「罪と罰」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 罪と罰とは

2018-07-13

ネタバレ注意」は分かるが「ネタバレ禁止」はおかしいと感じる。

ネタバレ禁止」はおかし

SNSで広がる「ネタバレ禁止文化賛否 厳しいほどヒットのチャンス失う可能性も

ネタバレ禁止文化の是非 いきすぎた配慮で視聴・集客の妨げにも?

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12173-056478/

はじめに、誤解のないように言っておくと、私自身は所謂ネタバレ」はお勧めしない。

からブログなどに投稿するときに「ここから先はネタバレなので注意して下さい」と注意を書いたり、

物語最後の方で、とある人物があれを持っていることが判明するのは予想していなかった」等とぼかして書くのは分かる。

おかしいと感じるのはネタバレ禁止という強制である

 一方、そのようなファン同士の“揉め事”を未然に防ぐために、アーティストアイドルファンの間では、ライブツアーの最終公演が終わるまではセットリスト演出内容などがわかる感想投稿しないという“ネタバレ禁止文化存在する。

 アーティストたちにとっても、参加回数に関わらずライブを観に来るファン全員を同じように楽しませたいという意識もあるのだろう。実際に、NEWSメンバー希望で“ネタバレ禁止”を徹底しており、ツアー中はネット上でほとんど情報が出ない。

 だが、基本的には“ネタバレ禁止”はファン側の“暗黙のルール”。ファン同士の“配慮”によって成り立っている部分が大きい。どこからNGなのか、どこまでOKなのか、ファンになりたてのネットユーザーにとっては困惑することのひとつでもあるだろう。

本来投稿すること自体自由であるはずなのに、何故禁止なのか。

見たくない人に強制的に見せつけることは問題であっても、「ネタバレ自体禁止です」という権限NEWSのようなアーティスト主催者側にも、ファンにもそもそも無いはずである

権利がないのに権利を主張する、これは「擬似著作権」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%AC%E4%BC%BC%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9)に構図的に近い気がする。

ネタバレ著作権」「セットリスト著作権」という意識で主張しているのかは分からないが、構図的には近い気がする。

ネタバレ注意」は分かるが「ネタバレ禁止」はおかしいと考える。

こうして今思った事だが、誤った権利意識が人の権利侵害しかねないのかもしれない。

まして事実を書くという問題のないはずの行為禁止ですというのは正当性があるのだろうか。誤解を拡散しないでくださいなら分かる。


ネタバレ禁止というのはいつまで

ところで、余談であるが、ネタバレ禁止というのはいつまでの期間なのだろうか。

一つ思い出した例がある。任天堂の人気ゲームソフトゼルダの伝説 時のオカリナ1998年11月21日)にゼルダ姫という人物が登場する。ゲームが進むと、ゼルダシークという人物と同一人物である事が判明する。

同一人物という情報ネタバレ禁止で当時雑誌にも載せていなかった。永久規制と言われていた。

しかし、その後任天堂より発売された「大乱闘スマッシュブラザーズDX」(2001年11月21日)という格闘ゲームでは、ゼルダ姫はシークと姿を変えながら戦う。

スマブラを先に遊んだ人が、ゼルダの伝説 時のオカリナを後から遊んだら、シークを見て「知ってる。この人の正体はゼルダ姫でしょ」と分かる。

まりスマブラゼルダの伝説のネタバレになっている。それも発売元任天堂ネタバレをしている。

私の記憶では、当時ニンテンドードリームという雑誌では、ゼルダシークが同一人物というネタバレ禁止ではなかったのかという疑問が読者より寄せられていた記憶がある。

作品発表よりも、何年も立てばネタバレ禁止意味がないと判断したのかもしれない。

ネタバレとは見なされにくい例はどれか

ネタバレネタバレでないものの違いは何だろうか。

想像だが、展開が有名な作品ネタバレとは見なされないのではないだろうか。

例えば罪と罰坊ちゃんでは最後にどうなるのか。

それとキャラクターを特徴付ける重要な設定は、後から判明するものであってもネタバレとは見なされにくいのではないだろうか?むしろファンからすれば知ってほしい事実のような気がする。

ドラゴンボール悟空サイヤ人

ドラゴンボールピッコロナメック星人

2018-07-05

[] #58-7「罪罰メーター」

≪ 前

理解に苦しむよ。どうしてこの機械よりも、自分たちの方が罪の重さを正しく推し量れると思えるんだ」

ガイドのその言葉に、兄貴は深い溜め息を吐いた。

その溜め息は呆れからくるものじゃなく、どちらかというと諦めに近いものだったように思う。

「やっぱりな。この機械が正しく罪と罰推し量れることが、全面的に正しいことだって思ってる。それが問題本質的解決できる魔法の粉だと信じているわけだ」

このとき、ミミセンは兄貴の思惑が分かったらしい。

「なるほどね……」

「あ、何が?」

「マスダの兄ちゃんにとって、罪罰メーターが実際にちゃんと計測できているかどうかは重要なことじゃなかったんだ。罪罰メーターに対する考え方を通じて、ガイド無知無理解傲慢さを露わにしたかったんだよ」

あー、それなら俺も分かる。

そういう人間を家から追い出すって形の方が、後腐れがなくなるもんな。

そしてミミセンの予想が正解であることは、その後すぐに分かった。

「では、お気をつけてお帰りください」

兄貴が再び木刀を手に取り、構えに入った。

ガイド危険を察知して咄嗟ステルス機能を使ったけど、これは悪手だった。

木刀を構えた兄貴に対して、まずやるべきことは回避か防御だ。

迷いなく振り下ろされた木刀を、ガイドはほぼ無防備状態で肩から喰らった。

「い、いきなり何するんだよ」

「お前はまるで分かっていなかったようだが、俺にとっては全然“いきなり”じゃないんだよ。むしろ待ってやったほうだ」

スーツ耐久性のおかげか、ガイドはそこまで痛そうなそぶりは見せない。

だけど、それがかえって兄貴が手加減しなくていい理由を与えた。

ガイドは様々なアイテムを使ってこの場を乗り切ろうとするが、それよりも早く兄貴攻撃するため何もできない。

「あ、兄貴ちょっとやりすぎじゃない?」

生憎、この家では治外法権なんだよ。相手が身元不明自称未来人なら尚更な」

「どういうこと?」

「今この場においては裁くのは俺で、裁かれるのはあいつだってことだ。それは俺に罪があろうとなかろうと関係ない」

なんか兄貴がスゲえこと言ってる。

完全にキレてんな。

「うわあっ! 次元警察に追いかけられた時よりも怖い!」

にじり寄る兄貴に恐怖を覚えたガイドは、たまらずその場から逃げ出す。

「他をあたるんだな。まあ、その罪罰メーターには致命的な“欠陥”があるから、結果は同じだろうがな」

から追い出されたガイドに、兄貴はそう吐き捨てた。


…………

その後もガイドは色んな人に罪罰メーターを使って見せたけど、兄貴の言うとおり誰にも信じてもらえなかった。

「ええ? これで罪が帳消しなんて納得いかない。もっと罰を与えろよ」

「ちょ、ちょっと待ってよ。むしろやりすぎだよ。何でここまでされないといけないんだ」

ある人はそれでは足りないといい、ある人はそれではやりすぎだと意見バラバラ

「何で今ので自分の罪メーターが増えるんだよ。悪いのはあいつじゃないか

時には罪として計算されること自体を不服に思う人もいたんだ。

結局、ガイドアイテムインチキだとして、誰も相手にしなかった。

「なぜだ、なぜ誰も『罪罰メーター』の力を信じない……」

何となく感じていたことだけど、この頃になると俺たちも罪罰メーターに“欠陥”に気づいていた。

ガイドはまだ気づいていないようだけど。

「仮にそのアイテムが本物だとしても、結果は同じだ」

ガイドにそれを伝えたのは、意外にもシロクロだった。

いつものシロクロは言動がユルいけど、たまにやたらと喋り方がガラリと変わることがある。

どういうきっかけでああなるのか、あれが本来のシロクロなのかは分からない。

考えるだけ無駄なので、俺たちは持病の発作みたいなものだと思っている。

「マスダのお兄さんも言っていたけど、一体どういうこと?」

因果に人が繋がれているならば、罪と罰についての妥当性を判断するのもまた人なのだ。その機械が人の気持ち理解できない以上、いくら正確に検出できてもポンコツなのだよ」

そう、罪罰メーターの致命的な欠陥。

それは計測が正確であるかどうかを判断できる人間が、ほぼ存在しないってことだ。

理解できないよ。どうしてこの時代人間たちは、自分感情を優先させて是非を語ろうとするんだ。そんなので正しく裁けるわけがない」

「正しく裁けるかってのは、必ずしも重要な事じゃない。時には他の事を優先することもある。そして、そのメーターにそんな判断は出来ないだろう」

こうして、ガイドの協力者探しはいつも通り失敗に終わった。

シロクロの言うことをガイド理解できないようだけど、結果が何よりも物語っている。

まり機械が裁くにしろ、人が裁くにしろ、納得できない結果になるってことなんだろうな。

俺は今回の出来事を、その解釈で納得したつもり。

(#58-おわり)

2018-07-04

[] #58-6「罪罰メーター」

≪ 前

この時点で俺たちは、ガイドが家から追い出される未来を予見した。

キトゥンもそれを察したのか、兄貴の膝上からそそくさと降りる。

だけど、兄貴木刀をまだ手に取らない。

「……その罪罰メーターについて、いくつか質問していいか?」

「ん? なにかな?」

「さっき、罰は違う手段でもいいと言っていたが、それは間接的であっても計算されるってことだよな。じゃあ殴られた当事者以外の第三者が殴った場合、それは罰として計算されるのか?」

「状況や性質によるね。その第三者当事者と何の縁もなく、別のシチュエーションで殴った場合、それは本件とは関係ない。ただ、一見すると関係がないようでも、因果的に関係があった場合ちゃん計算されるんだ」

「んー? じゃあ個人的な、第三者による私刑行為OKってことか? それって司法国家的にどうなんだ」

どうやら兄貴質問にかこつけて、ダメ出しをするつもりのようだ。

ガイドの持ってきた罪罰メーターを扱き下ろしてから、お帰りいただくつもりらしい。

いや、兄貴は当初からそのつもりだったろうけど。

ガイド兄貴を不機嫌にさせたせいで、より容赦がなくなってる気がする。


キレた兄貴の怖さを知っている俺たちは間に入ることができず、ただその質疑応答を見ているしかなかった。

「もちろん、そういった私刑を行った人物独善的行為だとして罪メーターが別途貯まるけど、対象者への罰としても成立はするね」

「成立しちまうのかよ」

俺たちでは上手く言葉にできなかった罪罰メーターの欠点を、兄貴はどんどん指摘していく。

ガイドは坦々と返していくけど、その答えは何か“大事もの”を削ぎ落としている気がした。

「他にも気になるところがあるんだが、そういった罰は合算なのか?」

「そりゃそうだよ。もし被害者から同じくらい殴られて、その上で部外者にまで殴られたら、罰としては重くなっちゃう」

「ということは、被害者加害者に何の罰も与えず、部外者の罰だけでメーターが減るってこともあるのか。その場合被害者は納得するのか?」

当事者が納得するかどうかと、罪に対しての罰が適切かどうかは別の話だろ。罪と罰において重要なのは意図”ではなく“行動”なんだから当事者が『殴った罰として、あいつを死刑にしてくれ。じゃなきゃ納得しない』って言われても、それは無茶な話になるだろう」


