2021-12-18

シス創知能社会システムコース

分野横断的な人材を育成するということだが、マネジメントコンサルティング立場が近い。

制御工学最適化と言った工学の基礎分野は抑えているが、演習もなく、定着しづらいと思う。数理的な面での基礎を学びたいのであれば計数工学の方が適している。

プログラミングプログラミング言語演習の他、アルゴリズム計算理論などの基礎は教えるが、OSコンパイラネットワークを深く掘り下げることはしていない。演習の難易度は低い。

エンジニアとして技術を学びたい人よりは、プロジェクトマネージャーITコンサルタントになりたい人向きだろう。

巨大なシステムを扱うため、数理的に扱いづらいのか、テストではなく、小論文レポート講義が多い。

理念をそのまま実現できているかというとできていないと思う。

社会人になると、技術以外の立場から問題を捉える重要性は理解できるが、大学講義の中でそれを習得できるようにすることは難しい。

私も工学製造業以外の分野に広げていく必要がある、経営学マーケティング知識エンジニアが持つべであると考えているが、エンジニア技術習得との両立が難しい。

新しい社会に立ち向かおうとする熱意ある人材が集まってくると思うが、方向性が違っていたりすると悩むことになると思うので注意して学科選択した方がよい。

カリキュラムもっと情報学数学統計講義を増やすべきだと思う。データ処理の重要性は今後増々伸びていくだろうから、これらの知識もより重要になるだろう。

計数工学科と似てくるという問題はあるが、それらをツールとして扱う立場から学ぶということで差別化していくのがよいとだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん