はてなキーワード: 今野浩喜とは
毎週月〜木の13時から2時間半の生放送をしているナイツのザ・ラジオショー。
14時からは毎日違うお笑いのゲストが来てトークするんだけど、4/8のゲストが元キンコメの今野で面白かった。
塙さんは刑事ドラマにレギュラー出演した時に演技が棒読み過ぎるとネットで話題になってから、演技の勉強のためにワンクールで28本のドラマを見ている(と本人は主張している)んだけど、そんな塙と役者仕事で引っ張りだこな今野の会話がなんとも興味深かった。
今野の役者仕事へのスタンスがめちゃくちゃ肩の力が抜けていて、自分の役者としての長所も客観的に把握していて、話し方も落ち着いていて聞きやすかった。
以下今野談。
・演技は監督の言う通りにやるので評判が悪くても監督のせいだと思うし、逆に誉められても嬉しくない。お笑いの方が自分で脚本書いて演出して演じてよっぽど緊張する。
(塙はスタッフ等合わせて30〜40人が同時に見てくる中で演技するのがどうにも緊張するとのこと。漫才はみんな大して見てないとか言ってたw)
・自分の顔の作り的に演技が上手く見えてるだけで別に演技は上手くない
・台本は自分の台詞の部分しか読まない。他の人のところはその役柄として知ってる必要ないでしょ(という言い訳)。
(塙さんはそれマネしよう!と喜んでいた。全部読んでると大変らしい)
他にもエキストラを動かすのが上手い助監督と下手な助監督がいる話とか、下町ロケットの阿部寛の話とか。
この2つのバンド、アイドルバンドかと思いきや、ライブパフォーマンスも凄い巧い、人気があるの納得!と、僕やりナイトに行って感じた。
普段聞かないタイプの音楽にも関わらず実際めっちゃ楽しかった。
ただ、このドラマに本当に合ってるのか、というと、?んー?って思う。
受注者側(バンド)としてはコンセプト通りにバッチリ作ってるんだろう。
メインターゲット層は高校生ではなくもっと上の層が正解だったんじゃないのか。
「やらかし真っ最中」または「これからやらかす」層ではなく人を傷つけて自分も苦しんだ経験をした人たち…、30代以降の大人をターゲットにするべきだったんじゃないのかなと。簡単に言うと、カルテットを見ていた層で良かったんじゃないのかなと。
あとこのヤンキー校の感じ、今もあるの?
荒れたヤンキー校設定の漫画はおそらく80年代ごろに発生して色んな作品が作られて、90年代以降も松本大洋「青い春」、ドラマにもなった「ごくせん」とかあったけども、今、ヤンキーの存在ってリアルな存在なんだろうか、教えて高校生。
まぁ、今30代〜50代は自分の周りにリアルにヤンキーがいたはず(地域性もあると思うけど)なので、やはりターゲティングを大人にするべきだったんじゃないかと(しつこい)。
まぁ、走り出した後のプロモーションを見て勝手にやんややんや言うのってダサいしほんとに勝手なんだけど。
ドラマOP曲ED曲は、じゃあ何が正解だったのか私なりに考えてみた。
30〜50代がぐっときて、もっと苦悩を感じる音楽。泥臭くて汗臭くて、なんなら血の匂いもするような音楽。
OP曲をINU「メシ喰うな」(俺の存在を頭から否定してくれ♪)、ED曲をザ・スターリン「メシ喰わせろ」(俺の存在を頭から輝かさせてくれ♪)か「ロマンチスト」(何でも良いのさ壊してしまえばお前はいつでもアナーキスト壊れていくのはテメエばかり♪)なんてどうだろう。
年齢層少し下げて、大森靖子の「私は悪くない」(私は絶対悪くない生きていて本当にごめんなさい♪)、アーバンギャルド「ノンフィクションソング」(生きろこれは命令形だ死ぬなこれは命令形だ消せないノンフィクション♪)なんてのも良いのではとひとしきり妄想…してみたけど、
うん、違うね。
違うわ。
違うよねー!
9時台のドラマですもんね。
ED曲はドラマをそのまま歌詞にしたど直球、曲調もヒリヒリしていて心地いい。キャストとのコラボMVも緊張感のある仕上がりでやたらかっこいい。窪田正孝の歌の巧さ、今野浩喜の声の良さにもグッときた。
疾走感ある爽やかなOP曲も、人の心の黒い部分に触れるドラマゆえに、逆に視聴者の気持ちを軽くする役割を担ってくれているように思う。
9時というメリットとデメリットの中でいろいろ葛藤した結果の最適解。
シナリオ、エロや暴力の表現、キャストの演技も9時というメリットとデメリットの中でめちゃくちゃ闘っていると思う。
窪田正孝の映画、東京喰種見てきた。この映画も主人公が自分の背負った罪に苦しむという共通点があるんだけど、(僕やり単体で見ると分からなかったが)明らかに演技の「トーン」を変えてる。狙って変えている印象で、狙って変える事ができる窪田の実力ハンパないっすね。
川栄とのエロシーンも制約があっただろうに、窪田と川栄の表現力で相当エロかった。男性の言う着衣の方が寧ろエロいというのが良く分かった。
各所ですでに言われているがキャスティングが良い。
特に、メインキャスト4人が完璧だと思う。暴力とか人の狡さとか胸糞な内容をこの4人が苦い薬の糖衣のように「魅せる」ものにしてくれている。個体でいうと、マルがダントツ。どクズ胸糞キャラなのに葉山の可愛らしさが「憎みきれないろくでなし」と視聴者に思わせて、感情移入すらすることも。川栄もバッチリハマってる。そして、パイセン。ドラマ全体を糖衣で包む。これは今野にしか演じられない、というか今野ありきでこのドラマが立案されたんじゃないのかと思うレベル。
視聴率はイマイチのようだが、単純に「親と見れねー!」「子供と見れねー!」って人が多いのだと思う。録画視聴率は高いのでは。
もうすでに折り返し地点だが、今シーズンのドラマの中で、抜群に面白いし深い。
一言で言えばAKBの女子プロレス、テレ朝深夜ドラマ(土曜24:35)。それだけで偏見ありそうだが騙されたと思って見てみろ。
まずプロレスシーンがしっかり作られてる。ミラノコレクションA.T. や下田美馬といったコーチが半年間教えた上で撮ってるから様になってる。
特に工事現場同盟のタッグ2人(ユンボ島田・クイウチ松村)の悪役感が素晴らしい。
そしてAKB以外の脇役もいい。主人公のライバルジムのボスを渡辺いっけい、主人公を教えるコーチを今野浩喜。今野はまだ出始めたばかりだがいい味出してる。
AKBでもこれまでにAKBドラマに出なかったようなメンバーが抜擢されてる。工事現場同盟2人もそうだが、特に木下百花(NMB48)。謎の人物役がハマってる。そして身体能力の高い(が人気は無い)湯本亜美はアクロバットを披露。いつも固定メンバー・人気メンバーばかりドラマに出てるAKBではこれまで無かった人材登用だ。
昨日4話放送されたところだが、最初はAKBファンでもアイドルがプロレスなんて・・という声が多かったが、今では純粋に物語が面白いと掌がえしが増えてる。
是非1回見てほしい。ただ、深夜に湯豆腐が食べたくなるのが難点。