「永井」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 永井とは

2015-10-13

1億3000万円の話

TOKYOロゴの話で1億3000万払ったというのが話題になっているが、これってロゴデザインとその調査に1億3000万かかったって言う話じゃなくて、ロゴレギュレーションからTOKYOブランドサイトブランドムービー、それらを含めた全体のクリエイティブディレクションにかかった費用が1億3000万ってことなんじゃないの?

サイトを見てみると、ブランド戦略検討については昨年の3月からスタートしてるし、半年の打ち合わせ期間やディレクション全般を含めて1億3000万なんてクライアントの大きさを考えると決して法外に高い価格って訳じゃないと思うんだけど。そもそも永井一史ってデザイナーじゃなくてクリエイティブディレクターでしょ? ロゴマーク盗作ガーとか言われてるけど、そもそもロゴマークデザインすら自分でしてないんじゃないの今回。

前回の件も含め、「クリエイティブディレクションとは何か」「具体的にはどのような量の業務があるのか」「商標調査にはどれ位の費用がかかるのか」というようなことを、東京都なり永井氏なりはきちんと説明した方がいい。ほとんどの人は「ロゴマークに」もしくは「ロゴマーク調査に」1億3000万円がかかったと思って憤慨していると思うし、「クリエイティブディレクションとは何か」なんてみじんもわかってないと思う。

この辺をきちんと解説するマスコミが全くいないのも恐ろしい。どうなってるんだこの国は。

まあまともに説明しても聞き耳を持たない馬鹿しかいないとは思うけどさ。

2015-10-11

ざっくり日本ストリーミング配信史

黎明期

テレビ局ラジオ局RealPlayerで音声配信を小規模にやっているケースはあったような気がする。

ただ、回線が細いとRealPlayer必要なのとであんまり流行ってなかった。

ねとらじ時代

ISDNADSL時代 またはWinamp時代

信者中央サーバにプッシュ→中央サーバからリスナーがプルという形は、Ustream以降の現在モデルと同じ。帯域が細かったので音声配信しかできなかった。

ねとらじの名の示す通り、コミュニティラジオのような狭い広がり方をしていた。声真似とか。

Peercast時代VIP

ADSL光ファイバー時代

海外で半死していたPeercastVIPPERが目を付け、「今からPeercastゲーム実況配信」を始める。

信者はWMEでエンコードPeercastP2Pリレーという形式で、ポート0でも視聴はできるがしばしば上流から切断されるなど忌避されていた。

ブロードバンドの普及に伴い、動画配信が可能になり、ゲーム実況の他にカメラ配信も盛り上がった。

導入の敷居が高く利用者層も暇な大学生ニートばかりだったため問題にはなりにくかったが、現代ニコ生で発生している問題はほぼPeercast時代以降の焼き直しである

永井を始めとするリアルキチガイが流入して終わりかけるが、キチガイはすぐになん実以降のメディアに移ってしまったためかろうじて生き残っている。

なんでも実況V時代

光ファイバー世代

光ファイバーの普及により、P2Pリレーをしなくても数十人向けの配信が可能になる。さらに一部の視聴者kagami.exeなどでミラーリングすることで、ポート0でも広く視聴することができるようになった。

参加者裾野が広がったが、なんでも実況Vに収まっていたのでそれほど外部に出ることはなかった。

ニコニコ時代

モバイル時代

時代遺産(録画ファイル)を無断でアップロードして勝手に盛り上がる(とかち動画とかびびりバイオとか)という文化破壊の流れから派生し、裾野が劇的に広がったことで色んな問題が発生し始める。

意見所民なのでPeercast前後以外はあんまりわからん

2015-09-07

五輪エンブレム問題記者会見が開かれたら聞きたいこと

ブコメだと書ききれないけど,日記ブログ始めるほどでもないのでこちらへ。

対象者ごと/だいたい時系列順のつもり。

佐野研二郎

原案について

1回目の修正案について

2回目の修正案=最終版について
  • 「躍動感が失われた」という指摘に対して,この時行った修正で「躍動感」が回復したとする説明を誰に,いつしたか? またそれはどのような説明であったのか? 【質問意図デザイン意図を知り,修正妥当性を明らかにするため】

審査委員会(の各委員

原案

原案審査過程に関しては http://bunbuntokuhoh.hateblo.jp/entry/2015/08/28/234056 に詳細な説明があるので,特に聞きたいことはない。

1回目の修正案
2回目の修正案=最終版

永井一正氏(審査委員長

原案

組織委員会

1回目の修正
2回目の修正=最終版の受理

終わりに

とりあえずこんなところか(長くなりすぎて途中から手抜きになった感は否めない)。

2015-09-04

審査について

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150903/k10010215341000.html]

この機会に見えにくいものに触れてみます

審査の流れ

募集審査内定(→変更→再審査)→発表というのが一般的かと思います

また、応募者とやり取りをするのは事務局(今回は組織委員会担当部署)です。上記の最初審査で見られた問題点場合によっては、応募者からの変更願における問題点)を応募者に伝えます。その問題点をどう変えるかというのは応募者ですので、そこまで指示しては意味がありません。もちろん内定のまま進んだほうがいいに決まっていますので、うまいこと進むよう少し詳しく応募者に知らせることはあります

審査委員と応募者が審査過程において仲良くやることは、審査というもの性質上、よいことではないと思います事務局もそうではあるのですが、応募者に対してそこを取り持つ役割が求められます。今回、取り消されはしましたし彼のこれまでの活動の中でやったことで悪いことがあったことも事実ですが、裏でしっかりフォローしてあげていることを願います

こういったことためにはカウンシル組織がいい意味独立していることが重要なのではないかと思いますが、文化系事業ではPDクラスのいい人材が不足していることが浮き彫りになったと思います

よろしくないこと

審査委員に進捗が知らされていなかったこと。これはありえません。事務局として失格です。

また、再審査資料が発表1週間前にきたら、検討してどうにかする時間はありません。どうせすぐに上がってくるわけがないのだから、急かさないとダメです。悪い用法として執行するためのゴリ押し手段として用いられるのだから、そうした下衆の勘ぐりの誘発を防ぐためにもです。ただし、今回は規模が規模なのでそれだとは言えません。

加えて、あの理由で取り下げたことや一連の流れにおいては、組織委員会側は何かしら責任をとる姿や通すべき筋を通したという姿を見せるべきです。

新しい公募について

広く公募して広く審査する方式は望みません。

門戸を開くことは悪いことではありませんが、これに合致しているかといえば疑問符がつきます特にはいたずらが行われる恐れがありますし、永井発言妥当です。「そんなことされて当然だ」という思考蔓延っている界隈のおもちゃになるでしょう。こちらには既にレプリカおもちゃがあるので、オリジナルおもちゃを与える必要性は皆無です。下読みに代表される一次審査経験者ならばこの危うさはご理解いただけるのではないでしょうか。

それに、今回のもの理解されないのは当然としても、多数のみんなに選んでもらいましたで終わらせることの危険性も大きなものです。これは理想であり、人類アップデート後に行ってください。

理解が得られない」ではなく、理解させるのがデザイナー仕事であり、各委員会メンバー仕事です。特に委員会クリエイターを守るために全うしてください。

2015-09-02

理研国立競技場>>>>>>>>>エンブレム審査委員

笹井も野依も理研幹部はちゃんと会見に出たよ

安藤忠雄もちゃんと会見したよ

でもエンブレム審査委員は8人誰も会見なし

せめて永井しろ

はてな擁護沸いてるけど、あいつらって審査委員の奴らなのかね

なんなのあいつら

東京五輪エンブレム最初パクリ指摘したのはネット民ではない

エンブレム白紙撤回報道で、各メディアが「取り下げはネットの功績」「最初ネットで指摘された」とそろって報じていて、何か何でもかんでも2ちゃんねらーのおかげ的な文脈になってるのが気持ち悪いので、把握している経緯をメモ

7月24日東京五輪佐野エンブレムが発表された

・発表直後からネット特に2ch系コメントが集まる場所ではもともと「微妙w」「ダサいw」「これはない」「他のが良かった」という否定感想で占められていた

ベルギーリエージュ劇場デザイナー・ドビ氏がネットで「似すぎている」と苦言を呈した

・それがtwitter拡散日本語クラスタでも翻訳され拡散し、2chにも伝わった

ベルギーのドビ氏が本気で訴訟すると表明し、最初からデザインが気に食わなかった日本ネットユーザーが総じて味方になった

五輪組織委と佐野氏が記者会見で「全く過去パクリはしたことない」と表明

・当初のエンブレムに関する「パクリパクリじゃないか」「参照したのかしていないのか」という議論から佐野氏の過去デザイン検証の段階に入る

以下、サントリートートバッグ画像盗用、ピンタレスト登録太田市美術館疑惑東山動植物園疑惑と出てきて、永井氏が「原案は別ものだった」と爆弾発言出て、組織委が原案発表、展開例の画像盗用、原案参照元まで発見され、佐野氏により「五輪イメージ悪化を防ぐため」という理由白紙撤回がなされた。

ベルギーのドビ氏は「劇場ロゴと似ているか撤回した」という事実IOCが認めない限り訴訟を続けるとしている

まとめ

白紙撤回されるまでに盛り上がったきっかけは、ベルギー劇場ロゴ作者が自ら声を上げたか

日本ネットユーザーがドビ氏に味方したのは、もともとエンブレムを他のと差し替えてほしいと思っていたか

2015-09-01

組織委員会トップは優秀だった。パクリマン佐野エンブレム問題

パクリデザイナー佐野の件で、エンブレム取り下げが決まった。

さきほど東京オリンピック組織委員会の会見生中継を見たのだけど、

事務総長武藤さん、すごく優秀な人なんだなと思った。

案件としてはかなりセンシティブな内容にもかかわらず、

組織委員会審査委員代表永井パクリマンの佐野

それぞれの立場発言概要スタンスなどを無難にまとめて詳細に状況報告を行った。

組織委員会デザイナー専門家ではない。デザイナー専門家である永井さんが『これはパクリではない。でも一般国民には理解されないかもしれない』と判断したので取り下げた」

ときっちり責任逃れも行った。

今後の流れについても誠意が感じられるような説明を行った。

カンペキに近い対応をされてしまって残念でならない。

もう少し無能な方を用意できなかったのか。本当に残念でならない。

2015-08-28

サッカーのハリルジャパン、弱いんじゃないの?

親善試合では強かったけどさ。

ここ4試合全然勝ててないじゃん。

しか重要試合だよ。それらの試合

国外組がいないというのが影響してるのかな?

みなさん日本サッカーが強くなるにはどうすればいいと思いますか?

自分永井という選手スピードが好きで個人的に気に入ってるんですが、

走るの速いけどクロスは下手なんで、中央に置いて走り回ってほしいと思っています

2015-08-26

かえってエンブレム評価が下がった感

その後、大会組織委員会佐野さんの案を商標登録するために、世界中商標確認永井さんは「(原案と)似たようなものがほかにあったようだ。そのため佐野さんの案は、元のイメージを崩さな範囲でパーツを一部動かすなど、組織委の依頼で何度か微修正された」とした上で、「最初の案は(類似性が指摘されている)ベルギー劇場ロゴとは似ていなかった。盗作ではない」と話した。

http://www.asahi.com/articles/ASH8T5VXCH8TPLZU005.html

原案段階で似たような意匠がすでに商標登録されてて、それを回避しようと微調整したら商標登録されてない劇場ロゴに似てしまった、と。

これって「独自性がない、そこら辺にありふれたデザイン」と言ってるようなもんじゃないの?

盗作かどうか以前に、どう転んでも凡庸デザインエンブレム採用する必要はあるのか?

2015-08-21

多摩美統合デザイン学科の学生として思うこと

佐野研二郎盗作疑惑について(学生個人の意見です/2015年8月23日時点)。

彼はご存知の通り多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業し、現在アートディレクターをやりながら多摩美術大学統合デザイン学科の教授も務めています

実際には、まだこの学科自体設立から2年目で、佐野教授自身講義を行うことは今までにほとんどありませんでした(というか、私はまだ彼の講義を一回しか受けていません)

統合デザイン学

統合デザイン学科は、多摩美の本キャンパスとは別の上野毛キャンパス世田谷区)にあります

学科長はプロダクトデザイナー深澤直人教授で、そのほかに、ウェブデザイナーインターフェイスデザイナー中村勇吾教授HAKUHODO DESIGNの永井一史教授、そしてアートディレクター佐野研二郎教授の4人と統合デザイン学専任講師先生構成されています

現状、学校によくいらっしゃるのは深澤直人教授統合デザイン論)と中村勇吾教授メディア技術概論)で、あとのお二人は統合デザイン論に前期で一度講義をしたぐらいです。3,4年から講義が「プロジェクト」という形態に変わり、そこで教授別にクラスが再度編成され、たぶんそこからお二人もがっつり学校にいらっしゃるようになるはず。

世間的に言えば「つぶしのきく」学科だと思われがちなのですが、実際には「デザインベーシック」つまりデザインの基礎を最初の2年間で徹底的に教わり、そのベースを生かして次の2年間で社会的ローンチできるプロジェクトデザインを学んでいきます。具体的には現在グラフィックプロダクト・インターフェイス描写などの必修と、そのほか選択を受けています教授の顔ぶれをみてわかる通り、細分化されたデザインあらためて"統合"することで、「これからデザイン」に特化した人材を育成する学科です。現在デザインのものが非常に広い意味をもつようになり、そんな時代において「グラフィック」や「プロダクト」などに特化しているだけでなく広い知識と経験を持った人材必要とされています一見デザインとは直接関係のないようなこと(たとえば佐々木正人さんによる『アフォーダンス』の講義)や、表面的なグラフィックの造形技法からCADを利用した立体物、Webやメディアアート作品などに応用されるプログラミングなどいろいろな技術を学ぶことと同時に、それに付随する感覚みたいなもの学習しているように感じます。実際、そういった感覚みたいなぼわっとしたもの現場で役立つこともあり、領域の垣根を越えることでみえてくることや繋がることもたくさんあります

武蔵美の基礎デザインとどう違うのか、と聞かれることがあるのですが、基礎デとは根本的に近いはずです。学科長は原研哉さんで、そもそも深澤教授は基礎デザイン学科の教授だった)

(とにかくやることが多いので、課題の量は半端ないです。たまに自分がなにやってるのかわからなくなります。あと先生たちもまだどのくらいの量の課題を出したら学生達の生存に関わるのかをよくわかってないっぽい。勘弁して欲しい。)

先ほども言った通り、まだ学科が生まれから2年しか経っていないので、3,4年を経験した学生はいませんし、卒業生もいません。だから就職先のデータもなく、倍率はそこまで高くないのですが、統合デザイン学科特有のコンセプトに魅力を感じて、たとえば多摩グラ受かったのに蹴ってこっちに入学したり、試験内容が東京藝大のデザイン学科に似ているところがあるので(平面構成)そこを目指す人たちが受けたりすることもあるみたいです。

〜〜

ざっと学科についてはこんな感じです。詳しくは学科サイトをみたり、各教授のNHKプロフェッショナルとか本をみたりしてみてください。デザインに興味のない人でも、おもしろいと感じる点はきっとあると思います

さて、たぶんこれを読んでるみなさんが一番興味があるのは佐野研二郎さんについてだと思うので彼の話題に。

オリンピックエンブレムについて

 関係ない話ですがエンブレム発表の前日に佐野教授現場の手伝いに行った視デの友人曰く、めちゃくちゃ笑顔だったようです。彼自身亀倉雄策さんのオリンピックエンブレムがかなり好きで、それを(いい意味で)引用して新しいエンブレムを作り出し、それが選考で選ばれたんだから、嬉しくない理由がわかりません。

 最初自分があのエンブレムをみたとき直感的にかっこいいと思いました。シックで、いままでのオリンピックエンブレムとは一線を画すような新しいデザイン、新しい東京イメージを担ってくれるような力強いものに感じました。そしてそれと同時に、あ、きっとこれ佐野さんのデザインだ!と思いました。たぶんそう思った要因の一つに、中央の「黒」の棒の部分があります。完全な黒ではありませんが、こういったエンブレムで無彩色の黒を使うのは一般的にはわりと暴力的結構批判もきそうだなと思ったのですが、そもそも佐野教授自身黒色を多く用いることで有名なので納得がいきます。たとえば、「統合デザイン学科」のロゴやその周辺のデザインはすべて白と黒形成され、学科の、現状では異端であるもののそれがこれからベーシックになっていくはず、という考えや、力強い勢いを感じられ、学科学生の多くはこのデザインを気に入っています。他にも東京国際映画祭ロゴをはじめ黒を多用したものは多く、今回のエンブレムに関して喪章だなんだと言われていますが、まあそういうネガティブイメージで彼がデザインしたということはないかと思います

 造形的にベルギーデザイナーエンブレムと似ているということで炎上していますが、擁護派の皆さんが言っている通り、ああいった幾何学図形を利用したロゴマークである限り、なにか他のデザインと似てしまうのはしょうがないことです。というか、そもそもロゴの本とかをみると似ているもので種類分けされているぐらいです。造形的に似ているからといって、そのなかにあるコンセプトは異なります。造形的な点のみで「パクリ」だと決めつけてしまうのは、あまりにも強引なのではないでしょうか。今回のエンブレムは、エンブレムとしてのオリジナリティよりもその拡張性や普遍性を追求した、シンプルで力強いものだと感じています

 さらに、ベルギーデザイナーはそのロゴ商標登録していないとのことです。となると、エンブレム側にまったく問題がないと言っても大丈夫なのではないでしょうか。

 記者会見佐野教授感情的だったという話がありますが、もともと彼は自分自身でも「おれはキレキャラだ」とおっしゃっていたり、講義中に実際にキレてくれたりするので、まあ無理はないかなと思います。余談ですが彼は最近藤子・F・不二雄関係仕事が多く(映画TOYOTA広告成功から)、ドラえもんミュージアムにあるレストラン新聞広告用の写真を撮りに行った際「ジャイ子の“ハット”シュッドビーフ」がもう販売中止ということを聞いて、レストランの方に無理を言ってその場で作ってもらい、その写真新聞広告に載せメニューを復活させたという逸話があります。好きなものに対してのオシは誰よりも強く、普段から感情的にはなりやすいような人なのだと思いますhttp://fujiko-museum.com/blog/?p=18605/

 このエンブレムに唯一問題があるとすれば、なんとなく「高揚感」が感じられないところです。ただ、それは佐野教授問題があるのではなく、それはこのデザインをたくさんの候補の中から選んだ選考委員問題があるのです。他に、もっとオリンピックらしさ」があって、高揚感の感じられるデザイン案なんていくらでもあったはずです。

 その選考一般的選考会の方式をとっているのであれば、いまいわれている佐野さんのデザインから特別に選んだということ憶測もありえないのではないでしょうか。基本的選考名前を伏せるはずだし、原研哉さんや葛西薫さんをはじめ他にも応募した有名デザイナーはたくさんいらっしゃいます(応募基準も厳しい http://www.fashionsnap.com/news/2014-09-19/olympic-tokyo-emblem/)。

トートバックについて

 これについては、一人のデザイナーとしても、いち仕事人としてもありえない行為だと私は思います。まったく擁護できません。佐野教授下の人がやったとしても、「佐野研二郎デザイン」と書いてしまたからにはそれなりに彼にも大きな責任が生じるし、そもそも画像からまるごとトレース(というよりコピペ)するのはまさに「パクリ」で間違いないと思います。いかに制作環境が劣悪だったかがわかります一般的デザイナーであれば、なにかをトレースする際、そういう素材の揃ったサイトに月額とかでお金を払って利用したりしていることがほとんどかと。こんなやっつけ仕事お金がもらえるなんて、純粋に「いいなー」と思いました。バレてよかったですね(今後のMR_DESIGNのためにも)。

デザイン業界は"腐っている"?

 ネット上では佐野教授周辺の関係図みたいなもの話題となっています審査委員が同じだとか、広告代理店が牛耳っているだとか、いろんな話があります。つまりデザイン業界は身内のなかで行われているということです。残念ながら、それは確かにあると思います業界内で評価するシステムというのは確かにあるし、長嶋りかこは彼の直属の後輩です。

 自分の話になりますが、私は実はまったくデザイナーになりたいと思っていませんでした。多摩美の、統合デザインに入りたいと思ったのは、まさにそのコンセプトに魅力を感じたからです。深澤教授のおっしゃっていた「いいものを触った時、『これがほしかったんだよね』と人は言う。本当に欲しい物のかたちは、すでに決まっている。」この言葉が、デザインのみならず広い意味で今後の「デザイン」に応用できると思ったのです。だからいまでもグラフィックプロダクトをやりつつもそれが最終地点ではなく、デザインという思想や考え方をあらゆる事柄に応用していきたいと考えています。そういうことを学ぶには、ぴったりな学科です。そして受験勉強をするために、予備校に通い始めました。そこの授業ではあらゆる有名デザイナー作品が取りあえげられるのですが、その中にはどうしても理解できないものもありとても悩んだこともありました。もしかしたら、そういったものなかに現在問題視されているような業界評価システムの土壌でうまれものもあるのかもしれません。

 一般人に受け入れられにくいデザインは、果たして優れたデザインと言えるのでしょうか。なにをもって、ただのデザインは優れたデザインになりうるのでしょうか。その答えはまだ私にはわかりません。

そのほかのデザインについて

 いま、どんどん新しい「パクリ疑惑」のデザインネットユーザーによって見つけられてきていますが、デザインの歴史が深くなり文脈形成されていくと、そこには明らかな引用模倣も増えていきます。それはどんな文化でも同じで、音楽なんかもそうです。デザインスタイルであり、継承されていくものなのです。だから、造形的な面でなんでもかんでも「パクリ」と決めつけられてしまうと、デザインの歴史が続いていくことそれ自体否定することと同じになってしまます。なにかから影響を受け、文脈形成されていくことを「パクリ」の一言否定しないでください。

 今回の件で佐野教授問題があったことも明確になりましたが、一方で、彼の講義を受けていたからかもしれませんが、とてもじゃないけどオリンピックエンブレムにおいて彼は雑な仕事をするとは思えません。

亀倉雄策仕事で一番好きなのは1964年東京オリンピックエンブレムだ。シンプルで力強く、唯一無二のデザイン。いつの日かこのようなシンプル骨太仕事がしてみてみたい、と思うようになった。ニッポンを、世界を、あっといわせる仕事。一生に一度でいいからそういうデザインをしてみたい。シンプルであること。明快であること。太くあること。Simple. Clear. Bold. ある日から僕のデザインの指針となった。デザインとはなんだ。デザインにはなにができる。そういう自問自答を繰り返した。(中略)目の前の画面は世界に確実につながっている。デザインシンプルで深い。考え、それを超えるべく手を動かし、また考え、また手を動かす。邪念はいらない。デザイン思想だ。簡単に。深く。明快に。太く。でも簡単に。ストレスはある。でもいつも朗らかである。そういうデザイナーでありたい。デザインの道はまだまだ続くのだ。負けない。僕には亀がついている。亀はゆっくり、確実にやってくる。

佐野研二郎

 エンブレム問題トートバックの問題根本的にまったく異なるものです。そこを一緒にしてしまうことが、今後のデザインを殺すことにつながりかねません。

–––––––––––––––––––––

(追記1) より主観的意見です

エンブレムについて、おそらく審査員も彼の作品だと見ただけで分かる人もいたかと。黒を使用したこと、そしてあのTOKYO 2020のフォント。あれは東京国際映画祭ロゴでもおそらく使用していましたし、彼のデザインだと一目でわかる点でもあります。正直、あのフォント幾何学図形を用いたあのデザインにとって最も理想的フォントであったとは思いません。

学生じゃないだろみたいな意見をみて「いや学生ですけど・・・」と匿名なりに思ったりしたしそれを証明できないのもなかなか悔しいのですが、多摩美術大学統合デザイン学科の学生です。「業界の端っこにいるみたいな気分になってる時点でこの界隈の闇を感じた」美大って、セミプロみたいな人が集まるんだと思います。それは、一般大学とは別の特殊試験内容が課せられるからで、それをクリアするために誰しもある程度のレベルの状態で入学してきます。そういった意味で、業界の端っこみたいな感覚私自身拭えない点です。生意気だと思われてしまったら、申し訳ないですが・・・

–––––––––––––––––––––

(追記2)

ベルギー側が商標登録していないためエンブレム盗用疑惑について私は「まったく」問題がないと書きました。著作権がある、ということだけでエンブレムとの類似性を訴えられるのであれば、本当にどんなデザインでも訴えられてしまます商標というシステムは、そういう意味でも機能している。ただ、自分自身勉強不足でもあるのでもっと調べてみますhttp://ipfbiz.com/archives/olympiclogo.html たださっき調べたら、東京オリンピックエンブレムもまだ商標登録が済んでいないとのことで・・・w

佐野教授への評価は、私自身、下がりました。学生とき評価とかなにを偉そうにと言われるかもしれませんが。こんな仕事をするひとにはなりたくないな、と純粋に思いました。トートバックのような小さな仕事でも、しっかりと制作しなければ、大きな仕事、つまりオリンピックエンブレムのような仕事ダメになるというか、結局ものをつくるとき姿勢ってそのひとの評価デザインにもちゃんと反映されるんですね。この一件はデザイナー関係者、それを学ぶ学生、もしくはいままでデザインの外部にいたとされていた人たちにとって、デザインとはなんなのか、パクリ模倣とはなんなのか、そういったことを知り考えるきっかけとしては良い機会になったと思うのです。だからこそ、そこで歪んだ考え方や間違った見解が社会に浸透していくことは、できるだけあってはならないことだと思います。なにが正しくて、なにが間違っているのかすらよくわからない時代ではありますが。

–––––––––––––––––––––

(追記3)

多摩美情デに関する批判は完全に話題から脱線している内容であり、改めて読んでも全く的を得ていないものです。訂正しお詫びします。大変申し訳ありませんでした。

・ご指摘の通り「在日」や「売国」などに関しては一部のネットユーザー根拠のない事実拡散しているだけだと認識しています。この一件を複雑化させるだけだと感じたので訂正しました。

2015-01-06

http://anond.hatelabo.jp/20150105213534

「誰が何をやっているのかわからない、ブラックボックス化されている職場

仕事ができないから属人化して隠ぺいしているってことか。

ちゃんと戦略たててる。頭いいな。

まさに http://anond.hatelabo.jp/20150106101234 の人が書いてたコレ

10人の組織でも分かり合えない理由 それはヌシがいるから:永井千佳の音楽ブログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ

3・怒られるより先に怒れ

上司仕事できないんだろうな…

逆に

・誰でも分かりやすフローを整理

・引き継ぎしやすいようにマニュアルを整備

効率化のために簡単なツール作成

こうして属人的にならないように整備され、仕事効率化されると

その整備をした人が切られたりするんだな。

特にその人が派遣だったりすると。

2014-10-17

ごめんな

俺ばかだから

永井さん

ごめんな・・・

あの頃、あの時、俺なんかと友達でいてくれてありがとう

さよなら

2014-10-01

memo

池田センセイ、永井和はウェブサイトに「そんなこと」を書いていますよ! - 永井和の日記 - 従軍慰安婦問題を論じる

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/nagaikazu/20140922/1411399963

hima-ari

から、そこで強制連行に話を繋げるから左右で議論がこんがらがってグッチャグチャになるんでしょうに。強制連行を取っ払った上での批判は再構築が完了してるのに、なぜそうしないのか。未だに理解に苦しんでます

http://b.hatena.ne.jp/entry/227908681/comment/hima-ari

MermaidSong

強制連行の有無を重要視する言説への批判」なのに「強制連行に話を繋げるから左右でこんがらがって」とかどこ読んでんの?その文句は「話を繋げる」側、つまり重要視する側だけに言うべき事だろ。id:hima-ari

http://b.hatena.ne.jp/entry/227908681/comment/MermaidSong

hima-ari

ネトウヨがグチグチとウルセえ部分を取っ払って批判出来る理路が既に出来てるのに、そっから離れられない辺りが勿体ねぇと思うのですよ、毎度毎度。「強制連行」は挙げ足を取り易い曖昧さを持つ気がするの。

http://b.hatena.ne.jp/entry/229997401/comment/hima-ari

MermaidSong

話を持ち出す側じゃなく、それを批判する側を「話を繋げる」と言うのは詐術。与太批判必要なのはid:hima-ariみたいなのがいくらでも湧くから。与太の側じゃなく批判側を批判とか右の自浄作用はご立派なこって。

http://b.hatena.ne.jp/entry/229997401/comment/MermaidSong

hima-ari

話の大筋についちゃ文句は無い所かむしろ同意するぐらいなんだけどねぇ… あと、いくらも沸く割には、わたしみたいなのはあんま見掛ける印象無いな… 氏がわたしにどんなレッテル貼ってるのかは少々気になるかも。

http://b.hatena.ne.jp/entry/230012013/comment/hima-ari

パーマリンク貼れるようになってやり取りが捗るかなと思ったら却って分かりにくくなってて、かなり困る…

Twitterもそうだけど、話し合いに向かないよねぇ…

2014-05-26

永井さんの訃報を告げる予言

最終話の波平役のセリフをつなげると、永井さんの訃報を告げる予言になる。

事前に死期を悟っていたのかもしれない。

2014-05-01

http://www.qab.co.jp/news/2014043053757.html

知事選大城浩詩さんが出馬表明

2014年11月にも行われる知事選挙に、無所属大城浩詩さんが出馬を表明しました。立候補を表明したのは、平和のための琉球自立独立実行委員会実行委員長を務める大城浩詩さん(48)です。

大城さんは1年以内の琉球国独立根本政策に掲げていて、次の知事選挙は独立の是非を問う住民投票としての性格を持つと話しています

また安全保障政策ではアメリカ軍にすぐに退却してもらい、代わりに韓国中国台湾などの東アジア共同体軍隊を置くとしています

これあかんやつや

第一回 平和のための琉球自立独立パレード

呼びかけ人

金城実 まよなかしんや 大城浩詩 屋良朝助 比嘉康文

長山芳子 喜屋武幸清 石川博昭 大城彗之 山内昌慶ほか (募集中)

賛同

 永井獏(沖縄平和クラブ代表) 金城幸男(台湾琉球友好会) 中村俊二(チベット独立を考える会)

屋良朝宏(台湾独立を支持する会) 他、随時募集中

琉球自立独立平和パレード実行委員会

0 9 0 - 3 7 9 5 - 9 3 2 7 (代表 大城浩詩)

これほんまにあかんやつや!

