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はてなキーワード: コミットとは

2023-10-12

anond:20231012212109

一人に年収500万与えるのは年500万のコストしかからないが、1000を超えると1.5倍のコストがかかる。税金?それもあるが、年収ネームバリューからだ。

経営者よ、バリューではなくコミットサラリーを払うべきだ。 - スティーブ・ジョブズ(2001 NYTインタビューより)

2023-10-10

anond:20231010160647

日本生活してる限り政治と日々の暮らしは切り離せないのにこう言うこと言ってる奴が一番アホ

仮に自分の好きなことだけにコミットしててもあちこち政治とかジェンダー問題にぶつかるのに

自分の機嫌は自分でとろうぜみたいな奴は自分が一生奴隷でいることに気付かない

それを賢いとは言わない

今のネット政治ジェンダー言及してる奴は全員アホで時間無駄

政治ジェンダーも一切興味なく自分が好きなことにだけコミットしてる若者が一番賢い

老人と人生終わってるやつの娯楽

2023-10-08

anond:20200825110353

ワシ思うんだけど、自分の子供に24時間無限コミットしないといけないという認識日本だけのもんなのかなぁ

おうべいでは夜泣きしてる赤子もほっといてるし

怪我は論外だから誰かがみてなきゃいけないけど、外に連れてくとかは別にそんなにしなくてもいいのでは

ていうかベビーシッター3時間頼んで夫婦のんびり過ごすとかはダメなんかね

お金制度も知らんけど

2023-10-05

anond:20231005234712

中指御大目前にして「テメーのコミット関数じゃなくて!オナニーなの!!!」って言われたらlinux知りませんて言うでしょそりゃ

2023-09-30

anond:20230930203912

毎度毎度書き方迷ってコミット崩壊する

優柔不断なのが悪いのかもしれない

2023-09-28

世の中のデキる上司、何食ったらそうなるのか教えて欲しい

自分課題ごとにissue4つ分作っておきましたんで、issueに沿って実装して、終わったらpushしてレビュー依頼ください」

部下「わかりました」

自分「これ1週間後にクライアントに見せないといけないものなので、期限は守るように作業のほどお願い致します」

部下「はい

後日

部下「終わりました」

自分「『終わりました』は何が終わったんですか?」

部下「issueの26番と27番をやりました」

自分「(あぁ〜混ぜないでって言い忘れたな……)ごめんなさい、伝え漏れでした。次からはissue1つずつレビュー依頼を投げていただいてもいいですか?」

部下「わかりました。なら27番だけ確認お願いします」

自分「26番と27番のコミットはもう混ざっちゃってますが、今から26番だけ抜くってことですか?」

部下「いいえ」

自分「じゃ、じゃあとりあえずはそのままで大丈夫です……。終わったってことは、私がコードを読んでも問題ない段階ということですよね?」

部下「はい。インデントのズレやコーディングルール守ってないところありますが、確認お願いします」

自分「それ私の認識だと『終わってない』っていうんですよ」

また後日

部下「終わりました。26番と27番のレビューお願いします」

自分「わかりました。ちなみに明日クライアントに見せたかったんですけどこの調子スケジュール大丈夫ですか?」

部下「できません」

自分「その『出来ない』が分かったのっていつですか?」

部下「わかりません」

自分「わかんないかァ〜! なら仕方ないっすね!」

どう伝えたらいいんだこれ。上司人生3ヶ月の人間に難しいことをあまり言わないでくれ。今まで言われたことやってりゃ良かったのに、突然責任が降りかかってきた。

部下使いこなせる人間カッケェよ〜〜〜〜

軍師になりてぇよ〜〜〜〜

2023-09-26

(ほとんど)すべてについて間違っている――デヴィッド・グレーバー&デヴィッド・ウェングロー著『万物黎明書評

万物黎明』の中心的なアイデアは挑戦的だ。人間とは政治的冒険的で実験的なものであり、自由平等呪縛の後に、変化を起こすために抑圧を選ぶ傾向があると言われるほどである歴史は、ある極端なものと次の極端なものの間を揺れ動く、リズミカルな形をとっている。しかし近年、私たちは皆、ひとつ体制から抜け出せなくなっており、その理由理解しようと努めなければならない。

これらすべては新しく新鮮ではあるが、信用できるものではない。私は、私たち人間性を規定する政治的本能社会的感情は、平等主義という条件の下で形成されたという人類学的な標準的見解の方を好む。今日に至るまで、私たちは皆、対等な仲間の中で笑ったり、遊んだり、社交したりできるときに最もリラックスし、幸福を感じる。しかし、グレーバーとウェングロー(以下、G&W)は、このような私たちに馴染み深い経験を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先平等主義者であったという考え方全体に反対している。彼らの見解では、彼らは抑圧されることを選択した可能性が高い。

