はてなキーワード: 睾丸とは
この後日談です。コメント・トラバくれた方ありがとう!もし分らんとことかあればできるだけ答えたい。
上の投稿の後、意を決して近所の泌尿器科で金玉を診てもらった。やはり典型的な精索静脈瘤だったようで、3段階あるグレードの中でもガッツリ一番上のグレード3らしい。あとから調べるとグレード3の基準は怒張した血管のでこぼこが陰嚢の外から見えるか、というものなのだけれど、正直まったく病気だとは思っていなかった。てっきりみんな左側の金玉にはうどんがついているものだと思っていた。
先生に「薬もなくはないけど、治したいなら基本的に手術やね(概略)」と言われ、手術ができる大きい病院に紹介してもらった。
紹介された大病院に行き、CTその他の詳細な検査を受けた。再度エコーでも見てもらったが、若い先生2人に「あ~怒張してるね~」とか言われながらゲルでぐりぐりされて、なぜ俺はこんなくだらないことで笑いを堪えているのか、かつなぜこんな真剣に診てもらっているのに息子は反応しかけているのか、二重に失礼で低俗な自分に悲しくなった。あとこの病気あるあるらしいのだが、左の睾丸が7割くらいの大きさに委縮していた。大きなデメリットはないそうだが何故か悲しくなった。
検査も終わり、よっしゃいよいよ手術だと意気揚々と先生からの話を聞くと、どうも手術できないことはないのだけれど、ここだと出来る術式が限られてしまう※1とのこと。生意気にも自分でも色々ググったりしていたので、できればより良い方法がいいと、その術式が可能な別の病院を再度紹介してもらうことにした。
※1 このページ(https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/repro/patient/man_sterility/day_varicocele_surgery.html)の"精索静脈瘤手術の比較"の表で言う2番目の「腹腔鏡下精索静脈瘤手術」になるとのことだった。自分が最終的に受けたのは一番下の「顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術・ナガオメッソッド」と全く同じ術式(一括結紮法ではない)だけど一応の入院あり。この表もすべてを網羅しているわけではなく、一番下と同程度のリスクに抑えられるもののすこし上の部位で結紮するタイプの術式(microsurgical high inguinalアプローチ)等もあったりする。
しかしその病院、かなり遠く、都会に立地していた。逆に言えばその「最新の術式」を確実にできる人が全国的に少ないらしい。もっと言えば、この精索静脈瘤治療の大半を占めると思われる男性不妊治療自体、最近ようやく注目され始めてきた分野のようで、それに伴って技術を持つ一部の先生に需要が集中してしまっているようだった。
加えて、割とダイレクトに「精子の質」とかそういう不妊治療関連のセンシティブな概念に繋がる病気なだけに、検索で出てくる数少ない情報も「他院の手術と違ってこんなに高い技術で丁寧にやります!」的なのが多くて面倒だった。一応大学病院のサイトやそこに引用されてる論文とかを主に見るようにしていたが、正直正しかったのかはわからない。「最近増えてる不妊治療専門クリニックはよくわからんとこが多い」とか、そういう話もちらっと先生から聞いたが、不妊治療の闇みたいなものにはあまり踏み込まないことにした。
紹介後の順番待ちはそれなりにあったが、手術が決まってからは早かった。術式は顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術の全身麻酔で入院あり、保険適用だった。ありがたい。
事前検査を受け、入院し、おいしい病院食を食べ、24時間程度の断食のあと手術を受けた。手術は寝ている間に終わっていた。
傷跡は2.5cmくらいでとても小さく、何も問題なく終わったよと伝えられた。ありがたいことこの上ない。手術後は陰嚢がむくむ、と言われていたがその通りになった。冬のすずめみたいだった。退院するころにはむくみもほぼ引き、傷の痛みもなくなっていた。金玉の痛みも消えていた。すごい。
今まであったうどんが消失していた。たしかに太くなった血管はそこにあるのだが、どんな状況でも怒張しなくなっていた。プラシーボかもしれないが、今までの陰嚢の暑さが急に改善されたせいか逆に股間が寒く感じる時が多くあり感動した。あと余談だが、玉袋がちょっとツートンカラーになったのは面白かった。基本的に陰嚢は温度が高いときに長く伸び(垂れ下がり)、低いと小さく締まる。自分は治療前でもそんなに垂れ下がっているほうではないと思っていたのだが、術後、寒くなると今までにないレベルで玉袋が締まり、今まで玉袋のまわりにあるだけだった皮膚まで玉袋役として引っ張り出されたせいで、元々玉袋だった少し暗い色の皮膚とくらべて明らかに明るい新玉袋領域ができていた。書いてて思ったけどめちゃくちゃどうでもいい情報だ。
傷口も毛でほぼ見えなくなり、消えたうどんと締まった陰嚢以外の見た目は元に戻りつつある。
偶然コロナ感染者数が一度少なくなったタイミングでの入院となったが、もちろん病院はどこも厳戒態勢といった感じで、それでも関わってくれた先生たちをはじめ医療関係者の方々はみな本当によくしてくださり、感謝してもしきれない。
強いて言うなら、入院前に自分で精液検査キットを買って使って変化を観察していれば面白かったかなとは思うが、もともとの目的ではなかったのでヨシとする。
男性の15%は精索静脈瘤がある(問題が出ない場合も多いらしい)ということで、皆手術しよう!とまでは思わないが、もう少し周知され研究と治療の普及が進んで、不妊や痛みに悩む人の選択肢が増えて負担が減ればいいなと思った。
職業は伏せるけど、まだ未手術。
性別適合手術(性転換手術とも言われるけど、今はこの言い方が正しい)が金銭的にできなくてお金を貯めてる状況。未手術と言っても、ホルモン治療はしてるし、睾丸摘出はした。外見もほぼ女。何も言わなければ女としてしか扱われない。
どうせこんな落書き、まともな人は誰も見てないだろうけど、ここ2, 3年ほど未手術の性自認が女のトランスジェンダーが女湯に侵入するやら、女性専用スペースに特攻するだのと、mtfに対する偏見がひどい。こっちから言わせてみれば、未手術で女湯に侵入するやつなんかどう考えてもただの犯罪者じゃん、属性で語るなよとしか思わない。
トランスジェンダーが〜や性同一性(性自認)が女で身体的には男性が〜とか言う主語の大きい言葉は、これだから女性は〜と同じで差別の再生産してるだけだしそれを自覚すべき。特に身体的に男性って何を指して言ってるの?性器のこと?染色体のこと?みたいな当事者を煽るような言葉を使わないで欲しい。
なんでftmが出てこない?っていう疑問もあるけど、ホルモンの不可逆効果が大きくて表層に出てきにくいだけ、つまり、普通の男にしか見えないことがmtfに比べて多いから。
たまにTwitterで拡散されてる銭湯に未手術の性自認女が〜と言う件は、TERF(トランス排除的ラディカルフェミニスト)の扇動だし、海外では〜と語られるそのほとんどは日本では実現されないよ。
トイレや更衣室については、多少の配慮でどうにかなる場合も知らずに発言する人が多い。公衆浴場とは違って直接性器を視認できるわけでもない。未手術だとしても、ホルモン治療などで見た目もほぼ女性になって、女性として日常生活を送ってる人にとってそういった場所に入れないのは苦痛でしかないし、自分の元の性別をアウティングされる行為と等しい。男性用を使うたびに、怪訝な顔やジロジロ見られる苦痛で自分の身体性を再自覚しないといけないのは、本当につらい。
性同一性(性自認)が女でも男の女装にしか見えない人は残念ながら誰でもトイレを使うしかない。
それはまた別の方法で解決すべきだし、今すぐに解決できない問題だよ。
ジェンダーに理解があるふりをする人が多すぎる。わかってないなら、調べてからものを言って欲しいし、調べないならわかったふりをしないで欲しいし、むしろわからない方がマシ。
あと、知り合いが元男と知ってたとしても絶対に他の人に言うな、その一言で1人の人生がめちゃくちゃになるって言っても嘘じゃない。
ちんちんが太いって言葉が良く使われるけど、そのレベル感がわからない。
なので、ちんちんが太いという話題のとき、自分のポジションがわからなくて困る。
個人的にトイレットペーパーの芯に入らない(AVに出れる)と馬が最強レベルの太さだと思ってる。
俺のちんちんは以下の通りだが、太いと言えるのだろうか。(一部嘘あり)
親は口無淫(フェラチオができない+太い人専門の風俗店で働いている)
月5万しか入れてなくてゴムありホテル代全部込みの子供作り部屋おじさんができる(おかげで30で経験人数1000万オーバー)
相続するちんちんはシミュレーションで3000万円の竿と+睾丸二部屋(どちらも陰核都市のチンチン、内一部屋は市内トップの準タワチン)
祖父母のちんちん(遠いど田舎出し)に魔羅とかあるが相続は親の穴兄姉がするので性的関係無し
父方はぽっくりイク家系で、母方は死ぬまでイキまくる家系でボケなければ自慰は必要無さそう
あった・なかった以前の問題で、言ってることやってることそれ自体が無茶苦茶なのだ。
どれほど無茶苦茶で出鱈目なことをやっているか、一例をあげよう。
西岡昌紀、木村愛二という1990年代にホロコースト否定でちょっと話題になった人がいる。この二人は、ホロコースト否定の仲間である。
私は西岡とTwitter上でつい最近やり取りした。必要以上に詳しい内容は書かないのでそんなもんだと思って読んで欲しい。
西岡の本に否定論界隈では有名な話が載っている。「137人のドイツ人捕虜の睾丸が修復不可能なほどアメリカ兵によって蹴られた」という虐待話である。その話自体はどうでもいいので割愛する。
この話が、いったいどこに書いてあったのかがポイントだ。
この時は西岡本を読んでなかったので、西岡のブログしか知らなかった為、「文献名も知らないのに読めるわけねーだろ」と私は噛み付いた。
すると、西岡、文献名を示した。後でわかったが、その文献名は西岡本に書いてあったそのままである(実際には一文字抜けてたが)。
ところが、どういうわけかなっかなか見つからない。でも、Googleさんは偉い! ちょっとくらい単語が違っても似たような候補を勝手に探してくれるのである。
それは、アメリカ合衆国の政府サイトだった(ちなみに彼らの著書の執筆時である1990年代には存在しなかった)。
そしてそれは確かにあった。しかし、資料名がかなり違う。西岡の言った文献名の「Report」は実は「Record」だった。しかもそれは、正しく記述したとしても、文献名そのものではないのである。
実は、西岡が書いた文献名は、その資料のいわゆるヘッダーに記載された文字だったのである。
どこの世界に、文献名ではなく、ヘッダーを記載するバカがいる?
なぜそうなったのかは、実はその資料、木村が西岡にそのコピーを渡したものであり、木村が国会図書館で簡単に見つかった!と自著で豪語していた資料だった。
つまり、木村は西岡にきちんとした文献名を伝えなかったのである。そして西岡は木村に確認もしていない。ヘッダーに書いてあったからそれをそのまま脚注文献名に書いたのだ。アホか……。
木村は西岡に「ここにあのネタが書いてある」しか言わなかったに違いない。
私は、西岡に怒った。違う文献名を書くとはどういうことだ? と。でも西岡は、木村が国会図書館にあると言ったから、とか言い張るのである。お前著者だろ? 文献名も知らないで自著に全然違う文献名を記載したのか? と文句言ってやったが、まだわかってないようなので、私は今度は国会図書館をネットを通じて探した。
ところが。
正しいと思われる文献名で検索しても、まるで見つからないのである。この辺の事情はちょっとややこしい。アメリカの政府サイトの文献名が正しいとは限らないからだ。その文献名はあくまでも、ネット上の資料を示している。
それで、文献名の単語の組み合わせを工夫したりして、延々と探し続けたが、今度はそうすると、ヒット件数が多くなりすぎたりして、どれがどれだかさっぱりわからない状態が続いた。
イライラしてきた私は西岡に「木村のやつ嘘ついてんじゃねーのか? 国会図書館に見つからないんだが」と言ってやったが、西岡の木村に対する信頼は揺るがない、絶対にあるはずだという。
そこまで言うならと、国会図書館に直接問い合わせていやったら……あった。しかし、外部からは絶対に検索できない文献名だったのである(国会図書館もどうかしてると思うけどw)。
見つかったので、正直言えば、ある程度は嬉しかったが(自力で苦労して見つけたから)、それだけ苦労させるとはどう言うことだ? お前が知ってなきゃおかしーだろ? と西岡に噛み付いたらやっと西岡は謝ったのである。
だが、疑問は終わっていない。その文献は、アメリカ議会記録というもので、議会での議論を記録するものである。アメリカ政府は1800年代から延々とずっと記録し続けている(大抵の国はそうしているが)。そして適当な日数分ごとに製本してまとめて保管している。
だから、膨大な量の議会記録が存在するのである。一冊あたり、私が見つけたその冊子だけでも一千ページはゆうに超える。それが数えきれない冊数が存在する。
もちろん、「137人の睾丸」事件のあった年代はある程度は絞れる(これ自体は別の本に載っている)。しかし、それでもどう考えても何千ページもの記録から探し出さねば絶対に見つからない。
と言うよりも、その情報が議会記録にあるとどうして知ったのだ? もちろん時期も含めて。
つまり、木村が自著で豪語したような「簡単に見つかった!」は絶対にあり得ないのだ。それは誰かから情報をもらったからとしか考えられないのである。多分、その情報が上院議会のある特定の日の議論にあるとだけ教えてもらったのだ。
そんなもん、英語さえわかれば誰でも簡単に見つけられるわ!バカタレ!
それは、細かくいうと第95巻のvol.1という108ページ分の塊の中にある、冒頭ページから20ページ分くらいのところにある情報だったのだ。
俺でもあっさり見つけたわ!バカが!情報を知っていたからだ。西岡の言ったヘッダーにある日付分だけを探したのである。
どうして、そこの情報を欧米のリビジョニストから教えてもらえたか(もちろん知り合いだからだが)、は簡単に理解し得る。欧米のリビジョニストの多くがお気に入りにしているネタであり、元ネタの記載が事実上そこにしかないからだ。
元々はある古い雑誌の記事なのだが、1949年当時、議会の中で、その記事のことが話題になり、議会記録に記録することになったからである。
当時の雑誌を入手するのはアメリカ人ですらかなり難しいそうだ。
が、有難いことにある程度の規模の図書館なら、議会記録は存在するので、アメリカ全州で簡単に確認可能なのである
日本でも、国会図書館にだけは存在する(その後調べたら、戦後占領政策をやったGHQが米国政府議会記録を日本の国会図書館に保管するようになり、この業務が停止されず延々と続いたそうだ。ただし、今はアメリカ政府のサイトで容易に閲覧可能なので、近年の議会記録については国会図書館に保管はされていないと思う)。
このことを知っていたら、情報だけで日本人も容易に見つけられる。
ところがまだ話は終わらない。
西岡とこの話を最初にしていた時、私が言いたかったのは、上院議会のことではなく、その事件に関する公聴会の報告記録の方だった。ところが、西岡は上院議会と公聴会の区別がついていないのだ。だから、西岡は自分が所有している木村からもらった上院議会記録のコピー用紙の中に公聴会の記録もあると、訳のわからないことを言うのである。
そんなもんある訳ない。だって、公聴会の報告記録は上院議会記録とは全く別のものである上に、議会記録は日本にも関係するから国会図書館に所蔵するとしても、細かい公聴会報告までいちいち国会に所蔵するわけがない。しかもその公聴会報告は「137人」事件を否定するものでああり、リビジョニストが知っているわけがない(知ってたら、リビジョニストに都合の悪い話だから、自著に絶対に137人事件は書けない)。これを何度言っても、西岡は理解しないのである。