2014-03-21

サザエさん」の磯野波平役の声優永井一郎さんの都市伝説

サザエさん」の磯野波平役の声優永井一郎さんの都市伝説

永井さんはセリフの中で、自分の死を告げていた。

波平最後の言葉『うっかり道も教えられんわ』

そのセリフをぜひ聞いてほしい。

注 逆再生は絶対にしないこと。

2014-02-24

Jリーグ22歳以下選抜の資格がありながら、登録外となった選手

J1

仙台シュミット・ダニエル二見宏志、藤村慶太

鹿島昌子源柴崎岳梅鉢貴秀土居聖真

浦和:-

大宮:-

柏:-

F東京武藤嘉紀

川崎大島僚太、福森晃斗

横浜FM松本翔

新潟渡辺泰広、小泉

清水櫛引政敏高木善朗樋口紀寛、柏瀬 暁、加賀美翔

名古屋杉森考起

甲府:若杉好輝

G大阪大森晃太郎内田達也宇佐美貴史

C大阪岡田武瑠、南野拓実

神戸岩波拓也和田倫季松村亮小川慶治朗

広島:-

徳島小島秀仁

鳥栖:藤嶋栄介

J2、

札幌奈良竜樹櫛引一紀深井一希荒野拓馬榊翔太

山形鈴木翼、汰木康也谷村憲一

水戸岡田明久、鈴木雄斗、二瓶翼、吉田眞紀人内田航平、白井永地、田向泰輝

栃木鈴木隆雅坂田良太

群馬夛田凌輔横山翔平、大津耀誠

千葉佐藤祥、オナイウ阿道

東京V高木大輔菅島弘希、前田直輝澤井直人、楠井圭史、杉本竜士安西幸輝、吉野恭平キローラン木鈴田中貴大、安在和樹、舘野俊祐、キローラン菜入

横浜FC:渋谷飛翔、石井圭太

湘南遠藤航福岡将太、中川寛斗、白井康介、前田尚輝、吉濱遼平

松本和田達也柳下大

富山三上陽輔、梅村晴貴

磐田小林祐希牲川歩見

岐阜清元拓己、水野泰輔

京都駒井善成宮吉拓実下畠翔吾伊藤優汰

岡山石原崇兆小林秀征、松原修平、清水慎太郎藤岡浩介、幡野貴紀、寄特直人、田中宏昌、千布一輝加藤健人、板野圭竜、田中雄輝、飯田

讃岐:-

愛媛堀米勇輝江口直生、近藤貫太、表原玄太、藤直也

福岡酒井宣福野崎雅也、牛之濱拓、金城クリストファー達樹

北九州:山之内優貴

長崎岡本拓也、井波靖奈、船川航司朗

熊本仲間隼斗森川泰臣、永井建成、上村周平、嶋田慎太郎

大分増田繁人、後藤優介、田中輝希、岩武克弥、坂井大将

気になったこと

2014-02-20

秘密によって守られる安倍晋三米軍利権

米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古

への移設めぐり仲井真弘多知事が昨年12月25

日に安倍晋三首相と会談した際の発言録を県が作成

なかったことが19日、分かった。共同通信情報

開請求に対し、県が「会議録は作成しておらず、保有

していない」と回答した。

知事は会談の2日後、県民の反発が根強い普天間の県

移設に向けた辺野古沿岸部の埋め立てを承認した。

判断の経緯が不透明だとして県議会調査特別委員会

百条委員会)を設置しており、21日に証人喚問

れる知事に対し、野党側が攻勢を強めるのは必至だ。

http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021901002637.html

 

戦前沖縄国家主義者による戦争犠牲となり

戦後朝鮮戦争ベトナム戦争など

米国によるアジア侵略の拠点として悪用され

沖縄人は米軍人による強姦暴行事故などの犠牲となり続けた

沖縄独立20年後に返還協定により復帰したが

自民党売国政権による沖縄密約により

アメリカから「400万ドルで買い取った」ものだった※1

 

こうした害悪極まる戦後レジームの転換を標榜

改革に意欲を見せていた安倍晋三

沖縄保守層から基地押し付けを軽減するクリーン政治家と期待されたが

いま首相として 国家主義安倍晋三

戦後レジームを強化する方向で

秘密(会見録不存在)と沖縄利権米軍利権に守られながら

沖縄犠牲を強いる政治屋堕落

アベノミクス日本経済破滅的状況へと進めた※2

 

安倍晋三も 結局は

沖縄歴史直視して 復帰を願ったことが

沖縄の人々にとって良かったと思えるよう

日本人全体で心を尽す」という

天皇陛下のお気持ち※3を踏みにじった

薄汚い売国政治屋と同じだった

 

 

※1 沖縄返還交渉に当たった吉野文六外務省アメリカ局長政府側として初めて「密約」の存在を認めた。密約存在情報公開法により米国政府公文書で認めている。北海道新聞2006年2月8日参照 (リンク吉野告白記事を取材した徃住嘉文記者の講演要旨)

http://jcj-daily.sakura.ne.jp/hokkaido/report06/0923tokosumi/youshi.htm

 

※2 貿易収支は2兆7900億円の赤字。1979年の統計開始以来最大の赤字を記録。大和証券チーフマーケットエコノミスト永井靖敏氏は「1月貿易収支で、円安が輸出増に結び付かないことがほぼ確認された。日本経済自律回復は難しいかもしれない。輸出を基点とした景気回復シナリオが崩れるという観点で、株安要因」と述べ、「アベノミクスは、現段階で好循環が生じていない」と結論づけている。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYEA1J00U20140220

 

※3 平成15年平成15年12月18日天皇陛下会見記録 質疑応答

「この沖縄は,本当に飛行機で島に向かっていくと美しい珊瑚礁に巡らされ,いろいろな緑の美しい海がそれを囲んでいますしかし,ここで58年前に非常に多くの血が流されたということを常に考えずにはいられません。沖縄が復帰したのは31年前になりますが,これも日本との平和条約が発効してから20年後のことです。その間,沖縄の人々は日本復帰ということを非常に願って様々な運動をしてきました。このような沖縄の人々を迎えるに当たって日本人全体で沖縄歴史文化を学び,沖縄の人々への理解を深めていかなければならないと思っていたわけです。私自身もそのような気持ちで沖縄への理解を深めようと努めてきました。私にとっては沖縄歴史をひもとくということは島津氏の血を受けている者として心の痛むことでした。しかし,それであればこそ沖縄への理解を深め,沖縄の人々の気持ちが理解できるようにならなければならないと努めてきたつもりです。沖縄県の人々にそのような気持ちから少しでも力になればという思いを抱いてきました。」

沖縄離島であり,島民の生活にも,殊に現在経済状況は厳しいものがあると聞いていますが,これから先,復帰を願ったことが,沖縄の人々にとって良かったと思えるような県になっていくよう,日本人全体が心を尽くすことを,切に願っています。」

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h15e.html

2013-02-12

満州某重大事

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%9C%92%E5%AF%BA%E5%85%AC%E6%9C%9B

これに、『昭和天皇田中を「もう田中の話は聞きたくない」と叱責したことについては、立憲君主立場からすればふさわしくないとして、天皇を諫めている』

こんなこと書いてあるんすけどね、典拠は?

永井和『青年君主昭和天皇元老西園寺』によれば、この辺の経過は以下の通り。

張作霖爆殺事件後の陸軍関係者の処置を巡って、田中首相が内容の矛盾した上奏を行ったことに

天皇が怒って責任取れと田中を叱責しようとしたことに対し、西園寺は「天皇が叱責をして辞任をすれば

天皇政治的行為の主体となって責任をもつことになることを恐れて」反対していた。

のだが、

1929年6月26日天皇側近が西園寺を訪問し、天皇からの直接の田中問責は避けるよう西園寺は進言

6月27日午前、側近会議で西園寺の進言を受け、天皇からの直接の問責を避けることで合意

6月27日午後に田中天皇に拝謁。二回の上奏の矛盾天皇が指摘し、田中言い訳はしようとし、天皇はその必要なしと発言

田中は退出

日天皇側近から田中天皇の内意(田中引責辞任)が伝えられ(ここに西園寺の関与はなし)、田中は辞任を決意

後に西園寺は田中の辞任について自分に下問がなかったことを不満に思っていたことが記録に残されている。

まあ、この天皇田中叱責は立憲君主範疇に収まるものではないという点では主要な学者見解は一致してるようですし、

後に2.26事件の時に天皇が見せた態度を見れば「強く批判され」かどうかなんてのは秘を見るより明らかだと思うのですよね。

2012-11-20

我が党及び関連議員世襲一覧をメモしておきます

我が党議員世襲一覧

◆4世◆

鳩山由紀夫(曽祖父;鳩山和夫衆院議長、祖父;鳩山一郎総理/ 父;鳩山威一郎外務大臣/弟;鳩山邦雄・衆/当選6回/北海道9区)

◆3世◆

佐藤謙一郎(祖父;金光康夫・厚生大臣・拓務大臣/父;佐藤一郎・ 経済企画庁長官/伯父;金光義郎・衆/当選5回/ 比例区南関東神奈川1区落選))

松本龍(祖父;松本治一郎参院副議長/父;松本英一・参/当選5回/ 福岡1区)

玄葉光一郎(祖父;町長/岳父;佐藤栄佐久県知事当選4回/福島3区)

鮫島宗明(祖父;永井太郎逓信大臣鉄道大臣/叔父;永井道雄・ 文部大臣当選3回/比例区東京東京10区落選))

松野頼久(祖父;松野鶴平・参院議長/父;松野頼三防衛庁長官・農林 水産大臣当選2回/熊本1区

山花郁夫(祖父;山花秀雄・衆/父;山花貞夫国務大臣社会党委員長当選2回/東京22区

小宮山泰子(祖父;小宮山常吉・参/父;小宮山重四郎郵政大臣当選1回/埼玉7区)

近藤洋介(祖父;野原正勝労働大臣/父;近藤鉄雄・労働大臣当選1回/比例区東北山形2区落選))

寺田学(祖父;寺田栄四郎・県議/父;寺田典城・県知事当選1回 秋田1区)

菅直人(祖父:菅實 郡会議員 / 伯母&義母:町議会議長

◆2世◆

小沢一郎羽田孜石井一佐藤観樹鹿野道彦中井洽玉置一弥横路孝弘

川端達夫赤松広隆岡田克也小平忠正古賀一成佐々木秀典◎田中慶秋

◎堀込征雄◎西村眞悟安住淳石田勝之一川保夫奥田建近藤昭一中山義活

松崎公昭渡辺周◎大出彰◎大島敦◎佐藤公次◎楢崎欣弥◎松本剛明水島広子

樋高剛泉健太岡島一正奥村展三梶原康弘岸本健◎楠田大蔵下条みつ

中川治◎計屋圭宏◎松崎哲久和田隆志

◆1世代とび2世◆

大畠章宏(養祖父;大畠章・県議当選5回/茨城5区)

川内博史(祖父;山田弥一・衆/当選3回/比例区九州鹿児島1区落選))

鎌田さゆり(祖父;和賀平象・式玉村議・小牛田町議・柴田町議/当選2回/宮城2区)

黄川田徹(祖父;黄川田源吉・市議会議長当選2回/岩手3区)

小宮山洋子(祖父;青木一男・大蔵大臣当選2回/東京6区)

我が党 の世襲議員(詳細版)

赤松勇赤松広隆

石井廣治─石井一石井健一郎(一の甥)・石井登志郎(一の長男)・石井秀武(親類)

石田又七─石田勝之(孫息子)

石原幹市郎石原健太郎石原信市郎・石原洋三郎

一川保正─一川保夫

江田三郎江田五月

大石倫治─大石武一大石正光

大出俊─大出彰

岡島正之─岡島一正

美濃部貞亮─岡田克也(玄孫)

奥田敬和奥田建

小沢佐重喜小沢一郎

梶原清─梶原康弘

金子徳之介―金子恵美

鹿野彦吉─鹿野道彦

山田弥一─川内博史義理の孫息子)

神田大作─神田

加藤高明・木内重四郎・幣原喜重郎木内孝胤(重四郎の曾孫)

岸本光造─岸本黒岩秩子─黒岩宇洋

佐藤栄佐久玄葉光一郎(娘婿)

小平忠小平忠正

小宮山常吉─小宮山重四郎小宮山泰子

青木一男─小宮山洋子(孫娘)

近藤鉄雄─近藤洋介 佐々木秀世─佐々木秀典

佐藤守良佐藤公治

佐藤観次郎─佐藤観樹(辞職・民主党除籍)

金光庸夫─佐藤一郎・金光義邦─佐藤謙一郎

永井太郎永井道雄─鮫島宗明(道雄の甥)

下条正雄─下条康麿─下条進一郎─下条光康

田中角栄田中眞紀子(娘)・田中直紀(娘婿)

田名部政次郎─田名部匡省田名部匡代

玉置一徳─玉置一弥

津島源右衛門津島英治─津島恭一(英治の孫息子)

寺田典城(秋田県知事)─寺田

中井徳次郎─中井洽 楢崎弥之助楢崎欣弥

西岡竹次郎・西岡ハル─西岡武夫

羽田武嗣郎─羽田孜羽田雄一郎

鳩山和夫鳩山一郎鳩山秀夫─鳩山威一郎鳩山由紀夫

日野吉夫─日野市朗 堀込義雄─堀込征雄

前田正男前田武志正男の甥)

三木武夫田中覚─松崎哲久

野田太郎─松野鶴平─松野頼三松野頼久

松本治一郎松本英一松本龍

松本十郎松本剛明 水島裕水島広子

山岡賢次山岡達丸

山花秀雄山花貞夫山花郁夫

横路節雄─横路孝弘 渡辺朗─渡辺周

渡部又左エ門─渡部恒三佐藤雄平(恒三の甥)

2012-07-27

ロンドン五輪サッカー 日本スペインにおける退場シーンについて

何はともあれ、スペインに勝った五輪代表はすばらしい。その劇的な勝利のひとつの要因となった、前半41分頃のイニゴ・マルティネスを退場の場面について、少なからずそのリスタートについて誤解があるようなので、備忘録代わりに以下を残す。

プレーの状況は、日経新聞の大住氏のコラムが詳しいのでこれを引用

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44212240X20C12A7000000/?dg=1

そしてその7分後、相手DF間のバックパス中央で受けたDFイニゴ・マルティネス永井が鋭く詰めた。

 慌ててコントロールを失ったマルティネスからボールを奪った永井が、いったん相手に背を向けてキープ、次の瞬間にターンしてゴールに向いたところをマルティネスがつかみ倒すと、ゲイガー主審米国)が強く笛を吹く。

これは明らかに、決定的な得点の機会の阻止に該当するファウル/不正行為で、これに対する判定として「プレーを停止させ、マルティネスを退場させ、違反の起こった地点から直接フリーキックで再開」ということで、ゲイガー主審の判断は正しい。

この場面で、若干の議論に上る点として、これも大住氏が同文内で指摘している箇所を引用する。

すぐに立ち上がった永井は右の東に短くつなぐと、ゴールはがら空き。東は楽々と“2点目”をけり込んだ、はずだった。

 ところがゲイガー主審はこれを認めず、マルティネスレッドカードを突きつけた。笛が吹かれた直後、永井は正しい位置にボールを止め、すばやくFKを行った。主審としては、これを認めるべきだったのではないだろうか。

 そして結果として得点になったのなら、マルティネスイエローカードだけで良かったのではないだろうか。

要はファウルを受けて、すぐに永井が立ち上がり、間髪を入れずに東へのパスを送るリスタートをした、というところだが、この素早いリスタートゲイガー主審が認めなかったのはおかしいのではないか、というのが巷間にも共通する疑念である

気持ちはよくわかる。ただ『競技規則の解釈審判員のためのガイドライン』という競技規則と同等に位置づけられる公式文書によれば、

http://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/gudelines_11.pdf

(p116)

カードを提示するまでプレーを再開させない

主審が警告または退場でカードを提示することとした場合、その行為実施し終えるま

でプレーを再開させてはならない。

ということが明確に規定されており、カードを提示する以前にプレーを再開することは認められないのである。よって、大住氏の指摘は間違っているのだが、これが例えば、アドバンテージを認めプレーオンで競技を続行させ、その結果得点になったのであれば、マルティネスへの警告となることは正しい競技規則の施行である。ただ、今回の場合永井ファウルを受け転倒しているので、この時点でアドバンテージ適用できるような状況下ではないことは明白であり、故に、ゲイガー主審の判断と再開の方法/手順についてのミスは認められない。

ちなみに、このゲイガーさん、客観的かつ全般的にみて非常によいゲームコントロールができていたと思う。

2011-07-09

[][]七月七日展東京千疋屋ギャラリー

『七月七日展 ― 衣服造形/コンセプチュアル・クローズ』を見た。

 

七夕節句」をテーマとした針仕事アート展。

眞田岳彦氏の弟子(?)の作品が中心らしい。

それほど期待しないで行ったのだけど、なかなか良かった。

アート素人の私が、 

印象に残った作品の感想をいくつかメモ

 

宮園夕加さんの、ボタンボタンホールの距離を天の川見立てて、

その間をカササギが結んでいる作品がとっても面白かった。

伝説では、天の川の橋渡しをするのはカササギの役目なんだそうだ。

テーマの「針仕事」と「七夕」が無理なく融合されてて、それを一番うまく表現してる作品だったと思う。

単純に、見た目がかわいいのも良い。

今回のベスト

 

奥村絵美さんの作品も良かった。これも一見してとてもかわいい

人間を一本の「まち針」として捉えるというコンセプト。

粘土と針でつくられたたくさんの小さな人間が、それぞれに環境を仮止めしている。

「針を自分自身の比喩とする、っていうアイディアはありだな」って私自身展示を見る前に

考えていたのだけど、縫い物をやらない私にはそこで「まち針」という発想は出なかった。

でも言われてみれば納得、でした。

仮止めされる「環境」の部分を何かもっと表現できそうかも、とも思ったけど。

 

後藤有紀さんの作品。

良かったとストレートに言えるタイプの作品ではないけど、好きだ。「コンセプチュアル」。

麻紙に印刷した写真に写った人間女性)をぬりつぶすように、

糸が縫い付けられている。タイトルは『誰でもない肖像』。

写真の上から縫う技法は、有名な清川あさみさんを思い出させる。

けど、写真女性制作者の針仕事によって「誰でもなく」されてしまうことには一体

どういう意味があるのか。あるいは針仕事で加工される前から彼女は誰でもないのか。

 

写真に写る私は、そこに縫い付けられている限りでの人間であって、無限のあり方を

可能的にもつ自由な実存としての私ではない、だから「誰でもない」…?

 

制作者はこの展示のチラシで、針仕事について、「私たちの存在を露にし、生き生きとさせる」と書いてる。

こんなことを言われると、私としては、ハイデガー技術論を持ち出して、その中に「針仕事」の

ポジティブな位置づけを探して色々言いたくなってしまうけど、結局のところ、その言葉と、

制作者自身の作品との関連はよく見えない。

う~ん。

 

写真に写っているのは過去の私である。それは過去のその時点に縫い付けられている限りでの

私であって、現在の私とは異なっているし、通時的無限定の私とも異なっている。だから

過去において確かにそれは私だったが、いまや「誰でもない」…?

 

からないけど、こうして考えるのは楽しいのだ。

 

あと2つくらい気になる作品はあったけど、作者名も作品名も覚えてないので割愛。

帰りにブリジストン美術館に寄ろうと思ったら展示替え中で休館だった。

でも今日は楽しかった!

 

(エス)

 

===================

 

衣服造形/コンセプチュアル・クローズ

7月7日展  -針仕事に願いをこめた37名のデザインアート小作品展-

会期 7月4日(月)~7月9日(土) 10.:30~18:30(最終日のみ17:00まで)

入場無料

会場:千疋屋ギャラリー

104-0031 東京都中央区京橋1-1-9 2F

TEL 03-3281-0320 FAX 03-3281-0366

http://www.senbikiya.co.jp/

 

出展作家

大江よう 今村滋男 藤谷さやか 末延晋太郎 久保田玲奈 関美来 飯田亜希子 土井直也

永井俊平 山口真代 宮田明日鹿 山中周子 宮園夕加 佐藤綾 松田かや 三上司 加藤ゆき子

桑田麻弓 後藤有紀 奥村絵美 平尾菜美 アーヴィン=ヒバ=アリ 小平由実 西村洵子 平井幸恵

盧暎雅 島田彩子 池田のぞみ 山本佳那 長鶴司 林凡乃 大八木富士

二宮とみ 山本美穂子 小山田紀子 渡部和代 眞田岳彦

===================

Sanada Studio Inc. (サナダスタジオ)-眞田岳彦のデザイン事務所

PRISM STAFF BLOG: 七月七日展

京橋「千疋屋ギャラリー」で「七月七日展」を観る。 - マスヒロ食時記

のどか@暦 : 七月七日展 針仕事にこめるおもい

 

2011-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20110613223147

ないの?

で、調べたらないよ!

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%BD%E9%81%93%E5%BA%9C%E7%9C%8C%E6%B0%91%E6%AD%8C

 

作れよ!府知事!もっと大事な仕事あるだろ!!

 

俺が候補見繕ってやる

・『浪花恋しぐれ』:都はるみ&岡千秋

・『大阪すずめ』:永井みゆき

・『大阪で生まれた女』:BORO

・『悲しい色やね』:上田正樹

・『大阪ラプソディー』:海原千里・万里

・『河内おとこ節』:中村美律子

・『道頓堀人情』:天童よしみ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん