はてなキーワード: 劇中劇とは
ファーストシーズンだけ見終わった後これがあまり話題になった気がしなくて何でかなと思って
これは人気でんわ
ただし評価する部分はある
簡潔に言うと「劇中劇の登場人物たちが、自分たちが劇中劇のキャストであるということに気付く話」
演じている役者じゃなくて劇中劇としての話の中のキャラクターたちが
それを認めた上で生きている自分たちは本当だと意志を持って生きていく話
大抵劇中劇って演じてるのを自覚してる俳優や演者が現実世界の楽屋で普通に生活しているけど
これは劇中劇のキャラクターたちにとっての現実がその劇そのものという話
ネタバレとかを見て回ってやっと理解したから最終話だけでここまで気づくのは難しいし
ロジャーの記憶やメモリーに対しての「違う!」という繰り返される否定が良心的にさえ思える
シティが舞台として作られた存在やロジャーはアンドロイドなのか?というのは全てミスリードで
世界そのものが作りものだったことがはっきり分かるのが最終話のみという構成
つまり誰がアンドロイドか人間かという考察そのものが意味がなくて
エンジェルという監督が作り出した世界にすぎない、40年前が最初からなかったというのはそういう話
ロジャーが受けた交渉というのは嘘偽りの世界で生きる人たちにも誠があるということをエンジェルに伝える役目だった
当時リアルタイムで見ていた人たちの感想を知りたいところだが2002年の作品となると
知り合いで見てた人を探すのは難しそうだ
1. プリキュアの訛り
2. プリクラの訛り
3. 干物妹!うまるちゃん中の劇中劇
マーベルのプロデューサーが「日本の(公式二次)創作は糞」って発言した記事が前にあったと思う。
もちろん、礼儀として具体例は出さなかったわけだが、この発言の念頭には、実写版進撃の巨人や、実写版デビルマンや、実写版~~、などの存在が念頭にあったのはちがいない。
アイアンマンとスパイダーマンと比べると、引っ張ってこれる金やら何から何まで、商業システムの時点で勝負にならないのでぐうのねもでない。
で、ゼノグラシアだが。
何度もいうが、あれは「アイマス」としては駄目。アイマス世界の劇中劇と錯誤できるような演出・設定すらない。
いわゆる原作厨wwとか揶揄されたりもするが、IPホルダー側がまともにブランドマネジメントしないと、メディアミックス戦略の失敗によって、IPそのものが毀損するんだよ。
ゼノグラシアと月姫おかげで、少なくともアニメでは原作を完全に無視することは忌避されるようになってきた。
というか、真ゲッター月姫は、売上自体は当時の基準で大成功だったので、アニメ製作側がドヤ顔でインタビュー受けて、自分たちのやり方が良かったとか誇っていたのが今でも腹立つ。
未完、収まりきらなくなったので分割 anond:20210626005632
いつも「あのキャラがこんなことするはずない」とか書いているような頼もしい諸兄までが擁護派にまわっているのがいたたまれない。
あれは「脈絡なく脱がすな」って話だろう。
「脈絡なく脱がしたキャラが、それをなぜか超厨2俺理論で受け容れて、しかも最高のおもてなしをしてくれる」みたいなのは、別のそれをやるフィールドがほかにあるだろう?
話を支えるキャラの同一性や設定の具体性は、もっと作家もファンも心血注いで大切にするものだろう?
って話じゃないのか。
エロ絵見たさとか、規制派へいちゃもんつけたさに、ここで飛びついてたらまずいんじゃないか?
