はてなキーワード: 性愛とは
例のジャンプラ漫画で凄い笑ったのだけど、また「腐女子は使うべきでないことが広まってない」とか「アップデートされてない人たち」みたいなクソ鬱陶しい押しつけツイートが出てきてげんなりしている。
前に増田に書いて消した自分の考えを再掲しておくけど、あの人らの絶対に自分が正しいと思い込める姿勢って凄いなって思う。
クィアリーディングとかおためごかしで自分の性搾取を正当化したくない人間なので、これからも腐女子を名乗っていくよ。
自分は腐女子ではないと宣言するならわかるが、腐女子と名乗るなってのは他者の自由の侵害なんだよ。
つうか、攻め受け思考してないなら腐女子じゃないかもしれないが、腐の概念と共に定着していった攻め受けの掛け算表記使いながら非腐女子ってアホらしく見える。
いや、別に自分が名乗りたくないなら名乗る必要はないんだけど、腐女子と名乗らないことを人権意識をアップデートしてるとか思ってる人らが嫌い。
男同士の、友愛と描かれている関係、ライバルとして描かれている関係、仲悪いと描かれている関係、師弟として描かれている関係、などなどをセックスを含めた恋愛関係と見做して楽しんでしまう自分を腐ってると自称してるんだよ。
明らかに異性愛者としての発言をしていたり、ヒロインがいたりするのにそこを無視して上記の関係を娯楽のために性愛に変換して楽しんでいる。
しかも、腐女子に愛されやすい少年漫画は主人公も仲間も少年が多いし、10代のキャラクターを性的消費して娯楽にしてるケースも多い。
そんなの腐ってるだろよ。
誤解されやすいが、商業BL愛好者は腐女子とは違う。単にBL漫画が好きな人ってだけだ。
男女カプにして楽しんでる人は腐ってるって言われないからゲイ差別みたいな論を出してくる人もいるが、圧倒的にヘテロが多い世界で、性的マイノリティーへの差別は依然としてある世界で、キャラを性的マイノリティーにして性的に搾取して楽しんでる悪趣味さは腐ってるくらい自称しないと罪悪感半端ないって話だよ。
あとABだのBAだのABAのリバなどと攻め受けの話題ってほんとライトに言葉にしてしまうけど、要は男性器を肛門に入れるキャラはどっちか、肛門に男性器を入れられるキャラはどっちかというための表記とそれについての会話になるので、二次創作者がセックスさせてようがさせてなかろうが掛け算表記な時点でそこにはエロが含まれてるんだよ。ゲイ向けではなく圧倒的にファンタジーなエロ要素なんだよ。だから腐向けなんだよ。
ブロマンス好きならそれは腐女子じゃないので名乗る必要ないですよってなるから、ブロマンス愛好者が「腐女子じゃなくて関係性を愛しています。腐女子って名乗るのはゲイ差別」とか言い出すと??????ってなる。勝手にこっちの領域に入ってこないで名乗らなきゃいいだけだろと。
それに乗っかって掛け算表記してる人が腐女子って名乗らないでとか言ってると更に????????ってなる。
掛け算ファンタジーでキャラ消費してる自分をよくそんな正当化できるなと。
日本ってこれだけ腐女子が多いのに同性婚運動に積極的に参加する人は少ないし、タイのBLドラマに出てる俳優は同性婚法前にも同性婚支持をちゃんと表明してたりしたけど、日本ではOL俳優もチェリマホ俳優もそのような言及はしない。消費だけし続けてる現状は問題だと思ってる。
だから、腐女子である一人としては腐ってると自称することで搾取・消費してることに自覚的でありつつ、実際のゲイとファンタジーとしてのBLは別物であるという客観性も持ちつつ、搾取・消費してる限りはせめて性的マイノリティーへの支援になる運動を今後も積極的にしていきたいと思ってる。
一級市民扱いされるようになれば「上がり」と思ってる人も、そうでない人もいるわけだ。
前者には他のセクシュアリティなんぞ知ったことかって感じのもいるし
(特に若い世代のゲイは先人の権利闘争とか知らんから運動をバカにしがち)、
何がフェアかは視点によって違うわけだが、割と広く受け入れられている基準は
そのセクシュアリティが不可避に、または高い確率で他者を傷つけたり、
ズーフィリアは、「聖なるズー」みたいな本が受け入れられるようになったことを考えても
「なんでタブー視してるんだっけ?」という問い直しの機運は生まれつつあると思う。
ペドフィリアは、少なくとも現代の西欧社会は、絶対悪ということにした。
どこからがペドフィリアなのかは文化や時代によって伸縮するが、少なくとも
タブーにした年齢以下の子どもの性的自己決定権は合意があっても制限しますよ、
