はてなキーワード: なり垢とは
家からそう遠くない所に、新しめのワークマン女子がある。そう遠くないといっても、私の体力でもってチャリをこいで行くのはかなり厳しい距離だから、車で行った。
駐車場はとても混んでいた。多種多様な数店舗のショップや飲食店との共有だから仕方ない。だが、遠目に見てワークマン女子の中には人がそんなに多くなさそうに見えたので、他店の客で混んでいるのだろうかと思ったら違った。ワークマン女子、かなり混雑していた。単純に、外から見える部分には簡易テント等のディスプレイがあったので人がいないように見えただけで、フロア奥の棚と棚の間は普通にごった返していたのだ。混雑レベルは休日のユニクロに匹敵していた。性別ごとの客層にかなり偏りがあるのに。
実をいうと、ワークマン女子にはあまり期待してはいなかった。たまに出かけるワークマン+の端っこに陳列してある、女子向けをうたった上着などがユニセックスの上着に比べてかなりしょっぱく、もしもワークマン女子がそれと似たり寄ったりのクオリティのものばかり並べてあるのだとしたら、残念過ぎてやだなと。
しかし、偏見はただの偏見に過ぎないのであり、やっぱり真実は自分の目で確かめるべきっしょ☆ と思った。
新しくて白を基調とした明るい店内は清潔感に溢れて、これがあのワークマンの系列店なのか!? と目をぱちくりしてしまったが、やっぱりワークマンはワークマンだった。ウェアの陳列の仕方に、どうしようもなくワークマンの香りがする。そして、商品の全てがあの安心感のあるチープさとダサさだった。
それでも、店内をうろうろしているのは綺麗めの30代以上の女性達ばかり。そんな人達が鋭い目付きで商品を吟味していた。華やいだ雰囲気とはそぐわない猛禽類の眼差し。ここがワークマン女子でなければ一体何事かと思う。こういう目で買い物している群衆、昭和時代のバーゲン以来に見たかも。
私が求めていたのは、ここ最近くらいの朝晩は底冷えするけどダウンジャケットを出すのにはままだまだ早いシーズンに、買い物や通勤の際にサッと着て出掛けられるような、薄くて軽い上着だった。買い物の目的が明確な場合、こと訪れたのがワークマンであるならば、目当てのものをサッと取ってサッと会計してサッと帰るのが定石というもの。だけど、せっかく初めて来たので店内を端から見て回った。
三面あるうちの壁の一面の半分くらいはメンズの上着が陳列されていた。もう半分のまた半分がユニセックスのもので今のシーズンというよりもこれからのシーズンのものだ。それと棚一列がメンズとユニセックスのレインウェア。つうかレインウェア多いな!
晴れの日でも着れるというのが謳い文句の種類豊富なレインウェアの、その全てがどう見てもワークマンのダサい上着である。色と形でワークマンを主張し過ぎなのだが、服の側に掲げられた着用見本写真では、綺麗めのモデルがブランド服を身にまとったような爽やかな笑顔でごく自然なポーズを取っている。この写真撮った人、優秀過ぎんか。
その隣の棚にはレディースサイズの大量のレインウェア。あれもこれもそれもレインウェア。遠目に見れば撥水加工の利いた薄手のウインドブレーカーだが、近づいて見ると一目でわかるワークマンぶりだった。ワークマン御用達のデザイナーって、一人しかいないのかな。
でもまあ、「ワークマン女子」なんてブランドになったらいきなり垢抜けたとしたら、その方がなんか気持ち悪いし、自分の来るとこじゃない感に圧迫されて返りたくなるから、別にいいけども。
去年、ワークマン+でレディースの上着を見た時には、一見メンズやユニセックスと似ているようでいて、温かさと機能性がしまむらだったのでふざけんなよと思った。ワークマン女子の上着はどう見てもワークマンで安心感はあるが、しかしワークマンに求めるのは勿論、お洒落感を犠牲にした高い機能性なので、大事なのは色選びよりもポケットのチェックだ!
……え? スマホすっぽり余裕で入るくらいあるやん? なんならポッケに手を突っ込んだまま肘が伸びる。500mlのペットボトルは入るかな、どうかな。女性が持ちがちなゴツい長財布、余裕だと思う。雨降りの時はスマホはファスナーつきポッケに入れれば濡れなさそう。もしも梅雨時、これを着て散歩ちゅうに捨てられた子猫を見つけたら、計四つのポケットを駆使して一度に六匹くらい持ち帰れそう。薄手の上着だから、内ポケットは無し。懐にタブレットを仕舞うポケット無し。メッシュのついた排気口あり。懐かしの、中学の部活動でお揃いで買う上着みたいだな……。「レディースディアドルプパーカー」というらしい。買い。
アウターだけじゃなくセーターやパーカーなども売られていた。薄くて温かい肌着類もあった。以前、ワークマン女子の1号店がオープンした時にその宣伝記事がバズッたので読んだ記憶がある。それを読んでただのアパレルじゃん? という感想を持ったのだが、自分のこの目で見たワークマン女子も大体ただのアパレルであって、鳶左官や整備士などの女性や昔ながらの女性の仕事……看護師とか……で働く女性のニーズに合わせた服や物品があるかといったらあまりないように見えた。トップスやボトムスは普通に街歩き用、アウターがアウトドア用、肌着は冷え性の人大歓喜みたいな感じだ。なんというか、ちょっと郊外や市営キャンプ場など、自然のある所で遊びたいが、WILD-1で買うには持ち合せが足りない人が利用するといい所……なの……か……? それにしては客の綺麗度やお洒落度が高く……、この人達はいったい、ここに売られている品物を着てどこに何をしに行く気なのだろう? と疑問に思った。ウォーキングかな。
あと、気になったのは、キッズ服もあったのだが、どれも男児用のデザインの様で、実際着用見本写真のモデルもぜんぶ男児だったこと。もしかするとユニセックス服なのかもしれないが、これを娘の為にわざわざ買って帰る人がどれだけいるだろうか。差別的な考え方だと批判されるだろうが、現実の女児の自分の性別への拘りはシビアで、わざわざ男装をしたがる女児は珍しいのである。
もっと隅々まで見たかったのだが、私よりも先に連れの家族がしびれを切らしてしまったので、すごすごとレジに上着一枚を持っていきお会計。レジ接客担当の二人はどちらもアパレル関係の仕事を長くしていそうな、お洒落な女性だった。
ワークマン女子……よくわからない。客層からして私自身はかなり浮いている感じだったのだが、そこにあった服は私の様にお洒落など知らん! と開き直って機能性と着心地に全フリした恰好しかしない人間には、どうしようもなく合っている。にも関わらず、ここにぶらりと買い物に来るには最低でもユニクロで買った服を着ていった方がよさそうな、謎のハレの気に満ちた空間だった。
◯Twitterのリアルタイム黒歴史製造工場として名高いなりきり垢。
なりきりとは名ばかりで人に構ってもらうために人気キャラのガワを都合よく利用するだけの本家にとっては害でしかないバッタモンが蹂躙跋扈する闇の界隈。
本家のファン界隈は長年公式が溜め続けたヘイトとTwitter発足以前からネットを拗らせている層の多さから本人以上に触れるもの全てを傷付けるトゲに包まれている。
旬ジャンルでもないのに揉め事に事欠かず少しでも関わったあと抜けた人間が「あの界隈は本当に最悪だった」という率の高さ推定ナンバーワン。あなたの周りにも被害者が居るのではないだろうか。
◯そしてその両者の悪魔合体とも言える存在がソニックなりきり界隈である。
中心人物はソニック・ザ・ヘッジホッグ【非公式】(sonic_nrkr_1991)。
これを書いている時点で1500フォロワーを越えている。周りのキャラクター達が20~30程度が大半なのに対して鬼滅の刃の炭治郎なりきり垢の1900に近い数字だといえばこれがどれだけ異常な数字かわかるだろう。
自己顕示欲の強い孫悟飯や植物に詳しい悟空やあらゆる専門家が集うアライさん界隈のようにキャラクターとは違う中身の魅力があるのか?答えはノーだ。
このソニックの中身は10台半ばの子供。テストや受験に日頃の学校生活なんかも赤裸々に垂れ流しているので丸わかりだ。
ではなぜこの垢がこんなにもフォロワー数を抱えているのか?
◯ソニック・ザ・ヘッジホッグ【公式】(@SonicOfficialJP) こっちがセガが運営するソニックシリーズ公式アカウントである。
アカウント開設は2011年。だが当初はこの名前ではなかった。元々の名前は「ソニック委員会」。
2011年にシリーズ20周年を記念して開設されたものの、この公式なのかファンなのかわからない名前のせいでフォロワー数は全く伸びなかった。
興味があれば7~8年ほど前のツイートを掘ってみるといいだろう。場末としか言いようがない見ていて悲しくなってくるインプレッション数。
2022年7月現在は10万フォロワーを越えているが、77777を越えたのは今年のGW。実はここ一年で倍以上に増えている。
その理由こそ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ【公式】」を名乗り始めたからである。
そして前述の【非公式】のアカウント開設が2020年4月。そもそも当時は【非公式】すら付けていなかった。
そう、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」というフルネームを使うなりきり垢を公式と思い込んでフォローする人間が続出したのだ。日本より海外で人気のあるキャラクターであるため海外からのフォローも多い。日本語のわからないユーザーには余計に公式非公式の見分けなど付くはずもない。
前述の【公式】がわざわざ【公式】と付けざるを得なかったのはこの垢の存在が大きい。
だがそれも長過ぎるフルネームが災いしてTwitter内でアカウント検索をしても「ソニック・ザ・ヘッジホッグ【」あたりで途切れ、公式マークの有無すらひと目では確認できない。
こうして自分自身になんのコンテンツ力もない子供は分不相応な4桁フォロワー持ちアカウントをあっさり手に入れてしまったのである。
◯フォロワー数は一旦ある程度増えてしまえば「こんなにフォロワーが多いのだからフォローする価値のある人なのだろう」と新たなフォローを呼ぶ。
だがその中身はネットで聞きかじったレベルなソニック本家シリーズへの罵倒、子供同士の揉め事、本人の日常。なりきり精度もとりあえず語尾を「だぜ!」にしとけばいいんだろう程度の解像度。
常に荒れがちなソニック界隈の中でも「なり垢界隈には近付きたくない」と明言する人間だらけである。
そんなこともつゆ知らず、【非公式】は更に何を勘違いしたのかダークソニックという設定の愚痴・下ネタ用裏垢すらbioから堂々とリンクが貼られている。なりきりに裏垢ってなんだよ。
中身の垢のbioには【非公式】が自分の本垢であるとすら書いてある。まぁ同じ絵を貼っても5いいねもいかないのが本当の自分だとは認めたくないのだろう。気持ちはわかるからこそ余計に哀れである。
その落差もあり、本人は完全に【非公式】を日常アカウントとして運用している。
なりきりともそれ以外ともやりとりするし、Twitter外のスマホゲー等でも中身ではなくなりきりソニックとしてフレンドを作る。定期的に病む。
子供同士がごっこ遊びで仲良しグループを作っているだけなら平和なものなのだが、もちろんこんな記事を書いているからにはこのアカウントはもっと質の悪いところがある。
◯フォロワー数の増えた人間は自分の意見に価値があると思い込みがちだ。
10台半ばの子供にその分別を付けろというのが無理な話で、この【非公式】もすっかりご意見番気取りである。
あらゆる揉め事に首を突っ込み、気に入らない相手を平気で晒してファンネルを飛ばしまくる。その数も二度や三度では済まない。
まともな大人は端からこの連中と距離をおいているので被害はないがかわいそうなのは同年代の普通のユーザー。
1500フォロワー持ちを敵に回す厄介さは子供にとっては洒落にならず、鍵や垢消しに追い込まれる子供が絶えない。
そして敵をやっつけた達成感とともに、【非公式】とその取り巻きは結束を強めていくのだ。
彼らは「レジスタンス軍」と名乗るLINEグループまで持っているらしい。
令和にもなってこんな新鮮な黒歴史を見られるとは、ワクワクが止まらないだろう?
そしてそこから抜けて悪口を言った人間は垢を晒し、メンヘラや露出狂だとデマを流して徹底的に叩きのめす。
◯Twitterのリアルタイム黒歴史製造工場として名高いなりきり垢。
なりきりとは名ばかりで人に構ってもらうために人気キャラのガワを都合よく利用するだけの本家にとっては害でしかないバッタモンが蹂躙跋扈する闇の界隈。
本家のファン界隈は長年公式が溜め続けたヘイトとTwitter発足以前からネットを拗らせている層の多さから本人以上に触れるもの全てを傷付けるトゲに包まれている。
旬ジャンルでもないのに揉め事に事欠かず少しでも関わったあと抜けた人間が「あの界隈は本当に最悪だった」という率の高さ推定ナンバーワン。あなたの周りにも被害者が居るのではないだろうか。
◯そしてその両者の悪魔合体とも言える存在がソニックなりきり界隈である。
中心人物はソニック・ザ・ヘッジホッグ【非公式】(sonic_nrkr_1991)。
これを書いている時点で1500フォロワーを越えている。周りのキャラクター達が20~30程度が大半なのに対して鬼滅の刃の炭治郎なりきり垢の1900に近い数字だといえばこれがどれだけ異常な数字かわかるだろう。
自己顕示欲の強い孫悟飯や植物に詳しい悟空やあらゆる専門家が集うアライさん界隈のようにキャラクターとは違う中身の魅力があるのか?答えはノーだ。
このソニックの中身は10台半ばの子供。テストや受験に日頃の学校生活なんかも赤裸々に垂れ流しているので丸わかりだ。
ではなぜこの垢がこんなにもフォロワー数を抱えているのか?
◯ソニック・ザ・ヘッジホッグ【公式】(@SonicOfficialJP) こっちがセガが運営するソニックシリーズ公式アカウントである。
アカウント開設は2011年。だが当初はこの名前ではなかった。元々の名前は「ソニック委員会」。
2011年にシリーズ20周年を記念して開設されたものの、この公式なのかファンなのかわからない名前のせいでフォロワー数は全く伸びなかった。
興味があれば7~8年ほど前のツイートを掘ってみるといいだろう。場末としか言いようがない見ていて悲しくなってくるインプレッション数。
2022年7月現在は10万フォロワーを越えているが、77777を越えたのは今年のGW。実はここ一年で倍以上に増えている。
その理由こそ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ【公式】」を名乗り始めたからである。
そして前述の【非公式】のアカウント開設が2020年4月。そもそも当時は【非公式】すら付けていなかった。
そう、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」というフルネームを使うなりきり垢を公式と思い込んでフォローする人間が続出したのだ。日本より海外で人気のあるキャラクターであるため海外からのフォローも多い。日本語のわからないユーザーには余計に公式非公式の見分けなど付くはずもない。
前述の【公式】がわざわざ【公式】と付けざるを得なかったのはこの垢の存在が大きい。
だがそれも長過ぎるフルネームが災いしてTwitter内でアカウント検索をしても「ソニック・ザ・ヘッジホッグ【」あたりで途切れ、公式マークの有無すらひと目では確認できない。
こうして自分自身になんのコンテンツ力もない子供は分不相応な4桁フォロワー持ちアカウントをあっさり手に入れてしまったのである。
◯フォロワー数は一旦ある程度増えてしまえば「こんなにフォロワーが多いのだからフォローする価値のある人なのだろう」と新たなフォローを呼ぶ。
だがその中身はネットで聞きかじったレベルなソニック本家シリーズへの罵倒、子供同士の揉め事、本人の日常。なりきり精度もとりあえず語尾を「だぜ!」にしとけばいいんだろう程度の解像度。
常に荒れがちなソニック界隈の中でも「なり垢界隈には近付きたくない」と明言する人間だらけである。
そんなこともつゆ知らず、【非公式】は更に何を勘違いしたのかダークソニックという設定の愚痴・下ネタ用裏垢すらbioから堂々とリンクが貼られている。なりきりに裏垢ってなんだよ。
中身の垢のbioには【非公式】が自分の本垢であるとすら書いてある。まぁ同じ絵を貼っても5いいねもいかないのが本当の自分だとは認めたくないのだろう。気持ちはわかるからこそ余計に哀れである。
その落差もあり、本人は完全に【非公式】を日常アカウントとして運用している。
なりきりともそれ以外ともやりとりするし、Twitter外のスマホゲー等でも中身ではなくなりきりソニックとしてフレンドを作る。定期的に病む。
子供同士がごっこ遊びで仲良しグループを作っているだけなら平和なものなのだが、もちろんこんな記事を書いているからにはこのアカウントはもっと質の悪いところがある。
◯フォロワー数の増えた人間は自分の意見に価値があると思い込みがちだ。
10台半ばの子供にその分別を付けろというのが無理な話で、この【非公式】もすっかりご意見番気取りである。
あらゆる揉め事に首を突っ込み、気に入らない相手を平気で晒してファンネルを飛ばしまくる。その数も二度や三度では済まない。
まともな大人は端からこの連中と距離をおいているので被害はないがかわいそうなのは同年代の普通のユーザー。
1500フォロワー持ちを敵に回す厄介さは子供にとっては洒落にならず、鍵や垢消しに追い込まれる子供が絶えない。
そして敵をやっつけた達成感とともに、【非公式】とその取り巻きは結束を強めていくのだ。
彼らは「レジスタンス軍」と名乗るLINEグループまで持っているらしい。
令和にもなってこんな新鮮な黒歴史を見られるとは、ワクワクが止まらないだろう?
そしてそこから抜けて悪口を言った人間は垢を晒し、メンヘラや露出狂だとデマを流して徹底的に叩きのめす。
最初の内は「なり垢」とか「なりメ」とかやってたんだけど、自分が女であることを相手が知ってる前提、というやり取りじゃ物足りなくなって、匿名チャットアプリでネナベを始めた。軽い気持ちだった。
どっかで生きてるなんてことない一人の男の、どーでもいいつぶやきをしてみたかった。
つぶやいてたらちょいちょい女の子からの反応がきた。自分から話しかけに行くこともあった。
当たり障りのない雑談なら、チャットの向こうの相手である自分が性別を偽ってることなんかどーでもいいよな、と思ってた。
3ヶ月、チャットのやりとりが続いた女の子がいた。最初のうちは「相手だって嘘八百でしょ」と思ってたし、自分に対しての罪の意識もなかった。
歳はいくつとか、普段は何をしているとか、昔の恋愛がとーとかこーとか、いろんな話をした。どこに住んでてどんな家族構成で、何が好きで何が苦手か、たくさん聞いたしたくさん話した。
上手に嘘を吐くコツは、嘘の中に多くの本当を散りばめることだ。大きな「嘘」という枠の中にたくさんの「本当」を散りばめた。
3ヶ月続いたやり取りは、自分のアプリ不在が続いた後に終わった。
「ばいばい」
「好きだったよ」
その言葉を置き手紙にして、相手の子にはブロックされたようだった。
また、当たり障りのないつぶやきを始めた。また別の女の子からの反応があって、チャットが始まった。
1人には、通話しようお願いLINE交換しようと必死で催促された。えっちなお願いもたくさんされた。「元カノが忘れられないから移動はしない」という嘘でかわした。
その子には、性別を偽ってることを打ち明けてないし、打ち明けた方がいいかな、という気も、そんなに起きなかった。
もう1人、何気ないつぶやきに反応してくれた子がいた。サバサバしてる子で、好きなものが似てて、即レスし合いの楽しいチャットがしばらく続いた。
好きだなーと思った。自分がホントに男だったらいいのにって。一緒にネカフェとか行ったら絶対楽しいよねとか、もしも会ったらこれしたいね、みたいな話も何度かした。
何気ない会話の折り、その女の子から「好き」ってきた。誘惑に負けて「俺も好き」って送ってしまった。
文字だけで抜き合いをした。「まーなんか気持ちよかったからおっけー」というメッセージを読んで、なんだかよく分からないけどガチ泣きをかましてしまった。
その女の子と男の自分を想像して、自分一人でも何回か抜いた。すごい気持ち良くてビックリした。この女の子としたいと思った。自分が男だったら通話して会おうって誘うのに。するのに。
顔写真を送られた。超かわいくてビックリした。とんでもない沼にハマって溺れてく自分がそこにいた。
匿名チャットアプリから別アプリへ移動して1週間ほど、自分から白状した。「女なんだ」と伝えた。
女の子は驚いてたしショックを受けてたけど、2日くらいしたら元気になってて「好きな気持ちは変わらないかも」と言ってくれた。
こちらが女であることを白状した後も、なんでだか抜き合いができてしまった。相手の子の順応性?に心底驚いた。
「男の自分のこと想像してね。俺も男の自分で想像してるから」と言ったら、なんの抵抗もなく女の子はそれを受け入れてくれた。
正直、どうしたら良いのか分からない。
まだ通話してないし「会うとか付き合うとかできない」とも伝えてある。チャット以外、リアルで生きてる私はどこからどう見ても女であり、女として生きているからだ。
文字だけのやり取りでも、文字の向こうには生きてる本物の人間がいて、その人の歩んできた人生があって、その人を取り巻く環境があって、文字の向こうから、その人の生活が透けて見えてくる。
全部丸裸で見せてくれる相手の子は、どうしてこんなにも私のことを疑わず、嫌悪せず、やり取りを続けてくれているんだろう。
少しだけ辛い生活をしているその女の子に、救いの手を差し出す方法が私には無い。差し出す手がない。文字のやり取りの上で優しい言葉をかけて、好きだよと送って、チャットだけの恋人ごっこをすることしかできない。背負ったり約束を交わしたり、到底できない。
すごく傷つけるような嘘を吐いて、いっそブロックされたいとも考えてる。もしくはこちらからブロックをしてしまうか。それが正解な気がする。
辛辣なコメントを読んだら決心がつくかな、と思ってこの記事を書いてみた。
バカこのうえないです。
きっとこんな場所に書くべきことではないんだろうけど、もうどこにどう吐き出せばいいか分からなくなってしまったのでとにかく吐き出すことにする
誰の目にも止まらないだろうし、止まったとしても軽く流して欲しい、そんな小さな愚痴です
突然だけどわたしは家庭環境に大きな問題がある。少なくとも家族間の間で信頼だとかそう言ったものは無いし、むしろ最近は家族の間でものが無くなる、つまるところ盗みが横行していて誰が何を盗んだのかもわからないような、犯人を探すこともせず放置しておくような、そんな環境になっている
母は単純に「家族の間で疑い合いたくないから」と言う理由で深く詮索はしていない。そしてもっぱら物が無くなっただとか盗まれただとか主張するのはわたしである
つまりわたしの物を誰かが盗んでるわけだ。「家族」という形に無駄に拘り続けて「仲のいい家族」を続けようとしてる母親はまず確実に違う。姉とわたしは血が繋がっておらず、昔から仲が悪いので姉がわたしへの嫌がらせや金銭目的で盗んでいる可能性が高い
わたしはと言えば、無理のある家族ごっこを続けようとして現実を見ない、話し合おうとすればヒステリーを起こす母を説得するための気力を割く気にも、そもそもにわたしとほぼ会話せず、同じ家に居るのにほぼ顔を合わせようとしない、話せば暴言しか飛んでこない姉と話をする気にもなれない。こうして何も行動を起こさず、ただ現状に甘えているわたしが一番悪いのは自覚している話である
そして本題
つい最近、またわたしの物が無くなった。厳重に隠して保管していたつもりだったのだけれど、いつの間にか隠し場所がバレていたらしかった。その中には金銭に関するものや、印鑑などの重要なものが入っていた
当然わたしは焦ったし、さすがに母や姉と話をしようとした。盗んだ犯人とかもうどうでもいいからとりあえず物が帰ってきて欲しい、とも言った。しかし姉は依然しらばっくれたままであり、母は「家に出入りしている物盗りが居るのではないか」「もっと戸締まりを厳重にすべきではないか」等と見当違いな事しか言わなかった
一応言っておくと、わたしの物が盗まれたのは片手の指では足りなくなるほどの回数であり、常に置き場所を変えている。しかし何故か毎回無くなるのはわたしの物だけであり、そんなに何回も我が家に出入りしピンポイントにわたしの物だけを探し当て盗んでいく泥棒なんて確実に居ないだろう
その様子を見て、わたしは再度説得を諦めた
当然ストレスフルな家なのだが、わたしはまだ未成年なため家を出るには様々な問題が立ちはだかっている。そんなわたしのストレスのはけ口がTwitterだった
Twitterでは鍵垢で、じぶとは特定出来ないような名前、アイコンで愚痴っていた。相互もごく少ない人数であり、家庭の事情に関して話している相互の数は五人前後だった
家の愚痴だけではなく、例えば好きな作品の二次創作や、相互の作品の感想を言うのも楽しかった。二次創作をして相互に褒めてもらえるのが嬉しかったし、相互の作品の感想を言って喜んで貰えるのが楽しかった
その時も、好きな作品の二次創作を新しく発表して気を紛らわそうとした。でも、たぶんきっと、タイミングが悪かったんだと思う
思ったような反応は貰えず、別の相互の作品は褒めているのになんで、と関係の無い、完全に八つ当たりのような嫉妬が湧いた
わたしもその別の相互の作品に対しての感想を言ったのに、思ったように喜んでもらえなかったのも、タイミングが悪かったんだと思う
感想が欲しい、褒めて欲しい、そんなものは傲慢で、ただの我儘だとわかっていた。感想を伝えて、それに喜んで欲しいというのも完全な我儘だろう
でも、タイミングが悪かった。悪いことが次々重なった
例えば他にも、少し前によく通話をしてゲームのマルチ固定をしているメンバーが、わたし抜きでグループを作り、通話をしていることにたまたま、ゲームのログイン履歴から気付いた。それは単純にそのゲーム内でのわたしの手持ちが噛み合っていなかったから、だからほかのメンバーだけの通話にしていたのだ、とわかっていても、どうしても仲間はずれにされた、と被害妄想に走ってしまった
自分の持ち物が盗まれたことに関して、「家族」の形にこだわっている割に人の中身をまるで見ていない母親と口論になった。母は「仲のいい家族」でありたいと考え、だから娘にも仲良くして欲しいと考えている。「母親」のことを好きでいて欲しいと、そう考えている。既にそんな「仲のいい家族」なんて段階はとっくの昔に通り過ぎているの言うのに、いつまでもいつまでもその妄想を人に押し付けようとする母と喧嘩をしても、癇癪を起こし人の話を聞かない相手では口論もクソもなかった
そんな小さな「嫌なこと」が一つ一つ積み重なり、どんどん嫌になっていった
何がって、現実で嫌なことが起こって気分が悪いからって、感想が欲しい、送った感想に反応が欲しい、そんな傲慢なことを考える自分が、嫌になった
ほかの相互には感想を上げてるのに、だとかわたし以外の感想にはもっと喜んでるのに、だとか、そんな被害妄想で他人に八つ当たりのような感情を向ける自分が、嫌になった
たまたま、偶然ガチャ運が偏った結果で、自分の手持ちが合わないだけなのに、自分のことだけ仲間はずれにしてマルチ通話をしているんじゃないか、なんて考えてしまう自分が、酷く嫌で嫌でたまらなかった
どんどん自分が嫌になって、自分が生きている価値ってなんだろう、とかそんなことを考えるようになってしまうようになった。生きている意味もわからないし、死んだら何も考えずに済むのでは、なんて安易な考えに走ってしまい、堪らずTwitterを消した。八つ当たりの感情やそんな負の感情を言葉にしてぶつけてしまう前に、一旦頭を冷やそうと思った。そうして落ち着いたら復活しようかな、と
でもそう言った積み重なった「嫌なこと」は全然消えなくて、むしろどんどん増幅していって、Twitterを復活させた方がいいのかもしれない、と何度も思った。でもきっと今復活させたら、八つ当たりのような、自分本意な言葉しか言えない。それは嫌だった
垢消ししただけで相互とまだ繋がったままだから甘えてしまうんだと思って、Twitterの相互を全員ブロ解した。別の、関係ない相互も全てブロ解した
親しい人に、これ以上自分の家庭環境に関することを話したりして、自分の都合を背負わせてしまうのがたまらなく嫌で嫌で、でもわたしは弱いし結局自分のことしか考えていないから、親しい人と繋がったままだとどこかで愚痴ってしまうと思ったので、全員と縁を切ってしまおう、と思った
Twitterの相互を全てブロ解して、未練が残らないようにツイートも全て消して、垢を消した。ほかの繋がっていたSNSも全て消した。そうして、今までネットで親しくなった縁を全て切った
八つ当たりがしたくない。愚痴や家庭環境に関しての話をして、自分の都合を背負わせたくない
そういう都合のいい言い方で、わたしは逃げた。本当はわたしは結局のところ、心配して欲しい。垢を消して、何があったのかなって、心配して欲しい。探し出して欲しい。そう思っているから、そんな逃げに走った
わたしは、そんな堪らなく自分勝手で、醜い言い訳ばかりを並べて人に心配されたがっている自分が、最低だと思う
何もしなかったのは、現状に抗おうともせずただ流されるままだったのはわたしだ。なのに、それを「嫌なことが重なったから」なんて理由でいきなり垢消しして人に心配をかけて、嫌な思いをさせている。わたしの相互はみんな、わたしなんかと仲良くしてくれているのが不思議なくらい優しくて、眩しい人達だった。だから今もきっと、わたしのことをすごく心配してくれているのだと思う
きっとわたしは数ヶ月もしたら「やっぱりみんながいないと寂しい」とか言って新垢を作るんだと思う。最低だと思う。心配をかけといて寂しいってなんだよ。そもそもにどんな顔をして戻る気なんだよという話だ
みんなわたしなんかとは比べ物にならないぐらい優しいのだ。むしろ、ここでわたしと縁を切っておいた方がいいのは確実だろう。でもわたしはその優しさに甘えようとしてしまう。それが、すごく嫌だ
相互のところにまた戻ろう!と思ってしまう前に、それを実行に移してしまう前に死にたい。いやもう、早急に。というかただでさえ生きてる意味がなかったわたしが、今までわたしのことを褒めて好きだと言ってくれた相互まで自分から手放したのだから、もう生きてる価値すらないと思う。死んだ方がいい、確実に
でもわたしは痛いのは怖いし苦しいのも嫌だし死にたくない。つくづく自分が可愛いのだ。こういうところが本当に最低だ。これ以上人様に迷惑をかける前に死ね、と切に願う。そして死ぬのはやっぱり怖いから、なんて理由で行き続けて、数ヶ月もしたらTwitterで新垢を作って、また相互に甘える日々に戻るのだ
わたしって、なんのために生きてるんだろう。生きてる意味も価値もなくて、でも死ぬのは怖い。弱虫かよ。自分可愛いもいい加減にしろよ。また人に迷惑をかける日々に戻る前に、何かの事故とかで死ぬことを願うしかない。あぁほんとにわたしって最低だな
わざわざ波風立てて「自分の意見が正しいから従え」という感じの風を吹かすした勘違い野郎がのさばってるがやめちまえと言う感想以外全く感じられない。
あるアニメのなりキャラで平然と「ここの関係を大事にして現実を蔑ろにしているの精神異常者」や「なり垢に来るのを生きがいにしてるのは完全に狂ってる」とか言っているのが居るがそれをここでしかもキャラとして言うべき問題かと思う。
それほど自分の価値観を押し付けられるほど自分の発言は正方向への影響力があるのか?
否、そのキャラはそういう平然と人を傷つけるという印象や場合によってはトラウマを植え付けかねないと思う。
自分もなり垢を運用しているが同作系のなりの言動等でキャラへトラウマが生まれてしまい「そのキャラ垢とは話したくない」まで言う事例すら存在している。
そもそもなりきりとは何か、そこからやり直してほしいと思う。