はてなキーワード: 本命とは
人生で初めて推した俳優の「ご報告」というツイートには「結婚」の2文字と直筆の名前が綴られた画像が添付されていた。初めて、推しが結婚した。
彼のことを知ったのは当時まだ18歳の頃で、ろくに遠征もしたことないし現場すら行ったことない地方学生のときだった。正直それまではアニメばかり見ていて、舞台もミュージカルも低予算実写化と一緒にしていた何も知らないオタクだった。
好きなアニメが舞台化、しかもその中で1番好きなキャラクターを彼が演じると知ったとき、単純に私は嫌だな、と彼のことを何も知らないのに実写は嫌だ、の気持ちだけで遠ざけていた。今の私からしたら考えられない(俳優目当てで観劇に行くオタク)
そこから1年半ほど経って、何故か私は1枚のチケットを握りしめて彼の出演する舞台を観に行っていた。紆余曲折あるけど、たまたま身近にミュージカルが好きな友達がいて、たまたま私の意識の変わる出来事があって、たまたまミュージカルの円盤を借りて、やっと舞台やミュージカルが実写化映画とは異なることを知ることができた。
「舞台っていいものだね」そう円盤を貸してくれた友達に伝えると、そのまま3月に地方に来てくれる舞台のチケットを申し込みをするはめになっていた。その舞台は当時チケットが全然取れないことで有名で、大楽はライビュが開催されるくらいだった。それなのに、人生初めてのチケット申し込み、ビギナーズラックなのかなんなのか分からないが2枚取れてしまったのだ。取れたのだから行くしかないし過去作も見るしかない。友達に(また)円盤を借りて見て、そこではた、と気づく。チケットが取れた舞台で私の好きなキャラクターを演じているのは彼だ。1年半前、嫌だとなにも情報を入れずに先入観だけで拒否をしてしまったあの俳優さん。
気づけば画面に食い入るように見ていた。私の好きなキャラクターがそこで実際に動いて生きていた。再現度も然ることながら、本当に違和感なくストンと受け入れられたことにも驚いたし、ああ私は3月に彼の演じるキャラクターを生で観れるのか、と思うとじわじわと実感が湧くと共に嬉しさでいっぱいになった。この人のお芝居を観ることができるのは嬉しいな、なんてしっかり目に焼き付けようと思ったことも覚えている。
親に猛烈に反対されながらもチケットあるから!の一言で人生で初めての遠征をした。新幹線で1時間かかるかかかないかのところだが、今まで一度も遠征も外泊もしたことがなかった私からしたらなにもかも新鮮だった。
一緒に行く友達はいろんなジャンルを観劇するタイプで、なにからなにまで教えてもらって劇場に着いた。
幕が上がって、しばらく泣き続けていたと思う。原作の重要なシーンだったし、なにより強烈に記憶に残っているのは彼の見せ場だった。7年経った今でも鮮明に思い出せるくらい。ボロボロに泣きながら双眼鏡覗いていた記憶。
カテコ後にはもう彼のことしか考えられなかった。本当にあの舞台上には私の好きなキャラクターが生きていたし、そうしてくれたのは彼だった。これが初めて俳優を推す、ということなんだろう。そんなことを思いながら物販で買い足すために列に並んでいたことも覚えている。
地方学生の身だったけど、いくつかは彼の出演作を観劇することが叶って本当によかった。今でもチケットがとれて予定が合えば行くか〜、くらいの気持ちで過ごしていたが、ここにきて「結婚」のお知らせだった。
不思議と気分が落ちたり死にたくなったりすることはなかった。素直に心からおめでとう!と言葉がすんなりでてきたことには驚いた。今の本命の推しが結婚したら私は死にたくなるし、同じ事務所の人が結婚しただけでも血の気が引いて明日は我が身、と怯える日々だったのに。
別に俳優と結婚したいとかそんな大層なことは考えていないし無理なのも分かっているけど、そういう事じゃないのだ。いや、それでも彼の結婚に関しては心からお祝いできたことが嬉しい。
私がこうして今の推しの追っかけをしているのも、あのとき彼のお芝居を観ることがなければなかった時間だ。人生で初めての推し、遠征も外泊も飛行機も全部初めては彼の現場だった。たくさんの幸せと思い出をもらった。未だに最前線に立ってくれていることも嬉しいし、こうして家庭をもって幸せになってくれるのも本当に嬉しい。
長々と書いてしまったけど、今まで推しが結婚する、ということが絶望以外の何者でもないと思っていたのに、彼の結婚は心から喜べた。私も俳優の結婚をお祝いできるんだと思ったし、なにより初めて推しが結婚するのが彼でよかった。本当におめでとうございます。これからもご活躍応援しています、またいつか観劇に行けることを楽しみにしています。
オレのPC環境に入っているチャットツールが、すぐ通知でアプローチしてきて辛いんだがの件。
teamsちゃんは会社が推奨してるけど、持ち前のお転婆さを発揮して、エラーをすぐ起こすし、ちょっとミスると書きかけでも送信されちゃう。
Slackちゃんは密かに本命、お手軽さとUIの良さから、みんなすぐに自前のスタンプを作って盛り上がっちゃう職場の人気者。
Google hangoutちゃんも忘れられない元カノのような存在。Googleシリーズのツールと一緒だと一択なんだけどなぁ〜。
Zoomちゃんはピンポイントでオレを助けてくれる、頼れるお助けサポート係のような存在。世間ではセキュリティガバガバとか言われてるけど、オレだけはコイツの魅力に気づいてる!
おいおい、みんな一斉に通知してくるなよ。また何かやっちゃいましたぁ〜!?
いつも、ちょっとだけ人より出来が良かった。
足が遅いのとアトピー以外で人にコンプレックスを抱いたことはなかった。
幼い頃の写真を見ると、親からめちゃくちゃ愛された子供に見える。物心つかない頃から遊園地や旅行や、色んなところに連れて行ってもらっていたようだ。高校生までは毎年夏にはキャンプや父方の実家の九州に連れて行ってもらってた。
家はそこそこ裕福寄りで、持ち家もあるし、相続予定の土地もあるし、奨学金もなしに大学も出た。
それでも父が嫌いだ。尊敬出来ない。
理不尽で気まぐれで、常に顔色を伺ってご機嫌を取らないとすぐ怒鳴る。
子供の頃は「こんなに怒られると言うことは自分が悪いのだろう」と思っていたが、13歳を越える頃には「いや、こいつの言ってることが無茶苦茶なだけだ」と思うようになってた。
父と仲がいいと思ったことは一瞬たりともない。父に本音を話したことは一度もない。介護をしたくない。葬式を出したくない。
気まぐれで「受験料は自分が認めた一校分しか出さない」などと言い出したり。
お前は馬鹿だ馬鹿だと罵るくせに親戚に私の偏差値を自慢したり。
アトピーでいじめられストレス性の胃腸炎を患い、結果的に不登校になった私を、三和土に引きずり出して「明日から学校に行くから許してください」と言うまでビンタしたり。
それを全部忘れて「お前はいじめられても頑張って学校に行ってた。えらかったな」と言ったり。
父なりに私を愛してはいるのだと思う。
ある犯罪被害に遭った結果、通常の社会人生活は送れなくなった私のために、父は独立して会社を作った。日常ルーティンさえしていればそうそう食いっぱぐれない会社だ。
何の興味もない仕事である。でも私のために作られた会社なのだから、私が継がねばならない。
幸い、人よりちょっと出来がいいのは継続していて、根幹業務も総務もIT関連も、ほぼ全部自分が取り仕切っている。
会社に入って10年。「そろそろお前がこの会社のことを考えておけ」と言われた。
じゃあ、言わせてもらおう。
この会社が建った後、近くに鉄道の駅が出来ることになり、地価は年間15%上がり続けている。そしてこの仕事は八割リモートでこなせる仕事だ。出来ればこの会社兼実家を潰しビルに建て替えたい。一時的に現金は無くなるが10年で投資額は回収出来るし、両親の老後資金は確保出来る。建物を相続するにしても、ローンが残った状態の方が有難い。
そして、私が別の場所にマンションなりを購入し、その中の一室を事務所に割り当て、基本はリモートワークにしたい。現状、主力社員は無駄に遠距離から通勤しており、彼の家の近くか中間地点にオフィスを移したい。
ともかく、今の家は売るか建て直したい。
と言うか、実家の離れを改装した私の住処がひたすら不便なのだ。部屋数は多いし広さも十分あるのに水回りがクソ過ぎる。台所にはガスもなく、冷蔵庫は廊下にあって、何故かワンルーム用ユニットバスがついていて、洗濯機置き場がない。洗濯は、毎回実家まで持って行っている。
(※ちなみにこの改装は、全て父が勝手に執り行った。さらに言えば、最初は台所どころか風呂トイレもなく、「外階段を使って実家までくればいい」と言っていた。ふざけんな。慢性胃腸炎で週に三日は下痢してるって言ってるだろうが。)
10年、この環境でやってきたのだから、自分の好きなように建て替えるくらい許されるだろう。
そう言ったら目を白黒させていた。どうやら彼は、私がこの家を大層気に入ってると思っていたらしい。
言ったのに聞き届けなかったんじゃないか。「せめてトイレだけはつけてくれ」と言った次の日に、勝手にユニットバスを発注していたのだ。
「そんなことは考えていなかった」「今のは聞かなかったことにする」
考えろと言ったのはそちらだ。
「リモートワークと言ってもこの情勢が続くとも思えない。まだお前の考える時ではない」
なるほど。じゃあ、私はこの件については放棄する。勝手にしてくれ。
「そうは言っていない」
考えるなと言ったのはそちらだ。
「考えなくていいとは言っていない」
何がしたいんだ、お前は。
久しぶりに大声で喧嘩した。
彼はそう言う人間だ。私のために金や労力は使うが、それに対して私が100%望み通りの反応をしないと否定してくる。
「パソコンが動かないから見てくれ」と言われて、彼の想定外の解決法を提案すると拒否する。そう言うタイプの人間だ。
自分にしか興味ないのだ。だから、不登校の私を殴ったし、泣きながら学校に行った私は、彼の中で「父の叱責を受け止め、強くなった我が子」に改変されてたのだ。
いつもはストッパー役になる母もいない状況で、私と父は延々とヒートアップしていく。
双方、無駄に頭が回り口が立つので、口喧嘩に決着がつかない。親子なせいか、論理の組み立て方も似ている。
ずっとずっと言いたかったことを言ってしまいたかった。勢い任せで言ってしまいたかった。
「そんなに気に食わないなら、実家の玄関で首吊ってやってもいいんだぞ!!! どうせ死のうとしたのは二度や三度じゃないんだからな!!!」
言いたくはなかった。自殺未遂に取り乱した父と母の顔はよく覚えてる。家を二回も買い替え、それぞれ多額のリフォームを行い、私が死ぬまで家に引きこもって過ごせるようにしたのは、間違いなく「我が子に死んでほしくない」という親の愛だ。
知ったことじゃない。
そんなもんはどうでもいい。
お前らの身勝手な押し付けなんかどうでもいい。そんなもんはいらない。この世界から逃げたかった。
でもお前らが死んでくれるなと何度も言うから、そのためにいくら金を積んでも惜しくないと言うから、
「じゃあ、仕方ないから、親の金が無くなるまで生きててやろうかな」と思っているだけなのだ。
父はすんっと黙り込み、罵り合いは終わった。
*追記あり
明日は2歳馬の世代初G1の一角、ホープフルステークスですね
年内最後のG1だし、来年のクラシック戦線で活躍するだろう子が見れるので、買わないまでも見ておくとよいレースです
ホープフルステークスは2016年までG2レースで、2017年からG1レースに格上げとなった
G1初年度の2017年までと、2018以降のここ3年間は全く傾向が異なっている
G1昇格2年目以降の過去3年は4番人気以内が馬券内を独占するというかなり堅いレースが続いている
これは朝日杯や阪神JFと並んで、実力馬が本気で取りに来るレースになった結果、中距離適性の実力馬がしっかりここで結果を残すようになった、と考えると、この傾向は続くかもしれない
しかし、2017年以前は、今の他の2歳重賞と同じく、キャリア2戦目で挑んでくる馬が馬券に絡んだり、6戦目でやっと未勝利抜けた子が2着に絡んだりしてる
こんなことが起きるレースなら、正直予想なんて滅多に当たらない
この変化は、G1になって傾向が変化しただけ、ととらえても勿論いいのだろうけども、そもそも2歳馬は成長途中で日々実力が変化する
レースが何なのかまだわかってない馬も多い
つまり2歳重賞は、古馬重賞よりも実力関係の見極めが難しく、さらに紛れも起きやすいレースだ
それなのに、G1になってたまたま3年堅い結果が続いたとしてそれは傾向とみるよりたまたまと見たほうがいいだろう、というのが増田の見解
2歳馬なので、本当のところは誰にもわからない
重賞勝ちしてたら強いけど、重賞を走ってないけどもっと強い馬はいてもおかしくない
重賞実績馬を本命視する人が多いけど、重賞実績は正直そこまで問題じゃないと思っている
とりあえず、今までの実績から、馬の能力を見積もれない、まだまだどのくらい強いかわからない、底を見せてない馬、というのが強い可能性を秘めているので、"底を見せてない度"を優先して紹介する
ここまで無敗、全く底が分からないのは
底を見せてない、とまでは言えないかもしれないけど、まあまだまだ見えないよね、という子は、
気になる敗戦の理由さえはっきりすれば、底見せてないと言ってもいい子は、
キラーアビリティ、サトノヘリオス、ラーグルフ、グラウンドマジック、アケルナルスター
だけど、ラーグルフ、グラウンドマジック、アケルナルスターの3頭は、その敗戦がちょっと負け過ぎているので、よほどの理由がない限り正直底は見えたと思うし、他より評価は上げづらい
ここまでまとめると、順当なら、
コマンドライン、ジャスティンパレス、オニャンコポン、アスクワイルドモア、フィデル、ボーンディスウェイ、キラーアビリティ、サトノヘリオス、
の8頭で決まる
伏兵としてはマテンロウレオ、タイラーテソーロ、シェルビーズアイ
切っていいのはその他の4頭ということになる
ちなみに信頼できる方の調教評価は、あげた馬券内候補8頭のうち3頭が調教よし、伏兵の3頭のうち1頭が調教よし、切りといった中では1頭が調教よいそうです
特に無敗の3頭中2頭が調教よいというのは好材料ですけど、調教の良さは調子の良さであって、馬の実力を表すものではないから注意ですね
予想するよ、という割には、ちょっと、候補多すぎない?と思うよね
その通りです、申し訳ない
申し訳ないんだけど、軸候補は無敗の3頭(紛れあり)、ほぼほぼ有力な相手が8頭(紛れは多分にあり)、というのが今回のレースと言える
さらに中山競馬場というのはトリッキーで癖の強いコースなので、コース適性を要求するし、本命とされるコマンドラインも東京での実績しかない以上、中山での実力は未知数というほかない
中山実績のあるオニャンコポン、(ラーグルフ、ボーンディスウェイ)、はちょい優先
どっちかというと中山に似ている阪神の実績のあるジャスティンパレス、サトノヘリオスもちょい優先
でも、中山や阪神の実績を持ってない子でも、実は完璧な中山適性を持ち合わせていたらぶっちぎるかもしれない
こうなるともう、実績から言えることではないのだけど、競走馬としての実力がしっかりあるのは勿論のこと、折り合いがちゃんとついて、先行力があって、器用さとパワーを兼ね備えている子がいい
全然絞れてないやん、と思うでしょうけど、そうです、こんなレースは儲けようと思って買うものではない
損したくない人は買わないのが吉という結論です
そもそも2歳戦をほぼ買わない増田としては、今回も買わないのが濃厚です
朝日杯は軸が2択でしっかりできたので珍しく2歳戦買ってプラスにしましたが今回はダメでしょうね
でも、もしものもしも、あえてのあえて、買い目をいうとしたら、現時点の情報では、ジャスティンパレスの複勝1点買いになるかもなあ
パドック見ないとその価値があるのかもわからないので、無責任なことは言えませんが
オニャンコポンの連呼が聞きたいのでオニャンコポンを応援しつつ、武豊のG1完全制覇が見たいからアスクワイルドモアの応援をしつつ、かつて好きだったタイキシャトルとディープインパクトの血が流れているアケルナルスターの応援だけしようと思います
今年はウマ娘から競馬ブームがきて、大阪杯から凱旋門賞、有馬記念まで、増田競馬は楽しかったです
中継見てたら買いたくなって、自信ないなりに言ってた通りジャスティンパレスの複勝200円だけ買ったら当たりました
では皆さまよいお年を
結果についてはこれanond:20211226160229
夜になって録画を見て復習
直線に入る時、クロノジェネシスの前にエフフォーリア、外にステラヴェローチェがいて、クロノジェネシスに進路がなかった
エフが伸びて、ステラが外に振れてできた隙間にクロノがしっかり入り込んで伸びたからクロノは3着に入れたけど、あの壁によって仕掛けはだいぶ遅れたように見えた
しかしあの前壁からしっかり伸びたのはさすがクロノジェネシスといったところ
じゃあなんであそこに壁ができていたのか?というところに着目
2コーナーあたりまではクロノが前、エフがすぐ後ろに構えていたところ、向正面でエフが外からクロノに馬体をあわせ、3コーナー入り口では完全にクロノの前にエフが出る、武史らしいそこそこ早い仕掛けをしていた
が、ダービーは早仕掛けから最後差されていたし、この仕掛けがベストかはまだわからない
クロノとルメールはまだ仕掛けどころではないと見たのか動かない
中段インコースに入ってロスなく周ってるクロノは脚が残ってるはずだし、4コーナー出口からで十分間に合うはず
ところが3コーナーに入ると後方のアカイイトがエリ女と同じく大外ぶん回しの追い込みを仕掛け始める
アカイイトの前にポジションを取っていたステラヴェローチェとミルコは、アカイイトが並びかけるのを察知すると、並ばせまいと進出を開始して促し始める
ステラヴェローチェのポジションは、クロノジェネシスのすぐ後ろだった
アカイイトに並びかけられたステラヴェローチェは前に出て、すぐにクロノジェネシスの横にぴったりつける
これでエフフォーリアとステラヴェローチェによるポケットが完成
どうもこの流れを見ていると、最初からミルコも武史もライバル視していたのはやはりクロノジェネシスだったと思われる
グランプリ3連覇の馬とルメールのコンビに負荷をかけないと、やはり取り返しのつかない結果となる恐怖を皆んな持っていたということだろう
武史からしたら、クロノジェネシスの前に位置取って直線に入れば、クロノが脚を伸ばしても抜かせない自信があったのだと思う
そしてクロノのすぐ前に位置取ることで、気配をすぐ察知できるし、進路取りも迷わせることができると思っていたのかもしれない
それが後ろのミルコと思惑が合致してポケットに入れることができた、と見ると、このクロノの進路取りは、クロノの不運というより、武史の狙いだったと思う
ポケットに入れられ、ステラヴェローチェとばっちり並びながらも、そこから進路をこじ開けて伸ばす脚はステラヴェローチェの及ぶものではなかった
が、その前に、エリ女を制したアカイイトを一蹴できる力はステラヴェローチェにあったのもわかった
ステラヴェローチェの現在の力は、ほぼしっかりわかるようなレースとなったと思う
クロノジェネシスはさすがだったし、武史の騎乗はかなり上手かったと思う
ルメールは、いうとアレだけど、馬には上手く乗ったけど、駆け引きでは武史に負けたと思う
あまりに無策だったのでは?