ということになっている。
性病や出産や性的搾取といった重大な帰結につながる余地がある性行為について
まだリスクを適切にとらえたり、嫌なときにノーと言う判断能力・責任能力を
充分に備えていないから、というのが理由だ。おれはこれは適切な線引きだと思う。
セックスを抜きにしても、法律上はどこの国でも未成年は制限行為能力者という
扱いになるからな。
性愛とは別のタブーを乗り越えない限り、線引きの内側に入れられることは
ないだろう。
世間の無理解のせいでひどいめに遭う」という筋に落とし込むために
ペドフィリアを絶対悪にする、というまさかまさかの落としどころを選んだ。
「正しい性」と「間違った性」の線引きを批判してる話のはずなのに、
著者自身も「間違った性」という線引きをそのまま使ってしまったわけで
大失敗というほかない。
歌メインのアニメなのに音楽に力がない。歌は棒立ちで踊れないAI。そこがダメだ。
細かいことを言うと萌え絵アニメ声じゃないところは良い。けれど、熊さん人形とグランドピアノの音楽室みたいな
ジュブナイル背景のまま何十年もたっても前髪が上がらない。まだ上げ初めし前髪の、までたどり着かない。
たまーにいるみつあみセーラー服のおばあさんみたいな気持ち悪さがある。
世界を救ったあと、どこかの並行世界で、やっとショートヘアになって大人になる。
歌えない女の子が大人になる物語なのに歌が上手でなくて性愛が欠落しているので、内容が浅くなってしまっているんだ。
AIなので次世代への命のつながり、はかなさと永遠みたいなものがない。ただ時間が過ぎていくだけ。ちょびっツみたいなロマンチックな愛がない。だからドライな風景が見えてくるかと言えば2次元的なペーパームーンしかそこにはない。
どっかのレズ作家が、外国で起きた未成年者搾取事件を引き合いに出して「真剣交際なら成人するまで待てという話があるが、グルーミングされていたらそんなの関係ねぇ」みたいな話をしててさ
何が正しい性愛なのか俺には分からないけどさ、14歳の子供へ結ばれたいって思うのは、俺は脳がバグってるとは思うわけ。ただそれと同じように、同性の相手に向かって結ばれたいって思うのも脳がバグってると思うわけよ。俺は。俺が個人的に。
でも、それが本当にバグってるかなんて、同じ人間の俺には判断できないわけよ。俺の脳がバグってる可能性があるわけだから。だから何に対して好意を持つかなんて、そのことについては特にジャッジできないと思ってるわけ。なので、そのことについては公におかしいとは言わないし、俺の内心より外へはできる限り持ち出そうとは思わないわけ。
一方で現実的な話として、14歳の相手と子を成すのは無茶だと思うわけ。相手が父親だとしても母親だとしても、精神的にも肉体的にも人を育てることに耐えられると思えない。そこでせめての線引きとして結婚可能な成人としての年齢設定があると思うわけ。せめての線引きとして。それが本当に正しいか、全人類一律に適用できるかは知らないよ。
と言う考えから「真剣交際なら相手が成人するまで待て」というのは、せめての線引きとして許容されるところじゃないのかなぁ、と思うわけよ。そうじゃなければ、それじゃお前の同性愛もまたバグってるのかあるいは真実の愛なのかって話になるのよ。
パートナーとの関係が不当な物かどうかとは、ひとまずは直接関係ないと思うわけ。直接関係あるみたいな話になると、それこそ大量のセクシャルマイノリティが不幸になって終わるだけの未来になりかねんよ。
もっと乱暴なことを言おうとすれば、男女の経済格差(賃金格差)が存在する国で、男女間の正当な恋愛の結果としての結婚は不可能では? 女性は仕方なしに不本意な恋愛と結婚を選んでいるのでは? みたいな論じ方になるじゃん? それでいいならそれでいいけどよ。
都合良く、手前の同性愛は訴える一方で、建前だけでも世界の流儀に従った合法年の差婚にケチ付けてんじゃねぇよ。
ホモはエイズみたいな雑な決めつけをしないのが現代の人間じゃないんですかね。年齢差があるだけで性加害者だみたいな決めつけと何が違うんですかね。
早川書房のkindle1,500点以上半額を受けて、Amazonのリストから俺の興味のあるものをリストアップしたから、みんな見るとよい。
全部購入したいところだけども(全部買っても、たぶん1万円強に収まりそう。お得)、当の俺が何しろ吝嗇なので、気になったものは、まず図書館で検索 → 人気のため多量の順番待ち、もしくはそもそも在架なし、の場合にだけ、購入することにする。
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『息吹』
おそらく、今回の目玉の一つだろう。『あなたの人生の物語(映画題名『メッセージ』)』を書いたテッド・チャンの作品集。
試しに図書館で検索したところ、予約待ちではあるものの待てないほどではない。ということでいきなりだけど購入×。
ちなみに、同氏の『あなたの人生の物語』はボルヘスの幻想小説にロードムービーを掛け合わせたみたいな素敵な雰囲気の作品が多くて良かった。おすすめ。
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『ザリガニの鳴くところ』
今回の目玉その2。図書館検索すると…すごい、100件以上待ち。ということで買います。
ミステリーは普段あんまり読まないんだけど、話題となると触れたくなるのミーハーなんだろうな。
あと装丁が良い。カバーってほんと大事。電子書籍が勢力を拡大する時代でも。
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余談だけど、文庫で最近出た同じ作者の『文字渦』が面白かった。これもボルヘスっぽくて、あとは異様な世界をぎちぎち理屈と設定で詰めていくのが酉島伝法もちょっと入ってるかも。
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同じタイトル、同じ内容で日本発だったら手に取らなかっただろうと思うのは、なんとなくラノベを基本的に卒業したつもりでいるから。
そんな中で、中国のラノベってどんなもんや、って動機で気になったんだと自己分析する。こういうところに自分の変ないびつさを感じる。
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購入×。
ちなみに早川の戦争ものというと、『ブラックホーク・ダウン』の原作を思い出す。上下巻でサイズはあるけど、グズグズの市街戦で疲弊する現地部隊と混乱する司令部、隊員たちが基地で過ごす日常の描写が様々なコントラストを描いていて、それが果てしなく悪化して正義の上っ面さえまともに繕えなくなっていく様子が素晴らしい。激烈に面白いからおすすめ。
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購入◯。ケレン味◯。あと、何気に南方熊楠×SFって目新しい? めちゃ相性良いと思うんだけどな。
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『なめらかな世界と、その敵』『楽園とは探偵の不在なり』『月の光』『地下鉄道』『紙の動物園』『少女庭国』
×。どれも少し予約待ちすれば借りられそう。
気になってた本の半額セールが来る頃には図書館貸し出し予約もピークを過ぎている、ってことなんだな。と変テコなさとりを得る。
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『禅とオートバイ』
購入◯。タイトルで惹かれ、説明書きを読んでも何がなんだかわからないところにさらに惹かれ…。なんとなく予想はしていたが、図書館にも在架なしということで、買うことにした。
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なんだよ、買わねー作品ばっかりじゃねえか、ってなんとなく心苦しくなってきたので、今回セールになっている作品の中で、すで購入して良書だった本のPR。
①『サルたちの狂宴』
twitter → Facebookと後の世の巨大SNS企業を舌先三寸で渡り歩いたウェブデザイナーのドキュメンタリー。当人は技術力や創造性よりも機転とノリで生きてるタイプで、ほんとに虚飾&虚業って感じなんだけど、イヤミじゃなくそれも生きてく上で本質的に重要なスキルだと実感させるところがある。最近ノってる『トリリオンゲーム』にもちょっと近いかも。
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②『オクトローグ』
新刊だからもっとプッシュすればいいのに。酉島伝法のSF作品集。
初期の弐瓶勉漫画みたいな、ダークで無機的な荒廃と有機的などろどろぐちゃぐちゃがミックスされた至高の雰囲気。全編、Steamあたりで即でゲーム作品に展開できそうなくらい個々の完成度が高い。っていうか、このレベルでそれぞれを長編として起こさない酉島伝法には創作におけるコスパって概念がないのか? と思ってしまう。どうかしている(褒めてる)。
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ヴォネガットというとSF作家のイメージが強いと思うが、それ以外の作品にも素晴らしい小説がある。『ジェイルバード』はその一つ。
年齢を重ねることで区別されてくる人間の類型の一つに、他人と感情をむき出しにして触れ合うことができない者がいる。いわゆる「心が冷たい」人。
俺は、文学の使命の一つはこの「心が冷たい人」を救うことだと思ってる。『ジェイルバード』はそういう本。漱石好きな人とか意外とハマると思う。
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閑話休題。
『目を擦る女』
購入◯。最近亡くなった小林泰三の作品集。有名な『玩具修理者』しか読んだことがなかったので。
毒々しくも可憐な笹井一個の表紙が目を引く。装丁ってやっぱり大事だね(そういえば、この方も故人だ…)。
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『死亡通知書 暗黒者』
×。中国ミステリだそうだ。俺の生活圏の問題か、SFと比較するとあまり話題に入ってこなかった印象がある。
『息吹』といい、早川はこういうデザインの装丁好きだね(良いとは思う)。
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『華竜の宮』
×。椎名誠の『水域』といい、小野不由美の某作品のエンディングといい(ネタバレなので名前は伏せます)、文明は水没させてなんぼ、みたいなところが俺の中にある。
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×。あんまり趣味はよくない、と知りつつ、孤絶した文明と足で暮らす人々の特異な体質というテーマが好き。
似たような切り口で面白かったのは、『眠れない一族――食人の痕跡と殺人タンパクの謎』。不眠症、クールー病(ニューギニアのある部族が罹患する風土病)、同族食によって体内に蓄積されるプリオンがテーマの本。
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『透明性』
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ふと思い出したのが、別の作家の『全滅領域』。あまりにダウナーなので続編の『監視機構』で挫折したが、知らない人で『ソラリス』みたいな内省的なSFが好きな人はハマるかも。
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購入◯。そろそろル・グウィンに挑戦してみるか、ということで。
ただ、SFを露悪と飛び道具で評価するところが強くて思想性は最後に1%出てくればいいや、という性格なので、どうかな。合わないかもな。本当に一冊も読んだことがないから見当がつかない。
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×。「そんなに黒くない」「毛がない」…なんのこっちゃ?(amazon説明文ママ)
興味はあるけど挫折する可能性高いよなあ…と思っていたら、見透かしたように「必ず読み通せる科学解説」とまで書かれていて笑ってしまった。
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『100年予測』
×。国際情勢にフォーカスし、トランプ大統領誕生を予言したという本。
『紛争でしたら八田まで』が個人的に来ているのもあって、俺の中でいま地政学が熱い。
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×。
わかるようでよくわかんねー概念を三つ挙げろと言われたら、エントロピー、不確定性原理の次にアルゴリズムを挙げる。ちゃんと理解している人からすれば何を頭の悪いことを…という感じなんだろうけど。ここらでしっかり説明できるようにしておきたい。