そうしたやり取りに飽きてきたのか、ミミセンが俺に耳打ちをする。

「マスダの兄ちゃんちょっとイチャモンじみてない?」

キレ気味とはいえ、確かに今回の兄貴ちょっとしつこい気がする。

結局この状況は、最終的に兄貴ガイドを追い出したら、それでおしまいだ。

それを先送りにして、まだ問い詰める理由があるのだろうか。

次 ≫

2018-07-03

[] #58-5「罪罰メーター」

≪ 前

こうしてガイドによる第○回、未来プレゼンが始まった。

ガイドが罪罰メーターの説明をしている間、兄貴は何も言わず話を聞いている。

時おり何かを言いたそうに口がもごもごしていたが、ある程度は話を聞いてからにするようだ。

「このメーターの素晴らしい点は、罪と罰性質ベクトルが違っても計算してくれることなんだ。暴力という罪に対して、罰金や、社会的制裁でもいいわけ


ガイドが一通り話を終えた。

兄貴は罪罰メーターの効果に驚くわけでもなく、ただ静かにキトゥンを撫でているだけだった。

「ふーん、つまり罪と罰を正確に測るための装置ってわけか。ならキトゥンには使えないな。こいつの躾くらいには、使えなくもないと思ったが」

「え、測れないの?」

俺は兄貴がなぜそう思ったのか分からなかったので、理由を聞いてみた。

「そりゃあ、罪だとか罰だとかってのは人間尺度で決められたものだろ。それを動物を測れるわけがない」

うーん、そうなのか。

言われてみればそんな気もする。

「いや、動物も測れるよ」

だけどガイドから意外な答えが返ってきた。

兄貴がそれを聞いて、怪訝な顔をしている。

何だか雲行きが怪しくなってきたぞ。

「このメーターは目的こそ罪と罰の計測だけど、その原理因果の計測なんだよ。これまでの行動と結果を多側面的に記号化しているんだ。だから他種の生物だって計測することは可能さ」

「いや、測れたらマズいだろ。それってつまり人間たちの尺度動物を裁くことを良しとするってことだぞ」

「何を当たり前のことを言っているんだ。ボクのような未来人間だけではなく、この時代の人たちもそうしているじゃないか。キミ達も外来種が原生生物を脅かしていたら、その外来種の方を殺すだろう? それって、つまり人間たちの尺度で他種を裁くのを認めているってことじゃないか

兄貴自分の口元を左手で覆う。

表情が歪んだことを隠すため、咄嗟にやってしま兄貴のクセだ。

だけど兄貴の眉の角度は明らかに上がっているのが分かるし、その理由も明らかだった。

ガイドのその例えは、兄貴にとって癇に障るものだったからだ。


兄貴の飼っている猫、キトゥンはジパングキャットという外来種だ。

ジパングキャットは、この国では絶滅危惧種である魚が好物なため、駆除対象に入っている。

数年前、俺や兄貴のいた学童の仲間たちの間で、このジパングキャットをめぐって一悶着あった。

人間勝手尺度動物を殺してしまっていいのか。

または人間勝手感情押し付けて、猫を優先して守ることは良いことなのか。

その選択をして飼い主になったのが、俺の兄貴だったんだ。

兄貴最初の内は飼うのに反対で、俺が駄々をこねてもそれは変わらなかった。

そんな兄貴がどういう理由で心変わりしたのか、尋ねたことがある。

返ってきた答えはこうだった。

「猫を生かそうが殺そうが人間エゴだというなら、自分の心に従ってより良いエゴを選ぶまでさ」

兄貴は後悔しない選択をしたってことなんだろう。

そんな兄貴にとって、ガイドの言うことは十分に理解できるものだった。

だけど、いや、だからこそ。

ガイド言葉が酷く無神経に思えたんだろうな。

次 ≫

2018-06-12

罪と罰』を読んだんだけど

酒屋のおっさんの話が長すぎて、途中でやめてしまった。読みきれる人すごいな。

2018-06-06

anond:20180606170859

かにご指摘の通りですね。

誰を殺すかによるのかなと思ったりもします。でも反面、人間はいじめを楽しんだりもする。結局、自責の念か、あるいはそれに近いものに狩られて狂ってしまうのは、相手が誰かによったりするのかなと思ったりもする。

ラスコーリニコフにしたって、殺す予定がなかったばあさんの妹(とてもいい人)を殺したことが、精神に異常をきたしたきっかけになってますしね(意地悪いばあさんを殺させただけでは、人間が狂う過程を描けなかったのでしょう..)。ニーチェ対象が広過ぎましたね、全人類善悪なんて無意味や、なんて真っ向から向き合ったら常人精神では持たなかったのかもしれません(遺伝的なものの方が強いとは思いますが)。

他にもシェークスピアマクベス」に出てくる主人公マクベス戦争でたくさん人を殺しても全然狂わなかったのに、王様一人を裏切って殺しただけで、魔女に心を狩られて狂ってしまいました。

反面、渡邉美樹さんなんか、あれだけ人を酷使して自殺に追いやっても、なおかつ「俺は、いいやつ」って本気で思ってるんだからある意味、最強のメンタルだなとは思います罪と罰主人公になっても、マクベス主人公になっても、きっと物語ははじまらないでしょう。


このつぶやきは、何の脈略もなくとても不自然です。

バングラデシュ 朝、五時半に、イスラムの祈りが、響き渡っています。たくさんのご指摘に、感謝します。どこまでも、誠実に、大切な社員が亡くなった事実と向き合っていきますバングラデシュ学校をつくります。そのことは、亡くなった彼女も期待してくれていると信じています

わたなべ美樹 (@watanabe_miki) - February 22, 2012


おそらく、渡邉美樹さんにも狂気が絡んできたんだと思います。それが、怖くてきっとこう呟いたんでしょう。目を逸らしたんです。人の人生を、それも自分のために働いてくれた人の人生を、台無しにしたと言う事実、もし自分がいなかったらその人が幸せになっていたと言う事実に 1 mm も向き合っていないのです。

どの物語でも自分はいない方が良いと思うことは、狂気に狩られるために重要な要素だと思っています。あと、もう少しで物語が始まったのかもしれません。

anond:20180606170633

ウォーキングデッドを見ろよ

みな殺人肯定して悩むやつなどいない

いじめ自殺で死んだ奴などどうでもいいし交通事故で殺しても無罪なら反省もしない

刑罰とか襲撃とかリスクがなければ反省などしないだろ

財務省自殺して遺族以外に悲しむ人間がいるのか?

警察署トイレ拳銃自殺があったときはどうだ?

罪と罰大嘘

ドストエススキー詐欺師

anond:20180606045443

小説罪と罰」では殺人を犯したラスコーリニコフは狂っちまったし、現実世界でもそういった人間の側面を否定したニーチェも狂っちまったな(ニーチェは、遺伝的にそういった家系らしいけど..)。仮に「殺人は悪ではない」が事実であったとしても、「殺人は悪ではない」と思うと人間おかしなっちまうところがある。果たして人間は、神を否定できるのだろうか?

2018-04-27

罪と罰バランスおかしすぎる

女子高生が、まったく結婚する気もないチャラ男と、ひと夏の経験処女を捨て

その後、処女のフリをして童貞と付き合い、夢と希望を粉々に打ち砕くのがこの国。

 

どうせ、すでにどこかのチャラ男に汚された体であろう女子高生

芸能人に呼ばれてホイホイ家に行って、キスされただけで

示談金2000万奪った上に無期限謹慎に追い込むって、おかしすぎるだろ。

2018-04-21

セクハラ罪と罰バランスに疑問がある

【前提】

セクハラは悪い

セクハラをした元次官は悪い

【疑問】

次官の受けている罰は、女性記者が受けた被害と比べて過大なのではないかと思っている。

したことは当然悪いことだが、世界中実名で晒され叩かれ、家族が後ろ指さされたりというのは、働いた罪の大きさにバランスしてるのか疑問がある。

もっと言うと、女性記者テレ朝上司報道することを訴えた、というのはペン暴力じゃないかと思える。

会社を通じて内々に抗議してくれ、ではなく、記事にして報じたいというのは、報じ方によっては人死にが出てもおかしくない。

いや、もちろんセクハラを受けて女性記者人格自尊心が傷ついたのは分かる。だから相応の罰を受けるべきだと思う。この相応というのが難しい。

罰は、罪を働いた元次官、それを許し続けた財務省と、放置したテレ朝が受けるべきだ。

ところが実際のところ、元次官家族まで罪人の妻みたいな十字架を背負わされ、痛めつけられる。今回は元次官子供がいないようなので、そこだけはよかった。

家族には罪がないのに元次官家族だと後ろ指を指して石をぶつけるのは醜悪だ。

報道の仕方として、相手実名割れにつながるような情報を避けて、セクハラをなくすための啓蒙を図るよう報じることはできるわけで、週刊新潮のように実名あげて「売らんかな」でセンセーショナルに報じる必要はあったのか。

女性記者がここまで相手やその周辺を痛めつけるために報じることを望んでいたのか、それはわからないが、新潮に持って行ったことで、そういう意図が一つもなかったとは言えなくなったと思う。元次官や彼の家族がめちゃくちゃに叩かれるのを見越した上で、ペン暴力自覚的に振るったんじゃないか

逆にそんな意図がなかったというなら、こんな風になることを意図してなかったというなら、想像力がなさすぎる。

一番悪いのは当然元次官。でも、だからといって、国民の敵のように報じ、この人相手ならどこまで叩いてもいいんだみたいに扇動するやり方はおかしい。

公的機関匿名セクハラ通報を受け付けて、行為者の名前世間には出さずに解決できるような仕組みは作れないのかな。

2018-04-13

アイアムヒーローの考察

読み終わったあと、神様がいない世界に、ワイを放り出した。


この世界神様を信じないで生きる方法がないか模索していた。ワイは、不条理を受け入れられるほど、マッチョでもないし、自殺をするほどの勇気もない。いまのところのワイの解決策は、神様を盲信することしかできない。

不条理 - Wikipedia

自殺:まずシンプルな1つの方法として人生を終わらすということ。キルケゴールカミュはこの方法が非現実的であるとして退けている。

盲信不条理を超えた何か、触れられず実験的に存在証明されていないものを信じること。しかしそれをするには理性を失くす必要がある(すなわち盲信)、とキルケゴールは言っている。カミュはこれを哲学的自殺として考えている。

不条理を受け入れる不条理を受け入れて生きる。カミュはこの方法を推奨しているが、キルケゴールはこれを「悪魔に取り付かれた狂気」として、自殺を引き起こす可能性を論じて批判している[1]。


別に神様なんか盲信しなくても、生きていける。それは例えば順調に心理的に成長した場合だ。発達課題を克服し、欲求を順調に満たせた場合には、別に神様なんか必要なくなる。

自己実現理論 - Wikipedia

発達課題 - Wikipedia


しかし、それがどうしてもできないワイのような人間が出てくる。なぜなら、人はどうしても理屈ではわかってはいても、他人のとの比較の中で、自分幸せ定義してしまうから。もちろんこの実験では 2 の世界だと 1 ドル価値が低いから選んだんだろ。というツッコミもありますが..

次のどちらの世界に住みたいかハーバード大学学生職員質問を行いました(Is mor always better? A Suvey on Positional Concerns,Jounal of Economic Behavior and Organization

1. 自分収入が5万ドルで他のすべての人は収入が2万5000ドル世界

2. 自分収入10ドルで他のすべての人は収入20ドル世界

結果は、56%の学生が1を選びました。

高収入でも「他人の幸福は飯がまずい」人は富裕層になれない | プレジデントオンライン


から幸せになる人たちがいる反面、不幸になる人たちがいる。他者よりも優れていたいという、本来生物的な欲求も満たすことは、まずできない。社会的欲求を満たすには、人の役に立ったりするには、必ずしも優れている必要性はない。でも、他者よりも優れていないと、そういった機会は、どうしても少なくなる。

アイアムヒーローの世界には、発達課題を克服することができず、欲求を満たせない人たちに焦点が当たっている。クルスをはじめ、みんななぜこの世に生を受けたのかということ自体に疑問を抱いている人たちだ。彼らは神なった。でも、英雄は神にはならなかった。

終わり方がひどいって書いてあるけど、奇跡を起すこともできたんだと思う。誰かを生き返らせたり、あるいは敵役を殺したりして。でも、奇跡を描かないで、丁寧に現実世界で生きている英雄を写して、徐々にワイら読み手世界と近づけようとしている感じがした。

物語最後局面で誰もいない、比較されることのない世界で一人になった。なんだか急に現実に引き戻されたような気もするし、そうでないような気もする。生きることを選んだという意味において、現実世界でクルスのように生きているワイのような読者にとって、英雄hero なのかもしれない。

でも、決してなけなしで放り出したわけではない。ヒロイン2人から愛されたという記憶はでかいよな... それが読後感を与えている。ヒロインが登場しないでもそういった話は描けるのだろうか.. 難しいだろうなぁ。

