はてなキーワード: 大学図書館とは
正式に出揃った後ははてな大学図書館界隈(kitone氏、ivory_rene氏〔氏の2015年版 http://yuik.hatenablog.com/entry/2015/04/04/131820〕ら)や「地方公務員・国立大学法人の図書館司書になる!」(http://bookserial.seesaa.net/)などを参照のこと。
実は今日の時点で北海道地区のみ未発表だったので、正式な記事化は断念しこちらに置いておくこととした。
北海道地区もおそらく例年通り北海道大学が採用予定を出し、試験自体は実施されるだろうと思われる。
旧帝大等の総合大学は少ないながらもほぼ全ての大学が各地区で採用予定を出した一方で、それ以外の機関の採用は例年以上に少なく、特に高専と研究所の採用予定は現時点でゼロのようだ。
繰り返すがこれは速報値であり、今後夏までに随時採用予定が増える可能性は高い。
とは言っても2015年度の採用数が30人以上となったことと比較すると、前年東大がまさかの8人採用だったことはともかくとして、次年度からの第3期中期計画の見通しが厳しいのもあってか、それなりに人数が絞られた感はぬぐえない。
ともかく採用を目指す人はまずは第一次試験を突破すること。つまり教養試験で最低でも40問中25・26問以上を確実に正解すること。当面はそれに尽きる。
大学に籍を置く者として「大学での学びは社会に出てから役に立たねーよなー!」という論調には納得できるような理由をもって反論したい。
G型L型という話は心底見当違いだと思うが,教育を疎かにするとゆくゆくは国が衰退しますぞー!という反論では耳を傾けて貰えない。
直感的には何を学んだかではなく,学び方を学ぶことが重要なんだろうと漠然と考えていたが,最近の経験から具体的な話を思いついた。
大学での学びにおいて,卒業研究は重要な役割を果たしていると思うが,その中でも先行研究の調査法を学ぶことに着目したい。
研究とは新たな何かを発見することであるのなら,どこまでが既にあるのか,すなわち先行研究を調べることは絶対に必要な技能だ。
社会に出てから真に新しいことをするということは実はかなりのレアケースで,世界規模のマクロな視点で見ると既に似たようなことが行われているということがほとんどだ。
すなわち,それらを探し出し,理解する技術を身に着けることができれば,仕事の効率も非常によくなる。
例を挙げると,「○○のようなシステムを作りたいんです!」という相談を受けることが最近多い。詳細は伏せる。
しかし,「○○のようなシステム」は実は既に存在するということが多く,さらに言えばその分野を専攻する学生であれば1年次にでも教わるようなもの,ということすらある。
おそらく,何も調べてないか,調べ方が変なのだろうと推測している。もう少し踏み込んで言うと,社会に出てから調べ方を学ぶことは難しいのだろう。
しかし,卒業研究に本気で取り組んでいれば,この程度の調査能力は身に付けられると確信している。
車輪の再発明をしないためにも,卒業研究を通じて先行研究の調査法を学ぶことは非常に重要なのだろう。
まあ,学内発表を見ていても新規性・有効性を十分に満たしていると言える卒業研究は少数派に属するというのが現状なのだが。
出来る人は出来るし出来ない人は出来ない論だと話が進まないので,
制度化して,最低限名目上は大学であればどこでも取り組むという提案。
例えば,
を行うといいんじゃないかと思った。後者については大学版学習指導要領的なイメージ。
教員側でトップダウンに通達されて,教員会議でたまーに認識の確認を行うくらいが限界かな。
どうせFDなんか出席率悪いし。
問題視しているのはそもそも真面目に指導されたいと思っていない学生,
しようと思っていない教員が多いのではないかということ。
大学の役割として重要なんですというロジックを組み立てて,さらに制度化した上で
やらない人が出た場合,その人に関してはもう諦めるしかないと思っている。
制度に改善の余地は常に存在するだろうけれど,道端に撒かれた種は芽吹かない。
教員以外からのアプローチであれば,例えば大学図書館における利用者教育,