彼らの言葉を借りれば、「われわれの人間性の本質が、われわれが自意識的な政治的行為者であり、したがって幅広い社会的取り決めを受け入れることができるという事実から成り立っているとすれば、人類歴史の大部分にわたって、実際に幅広い社会的取り決めを探求してきたはずだということにならないだろうか」。これらの可能性の中には、著者たちが容易に認めているように(86-7頁)、チンパンジーのような虐待的な支配階層も含まれている。G&Wは、もし我々の祖先がそれほど冒険好きであったなら、きっと平等主義だけでなく、攻撃的でいじめっ子のオスによる嫌がらせ虐待支配実験しただろうと主張しているようだ。

G&Wは、私たち革命過程社会的道徳的人間になったという考えに対する一貫した攻撃の中で、これらの点を指摘している。私はずっと、人間言語意識親族関係道徳は漸進的な進化過程進化し、それが巨大な社会的政治的革命で頂点に達したという考えを探求してきた。私の動機は常に、人間本来利己的で競争的だから社会主義不可能であり、「革命でさえ人間の本性を変えることはできない」という一般的偏見に挑戦することであった。

はいつもこう答えていた。そう、私たち類人猿一種である。そう、私たち霊長類のいとこたちのように、競争的で利己的、攻撃的でしばしば暴力的本能を持っている。しかし、それが私たち成功の原因ではない。優秀な母親父親になる能力自分の子供だけでなく互いの子供を思いやる能力道徳的ルール確立する能力他人自分を見ているように自分も見ている能力音楽ダンス言語を使って夢を共有する能力など、私たちの本性にまつわる人間的な特徴すべてが、まさに歴史上最も偉大な革命産物であり、成功した革命なのだ

クリストファーボーム人間革命

この「人間革命」の複雑さを詳述した私自身の著書(Knight 1991)が出版されてからほぼ10年後、人類学者のクリストファーボーム(Christopher Boehm)は、その洞察にもかかわらず、最も重要な要素であるセックスジェンダー力学についての言及を一切省くことで、政治的観点から安全策を講じた理論バージョンを発表した(1999)。G&Wが人間革命理論の信用を失墜させるために明示的に言及するのに十分安全だと考えているのは、この抽象的でユニセックスバージョンなのである

ボームは、私たちの最も古い祖先は、一方的な協力者でも一方的競争者でもなかったと指摘する。それどころか、他者支配する一方で、支配されることに抵抗するために同盟を結ぶという心理的傾向があった。このような下から集団的抵抗は、最終的には、リーダーになろうとする者が集団支配するのを阻止するために、全員が一丸となることで頂点に達した。私たち祖先チンパンジー的な支配は、今や逆転し、「逆支配」、つまり平等主義的な倫理観コミットした道徳意識の高い共同体による支配へと結実したのである

G&Wは、人類は「......何をすべきか指示されることを自意識的に嫌うようになった」(p.133)という考えに賛同している。この文脈では、現存する狩猟採集民が「嘲笑羞恥、遠ざけ......他の霊長類類似するものはない」(p.86)、「自惚れ屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために集団採用される戦術の数々」を示していることに同意している。彼らがまったく関心を示さないのは、そうした戦術進化過程人間の本性を形成する上で重要役割を果たしたという考えである

ボーム説明に対する反論をまとめると、狩猟採集民が一貫して平等主義を好んでいたという示唆は、「何万年もの間、何も起こらなかった」という「奇妙な主張」であるという。狩猟採集民の祖先が一貫して平等主義的であったとすれば、彼らの政治的生活は何らかの形で凍結され、時間が止まってしまったに違いない。G&Wは次の言葉で締めくくっている:約12,000年前以前、人類基本的平等主義者であったとボームは主張する。ボームによれば、約20万年間、[これらの]政治的動物はみな、ただ一つの生き方を選んだのである」。(p. 87)

唯一の問題は、これはボームが書いたことではないということだ。彼の実際の言葉引用に値する:

ひとたびどこかのバンド平等主義的な秩序を発明すれば、この社会的なやり方の根本的な変化は近隣のバンドにも目につくようになる。特に、非常に攻撃的ないじめっ子を擁するバンドでは、部下が支配されることに対して両義的であれば、どこでもその利点は明らかだっただろう......。魅力的な平等主義の伝統が、地元では専制的な伝統に取って代わり、徐々に文化的拡散が起こると予想される。やがて、より長い距離を移動する移動パターンによって、この政治的発明がかなり急速に大陸から大陸へと広まっていったと考えられる。(Boehm 1999: 195)

これが成功した革命のやり方だ。ボームの主張は単純に、1万2千年前まで『人類基本的平等主義者だった』というものではない。そうではなく、初期の人類はさまざまな政治システムを発展させながら、平等主義というひとつ特に成功したモデルに徐々に収斂していったというのである

