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2023-03-08

Colabo事業への再調査結果があまりにもひどい

Colabo事業への監査結果を読んでみる

https://anond.hatelabo.jp/20221229122645

Colaboの監査請求役人文学の話(追記あり

https://anond.hatelabo.jp/20221229223951

元増田です。都の監査結果に対する再調査の結果が公表された(https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/4jumin/4jumin5_sochi2.pdf

ので見ていきます

(完全に忘れてて乗り遅れました、残念)

まずは最初結論から

○この文書東京都保健福祉局によるものであり、第三者性はない。

○本件調査結果は、少なくとも以下3点において到底認められるものではない。

・通常認められない請求認定したにもかかわらず、事前に知らされてなかった費用を後から認定して返金を求めないこと。

・通常認められない請求に基づいて費用を支払っていたにもかかわらず、過年度の事業再調査しないこと。

監査委員の指摘に答えていないこと。

では具体的に見ていきます

かい計算でもいろいろ突っ込みどころがありそうですが(飲食費用とか宿泊費用とか)、そもそも全体として変じゃないかと思われるところに絞って突っ込みます

本件再調査結果は保健福祉局によるものであること

本件再調査結果をもって、『本件再調査の結果、Colaboの会計処理不正はないことが明らか』(https://colabo-official.net/seimei230306/)などという意見散見されますが、これは明白に誤りです。それはなぜか説明します。

本件再調査制度上の立て付け

地方自治法242条9項)

監査委員の勧告があつたときは、当該勧告を受けた議会、長その他の執行機関又は職員は、当該勧告に示された期間内必要措置を講ずるとともに、その旨を監査委員に通知しなければならない。この場合において、監査委員は、当該通知に係る事項を請求人に通知するとともに、これを公表しなければならない。

今回の場合、①都知事(保健福祉局)が必要措置を講じ、②監査委員に通知しなければならず、③監査委員はこれを公表しなければならない、という構図です。

まり再調査をしたのは事業実施部局であり監査委員ではありません。勧告を受けた地方自治体はそんな酷いことはしないよねという信頼に頼った制度設計ですが、悪く言えば泥棒に鍵を持たせて牢屋番させているようなものです。

勧告を受けた行政機関による再調査ですので、言えたとしても「本件事業を所管する東京都保健福祉局による再調査では、様々な不適切会計請求)が明かになったものの、返金までは認められなかった」程度でしょう。

※ただ、通常の行政機関場合、「お手盛りじゃないか」と言われるのを嫌ってこういった再調査では必要以上に厳しく見ることが通例です。本件の場合そうではないですが…(以下で詳述)

後追いで費用を認め、不適切とした請求相殺していること

通常の委託事業(概算払い)の精算の場合、Aという請求が認められなかったらそれまでで、後から「AがダメならBを請求します」と言っても後の祭りです(そういうのは下打ち合わせでするもので、請求・支払いが済んでから引っくり返すことはまずあり得ません。)。

それが本件再調査場合は認められてしまっています

過年度の事業再調査しないこと

本件再調査では、様々な請求の不備が見つかりました。可能な限りその額を小さくしたいというインセンティブが働く東京都保健福祉局をしても、7%ほどの過大な請求がなされていたとのことです。

であれば、当然に過年度の事業についても再調査を行い、同様に不適切会計が行われてなかったか調査しなければなりません。

監査結果ではこう書かれています

(2)調査の結果、本事業として不適切と認められるものがある場合委託料の過払いが認められる場合には、過去事業年度についても精査を行うとともに、返還請求等の適切な措置を講じること。

保健福祉局としては、「過払いが認められなかったので過去事業年度について精査を行うことまで求められていない」ということなのでしょうが、この対応行政としては考えられません。不適切請求があったことは明かなのですからね。国が同じことをすれば連日国会で大炎上です。主に共産党立憲民主党あたりから火だるまになるでしょう。

監査委員の指摘に答えていないこと

以下に監査委員の意見と保健福祉局の対応を書いていきます

監査委員の勧告

(1)監査対象局は、本件契約に係る本事業実施必要な経費の実績額を再調査及び特定し、客観的検証可能ものとすること。

(保健福祉局の対応

再調査の結果、保健福祉局はこう特定して認定しました」としているだけで、客観的に、監査委員から見て検証可能ものは一切示していない。

監査委員から見て、というのが重要です。もちろん保健福祉局はバックデータを持っているのでしょうが、この調査結果では監査委員は検証できないでしょう。

監査委員の意見

(2)アウトリーチ支援など本件事業の履行の完了については、具体的に事業実施状況を確認できるよう受託者に対し報告を求めること。

(保健福祉局の対応

再調査結果では一切触れず。

勧告ではなく単なる意見から来年度以降気を付ければ良いと整理したのでしょうが、これはおかしいです。そもそも、本件再調査委託料の過払いだけでなく、「本事業として不適切と認められるものがある場合」(監査結果報告書)も調査されなければなりません。それにもかかわらず、実施状況の報告を受託者に求めた形跡がないってのはおかしいでしょう。

監査委員の意見

(3)人件費報償費等の本事業実施必要な経費とそれ以外の経費について、明確に区分することが困難な経費については、事前に按分の考え方や算定方法を局が受託者に対して示すなど合理的説明ができるようにすること。

(保健福祉局の対応

なお、当該経費の按分の考え方であるが、団体事業費の全体額(当該報酬を除く)のうちで本事業の経費(当該報酬を除く)が占める比率を乗じて、算出した。

※こんな雑な案分の決め方で認められるわけないでしょう。何時間従事してとかの目安もなく?人件費は額が大きく、ここの案分率を下げると返金が出るので、何とかして案分率を上げたかったのが読み取れます

その他

明らかに保健福祉局は多少無茶なロジックを組んででも何かを守りたいご様子です。それが事業者なのか本事業なのか政治家なのか組織なのかは私には分かりませんが。

追記

投稿した瞬間に気付きました。これを返金請求した場合、都の訴訟リスクが高いですね。

都が一度認めた請求を引っくり返すことで返金が発生した場合、Colaboから訴訟に耐えられなくなりそうです。

もちろん、元々Colabo側がかかった経費全額を都に報告していたらこんなことにはならなかったのですが、それは都が認めていたという話ですからね。

※なんでそんなやり方を都が認めたんだ、政治家圧力があったんじゃないのか、などの論点はあるにせよ、です。

追記

まりに失当なブコメが付いてたので

なんだ?終わったら監査全否定?これがゴールポストを動かすってやつか/この人もだけどなんで経費全体の内で上限2600万だけを都が払う話を知らん奴がたくさんいるんだろう。表3裏帳簿説が尾を引いてる?

元の増田見て貰えば分かる通り監査結果には元々批判的です。

ただ、その監査結果を受け入れたとしてもこの再調査おかしいって話ですね。

上限2600万円ってのも十分理解した上での話ですよ?分かりませんか?

2023-01-30

anond:20230130191420

委託事業は儲けても全然かまわない(というか採算性はきっと大事

1.委託事業経理処理の基本的な考え方

委託費の定義

委託費とは、本来、国が自ら行うべき事務事業等をその執行の適宜性・効率性等に鑑みて、他の機関地方公共団体公益法人民間団体等)又は特定の者に委託して行わせる場合に、その反対給付として支出する経費をいいます

委託費は調査又は研究開発等の委託契約に基づく対価的性格を有する経費であって、補助金のような助成性格のものとは異なります

補助金とは違うと明記されてるんだよね

対価的性格を有する経費だから、掛かる経費は利益を含めたもので良い筈で

利益が無いなら、委託事業の入札なんて誰も応札しない

けれど、このケースでは、モデル事業として特殊に扱ったみたいね監査でも触れてる

委託経費

委託料は、本事業実施必要報酬給料職員手当等、賃金報償費、謝金、旅費、需用費(消耗品費、印刷製本費、会議費、光熱水費、食糧費)、役務費(通信運搬費等)、委託料、使用料賃借料備品購入費、共済費、扶助費、その他緊急に必要となる経費について、令和3年度は26,000千円を上限に、事業実績に応じて支出し、上限額を超えた経費については団体負担することとしている

から、増えてる

(なお、令和4年度は年額45,634,000円を基準額としている。)。

取り立てて騒ぐこともないようには思うし、多分お咎めなしだと思うよ

2023-01-29

anond:20230129015818

まず第一に俺が問題だと思う点と東京都監査委員問題だと思う点を一致させる必要はない。

東京都監査委員問題だと思うなら東京都監査委員批判すればいい。

俺は購入してないものを購入したと報告するような、足し算の合ってない杜撰報告書を出したColaboのせいで多くの人間が振り回されたと思っている。

他人リソースを徒に浪費する連中の存在は俺は問題だと思っている。

東京都監査委員問題でないと言ったところで知らん。

俺が問題だと思う、だから批判する。

わかった?

第二に監査結果に

https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/4jumin/4jumin5.pdf

事業実績額の内訳の記載について)

本件事業実績額の内訳には実際とは異なる備品や購入していない備品が記

されており、実態を正確に反映せずに本件事業計画書の事業所要額の内訳を

そのまま転記したものと思われるものが見受けられることは不適切である

がっつり「不適切である」と書かれてるだろ

他にも

(1)監査対象局は、公金の使われ方について都民疑念等を生じさせないよう、

事業実績額については、本事業実施必要な経費を正確に報告させ、これを

精査したうえで精算を行うとともに、事業実績額の対象経費の支出内訳につい

受託事業者ごとに任意とするのではなく、仕様書に定める支出対象費目(報

酬、給料職員手当等、賃金報償費、謝金、旅費、需用費(消耗品費、印刷

製本費、会議費、光熱水費、食糧費)、役務費(通信運搬費等)、委託料、使用

料及手数料備品購入費、共済費、扶助費 その他緊急に必要とする経費)の

区分に準じること。

以下略

つらつら書かれてるだろ。Colaboの今の状態東京都監査委員問題があると思ってるんだわ。問題が無いなら注文つけないんだわ。

都民疑念等を生じさせないよう」って書かれてるだろ。都民疑念をもたせてリソースを浪費させるのは悪い事なんだわ。

俺と東京都監査委員問題と思う点を一致させる必要はないが、この点一致してんだわ。

それを「問題ない」と解釈する人もいるかもしれんね?

俺は問題があると思う。だから批判する。

そのうえで自分問題の原因がある連中が議員会館記者会見を開いて「リーガルハラスメント」だのなんだのといって批判を封じようとした、それはさらに”俺は”問題だと思う。

から批判する。

どこら辺が問題なの?

この辺が”俺の中で”問題

わかった?

2023-01-04

ざっと読んだ

東京都若年被害女性支援事業について 当該事業受託者の会計報告に不正がある として、当該報告について監査を求める 住民監査請求監査結果

https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/4jumin/4jumin5.pdf

監査委員の論理の要となるのはここ。

話の流れが整理されると思う。

p.23

「第3 監査の結果」「4 判断」「(3)本件契約に基づく支払いについて」「オ 小括」の、

本件契約仕様書記載「本事業実施必要な経費(報酬給料職員手当等、賃金報償費、謝金、旅費、…(略)…)」の総額が、本件帳簿記録に記載の本件経費の総額のとおりであるとすると、

この留保が、この監査結果の要だよね。

これに先んじて

請求人の主張は妥当ではない

が連発されているので結論が出ているかに思えてしまうんだけど、

「全体の必要経費が都の委託料を超えている(=持ち出しが多い)から問題ない」

という監査委員の"総論"は、

各々の帳簿記録が正しいという前提に立てば

という留保の上でのものなので、"結論"は、

きちんとした明細を出しなさい。結論それからです

と言われてるんだよね。


まあでも現時点で、いわゆる「税金チューチューでウハウハ」みたいな実態はなさそう、とは言えるかな。

2021-10-20

欠陥ばかりの会計年度任用職員制度

anond:20211015101356

追記したら、つらつらと書き足したことが表示しきれなくなってしまったので、記事を分けて残しておきます

2021-10-15

自治体が人を雇う場合一般的雇用契約をすることができない。

anond:20211014160920

自治体が人を雇う場合一般的雇用契約をすることができない。少し前までは曖昧にされてたが、総務省が古い解釈を今更示したせいで、一時的であれ短時間であれ、明確に公務員として任用せねばならなくなった。令和2年度4月から施行された会計年度任用職員てやつだ。地方公務員法根拠規定によりパートタイム(第22条の2第1項第1号)とフルタイム(〃第2号)の二種類があるが今回はパートタイムのほう。本来は。その場合地方自治法203条の2第1項により「報酬」の支給となり、勤務条件に関して県の条例適用も、労働者として労働基準法適用もある。任用条件の通知も当然行われる(「会計年度任用職員の任用(再度の任用を含む)時に交付する「勤務条件通知書のイメージ」の作成等について - 全国町村会」)。

 埼玉県条例

 会計年度任用職員の報酬等に関する条例

 会計年度任用職員の報酬等に関する規則

だが任用するとなると埼玉県条例で定めた諸々を適用せねばならず手間がかかるから、「報償費」の支払いでごまかしたんだと思う。講演の謝礼の支払いなんかで使われる方法。いわゆる謝金。横行する「有償ボランティア」(実態労働のやつ)もこれ。

報酬」として支給せず「報償費」も避けるとなると、自治体指揮命令下でやってもらう仕事個人への「請負(いわゆる業務委託)」にして委託料というわけにもいかいから、派遣会社業務委託して人を派遣してもらうしかない。こういう突発的で大人数の仕事は自前で労務管理するのも大変だろうし派遣なら派遣でいいと思うが。

この足立区資料を見ると似たような支出でも区別されているのがわかりやすい。

https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/42523/kouhyoukamoku.pdf

よく見ると「賃金」の項目があるけど、これは「雇用契約自治体には存在しないはず」という解釈の辻褄合わせのために改正されて今は無くなった。自治体は、今までは何だったの?と右往左往した。

地方自治法施行規則中、歳出予算に係る節の区分(第15条関係)について>

マニュアルⅡ2(1)⑥のとおり、地方公務員法は、地方公共団体に勤務する者について、一般職にも特別職にも属さない者の存在を予定しておらず、雇用契約による勤務関係の成立を想定していないため、自治法施規則歳出予算に係る節の区分(第15条関係)中、「7節 賃金」を削除したものである

(会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)Q&A)

会計年度任用職員臨時的任用職員については総務省のページにある「会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル改訂について(平成30年10月18日総行公第135号・総行給第49号・総行女第17号・総行福第211号・総行安第48号)」の中の「会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル(第2版)」に、非常に詳しく説明されている。もはや自治余地がない。

 

また、埼玉以外でも、自治体議会に載ってる予算資料を見ると、たいがい集団接種の医療従事者に支払う「報償費」が計上されている。集団接種は国から事業費の補助がないとできない規模だと思うが、その補助金報償費としてしか出なかったのかもしれない。そうだとしたらその金を「報酬」として支払うことができない。

地方公務員法第58条第5項による労働基準法規定適用除外と上書きにより、基本的労働基準監督署の監督権限が及ばない(例外は同項で除外される労働基準法別表第1の第1号から10号まで及び第13号から第15号までに掲げる事業従事する職員保健所等)と地方公営企業法により同条が適用除外される水道等の公営企業職員、単純労務職員技能労務職員))ため、労働関係相談に乗るセンターは、基本的地方公務員制度には無知無力無関心だから、動かすのが容易ではないのかもしれない。労基署の代わりに人事委員会等が監督することになってるが、その有様は元記事のとおり。大方の弁護士公務員制度をわかってない。

そして地方公務員基本的公務員制度労働法もよく知らないし、支払う相手が困るかどうかの意識も乏しいし、加えてふだん報償費を出す相手講師なりボランティアなりの支給額に頓着しない相手なので、今回も同じように雑にやったのではないかと思う。

今回の運用のされ方からして非常勤地方公務員問題に近い話だと思うけど(官製ワーキングプア研究会)、同じかというとそうでもないかもしれない。

 

ただここから先どうするかとなると、支給された内容がおかしいと審査請求をして否応なく言い分を聞き出すくらいしか自分は思いつかない。解決のためではない。県のコンプラを掌理する部署が出てこざるを得なくなり、せめて事情を詳しく聞けるかもしれないと思うからだ。却下するにも裁決書は書かねばならないし、説明して審査請求を取り下げてもらえるなら、役所だってそれにこしたことはないだろうと。

誰かがもっといいアプローチを知ってるかもしれない。

 

10/16に元記事追記がされていた。

"看護師の皆様への依頼は、保政第569-1号通知に基づく業務応援(つまり雇用関係になく、スポット応援を依頼している)という業務形態です。

そのため、労働基準法適用されないこと、及び、休業補償は行われないことについて、何卒ご理解くださるようお願いいたします。"

なぜこれを最初にしっかり説明しなかったのだろうか。どういう関係かも明示されず働かせて、声を上げたらこれって。民間よりよっぽどブラックだ。

労働関係にないならこれ以上声を上げたって無意味じゃないか

最初説明しなかったのは、応じた看護師が被る不利益についての関係者の認識が無かったからと思うが(通常は本当に1日、2日の単発業務で使う手法なのだと思う。)、これが今さら雇用だということになると県は大変困る、事務的にも大変だし議会質問されるのが更に大変なので、否定してかかるのは予定通りではあるだろう。

保政第569-1号通知とは県庁内部の訓令通達の類だろうか。内容を読んでみたいが、基本的にそうしたものは県の内向けの文書であって、対外的法律効果を左右できるものではない。ゆえに、 後出のhamachanブログ様で紹介いただいた裁判例のように、役所の側の理屈否定して雇用契約だと認定されることもある。これは役所相手だと珍しいが民間企業ではザラにあると思う。

件の裁判例、県もまだ知らなかったのではないか。こういう道筋ができていた以上、実態からしてこれは雇用だったという主張が認められる可能性も出てきたとは思うものの、孤軍では負担が大きそうだ・・・

 

10/20追記

自治実務セミナー」という雑誌があるのだが、その2021年8月号に、「公立学校における有償ボランティア活用留意点について」という記事があった。この記事タイトルどおり、教育現場における「有償ボランティア」の労働者性が認定される可能性等を論じたものであるが(それはそれで教委関係者の心胆を寒からしめるかも知れないが)、その中で、

地方公共団体活用している有償ボランティア労働者とされた事例として、堺市保健医業務協力従事制度(区保健センター実施する乳幼児健診や予防接種業務の補助をする看護師等に1回3時間程度で 謝礼金を支払う制度)がある。予防接種等の補助をしていた看護師堺市に対して年次有給休暇を求めたところ労働者ではないことを理由にこの求めを拒否された事案について、堺労働基準監督署は当該看護師労働者である是正勧告している。

と紹介されていた。令和2年のことで、報道もされたようだ。

おそらく報償費運用されていた事例であり、「区保健センター実施する乳幼児健診や予防接種業務の補助をする看護師等に1回3時間程度で 謝礼金を支払う制度」で労働者性が認定されるのであれば、元記事のような新型コロナワクチン接種業務場合は、よりその可能性が高いだろう。

堺市ではその後、会計年度任用職員としての任用に切り替えたとの由。

 

 

追記たらこの先が表示しきれなくなってしまったので、記事を分けて残しておきます

https://anond.hatelabo.jp/20211020210114

2018-09-22

1か月ぶりクマ出没 なのに猟友会がいない…理由は1156万円の"報償費" 議会で否決 北海道島牧村

1か月ぶりクマ出没 なのに猟友会がいない…理由は1156万円の"報償費" 議会で否決 北海道島牧村(北海道ニュースUHB) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180922-00000001-hokkaibunv-hok

クマ出現に出動するのは議員仕事に含めればいいんじゃなかろうか?

2010-05-26

某方の幻聴

5月25日>(火)

引継ぎのときに、確認しながらいろんな書類を渡し終えた後で、前任者がニヤニヤしながら鍵を取り出すのです。「これって、何ですか?」「アレですよ、アレ」。前任者はそう言うと、部屋の片隅に目配せしました。そこには金庫がありました。内閣報償費、いわゆる機密費が入った金庫の鍵だったのです。

政務の官房長官秘書官にとって、いちばん大きな仕事はこの機密費の処理だったんですね。鍵を使って金庫を開けてみると、中はお札がギッシリ入っていました。少し使って中身が減ると、いつの間にかまた増えている。どうも夜中にこっそりと事務の方がお金を補充していたみたいですね。その辺の仕組みは、最後までわかりませんでした。

機密費の使い方については、もちろん秘書は何も知らされていないのです。でも、官邸の古いスタッフの人が教えてくれました。あの人にはいくら、この人にはいくら、という感じで。いくら機密費とはいえ、前の政権でどういう使い方をしたかは、ちゃんと記録が残っているのです。当たり前ですよね。そうでないと秘書が着服しても分からないですから。

わけの分からない媒体を出している社長がぶらりとやって来て、座り込んで帰らない、なんてことがありました。この人、何をしに来たんだろう、と不思議に思いながら話の相手をいると、突然、「おい、アレだよ。出すもの出せよ」と言い出す。そこでやっと気がつく、なんてこともありましたね。つまり催促に来ているわけです。なぜ、その人にお金を払っていたのかは、正直、よく分かりませんでした。

大きな使い道としては、議員の外遊のお餞別ですね。皆さん、出発が近づくとニコニコしながら官邸にやってくるんです。「いやあ、今度、○○に行くことになりまして」って、要は分厚いのを頂戴よ、って意味なんですけど。与野党の隔てなく、配っていましたね。議員さんの出張は、今の時代の感覚にしては大袈裟なんです。もちろんお土産もいっぱい買ってこられましたけど・・・・。

http://tameike.net/comments.htm




与野党の隔てなく、配っていましたね」って。

 
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