もちろん、扉絵とか単行本のおまけカットにその時の話の筋とは関係ないのが描かれる伝統的な楽しみはあるけど、それだって、もともとの設定や世界観に厚みを持たせるものだ。
エロなら良い悪さだとか、扉絵だからその作品の評価と無関係だとか、そういう話じゃない。
もちろんこれまでの作品だって、劇中劇とか水着回とか、たいした脈略のないことも多かったよ。
でもそれは、脈絡とか設定に無頓着という事とは全然ちがうからね。
ナンセンスなことをやるためにどれだけの脈絡が下敷きになっているかを、この機会にでも知るべきだ。
もちろん、脈絡が進んで最初の設定から変わってしまうことだって少なくない。
でも、キャラを作品上の脈絡なく脱がしたり、ましてやオタク専用ダッチワイフみたいな、一方的な扱いをして良いわけがない。
あれは絵のうまさではなくて、やり方の下手さを非難して良い話だろう。
子供への悪影響を大人が心配するとかじゃなくて、大人のファンが、作品のその未熟さを指摘する話だろう。
いったいどうなってんだ、諸兄。
キャラや話を『消費』して貧しくさせるのは、間違ってることだよ。
点数付けてるけどこれも個人的に面白かったかつまらなかったかであって作品が世間的にこれぐらいの水準のものとして評価をされるべきとかそういうのではないです
全体:5/10 おっぱい:7/10
魔女が戦車を振り回して破壊し、魚雷を魔力で飛ばし対艦ミサイルを先取りする荒唐無稽さが売りのアニメ。最終決戦はいよいよやり過ぎここに極まれりで凄いのか凄くないのかが逆に分からなくなる。それだけの力を持つ魔女が関わることで歴史に起きた変化をじっくり描いて欲しかったのだが全体的に軟着陸気味な終わり方をしたのが残念。特に中盤からはライバル魔女との対決にばかり時間を取られてしまい歴史改変部分はそのお膳立てと後始末に徹していた印象。
展開の大部分は戦争映画・超兵器映画テンプレの継ぎ接ぎでありおっぱいぷるんぷるんの魔女が戦場を飛び回る事ぐらいしか大きな見所はない。それも既にストパンの手垢がビッシリ付いてるような気が。史実のネタを知っていればニヤリと出来る系のシーンも、むしろそうやって使い古されきったネタへの食傷を強く感じてしまった。良くも悪くも出来のよろしくない映画を見終わったような心持ち。
全体:5/10 装神少女ゆまちん:8/10
ゆまちんいなかったら途中で切ってたと思う。ゆまちん可愛いしたいから見てた。ゆまちんの持霊も可愛い。でもゆまちんの友達にしては大人しすぎるのでシャーマンキングの玉村たまおと持霊交換するといいと思う。
変身物における「変身した後って消滅した服どうなるの?」という疑問に「もちろん消滅したままなので全裸になります」という回答を選ぶ辺りが実に深夜アニメ。テレ東でやってるキッズアニメを1クールに再編成してちょっとエッチにしたような感じで全体的に地味、悪くもないし良くもない普通アニメ。普通がいちばん。でも見るアニメがいくらでもあるこの時代では普通+αが欲しいと思うのが視聴者の心情。
全体:8.5/10 ねむりん:10/10
ねむりんがすごくかわいかった。ハードゴアアリスもかわいかった。自分は興味なかったけど男の娘も可愛かったと思う。でも魔法少女たちは死んじゃうから悲しいぽん。辛いぽん。
魔法少女が次々殺しあうまどマギフォロワーという事さえ理解すれば後はまったりと殺し合いを眺めつつ魔法少女かわいいすればオッケーの分かりやすいコンプセトの作品。甲賀忍法帖に匹敵しかねないレベルでキャラが次々死ぬため同じようなマッチアップが繰り返されたりもしないし、能力の個性により戦い方に幅もあるためこの人数で殺し合っても飽きが来ないのがグッド。
1クールの中でキャラや設定を綺麗に使い切って終わっているのはかなりの評価ポイント。能力を上手く使った物語づくりは流石の小説原作といった所だが、それを映像として上手く調理してくれたスタッフも素晴らしい。キャラの可愛さと露悪的な物語と能力者バトルが一度に楽しめて深夜アニメとして非常に美味しかった。
全体:6/10 レズイナー:8/10
スポーツ物ではあるけど百合的な側面がかなり強い。メインの登場人物がカップリング単位でキャラ作りされていてライバル校のキャラクターまでがカップリングを前提として作られているのを感じた。試合中等の心理フェイズもひたすら友情(?)を軸として行われいて好みが別れる所ではあると思う。仲間と共に成長する、仲間の為に戦うという熱いシーンとして捉えつつも、女の子の友情(?)って素晴らしいなあと考えられば2倍美味しいので個人的には楽しめた。
