はてなキーワード: 劇中劇とは
今まで自分のいた世界が狭いからか、「犯罪臭」っていうのは「これヤベェ警察呼ばれるわwwww」っていう感じの賛美寄りのギャグみたいな扱いだったけど、
初めて触れた女性向けの界隈で「これ犯罪臭がするからヤダ」という意見を見て、「えっ、犯罪臭って良い意味の言葉じゃないのかな」と思った
本当に「犯罪臭」及び「犯罪臭のするシチュエーション」が女性にはネガティブに受け取られるものだったら、今後は考えを改めようと思う
発端としては、自分が女性向けのゲーム、「アイドルマスターSideM」の音ゲー版(LIVE ON ST@GE)をプレイしてて、
そこで「DRAMA ON ST@GE」っていう、劇中劇の配役をプレイヤーの投票で決める企画が現在進行している
(アイマス界隈で言えば「茜ちゃん絶対に島流しにするからね」の企画と同じようなもの)
その配役には「軟禁する/される役」があるけど、昨日の中間発表で、最も投票された配役が公開された
公開された配役では、
となっていた
この結果に対して、自分の観測範囲では「逆じゃなくて良かった」「少年側が軟禁されてたら犯罪臭がして嫌」っていう意見が多かった
何故自分がこの件で狼狽えているかというと、自分は「軟禁する役は成人男性(信玄誠司)」「軟禁される役は少年(姫野かのん)」という配役で投票していたからだ
「少年は可愛いから、囚われのヒロイン的役柄の方がしっくりくる」と思っての投票だった
犯罪臭がするのは分かっていたけど、「フィクションだし」と考えていた
自分なりに嫌がる女性側の理由を考えたけど、「成人男性が少年を軟禁する」というのは、「非力な人間が力のある人間に支配される」という状況に立ち易い女性側にとって嫌なリアリティがあるのかもしれない
もし「犯罪臭」及び「犯罪臭のするシチュエーション」が女性にとって嫌だったら、今後投票する配役は変える予定(軟禁する/される役についてはそんなにこだわりがないから、どっちも年少者にするつもり)
元増田です
トラバやブコメでたくさんの修学旅行回をおすすめしてもらえてすごく嬉しい ありがとうございます
教えてもらったものこれから読む楽しみができてほくほくしてる 読むぞーー!ってなっている
「わたモテ」は「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」で合ってるかな
(少女漫画に略称が同じになる「私がモテてどうすんだ」というのがあります※旅行回あり)
2巻まではたぶん読んだけどその後の面白そうな展開をおすすめしてもらえてよかった、ぜったい読みます
「スマイルプリキュア!」もそんなに楽しいのかー!と思ってめちゃくちゃ気になる
私のプリキュアはYes!プリキュア5で止まってるのでそろそろ更新したい
「とめはねっ!」「古見さんはコミュ症です」のおすすめコメント読んで、
その人物それぞれの特性や得意、能力がいつもと違う場所で発揮されたりそれを見ることで友達の新たな一面を知ったり見方が変わったり信頼が深まったり
ふだん交流のそんなにない子とちょっとしたことがきっかけで関係を深めたりするところを見るのも修学旅行回の醍醐味だなって改めて思いました
「あずまんが大王」は読んでたはずなんだけど、修学旅行回の覚えがないということはその巻まで到達してなかったんだろうか(なおよみちゃん派)(よみちゃんはかわいい)
アニメでも修学旅行回があるみたいだからこれを機に両方改めて見てみたいと思います ところでアニメは音楽がすっごくよかった
グリーンウッドは手元にあるので今晩から久々に少しずつ読み返そうかなと 「スプリガン」も絶対に読むすごく面白そう
>河原和音『高校デビュー』を挙げようと思ったら同作者さん『修学旅行』って短編も描いてたっけ
河原和音先生作品もいいですね…修学旅行関係ないんだけど、私は「天晴(てんせい)」がとても好きです
おもしろいよね…すごく好き
>僕は文化祭回が好き。
私も好き いいよね それぞれの学校でかなりやることが違ってたりへんなジンクスがあったり踊ったりあれこれの展開が見られて楽しい