こんな連中の書いた本の内容を、どうやって信じる? だから否定論は出鱈目なのだ。あった・なかったの問題のレベルではないのである。欧米のリビジョニストの論文も幾らか読んだけど、まじで酷すぎるよ。フォーリソンなんか読んでるこっちが頭がおかしくなりそう。ただし、基本的な文献名などの記載は、欧米の方はしっかりしてる。西岡・木村よりはその面では欧米の方が信頼できるけどな
バイデン大統領、政府の資金援助を受けている学校は、トランス女性を女子スポーツや女子奨学金などに受け入れろとの大統領令に署名 - Togetter https://togetter.com/li/1656939
こいつぁひでえや。
「この前の最高裁判決で性差別の解釈が変わった(性的マイノリティへの差別も性差別に含まれるようになった)ので、関連する法令とかプログラムとか洗いなおして、新しい解釈と合わないのが見つかったら修正しといて。よろしく」
今回の大統領令の根幹をなす米最高裁のランドマークケース。公民権法における性差別の解釈が更新された。
ジェラルド・ボストック氏はジョージア州アトランタがクレイトン郡、少年裁判所にて“good performance records”を10年間とり続ける優秀な職員であった。しかし2013年にゲイ・ソフトボールリーグに参加したのち、管理している資金の浪費が激しい(横領とかではない。念のため)という理由で「職員として不適格」として解雇されることとなる。
ボストック氏は資金の浪費など言い訳で、本当は同性愛者だからクビにしたのだろう、と元職場を訴えるが、下級裁判所では「同性愛差別による解雇は法律で禁じられていないためOK」として敗訴。(※1)
それでも彼はめげず。最終的に類似の訴訟2つ(1つは性的指向、もう1つはトランスジェンダー関連)と合体して最高裁判所まで持ち込まれることとなった。
そして最高裁。公民権法タイトルVIIの「人種、肌の色、宗教、性別、妊娠、または出身国に基づく労働環境上の差別の禁止」について、“性別に基づく差別”が女性差別or男性差別の二択だけでなく、性的指向や性自認に基づく差別も含まれるという判決が賛成多数(6-3)で下された。
ちなみに多数派意見を上奏したニール・ゴーサッチ判事はトランプ前大統領に指名された人物だったためそれなりに話題になった。
※1: 州ごとに違う。ジョージア州には同性愛者差別から労働者を保護する法は無い。アメリカ全土に適用される連邦法では「人種、肌の色、宗教、性別、妊娠、または出身国に基づく労働環境上の差別」は禁じられているがそこに性的指向は含まれていない(いなかった)。ちなみに「法律で禁じられていないならやってヨシ!」がアメリカという国である。
Bostock v. Clayton Countyは公民権法タイトルVIIに関する判決だけど、此度の大統領令ではこれが他の差別禁止法における性差別の解釈にも連鎖的に波及するものと認定した。“性差別”の定義を一貫させるのだ。
大統領令で具体的に触れている法律は教育修正法タイトルIX、公正住宅取引法、移民及び国籍法セクション412。雇用や解雇の時のゲイ差別は性差別で違法だけど、家買う時のゲイ差別は性差別じゃないから合法ね、なんてナンセンスという判断。
そして様々な関連する法や規則、ポリシーやプログラムなどがこれらの法律を参照して制定あるいは実行されており、その参照元に変更があれば修正の必要も出てくる。
此度の大統領令では、各連邦機関の長に対して各種チェック後その修正もやるように要請しているわけだ。
こりゃ「我々はトランプとは違う」ってアピールだね。他の大統領令でも似たような意図を感じる。
トランプの大統領令は、法や判例ガン無視して乱発してたもんだ。大統領令を裁判所が止めてたのは記憶に新しかろう。
それに比べて此度の大統領令はえらい穏当。最高裁判決を下敷きに、それを無理のないレベルで拡張する内容。「横紙破りはしませんよ。法や裁判所を我々は尊重しています」というメッセージがひしひしと伝わってくる。
まあその分パワーは小さい。悪意的に言えば“パフォーマンス”なんだが、私は評価したい。
大統領令では特にスポーツについての言及はない。一応、話の枕で一回だけsportsという単語を使っているがそれだけ。
では「バイデン大統領、政府の資金援助を受けている学校は、トランス女性を女子スポーツや女子奨学金などに受け入れろとの大統領令」はどこから出てきた話なのか。
おそらく教育修正法タイトルIXである。教育修正法タイトルIXには「米国内のいかなる人物も、性別に基づいて、連邦政府の財政援助を受けている教育プログラムまたは活動への参加から除外される、給付金の支払いを拒否される、あるいは差別的な扱いをされることがあってはならない」とある(※2)。
これがトランスジェンダーにも適用されれば、まあご懸念の事態が絶対に起こらないとは言えない。だがはっきり言ってナンセンス。
断っておくが、女子スポーツにおけるトランス女性の問題を軽視しているわけではない。一つの重要な議論として認識している。
しかし非常に包括的かつ広範囲に及びしかし最高裁判例に準拠したこの大統領令をその一点のみの話に矮小化するのは余りにもナンセンス。しかも直接の言及すらなく「そういうことが起こる可能性もないとは言えない」レベルの話である。
さらに言えばこの大統領令があってもなくても、最高裁判決がある以上遅かれ早かれ起こること(※3)。大統領令は言ってしまえば“念押し”でしかない。である以上「大統領令のせいで女子スポーツが云々」というのはやはりナンセンスと言う外ない。
※2:もちろん、十分な合理性があれば別。例えば公費で子宮頸がん検診をするさい、対象者を女生徒に限定しても差別にはならない。子宮を温存しているトランス男性がいれば、彼が検診を受ける権利はあるが。
※3:タイトルIXの“性差別”がタイトルVIIのそれに準拠するという判断は過去になされているし、トランスジェンダー差別に限定すれば“性差別”に含まれるという下級裁判所レベルでの判決がある。今は最高裁判例がある以上、大統領令が無くても訴えられたら敗けて解釈変更となろう。
トランス女性(MtF, male to female)は何故女子チームに入ってはダメなのか?それは偏に肉体的アドバンテージにある。トランス男性(FtM, female to male)が男性チームに入る分には問題視されない(ホルモン投与を受けている場合は別)。だってアドバンテージないから。
トランスジェンダー or notではなく、不当にマッチョ or notである。
それに生まれも育ちも女性だけどアンドロゲン過剰症でめっちゃ強い人もいるわけでな。ことはトランスジェンダーだけで済みはしない。
「○○は××だから問題だ」という時、まずは××の解決を模索するべきで、○○を排除して問題をナイナイするべきではない。それが「○○と△△は××だから問題だ」なら尚更。○○だけ排除しようとするなら勘繰られる。
特定の人々に身体的アドバンテージがあるなら、その代理指標を用いたレギュレーションを作ればいいのだ。いや既にある。テストステロン値による制限が。まだ完ぺきじゃないけど。
じゃあ残る問題が何かっていうとそのレギュレーションが州どころか学校単位でバラバラなこと。まったく制限がなく参加できる州/学校もあれば、出生時性別で判断される州/学校、ホルモン治療などでテストステロン値を下げなければ参加できない州/学校もある。
全米大学体育協会(NCAA)とその加盟大学では、トランス女性が最低1年間のテストステロン抑制治療を完遂していることを女性チームで参加する条件としている。ちなみにホルモン治療をしていない(テストステロンの投与を受けていない)トランス男性(FtM)は男女どちらとしても参加してヨシ。
つまり今後の課題は統一ルールの制定。難しいだろうが頑張ってほしい(無責任)
先述した通り、トランス女性の女子スポーツへの参加が問題になるのは、彼女らに身体能力上のアドバンテージがあるからだ。しばしばそこには“不当な”あるいは“不公平な”という形容詞がつく。
しかし、上でも少し触れたが、それはトランス女性に限定されたものではない。
アンドロゲン過剰症(※4)という症候群が存在し、これの発現者も身体能力上のアドバンテージを(女性の中では)持つと言われている。ちなみに国際シーンではむしろこっちの方が議論されている。まあ結果出しちゃってるし。
そういうわけでいくつかの国際組織では既にレギュレーションが敷かれている。
(例)
国際オリンピック委員会(IOC):競技の少なくとも4年以上前から女性であり、競技前12カ月間の血中テストステロン濃度が10 nmol/Lを超えていないこと。(ちなみにこれは2015年に設定したもので、↓のIAAF基準に合わせて5 nmol/L未満に変えようという話もある。東京オリンピックの後に新ガイドライン出すらしいが……)
ワールドアスレティックス(国際陸連;IAAF):血中テストステロン濃度が5 nmol/L未満であること。ただし、適用対象はXY型性分化障害および/または睾丸をもつ女性に限定。トランス女性に対する規定はまだない。(※5)
自分の意志で性転換したトランスジェンダーと先天性疾患のアンドロゲン過剰症を同じ扱いでいいのか?競技に参加したければ副作用のある薬を飲み続けろというのはアリなのか?“才能”と“異常”の線引きはどこですればいい?そもそも血中テストステロンは適切な指標なのか?etc.
しかしその困難を厭って、安易に特定の属性を切り捨てるのはいかがなものか。女性はかつて“切り捨てられる性”であった。そのことを思い出してトランスジェンダーとも向き合って欲しい。
※4:アンドロゲンは男性ホルモンとも呼ばれる内分泌物質のカテゴリ。テストステロンも含む。これが様々な理由で(女性としては)過剰に分泌されるのがアンドロゲン過剰症である。先天性疾患や腫瘍などで引き起こされ、生殖年齢の女性の5~10%がこの症状を呈するとも言われている。
いくつか例を挙げると…
5α-還元酵素欠損症:主に外性器の発達に異常が生じる。程度の差があるが、精巣および陰茎(一部)が体内に陥入し女性器に類似した形をとることがあり(pseudovaginal perineoscrotal hypospadiasというらしい。機械翻訳で
偽膣周囲陰茎下垂体。なんとなく意味わかるっしょ)、その場合、女性として育てられることが多い。世界陸上金メダリストのキャスター・セメンヤ選手が有名。ちなみに氏は金メダルのはく奪こそなかったものの、IAAFの現規則により大会への出場が制限されている。
部分型アンドロゲン不応症:アンドロゲン受容体に変異があり、アンドロゲンを不完全に受容することで性分化に異常が生じる。表現型は様々だが女性寄りの場合、極めて小さい陰茎および体内に停留した精巣、陰嚢のある辺りが陥入して女性器様になるなど、出生時に女性として判断されやすい。ちなみに完全型アンドロゲン不応症というのもあり、アンドロゲンを完全に受容できないため、不妊(不完全な精巣が体内にある)以外は正常な女性と区別がつかない(でも血中テストステロン値は高い)。