ちなみに、よくわからんと言っておきながらアルゴリズム関連で面白かった本に、『マインドハッキング: あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』と『ニュー・ダーク・エイジ』の2冊がある。前者は政治的煽動を目的として展開されたSNS経由のターゲッティングと思想誘導、後者はテクノロジーの発達が不本意に実現してしまった笑えないナンセンスとグロテスクがテーマだった。
…
結局、買わないでも借りればいいか、ってのがかなり多くなっちゃったな。最後に、今回のセール対象ではないけど早川から出ている本で「ちゃんと」買った良書を紹介して茶を濁しておきます。
類まれな想像力と合理性を持つ天才。強欲と自らでさえ使い捨ての駒のように扱うむなしさが同居する矛盾したパーソナリティ。「これをああしたらどうなるか」をプログラミングだけでなく現実世界に反映させてしまったエンジニアにして犯罪者、ポール・コールダー・ル・ルーを追ったノンフィクション。
犯罪ものであると同時に、この世界の構造の一端が見えるような錯覚を抱かせてくれる作品。
…
②『闇の自己啓発』
反出生主義、変態性愛、身体改造、犯罪など、アンダーグラウンドだったりインモラルなテーマについて、決められた課題図書を通じて参加者たちが議論する体裁の本。内容それ自体も面白いけど、紹介されてる本が豊富で、そこから派生して読書体験けっこう広がる。
読んでて、最初は「自意識過剰過ぎてわけわかんなくなっちゃった大学生みたいだなー」ってイライラすることもあったんだけど、段々、各人の痛切なところとか博覧強記ぶりが見えてきて後半は感心しきり。面白い。続編読みたい。
…
以上です。
死んだ魚のような目で一連の流れを追っていたのですが、どうしても納得できない部分があります。
性交の同意年齢の引き上げを検討する議論で出た、「50歳の自分が14歳と恋愛して同意の上で性交して捕まるのはおかしい」発言について、講師に招かれた教授はインタビューでこう言いました。
この発言には実は驚きませんでした。ジェンダー後進国の日本では、こういう意見を持つ方は、刑法学者でも弁護士でもいます。問題は、それが『アンコンシャス バイアス(=無意識の偏見)』に基づくもので、本人たちは悪気も自覚もないということ
性的搾取とかアンコンシャスバイアスとか、どうやって判定するのだろう…
先進諸外国では、社会人と中学生のように、年齢差も力関係の差もあるところに、対等で真摯(しんし)な恋愛が存在しないというのは、とっくの昔から常識。(中学生からすれば)疑似恋愛かそう思わされているだけで、性的搾取だという考え方です
今回の事件へのコメント欄にも、ロリコンだとみなして「気持ちわるい」と暴言を吐く人たちが即座に現れた。もしこういうことがあったなら~って仮定の想像だけでもう、公然と罵倒されてしまう。「歳の差恋愛で逮捕がおかしいというのなら、何がおかしいのか?」って議論にはならずに、ただ、一笑に伏される。
あなたたちが見た恋愛は、ぜんぶがニュースの報道でしょう。 加害・被害の関係だけしか見てないのに、本物の恋愛はどこにも存在しないってどうして言い切れるのだろう。ロリコン性愛へのアンコンシャスバイアスがすでにあるのに、疑似恋愛か本物の恋愛かをどうして決められるの?
本物の恋愛の資格を与えるほど、中学の性教育って特別なものだっただろうか。ついこないだまでホモセクシャルの恋愛は疑似恋愛として扱われてたのに、「常識」がどうして頼りになるだろうか。
非常に興味深い。自分も女学校から共学校に進む過程で強烈な「ノーマル異性愛嫌悪」に傾く体験をしたことがある。一時期は適応障害を起こして不登校になった。
増田の体験を読ませてもらい、自分の体験に照らし合わせて一般化できることが何かあるか考えてみた。
女子校というホモソーシャルのおかげで性別の役割から解放されている状態は楽園のようなものだ。狩るか狩られるか、という恐怖におびえなくても済む。
ところがそうではなかった。当たり前だがたいていのヒトには性機能が備わっていて、性愛感情を持っている。ふとしたはずみで、信頼していた友人に異性愛の感情が備わっていることを知ってしまう。
(増田の場合はリトルマーメイド観劇の思い出がそれに当たるだろう)
自分が勝手に「楽園」だと思い込んでいただけなのだと気づいてしまった…というのは子供にとっては結構なカルチャーショックなわけで。
たまたま昔は女子校で、性的役割のことを意識しないで済む環境にいた。でも今いる場所はやっぱり弱肉強食の世界だし、自分も誰かを狩るかもしれないし、誰かに狩られるかもしれない。
特に理由があるわけではない。気づいたら生理的な嫌悪感があった。高校生になったくらいではなかったかと思う。
敢えて『ノーマルな』と書くのだが、それは現実世界の大半の恋愛関係であったり、二次元ならば主に少女漫画で描かれるような、男性と女性による、世間一般的に常識として扱われるような恋愛。
恋愛作品を謳った時に王道として取り扱われるような、性的関係を孕んだ、恋愛をメインとして描かれる恋愛である。
高校生の私はそのようなノーマルな異性愛が大嫌いで、恋バナや恋愛ドラマ、街中の異性愛を彷彿とさせる化粧品の広告や芸能人の結婚のニュースなど、現実世界にある全てのノーマル異性愛要素を忌避していた。
当時から今までのことを忘れる前に書いておこうと思う。
私は女子校に通う高校生で、いわゆる女の子らしい女の子ではなかった。
化粧品を買うよりは本やマンガを買い友人同士でゲームを持ち寄って遊ぶような生徒だった。
最初はノーマル異性愛を嫌悪するほどではなく、ただ苦手なことは自覚していて、そのような要素を扱った作品を避けて生活し、恋バナにも積極的には参加しなかった。
日常を過ごす中で徐々に自分の中のノーマル異性愛に対する感情が生理的に嫌だ、という方向へ深化しているのはわかっていたが、まだそれは個人の好みの範疇で、地雷に気を付けるように過ごせばいいと考えていた。
それが変わってしまった決定的なきっかけは思い出せないが、強く印象に残っているのは学校行事としてミュージカル「リトルマーメイド」を見に行ったことだ。
『王子様』『お姫様』の典型的なノーマル異性愛物語であるリトルマーメイドは劇場に向かう前から気が重かった。
恋愛を素晴らしいもののように喜ぶアリエルを見ているだけで既に全く共感できず苦痛を感じていたが、決定的に駄目になってしまったのは幕間の休憩時間である。
隣に座っていた友人が、『王子様』のキャストさん、めちゃくちゃエロい、という話を振ってきたのだ。
もうそれを聞いた瞬間にそれまでかろうじて舞台の上にあった恋愛が観客席に侵食し、この目の前の友人の脳の中にも確実にそういう感情があるんだ......というのを認識してしまい、物凄い拒否反応が起こった。
友人とこれ以上会話はできないと思った。
私は黙って目を閉じ、そして幕が上がり、劇が終わるまで、ずっと微動だにせずひたすらに耐えていた。
周りから見れば相当おかしなやつだし寝たフリだとバレバレだったと思うが、そんなことを気にする余裕はなくひたすら推しのことを考えて現実逃避していた。
そして終劇、解散とともにコンビニに駆け込み、抹茶ラテを買って(推しは茶が好きだから)イートインスペースに陣取り、ひたすらに全てを忘れようと努めた。
だが、確実に友人たちと話ができなくなりつつあるのは感じていた。
直接的な恋愛の話は勿論、好きな俳優のタイプは?とかいう女子校定番の話題にも虫唾が走る。
テレビのバラエティも見るのが困難になっていた。どのバラエティでも恋愛関係の話題は死角から刺してくるからである。
とにかく少しでもノーマル異性愛を想起させる話題が出てくると途端に上手く表情を作れなくなり、言葉が出てこなくなる。
苦手な話題くらい誰にもあるんだし少しは話を合わせる努力をしろというのは全くその通りなのだが、もはや当時の私にとってそれは精神的拷問と化していた。
例を挙げてみるが、死体に興奮するんだよね~、どの死体が好き?俺は水死体、などという会話に笑顔で話を合わせられる人はおそらく少数なのではないだろうか。
生理的な拒否反応が咄嗟に起こり、思わず相手の価値観、人間性を疑う人もいると思う。
私は常時それを経験していた。
皆がそのような嗜好を当然のように持ち、話についていけないこちらが異端者扱いされる。
元々話が得意な方ではなかったし、もうここらが限界だと感じた。
突然黙り込んでしまう私に皆が気を遣っているのも申し訳なかった。
恋愛の話苦手なんだよね、と言うのも躊躇われた。
この耐え難い苦痛を真に理解してもらえるとは思えなかったし、仮に理解してもらえたとしても互いに気遣って気まずくなるのは目に見えていた。
おかしいのはこっちで周りに全くもって非はないのだ。
私はその後友達付き合いを一切やめ、高校生活をほぼ1人で過ごすことになる。
自分1人のことだけ考えていればよい環境はまぁまぁ心地よく、そして他クラスだが1人親友と呼べるような友人がいたのに随分助けられた。
その子とはとにかく趣味があったためいつも趣味の話しかしておらず、恋愛がどうとかいう話題は一切出てこなかったのだ。
後述する事に関わってくるのでここで少し性癖の話を挟むのだが、私はノーマル異性愛がめちゃくちゃに嫌いなだけで、それ以外の恋愛コンテンツは大体好きなのだ。
先ほど死体性愛の話をしたが、異性愛と死体性愛なら断然死体性愛の方が共感できる。
死体に興奮する趣味はないが、それに興奮する、ということに嫌悪感はないし、性癖の1つとして理解できる。
「死体性愛が好き」というより、「ノーマル異性愛でないから好き」という感じだ。
とにかくノーマル異性愛でさえなければとりあえず一律100ポイント入る感じだった。
高校時代は自分のセクシャリティに悩み、度々ネットの海を彷徨っていた。
今自分を鑑みるならおそらくフィクトセクシュアルかつアセクシャルが近いのではないかなと思うが、当時はどれを見てもピンときていなかった。
大学に進学した後も異性愛に対する嫌悪は消えることなく、結婚や就職などの将来や大学生活を考えるたびに不安になり、更に元々険悪だった両親の仲が更に悪化し、私自身が父親と衝突してずたぼろになったのも重なり、遂にうつ病になってしまった。
この頃の私はかなり限界で迷走しており、自分を励ますために自分の理想とヘキを全て詰め込んだ架空の女性キャラクターを創作し、その女性の面影を追って生活していた。
その女性と恋愛がしたいとかそういうわけではなくて、ただその女性が毎日見守ってくれて1日の終わりにお疲れさまと言い合えたらそれだけでいいのにな...というようなことをずっと考えていた。
考えすぎて辛くなってきたので実行に移した。
女性の容姿デザインを固め、その道の方に依頼してvroidで3Dモデルを作ってもらった。
そして既存の服データを買い込んで次々に着替えてもらい、外出する時はアプリでそのキャラをAR表示し写真を撮った。
キーボードに対応して稼働するデスクトップマスコットにし、課題でレポートを書くたびに見守ってもらった。
vroid対応のゲームにそのキャラを導入し、身体を借りてプレイした。
恋愛もできず友達付き合いも苦手な自分が将来どうやって生きていけばいいのか不安だったんだと思う。うつ病で趣味も純粋に楽しめなくなり、何を生きがいにして生きていけばいいのかわからなかった。
でもそのキャラモデルと過ごすうちになんだ、これだけで十分満ち足りるじゃないか、と思ったし、私はこういう架空存在との非恋愛関係がずっと欲しかったんだと思った。
同時期に心療内科に通い始めたのもあって心は徐々に落ち着き、趣味も再開できた。
落ち着くにつれてキャラモデルを起動させる回数は減っていったが、今もずっと特別な存在だと感じている。
ノーマル異性愛に対しては未だに全く共感はできないし自分からそのような作品には触れないのだが、嫌悪感は少し緩和されたように思う。
テレビのバラエティで出てくる恋愛談議にふーんと思えるようになったくらいだ。
恋バナも多少聞けるようになった。自分にその矛先が回ってくるとまだ上手く喋れなくなってしまうのだが、他者のそれを聞く分には良い。
高校時代は周りを取り巻く全てのノーマル異性愛に苦しんでいたため随分生きやすくなったなと思う。
今思い返すとそんな状態は明らかに異常なので、学校のカウンセラーなりに早いとこ相談しておくべきだった。
当時はそんな発想すらできなかったのだが。(家庭環境について耐えられずカウンセラーに相談したことはあった。しかし、ノーマル異性愛嫌悪については完全に自分がおかしく悪いと思っていたので誰かに相談するという考えがそもそもなかったのだ)
つらつらと書いてきたが、どうしても疑問なことが1つある。
中2の時に「18歳の私へ」というていでタイムカプセルのような手紙を書いたことがある。
高校卒業のタイミングでその手紙は自宅に届き、懐かしくなりながら封を切ったのだが、書かれていた文面を見て驚愕してしまった。
「彼氏はできましたか?」と書かれていたのである。彼氏!!!!?!?!?
あまりに衝撃だった。自分が書いた文だと思えなかったが筆跡は間違いなく自分だった。
しかもニュアンス的には彼氏はできましたか(笑)、のような感じで、彼氏/彼女ができないと人間として一人前でないとするような、私の一番嫌いな価値観が透けて見えるような文章だった。
本当に自分がこれを書いたのだろうか...?自分がそういうことをしたいのだと心から考えていたのだろうか...?と思い始めると気持ち悪くなってくるので感情は一旦おいて事実のみを考える。
中2ということはノーマル異性愛嫌悪を感じるようになる高校まで大体1年半くらいだ。
1年半で人間の考えはここまで180度逆に変わるんだろうか?
しかも手紙を受け取るまで自分が彼氏がほしいと思っていたことなんて全く忘れていたのである。最初からそんな考えはなかったものだと思っていた。
そして前述した「ノーマル異性愛以外が好き」というマイナス検索のような好み、これらを合わせるとどう考えても中2から高校までの間にノーマル異性愛を嫌いになる何かがあったのでは?と他人事のように考えてしまうのだが、何も思い出せないのである。
気づいたときにはノーマル異性愛に対する多大な苦痛だけがあった。
ネットを見る限り性的指向が変わることは往々にしてあるようなのだが、正直指向が何の理由もなくこれほど変動し実生活に支障をきたすというのは堪ったものではない。
原因があるなら特定したいし、今大好きなものもある日突然見るだけで苦痛を感じるようになったらどうしようと思ってしまう。
心療内科の先生に打ち明けた方がいいんだろうか...と思うものの(先生には家庭環境でうつになったとしか言っていない)、打ち明けるということは迷走時代の寄行も告白しなければいけないということなのでできれば避けたい。
ここまで読んだ方でもし心当たりある方がいれば教えて欲しい。
異常ドルオタ文化にどっぷりの皆さんからするとド新規の戯言でしょうけど既婚アイドル毛嫌いするオタク何???怖くない???他人をなんだと思ってんの????
自担は独身なので別に自担が結婚で叩かれてキレてるとかではなく、純粋にこの手のオタクが怖い。常々思ってたけどやばい。
嵐のニノが結婚したとき「タイミングが悪い」「匂わせ女と結婚した」とかって激烈に叩かれて、しかも今も執念深く叩き続けてるアンチが結構いる。口汚いし執念深いし超怖い。果ては本人だけでなく結婚容認派のオタクまで叩いてるし。
私がジャニオタ歴浅いからかさっぱり共感できなくて、何考えてんのか知りたくてその手の人らのツイート漁ってみたけど、アイドルに対して理想が高すぎるのと自己欺瞞がすごいのがなんかもう超怖い。
アイドルの仕事は夢を売ること、みたいなのはわかる。人柄含めてエンターテイメントとして提供する仕事だから外聞悪いことしたら評判は落ちる。それはそう。
じゃあ結婚で壊れる夢って何?不倫でも略奪でもない普通の交際と結婚だよ?
結局その夢って疑似恋愛じゃん。別に「誰のものでもない擬似恋愛させてくれる顔のいい男」が自分の中でアイドルの理想なの自体は別にいいけど、それをアイドルという他人に押し付けんなよ。てめえら勝手にキレ倒してるけど別にアイドル本人と「これがアイドルの理想系です」ってコンセンサスでも取ったんか?違うだろ?最初からお前が思い込んでただけだろ。
あと擬似恋愛目当てでアイドル追っかけてるくせに必死に「嫉妬で叩いてるんじゃない」って言い繕うのもどうかと思う。嫉妬なら嫉妬と言ったほうがまだ好感持てるわ。
相手の女が匂わせてたから何?自分が付き合えない赤の他人の男が自己顕示欲強い女と付き合っててだから何??
結局自分のものじゃないのが突きつけられて悔しいだけじゃん。だから何度も言うけどそれ世間様では嫉妬って言うんだよ。
タイミング??そもそも他人が結婚して失望する方が異常じゃない?
そこを誤魔化して夢が!アイドルの理想が!って正義ヅラしてんの怖すぎ。
自担が結婚しようが風俗行こうが好きにしろと思ってる(顔さえ見れればなんでもいい)から、結婚してこんな悪し様にオタクどもに言われたらキレてアンチのアンチ化しそう。正直言ってニノのオタクがどんどん先鋭化したオンリーになってく気持ちの方がまだわかる。
自分の注いだ金が女に行くのが耐えられないとかファンサされても女の顔がよぎるとかうるせーうるせーとっとと降りろ。
性愛恋愛以外の愛はこの世に存在しないのかお前らの中で。やばすぎ。
自担が結婚する前にこのテのオタク全員滅んでますように〜〜〜!!!!!頼む!!!!
追記:チラ裏気分の書き込みだったので思いのほか伸びてて結構驚いてる。コメントにもあったけど、自担に何かあった時に同じように叩くオタクにはならないように気をつけようと思う。