女の子動物園スポーツアニメとしてすごく無難な作りだったと思うのだが、正直に言うと1話段階では凄い面白いアニメが始まったなと感じていたので最終的には無難アニメ止まりになって少し残念ではある。区切りのいい所で終わるために仕方ないんだろうけど1クールかけてやったにしては試合数も少なく若干間延びしてる所は特にもったいなかったかなという気も。続き物の序盤だけありチュートリアル的な展開が多く、起承転結の後半部分に当たる要素が少なめで物足りなさを感じる。とはいえ全国という明確な目標に向けての上向きなエネルギーを感じる終わり方であり、俺たちの戦いはこれからだENDとしてはかなり良い切り上げだったので、こういった作品は起承転結の前半部分が持つ盛り上がりのエネルギーを楽しむアニメなのだなと考えを改める事にした。
PS:OPのレイズナー演出は最初面白かったけど慣れるとただの今回予告でしかなくあんまり楽しくなかった。
ユーリ!! on ICE
全体:8.5/10 ┌(┌^o^)┐ホモォ……:10/10
アイススケートという競技自体が持つ話題性の割には数が少ないスケートアニメの久々の新作。プリティーリズムをあくまでアイドルアニメとして捉えれば銀盤カレイドスコープから10年ぶりである。その年月の間に映像技術が圧倒的に進歩したのか予算がしっかりと付いているのかスケートシーンの出来栄えはかなり高い。アニメという架空を描く媒体である強みを活かして実際のスケート以上にインパクトのあるカメラワークが行われているのが非常に良い。モノローグやそれまでのエピソードによりそれぞれのキャラクターの心情が映像と共に流れ込んでくる事もありスケート中の臨場感はかなり高い。
純粋なスケートアニメとしても楽しんだけどそれ以外のシーンでは何度かホモっぷりを茶化しながら楽しんでいた。最初のうちはおいおい腐女子へのアピールですかと笑いながら見てたけど、まさかの結婚指輪には……大爆笑でした。こういうの慣れてなかったらどういう顔したらいいのか分からなかっただろうけど、色々アニメを見た結果笑えばいいと思う事にしたので自然と笑ってた。ホモ的な要素を省いて見れば2人が既に対等の存在になっている事を示すシーンではあるんだろうけど過剰演出すぎて笑うしかなかった。まあこういういのは中途半端に匂わされながらだらだらした絵を作られるよりも勢いよくホモってくれた方が、ホモ好きじゃない側としても見てて面白いんだよね。笑えるから。
競女
全体:9/10 原作超え:10/10
原作の力を完全に活かし数倍の面白さを持つに至った脅威のアニメ化。緊張感のあるBGMや重厚な金属音が付くことでシリアスな笑いがここまで強化されるとは。スポーツアニメでなくバトルアニメに使うような演出の多様や、必殺技の書き文字により乳や尻で人間離れした技を繰り出している事が強調されもしかして熱いアニメなのではと勘違いしそうになる。いや実際熱いアニメになっている。お馬鹿で熱いアニメなのだ。
アニメ化の完成度も素晴らしいがそれもこれも原作の狂った発想力がまず土台にあることを忘れてはならない。常識離れした専門用語がさも当然のように飛び出し、乳尻を打ち合う勝負にエロさではなくまっとうな競技性を誰もが感じている狂った世界観あっての事。アニメではその強みを読み違えずに登場人物の真剣な語り口調によってしっかりと補強し命を吹き込んでいる。安易にシコれるエロへとなびかずどこまで笑えるエロに全振りしていったスタッフの侠気に感謝。作り手の原作理解と良い物を作りたいという気持ちを強く感じる素晴らしいバカアニメだった。
総合:4/10 何で売れそうにないアニメ作るんだろうね:10/10
SHIROBAKOになれなかったアニメであり、俺ガイルになれなかったアニメでもあり、売れてないけどちょっとは売れた何で売れそうにないアニメ作るんだろうねアニメである。自虐風自慢前フリが見事にただの自虐で終わってこれはこれで美味しい展開。駄目な子ほど可愛いという作品のノリともしっかり合っているしいいオチ。作中でもクソアニメだったけど好きだったと自分で言ってるしまあ本人達が満足ならいい事だ。いい事なのかなあ……。
何で売れなかった分析は他の人に任せるとして個人的な感想を言えば、カタルシス的要素にかけるという部分につきる。作品が終わってもクズさんも一時の熱が引けばクズのままだし、ちー様も成長したというには振れ幅が小さい。一度マイナス方向に進んだ物語がゼロに戻る話は、そのままの勢いでプラス方向に突き上げていくから気持ちいいのであって差し引きほぼゼロで軟着陸されては見ている側のモヤモヤが行き場を無くしてしまう。作品全体の持つマイナスエネルギーが結果として目に見える大きなマイナスとして現れていればそれもまたオチとして形になっていただろうけど劇中劇が売れませんでしただけでは何とも中途半端。
戦国鳥獣戯画
全体:5/10 絵柄:8/10
絵柄の力だけでゴリ押ししきったアニメ。動物化して知能がヤンキー高校レベルにまで低下した戦国武将たちのほのぼのっぷりが良い。林原めぐみの妙に落ち着いた語りもシュールさを後押ししていた。
全体:5/10 飽きた:6/10
流石にそろそろマンネリしてきたよねえ。
DRIFTERS
全体:7.5/10 おっぱいーぬ:7.5/10
微妙な違いはあるけど漫画がそのままアニメになってると感じた。個人的には豊久の声に重さが足りないのが気になった。でもこれは自分が原作を読み違えていただけで豊久は元々軽い調子でキリングマシーンしているキャラだっていう気もするので「アニメの豊久はこういう物」として受け入れる事に。
漫画の決めゴマが持つゾクっとするインパクトこそ無いけど動きが付くことで映えるシーンもあってアニメはアニメとして楽しい。特に銃や爆発といったシーンは信長が言っているように音があるとないのとでは大きな違いがある。他には黒王の増殖能力が持つビジュアル的不気味さは動画のが印象が強まるね。
全体:4/10 顔芸:2/10
こうやれば喜ぶんでしょーという匂いが強すぎる顔芸は好まず。里見が裏方としての顔を脱ぎ去ってラスボスになってからの演技過剰な露悪っぷりがそもそも好きじゃなかった。ラスボスが好みじゃないので後半はいまいち盛り上がれなかったかな。物語自体も主人公たちは助かったけど問題は根本的に解決してなくて性格や内面の性別が入れ替わった人は続出し続けてるままというオチだし何とも消化不良。色々と二期に投げるのはWIXOSSの伝統って奴じゃろか。
かれこれ3クール見たけどゲーム自体のルールは未だにチンプンカンプン。コイン技という分かりやすい必殺技の登場で何が起きてるのか何となく把握出来るような気分になれたのは前作からのいい変化かなと。コイン技絡みのとんちが効いた盤外戦術ならルール自体分からなくても理解できるしね。最初の頃の遊戯王みたいだったねあのとんち。攻撃するのは月!岩石の巨兵!砕岩剣!そういやあのシーン魔法カードになってるらしいね。
ジョジョの奇妙な冒険第4部
杜王町の不思議な日常の再現度はかなり高かった。キャラクターの喋り方はおおむねイメージ通り。彩度高めな町並みもコミカルな4部の雰囲気にはピッタリだった。不思議な力と共存しながら戦いながら生きる康一君たちの日常を覗いてるという感じがよく出ていた。
とはいえ殺人鬼との熾烈な戦いにより緊迫感が最高潮となる終盤ではポップ寄りな絵だとパワー不足を強く感じてしまった。単行本の表紙を思わせるカラー変更やBGMなどを駆使して何とか強い印象をもたせようとしていたが元の作品が強すぎて追いつききれていない。漫画で読む際に気にならなかったキャラのセリフの長さから来る悠長さも誤魔化しきれなかった場面がちらほらあったように見受けられる。3クールぶっ通しともなると最後はかなりキツかっただろうからそれを考えるとよくやりきってくれたと思う。
ろんぐらいだぁす(まだ終わってないけど)
全体:4/10 レガリアった:9/10
作品そのものよりも放送を落としたり作画がおかしかったりする事の方が話題になったアニメ。自転車の3Dが時折怪しくなったり食事シーンによく分からない物が写ってたりモブのキャラが色違いのコピペ軍団だったり総集編を作るにはネタが少なすぎて唐突に実写が混じったりしているのが見所。作中で「リタイア」「ハンガーノック」「足切り」「間に合わなかった」といった単語が出てくると思わずにやけてしまう。
いい部分の話をすると、人が「沼」に嵌っていく過程を安全圏から眺める楽しさが詰まっていた所は大いに評価したい。最初に中途半端な物を買っていつの間にか使わなくなったり何かあるとすぐ追加装備の購入を促されたりと、悪徳業者にでもカモられているんじゃないかという勢いで出費がかさむ姿はまさに「沼」。でもその結果として前出来なかった事が可能になったり仲間と親密になれたりとご褒美が待っていてこれまた「沼」。
作画の出来が正反対なら別ベクトルの楽しみ方も出来たのかなと思うのでそこは残念。しかしまさかこのアニメでガルパンのような引き伸ばしをするとは……もう10話で完走でいいでしょ……足切りでいいでしょ……ガルパンの方頑張れよ
全体:7.5/10 回れよ:0I/8
1期で一通り仲良くなったし2期は平和にけいおんやる可能性もあるのかなと思ってたら全然そんなことなかった。相変わらず若さをぶつけあってギスギスしていて実に中学生日記。何を考えているのかわからなかった相手が仮面の隙間から剥き出しの感情を見せる魅せシーンも多く音楽にあまり興味のない自分でも楽しめた。
努力の成果虚しく銅賞で終わったモヤモヤが、滝先生が麗奈に感謝を伝えるシーンやジョイナス先輩の父が送った言葉によって救われる物語構成は非常に納得感が高い。簡単にすぐ勝たせるでもただ負けて終わるでもない良い落とし所。全国に出たから来年は新入部員来そうってのも前向きで景気のいい話だ。しかし主要キャラに3年生がいると1年の重みが違うな、メインが教師と同学年ばかりの作品だといつの間にか2年生や3年生になっても特に変化ないから久しぶりの感覚だ。
提供は今回も可愛かった。
全体:5/10 3D:3/10
501と比べると全体としてキャラにあんま魅力がないというか誰が誰なのかよく分からなかった。というか主人公の出番が多すぎてその分他のメンバーが割りを食った感じ。502の中だとカタヤイネンと菅野さんはひかりや前作キャラとの絡みも多かったしキャラも分かりやすくて印象に残った。まあ元ネタも知名度高いし優遇されてた所はあるんだろうな。やっぱキャラの魅力で引っ張るアニメだから三馬鹿以外のキャラの描写がやや薄めだったのは残念だったなあ。
残念といえば3Dが2Dと違いすぎて違和感が凄かった。動いてればまだいいんだけど動きが鈍いとゲームのムービー見てるような気分に。3D除けば戦闘の出来は悪くなかったはずなんだけど、3Dの出来が本当にキツい。作画が切り替わりすぎってそっちが気になってしまう。ストーリーはまあいつも通り王道で悪くなかったけどこのアニメシリーズどんどん根性論になってきてんなあというのは気になった。
フリップフラッパーズ (こっそり追記)
全体:7.5/10 アニメーション:9/10
アニメーションは凄かったけど「アニメ」としてはそこまで圧倒的に面白いって訳じゃなかった。全体として映像にあまり意味が乗って無くて映像のための映像になってるのが良くも悪くもこの作品の性格なんだろうけど、そういうゲージュツ的なのは自分よく分かりませゆえ。がっつりピュアイリュージョンの考察やれば違った感想になるのかも知れないけどそこまでの熱意は沸かなかった。
雰囲気作りのために色々散りばめられてたけど、ストーリーの大筋は典型的なガール・ミーツ・ガールだよね。不思議な出会いをした2人は最後はご両親に挨拶に行く仲になりましたとさの百合アニメ。ピュアなイリュージョンの中で結ばれるってのはつまり真の相思相愛で百合こそが真実の愛って事なんじゃろ。ゲージュツはよく分からんがテーマは伝わったぞ。
・劇場で予告編を見て面白そうと思って観に行ったんだけど、予告編と内容ちょっと違い過ぎない…??
・おかしいなと思ったので家に帰ってきて予告編見返したけど、あれだと出てくる俳優役の人物達が誘拐されたスターを捜すのになんか尽力してるみたいに見える(特にスカーレットヨハンソン)
・主役の何でも屋さん(ジョシュ・ブローリン)のことを映画のプロデューサーと勘違いしてていつ何でも屋(というか探偵みたいな感じかと思ってた)が出てくるんだろうと…もうすでに出てたとは…。
・1950年代の話なので、劇中映画なのか、そうじゃないのかたまに区別がつかなくなるというか、モノローグが劇中映画の中の話なのかなんなのかたまによくわからなくなった。1950年代って次代設定がもうなんか映画の世界だったので。
・字幕版だとモノローグが詩的で意味を把握するまでのタイムラグがきつかったな〜。英語が理解できたらよかったのに。意味がわかるころには次の字幕へみたいな感じでちょっと辛い。
・でも吹き替えだとなまりの面白さわかんなくなっちゃうしな…。
・昔のハリウッド映画あるあるなのかな?という話題もちらほらあって、赤狩りとかアメリカ文化を障りしか知らないと「???」となる場面があったり。
・なんか散らかり方が凄かったな…という印象。劇中劇(ダンス、歌)とかやってみせたかっただけで、本筋になんの関係性もないよね?
・誘拐はなんの謎でもなくて、割とさらっと問題解決するので、「誘拐事件」を本筋と思って観に行くとちょっと肩すかし食らう。
・「誘拐事件」を本筋と思ったらスカーレットヨハンソンの部分は丸ごとなくても大丈夫だし。
・正しくは、1950年代、ハリウッド俳優たちが起こすドタバタ事件を敬虔な何でも屋が問題解決していく!映画って刺激的で面白い!!が煽り文句だと思う。
・そう思ってみるととてもユーモラス溢れて、エッジの効いた俳優達がみんな愛おしく見えるし、主役の何でも屋の気苦労がわかる。
・ジョージ・クルーニーの無駄遣いかな…と思ったけど、最後の劇中劇、大作映画の締めの台詞を言うためだけに起用されたんではないかと思った。あそこはジーンて胸にきた。
・または阿部寛(テルマエロマエ)と同じ理由で…古代ローマ顔だから??
・とにかく変な編集された予告に騙された。先入観なかったらもっと面白かったかも。
・
・次に見たいのは「マネーモンスター」http://www.moneymonster.jp/splash/
オーシャンズファンとしてはこの二人見ておかないと。ただミケランジェロプロジェクトとといい、ヘイルシーザーといい、大好きなジョージ・クルーニー出演作で微妙だな〜作品連発したので少し心配だけども監督がジョディフォスターなので信じて劇場に観に行く。
・今日の予告で気になった映画…「怒り」http://www.ikari-movie.com/
・滝藤賢一が気になるだけかもしれないけど…「SCOOP」http://scoop-movie.jp/ 滝藤さん出てるだけで全部見たくなるからほんと困る。
青春モノって少年少女の性欲や行為を示唆する描写がところどころにあって抜けるよねとかいう話じゃありません。いやな感じがする、方の「いやらしい」です。
来場者特典が非常に豪華で、映画の主題となるクラス演劇(ミュージカル)のパンフレットと、そのクラスのメンバーを演じるキャスト全員のサイン(縮小コピーで一枚の色紙に印刷してある)というもの。
特典が豪華というのはもちろん嬉しいんですが……。
サインの方は、書いたキャストさんの名前は挙げませんが「これぞ青春!」「素晴らしき青春」などと書き添えられたものが何点か。
「うわっ」ってなりました。
劇のタイトルは映画本編でも「内容と関係なくない?」と突っ込まれていて、なんでそんなタイトルにしたし……。
しかしそれでも、「なにが『うわっ』なんだよ」と思われる方も多いと思います。
実際、この映画の内容はいわゆる青春群像劇ど真ん中と言うべきもので、「青春」を押し出すのは多分当然なのでしょう。
でも、なんかさ、こう前面に押し出されるとさ……いやらしくない? 「青春」。
いわゆるお涙頂戴が鼻につく人も多いように、押し付けがましく感じたというのもあると思いますが、それ以前に私は、「いわゆる青春」を称揚する態度に少なからぬ嫌悪感を覚えます。
未熟な少年少女が迷って、ぶつかり合って成長していく……それを大人がエンターテイメントとして楽しんでいることに、なんとも言えない下品さがある気がします。
王道な青春モノのキャラクターに求められるのは未熟さなのではないか。
それはドラマを生むため、また完璧ではあり得ない人間としての必然的な描写以上に、大人が「子どもには未熟であって欲しい。大人に導かれる存在であって欲しい」と要求しているのではないか。
青春只中にいる少年少女の苦しみや葛藤を、大人たちがニヤニヤ笑いながら、「それが青春の痛みだよ」とか言って楽しんでいるのではないか。
(『ここさけ』の内容自体は、粗を感じる部分はありながら特にそうした悪印象あるものではありませんでした)
大人の敷いた「青春」のレールを走らされる……こうした不信感は中学生の頃、運動会や文化祭の指導をする教師に対して初めて芽生えたものだったように思います。
フィクションの登場人物なんて、老若男女問わず喜怒哀楽をエンタメとして都合よく消費されているはずなんですが……。私がことさら「青春モノ」への違和感を抱いてしまうのは、多分自分が受けた嫌な青春教育が思い出されるからでしょう。
しかしこんなことを言っている私も、キャラの未熟さを楽しんでいるところがあります。
現在放映中の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。ガンダムは他にOOしか見たことがありませんが、毎週楽しみに見ています。
少年兵だけのチームが大人たちの陰謀渦巻く戦場を生き抜こうとするドラマは、一つの青春モノといって差し支えないでしょう。
先日放送された第8話で、団長のオルガが宇宙ヤクザ(?)のナゼ・タービンズという男に叱られる場面があり、そこでのオルガははっきりと「子ども」でした。
それまでオルガは対立する大人から「ガキ」と言われながらもタフで明晰な、大人と遜色ないリーダーに見えました。
劇中で明らかに「子ども」の面を強く見せたオルガ、それを私は割りとニヤニヤしながら見ていたと思います。
オルガはそれまでも非常に魅力的なキャラクターでしたが、そこでこれまでになかった「可愛げ」が芽生えたように思われました。
私も青春モノとしてキャラに未熟さを求め、「子ども」であることを恥じるオルガを楽しんでいたのでしょう。
少年少女の成長を描くというのは物語として極めて王道で、それ自体が下品というわけではないと思います。
青春モノの子ども像以外にも、都合のいいキャラクター像は無数に存在するし、その一つを自覚しただけで潔癖ぶるのは虫がいいでしょう。私は趣味で創作をしていますが、この手の欲求全てを拒絶していたらフィクションなんて成り立たなくなるでしょうし。
クッソ長々と書き綴った挙句何が言いたいんだかわからない日記になりましたが、思ったのは、少なくとも自分では、大人目線で青春青春盛り上がらないようにしよう、と…………。
あと、できればいわゆる青春と言われる年代のドラマを描いてても、「青春」とか「成長」とか強調しない作品が増えて欲しいな、と……。
連休初日という事で、一つ映画でも見ようかという事で「心が叫びたがってるんだ」を観てきた。
長文なので、ブログにでも書けばいいんだろうが、私のブログは極めてテーマを限定したもので、書くところがないので、増田に書くことにする。
あらすじを超ザックリ言うと、幼い頃のトラウマで上手く喋る事が出来なくなったオカッパと、空気マン、空気ガール、怪我で夢破れた金属バットが、地域交流会の出し物でミュージカルをやる事になって、その過程でそれぞれの問題と向き合っていく、みたいな話である。
意外とよかったので、皆さんの連休の過ごし方の一つのヒントになればと思い、見所と気になった所を列挙していこうと思う。
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見所1
「描写のエゲツなさ」
基本的には上記あらすじから想像できるような、爽やかな青春群像劇である。
まず、4人の主役の1人であるオカッパ、順のエピソードが物語冒頭で語られるのだが、それが画に登場した瞬間に、「こんなのイヤな予感しかし無いじゃん」という不穏さから、「うわー、これ見たくない見たくない」と見事に展開していくのだ。
序盤でいきなり物語に引いてしまうか、「ん、これは創った人、凄いぞ」となるか決まると思う。
次に、キャラ描写も「うわあ、妙にリアルでやだなあ」と思わされる。
ここでは、重要人物、順の母、泉を挙げよう。
泉は序盤とそれ以降で人の弱さを見せつけるように、結構キャラが変わる。
それが、「まあ、そうなっちゃうのもわかるよ・・・」という感じで、さらに妙な厚みを持たせるのが、彼女の職業だ。
一応、割愛するが、見た瞬間「うわ、有りがち!」膝を叩き、その職業であるだけで、なにか彼女の抱えている事情を説明するオーラのようなものが見える気がするのだ。
これは若い頃、その職業の方とイマイチうまくいかかった私自身の偏見かもしれ無いが。
もう一つあげると、作中で出てくる「怪我をする描写」だ。
ここは画の力が凄い。
見た瞬間に「うわあ、イタタタ」となるし、絵面が容赦なく汚く、怪我一つでその後の憂鬱さまで伝わってくる。
他のレビューで、「変に生々しい」というのを見かけて、その点は同意見なのだか、その方の、「アニメなのに現実に引き戻されて乗れ無い」というのと、私の評価は逆で、ここら辺でグイグイ掴まれてしまった。
見所2
「構成の上手さ」
順と、主役の1人、空気マンである所の坂上が劇中劇のストーリーについて話し合うシーンがあるのだが、終わってから振り返れば、これがまあまあ重要な伏線になっている。
また、後半でこの劇中劇と本筋が同時進行するシーンは、私調べでは最大の見所と言ってもいい。
クライマックスは「それは読めるよ〜」というベタな演出なのだが、「でもそれしか無いよね、待ってた!」という形になるのだ。
それというのもフリが効いているからで、「おっ」と感心させて、その上でクライマックスに期待を持っていかせる構成がうまい。
見所3
「秩父の美しさ」
管理はされてるがちょっと古びた神社や夜中にポツンと浮かび上がるコンビニは妙な実在感がある。
北関東の豊かな自然と貧しい娯楽、少ない溜まり場が、閉じて煮詰まりがちな人間関係をうまく演出していると思う。
見所4
「主人公格の2人の歳なりの幼稚さ」
主人公格4人の中で、オカッパ順と、金属バット田崎は、わりとナイーブに描かれる。
感情的になったり、恥ずかしいシーンが多い田崎は、「まー無理もないかなー」と思わされるくらいには置かれてる状況がちょっと気の毒な感じなのだが、順の方は「おいお前さ」と言いたくなる幼稚さで大問題を引き起こす。
しかし、それがいい。
映画に登場する高校生は「そんなまとまった思考するか?」となりがちで、「大人が考えた高校生」である事が多いように思う。でも、本来、高校生なんて劇中の順くらい自分が整理できて無いもののはずだ。
だから、一瞬「それ無くねえ?」と思わされる順の行動も、「いや、高校生はこれでいい」という風に感じられる。
物語に協力する為に大人な台詞回しや行動を強制されがちな「劇中のティーン」だが、これくらい幼稚な方がリアルだと思う。
見所5
「キャラの小物」
順の小物に注目したい。
そのショートメール機能でコミニュケーションをとるのだが、小さい彼女が一生懸命ポチポチやるので、さらに小ささが強調される。
また、彼女はリュックを背負っているんのだが、これがいい感じのダサさで、彼女の「他人とコミニュケーション出来ない」事をビジュアルでうまく説明しているように思う。
他にも空気マン坂上の高校生にしては小慣れたファッションや、田崎の中途半端なワイルドファッションも、こだわって創ったキャラを感じさせる。
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というわけで、本筋も良いんだが、その周辺も結構楽しめる。
では気になるところを。
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気になる所1
「バケモノの子」ほどでは無い。
この話のテーマの一つは「言葉」なので、勢いセリフが重要なのはわかるのだが、それでも心情に関わる所では、「ここは絵でほのめかして、あとで言葉にしてもいいんじゃ無いかなー」という点は感じられた。
気になる所2
「仁藤のキャラが薄い」
ここまで言及されなかった最後の主人公、空気ガール仁藤だが、彼女のキャラが薄すぎる。
ナイーブな順、田崎と、空気を読む坂上、仁藤が対称をなす中、坂上の空気っぷりに関しては、劇中で説明がなされ、そのことでキャラが立ってくる。
劇中で言及される「彼女特有のいやらしさ」や、仄めかされる「弱さ」について、もう少しエピソードがあれば、俄然魅力的なキャラとして立ち上がってきたと思う。
気になる所3
「クラスメートがみんないいヤツすぎ」
いい意味で幼稚な順や田崎が、物語を混乱させて見せ場を作る中、じゃあクラスメートはどうかというと、これがちょっとブーブー言うだけで、物語の進行に非常に協力的だ。
特に順に対する寛容さ、というか子供の世話でも焼くような態度は、「いや、高校生なんてもっと聞きわけ無いでしょう」と思ってしまう。
気になる所4
「主題歌」
主題歌の内容は映画の話と似ていて、両方とも「言葉によるコミニュケーション」を主題としている。
そこらへんは放送作家出身の、作詞家・秋元康らしいところで、企画ありきで行ったのだろう。
問題は曲のスピードで、テンポが急に早くなるように感じられるのだ。
直前までスタンダードの名曲でミュージカルをやって、それでこの早い四つ打ちの主題歌にはいるので、「え、そんなスピード感ではやってなかったでしょ」と戸惑う。
ユニゾンも綺麗で、まあまあハマってるんだが、そのスピード感だけ、入った時にちょっと違和感があった。
ただ、観客で立つ人はかなり少なかったし、大枠では大多数を不快にするような違和感ではなかったんだろう。人によってはどハマりという評価を下せるくらいの微妙なラインだと思う。
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さて、鑑賞後の気持ちが冷めないうちに見所と気になる所を挙げた。
この作品の売り文句が、「あの花のスタッフが送る青春群像劇」なのだが、私はあの花という作品を「存在している」こと以外知らない。
で、アニメは好きだが、最近のアニメにありがちな萌え声演技が苦手で、俺物語からも脱落してしまったくらいの、アニメライトファンである。
そんな自分からしたら、「思ったより全然いいじゃん」と感じられる作品だった。
果たして、先輩レビュアーが挙げた、「コアなアニメファンには覚めちゃうが、一般のライトファンには受けそう」という評の、肩翼を担う形になった。
さて皆様はどう評価するだろうか。
久しぶりの感想。
H:先の読めるバトルからようやく一息ついた。記憶をなくした居候はこの後どうからんでくるのか?でも、作者の作風見てると、最後の方でぱっと一発ギャグをかまして、それ以外は空気になりそうな予感。
S:陽電子爆弾不発。まあ、そうじゃなきゃ全滅だわな。鬼同士の喧嘩は、片方が無言なのによく分かるw無口なのに、青筋立てるのなw上に報告とか、鬼にも社会がありそうだけど、今後明らかにされるのかな?楽しみ。
H:うーむ、伏線が多すぎて、きちんと回収できるのか不安。所詮はWeb上の漫画。いつ打ち切りになるか分かったものじゃない。
Z:いきなり知らないキャラの恋愛が始まって何事かと思ったら、劇中劇かよびっくりした。作品を海に帰すところの描写はぞっとした。
O:王道展開だけど、今回はちょっと厳しい。顧問は確かに活躍したところあったけど、今回のいい話に持って行くほど掘り下げられてないから、唐突感がある。
K:やられた奴がすぐに復活ってのは珍しい。ライバル的な存在になるか?会長はキャラがアレ過ぎて微妙。あんたが闘うわけじゃあるまいし。