はてなキーワード: 「嘘」とは
https://anond.hatelabo.jp/20220304184302
shields-pikes 過去の読み切りから追ってるけど、ずーっと「コンプレックス」をテーマに話を書いてる作者だよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4716259749275314210/comment/shields-pikes
これも、「そうかぁ?」と思ったので、タイザン5名義で読める読み切り作品を再読してきた。
『讃歌』(DAYS NEO)、『同人政治』(となりのヤングジャンプ)、『ヒーローコンプレックス』『キスしたい男』(ジャンプ+)
で、再読して、やっぱりそうだよな……となったのだが、自分は、タイザン5の一貫したテーマは「救済」だと思う。
いかにして人は救われうるか。どうしたらその瞬間を、説得力やカタルシスをもって描けるのか、という部分が焦点になっている。
より突き詰めて言えば「どんな状態で発せられる、どんな言葉なら、『嘘』でなくなるのか」が、読み切り4作品で見える、タイザン5の「テーマ」だ。
ハッピー星人は、説得力のない、しずかやまりなや東くんにとって「嘘」である、綺麗事しか言えない(理解できない)状態から始まる。
なので、テーマは1話で描かれている通り(もちろん、テーマというのは必ず1話に描かれているものだ)。
「たくさんお話して、もっと君を知って、いつか、いつかきっと、しずかちゃんをものすごい笑顔にしてみせるっピ!」
【公式】タコピーの原罪【上巻発売記念PV】 - https://youtu.be/vsPbfdv41-w
増田が同性愛者が異性婚をして子どもを設けた事例があると上げた記事だが、これを読んで増田は、「ほら見ろ、この世界には同性愛者って言いながら子ども作ってるやつがいるんだぞ!同性愛を禁止すれば子どもが増えることは真実なのだ!」という主張の補強として使おうと思ったという事実が信じがたい。そんなことに血道を上げて先進的(笑)な人を揶揄するくらいなら、苦しい気持ちの人をどうにか減らすことはできないか考えようとは思わないのかな。仮にもし同性婚の導入で子どもが減るのだとしても、同性婚の禁止を「少子化対策として」論じる意味自体はないという結論以外ないと思うのだが、人を揶揄することにしか使われない真実とやらに何の価値があるんだ?
同性婚が導入されとして、配偶者控除なり、三号被保険者なりの制度が適用されるかどうかは当然に決まってくることではなくて、制度の設計による。ちなみに、配偶者控除は法制婚前提だが、三号被保険者は事実婚にも適用されている。同性婚を推進する人で税控除等をメインの理由にしている人はむしろ少ないのではないか(ここは単なる雑感)。ただ、適用されること前提に論を進めることは、増田にとって「嘘」じゃないの?
https://togetter.com/li/1801253
漫画本編読ませる前に「称賛の声」みたいのから入るの要らんし宣伝丸出しになるだけだからやめろと。
んで肝心の本編であるサンプルの一話の画質が悪すぎて客逃しまくってるだろと。
で画質の悪い本編我慢して読んでもらって、どうよこれ?
なんでこの醤油顔の男は延々当たり散らされてるわけ?
ギブアンドテイクだから譲っても対等の立場のはずだけど全然そう見えない。
ファンレターの仲介だけで半日労働させて、おまけに後出しの条件が多いわ事情の説明もしないわ、更になんだか態度まで悪い。これに付き合って少しも怒らない醤油顔はなんか弱みでも握られてんのか?ってなる。
女が不機嫌な理由は男からのセクハラや性犯罪なんだけど、それ醤油顔に関係あるか?
なんで不機嫌な態度出して不思議がらせて「私が不機嫌な理由わかる?」をさせてんの?
どう考えても不機嫌ハラスメントし師八つ当たりじゃん。なんなんこれ?
セクハラや性犯罪をやってる男に復讐で思い知らせてやるって漫画ならわかる。よーくわかるしどんどんやれと思う。圧倒的に正しいわからせ。
でもなんか女って、やった男に復讐しないで関係ない男に八つ当たりしたりわからせたりしたいという欲望を持ってない?漫画に限らず。
なにもしてない醤油顔への八つ当たり欲がおぞましい。不潔な欲望を感じる。
それでこんな下手くそな宣伝まとめに突っ込んでもしょうがないけど
こんな作家がヤマシタトモコと同格って寝言もいい加減にしてくれ。
元のまとめが消えているので解らないけど、男女関わらず、心を許して解ってほしい相手に八つ当たり……というか甘えたがるのはあることでは。俺もモニターの向こうのワイフに愚痴ることよくあるし。
消えてて読めなかったんだから仕方ないけど、八つ当たりされてる男は別に彼氏でも配偶者でもないし好かれてすらいない。
どことなく発達障害っぽくてそれゆえに女から警戒されず軽んじられてる雰囲気が漂うし実際扱いがぞんざい。
(この女はセクハラしてきてるようなタイプの男にこういう使いだては絶対しないと思う。相手が誠実かどうかではなく攻撃的かどうかで態度を変えており、攻撃的でない男には対等より下げた扱いをする。)
(現実の発達はむしろ定型より女性にとって危険なこと多い気がするけどまあマジカルニグロ的ななにかだと思う)
kukky
セクハラも性犯罪もしてない多くの男性は、自分がしないから世の中にそういうことをする男性が存在しないと思ってて、自意識過剰とか勘違いとか女性側の問題にして片付けがちだからじゃね?知ってほしいのよ。
もしくは理解されることは直接関係ないけどなにか徳の高い善行を積んでそれにソイソースが酬いるならそれでもいい。
けどそうじゃねえんだわ。
女はただ醤をぞんざいに引きずり回して使って、
相手を格下に見ながら八つ当たりするとという行動しかしてないんだわ。
そういうことをしてたら相手が全部わかってくれてすごく協力的に「わかって」くれるって、これはそんなまっとうな「知ってほしいのよ」ではないじゃん。
ぶっちゃけなんらかのあまり堂々とは言えない種類の欲望の強い匂いがする。
別にインスタントで身勝手な欲望を充足するコンテンツ(広義かつネット擁護で言うところの「ポルノ」)自体は一ミリも否定しないんだけど、
こういうレベルのものをなにか堂々の社会派作品のように喧伝するのもどうなんだろう。
どんなおぞましい作品書きたい人読みたい人も否定はしないけど、これ割りと理不尽な展開を含む王道のポルノじゃない?
キモオタ向けの美少女がキモい男と5秒でセックスする漫画と本質的に差がないような。むしろとうこんのキモオタエロ漫画は催眠アプリのような明らかに非現実ですよって装置を使うだけポルノ展開と現実との区分けがしっかりしてる。
metaruna 「セクハラも性犯罪もしてない多くの男性は、自分がしないから世の中にそういうことをする男性が存在しないと思ってて」こんな嘘つきがトップブコメに来るから嫌なんだよな。嘘じゃん。お気持ちで押し切るのやめて。
「セクハラも性犯罪もこの世に存在しないと思ってる男性」ってどこにいんの?
これ書いてるkukky自身いくらなんでもそんな男が世の中に大勢いると信じてるとは到底思えないので、これ明確に意図的な「嘘」じゃん。
こんな漫画を描くのはそういう欲望を持ってるからってのは辞めてくれ。この論法では、エロ漫画が生きていけなくなるのだ。頼むから辞めてくれ。創作物と欲望をダイレクトに繋げないでおくれ。
なんでよw
攻撃してくる男にはなにもせずに攻撃してこなさそうな男ばかり付け狙う女にもなんかおぞましい欲望がありそうだと思ってこれ書いたけど、欲望や漫画自体の存在はアリだと思うよ。
なんかおぞましさを認めたがってなさそうな人が嘘つ丸出しの擁護したりするからおもしれーなとは思うけど。
princo_matsuri
いやいや、限定はしてるんですよ。
加害してる男はスルーして加害してない男だけ狙って当たり散らしてわからせてるからすごく限定してるじゃないっすか。
なんでそう強引にとぼけるのかなあ
まじで一行目以外全部間違っててすごい(一行目は「嘘」なので間違いではない)
「ホロコーストは嘘」って主張自体が嘘である、と言うことは日本ではあまり知られていない。せいぜいが「ホロコーストを否定してはいけない」程度の認識であるようだ。私ほどの物好きでもない限り、そのファクトチェックを行うという面倒なことをする人は滅多にいないから仕方ない。欧米は否認論の本場なので、否認論に対抗する人もそれなりにいて「ホロコーストは嘘」自体が嘘であることはそこそこは知られているようである。Twitterなどで状況が意外と簡単にわかる。
だが「嘘」と言っても、その実態はややこしい。そのほとんどは事実を用いた印象操作のようなものであり、細かな具体的主張それ自体が嘘そのものであることは少ないからである。いわばホロコースト否定論はその主張をする人が意図的か無自覚であるかは別として「詐術」なのである。しかし、あなたの知性が正しく働いているのならその詐術に騙されることはない。例をあげよう。
「アウシュヴィッツには遊泳プールが存在し、親衛隊員や囚人が水球で楽しく遊んでいたという事実まで存在する。アウシュヴィッツ収容所は地獄のような過酷な収容所ではなかったのか?」というものである。後段の疑惑はともかく、これは事実であり、確かにアウシュヴィッツには遊泳プールが存在し、元囚人の手記によると親衛隊や囚人が水球などで楽しんでいたようである。
先に結論を言うと、遊泳プールがあったからと言って、アウシュヴィッツ収容所が地獄のような過酷な収容所であった事実は変わらない。登録囚人に限定しても(登録されずに殺されたユダヤ人が圧倒的に多いが)、毎月数千人単位で死者が出る収容所だったのである。だけど、そう説明されたところで、遊泳プールの存在は思っていたアウシュヴィッツのイメージと全然違い、かなり違和感があると思う人もいると思う。実は肝心なことは「思っていたアウシュヴィッツ収容所のイメージ」なのである。そしてこのプールの話は、実際、相当色々とよく知っていないと納得しづらい人もいて当然だと私も思う。
あまりに何もかもをここで説明するのは無理なので、アウシュビッツ収容所のみに限定して簡単に解説する。アウシュヴィッツ収容所はポーランドにあり、1940年5月ごろから実質的にスタートした強制収容所である。最初は、ユダヤ人のためではなく、政治犯を主体として収容するための強制収容所であり、ドイツ人やポーランド人などが収容されていた。翌年1941年6月を過ぎると独ソ戦によって発生した赤軍捕虜が大量に収容されるようになっていく。が、この赤軍捕虜に対する扱いはあまりにも非道であり、特に政治将校はその大半が銃殺刑で処分された。いわゆる国際法ガン無視のコミッサール司令である。また、アウシュヴィッツで行われた最初のガス室での殺害犠牲者はこのソ連兵捕虜だった。そして、元のアウシュヴィッツ強制収容所から三キロ離れたところにあるビルケナウ捕虜収容所の建設が始まると、そのソ連兵捕虜が建設労働に駆り出され、一万人くらいいたはずのソ連兵捕虜の大半は一年も経たずに大半が過労・餓死などで死んでしまったのである。
ユダヤ人については、当初からユダヤ人も含めて政治犯として収容はされていたものの、囚人登録もせず収容もしないで収容所到着時にそのままガス室送りにしてしまう、いわゆる「ユダヤ人の絶滅」がアウシュヴィッツで始まるのは1942年3月からであり、ビルケナウの敷地外にある農家を改造したガス室(ブンカーと呼ばれる)で最初の一年くらいは実施されており、1943年3月にクレマトリウムと呼ばれる火葬場が完成すると、その後はビルケナウのクレマトリウムで行われるようになっていく。アウシュヴィッツの基幹収容所のガス室は併設された火葬場の火葬能力が低いこともあり、実は絶滅にはほとんど使われておらず、1942年末でガス室の使用を終了している。ともかく、ビルケナウ収容所でのユダヤ人のガス室での大量殺害は、ヒムラーが中止命令を出す1944年の10月末ごろまで続いた。ガス室ではトータルで100万人程度虐殺されたと言われている。
もちろんだが、ガス室での殺害は何も囚人にさえしてもらえなかった非登録ユダヤ人だけではない。最初の選別では老人や14歳以下の子供、子持ちの女性などが労働不適格としてガス室送りにされたが(概ね到着したユダヤ人の75%、ただし選別条件に当てはまるのに例外的に囚人登録された人もいた)、囚人登録されたところでその大半は3ヶ月程度で役立たずになりガス室送りになるか病棟バラックで注射で殺されたりもした。こうした収容所内での「選別」は常時行われており、その選別方法も親衛隊の選別の担当長が適当に恣意的に選んでいるだけなのが実態だった。親衛隊員による囚人への暴行も日常茶飯事であり、殴り殺すことさえ珍しくなかった。些細なことでも見せしめ的に処刑されたし、収容所内での配給食料だけに頼っていたらすぐに死んでしまうほど食料の質も劣悪だったりもした。
……とまぁ、これだけ酷い話を聞いていたら、「プールで遊ぶなど考えられない」と思う人がいても全く不思議ではないと思う。プールの存在に対する疑念はこのアウシュヴィッツの悲惨なイメージとあまりにかけ離れているから生ずるのだ。だが……。
このプールの詐術に引っかかる人は、人間が斯様にも残酷になれるということを理解出来ていないのである。ここで一つ解説を加えておくと、このプールは絶滅の行われていた現場であるビルケナウではなく、アウシュヴィッツ基幹収容所の方にあったが、元々の目的は防火用であり、完成したのは1944年8月ごろであると推定される(フランクフルト・アウシュビッツ裁判の証言にある)。収容所の親衛隊員は、ユダヤ人囚人に命じて飛び込み台を作らせ、遊泳プールとしても使えるようにした。で、このプールを利用して遊んでいたのは親衛隊員と、上級囚人だけだったのである。上級囚人とはユダヤ人でない囚人のことであり、おそらくは過酷な労働をしていなかった囚人長であるカポなどであろう。つまりは、大半の囚人が毎日酷い目にあっているそのすぐ側で、収容所生活を存分に謳歌している人たちがいたというのが事実なのである。ビルケナウの方ではサッカーでさえ楽しんでいたそうだし、有名なアウシュヴィッツオーケストラに演奏会をさせたり、囚人に劇団まで作らせて劇場で公演させたりもしていた。また親衛隊員は当然として上級囚人も、ユダヤ人ら下等囚人の食事量・質とも全く違ったし、親衛隊員は恣意的に食品などを横流しさえしていた。さらに、ユダヤ人が持ってきた私物(「再定住させられる」と言って騙されて連れてこられているのだから、それらはユダヤ人の全財産と言っていい)を全部収容所の方で掻っ攫うのであるけれど、そこから横領しない親衛隊員などいなかったと言われるほどである(ただし横領は発覚すると厳罰な処分が下される)。
もちろん、囚人たちの多くはそうした私腹を肥やす親衛隊員たちの行動や、プールなどを楽しんで収容所生活を謳歌している姿も知っていた。だから戦後の地元法廷で、少ないとはいえ裁かれた親衛隊について証言者となった元囚人たちのほとんどは、それら親衛隊員被告の非道ぶりを存分に告発したのである。
ほんとに否定論の細かい具体的な主張ってこの手の話があまりに多い。例えば「ガス室の扉が木製だなんておかしいじゃないか。アメリカの死刑用ガス室は鉄製の部屋でありドアだって厳重なハンドルまでついていて非常に厳しい毒ガス管理をしているくらいだ。あんな木製の簡易な扉だったらガス漏れして外にいる人まで死んでしまうに違いないから、あれがガス室だったなんてあり得ない」ってのがある。んでこの話、たくさんの米国の死刑専用ガス室の写真とともに出回っている。
えー、青酸ガス発生用に使っていたチクロンBは害虫駆除用として当時一般に広く使われており、それなりに密閉処理さえすれば「どこでも」使えた。それなりの密閉処理とは空気漏れ起こしそうなドアの隙間などにダクトテープを貼る程度のものである。アウシュヴィッツ収容所にも、殺人ガス室以外に衣服などのシラミ駆除のための専用ガス室が複数存在し、現在も現存しているが、それらのガス室の扉も殺人ガス室と同じ木製扉であり、気密には隙間にフェルトが貼られているだけである。チクロンBの製造元であるディケシュ社の文書にも別に木製扉がダメだとは書いてない。専用の頑丈な鉄製のガス室でしか青酸ガスを発生させられないような害虫駆除剤だったとしたら、当時一般的に広く使われたはずがないだなんて、少し考えればわかることなのに。
「じゃぁ何故米国の処刑ガス室があんなに頑丈そうに出来ているのか?」と聞かれたって答えは知らないが、それなりの要求仕様があるとか昔からの慣習であるとか、何か理由があるからであろう。でもそーういうことは否定派さんは全く調べない。いずれにしても、実際にチクロンは当時広く使われていたのだから、米国の処刑用ガス室の構造は、アウシュヴィッツのガス室に関しては何の参考にもならないのである。どうしてそんな見た目の単なる印象に過ぎないことが、アウシュヴィッツのガス室を否定する理由になるのか?
今年はホロコースト映画公開が少し多いようだけど、一つとして見に行こうとは思わなかった。あんまり興味が湧かなかったからだけど、しかし最近、古い映画にすごいホロコースト映画があるのを発見した。YouTube全編上がっているのだけど、惜しいのはポーランド映画であり全編ポーランド語でさっぱり言語がわからなかったりすることだ。日本でもDVDは発売されてるけど、買ってまで見ようとは思ってない。しかし何が凄いって、何気に再現度が凄い。興味がなければ何のことはないシーンだけど、ガス室にガスを投入する作業のシーンが思ってた通りの再現だった。ガス室というかクレマトリウムはすでに破壊されてなかったからわざわざセットで作ったのかと思うと尚更すごい。何気にあのチクロン投入煙突の位置が正確なのも素晴らしい。未完成で監督が死んでしまい、友人達で残っていた映像を繋ぎ合わせただけらしいけど、唐沢寿明の『白い巨塔』よりもずっと前にアウシュビッツ収容所をロケ地に使っていた映画が存在したというのも発見だった。
PASAŻERKA - POLSKI FILM PSYCHOLOGICZNY HD, WYSTĘPUJĄ: ALEKSANDRA ŚLĄSKA (SOUS-TITRES FRANÇAIS)
嘘といっても人をだまそうという大げさなものではなく、普通の人が誰でもするような虚勢、虚栄のようなものですが。
ですがほとんどの会話が京本との間であり、京本に対しては「京本の憧れの藤野先生」であろうとするばかりにことさらに虚勢を張っていて、発話のほとんどが本心と裏腹なことを言っています。なので本編にある藤野のセリフはほとんどが「嘘」です。
藤野が「嘘」をいうところの裏腹な本心が何かを追っていくことで分かりやすくなることもあるので、藤野の「噓」をたどって本編を追っていきたいと思います。
この記事内のセリフはジャンプ+に掲載された藤本タツキ「ルックバック」より、研究/批評の目的で引用しています。セリフの著作権は藤本タツキおよび集英社に属します。文としての自然さのために一部本編にはない句読点を補っています。
この問答の後にセリフはなく、二人で楽しく漫画を描いていた日々の回想が入ります。あえて問いに対する答えを文にするとしたら「あなたと一緒に漫画を描けるから。あなたが漫画を読んでくれるから。」とかでしょうか。でもそれだけなのでしょうか?それだけであれば、京本とは袂を分かち、しかももう読んでくれることもありません。
ここまで見てきた藤野の「嘘」と本心に着目するならばこうではないでしょうか:
無粋かもしれませんがあえて文にするならば「あなたと一緒に漫画を描けるから。あなたが漫画を読んでくれるから。そして、私は漫画を描くのが好きだから。漫画を描くのが楽しいから。」
あなたは失われてしまったけれども、漫画が好きだという気持ちを思い出したから、もう一度立ち上がって、漫画を描くことにした。そういう話だという風に読みました。