ドストエフスキー罪と罰でも、ソーニャがいて、ラスコーリニコフ普通になった。結局は可愛い女の子との記憶がないと楽しくないなんて、なんだか寂しい気もする...。

そういった成功体験物語、あるいは神様と、そしてその成功体験物語神様を確実なものにするために、社会生活からの隔絶されて初めて、英雄は生きているのかもしれない。また、奇跡が起こって元の人のいる社会になったら、そういう辛い世界に戻ってしまう。

結局、我々は物語という神様から逃れられないのではないだろうか。でも、ある意味生物学的に優れている人も、そういう自分は優れているという物語の中に生きているのかもしれない。その物語も、所詮相対的ものしかない。絶対的基準ではない。

神様なんかいないんだ、という姿勢は、結局、俺はすごいんだぞ、という自分物語世界押し付けているだけで、どこか、酷い気もする。

人間は(信じたいと)望むことを信じる。

Homines id quod volunt credunt.

Homines id quod volunt credunt. | 山下太郎のラテン語入門

逃げられないというより、作るしかないのかもしれない。自分が、いま生きている世界を。ある種の不条理社会的不条理は、物語を作ることによって、乗り越えることができるのだろうか。それは自分ができる範囲でということか。

クルスくらい追い詰められた人間にも希望を与えるというのは、正直かなり厳しい気がする。クルスは神様になるしかない。普通人間ならできるだろうか。もう少し文章をまとめたい。

2018-01-26

[]金色機械

金色機械を読んだ。この小説面白いねえ。

伝奇ものであり、ファンタジーであり、SFでもあり、なおかつミステリー小説のような謎を散りばめてある。具だくさんの山盛りカレーみたいな要素の集まりになっているけど、読みやす文章スリリングな展開でもってぐんぐんと読み進められる作品だった。

内容に関して言えば、大筋が復讐物語であったように思う。善と悪の彼岸罪と罰について、人を愛することや組織の腐敗なんかの要素をそれぞれのキャラクターごとに振り分けてつつも、物語としては一貫して遥香復讐譚に焦点が当たっていたのがよかった。

最終的に復讐成就するものいい。最終部の大立ち回りはすかっとすること間違いなしの構成で、過激感想だけれど読んでいてとても心地よかった。

キャラクターとしていい味出していたのが、今作のタイトルにもなっている金色様だった。かなり可愛らしい。なんで江戸時代にいるの分からないけど、その出自ゆえの苦悩を鮮やかに描き切り、救済までもっていくのはさすがだなと思った。

柴本厳信の生き様も好ましく思える。そばにいると息苦しそうな人だけれど、素敵な人物であることは間違いない。あと熊吾郎立ち位置絶妙世渡り上手です。

同作者の作品は読後にいつも物悲しい余韻が残るけれど、今作品も類に漏れず美しくも切ない終わり方をしていた。あの後遥香がどうなったのかを想像するのは無粋だと思う。文末にもあったように、全てはほんとうの昔話になったんだろうから

少し気になったのは、先述した金色様が江戸時代にいる理由と、新三郎に危害を加えたものの正体について。他にも冬かむりの実態や、遥香や熊吾郎能力の源泉について未回収だったこと。ほとんど回収されないままほっとかれて終わってしまった。

ただそれが物語構成調和を乱しているかと言われればそうじゃない。説明されない不可思議が残っているからこそ、魅力的な世界観の醸成に一役かっていっていたのでこれはこれでありだと思った。

キモミカタモ、イズレハマジリアイ、ソノコラハムツミアイ、アラタナヨヲツクルデショウ。金色様は達観したことを申される。

そしてまた敵と味方が生まれて争い、誰かが傷ついてしまう。大きく見れば人間っていっつも同じことを繰り返してるんだろうなあ。大きく見たところで何ができるわけじゃないのもまたミソ。

2018-01-13

ヌーヴに賛成でも教師の生徒への求婚に懲戒自然と思って当たり前

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.mbs.jp/news/sp/kansai/20180112/00000068.shtml

 

62歳既婚教師が生徒に恋心を抱いて猛アタックをかけていたことが学校にばれ、減給懲戒処分となったニュースに対して、ドヌーヴの「口説く自由」を持ち出して皮肉を言うコメントがみられる。

口説く自由」を認めるなら、この教師の行動も女子生徒は認めなければならなくなる、と言うのだ。

 

単純に62歳が18歳に恋して口説いてもいいか、に答えるならば、答えはイエスだ。口説いてもいい。ただし多くの国では未成年と付き合うには本人以上に保護者同意が法的に必要になるが。

次に教師が生徒に恋をして口説いてもいいか、になると、人間としては自由だが、職務上は許されない、となる。なので本気で口説きたいなら卒業してから、となる。

そして、この教師口説き方は問題か、と言われれば、問題があった。朝日新聞記事によれば、教師から口説かれた生徒は、その話を断った、とある。生徒が断った後も、教師からアプローチは続いたという。これドヌーヴの「口説く自由」「うざがられる自由」を超えている。

 

最後に、この「口説く自由」を超えた迷惑に対して、懲戒内容は妥当か、という点がくる。今回は免職ではなく減給である。重すぎることなく、かといって訓戒や注意だけのような軽すぎるものでもなく、表に出ている情報に対する懲戒処分としてちょうどいいものではないか、と個人的には思う。これが懲戒免職が出されたとなると、「報道には出なかった性的な酷い嫌がらせもあったのでは」と類推することになる。

 

ヌーヴの文章が出てくる背景には、「その#MeTooに対してはあまりに罰がひどすぎないか」という私刑の行きすぎ感がある。軽口まがいの性的呼びかけ、挨拶に便乗したキスやボディタッチなどに対して、凶悪性犯罪と同等に扱い、告発を受けた者が仕事を失う、過去の栄光が失われるなどすることは妥当なのか、という罪と罰バランス感覚に対する問題提起である

今回の62歳のケースは、「口説く自由」と「自由行使で発生した迷惑に対する社会の罰」とのバランスが取れてるから良しとするというのが、私の考えである

2017-12-20

anond:20171220080242

そういう体験をしたのは20代後半のときドストエフスキー罪と罰」を読んだときだけだな。

でも、本の内容よりも、そのとき自分の体調の悪さが関係してたとしか思えないんだよね。

以下、自分語りが始まります自分語り嫌いな人は戻ってね。

読み始めた当時は体調が絶不調。

頻繁に発熱し、意識朦朧とし、寝ても悪夢を見る日々。

それ以前から出ていた皮膚の症状のため、病院には通っていた。

皮膚の症状は「難病だけどこれは予後がいいタイプ」と言われていて、治療を始めていた。

治療を始めたタイミングで、皮膚ではなく体調が絶不調になり、当時は治療薬のせいで悪化したのではないかと本気で思っていた(素人思い込み)。

自分とは一生縁がないと思っていた難病を告知されただけでもショックななかで、日々悪化していく体調をかかえた私は登場人物たちの絶望感にシンクロしていった。

作中でラスコーリニコフが熱を出して寝込んでいる。私も40度を超える発熱に苦しみながらそれを読む。

ラスコーリニコフやスヴィドリガイロフが悪夢を見る。私も悪夢を見る。

地獄を疑似体験しているような気分でおかしくなりそうだった……。

物語後半のスヴィドリガイロフの描写に至るところで私の体調不良ピークを迎えた。意識朦朧としている。全身の関節と筋肉に激痛が走る。高熱が続く。

スヴィドリガイロフとともに、自分ももうどうにかなってしまいそうだった。

なんとか読み終わったあと、私は救急車で運ばれて入院した。

入院して、難病の病名が、予後が良いと言われていたものからそうではないものに変わった。

点滴で脱水症状を補いつつ大量に薬を投与された私は副作用により集中力が激減し、1年くらいは本を読むどころかテレビを観ることさえできなくなった。

こうやって自分人生と強烈にリンクした作品は一生忘れられない。

病気寛解状態を保っている今、久しぶりに罪と罰を読んだとしたら、きっと当時とは違う印象を覚えるだろう。

でも今は「悪霊」のほうが読みたい気分だーい。

2017-10-10

耳に心地よい大阪弁

大阪の人が、映画ドラマ等で俳優役者が演じる大阪弁おかしい、ちょっと違う等と良く言っているのを見聞きする。

でも個人的には、大阪ネイティブでない役者が話す、大阪人達からすれば違和感のある大阪弁の方が、

大阪人達が話す大阪弁よりも、ちょっとだけ印象がよかったりする。耳に心地よいという時でさえある。


もちろん、全員では無いのだろうが、本物の大阪弁発音が汚いというと言いすぎかもしれないけれど、どうしてもノイズに感じる時が多い。

心地よく感じるなんて状況はほぼ無いに等しく、ネタとして完成されている漫才は聞けても、

バラエティ番組は見る(聞く)に耐えないと感じてしまう事が多い。

標準語を話すべき場面においても方言丸出しで、それを恥ずかしく感じるどころか、ドヤ顔大阪弁を話す人を見聞きする事も多い。

そこはちゃうやろと。


もしドストエフスキー作品大阪弁翻訳されていたら、罪と罰を読んだ後これまでと同様の感想を持つことはないだろう。

ラスコーリニコフはじめ登場人物人物像は大きく異なってしまう。読むに耐えないものになると思う。

大阪弁で繊細さを表現する方法はあるのだろうか?どうしても浪花節だよ人生は、の世界になってしまう。


カラマーゾフの兄弟ちょっと合いそうな気もする。

2017-10-09

初めての高級ソープ

7万円。

  

ネットで調べる

店内も高級仕様ってことらしい。

前にネット人生辛い、死にたいって相談したら、「高級ソープに行け人生かわるぞ」とアドバイスをもらい、

2年越しで行ってみた。

その地方マックスが一応初回7万円だった。

  

②店内~顔見せ

周りは、農家トラクターでもそうさしてそうな、中年初老の腹が出たおじさんばかり。

イキってるイケメンかいないな。

店員から、「うちはスキンつけてもらいます」との指導

正直、死にたい気持ちだったので、別にプレイとかどうでもいいから、ハイハイ聞いてた。

10分ほどで案内される。

呼ばれて、階段を上ると、片膝ついた姿勢で嬢が待ち受ける。パンチラ

  

嬢「おトイレいいですか?」

増田「したいです」

  

トイレホテルほどじゃないけど、まあキレイ系雰囲気

    

③入室~風呂

部屋は、普通ソープよりかは綺麗だけど、そこまで広くもない。

部屋に入り。

  

嬢「今日はお休み?」←この手のテンプレ質問毎回あるよね

増田「うん。観光で来たんだ~」

  

嬢もまだ京都から来て5日目。この辺の料理はまだ食べたことない、あそこの料理はおいしかったよトウトウ

で、服を脱がされて、嬢も服を脱ぐ。

最初テンプレトークから調子を作ってくれている。一級整備士みたいな嬢だなと思う。

顔は、う~ん、まあブスではないけど。目立たない新入社員みたいな。おっぱいちょっとあるかな

第一印象は、おかめ顔。

顔面偏差値で言うと、53くらい?顔面偏差値50とは言わないけど。

でも、不快感が全く無いという意味では凄い。少しだけ顔からファンデーションの粉が浮いている。

  

すると、キスをしてこようとする。

キス、即フェラ、即セックスってやつか?

と思ったが。自分は昨日、諸事情があり、風呂に入れなかったため、怖くなった。

  

増田「あ、ごめん、そういうの風呂に入ってからでいいですか?」

嬢「あ、分かったお風呂行こうか」

  

④体洗い~マット準備

風呂で、スケベ椅子に座り、体洗い。

嬢の口が、臭い。胃が悪い人みたいな口臭だ。

ゼンゼン準備せずに、出勤して、入ったのかなーって感じ。

黙って体を洗われる。やたらアナルを念入りに洗われる。

面白いのが、皿洗い用みたいな、使い捨てのスポンジを使って洗うこと。

普通大衆ソープは、もうチョイ使い古しの泡立てみたいなのを使うイメージだ。

実は、増田医者なのだが。患者さんの手術前の前処置で体を使い捨てのスポンジで拭いたりするんだけど。

それと同じレベルだなあと思った。

一通り体をあらい、お風呂へ。

嬢が、キスをし、耳をなめようとする。

耳は洗っていない。

  

増田「あ、耳は自信ないんで、やめてね」

嬢「わかったー」

ぺろぺろと舐めて、お風呂フェラ。いわゆる潜望鏡ってやつ。

なんとか脳内で好きなアイドルを思い浮かべて、いい感じでたった。

嬢「大きくなったねー。最初マットにする?ベットにする?」

増田「じゃあ、せっかくだし、マットで」

嬢「じゃあ準備するねー」

  

⑤マット

マットを準備しながら、嬢が台湾出身だと言う。

台湾美術系の高校を出たらしい。

台湾語はいくつかある。台湾語日本語中国語を話せるなどと聞く。

驚いたのが、嬢が、「ルソー」について語った。

驚いて、突っ込んで聞いたが、ちゃんとルソーのことを知っている。

今まで、ソープ嬢やデリ嬢にあまり知的さを感じたことがなかったが。

の子は、『まとも』らしい。

ドストエフスキーの『罪と罰』では、風俗嬢女の子聖書を読んでもらって、主人公が感動して、「君の声で読まれ聖書全然違うね」と言う場面がある。

風俗嬢の話すルソーや。美術、、、村上隆やら、水墨画知識

何たる感動だろうか。

僕は、今まで風俗では、ある意味教養がない女性しかいたことがなかった。

僕が普段付き合いがあるような『ハイソ人格女性からは一生相手されないと思っていた。

しかし、この目の前の風俗嬢は、「僕の感じる人間性の前提となる知性」がハッキリとある

それを感じ興奮してしまった。

マットについては、まあうまかった。福原の高級ソープや、熊本ブルーシャトー(裏の会員制の芸能人とか行くソープ)で働いていたということで、すごかった。

アナル舐めが、やたら舌を突っ込んでくるというか、加速度をつけてくる感じで、これは体験たことがなかった。

当たり前のように、ナマで入れて、当たり前のように出してしまった。

ブルーシャトーでの「90分で3発が基本、1回2マンで、6人相手して12万円できついのに、全然もらえなかった」みたいな話を流し聞きしていた。

  

⑥ベッド

ベッドで、美術について話をする

  

増田パウルクレーって、子供のころはシュルレアリスムなのに、全然すごくないなって思ってた」

嬢「私も。全然すごいと思わない」

増田「でもさ、疲れた時に、見ると。なるほど、楽に見ることができる楽しみがあるんだなって。童心で見ることができる良さをこの前いきなり理解できたよ」

みたいな。

嬢も、村上隆カイカイキキ台湾会社を見たことがあるだとか、そういう話をしてくれた。

  

高級ソープも、8万くらいの吉原ピカソって店とかは、会社経営とかフリーカメラマンとか金持ちバカリで、6万くらいだと会社員もくるらしい。8万くらいだと、身長が160後半以上の女の子しか採用されないらしい。モデルっぽい女性と、恋人みたいにトークが中心となるらしい。

  

話をしながら、僕は怖くなっていた。

25歳の嬢だと言う(もちろんもう少し上かもだが)。僕は20後半。

この嬢に、僕は全てのプレイをされた。僕の体で、この嬢がやっていないプレイは無い。

もう、この嬢には、すべての僕を占領されてしまった。

考えてみれば、今までの嬢には、僕は、『気を使っていた』。

相手知的レベルに合わせて、会話しており。相手コントロールして、プレイを『やってもらっていた』。

しかし、この嬢は、『自動的にすべてをやってくれて』いる。

僕にはもうコントロールしてやってほしいことは無い。しかし、嬢はまだまだ色々やってくれるんだろう。

それが怖かった。自分の底を晒終えて、もう何もない。食われるなと。

こんな、1回7万もするようなものに、ハマってしまったら、怖いなと。

  

嬢がフェラして、くる。

僕は驚いたフリをして、嬢が、「高級店なら3回は当たり前だよー」。

僕はベッドに座って、嬢は床にひざまずいている。

このプレイは予想しておらず、また支配欲がそそられる。素晴らしいものだ。

僕は、もう自分侵食されていることを感じた

  

増田「耳、白くてかわいいね、僕、耳大好きなんだ」

嬢「え?え?ありがとー」

増田「まあ、耳なんて僕しかみないだろうけど」

嬢「そうだよーw」

  

それで、ベットに嬢が寝て、僕が上に。

欲望のままにしていいよとのこと。

僕は、分からないと言い。嬢に教えを請うた。自分本能を出すのが嫌というか、死にたい気持ちが強まっていた。

嬢におっぱい舐めろと言われて、舐めている。しばらく舐めると、チンチンもしょぼしょぼ。

  

嬢 「なんか、緊張してるのかな、マッサージしてあげる」

で、残りの30分くらいマッサージ

  

⑦アフター~さよなら

  

マッサージが終わり

  

嬢 「ねえ、楽しんでくれた?なんか、悪いなーって」と言いながら、服を着せてくれる嬢。

増田 「うん、メッチャ楽しかった。あのさ、僕、死にたいとかネット相談したら、高級ソープ行けって言われて。で来てみたんだけど。僕、台湾ハーフ女の子を抱けて。で、僕、美術系の女性が好きでさ。てか芸術かに憧れがものすごく強くて、そんで、そういう人に中出しできたのがすごくうれしい。自分の劣等遺伝子を受け入れてもらえたのがうれしい」

嬢 「えー?そう。確かに中年くらいだと、『妊娠してー』っていうと喜んでくれる人が多いな」

増田 「僕も妊娠してほしいよ」

嬢 「風俗って、看護師さんと、音楽系とか多いんだよね~」

そういう感じのトーク

サヨなら

  