※5:2019年(だったかな?)の会談では言及している。トランスジェンダーの女性を女性のカテゴリーに含めることは、それが許容し得ない不公平を生み出さないという条件であれば、適格な資格基準下で促進されるべき。血中テストステロン濃度を基準に使用するなら、5 nmol/L以下の固定しきい値を採用する必要がある。等
術後2週後~4週後が経過した。
術後20日後くらいに自分で抜糸した。いや、事前に医師との打ち合わせにより術後の傷口は溶ける糸で縫われているため抜糸は不要となっていたので施術等の不備は一切ない。術後は問題もなく、傷口は塞がっており、飛び出た糸の結び目を自分で引っ張っても痛みを感じない状態であった。ただし、この結び目の通っている穴に小さいかさぶたができてはポロッ取れる、ということが二度三度あったのである。この糸は(調べた限り)加水分解などで体内でゆっくりと崩壊していくらしく、体内でちぎれたあとで、結び目からにゅるっと糸自体が引き出せるのだろうな、と想像ができた。裏を返せば、この結び目自体は溶けることもないし、中が崩壊していくまで、待つしか無い、というわけだ。そう考えると、この結び目の穴自体が存在することがとても不愉快に思えてきた。この結び目さえなければ、糸は中側に引っ張られて、少なくとも、表面の穴は消えて無くなるに違いない。そうか。じゃあ切るしかないな、と鼻毛切りハサミを持ちながら考えた。糸の結び目を引っ張って、玉になっている部分のすぐ内側を切った。左右の糸は引っ込んで消えた。その数日後、少量の膿らしき白い液体と一緒に、1cm程度の細長い糸が左側の傷跡から出てきた。(なんか傷口に毛みたいのがあったから引っ張ったら取れた感じであった)たいした化膿ではなく、その後、炎症なども起きていない。
性欲の変化はない。時々、睾丸がうずくような痛みを感じることがあるが、たいした痛みではない。
15回程度の空打ち後、精液検査を行い、問題なしと診断していただいたので、先日、生だしをした結果、最高であった。疲れてすぐ寝れたので、射精後の眠くない感というのは、まだわからない。
主に子豚や仔牛で、牛はデカイので鎮静されている(それでも抜かれる瞬間はぶもぉーーーと断末魔の叫びを上げている)が、豚は小さいしどうせ家畜なので(ペットだと麻酔するらしい)ひょいと持ち上げて逆さにして施術者の膝の間に挟んで股をおっ広げてそのままサクッとやる。
ピギィーピギイイイイイ!!!!とすごい悲惨な声で叫び、豚舎中の豚もピギイイイイイと呼応して悲しい声を上げる。
術式は簡単で、タマタマのあるところを探り当てて刃物(剃刀とか爪切りとか)で皮に裂け目を入れ、そこから暗い紫色の睾丸をむりっと押し出し、ビヨーンと引っ張って繋がっている管(精索?)をチョンと切って、もう片方も同じようにしたら消毒して終わりだ。
牛はタマタマもデカイので、根本を結紮してから切り落とし、中にぎゅぎゅっとしまっている。
結紮せずに、ビョーンと手で引っ張ったところをタマタマの根元を挟みドリルでグイングインと捻転させて捻り切る方法もあって、なるほどなあと感心した。
必死こいたyoutuberがその場で刺身にして食ったりしていたが、わりとそういうのはどうでもよくて、手際の良さや生き物の体の仕組み、やられる動物の辛そうさとかに見入ってしまう。
https://youtu.be/f_4Vw3QhKII?t=52m55s
「木鐸」。
過去に行われた、漢字の読みを当てるクイズで、所属アイドルが「木鐸」が読めなくて「睾丸に似てる」と発言してしまったらしい。
事もあろうにそのシーンを公式が切り抜いて、あの時なんと言ったか?って問題にして、再び本人と別のアイドル二人の前に晒した。答えが文字になって表示されたとき、空気は凍りついた。
これはセクハラだ。
コメントにも、公式がこれをやっていいのかと疑問視する声が散見された。
動画はおよそ半年前に公開されて以来、30万人程度の視聴者の目に晒されている。
確かに「睾丸」自体は口にしてもいい単語ではあるし、言ってしまった本人もほとんど気にしていないかもしれない。だけど、ワザワザふたたび文字にしてアイドルを恥ずかしがらせるネタにする態度は、邪悪だろう。
時々、彼女たちの掛け合いのなかで、イジリに度が過ぎてみえたり、ギスギスした雰囲気になってしまうことはある。でも、それをゼロにするのはムリだろうし、むしろそういう飾らないありのままの人間同士のやりとりが、彼女たちの魅力になっていると思う。
コメントも過熱することはあって、個人的には正直、アイドルの年齢自虐への視聴者の「きっつ」みたいなツッコミは… 観ていて悲しいんだけど、コメントとの自由な交流を妨げない寛容さは厚いファン層を育んできた主要因ではあるでしょう。
だからせめて公式は… 会社側は、アイドルたちを大切にしてあげてほしい。性的なイジリなどなくとも彼女たちは十分楽しいのだから。みんなのアイドルを誰よりも真剣に守る、そんな“推せる公式”になってほしい。
昨今話題になっている婦人用タイツについて、広報面からではなく実用面で理解をする為に実際に着用してレビューすることを試みた。タイトルで述べた通り私は男性なので、閲覧に不快を及ぼすと考えられる方はこれ以上先を読まないように注意されたし。なお、メーカーに対する悪評を避ける為にも、メーカー名は伏せることにする。