最初に読んだときは「5000円しか使わなかった」は文字通りの意味だと思いましたし、雪のシーンが事件直後にある意味もよくわかりませんでしたし、「なんで描いてるの?」の答は上で書いたようなことと思っていました。藤野の嘘とその本心に着目して読んだところ、ここまで書いたような解釈に変わりました。幾分解像度高く読めたのではないかと思います。
実際収入が年度によって変わるような職種は普通にたくさんあるわけだけど、特定の年のを言ったら全て「嘘」になるのだとしたら
年収問われたらどうすれば良いって言うんやろか。
という疑問が解決したなら良かった
俺は
実際収入が年度によって変わるような職種は普通にたくさんあるわけだけど、特定の年のを言ったら全て「嘘」になるのだとしたら
年収問われたらどうすれば良いって言うんやろか。
に答えただけなので・・・
https://togetter.com/li/1744776
このまとめにもいるけど jiji @traductricemtl はツイフェミやTERFのインフルエンサーみたいなアカウント。
人間の知覚というのは優れていて、誰もが他人の身体的性別をほぼ正しく見分けることができます。あなたを含む、世界中の人はこれを無意識に行っています。ある部分のみではなく全体的な様々な指標を総合してみな判断しているでしょうね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/traductricemtl/status/1293944194382417920
ラドクリフなんて才能で比べたらJKローリングに完全に及ばないし、そのおこぼれに預かってるコバンザメ的存在なのに、なんであんな急に現れて偉そうに代わりに「謝罪」できるかっていったら、やっぱりローリングが女だからだろう。考えれば考えるほど、ほんと爆発しそうになる。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/traductricemtl/status/1270691803084328966
https://note.com/bobby_shibaki/n/na71117479d6b
ここでもまとめられている。
で、ジェンダー社会学の第一人者でありフェミニズムに関する著書を持つ代表的フェミニストの一人である牟田和恵教授がこれらのアカウントに度々いいねやRTを行っている。
https://twitter.com/peureka/likes
普通に考えて多くの性暴力被害者の女性は男が半裸でブラつけてる場所に行きたくないだろう。デリカシーなさすぎるんじゃないの。
https://twitter.com/traductricemtl/status/1414161025117589504
これは「フラワーデモの参加者にトップレスになっている人がいた。フラワーデモに相応しくない」という話題(なんだそれ)に関して、
「そのトップレスの人はトランス女性だった」というデマに基づくツイートである。
そもそも性暴力根絶を求めるデモでトップレスになることの何が悪いんだという話は置いておくとして、
別にトップレスの女性が実はトップレスのトランス女性だったからといってトップレスの女性よりも悪いということはないはずだが、
問題を起こした人間はトランス女性だ、だからこのような行いをするトランス女性は女性ではなく男性であり、フラワーデモに参加する権利はない、と言いたいわけだ。
牟田和恵はこれにいいねをした上で、(スクショ https://twitter.com/silkwormdeleted/status/1414188067871543296 )
少なくとも日本では「あえて下着で~」というのは、「よくある運動」ではないです。そのこと及び、なぜそうか、わかっておられますか?そういう状況下で、性暴力被害者が声を上げることの困難を考えれば、この文脈で保守的性道徳云々を持ち出すのは、ジェンダー研究者として、いかがなものでしょうか。
https://twitter.com/peureka/status/1414192699729604611
トップレス者への攻撃を批判する小宮友根のツイートにこのような引用ツイートをした。
牟田和恵はしばしばこのようにトランス差別言説(今回は完全にデマ)に乗っかりながらトランス差別言説自体には言及せず、
トランス差別言説に反対する者に対して枝葉の部分を批判するという姑息なムーブを行っている。
一部のツイフェミやTERFと同様に堂々とトランス差別言説を展開するのなら(それも悪質だが)まだ見るべきところがあると言えるかもしれないが、
表立って差別主義者の顔をすることは避けて学者としての体面を保ちながらこそこそといいねを送り婉曲的に支援するような発言を行う態度は果たしてどうなのだろうか。
悪質なツイフェミ・TERFは一部の名もないインターネット草の根フェミニストでしかないとする見方もあるが、
このようにそれらをこそこそと支持しているアカデミアの存在があることを踏まえるべきだろう。
daisya これまでのところ学者はトランスライツ側のほうが多いだろ。昔はてなにいた山口智美とか斉藤正美とかも。なんでそんなところで嘘付くか。
あのー、この増田のどこに「学者はTERF側に多くトランスライツ側に少ない」とする記述があるの?