帰宅

風俗帰り。

7万とたかかったが、経験できたことはかなり多かったため、不満無し、満足。

2017-08-28

[]落合尚之罪と罰」全10巻

資格さえあれば殺人も許されると考えていて、自分にはその資格があると思った中二病引きこもり大学生主人公

援助交際をしきってる女子高生リーダーを殺して金を奪い、援助交際グループの中でカツアゲされてる女子高生も殺す

完全犯罪のつもりだけど穴だらけでびびってる

主人公入院したベッドの横の患者も死んでその妻と仲良くなったりする

面白くなかった・・・

中盤までは全部セリフも読んでたけど、もう途中から終盤まではかなりななめ読みした・・・

10巻もあるけどほんと退屈だった・・・

お金のために殺して奪うってのが罪と罰と同じだってのはなんとなくわかったけどそれ以降がどれくらい原作をふまえて昇華されてるのかよくわかんなかった

主人公自分の罪を受け入れるまでの物語・・・?なのかなあ・・・

警察ひぐらし大石蔵人ビジュアル似てた

あと蔵人って名前もあったしオマージュかな

人二人も殺した人間が、レイプされて風俗に落とされてレイプの原因作った男の子供のためにお金稼いでる人間を責めてるところとかほんと理解できんかったわ

最後いい感じで話まとめてる感あるけど、全然解決してねー

クズのまま自己解決した主人公がほんと胸糞わるい

それを受け入れる女もも意味不明

数年前だったと思うけどホッテントリにあがってた記事で絶賛されてたから読んでみたんだけど、正直期待外れどころかひどい時間無駄だった

まだ渡邉ダイスケ漫画善悪の屑」のほうが、単純なカタルシスを楽しめるって点では上だわ

2017-08-20

僕たちがやりました」の音楽はこれで良かったのか問題

OP曲とED曲。

Mrs. GREEN APPLEDISH//

この2つのバンドアイドルバンドかと思いきや、ライブパフォーマンスも凄い巧い、人気があるの納得!と、僕やりナイトに行って感じた。

普段聞かないタイプ音楽にも関わらず実際めっちゃしかった。

ただ、このドラマに本当に合ってるのか、というと、?んー?って思う。

受注者側(バンド)としてはコンセプト通りにバッチリ作ってるんだろう。

問題はその「発注そもそも」が果たして正解だったのかどうか。

インターゲット層は高校生ではなくもっと上の層が正解だったんじゃないのか。

なにしろやらかししまった人」たちの罪と罰物語だ。

やらかし真っ最中」または「これからやらかす」層ではなく人を傷つけて自分も苦しんだ経験をした人たち…、30代以降の大人ターゲットにするべきだったんじゃないのかなと。簡単に言うと、カルテットを見ていた層で良かったんじゃないのかなと。

あとこのヤンキー校の感じ、今もあるの?

荒れたヤンキー校設定の漫画はおそらく80年代ごろに発生して色んな作品が作られて、90年代以降も松本大洋青い春」、ドラマにもなった「ごくせん」とかあったけども、今、ヤンキー存在ってリアル存在なんだろうか、教えて高校生

まぁ、今30代〜50代は自分の周りにリアルヤンキーがいたはず(地域性もあると思うけど)なので、やはりターゲティング大人にするべきだったんじゃないかと(しつこい)。

まぁ、走り出した後のプロモーションを見て勝手にやんややんや言うのってダサいしほんとに勝手なんだけど。

ドラマOPED曲は、じゃあ何が正解だったのか私なりに考えてみた。

30〜50代がぐっときて、もっと苦悩を感じる音楽。泥臭くて汗臭くて、なんなら血の匂いもするような音楽

OP曲をINU「メシ喰うな」(俺の存在を頭から否定してくれ♪)、ED曲をザ・スターリン「メシ喰わせろ」(俺の存在を頭から輝かさせてくれ♪)か「ロマンチスト」(何でも良いのさ壊してしまえばお前はいつでもアナーキスト壊れていくのはテメエばかり♪)なんてどうだろう。

年齢層少し下げて、大森靖子の「私は悪くない」(私は絶対悪くない生きていて本当にごめんなさい♪)、アーバンギャルドノンフィクションソング」(生きろこれは命令形死ぬなこれは命令形だ消せないノンフィクション♪)なんてのも良いのではとひとしきり妄想…してみたけど、

うん、違うね。

違うわ。

違うよねー!

9時台のドラマですもんね。

やはりこの2つのバンドで良かったんや…と思い直す。

ED曲はドラマをそのまま歌詞にしたど直球、曲調もヒリヒリしていて心地いい。キャストとのコラボMVも緊張感のある仕上がりでやたらかっこいい。窪田正孝の歌の巧さ、今野浩喜の声の良さにもグッときた。

疾走感ある爽やかなOP曲も、人の心の黒い部分に触れるドラマゆえに、逆に視聴者気持ちを軽くする役割を担ってくれているように思う。

もしこれが映画だったら違う音楽にしたのかもしれない。

9時というメリットデメリットの中でいろいろ葛藤した結果の最適解。

シナリオエロ暴力表現キャストの演技も9時というメリットデメリットの中でめちゃくちゃ闘っていると思う。

窪田正孝映画東京喰種見てきた。この映画主人公自分の背負った罪に苦しむという共通点があるんだけど、(僕やり単体で見ると分からなかったが)明らかに演技の「トーン」を変えてる。狙って変えている印象で、狙って変える事ができる窪田の実力ハンパないっすね。

川栄とのエロシーンも制約があっただろうに、窪田と川栄の表現力で相当エロかった。男性の言う着衣の方が寧ろエロいというのが良く分かった。

各所ですでに言われているがキャスティングが良い。

特にメインキャスト4人が完璧だと思う。暴力とか人の狡さとか胸糞な内容をこの4人が苦い薬の糖衣のように「魅せる」ものにしてくれている。個体でいうと、マルがダントツ。どクズ胸糞キャラなのに葉山の可愛らしさが「憎みきれないろくでなし」と視聴者に思わせて、感情移入らすることも。川栄もバッチリハマってる。そして、パイセンドラマ全体を糖衣で包む。これは今野しか演じられない、というか今野ありきでこのドラマ立案されたんじゃないのかと思うレベル

視聴率イマイチのようだが、単純に「親と見れねー!」「子供と見れねー!」って人が多いのだと思う。録画視聴率は高いのでは。

もうすでに折り返し地点だが、今シーズンドラマの中で、抜群に面白いし深い。

【9時台の制約】と闘うスタッフキャストの志にも注目しています(イヤな視聴者だなオイ)。

映画化して、この制約を取っ払った状態の僕やりも見てみたい。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん