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はてなキーワード: 堕胎罪とは

2024-11-10

anond:20241110232349

敗戦中絶違法で、強姦の子供等を闇医者中絶バタバタ亡くなったり、子供が一斉にできて食糧不足が起こったり、当時急務だった中絶合法化に、無理やり障害者弾圧盛り込んだのは保守政党おっさん

時代背景として、1945年敗戦以降、外地からの引き上げや出生数の増加によって国内人口が急増し、食糧不足などの問題が深刻になっていたことがあります。「人口抑制」が国としての大きな課題だったのです。

そんな中、旧優生保護法が担った役割の一つが「中絶合法化」でした。日本では明治以来「堕胎罪」によって中絶禁止していますが、「妊娠出産を繰り返すことで母体健康を損ねる場合」や、「暴行されて妊娠した場合」などは、「人工妊娠中絶を行うことができる」と定めたのです。

一方で、人口抑制することにより、病気障害のある人の割合が増えてしまうのではないか、と危惧する人たちがいました。優生保護法の制定をリードした谷口弥三郎参議院議員もその1人です。谷口議員は、旧優生保護法提案説明で、「人口抑制政策を行うと、比較的優秀な人々が産児制限を行い、自覚のない人や知的障害のある人は行わないため、民族の“逆淘汰”が起きるおそれがある」と述べています

この考えが、「不良な子孫の出生を防止する」という、旧優生保護法目的につながっていったのです。

https://heart-net.nhk.or.jp/heart/theme/20/20_1/#:~:text=%E5%84%AA%E7%94%9F%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95%E3%81%AE%E5%88%B6%E5%AE%9A,%E3%82%82%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91%E4%BA%BA%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

谷口 弥三郎(たにぐち やさぶろう、1883年明治16年)8月13日 - 1963年昭和36年8月19日)は、日本の政治家、産婦人科医師医学者。熊本県医学専門学校(現熊本大学教授久留米大学長。日本医師会会長、参議院議員(3期)。「不良な子孫の出生を防止する」として、太田典礼加藤シヅエに一時提携をもちかけながらその影響を排除しつつ、福田昌子らと共に優生保護法の成立に深く関わった。また、熊本県におけるハンセン病患者隔離政策の中心人物である[1]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%8F%A3%E5%BC%A5%E4%B8%89%E9%83%8E

2024-10-31

選挙に受かったらやることが全て透明化されていない状態では民意の反映もクソもないと思う。

自力救済禁止民意の反映か?堕胎罪の制定は民意の反映の結果か?

おそらく大衆にこれらの法律の制定を見越して、これらの法律の制定を期待して1票を投じた人など皆無だったと思う。公約で「自力救済禁止させます」「我が党が政権をとった暁には堕胎を罰します」なんて訴えた政党があったなど想像できないだろう。

ようは受かった議員どもが勝手大衆意図、期待してない法律勝手に作っている部分があるんだよな。

で、いつの間にか、なんでこんな法律が作られているのとなっているケースが多分多い。

自分が票を入れたところが受かったひとたちも、その党によって自分にとって望ましくない法律が作られてしまうことを経験しているのだ。

どこの党に入れようがそのリスクは孕んでいる。

公約に、やることを全て書き、公約以外のことは一切やらないと宣言して守られるようでなければ、我々は自分の思惑を完全に反映させた状態でどこに投票するかを決めることはできない。

今の状態では、公約から政党が少なくともしそうなことで投票先を判断するしかない。それ以外に何をしでかすかには目をつぶって妥協して投票先を選ぶ必要がある。

しろその政党が受かって公約以外でやった余計なことよりも、別の政党が受かって自分不都合公約が実現されたもののそれ以外に余計なことはしなかった世界線の方が自分にとって望ましいことさえあり得る。

政党のすることが透明化されないということは、政党がすることを投票によって(たとえ全会一致でも)コントールすることができないということで、これで民意が反映されているというのでは、民意や、反映が一体どんな定義内容なのか不思議に感じざるを得ない。

堕胎罪自力救済禁止刑法175条の存在民意の不在を証明している

2024-09-29

anond:20240929083327

実際殺人罪じゃないっていう

 

日本において、妊娠中の女性に対して暴力を振るい、故意流産させる行為犯罪とされます。具体的には、刑法において「堕胎罪」や「傷害罪」として処罰される可能性があります

日本刑法第212条から第216条には「堕胎に関する罪」が規定されており、自己堕胎他者による堕胎行為違法とされています。具体的には、以下のような規定があります

特に妊婦に対する暴行傷害流産させた場合は、故意にせよ過失にせよ「傷害罪」や「傷害致死罪」に該当することがあります。これは胎児が法的に「人間」かどうかという問題とは別に妊娠中の女性やその胎児に対する保護が強く認められているためです。

したがって、日本においても、胎児人間でないという理由流産させても問題がないという考えは法的に通用しません。流産させる行為は厳しい処罰対象となります

2024-05-23

古谷徹不倫相手に対して中絶強要したって言ってる人達は一体何なんだろ

制度の仕組み上、女の意思無視して中絶強要するなんて事はできない訳だが…

強要」じゃなくて「要求」の間違いでしょ?

女の方は男から中絶を求められようが、そんなの無視して産む自由がある訳で。それを敢えて中絶に踏み切ったのは他ならぬ自分意思でしょうに

強要呼ばわりはあまり的外れだよ

仮に古谷徹医者と組んで中絶強要でもしていたらそれは堕胎罪という犯罪になってしまうし

やってもいない犯罪勝手認定するならばそれこそ名誉毀損じゃん

2023-12-05

anond:20231205170012

自殺罪はないのに自己堕胎罪があるのって比較衡量的にバランスとれてないよね。可決前に気づくだろ普通

どんなアホどもが法律通したんだろう…

胎児である時点では胎児の部分は所詮自分にとって体細胞の一部でしかない。それを壊死させても成立するとしたら傷害罪なわけでそれすら成立しないのだから堕胎罪も成立させるべきではない

anond:20231205165741

自己堕胎罪

自己堕胎罪とは、妊娠中の女性が薬物またはその他の方法によって堕胎したときに成立する犯罪です(刑法212条)。

自己堕胎罪の法定刑は、1年以下の懲役と定められています

 

はい

事故っぽく堕ろす場合は、故意の立証が難しいか基本的には適用されんと思う。

2022-05-10

中絶殺人罪になったら

2010年7月時効規定廃止以後)の中絶は、少なくとも堕胎罪としては起訴されるかもね。

現在でも条文の厳密な解釈では違法であるわけよ。脱法的な解釈が罷り通っているだけであって、中絶殺人になればそう言う解釈も駄目になるからね。

通常の遡及禁止とは違って、今の法体系でも本来堕胎罪なわけだから、厳密に解釈されて、遡及逮捕されるかもね。

そうなって欲しいなあ。

2022-05-05

中絶を巡る議論の前提知識

https://anond.hatelabo.jp/20220503215621

日本では中絶合法とされたことは過去に一度もない。刑法には堕胎罪規定がある。母体保護法(旧優生保護法)において、「やむを得ず堕胎が許認される例外的場合」の規定があるだけである基本的には心身的な理由母体保護する場合以外は駄目だが、後に著しく経済的不都合のために養育が困難な場合が付け加えられた。現在はそれが拡大解釈されている状態立法意図から敷衍した場合は、低所得者層への養育のサポートが充実した現在中絶の99.9%違法性がある状況。

・出生の定義は全身が母体から出た瞬間。それ以前の胎児は、人間ではないが厳密に物でもない。物であればそもそも堕胎罪規定などはない。中絶胎児生ゴミとして出したら違法になるのは産廃違反からではなく、死体遺棄罪に相当するからである。つまり胎児部分的人間であり、準人間的な扱われ方をしている。

アメリカには中絶関連の連邦法はない。州法レベルでかつて中絶違法化する法律があったが、それら州法違憲であるとの判断1972年連邦最高裁が下した。法源はこの判決であり、従って最高裁判断が変わる可能性はある。であるから裁判になるのを承知で、各州議会中絶違法化を進める立法がなされている。憲法中絶規定がなく、それどころか連邦法で立法化もされていないので、ほぼ永遠に連邦最高裁判断が繰り返されることになる。今回、連邦最高裁への上告を却下せず、最高裁判断が示されることになったと言うのは、従来の判例棄却すると言う意味であるから最高裁中絶違法化(と言うか中絶違法州法合法化)に転じることはあらかじめ予想されることであった。なぜ連邦法で立法化されないかと言えば、議会多数派民主党共和党でころころ変わり、変わるたびに中絶合法化、違法化の法律が出来、大統領議会多数派と反対党の場合拒否権を発動してカオス化するのが目に見えているかである。現状は、「実質的には中絶容認されている」と言う点で民主党を満足させ、「中絶合法化まではされていない」と言う点で共和党を満足させると言う落ち着きどころになっているが、連邦最高裁中絶違法判断に踏み切れば、逆に民主党立法化に動くかも知れない。

ヨーロッパ諸国でも中絶の許認は結構国によって差がある。フェミニスト的な女権のニュアンスが一番強い「ヴェイユ法」を持っているのはフランスで、基本的には中絶に関しては女性のみが全権を持っている。1975年に成立したヴェイユ法は女性政治家シモーヌ・ヴェイユ(著名な哲学者とは別人)の働きかけで成立した。カトリックの強いフランスでは「人間の選別はナチズムである」との批判も強かったが、ユダヤ人であったヴェイユアウシュヴィッツ収容所から生還者であった。2017年逝去では国葬されている。ドイツでは、例えばダウン症と分かってから中絶違法である。これは人間の選別に対する恐怖によるものであり、日本でも安易に行われているダウン症堕胎については議論があるべきだろう。

2021-12-16

堕胎罪いろいろ

妊娠22週の1日目とかなら21週だと偽ってもバレずに中絶できそうだがどうなんだろうかね。

あるいは医者承知のうえで騙されてくれるとかさ。

だって医者側には多少の誤差に目をつぶってリスクないし金が儲かるだけじゃないの?

堕胎罪には監査機関とかないようだし。逆にどうやってそれが違法堕胎だったか露見するというんだろう?

あと自己堕胎でも流産偽装する方法はいくらでもありそうなもんだが。

海外で手術受けた場合でも罪に問われるのか?堕胎罪属地主義かどうか調べても分からなかった。

2020-11-08

anond:20201108001329

ブコメリベラル多そうだけど、伝統的にフェミ寄りのリベラルって障害者対立してるしな。

女性団体障害者団体は割と昔から衝突してる。

強制不妊なんかがまさにそうで優生保護法戦後社民党前身社会党提案に始まって女性の産まない権利障害者は産めない産まれない方が良いってのが結びついた結果ああなったもんであって、堕胎罪優生保護法母体保護法という例外がなくて犯罪に直結した戦前にはそういう流れは当然なかった。

アレ、女性に産むかどうか決める権利があるという中絶肯定の流れからまれもの女性権利を追求することで他者権利が奪われるという実例なのよ。

2020-10-26

anond:20201026164445

この手の理屈通用するの刑務所で「おまえ殺人?おれ堕胎罪からマシ~」みたいな場面しかないんだが

なんで増田刑務所とおもいこんでるやつが多いのかな

犯罪はどれであれ悪だよ

anond:20201026162931

リンク読んでないか読めないか読んだ上で堕胎罪のことが念頭からすっとんでるね

どっちにしても刑法犯だね

2020-06-29

anond:20200629124541

それが原因で流産したら、元増田も言っていたけど不同意堕胎罪になるんでしょ。

2020-06-28

anond:20200628102521

中絶女性の権利、という主張は、胎児人間ではない、を含意しているとなぜ気づかないのか……

この増田ブコメ中絶死産暴行子どもをなくすのとなぜごっちゃにするのか…意味不明というか意味なさすぎ。この三つは全く違うし、そもそも中絶女性の権利なんだよ。そこから勉強してこい

ごっちゃにしてるのは、妊婦の腹を蹴るのは殺人未遂、とか言ってる側だろ。元増田は一貫してそこは区別してるよ。

仮に胎児人間だとするなら、女性中絶権利なんてあるわけないだろ。胎児人間っていうのは、つまり胎児には5歳児と同等の人権があるということだよ。母親自分の都合で5歳児を殺すことなんて自己決定として認められるわけないんだから、仮に胎児人間なら中絶も認められるわけがない。5歳児が殺された場合母親に殺されようが通りすがりの変質者に殺されようが殺人罪適用されて同列に扱われるんだから、仮に胎児人間なら女性自由意志で選んだ中絶手術もそのへんのおっさんに腹を蹴られるのも同じ行為として評価されないとおかしい。

仮に胎児人間だとするなら、家が貧しいからという理由で殺されてよい5歳児がいないのと同様に貧困による中絶が認められるべきじゃないし、仮に胎児人間だとするなら、父親犯罪者であるという理由で殺されてよい5歳児がいないのと同様に性的暴行を受けて妊娠した場合でも中絶が認められるべきじゃない。

逆に、胎児人間じゃなく母体の一部に過ぎないと考えるなら、美容室で髪を切るのと通りすがりの変質者に髪を切られるのは全然問題であるように、自由意志でクリニックに通って中絶するのとそのへんのおっさんに腹を蹴られて流産させられるのはまったく異なる話になる。前者は自己決定として尊重されるべきだけど、後者他人身体を傷つける悪質な犯罪なので厳罰に処されるべきだ。でも、それは人の命を脅かしたわけではないので殺人未遂に問うことはできない。

そのへんのおっさん妊婦の腹を蹴るのは殺人未遂だ、と主張する連中は、胎児人間だ、って主張してるんだろ? だったらその論理的帰結にも賛成しろよ。

そのへんのおっさん妊婦の腹を蹴るのは殺人未遂だけど中絶女性の権利、なんて言い草が通るわけないだろ。胎児人間なのか? 人間じゃないのか? どっちかにしろよ。

追記

中絶は許さないってどういうことなん?出産したら大きく体は不可逆的なダメージを負って、しばらく働けず、脳から分泌されるホルモンによって鬱になったりするんだよ。その準備ができていなかったら無理じゃない?

「もしも胎児人間であるなら、中絶は許されない」「もしも胎児人間ではないのなら、中絶女性の権利である」のどっちかを選びましょうって話やで。中絶が許されるって思ってるなら「胎児人間じゃない」って思ってるってことだよね? なら堂々とそう言えばいいんじゃね。

仮にレイプされて出来た子を産んだとして、母親が愛せず虐待に走る事があれば中絶されてた方が幸せだったって思うかもなぁ

私はプロチョイス派だけど、アメリカ中絶反対派はちゃんと望まぬ妊娠をした妊婦のための無料カウンセリングとか里親制度とか孤児院とか整備した上で中絶反対を叫んでるから尊敬できる。

レイプによる妊娠場合胎児レイプ魔の遺伝子が混じっているという当然の嫌悪感という要素も加わってくるので難しいと思います

仮に胎児人間だとするなら、性犯罪理由中絶を認めることは犯罪者の子供というだけで殺されるなんていう非人道的なことを認めることになっちゃうんだよねぇ。親が犯罪者であることを理由に殺されていい人間なんてこの世のどこにもいるわけがない。まあ胎児人間じゃないから親の素性がどうであれ中絶していいんだけど。

胎児人間なのはみんな知ってる。人権よりも殺した方が社会負担が軽いか殺人を許しているだけ。完璧法律なんてないのに、なぜ他人感情論馬鹿にするんだろうね。理論構成しないと気持ち悪いタイプなのかな

社会コストのために殺されてよい人がいるという鬼畜外道理論やばすぎでは。植松かよ。

めわどくせーな。出産が命がけなんだから決定権は妊婦にあるに決まってんだろ。産むと決めたら人間だよ。中絶すると決めたらみんな見てみぬふりをするんだよ。中絶なんてみんなつれーんだからな。分かれよ。

胎児人間かどうかが妊婦の一存で左右されるべきじゃないだろ。仮に胎児人間なら母親の一存で殺していいなんて馬鹿な話があるかよ。逆に胎児人間じゃないなら母親がどう思ってようが徹頭徹尾人間じゃない存在として扱われるべきだろ。

妊婦本人が胎児をどう思っているかという話なら別だけどね。たとえばペット犬猫を「家族の一員」と呼んでかわいがるのは自由だし、友達ペットを「家族の一員」として紹介してきたらまあ「こんにちは」と人間相手みたいに挨拶してみせるのも社交辞令だろう。でもその犬猫を殺しても殺人罪にはならない。

たまに「中絶女性の権利なんだから中絶殺人なわけがない」って意味不明理屈をみかける。合理的ですって顔してたら、周りはその合理性検討する。それは主張に賛成否定する以前の行為なんだけど、理解されない

因果が逆なんだよね。胎児人間ではなく、したがって中絶殺人ではないからこそ、女性自由にやっていい行為女性の権利となるのであって、女性の権利から殺人じゃない、っていうのはまるっきり転倒している。

胎児人格を認めると、お産に際し母体が死亡した場合胎児殺人に問う理屈から逃げられなくなったりして危険なんやけど。あるいは母体と子の関係だけでなく、父親義務も発生するぞと脅したらええんか?

胎児人間だと仮定した場合であっても、お産に際して母体が亡くなっても胎児には殺人故意がないので殺人にはならない(過失がないので過失致死にもならない)。当たり前だよなぁ? そもそも刑事責任年齢以下だから故意があっても刑事責任が問われることはないし。

胎児があるタイミングで突然肉の塊から人間に扱いが変わるの、どう考えても不自然だろ。中絶殺人だよ。

殺人未遂ってまさにブコメした人間だけど、これからまれて人として人生を歩むと想定されてる赤ちゃんが蹴られて死んだら殺人でしょ。中絶の話をもってこられたら、じゃあ中絶殺人、と思うけど、だから?って感じ

私が批判しているのは論理的一貫性の欠如なので、そういう一貫性を持った立場の人については、反対はするけど強く批判する気にはならないんだよな。胎児人間であるという前提条件からはそういう結論自動的に導かれるので、胎児人間だと思う人がそういう結論に到達するのは当然。もちろん私はその前提は間違ってると思うからその主張には反対するけどね。どう考えても胎児人間じゃないでしょ。自分身体の一部をどう扱おうが妊婦自由だよ。

不同意堕胎殺人並みに厳罰化されれば十分。罪名が殺人か、胎児が人かはどうでもよく、妊婦への暴行に対して社会が厳しいメッセージを送ることが本質。法は論理原則のためではなく、目的のために作られる。

胎児人間じゃない。母親にとって時に命より大切な所有物だ。母親中絶自由はある。誰かが壊せばその損害と肉体的精神被害から考えて殺人と同じくらい罪は重い。

こういう主張も、上の「中絶殺人」と同様、論理的破綻していないので問題ないと思う。ただ賛成はできない。現状でも不同意堕胎罪はそれなりに重いから。色んな罪を軽い順に列挙してみるとこんな感じになる。

過失致死罪:50万円以下の罰金

暴行罪:2年以下の懲役 or 30万円以下の罰金 or 拘留 or 科料

器物損壊罪:3年以下の懲役 or 30万円以下の罰金 or 科料

業務上過失致死罪:5年以下の懲役 or 5年以下の禁錮 or 100万円以下の罰金

動物愛護法違反愛護動物殺傷):5年以下の懲役 or 500万円以下の罰金 ←今月から厳罰

不同意堕胎罪:6ヶ月以上7年以下の懲役

傷害罪:15年以下の懲役 or 50万円以下の罰金

不同意堕胎致傷罪:6ヶ月以上15年以下の懲役

傷害致死罪:3年以上の有期懲役 ←不同意堕胎致死罪はこの罪に吸収

強制性交罪:5年以上の有期懲役

殺人罪死刑 or 無期懲役 or 5年以上の懲役

法定刑の上限だけだとそこまで重くないように見えるかもだけど、下限で見ると傷害罪より重い罪なんだよね。たとえば傷害罪有罪になっても罰金刑だけで済むこともありうるけど、仮に不同意堕胎罪で有罪になったら必ず懲役刑が科されることになるし(実刑になるかは別)、胎児以外の母体を傷つけたら一気に不同意堕胎致傷罪に跳ね上がるわけで。

ちなみに、こないだのhagex殺人事件懲役18年です。そう考えると不同意堕胎致傷罪の上限が懲役15年というのは妥当なところだと思うのだけどどうか。不同意堕胎罪単体は、まあ、このぐらいでいいんじゃないかな……これより重くするのはバランスを失しているように思う。でもこれは単なる私個人お気持ちから厳罰化を主張するのは別に論理的おかしいというわけではない。ご自由にどうぞ。

不注意で流産した女性を過失致死で裁くことを考えると22週以降の胎児の扱いも難しいのはわかった。今のところのバランスとしては不同意堕胎罪の罰則強化殺人未必の故意認定あたりか

ちなみに過失致死罪の法定刑は50万円以下の罰金からね。実はみんなが思ってるほど重い罪じゃない(まあ業務上とか自動車運転とかではない純粋な過失致死罪ってあんまり遭遇しないからなあ)。仮に赤の他人をうっかりミスで死なせたら罰金刑のほかに民事損害賠償請求されるから金銭負担もっと大きくなるんだけど、この場合は誰も請求してこないだろうし。

逆に不同意堕胎罪は言うほど軽いか? って感じがする。上限が懲役7年ってことは、器物損壊罪の倍以上で、犬や猫を殺した場合よりも重くて、傷害罪の半分でしょ? 人じゃないものを傷つける罪としては十分に重い刑だと思うんだけど。まあこのへんは個人感覚からもっと重くすべきという意見別におかしいわけじゃない。

あと未必の故意は一律にどうこう言えることじゃないか事件ごとに判断すべきで、外野が「未必の故意があっただろ!」って言うのはおかしいと思う。

単純な興味なんだけど、「胎児人間だけど、殺人手段中絶場合殺人罪にはならない。中絶手段は〜に限る。」ってルールを作っちゃえば言葉だけだと論理的には破綻してないと思うんだけど法学的には穴だらけなの?

anond:20200629022242

それを認めたら、「障害者人間だけど、殺人手段が薬殺による安楽死場合は」「ユダヤ人人間だけどガス室場合は」への歯止めがなくなるんだよなぁ……

人間を殺すことは原則として許されないというのが近代国家ルールなんだから、それに対する例外規定は最小限であるべきでしょ。

現状、国家による殺人として死刑戦争が認められてるけど、死刑は「死刑に値する犯罪を犯したと裁判で確定した」人に対して執行されるもので、戦争武器をとって向かってくる相手を殺すもの胎児犯罪者でもなければ武器を持っているわけでもないんだから死刑戦争と同列に正当化できるとは思えない。緊急避難も、仮に胎児人間だとするなら、中絶しなければ妊婦死ぬという局面に限ってのみ認められるべきという話になるだろうし。

素直に胎児人間じゃないってしといた方がマシじゃない?

胎児人間であり妊婦を殴った犯人殺人罪とするが、女性胎児を所有しているため殺害する権利を有すると考えれば筋は通っている。

所有物である人間は殺してよい理論実践してた人たちの像が今世界各地で引き倒されてるんだよなあ……

中絶というつらいことを減らすために、男にできることをしてよ。避妊だよ。

胎児人間じゃないので中絶女性自由派の私にそんなこと言われても。そもそも私は別に減らすべきとは思ってないし……個々の女性自由意志行使した結果なんだから別に減らそうとする必要はなくない?

ていうかなんで避妊が男だけの責任になってんの? 実際には避妊具をつけてないのにつけたと嘘をついたとか強姦したとかの場合を除いて、避妊セックスする両者が責任を持ってすべきことなんだから男女に平等責任があるでしょ。仮に男に避妊を拒まれたらセックスも拒めばいいんだよ。自由意志セックスしといて避妊は男だけの責任なんて通るわけないだろ。

胎児人間である母体の所有物では無い」は先進的・左派的な響きがあるけど「だから中絶殺人だし基本的ダメ」って保守的右派的な結論になってしまうの、茶化すみたいで恐縮だけど、正直ちょっと面白い

妊娠中絶絶対さなマン、たまに海外ニュースで見るだけだと「頭おかしい」って感じだけど、「胎児人間である」という前提を突き詰めたらこういう結論に至るしかないんだよね。反論する側も、なぜか望まぬ妊娠場合はとか言って話題を逸らしてるし。いや胎児人間じゃないって反論しろやアホか。

日本プロライフ矛盾してないとでも?胎児障害をもっている場合中絶許可する胎児条項70年代生長の家カトリック法制化しようとしたんだぞ?フェミ障害者団体が潰したけどな。

一貫性があるプロライフ派は尊敬できる」とは言ったけど、「すべてのプロライフ派は一貫性を持っている」とも「日本プロライフ派は一貫性がある」とも言ってないな。プロライフ派が矛盾した言行をしてるなら好きに叩けば。

何度も言うけど私はプロチョイス派だからね。筋の通ってない主張をする味方よりは筋の通った敵の方が尊敬できるとは言ったけど、プロライフ派を支持するとは一言も言ってないし、むしろ支持しないと明言してる。ここでは議論筋道の話をしてるんであって、半世紀前の派閥抗争の話にはこれっぽっちも興味ないんですわ。

私には胎児人間だなんて思えないかプロライフ派は支持できないし堕胎自由を支持するけど、同時に、胎児人間だという前提を支持するなら中絶全面禁止という結論になるほかないんだから第三者による胎児への危害殺人と主張しながら中絶権利を主張するやつは同じプロチョイス派であっても思考支離滅裂すぎるので軽蔑に値するとも思うよ。逆に、胎児人間から中絶禁止すべき、という主張はまったく賛同できないけど論理展開は正しいか尊敬すべき敵手だと思う。賛成反対と尊敬軽蔑の軸はまるっきり別なんだよなぁ。

民法721条では胎児でも加害者への請求権が認められてるのに触れないとこ見ると専門外の人なんだろうな。グレーゾーン故に解釈改憲とおなじく運用でカバーしているという単純な話。

元増田論破されてブコメ消したやつがまたデタラメぶっこいてるな。胎児が生まれ場合損害賠償請求権や相続権がまだ生まれてなかった頃にまで遡って適用される民事上の話と胎児に対する危害をどう考えるかという刑事上の話をごっちゃにしてんじゃねーよ。

「街中で妊婦暴行事件も」のブコメがアホすぎる

妊婦暴行事件に関する記事についたブコメがアホすぎて絶句した。国民情緒法すぎる。

街中で妊婦暴行事件も マタニティーマーク不安」3割超(産経新聞) - Yahoo!ニュース

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/ad6bbfbd18773299c478ae9300ba1cdd8290f40d

「道警は男を釈放して、任意捜査を続けている」こんな感じで厳罰にしないからでしょ。

“道警は男を釈放して、任意捜査を続けている” 暴行ってこんなに軽いの?明らかに悪意あるのに、妊婦抜きにしても酷すぎない?

女性妊娠であることを伝えたが、男は犯行を止めなかった。女性けがはなく、胎児にも影響はなかった。道警は男を釈放して、任意捜査を続けている”へえ法的には怪我がなければ妊婦蹴ってもOKなんだ

逮捕刑罰じゃないってあれだけ池袋事故ときに言われてたのにまったく学習してないの?

逮捕を「悪いやつを捕まえる」ことだと勘違いしてるやつ多すぎ問題

逮捕は、「捜査しているあいだに逃げられたり証拠隠滅されたら困るから犯罪をしたと疑われている人を拘束する」手続きにすぎず、犯罪をしたと疑われている人(=被疑者真犯人悪人)が逃げる恐れも証拠隠滅する恐れもなければ逮捕する必要はないんだよ。

51歳の無職の男だと身元が割れていて、通りすがり妊婦の腹を蹴ったってことは衝動的な犯罪なんだから隠滅できる類の証拠はないだろ。こんなん逮捕する意味ねーわ。任意捜査して在宅で起訴して、実刑判決が出たら収監すればいいんだよ。

任意捜査を続けている」ってことは、捜査自体は続いてるんだから、これから検察に送られてそこで不起訴になるか起訴されるかが決まるってことでしょ。なんで自分で「捜査を続けている」って箇所を引用しといてそれに気づかんの? アホなの?

そもそも厳罰を下すのは裁判所役割であって警察仕事じゃないっていうのは義務教育で習うはずなんだけど。社会問題について物申すならまずは義務教育社会科からさらいした方がいいんじゃない

(じゃあ京アニ放火事件犯人逮捕されたのはどうなんだって言われるかもしれないけど、ああいうのを不当逮捕というので覚えておきましょう。重い火傷で寝たきりの人を逮捕するなんてマフィアボスとかでもない限りありえない。そんな状態なら逃げることも証拠隠滅することもできないのに。たとえどんな極悪人であっても、不当逮捕されていい理由はどこにもない)

これは殺人未遂だわ

殺人未遂適用されるようにしてほしい。/妊婦は外出中映像記録をデフォルトにした方が良いのかも

ハートを倒したときケンシロウ的発想。殺人未遂適用できない理由が無い気がするが。

妊婦流産しかねない危害を加えることを殺人未遂と呼ぶ馬鹿は毎度毎度湧いてくるけど、「流産させようとするのは殺人未遂」→「胎児人間」→「人工妊娠中絶殺人」っていう定跡で即詰みになるやつ。

詰将棋の中でも一番よく知られた定跡だと思うんだけどなんでこんな基礎でつまづくやつが多いのかね。

胎児人間じゃないんだから妊婦本人に生命危険があるのではない限り殺人未遂なんて適用できるわけないだろ。仮に流産したとしても傷害罪だよ。(※)

それとも人工妊娠中絶殺人なので規制しろっていうのが民意なの? アメリカかよ。

(※)訂正。仮に流産してたら不同意堕胎罪だったわ。堕胎罪はとっくに死文化したと思ってたけど、不同意堕胎罪最近適用された例があるんだな。知らなかった。とすると、女性本人には特に怪我もないが流産してしまったという場合には不同意堕胎罪適用されて6ヶ月以上7年以下の懲役ということになり、不同意堕胎致死傷罪の場合傷害罪傷害致死罪と比べて重い罪で処断されるから流産した上に怪我をしたという事例なら不同意堕胎致傷罪の下限と傷害致死罪の上限が合わさって6ヶ月以上15年以下の懲役流産した上に女性もそれが原因で死んでしまったなら傷害致死罪で3年以上20年以下の懲役ということになるっぽい。

こういう事する奴がいるから関わりたくないしオッサン害悪なんだよ。分からないのかね。/妊娠中絶妊婦への暴行は同系列に考えること?同意の上での手術とそこらへんで知らんオッサンに腹蹴られることが一緒??

妊婦の腹を蹴ることが殺人未遂っていうことは、胎児人間ってことでしょ。じゃあ親が同意してようが関係ないじゃん。被害者胎児なんだからどっちも殺人じゃん。

それとも、赤の他人子供を殺すのは殺人だけど実の親が子供を殺すぶんには構わないってこと? あまりにもおぞましい主張すぎる。心愛ちゃんの墓前でそれを言えるのかな。たいていの児童虐待無罪放免なっちゃうな。

もしも妊婦の腹を蹴るのが殺人未遂なら人工妊娠中絶殺人なので全面禁止されるべきだし、中絶妊婦判断で許されるなら妊婦の腹を蹴って流産させても傷害罪不同意堕胎罪だろ。どっちかにしろよ。

妊婦がお花畑って思う時点で病んでる。殺人未遂妊婦本人に対しても可能性あったでしょ。胎児に何かあったら妊婦死ぬとあるよ。

殺人未遂罪が適用されるためには、「結果的死ぬ可能性もあった」じゃなくて「妊婦本人を殺そうと思って蹴った」という故意存在必要

「無理やり流産させたら妊婦死ぬかもしれないけど、まあいっか」と思って蹴った場合殺人未遂罪が成立するけど、「流産させてやろうと思ったが妊婦を殺すつもりはなかった」という話なら殺人未遂罪の適用は無理。上で書いたように不同意堕胎致死傷罪の成立に留まると思う。

妊娠中絶への影響を考えずに「殺人罪にすべき」「差別じゃん」は素朴にすぎるが、妊娠中を理由にした厳罰自体はあってもいい気がする

これは数少ないマトモなブコメだけど、実際こういう立法ってどのくらい可能なんだろうね。

上で書いたように、仮に妊婦の腹を蹴って怪我をさせた上に流産をさせたら、不同意堕胎致傷罪が適用されて普通傷害罪よりも重い刑(6ヶ月以上15年以下の懲役)になるから、既に厳罰化はされてるんだよね。

現行法妊娠中の人危害を加えても法定刑に変化がないのは、ざっと考えつくところだと次のようなパターンがあると思う。

これらのうち、傷害致死罪(3年以上20年以下の懲役)も殺人罪(5年以上20年以下の懲役or無期懲役or死刑)も十分に重い罪だから別に法律を変えなくても法定刑の範囲で情状によって量刑を上げればいいだけの話だと思う。

(※)ブコメの指摘を受けて、不同意堕胎罪未遂も成立することに気づきました。ということは「妊婦の腹を蹴ったが、怪我流産もしなかった」場合不同意堕胎未遂罪ですね。ご指摘ありがとうございます

ただ、

って場合がどうなるのかは気になる。妊婦に対しては殺人未遂罪が成立するとして、不同意堕胎罪は成立するのかな。詳しくないんでこのへんはわからん

追記

法律的なことはよく知らないけど、妊婦お腹をけった人が簡単に釈放されて社会に出てくるようだと、不安が広がるのは確実だよね。たいした罪にならないなら俺もやろうという、キチガイが増える可能性がある。

捜査段階での釈放は無罪放免ではないという話なんですが、理解できませんかそうですか。不安を口実に市民人権を不当に制約する麗しき中世ジャップランドって感じ。

親の同意無しでの連れまわしみたいに、

胎児に対しては親の同意無しに危害を加える行為犯罪とか出来ないのかな?

anond:20200628102911

大人子供をあちこち連れて歩く行為は、それ自体子供危害を加える性質行為ではなく、誰がやったかによって悪いか悪くないかが決まる行為だよね(親や、親の同意を得た人が子供を連れ回すぶんには子守で、同意を得てない赤の他人が同じことをやると誘拐)。

でも、たとえば子供を殴るとか蹴るとか殺すとか犯すとかは、それ自体子供危害を加えることになるんだから、親がやろうが赤の他人がやろうが罰せられるべきだよね(赤の他人子供を殴るのも親が子供を殴るのも暴行傷害)。

中絶がどっちにあたるのかは言うまでもないと思うんだけど。

仮に胎児人間であるなら、親が堕ろそうが赤の他人中絶させようが、胎児への危害なんだから等しく殺人として扱われるべきでしょう。情状酌量減刑せよというならともかく、片方を罰して片方を無罪放免にせよなんてのは道理が通らない。

しかしもちろん、胎児人間ではないので、人工妊娠中絶殺人ではないし、赤の他人に蹴られても殺人未遂にはならないわけですね。

ブコメしてないけど胎児人間だと思っているので中絶禁止and犯罪にするべきだと思うし妊婦の死傷は被害者二人でカウントしたい

anond:20200628104114

それなら筋は通っているのでけっこうなことだと思う。私はその意見に反対だけど。

これちょっと前の堕胎の際に配偶者同意必要な話でもそうだけど、堕胎するのは母親権利でいい、つまり母親の一部あるいは所有物とする反面、事故事件によって流産になると簡単殺人だって言い出すよね。

ほんとそれなw 私自身はガチガチプロチョイス派だから中絶妊婦自由だろ、父親同意すら要らんわ、って思うけど、そのへんにいる素朴なプロチョイス派がお気持ちベース矛盾した意見を主張しまくってるのは頭痛がするよ。それだったらまだ、胎児人間なので流産させたやつは殺人罪だし中絶も一律禁止、っていうガチガチプロライフ派の方が筋が通っていて好感が持てる(前提がおかしいだけで、論理展開は何も間違ってない。素朴なプロチョイス派は論理展開おかしすぎてついていけない)。

胎児に対する加害は水俣病の時に争いになったよね。まぁ、他人による加害と、リプロダクティブ・ヘルスライツを同じ土俵にあげない方がいいと思うけど。両立できる権利だよ。

もしも胎児人間だとするなら、母親からという理由人間を殺す権利自由意思決定尊重されるわけないんだから中絶を一律全面禁止するしかないじゃん。

逆に言えば、中絶において妊婦意思決定尊重すべきだ、という主張は、暗黙のうちに胎児人間ではないと言っていることになるんだから、同じ口で無理やり流産させるのは殺人って言ったら矛盾だよね。リプロダクティヴ・ライツはけっこうだけどちょっと論理的に考えてほしい。

妊娠後期は中絶が認められていないが、それは胎児人間として認識されるからかだと思っていた。今回の事件出産間近だが、暴行により死産した場合解釈はどうなるのだろう。

ここまで一部露出説なし

ブコメで先に言われちゃったけど、判例・通説では「母体から新生児身体の一部が出てきた状態から殺人罪が適用されるので(一部露出説)、暴行により死産しても不同意堕胎罪に留まるのでは。

これが殺人罪、もしくは殺人未遂罪でない、とするなら刑法を変えないといけないね厳罰化しないと「罪にならないから」と同じ事を繰り返す阿呆どもがいるから。/加害者擁護しているように見えるぞ?

法改正だけなら簡単で、堕胎罪全面的に削除すればいいんだよね。刑法には人を殺したら殺人罪とは書いてあるけど人の定義は書いてないんだから堕胎罪を削除した上で「胎児も人に含まれる」という判例変更をすれば、妊婦の腹を蹴って流産させようとする行為殺人未遂罪で取り締まれるようになる。仮に流産したら殺人罪だ。厳罰化ばんざい!

なお、その場合はこれまで合法的に行われていた人工妊娠中絶がすべて殺人ということになる模様。お医者さんは殺人罪に問われたくないか中絶手術を引き受ける人がいなくなり、結果的子殺しの罪で訴追される女性が大幅に増えそう。そういう未来がお望みというなら、どうぞ法改正のために運動なさってくださいな。

妊娠22週以降の場合胎児権利を認めて罪に問いたい気持ちもわかるけど、胎児権利を認めるという事は死産等も過失致死など問われることになるわけでねぇ。

殺人未遂しろとか言ってる人はエルサルバドルみたいな国がお望みなのかな? って話になっちゃうよね>https://www.amnesty.or.jp/news/2018/0220_7308.html

おっさんが腹いせに腹蹴るのと望まぬ妊娠から女性が身を守ることを同列に語られたくないというのが私のお気持ちです

殺人未遂だの何だのと言い出す人がいなけりゃ同列に語る必要はなくなるんだけどね。胎児人間ではなく母体の一部だと考えるなら、赤の他人に無理やり除去されることと自分意志で除去することはまるっきり別の話になる。

でも、もしも胎児が人だとするなら、おっさんが腹いせに蹴る行為女性が身を守ろうとする行為も、どちらも等しく人の生命への加害ってことになっちゃうんだよね。だから「同列に語るな!」っていう文句殺人未遂がどうとか言ってる人たちに向けてほしい。

日本人あんま真面目に議論してないけど世界的に見たら非カトリックのくせにかなりPro-Lifeに偏ってる印象はある。

その割には中絶無理心中に寛容だよな……と不思議に思っていたけど、「胎児子供にも人権はあるが、親の所有権の方が優越する」という前提を置いて解釈するとめちゃくちゃ整合性があることに気づいてしまった……

民法第721条 胎児は、損害賠償請求権については、既に生まれものとみなす←重い刑云々の論点でこれについて一切触れてないので専門家でもなんでもないんだろうな

それ、胎児流産死産したときには適用されないんだけど。何もわかってなくて草。

民法第3条は「私権の共有は出生により始まる」と定めるが、損害賠償相続・遺贈については、それを厳格に適用すると不具合が生じるので、胎児は「生まれものとみなす」ことにしている(なお「みなす」ということは、実際には生まれていないことを含意するのであり、その「みなし」の効力は損害賠償相続・遺贈以外の条文、ましてや刑法に及ぶものではない。そもそも損害賠償民事の話であって刑事関係ないやろ)。

どういうことかといえば、交通事故で父を亡くした2人の子供がいたとして、仮に厳格に出生によって損害賠償請求権相続権が発生するとすると、

ということになってしまう。でも、B君だってお父さんの子供で、いずれ生まれることはわかりきっていたのだから、お父さんの事故死のタイミングが数日ずれただけで損害賠償遺産を受け取れないのは不公平だ。

から民法では、損害賠償相続については、胎児は「既に生まれものとみなす」ことになっている。つまり、実際にはお父さんが死んだ時点では生まれていなかったとしても、生まれいたことにして損害賠償請求権相続権を認めましょう、ということだ。

当然これは、流産死産場合には関係なくなる。だって損害賠償遺産を受け取るべき子供がもとから存在しないんだもの存在しない子供には損害賠償請求権なんてあるわけないだろ。

2019-11-26

anond:20191126043507

で、「追記」部分……。事実誤認が……。

>○もし私がデートレイプなどで妊娠してしまった場合中絶ダメ

まず、元増田さんは親です。未成年の子中絶について、同意を求められる立場に定められた権利者です。

子供自分意思は認められるか、と、当然のことを確認されなきゃいけない状況に陥っていることじたい、何か間違えた、と思われませんでしたか

で、娘さんは最も脅威がある性暴力について聞いてらっしゃいます

> 犯罪に巻き込まれることは悲しく辛いことなので、妊娠するしないなど関係なく危ない場所に近づか無いなど、できる限り自衛して欲しい。

再三再四言われてるんだけど、性暴力加害者は多くの場合は面識が既にあった知り合いだったりします。

https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/kou-kei/lecture/no4/pdf/p10.pdf#search=%27%E6%80%A7%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%8A%A0%E5%AE%B3%E8%80%85%27

>「平成20年に全国の男女 5000 人を対象内閣府が行った男女間における暴力に関する調査によると、女性の 7.3%(123 人)が「異性から無理やり性交された経験がある」と回答していますが、その加害者は、「よく知っている人」が 61.8%、「顔見知り程度の人」が 13.8%で、8 割近くが面識のある人という結果が出ています

>「また、顔見知りだというだけでなく、夫や恋人から被害も多いのです。内閣府調査でも、加害者が面識のある人だった人 93 人のうち、「配偶者事実婚や別居中を含む)・元配偶者事実婚を解消した者を含む)」という人が 35.5%と最も多かったのです。」

そこに対する答えが、まるで蛇足な方向へずれてます……。

自衛」で性犯罪被害を女の責任にするなと散々言われてきていたかと思います

夜道で知らない人に殴られたり、公道煽り運転を食らった場合には、された側の落ち度は問われないのにね。

それが女性がただでさえ訴えにくいものについて釈明をせざるを得ず、警察を含めて様々なところへのアクセスハードルが上がり、

被害からの救済を求めにくくしてきた、ということもあります

そこで「自衛」を持ってくるのは娘さんへの性教育として適切かどうか。

電車でも女子トイレでも性犯罪に遭うことがある世の中で、どこだったら性犯罪に巻き込まれない場所なんでしょうか。

> 君が妊娠した場合は、彼氏のご両親も含めて産んで育てるという方向で説得するようなのが私の父親だと。

> もし、言いにくかったら連れてきて今日と同じような話をパパから彼氏にしてもいいよ。

避妊という女性希望をまるで受け入れないような男と二人で仲良く子育てをさせるために父親が出てくる?

相手相手の両親をどう詰め腹を切らせるかしか考えておられないのでは。

そんな男と一緒に子育てをする未来を、娘さんは受け入れないといけないのですね。

娘さんの意思存在する余地もないのですか?

その言葉を聞いたときの、あなたの娘さんの心中を察してしまうと、天を仰がざるを得ません。

>○パパは何で私の体のことなのに中絶ダメだというの?

>ウチではお腹の中にできた子供は生まれる前でも「人間(孫)だと思っている」から

>これについては、いろんな倫理観があるので、あくまでも我が家基準だと思って欲しい。

>お腹の中にできた命を殺したという罪を君に背負って欲しく無い。

>もちろん、最終的な中絶するしないは、君にしか決めることはできない。

お腹の中にできた命を殺したという罪=堕胎罪でしょうか。

それは「倫理観」の問題でも「我が家基準」でもありません。

刑法212条~216条で厳然と裁かれる法定の罪となっています

性教育をするのであれば、未成年知識を授けられるだけの裏づけが必要ではないかと。

人工妊娠中絶について教えてくださいー日本産婦人科学会

https://www.jaog.or.jp/qa/confinement/ninsinshusanqa6/

>人工妊娠中絶手術は母体保護法適応される場合で、今回の妊娠を中断しなければならないときに行う手術です。人工妊娠中絶手術が受けられるのは妊娠22週未満(21週6日)までですが、妊娠初期(12週未満)と、それ以降とでは手術方法が異なります

こうした除外規定があるから中絶違法とされない場合があるというだけです。

娘さんは中絶についての、現状の法の状況について、知識を間違えて吹き込まれております

さらには、その上で「中絶人殺し」という道徳問題として刷り込まれました。

それでいて「最終的にはあなたが決める」となると「胎児殺しは、やるならお前の責任だ」にしかなりません。

女性にいわれのない罪悪感を植えつける「性教育」は「純潔教育崩れ」の間違いではないでしょうか。

自衛」のおはなしとあわせて思うわけですが。

違いがあるとすると「セックスはしてもいいよ」ということだけですよね?

既存性教育コンテンツでも理解した上で誤りなく伝達できる程度の学習大事かと思います

その場の設け方も大事なんですけれど……とりあえず、俺流性教育は要らないかと……。

知らないことを学ぶのは恥ずかしいことではありません。

そも、私ら、年長世代性教育を受けたことがなかったりするので、若い人のほうが理解していたりする状況があるのは当然です。

知識量が逆なのに親をやってるわけにもいかないでしょうよ。親になりましょう……。

> たぶん、ウチの方針コメントくださる人の方針は違うと思ってます

違うのは「方針」ではなく、知識認識なのでは。

思想の違いでおきている異論ではありません。

2019-08-07

少子化対策って簡単じゃない?

結局のところ団塊時代出生率が高かったんだから、その時代制度に戻せばいいんじゃないかな。

Wiki(団塊の世代)には以下の様に書いてある。

"1948年昭和23年)までは、一部の例外強姦姦通)を除き、一般的産婦人科での避妊中絶不妊手術などの行為は、刑法堕胎罪となり禁止されていた。1948年昭和23年)に優生保護法によって限定的容認して、さらに翌年の1949年昭和24年)に同法改正されて、「経済的理由」での中絶容認することになったため、出生率の増大に歯止めがかかり、1950年昭和25年)以降は出生率が低下していった。さら戦後結核など伝染病の予防法・治療法が確立されたことで青少年期における死亡リスクが低下し多産の必要性がなくなったことも、1950年代以降に出生率が低下した要因の一つであった。団塊の世代の母親までは、産婆による出産が主流であったが、昭和30年代には産婦人科医療による出産が主流となった[8]。"

ということは、

1, 産婦人科での避妊中絶不妊手術堕胎罪として、刑法で禁ずる。あるいはなんらかの処罰規定を設ける。

2. 産婆による出産を復活させる。より具体的には、助産師のみでの出産介助を前提とした産科診療とする。産婦人科医師への負担軽減にもつながる。

いいんじゃないの?

え?エンゼルプランとか保育サービスだって

なにそれ?無駄だし、実効性ないよね?難しく考えすぎだと思うけど。

2019-06-27

anond:20190626090828

美味しいところだけチェリーピッキングできるってことなんだから、そう捨てたもんじゃないと思う。

「何ィ? フェミニズムに興味がある? それならあれとこれとそれの問題について我々と同じ立場になれ!」と言われるよりも、

はいはーい、フェミニストでーす。一人一派なので選択夫婦別姓に賛成で堕胎罪撤廃に賛成で表現規制に反対でーす。なぜなら一人一派なので!」

が通じる方がよくない?

別にフェミニストに反対する側も、現実世界女性賃金が低くてもよいとか、そういうことを思っているわけではないわけで。

女性の権利と表現の自由、どちらも大切だが、どちらかを選べと迫られるなら苦渋の決断で前者を選ぶしか……」みたいな人よりも、

フェミニスト一人一派なので女性の権利と表現の自由をどっちも守っていく方向で頑張ります!」みたいな人が増えた方がよくない?

2018-11-11

人工妊娠中絶は「女性の権利」ではない

人工妊娠中絶はしばしば女性の権利問題として語られるが、冷静に考えてみれば別に女性の権利でもなんでもないような。

胎児人間ではないとする立場を取るならば、胎児母体から栄養供給されることによって成長するものであり、母体身体の一部であるのだから、爪や髪、あるいはタトゥーといっしょで、より普遍的な「自分身体の一部を好きにする権利」にすぎないように思う。私は髪を短くしておくのが好きだけど、長く伸ばすのが好きという人もいるし、それを配偶者や親が「いや、お前は髪を伸ばさねばならない」とか「髪を切れ!」と強制するのはおかしい。胎児もそれと同じで、ことさらに「女性の権利」と呼ぶようなものではないと思う。自分身体に関する権利は男女がともに等しく持っているのだから

逆に胎児人間であるという立場を取るのなら、中絶殺人であり、殺人をおかす「権利はいっさい認めるべきではない。アメリカ中絶反対派のなかには、中絶には反対だがレイプでできた子は中絶してもよい、という立場を取る人がいるようだけれど、はっきり言ってわけがからない。レイプされたという理由で罪もない一人の人間を殺してよい理由はどこにもないのだからレイプ犯への復讐すら殺人罪に問われるのに)、仮に胎児人間であるとするならばレイプされてできた子供であっても人工妊娠中絶を認めるべきではない(もちろんその子供を育てる義理はないので、施設に預けるとかそういう選択肢が存分に保証される必要があるけれど)。中絶をしなければ母親死ぬという場合に限っては緊急避難が認められる余地はあるだろうが、そうでなければレイプされてできた子供だろうが経済的に養えない子供だろうが、人工妊娠中絶を選んだ妊婦産科医は殺人罪で訴追されるべきだ(情状酌量がされてはいけないとはもちろん言わない。裁判にかけられるべきだと言っている)。なぜなら、人を殺した者は殺人罪で訴追されるべきだからだ。

私はそもそも胎児人間ではないと思うので中絶自由だと思うけれど、それを「女性の権利」と言うのは上のような理由違和感がある。また、ローマ・カトリック中絶絶対認めないマンなのを理解不能と呼ぶ人を見かけるが、胎児は人であるという前提条件を採用するなら中絶絶対認めないマンにならざるを得ないので、理解できないという人の方がわからない(ただし、「私人勝手に人を殺してもよい」という前提を持っているならば、「胎児人間」と「中絶自由」は矛盾なく両立するので、論理的に必ず中絶禁止が導かれるわけではないことは注意したい。ヒャッハー!)。

かつてとある場所で、中絶の可否について議論したことがあった。私は「中絶自由」派だったのだが、「胎児人間なので中絶反対」と言っている反対派を、経済的に困窮した女性はどうなる、とフェミニストであろうと思われる賛成派が追及していて、お前の言ってることはおかしい、と横から突っ込んだ。「胎児人間なので殺してはいけない」という主張に「経済的に困っている人もいる」と反論したら、それは「経済的に困っていれば人を殺してもよい」という主張と同じだ(「人を殴ってはいけない」という主張に「聞き分けのない子供はどうすればいいんだ」と反論したら「聞き分けのない相手ならば人を殴ってもよい」と言っていることになるよね? それと同じ)。「胎児人間」と主張する人に対しては「胎児人間ではない」と返すべきで、それに対して経済的困窮とかレイプ被害とかを持ち出す論者は、貧困層であることや性暴力被害に遭ったことを理由に罪も無い人を殺してよいと主張していることになる。80歳の老親が50歳の引きこもりの子供を殺したら殺人なのだし、長年の性暴力に耐えかねて人を殺した尊属殺法定刑違憲事件だって、「裁判を経て情状酌量が認められた結果執行猶予がついて釈放された」のであって「人を殺したのに裁判にかけられずに堂々と暮らした」わけではない。もしも仮に胎児が人であるならば、20歳妊婦胎児中絶する行為も、同様に扱われるべきであるはずだ――もちろん実際には、胎児は人ではないので、中絶した妊婦裁判にかけられる必要などないのだが(堕胎罪有名無実化しているとはいえ悪法なのでさっさと廃止するべきだ)。

神学論争なっちゃうじゃないか、と言われればその通り。結局これは徹頭徹尾人間の始期」をどこに置くかという神学論争に過ぎない。生物学的には受精から乳児に至るまでの過程連続しているが、社会的にはどこかで線を引く必要がある(乳幼児から成人に至るまでの過程連続しているが、社会的にはある瞬間から選挙投票できるようになったりお酒が飲めるようになったりするのと同じだ。15年経てば20歳になるのだからこの5歳の幼児を成人として扱って酒を飲ませてもいいじゃないか、と主張する人は皆無なのに、1年経てばこの胎児乳児になるのだから人として扱うべきだ、と主張する人が後を絶たないのは奇妙なことだと思う)。なので本質的人工妊娠中絶をめぐる問題女性の権利とはなんの関係もないのだ。これを「女性の権利」と呼ぶのはミスリードにすぎないと思う。

2018-06-01

anond:20180601180346

男女雇用機会均等法と男女共同社会基本法廃止

四年生大学への奨学金対象から女性を除外

独身税、子ナシ税の創設。

特に身体理由ない子ナシ夫婦へは目に見える懲罰的課税

堕胎罪の復活と、国家的規模の孤児養育施設の創設

2018-02-04

少子化の原因は未婚でなく中絶

厚生省少子化を未婚のせいとしているが、本当の原因は中絶合法化(1948)だ。

 

厚生省出生率低下の要因は未婚」

http://www1.mhlw.go.jp/topics/syousika/tp0816-2_18.html

 

出生率の推移グラフ

http://www.garbagenews.com/img17/gn-20170917-08.gif

 

上のグラフの通り、1947年までの出生率は4.5以上あったが、1948からたった数年で人口維持に必要2.07を割っている。

それ以後は中絶前に生まれ最後世代戦争から戻った男性が子作りして生まれ世代)が子どもを産んだ1970年あたりで何とか2.07を超えたが、以後はまた2.07未満。

まり1947年まで人口が維持できていたのは中絶できなくて産むしかなかっただけで、ほんとは産むのも育てるのもイヤなのだ(当時の中絶理由の最多は母体健康状態)。1947年までは中絶堕胎罪という犯罪だったので、妊娠したら産むしかなかった。

 

そして、その出生率は未婚率の動きとは無関係である

 

未婚率の推移グラフ

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/1540.gif

出生率が急減した1948年あたりは、逆に未婚率は下がっている(=成婚したのに子どもを産まなくなった)。

未婚率が顕著に上がり始めたのは1970年あたりだが、これは工業化により職住が分離して地縁お見合いが成立しなくなったからだと言われている。

まり強制されなきゃ結婚なんてしたくないのが本音なのだ

 

 

また、出生率や未婚率は景気とは無関係である

 

GDP成長率のグラフ

http://livedoor.blogimg.jp/ikikatahatarakikata/imgs/b/2/b28d39cf.png

 

見て分かる通り、高度成長期バブルの頃に出生率や未婚率が改善した形跡はない。

あるのは中絶合法化前の最後ベビーブーム世代1970年頃に出産した時の出生率の僅かな上昇だけで、それは景気や未婚率とは無関係である

金があっても結婚したくないし子どもも要らない。それが戦後ずっと続いている動きだ。

昔はみんなが結婚して子どもがたくさんいたのは強制されていたからだ。

 

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ここまではデータに基づいた話。

以後はただの私見。

 

このように、厚生省の主張のままに未婚率を改善しても少子化改善しない。

はてなーの言うように若い世代に金を回しても未婚率は改善しない。

個人自由に任せれば社会は維持されず、社会の維持を掲げれば個人自由制限するしかないのだ。

でもこのご時世で社会のために強制結婚強制出産なんて許されるはずもないだろう。

 

そうなると、出産子育て個人から分離して国としてやる必要が出てくる。

まり人工子宮施設での保育だ。

自分で産んだ子を自分で育てるべきという迷信さえなくせば現状の最適解の1つであろう

もともと上流階級は昔から子育て部分は外注して産みっぱなしだったのだから、産むところも外注すれば良いだけだ。

 
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