逆にルメールが武史を出し抜く展開を作れていたら、結果は逆だったのかもしれない
3歳馬と若い騎手というのは、大胆に、挑戦者の気持ちで戦えるのがやはり強いのかもしれないな
事前予想で言ってた、クロノ、エフ本命、次いでタイトルホルダーとステラ、その次がボンドで、ここまでが勝ち得る、と言っていたけど、その5頭がきっちり掲示板全頭的中だったのは誇りたいと思う
当日の追記はこれanond:20211226141831
増田に競馬の話書くと、「お前はわかっとらん」みたいなブコメがつくので、事前に書いておこうと思う
まあ実際わかってないんだけどねー!
全く予想だにしなかった決着、ということは稀だけど、10番人気前後が馬券に絡むのは"よくある"という傾向がある
この理由は、中山競馬場2500mというのはなかなかトリッキーだから、馬の力関係だけを見てると、見えてなかったコース適性に足をすくわれるということ
トリッキーというのは、普通の競馬場1周ならコーナー4つのところ、有馬記念はコーナー6つ
さらに、他の競馬場は高低差2mくらいなのに対し、有馬記念の高低差は4m
何の邪魔もなく広いコースで競走したら勝てる馬でも、クネクネ曲がったり登ったり降りたりしながら走るのが得意とは限らない
また長距離走は馬の操作性や気性、騎手のコントロールも大事なので、脚の速さだけでごまかしが効きづらくなるのも原因
実際で言えばこれ
2020年は1着から3着まで、1番人気、11番人気、2番人気の決着
2018年は1着から3着まで、3番人気、1番人気、9番人気の決着
2017年は1着から3着まで、1番人気、8番人気、3番人気の決着
2015年は大荒れで、1着から3着まで、8番人気、5番人気、4番人気の決着
2014年は1着から3着まで、4番人気、9番人気、1番人気の決着
2012年は1着から3着まで、1番人気、10番人気、2番人気の決着
2011年は1着から3着まで、1番人気、7番人気、9番人気の決着
これはつまり「みんなが思っている予想がそんなに当てにならない」ということ
俺も含め、したり顔で予想話す人の大半が、実際には何も読めてないということを表す
これ大事なので覚えておいてください
その反面2019、2016、2013の3年は馬券内いずれも4番人気以内という堅いレース結果となっているし、上記の10番人気前後が絡んだ7レースでも6回は1番人気が絡んでいる
つまり、強い馬は強い、というのもまた間違いない
つまり、3連複、3連単を当てるには、10番人気前後の読みにくいやつまで入る可能性をケアしなきゃいけないだろう、ということ
まともに3連取ろうとすると買い目が膨らみ過ぎるし、かと言って買う数を減らすとすり抜けが起きてくる可能性がある
今年の有力馬でいうと議論の余地なく、クロノジェネシスとエフフォーリアの2頭
この2頭の実力は抜けている
一応リスクで言えば、クロノジェネシスは凱旋門賞でタフな競馬をしたけど、体は大丈夫?気力は戻ってるの?というところ
調教は悪い、と見てる人もいれば、疲れなし問題ない好調、という人もいて正直よくわからん
でもドバイ後の宝塚記念も、調教ではもうあかんかも、という雰囲気からみるみるよくなって、結果圧勝してるし、名馬ってそんなものかもしれない
マイルチャンピオンシップのグランアレグリアもそんな感じだった
エフフォーリアのほうは、中山2500こなせるの?というところ
皐月賞はめちゃくちゃ強かったので、中山内回り自体は問題ないと思われる
ただ唯一の敗戦がキャリア最長の2400で、2500はさらに延長で初距離というのがちょっと気になる
東京2000でめちゃくちゃ強いとして、中山2500でも変わらず強いのか?正直答えを持っている人はいない
3歳でコントレイルを破って天皇賞秋を制し、さらにそのままクロノのグランプリ4連覇を止めての有馬勝ちというのは、ディープインパクトやキタサンブラック並みの歴史的名馬じゃないとできないことだけど、実際エフフォーリアは十分彼らに並べる歴史的名馬だとしても全く不思議はないと思う
ディープやキタサンみたいな名馬なら、適性を多少外れようと能力や器用さでねじ伏せられるでしょう
つまり、エフフォーリアを歴史的名馬と信じられるか信じられないかの信仰を試されていると思う
皐月賞や弥生賞で強い走りがあったり、そこそこ悪くない重賞実績があるやつをピックアップする
順当な決着なら、馬券内3頭はここまでの4頭で決まると思う
ここまでが来ても驚かないライン
ここからは薄いと思うけど一応あり得るのが
アサマノイタズラ、ウインキートス、アリストテレス、まあ一応アカイイト
それ以外はないんちゃうか
知らんけど
おそらくエフフォーリアとクロノジェネシスが2頭絡んだ馬券のオッズは大きく下がる
おそらくはその2頭固定の三連複で11番人気まで抑えれば、まあだいたい当たるだろうと思われるが、その場合トリガミがおそらく発生する
そして、エフとクロノが本当にどちらも馬券内にくるかどうか?というと、自分のなかではそうなる確率は60%ほどだろうと思う
そこまで楽観はしていない
ということは上記の三連複はリスクのわりに儲けられないということになろうかと思う
じゃあダメじゃん
でも、4番人気内2頭+11番人気内1頭が大体のパターンなので、エフとクロノに絞らず、上位4頭を軸にすればほぼあたるだろうと思う
これが基本線だけど、買い目さらに広がるし、堅い決着だと大幅にトリガミになるのでダメでしょうね
でも難しそうな気がする
じゃあどうするか?
