はてなキーワード: ケアとは
俺は男親だけど小2の娘がYoutubeでこっそり「えろげー」とかを検索してるの発見して結構ショック受けた
けど今の時代に作品そのものの規制をしても上記のようにいくらでも性的・暴力的・反社会的なコンテンツにふれる機会はある
だからこれは漫画どうこうじゃなく、親がどれくらいの期間、そしてどれくらいの強度で子供のコンテンツ摂取を監視・保護・アフターケアするかという問題なんだと思う
どのみち中高生になるまで浮世から隔離しておくことは出来ないし、箱入りのまま社会に出すのも逆にハイリスクだ
フィクションの世界を操作するんじゃなくて、発達段階に応じた性教育や道徳教育、遵法精神の育成などをしていくのが大切だと感じた
ということにしているが、実質ただのヒモだと思う。
以下、平均的な平日のスケジュール
6:30 妻が仕事に行く。一応、のそのそと起きて見送る。そのあと二度寝。
7:30 だいたい子供に起こされる。Eテレを見せながら飯を食わせる。
9:30 Eテレの子供向け番組が終わるので、Youtubeかネッフリかアマプラに移行する。
14:00 子供を寝かせる。自分も寝てしまう確率が4割くらい。
18:00 夕飯を作る。妻も食べるのでちょっとだけ気合を入れる。
とはいえ、レパートリーは多くない。妻がカレー好きなので、週に2日はカレー。
あとはチャーハン、焼きそば、うどん、パスタ、麻婆豆腐、肉野菜炒めなど。
19:00 早ければ妻が帰宅するのでみんなでご飯。残業で遅い日は子と二人で食べる。
20:00 メシの片付けをして、くつろぐ。
24:00 妻が寝る。
専業主婦は年収1000万!とか言われてるけど、正直こんな生活でメシ食ってしまって申し訳なさがある。
ゴリゴリに働いてた頃でも年収500万も行かなかったので、こんな生きてるだけで1000万のわけがないと思う。
子供一人だから比較的楽なのと、基本的に子と一緒に遊ぶことはあんまりなくて動画に丸投げしてるから楽なのはあると思うけど。
でも一緒に遊ばないだけでメシ食わせたり風呂入れたりトイレ世話したりはしてるので、育児してないかと言われたらしてると思う。
稼いでくれている妻には感謝しかない。はっきり言って、もう二度と働きたくないので、妻にはもっと出世して稼いでもらいたいと思う。
そういえばセプタム開けたいってここ一年思ってたし開けても良いんでは?と思い立つ
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病院だと麻酔をする都合上2万くらいかかる&セプタムにもいい位置悪い位置があることを知る→担当者の写真のない病院のピアッシングって清潔であっても綺麗には開かないのでは?とピアススタジオを検討
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近く東京に行く用事があったので、Googleマップで調べて口コミのよかった所を予約
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ソワソワしながら当日を待つ
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当日、見た目めちゃ厳ついのに話し方は優しいおじさんんが対応してくれる。完全予約制で客は私1人。最初に鼻の穴の形?大きさ?の確認をされた
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どんな感じでつけたいですか〜?と聞かれて写真をあれこれ出していると、「じゃあ僕がつけてるような感じですね?」とマスクの下からセプタムがこんにちは。ここで信頼度500%アップ(細い針で開けると厳つい太いピアスは通らないので、多分そういう意図)
穴の位置を本人が確認できないので、場所は施術者にお任せになることの確認をとられる。自分でつけてる人で本当に良かったと再度安心
お手入れ方法とか注意事項とか説明される。自分で塩水作ったり優しく泡で洗ったりするのが怖かったので、勧められた生理食塩水スプレーを購入、600円。諸々袋にまとめてくれて、先に会計を済ませる。1万と数百円だった記憶
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受付とかピアス並べてるのとは別の部屋に案内される。真ん中に寝っ転がるところがあって、頭がはみ出て自然と上を向く体勢になるように指示される。それっぽい手袋つけて、歯医者みたいに台に色々並べてるもののなかから、消毒したり、印つけたりしてくれる。鼻の壁?の厚みを確認するために、一度指を突っ込んで触られる
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開ける前に手袋を交換してくれる。好感度542397824アップ。じゃあ開けますね〜ちょっとツーンとしますよ〜って声かけられて、ピアッシングされる。頭のレベルは採血と同じくらいだった。16gで結構細いのと、おじさんが上手いからだと思う。針が進んでいくのが分かってちょっと面白かった
涙出ますのでね〜てティッシュくれたけど、私は一滴も涙出なかった
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ファーストピアスに付け替えたところで、おじちゃんが曲がってしまったので痛みや時間が大丈夫なら開け直さないかと打診がある。平気だったのでお願いする。(海外のピアッシング動画でよく見る鉗子みたいなのは使われてなくて、貫通側をおじさんの小指で受け止めるため、おじさんの小指入れたことで鼻の穴の形が変わって曲がって刺さってしまったらしい、よく分からん。)一回ピアスを抜いて、鼻血出るのでこよりをつめて少し待つ。雑談の中で舌ピを勧められる。
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3分くらい経ったところでこよりとって綿棒で血が止まってることを確認。2回目もそんなに痛くなく、涙も出なかった。
ファーストピアスをつけ、今度はまっすぐ開いたようで、鏡の前で仕上がりを確認。コの字のリテーナーなので鼻毛出てるみたいな顔になるも、CBRに付け替えた時のことを思ってテンションが上がる。リテーナーの隠し方を教わり、もし出てきちゃったら自分で直していいですからね、と言われる。
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1回目と2回目で針を変えてくれていたので、追加料金がかかるんではとソワソワしていたが、そのまま帰っていいらしく、注意事項の紙とか受け取って、片付け中のおじさんにお礼して退店。
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穴あけ直後、鼻の壁片側だけ少し痛んだので痛み止めを飲む。鼻に何か詰まってる違和感が常にある。ここにデカい鼻くそあるな?くらいの感じ。
粘膜貫通するピアスしてると献血できないことを開けてから知り、献血行ってから穴あけにくれば良かったと後悔する。
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以降、ふとしたときに鼻を触ってしまって刺激すると、数分後に少し痛む、くらいで経過している。
ケアは朝晩生理食塩水のスプレーして、少しおいてから水で流す、をやっている。生理食塩水は口まで降りてきても全然痛くないけど、水はちょっと奥まで入ってきただけでめちゃくちゃ痛い。ピアスホールにまつわる痛みよりもこっちの方が全然痛い、くらいピアッシングはいたくなかったのが伝わったらいい。
付け替えは二ヶ月は待てとのことだったけど、まだ面接があるので6月以降に、またおじさんのところいってお願いしようと思う。それまで安全に衛生的にピアスホールが出来上がっていきますように。
今となっては古典的な、スパムを踏む→やり取りしてしまう→iTunesカードで支払うというのを。
いやはや「実は詐欺にあった」と聞かされて、寝耳に水でしたわ。
幸い??金額は15万円とのこと。7桁万円とかではないのは不幸中の幸いですわ。
それを聞いてしまった時、そこそこ強めな言葉で罵倒というか文句を言ってしまった。
自分としては抑えたものの、まぁ結構ボロクソに言ったものですよ。
12時間くらい経って調べたら、当たり前だが被害に遭った家族を責めるのは良くないとのこと。
わかる、頭ではわかる。
だがしかし、相談もなく振り込んでしまった家族に「そうだったのね、話してくれてありがとう。えげつない金額じゃなくて良かった、起きたことは仕方ない!」
とは言えないよね~正直。
家族の言葉が追い詰めてしまうケースもあると見て、頭では理解できる。
けれど、「突っ走って相談もせず騙された人間を、全てを飲み込んでケアしながら対応する」というのは無理ですわ。
勿論、詐欺師が悪いんだけどね。
子どもの世話は女性が向いてるし、男性は有害な性欲で暴走するけど女性はその心配がない。
コミュニケーション能力は女性の方が優れている一方で、理数系をはじめとする各教科の学力は男女で差がないので、問題はないばかりか女性の教員の方が児童の心への寄り添いも教科指導もできて望ましい。
また、昨今のインクルーシブ教育では医療ケア児も一般学級で受け入れるようになってきているけど、女性の先生なら十分なケアができそう。
医療従事者の中ですら、男医と比べて女医さんの患者救命率が高いらしいし。
教員がどんどん人手不足になってきてるから、女性であれば特例で教員資格を付与する仕組みに変えて、専業主婦やパートだったけどこの機会に現場でバリバリ働きたい優れた女性労働力を積極的に活用したい。
すでに言及されたとおりで、昔はやらんでもよかった業務が増えた。
昔は、運営費交付金というのがかなり大盤振る舞いで各大学に出ていたらしいのだけれども、
近年は、そっちの金額を絞って、競争的資金という形で、「科研費に申請させて、研究費を取得すると、研究費が出る」という形式に移行してきている。
ただ、この科研費の申請のための業務とか、科研費をコンプライアンス違反しないように使うための調整がけっこう多くて、めんどくさい。
なんか、高校の先生がやるようなタイプの学生さんのオモりみたいな仕事がけっこう多い。
不登校の学生のケアとか、重要な仕事かもしれないが、研究者にやらせることか…?
世界的な権威の研究者が、センター試験の監督をして、「では、これから回答用紙を配ります…」とかアナウンスをしていたりする。the不毛。
ある程度の技術力や仕事を回す能力がある状態で入ってくる中途ならともかく、
まっさらな新卒をリモート勤務一択にさせるのは結構大きな決断だと思うのでしゃーない。
新卒なんてまだ手取り足取り仕事の仕方や知識、業務上必要なコミュニケーションの手法などを教えなきゃいかん時期だし、
想像してた仕事とのギャップでメンタルケアが必要になる人もいたりするのにそれにも気づきにくいし。
また、配属される職種によってもリモートにできるかそうでないかは全然違う。
『子供が減って何が悪いか!』にも書いてあった通り、子どもが知的障害でも構わないと考える夫婦のみが子を作るべきさ。
※注 この記事は当該活動家の意見や活動を批判する目的ではなく、職業的な立ち位置が一転した経緯や理由の一例として考察し述べたものです。ご本人への凸は控えてください。
自分が追っていたとあるアイドル(女性)が活動を終えた後、活動家としての仕事を始めていた。
正直かなり驚きだった。なぜなら、アイドル時代のコンセプトはかなりキャピキャピ系というか、男性向けというイメージが強いものであったからである。もっとも時を経るとそのグループも彼女の意思で女性向けで媚びたりをしない色が強くなってはいたが。
活動家としては最もな意見や元アイドル、比較的若年だからこその視線を持ち、なかなか活躍されているように感じられる。彼女の主な意見は「恋愛には興味がなく、いわゆる媚びが嫌いなのにグループ時代には運営から強要されていた」「女性にも自由がある」といったものである。
だがその一方で、「恋愛には興味が無い」といった主張の反面で
・自身が過去に恋愛疑惑があったことやそれに対する意見(恋愛したっていいだろ!にしろそれはデマだった!にしろ)がない点や
・グループの同僚にも「いわゆる男性ウケを狙うことも1つの生き方だし尊重したいよね」と(直接でないにせよ)SNSで意見の相違を見せられたりしていた点
に違和感を覚える。
仲間にも穏健派がいる一方、何故彼女は毅然とした活動家の道を選んだのだろうか、という事について考察したい。
第一に彼女のグループ活動中最も語り継がれているのは初期時代である。つまり肌の露出が多めの男性向けの色が強かった時代だ。(追記するがこの時代はそもそも今ほど女性アイドルに女性ファンが付くことを想定していなかった。)
肌の露出も多かったもののメディアの露出も多く、そのカワイイ世界観は女性、女児のファンも多く獲得、今でも界隈のアイドルヲタの間ではちょっとした伝説となっている。しかし、運営側にはいわゆるパワハラ問題もあったらしく、無理なキャラ強要や過密なスケジュールがあるようだった。しかし人気は当時かなりのものであったし、売り出し期間だからかメンバーは踏ん張っていたように感じられた。
その人気時代が変化するのが前述のスキャンダルである。確固とした証拠こそないものの、「普通に考えたらこれは本当だろうね」と思える程度には怪しいものであった。複数メンバーが同時に疑惑を向けられたものであったのも特徴的だった。個人の意見だが恋愛に走ったのもパワハラまがいの扱いを受けていたことが理由であると考えられる。結局公式側でスキャンダルを認め謝罪することはなかったが、推されまくった期間から一転所謂「干され」状態に変化した。
そこからは人気メンバーの卒業や新メンバーの加入が重なり、長い干され時代が続いた。ブラックな体質だけはそのままで凄まじい数の握手会をこなす中、彼女は明らかに病んでいる状態になって行った。
その中で媚びる売り方を変えるよう訴えグループの色を変えたのもまた彼女であり、人気を安定させるほど復活させるなどグループにとって必要な存在になった。グループを確固たる場にした後に去り、現在に繋がっている。
彼女はアイドル史から見ても偉大な存在である事は間違いないと言える。ガチ恋勢をメインターゲットとしたアイドルから同性に好かれる生き様を示すアイドルへ転換したのは彼女の功績も大きいと言えるだろう。迷惑ヲタに注意したり意見をキッパリと述べるなど従順な女性像を真っ向から否定したのは今後のアイドル達にとっては素晴らしい先輩だと考えられる。
だが、スキャンダルの噂まで流れたほど「活動」とは遠かったの彼女がそこまでキッパリとするに至るまで、初期の純愛ソング(ファンからの支持が大きい)をもう歌おうとはしなくなるまでになった裏には過去の運営側への不信や閉じられたファン達の不信があったと思わずにはいられない。
過密すぎるスケジュール、目に入るのは偏った男性達、握手会で湧いたであろう多数の説教ヲタクや性的な視線(重要なのは彼女は「ブサイク」等と煽られるよりはいわゆる美人でビジュアル的な人気があったメンバーであったことである)、その割には姉妹グループよりもメディアの露出が少ない、スタッフのパワハラ、周りが知っていて褒めるのは初期のメンバーや路線……
こちらから見えるだけでもこれだけの問題が彼女の周りにはあった。上がり目を知りつつもグループを支えないといけない初期メンバーとして、相当辛かったのではないだろうか。
辛い経験を活かし、今の彼女には頑張ってほしいと思うし、性的な目で女性を捉えないことは当たり前で非常に大切だ。しかし怒りが原動力で過去の賞賛すら否定する、傍から見ると幸せそうには見えなくなってしまった理由には性別以前に未成年へのメンタルケアの不足があったことは否めないだろう。
今は彼女の功績もあり、業界全体でより気持ちに寄り添える女性ヲタクの増加(勿論同性だからこその鋭い批判もされるが)や成人済みアイドルの増加、男性向け路線でも割り切って活動するアイドルも多いように感じられる。だが、アルバイトすら出来ない未成年に知らない大人との握手を求める職業であるため、慎重な活動や応援が求められるだろう。
客商売のアイドルは勿論、全ての女性・男性が未成年のうちにのびのびと広い視野を持ち育つことの出来る環境を作る。それこそが、「何だか苦しそう」な人を減らす重要な手段になると考えられる。
日本の制度だと、結婚していた方が子供にとってクリーンだし行政の補助も受けられる。
補助に関してはシングルでも受けられるけど、そもそも、ある程度の稼ぎが無いとワンオペ育児しんどいだろうし。(金があれば人を雇えるので)でもシングル対象の手当も出るし実際はイケるのか?わからんけど。
たとえば夫が積極的にオムツを変えなかろうが他の部分で補完しあえていれば良いのだろうし、このへんは個別の事情として。とりあえず手は増えている。
んで、別に子供は考えてないけど結婚したいって、なんで?って思う。
結婚で行政から補助金出るとはいえ、一回だし。扶養手当なんかも共働きだったら誤差の範囲では?という気もする。
子供も特に生みたくない。十ヶ月も行動制限されたあげく、生んでも母乳が止まるまで乳から液体が垂れ流しになるとか未知すぎて気持ち悪いタイプの人間なので。あと無事に生んでもホルモンバランス崩れるし体の線も崩れるし、とにかく体弱るし老ける。芸能人が生んでも美しいままなのは産後ケアを努力と根性と金かけてやってるからだよ。あと一部の特異体質。
骨盤がもとに戻るまで赤ん坊に構ってられません、とか一般人には許されない。
そもそも、結婚相手の三等親までクリーンな経歴かって、わりと博打。
というか神前式とかならまあ七五三とか成人式とかの流れで馴染みもあるし、神仏習合の意味で死後は仏教の墓に入ってきた家の育ちが殆どであろう日本で、まあ不思議でもないんだけど。
ドレス着てファッション牧師にチャペルもどきで特に信仰してない唯一神に誓いを立てる意味が分からない。コスプレ撮影会の豪華なやつとしか。あと披露宴で親族に友人知人に職場関係者の晒し者になるの楽しくない。余興とか別に、ほんと楽しくない。友人にうすらさむい賛美のスピーチしてもらうの楽しくない。
でも親類縁者に結婚報告は何かしらの形で必要かもしれないので、やっぱり趣味で形態が違うだけ、としか。そんで私はドレスを着る趣味がない。
○ご飯
朝:春雨スープ。クラッカー。チーズ。昼:カロリーメイト。玄米ブラン。夜:カップヌードル。(予定)
○調子
○はじめに
まだ発売されて間もないのでネタバレを書くのも良くないと思いなるべく抑え目に感想を書きます。ただ、僕はネタバレの基準が人と大きく違うらしいので、その辺り違うなあと感じさせたら申し訳ないです。
スクエアエニックスから発売された「ホラーミステリー」のアドベンチャーゲーム。
あの石山貴也さんがリッチなADVをやるということで期待度をあげて、あらかじめ癸生川シリーズを永劫会まで予習してから遊び始めた。
癸生川シリーズは新本格ミステリの文脈に沿ったような文章の書き方で読者を騙す類のトリックや探偵役によるサプライズじみたどんでん返し、そこに人間の底知れぬ悪意に対抗する探偵の真摯な態度がまぶされた、探偵というキーワードを掘り下げたミステリへの理解度の高さが魅力的だったね。
今作は「ホラーミステリー」ということで、オカルトが実在する前提で、蘇りの秘術という死者を蘇生させる術を巡って争うストーリーだ。
立ち絵のポージングが躍動感のある動きを演出したものが多い上に、接近したり遠くから撮ったり、背中を向いてるものもあったりと、パターンの幅が広い。
そのおかげで、3Dモデリングによる演技にも負けないぐらい、立ち絵の演技が面白い。
パターン数が膨大なわけではなく、若干無理のあるシーンもないではないが、この「そこでその立ち絵かよ」というツッコミも含めて立ち絵の演技が面白い。
その立ち絵が立つ背景についても、360℃ぐるぐると回せれるシーンが多くあり、背景を探索する遊びもある。
墨田区を舞台にして実在する風景がベースになっているからか没入感が強い。
(聖地巡礼にいつか行きたいな)
ホラーのジャンプスケアな表現とのマッチは絶妙で恐ろしかったが、中盤からはなくなっていくz
おそらくオカルトが恐ろしい夜と、人間が恐ろしい昼を分ける表現になっていたのだと思った。
立ち絵の演技の面白さと、背景絵のリアリティある雰囲気という、ADVの基本的な構成要素だけでもパラノマサイトらしさを感じさせられた。
次にストーリーについてだが公式的には「ホラーミステリー」を自称をしているが、僕としては所謂「特殊設定ミステリ」だと感じた。
「特殊設定ミステリ」とは、現実には存在しない特殊な設定(超能力や魔法やオカルトなど)が実在する世界でありながら、作中に提示される謎が読者がフェアに推理可能な類のミステリ。
現実世界の物理現象(氷が溶けると水になる、針と糸は細いなど)と違い、魔法や超能力は現実に存在せずその世界に生きていない読者が推理することは困難におもえるが、作者の工夫でそれをアンフェアに感じさせないのが特殊設定ミステリの醍醐味だ。
今作でも蘇りの秘術を巡って本所七不思議の呪いを再現したオカルトじみた力がぶつかり合う。
しかし、きちんと読者のその力のルールが提示されるため、それを前提としてフェアに推理可能な謎が提示される。
このフェア/アンフェア非常に重要で特殊設定ミステリではここをアンフェアだと感じてしまうと一気に熱が冷めてしまうのだが、そこは癸生川シリーズの頃から本格ミステリに造詣が深い石山さんらしさだろうか、バッチリ決まっていた。
勿論何を持ってフェアとするかアンフェアとするかはかなり個人の裁量にもよるのだけれど、あくまで解くべきものとして提示される謎に関しては十分フェアに設定を開示しておりきちんとこの綱渡りを成功させている。
(なお、この「特殊設定ミステリ」という呼称や定義自体に思うところが無数にあるのだが、本題から大きくズレる上に、昨今では書評や解説でもかなり浸透してしまったワードなので、最初は渋々だったのに僕も最近は普通に使ってしまっている、悲しいね)
○軽快な掛け合いの楽しさ
ジャンプスケア表現とオカルトが実在する世界ということでファーストインプレッションは暗いゲームだった。
ところが物語が進んでいくと、三組のバディが主役になっていく。
陥落ある中年のベテラン刑事津詰徹生と妙な距離感が面白い若手刑事の襟尾純の組。
江戸っ子チャキチャキ女子高生の逆崎約子とオカルトに詳しい転校生の黒鈴ミヲの組。
このコンビたちの掛け合いがとてもとてもコミカルで笑えるものになっていた。
地の文がほとんどない会話劇な構成だからかと最初は思っていたのだけど、徐々に大胆にふざけはじめる。
人が死んでるんだからもっと真面目にしろよと思っていたのは最初のうちだけで、中盤はこの掛け合いの楽しさのどっぷりハマっており、まあなんとかなるか感すら強かった。
中でも以下の三人はとても印象深いキャラだった。
○黒鈴ミヲさんが格好いい
オカルトに詳しい女子高生のミヲは、今作屈指の「強キャラ」感が魅力的。
少しぽっちゃり気味でほわっとしたお顔なデザインだが、オカルトに立ち向かうときのキリっとした表情が格好良い。
もちろんその見た目だけでなく、オカルトに向き合う姿勢、助けられる人を助けようとする心構えなど、精神もまた格好いい。
格好いい場面だけでなく、お寿司にデレデレになるところや、労働環境改善を訴えるシーンなどコメディパートもできる万能っぷり。
自身の名前の「ヲ」の部分を、くっつきのをと呼ぶところのフェチ感といい、本当に見所がたくさんある。
それだけに彼女が敵わないならもう無理でしょという絶望感の演出シーンも逆に映えるという、最後の方は何しても魅力的に写っていた。
格好いいキャラがミヲなら、可愛いはこの人、中年男性のベテラン刑事津詰。
オカルトについても一家言があり、警察の組織力を持ちつつ、今回の特殊な事件にきちんと対応すう有能な刑事。
奥さんと離婚し独身ながら、娘のことを今も思っている優しい一面もある。
というファーストインプレッションはどこへやら、可愛い萌え萌えシーンが盛りだくさん。
最初の内は襟尾純に乗せられて仕方なくコメディパートがはじまることが多かったのだが、気付くと完全に今作屈指の可愛いキャラになっていた。
甘味が大好きで00年代前半美少女ゲーム並みの食べ物にまつわる、あざといシーンもあったりして、完全に狙っている。
可愛いだけでなく可哀想な立ち位置でもあるのだけど、そんな可哀想な一面が出る場面ですら、なんか萌えキャラみたいに変な口癖でスッとボケたりするので、最早最早。
○櫂利飛太の探偵論
ネタバレを気をつけてると言いつつ、一文だけ彼のセリフを引用させてもらう。
ああ、癸生川シリーズを遊んでいてよかった、予習しておいてよかったと心の底から満足した瞬間だった。
そうなんだよね、犯人を捕まえるでもなく、事件を解決するでもなく、人の心に寄り添うのが探偵……
この一文は世界観やキャラクタの繋がりがなくても、癸生川シリーズを書いた人間が書いた新しい探偵なんだと理解できて良いシーンだった。
(この探偵論自体は例えば夢水清志郎とか幾つか思いつくんだけど、そういうことじゃなくてね、面倒くさいミステリオタクな自分にバイバイ)
○マルチサイトは楽しいが合流するシーンの多さは少しもどかしい
所謂マルチサイトシステムで、ある程度決められた順序ながら、交互に行き来しながら物語を進めていく。
ADVなら街や428やEVE、癸生川シリーズでも対交錯事件や永劫会事件で取り扱われたお馴染みのシステムだ。
Aというキャラの物語を進めるために、それをなにも知らないBをプレイヤーが誘導するところが醍醐味だと思っている。
とても楽しいシステムであることに異論はなく、今作でもそれが楽しいシーンは幾つもあるのだけど、少し気になったのが、合流して意見を交換するシーンがちょっと多すぎた。
マルチサイトの魅力はそれぞれの視点の情報の差異を読者であるプレイヤーのみが俯瞰することで生まれる妙を楽しむことにあると思っている。
(過去の名作でいうと街の花火のシーンとか、EVEのパソコンのコンソール越しに二人の捜査が重なるところとかね)
もちろんそれが全てではなく今作のマルチサイトが失敗しているわけではないのだけれど、割とことあるごとに三組の意見交換会のようなシーンが挟まり知っている情報が均等化する。
これが悪いことではないんだけど、情報がチグハグだからこそのすれ違いや勘違いマルチサイトの見どころだと思っていたので、すぐ合流するし、回数が多いのがもどかしかった。
結果そこにまつわる仕掛けを作らなかったからこそ、サクサク話を進めるためにそうしたのだろうけど、ちょっと流石にやりすぎだったかなあと。
最初の方に一回、最後の方に一回とかならとても良かったと思うんだけど、ちょっと回数の多さが気になった。
設定画面などの物語の外にあるゲーム的なシステム部分を利用した仕掛けがいくつかある。
前例がないわけではないので、目新しいというよりは、オカルトに対抗するためにゲームのシステムで工夫することで、オカルトもまたルールに沿っているということがわかる点が面白かった。
特殊設定ミステリについて感想を書いたところで今作がフェアであるとしたのは、こういったオカルトのルールをゲームシステムでも制御できることで、ルールを身をもって体感したからかも知れない。
こういう体験によって実感を持って物語に入り込めるのは、小説ではないゲームの魅力だと思うので好きなところでした。
ゲームシステムを利用した演出、マルチサイトにより俯瞰するプレイヤー目線、これは「はじまりにおわりがあるパターンだ!」と思っていた。
はいはい、わかりましたよ、セーブデータを消して最初の名前入力でアイツの名前を入れることで、プレイヤーこそがアイツ自身だったということを開幕早々に思い出しこの悲劇を覆す展開でしょ! と思い込んだ。
念のためニンテンドースイッチのオンラインセーブデータバックアップでクラウドに保存してから、セーブデータを消して、最初からにした。
違ったのかあと思いセーブデータをクラウドからダウンロードしようとしたときに気づく。
オンラインバックアップ自動モードになってるから、さっき消したセーブデータで上書きするじゃん、と。
(念のため書くけどこれは僕がミスっただけでパラノマサイトは何も悪くないからね)
○さいごに
10時間ほどのプレイの間にギッシリたっぷり魅力が詰まった作品だった。
ボリューム的には過不足はなく、きちんときれいにまとまっているが、これだけ面白いと良い意味で物足りない。
シリーズ展開が出来そうな余白があるので、次回作を強く期待したい。
その際には、ミヲさんの過酷な修行や津詰さんの甘味もぐもぐを描くサイドストーリーなんかもいただけると助かります。
癸生川シリーズを永劫会まで遊んでから今作に挑むというハードルの上げ方をしてもなお楽しめたので、次はスクールガールストライカーズも遊んでみようと思う。
そこまで大変な施設に勤めたことはないけど、クローズで就いたパート先で
同系統の仕事をしている障害者雇用の人と関わらないといけなかった時に
ゾンダーコマンドってこんな感じかなって思ったわ。
社会全体はお前ら(障害者)全部を拒絶するけど、多少マシなお前らは少し長く生かしておいてやるよ。だからより酷い障害者の後始末はお前がやれ。って
我が家では2匹猫を飼っている。
明朝になると、先住猫がリビングと廊下を隔てているドアの前で鳴き続ける。
寂しいのかと思い、ベッドに連れてきて一緒に寝ようと試みるも、すぐさまドアの前に戻り鳴き続ける。
昼に満足行くレベルで遊んであげられていないのは一つの理由ではあると思うが、遊ぼうとすると先住猫はあまり気乗りしてくれない。後住猫は狂ったように遊ぶのに。
どこかしらクールな一面があるのかも知れない。先住猫は比較的おとなしいと言われているラグドールという猫種だ。
彼女が成猫になってから、ベッドで一緒に寝たことがない。そもそも昼間から夕方にかけて長時間寝ているので、そもそもその時間は寝ていないのかもしれない。
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ある日、先住猫が体調を崩した。気づいたのは、便が相当緩かったからだ。この季節、猫は特に体調を崩しやすい。先住猫は特にお腹が弱い。
今年もお腹を下したので、診てもらうために動物病院へ連れていった。
先住猫は大の病院嫌いで、診察室に入っただけで唸り声をあげ、誰彼構わず威嚇をする。
病院にはあまり連れて行かないようにしている。そのため、またとない機会だと思い、ふと聞いてみた。
「明朝にかけて鳴き続けるんですよね。本人も辛いだろうしどうにかなりませんか」
先生から「あまりに酷いなら、鎮静剤など処方できますが…」と言われた。
続けて先生が「もう少しマイルドなものとしては、犬猫用のストレスケアサプリがあります」と教えてくれた。
試しに買ってみた。
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サプリをちゅーるに混ぜ、先住猫に食べていただいた。飼い主としては罪悪感が強い。
ストレスの本質的な原因を取り除いてあげられている訳でもなく、その本質的な原因も解明できていない。
それを薬で無理やり解決しようとしているのだ。
私達の睡眠時間が鳴かれることによって日々削られていく上、場合によってはご近所さんにもご迷惑をおかけするかもしれないと考えると断腸の思いで与えるしか無いと判断した。
本人はちゅーるにサプリが混ぜられてるとも知らずに美味しそうに完食する。
その夜から効果が出始めた。ドアの前で鳴かなくなったのだ。私達が寝ている間は起きているであろう彼女は、キャットタワーの最上階で優雅に寝始めた。
また、今まで見せなかった甘える素振りも見せてきた。頭を擦り付けたり、飼い主のそばで寝たりである。
効きすぎていて、逆に怖くなってきた。猫は末期になると唐突に甘える素振りを見せるということをどこかで見たことがある。
猫が亡くなった経験がないため、その素振りが末期のものなのか、それともサプリの影響なのかわからない。
サプリは安全であり耐性はできないと書かれているが、これらの行動は本人の意思なのかと考えると快く首を縦にふれない。
避妊手術も人間のエゴだが、サプリを与えるのも人間のエゴである。人間のエゴに対して罪悪感を覚えるのも人間のエゴである。
本人たちは一部の自由を制限された上で、それと引き換えに定時になればご飯が出てくる。トイレ掃除もしてもらえる。お昼寝の時間も確保されている。