万物ティータイム

かなり不当なことに、『万物黎明』は現代進化論を社会進化論混同している。社会進化論とは、「未開」から「野蛮」を経て「文明」へと進歩する段階のはしごを描いた19世紀物語であるダーウィニズム科学である私たちは語り聞かされるが、実際は純粋神話である。G&Wはそのように空想的に、進化論を全く認めない人類起源に関する視点を、読者が真剣検討することを期待している。

この著者たちが認める唯一の科学は「考古学科学」であり、その考古学がさほど遡らない場合のみである。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と、時折出てくる火打石のかけら」(p.81)からは何も読み取れないという理由で、「万物黎明」をわずか3万年前とすることを正当化している。

このような言い訳は、私たちの種の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、以前考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという最近証拠に照らすと、もはや通用しない。この証拠は、骨や石に限らず、ビーズ幾何学的な彫刻、墓用品を伴う埋葬、砥石や絵の具壺などの工芸品で構成されている。G&Wは、これらの発見のうちの1つか2つに気づいてはいるが(83-4頁)、ほとんど関心を示していない。最先端ダーウィン理論を黄土の記録に適用すれば、社会力学儀式の実行パターン性別による同盟関係についての予測を生み出す可能性が非常に現実的になるにもかかわらず、である。(Power 2019; Power et al.

残念ながら、これらの著者たちは、どのような形であれ、ダーウィニズムには近づこうとしない。彼らは、彼らが「フェミニスト」と呼ぶ人物(実際には霊長類とヒトの社会生物学の創始者として高く評価されているサラ・ハーディ)が、人間本能心理形成における集団的育児重要役割について「物語」を考え出したことを認めている。「神話は悪いものではない」とコメントしながら、彼らはこの特別神話を「重要もの」と表現している。そして、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、このような洞察部分的ものしかなりえない」(p.82)と口にして、すぐさまこの神話疑念を投げかける。この種のトリック--この場合は、ハーディ画期的研究が、私たち共通ミトコンドリアDNA祖先年代測定より200万年ほど前のホモ属の出現に焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

石器時代新石器時代考古学に興味のある読者なら、本書には興味をそそられる推測がたくさん書かれているだろう。しかし、私たちがどのようにして人間になったのか、つまり、異常に明瞭な目、並外れて大きな脳、独特の社会的感情、笑い、音楽言語に対する生得能力などがどのようにして発達したのかに興味がある人には、まったく何も見つからないだろう!

タイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『万物ティータイム』の方が正確だろう。物語は、氷河期フランススペインに描かれた壮大な洞窟壁画で知られるヨーロッパの後期旧石器時代から始まる。著者によれば、その段階でようやく考古学面白くなってくる。初めて、社会の複雑さ、階層、豪華な埋葬などの証拠が見え始めるのだ。

さな狩猟採集民のバンド

G&Wにとって、狩猟採集民の祖先アフリカもっと早くから平等主義的なライフスタイル確立していたという事実は、さしたる関心事ではない。彼らは、タンザニアのハザ族のような現存する狩猟採集民が資源を共有していることは認めるが、それを賞賛する代わりに、蓄積への抵抗が「社会的複雑性」の出現を妨げていると不満を述べている。著者たちは社会階級という概念を嫌っているようだ。

まり狩猟採集民は富の蓄積に抵抗することで、複雑性を妨害する、つまり階級社会の発生を阻止するのである。G&Wはここで狩猟採集民の専門家であるジェームズ・ウッドバーンの権威を持ち出している。彼らは彼の研究から、「真に平等主義的な社会を維持する唯一の方法は、あらゆる種類の余剰を蓄積する可能性をまったく排除することである」(p.128)と結論づけている。このことは、社会の複雑さを排除し、人間文化的知的生活の豊かさを排除することになると彼らは主張する。

ウッドバーン(1982、2005)は確かに、蓄積に対する意図的抵抗狩猟採集民の平等主義を支えており、意識的になされた政治的選択を表していると主張している。彼は、このような平等主義は非蓄積型狩猟採集民だけの特徴であると観察し、「即時回帰」こそが人類経済の原型である結論づけた。しかしウッドバーンは、そのような平等主義に複雑性が欠けているとは主張しなかった。実際、彼は「単純な」社会形態と「複雑な」社会形態との二項対立有害で誤解を招くものとみなしていた。ウッドバーンにとって、平等主義を維持することはこの上なく洗練された達成であり、単に不平等が生じるのを許容するよりもはるかに高いレベル政治的知性と複雑性が要求されたのである。ハザ族には、必要以上の富を蓄積させることがいか危険かを理解する知性があると彼は説明した。

富の不平等は許されない

しかしG&Wによれば、富の不平等問題ではない。彼らの立場を支持するために、彼らは17世紀ヨーロッパの「文明」を批判したファーストアメリカンカンディアロンクを引き合いに出している。やや説得力に欠けるが、彼らは、カンディアロンクと彼の最初アメリカ人共同思想家たちは、「富の差が権力の体系的不平等に変換されうることを想像することさえ困難であった」(p.130)と断言している。

G&Wは、即時回帰型の狩猟採集民が富の不平等が生じるのを拒んだことを認めている。しかし驚くべきことに、彼らはこの状況全体を期待外れとみなしている:

こう言うと、何か希望に満ちた楽観的な話に聞こえるかもしれない。実はそうではない。この言葉示唆するのは、やはり、最も単純な採集者以外には、その名に値する平等本質的に不可能だということだ。それでは、私たちにはどんな未来が待っているのだろうか?