クロノかエフのどちらが絶対に馬券内に入るのか?を見極めるしかない
調子が悪いかもしれないという恐れが買い目を広げさせてガミらせる
まずはクロノを見極めよう!
となると基準とすべきは、「より確率の高いほうを見きわめて、そちらの複勝1点に1万円ぶっこむ」という買い方
1.2倍でも2千円儲かるぜ
で、これから考える皆大好きな三連や馬連は全て、じゃあガミるリスクやすり抜け発生するリスクを負っても、複勝買うよりリターンがあるの?を常に問わねばならない
予想外10番人気が2着にくる可能性を常にケアしつつ勝ち馬券買うのはなかなか難しい
難しいレースの場合、複勝は決して馬鹿にされる買い方ではないのだ
最終的には買わない選択もありなくらい
最終的にはオッズにらめっこしながら、また当日に実際の買い目を言います
彼の言う本命馬は「実力が最もある馬」を指している
一番強い馬を聞いて、勝つ馬は誰かを考える、という材料にしている
有馬記念で言えば、彼がエフフォーリアと言えば、中山の適性や距離適性はわからないが、純粋に平地の直線を走ればエフフォーリアのほうが先着するという意味だろう
クロノジェネシスと彼がいうなら、エフフォーリアの力はクロノよりまだ劣っているという意味になると思う
あと、調教評価をネットに出してる人で、信頼できる人を見つけておくといい
俺は調教評価に関しては個人的にtwitterにいる、ある人を信頼している
じゃああと数日、悩んで楽しみましょ!
どちらかというと漫画に対して賛よりのレスが多いのが意外だった。
危険性も緊急性もない借金(奨学金)の返済のために犯罪に走るって全然納得できない。
「相続放棄せずに相続してしまった親の反社組織からの借金がー」とか
「たった一人の肉親である妹が余命1年で手術費用がー」とかならベタだけど納得感はある。
「金金金、とにかく遊ぶ金が欲しー」とか
「社会人になったけど、就職先がブラック企業で心身を壊し退職。奨学金返済だけが残った。返済するためにー」とかもきついけどまだマシ。
現役大学生のうちから「奨学金返済のために犯罪します」っておかしいよ。
anond: 20211217222313
主人公は少なくとも1話の時点では立場が悪い人ではないんだよなー。
続きを読めばそういった背景もあるかもしれないけど、それならそれを最初から出すべき。
anond: 20211217223131
子供の治療費のために身売りする 未亡人の官能小説読んだわ。 なかなかぐっときた。 やっぱね、それなりの理由があるとのめり込み方が違うよね
だね。
自分はその小説を知らないけど、仮に「ホストに貢ぐために身売りする」とか「アイドルの追っかけ費用のために身売りする」とかだったらかなり白けると思う。
今日も元日大生の陸上部が卒業出来なくて奨学金の支払いに追われてオレオレ詐欺に手を出して捕まったみたいなニュースやってなかった?
ニュース見たけど「元日大生」じゃなくて「日大生の元陸上部」だった。つまり現役の大学生。
4年生で24歳だから留年したのかもしれないけど、現役の大学生なら返済猶予ができ、現時点で返済に追われる必要はない。
ニュースには「友人からの借金」ともあるからそちらが本命だろう。
anond: 20211217225740
バチェラー・ジャパン4という作品を途中まで見たので現時点での感想を述べる。
なお本シリーズを見るのは今回が初めてで、本国の作品も未視聴なので、本作が前作までと比べてどうかという話はできない。
男女ともに参加者は俳優さん、女優さんだよね?番組のコンセプト上、職業などの肩書きは立派だが役者としては無名、無経験が望ましい。かつSNSでもキャラを崩さない人。危うさがない人。それらのキャストにキャラクターの役割がバランスよく振られ、物語に沿って演出されている。
→これらのキャラクターが動くことによる面白さを描くので、脚本と編集能力がエグい。ただ、ドキュメントを銘打っている分、違和感を感じる層は離れていくか、釈迦や閻魔様のような立場で楽しむ方にシフトしていく。初めからフィクションと書いてあれば新海誠作品として楽しむけどね。
視聴者完全不参加型、審査員は1人。付加価値としてキャッツファイトが見られる。
ハラハラさせられるんだけど最終的には結末は一緒というジョーンズ感。そうそう、これが見たかったんだよ、という水戸黄門感。視聴者の期待を裏切ってほしいという期待も含めて応えてくれる。
今川、指原、藤森のおかげで番組が3層構造になっている。(参加者→3人→視聴者。)あの3人がある程度ジャッジメントの道筋を立てるので視聴者は安心できる仕組みである。
参加者→視聴者の2層構造だったら、距離が近すぎて、見ていて非常にしんどい番組になることだろう。
⑤恋愛観
仮にこの非日常な環境で好意を感じるとするならばそれはドーパミンのせいであって、オキシトシン系はついてこないぞ。10代の子は真に受けて真似しちゃダメだよ。これはAVとして楽しむものなのだから。
⑥家族観
4のバチェラーに限定するけれど 母はどんな時も父を見捨てなかった と言うが、その父は母に対しては何を与えていたのかを合わせて語ってくれないと、薄っぺらく聞こえる。結局sexできる母親が欲しいんだよねって私が解釈する前に早く説明して欲しい。それでいいならそうするけど。
⑦その他疑問
※この番組を純粋なドキュメント番組として、感動しただの、切ないだの、誰の性格が良い悪いだのと、完全な手放しで楽しんでいる層が一定数いそうで心配である。出演者もあれこれ言われると思うので、人権も心配である。
※とっても絵が綺麗なので、どんなに盛り上がるシーンでも、今この視点の後ろには何人いるんだろう?(カメラマン、照明、メイク、衣装、音声さんなど)何回リハして、何回立ち位置確認して、何回リテイクになったんだろう?と思ってしまうので、各種スタッフの存在を頭から消すのが難しい。警察24時だったらあんな映像取れないぞ!という感じである。
※オスとメス
そもそも動物の群れの中で一匹のオスを奪い合ってメスが淘汰し合うというのは不自然だよなぁ。私が知らないだけでメスがオスをめぐって殺し合う動物がいるのだろうか。動物ってだいたいオスの方が派手じゃん、ツノとか羽とかたてがみとか。メスの方が派手な動物っている?有識者の方、教えてください。
ハーレムものだと必ず外国人やハーフの人が出てきて、多様性や非日常感を添えてくれつつ、最終的に本命にはならないよね。どの作品が起源なんだろう。
高学歴、専門職、高収入、ついでに言うとメンサ会員でいわゆる頭の良い女です。
ですが、自分のフェチのままに3Bを狙い撃って付き合ってはそのクズ具合に大興奮しています。
自分の生活が壊れない範囲でクズ彼氏からパチスロ酒代をせびられては、も〜しょうがないな〜、なんて切ない顔しながら現金を渡す自分に超興奮しています。
こんなに出来のいい人間がクズ男に搾取されちゃう…というシチュエーションフェチです。
次の日朝帰りで泥酔したゴミクズ彼氏を介抱して、「増田ちゃんがいないと俺だめになっちゃう」とか言われた日にはもう頭が沸騰しそうに興奮した。
そのまま雪崩れ込むように俺を捨てないでセックスをするために、頭の悪いゴミ彼氏が負けるだけのパチスロ代5万円を支払っていると言ってもいい。
そんなある日新しく美容師で浮気性で好みの顔で金遣いの荒い彼氏ができた。
これは今回も期待できるぞ。ほらさっさと浮気してこい。絶対自然な態度で証拠見つけて泣いてやるから。
早くその流れ作って「一番は増田だから」ってなだめるセックス早くしてえな〜などと思っていた。
期待通り今回の彼氏も浮気はするわ、金もせびるわ、生活能力はないわ、仕事はあるけど低収入の酒クズだわ、最高に興奮させてもらった。
こんなクズ彼氏には何を言ってもわからないだろうと思って黙っていたけど、ある日適当に放っておいたメンサ会員証を彼氏が見つけてきて「増田ちゃんってメンサなの!?」と驚いていた。
その日から彼氏のセックスが超丁寧・家事もちゃんとやる・いちいちくっついてはキスしてくる・好き愛してる発言など、今までの適当扱いから本命彼女にする態度に豹変した。
さらには「何か難しい話して」と言ってくるので物理とか工学系の豆知識を紙に書いて解説してあげた。
そしたら突然立ち上がってそのまま獣のようなセックスされた。
クズ彼氏はサピオセクシャル、いわゆる頭のいい人フェチだったらしい。
以降は私が勉強している姿を見つけたり、難しい話(私からするとそんな難しくない)をするたびにセックスが始まる。
クズ彼氏のコミュニティからして、頭のいい女と出会えるはずもなく、私は今大事に大事に愛されている。
本命彼女認定を受けたため、クズ彼氏の素行が直ってしまったのだ。
尽くしてくれるし、家事もやってくれる。酒もスロットもやめた。浮気もしていない。
俺も仕事がんばる!なんて言ってはりきって出勤してる背中を見て、あ〜ん〜そういうことは望んでないんだけどな〜〜〜〜〜などともやりながら過ごしている。
BLなのに「非BL」とは。
作者自ら本作を「BL」と明言しており、編集部もBLとして売り出したようなのだが、本作は某BLレビューサイトには「非BL」作品に分類されている。何故なのかというと、単にBLレーベルの作品ではないからだと思う。だが、レビューを見てみると、本作が「非BL」に分類される理由はレーベルの問題以外にもあると思う読者もいるのがわかる。
男×男=BL ではない。
実は商業BLにはけっこう厳しめのルールがあって、それを満たさないものをBLとは見なさないようなのだ。私の知っている限りでは、以下のルールがあるっぽい。
何よりもボーイズがラブすることが最優先であること。(話の面白さは二の次である)
主な読者である女性を不快にさせることを書いてはならない(例:攻めの浮気描写。女性とのセックス描写。そもそも無駄に女性キャラを出すとかあり得ない。など。)
そんな感じなので、セックスどころかキスもハグもしない『日々、君』はBLではないと言われてしまう訳だ。けれども、恋愛になりそうでならない感じでもだもだしつつ、着実に互いの距離感を縮めていく描写は、恋愛ものの基本かつ根幹って感じがするよなぁ。
なお、上記で紹介した『左近の桜』もレーベルの問題で非BLなんだけど、亡霊達×桜蔵という、桜蔵総受けBL状態でありながら本命のカプと見なされる柾×桜蔵はずっとノータッチ状態なのがまた非BLとされる一要素かもしれない。
はぁ……、商業BL(とそのファン)って面倒臭いな。以下、BL雑記。
BLというジャンルが確立されたせいで行き場を無くす表現もある。
商業BLにはルールがあるが、個人で書いているぶんにはそこまで厳格にこれはBLだがあれはBLではないとかやらなくていいはずだ。
ところが、Web投稿サイトに投稿するとなれば話が微妙になってくる。中にはBLガチ勢字書きや商業で食っていきたいセミプロBL書きとかも混ざっている。読み手にしても、漠然とBLっていうのは男同士でヤってればいいんでしょと思ってるだけの人から、商業BL同等の物を読みたい人もいる。
私個人の感覚では、BLを書いて投稿サイトに投稿し、多くの人に読まれたいと思ったら、商業BLのルールに則った物を書くのが無難なのかなって感じる。人類の半分が女だからって登場人物の半数が女だったりとか、攻めが浮気しまくりとか、カプ離別バッドエンドとかは書かない方がいいんじゃないかと……。ただ無視されるだけならまだしも、「それはBLではないです」って苦情が来たらつらいし。
じゃあ、そんなBLルールは窮屈だからってBLタグを外して「ヒューマンドラマ」だの「サスペンス」「学園ドラマ」etcのタグだけ着けて投稿すれば、後から親切な読者に「BL」タグを追加されるとか、「腐媚びキメェ」と苦情が来るかもしれない……。なまじっか面白い物を書いてしまった場合、BLと明記しなければ人はそれを一般向けとして読む……ばかりか、何となく「男性向け」に近いものと読んでしまい、後から「なんだよ女向けじゃねえかよ」とか「もっと男が喜ぶようなこと書けよ」って苦情も来るかもしれない。
……とかいう話を、最近、とあるBL字書きコミュニティで話し合ったのだった。BLというジャンルがあるせいで、BLではない男×男の作品って行き場がなくない? と。
で、どうする? って話で。対話の相手は、そんなら仕方ないから腐女子から顰蹙買ってもいいからBLと言い張って書くよ、とのこと。一般向けと見られて、もっと人気を出すために男向けの表現……たとえば従順で可愛い巨乳の女を書くくらいなら、生意気で男の言うことをきかない女の登場する「BL」を書きたい、と。なるほど。
プロの世界なら、純文学とかエンタメ系という性別どっち向けとかないジャンルで書いていけるけど、Webの素人小説書きはどっち着かずではやっていけないんだよね……という話。
それとは別に、私が思うBLの不自由で厄介だと思う点は、BLは男同士の関係が恋愛に帰結するということ。虐待も執念も「愛ゆえ」ということになってしまうので、へたに男→男の性犯罪からの復讐譚みたいなものを書いてしまって、それをBLとしてWebに投稿しちゃったりすると、暴力描写が「癖」とみなされ一部の読者がたいそう喜ぶ……かもしれない。というのは、よろしくないよなぁと思う。たとえば殺意は殺意なのだが、BLマジックがかかると恋情や愛情になってしまう。という歪さかげんにむずむずする時がある。
少ないお小遣いで何買って読もうかなってしばらく考えた。来月の二日に『その花の名を知らず』(長野まゆみ)が発売されるというので、もう何も買わずに来月末まで待って、またお給料が出たら我慢して貯めた千円に新たなお小遣いの千円をプラスして買おうかなと思ったけど、やっぱり後回しにすることにした。なお、『その花の名を知らず』は『左近の桜』シリーズの第四弾である。二年くらい連載されていたらしいので、1冊で二巻ぶんあるはず。
ついでだから、最近読んだ訳ではないが『左近の桜』を紹介しておこう。
左近桜蔵(さこん さくら)は、武蔵野のとある旅館の女将の息子である。彼の家の生業は、実は男性専用の連れ込み宿だ。
ある日の夕方、桜蔵は番頭の代わりに客を迎えに出て、間違えてこの世ならざる者を拾って来てしまった。その一件以来、桜蔵はしばしば謎の引寄せ体質により、亡霊を拾って来るようになる。そんな桜蔵のことを父の柾(まさき)はそれはお前が「女」だからだと言うのだが……。
舞台は現代の東京ながら、江戸情緒の僅かに残る世界観。主人公の桜蔵が己の変わった体質により事件に巻き込まれ、毎度「アッー!」なことになる、短編連作集。また、桜蔵の出生の秘密を解くミステリー要素ありいの、桜蔵と父柾とのBL要素ありいの、読み応えがあるシリーズ作品だ。
個人的に気になるのは柾×桜蔵あるいは柾←桜蔵のほんのりBLがこれからどうなっていくかだなぁ。柾に対する桜蔵の思いはうっすら恋情もありつつ父への慕情とか憧れ。作中時間が経つごとに着々と老いていく柾と成長していく桜蔵。いずれ桜蔵が父を超えていく父子相剋物語になるのか、それとも桜蔵が成熟した「女」となって柾に抱かれるかなんかするのかっていう。
柾と桜蔵の本当の父親がどういう関係だったのか、過去の話もいつか明かされるのか、たのしみ。
さて、結局『その花の名を知らず』を買うのを見送って買ったBL……というか、非BLはこれ↓
脚本家の蓮野は仕事が忙しくなり、ただでさえ苦手な家事が回らなくなってしまった。そこで、前からちょっと気になっていた後輩の日暮を呼び出し、家事手伝いのバイトを頼むことにした。
苦もなく家事をこなし、頼めば一緒にご飯も食べてくれる日暮に対し、蓮野は感謝以上のなんとも形容しがたい思いをつのらせていき、やがて日々を日暮のことばかり考えてしまうようになる。
前におすすめされてpixivで読めるぶんだけ読んだんだけど、一巻まとめて読んで、すごいなと思った。
何がすごいって、四コマ形式のコマ割で描かれていること。一ページ8コマの配分なんだけれども、ちゃんと四コマごとに軽くオチのようなものがついているというか、そこで一区切りがついているということ。四コマをはみ出して半端なコマ数で一旦途切れるということがない。そして、8コマぶんで一回り大きな一区切りだし、数ページで「1話」として綺麗に完結している。そして1冊の漫画として綺麗に終わっている。(全2巻らしいんだけどね。)
す、すごい……作者は四コマを描くために生まれた、四コマの神なのか? BLとしてどうこうという以前に漫画が上手すぎてこわい。絵も可愛いしなぁ……あぁ、すごい……。
作者自ら本作を「BL」と明言しており、編集部もBLとして売り出したようなのだが、本作は某BLレビューサイトには「非BL」作品に分類されている。何故なのかというと、単にBLレーベルの作品ではないからだと思う。だが、レビューを見てみると、本作が「非BL」に分類される理由はレーベルの問題以外にもあると思う読者もいるのがわかる。
実は商業BLにはけっこう厳しめのルールがあって、それを満たさないものをBLとは見なさないようなのだ。私の知っている限りでは、以下のルールがあるっぽい。
そんな感じなので、セックスどころかキスもハグもしない『日々、君』はBLではないと言われてしまう訳だ。けれども、恋愛になりそうでならない感じでもだもだしつつ、着実に互いの距離感を縮めていく描写は、恋愛ものの基本かつ根幹って感じがするよなぁ。
なお、上記で紹介した『左近の桜』もレーベルの問題で非BLなんだけど、亡霊達×桜蔵という、桜蔵総受けBL状態でありながら本命のカプと見なされる柾×桜蔵はずっとノータッチ状態なのがまた非BLとされる一要素かもしれない。
はぁ……、商業BL(とそのファン)って面倒臭いな。以下、BL雑記。
商業BLにはルールがあるが、個人で書いているぶんにはそこまで厳格にこれはBLだがあれはBLではないとかやらなくていいはずだ。
ところが、Web投稿サイトに投稿するとなれば話が微妙になってくる。中にはBLガチ勢字書きや商業で食っていきたいセミプロBL書きとかも混ざっている。読み手にしても、漠然とBLっていうのは男同士でヤってればいいんでしょと思ってるだけの人から、商業BL同等の物を読みたい人もいる。
私個人の感覚では、BLを書いて投稿サイトに投稿し、多くの人に読まれたいと思ったら、商業BLのルールに則った物を書くのが無難なのかなって感じる。人類の半分が女だからって登場人物の半数が女だったりとか、攻めが浮気しまくりとか、カプ離別バッドエンドとかは書かない方がいいんじゃないかと……。ただ無視されるだけならまだしも、「それはBLではないです」って苦情が来たらつらいし。
じゃあ、そんなBLルールは窮屈だからってBLタグを外して「ヒューマンドラマ」だの「サスペンス」「学園ドラマ」etcのタグだけ着けて投稿すれば、後から親切な読者に「BL」タグを追加されるとか、「腐媚びキメェ」と苦情が来るかもしれない……。なまじっか面白い物を書いてしまった場合、BLと明記しなければ人はそれを一般向けとして読む……ばかりか、何となく「男性向け」に近いものと読んでしまい、後から「なんだよ女向けじゃねえかよ」とか「もっと男が喜ぶようなこと書けよ」って苦情も来るかもしれない。
……とかいう話を、最近、とあるBL字書きコミュニティで話し合ったのだった。BLというジャンルがあるせいで、BLではない男×男の作品って行き場がなくない? と。
で、どうする? って話で。対話の相手は、そんなら仕方ないから腐女子から顰蹙買ってもいいからBLと言い張って書くよ、とのこと。一般向けと見られて、もっと人気を出すために男向けの表現……たとえば従順で可愛い巨乳の女を書くくらいなら、生意気で男の言うことをきかない女の登場する「BL」を書きたい、と。なるほど。
プロの世界なら、純文学とかエンタメ系という性別どっち向けとかないジャンルで書いていけるけど、Webの素人小説書きはどっち着かずではやっていけないんだよね……という話。
それとは別に、私が思うBLの不自由で厄介だと思う点は、BLは男同士の関係が恋愛に帰結するということ。虐待も執念も「愛ゆえ」ということになってしまうので、へたに男→男の性犯罪からの復讐譚みたいなものを書いてしまって、それをBLとしてWebに投稿しちゃったりすると、暴力描写が「癖」とみなされ一部の読者がたいそう喜ぶ……かもしれない。というのは、よろしくないよなぁと思う。たとえば殺意は殺意なのだが、BLマジックがかかると恋情や愛情になってしまう。という歪さかげんにむずむずする時がある。
霜降り明星粗品、競馬負けすぎて遂に2つ目の人格「複勝生活激熱君」を生み出すことで負債を分散させようとし始めてて草
単勝人気はそこそこなのに複勝がバカ売れしてる粗品の影響力たるや。そして当たるのかこれは。
複勝生活激熱君の推し馬の複勝1.4倍まで跳ねて旨味全く無くなってるのさすがに面白すぎる
複勝生活激熱君が予想した複勝本命馬のオッズが単勝では4〜5番人気なのに、複勝はどちらも1番人気なの草w
複勝生活激熱君の先読み予告で、期待度低い2頭の信頼度が上がり、両方ハズレなのほんまオモロい。
複勝生活激熱君が選んだ馬以外の馬たちの複勝が激熱になっててワロタ
俺の動画とか関係なくその日の朝にエルズリーこいつめっちゃええ馬やのにオッズおいしいなって思って複勝バーンていってる一般の人がおって、レース前にどんな感じかな?て見たら急に1.2~1.3倍なってて、え?何?って思ってよう調べたらなんか黄色いタオル巻いてる男が動画で発表したらしいて、俺のこと◯すやろそいつ!わしゃテロリストか!
1と2はうち(私の親)と同じだ。
高価な本命プレゼントは親と一緒にトイザらスに買いに行って、後日親戚一同で集まるクリスマス会の場で正式に貰うって流れだった。
お祖父ちゃんがサンタさんのコスプレなんかして、白い布袋にプレゼント詰め込んで登場するのが楽しかった。
それとは別に、クリスマスの朝は枕元にお菓子の詰め合わせとちょっとした雑貨系のプレゼントなんかが置いてあった。
大体は実用的なプレゼントで子供が欲しがるようなゲームやオモチャではなかったんだけど、何だかワクワクしてそれも楽しみだった。
クリスマスイブの夜には枕元にサンタさんへの手紙を置いてから寝るのが恒例だった。(手紙と言っても、"〇〇をください"みたいな内容で大抵は無視される)
でも、ご丁寧に英語で書かれた"サンタさんからの返事の手紙"なんかがプレゼントに添えてある年もあったりして、
「うちの親が英語の手紙なんて書けるわけないし、やっぱ本物のサンタさんなんじゃ…」って小学校高学年ぐらいまで信じてた。
雰囲気だけの英文手紙なんてパソコンとプリンターあればいくらでも作れる事を今は知ってるけど、当時のそれは紛いもなくファンタジーだった。
結局のところ彼らにとっては立憲ではなく別の党のほうが本命なんだと思う