はてなキーワード: ぬるま湯とは
おれも毎日死ぬことばかり考えているけど、昨日から気分がいいんだ。時間を有効に使いたい!とか思うんだ。それで高校物理の勉強した。高校でとらなかったのが気になっているんだね。
夜中にコンビニに行けたんだ。雨はやんでいた。コーラ買って、飲んだりもした。うどんも食べた。風呂も沸かして入った。こんな人間的な生活をしたのはいつぶりかなあ。
きっと眠って目を覚ましたらまた戻ってしまうんだろうけど、そろそろ起きていられなくなってきた。われながら体力ねえなあ。
でなにが言いたいかっていうと、時々はいいこともあるかもよってことさ。まあおれみたいなぬるま湯に言われてもしょうがないかな。でもいいことあるといいね。どうかお元気で。
だって本物のスポーツと違って「選手生命が相手選手に奪われる」ってパターンが存在しないもの。
強いて言うならゲーセンでプレイ中にGN灰皿が飛んできて失明する可能性があるぐらいか?
でもそんなの他のスポーツだったら蹴り上げられた石が目に入る機会がいくらでもあるんだから0も同然だわな。
安全すぎでしょ。
SNSで陰湿な噂流されるとか、在留カードが盗まれるとかそういうパターンも妄想してみたけど、それだって他のスポーツにおいても日常茶飯事だし、それどころかカメラ情報の少なさや接触機会の多さでむしろリアルスポーツの方がそういうリスクは高いわけで。
他のスポーツは学生同士ですら相手にスパイクで踏まれたりタックルかまされたりして入院したり平気であるからね。
腸にお化けを飼っているので睡眠中に「漏出」する可能性が少なからずあるからだ
お化けを宿してもう6年ほどになる
いわば「その道のプロ」だ
そういう意思を持って、今までやってきた
ところが、ここ「はてな匿名ダイアリー」ではどうだ?
やれ漏らした、やれ下痢だと自虐を面白おかしく書き込み、それを持て囃す者が後を絶たないではないか
たった一度、肛門がケアレスミスをやらかした程度のことをなぜそこまで騒ぐ?
有力者として力を示したければ、日に複数回の下痢は無論のこと、
腹痛や痔、血便、発熱といった小技も習得しておくのが腹痛ラーの矜持というものではないだろうか?
悲しいことに今現在、このぬるま湯のような「はてな匿名ダイアリー」にそのような猛者がいるとはとても思えない
いないとは思うが念のため
もし居るとしたらこんな閉じた空間でブックマーカーにチヤホヤされるのをただ待っているのではなく
「ご近所」という場所にある「大きな病院」なる建物の中の「胃腸専門の診療科」にアクセスすることをお勧めする
いくつかクエストをクリアし、認証を得られれば「プロ」の資格を取得できるぞ
プロになれば段位に応じて医療費助成などのボーナスを受けることが可能となるので
下痢に自信がある若人はこんなところで燻っていないでもっと上を目指すべきだと私は思う
年齢のわりに洒落にならない脱糞経歴を持つならば、絶対に才能があるのでぜひ早めに挑戦してみてほしい
若き日、私は自分の実力を過小評価しすぎておりクエストに挑むことを躊躇っていた
東京生まれ東京育ち23区外で働いたことがなかった俺が、ド田舎にそびえたつホテルにリゾバで3か月働くことになった。
リゾバを始めた理由はのんびりしたかったから。某温泉街ということで、日中は働いて夜は温泉に浸かってゆったり過ごす。そんなイメージを持って飛び込んだ。
勤め先のホテルすぐ近くに社員寮があるらしく、そこで暮らしも楽しみだった。
派遣会社の担当者も「ここは離職率が低く、長く務める方が多いよ」と礼儀の"れ"の字も知らないような口調で推薦してきた。
癒しと多少の出会いを期待しつつ初日の面談を迎える。簡単過ぎる説明と名前を書くだけの書類への記入を終えて午後14時頃、これから住む寮に案内された。
真っ白な外観に等間隔に並ぶ窓、陽当たりが悪いせいで肌寒く薄暗い階段、廊下。渡されていた鍵で自室のドアを開けた。
軽い木のドアを引くと、3つの段ボールと畳の上に畳の敷物が敷かれた床に冷蔵庫、少し足が高いテーブルに置かれたテレビが部屋の隅っこに置かれていた。
その寂しい光景を目の当たりにした俺は「田舎だしな」と妙に納得してしまった。
3つの段ボールは俺が予め実家から送っていた荷物だ、PCや着替えが入っているので雑に開封しPCを床に設置した。
その後も使えるわけのないLANケーブルなどを引っ張り出しながら自分の部屋を作り上げた。
布団を敷いて、ここまでの道中で買ったいろはすを飲み切った。
