はてなキーワード: マノイとは
寺田憲史さんはかなり多彩だよ
主な作品
『バビ・ストック』シリーズ(角川スニーカー文庫) 挿画:影山楙倫 OVA製作のための原作。
花のあすか組!―年端もいかず、心はヤワで(角川スニーカー文庫) 挿画:高口里純(1988年7月)
ファイナルファンタジーII 夢魔の迷宮(角川スニーカー文庫) 挿画:天野喜孝(1989年4月)
『爆裂お嬢シンディー・スー』シリーズ(富士見ファンタジア文庫) 挿画:鈴木雅久
悪党たちに投げキッス!(1988年11月) 後にドラマCD化され、こちらでも脚本を担当。出演は久川綾他。
『朱鬼シオン―魔道霊士(アガディーン)伝』シリーズ(ベストセラーズ)
『新きまぐれオレンジ☆ロード』シリーズ(JUMP j BOOKS)挿画:まつもと泉
新きまぐれオレンジ・ロード2002(集英社スーパーダッシュ文庫)リメイク
作画:鷲尾直広 壽屋の雑誌・HOBINO→HOBINOホームページにて連載中。
作画:円英智 日本ファルコムのPCゲームソフト『ロマンシア』の翻案作品。角川書店のPCゲーム情報誌・コンプティークに連載の後、単行本化(ドラゴンコミックス、全1巻)。後にドラマCD化されており、こちらでも脚本を担当。
悠久の風伝説 ファイナルファンタジーIIIより(原作)
作画:衣谷遊 角川書店のファミコン情報誌・マル勝ファミコンに連載の後、単行本化(ドラゴンコミックス、全3巻)。
作画:水縞とおる 学研の漫画雑誌・月刊NORAに連載の後、単行本化(ノーラコミックス、全1巻)。
鬼切丸(脚本)
ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?(脚本・米谷良知と共同)
ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!(脚本・米谷良知と共同)
MEREMANOID 〜マーメノイド〜(シナリオ)
テクストート・ルド〜アルカナ戦記〜(総合プロデュース・監修)
サウンドノベルツクール(収録サンプルゲーム「夏の樹に棲むニンフ」を担当)
当日の追記はこれanond:20211226141831
増田に競馬の話書くと、「お前はわかっとらん」みたいなブコメがつくので、事前に書いておこうと思う
まあ実際わかってないんだけどねー!
全く予想だにしなかった決着、ということは稀だけど、10番人気前後が馬券に絡むのは"よくある"という傾向がある
この理由は、中山競馬場2500mというのはなかなかトリッキーだから、馬の力関係だけを見てると、見えてなかったコース適性に足をすくわれるということ
トリッキーというのは、普通の競馬場1周ならコーナー4つのところ、有馬記念はコーナー6つ
さらに、他の競馬場は高低差2mくらいなのに対し、有馬記念の高低差は4m
何の邪魔もなく広いコースで競走したら勝てる馬でも、クネクネ曲がったり登ったり降りたりしながら走るのが得意とは限らない
また長距離走は馬の操作性や気性、騎手のコントロールも大事なので、脚の速さだけでごまかしが効きづらくなるのも原因
実際で言えばこれ
2020年は1着から3着まで、1番人気、11番人気、2番人気の決着
2018年は1着から3着まで、3番人気、1番人気、9番人気の決着
2017年は1着から3着まで、1番人気、8番人気、3番人気の決着
2015年は大荒れで、1着から3着まで、8番人気、5番人気、4番人気の決着
2014年は1着から3着まで、4番人気、9番人気、1番人気の決着
2012年は1着から3着まで、1番人気、10番人気、2番人気の決着
2011年は1着から3着まで、1番人気、7番人気、9番人気の決着
これはつまり「みんなが思っている予想がそんなに当てにならない」ということ
俺も含め、したり顔で予想話す人の大半が、実際には何も読めてないということを表す
これ大事なので覚えておいてください
その反面2019、2016、2013の3年は馬券内いずれも4番人気以内という堅いレース結果となっているし、上記の10番人気前後が絡んだ7レースでも6回は1番人気が絡んでいる
つまり、強い馬は強い、というのもまた間違いない
つまり、3連複、3連単を当てるには、10番人気前後の読みにくいやつまで入る可能性をケアしなきゃいけないだろう、ということ
まともに3連取ろうとすると買い目が膨らみ過ぎるし、かと言って買う数を減らすとすり抜けが起きてくる可能性がある
今年の有力馬でいうと議論の余地なく、クロノジェネシスとエフフォーリアの2頭
この2頭の実力は抜けている
一応リスクで言えば、クロノジェネシスは凱旋門賞でタフな競馬をしたけど、体は大丈夫?気力は戻ってるの?というところ
調教は悪い、と見てる人もいれば、疲れなし問題ない好調、という人もいて正直よくわからん
でもドバイ後の宝塚記念も、調教ではもうあかんかも、という雰囲気からみるみるよくなって、結果圧勝してるし、名馬ってそんなものかもしれない
マイルチャンピオンシップのグランアレグリアもそんな感じだった
エフフォーリアのほうは、中山2500こなせるの?というところ
皐月賞はめちゃくちゃ強かったので、中山内回り自体は問題ないと思われる
ただ唯一の敗戦がキャリア最長の2400で、2500はさらに延長で初距離というのがちょっと気になる
東京2000でめちゃくちゃ強いとして、中山2500でも変わらず強いのか?正直答えを持っている人はいない
3歳でコントレイルを破って天皇賞秋を制し、さらにそのままクロノのグランプリ4連覇を止めての有馬勝ちというのは、ディープインパクトやキタサンブラック並みの歴史的名馬じゃないとできないことだけど、実際エフフォーリアは十分彼らに並べる歴史的名馬だとしても全く不思議はないと思う
ディープやキタサンみたいな名馬なら、適性を多少外れようと能力や器用さでねじ伏せられるでしょう
つまり、エフフォーリアを歴史的名馬と信じられるか信じられないかの信仰を試されていると思う
皐月賞や弥生賞で強い走りがあったり、そこそこ悪くない重賞実績があるやつをピックアップする
順当な決着なら、馬券内3頭はここまでの4頭で決まると思う
ここまでが来ても驚かないライン
ここからは薄いと思うけど一応あり得るのが
アサマノイタズラ、ウインキートス、アリストテレス、まあ一応アカイイト
それ以外はないんちゃうか
知らんけど
おそらくエフフォーリアとクロノジェネシスが2頭絡んだ馬券のオッズは大きく下がる
おそらくはその2頭固定の三連複で11番人気まで抑えれば、まあだいたい当たるだろうと思われるが、その場合トリガミがおそらく発生する
そして、エフとクロノが本当にどちらも馬券内にくるかどうか?というと、自分のなかではそうなる確率は60%ほどだろうと思う
そこまで楽観はしていない
ということは上記の三連複はリスクのわりに儲けられないということになろうかと思う
じゃあダメじゃん
でも、4番人気内2頭+11番人気内1頭が大体のパターンなので、エフとクロノに絞らず、上位4頭を軸にすればほぼあたるだろうと思う
これが基本線だけど、買い目さらに広がるし、堅い決着だと大幅にトリガミになるのでダメでしょうね
でも難しそうな気がする
じゃあどうするか?
クロノかエフのどちらが絶対に馬券内に入るのか?を見極めるしかない
調子が悪いかもしれないという恐れが買い目を広げさせてガミらせる
まずはクロノを見極めよう!
となると基準とすべきは、「より確率の高いほうを見きわめて、そちらの複勝1点に1万円ぶっこむ」という買い方
1.2倍でも2千円儲かるぜ
で、これから考える皆大好きな三連や馬連は全て、じゃあガミるリスクやすり抜け発生するリスクを負っても、複勝買うよりリターンがあるの?を常に問わねばならない
予想外10番人気が2着にくる可能性を常にケアしつつ勝ち馬券買うのはなかなか難しい
難しいレースの場合、複勝は決して馬鹿にされる買い方ではないのだ
最終的には買わない選択もありなくらい
最終的にはオッズにらめっこしながら、また当日に実際の買い目を言います
彼の言う本命馬は「実力が最もある馬」を指している
一番強い馬を聞いて、勝つ馬は誰かを考える、という材料にしている
有馬記念で言えば、彼がエフフォーリアと言えば、中山の適性や距離適性はわからないが、純粋に平地の直線を走ればエフフォーリアのほうが先着するという意味だろう
クロノジェネシスと彼がいうなら、エフフォーリアの力はクロノよりまだ劣っているという意味になると思う
あと、調教評価をネットに出してる人で、信頼できる人を見つけておくといい
俺は調教評価に関しては個人的にtwitterにいる、ある人を信頼している
じゃああと数日、悩んで楽しみましょ!
受精や避妊の話はするしエイズ予防の事なんかも必死こいてやる癖に、セックスの存在だけは絶対に伏せる。なんでさ。
小学生の時、精子がどうやって卵子に到達するのかだけがスッポリ抜けて教育されて、性に目覚めるまで疑問だったよ。
しかも男女別々で授業受けさせるし、対応する性についてやたらおざなりにする。逆だろ。
例えば男がどれだけ性欲が強くて、女がどれだけ生理で苦しむのか相互理解が無きゃ駄目じゃん。そこんとこ教育してやんなきゃ、悲しい事件もセクハラもそりゃ無くならんて。
で、多くの人がポルノで性を知る。あれは両手に拳銃で大立ち回りするアクション映画と同じフィクションだって誰も教えないままに。ひでえ話だ。
知識と現実を事実として与えて、その上でどう向き合うべきか大人が教えてやるのが健全な教育って奴じゃねえの?
理由も説明せずに不健全だから禁止だ規制だって、好奇心で一杯の若者にそりゃアカンでしょ。
とまあこういう事を現実で言うとね、社会人経験の無いカチカチ頭のクソジジイとか、自分の頭で物事を筋道立てて考えられないクソババ共なんかが発狂パーティーよ。
怒鳴り散らすか言葉を濁すかして、最後には臭い物には蓋、なぁなぁの事なかれ主義で何とかしろと言う。脅しもかけてくる。ハハーイインカイサマノイウトオリデゴゼーマスー
何とかならんのか。ならんな。もう駄目だ。
受精や避妊の話はするしエイズ予防の事なんかも必死こいてやる癖に、セックスの存在だけは絶対に伏せる。なんでさ。
小学生の時、精子がどうやって卵子に到達するのかだけがスッポリ抜けて教育されて、性に目覚めるまで疑問だったよ。
しかも男女別々で授業受けさせるし、対応する性についてやたらおざなりにする。逆だろ。
例えば男がどれだけ性欲が強くて、女がどれだけ生理で苦しむのか相互理解が無きゃ駄目じゃん。そこんとこ教育してやんなきゃ、悲しい事件もセクハラもそりゃ無くならんて。
で、多くの人がポルノで性を知る。あれは両手に拳銃で大立ち回りするアクション映画と同じフィクションだって誰も教えないままに。ひでえ話だ。
知識と現実を事実として与えて、その上でどう向き合うべきか大人が教えてやるのが健全な教育って奴じゃねえの?
理由も説明せずに不健全だから禁止だ規制だって、好奇心で一杯の若者にそりゃアカンでしょ。
とまあこういう事を現実で言うとね、社会人経験の無いカチカチ頭のクソジジイとか、自分の頭で物事を筋道立てて考えられないクソババ共なんかが発狂パーティーよ。
怒鳴り散らすか言葉を濁すかして、最後には臭い物には蓋、なぁなぁの事なかれ主義で何とかしろと言う。脅しもかけてくる。ハハーイインカイサマノイウトオリデゴゼーマスー
何とかならんのか。ならんな。もう駄目だ。
■その1。
今回のテーマにあたって、かかしあさひろとロボット少女萌えの起源を辿っていたら、真っ先に出てきたのが、筆者が『メタルK』の冥神慶子で、かかしが『コブラ』のアーマノイドレディだった……まあ、実は、1965年にスタジオゼロが作ったアニメ『レインボー戦隊ロビン』に出てきた看護婦ロボット・ルルが筆者の知る限りでは、最古のロボット少女萌えであり、起源だと思うのだが、現在入手不可能なので、とりあえず忘れよう……。
それはそれとして、おたく向け作品の定番パターンの一つに、ロボット少女萌えというジャンルがある。『ToHeart』のマルチが大ブレイクした事で、美少女ゲームの世界では一気にメジャージャンルになった。
特に今年に入ってからは、『WoRKsDoLL』『MACHINE MAIDEN』『RIZE』と、ロボット少女ものが続けて出ている。筆者は『WoRKsDoLL』と『MACHINE MAIDEN』をプレイしたのだが、このジャンルでの定番なテーマである、人間性の欠落を補う為の美少女ロボットか、人間の欲望を充足させる為の美少女ロボットか、については『MACHINEMAIDEN』では対立するものとして描かれているし、『WoRKsDoLL』では選択するものとして描かれていた。ただ、『MACHINE MAIDEN』では、前者の概念が意図的に勝利している。これは、ユーザーが美少女ゲームに何を求めるかという意識の変化を反映したとも言える。
個人的な話で恐縮だが、筆者の本業はまんが編集者(ただし休業中)であり、仕事の参考用に市場の傾向分析をするのだけど、昨年あたりから、過剰な位に、癒しや郷愁をテーマにした作品を求める傾向が見られるようになった。元々、ユーザーの好みは、ハードエロとソフトな癒し系に別れる傾向があったが、かなり後者は先鋭化している。まあ、過剰なヒーリング志向そのものについては、場を改めて言及するが……。
■その2。
美少女まんがをエロ目的ではなく、「癒し」を目的として買う人が増えているという現実。それは、ゲームでも同じで、1キャラあたりのセックス描写が1~2枚程度な美少女ゲームが売れている理由は、この雑誌の読者ならば「CGのクオリティ云々~」に帰着させるんだろうけども、もう一つの背景として、ユーザー、特に男性の側に、失われつつある少女幻想へのニーズが高まっているという状況があると思う。
情報の氾濫が人間性を希薄にするというのは、いささかステロタイプな認識だが、「少女」の実像が曖昧になっているのは確かだ。たとえば、我々が考える現代の少女像は、概ね記号化されている。宇多田ヒカルを聴き、キューティコミックを読んで、援助交際に励む……といった程度が、おそらくイメージの限界なのだが、それはまた、多くのおたくにとっては唾棄すべきイメージでもある。何故なら、それは情報のキメラ化で生まれた「鵺」のような不快感が付きまとうからだ。そして、情報の氾濫により座標軸を失った人々は、古典的な価値観を求め出す傾向を示す。
■その3。
さて、ロボット少女の代表格としては、『ToHeart』のマルチが存在する。マルチには「少女」の記号がこれでもかという程、多く存在するが、これは、おたくが望む所の少女幻想を満たそうとすれば、年々侵食する大人の領域から逃れる為に、必然的に年齢が下がる。少女というよりは幼女にベクトルが向かってしまい、行き着く聖地は小学校の一階になるのだが、下がると同時に社会的な軋轢が生まれ、イノセンスとは別の要素も混じってきてしまうという欠点がある。というか、犯罪。
で、マルチの場合は、ロボットということでその障害を回避している。幼女=絶対的な処女性、ロボット=無機質の美、メイド=成熟した女としての意志が介在しない従順な存在、という要素群が、これほど見事に合致した例もないだろうし、だからこそ、ヒロインのあかりを差し置いてアイドルに成り得たのだ。ただ、個人的には、その濃厚な純粋性がちょっと……という心境ではある(単なるひねくれもの)。というのも、どんなに崇高かつ絶対的な少女を再現しても、ロボット少女はユーザーの欲望の為に用意された人工物に変わりはないのだ……。
ちなみに、この視点で見ると『マシンメイデン』には、問題が一つある。それは、タイトルは「機械の処女」なのに、アルシアは早々に処女を失ってしまうからだ(笑)。まあ、筆者などは、純粋性を維持した上で、淫乱さも持つなんて最高じゃん!と思うのだけども、逆に萌え要素が目減りしたと思うユーザーも多いのだそうだ。こうなってくると、何のための18禁ゲームなんだか分からなくなってくるのだが……。余談だが、ゲームの構造の相似性もあって、アルシアのキャラクターは、『ナチュラル』の千歳を彷彿とさせる。そういえば、千歳も従順でロボットのような少女ではあったが……。
話を戻すと、美少女ゲームが、少女まんが的な絵柄を用いて、イノセンスで従順な少女を描くことに腐心した結果、セックス描写を減らしていく一方で、当の少女まんがでは、あからさまなセックス描写が増えた。下手すると、18禁指定の美少女ゲームより、『少女コミック』や『マーガレット』の方が過激なエロを展開している状況もあるのだ……。そして、同じようにセックスを扱っていても、意図するものは正反対であり、保守的な価値観へ向かう男の子と、過激で積極的な女の子との距離は限りなく離れていく。その結果として、男性向けエロメディアの中にだけ、少女幻想が生き延びるというパラドックスも生じた。
今、手元に『火の鳥・復活編』の文庫版がある。というのも、現実の少女への絶望=人間性への絶望が、ロボット少女という形を取るならば、その描写のまんがに於ける元祖は、おそらく『火の鳥・復活編』に於けるチヒロであろう。念のため、ストーリーを軽く説明すると、交通事故で身体の大半を機械化されたレオナ少年は、全ての生物が無機物に見えるようになってしまった。
レオナはその代わりに、無機物であるはずのロボットに女性を感じ、チヒロというロボットに恋をする。無論、異常者として二人は社会から非難され、二人の恋はチヒロの電子頭脳に移植された記憶として昇華するが、結実した瞬間、醜いロボットと化した現実に直面する。
この話で一番痛いのは、普通の人間にとっては、機械剥き出しで無個性なロボットでしかないチヒロが、レオナの感覚では美少女として捉えられていることだろう。ロボット少女萌え属性な人には痛い描写だし、また、今日の状況を予見している描写でもあるからだ。
確かに、手塚治虫やトキワ荘の一派は、ロボットを描くことで人間性を問う作品を多く描いたし、ロボット少女も多く描いた。ただ、その存在を全面的に肯定することはほとんど無かった。何故なら、ロボット少女は、現段階ではあくまで空想の存在でしか無いのだ。ユーザーが現実の世界に生きている以上、何処かで折り合いを付けなければ、レオナと同じように社会から非難されるはずだったのだが……その点、現代のおたくは幸福だ。何故なら、おたくを取り巻くシステムもまた、完成されつつあるからだ。「メディアミックス」という、優しい収奪のシステムに取り込まれ、飼い慣らされた結果、ユーザーは電気羊ならぬ、電気少女の夢を、半永久的に見続けることができる状況が生まれた。しかし、システムの中に閉じることにより、一般社会との相対的な視点を失いつつあるユーザーもまた多いのだ。
従来のポルノグラフィが、無意識のうちにマチズモ(男らしさ)を規範としている以上、マチズモに耐えられずおたく化した人々が、相対する少女まんが的な技法と感性へ惹かれていくのは、当然のことだ。筆者にもそういう時期があったから、頭から否定はしない。ただ、世界(=社会)への目を閉じて、失われていく「少女」への感傷と、過剰に供給されるヒーリングアイテムを盲目的に消費し続け、快楽だけを享受している、最近のユーザーには、苦さと虚しさを感じるんだな……。
そう、僕らの居る世界は、天国かも知れないが、同時に地獄でもあるのだ。その認識だけは最低限、持っておいて欲しいのですよ。
■実はダメな人の総括。
相変わらず暴走している筆者です。えーと、ロボット少女だったら、個人的には『Automatic Angel~時計仕掛けの天使~』(樹崎聖)の笑(えみ)かなー。『BROTHERS』(小池一夫&叶精作大先生)のメモリーも捨てがたい(笑)。ちゃンとお兄ちゃン属性もフォローしているぞ!(笑)
さて、次回は「優雅で感傷的な美少女ゲーム」と題して、今回の続きです……いや、書いている方も痛いんですが、少女まんが的なポルノグラフィを供給する場所として、美少女まんがや同人誌の市場があったけども、同時にそれは収奪のシステムであり……というか。BGMは、ビーチボーイズ『グッド・バイブレーション』で。
人間っていう種は何を目指してるんだろう。
確実なのは、既存の人間を越える上位存在になりたがっているということだと思う。
その上位存在に当て嵌める適当な名前が見つからない。この際、ニューマノイドとでもしておけばいいか。
有史以来、人間ってのはつくづくこのみみっちい肉体や精神に悩まされてきた。
そのために哲学が起こり、宗教が生まれ、科学が発展してきたわけだけども、その先端を研磨し続けた末に一体どこに突き刺そうとしているんだろう。
脳内に埋めたチップを使って、記憶の出入力を可能にする技術が起こったらしい。
TVでは相変わらず美容と健康をうるさいくらいに流しており、遂には寿命を延ばすことのできる新薬さえも見つかったと放送していた。
一体全体、どこへ向かおうとしているんだろう。人間ってのはどこに向かいたいんだろうか。
知るかボケ。