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2023-10-05

二度名前を消されかけた馬鹿な私の話

これは仕事で疲れ切っていた若くて馬鹿な私が、云年越しの真実に打ちのめされる話かもしれない。

どこか嘘かもしれないし全部本当かもしれない。ただただやりきれない気持ちだけで書く。

この日記を一行でまとめると下記の通りだ。

業務時間外に書いた云十万字の小説権利が、一切自身になかったことを知った話、である

* * *

学校卒業後に就職したのは小さなさな編集プロダクションだった。執筆編集者がやるタイプ編プロだった。

ニッチな界隈の本を細々と出していた会社で、今はもう存在しない。

好みの分野を扱うことが多かったので仕事自体は楽しく、担当していた界隈がにわかに盛り上がったときは激務に次ぐ激務だったがかなりのやりがいを感じていた。

編集者のいいところは、自分の関わった商品本屋という身近な場所に陳列されて、しかも奥付に自分名前が載ることだと思う。

「私はこれを作ったんだ」という実感は激務を忘れさせるほどの麻薬だった。

会社はいろんなタイプオタクがいて、コミケサークル参加するような同人作家も在籍していた。

スタッフ創作であることは仕事に生かされ、それが会社の強みにもなっていた。

私もそんな創作者のひとりだった。小学生のころから二次創作小説を書いていたような、生粋創作する側のオタクだ。もちろんコミケサークル参加したことがある。会社でも小説を書くことは隠していなかった。

前述したとおりいろんなオタクが集まっているのはこの会社の強みであり、取引から面白がられていたので、何かとそれは話題にあがった。「あなたは何のオタクなの?」という感じの雑談から、私が小説を書くオタクであることは取引先にも知られていた。

ある日、上司に呼ばれて席まで行くと、「小説を書いてみないか」と言われた。

とある人の半生が面白いので、脚色を加えて小説にする企画があるのだが、書き手ライター)が見つからない。

そういえば御社小説を書く人がいたよね? ――と、取引からお声がかかったらしい。

素人の思い出話を物語として成立させるには、筆力のほかに構成力も必要になってくる。

小説が書けて、編集者視点も持っている人にお願いしたい、というのが私が選ばれた大まかな理由だ。

人生何が起きるかわかんねぇな」と思いつつ、正直先方の正気を疑ったが、特に断る理由もないので「自分でよければ」と答えた。

そして、企画が動き出した。

当時私は中堅の社員で、後輩の教育も任されており、わりと大きな継続企画も抱えていたので、まあそこそこ忙しかった。

そこそこ忙しくはあったが、後輩に任せられることは任せ、溜まりに溜まっていた有休を無理くり使い、執筆作業に当てた。

徹夜もよくしたし、午前中にネカフェ執筆して午後から出社、終電後まで働くみたいなことも多かった。

執筆はすべて業務時間外にしていた。これは単に会社にいると仕事が降って来るので落ち着いて書けないし、原稿料をもらうからには切り分けねばと思ったからだ。

会社を空けることが多くなり、雑用確認作業が頼みにくいと上司からはよく嫌味を言われた。

通常の仕事に加え、睡眠時間を削りながらの執筆、「自分で書くのだから」と資料作成・装画周りにも関わり、とんでもなく忙しくはあったがやりがいも楽しさも感じていた。

初稿が上がり、大勢の人の目が入り、製作も大詰めというときだった。

上司が、軽い調子でこう言ったのだ。「著名は原案者だけにするかも」と。

反射で「私の名前が載らないってことですか?」と尋ねると、「そういう案も出ている」と言われた。

忙しくて頭の回っていなかった私は、ただただ「そんな話が出ているのか」とショックで、会話はそれで終わりになったと記憶している。

デスクに座ったまま、ぽろっと言われたくらいのノリだったように思う)

その日の夜になってようやくだった、「いや、私の名前が載らないのはおかしくないか?」と怒りが湧いてきたのは。

前述したとおりこの本は、とある人物の半生を脚色して小説化するというものだ。

当然、この「脚色」は私の創作である些細な話題を膨らませてドラマチックにしたり、つなぎになるエピソード創作して物語を盛り上げた。

たとえば登場人物の紹介をするのに、設定にある特徴から勝手エピソードを作ったりした。

こうした追加エピソードについては、原案からも「まるで本人を知っているかのような描写で驚いた」とお褒めの言葉をいただいている。設定から妄想を広げるのは二次創作同人屋の得意分野だ。

そう、この小説は相当私の「創作」が含まれているのだ。それなのに何故、ゴーストライターにされてしまうのか。

怒りのまま、とはいえギリギリビジネス文章に落とし込んだ形で、私は上司出版社担当者にメールを書いた。

個人アドレスから送ってやろうかと思ったがそれはやめた。不審メールとしてはじかれたら元も子もないかである

要は「私の名を出さないのなら、創作部分をすべてカットする」という内容だ。原案者が著者なら創作部分は生まれなかったはずだから、という理論だ。

私のガチギレぶりにめんどくささを感じたのだろう。私のペンネーム原案者と併記されることになった。

ガチギレメールについて上司から小言をくらったが知ったことではない。私のやることなすこと気に食わない上司文句などすでに聞き飽きていた。

今思えば原案/著で記載されるべきだったのだろうが、この後の出来事を考えるとこの時からすでに事は動いていたのかもしれない。

その後無事本は出版されたが、ろくな広報はされなかった。

発売後、今度は社長に呼び出された。社長と総務の前へ、何事だろうと寝不足の頭で棒立ちになっていた。

印税についての話である

個人出版社契約でなく、会社出版社契約を結び、入金された印税の中から褒賞として私に支払う形にする、という通達だった。

当時二十代半ばの私は、この言葉意味をよく理解しないまま、印税がもらえるならいいかと了承してしまった。

ここがすべての間違いであったのだが、そんなことは当時の私が知る由もない。

その後、若い私にとってはそこそこの額の執筆料をもらったが、当然のことながら重版などかからなかった。

なんやかんやあってその数年後、いろいろ限界を感じた私は逃げるように辞職した。このままでは飼い殺される、という危機感が一番強かった。

同じ家に暮らす家族から最近顔を見ていないけど元気?」とメールが来るような日々だったのだ。

それなりに「できる社員」として取引先にも認められていたので、おかげで再就職比較スムーズに進んだ。

* * *

それから結構時間が過ぎたころ、なんと前述の本のメディアミックスが決まった。

私がそれを知ったのはネットニュースでだった。

起き抜けのTwitterTL巡回中、見覚えのあるタイトルが目に入って一気に目が覚めた。それは結構な規模のメディアミックスで、有名な人も参加するプロジェクトだった。

何事かと思って公式サイトに飛んで、さらに驚いた。

スタッフクレジットの「原作」欄には、原案者の名前しか書かれていなかったのだ。

とはいえ、今も同人活動をしている身としてはあまり名が売れてほしくない思いもあり(商業活動をしているわけでもない)、それについてはそこまで怒りも湧かなかった。

何よりかにより私が衝撃を受けたのは、原作欄に掲載された書影から私の名が消されていたことだった。

ぱっと見た瞬間、変だと思った。画像の一部に雑な加工の跡があったからだ。何故加工されているのか、よく見たら名前が消えている。そういう順番での認識だった。

なんだかんだ長く出版界隈に居座っているので、画像加工については見慣れている。本職デザイナーの手にかかれば、あたかも初めから存在していなかったような「画」を作れることも嫌というほど知っていた。

その書影の加工は、どこから見ても素人仕事で、スタンプツール連打したんだろうなって感じのものだった。私でももっとましに作れる。

加工者が誰であれ、私の名は意図的にその画像から消されたという事実に変わりはなかった。

少し前に好奇心から知財の本を読んでいた私の頭には、人格権翻訳権、氏名表示権などなどいろいろな言葉が浮かんでいた。名を消されたことに関する影響も危惧していた。

それと同時に、ずぅっと謎だったけれど、見ないふりをしていた疑問も浮かんでいた。

私の印税ってどうなっているんだろう。

前述したとおりこの本はほとんど広告が行われていなかったため、重版など夢のまた夢だと思っていた。だから、それまで考えないようにしていた。

メディアミックスされるとなると話は別だ。

この時私は打算的にものを考えていて、名前を消した理由を尋ねるところから入り、この本に関する私の権利について確認を取ろうと思っていた。

正しくない書影掲載したという非が向こうにはあるので、多少強気でかかって話を引き出せると思ったのだ。

微々たる額でも印税がもらえたら御の字だなと考えていたのだ。なんたって印税契約をしていた会社はすでに倒産していた。

小狡い私はこの問い合わせを、出版社ライツ部に送った。

担当部署に直で聞くのが手っ取り早いが、権利に関する問題であるし、内々で片付けられても困る。よそを巻き込んで大事にしてやろうと思ったのだ。

結果、私は惨敗することになる。

なんと、当時の担当者がライツ部に異動になっていたのだ。こんな偶然があるのだろうか。

午前の早い時間に送ったメールは、午後には返事が来ていた。

お久しぶりです!」の文字にくらくらした。

この本が出たのはもうずいぶん昔の出来事で、だから、当時を知る人がもう社内におらず、だから、私と連絡が取れず、だから書影から名を消していたのだろうと、そう思っていた。

問い合わせのメールには、連絡が取れないか名前を消したのだろうか、だとしてもこんな雑な方法で消すのはどうなのか。何故名前を消したのか理由を知りたい。権利にかかわる問題はらんでいる恐れがあるためライツ部に連絡をした。製作時も記名に関してひと悶着あったというのに残念だ。そんなようなことを書いた。

当時を知る人がいない前提の文面だ。

だというのにどうだ。その担当者は私が転職したあとも仕事のやり取りがあり、だから、私の連絡先は知っていた。なんなら携帯番号も知っている。

連絡しようと思えばいつでもできたはずだった。

返信には、非常に軽い調子でこう書かれていた。

「先方に間違った画像を送ってしまった(入稿のものだったのかも?)。今正しいものを送ったので即時修正されるはずだ。今後の重版に関しても名前が消されていることはないので安心してほしい」

あのずさんな加工画像を、製作過程画像だと言い切った。

製作に関わっていた私が、そんな画像存在しないことくらい知っているだろうに、そう、本当に軽い調子で書いていた。

誤魔化すつもりなのだ公式サイトに私の名を記載しないが故、書影との差異を出さないように雑に消したのだろう。バレないとでも思っていたのだろう。これだけ対応が早いということは、この人が本件に関する責任者なのだろう。

まり、あの時私の名を本から消そうとしていた担当者が、私の名を表紙から消したのだ。

大事にしたかったのにならなかった。この時点でもう打つ手はないなと感じつつ、「当時を知る人がいるとは心強い!」とよいしょしながら、本書の権利について尋ねた。

念のため最初からメール署名から電話番号を消していた。電話では余計なことを口走ってしま可能性があるし、丸めまれる恐れがあるからだ。諸々のことを文章として残しておきたかったのもある。

この時点ですでに、職務著作という言葉が頭をよぎっていた。簡単に言うと、業務制作した著作物の著作権は会社帰属するというものだ。

わざわざ業務時間外に小説を書いていたが、契約会社に委ねてしまった時点で私は著作権を放棄したことになっているのだろうなとほぼ確信していた。

とはいえ契約である会社はすでに倒産しているわけだし、そこはどうなっているのだろう。この際だからという気持ちでいろいろ疑問をぶつけてみた。

会社在籍中は印税の一部は会社から支払われることになっていると聞いたが、という話も伝えていた。

(誤魔化そうとしているのは明白だったので、雑な加工については「画像の送付間違い」ということで流した。一応修正前の魚拓は保存している)

結果、分かったことは以下のとおり。

著作権は原案者のみが所持、会社とは業務委託の契約しか結んでいない。

印税契約は元社長が持っている別会社が引き継いでいる。

はあ、つまりだ。

職務著作どころでなく、はじめっから私の権利は知らんところで放棄されていたのである

ずいぶん話が戻るが原案/著表記にしなかったのは、こうすると私が著作者として確立してしまうからだったのでは?みたいな気持ちもある。

こんなめんどくさい人間を絡めるといろいろやりにくいと思われたのだろう。事実暴れてしまった前例もある。

そしてこの本がいくら売れようと、印税が入るのは案件ノータッチの元社長の懐だ。

結局、知識のある人間が得をするのだ。悪いのは無知な私だ。目の前の仕事で目を回していて、いったん持ち帰るということができなかった、仕事に疲れ切っていた若くて馬鹿な私なのだ

いろいろ教えてくれたことに感謝はしつつ、とはいえ雑に私の名を消した恨みは募っていたので、最後っ屁のつもりでやり取りの最後はこう締めた。

本来書影に書かれている名が意図的に消されていると、『この消された人物は何者なのか』と無為な詮索にさらされる危険性がある。それが一番の懸念だった。もう二度とこのようなことが起こらないよう留意してほしい」

シンプル名前が消された怒りもあるが、この危惧もあった。メディアミックスに際して名を消された著者。もし、私がこのペンネーム商業活動をしていたとしたらどう思われるだろうか。

消されるだけのことをしでかしたのではないかと思われる危険性は高い。これは信用問題になってくる。

それに、今のネットの「面白そうなおもちゃ」に対する残虐性は認識しているつもりだ。自分が掘り出した“真実”を喧伝し、当事者炎上させる。何かあったら嫌だ、と身構えるのは致し方ないと思われたい。

とはいえ、これを読んでいるような人なら理解してくれるだろうが、出版社のこの手の人間には理解されないだろう。

それでも、もう二度とこんな雑に人の存在を消さないでほしい、という訴えは届いてほしかった。

* * *

若人よ、契約書を作れ。契約書を読め。

この件に関して、私は別に詐欺にあったわけでも、法を犯されたわけでもない。ただただ無知で、己の権利に鈍感だっただけだ。

手痛い授業料だと思っている。このエントリーは半ば逆恨みだし、書いてすっきりして忘れたかったのかもしれない。炎上させたいわけではない。

自分無知で痛い目にあった私ができるのは、二度と同じ過ちを犯さぬよう、そして後進たちが同じ轍を踏まぬよう努めることだけだ。

提案は一度持ち帰って調べろ、即決するな。とくに寝不足とき危険だ。

教訓として、とりあえずこの一連についてはいたるところで語っていきたい。

なんせ、私と出版社は(ついでに元社長も)、なんの契約も交わしていないのだから

ほんの少しだけよかった話をする。なんと印税をもらえたのだ。

印税契約譲渡した元社長の現会社から連絡があり、お小遣い程度の収入を得た。夢にまで見た不労所得である

連絡をくれたのが元総務の人だったので(元の会社上層部がそのまま現会社に移っていた)少し話をしたのだが、出版社担当者の話題は一切出てこなかった。私とその人がやり取りしたことは知らないようだった。出版社から入金があったので粛々と対応した、という感じだった。

献本は送られてこなかったので自分で買った。初版と第二版の年月日を見比べると渇いた笑いが漏れた。ずいぶん長い時間がかかったものだ。

メディアミックスについてはとくに興味も湧かず、とはいえ周囲から話題を聞くこともないので、爆死も盛況もしていないのだろう。

もう一回ぐらい重版からいかな、と思っているが難しそうだ。

ぶっちゃけジャニーズの性加害自体はどうでもいいんだよ

どうでもいいと言ったら語弊があるけど、それはあくま当事者会社問題であって、両者が話し合ってどうにかするしかない

ジャニオタでもなんでもない外野興味本位で首突っ込んでワチャワチャするような話題じゃない

そもそも創業者やその一族企業内で権力持ってオイタするのなんて別に珍しくもねんだわ

「じゃあ今の今までそれをマスコミ揃って放置してきたのどうして?」ってここの構造の方が特異かつ奇妙なんだから

統一教会の例に倣えば、関係各社どの程度関わりがあって実際どのくらい配慮してたのか、個別ちゃんと明らかにすべきだろう

それができないならもうあの政治家連中笑えねえぞ

当事者自分自身経験に対する怒りを込めて語っている時に「言ってることはわかるけど、言い方がなぁ(笑)」みたいな「トーンポリシング」は本当にクソだと思うんだけど、無関係第三者勝手に怒って騒いでるのを窘めたら「トーンポリシング」ってのは違和感ある。

anond:20231004234217

死に方に正解はない。ボケ環境にとても左右されるがいずれ進行したのなら増田がいない田舎じわじわ進み、目の離した隙に大事故が起こるようなことだってあり得た。長生きしたからいいという訳でもないし、当事者からすれば子に迷惑をかけた期間が半年で済んだというのはかなり幸せな話だよ。そこから何十年も認知症を患った親を介護して心身共に疲弊する人はいくらでもいる。増田幸せ者だし増田の親も良い終わり方を迎えたように思える。

腐女子ジャニオタ懺悔

20年前にジャニ同人やってた元腐女子ジャニオタとしては心の痛い日々でございます

当時からジャニーによる性被害の話は噂されてたけど、今よりも報道規制が強くて売れ売れジャニタレの恋愛報道御法度だったので恋愛報道に慣れていない者にとっては女性恋愛されるくらいならジャニーさんに可愛がってもらった方が安心する~的な意思は当時のジャニ腐女子では多かったと思う。そういう本もあったし身内でもその思考は強かった。

(これは腐女子独自思考純粋ファンやってた人は違うと思うけど)

ただやっぱそれは妄想の上であり二次創作の上だからこそ興奮するものであってリアル被害に直面するとそんなこと言ってられないしそういう妄想をしていた過去申し訳なさ過ぎて泡吹いて倒れそうになる。大変申し訳ない。

まあかれこれ20年前なんで時効ですね。

J禁ってまだ通じるんかな?

ジャニオタも腐女子男性性的消費しているのだから男性の性被害への批判やや同棲愛への賛同は誰よりも強くするべきだと思う。なんちゃって理解当事者感情を煽るものは無い。

ジャーナリズムごっこ

ジャニーズ事務所会見の件があまり示唆的な要素たっぷりなのでメモ

ジャーナリストごっこhttps://anond.hatelabo.jp/20231003040510

の続き。

当事者主催記者会見真相究明の正念であるというステレオタイプはなかなか強固なようだ。攻める敏腕記者。はぐらかす当事者。「ではこの件をどう説明するんですか!?」「うぐっそっそれは…」そんなことにはならない。

人民法廷が望みなら国籍を替えた方がいい。

仮にかれらの疑問なりご意見を全て東山なり井ノ原にぶつけ、一切制限なしに吊るし上げたらどうなるか?格好の「禊」を提供するだけになる。三日三晩死ぬ気で踊ってドガチャガにできるんならやるだろう。そういうことのプロなんだから

報道側にも勘違いしてその気になっている者があるから笑える。いや笑えない。

そして驚くべきことに、会見をアレンジする側すらもがそんなノリであったのだ。「NG記者だってさ。カメラに抜かれてバレるとこまで含め「相棒」かなんかのワンシーンみたい。もしかしてわざとやってる?いくらなんでも拙劣すぎだろう。

記者会見とはそもそも何か。言ってしまえば「握り」の産物である当事者能動的にダメージコントロールができる。報道側は記事が作りやすい。一般視聴者としては事態の経過について綜合的に「ここまではこう」という大枠の認識を確定していける。

会見設定した側のルールになんか縛られたくない!というなら縛られなければいい。記者会見の場にはハトくらいしか来ず、虎狼のごとき記者たちは自由取材攻勢をかけまくる、で結構ではないか。なぜそうしない?めんどくさいから。

ジャニーズ事務所の始末、被害者ケアスキームには目鼻がつきだしたようだ。

しか現存幹部らがジャニー喜多川犯罪の「共犯」であったとされるのと同じくらいに「共犯」であったはずのマスコミの罪は全く手付かずのままである。「記者会見のやりかたがずるい」とか、そんなどうでもいいことに目眩まされてるんじゃないよ。バカなのか本当に。「バッカモーンそいつらがルパンだ」だよ。

東京新聞の「反省文」には笑った。「ごめんちゃい、でも記憶にないんです」だってよ。ごめんちゃいで終わりなわけないだろう。

空前の性犯罪いかにして隠蔽されてきたか、専門チーム組んで年単位調査報道やれよ。ド素人ミーハーおばさん以下の人しかいない組織なのか?まともな調査報道などできない【新聞社コスプレ】なのかよ?

異常な犯罪可能にした異常な土壌は、言わずと知れたマスコミ利権構造である

新聞は儲からない商売だが、TV局は電波利権を独占して、いまだ巨利を生む商売である。そして本邦では新聞社とTV局が一体である

ジャニー喜多川はTVに食い込んだ。それでも喜多川の持つ直接的な「権力」の範囲限定的ものである。彼の天才限定的権力レバレッジをかけて「権威」に高めた点にある。歴史男山根なんかも同じだな。当人は何にもないただの爺なのに。

権威とは強制力の及ばない人間をも平伏させる力だ。その源泉は「隣の人も平伏してるから、とりあえず、なんとなく」である。そういう自縄自縛の魔術あるいは詐術なのだ

要するに。既得権の上にあぐらをかい業界中の人たちにとって、波風立てることは「少し不快」だったに過ぎない。不正に口を噤む不快よりも、少しばかり。

事態がめくれたのが「外圧」のおかげだったことは、とてもわかりやすい。つまり全く別の系に存する権威欧米の人たちに白い目で見られちゃうよ)からの一刺しだったからだ。内側からは破れないが、外からならあっさり破れる風船だった。

ジャニーズ問題の糾明とは【利権の上にあぐらをかいた】【調査報道能力がないマスコミ】を根底からぶっくらかえすということだ。やれんのか?もちろんやらないしやれないだろう。一問一答がどうだとか、記者記者を注意するなんてありえないとか、バカみたいな些末な問題」の糾弾を目くらましにして「隠蔽」は続くだろう。

ここで「大マスコミはもうダメだ、インディペンデントな真のジャーナリストよ立てよ」という声が上がるかというと上がらない。その希望上杉隆がきっちり潰してくれたから。

さて、話はこれで終わらない。ジャニーが使いこなしたレバレッジとは何か。それは大衆感情スクラムである。いまジャニーズ事務所に向いている、それ。

望月もいるアークタイムズ編集長いわく、「記者会見アンフェアルール押し付けジャニーズ事務所の体質が、ジャニー喜多川の性加害継続可能にした」「事務所側の押し付けルールを喜んでおしいただく他社マスコミも一味同心であると。

まりジャニーズが設定した会見にうかうかと乗っかっておいて現場で同業を押しのけて騒ぐことが唯一無辜立場になれる裏技なわけだな。

違うだろ。正義を行う気があるなら、おのれらに刃を向けろよ。

井ノ原らによる己への扱いの悪さは、かれらが喜多川犯罪を看過してきたことを連想させるという、ボヤキのような主張。

ここだ。連想連想なんだよ。連想ゲームで何かを発見した気になるな。ジャーナリストがそれをやっちゃおしまいなんだがそればかりやってるな。

大衆感情スクラム」の接着材もこの【連想発見勘違いである陰謀論者たちを固く結びつけるものもそれだ。

故・安倍元首相のひそかな趣味が「ドーベルマンブリーディング」であったという事実を知って、ある種の人々は「なぁーるほどね」というだろう。何がわかったというのか。ちなみにウソである

比喩がムリな人というのがいる。「地殻マントル、核の構造は卵の殻と白身と黄身のようになっているよ」「だが、卵は楕円形だ(ドヤァ」「そもそも地球は卵とは全く大きさが違う(ニヤリッ」みたいな会話?はネット上では日常茶飯である。というかどうせそうなるから対人でたとえ話はしない。抽象思考ができるかできないかラインというのがあるのだ。

連想させるからなんなんだよ!それで何かわかったつもりになるなよ!」というのが通じない相手には通じない。それは仕方ない。問題は本邦のジャーナリズムが「その程度」であることだ。

誰をいくらぶっ叩いてもこの問題解決しない。我々は正しく絶望しなければならない。



■論旨に組み込めず追記

井ノ原グルーミング上手を受け継いでいる」といったゴミみたいな主張が目に入るとまことに心冷えるものがある。

どう言ったって擁護や相対化としか受け取らないもんな。

「悪を叩く側の邪悪さ」ってそれこそアニメ漫画でも使い古されたモチーフなのに全く克服されることはない。

id:opnihc 独りよがりな持論を延々と展開するあたりが望月某の模写がうまいと思う。うまくごっこ遊びできてる。

連想ゲームで何か言ったつもりになる」の早速の実演。

どう独りよがり≒間違ってるのか論証してみ。

鼻くそつけて逃げるしか能がないのか?

id:www6 ブクマ30程度でウケた!バズった!と思って続編書くぐらいに承認欲求に飢えすぎだろ

うけたから?ぞくへん?書きたかたから書いたんだよ。

こういう思考回路が自分とは完全に別次元の人って、会ってみたらどんな感じなんだろうといつも思う。

(で、かくも意味を結ばずただ下劣なだけの罵声に喜んで星つける、どっかで見たメンツね)

■何十かに一つは虚を衝かれるようなブコメあるもんだけどこの件に関してはほんと誰の発言を見ても特に新たに学ぶものはない。そもそも俺もわかりきったようなことしか言ってないが。

おかげで普段はさすがに無視するレベルのハナクソピンポンダッシュerの類ばかりが目にうるさい。

id:white_rose 冷笑してれば自分安全と思ってそう

「こいつは〇〇と思ってそうだ」などというのは内心ひそかに思えばいいことであり、公然発言する際に採るべき話法ではない。

言うまでもなく根拠を示さず一方的に誰にでもどんな濡れ衣でも着せられる万能論法からだ。

そうと気付けないまでに常識のタガが緩んでしまっている。

冷笑してれば自分安全と思ってる」のは他でもない、反論されにくいはてブの仕組みに過剰適応した自分自身だろう

大分と《恨みを買った》ようで、「増田記事を書く行為」そのもの非難するという奇妙な泣き言のようなコメントが未練がましく付き続けているが、少しやり取りしてみて一つ気づきがあった。

ヤフコメとかYoutubeコメ欄で、本人なりの正義感でよくわからないことを書いている、なかなか意思疎通は望めないであろう右や左の素朴な人士が居る。

一方ではてな界隈なぞに詰めているクソリプマンは、嫌がらせ熟達したすれっからしのネットトロールで、目を合わせるのは身のためでないし恥ずかしいことだという思い込みがあった。ミニミニ暇空みたいなものかと。

いやどうも全く同じ人種だね。気持ちが先走るばかりでまるで弁の立たない、良くも悪くも単純素朴な人たち。

2023-10-04

性加害を見て見ぬふりも幇助

当事者の会にも見て見ぬふりしてたヤツいんじゃね?

歴史哲学講義」読みました。

(以下早口)200年も前の古文書で内容も「中国古代で止まってる!インド中世で止まってる!ペルシアちょっとすき。現代まで進歩を続けたのはヨーロッパだけ!そしてヨーロッパは今や歴史進化終点にきた!われらこそ人類の完成体!人類結論ナリ!」とかい微妙おかしいアレなのでちょっと割り引くところはありますが(こういう思想自体は、当時の若いヨーロッパ雰囲気の中では「異常」ではなかった事は言い添えておきます)、わりと面白かったです。個人的には中国を語ってるセクションが大体3ページに一回は草生えました。

古代中国皇帝一人だけ主体を持ってて他はそういうの持ってない、主人と奴隷関係であるっていう分析の仕方が、まるっきり大昔のSFにあるAIがいなきゃ明日着る服も決められない市民だらけのディストピアそのまんまっていう無情な指摘になってるあたりも実に味わい深くございます。つまり古代中国アルファコンプレックスだったのです。そして皇帝要求される資質も「国中から上がってくるあらゆる事案に自分センスだけでソッコーで解決策見っけて、数十の媒介者を通じてその解決策を当事者に届けろ。下の連中には一人も反逆者とかいないのが前提だぞ。出すなよ反逆者!」という内容です。無理やろ超人じゃないんだから。と、事ほど斯様にこの構造古代中国なら皇帝超人になってあらゆる問題に一人で即時的確な対応を見せないと何も機能しなくなるものなわけですが、今ならむしろ世界中ネットで繋がってるから蕎麦屋の出前より素早く対応できるしAIも育ってるし、古代に戻れるんじゃないすかねコレ。と思いました。総体としてはガチ面白かったです。まる。あ、この内容全部信じちゃだめですよ。ノリで連想した事をメモってるだけなんで。信じる前に原典当たってくださいね

当事者そっちのけの場外乱闘で都合のいい前提を捏造して我田引水するネットユーザーイデオロギー闘争に今度はリュウジさんが巻き込まれたのか。

リュウジさんのこと実はあんま好きじゃない(嫌いと言う程でも無い)けど可哀想やな。

anond:20231004130858

他の見方、考え方をしてみる思考実験とでも言いましょうか、他の人の意見をきいたり調べたり別人になりきって視野とか思考を変えることで対処してますね。

言及のあった性的マイノリティであることをセールスポイントにして人前に立っている人でいえば、同じ性的マイノリティ当事者の中には勇気づけられている人がいるかもしれない。性的マイノリティカミングアウトされたマジョリティ側の親御さんの中には、テレビで見る性的マイノリティコメンテーターを見て、理解入り口に立つこともあるかもしれない。薄っぺらいと思う自分はそのままに、もしかたらこういう有用性があるかもと考えたりしますね。

また、セールスポイントに好き好んでしてるかは当事者でないとわからないものです。LGBTQを啓蒙するために尊厳に関わる大切な指向志向を曝け出し、身を削る思いで、まだ見ぬ仲間のためにカメラの前に立っているかもしれない、とか自分でしたら考えます

自分意見感性に合わないもの差別だと自覚しながら距離をとるというのは、もちろんそうした方がいい手合いは多いですが、一方で柔軟性を失わせて視野を狭くしますので、なるべく他の視点立場見方をして、迎合はせずとも切り捨てはせず、受け流したいものだと日々過ごしています

anond:20231004004902

敵に向かって暴れるのは好きにしたらいいけど

せめて毎度のように当事者ともめるのだけは勘弁してほしい

2023-10-03

球技センスものを言うのか?運動音痴は治らないのか?

いきなり自慢みたいな入りだが、俺は小中学校の成績は5段階評価でほぼすべて5だった。主要5教科は当然ながら、美術音楽も5だ。

だが、運動音痴だった俺は、体育だけはどんなに頑張っても4、時々3、一度だけ2だったことがあった。


小中高と、俺は体育教師に嫌われがちだった。2をつけられたときに何故だと抗議しにいったのだが、真面目に取り組んでいないだろうというようなことを言われた。確かに俺はスポーツを猿の遊びだと心底バカにしていたが、授業は真面目に受けていたつもりだったのでショックだった。


さすがに2はまずいと、次の学期はさらに熱を入れて取り組んだ。30過ぎたいまでも覚えている。その時のカリキュラムバスケットボールだった。実技テストとして「レイアップシュート」をやらされた。だいたい一ヶ月くらいの間に一度は成功させるのがノルマだった。

まず初日、当然のように俺は失敗した。そもそもドリブルしながら走ることができず手足がぐちゃぐちゃになった。アメトーク運動手芸人のアレだ(当事者からするとアレは笑えないし変な汗が出る)。


だがその時の俺は一味違った。体育教師に頼み込み、昼休み部活前などのスキマ時間練習を見てもらうことになった。

まずはドリブル練習だ。ゴール下まで辿り着けない大問題があるので、スタート地点からゴールまでの歩数を数え、1・2、1・2、左・右、左・右……みたいな感じでゆっくり近づいていく練習をした。そもそも立ち止まっていてもダムダムしているうちにつま先に当たってどこかへ転がって行ってしまうので大変難航した(体育教師は頭を抱えていた)が、少しずつ歩けるようにはなってきた。

放課後ブックオフスラムダンクを読んで備えた。庶民シュートは「置いてくる」。俺は完璧理解したと思った。


特別訓練を始めて二週間が過ぎ、ようやく俺は「歩いて」ゴール下まで辿り着けるようになった。走るのはまだ無理だった。ゆっくり歩いてゴール下に近づき、びょんと跳び上がって手を伸ばし、ボールを放す。見当はずれの場所へ飛んで行くボール。慌てて追いかける俺はシューズの紐を踏んづけて転び鼻血を出した。体育教師は無言で氷嚢を持ってきてくれた。


そして迎えたカリキュラム最終日。俺はここまで一度も成功していない。残っているのは俺だけだ。テストパスした他のクラスメイトはほぼ自由時間で、テストに使っていないゴールの下でミニゲームみたいなことをしていた。

それを横目に、俺は体育教師視線を向けた。小さな頷きを確認して、俺は徒歩ドリブルを始める。一歩、二歩、やがてゴールの斜め下までやってきた俺は、意を決して助走をつけ跳び上がって手を伸ばす。毎日寝る前にイメトレした。ボールを置いてくる。力まず自然に行えば必ず入ると体育教師も言っていた。

果たしてボールはすっぽ抜け、あらぬ方向へと飛んで行った。虚しく弾む音はミニゲームの歓声に掻き消された。


結局、最終日の授業時間を目一杯使っても俺はレイアップシュート成功させることができなかった。自主練をした挙句これだ。俺は酷い自己嫌悪に苛まれた。授業後、体育教師の言った言葉が忘れられない。

「まあ……バスケができなくても死にはしねぇから……」

体育は3だった。俺の自尊心は死んだ。


多少の脚色こそあれど、不本意ながらこれはまったくの実話だ。運動音痴はやる気を出して自主練をしてもこれだという悲しいエピソードだ。

かたや、なんの苦もなくできるように見えるクラスメイトがいる。これは幼少期からの蓄積ゆえなのか? それだけだろうか。やはりセンスものを言うように思えてならない。

願わくば俺の息子が、俺よりも球技センスがいくぶんかマシであることを祈ってサッカーボールを買いに行く。

anond:20231003003329

終わったことにしたいのかなと思った。自分たち当事者ではないというポーズを示したいのかなと

人権問題に対して当然実施すべきことの観点で実際に求められていることは、被害者救済と再発防止策の策定実施のための前提として全容解明も必要だと思うんだけど、「じゃあどうすんだよ、今いる人の中で加害・加担してた人や、今もしてる人を探し出せって言うのかよ」って開き直ってるように見える

そんで、終わったことにしたいのは、TV局や広告代理店報道各社も同じだろうから、全力で乗っかってこようとするとこが少なくないんじゃないか

anond:20231003135533

何か社会的問題が起きると当事者じゃなくて何故かパヨクを殴りだすのがネトウヨという生き物だから仕方ない

統一教会の時でさえネトウヨパヨクを叩いてたし一貫してマジキチ

戸籍変更の手術要件云々

なんかGID戸籍変更に際して手術要件撤廃されるされないという話が浮上しているようで、

手術しようかなぁと思い始めたところなので渡りに舟という気分になっている。

どのみち手術を受けるとしても、金銭海外渡航ハードルがすぐにはクリアできないか可能なら先に変更だけしたいってケースもある。私みたいに。

案の定「男の体のまま『戸籍は女だ』と女湯に入ろうとする輩」を心配する声が多々上がっているが、

正直、「職場その他では男として認識され生活していてプライベート女装している」ような人であれば、いきなり申し立てをして変更許可が出る可能性はほぼゼロである

(もちろん女→男でも同じ)

性同一性障害診断書を、簡単な問診で即日出してくれるクリニックもある、と診断そのもの不審を抱く人もいるが、

仮にその診断書を携えて行ったところでそれだけではまぁまず無理だろう。

よっぽど「理解のある」裁判官に当たればどうか知らないけど、裁判官医者よりは不親切で差別主義者です。

運転免許証の住所を引っ越しで書き換えてもらうぐらいの気軽さで変えれると思って反対してるんじゃねーかなという人結構いるのよね。

今のところ生殖器の手術が必須だけど、手術したら絶対100%認められるという保証はないんですよ、実は。

実質ほぼ100%ではあるけど、「手術したので変更してください」って届けを出せば受理されるみたいなもんではなくて、

家庭裁判所裁判官との面談があって、裁判官OKを出して初めて変更できる。

戸籍身体と異なるジェンダー生活するにはまず名前結構ハードルなんですよ。

元々中性的名前の人はいいけど。

会社に勤めたり保険証を使う場面があるかぎり、戸籍からは逃れられない。

ので、会社理解を得て通称名を使ったりして、「通称名使用実績」を数年単位で積み上げて、「その名前認知され生活していること、改名しても社会的に混乱を引き起こさないこと」を

家庭裁判所裁判官が認めてくれないと戸籍改名はできない(かなり裁判官個人的価値観先入観が介入する)

何ならGID理由にした場合、「君は男/女に見えないかダメ」とかまぁまぁヤベェことを言うクソ裁判官もいる。出生時に親が女児太郎と名付けるのは法的には問題ないのにね!

改名ですらそこそこハードルなので、例えば「田中大輔」みたいに日本文化がわかれば100人100人が男だと思う戸籍名で、

「男として認識されるのがつらい、私は女だ」と主張しながら女性名生活している実態確認できない人は、

悪用しようとしている場合はもちろん、心底本当に悩んでいたとしても、

手術無しの診断書1枚で性別変更を認められる可能性は、今の日本ではまぁほぼないでしょう。

仮に認められたとして、「女装して女湯入って騒がれたけど警察沙汰回避できたので会社にはバレてない」みたいにはいかないんすよ、戸籍は。

戸籍って普段全然意識させられないくせに背後で地味に効いてるんで、会社員なら健康診断受けるときかにまず会社にバレます

なぜなら保険証には性別欄があるから

会社や健保に連絡しなければ保険証は変更前の性別のまま知られずに済むだろうけど、女性スペースに入る「印籠」として変更しようと思う人の場合、じゃあ何のために変更したんだって話なので。

まさか戸籍謄本を常に持ち歩くわけないでしょうからね。

てわけで手術要件撤廃されたからといって悪用のために未手術で戸籍変更しようとしても、現実的には大分無理です、日本では。

でも非当事者

戸籍なんて日常では意識しないんだから変えなくても良くない?」

と言うのは結構ムカつく。

戸籍情報がどういうところで見られて使われてるか意識しなくて済んでるから言えるんだそれは。

めちゃくちゃ金持ちで高級レストランしか行かない人に、「サイゼリヤあるからいいじゃん」って言われるみたいな。違うか。サイゼはおいしいけど。

戸籍名・戸籍性別就職転職ときには確実に会社に知られるし、

部屋借りたり住宅ローン組むときも実は性別情報って見られてるんですよ。

それでいちいち「アッ…」って反応されるの、大分しんどい

せっかく普通に男だと思われてたのに、急に「元女」情報相手インストールされるの本当にだるい

ちなみに「身体的」な性別は変わらないのに書類上の性別を変えたら医療現場迷惑するみたいな話は、

医療従事者でない人が怒ることじゃないので黙っててください。

そこは医師守秘義務を信じて当事者が打ち明けるべきだし、

患者故意の虚偽の申告によって過誤が起こっても医師は免責されるみたいな念書はあってもいいと思いますが。

トランスに限らずそういうのはあるでしょ。

とはいえちょっと不思議なのが、性別変更に際して前科特に性犯罪)を問う項目あるっけ?ってとこで。

改名場合、あったはずなんですよ、執行猶予中だと無理とか。

手術要件とは別で、そこは検討した方がいいんじゃないのと思う。

そもそも戸籍制度をぶっ壊せばこんなめんどいこと考えなくてよくなるんですけどね、夫婦別姓とかも。

やっぱジャニタレ叩きは旗色が悪いわ

ジャニタレも性加害者がやってた会社なの知ってて黙ってうまい汁吸ってた(Wミーニング)んだから同罪だろ!

お前らも被害拡大に一役買ってた加害者の一人なんだよ!

 

って主張することもできるんだけど、じゃあ今回補償を求めてる自称被害者の皆さんは

被害拡大に一役買ってた加害者じゃないのん

お前らもうまい汁吸える(Wミーニング)間は吸ってたんじゃないのん

俺の周囲にすら「俺元ジャニーズなんだよね」ってナンパしてる男いたし

ってことになっちゃうので、ジャニタレ加害者って論調は正直旗色が悪いので

当事者の会の皆さんもタレントは悪くないって論調に終始してるだろうに、

外野ジャニタレ叩きしてるの正直辟易としてるだろうな

お前らウクライナ兵を殺してる側だろ

戦争を支持するってのは、その戦争死ぬ人や大怪我を負うことも支持するってことだから

しかも、第三者立場からそれを支持してるんだから極悪

戦争を支持するならそこに正義があると思うなら、第三者立場ではなく当事者として戦争に参加してこいよ

それをしないなら、お前らは加害者側の人間から

勘違いするな

何で、そんな勘違いが出来るのか本当謎

反省したら2度と人殺しに加担するなよ

2023-10-02

最後まで「加害者家族」とか寝ぼけた事言ってたジュリー手紙

加害者企業の元社長で今も100%株主の1番の当事者なのに他人事として言ってて訳が分からなかった。

最初から大企業経営者なんて務まる人物じゃなかったんだろうし、どっちみちこんなのに人がついていかいから潰れてただろうなぁ。

anond:20231002125617

当事者やその身内じゃない限り差別に反対してはいけないみたいなルールなくない?

勝手ルール作るとか戸籍変更してないと女性スペース笑使えないとかほざくターフちゃんみたい

anond:20231002121336

その親が子ども性的虐待加えるのを黙って認めてた、

あまつさえその「虐待を加える装置としての会社」に自分で入って美味い汁吸いまくってたんだから

 

大人としていかなる意味でもアウトでしょ…

間接的だけど積極的加害者の一人だよ

 

しか社長という立場にありながら責任を取るでもなく、「知りませんでした」で逃げ切りを図ろうとする卑怯さ、無責任さ、軽率さ、常識のなさ、

問題が長引くとなんかすごいこと言ってなかったか

これは圧力じゃありませんが、いつまでもそういう態度だとこっちにも考えがあります?????

みたいなの

 

これで本人に問題がないっていうのはちょっと通用せんと思うわ

がっつり当事者の一人だわ

anond:20231001090529

痴漢冤罪は残念ながらなくならないでしょう…

だってジャニーズ事務所に対して「証拠根拠もなく、在籍確認すら拒否する」人たちが当事者でございって顔してお金たかりにきてるのに、それを鵜吞みにして娯楽とばかりにジャニ所をたたいて留飲下げてる人がこんなに多いんだもん…

2023-10-01

anond:20231001233814

うそう。

実際になんもない田舎に住んでる授乳世代なんてほんとに少数だからそもそも当事者がいるのかどうなのかというとこまである

で、授乳室なんてないのが前提だったら、最初から車の後部座席とかでケープかけて授乳すると思うんだよね。わざわざダンボール授乳室使わないんじゃない?

道の駅生活拠点になるような田舎では、たいてい1人1台の車があり、それが動く個室として機能するわけだし。

経費とかほぼ使うこともない職務の、まあまあ大きい会社サラリーマンなんだが

インボイスとかちゃんと知っといた方がいいの?

当事者の人でさえ間違った情報で語っていることが多いようで、なんとも面倒くさそう。

anond:20231001131302

都会のママにも関係ないんだよなぁ

もしかして当事者なんてどこにもいないのかも

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