休日の昼頃に通販で注文した婦人用タイツが届いたので、約半日ほど実際に自宅で着用してみた。タイツのデニール表記はよくわからなかったが、ネット市場の評価から主流だと感じた80デニールの物を選んだ。
実際に着用する際、つま先からすね全体までピッチリとタイツが肌を覆うので、すね毛が濃い人は不快感を覚えるかもしれない。幸いにして私はさほど気にならなかった。始めはトランクスの上からタイツを着用したが、トランクスの生地が肌にまとわりつく不快を感じたのでボクサーブリーフにした。ビキニパンツならもっと違和感なく着用できたかもしれないが、所持していないので詳細はわからない。下着を着用せずにタイツを直接履くのも良いかもしれないが、性器や肛門がタイツに触れることに衛生的な嫌悪感があったので、私は実施していない。
下半身をタイツ姿でしばらく過ごしてみたが、下半身全体がスースーするのだが寒くない。下半身を覆う布地があまりにも薄いことに違和感を感じるがそれでも寒くない。普段自室ではジャージを履いているのでタイツの上にジャージを履いてみたが、そうするといつもよりじんわりと下半身が温かくなった。
ただ下半身全体をやんわりとだが締め続ける感覚はあまりリラックスできないと感じた。仕事ではベルトやネクタイなどで体を締め付けられることに慣れていても、自室でくつろいでるときにベルトやネクタイは嫌だろう。それと同じような不快感が下半身全体を常に支配し続けている。
激しい運動を試みてないからわからないが、歩いたり立ったり座ったりの動作に関して足腰に違和感はない。ただし、男性器に関しては大きな違和感がある。これを次の項目で述べる。
陰茎を下着の中でどのような向きで収納するか、いわばチンポジの問題である。トランクスであれブリーフであれ、チンポジはさほど重視されることはなく、身体の動きに合わせて陰茎は柔軟に稼働することが常であろう。しかし、タイツを着用すると陰茎の位置は完全に固定される。婦人用タイツでは陰茎が占める空間を考慮していないので当然のことだろう。下向きに陰茎を収納すると勃起を阻害されるので、上向きに収納するのがいいだろう。ただし、陰茎がへそ下の肌にぴったりと張り付くので、陰毛が包皮に絡まりやすい。陰毛を短くカットしている人や、手術等で包皮に余りが少ない人なら問題ないだろう。
陰茎よりも問題なのは睾丸の位置だろう。立ったり座ったりの動作で腹腔内に収納されそうになる。私はタイツの着用により幾度となく左の睾丸が腹腔内に入り込んでいくのを経験した。無論だが睾丸を長時間腹腔内に収納するのは、男性機能にとって良くないだろう。
元サッカー選手にして日本代表の選手や監督を歴任した岡田武史氏は、サッカー用のアンダーパンツとして女性用ショーツを愛用していたという。激しいスポーツでは男性器の動きをいかに押さえて保護するかは大きな関心事だ。漫画でしか知らないことだが、コッカケなる睾丸を腹腔内に収納する格闘技の技法もあるそうだ。ただし、スポーツ等の運動を実際にやってみたわけではないので、婦人用タイツがスポーツに適するかは不明である。
立って小便をすることはほぼ不可能になる。タイツをひざ近くまで下ろすと、足を開くことがタイツで阻害される。がに股になることは不可能で、肩幅程度に足を開くことすらできなくなる。タイツの伸縮性はあくまでも着用した時のものであり、脱ぎかけ状態での伸縮性は考慮されていないようだ。無理にそのまま小便しようとすると、タイツや太ももに小便がかかることは必至だろう。足首までタイツを下ろすと、一歩も動けなくなって転びそうになるので小便どころではない。よって、必然的に座っての小便を強要されることになる。自宅なら問題ないが、外出先でこの問題は致命的だろう。
普段私は夕食後しばらくたってから小便を済ませて入浴をするが、せっかくだからタイツの保水性を確認してみようと思い、タイツを着用したまま浴室で小便してみることにした。タイツで男性器を圧迫し続けているので、着用したままでは小便は出づらかった。何とか小便をひりだしたがかなりの尿量を吸収する。計量したわけではないので概算だが、200mlほどは吸収できるのではないかと思う。タイツの色は黒なので尿染みは目立たない。
小便を漏らしたまましばらく立ち尽くしていたが、むせあがるようなアンモニアの香りとともに、下半身の不快感が高まってきた。長時間そのままでいると尿で肌がかぶれると思うが、それより先に寒気が全身を襲ってきた。11月になり夜は寒くなってきたし、上衣が尿でぬれることを嫌って上半身裸だったこともある。シャワーヘッドをタイツの中に突っ込み、温水で洗い流すとともに体も温めた。
タイツ姿のままで浴槽に張った湯の中に体をつけると、タイツが肌に張り付いたままに縮こまり、自然と膝を抱えるような姿勢になった。下半身の可動域が狭くなり、足を動かすのに力が必要になる。もしもタイツを履いたまま川などに転落したら、溺死する危険性が高いだろうと感じた。
前述の「男性器の位置」の項にて、下向きに陰茎を収納すると勃起を阻害されると述べた。その状態で勃起をする程に性感が高まると、通常陰茎に流れるべき血流が流れず、代わりに下腹部を中心とした全身が火照ってくる。さながら女の子になった気分だ。タイツの上から陰茎や睾丸をなぞると快感が襲うのはもちろんだが、乳首・耳・首元・臀部など全身の感度も高まり、自ら撫でるだけでも高い快楽を得られる。
性交渉の場でもタイツの着用を応用できると思うが、残念ながら相手がいないので確認できなかった。
普段着用なら星5つ中星1つだが、性具用なら星5つ中星4つと評価する。そもそも、普段着として防寒用に利用するなら男性用のタイツ(メンズタイツ)を利用するのがいいだろう。それに対して性具用としては、「保水・耐水」の項と「自慰・性交渉」の項で述べた通り高い潜在能力を秘めている。安価で洗って繰り返し使えるので、オナホール等よりも経済的といえるだろう。ただし、睾丸を圧迫するなど男性器に悪影響を及ぼす恐れが考えられるので、男性器を生殖に用いる予定のある方は利用を控えたほうがいいだろう。
食った肉が人肉かもしれないと気づいて主人公がゲロ吐いたりしてるだが、
昔からこういう「人肉は絶対食べられない」とか「人肉食った生物の肉は食えない」的なキャラが大げさな気がして仕方ない。
そういう人もいるだろうけど、実際には繊細な人だけじゃなかろうか。
別に食った事はないけど、ただの肉だろ。
牛とかでも食肉になるのは若い牛だけで、歳くった牛の肉は食えたものじゃないというから、大抵の人肉も多分ゲロまずなんだろうけど、味の問題をクリアすれば別に問題も感じられない。
外国のどこかの部族は、葬式で故人の肉を食べるのが風習らしいし、三毛別羆事件の人食い羆も、狩られた後に供養で食われたそうだ(不味かったらしい)。
太平洋戦争で飢えた時は尻の肉を食ったと言うし、腹が減れば人間何でもアリだろう。
どっかで性転換手術した人が、睾丸の試食会やって結構応募した人がいたと言うし。
三国志でも劉備は普通に食ってるし、反三国志でも確か馬超が于禁を食ってたような記憶がある。
「気にしない人は気にしない」レベルの話だと思うのだが、妙にオーバーリアクションする創作物があるんだよな。
マルコ・ポーロの東方見聞録だと日本人は人食い人種になってたり、ロビンソン・クルーソーで人食い人種に襲われたりしてるわけだが、
多分昔の西洋人が、遠い国の野蛮な民族を想像した時に人肉を好んで食ってるようなイメージを広めたから、人肉食が恐ろしげなイメージを持たされたんじゃなかろうか。
大体、人間だって自然のサイクルの一部なのであって、直接食えないならまだしも、人間を食った生物も食えないとか言い出したら野菜も食えんだろう。
っつー事で、あのweb広告見ても「大げさやなあ」としか思わなかったし、実際の作品を読んでも「主人公繊細やな」としか思わなかった。
私の父とは、もう20年は会っていないだろうか
中学生の頃、母とお金のことで喧嘩をしている父の姿が思い出される
いや、正確ではない
だって、私が直接両親が喧嘩している現場を見ていた記憶はないのだから
それでも、その場面が、そのイメージがこびり付いているのは、ひとえに母からの話や周りからの伝聞なのだろう
父と祖母に、母についていくことを伝えに行った際
私は父に対して、母を苦しめたことなどを詰った覚えがある
激高した父にその場で掴み掛られ、床に押し倒されたことを覚えている
祖母は、父の名前("○○ちゃん"という小さい子供に対するような呼び方で)呼びかけるだけで、強くは止めなかった
そのような姿を、当時の私はぼんやりと眺めていた覚えがある
では、でもどうなのだろう
私にとって、では母のことを除いて父にどのような感情を抱いているのだろうか
やはりそれでも、父のことは好きになれない
父はふとしたことですぐに機嫌を損ねたので、幼少期の私は酷く怖かった覚えがある
直接的な暴力(押さえ付けられて睾丸を握られた思い出が強くあるが)や暴言こそないものの、「大人が機嫌を悪くして怒る」ということが非常に怖かった
今思い返せば(というより当時母からも言われていたが)、私自身の言葉遣いや態度にも問題がある部分も大いにあった
それでも父に対して「理不尽」「暴力」という印象が残ってしまう
そんな父も、年齢的にはいつ亡くなっても良い年齢になっている
きっと、当時思っていたより小さくなっているだろう
「父はこんなに小さかったのか」と思うだろう、実際に会えばそのちっぽけさに驚くのだろう
「父には父の苦悩があったのではないか」という事実に考えが及ぶのだろう
あるいは、これまで生きてきた私自身の人生と照らし合わせて、少なからず通底する部分に驚きや共感を覚えるのだろう
小さく、老いて病んだ父にどのような言葉を掛けて良いか分からない
母と別れた後、あなたはどのように生きてきたのですか
私や母のことを思い出したことはあるのですか
自分の選択に後悔したことや、やり直したいと思ったことはないのですか
「結婚するべきではなかった、子供など作るんじゃなかった」と感じたことや思ったことはありませんでしたか
今、私と話したいことはありますか
疑問ばかりが沸いてきて、でもきっとそれらは果たされず、その機会すら与えられずに消えていくと思う
父は間違いなく、死ぬ
何でもないある日、きっと私は電話を受ける、あるいは手紙や電報かも知れない
「父が死ぬかもしれない、今、病院で」といった言葉で私は現実を突きつけられる
「そうか、父も死ぬのか、私が死ぬまで生きているなんてことはないんだ」と
私はきっと悩み、迷うだろう
父に会うべきなのか、何か話すべきかのか、言葉を交わすべきなのか
感情的になってしまうかも知れない、不必要に互いを傷付けあってしまうだけかも知れない
あるいは、父と会う事でこれまでの自分自身が揺らいでしまうことを恐れているのかも知れない
それでも、父はある日突然死ぬ
現実は変えられない
それは、明日かも知れない