2021-06-07

anond:20210606233325

非常に興味深い。自分女学校から学校に進む過程で強烈な「ノーマル異性愛嫌悪」に傾く体験したことがある。一時期は適応障害を起こして不登校になった。

増田体験を読ませてもらい、自分体験に照らし合わせて一般化できることが何かあるか考えてみた。

 

女子校というホモソーシャルのおかげで性別役割から解放されている状態楽園のようなものだ。狩るか狩られるか、という恐怖におびえなくても済む。

女子校同級生の友人たちも同じ楽園の住人だと信頼していた。

ところがそうではなかった。当たり前だがたいていのヒトには性機能が備わっていて、性愛感情を持っている。ふとしたはずみで、信頼していた友人に異性愛感情が備わっていることを知ってしまう。

増田場合リトルマーメイド観劇の思い出がそれに当たるだろう)

 

自分勝手に「楽園」だと思い込んでいただけなのだと気づいてしまった…というのは子供にとっては結構カルチャーショックなわけで。

たまたま昔は女子校で、性的役割のことを意識しないで済む環境にいた。でも今いる場所はやっぱり弱肉強食世界だし、自分も誰かを狩るかもしれないし、誰かに狩られるかもしれない。

自分含め万人に性機能が備わっているという事実を受け入れるのにかなり苦労した記憶があるよ。

その後いろいろあって異性と結婚したはしたけど、ホモサピエンスの男女性愛に対する苦手意識は今でも少しだけある。

記事への反応 -
  • ノーマルな異性愛が本当に嫌いだった。 特に理由があるわけではない。気づいたら生理的な嫌悪感があった。高校生になったくらいではなかったかと思う。 敢えて『ノーマルな』と書く...

    • 非常に興味深い。自分も女学校から共学校に進む過程で強烈な「ノーマル異性愛嫌悪」に傾く体験をしたことがある。一時期は適応障害を起こして不登校になった。 増田の体験を読ませ...

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