部屋が完成した頃にはもう夕方で、陽が落ちる前に近場を散策しようと考えていた俺は急いで外に駆け出した。
都会では見られない山々、徒歩15分圏内にある滝をなんとなく見て部屋に戻った。
一日通してそれなりに歩いたので疲れが出始めた、このまま寝てしまう前に風呂で汗を流そうと黒いシャツとジーンズを素手で持ち従業員用の入り口から
このホテルご自慢の大浴場に向かい、意気揚々と服を脱ぎ少し重たい扉を大袈裟にガラッと開け、ひたひたと足音を鳴らしながら風呂場を見て回った。
露店風呂はお客専用とのことだが、サウナや"温泉ソムリエ"推薦の湯舟は従業員でも利用可能らしい。
俺は大の温泉、いや風呂好きだ。温泉でないと寛げないわけではない。
実家の縮こまって入る風呂もまた好きなのだ、お湯ならなんでも良いのだ。
しかし、やはり温泉街の温泉は格別だ。これまで旅行してきた各地で温泉街はなかったし、行きたいとは思っていたが何故か足が伸びなかった
そういった事情もあって、非日常からくる高揚感に包まれながら体を手早く洗い、ケロヨンの桶を懐かしみつつ"温泉ソムリエ"推薦の湯舟に浸かった。
少し長風呂をし過ぎたか足元がふらふらするので木のベンチに座りながら着替えを済ませて脱衣所を後にした。
自室に戻ったころには体力が尽き、眠りについた。ふり絞った気力ではスマホのアラームをAM7:00にセットするのがやっとだった。
その後は、その後は、その後は。
何もなかった。ここでの仕事など東京でしていたことより簡単だった、簡単すぎた。寮での交流なんてなかった、なかったはずだ。
出会いなんてもってのほかだった、女性なんてどいつもこいつも初老の翁達にちやほやされて喜んでいる者ばかりだった。
挨拶を返しもしない奴らなんかこっちから願い下げだ。「グレムリンみたいな顔しやがって」
寮のトイレが汚く、使う気になれなかった。掃除してもすぐ汚れて放置されるので近場のコンビニのトイレを借りていた。
「田舎だしな」と妙に納得していた俺に俺は憤って3か月の任期を終えた今無言で怒鳴った。
寮に集まっていた人間は俺と同じ東京やその他の地方から来ていた人間がほとんどであること。
それに気づかずこの土地やこの田舎独自の空気感に俺が合わないからどうしようもないんだと勘違いしていたこと。
「俺はどこでもうまく生きていけないなぁ」
そこまで言うなら俺がデレアニに失望した点に反論してみてくれんか?
結局最後まで、運だけでシンデレラになり大企業の庇護下でぬくぬくやってる連中の話でしかなかった。
このアニメでアイドルが必死で頑張ったりファンのことを考えた描写なんてほとんどないよね。
再発した。3年半ぶり、社会人になってからは四度目の再発。一生付き合っていく病気だとは思っていたけど、小康状態の時には自分が健常者であるかのように錯覚しているので、こうしていざまた症状が急性期に入って仕事・生活に困ると現実を直視せざるを得ず、ショックは隠せない。しかも今回は、急性期に大量投薬する薬の効きがイマイチで、服薬後五日目にあたるのに未だ症状が収まる気配がない。その点がとても心配だ。
再発の度に、自分のアイデンティティというか、存在意義について考える。
幼少の頃からこの持病を抱えていて、当時は今よりももっと頻繁に再発、入退院を繰り返していた。両親は共働きでありながらそんな自分を愛情深く、どちらかというと過保護に近いかたちで育ててくれたが、自分は社会性を身につける機会を損なったせいなのか、特に大学時代あたりから友人関係を築いていくことに困難を覚え始めた。社会人になったものの、当時既に大学時代の不甲斐なさが人生の大きな欠損として心に鎮座しており、社会人に入った直後は大学時代にも増して同期たちと関係を作ることができず、窮地に陥った。社会人生活が始まったのに知り合いを増やせていけない自分に絶望する中、そのタイミングで持病が再発、あえなく長期療養を余儀なくされた。
以降、自分の社交性に関する自信の欠如は自分の日々の生活の中で大きく居座っており、先輩や同期を含めた同僚たちとうまく関係性を作っていけない自分を惨めに感じていた。そしていつしか、「せめて仕事くらいは人よりも難解なことを、過重労働を厭わずにこなせなければいけない。そうでなければ自分は生きている価値がない。そうでなければ毎日出社したくないし、30年以上もサラリーマンを続けていけない」と思った。
新卒で入社した会社は(まやかしの)学歴のおかげか、斜陽ではあるものの自分には不釣り合いな大層大きな某総合電機メーカーであった。業績は落ち込み気味だけど、福利厚生は充実しており、ぬるま湯に浸っている社員の人たちは優しく、持病をもつ自分も働きやすい環境であった。まさしく僥倖であった。
しかし、上記のような経緯から己の存在意義について考え始めた自分は、紙を右から左へ動かすだけのような仕事に嫌気がさし、加えて、うまく作ることができなかった人間関係から逃げ出したいという思いがあって、無謀にも転職をした。 その後二転三転あり、さらにもう一度転職を経験して今の会社にいる。ちなみに自分の職業は経理であるが、今の会社は自分の希望を聞いてくれて、アカデミックで頭でっかちな部署に配属してくれた。それは嬉しかった。自分の能力不足を痛感して毎日毎日辛い思いをしながら、でも、少しずつその分野で成長できている自分が嬉しかった。年に四回ある決算期はそれぞれ一ヶ月くらい深夜残業となってしまうけど、遅くまで仕事ができる自分が嬉しかったし、満足感もあった。勿論、疲労感とストレスは辛かったけど。
とはいえ、頭の片隅にあるのは以下のようなことだった。つまり、これだけ頑張ったところで自分は公認会計士や税理士の資格を持っているわけでもなく、やはりサラリーマンは社交性が命であり、こんなコミュ障な自分がこの先どのように生きていくのかは結局うまく見通せない、暗雲が立ち込めているなということだった。この思いが頭をもたげてくると、気持ちは沈んだ。しかし、転職までして今の環境を望んだ自分は後には引き返せなかった。だからがむしゃらに働いた。
挙げ句、今回の再発である。年度末の決算期はそれはもう多忙を極め、一ヶ月ほど25時就寝5時起床という生活を続けていた。尿量が減ってきていて、浮腫が強いなと薄々思っていたが、検尿をして大変に病状が悪化していることが判明した。すぐに病院に行って薬を処方してもらった。
正直、これからどうしていけばいいのか分からない。やはり自分は無理のきかない身体であると分かったし、頭だってそれほど良くないと痛感している。こんな人間が生きていて、申し訳なく思う。何の役にも立たない人間が、社会のコストとなってのうのうと生きていくことは許されないと思う。
連休残り二日の間に、何とか薬が効いてきてほしい。連休中はずっとベッドの上で、自分はこれからどうすればいいのかを考えたいと思う。
自分に才能がないことなんてもう何年も前に気付いていて、ただ雑用含めて色々やるからっていう便利屋ポジションだけ死ぬ気で確保してかろうじてチームにしがみついているけどもう色々と限界。
今年30になる。去年から、出場機会はどんどん減って来てる。
いつ首になってもおかしくないし、そもそもチーム自体が底辺チームなんで存続出来るのかって状況。チーム解散もとっくの昔に視野。けど周囲のメンバーは全然危機感ない。焦ってるのかどうかすら良くわからん。俺と大して変わらない実績しかなくて、チーム解散ってことになっても他チームに移籍なんか出来んのかって気がする。ただ、ぬるま湯のような環境から抜け出す気概も気力もない。こういうのを腐ったっていうなら、もう俺は何年も前に腐り切ってしまった。
けど、俺なんか高卒でこの世界入って、本当にここ以外のこと何も知らないし、もしどこもとってくれなくて就職しなきゃなんてことになっても就活のやり方なんて何もわからん。高卒ニートとおんなじだ。能力的にはそれ以下かも知れん。アルバイトすらしたことないんだ。
いや、プロになる前だって、少しは考えたよそういうこと。そういう可能性。自分が通用しなかった時の可能性。けど俺だって、中学や高校の頃は無敵で、周りの連中全員ヘタクソばっかだなーって思ってた。自分が活躍出来るステージはこんなところじゃない、もっと上のステージにいかないといけないんだって思ってたんだ。
4月になったばかりなのに、焦りと絶望で吐きそうだ。本当に、10年前の自分にプロだけはやめとけ、ちゃんと受験勉強して大学いけって言ってやりたい。
◆全行程でこれだけは守れ
・ぜっっっっったいこすらない
すでに肌ツルツルの人には効かないと思う。
毛穴がパカーてなってる人向け。
◆要約
そんだけ。終わり。
◆以下、細かいやり方。
①ぬるま湯で顔を濡らす
→泡を顔に2ポンプ分くらい乗せる
→1〜2分放置(触らない、こすらない)
→ぬるま湯で洗い流す(こすらない)
→冷水で締める(こすらない)
②ティッシュで優しく水分を拭き取る(こすらない)
量をケチるな。高いの使ってケチるくらいなら安いのたっぷりつけよう。
④9割くらい乾いたら乳液をプレスするようにつける(こすらない)
乾いた手でつけよう
1週間やってみ
朝は泡乗せて放置しなくてもいいよ。泡乗せてすぐ洗い長せばいい。
肌弱い人は夜の泡乗せる時間短めに。
(https://anond.hatelabo.jp/20180322081336 からの続き)
めぐっちゃんと、「南極行きの荷物整理中に見つけためぐっちゃんのゲーム」を「(昔は2人でプレイしていたのに)キマリが一人だけでプレイ」しながら「めぐっちゃんの知らない、キマリの友達」の話をするという流れが端的にめぐっちゃんの心境を表している。めぐっちゃんの心境は各話で少しずつ描かれているが、ここで一気に「めぐっちゃん…」ってなる非常に強烈なシーン。
めぐっちゃんがキマリにすべてを打ち明けるシーン。以下自分語り。
私には小学生時代に知り合った友人がいた。友人はきっかけはよく覚えていないが、小学校高学年になる頃にはほぼ毎日一緒にいたと思う。ただ友人は変に気の強い性格だったのか、私が他の子と遊んでいると鬼のような形相ですっ飛んできて私をそこから連れ出そうとしたり、一人にされることを極端に嫌がったりした。それに振り回されるうち、私は一日中その友人とセットで行動するようになり、中学生になる頃にはその子以外と一切遊ばなくなっていた。
私が当時その状況に甘んじていたのは、一つは友人といて楽しかったと思ってたから。友人はいろんなゲームや漫画のある家庭に育ったので、友人の家に行けばわりと満たされたからだ。そして二つ目は、私が友人から距離を置こうとすると全力で拒否するようになったからだ(暴力込み)。はじめのうちは喧嘩もしたけれど、そのうち「あまりに近くなりすぎないよう距離を置きつつも、概ね抵抗せず、常に機嫌を伺う」というぬるま湯に浸かる術を身につけた私達の仲は、大学時代まで続いた。
その当時の心境を端的に言うと「友人には私が必要だが、私はそうでもない。でも友人から得られるものもある。適度に利用しながら、距離をとっていこう」みたいな感じだった。
別々の地方大学に進学したあとはコミュニケーションを取る頻度が劇的に落ちた。たまに友人からヒステリじみたメール等が飛んできたけれど、物理的な距離のおかげで友人の拘束から逃れることが出来た。そして一人になって初めて、孤独というものを強く思い知らされた。サークルに入っても上手く人に合わせられない。ワイワイする方法がわからない。大学生同士の話題についていけない。同じ趣味の人を見つけることが出来ない。何もかもが上手くいかない。そしてその悩みを共有する相手がいない。本当に空虚だった。案外、友人を縛り付けていたのは私だったのかもしれないな、と今は思っている。結局友人とは音信不通になった。
だから、面と向かってキマリがめぐっちゃんにこの話をしたのはキマリの鋼メンタルを物語ってる。言わば「いっつも面倒見てくれて、それにずっと甘えてきたけれど、もうやめにしよう」とめぐっちゃんを突っぱねたんだから。「いつも面倒かけて申し訳ないから…云々」という消極的な理由ではなく「ゲームの相手になれるくらい」の関係を築きたいというキマリの想いは絶交を宣言しためぐっちゃんと対照的なのだけれど、どっちの気持ちも分かる。私がずっと抜け出そうとしなかった不幸のぬるま湯に、めぐっちゃんもキマリも気づくことが出来て、しかもそこから抜け出そうと一歩を踏み出したのだから。私には二人が眩しく見えた。
でも一方、5話におけるライティング演出が二人の「ここではない、どこかへ」という勇気について非対称性を感じさせる。簡単に言ってキマリ=陽 めぐっちゃん=影 なのだけれど、出発のシーンでは
「絶交無効」…陽
となっていて、「友達と4人で」一歩を踏み出すキマリの明るい予感と、「そうではない(一人で)」一歩を踏み出すめぐっちゃんの暗い予感という対比に見えた。私自身めぐっちゃんルートだったから、最後にキマリが絶交無効したシーンで二人に陽が当たる演出は、「めぐっちゃんにキマリは必要」であることを肯定的に描いてて本当に好き。そう考えると、5話におけるライティング演出の狙いはすべてこの「絶交無効」に収束している気がする。
19:00頃~
日本編と航海編をつなぐ回。シンガポールのメジャーな建物が現地民も納得のハイクオリティで描かれていて、めっちゃ行きたくなる。本作における聖地巡礼は、館林(群馬)→歌舞伎町(新宿)→極地研(立川)→シンガポール→フリーマントル(オーストラリア)が無難か。
キマリ&ゆづの部屋と報瀬&ひなたの部屋でダボーベッドの広さが異なって見える(報瀬ひなた部屋のベッドの方が距離を感じる)。計測したらどっちもほぼ2m幅になっていたので、2組それぞれの心の距離に差があることを非常にうまく対比している、すっげえ大好きなシーン。
無理ーってなってる日向を、自分のわがままで引き止める報瀬。このやり取りは、3話で報瀬が自身の性格について自己嫌悪していた時、日向が「思いの強さとわがままは紙一重である」とアドバイスするとても尊いシーンと対になっている。あのとき日向が報瀬のパーソナリティを肯定したからこそ報瀬が成長し、その結果として6話があるのだと考えるとこんなに幸せな話は他にない。
シンガポールの街並みを見ながらそこに住む人々の生活に思いを馳せ、
同時に過去(日本での生活)を思い出しつつ未来(人々の生活が存在しない大陸)を暗示させる印象的なシーン。
19:35頃 ビジネスクラスのチケットを持ってムッフーなってるキマリ
前回の観測船→今回の観測船の対比(減ったトラックや物資、前回は多くの取材陣に囲われていた隊長、前回は一緒だった貴子)
アバンだけで「観測隊の船出が順風満帆ではないこと、また隊長、かなえ、貴子の関係」を回想と現実の対比によって簡潔に表している。
本作を支える「緻密な取材に基づく描写」がこの辺りから本領発揮する。砕氷艦報瀬の内部構造がしっかり描かれていて、話の内容関係なく観てて楽しい。
ここまでの伏線として「先行き不透明」とか「カネがない」とか「南極ってめっちゃ過酷やねんで」等重大な問題が示唆されているのだけれど、それに対して「一発逆転(一攫千金)の方法」とか「やってみなきゃわかんない」等の非現実的な展開によって解決せず、「これから先いろんな困難が待ち受けている」のではなく「いろんな困難があったけれど、強い覚悟で3年間戦ってきたからこその今がある」っていうもう一つのドラマとして丁寧に大人組を描いていて、主人公の4人よりむしろ大人組に感情移入してしまった。隊長の「この船は、そういう船」っていう言葉で胸がいっぱいになる。
だからこそ、その観測隊員の前で自己紹介をするキマリ、ゆづ、ひなたの晴れやかな顔を見ると「ああ、この子たちはそれでも主人公なんだな」って感じさせるくらいのドラマがあったことを思い出す。大好き。
ここまで「南極にとらわれているお姫様」という舞台装置でしかなかった貴子の「星を見る船を率いていた一人」という側面を知ったことで、報瀬が抱く(手放しで仲間と呼べない)観測隊への複雑な想いが伝わってくるし、自己紹介のとき「小淵沢…報瀬です…」という言い方からも彼女にとって、そして隊員たちにとっての「小淵沢」という姓の重さが伝わってくる。だからこそ、敵or仲間相手じゃないと普通に喋れないポンコツ報瀬が(日向のフォローもあって)あのセリフを言えたことは彼女の成長を強く感じさせたし、「報瀬のコールに応える隊員たち」というシーンだけで、セリフもない隊員達含む全員の想いを完璧に描いた演出は控えめに言って最高すぎる。
8:40頃 物資を運ぶのが大変すぎて、疲労のあまり原型を失ったキマリ
氷海域へ到達!波濤を進む砕氷船「しらせ」での艦内生活【南極観測隊シェフ青堀力の南極紀行2】 https://serai.jp/tour/141947
船内のシーンでは声の反響がシチュエーションごとに異なっていて、反響を聞き分けるだけでその部屋の大きささえもわかるくらい細かい。
「特に荒波に揉まれる砕氷艦の船内」の音がすごい。どうやって作ってるんだろ
キマリの前髪という話題に触れるのは8話が初めてであり、言ってみれば「主人公のキャラデザ(キービジュアル)に個性的な伏線を張り、それを8話まで引っ張る」というマネをしている。「なんやこのキャラ、あんま可愛くないやんけ」って思われたらどうしようとかそういう不安をぶっ飛ばすストロングスタイルな戦略である。前髪の理由を聞いて「あー、だから・・・」って思った私は見事術中にハマっていたらしい。キャラデザ最高かよ。
Bパート以降ずっと画面がゆらゆらしている。公式ラジオでキマリの中の人こと水瀬いのりが「アフレコの時ずっと見てて軽く酔った」と言っていて、たしかに大きい画面で観ると結構きつい。むしろそういう効果を狙った演出だったら笑う。
大人の一人として扱われ、荒波に揉まれる(物理)姿は新社会人を思い出す。観測隊としてやっていくためにはもっと多くのことを出来るようにならなければダメだし、そこに「やる、やらない」という選択肢はなくて、ただ与えられる業務を淡々とこなすことが求められるのも社会人の一つの形なのかもしれない。そしてそういう姿に青春は宿らない。「宝石の国」(2017)12話のフォスフォフィライトを「入社3ヶ月目の俺」と評した人がいたけれど、この4人ももしかして…と思わせるような心境が「頑張るしか無いでしょ…他に選択肢はないんだから」という報瀬のセリフによって描かれている。
これと対になっているのが4話ラストのシーンで、4人が観測隊(あるいは報瀬の旅)についていくのではなく、「みんなで南極に行く」という覚悟が対になっている。だからこそキマリの「この旅が終わった時にはぜったいにそう思ってるもん!」はその鋼メンタルに痺れたし、その後4人のやらかす姿は相変わらず青春しててめちゃくちゃ眩しかった(夜なのにね)。また4人が水平線に流氷を見つけた時の顔は出港時の4人と全く同じ構図になっていて、彼女たちの「変わらなさ」を象徴している気がした。
南極の大変さにビビってたキマリたちがかなえさんに昔の観測隊が何度も何度も南極に挑み続けた話を聞いて、あるいは同じ話を幼い報瀬に話していた吟隊長、そして今の報瀬が砕氷艦のラミングを繰り返す姿に「行け!」って前のめりになっている姿がすごく良い。時代を超えてそれぞれに受け継がれてきた魂のようなもの(作中では「吟の魂」と表現されててかっこいい)の強さがラミングしながら進む砕氷艦の勇ましさや音響とシンクロしてて、控えめに言って最高。
あと、「吟の魂」がなかった3人組は吟と想いを共にする隊員たちより縄跳びが下手で、一方それを幼少期に受け継いだ報瀬は縄跳びがうまいっていう文脈良いよね。そういう意味で3話Cパートの「貴子と、縄跳びを手に持つ報瀬の写真(撮影者はおそらく隊長)を手に持つ隊長」のシーンは非常に印象的。なお現実の観測隊でも縄跳び大会があるみたい(娯楽大会と称して、アウトドア競技やインドア競技で盛り上がるらしい)。
「その貴子はもういないのよ」というかなえのセリフが刺さる。吟は強い信念を持って前回の南極観測に挑んだ結果貴子を失ったことを非常に悔やんでいたし、加えて報瀬を強く傷つけた。しかも自分の信念をロリ報瀬が受け継いだからこそ今の報瀬は母の亡霊と決別するために、あろうことか「宇宙よりも遠い場所」を目指しちゃって、しかも成功しちゃって今目の前にいるというのは吟のカルマそのもので、もはや「自分のせいで報瀬の人生めちゃくちゃ」なのか「報瀬は報瀬なりに一歩を踏み出す勇気を持った子に育ってくれた」のか分からないよね。両方か。そのくせ自分は過去に囚われてるままだし。ラミング→貴子の回想っていう構成で胸がいっぱいになる。
だからこそ最後の「ざまーみろ!」を最初に報瀬が言う演出は最高だった。おまけに大合唱だし。泣くやんあんなの
ラミング(2回め)の氷が割れる音がすごいので、ぜひ爆音で聞いてほしい。あと氷にまつわる音で思い出すのは「宝石の国」(2017)7話の流氷の音。あっちもすごい。
11:55頃 甲板で会話する報瀬と隊長の二人を、下からこっそり見守るキマリのアホ顔
南極のあらゆるシーンで息が白くない。これは気温が低くても息が白くならないリアル南極の仕様を再現してるのだけれど、「白い息を描かない」ことで「ここが南極であることを再認識させられる」っていうのがなんか良い。
「ヘリの音がうるさくて会話が聞こえない」というシチュエーションをアニメで表現しているところを見ないのだけれど(当たり前か)、このシーンはガチでヘリの音がうるさくて好き。ぜひフラットな出力の(人の声を強調しない)スピーカーで大音量にして聴いてほしい。
朝の「ご安全に」、ついつい復唱したくなる。あのシーンだけで「この基地においては隊員たちがああやって生活している姿がメイン」であることを再認識させられる。南極だから彼らが毎日特別なことをやっているわけではないんだよ、というメッセージになってて好き。
「友達とはなんぞや」という話を中心に、それぞれのキャラクターを描く回。10話から本格的に基地での活動や生活を中心とした物語になる関係上それぞれのキャラクターが「友達とは」に言及する尺が結構短い。なのにすごく説得力があるのは、うまくこれまでの物語で彼女たちの心を描いてきたからこそだなぁ、と感じる。
ゆづが「友達誓約書」を出してきて、もしこれが3話とか4話だったらただの笑い話なのだけれど、あれから7ヶ月も一緒だったからこそ3人が曇った顔をしていた気持ちもわかるし、5話があるからキマリが泣いちゃう気持ちがわかるし、一方笑顔でめぐっちゃんの話をするキマリを見てると胸がいっぱいになるし、1話やカーチャンのことがあるから報瀬の友達論は重みがあるし、6話があるから日向が「友達って」をうまく説明できないのが辛い。そして何より、3話で自分から「友達になりませんか!」という宣言とともに獲得した2人の友達(察しのいいゆづならきっとその2人がなんで友達になってくれたのか分かるはずなのに)にすごくこだわっていたゆづ故の「友達誓約書」って思うと、すごく切ない。だって7ヶ月間ずっと待ってたんだぜ?友達宣言。
大好きなのは日向と報瀬がゆづを励ますパーシャル丼のシーン。BGMが3話等の挿入歌「ハルカトオク」のアレンジになっている。BGM聴いただけで「なんて温かいシーンなんだろう」って思わせるくらい優しい空間になっていて、(ゆづの悩みとは裏腹に)明るい予感に満ちている。メッチャ好き。
現代風の表現を用いる時の問題として、時代の変化によってその意味が変質したりするという点がある。これは意図して変質を招くことは少なくて、大抵は無自覚に発生する問題である(ex,宇多田ヒカル”Automatic”の歌詞に出てくる「受話器」)。今作で言えばSNSアプリでのやり取り。もしSNSがポケベルと同じ運命をたどった時、その未来においてこの作品の意図はどれくらい伝わるんだろうか…と心配になるのだけれど、10話の18:30頃において、「既読が付くこと」を「”ピッ”って、読んだよーってサインが付いたり」と表現していて、思わず「おおっ」ってなった。現代風に言うなら「既読スルーしてやんの」とか言いそうな所だけれど(キマリは言わないけど)、「”ピッ”って、読んだよーってサインが付いたり」という言い方は向こう20年くらいは伝わる表現なんじゃないだろうか。風化しにくい表現を選んだ、と言う意図があるかどうかは分からないけれど、すごく好きな表現だ。
目黒のサンマという落語があるけど、会社で仕事をしていて「ああ、こういうことを言うのか」と思うような場面にでくわした。
自分がいる部署は企画営業みたいなところで、自分は先輩社員の事務作業を手伝うような役割をしている。
うちの会社はもともとルート営業がメインの仕事なのでここ最近はじわじわと売上が下がってきている。
もともとIT系サービスが充実してきたら自然になくなっていく系の仕事なのでこれはもうどうしようもない。
そこでこのままではいけないと最近社内でも比較的高学歴のチームが新しい営業分野を開拓しようといくつかアイディアを出し合っている。
ルート営業時代のぬるま湯が抜けきれないというか、リスクなく収益化しようとしすぎてしまうからだ。
それでもいくつか企画段階で「それはまあまあいいかも」と思う話も出てくるので、若手である自分としては少し希望を持ったりする。
でもうまくいかない。
アイディア段階ではいいのに、そのシステムを構築するために新しい取引先と合うと、そこで古臭い理屈を押し付ける。
社内全員が理解できるようなシステムでなければいけないと何度も何度も仕様を変更させたがる。(主に思いつきですぐ連絡して丸投げする)。
当初予定していたサービスをどう提供していくかということよりも、いかにして開発費を値切るかとか、維持費(サーバー代とか)を下げるかとかそういうことにいつの間にか必死になっていく。
結果として実際にリリースされたサービスは安っぽくてちゃちぃものになって、そのくせ「新たしいサービスなんだから収益を確保しなくては」と平気で利幅をつけてリリースするので誰も利用しない。
そして失敗をすると時代の流れだとか、開発会社の作業が遅いとか文句を言っている。
そのくせGoogleの広告費はじゃんじゃん湯水のように支払ったり、販売ルートもきちんとしてないうちに「将来顧客が増えた時のために」と明らかに不要な設備投資をしたりする。
最初はそれなりにいいアイディアだったもの(実は自分が出した企画もある)も、アレはだめ、これはリスクが高いとごちゃごちゃ口出しをされて、結果的に毒にも薬にもならないものができあがる。
新入社員の迎え入れの準備などで各チームが引き継ぎを行っている。
新しいチームが嫌な人たちは何やかんや言いつつ引き継ぎを渋る。
自分のこれまで担当していた仕事をブラックボックス化することで
引き継ぎが困難という印象を与えて、自分の担当にしがみつこうとする。
もしくは引き継ぎをせず仕事を混乱させて「俺を担当から外すからひどい目にあうんだ」と示そうとする人もいる。
長い間1つの仕事ばかり担当していた人はぬるま湯に慣れきっていて
新しいことを学ぶということに慣れていないので
それぞれの仕事の守り方を見ているととてもちっぽけに見える。
「やっぱり先輩がこのチームにいないとダメですよぉ〜」
なんてやりとりを真剣な顔して話している。
本気で言ってるのかな?と思ってしまう。
世間で問題になっているんだから問題なんだと思うけど、正直両方ともちゃんと理解できていないのよね。
MeTooの方は単に無縁すぎて、女性に言い寄ることすら考えたことがない自分としては、もう、わけわからんというか、
そこまでセクハラしたい気持ちから分からないから、なんでそんなことが起きているのかも分かっていない。
黒塗りの方はそもそも人種差別というものを知らないから分からない。
人種が違う人と会うことそのものが少なすぎるってのもあるし、人種で差別をするしない以前に海外の方とは言語レベルで通じあえない(英語使えません)ので、
差別的な発言もしようがない。差別的な対応も何も、会話ができない人にむかってどうやって差別するんだよ。そんなこと考える前にあいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅだから。
差別されている人を見たこともないし、している人なんて見たこともない。もちろん自分はそんな差別をしたつもりもないし、今後もするつもりはない。
要は、両方とも当事者になったことがないから分からないんだよ。
セクハラされて気分が悪くなるのは分かるんだけど、セクハラしようと思う人がいること自体が理解できないし、
差別されて気分が悪いってのもまぁ分かるんだけど、何が差別になりうるのかは全然わからない。想像ができない。
これは正解とは思えないけど、自分が当事者レベルにまでならないと、何が人を不快にするのか分からないと思うのよ。
想像だけでカバーできる範囲なんて限界があるし。で、わからないのはいやだから理解したいとは思うんだけど、そもそも理解するために何をすればいいのかわからない。
何から手を付ければこの二つの問題を当事者レベルで考えることができるんだろう。
日本ののほほんとしたぬるま湯に浸かっていて理解できないってことはないはずなんだろうけど、何するべきなのかな。
分かる人いたら教えてほしい。
それとも風邪でしょうか。
http://www.kawamura-jibika.com/blog/?p=250
より
3-1.
鼻を温めて深呼吸をする
鼻を温めると血流が改善され、鼻の中がすっきりしてくるはずです。
花粉症の鼻づまり、風邪の鼻づまりなど、どんなタイプの鼻づまりにも効果があるといわれています。
鼻に蒸しタオルを当てる
お湯をためたタライに鼻を近づける
熱がなければゆっくりとお風呂に入り、体を温めて血流を改善しつつ、湯気を吸いこむような気持ちで深呼吸してみてください。
外出中に鼻づまりを何とかしたい時は、使い捨てカイロを鼻の根元に当ててみましょう。
3-2.
脇の下を刺激する
テレビ番組で紹介され、鼻づまり解消法として注目が集まっているのがこの方法です。
子供のころ、横を向いて寝てると鼻づまりが解消されたという経験はありませんか?
脇の下にある自律神経を圧迫することで反対側の交感神経を刺激し、血管を収縮させて鼻の粘膜の腫れを改善する、という原理です。
鼻づまりなのに脇の下が関係しているの?と思った方はぜひ試してみてください。
やり方は簡単で、つまっている鼻とは反対側の脇の下にこぶしをはさみ、圧迫します。
こぶしの代わりにペットボトルでも構いません。
圧迫するときはこぶしを入れた脇を下にして、横に寝てみるとよいでしょう。
3-3.
鼻うがいをする
鼻の奥についた花粉やほこりをしっかり洗浄する効果がありますので、花粉症で悩む方は毎日行うと良いでしょう。
鼻うがいのやり方は以下の順序です。
煮沸した水で0.9%程度の食塩水を作る
顔を横に傾けるとスムーズですが、傾けすぎると食塩水が耳管に入り、中耳炎になりかねませんので注意してください。
また、鼻うがいが上記のようにできない方は、鼻で水を吸い込み、鼻の中を洗う要領で行っても構いません。
真冬は水が冷たく、そのままでは痛みを感じる場合もありますので、できればぬるま湯を使って行いましょう。
煮沸した清潔な水で行ってください。
だそうです。お大事に。