どんな未来アフリカ狩猟採集からインスピレーションを得ている活動家たちは、現代都市生活者を、不運なハッザ族のように、小さな遊牧民集団の中で繰り返される単純な生活に「はまり込む」よう招いている、と彼らは示唆する。

はっきり言っておくが、私は原始主義者ではない。私は技術的、社会的政治的発展に賛成である。ハザ族は、必要に応じて富を共有し、笑い、歌い、遊びの中で「時間を浪費」し、誰かに支配されることに抵抗し、他のすべての心配事よりも互いの子供の世話を優先することが、充実した楽しいことであることを示している。開発に関して言えば、この政治的に洗練された弓矢ハンターたちは、私たちに多くのことを教えてくれるだろう。

(続く……)

2023-09-23

文系不要かい理系って

文系いらない!って言ってる理系たまに見るが、経済も法も哲学歴史も学んだことがない人間ばかりの国とか正気か?としか思えないのだが

旧帝大レベルけが文系学部で学べばという主張も良くなくて、スポーツから学問まで、全ての分野はコミットしている人口の層が厚くないといけない

まあステム学ぶ学生比率増やしたほうが国の効率が良いというのはそうかもしれない

あ、そうかも(突然の転向

2023-09-14

ジャニーズ問題から見え隠れするのは、テレビメディアの中ではジャーナリズムっていうか、何かしらの信念に基づいて行動するのが事実上できないっていうことなんだな。

外部のプロデューサーディレクター制作メンバーが都度入れ替わるわけではなく、社員として継続的組織コミットする、普通会社員としての保身的な動きになるわけで、そういった精神性を個人に期待するのは無理だと。

そうすると通常、改善組織的なものに期待するしかなく、コンプライアンスガバナンスを重視していくぞという経営からの強い意思表示があって、はじめて現場も変わるのかもしれない。

2023-09-12

出戻り君ねぇwwww

結局この業界って社不しかいないからね

オーナーは地下上がりの風俗屋、従業員発達障害者、客は社不どころかシャブでもやってんだろみたいな連中ばっか

こんな業界にフルコミットして何年も店長なんかやったところでそこでの経験だの何だのってのは他の世界じゃクソの役にも立たないんだわ

出戻ってるのが何よりの証拠だろ

君はもうこの世界しかやっていけない手遅れ状態からそのまま骨を埋めてもらって

他の奴らはコイツ醜態をよく見て一刻も早く抜け出せ

どうしても関わりたいなら他の仕事生活基盤を作った上で片手間だけの関わりにしとけ

2023-09-10

CTOの退任って何?

最近流行りの「CTO退任して転職します!」「CTOからエンジニアに戻ります!」ってなんなの?

事業コミットできるエンジニア」だの「組織のことを考えろ」だのCTOって冠かぶって言っておきながら、その頭で考えてたのは「でも私、現場やりたい!」みたいな事なの???

部下も居る立ち位置に居ながら、最後なんで自分欲求コミットしちゃったの???

 

俺の職場にも「元ベンチャーCTOエンジニア」みたいなのが転職してきたけど、技術力は現場のチームリーダー以下、口だけ達者で最初転職エントリー以外で話題にされた事もない1発屋状態

やりきってからCTOを辞めろよ、お前が始めた物語だろ。

2023-09-05

Web3ヤーたちはどう生きるか

Not Financial Advice。個人的メモ、現状の文字起こしと雑な未来予想。自分Web3ヤーとして整理したかった。

ビットコイナーが望まない形でBTCがATHを迎えるシナリオ

根源的にビットコインは規制禁止することはできないので、できるところから規制されるトレンドは今後も続くだろう。目下、短期ナラティブETF承認であるAML/CFT観点ビットコイ現物流通はなるべく制限したい規制当局側と、ビットコインのエクスポージャーが欲しいだけの大多数の投資家の思惑の両方が、現物ETF承認という形で結実するのである。その後、ビットコイETFが高い流動性を持つようになれば、既存金融機関ビットコイETF担保にした金融サービス派生金融商品を展開できるようになる。