特にオリエンテーションは有効だと思うのだけれど,学部1年のときは舞い上がっている人が多かったり,
だが新刊書籍はまず買わない。
人文科学系のマニアックな専門書も、初版が4桁に届かないような本も所蔵されているので困らない。
人気図書(東野圭吾、宮部みゆき、村上春樹、三浦しをん等)は長いこと予約待ちを強いられるが、借りられないわけではない。
図書館にない本、時々手にとって参照するような本はAmazonのマーケットプレイスで中古を買う。
新品、Kindle版より安い。
状態も良く、帯まで付いていることが珍しくない。"新品"だった不良在庫を買い叩いたものだろう。
読み終わってBOOKOFFへ売る時も、綺麗だから悪くない値段(100~200円)で買い取ってもらえる。10~20円で召し上げられることは少ない。
ただ、雑誌のような「広く浅い情報」を扱う媒体は存在意義そのものが危うい。
インターネット普及期、真っ先に廃刊したのはコンピューター関連の雑誌であった。ITリテラシーの高い者がまず最初に雑誌を買わなくなった。
もうこうなると新刊書籍はダイエット本と宗教の本しか売れないのではないか。
それと、いち早く話題にキャッチアップしたい人が買うような本(足の早いタレント本とか)
あるいは荒俣宏先生のようなビブリオマニア、美装本や書棚に並ぶ背表紙を見て満足するような御仁なら"新品"にこだわるかも分からない。でもそんな人ほとんどいないよね。
しかしどういうわけかAmazonにも書店にも新刊書籍はある。いったい誰が買うのだろうか。
「1200円損したわ!」ってブチ切れる心配がないから、冒険できるのね。
YES!
ピース又吉「呼んだ? ちげぇ、読んだ?」
あと、図書館で本読むのは無理。
暇なオッサンとホームレスの溜まり場になってる。今頃だと夏休み中のガキがうるさい。
・図書館を占拠するホームレスにブチ切れている話 http://anond.hatelabo.jp/20150727174606
立花隆や宮崎哲弥みたいに、何件もマンション買って書庫代わりにすると便利(無理)
新刊買い逃がすと、古本屋やマケプレで高騰した既刊買うハメになるんだよな。
海外の出版社から取り寄せたり、大学図書館で大量の論文コピーしたり。
イノベーター(横文字)
ネズミの国のおかげで、浦安市立図書館は蔵書が充実しているらしい。
大学図書館は最強だよな。
賢明。
それな。
「この本ダメだな……」と思ったら、すぐ読むのをやめる。
分かる。
BOOKOFFはせどらーにかっさらわれていて、品揃えがショボイ。
もっぱら売りに行く場所だね、あそこは。
ダウト。
日本の図書館 蔵書数ランキング TOP100(2012年) http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-231.html
※訂正とお詫び
図書『館』密度のことか。すまん。
分かる。
でも税金納めてるし、カネがない人はある程度文化的献金を免除されても良いと思うんだ。ほら、貧困層に無料でオペラ開放してたのと同じだよ。
ネットで10、20冊予約してカウンターでまとめて借りる。書店で買うより楽だし速い。
……え? そんな人いるの?
待っている間に他の本読んだり、別のタスクをこなせば良いかと。
どうしても早く読みたいなら買えば良いと思う。
完全に盲点だったわ。
Kindle PaperwhiteのUXには絶望した。
・絶望した! Kindle Paperwhiteの出来の悪さに絶望した! http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140722235006
他方、液晶タイプ(FireとiOS,Android,Windows,MacのKindleアプリ)は目が疲れる。
品揃え圧倒的だし、本の評判チェックできるし、検索かければ一発で本見つかるし、まとめて借りられる(買える)し。
所有欲理解できない。
本そのものはただの紙とインクの染みじゃないか。
潰れた本屋の在庫、書店から返本された在庫の一部はいきなり"中古本"になりますね……
2週間で読めないの?
期限決まってるとノルマ課せられたような気分になって、否が応でも読まない?
禿同。
本屋一軒に対して1冊ない計算になる。ネット経由の販売加味するとさらに減る。
しかも1万部のうち大半は図書館に納品されてるから、本屋の取り扱いはもっと少ない。
ちなみに文芸誌の主な読者層は『小説家になりたいなぁと思っている専業主婦』
文芸誌以外の書籍? 想像するだに恐ろしいわ。数万部でも『よく売れた』とか言われる業界だからな……
私も一部の本は読み返す。
でもせいぜい三ヶ月、半年程度のスパンで読むだけだから、その都度借りれば良い。
週一とかで読むの? 暇なの?
一度読めば内容理解できるでしょ……
それともスルメ本のこと言ってるの?
純文学って言ってもいろいろあって、ここでは娯楽性がほとんどない、主題を訴えることが主眼にある小説を指す。
んで、そういうやつは作者の訴えたい主題をつかみ取るのがそれを読む意味だと思うんですけど、
主題をつかみ取れない難解な小説あるじゃないですか。まぁ直接問題にしたいのは三島由紀夫の『金閣寺』なんですけど。
これ俺最近2回読んだんですけど、何言いたいのか全然分からない。南泉斬猫って何すか、みたいな。
しかも長い。一読するのに1週間かかる。
そうなると、2週間かけて得たもの何もなしってことになって、徒労感がすごい。
『金閣寺』について論じた論文読めよってことになるかもしれんのだが、そうなると『金閣寺』って論文とセットではじめて読む意味が生まれるんすか?って疑問が生じる。てか大学図書館行くのだりぃし。文学部出身じゃないから用語も多分分からない。
そう考えてくると、『山月記』とか『羅生門』とかの、短くて主題が(一面的にでも)つかみやすい小説を多く読んだほうがよくないすか?って思うのです。
(これつきつめると主題のはっきりした映画観た方がよくね?とも思うのです。)
これもまぁ極端な立場かと思うので、この辺はてなの諸賢はどう考えておられるのか。
それを聞きたくこんなエントリを書いた次第。
今は一次資料よりも二次資料(二次創作物)の先行研究を資料として挙げてるのが多いですね。
例えば、ある先行研究があってそれに対してある学者が甲であると主張するのに対して他の学者は乙であるという主張がなされている、
昔と違って大学図書館などで比較的入手しやすい二次資料(学会誌や機関誌に掲載される論文など)の方が、研究論文を執筆する上で楽だからというのがあります。
重要なのは、「一次資料を照らし合わせ、その資料の正しさも検討し、それぞれの議論を検討した上で、妥当な結論を下す」といった作業だ。
概ねそうなのだけれど、問題は「結果があって過程を導き出すのが文系」という事に尽きると思います。
要するに、どうしてこの結果になったのかを調べるというスタンスなんで、一概に「議論を検討してから妥当な結論を下す」が文系の作業とは言えません。
結果そうなってしまった、あるいはそうに違いないという推定がなされるので妥当かどうかというよりもまず結論を下す事に重きがあるように感じます。
理系はむしろこういった曖昧さを捨てるので、さも確りと結論を下すように思いがちですが、その反面完璧な結果を求めすぎるためにその過程を疎かにする事があります。
その例が小保方晴子です。
文系は逆に過程が完璧であり過ぎるために結果が曖昧になりがちなのです。
それは過程である一次資料や二次資料が曖昧であるため、起こってしまうのです。
そのため文系だから理系だからというのを突き詰めて考えるのはナンセンスです。
さて、自称文系についてなのですが、彼らは厳密には文系に属さないと考えます。
彼らはどちらかといえば根性論や精神論を全面に出していく体育会系のタイプであります。
こうすれば結果が良くなる、但し検証はしていない。だが大丈夫だ、俺が言うんだから間違いないといった、
彼らの経験則が土台にあるからで、文系や理系が取り柄とする結果や過程の完璧さを考慮しない所に体育会系の愚かさがあります。
自称文系というのはあくまで理系文系という二体系の中で妥当と思われる所に宛がわれたに過ぎません。
体育会系は結果や過程など気にしない生き物なので、文系のように過程に重きを為す学問には当てはまりません。
そのため馬鹿、もとい自称文系にはもっと適した体系に置くべきでしょう。
http://anond.hatelabo.jp/20140912200957の返信
増田の優しさに感激。既出ネタにもいろいろレスしてくれてありがとう。以下ムラのある返信。
masudamasurao
はてなにもそれなりにいるのでは、あとは大学とかでやってる文化系の講演会とかは?まあリアルでは散在してて群れてなさそう 2014/09/12Add Star
明大のリバティセンターでやってた○○学フォーラム行ったが、ネタがネタだけに若い人皆無だった。
ただ内容は非常に楽しめたというか糧になった。
散在してるのはほんとそう。団体様のほうが見つけるの楽だけどもう相手いる/群れてない人の方が好きだけど探すの難しいというジレンマ。
pachikorz
大学研究室のテクニシャンとかパートタイマー研究員(ポスドクとは違う)とか大学附属の研究施設の事務員とかで、比較的年齢が若い人なんかをあたってみるといいのではないか
whkr
司書なんかは高学歴ワープアの典型だから図書館巡りなんてどうだろう。聴講生になって大学図書館にも足を伸ばそう。 2014/09/13Add Star
研究助手とか司書とかいいよね。あとスクールカウンセラーなんかも。
出会い方とすると、やっぱ図書館とか大学か。理想的なんだけどなあ。
kds1256
文系のが付き合ってそうなイメージだけどDTには分からんとです。
Outfielder
地方から都会に出てきて独り暮らしで周囲に相談する相手が少なくて、行動力あるが貧乏でいろいろ考え込むような高学歴独身ワープア女性なんか新興宗教とかマルチとかからすれば特A級のターゲットだから気をつけろよ 2014/09/13Add Starcider_kondowhkr
ほんとこれ。失礼な言い方だが地雷も多そうなんだよな。
相手からすると自分も地雷である可能性は高いんだから、お互いさまと言ってしまえばそれまでだけど。
gimonfu_usr lusts がまぐち
( いやいや。君の周辺におるのとちがうか。http://toyokeizai.net/articles/-/11273 こういうのは、データ上だけの話かな。)
確かにいるんですが、高学歴ワープア(別に東大卒とかではなくて、なんというか『ある体系の話が好きな人』)と出会うのはどうかなと。
そういう話をちらっとしても???なことが何回かあったり、そもそも、日常会話でそういう話できないから分からんのですけどね。
民間に比べてどうかはわかりませんが、官製ワープアは確かにひどいです。正規採用の××を引き合いに出すと吐きます。
tatage21
何で高学歴でなきゃいかんのだろ?
大学は卒業しててほしいですが(あの自由な時間の経験を共有したい。高卒は頭の良し悪しではなくあの感覚が共有できない。)
別に大学名とかじゃないです。上で書いたようになんというか『ある体系の話が好きな人』、この言い方は好きではないですけど、簡単に言えばオタクですかね。
何で高学歴とつけたかといえば、そういう話が好きな割合が比較的大きい気がしたからです。
だよなあと思いましたけどその線以外でお願いします。付き合いないんです。
他学部の学部卒や高校の友達とは今でも付き合いあるんですが全員女っ気ないです。
death6coin
お前が探し方を書くんじゃないのかよ! 2014/09/13Add
書けるんだったらそもそも書かんわ!
poipoichang poipoichang
女医さんや薬剤師さんと結婚したいと思ってた時期が私にも3日くらいありました。
tomakomai01951
正しい増田の使い方。自分のスペック(容姿、学歴、性格、趣味)、相手への要望(高学歴ワーキングプアなら誰でもいいのか?)も書いた方が相手見つかりやすいんじゃないか? 増田本人はオレへのスター忘れんなよww
うーん、容姿とか性格とか趣味は案外難しいな。客観的なことなら179cm72㎏、田舎国立理系卒とか書けるけどな。
要望はタバコと大酒やらなければ。「高学歴」の理由は上記。付け加えるならNHKの教養番組を一緒に見て感動したり話したりできるとかかなあ。
ことあるごとに増田において語られるフェミニズムだが、それがひどく浅薄に感ずる。
私は仕事の関係上どうしてもフェミニズムについて知っておかなければならず、
岩波の「日本のフェミニズム」シリーズは全部読んだし、最近は岩波新書の『女のからだ』を読んでいる。
勿論、専門家から見ればこれじゃあ不足なんだろうが、まぁ一般に仕事をするのであれば、この程度で言葉遣いや概念の運用に問題はない。
でだ。増田のフェミニズム議論(や、それに付随する伝統的に語られる「非モテ」論)は、何か特定の、特定のホットエントリから生まれる、何というか、条件反射的な、即物的なものに過ぎないように感ずるのだ。
一体、増田において、フェミニズム議論が、具体的な論者を提示し、さらに具体的な論点を提示したうえで議論が進行したことが今まであっただろうか。
なんとなーくな「知っている」レベルの概念で、なんとなーく、言いたいことを語っているにすぎないのではないだろうか?
こんなもんは、増田が普段唾棄しているワイドショーのレベルと同じなのだ。
フェミニズムを歴史的変遷を感ぜられずに恣に運用している。要は適当なのだ。
フェミニズムについて発言している者は、なにか専論を少しでも読んだことあるのだろうか?
大学生が、ちょっと背伸びして大学図書館の社会学の棚でフェミニズムの本を手に取るような、そんな大学生的児戯が増田において横行している。
これでいいのか?え?増田よ。しっかりと学問的にわきまえた者が発現したものの俗っぽい揶揄によってそのまま流れて行くことがあるぞ。何度も。
それでいいのか?増田よ。
まぁ、増田がその程度ならそれでいいんだがな。
散々語られている議題だと思うがあえて書いてみる。
大学図書館など、学校系の図書館は必要だろう。一般書籍から専門書籍まで揃っているし、外国語の書籍や論文も見ることができる。入る時に身分証明が必要なので身元の怪しい人は入ることが出来ず、怪しい連中に読書や学習を阻害されるリスクは低い。
一方、一般図書館はどうだろう。一般書籍が申し訳程度にあるくらい。専門書籍は無いに等しい。なんで存在しているのか分からない。
NHKの「NEWSWEB」で以前古市がぼやいていたように、今の図書館は本が売れない元凶の1つとなっている。また、利便性を上げるためにインターネットで使える検索システムを提供したらLibrahack騒動が起きた。これはベンダーもバカであるが。他にも色々批判は多い。民間委託してみただけで大騒動だ。
そこまであちこちから批判されまくっているのに、一般図書館を運営していく価値はどこにあるのだろうか。今や司書や天下りの雇用確保ツール、かつ身元不明者の雨宿り建物でしか無くなっているのではないだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20130309133408
そろそろ桜の季節。春から大学に入る単位を落としやすい新入生にいくつかアドバイスを送る。
そろそろ桜の季節。春から大学に入る新入生にいくつかアドバイスを送る。
そりゃそうよ。地方の大学生だって3年次までにはバイトで就活資金貯めて、卒業に必要な単位もほとんど取り終えてる
私は単位は取っていたのに愚かにも大学図書館にこもって本読み漁っててバイトしてなかったから、内定貰った後は最後までもっといい会社探す資金が尽きかけていて粘れなかったもの。金の無い人から弾かれるのが就職(転職)活動。交通費、履歴書と写真代、スーツとブラウスとパンプス、クリーニング代、ファンデーション、アイライナー、口紅、チーク、化粧下地 美容院代 まずは見た目の清潔感が無いと駄目。化粧品などはほぼ就活向きのに買いなおしたし、スーツは安物でないそこそこ良いブランドの物を買った。100円ショップのファンデーションを使って節約しようとしたらすぐ化粧が落ちるので結局有名化粧品メーカーのに戻した。金と資格か人脈と積極性がいる。
少し大きな企業の説明会や面接に行こうとしたら、福岡まで特急日帰りで1回につき往復5000円+食事代かかるしね。
企業は基本地元の親元から通う女性しか取りたがらないから、就活のために福岡に通っていたのは時間と金の無駄遣いだった。
「女の子は親元で暮らした方が幸せになれる」ってそういうことなのかと実感した。親元いたって田舎な地元に大卒の女が正社員で
雇ってもらえる職場なんて実務経験2年以上でないとなくて、後はコンビニかスーパー、ファーストフード、介護、工場などの
派遣かパートかアルバイトしかないもの。新卒で内定取れなかったら非正規コースまっしぐらで結婚できなければ、人生の経済的に
悲惨な末路は見えてるし。成績証明書とかほぼAばかり取っていたけど苦手で落とした2個の単位についてだけしか尋ねられなかったもの。企業の面接は減点方式だから。リスクがある人から弾かれるようになっていて金の無い人は真っ先に弾かれる。身だしなみや清潔感、ナチュラルメイクは金が無くては演出できないものだから。だから授業に出るよりもバイトのシフトを優先する人が多いのさ。
自分らで思ってるわりには有力でも有名でもないことで有名な私立大学の文系学部に入った春、僕は貧乏人たちと出会った。
奨学金の存在自体は知っていた。優秀な学生や困窮の極みにある優秀な学生が実質無料で高等教育が受けられるなんて、日本はなんて良い国なんだろうと思っていた。さすがは先進国だ。福祉が違う。おかげでどこかの学生みたいにバイトなんかしなくてもいいし、一心に勉学に打ち込める。うち程度の大学にはあまり縁のない話だが(まあしかしその程度でも援助に値する将来性のある人材はいるものだ)ともかくもすばらしい。大学全入時代とは、つまりみんなが好きに好きな分野を学べる、そういう幸福な時代なのだと勘違いしていた。国がお金を「くれる」ものと。
例えば目の前に一人の先輩がいる。彼をA先輩と呼ぼう。A先輩はまるで平凡なナリと面の童貞で、平凡な成績で、おそらく家庭環境も平凡なのだと推測される。父がサラリーマンで、母が主婦兼パートタイマーで、かつ子ども自身は地方公務員を志向しているような、僕の感覚すれば極めて平均的でありふれた家族。一億総中流の名残。
意味がわからない。彼の成績はなるほど悪くはないが、抜群ではないし、っていうか講義サボってるし、飲み会で聞いた生い立ちには生活保護の「せ」の字も出て来なかった。
その上バイトもしているという。
意味がわからない。あんた、奨学金受けてるんだろ? すると彼は不思議そうな顔でこう答えた。
聞けば、大学四年間で支援され他数百万を、後日弁済しないといけないという。する義務があるという。血の気が引いた。
地方公務員の給料というのがいかほどは知らないが、少なくとも完全に返済するのに何年もかかる額であることはわかる。自分の生活を切り詰めないと、ひねり出せないような負担だ。バカなのかと思った。なんでわざわざ借金しに大学に通ってるんだ? なんで高校卒業したら即就職しなかったんだ? そんないい大学でもないだろ? そんないい将来が望めるような就職予備校じゃねえだろ? マゾなのか?
もう一人、A先輩と似たような境遇の童貞が存在する。彼をB先輩と呼ぼう。バカのBだ。B先輩がA先輩と違う点は、大学院を志望している点だった。しかも、うちの大学の院。専攻は民俗学。
バカなのだろうか。バカ決定でいいと思う。
私立文系の院が絞首台への階段であることは今時分、三歳のガキでも知っている。僕ですら知っている。信じがたいことに彼は院で更に奨学金、もういい借金と呼ぼうこれは借金だ、大学院で借金を上積みしようとしている。っていうか2012年現在、彼は現在完了形で借金した。学部時代の借金と連結すると、総額で一千万に達する。
今のところ彼が富豪の隠し子で将来的に大いなる遺産が転がり込んできて紳士に成り上がるという予定は聞かない。今儲かるベンチャーの社長の出身のモードが民俗学博士号にあるという事実も聞かない。もしかしたら、その博士号がいずれ投資の倍額で売却できる日が来るかもしれない。
B先輩はA先輩や僕と違い、学問的なポテンシャルやアンビションに恵まれていた。
朝、大学図書館が開くとともに分厚い専門書を抱えて閉館時間まで篭りきりでノートをとるような人。専門外からするとフィールドワークとかしなくていいの?などと心配してしまうが、ある程度は優秀な学生ではあると思う。ある程度までは。
残念ながら、飛び抜けて優秀かといえばそうではない。彼以上の人材は世の中にゴロゴロしていて、たとえばそういう人達は国立大の院などへ籍を置いているはずだ。その差を埋めるほどに処世に長けているかといえば、大人しすぎて不器用な人なので、どうだろうか。
彼自身も漠然とした不安は度々口にしている。「このままでは先は暗い」「不安だ」。バカか。だったら、さっさとスーツ着て説明会行って訳知り顔で頷きながらメモ帳にこまめにネコの落書きを描きつつ質問タイムになったら何も考えてなくても元気よく手をあげろ。
けれど、僕はB先輩がそんなはしたない真似をできる人間ではないことを知っている。それだから、一千万の借金をひっかぶったわけだ。彼が引っ込み思案だという、それだけの理由で。まるでクソみたいに素晴らしい世界だとは思わないか。
こうした個別のケース経験から僕が学んだのは「『中流世帯』の家庭の子供もフツーに奨学金を得ている」「彼らは特に優秀なわけでも、学問的に意欲が高いわけでもない」という事実だった。一人暮らし先に引っ越す前夜、僕は父親から「お前の入る大学なんて、遊ぶかバイトするためにしか学校に通わない役立たずどもしかいない」と失望気味に脅かされたが、彼の認識は誤っていた。彼らは借金をするために大学に通っていたのだ。
ショックだった。僕はそれまで「大学に進学するには『普通の家庭』の収入で十分」と思っていたから。だって、そうじゃないと日本人の半分も大学なんかいかないでしょ? そうじゃないと誰もこんな大学入らないでしょ?
B先輩のように「学問しかない」人間ならまだ理解できる。人生を賭けるとまではいかなくても、わずかでも学問に興味を抱く人間ならば平等に機会を与えられるべきだと思う。でもほとんどの三流大学生に学習意欲などはない。彼らはただ高校時代や中学時代とおなじように「大卒」の資格を得るためだけに出席カードに名前を書いている。
わからない。そこまでして「大卒」の資格を得たいものなのか? 何百万もの借金に見合うような肩書きなのか? 半世紀前ならいざしらず、就職市場は冷えきっている現在では数年で借金を完済できるような職などまず望めない。学生時代にかけられた呪いと向こう十年二十年はつきあっていかなくてはならない。「大卒」資格と引換えに。
僕の地元の友人は、高卒で地元企業に就職した。彼は家に相応の金を入れつつ、こつこつと貯金をためながら現在の彼女との結婚のために準備しているという。
彼は兄を憎んでいる。彼の兄はやはり地方の無名私立大学に入学して、穀潰し生活の六年目に突入しており、その学費の一部は友人の「上納金」から出ている。長男にまだ一定の優越権が認められている田舎の話だ。
友人はそれなりに頭は良かった。勉強好きではなかったが、努力家だった。もし将来を見据えて本腰をいれて勉強に励めば、僕なんかよりランクが上の大学だって夢じゃなかったはずだ。だが彼は「うちにはお金がないから」という理由から進学を断念して、高校で僕と道を違えた。僕は彼の家の貧乏を哀れんだ。彼が「特別なケース」だと錯覚した。でもそうじゃなかったんだ。友人の進学を阻んだのは「お家は長男のために」という冷徹な田舎の力学であって、「経済的理由」は二次的な障壁に過ぎなかった。今うちの大学は、彼の家とそこまで経済事情の違わない別の地方の子供たちで溢れている。彼らには友人と違って、憎むべき「兄」が存在しない。自分を恨むしかない。惨めな私立にしか入れなかった自分の頭を。
就活生の狂気じみたテンションは、そんな後ろ暗さを払拭したいところから生まれたのかもしれない。そのチャンスを逃したら、借金は一気に人生を破滅させる獣へと変わるのだ。意識が高くないと、やってはいけないのだろう。
経済的価値においてはすでにひっくり返っている気がしないでもない「大卒」の肩書きを、それでも「行っといた方がベター」という空気のために、手に入れなければならない。「大卒」は「高卒」よりも選択肢の幅が広がるし、立派な生活が保証されるという。本当だろうか。東大京大早慶以外の大学でもその神話は有効なのだろうか? 明日潰れるともしれない中小ブラック営業職で十八時間労働を強いられる「大卒」は定時であがれる僕の友人より幸せなのだろうか。二十年後三十年後の給料に差はでるかもしれない。だが二十年後三十年後に前者はまだ生存していられるのだろうか。
飲み会の席で、A先輩の伯父さんが最近自殺したという話を朗らかにされた。
「そうなんだよ、死ねば奨学金帳消しになるんだよ、死ねばさあ〜」
なぜ彼は笑っていたのだろう。
ちょっと前にあった「ナンチャラ大学の図書館に掲示してあるウン箇条」とか「震災で亡くなった人のメールがどうこう」でさえ「嘘かもしんないけどいい話だからいいじゃん」とか言っちゃうやつがいるんだぜえ。
だったら虚構だって「嘘だけど(馬鹿が爆釣で)面白いからいいじゃん♪」ってなっちゃうだろJK。
どうせ今回だって前者に釣られてデマ拡散した馬鹿が性懲りもなくまたひっかかって、ソースがガチ嘘だって明言してるから逆切れしてるだけなんじゃね?
真に受けた人間ってのは「記事内容を呑みこむ前にソースをよくよく確認する」という唯一にして絶対的な効力を発揮する対処方を取らなかった時点でみんな馬鹿なんだから、ポワッソンダブリ~ルが大漁で片付けられても文句言えないんじゃね?
そしてこの理屈で行くんなら、本当かどうかは大学図書館に確認したり被災者名簿見たりしなきゃならなくて相当メンドクサイ前者パターンのいい話系デマよりは、元リンクひとつでネタばれ完了する虚構の方が親切設計と言えるんじゃね?
いい話系デマとか「安易な拡散しないでください」みたいな感じで個人のツイート責任というものをみんなもうちょっと自覚しようねみたいなオチがついてたのに、元ネタが虚構だとみんな虚構叩くばっかで全然自分の責任なんて振り返らないよね。
週3日くらいで年間100万円程度の趣味的な仕事してみるといいよ。
そのような路線いいですね。大学の教授の手伝いみたいなバイトもありそうかな・・
やってみて楽しみを見出すことができたら、それを続けてみるのもありかもですね
週3日くらいで年間100万円程度の趣味的な仕事してみるといいよ。