夢路行という現在はレディース誌で活躍してる作家さんがかつて少女誌で描いていた文化祭の描写がすごくいいです
画面も静かで淡々としてるけどちゃんときらきらしててすごく大事な時間が流れてる感じがあっていい
太めというレベルでない本当に太った女の子が主人公の恋物語の短編「踊りましょうか」、
それと龍のうろこを飲んでしまった女の子の話の中編「荻の原日記」の文化祭描写が特にとても楽しそうでいい
>とりあえずやっとくかーみたいなのも多くて当たりはずれ大きくね 文化祭で劇中劇やるよりはましだが
確かに当たりはずれはある
「彼氏彼女の事情」は念入りな修学旅行回(長い)とストーリーに関わる念入りな文化祭の劇中劇(とても長い)のダブルコンボがある「当たり」のほう
>糞みたいなハプニングとサービスシーン見せられるだけだろ何が面白いんだと思って読んだら、
出てくる作品群に走馬灯みたいに情景が浮かんできて涙出た。ありがとう増田。週末、吉野朔実読み返そう。
「修学旅行回」と聞いて想起される内容がその人の観測範囲というか普段読んでいる漫画のジャンルで結構違うものなのかな、
というのは今回すごく感じて一概に分けられないけれどおおまかに少女漫画
(そのうちでもラブコメとそうでないもの・掲載誌のカラーによってかなり内容が違う)と少年漫画(これも掲載誌によるだろうか)では
物語を構成する要素が相当異なるのだろうな、という風に思った 確かにテンプレのハプニングやラッキースケベ展開の多いもの、イベント消化回的なものも相当数あって
同じようなものをたくさん読めば確かにだんだん飽き飽きしてくるのかも それでもやっぱりどこかに「特別」な要素があってそういうものを見つけながら読むのがすごく好き
私は今まで読んだ少年漫画では、ゆうきまさみ作品以外では「エンジェル伝説」をすごく愛しているんだけど、すごく時間経過の範囲の短い作品で
あれに修学旅行回はなかった あったらどんなかなあ…読んでみたかったな、といまでも想像したりします
吉野朔実の「記憶の技法」は楽しい、という方面ではない修学旅行回かつひとつのある「旅」の漫画として大傑作で
あの内容をよく一冊分の紙幅でできるものだと読むたび惚れ惚れするサスペンスフルだけどすごく静かな一編で
少女漫画、女性作家に興味のない人にも一度読んでみてもらいたいです 吉野朔実作品はとてもとても良い(お好きな方がいてすごく嬉しい)
あと書ききれなかった部分では修学旅行ではないけれど旅のある作品として猫十字社「小さなお茶会」があった
夫婦生活は幸せそのものだけれど突然どうしても一人になりたくなって汽車にのって赤い屋根の家がいくつか連続していたらそこでおりよう、とか
列車のなかの物売りの描写とか駅でのお茶とか自分たちでつくるおみやげの特別さとか細やかなところがすごく心にひっかかってくるかわいいきれいな作品
星野架名「青い銀河の夜明け」は地球をなくした高校生たちが自分たちの身ひとつ校舎を宇宙船にして自分たちの未来を探して宇宙を飛び回って旅するSF
窓の外に宇宙があって茶道室で布団敷いてそこで寝る、みたいな画面が楽しい 星野架名作品はいいぞ 絵もかわいいです
最初の劇中劇がワンカットであるというところが最大のサプライズで、だからこそ確認するために口コミで何度も見たくなる作品となったんだよ
「なんだこのアマチュアゾンビ映画」→「へーワンカットってていの劇中劇だったのね」→「えっほんとにワンカットだったの?確認しなきゃ」→「ほんとにワンカットだ、すげー」ってな
前評判で七海の珍味を期待していたら、ハンバーグどころか卵焼きでした的な。
ただ、卵焼きとしての作りは上手かった。
「構成がすごい!/後半がすごい!」
劇中劇の構成なんて珍しいとも思わないこともあり、「何かのパクリっぽい感覚」がどうしても抜けなかった。
家族の連携はわかるけど、ドタバタすぎるのか役者の格か、キャラクターとか背景の掘り下げがあまり…という感覚。
伏線回収というか、劇中劇からくるとこういう形になるよね。と。
三谷幸喜とか、宮藤官九郎とか、そういうハンバーグ作るのが上手い人は他にもいるので。
「編集がすごい!」
お金ないのにすごく工夫したんだなというのがエンドロールでも伝わってきて、それはすごく良かった。
こんな感じの感想。
「前半我慢して見て!」って言わなきゃダメなところも不安感しかなく、作りはいいけど、前半も客を惹きつけられないようではエンタメとして超一流とは言えないかなと。
まず最初の長回しの時点でめちゃくちゃカメラマンの主張が強いから劇中劇であることが肝ではないだろうとは思った。
あそこで強烈に違和感を押し出してるってことは裏を予想しながら見てねってことだろうと思ってそれなりに見入ってたけど、実際単なる答え合わせの域を出ない、発想的にはっとされられる瞬間がなかったしカタルシスもない。
例えば最後のところなんかは、高い建物もないところで俯瞰で撮ってるってことは人が持ち上げてるんだろうなと分かってしまうし。
笑いもなんか汚いし別に面白くない。長回しのところのポンだけ笑った。
キャストも演技が下手だから劇中劇でもドキュメントパートも大して変わらんし、あまりに下手だから本気で途中までさらに上の階層があると思ってた。
全体的に同人レベルのオナニー見てる気分だった。学園祭とかで見たら頑張ったねって思えたかもしれない。映画賛歌ならもうちょっと演技どうにかすればいいのに。
私には合いませんでした。
実は人間だった
実は父親だった
実は地球だった
実は死んでた
実は生きてた
実は自分だった
実は夢だった
実は現実だった
実は劇中劇だった
実はシミュレーションだった
実は心の中だった
実は未来だった
実は過去だった
実は同じ時間軸だった
実は違う時間軸だった
実は時間の進み方が逆だった
実はループしていた
実はループしていなかった
実は参加者にまぎれこんでいた
実は偶然ではなかった
実は双子だった
実は三つ子だった
実は入れ替わっていた
実はグルだった
実はグルじゃなかった
実は本当のことだった
実は作者だった
実は読者・視聴者だった
追加意見募集
以下追記
実は違う性別だった
実は人間ではなかった
実は生き物ではなかった
実は神・創造主だった
実は同一人物だった
実は同一人物ではなかった
実は現代だった
実は地球ではなかった
実はもう一人いた
実は一人二役だった
実は二人一役だった
実は多重人格だった
実は血がつながっていた
実は血がつながっていなかった
実は敵、スパイだった
実は妊娠していた
実は妊娠していなかった
実は妄想だった
実は同じ場所だった
実は違う場所だった
実は大人だった
実は子供だった
実は影武者だった
実は影武者ではなかった
一つ一つ返していくから下記に上げた事以外あったら言及かブコメして。
人ですら無い艦船やお城や花を美少女化した作品を認めておいて何をいまさら。
Fateのキャラなんかほとんど偉人しかいないけど、そんな不満が全く出ていないじゃん(信長とか性格が悪いだけにされた全くの別人なのに)
重み?手塚治虫の歴史が織田信長や、それこそ三国志の諸葛亮孔明や、アーサー・ペンドラゴンより歴史が重いとは恐れいった。
敬意もなにも手塚プロダクションが協力しているのでしっかり手塚プロダクションと精査してできあがったデザインですが…。
それはわかる。
俺は艦これとかとうらぶとか「擬人化になってない萌え(イケメン)擬人化」ものに毎回辟易している者だが、なぜ手塚治虫キャラの場合だけネットで反発が大半になっているかが確かに疑問
自分は擬人化は大賛成だけど、言いたいことはこの人の「なぜ手塚治虫キャラの場合だけネットで反発が大半になっているかが確かに疑問」に近い。
リスペクト感じない擬人化(特にいいたいのがガンダム。コアファイターシステムを無視しすぎ。一番重要だろ。)なんか鬼のように見てきたけど、あまりにもこの手塚作品は叩かれすぎていると思う。
なんでもいいから、自分が好きな作品(絵のあるやつね)を一つあげて「これがどういじられても(○○化されても)私は何も思いません」と宣言してみてほしいな。
びっくりするぐらい愚問。むしろ、この質問で今回の騒いでるやつの気持ちがわかったまである。つまりは同一視しすぎている。全ての世界が全て同じカメラで撮られるべきだと思っているのだろう。
アイドルマスターが大好きで特に如月千早、その中の人ミンゴスは俺をオタクに引き込んだものだが、ゼノグラシアを普通に許せた。アイデンティティの72が奪われてもなお。アイドルマスターシリーズの如月千早とゼノグラシアの如月千早は同一人物だったとしても世界とカメラが変っただけだから。
如月千早はミンゴスしかありえない。ミンゴスなくして如月千早はありえない。これはもう大前提よ。でも、それはただの歴史だ。今井麻美が如月千早に影響を及ぼしたとしても、如月千早という人物は今井麻美に依存しておらず、劇中で如月千早は今井麻美だと設定もされていないはずだ。
そして、如月千早をゼノグラシア世界のカメラを通してみたら清水香里の声がして巨乳にみえるだけ。(自分はゼノグラシアを「アイマスのアイドル達がドラマ出演でゼノグラシアを演じた劇中劇だと思っていることもあるが。)
これに近いのが、ガンダムWゼロのTV版とEW版である。ゼロはEW版で特徴的な羽を得るが、設定上では同一の機体という事だが、これを許せる人のほうが多いだろう。
それのどちらが好きなのかは個人の感想なので別にいい。ただ、それで「千早は72じゃないと許せない!」とか「EWはTV版のゼロを使っていないのが許せない」なんて人は居ないだろう。最も、前者に関しては「ゼノグラシアの如月千早は別人である」として受け入れている人のほうが多いが。
リスペクトが足りていただけと思われるからこれだけははっきり宣言するが、例えばガミPが引退し、バンナムがアイマスにすがりついて古参を釣ろうと、公式で続編をだし如月千早25歳といって72が崩れ去り、例えばF91になっても全然許せる。綺麗な青髪が美希の金髪になっても許せる。(受け入れるか別として。)
なぜなら俺は如月千早のファンだからだ。受け入れられなかったら、ちょっとアレは受け入れられないといって、現行のアイマス2(アニマス)の如月千早を愛するだけである。その受け入れられなかった如月千早を受け入れる人が居てもなんとも思わない。なぜならその人も如月千早のファンだからだ。そこに何の違いもない。「違うのだ!」と言わない。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 76 | 33728 | 443.8 | 55.5 |
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5578297(4277)
全員ビンタな
「カメラを止めるな!」というタイトル、冒頭30秒での劇中劇という概念の提示、カメラ目線での「撮影は続ける!カメラはとめない!」、「いったい、ここで何が起こってるんですか!?………いったい、ここで何が(バンバンバン)」とか、
数えたらキリないくらい丁寧に気づかせようとしてくれてんじゃん
屋上行って、不自然に長い悲鳴とか、こうちゃんお願いやめてとか、こんなところに斧がとか、どういう気持ちで見てたんだよ 笑いどころだろ
予告編みたかよ?お前らの言うところのネタバレを制作サイドがしちゃってんじゃん あのアイデア一発は知った上で見てくれていいぞってことでしょ
どんでん返し中毒のパンダどもがよーー 笹でも食ってろよクソがよーー
とにかくこの映画は「ONE CUT OF THE DEAD」が、一本の作品として面白くて、カメラを止めるな!の一部として面白い、ってところがすごいんでしょうが
ついでに書いとくと
「撮影は続ける!カメラは止めない!」で客にカメラの存在を意識させての、「あれそういやカットなくね?嘘だろバカじゃねえの最高かよ」って思う体験な!(ついでに 日暮「いやいやー、びっくりしたー。そんな無茶な企画あるわけ…」俺「あるわけ…!!」)
あとはまあなんかご存知の通りですわ
楽しかったね
パンフレット読んで「湿っぽい人間ドラマは限界まで削ぎ落とした。」そう!!!それ!!!
エンドロールの役者の笑顔からの本物の裏方は、作品のきれいさで言ったらうーーんてとこはあるけど、処女作でこんなすごいもん撮っちゃったらしょうがないよね
冒頭のシーン→ONE CUT OF THE DEAD→カメラを止めるな!ってきて、もう一つ上のレイヤーを予感しちゃうけど、それをやったらちょっと鼻につきすぎるもんね それが上田監督およびスタッフってことで
書きたいことをこれぐらいっすかね
ド素人だし金を払ってるわけでもないが、これだけ時間を割いたら多少偉そうに感想を書き連ねてもいい気がしている。
あくまで1話の感想なんで、2話以降どうなってるかは関係なし。
何かと思ったら映画を前にしたスピンオフらしい。劇中劇というかドラマ中ゲームの話で最後までいくのだろうか。ゲームだからヒロインがいくら変な行動を取っても共感性羞恥心を煽られずに楽しめたりはする。
これも映画を前にしたスピンオフらしい。盗み聞きするヒロインという設定なら、いっそ彼氏を掌の上で転がすくらいの方が好み。
ターゲット層の娘がいるわけでもない大人として特に興味を引くところはないが、生活をどこまで覗き見られてるかわからないのは結構恐怖じゃなかろうか。
男子に雨の中一つしかない傘を貸されて感謝はしても申し訳なくは思わないヒロインってお姫様気質だな。
15分枠の中で時系列がごちゃごちゃしてるのはともかく、最初に学生になって登場してる……以前にそもそも主人公であるヒロインが無事に生まれるかを最後の引きにされても。母体が無事かならともかく。
真面目に見るにはB級臭いが、笑って見るにはノリが悪くて性暴力の描写が重い。
美形がキョドり主人公を演じるドラマは最近色々あったが、中村アンはそりゃ藤原竜也には並ばないにせよ意外と表面的でない良い演技。
目覚めたら松坂慶子になって……はないが時間が飛んでるという設定はそれなりに興味を引く。
ホモソーシャル感が苦手と思いつつ、池松壮亮の顔ってちょっと杉咲花っぽい可愛さがあるなと思ったりした。
5分枠という短さだから、15歳の娘に男子と2人暮らしさせる親も、いきなりキスする男子も、それに対する娘の反応もみんなおかしくたって仕方ないのだろう。
丁寧に人物を描いてる印象。ドラマで看護学生ものはそういえば初めて見るか。医学生ものも『輝く季節の中で』『ヴォイス』『動物のお医者さん』『向井荒太の動物日記』くらいしか思い出せないが、医療+青春ってドラマ向けの題材では。
学生の中に井森美幸じゃなかった酒井美紀がいるのはいいが、男子はいないのだな。
オタク向けに閉じたノリではなくオーソドックス(悪く言えばベタ)な新米お仕事ものとして、ちゃんと作られてる。戸松遥の演技くらいがツッコミどころ。
主人公の声優としての才能を感じさせるのに八百屋の営業という形で芝居に加えて歌とサービス精神も描いたのは、現代の声優業の幅広さに対応してるのか。アニメに疎そうなので、深夜のエロアニメとかどう思うのか気になったりはするが。
ところどころクスリとさせられるものの、コンゲームとしては巧妙というより力業。
『真田丸』で鬱陶しいイメージを逆手に取りながら一新した長澤まさみは、何となく自分の中のポジションが吉高由里子に近づいてる。
逮捕されたのは兄なのか? 指名手配犯かと思って混乱したのと、せめて「はんにん」じゃなく「ゆうかいはん」と書いてればと思わずにはいられなかったものの、映像がフィルムっぽい質感で雰囲気を盛り立ててる。
後味の良い勧善懲悪的な事件ものとしてこの先もいくのだろうか。手堅い作りだし、主人公の青臭さを周囲が諫めてもいるものの、もっと割り切れない事件にぶつかってくれる方が好みではある。
執事属性でない人間にとっては凡庸なミステリー。殺人の動機も弱かった。あと災害情報みたく他番組の宣伝をL字で入れるのは印象悪過ぎる。
ただキャスティングの工夫は『シグナル』との比較もあって評価したい。
中谷美紀は専業主婦が似合わない女優だが、おかげでホスピタリティに欠いた者同士がくっついてうまくいかない夫婦という設定が必要以上に表現されてる感。仮に妻が専業主婦にならなければ戦友的な関係が芽生えたりとか……いや、とっくに別れてるか。
怖いユースケ・サンタマリアといえば『火の粉』では怒鳴る演技が弱点だったが今回はどうか。
ささやかな人間ドラマに料理を絡めてほっこりという、あまり興味の湧かないジャンル。店名の由来を2度語る必要はあったのか。
足立梨花の使い方が凄い。彼女には失礼かもしれないが、これ以上正しい使い方はないんじゃないかと思える。さらに男たちの閉塞感と下衆さが生々しくて、嫌な気持ちになりつつ引き付けられた。
『家売るオンナ』……いや『女王の教室』の会社版か。死人が出かけた以上最終的にきちんとデビルを否定してくれないと倫理的に問題だし、会社にとってもリスキー過ぎるだろうとも思うが、リスクを描いただけ倫理的と言えなくもないか。面白い作品であることは否定できない。
無駄にエロが挟まると思ったら主演女優が蒼井そら。サスペンス性でそれなりに引き付けられはする。
とても捻りのないタイトルだが、立て直しものの王道っぷりは悪くない。駄目なところから始まることへの苛立ち防止にもう少し笑えても良かったかもしれないが。
くっきー演じる強面のフロントマンは配置転換しない解決案だと夢があると思う。
題材の目新しさとビターな味わいは良いが、意外と地味で淡々としてるので、今後の話にバリエーションがないと飽きるかも。
井上真央のはあまり憶えてないが面白い。漫画的に誇張された設定はベタな面もあるのだが、マイナスにマイナスを掛けてギリギリプラスにしたようなヒーロー造形の際どさとか、常識知らずを笑わないでくれて嬉しかったというエピソードの共感力とか、作り手の上手さが光る。杉咲花の演技も、コメディらしい誇張は少ない代わりに心情がよく伝わる。
しかしファミマはあの男性店員の描写をよく許したな。あと福士蒼汰と思いきや中川大志な本編の間に入る、中川大志と思いきや福士蒼汰なCM。
いきなり中山美穂を殺したのは良いとして、Wヒロインを霞めんばかりに中年男優陣が厚いのは良し悪しとして、密室作って貰っておいて今更母の愛を知って涙とか、「文字の神様が降りてきたわ」というふわふわした決め台詞とか、「文字に関する理論は番組のオリジナルです」って本当に空想かよとか、色々微妙。
切ない汗のアニメの記憶はぼんやりあるが原作は未読。復讐劇はこれからだが、前振りとしては申し分ない悲惨さ。ただ原作を読んで翻案っぷりを見る方が楽しそうな気がする。
冒頭に暴力描写の警告がありバイオレンスを覚悟したが、中森明菜の方の『ボーダー』1話ばりのスプラッターだとは聞いてない。痛そうなホラーが好きな人向け。……深夜じゃなくプライムタイムにあれをやった『ボーダー』凄いな。
引き裂かれた恋とか忍者とか拳銃とかおじゃる篠井英介とか色々見所はあるのかもしれないが、ごめん基本的に時代劇苦手(ということを乗り越えるに至らず)。
野々すみ花は好演だが、なんで辻斬り男にそこへ来いなんて言った?
とても普通なアラサー女性群像ドラマ。等身大という意味の普通でなくドラマとしての普通。
中川翔子がアニキと言うよりボクっ娘って感じなのは、夏菜とのキャラ分けにおいて計算通りなのだろうか。
「あれから色々ございましたが」って千の眼になった人のことか!とツッコんでたら『下町ロケット』に喧嘩売り始めて見上げた根性。
最後の救いは強引だったものの、辛口ホームドラマとして安定の出来。
タイトル、ラノベ感はいいとして弁護士で弁が立つのは普通では。
ネット民が好きそうな企画だが、学校という内輪のやり方を不合理と叩き斬ってスッキリという単純な話ではなく、弁護士は人間の機微を理解しないドライな人間というわけでもなく、安直な構図は避けられてる印象。
「なりたかった派、なんとなくなった派、それとも仕方なくなった派、どれですか?」という台詞やそれに台詞で回答しないあたり、上手い。
単発ドラマの続編ではなくリメイクか。設定やキャストの変更はあるし、尺が違うから単発よりも話が進むと思うが。
単発は随分偏見めいた内容だったが、連ドラになってもポリコレ度を上げることはなく相変わらずっぽい。
医療ものとしての緊張感に結構なダークさが加わって面白い。『振り返れば奴がいる』を彷彿して、千堂あきほは彼女で中村あずさは彼女で西村雅彦はトゥビコンだと退場が早すぎるからキンコメあたりかななどとも楽しんだり。
主人公が辞表を賭けて戦うのはメタ視点で相手の分が悪すぎて興醒めと思いかけたが、いっぺん相手の手術を成功に見せるのが一工夫だな。
願望充足ファンタジーとして特定のターゲット以外相手にするつもりはないのだろうし、あれだけスピーディにキスまで持ち込む男子はきっと血が止まるのもスピーディでシャツが汚れたりしないのだろう。
えっと、何の共通点も関わりもない4人のドラマを「末路」という言葉で無理矢理1つのドラマにしただけだったりする?
これがラストかと思って見たら1話じゃなく宣伝だった。5月以降スタートのは対象外とさせて頂く。
結局どれを特に気に入ったのかと言うと『花のち晴れ』『Missデビル』『ブラックペアン』『弁護士が学校でほえる』『噂の女』。あくまで1話でだが。
一人は楽でいい死にたくなるけど死ぬ意味もないから一人なら死ななくて済むと思いませんか?私にとって死は復讐の手段でそれは多分自分が愛されているはずという傲慢な思い込みの上に成り立った醜い子供の妄想をここまで持ち続けてしまった私・という存在、自体が悲劇、という劇中劇の様相を呈し、らせん状に渦巻いてどこまででも降りていくような感触がします。
とはいえ、私は今日もみっともなく生きていて私と死んだ人たちとの違いは何か?というと私は死んだ人たち・死にたい人たちのことをすべからく軽蔑していて、憎くてしかたないような気すらする日があるというのが正直なところです。
死んだ人の方が死にたい人の方よりはずっとましです。声も上げず死んだ人はなおいいですが、狼少年が如くじわりじわりと死にじゃれつき近づき気が付いたら後戻りできぬほど脚を絡め取られていたような死に方はみっともなくてたまらないように思えます。
なおわるいのは生に抱かれすがりつきながら死の方を胡乱に見やる自分、その自分を見て欲しくてしょうがない人々、そういうものです。精神的に辛かろうが何だろうが知ったことはないです。この世に精神的に辛くないということがあるでしょうか。至福の夢の中ですら頭にひっそり醒めた光が差してしまうこと以上にふしあわせなことなどあるでしょうか。みんな自分が肝要と、思っておきさえすれば傷つかないのに、どこかでふっとこの人はおのれよりわたしを優先してはくれまいか?と期待する、それがために精神が辛いという例の膠着状態に陥るのです。
ああ私はお医者様になればよかったなあ!
ひとの外側はなおったなおらぬがわかりやすくて良いです。傷だらけの人間にこそ価値があるようなことが一目でわかる。
死ねばそれまでと認めて終えばいいのに、たましいの話何ぞ始めるからややこしくなってしまうのです。「でも・たましいには・価値がある」というような話は無意味です。たましいなど。
たましいにあいた穴を誰が塞げましょう。よしんば、穴の有無など誰が見分けられましょう。さらに言えば、相手が本当にたましいを持っているのか、如何やって判別しましょう。馬鹿げています。
私たちみんな、「みんながたましいをもっているといいなあ」という稚児のふやけた妄想の中を生きているようです。たましいがあるからこの世は苦しいと、この子はまだ知らない。教えてやらなくてはなるまいよ、と私は思います。