また、大手マイニングプールと、(すでにマイニングプール株主となっている)ETF取扱金融機関提携する未来もありえるだろう。例えばマイニング収益プール参加者ウォレットアドレスに引き出されることはなくなり、プール参加者証券口座ETF残高として入金されるようになる。これはプール参加者規制当局どちらにも利点がある。プール参加者にとっては、ブロックチェーン手数料秘密鍵保管といったブロックチェーン特有リスクを負わなくて済むし、ビットコイETFを通して既存金融多種多様流動性へ容易にアクセスできるようになることも喜ばしい。規制当局にとっても、本質的規制できないマイナーとBTC現物が切り離されることは喜ばしく、win-winなのだ。すでに大手マイニングプールマイナーにKYCを求めているので、マイナー分散思想よりも規制された安定を選んでいる。マイナー投資家保護環境の整ったETFに乗り換えるのは合理的選択なのだ

ビットコイナーの思想とは相反するものの、市場原理とは相反しない力が優勢となって働くことで、ビットコインはATHを迎えるのである

少数マイナーの寡占は問題か?

先日Twitter話題になっていたので急遽追加する。

マイニングプールが結託して51%攻撃を起こすことは、マイニングプールにとっても合理的ではないので、少数マイナーの寡占状態が直接的にビットコインを破壊に導くとは考えにくい。しかし、大きな金額を動かさないといけない巨大プール既存金融保護されざるを得ず、規制圧力に対しては脆い。同じ51%でも1 ✕ 51よりも25+26の方がCensorship ResistanceやOpennessといったブロックチェーンの本源的な価値は損なわれやすい。なのでマイナーに寡占が起こることを問題視しないのも間違いである。

ツイートの人の反論もあるので一応参考程度に

https://x.com/nook_ethereum/status/1696476655475171759

仮の話だが、完全に当局規制を受けてコーポレートが牛耳る、本源的な価値を失ったビットコインが、too big to failな状態ゾンビ化した時どう振る舞うのだろうか?そのタイミング古参クジラ離脱して一時的に売り圧が発生する気もするが、そのままトリクルダウンとなるほどのトリガーかというと分からない。これはビットコインに使われる暗号の危殆化などのリスクと一緒で、起こるまで想像ができない。そのフェーズP2P電子決済システムビットコインという壮大な社会実験重要ハイライトになるに違いない。

Drivechain

ビットコインのブロックスペースを使って、レイヤー2上で好きなブロックチェーンを誰でも立てられるようにする新機能。まだ提案段階の機能だが、賛否両論を招き、界隈を真っ二つにしている。

https://www.drivechain.info/

ちょっと前に流行ったStacksの仕組みと異なり、BTCを子チェーンにオプトインするような仕組みも備える。もちろんオプトアウトもできる。

ただし、Drivechainが認められると、ビットコインのスケーラビティを向上させるソリューションとしてのLightningネットワークの意義がかなり失われる。Lightningは”P2Pで”高速決済したい人が使うための機能という、かなり思想が強い人向けの錆びついた技術になり得る。

Drivechainの提案自体は昔からあったが、最近になって流行り出したのは単なるナラティブ作りであろう。ordinalsやStacksもそうだが、新しい技術はそれだけで盛り上がりやすい。ordinalsの場合だと、昔から追っていた人は、自分が優位でいられる情報非対称的な時期に、短期で出口流動性イナゴ養分)をたくさん集めて、たんまり儲けて売り抜けることができた。

ちょうどBitcoin, not Cryptoな時期で、Drivechainのような特大アップデートがあればナラティブとしては強力だ。しかし、だからこそ、どうしてもDrivechain利権存在を勘繰ってしまう。Lightning利権とも対立しそうだ。

Lightningはビットコインにマルチシグだけあればできる機能だが、Drivechainはソフトフォークとは言え、これだけのために新規のオプコードメッセージの追加など、開発リソースをかなり費やす大幅なアップデートなので非常に図々しい。ソフトフォークをexcuseにすればなんでもありだと言うわけではない。

今更dAppsが走るサイドチェーンを作っても、Ethereumで起きているようなゴタゴタをビットコインに持ち込むだけで、Bitcoin, not Crypto神話を汚すだけになるだろう。

DeFiはDaFi(Dark Finance闇金融)へ

実質管理者のいるDeFi規制煽りを受けて存続は難しくなっていくだろう。ハッキングインサイダー、スキャム(詐欺)、ラグプル(持ち逃げ)から投資家保護できないファイナンスは、たとえゲイリーゲンスラーSEC長官を退任したとしても長期的には必ず規制対象になる。また、そうはならなくとも投資家の方から勝手離脱していく。

しかしながら、オフショア規制の及ばないチェーンを舞台に、リスクを恐れない投機家の間でDaFi(Dark Finance闇金融)に転じたDeFiがしぶとく生き残るのはどうしようもない。

ただ、そのようなDeFiはもう社会生活金融インフラになることはないだろう。結果的に今のDeFiはDaFiかCeFiに分岐していく。

CeFiの意義

CeFiという語彙は以下のツイートから使わせてもらった。ブロックチェーンを使っているが、規制もされている金融サービスくらいの意味だ。

https://x.com/kimurayu45z/status/1695988782871498898?s=46

ブロックチェーン上の金融サービス規制をかける場合、どのようなものになるだろう。まずCeFi事業者に対する当局による管轄投資家のKYCは必須になる。そうなってくるとブロックチェーンでやる必要はあるのかいよいよ分からなくなってくる。かの有名なWhy Blockchain?の声がまた聞こえてくるのだ。

少なくとも、トークンガバナンスするような機能プロトコルに組み込む必然性はなくなり、ガバナンストークンは株や証券に近いものになっていく。また、仮にアプリケーションどころかL1チェーン自体規制されれば、PoSなどのトークンベースコンセンサスアルゴリズムはもはや茶番になる。

ユーザー目線でも、KYC済みのアドレススマートコントラクト登録してまで、入札や取引したい投資家がどれくらいいるのか今のところ分からない。

もしもかつてのDeFiバブル違法事業者非合法的な取引で盛り上がっていただけの幻想だった場合、KYC後のクリーンなCeFiにどのような実需があるのだろうか。

MEVは重い問題

MEVというのは、ブロック生成者が承認前のブロック内の取引を盗み見れることをいいことに、他人取引を先取りしたり、順序を利己的に入れ替えることが可能である性質から生じる、ブロック生成者が独占できる収益源泉のことである

筆者は以下の記事勉強させてもらった。

https://keccak255.substack.com/p/mev

https://mirror.xyz/0x95d7660ceb04b402fdBAf112a8278980335616d4/aDB1Zh4ybztR3DJsY1pgoK8h63wH05PlOMOEj0zvL3U

MEVがあるせいで、ブロック成行為が中央集権化しやすくなったり、ユーザーサービス体験が低下したりするため、dAppsが動くブロックチェーンにおいては重要課題だ。

もちろん技術的に解決するSuaveのようなソリューション提案されているのだが、分散化にメドがたっているわけではない。また、問題が外部化するだけで本質的解決にはなっていないのではと思う。

Suaveについて参考までに

https://writings.flashbots.net/mevm-suave-centauri-and-beyond

また、MEV利権がすでに巨大化している政治的事情もあり、問題はかなり複雑化している。このように込み入った問題を、さまざまなステークホルダーの思惑が入り混じる、非効率的分散ガバナンス解決するのは前途多難と言わざるを得ない。

チェーンのTVLが巨大化し、RWA(real world assets)などのMEVファクターがチェーンのエコシステムの隅々まで組み込まれれば、MEVがもたらすマイナス・サムの影響はユーザーにも感じ取れるくらい甚大なものとなるだろう。さらに、可視化できないリスクを嫌う大手投資家の参入を阻むことにもつながる。

そうなったときパブリックブロックチェーンの夢は雲散霧消するか、中央集権正当化された世界でregulatedなブロックチェーンが生き残っていくかのどちらかになる。

DeFi社会限界

一旦DaFiやCeFi、MEVのことは忘れて、全てが解決して、DeFiがそのままメインストリームになった社会を想定してみる。そこで注目したいのは、チェーンに閉じたDeFiでは信用創造ができず、分散型ステーブルコインなどの場合は常にover-collateralized(過剰担保)させなければならない点だ。つまりロックされた資本以上の価値市場に再投資されない。原資本は再投資のたびに指数関数的に薄まっていく構造になってしまうのだ。

そのような先細りの金融インフラの上に展開される資本主義及び自由市場経済社会が、規制された金融に基づいた現状の社会よりも、高い資本効率経済成長率を達成できるのかは甚だ疑問である

一昨年のDeFiバブルの正体が、USDTなどの法定通貨担保型のステーブルコインがチェーン外から流入することで起こったに過ぎなかったのだとすれば、DeFi世界はCe要素なしには拡大できないということになる。実際、USDT、USDCなどの法定通貨担保型のステーブルコインの時価総額無視できないほどに巨大だ。そういった規制アセット流入なしにはリターンが期待できない構造的欠陥がある限り、DeFi規制を拒んで信用収縮の道を選ぶか、信用創造のために規制を受け入れてCeFi化していくしかない。

ブロックチェーンイノベーションなのか?

分散自己主権といったブロックチェーン思想を全く気にしない大多数のユーザー目線で見ても、国際送金や金融取引が瞬時に透明性高く行えるブロックチェーンが便利なのは間違いない。しかし、それは既存金融サービス規制というかなり重いハンデを付けられた状態で戦ってくれているからそう見えるだけで、ブロックチェーンという技術自体イノベーションからではないのではないか?つまり、仮に規制の側が妥協して、金融業界リバタリアン並みの自由化を勝ち取った時、ブロックチェーンは、例えばApple銀行のような大規模なWebインフラを使った金融サービス技術として勝てるのだろうか?

もしも、ポンジスキームやスキャムであることが明らかなミームトークン、発行主体を名指しできるXRPや、ガバナンストークン全般が、規制されない(もしくは証券ではない)と判決された場合Apple銀行プログラマブルトークン発行プラットフォームを立ち上げればブロックチェーン競争に負けてしまうのではないか?秒間取引処理数が少なくて、手数料も高く、ウォレットも使いにくいブロックチェーンの優位性はどこにあるのだろう?

とはいえ実際に既存金融が完全自由化することはありえない。あり得るのは、既存金融業界ブロックチェーン業界が融合していく中で、その両極からの声を取り入れながら、長期的には両者の境界線が最も曖昧となるような規制環境が整備されていくシナリオだ。それはトークン証券化かもしれないし、証券という概念が古くなるような全く違う新しい法概念規制フレームワーク誕生かもしれない。そうなったとき果たしてブロックチェーン技術市場競争力を持つのかは、改めて問われなければならない。使いやすさより分散思想を優先するユーザーなんて殆どいないはずだ。

日本海外Web3コミュニティ

日本Web3界隈は、昔から霞ヶ関巡回する界隈と海外組の界隈に二分されていたが、最近海外からの出戻り組が増えてきたように思える。かつてJapan色がなかったAstarが最近Japanを押し出すことが増えてきたので、これも出戻り組と言えるだろう。京都で開催されたIVS Cryptoでは、かつての海外組が、今後は日本にもコミットしていくしたたか姿勢も見せていた。

Astarが政府機関やJTCと手を取り合って、提携関係や共同研究関係を結び始めたときは、何をしているんだと正直思っていた。しかし、当時から規制側に歩み寄らなければブロックチェーンは存続できないと読んでいたのか、単なる嘘から出た誠なのか、こうなった今では一定妥当性が理解できる。

とはいえ規制と近づきすぎるとパブリックブロックチェーン特性邪魔するはずなので、その擦り合わせは茨の道だろう。Why Blockchainの最前線で闘う姿勢評価したい。

渡辺氏も、もしAstarがダメになっても、日本は偉い人と仲良くしておけば何とかなる国なので、かつてのホリエモンのような毒を出さなければ、どこかしらの利権に入れてくれるだろう。そこら辺を踏んでいるのか、彼のポジショニングは上手いなと思う一方で、FTXのサムが破滅直前まで政府蜜月関係を結ぶのに奔走していたことを思い出させるから少々怖くもある。当局に近づくと不透明性が増すので、個人的にはまだASTRに買いを入れる勇気が持てない。

さて、クリプトコミュニティ一般の話だが、これも昔よりは成熟してきたと思う。悪しき通貨自然淘汰される市場原理が働いたというのもあるが、個人の中にも、かつては歯に衣着せぬ物言いオピニオンリーダーになったインフルエンサーが、今ではバランスの良いコメンテーターになったりと、心境の変化なのかポジショントークなのか、変化を感じざるを得ない。日本人垢にも外国人垢にもそんな人は多い。

例えばVitalik氏は、かつては大衆向けに過激なことを吐いていたが、最近難解な理論提示にとどまり過激な使い道を見つけるかどうかは受け手自由ですよ、という我関せずな態度に改まった。

しろ危ないのは、陰謀論界隈や極右派をバックにした米国会議員をはじめとするすでに過激コミュニティが、ビットコインやWeb3に活路を見出そうとしていることだろう。余計なポリコレリスクを抱えると面倒である

Web3ヤーたちはどう生きるか?

このタイトルは煽っているように聞こえるかもしれないが、流行りに乗っただけで煽ること自体は本意ではない。ジブリのあの映画を見た頃、こんなこと考えてたんだなぁと後でエモくなるための筆者なりのギミックなのだ。もし不快な思いをしたクリプトに携わる人や投資家の方がいれば、そこは大目に見ていただきたい。

また、ビットコイナーは Permalink | 記事への反応(0) | 21:52

女の人生はイージー

付き合ってた女に「セックス気持ちいいけど一緒にいて死ぬほどつまらない」って言われた

過去に同じ理由で振られたことが2回ある

俺が女だったら風俗で一山当てることができたかもしれないけど

男なのでセックスが上手くてもそれを人生コミットできない

AV男優?女がアイドルになるより倍率高いよ

Xでレンタルちんこ入れる人みたいな商売始めてみようかな

2023-08-23

anond:20230823180551

あの神原大田伊藤弁護士東京新聞望月記者宇佐美先生まで言及しまくっている話題

ものすごい狭い界隈のどうでもいい内輪の話

ってすげえっすね

何か不都合があるとすぐ矮小化したがる癖に自分達が主張する時はごく一部の意見を「世間意見が」「国連が~」などと騒ぎ立てるのは、左翼界隈の悪い癖

少なくともリベラル界隈のある一定数は確実にコミットしてるし、そのコミットしている連中が対立相手への危害否定していない、それどころか肯定する言動をしているってのが怖いよねという話

市民感覚乖離し過ぎている、ただの輩ムーブじゃん

Z李とかと何が違うの?

anond:20230823180123

ものすごい狭い界隈のどうでもいい内輪の話を「日本リベラルの全員がコミットしている大事件」くらいに思ってるのが現実社会から切り離されたインターネットおじさんって感じ

2023-08-03

anond:20230803114441

ここでの「元々の議論」は「ジェームズリッチマンと月ノみんとの議論」だろ。

おまえは「自分フォークして新しい議論が発生したんやろがい!」と思い込んでるんだけど、

その他大勢にとっては「大元議論にこいつが変なコミットしただけ」っていう認識の食い違い。

いや、マジであるあるなんだよな。俺にも経験あるよ。元気出しな。

2023-07-26

フリーランスエンジニアで暇な時ってどうすればいい?

今年から業務委託(準委任)でエンジニアしてるんだけど

最近になって1日の仕事が定時前に終わって暇になることが増えた

フリーなのに定時って何?って感じだけど一応障害対応とかするチームだからそういうのが決まってて働いてる

PMが忙しすぎるのか開発フェーズが落ち着いてるからか干されてるからか知らないけど自分に割り振られる仕事量が先細ってきている

PMは本職エンジニアじゃないけど「自分でやった方が早い」系の人で自分ガンガンコード書いてコミットして自分マージしてしまう(なおコードの質は・・・

複数プロダクトを抱えていてCSの統括からから何までやってるのでクソ忙しそう

これでPMをせっついて嫌な顔されるのもなんだし

仕事してるふりして過ごすのも正社員でもないのでかなり心苦しい。

こういうのってどうすればいい?危険信号ととらえて別の案件探した方がいいかな?

それか就職した方がいいかな?

2023-07-19

会社員常識社会人常識って言うのマジで嫌だな。

社会人常識っていったら、それこそ人を殺さないとかいきなりブン殴らないとか、そういう関係性でない相手に失礼な事を言わないとか、そのレベルの最低限の話でしょ。

でもその最低限が出来てない割には、会社員常識にばかりコミットしてる人もいるしな……

2023-07-12

山下達郎男闘呼組言及した件

山下達郎男闘呼組言及した。

ジャニーズ事務所を離れたら

元の形態では

まず活動はできないといわれる中、

男闘呼組は復活した。

こんないい例があるじゃないか

締め付けなんかはないんだよ、

中居正広だってジャニーズを離れて

活動しているじゃないか

忖度や締めつけなどない、

そう言いたかったのか。

男闘呼組の復活をプロデュースしたのは

MISIA事務所である

社長元ジャニーズ

中居正広と昵懇の元ジュニアである

今回スマイルカンパニージャニーズとの

関係を取りざたされたが、

MISIA事務所のように

元ジャニーズジャニーズと友好関係を保って

経営する事務所がある。

結果、ジャニーズ案件

ジャニーズの息がかかっているかどうかで

復活できるかどうかが

決まる、と見えるのは錯覚か。

マイノリティ社会貢献コミットしてきた

MISIA

今回の騒動をどう思うのだろう。

2023-07-04

anond:20230704091801

凄いなこの人・・・

偉人リスト入りさせていただきました

一ノ瀬 「パフォーマンスが上がっていても、簡単自己ベストポンポン出るわけでもない。コロナ練習環境も変わっているのに、菜食が全面的に出ていると、タイムが落ちた時に『練習できなかったもんね』ではなく『お肉食べないからや』って言われてしまうだろうことは、容易に想像ができたので。プレッシャーを感じることはあるけれど、タイムが落ちたとしても菜食だけが理由ではないだろうし、そこをあまり結び付けないようにしています

 発信力に関しても、13歳からずっと日本記録を保持し、メディアに出る回数も増えてきたので、水泳がここまで連れてきてくれたという思いはあるけれど、今は、水泳がなくても私はやっていけるという思いもあって。やるからには結果にこだわるしタイムコミットしているけれど、それがなくなったからといって、今の自分の影響力が逆戻りするかといったらそうではないし、水泳がだめでも他の手段を探していく。成績イコール発信力という期間は過ぎたのかなと思っています、今は」

日比野 「わたしと間逆な考え方だ……。わたしは、テニスで戦績さえ残せば自分の声を聞いてもらえるんじゃないかと思っていたので。水泳がなくなってもやっていける自信がついたのは、なんで?」

一ノ瀬 「私、高校生の時に英語スピーチコンテスト障害について話して、全国優勝したのをきっかけに、メディアでもたくさん取り上げてもらえたの。リオ・パラリンピックの時も、私より成績がずっと上の人に比べてもメディア露出が多かったけど、そのことに引け目を感じて、結果も出ないのに取材だけされる自分がかっこ悪いと思ってたん。

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