はてなキーワード: マーケティングとは
2022年1月14日(金)奥平 等(ITジャーナリスト/コンセプト・プランナー)
地方発の中小企業からグローバルなデジタルプラットフォーマーへ──決して荒唐無稽な話ではない。すでにシリーズAによる資金調達を果たし、上場へ向けて確かな歩みを続ける企業がある。1960年、奈良県天理市で自動車整備工場として創業したファーストグループである。現在は天理市と東京都渋谷区に本社を置き、自らの事業を「グローバルカーライフテックサービス」と位置づけ、全国の自動車整備工場にSaaS型マーケティングサービスを提供している。本稿では、地方の自動車整備工場がデジタルトランスフォーメーション(DX)に挑む同社のビジョンと打ち手に迫ってみたい。
自動車販売の「オートアフターマーケット」と聞くと、脇役的なイメージがあるかもしれない。だが実のところ、各種の市場調査データからファーストグループが算出した市場規模は下記のとおりで、自動車整備市場だけで実に5兆5000億円に達している(図1)。また、国内外300社以上が出展する国際展示会が開催されるなど、グローバルでも確固たる市場が築かれている。
図1:オートアフターマーケット市場規模(出典:ファーストグループ。自動車年鑑2019、自販連、自軽協統計資料、平成30年整備振興会整備白書を基に調査)
一方、矢野経済研究所が2021年3月に発表した調査によると、2020年の国内自動車アフターマーケット市場規模は19兆14億円。ここには「中古車(小売、輸出、買い取り、オークション)」「自動車賃貸(リース、レンタカー、カーシェアリング)」「部品・用品(カー用品、補修部品、リサイクル部品)」「整備(整備、整備機器)」「その他関連サービス(自動車保険、ロードサービス)」の5事業が含まれている。
前年比1.8%減と2年連続で微減しているものの、2019年10月の消費税増税や2020年2月に顕在化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大をもろに受けて新車販売台数が前年比11.5%減(日本自動車販売協会連合会の発表)と大幅に落ち込んだことと比較すると、マイナス幅は小さいと言える。
ファーストグループ 代表取締役社長の藤堂高明氏(写真1)は、「実はオートアフターマーケット、とりわけ自動車整備市場はリーマンショックやギリシャショック、そして今回のコロナ禍においても大きな影響を受けなかった不況に強い産業なのです」として、その理由を次のように話す。
写真2:ファーストグループ 代表取締役社長の藤堂高明氏(出典:ファーストグループ)
「理由は大きく3つあります。最も大きいのが、道路運送車両法に定められた車検(自動車継続検査)があること。自動車の所有者は半ば強制的に整備工場に足を運ぶこととなります。次に、定期点検やオイル交換などに代表される定期接触が必須のビジネスであること。そして、サービスの供給側と利用側の情報格差が大きく、供給側主導のビジネスとなっていることです」
こうして、オートアフターマーケットは不況に強いビジネスではあるが、年々飛躍的な成長を遂げているかというと、残念ながらそうではない。その背景に、従業員が少ない小規模な工場が地方に分散しているというこの市場の形態がある。ディーラー系を除いた小規模な自動車整備工場は全国に約5万7000も事業所があるが、メカニックエンジニアや経営の後継者の不足などに悩まされ、ここ数年は減少傾向に転じているという。
また、ガソリンスタンドが付加価値の提供を目指したサービスステーションにシフトしていること、整備入庫を包含したビジネスモデルへの再編を狙うメーカー系ディーラーをはじめとする異業種の囲い込みなど、厳しい外的環境にもさらされている。
それでも、藤堂氏はこの市場のポテンシャルに注目する。「全国に約5万7000事業所。この数って、実はコンビニエンスストアの出店数に匹敵します。さらに、ディーラー系を含めると9万事業所を超えるわけですから、コンビニが出店のために費やしてきたコストや労力を考えれば、こんな魅力的な業界は他にないのではないでしょうか」(藤堂氏)
「同時に、これは私の試算にすぎませんが、日本に8000万台あると言われている自動車の登録台数からの換算で、その資産価値総額は約200兆円に上ります。商圏を2~5kmに絞り、1事業所あたり1000人の顧客がいたとして、1台あたり100万円としても10億円規模の資産を預かるビジネスとなるわけです。自社の課題を克服して、ラストワンマイルの発想で、いわゆる自動車整備工場から脱却して、1人ひとりのカーライフを支えるビジネスパートナーとしての地位を担えれば、大きな飛躍があると確信しています」(同氏)
ファーストグループが掲げるミッションは「カーライフ革命で人々に喜びと感動を」、企業ビジョンは「GLOBAL No.1 CAR LIFE TECH COMPANY─世界の人々から最も必要とされるカーライフカンパニーへ─」である。
この壮大なミッションとビジョンに辿り着くまでに、ファーストグループは実際にどのような手法とプロセスで自社の変革を進めてきたのであろうか。藤堂氏は、同社が決して特別な存在ではなかったことを物語るエピソードとして、「父から引き継いだ段階で毎年7000万円の赤字を垂れ流していた企業だった」と振り返る。その歴史と変遷をたどってみよう。
2007年、先代社長の他界をきっかけにMBO(Management Buyout)により事業を取得、2代目を継承した藤堂氏は先頭に立ってマーケティング指向の経営管理手法で企業再生に着手、翌年には黒字転換を達成する。成長への第1ステップは、自らが培ったその再生モデルを武器に、「同様の課題に直面している全国の自動車整備工場を元気にする」(同氏)ことにあった。
それは、いわゆる買収・再生モデルの横展開だが、実際にはそこにも紆余曲折があり、2つの段階を踏まえて、進化と深化を図っていった。①資産・負債のすべてを原則譲り受けるM&Aモデル、②事業のみ譲渡を受け、土地・建物を賃貸借して継続させる賃貸借モデル。この2段階のプロセスを実践した14年間で、ファーストグループは年商1.5億円を約30倍の50億円に拡大したという。
具体的な打ち手はバリューチェーンの創出だ。ファーストグループが特化しようとするカーライフにまつわるマーケットは、①車検をはじめとするメンテナンス領域、②更新が見込まれる保険領域、③カーライフのサイクルを最適化する車両販売領域、④万が一の事故に備えた各種サービス領域に大別される(図2)。
図2:カーライフマーケットにおけるバリューチェーン(出典:ファーストグループ)
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しかしながら、これまでの自動車整備工場はその一端となるメンテナンス領域のみで、事業の維持に努めてきた。つまり、顧客とのライフタイムバリューを最大化するチャンスを逃してきたのである。そこで、藤堂氏は、同社が買収・再生を手がけてきた自動車整備工場に対し、徹底的にバリューチェーンの創出に注力した。
藤堂氏は、カーライフにまつわるサービスが多岐にわたることを、同氏のシミュレーションを示して力説する。「18歳で初めて免許を取得した若者が生涯にわたってクルマにかける費用は最低でも1600万円。高級車に乗られる方はその何倍ものコストを費やすことになるはずです」(同氏)
藤堂氏によると、これまでの自動車整備工場は車検や修理に依存した事業形態から抜け出すことができず、カーライフの起点とも言えるクルマの販売にはあまり積極的ではなく、むしろ苦手としていました。
「ところが、その壁をクリアさえすれば、バリューチェーンは簡単に創出できるのです。車両販売を手がけて成果を上げれば、自らのメンテナンス領域の仕事も増えて安定します。さらに販売時に必要となる保険やさまざまなサービスを包含して提供する窓口にもなれば、さまざまな異業種の人たちとの接点が生まれ、エコシステムが形成されます。つまり、バリューチェーンによって、LTVの最大化と事業ポートフォリオ変革を同時に成し遂げられるというわけです」(藤堂氏)
ファーストグループ自身が先陣を切って、このバリューチェーンの創造とエコシステム構築に取り組んだ。すると、瞬く間に車検の年間受注件数が急増し、奈良県内では断トツの年間1万件を超えるまでになったという。メーカー系ディーラーが何十年もかかって達成した件数を、ごく短期間で凌駕するまでになったのだ。年商は1.5億円から、現在では実に30倍の50億円に達している。
規格名 | 仕様書上の名称 | マーケティング名 | 転送速度 | 形状 | 策定年 |
USB 3.0 | USB 3.2 Gen1 | SuperSpeed USB | 5Gbps | Type-A Type-B Type-C Micro USB | 2008年 |
USB 3.1 | USB 3.2 Gen2 | SuperSpeed USB 10Gbps | 10Gbps | Type-A Type-B Type-C Micro USB | 2013年 |
USB 3.2 | USB 3.2 Gen2×2 | SuperSpeed USB 20Gbps | 20Gbps | Type-C | 2017年 |
見やすいように区切ってみたで。
そもそも立憲民主のネットマーケティングは立ち上がりからして臭かった
ツイッターアカウントを立ち上げたらフォロワー数が急増して、(たしか当時)「世界最速の増加だ!立憲民主への関心の高さだ!」とか自慢してた
だけど、その直後にツイッター社がスパムアカウントと休眠アカウントを停止したらフォロワー数が激減した
自民党も減ってる!って擁護した人間がいたんだけど、それは歴史が古い分休眠アカウントフォロワーがいただけ、共産党もレディーガガも減ってた
立憲民主が違うのは直近に「立憲民主アカウントをフォローする」というアクティビティがあったにもかかわらず凍結されてることで、それはスパム判定されてるからに他ならない
かなり臭いけど確たる証拠はないからうやむやになってた(Dappiと同じだね!)けど
なるほどあのメンツとこういうことやってたなら、こういうことやっててもおかしくないよな、って思ったわ
ま、確証にはならないけど
的な商材があった。
うーんこの一目でわかるクソっぷり。好き!
これもそのたぐいのアイテムであることは最初からわかっていたが、
何よりどのくらいしょうもないものを19800円の価値があると言い張っているのか確かめてみたい。
せっかく買ったのでリアルタイムで実況しながら読んでいくぞ。
最初から100円の価値しかないものでも「19800円です」って言っておいてそれを100円って言い張ることができる。
これを信じるようなやつは価値判断ができないってことだから、もっと高額の商品を売りつけられる可能性が高い。
多分、こいつにはバックがいて、この商材出してるやつは集客担当係&とかげのしっぽなんだろうな。
まず、この商材を出している人のアカウント。
【1日で50万円稼いだりする22歳】元〇〇店員🏩→SNSでマネタイズしたり、人脈を使って稼いだりしてます/コンサル生は一週間で〇万円だったり一日で収益化させたり/年収◆億の人だったり、プロキックボクサーと対談してます/年商**億企業のマーケティングを手伝ってます
草www
普通こういう時って見せかけでも写真とか用意してるもんだと思ったけどそういうの一切ない。完璧に自己申告。
凄い人と絡んでるんですよーってアピールする部分で使われてる画像はなんと
「いらすとや」だった
こんなところでもいらすとやが!なんでこんないらすとまで用意してんの!
クソ笑った。
第1章 実績・スキル・経験なしの凡人が月300万円を稼ぐため の必勝法
第3章 月300万円までの”かんたん”7ステップ
第4章 稼いでいる人が”みんな”やっているスケールアップするための稼ぎ方講座
第6章 総まとめ
まぁそうだろうなと思ってたけど肝心の月300万を稼ぐ方法は「B◆ainアフィリエイトやって儲けましょう」だった。
で、手法だけど
「Twitterで、Brainのことをツイートしてる人にいいね周りをしましょう」
うっそだろお前www
私はこの人が月300万円儲けてる証拠が見たかったんだけどなあ。
結局どこ観ても証拠は出てこなかった。
まぁそりゃそうだ。儲かってたらこんなしょぼい商材出さへんわな。
いちいち笑わせんなwww
あとは自分のTwitterの固定ツイートを引用RTしろっていう催促。
とにかく勧誘がしつこい。
こんな感じのが4回くらい繰り返される。
もうこっちとしてはそのしょぼい儲け方の説明を19800円って言いきった時点で
いらない。
さっきの説明雑だったのに、この部分だけご丁寧に引用リツイート例の説明してくれてる。
今回のこの期間限定の100円Brainは100円とは思えないボリュームでした。
内容も具体的になにをすればいいのかを教えてくれている誰でもできると思いました!
やさしいw
19800円のものを100円で買えたと思ってる人がいたら恩義を感じていう通りにするのかもしれないね。
ということで特典含めすべてのコンテンツで学んで成果を出してください!
でもさ。
こちとら結構笑えたけど情報には100円の価値すら認めてないので。
こんなしょぼい商材出す奴のためにRTもLINEグループも入会するわけねえだろwww
(こうなることは)知ってた。
思ってたより月300円稼ぐ方法がしょぼかった(絶対全自動売買FXを進めてくると思ってた)し
記事の中で「僕のメンター」みたいなのが登場すると思ってたけど出てこなかったのでちょっと予想外したかな?
でもLine勧誘が目的という答え合わせはあってたからまぁこれならアリでしょ。
眠れない夜の暇つぶしに100円として考えたらそのくらいは価値あったかもしれんが
こんなくそ商品を売ってるクソサイトにクレジットカードの入力情報を渡したのやばいよなあ。
週が明けたらすぐに紛失届を出してクレジットカード再発行してもらわねば。
レーベルを立ち上げてそれに合う作家を集めるという企画者としての側面。
作品のレビュー、マーケティング、権利処理などを請け負うコンサルタント・マネジメント業務としての側面。
日本では出版社といえばほぼ両方をやってるけど、後者については作家側が主導して細々とした手続きを出版社が請け負うという形もありうる。
出版社が出版の全てを握っていた時代は (ネット配信の登場で) 終わったと思うが、だからといってかつて出版社の全ての機能がもう不要というわけでもない。
そこらへんを認識して上手く立ち回れば出版社はまだまだ活躍できるよ。
カドカワとかの大手は早い内にネット配信事業やマルチメディア事業にも投資してプラットフォーマーとしての立場を手放す気は全然ないみたいだけどな。
「不快だ」という表明は自由にしたらいい。我慢する必要はない。どしどしやればいい。
私企業はマーケティングの問題を無視できないだろうし、公共機関が不快感の蓄積を見て配慮が必要だとする判断もありうるだろう。
問題となるのはそれを不快感の表明にとどまらず、広告が「性差別」のバリエーションだとする批判に踏み込んだ場合だ。
性的搾取とか性的モノ化とか性犯罪を誘発とか性犯罪と地続きとか。
これらは見逃すことができない。
ただし、ある表現が「性差別である」と認定された場合、いくらゾーニングされればOKと言われようが、表現としては決定的なスティグマを刻印されることになる。
そのことを踏まえて、もしその広告が性差別のバリエーションだという主張をするならば、
「性差別である=誰かの人権が侵害されているという十分なエビデンスをもとに、慎重に判断してくれよ」
という慎ましい要求をしているだけなんだ。
本当に誰かが搾取されているのか、モノ化は誰かの人権を損ねるものなのか、本当に性犯罪は助長されるのか。
【追記】
というコメントを見かけて。
「公共の福祉」は、「◯◯の自由」といった人権が制限を受けるのは、唯一その自由権の行使が別の人権を侵害している時に限る、というものなので、ちょっとイメージされてるものは違うんじゃないかな。
で、表現規制の問題こそ、この「公共の福祉」が適用されるべきだと思うのだけど。
「石に泳ぐ魚」事件は表現の自由とプライバシー権の相剋だけど、発想としては萌え絵も同じだと思うんだよね。
【追記2】
歴史的に見れば、「萌え」の起源はポルノグラフィである、と見るべき。この前提を否定しないまま議論を進めても、いずれ「性差別」の論点は避けられなくなる。
私の主張は、「本当に性差別であるかどうか慎重に問え」なんだから、最初から「性差別」は論点ではあるけど…。
よく分からないけど、萌え絵の起源がポルノグラフィだから、個別の絵柄はどうあれ性差別に相当するって意味?そんな雑な議論ある?
萌え絵っつったって千差万別(何でこんな当たり前のことを言わねばならんのだ)なんだから、萌え絵の起源がどうとか、全く関係ないでしょう。
性的搾取とか性的モノ化とか性犯罪を誘発とか性犯罪と地続きとかは、全て批判側が言ってるんですよ?
そう主張するなら言いっぱなしでなく、それをきちんと証明しなさいよ、という当たり前の話じゃないですか。
【追記3】
で、不快感の表明は好きにすればいいって言ってるの。
何でこんなことも読み取れないかなあ。
繰り返すと、不快感の表明に留まらず、ある表現を「性差別」であると踏み込んで批判するなら、そう主張する側が相応の論拠を示せと言ってるの。
◆藤本宗将 Copywriter/Creative Director@fujimotors
12月末で電通を退職します。約25年にわたり社内外のみなさまには大変お世話になりありがとうございました。1月からは独立し、UltraBlackという会社をつくってやっていきます。電通との専属契約などはありませんので、これまで以上に多くの方々とお仕事できれば幸いです。よろしくお願いいたします。
https://twitter.com/fujimotors/status/1473887352691236865
この社名も気持ち悪いが、それに対する電通社員(元電通社員)の反応がまた気持ち悪い
◆藤本宗将
https://twitter.com/keitatata/status/1473887571629719556
◆栗田雅俊@kurita_ma
◆藤本宗将
https://twitter.com/kurita_ma/status/1473893208283582465
◆藤本宗将
https://twitter.com/setsukooo/status/1473921538856722433
悪い解釈をされていいことがあるのか?
100ワニやオリンピック問題で悪い解釈されていいことあったのか?
◆岡部将彦 Que / Quest/Creative Director/CM Planner@okavader
最高の社名ですねw
◆藤本宗将
https://twitter.com/okavader/status/1473900728414765059
どんな名前にしようと人が死んだら叩かれるのが当たり前だと思うが
遺族の人が見たらどう思うか?
こういう奴らがいろんな人たちが見る広告を作っていると思うと複雑になる
「人が死んでんのに自虐か知らんが、面白いと思ってるこういう馬鹿がおるからブラックなんだよな。」
誰でも見れるツイッターでこんな人格を疑われることを書くのは普通じゃない
dentsu zero コピーライター/クリエーティブディレクター。1997年、電通入社。コピーライターとして多くの企業のメッセージ開発に携わる。主な仕事は、ベルリッツ「ちゃんとした英語を。仕事ですから。」、本田技研工業「負けるもんか。」、からだすこやか茶W「おいしいものは、脂肪と糖でできている。」、トヨタ「トヨタイムズ」など。TCC最高新人賞・TCC賞・ADCグランプリ・ACCグランプリ・毎日広告デザイン賞最高賞など受賞。
電通 マーケティング・クリエーティブセンター コピーライター
1976年大阪生まれ。チベット、カシミール、アフガニスタンなど世界中を旅をして電通に入社。コピーライターとして勤務する傍ら、写真家、セルフ祭実行委員、UFOを呼ぶバンド「エンバーン」のリーダーとして活動している。『商店街ポスター展』を仕掛け、佐治敬三賞を受賞。他、東京コピーライターズクラブ最高新人賞、ゆきのまち幻想文学賞など受賞多数。また、都築響一氏編集「ROADSIDERS' weekly」でも写真家として執筆中。ツッコミたくなる風景ばかりを集めた『隙ある風景』日々更新中。
栗田雅俊(くりた・まさとし)
電通zeroクリエーティブディレクター/コピーライター/CMプランナー
1981年岐阜県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、電通入社。最近の主な仕事に、サントリー「話そう」「デカビタC・元気すぎるご当地キャラ」、宝くじビンゴ5、KINTO、Netflix「リラックマとカオルさん」、パートナーエージェント「ドロンジョとブラックジャック」、カシワバラ「大規模修繕な人々」など。
2010年電通入社。2016年度東京コピーライターズクラブ最高新人賞を受賞した長崎自動車/長崎バスのシリーズ広告は、TCC賞とのダブル受賞となった。他、毎日広告デザイン賞優秀賞、日本民間放送連盟賞ラジオCM部門最優秀賞、FCC賞、CCN賞、CCN最高賞、OCC賞、FCC最高賞、広告電通賞OOH部門最優秀賞など。山梨県出身。
岡部将彦(おかべ・まさひこ)
1978年、大阪生まれ。関西大学卒業後、2000年電通入社。 以降17年間、CMプランナー、コピーライターとして数多くの広告を手がける。 2005年東京コピーライターズクラブ最高新人賞をはじめ、広告賞を多数受賞。 東京コピーライターズクラブ賞審査員、ACCラジオ部門審査員。 主な仕事に、トヨタ自動車「AQUA」「MIRAI」「PRIUS PHV」「C-HR」のテレビ、ラジオCM。「ほっともっと」のリブランディング「やっぱり、お弁当屋さんのおべんとうはおいしい。」プレイステーション発売20周年特別映像「みんなのゲーム愛にありがとう。」「決断を迫る山田」「山田、全力のモンハンワールドごっこ」他、各種ゲームタイトルのテレビCMを多数手がける。 近年は広告に限らず、ロックバンド マキシマム ザ ホルモン映像作品集(DVD)「Deka Vs Deka」の制作&コミュニケーションなど、コンテンツ領域でも活動。
よく言われることなんだが、noteというサービスは何かと「どうなの?」と思う部分が多い。
最近気になったのがダッシュボードから見れる「全体ビュー」という数字。この数字にはいわゆるページビュー(PV)だけではなく、記事一覧ページでリンクだけが表示された数も含まれるとのこと。大半の記事では実際のPVは全体ビューよりずっと少ないことが予想される。言ってしまえばほとんど参考にならない数字である。
純粋なPVも間違いなく計測しているはずなのに、あえて全体ビューというあいまいな数字だけを表示しているのはどういうことなんだ?
あえてPVだと勘違いされることを狙っているんだろうな。実際にTwitterで「note 全体ビュー」と検索すると全体ビューをPVだと思いこんでいる人が大量に見つかる。
投稿者に大きな数字を見せて、気持ちよくさせて、もっとユーザーに投稿したいと思われる、というのはマーケティングなんだろうが、さすがにちょっと汚いんじゃないかな
https://blog.tinect.jp/?p=74400
採用をしていると、
「この方は、「仕事やってるフリ」ばかりしてたのでは」
と感じるときがある。
*
彼は、「コーポレートサイトを改善し、お客様に使いやすいサイトを実現しました。」とアピールしていた。
そこで、我々は
「具体的には、「使いやすい」とは何を意味しているのですか」と尋ねた。
彼は、戸惑ったような表情を見せたが
と言った。
なんとも、抽象的な話だ。
そこで、我々はもっと具体的な意見を求めるため、自分たちのコーポレートサイトを見せた。
「では、このサイトを見てアドバイスをいただきたいのですが、これは「見やすい」ですか?そうでないなら、具体的な改善事項を指摘してください。」と要求した。
しばらく後、彼はモゴモゴ何かを言っていたが、結局
「見やすいと思います。」と言うだけで、意見らしい意見はもらえなかった。
結局、彼を採用することはなかった。
彼の言動から、「仕事やってるフリ」の人であると判断されたからだ。
*
彼は「研修などを通じて、活躍できる人材を送り出すことに、価値を感じていた」と、前職での仕事をアピールした。
そこで我々は、「どのような研修を行っていたのですか。」と聞いた。
彼が主に担当していたのは、新任向けの「管理職研修」と、新卒採用後の「新人研修」だった。
知識を与え、同じような立場の方々とディスカッションすることを目的としたという。
そこで、我々は
「研修の成果をどのように定義していましたか。活躍できる人材とは、どのような定義でしたか。」
と、彼に尋ねた。
彼は言った。
「受講者にアンケートをとっており、高い満足度を実現できるようにしていました。」
しかし、考えてみれば「研修の満足度が高いこと」は、「活躍できる人材を送り出すこと」とは全く異なる。
我々は、それを彼に指摘した。
「どうなんでしょう?」と。
彼は
「そうですね。ただ、研修を受けることで、知識やほかの人の経験を共有できるので、効果はあったと思います。」
と言った。
表層的な回答だ。回答になっていない。
「この場で考えてくれてもいいですよ」と勧めたが、彼は考えず、答えられもしなかった。
*
「研修の効果測定を、1年程度、モニタリングしませんか。費用は要りませんので。」
と持ち掛けたことがある。
実際、どの程度役に立っているかどうかを知ることが先決だったので、費用をもらわずともデータが採れれば良い、と思ったのだ。
だが、帰ってきた反応は予想外だった。
「忙しいからねぇ」と言った。
他に声をかけた多くの会社でも、やはり同じような反応だったため、なぜ研修の効果測定を真面目にやろうとしないのか、私は不思議だった。
そんな時、私の大学時代の知人が、ある大手企業で人事をやっていると聞き、現状のヒントになればと
と彼に連絡を取った。
久々に再会した知人は、率直に話してくれた。
「いやー、「忙しいからねぇ」というのは、まさに本音だよね。」と。
私は尋ねた。
「本音といっても、研修にこれだけお金を使っていて、「忙しいから効果測定はしない」じゃ、まずいだろう。」
知人は迷うことなく言った。
「余計なお世話なんだよ。たぶんそういう人たちは「研修の満足度が高くて、参加後のレポートを書いてもらえれば、それで十分」と思ってるよ。」
「なんで。」
「もちろん。だって「効果がない」と分かったら、場合によっては研修を取りやめないといけない。予算も削られる。だいたい、研修やってさえいれば人事は「仕事やってるフリ」ができる。」
私は知人が皮肉を言っているのかと思ったが、彼の目は笑ってなかった。
私はようやく理解した。
「ああ……なるほど。そういうことね。」
*
コンサルタントをやっていて、驚いたことの一つは、上のように、「仕事やってるフリ」をしている人が、かなりいる、という事実だった。
もちろん、「成果」が定義しにくく、「ひとまずやってみよう」という活動があることは理解できる。
しかし、成果を熟考する取り組みさえ行っていない方も多く、「なんのための仕事?」と首をかしげることも多々あった。
ピーター・ドラッカーは、「成果をあげる8つの習慣」を著作の中で紹介している。
(1)なされるべきことを考える
(2)組織のことを考える
(4)意思決定を行う
(5)コミュニケーションを行う
(6)機会に焦点を合わせる
(8)「私は」でなく「われわれは」を考える
もちろんこれは、多くの人にとって「もう知ってるよ」と言われてしまうくらい、単純なことだろう。
だが実践編である、「成果にこだわりぬいて仕事をすること」は、とても大変だ。
疲れる。きつい。ドキドキする。失敗して怒られるかもしれない。
うまくいかない事の方が圧倒的に多いし、そもそも成果とは何なのかを定義するのも、簡単な仕事ではない。
「意識たけーなー」と嘲笑され、「何ムキになってんの?」と蔑まれることもある。
しかし、だからといって「仕事やってるフリ」ばかりしていると、キャリアチェンジはままならず、収入も伸びず、組織から「飼い殺される」人生が待っている。
そうなった果てに言われるのは、「お前は単なる作業者で、頭を使う必要はない」だ。
そうなりたくないならば。
若いころから、成果を意識し、成果を追及する技能を身につけるしかない。
成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。
すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。
それは、見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけない者である。成果とは打率である。
自分は高校は商業科行っちゃってコロナ前まで後悔してたけどコロナ禍になって5教科は巻き返せるから良いやと思った
分野横断的な人材を育成するということだが、マネジメントやコンサルティングの立場が近い。
制御工学や最適化と言った工学の基礎分野は抑えているが、演習もなく、定着しづらいと思う。数理的な面での基礎を学びたいのであれば計数工学の方が適している。
プログラミングもプログラミング言語演習の他、アルゴリズムや計算量理論などの基礎は教えるが、OSやコンパイラ、ネットワークを深く掘り下げることはしていない。演習の難易度は低い。
エンジニアとして技術を学びたい人よりは、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントになりたい人向きだろう。
巨大なシステムを扱うため、数理的に扱いづらいのか、テストではなく、小論文のレポートの講義が多い。
社会人になると、技術以外の立場から問題を捉える重要性は理解できるが、大学の講義の中でそれを習得できるようにすることは難しい。
私も工学を製造業以外の分野に広げていく必要がある、経営学やマーケティングの知識をエンジニアが持つべきであると考えているが、エンジニアの技術習得との両立が難しい。
新しい社会に立ち向かおうとする熱意ある人材が集まってくると思うが、方向性が違っていたりすると悩むことになると思うので注意して学科を選択した方がよい。
カリキュラムはもっと情報学、数学、統計の講義を増やすべきだと思う。データ処理の重要性は今後増々伸びていくだろうから、これらの知識もより重要になるだろう。
計数工学科と似てくるという問題はあるが、それらをツールとして扱う立場から学ぶということで差別化していくのがよいとだろう。