2015-09-04

審査について

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150903/k10010215341000.html]

この機会に見えにくいものに触れてみます

審査の流れ

募集審査内定(→変更→再審査)→発表というのが一般的かと思います

また、応募者とやり取りをするのは事務局(今回は組織委員会担当部署)です。上記の最初審査で見られた問題点場合によっては、応募者からの変更願における問題点)を応募者に伝えます。その問題点をどう変えるかというのは応募者ですので、そこまで指示しては意味がありません。もちろん内定のまま進んだほうがいいに決まっていますので、うまいこと進むよう少し詳しく応募者に知らせることはあります

審査委員と応募者が審査過程において仲良くやることは、審査というもの性質上、よいことではないと思います事務局もそうではあるのですが、応募者に対してそこを取り持つ役割が求められます。今回、取り消されはしましたし彼のこれまでの活動の中でやったことで悪いことがあったことも事実ですが、裏でしっかりフォローしてあげていることを願います

こういったことためにはカウンシル組織がいい意味独立していることが重要なのではないかと思いますが、文化系事業ではPDクラスのいい人材が不足していることが浮き彫りになったと思います

よろしくないこと

審査委員に進捗が知らされていなかったこと。これはありえません。事務局として失格です。

また、再審査資料が発表1週間前にきたら、検討してどうにかする時間はありません。どうせすぐに上がってくるわけがないのだから、急かさないとダメです。悪い用法として執行するためのゴリ押し手段として用いられるのだから、そうした下衆の勘ぐりの誘発を防ぐためにもです。ただし、今回は規模が規模なのでそれだとは言えません。

加えて、あの理由で取り下げたことや一連の流れにおいては、組織委員会側は何かしら責任をとる姿や通すべき筋を通したという姿を見せるべきです。

新しい公募について

広く公募して広く審査する方式は望みません。

門戸を開くことは悪いことではありませんが、これに合致しているかといえば疑問符がつきます特にはいたずらが行われる恐れがありますし、永井発言妥当です。「そんなことされて当然だ」という思考蔓延っている界隈のおもちゃになるでしょう。こちらには既にレプリカおもちゃがあるので、オリジナルおもちゃを与える必要性は皆無です。下読みに代表される一次審査経験者ならばこの危うさはご理解いただけるのではないでしょうか。

それに、今回のもの理解されないのは当然としても、多数のみんなに選んでもらいましたで終わらせることの危険性も大きなものです。これは理想であり、人類アップデート後に行ってください。

理解が得られない」ではなく、理解させるのがデザイナー仕事であり、各委員会メンバー仕事です。特に委員会クリエイターを守るために全うしてください。

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