいの会話で世界を救うのを諦めてほしいんだよな

そんでまあ、カラムーチョかなんかを食いながら世界が滅んでほしいんですよ

そうじゃないですか?

2021-06-25

なろう、カクヨムおすすめを教えてください

最近読んだのは次の3本で、どれも面白かったです。

勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録

死んでも死んでも戦場に送られる「勇者刑」に処せられた者たちの物語キャラが立ってて楽しいです。女神テオリッタは「姫様“拷問”の時間です」の姫様のイマジナリールックスで読んでいます

かいところなのですが、敵の陽動らしき行動がそれと分かっていてもどうしても戦力を割いて対応せざるを得ないものとして描写されてるのが好きです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054935149052

紙杯の騎士

クトゥルーロボットファンタジーボーイミーツガール、全部乗せ!クトゥルーもの作品に触れたのは初めてでしたがスムーズに楽しめました。一部ラストボスに向かって収束する展開が熱いです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054934035019

転生したらSpreadsheetだった件

GoogleSpreadsheetsは燃え尽きたEXCEL職人の魂で動いていたという衝撃の真実を土台に、GoogleSpreadsheetsの関数に親しめる作品普段ほとんどSUMしか使いませんが、これを読んだおかげでいざ他の関数を使わなければとなった時に抵抗感なく学べそう。この作品はたしかはてブ経由で知りました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887646455


以前から読んでいたのは「幻想再帰のアリュージョニスト」です。面白い上に読みやすくて、眠る前に読んだりしてたら3周しました。数日前のはてブで、レビュースタァライトワイドスクリーン・バロックではないかという記事を読んでいて、アイディアの奔流という点でアリュージョニストもこれだと思いました。

検索したら魔王14歳さんもそうおっしゃってました。

魔王14歳 @valerico

話の枠組みがどんどん変遷するから一言で紹介できないとよく言われる幻想再帰のアリュージョニスト、1つだけジャンルタグをつけるなら作者が言ってる通り「オカルトパンク」だと思うけど、どうしても既存ジャンルに当てはめるならワイドスクリーンバロックが私には一番しっくりくる。

午後8:26 · 2018年2月8日·Echofon


幻想再帰のアリュージョニスト

https://ncode.syosetu.com/n9073ca/

ところで、半分偶然これを書くのですが、アリュージョニストの品森晶/最近さんの新作がちょうど今日発売されました。アリュージョニストとは別のお話とのことなので、あちらが長くて手を出しにくいという方はよろしかたらこちらをどうぞ。

Kindle版あり。MF文庫Jなどのサイトでは試し読みもできます

祈る神の名を知らず、願う心の形も見えず、それでも月は夜空に昇る。

https://www.amazon.co.jp/dp/4046805137/

https://mfbunkoj.jp/product/kami_kokoro_tuki/322102001215.html

また、刊行に際してなろう、カクヨムにてスピンオフ作品「ハニーウィッチユーフォリア」の短期中連載も行われています。これまたすげえ面白いです。

https://ncode.syosetu.com/n5130ha/

https://kakuyomu.jp/works/16816452220933743184

後半が新刊推しになってしまいましたが、本投稿主題は「おすすめを教えて!」だというのは嘘偽りのないところですので、どうぞよろしくお願いします。

2021-05-16

まーたダリフラ批判

いかげんにしろっての

ボーイミーツガール作品をけっちょんけちょんにけなすのがこいつらの趣味なのか

2021-01-31

百合がいつの間にか大嫌いになっていた

から恋愛を描いた創作が好きだった。少女漫画青春モノもボーイミーツガールも、他ジャンル作品のサブ要素として描かれる恋愛要素も、ジャンルを問わずそういう作品を好んで読んできた。数は少なかったが同性愛を描いた作品も昔は抵抗なく恋愛映画居た創作の一つとして楽しんでいた。恋愛とまではいかなくてもどこかそういった雰囲気を感じ取れる、いわゆる”百合”や”腐向け”と呼ばれるような作品も昔は楽しめていたと思う。

具体的にいつからというのは覚えていないし、オタク文化歴史に詳しいわけでもないけど、おそらく日常系アニメ流行りだした頃からだと思う。世のオタクの中で”百合”と呼ばれる作品流行りだした。日常系アニメが全体的に”百合”と呼ばれがちというのもあるがどちらにせよ世のオタクが数々の作品に”百合”を見出しそれを今まで以上に持て囃すようになったのは間違いないと思う。

その結果日常を飛び出して明確に女性恋愛を描く作品が増えた。正しく言うなら日の目を見る作品が増えた。

先述したように僕は同性間であれ異性間であれ恋愛を描く創作作品は好きだったか特別その流行に対して思うところはなかった。ただ、段々と「百合はいい」から「異性間恋愛より同性間恋愛のほうがいい」という主張を目にする機会が増えた。単純に目にするオタクにそういうのが多かっただけというのと、語の強い主張は目立って記憶に残ってしまうだけだとは思うのだけれど、僕はとにかくその主張が苦手だった。単純に理解が出来なかった。恋愛が同性間で行われていることと異性間で行われていることに違いを感じられなかった。同性間であればそれ特有葛藤が生まれて、その特有葛藤面白い……等の意見ならわかるのだが少なくとも僕が目にしてきた上記の主張をするオタクはそういうわけではなさそうだった。どちらかというと異性間恋愛に対して否定的感情を持っていて、同性間恋愛であればその不快な要素を排除された恋愛を楽しめる……というような主張に僕は感じてしまった。別に人の好みだろと言ってしまえばそれまでなのに、オタク全体の流行としてそういうものがあると思ってしまったのがおそらく失敗だった。

結果として、僕は百合作品を好むオタクのことを「純粋恋愛を楽しむことが出来ない下等な存在」と見なすようになってしまった。さすがに語が強すぎるしここまでは思ってないと思うがまあわかりやすく言うとこういうことなんだと思う。異常に見下すようになってしまたことは少なくとも間違いないと思う。当然その評価作品のものへ伝播する。いつの間にか、百合作品に対して「ああ、また百合というだけで持て囃される作品か」と思ってしまい、不快感を覚えるようになった。作品に対する不快感というより過剰に持て囃している(と僕が勝手判断している)オタクに対する不快なのだが、どちらにせよその不快感は結果として作品に向けられてしまう。よく創作内で貴族とかが下民の文化なんて汚らわしくて……みたいなことを言っているのをみてなんだこいつらとか思ってたけど多分自分がまさにその状態になっている。なんなら自分貴族なわけでもなく相手が下民なわけでもないという意味でより酷いと思う。

とにかくそういう感情を持ち合わせて以来百合作品を一度も楽しめていない。先入観は良くないと思い挑戦したこと何回もあるのだがどうしても不快感が生まれしまう。




ただのオタク勝手被害妄想膨らまして、オタクを見下して、気分を悪くしているという内容の日記でした。頭の中では自分が一番おかしくて自分が一番悪いと理解しているつもりではあるし、いざ文字化してみて改めてそれを感じたけどそれでも一生治る気配がない。

2021-01-05

anond:20210104223435

せめて高校出てたら、クラスに1人はそういう奴いたよね〜ともなるんだけど、そうするとボーイミーツガールで晴れ女!っていう展開にするには、歳が行きすぎてるんだよな

しかし、16歳で理由なく家を飛び出すには、中卒で人生棒に振るわけだし、野垂れ死ぬ可能性も高いしリスクが高すぎて、どうして?とつい思ってしまう。

もういっそのこと、帆高を親が探さない方が、帆高の背景について想像をかき立てたか

2020-12-17

……まぁ……中学生の頃には既に馬鹿にされるほうに回ってたんだろうな……まぁ……いくつになってもボーイミーツガール……まぁ……いくつになっても影響の多い部活顧問のような目をする訳にもいかず……頑張りましょう……ナイスヒップでお願いします……な……話にならねえだろって思ったそこのあなた……そこ記念日でーす

2020-10-19

2020秋アニメ第一印象

見た奴だけ書いていく

2020-09-27

最高なボーイミーツガールを教えてほしい

漫画アニメ映画小説なんでもいい。どんな題材でもいい。

最高なボーイミーツガールを教えてくれ。ください。

僕のオススメは、

子供は分かってあげない

翠星のガルガンティア

かな。

2020-08-13

ガールミーツボーイ

少年少女出会って、成長する

それがボーイミーツガールだけど

ボーイミーツガールでは少女少年に会っても成長しない

少年の成長の舞台装置しかいか

じゃあ、少女はいつ成長するかというと

多分少年と決別したとき

英語の語感はわからいから、separateなのかbreak upなのかleaveなのか、どれがいいかはわからないが

少女物語少年物語の終わりから始まる

古典的に、少女少年を守らない

少女は母になる生き物だから少女が守るのは子どもだけだ

少年少女に守られていてはいけない。それでは子のままで成長できない

少年勇者を経て王子になる生き物で、その後の未来はない。ハゲ親父になるような未来蛇足蛇足

個人的には、少女少年加護と決別し、少女出会う。そういう話が好きだ

2020-08-09

読書感想文『トぶための百歩』

 今年の夏の課題図書図書館に置いてあった。小学校高学年が対象の本で『飛ぶための百歩』というタイトルだ。翼を広げた平べったい鳥の後ろ姿の曲線がに惹かれ、手に取った。なお、私は小学校高学年の少年少女ではない。夏休みの苦行、読書感想文を書かねばならぬ彼らがこれを必要としていることは認識していた。罪悪感はちゃんと持っていた。多少の良識がある大人だと、自分に言い聞かせた。

 本の貸し出し、一番乗りだった。ごめんなさい。

 この本は、目の見えない少年が人付き合いが苦手な少女出会い、絆をつくる、ボーイミーツガール物語だ。

 タイトルにある「百歩」は山小屋名前ラストでの「ここまでちょうど百歩だった」ことのダブルミーニングと思われる。ラスト舞台は1年後の話になるので、困難を乗り越えたあと、彼が良好な状態になる「ための百歩」だろうな、とタイトル考察をした。

 ただ、「飛ぶ」がわからなくて、いやラストシーンで”飛ぶ”んだけど”トぶ”にしか思えなくて、飲み込めなかった感あり、今もなお喉奥に引っかかっている。

 この物語は、タカのひなが密猟者にさらわれ、それを救出し、巣に戻す、という事件があるのだが、都度、主人公の驚異的な聴力と、驚異的なモノマネ力が爆裂し、困難を乗り越える。その過程主人公少女はお互いの悩みをぶつけ合い、自身の在り方を見つめ直していく。

 いいでしょ。いいんですよ。少年少女なんです。

 でもね、1年後のラストシーンで主人公が上空を飛んでいるタカを「ぼくに会いに来た」とのたまい始めて、様子がおかしいと不安になる。よしんば、空を飛んでいるタカがその時のひなだったとしても、ひなは君を認識していないだろう。双眼鏡ヒロインに実況してもらわないといけないほどの距離にいたのに。

 さらに彼は、崖に向かって走り、崖下へ飛び込んでしまう。空を飛んでしまう。比喩である比喩であった。しかしこの描写は、私を完全に置いてけぼりにするには十分だった。

 これは自論なのだが、舞台装置としての魔法奇跡といったものは、冒頭の設定で使われるか、事件解決のために”1度だけ”使われるべきだと思っている。(SAVE THE CAT が言ってた)

 この場合事件解決に使われた主人公の驚異的な〇〇が魔法だとしたら、2回目が使われたのは残念に思ったし、なにより、最後最後で突然、前触れもなく白昼夢のような魔法世界が描かれ始めてしまたことで、今まで読んできた現実的世界観との温度差が生じ理解が追いつかなくなった結果、本当に崖下にジャンプしたのだと解釈したほど混乱した。

 それまで、物語傍観者だった私は、彼が飛び立った崖に取り残され、空から降ってくる立方体キャラメルを眺めていることしかできなかった。

(読解力の問題と言われればそれまでである

 さて、ラストシーンから書いてしまったのは悲しみが深かったからで、文字数的なノルマはまだ残っているので、この物語課題図書たるゆえんっぽいところについて、述べたいと思う。

 作中に明記されているが、この社会マジョリティーが便利なように作られている。その中で、マイノリティサバイブしていく作戦を練り続けなくてはならない。主人公は、このサバイブしていく少年であるしかし、ヒロインもまた自信のなさをを抱えたマイノリティでもある。

 誰しもどこかにマイノリティを抱えている。その部分を痛むのではなく、誰かに助けを求めたっていい。また、マイノリティな部分を自覚して向き合うことも大事だ。

 ボーイがガールにミーツして成長する話ですが、この成長は冒頭に述べた"崖からトぶ"力を得る、ではない。当然である

 ヒロインのキアーラは、男子に憧れられ、女子に嫌われるタイプミステリアス引っ込み思案クールビューティーなわけですが、無言でジェスチャーをしたところで目の見えない主人公には何一つ伝わらず、口に出して表現せざるを得ない。その状況に置かれて初めて、言葉に出さないと気持ちは伝わらないことに気づく。

 これは、万人に対してそうであることはご承知のとおり。しかし、ひるがえってみれば「言葉がなくても理解できる」と錯覚するほど、ジェスチャーアイコンタクトからは多くの情報が得られる、ということなのだろう。

 私の会社営業が「付き合いの長い取引先とはWebミーティングでもいいけれど、新規さんは相手のクセが分からいから、やりづらい」と言っていたのを思い出した。だから”最大の理解者”というのは尚早すぎると思うよ、キアーラ。

 主人公ルーチョは、目が見えないことを"アクセサリー"と考えている(この表現は好きだし、私もハンディ個性一種だと考えている)のに、周りが「目が見えない」ことを前提に自分を見ることに怒りを感じている。

 ルーチョは誰かに頼ることを極端に嫌う、意地っ張りで頑固な少年だ。でも、その意地っ張りは、誰かに頼ることなく、自分でできることは極限まで自分でやれるように訓練する努力にも結びついているのだと感じて、だれか、彼の頑張りを称賛して欲しいとずっと思っていた。

 それをやってくれたのが、キアーラだった。私は心のなかで拍手喝采した。ありがとうキアーラ。ルーチョが君にミーツしてよかった。

 キアーラが「口に出さないといけない」と気づいたのと同様に、ルーチョも「人は誰かに頼らないと生きていけない」と気付いてくれて、私は少年少女の成長の瞬間に立ち会ったことに感動した。青春だ。これが。

 道中ギブアップしたルーチョのおばのベアは、彼ら二人が戻ってきたとき、どんな反応をしただろう。彼女ルーチョのこれからを誰よりも案じていたから、帰ってきた甥が自立への一歩を踏み出した様子を見て、泣き出さん勢いではなかっただろうか。

 私だったら泣いてしまうだろう。自分では何年かけても気づかせることができなかったことを、甥に気づかせてくれた、昨日今日会ったばかりの少女と、それを受け入れた甥を全力で抱きしめたい

 靴ずれでズルむけになったかかとが痛いと言いながら。

まあ、1年後、なにわらってるの?と青ざめるのですけど。

余談

 ボーイがガールファーストコンタクトしたときにツンな反応をされたのを「質問4回でノックアウト」と表現していて、イタリアーノだなぁ、と思った。日常的に口説いてんの?

 また、地獄オタクなので、高校デビューした美少女キアーラがとんでもないギャルになっていて、初恋?をきび砂糖のごとく粉々に砕かれるルーチョはアリかな、と思いました。でも、見た目ヤマンバになってても関係ないのか、内面が見えるのは良いことだね。

2020-07-07

anond:20200707140538

自分は男向け漫画は好きでもハーレム系が大嫌いだから気持ちはわかる

ボーイミーツガール展開でオッ?いいな?って思った途端に横恋慕とかポッと出のチョロロリとかラッキースケベ展開とか挟まれるといらねえなァ~~~~~~~~!って思うしそういうのがウケてどんどんハーレムラブコメに入ると離れる

そのジャンルから魅力的だけどそのジャンルに付随しがちな要素が嫌いだとつらいよな

2020-07-02

anond:20200702102628

SFライト文芸の棚に置かれていて、驚いたことがあったな。

今は慣れた。

君の名は。』のようにボーイミーツガールSFとか、

なろうでは、悪役令嬢物でタイムリープするとか、

その辺が、まじゃりんこしてて、

ゲンミツに分けることが出来なくなってるかもねえ。

2020-06-24

[] いまさら天気の子を観たので感想考察を書きます

ネタバレを含むのでまだ観てない方はご注意ください。

もう多分に語り尽くされていると思いますが、

結論から言うと本当に素晴らしい作品でした。

私は世間的にはもういい歳したおっさんであり、登場人物では須賀さんの方が年齢が近く、

10代の若者ボーイミーツガールを観てはたして楽しめるのだろうかと思っていたが、何のことはない、とても楽しめました。

もう日曜からずっと天気の子の事ばかりを考えてる。

いい加減、仕事に支障をきたすので、ここでまとめて区切りしま

陽菜さんは雨女

序盤でまさか野沢雅子さん演じる占い師が現れ、晴れ女と雨女について語るシーンがあり、

悟空をチョイ役に使うわけがないって事で耳の穴かっぽじってラノベ設定を聞いてましたが、

雨女龍神系、晴れ女は稲荷系ってことで、順当に行くと陽菜さんは晴れ女=稲荷系なのかと思いきやどうにも特徴に合わない。

というのも拳銃ぶっ放したサイコ野郎の帆高くんに救いの手差し伸べ、二人きりで廃墟に逃げ込むほどの胆力があり、

相手が年上と知りつつ、自分の方が年上だと偽る豪胆な見栄っ張り具合を備えており、

またよく見ると陽菜さんの家には2.5リットル級の麦茶ピッチャーを始め、背景に無数のティーポットが描かれており、

料理も大雑把に目分量で作っていて特徴的に完全に龍神系なんですよね。

作中では帆高くんがひたすら晴れ女とのたまうので、一見晴れ女に見えるもののこれは意図的ミスリード

彼女雨女に間違いない。

晴れが一時的なのは雨女なので雨雲を操作することはできても消すことはできないんでしょうね。

本当の人柱は帆高くんなのでは?

もしかしてこれ天気の子ファンの間では常識なんですかね?

帆高くんは神津島からキャッチャー・イン・ザ・ライという小道具とセットでフェリー東京に来るわけですが、

なんで東京に来るのか、途中まではっきりとした理由は明示されません。

しか物語の後半で分かる事ですが、親父に殴られたのか何なのか、心象風景で彼がここじゃないどこかを求めており、

島で光を見つけ、その光の中に入りたいがため、それを追って東京まで来たと言う理由が明かされます

この光というのは作中で陽菜さんが導かれた光と同じで、恐らくは龍神の導きによるもの

まり彼は龍神に導かれてやって来たわけです。では何のために?

冒頭、フェリーのシーンで彼は降り出した雨に喜び、フェリーの甲板でなぜかはしゃぎまわるわけですが(このあたりの考察は足りてません)、

その時突然の大雨が降り、あやうくフェリーから落ちそうになるわけです。

正確には落ちそうになったところを須賀さんに助けられるわけですが、

実は帆高くんはこの時海に投げ出されて死ぬ運命だったんじゃないでしょうか?

それがなんの因果か須賀さんに助けられ人柱とならなかった。

彼が人柱にならないので当然雨は止まず、以後、治安のよくない地域徘徊させたり、拳銃を持たせたり、

チンピラと格闘させたり、警察と取っ組み合いさせたり、老朽化した階段を踏み抜かせたりしてもまだ死なない。

から龍神の巫子?である陽菜さんを撒き餌に無理やり彼岸に誘ってみたものの、結局人柱とならなかった・・・

と言う風にとらえられないかって気がするんですがどうですかね?割と良い線いってませんか???

これでなぜ帆高くんが彼岸に行けたのかという理由にはなる気がします。

しかしなぜ彼が人柱に選ばれたのかは天の気まぐれ以外に理由が見つかってません。

狂った世界で賢い大人になんかなるな

野田洋次郎さんが歌うわけです。「諦めた者と賢い者だけが勝者の時代」と。

劇中で須賀さんが言うわけです。「もう大人になれよ」と。

ちょっと話は逸れますが少し前に功利主義というものが取り沙汰されました。

よくあるのがトロッコ問題です。多数を助けるために少数を犠牲にするか否かとか言うやつですね。人それぞれ答えが違うやつです。

しかしですね、こんな問題はじめっから狂ってんですよ。

狂人が考えたんですよ。しかしその狂人を生んだ世界さらに狂っている。

狂った中で誰もが生きているから狂ってることに気がつかない。

歯黒って知ってますか?纒足は?コルセットは?

大小違えど狂人なんですよみんな。狂人達がお前の方が狂ってる、いや狂ってるのはお前の方だって言ってんです。

滑稽ですよね。でもみんな本気なんです。

本当は、本当は誰一人として賢いやつなんていないんですよ。

全員が全員狂ってて誰がどうやって賢さなんてものを測れるんですか?

天気の子登場人物もはっきり言ってまともな奴は一人もいない。

全員が全員みんなどっか狂ってんです。でもそれが何か。

大人になれって言った須賀さんは帆高に触るなって言ってタックルかますんですよ。最高ですよね。

帆高くんも全部わかってて陽菜さんに晴れ女をやらせ、晴れ女なんかやらせてごめんって言ってんですよ。

陽菜さんも諸々わかった上で晴れ女をやって、人の役に立てて嬉しい、ありがとうって言ってんです。

凪くんも女装して登場して今さら全部お前のせいじゃねえかっていって泣くんですよ。

夏美さんも凪くんの彼女ズも(ところで、花澤綾音...新海監督、本当にありがとうございます...!)

みんな分かった上で狂ってる。だがそれがなんだと言うのか。

青空よりも俺は陽菜がいい! 天気なんて狂ったままでいいんだ!!」

みんな狂っているのであれば、結局それが普通なんですよ。

もし、帆高くんが島から出なかったら、フェリーの甲板ではしゃがなかったら、

須賀さんにビールを奢らなかったら、ネカフェ難民にならなかったら、拳銃をすぐ警察に届けていたら、

陽菜さんを見て見ぬ振りしていたら、陽菜さんの窮状を知って児童相談所相談していたら、、、

そうやって賢い選択をしたのであれば狂った世界はまともになったのかもしれません。

しかし、それが賢い選択だと言う保証はどこに?

「今の子はかわいそう。昔は春も夏も素敵な季節だったのに。」

はたしてそうかな?

その後の坂道のシーンで雲の隙間から差す光に帆高くんは感動していましたよ。

それをかわいそうとは私は思いません。

2020-06-23

リスナーズ雑感

キャロチューとエウレカを合わせたような内容で、豪華スタッフを集めただけの作品リスナーズが終りを迎えた。

中だるみの連続安易ミュージシャンオマージュジャニス・ジョップリン名前だけ拝借して全く雰囲気が違うキャラとかどういう意味があるんだろう。多分意味はない。意味がないから背景にある意味を考えなくなってくる。プリンスとかジミ・ヘンドリクスもそう。学生蔓延する麻薬を描こうとしてる割に、描いている当人たちに実感がまるでない描写。まあ重箱の隅はいいか

いやまあ、ジェンダー役割が強い女の子と頼りなさすぎる男子、という非常に昨今の事情配慮しすぎた感じとか、バーニングマンモデルフェスかいろいろ盛り込もうとしたんだなあという感じは伝わってくる。というよりむしろアメリカ文化にこびすぎてる感じ。アメリカ文化にこびた舞台設定の割にジャパニメーション死語)的なものアメリカ的な要素がパッキリ別れちゃって融合してる感じはまるでない。スタッフがやりたいことをバラバラと持ちつつ別の方角向いてつくった印象すらある。これちゃん会議する時間とったんだろうか。

引き込みもすごく悪くて、2話目くらいから今まで記憶喪失だった人が急に存在理由について悩み始めたりと明らかに尺を意識したせいか感情面の導入がおかしい。記憶喪失が続行してるってことは、存在について悩んでる暇もないはずなんだけど。やるべきスケジュールを入れ込んで逆算的にキャラを当てはめたのではと邪推してしまう。「はい、そろそろ2話目で悩み始めましょうか~」という。ボーイミーツガール王道ってだけでも面白くなるはずなのに、ボーイミーツガールのコンセプトを否定しながら無理やり脚本書いたんじゃないのかと思ってしまった。

結果的酷評なのかもしれないけど、悪口のつもりはまったくない。淡々とまずいところを書いているとこうなってしまう。

2020-06-13

ワイの好きな忍

磐田

ダビスタブリーダーズバトルというファミ通ブロスでやっていた漫画ヒロイン

プレステダビスタと連動する架空アーケードゲームを題材にした青春漫画

架空ゲームを題材にしているが、あまり無茶な設定はなく、ありそうでありえないギリギリラインをついており、ゲーム漫画としてとても面白い

ダビスタにおける血統概念をうまく漫画ライズしており、競走馬血統の脈々つながる面白さがゲームかいいして感じられる。

さらにこの漫画の両輪となるのが、ゲームを通じてのボーイミーツボーイものかと思わせておいてのボーイミーツガールで当時の僕の男性同士の恋愛を求める気持ちはズタズタに引き裂かれた。

そのズタズタに引き裂いたヒロインがこの磐田ちゃん

ただ、そんなボーイミーツボーイを引き裂くだけあって、彼女ゲームを楽しむ姿勢恋愛を怖がる態度など魅力的ないシーンが多く、ゲーム漫画としての側面も青春漫画としての側面も楽しめるこの作品青春漫画側面を一手担う魅力的なヒロイン

作中で明言はされないものの、どこか百合を匂わせるシーンもあり、一様に表現しきれないジェンダーの深みなんかもとてもとても面白かった。

物語はどうも中途半端なところで終わっているが、この作者の漫画は常に中途半端なところで終わるので作風なのか打ち切りなのかはさっぱりわからない。

なお作者は現在難病を患いながらもマリーのアトリエの半公式漫画を描き続けており、そこに過去打ち切り作品キャラクタクロスオーバーさせる手法をとっているため、いつかこキャラも再登場することを願う。


こんな感じで忍って名前キャラを語って、アイドルマスター系赤裸々まとめブログにまとめてもらおうよ!

(赤裸々まとめブログとは?

2020-06-02

アンダーグラウンドあるあるを考えてたら似た設定のエロ漫画書かれて

ストーリー

ゴミ場(「上」からの投棄物が落ちてくる所)あさり趣味主人公少年

偶然指輪拾う

指輪の持ち主は上のお嬢様

なんだかんだ会ってボーイミーツガール

世界観

みんなクズみたいな肉食ってる

地下世界で暮らす人々と発展した都市の地上

何かの影響で異形の生き物とかがいる

みんな地上のこと「上」っていう

まだまだあったんだけど忘れた

これについて居酒屋友達に語ったしばらく後に

○山先生エロ漫画が出てめちゃくちゃ設定似てた

こいつらって共通認識だったの?

2019-12-27

独断偏見で選ぶ2010年代ベストアニメ10

2010年代が終わるわけだが、2010年代アニメベスト10独断偏見で決めてみたくなった。ので増田に放流。

見てない作品は語れないので見た作品だけ挙げる。見た作品の数が少なくラインナップが偏っている結果チョイスが偏った点については先に謝っておく。また、順番は順位ではなく放映順である

魔法少女まどか☆マギカ』(2011年

長いゼロ年代の終わりを飾るというか10年代の始まりを告げるというか、とにかくエポックメイキング作品だった。紛れもなく一時代を画すアニメであり、こんなに議論が盛り上がって人々の印象に残ったのってマジでエヴァ以来なのではという衝撃があった。

Fate/Zero』(2011/2012年

2010年代にはFate/stay night [Unlimited Blade Works](2014/2015年)とFate/stay night [Heaven's Feel]』(2017, 2019年)がアニメ化され、さらにはFGOや『Fate/Apocrypha』に『ロード・エルメロイII世の事件簿』もアニメになり、いずれも素晴らしい出来だっただけにどれを入れようかすごい迷ったのだけれど、Fateシリーズに新しい客層を開拓したという点でZero存在感がなんだかんだで大きいかなと。切嗣重要台詞微妙原作改変でそれはどうなのかと思わなくもなかったがラストの桜ちゃん原作ではなくボツになった原案通りに作ってくれて素晴らしかったですね。人間オルガンちゃん再現されなかったのは残念だけど仕方ない。Heaven's Feelも本当に素晴らしかった……。何も言うことはない。俺たちの見たかった最高の桜ルートだ……。2010年代Fateアニメ化で盛り上がった10年だったと回顧できるだろう。セイバールートも作り直して。

おおかみこどもの雨と雪』(2012年

一作くらいは細田守を入れておいてもいいんじゃないかと思って挙げてみた。細田守はてなでは評判が微妙だが普通に『おおかみこども』は良い作品だと思うんだ。純粋家族愛物語として見ると違和感とかも出るのかもしれないけど、歪められた関係性も理想化された田舎も、すべては花の回想をもとにして雪が語ったことであって、花というある意味信頼できない語り手を通して見た世界なんだよね。加えて言うなら、花が雪より雨を構っていることに批判的な意見も多々見られ、それは雪から見ればそうなのだろうし実際にきょうだいより構われなかった思い出を持つ人にとっては良い気持ちはしないのだろうけれど、でも完璧人間でないと母親になってはならないか、といったら違うわけでしょう。母親欠点を持つひとりの人間だし、それでも母親なのだ、という話だと思いますよあれは。それらの偏愛や歪んだ世界像を卓越した映像美でくるんで提示してくるところに、細田守が色んなひとの神経をざわつかせる理由みたいなものがあるんじゃないのかな。

サカサマのパテマ』(2013年

アニメ映画を1つだけ挙げろ、と言われたらこれを推す。名作名作アンド名作。何を語ってもネタバレになりそうなので最高のSFアニメ映画だという当たり障りのないことしか言えない。ボーイミーツガールSFの傑作。いいから何も言わずに見やがれください。

SHIROBAKO』(2014/2015年

単純なアニメ業界楽屋ネタに留まら人間ドラマとしてしっかり作り込んでいてくれて良い作品だった。23話はみゃーもりにつられて泣いちゃうでしょ……。5人の歩く道は凸凹していて、正解はわからずに手探りで進んでいくしかなく、それでもアニメに関わりたいという意志を持って進んでいけば夢に手が届く。そういう話の筋としてはありふれた成長譚を細やかな人物造形と堅実な脚本で良いアニメにしてくれていた。「万策尽きたー!」「どんどんドーナツどーんといこう!」などのフレーズも印象に残る。ただアニメというフィルターを通してもなおアニメ業界ブラックさが滲み出ており「これは美談にしてはいけないやつでは」みたいな感もあって、アニメの放映スケジュールが狂うことがあちこちで頻発しているのを放映予定の変更とかで視聴者目線でも感じ取れるだけに複雑な気分である

放課後のプレアデス』(2015年

紛れもないジュヴナイルSFアニメの傑作。可愛らしい格好をした魔法少女たちが土星の輪に突入するとか太陽系外縁部を探査するとかブラックホールを反転させるとかのハードSF冒険を繰り広げるギャップがすごいし、荒唐無稽ファンタジイとリアル宇宙描写を融合させた映像美はアニメからこそ実現できるものだろう。ちょっと宇宙が出てくる魔法少女ものだと思って見始めたわけだけど土星の輪に穴を開けてエンジンを探し始めた辺りでガチSFをやろうとしてるんだと理解したし実際かなりSFだった。降着円盤温度まで考察されてるのすごくない……? そして根底には傷つきやすい繊細な心と他者を思いやる優しさが流れていて、映像の美しさと相まってリリカルさに心が洗われるような気持ちになる。放映終了後の喪失感は半端なかった。『サカサマのパテマ』と並ぶ2010年代SFアニメ金字塔ですわ。これが星雲賞を獲るべきだったのでは。

プリンセス・プリンシパル』(2017年

アクションのキレの良さ、百合描写の濃密さ、黒星紅白キャラの可愛さ、音楽テンポの良さ、細部の丁寧さ、どこをとっても娯楽アニメとして超一級の出来だったと言うほかない。特に5話の剣戟シーンはここ十年で一番の殺陣だと思う。梶浦由記オサレ音楽BGM美少女たちが流れるような作画チャンバラするの控えめに言って最高としか言えない。また「神は細部に宿る」を地で行くような作品であり、アンジェプリンセス手紙の遣り取りとか、脱出用の荷物に書かれた文字とか、さり気ない描写ひとつひとつに込められた情報量が半端なく、それによって世界観と百合に奥行きを持たせることに成功していた。アンプリ、いいよね……。劇場版むっちゃ楽しみ。

宇宙よりも遠い場所』(2018年

素晴らしい作品だった。2018年TVアニメ豊作の年でありゾンビランドサガ』『SSSS.GRIDMAN』などオリジナルの良作が次々と放映されたわけだが、なかでも別格だと思うのが『よりもい』。毎話毎話が最終回のごとき余韻を残し話ごとのメリハリも利いていて軽くシネマっすねという感じだったし、「先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない!」「友達ってたぶんひらがな1文字だ!」などの印象に残る名台詞の数々は記憶に焼き付いて離れない。花田! 神回しか作れずに恥ずかしくないのか? 視聴者を泣かせて食うメシは美味いか? なかでも特筆すべきは12話で、まさか受信メールフォルダを映し出した画面に泣かされるなんて思ってもみなかったアニメ史に刻まれる名シーンですわ。

さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年

岡田麿里が本気を出してファンタジイをやったらなんかすごいのが出力されてきた。失ったものいつまでも抱いてしま妄執とか、恋と愛の区別あやふやになって煮えたぎる思いとか、無理やり連れ出されて見せられた世界の美しさとか、そういったドロドロした感情を叩き込んだ闇鍋から人は互いに織り上げあう物語であるというテーマを掬い上げて観客の前にどーんと呈示してくる素晴らしい映画作品。ただただ名作と言うほかない。15歳しか離れていない不老の種族美少女なお母さんに育てられたいだけの人生だった……

『天気の子』(2019年

君の名は。2016年)で俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がってしまい、遠くに行っちゃったんだな……とゼロ年代に魂を囚われたオタクたちが訳知り顔でホロリとしていたところに投げ込まれた傑作。いや~原作PC版のクライマックスを忠実に再現してくれてましたね! 私は原作だと夏美ルートが好きで、彼女が晴れ渡った青空を見て浮かべる笑顔の爽やかさと、その青空意味を後続のルートで種明かしされて味わうことになる切なさがめちゃくちゃ印象に残ってるんですよね。でもやっぱりあの長編エロゲから1ルートを取り出して劇場アニメにするとなったら陽菜ルートになるのも納得がいくわけで(甲高い早口

……という感想を諸人こぞりて口にしはじめる辺り、完全にゼロ年代エロゲだったテン年代最後の年にゼロ年代を煮詰めたような要素てんこ盛りの作品を公開してしかもそこにセカイ系を力強く肯定するオチをつけるわけですよ。ゼロ年代の亡霊が昇華された感があり、なんというか新海誠すげえわ、一生ついてくわ。

2019-11-03

宮崎駿定形って宮崎駿以外が使ったら大惨事よね

例えば謎の多い女の子を拾うボーイミーツガール健全空気感アニメで、敵として強い女ボスママーって感じでついてる男子分たちがいて、空を飛んでみたいな事を宮崎駿以外がやった時の安っぽさは酷いし面白くならんやん。

よく見る展開でも面白くなる系統って結構あるけど、宮崎駿っぽい展開って他の人は使えんとこある。

2019-08-11

天気の子2回見た雑感

君の名は。」旋風が落ち着いたころに自宅で見て、

最近アニメすごいな、流行るだけあるな」と思った。そういうレベル人間視点

セカイ系とかは知らない

ネタバレは多分少しあり


一回目(ひとりで)

面白かった、けどストーリー上ひっかかる所は多く感じた

映像美に見入った、雨の描写の大変さは素人でも想像に難くない

・気になったのは

 「ホダカ無茶苦茶しすぎで正直引く問題

 「キャラの背景描かれなすぎで厚みない問題

 「なんだかんだご都合主義蔓延ヲタク臭プンプン問題

・総じてネットでよく言われてるやつ。まあ「そういうもんだし」で片付くので大きな問題はない。

・あえて悪い言葉でいえば「幼稚」な印象をもった

・でも抗えない魅力があった。男の子女の子が互いの名前を叫べばそれだけで立派な物語だ。

 いわゆる「ボーイミーツガール」のエモの強靭さを思い知る。

抗えず二回目(ひとりで)

おしっこしたくてたまらなかった

・開始前にトイレ行ったのに、少人数+冷房のパワーで思考キャパ尿意によってみるみる浸食されていった

夏美コーヒーやらビールやらごくごく飲む頃にはすでに漏れそうだった

・でも頑張った。同じ映画を二回見る経験なんて初めてだから、なんとしても失敗するわけにいかなかった

・それがもう失敗であった。エンドロールが始まるや、慎重にかつ速やかにおずおずと情けなく退出したのは私です

陽菜かわいいよ陽菜

 一回目の視聴では「いやいや、出会ってからホダカがなんで陽菜に恋したかが貧弱すぎて感情移入できねー」と

 思っていたが、冷静に考えればこれほど魅力的な女の子日常に現れたら好きにならないはずがないのだった。

 君じゃないとないよ、意味は一つもないよ、と。そういうこと。

 二回目ってことで「陽菜はいから自分の体の変化を認識してたのだろうか」という視点が持てた。

 太陽に手をかざす描写がこれでもかと出てくるんだけど、一回目と意味合いが全然違って見えてくるのね。

 あとあんまり喋ってない気がするんだよね陽菜。気のせいかセリフ少ないと思う。もっといろんな声聞たかった。

 陽菜最後最後、どういう感情だったのか、これがもう少し描かれていてほしかった気はする。

 当事者として彼女葛藤は誰よりも大きいはずなのに、基本的にホダカ視点からなこの映画

・凪、かわいいよ

 言わずもがなの、センパイ然とした大人顔負けのサービス精神子供の無邪気さが共存する魅力的なキャラ

 一回目の視聴では釈然としない部分に気を取られてかそこまで感動しなかったけど、

 二回目は凪先輩のパンチライン「姉ちゃんを返せ!」で涙を流させていただきました。

 でもなんで凪先輩はあのビル来れたんだろうね

 あとこのキャラは抜群に声がいいと思う。声優とかわからんけど演者の方もっと評価されるべき

・声がいいといえば、ホダカ。これはすごいことだ。

 序盤の「帰りたくないんだ」で見せる弱さは胸を突くし、なにより終盤の叫び連発に込められたエモさはヤバイ

 叫びってのは基本的には耳障り悪いはずなんだけど、ホダカの叫びは淀みない真っ直ぐな感情が乗ってて

 聞き手の心をぐいと動かす力がある。最優秀ボイス賞。

 一回目は「いやリーゼントとかあり得ないし」と冷めた部分もあったが、この良質な叫びのおかげで二回目は変に引くことなく楽しめた。

・総じて二回目は話の流れがわかってるだけに、キャラ感情の動きに注目して見ることができた。

 (これはこの作品に限らず、そういう楽しみ方があるという発見

 スガさんとかね、「実は奥さん晴れ女だった」考察話題になってたけど、そういう視点で見るとなかなか面白かったり。


さすがに三回目はないけど、機会あれば見たいし誰か誘ってくんねーかなくらいに思ってる

言うほど賛否両論ではないと思う

好きな人と見るよりは、見たあとで好きな人のもとに全力で駆けつけて、もう離さない!とかしたくなるそんな映画

処女とか童貞ではない初めてが大事

性の話ではない。物語の話。

この世にはいろんな作品が溢れている。その多様性は認めるべきだし無いとつまらない。

が、しかし、個人的意見ではあるが

ボーイミーツガールをして別のパートナーができる話が納得できない。

いや納得しようとはしてる。でも好きじゃ無い。

恋愛関係では無かったんだよ…って説明も分かる。

だがそれなら、別の相手を付けなくて良いと思う。

これが短編なら傷が浅い。しか物語が長くなるにつれてそれはどんどん深い絆になっていくと、もうこいつにはコイツしか無理だろうという思いになっていくのだ。

恋愛ものでも同じだ。三角関係になれど最初プラグが立ったほうとくっついてほしい。

後で人気が出た方とくっつける三角関係にするならいっそ三人同時にそこに表れてほしい。せめて一話で全員出てきて欲しい。二話じゃ嫌だ。一話がいい。

まらない物語ができてしまうだろ?という反論も聞こう。

しかしそうでなければ、どうしても受け入れにくいのだ。

ハーレムものでも最初フラグたったひとが良いんだ!

これは主人公のみに適用されるものではなく、脇役などでもちょっと仲良さげな感じを最初に見せた相手以外とはやだ!と思ってしまう。

一途が好きとも違うかもしれない。意識し合って無くても良いから、くっつくならこの子とこの子ねとわかりやす提示を求めているのかもしれない。

考えるのが楽しいんだろって?いやまったくそこは全然楽しくない。

どうしてだろう。ちよっと変なのだろうか。

処女童貞でなくても、作中で現在時間軸で、最初に関わった相手がいいのだ。

例外もある。

個人的十二支少女漫画。あれは早めにフラグを立てて、説明に長く割いた部分が好感持てている。でも過去作だから割り切れてるのかもしれない。当時に最初から読んでいたらありえない!と怒っていたかも…。

処女厨ではなくて、なんていうんだろうな。なんていうんだろうなこれ?

恋愛ムーとかほん怖とか

恋愛コンテンツを好きでいるけど恋愛という感情にであったことはない

それはムーを読んでる人やほん怖ファンの人たちとおなじような気持ちかもしれなくて、信じることと好きでいることは違っていても良いのかも、という話

ムーほん怖ファンも、事実だと思って読んでる(観てる)わけではなくても、「でももしかしたら…!」みたいな気持ちを持っているんじゃないかと思う。その気持ちわたし恋愛コンテンツを楽しんでいる時の気持ちにす〜〜〜〜ごく似ている

世の中の人たちって、エンターテイメントとしての恋愛が好きだよね

じゃなきゃ月9流行らなかったし、少女漫画なりBL二次創作流行らなかったし、ボーイミーツガールという言葉も生まれなかった

我々が目にしている恋愛コンテンツってすべからく美しい。関係性の帰結として成就する瞬間の多幸感といったらない

なんなら友達が誰某と付き合うことになるまでの過程を見守るだけでもやたらと楽しいし、学生の頃なんてみんながみんな誰かのこと好きだったりして人生楽しそうでいいな〜と思ってた

だけどわたしは今だに恋愛というものを知らないし今後も出会う予感もしてない

それは、ツチノコに会ったことはないし今後も会う予定はなかったり、幽霊に会ったことはないし今後も会う予定がないのと同じことなのだと思っている

恋愛というものを信じてないから見えないのか、本当に存在しないから見えないだけなのか知りたい

まあ実際問題恋愛とかものを実感として得ている人っているの???

フィクションで得た感情は入れないでほしい、それならわたしにもわかるから

恋愛体質の人に出会うと、わたしこそがツチノコだったのか???と思う、それなら一生探しても出会えないし

そういや何かの作品で、「みんな本当は愛なんてわからないくせに手に入れたもの必死に愛だと言い聞かせて自分を納得させて生きてる」みたいなことを言ってたんだけど、そういうのを聞いちゃうと、やっぱりわたしの考えてることは世の中的にも間違ってないのかも…と思ったりもする

何よりコンテンツとして主流になっているのが、非実在根拠のような気もする。ムーだってほん怖だって女性誌だって、触れられない世界からみんな欲しがるんだよね?だったら恋愛コンテンツもそうなんかなって思った

でも最近少女漫画の売れ行きが悪いとか、女性誌が売れないとか、月9視聴率悪いとかなんとかで、本当にツチノコになる日も遠くないのかもね

だって現にわたし恋愛をしてなくてもそれなりに楽しくやってて、愛とかいもの物語を通して知っているし、体感することはなくてもそれが大事なことだと知っている

問題は、世の中が恋愛をもてはやさなくなってもなお、恋愛という概念存在しうるのかってこと

2019-07-28

天気の子秒速5センチメートルとその他作品など

位置

ボーイミーツガールやって別離・再会やるなら定番

大人

"大人"を振りかざして感情に蓋をする感じは典型という感じか

此岸彼岸

天気の子の非常にうるさいプロダクトプレイスメントが効果的で良かった

草原に寝転ぶ女の子

これについてはまた考える

大丈夫かどうか
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