牟田和恵という一人の学者がこのような行動を取っているという話のどこにトランスライツ側の学者の存在を隠すような「嘘」が存在するの?
noemi_itoh ヤバくない人もいるみたいな言い方はどうかと思う
そう言いたくなる気持ちもわかるがトランス差別に対しては反対の論陣を張っている者も少なくないのでみんなやばいという話にはしたくないかな。
正直言ってこのようなトランス差別は何年も前から連綿と行われているのにも関わらず、
多くのアカデミック系フェミニストがミサンドリーもフェミニズムであると黙認・追認してきた経緯を考えると「遅すぎるだろう」というのが正直なところ。
ともあれこのような差別に反対する声を上げることは大切だが。
hesopenn TERFは深刻な問題で、だからこその先の宣言だよね。早く切断しないと。そのためにはTERFという言葉を使い続ける必要がある。
件の共同声明について「女が消されている」「なぜ女ばかりが他の差別にも対応しなければならないのだ」などの批判を行う向きもあるようだが、
あれは「お前らの中に深刻な差別を行っている者が少なからずいるから一刻も早くそれをやめろ」という話だと理解できないのだろうね。
augsUK ・千田有紀教授は堂々とターフやってるからそのうち牟田先生も ・「ミカンはお母さんが買うもの」とか家父長制フェミニストでもある
「ひよこ(菓子)のお父さんが大きいのはヘテロ家族幻想を広めている!」とまで言った人が
オタクは全員男でみかんはお母さんが買うものという認識に基づいてなんか言い始めたのには目を疑ったよね。
誰よりもヘテロ家族幻想にとらわれているのはあなたじゃんって。
yujimi-daifuku-2222 今TERFを批判するアカデミシャンも昔は男性嫌悪丸出しのツイフェミにいいねしていた事を覚えているので、かなり冷めた目で見てる。/ツイフェミの過激な主張にアカデミシャンがお墨付きを与える仕草って昔からですよね
先述したがアカデミック系フェミニストの多くが何年も前から存在するフェミニスト自称者のトランス差別について言及することを避け、
時に「差別を受けてきた女性にはそう言いたくなる理由がある」というようにむしろ彼ら彼女らの憎悪にお墨付きを与えることまでしてきたのは事実。
「累積的抑圧経験」などの便利な理屈をインターネットの草の根フェミニストに与え影に日向に支援してきた側であるということは記憶しておくべきだとは思う。
まさしくインターネット上で行われているトランス差別もこうした「女性は歴史的に常に被害者、男性は加害者」という認識に基づいて、
トランス差別ではなく男女の区別、トランス差別を訴えるのは女性差別、という理屈を展開しているわけだから。
ともあれ喫緊の課題は差別者にそれは差別だと指摘し少しでも多く被差別当事者に差別に反対する声を届けることなので、
アカデミック系フェミニストの功罪に関してはそれはそれ、後の評価としたいところ。
umiSen なんでもTERFはおかしい。一部のラディカルな集団のイデオロギーに賛同しない奴は差別主義者扱いされる世の中。まあ、仮にこう言う人たちも他者を差別主義者扱いしていたのであれば自業自得かもしれんが
https://b.hatena.ne.jp/entry/4681772654549980994/comment/umiSen
cleome088 トランスジェンダーの人権活動家の人の中には共同親権とか女性専用車廃止の人みたいに女を搾取消耗させることが目的の人が結構居るから。クレーマータイプの活動家がこの界隈には多い印象。
で、何なんだろう?
「トランスジェンダーの人権活動家の人の中には共同親権とか女性専用車廃止の人みたいに女を搾取消耗させることが目的の人が結構居るから」
牟田和恵のようにこそこそとデマによる悪質な差別扇動を行う匿名アカウントの陰に隠れて差別に加担するのも仕方ない、女性への攻撃を避けるためだから、ということ?
ジェンダー社会学を代表する研究者の一人であり大学教授という権威を持っている人間が、
「女性である」というただそれだけで差別に加担する行動を免罪され、むしろ相手が悪い、女性差別だ、とまで擁護されるのは全くすごいことだと思いますよ。
kirishimaloda6915 だから「たーふ」とか言うの止めなってば。トランスジェンダリズムは本当はトランスの人を救うものでは無く、女性迫害・男の権利増強運動だと早く気付け。反トランスジェンダリズムの人の方が真っ当な人が多いよ。
私が何の悪気も無く嘘をつくのは、事実が会話文を強く制約するからだ。
つまり、事実というもののふところの狭さが原因なのだ。私が悪いんじゃない。
そういう場合、自分がよく知りもしないのに、事実関係を延々と話さなくてはいけないことがある。
○○って●●だから■■じゃん。でも、▲▲は□□だし、結局○○は△△なんだよ…みたいな。
そんな時、自分としては、細い管の中を壁にガンガンぶつかりながら、なかなか前に進まないような気持ちになる。
結局、○○は△△だとだけ言いたいのに、その長々とした理路に、何を話してるのかだんだんわからなくなってくる。
だから、その理路を自分が話しやすい形に置き換えることがある。
○○は☆☆だから△△だよ、と事実でないこと(☆☆)を経由して、話を短くまとめたりする。
私のつく嘘はそういうものなのだ。理路の置換え時に、事実じゃないこと=嘘の場合があるというだけ。
つまり、会話に嘘が混じるのは、会話の都合上たまたまなのだ。別に、誰かを騙そうという目的じゃ決してない。
それはいわば、小説が語りやすい物語を形成して、その虚構的理路によって話を進めるのと同じようなものだ。
虚構なら、会話の自由度が許されるのだ。自分の語りたいルートで話すことが許されるのだ。
正しくしゃべるのが面倒で、端折るついでにシナリオを一部作り替えてしゃべってしまうというのが、たまたま「嘘」になっているだけなのだ。
自分が話しやすいと思う理路は、事実の成り立つ理路とは全く別の形態で存在している。
話が上手でない自分には、前者の通り話せないことに強い窮屈さを感じるわけだ。
それは目の前にゴールがあるのに、間に深い谷が横たわっていて遠回りを強いられるような感じなのだ。もどかしい。
しかし、虚構なら空も飛べるので、その谷も飛び越えられる。そして、話は短くなって相手にもスマートに映る。
そして嘘であれば、そもそも間違いなんてものが存在しないのだ。何でも自由にしゃべれる。
だから私はホラ話をたびたびしてしまう。例えば、今回の話のように。
繰り返すが、私の嘘は他人を騙すためじゃなく、自分の話したいように話すためだ。
他人への危害じゃなく、自分の会話の自由度を確保するために嘘をつくだけなのだ。
だから、私の嘘には罪はなく、当然のように罪悪感も感じないというわけだ。
そうそう、それに会話内容が嘘であれば、他人にその内容を否定されても傷つかないという特典も付く。
ビジネス右翼が景気よく陰謀論やミソジニーに満ちた「嘘」をバラまいて弱者男性の救済をうたう(実際には何もしない)横で、現実的にはさえない地味な救済策を真面目に説くリベラルに勝ち筋が見えない。
そうして、救済されないと騒ぐ弱者男性たちに理を説けば「そういう理屈言う時点で弱者男性の現実が見えてない」とけなされ、「そもそも君らビジウヨなんぞに騙されるからそうなるのでは……」と愚痴を言えば「リベラルは弱者男性を見下してる」と騒ぐビジウヨの餌にされて、また新たな弱者男性たちをさらわれていく地獄。
ぶっちゃけ普通の商売でも、「嘘アリアリ、マズければ店潰して逃亡アリ」のやり方がまかり通れば、看板背負って真面目に商売やるつもりの人は太刀打ちなんてできないのでは? だからこそ商売なら法的な規制があるわけなので……。
最初の内は「なり垢」とか「なりメ」とかやってたんだけど、自分が女であることを相手が知ってる前提、というやり取りじゃ物足りなくなって、匿名チャットアプリでネナベを始めた。軽い気持ちだった。
どっかで生きてるなんてことない一人の男の、どーでもいいつぶやきをしてみたかった。
つぶやいてたらちょいちょい女の子からの反応がきた。自分から話しかけに行くこともあった。
当たり障りのない雑談なら、チャットの向こうの相手である自分が性別を偽ってることなんかどーでもいいよな、と思ってた。
3ヶ月、チャットのやりとりが続いた女の子がいた。最初のうちは「相手だって嘘八百でしょ」と思ってたし、自分に対しての罪の意識もなかった。
歳はいくつとか、普段は何をしているとか、昔の恋愛がとーとかこーとか、いろんな話をした。どこに住んでてどんな家族構成で、何が好きで何が苦手か、たくさん聞いたしたくさん話した。
上手に嘘を吐くコツは、嘘の中に多くの本当を散りばめることだ。大きな「嘘」という枠の中にたくさんの「本当」を散りばめた。
3ヶ月続いたやり取りは、自分のアプリ不在が続いた後に終わった。
「ばいばい」
「好きだったよ」
その言葉を置き手紙にして、相手の子にはブロックされたようだった。
また、当たり障りのないつぶやきを始めた。また別の女の子からの反応があって、チャットが始まった。
1人には、通話しようお願いLINE交換しようと必死で催促された。えっちなお願いもたくさんされた。「元カノが忘れられないから移動はしない」という嘘でかわした。
その子には、性別を偽ってることを打ち明けてないし、打ち明けた方がいいかな、という気も、そんなに起きなかった。
もう1人、何気ないつぶやきに反応してくれた子がいた。サバサバしてる子で、好きなものが似てて、即レスし合いの楽しいチャットがしばらく続いた。
好きだなーと思った。自分がホントに男だったらいいのにって。一緒にネカフェとか行ったら絶対楽しいよねとか、もしも会ったらこれしたいね、みたいな話も何度かした。
何気ない会話の折り、その女の子から「好き」ってきた。誘惑に負けて「俺も好き」って送ってしまった。
文字だけで抜き合いをした。「まーなんか気持ちよかったからおっけー」というメッセージを読んで、なんだかよく分からないけどガチ泣きをかましてしまった。
その女の子と男の自分を想像して、自分一人でも何回か抜いた。すごい気持ち良くてビックリした。この女の子としたいと思った。自分が男だったら通話して会おうって誘うのに。するのに。
顔写真を送られた。超かわいくてビックリした。とんでもない沼にハマって溺れてく自分がそこにいた。
匿名チャットアプリから別アプリへ移動して1週間ほど、自分から白状した。「女なんだ」と伝えた。
女の子は驚いてたしショックを受けてたけど、2日くらいしたら元気になってて「好きな気持ちは変わらないかも」と言ってくれた。
こちらが女であることを白状した後も、なんでだか抜き合いができてしまった。相手の子の順応性?に心底驚いた。
「男の自分のこと想像してね。俺も男の自分で想像してるから」と言ったら、なんの抵抗もなく女の子はそれを受け入れてくれた。
正直、どうしたら良いのか分からない。
まだ通話してないし「会うとか付き合うとかできない」とも伝えてある。チャット以外、リアルで生きてる私はどこからどう見ても女であり、女として生きているからだ。
文字だけのやり取りでも、文字の向こうには生きてる本物の人間がいて、その人の歩んできた人生があって、その人を取り巻く環境があって、文字の向こうから、その人の生活が透けて見えてくる。
全部丸裸で見せてくれる相手の子は、どうしてこんなにも私のことを疑わず、嫌悪せず、やり取りを続けてくれているんだろう。
少しだけ辛い生活をしているその女の子に、救いの手を差し出す方法が私には無い。差し出す手がない。文字のやり取りの上で優しい言葉をかけて、好きだよと送って、チャットだけの恋人ごっこをすることしかできない。背負ったり約束を交わしたり、到底できない。
すごく傷つけるような嘘を吐いて、いっそブロックされたいとも考えてる。もしくはこちらからブロックをしてしまうか。それが正解な気がする。
辛辣なコメントを読んだら決心がつくかな、と思ってこの記事を書いてみた。
バカこのうえないです。
オレもツイフェミ、ラディカル・フェミニズム、フェミニズムという感じに区分けされるべきフェミニズムの分野がぐちゃぐちゃで混同されている状況は良くないと思うが、何故かどれも自分たちの区分をかっちり決めないんだよね。
そもそも「フェミニズム」には「女性の自己決定権を認めよう」という話なのであって、何かしらと敵対する方向に論が進むならそれはすべて「嘘」で良いと思うんだよね。敵対関係からはコンセンサスは生まれない。
進歩主義とかリベラリズムに話が進んでしまうと、結局「なんでもグラデーションがあってそれで良い」っていう話になっちゃうので、定義自体不可能になるし、目的もふわっとせざるを得ず、最終的にツイフェミ、ラディカル・フェミニズム、フェミニズムはお互いを「それは違う」ということはできなくなってしまう。
海外のフェミニズムを勉強することで、どうして日本ではここまでフェミニズムがこじれているのかというのもよくわかるんじゃないかな。フェミニズムの本質(単純な女性も社会の一構成員として振る舞えるように色々認めようと言うだけのもの)を理解しないままに運動だけ暴走しているからこうなるって言うことなんだけどね。
ただ、この中で一番損しているのはフェミニズムだと思う。フェミニズムは要は「性別を理由に権利に差をつけることは許さない、義務に差をつけることも許さない」というはないであり、性別にかかわらず同一の義務を課して同一の権利を付与すべき、というところから話が始まっていて、被害者も何もない話だった。
例えば「女性にこの権利がない理由が兵役の有無なら女性にも兵役を課して権利を付与しなさい、もしくは兵役を性別問わない志願制にして全員に権利を付与しなさい」という話だ。
ここには「支配する社会手強者である男性と不当に支配された女性」という文脈はない。ラディカル・フェミニズムはこの本来ない文脈を「男性による女性のリプロダクションの支配」という方向から付与した。そして幸いなことに例えば日本では堕胎には配偶者の同意がいるとかそういうのがあって、実際法体系も残念ながらそうなっている。
ラディカル・フェミニズムはこういった「女性が自分だけで決定できないところをやめろ」という話をしていることだろう。ここも理解できる。
最後にツイフェミだ。こういったフェミニズムやラディカル・フェミニズムの流れを受けているかはしらんが、そこに「女性が持つ男性への差別感情に限っては正当化されるべきであり、それは差別と呼ばれるべきではない」というよくわからない論理をねじ込むことに成功した、大声と数の論理とポリコレで。ここが一番得していると思う。
要は男女の闘争でしかないものを差もフェミニズムっぽい論理で正当化しているわけだから。革命闘争軍男女戦線とでも呼んだほうが良いだろう。
本作に色々言いたいことはあるけどそれとは別に
「庵野は結婚して幸せになったからアニオタに説教し始めた!」っていうのを既定路線にしようとしている論評が目に付き始めた
なんか流石にアホだと思うわ
庵野はずーっと同じことを言っている
5年も前だよ
その旧劇のオチが「アニメばっか見てても仕方ないから現実見ろ」だったじゃん
キレるならそこで終わりにしとけよ
旧劇とシンで一貫して「アニメばっか見てても仕方ないから現実見ろ」としか言ってないんだよ
虚構度を上げて優しい話を作ってやった
それだけやん
お前らがマトモに人生送れなかったから庵野を逆恨みして「結婚して幸せだから俺らを捨てたんや!」というストーリー作ってるけど
お前らは庵野への逆恨みで真面目なオタクとしての考察能力すらも投げ捨てるのか
つまんねえなあ